【資料】強運の加護
明日葉・悠雅 2024年10月26日
過去の依頼より強運の加護がどのように発動しているかをまとめた
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明日葉・悠雅 2024年10月26日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=149
その『幸運』を信じ、波に身を任せる由比。どうやら、彼女自身は泳ぎが苦手のようだ。しかし、『幸運』の影響もあり、不格好ながらも溺れる事なく、波に揺られる事が出来た。
明日葉・悠雅 2024年10月26日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=152
「(脱出艇のひとつやふたつぐらいあるはず)」
あるよね? あってくれ! そんな歩の祈りが天に通じたのか、果たして探査船の船尾には数席のボートが用意されているのだった。
さらに世界を揺るがす超常の力(パラドクス)は因果を捻じ曲げ、背後から深々と刺さった偃月刀が支えになって、本来ならばその体を切り裂いた筈の、ガーゴイルガンナーの最期の一撃を届かせないという幸運をレリアに与えた。
明日葉・悠雅 2024年10月26日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=321
強運の加護があったのか、ほどなく啓吾は船内を哨戒中のソードメイデンの姿を発見した。幸いなことに、相手はまだ啓吾には気付いていない。
明日葉・悠雅 2024年10月26日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=352
急いで近くの船室へと飛び込み、息をひそめる。良かった、誰もいない。足音はこちらへと近づき、そして遠く離れていった。
足音が消えてからほっと息をついて改めて室内を見てみると、運がいい事に点検や修理などの機材を管理する部屋のようだった。ここなら見取り図を見つける事ができるだろう。
明日葉・悠雅 2024年10月27日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=236
一向に戻って来る気配を見せないレオへと振り返り、悠日理は気付く。ゴミ箱を確かめていたはずのレオは、いつの間にか汚れた富士山のペナントを掲げていて。かれの先には鷹の木彫りが鎮座している。いずれもかつてこの街に住んでいた人の物だろう。
悠日理たちが目撃したのは、そんな一富士、二鷹――。
「チュ?」
三鼠。
縁起物でも何でもない魔導具のとぼけた鳴き声めがけて、惺音とユキミが別々の方角へ駆け出す。塀に沿って逃亡を試みるネズミを、塀の上からユキミが追いかける。そして惺音はひび割れた道路をひた走り、やがて魔導具を飛び越えた。
明日葉・悠雅 2024年11月20日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=50
「噂? ……どんな噂だよ?」
戦いの音に震えながらも問いかけるその男に、ワルゼロムが。
「港区のアークデーモンは我等ディアボロスによって鎮圧されつつある。そう噂を流して欲しいのだ。頼めるか?」
「? ディアボロス? ま、まああのアークデーモン達を倒してくれるってんなら、良いけれどよ」
ぶつぶつと不審げに首を傾げながらも、その噂を広めるべく銃声の反対側のビル街の外へと向かう彼等を見送り、ワルゼロムがふむ、と頷く。
(「此度は幸運にも上手くいったが……どうやら、嘗てディアボロス達がこの地を拠点としていた歴史は、クロノヴェーダによって改竄されている様だな」)
そう胸中で呟くワルゼロムの背筋を、冷たい汗が滴り落ちた。
「まあ、今回は運よく噂を流すことができマシタカラ、良いのデハ?」
明日葉・悠雅 2024年11月20日
尚、周囲には大型車両やコンテナの残骸によるバリケード。
いずれも他の進路を防ぐために、と待ち伏せをする間にローゼマリーが仕掛けたものだ。
結果として天使の軍勢は、亜樹達とワルゼロム達が其々に隠れているビルの真ん中からしか目的地に向かうことは出来なくなっている。
(「意外と、上手く行くものデスネー」)
とローゼマリーが内心で思うその間に。
「さて……そろそろ良い感じにやってきたかな?」
はかりのパラドクスの支援によって空中を漂う禊が口の端に笑みを浮かべて。
明日葉・悠雅 2024年11月20日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=111
それを目にやりながらも、追いかけようとした敵の目の前に夏深が立ちふさがる。
「おや。このカフカを置いてどこに行くつもりで? さっきのぼっちの鬱憤、晴らさせていただきますよ!」
別にぼっちだったのは敵のせいではないのだけれども、高らかに夏深はそう宣言して扇を広げる。
「何を……!」
「ふん!!」
鋭い眼光を夏深は回避する。逃れられたのは完全に運である。周囲が黄金に輝き、幸運の籠を夏深たちに与えているのだ。
明日葉・悠雅 2024年11月20日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=200
そして事実、大天使ショディー達が累々子を助けるべくワラワラと寄ってきていた。
「怪我をしてしまって……助けてください天使様……」
可能な限りか弱い少女を装いながら累々子はこの後のプランを頭の中で再確認する。
本日の大天使による侵攻が既に港区で噂になっていること、アークデーモンが迎撃のため周囲に少数展開しているとの誤情報を流し、案内を申し出て引っ張り回す。
これさえできれば、かなりの足止めが可能になるはずだ。
「……確認。健康体」
「疑問を提示。骨にも異常なし」
「かかったなアホが!」
気付かれた。それを悟った累々子が即座に身を翻して逃げ出す。
「あはは、一度言ってみたかった!」
状況を完全に把握しきれず停止したままのショディー達をそのままに累々子は見事逃げおおせるのだった。
明日葉・悠雅 2024年11月20日
街路樹や茂みの中、噴水の中、魔術的な痕跡がないか……2人はしっかりと探していく。
「天使を強化する物品ですもの、何らかの魔術的な力を持っていてもおかしく無い筈。クリスタルような宝石なら尚更ね。勿論、偽装処理が施されているかもしれないけれど……」
しかし、見つからない。焦りながらも2人は飛び、そして……梓が、ふと「それ」に気付く。
「……あれは?」
イタリアンレストラン。半地下に作られたソレは瓦礫に埋もれかけて見えにくくなっていたが……人間1人が通れそうなくらいはあった。
慌てて戻り全員でその場に向かい、瓦礫をどけて。
中に入っていくと、物資の類が持ち出されてはいるものの装飾品の類などは残されているのが分かった。
明日葉・悠雅 2024年11月21日
https://tw7.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=9144
それを勝機に、リゲルと羽鳥が同時に攻撃を仕掛ける。羽鳥の多数の銃弾と砲撃がイールガイズに打ち込まれ、それを白波が飲み込む。
「ぬめぬめぇ!」
それに抗おうと、うねうね続けるイールガイズ。
「もう終わりだぜ」
しかし、そんな吸い込みに巻き込まれ、漂流物が飛来しイールガイズを白波の口の中へと幸運にも押し込んでいく。
「まあ、俺様はクロノヴェーダを食える身体じゃないからね、ははは!」
最後にリゲルの笑い声が響くと共に、戦場は静かになる……。イールガイズの殲滅に成功したのだった。