大戦乱群蟲三国志奪還戦　第7ターン結果

（→開始時の状況）

●⑳断片の王『昭烈帝・劉備』
「くっ、諸葛亮の野郎、何が無敵の石兵八陣だ。途中で効果が切れたら意味が無いだろう！」
　ディアボロスが成都に乗り込んできた当初、蟲将達は残留効果を消失させられたディアボロス相手に無双を気取っていた。
　だが、諸葛亮の死により、情勢は大きく傾いた。
　残留効果の力……最終人類史における本来の戦闘能力を取り戻したディアボロス達の力は、蟲将を圧倒していた。

　石兵八陣の効果が消え去った成都の戦場では、ディアボロスは、これを好機とばかりに本領を発揮して暴れまくる。
　逆に、弱体化したディアボロスの動きに慣れ始めていた、蜀軍の蟲将は、その動きについていけずに、次々と撃破されているのだ。
　石兵八陣の消失は、図らずも、強力な奇襲効果をもたらしていた。
　桜・姫恋(g03043)や不知火・紘希(g04512)をはじめとしたディアボロスにより、多くの蟲将達が次々に地に倒れていく。

「チッ……俺は、断片の王『昭烈帝・劉備』だぞ。なぜ、ディアボロス如きに……！」
　怒りの感情もあらわに劉備は、雌雄一対の剣を振るうのだが、今のディアボロスには、なかなか致命的なダメージを与えられない。
　逆に、かすりもしなかったような攻撃が、的確に劉備へのダメージを積み重ねていく。
　だが、その痛みに我にかえったかのように彼は呟く。
「……いや、ディアボロス如きだと？　いつから俺はそんな偉くなった？
　断片の王になったからって、何も終わっちゃいないってのによ」
　孫権、曹操の死により、棚ぼたで大戦乱群蟲三国志における争いの勝者となり、断片の王となった瞬間、劉備は大きく力を増した。だが、その力を得たことと一時の勝利が、彼の持ち合わせていた慎重さや狡猾さを損なっているのを、彼自身、理解していなかったのかもしれない。
　そして、
「劉備、もうわかってるでしょ、あなたの勝ち目はないって！」
　シル・ウィンディア(g01415)が前方に展開させた六芒星から放たれる強烈な魔力に、劉備は思わず足をすくませてしまった。
　そして、足をすくませた自分に腹を立てるように「くそったれ！」と吐き捨てると、ディアボロスから逃れるように後退していく。
　大戦乱群蟲三国志の断片の王『昭烈帝・劉備』の滅びは、すぐ、そこまで迫っていた……。

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→有力敵一覧
→⑨『五将軍』張郃（有力敵HP596261→148645 / 敵残存率62%→53%）
→⑪張飛（有力敵HP2612993→311035 / 敵残存率64%→10%）
→⑯前軍師・征西大将軍『魏延』（有力敵HP2018795→2013265 / 敵残存率98%→98%）
→⑳断片の王『昭烈帝・劉備』（有力敵HP3597626→1815288 / 敵残存率100%→10%）
→㉑趙雲（有力敵HP2169720→2126395 / 敵残存率95%→92%）
→㉓アルタン・ウルク（有力敵HP4290609→3603838 / 敵残存率10%→10%）
→重傷復活者一覧