リプレイ
築土・游
【築土家】
エラと一緒作ったお弁当を持ってお花見に
菖蒲池がおすすめらしいしそこで花見弁当にしようか♪
右手で弁当が詰まったバッグを持って左手で彼女の手を握って
オレが作れたのは唐揚げぐらいだけど、いっぱい詰めたタッパーをを広げて
はい、エラ♪あーん♪
すごく幸せそうに彼女の口に唐揚げを運んで
美味しいかな♪少し多く作りすぎたかな♪
差し出された料理を頬張って
エラのお料理はいつも美味しいね♪
にこにこと、この幸せを噛み締めて。
はらはらと空に舞っていく桜の花びらをひとつ手にとって
エラの髪みたいにキレイだね♪
毎日満開の桜を見られるオレは幸せものだ♪
人目も憚らず彼女を抱き寄せて
大好きだよ、エラ♪
桜にしては真っ赤かな♪
エラ・パーカー
【築土家】
游くんと一緒にお弁当作ってお花見へ
うん、そうしよ♪
右手でピクニックシートを持って、左手で游くんの手を握るの
エラはおにぎりや卵焼き、お弁当の定番を詰めたお弁当箱を広げて
あー…んっ♪
…おいしい!
幸せそうにもぐもぐと味わって
游くんどんどんお料理お上手になっていくね、と感嘆するの
游くんにもあーんとお返ししつつ、桜を楽しみ
花弁を取りながらの言葉に赤面しちゃう
桜も、一等愛しい人の為に咲けて幸せなの
抱き寄せられて肩口にすりすりと甘えながらそう返して
エラも、游くんのこと大好き…♪
…もう、游くんったら!
赤いのは游くんのせいなのっ
照れ隠しにそっぽを向きながらも、愛しい瑠璃色の隣で咲き続けるの
目的地の公園に向かう中野通りだって、満開に咲いた桜のアーチになっていて。
ふわりと踏みしめるたびに小さく舞う花弁。そんな足元は春色が降り積もった桜の絨毯。
今日の目的はそう、楽しみにしていたお花見。
いや、一応、目一杯楽しんで敵の目を欺くというお仕事でもあるのだけれど。
「菖蒲池がおすすめらしいしそこで花見弁当にしようか♪」
そう提案する築土・游(アトミックハーツ(発売中)・g00727)の右手のバッグに詰まっているのは、一緒に作った弁当が。
そして左手で包み込むように握っているのは、彼女の小さくて柔らかい手。
エラ・パーカー(cân serch o morganite・g03253)も、彼の提案にこくりと頷いて返して。
「うん、そうしよ♪」
右手に持っているのはお花見の必需品のピクニックシート、そして左手で游の手をぎゅっ。
そんな仲睦まじく、賑やかな広場の奥にある菖蒲池までやってくれば。
心躍らせながらもエラが広げるのは、ピクニックシートとお弁当。
おにぎりや卵焼き、お弁当の定番を詰めたお弁当箱を取り出しては並べて。
そして游が取り出したタッパーの中身は。
(「オレが作れたのは唐揚げぐらいだけど」)
ぎゅぎゅっといっぱい詰めて持ってきた、作った唐揚げ。
早速、それをひとつ。
「はい、エラ♪ あーん♪」
彼女の口にあーんと運んであげながらも、幸せ気分も満開。
そんなすごく幸せそうに游から唐揚げを差し出されれば、勿論エラも。
「あー……んっ♪ ……おいしい!」
瞬間、ぱあっと笑顔が思わず綻び咲いちゃう。
大好きな彼にあーんしてもらった、特別な唐揚げの美味しさに。
そして、もぐもぐとじっくり味わいながらも。
「美味しいかな♪ 少し多く作りすぎたかな♪」
……どうかな? なんて。
自分をじいと見つめる游に、エラは感嘆と共に言の葉を返す。
「游くんどんどんお料理お上手になっていくね」
それから、並ぶたくさんのおかずからひとつ。
「游くん、あーん♪」
美味しい唐揚げのお礼にお返しするのは、甘い玉子焼きのあーん。
游も、あーんと口を開けて――はむりっ。
「エラのお料理はいつも美味しいね♪」
にこにこと噛みしめるのは、いつだって美味しい奥さんの味とこの幸せ。
それからふと游は、はらはらと空に舞っていく桜のひとひらをひとつ、手の中に招いて。
「エラの髪みたいにキレイだね♪」
そして再び満開に咲かせた笑顔で続ける。
……毎日満開の桜を見られるオレは幸せものだ♪ って。
そんな花弁を手に取る彼が紡いだ耳を擽るような言の葉に、思わずほわりと赤面しちゃうけれど。
エラもぴたりと身体を寄り添わせれば。
「桜も、一等愛しい人の為に咲けて幸せなの」
人目も憚らずぎゅうと抱き寄せられて、肩口にすりすりと甘えながらそう返すけれど。
「大好きだよ、エラ♪」
そう告げられた声に、もっとほっぺが熱く火照っちゃう。
そして、エラも。
「エラも、游くんのこと大好き……♪」
胸にいつだって咲いている想いを彼に告げ返すけれど。
エラは一瞬、モルガナイトの眸をぱちりとさせてしまう。
「桜にしては真っ赤かな♪」
そう楽しそうに自分を覗き込んで笑う彼の顔を見れば。
もっともっと、真っ赤に染まってしまって。
「……もう、游くんったら! 赤いのは游くんのせいなのっ」
ぷい、とそっぽを向くのは勿論、照れ隠し。
巡り来た、この春の季節にだけ咲く桜の下――今日もエラはいつも通り。
愛しい瑠璃色の隣で、美しく咲き続けながらも。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
水脈・裕丞
いやぁ、たまには外に出て見るものだね。新宿島に来て以来書庫に篭りきりだったからねぇ。読む本読む本新鮮でね。なぜそう感じるのがなぜかなんて考える気すら浮かばない…さて、いつも本の友は茶なのだけど。たまには酒もいいだろう。花見酒だ。なに、今日はそう言う依頼だろう?存分に楽しもう。
はらり、ひらりと舞い降る桜花弁たちが、ひとひらずつ気紛れに踊るように。
いつもは本の大海を泳ぐ魚も、気が向いたのが、ゆうらりふらり。
「いやぁ、たまには外に出て見るものだね」
……新宿島に来て以来書庫に篭りきりだったからねぇ、と。
水脈・裕丞(書架泳ぐ魚・g09411)は、天気の良い春の陽光の眩さに瞳を細めながらも。
ふと首を傾けつつ、久方ぶりに出た外にいつの間にか巡って来ていた春の風景を眺める。
いや、書庫という海は、どこまでも深く広くて。
そして泳いだはずの頁のことをすっかりどこかに忘れてしまったから。
「読む本読む本新鮮でね。なぜそう感じるのがなぜかなんて考える気すら浮かばない……」
それが識っていたのか初めて触れるものなのかはわからないけれど……どっぷりとこれまでただひたすら、本の世界に没頭していたのだ。
何故捲ったはずの頁が白紙になってしまったのか、考える時間も勿体なくて。
そんな、気が向いて書庫から久々に出てきた裕丞であるが。
勿論、傍らに抱えるのは、本。
たまには本に囲まれた中ではなく、桜咲く下で活字を追うのもまた、きっと乙だろうし。
「……さて、いつも本の友は茶なのだけど」
表紙を開くその景色だけでなく、用意した本の友も、いつもとはちょっぴり趣向を変えてみる。
そう、やはり花見といえばこれ。
「たまには酒もいいだろう。花見酒だ」
春という季節と満開の桜、頁に踊る活字、そして美味な酒――そんな春の読書のひとときに、ほろ酔いになるのも悪くない。
それに、本という知識の海や花見酒に酔い痴れ溺れる……その姿はどこから見ても、一風変わった本好きなただの花見客にしか見えないだろうから。
「なに、今日はそう言う依頼だろう?」
裕丞はより読書に最適な場所を求めて、満開桜咲く公園をふらりと歩みゆく……存分に楽しもう、って。
大成功🔵🔵🔵
効果1【迷宮化】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
ヴァルネラ・ドゥーン
連携・アドリブ歓迎
念の為調べてみましたけど、3倍返しって、豊かな時代に流行った……流行らせた?方針なんですね
とことん調べたら夢がなくなりそうなので途中でやめました
夢や喜びを利用するクロノヴェーダは速やかに倒す。理由はそれで充分です。
後々の為を考えつつ、背景のように目立たず溶け込み黒子に徹しましょう
近場で花見弁当を買って、菖蒲池の風景を堪能します
広場の奥の道を通るときに、周辺の地形や戦いやすさ、他のディアボロスの方をフォローする位置取りとかも、それとなくチェックしておけますからね
あとは英気を養う為、絶景を前に花見弁当を食べてまったり過ごします
この公園を好きになった分、ますます力も湧いてきそうです
――バレンタインデーのお返しは、3倍返し。
そんな風習の謂れや起源は、一体どのようなものだったのだろうかと。
念の為にと調べてみた、ヴァルネラ・ドゥーン(人間のレジスタンス諜報員・g09339)であったけれど。
「3倍返しって、豊かな時代に流行った……流行らせた? 方針なんですね」
度量が大きな素敵な人が、気前良く相手に豪勢なお返しする……ようなものかと思いきや。
大人の事情というものが見え隠れするような事情が、何だかちらちら。
さらに突き詰めて調べてみることも、できたのだけれど。
(「とことん調べたら夢がなくなりそうなので途中でやめました」)
せめて少しでも夢を見させて欲しい……。
そんな思いから、そっと調べるのを止めてみたヴァルネラ。
そしてただでさえ、夢がなくなりそうになってしまうところだったのに。
クロノヴェーダが求めるエネルギー3倍返しは、決して許せない所業。
だからヴァルネラは、桜舞う『哲学堂公園』へと足を向けるのだ。
「夢や喜びを利用するクロノヴェーダは速やかに倒す」
大人の事情とかなどはさておき――理由はそれで充分です、と。
それから、見頃を迎えた桜咲く公園の風景を、ヴァルネラは改めて見回してみてから。
近場で買った花見弁当片手に、賑やかな広場の奥にある菖蒲池と桜の風景を堪能する。
それは一見すると、桜を楽しんでいる花見客に見えるかもしれないが。
(「後々の為を考えつつ、背景のように目立たず溶け込み黒子に徹しましょう」)
ひっそり潜り込んでことを運ぶのは、ヴァルネラの元々のスタイル。
広場の奥の道を通る時にも、それとなくチェックしておく。
周辺の地形や戦いやすさや、他の仲間をフォローする位置取り……等々。
よく観察し、頭でイメージしてみつつも。
でもやはり折角来たのだから、純粋に桜も楽しんで、英気を養う為に。
座って落ち着いた後、帽子に降り積もった花弁をそっと払ってから、ちょっぴりわくわく花見弁当をぱかりと開いて。
美味しそうな春の彩り咲くおかずを、はむり。
おなかを満たしつつも、まったりとひとときを過ごす。
桜も満開で綺麗だし、ディープな印象の中野区らしい変わった建物も多い、見所満載な公園。
ヴァルネラはそんな哲学堂公園で花見を楽しみながらも漲る感覚をおぼえる――ますます力も湧いてきそうです、って。
そしてそう感じる理由も分かっているのだ。
だって……訪れたこの公園のことが、好きになったのだから。
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
エリル・ウィスタリア
【ミント】
さくら、さくら、とても儚くて綺麗なお花。
私の大好きなお花。皆で見に行くの楽しみ。
ゆっくり見る機会があるのは素敵な事なの。
…ところで、弟に持たせた大量の荷物はなぁに?
桜が一段とよく見える場所にシートを敷いて、弟が持っていた荷物を広げて…え、まさかこれ全員お花見弁当だったの。
大人数とはいえ、随分…(麻緒を見る)あっ。
お弁当すごく美味しい。
やっぱりマスターと翠のご飯は最高なのよ。
それをこんな素敵な景色で見れるなんてすごく贅沢。
…お弁当減るの早くないかしら?
写真は私も撮るの。
あ、あとでアートにするなら花弁拾っておくわね。
集めて拾って、何にしようかしら。考えるの楽しいかもしれないわ。
三苫・麻緒
【ミント】
春と言ったらお花見は外せないよねー
…ちょっと、誰か私は花より団子とか言った!?
たしかに外でのんびり食べるお弁当がおいしい季節でもあるけれどさぁ!
今回は真面目にお花見するつもりだからね
一応迷子が出ないように気をつけるよ
折角だし、桜とみんなの様子をスマホで沢山写真も撮っちゃおうかなー
写真に残せば他の人と共有するのも後で見返すのも簡単だしね
頭に桜を被ってバイカラーになったけだまもアップで撮っちゃえ
桜と藤とで飾られてかわいいねー(連写)
…お弁当はお腹いっぱい食べるよ
だってわざわざ花見弁当を用意してくれたんだよ!?
食べなきゃ申し訳ないじゃん!すごくおいしいです(おにぎり両手持ち)!!
五百雀・翠
【ミント】
春と言えばお花見。
飲んで騒いで飯を食いつつ綺麗な花を愛でる。なぁんて風習が日本にはあるんだぜ?
まあ、花より団子なんて言葉もあるんだけど。
弟人形に持たせた荷物は皆と暮らしている喫茶店のマスターと頑張って作った花見弁当。
ちょっと多いって?いやあ…多分足りねえだろ。
デザートも一応あるんだよ。桜祭り用に考案したやつ。
のんびり弁当を食いながらはしゃいでる皆を見る。
うまい飯と綺麗な花、気心知れた仲間たちとのんびり花見をしてると平和だなって思っちまうな。
俺も皆の写真撮っておこう。
欲しいならあとでやるよ。
花弁集めてどうしたって、思い出にほしい?
なら押し花はどうだ?帰ったらやり方教えてやるよ。
枸橘・蕙
【ミント】
すげー!あっちもこっちも桜でたくさんだ!
なあなあ、はやくいこーぜ!たくさんの桜がおれたちを待っているー!
ついでに、おべんと箱につめたご飯も待ってるぜ!
あ、おれは水筒たんとーだから、おべんと箱はまかせた(さむずあっぷ)
ちゃんとみんなと一緒にいて、迷子にならないよーにお花見だぜ
絵とかにする前に、まずはおれたちが楽しむのが先だもんな
ぽかぽかのお日さまと、きれーな桜。みんなニコニコでさいこーじゃん?
でもおれ、あんまり上みてねーから、あとで写真ちょーだい!
おべんとがおいしすぎるのがよくないんだ、手がとまらねーしやめられない!
きれーなところで、みんなでワイワイごはん食べるの、すっげー楽しいしな
葉古森・莱
【ミント】
温かくなってきたし、お花を理由にお出かけがしやすい季節だよね
でも麻緒さんは花より団子じゃ…ななな何も言ってないよぉ!!
あ、こらけだま、お弁当つまみ食いしようとしちゃだめ!それはみんなの分!
すごい、山の中でもないのにこんなに桜が咲いてる…!
全部さくら色に染まってるよ…
桜が咲いている上ばかりに夢中になって、転んだり誰かにぶつかったりしないように気をつけないとだね
けだまはぼくの頭の上にいるの?
…あ、麻緒さん、けだまの写真はぼくも見たい!
マスターと翠さんが作ってくれたお弁当もすごく楽しみ
いつもより少しだけぜいたくしている気分かも
ふふ、手が止まらないのはお弁当のせい
蕙くんの言う通りかも
今年も巡って来た春が今、満開に咲き綻んでいる。
くるりとじゃれてくるように降る花弁に、耳と尻尾をぴこぴこゆらゆらさせながらも。
「すげー! あっちもこっちも桜でたくさんだ!」
いんすぴれいしょんも刺激されるような一面の桜色に、枸橘・蕙(そらを描く・g02980)がはしゃぐように言えば。
――さくら、さくら、とても儚くて綺麗なお花。
「私の大好きなお花。皆で見に行くの楽しみ」
エリル・ウィスタリア(雪を待つ花・g00912)もふんわりと優しげに微笑みを咲かせて。
「温かくなってきたし、お花を理由にお出かけがしやすい季節だよね」
「ゆっくり見る機会があるのは素敵な事なの」
葉古森・莱(迷わし鳥・g04625)と一緒に、こくりと頷き合う。
そうほんわり桜の風景を眺め歩くふたりを、逸るように蕙は手招いて。
「なあなあ、はやくいこーぜ! たくさんの桜がおれたちを待っているー!」
いざ向かうは、中野区のお花見の名所――『哲学堂公園』。
そして蕙に続いて桜の絨毯をふわり歩きながらも、ふとエリルは傍らの弟を見てこてりと首を傾ける。
「……ところで、弟に持たせた大量の荷物はなぁに?」
何だかすごい量の荷物を持っている姿に。
そう、だって今回はただの春のお散歩ではないのです。
「春と言えばお花見。飲んで騒いで飯を食いつつ綺麗な花を愛でる。なぁんて風習が日本にはあるんだぜ?」
「春と言ったらお花見は外せないよねー」
皆でわいわいと桜を眺めながら、美味しいごはんを食べる――お花見ですから!
そして、五百雀・翠(夕月夜・g03977)の言葉に、うんうんと頷いて続いた三苫・麻緒(ミント☆ソウル・g01206)に。
ちらりと目を向けた莱は、思わずぼそり。
「でも麻緒さんは花より団子じゃ……」
「……ちょっと、誰か私は花より団子とか言った!?」
「……ななな何も言ってないよぉ!!」
そして返って来た声に、お耳をぴんっ。慌ててふるふる首を振る莱だけれど。
「たしかに外でのんびり食べるお弁当がおいしい季節でもあるけれどさぁ!」
花より団子なことは決して否定しない麻緒。
いや、麻緒だけではありません。
「あ、おれは水筒たんとーだから、おべんと箱はまかせた」
そうびしっとさむずあっぷする蕙もわくわく。
……ついでに、おべんと箱につめたご飯も待ってるぜ! って。
そんな様子を見遣り、翠はお花見の説明にこうも付け加えておく。
「まあ、花より団子なんて言葉もあるんだけど」
そんな団子は超大事ですけれど、でも勿論、花の方も楽しみます!
通ってきた中野通りの桜のトンネルも見事だったけれど。
「すごい、山の中でもないのにこんなに桜が咲いてる……! 全部さくら色に染まってるよ……」
哲学堂公園に咲く満開の桜たちに、思わず声を上げる莱。
でもすぐに、きりっと気を取り直してから。
「桜が咲いている上ばかりに夢中になって、転んだり誰かにぶつかったりしないように気をつけないとだね」
「今回は真面目にお花見するつもりだからね。一応迷子が出ないように気をつけるよ」
莱の言葉に、麻緒も皆が逸れて迷子にならないよう気を配って。
「ちゃんとみんなと一緒にいて、迷子にならないよーにお花見だぜ。絵とかにする前に、まずはおれたちが楽しむのが先だもんな」
蕙もこくりと続きつつ、皆の横にタタッと並んで、桜色の春空を見上げる。
……ぽかぽかのお日さまと、きれーな桜。みんなニコニコでさいこーじゃん? って。
そんな満開に花に花開いた桜とにこにこ笑顔を咲かせる皆へと、スマートフォンを向けてから。
「折角だし、桜とみんなの様子をスマホで沢山写真も撮っちゃおうかなー。写真に残せば他の人と共有するのも後で見返すのも簡単だしね」
そう麻緒がぱしゃぱしゃぱしゃっと連写するのは、莱の頭……?
いえ、莱の頭、ではあるのだけれど。
「頭に桜を被ってバイカラーになったけだまもアップで撮っちゃえ」
「けだまはぼくの頭の上にいるの?」
そう麻緒の声に、こてりと首を傾ける莱であったが。
「桜と藤とで飾られてかわいいねー」
「……あ、麻緒さん、けだまの写真はぼくも見たい!」
お花見ショットは全部、あとでみんなで共有です。
それから楽しく公園内をきゃっきゃ歩いて、それからばさりとシートを敷く。
桜が一段とよく見える場所を見つけて。
それからエリルは、弟が持っていた荷物を広げるのだけれど。
「……え、まさかこれ全部お花見弁当だったの」
謎の大荷物の中身が判明し、その量に瞳をぱちくり。
――でも。
「大人数とはいえ、随分……」
「ちょっと多いって? いやあ……多分足りねえだろ」
そう言った翠の視線を追えば……あっ、と声を上げるエリル。
「……お弁当はお腹いっぱい食べるよ。だってわざわざ花見弁当を用意してくれたんだよ!?」
――食べなきゃ申し訳ないじゃん!
ぐぐっと気合十分な、麻緒を見つめて。
でも、麻緒が食べる気満々なのも納得。
翠が弟人形に持たせた花見弁当は。
「マスターと翠さんが作ってくれたお弁当もすごく楽しみ」
皆と暮らしている喫茶店のマスターと翠が頑張って作ったものだから。
そしてそわりとしながら、莱は……いつもより少しだけぜいたくしている気分かも、とわくわくするけれど。
自分の頭の上から刹那、ぴょこりっ。
「あ、こらけだま、お弁当つまみ食いしようとしちゃだめ! それはみんなの分!」
もきゅっと一足先に花見弁当を食べようとするけだまを慌てて止めてから。
けだまも待ちきれないようだから早速、皆で揃って――いただきます!
はむりと桜型の玉子焼きをひとつ、口に運んでみたエリルは。
「お弁当すごく美味しい。やっぱりマスターと翠のご飯は最高なのよ」
……それをこんな素敵な景色で見れるなんてすごく贅沢、って。
ほわりと咲かせた笑みを零して。
「デザートも一応あるんだよ。桜祭り用に考案したやつ」
翠はのんびり弁当を食べながらも、桜花弁でいつの間にか飾られたふかふかの尻尾をゆうらり。
マスターと作った花見弁当を美味しそうに食べる皆を見て思う。
(「うまい飯と綺麗な花、気心知れた仲間たちとのんびり花見をしてると、平和だなって思っちまうな」)
だから花見の様子に、レンズを向けて。
……俺も皆の写真撮っておこう。
そうぱしゃり、シャッターを切れば。
「あとで写真ちょーだい!」
蕙は翠へとそうお願いを……おれ、あんまり上みてねーから、って。
でも、それも仕方がありません……?
「おべんとがおいしすぎるのがよくないんだ、手がとまらねーしやめられない!」
「ふふ、蕙くんの言う通りかも」
蕙に同意する様に、莱もお耳をぴこぴこ大きく頷く。
そう――手が止まらないのはお弁当のせい……!
「すごくおいしいです!!」
おにぎり二刀流状態の麻緒が力いっぱい言えば、何だかとても説得力ある気がします。
「欲しいならあとでやるよ」
「写真は私も撮るの」
両手が美味しいものでずっと塞がっているだろう面々のかわりに、翠と一緒にエリルはぱしゃりとシャッターを切るけれど。
ひらりと、目の前に降ってきたひとひらをふとその手に招いて。
「あ、あとでアートにするなら花弁拾っておくのよ」
「花弁集めてどうしたって、思い出にほしい?」
「集めて拾って、何にしようかしら」
花弁をそっとつかまえて、ふと考えてみるエリルに、翠はこんな提案を。
「なら押し花はどうだ? 帰ったらやり方教えてやるよ」
「押し花もいいかもしれないわ」
そう一緒に考える時間もまた、楽しくて。
「きれーなところで、みんなでワイワイごはん食べるの、すっげー楽しいしな」
「すごくおいしくてたのしいです!!」
やっぱり上を見る余裕なんてない蕙と、今度は花見団子両手持ちの麻緒の姿を見遣ってから。
エリルは満開桜の下、もう一度首を傾けるのだった。
……お弁当減るの早くないかしら? って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV4になった!
【託されし願い】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【グロリアス】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
アイン・トロイメライ
【双子雪】
アドリブ歓迎
双子の妹のメル、友人のリヴィアさんと
(仕方ないとはいえクロノヴェーダが「来る」とわかっている場所でお花見なんて妙な気分ね…)
もちろん、口には出さない
わかっていますとも
今回のメインはお茶会ではなくお弁当
なので食事に合わせて飲みやすい焙じ茶を持って来たわ
わたしはよく紅茶を嗜んでいるから意外に映るかもだけど、紅茶も日本茶も原材料を辿ると実は大して違わないからね
大きめの魔法瓶に入れてあるからおかわりはお好きにどうぞ
メルの手料理は絶品なのよ
リヴィアさんもわざわざありがとう
楽しんでもらえてるかしら?
そんなの有り得ないとわかっているけど
こんな時間がずっと続けばいいのにって思ってしまうわ
リヴィア・メルビル
【双子雪】
アドリブ歓迎
友人のアインさん、その妹のメルさんと共に
敵が来る。のは。そうだけれど。
こんなにも。桜が綺麗だから。
今、この時は。みんなで楽しみたい。
……それがきっと。この空っぽな心を。満たしてくれるはずだから。
アインさんたちが。お弁当もお茶も。用意してくれるから。
……せっかくだから。お菓子。持っていこうかな。
定番なのは。桜餅だけれど。お団子とかも。いいかも。
花より団子……じゃ。ないけれど。きっと。合うと思う。
私も料理はするけれど。メルさん。すごく上手。
二人とお花見するの。とっても楽しい。
心が穏やかになって。温かくなって。
……誘ってくれて。ありがとう。
メルクーア・ヴァンデルン
【双子雪】
呼び方
アイン=お姉様
リヴィア=リヴィア様
敵が来る事を認識していますが、皆様でお花見をするようなので
桜に合うように和食である御節料理(豪華)を作ってきました。
作りすぎでしょうか?でも頼まれると頑張りたくなります。
デザートもありますが和に合うように、桜プリンもご用意。
セリフはお任せします。
はらりひらりと青空に桜花弁たちが舞う、まさにお花見日和。
通って来た中野通りには、見事に咲いた満開の桜が春色のアーチを作って、踏みしめ歩くのはピンク色の絨毯。
そんな一面春爛漫な彩り溢れる中を歩きながらも。
(「仕方ないとはいえクロノヴェーダが「来る」とわかっている場所でお花見なんて妙な気分ね……」)
やって来た『哲学堂公園』で、アイン・トロイメライ(子どもの夢でさようなら・g00491)はそう思うけれど。
勿論、口には出さずに、尻尾をゆうらり揺らすだけ。
……わかっていますとも、って。
中野区の桜の名所であるこの公園で、お花見を楽しむ。
これもれっきとしたディアボロスの任務なのである。
敵に怪しまれないように花見客を装い、そしてのこのこやって来た敵を撃破するという立派な作戦なのだ。
だからそのために、目一杯花見を楽しむ必要があるし。
(「敵が来る。のは。そうだけれど。今、この時は。みんなで楽しみたい」)
リヴィア・メルビル(虚の大鯨・g00639)はふと見上げた赤の瞳にも、桜花弁をひらひら降らせながら。
くるりと目の前に舞い降ってきた花弁をそっと掌の中に招き入れつつも思う。
(「……それがきっと。この空っぽな心を。満たしてくれるはずだから」)
だって――こんなにも。桜が綺麗だから。って。
メルクーア・ヴァンデルン(大切な刻は二度ともどらない・g00643)も、勿論認識はしている。
この場所に敵が現れることは。
でも、皆でお花見をこれからすることも、わかっているから。
お花見に最適な場所を、ふたりと共にきょろりと探して。
満開に咲き誇る大きな桜の木を下の特等席で、花見にはかかせないお弁当を広げる。
「桜に合うように和食である御節料理を作ってきました」
豪勢なおかずが満開に咲き誇る、大きな重箱を。
御節の定番である甘やかな栗きんとんや伊達巻に煮物、そして春らしい桜鯛の焼き物、紅白の蒲鉾は桜型に。
他にも豪華で華やかな料理がぎっしり。
そしてずらりと重箱を広げて並べながらも、メルクーアは首を傾けてこてり。
「作りすぎでしょうか?」
けれど、それも仕方がない。
だって、頼まれるといっぱい頑張りたくなったのだから。
そしてアインが用意してきたのは、妹手製のお花見御節にぴったりな飲み物。
いつものお茶会であれば紅茶を淹れるところなのだけれど。
今回のメインは和食なお弁当であるから。
「わたしは食事に合わせて飲みやすい焙じ茶を持って来たわ」
そして、少し意外そうな視線を向けられれば、焙じ茶をふたりに注ぎながらもアインは続ける。
「わたしはよく紅茶を嗜んでいるから意外に映るかもだけど、紅茶も日本茶も原材料を辿ると実は大して違わないからね」
そんなあたたかい焙じ茶で、食事中は勿論。
その後も桜を眺めながらほっこりできるようにと。
「大きめの魔法瓶に入れてあるからおかわりはお好きにどうぞ」
沢山淹れてきたから、沢山飲んでも大丈夫。
そして、リヴィアも。
(「アインさんたちが。お弁当もお茶も。用意してくれるから」)
……せっかくだから。お菓子。持っていこうかな。
そう御節や焙じ茶と一緒に並べるのは、お花見らしいお菓子たち。
「定番なのは。桜餅だけれど。お団子とかも。いいかも」
――花より団子……じゃ。ないけれど。きっと。合うと思う。
なんて、串にささったお花見定番の三食団子と桜餅を持参して。
お弁当に飲み物、デザートまで揃えば――いただきます!
「メルの手料理は絶品なのよ」
はむりと自慢の妹が作った豪華な御節を口にしながらも。
そう尻尾を揺らすアインは、改めて華やかなシートの上を見回して。
「リヴィアさんもわざわざありがとう。楽しんでもらえてるかしら?」
「私も料理はするけれど。メルさん。すごく上手。アインさん。焙じ茶。いただきます」
「リヴィア様のデザートもありますが。お姉様の焙じ茶や、和に合うように、桜プリンもご用意しました」
満開に咲く桜の下、美味しいものをいっぱい食べてほこほこ。
春爛漫な景色の中でお茶やデザートまで満喫すれば。
「二人とお花見するの。とっても楽しい。心が穏やかになって。温かくなって」
リヴィアは、空っぽなはずの心にもほわりとあたたかな春が咲いたような気がして。
ふたりをくるりと見て紡ぐ……誘ってくれて。ありがとう。って。
そんなリヴィアの言葉に、アインは瞳を細めて返して。
妹と並んで、3人で一緒に余すことなくお花見を楽しむことにする。
(「そんなの有り得ないとわかっているけど」)
……こんな時間がずっと続けばいいのに、って。
そうそっと咲かせた思いを胸に――桜色のひとときを、まだもう少しだけ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】がLV2になった!
【使い魔使役】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
紀・雪名
【茶屋】 ※兄を「君」呼び
花見を楽しむ、それが春の醍醐味
そう、君を誘う口実なんていうのも嘘か本当か
どちらにしても、楽しみであるので花見に欠かせない酒を持ち込み
絶景を見るのもいいけど…と、
何処か静かな場所で君と桜酒を飲むため歩き回り
君が根を上げる頃を見計らって、適した場所で一服
持ち込んだ”白鬼”は式神が手ずから注いでくれるので酌が進む
桜散り、花弁舞う、そんな風情似合わないかい?
落ちた桜の花弁をうまく指先でつかめれば、いい土産になるだろう
壇・紀名
【茶屋】
今日とて、あいつの口車に乗せられて連れ出されたが
この頃は過ごしやすさもあるから、まあ悪い気はしない
散策だけかと思いきや、
あちらこちらを方方歩き回るのは勘弁してくれ
体力疲れというよりも、気疲れが半端ない
知ってか知らずか、酒を持ち出すのは悪くない
外だからと羽目を外さぬよう1杯だけ…まて、その量を飲むのか?
風情もへったくれもない量を飲む姿は呆れるほど
景色に免じて、今日ぐらいは好きにしろ。
今日とて、乗せられた口車――花見を楽しむ、それが春の醍醐味、と。
それでまた連れ出されることになった壇・紀名(夜叉・g08355)であるが。
(「そう、君を誘う口実なんていうのも嘘か本当か」)
結果、兄の連れ出しにまんまと成功した紀・雪名(雪鬼・g04376)は楽し気に藍の瞳を細める。
桜色の絨毯を踏みしめ歩むその足取りが軽いのは、嘘か本当か――どちらにしても、楽しみであることには違いないから。
そして持ち込んだ花見に欠かせない酒も勿論、春の醍醐味。
そんな嬉々として歩く雪名に連れられながらも、まあ悪い気はしないと、紀名は思う。
……この頃は過ごしやすさもあるから、と。
ということでやって来たのは、中野区の桜の名所『哲学堂公園』。
くるりと見回してみただけでも桜満開、見事な春の絶景が広がっているのだけれど。
「絶景を見るのもいいけど……」
君と桜酒を飲むために――なんて。
雪名が探すのは、何処か静かな場所。
そして、ひいらりゆらり、まるで気侭に舞降る桜花弁たちみたいに歩き回れば。
「あちらこちらを方方歩き回るのは勘弁してくれ」
散策だけかと思いきや、いつまでたっても落ち着く気配のない様子に、紀名はそう根を上げる。
いや、歩きまわることにへばったのでは決してなくて……体力疲れというよりも、気疲れが半端ない、と。
そんな言の葉のタイミングを見計らって、雪名は希望通り、静かに桜が観られそうな菖蒲池の傍でようやく一服。
紀名も気疲れからの溜息を落としながらも、すとんと座って。
嬉々と雪名が手にしたそれを見て思う。知ってか知らずか……酒を持ち出すのは悪くない、と。
けれど、いくら花見とはいえ、へべれけになるわけにはいかない場所。
だから、外だからと羽目を外さぬよう1杯だけ……。
「……まて、その量を飲むのか?」
持ち込んだ”白鬼”を式神から注いでもらえば、くいっと。
杯があけば、手ずから式神が注いでくれた酒をまた、くいくいっと。
そんな飲み方なものだから、酌も進む進む。
そして、風情もへったくれもない量の酒を飲む、そんな雪名の姿は呆れるほどなのだけれど。
向ける視線から察したのか。
「桜散り、花弁舞う、そんな風情似合わないかい?」
そうほわりと見つめ返されそう紡がれたその言の葉に、紀名はこう返す。
「……好きにしろ」
――景色に免じて、今日ぐらいは、と。
そんな声を聞けば、またもう一杯、くいっと酒を呷ってから。
ふたり花見に興じながらも、そっと雪名は舞い降るひとひらを指先で招いてみる。
ふわり楽し気な笑み咲かせて――落ちた桜の花弁をうまくつかめれば、いい土産になるだろう、なんて。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV2が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
有栖川宮・永遠
幼馴染で従者の悠(g02300)と参加
もう桜の季節ですか。哲学堂公園、一度じっくり回ってみたかったんですよ。悠、行きましょう!!
ああ、色々哲学的なオブジェが沢山あって実に見応えありますね。あ、転倒はしませんよ流石に。お弁当作ってきましたし、桜の木の下で食べましょう!!
まあ、卵焼きが焦げたり、煮しめが煮込みすぎたり色々失敗してますが、味には支障無いはず・・です!!
桜の木の下で花を愛でながらお弁当。戦いばかりの復讐者の日々ですが、こういう休息も重要ですよね、悠。
近衛・悠
幼馴染で主人の永遠(g00976)と参加
そうだな、地元なのに哲学堂公園は余り行った事なかったな。いい機会だ。桜を見るついでに回ってみよう。
ああ、哲学的な多くのオブジェは色々学ぶことが多い。まあ、永遠が常時転倒する訳じゃ無いことはわかってるさ。お、弁当か。
永遠の料理での失敗は慣れてるからな。見てくれは悪いが美味しいからな。この卵焼き美味しいぞ?
まあ、復讐者の戦闘は激化してるが、こういう休息も必要だよな。こうして桜を見ながらお弁当で英気を養うのも。
ついこの間までは、寒い冬の季節であったはずなのに。
ひらりと今、天から舞い降るのは雪ではなく、薄紅の花弁たち。
「もう桜の季節ですか」
有栖川宮・永遠(玲瓏のエテルネル・g00976)は今年も満開に咲いた桜たちを見上げてからも。
桜のアーチを潜りながら中野通りを歩く。
「哲学堂公園、一度じっくり回ってみたかったんですよ」
「そうだな、地元なのに哲学堂公園は余り行った事なかったな。いい機会だ。桜を見るついでに回ってみよう」
弾む足取りと声で、そう頷いた近衛・悠(黄昏のフラメント・g02300)を、わくわく逸るように促す。
「悠、行きましょう!!」
地元である中野区の桜の名所、哲学堂公園へと。
確かに、足を踏み入れた哲学堂公園には、桜が見事に咲き誇っていて。
花見を楽しむ人々の姿が沢山見られるのだけれど。
此処は、中野区らしい面白さがそこかしこに見られる場所。
謎の塔や異次元感溢れる銅像達、妖怪門に概念橋など、不思議なものが沢山で。
「ああ、哲学的な多くのオブジェは色々学ぶことが多い」
それを読み解いてみるのもまた哲学的。
よく学びになるものから、よくわからない謎のものでも、77もあるという哲学的なオブジェなどはとても興味深くて。
「ああ、色々哲学的なオブジェが沢山あって実に見応えありますね」
永遠も歩いてみて回りながらもつい見入ってしまうけれど、ふとその足を止めて。
「あ、転倒はしませんよ流石に」
「まあ、永遠が常時転倒する訳じゃ無いことはわかってるさ」
そろりとちょっぴり慎重に進む姿に、悠は瞳細めるけれど。
もしもまた永遠が転倒しそうになった時のために、いつでも支える準備は密かに万端で。
「お弁当作ってきましたし、桜の木の下で食べましょう!!」
「お、弁当か」
満開に咲き誇る桜の下に座って、手製の花見弁当を広げる……永遠であったのだけれど。
「味には支障無いはず……です!!」
ぱかりと開いた弁当箱には、ちょっと焦げちゃった卵焼きや、煮込みすぎた煮しめ等々……見た目は色々失敗しているのだが。
でも、悠はちゃんと知っているから。
「永遠の料理での失敗は慣れてるからな。見てくれは悪いが美味しいからな」
永遠の作る料理は、見た目はともかく、味は美味しいということを。
そして――ぱくりと、ひとつ。
「この卵焼き美味しいぞ?」
早速悠が頬張ってみたのは、ちょっぴりこげてしまった卵焼き。
そしてもぐもぐと味わってみれば、やっぱり思った通り、美味しい味。
それからふたり、桜の木の下で花を愛でながら弁当を食べつつも、永遠は紡ぐ。
「戦いばかりの復讐者の日々ですが、こういう休息も重要ですよね、悠」
この後、やって来たクロノヴェーダを倒す、それも復讐者の任務のひとつであるし。
花見を目一杯楽しむことで、敵の目を欺き、そして積み上がる力で満ち溢れるから。
「まあ、復讐者の戦闘は激化してるが、こういう休息も必要だよな」
……こうして桜を見ながらお弁当で英気を養うのも、と。
悠は桜花弁が舞い降る中、今度は色がちょっぴり濃い煮しめへと箸を伸ばしてみるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【飛翔】がLV5になった!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
印歌・良空
カナト君(g00321)とご一緒に
桜ラテと花見団子を持って公園内をお散歩です
あの時のお弁当美味しかったですものね
カナト君、あっちに桜並木がありますよ
川沿いに歩いていってみましょう
川沿いやと桜の桃色と青空が水面に映ってなんや風流ですね
今年は桜が見られてよかったです
桜って集まって咲いとるとこんなに華やかなお花やったんですね
もっと可憐で慎ましい印象でした
これはソメイヨシノやろか
カナト君はこのお花知ってますか?
日本で一番有名な桜なんですよ
…あ、カナト君、あっちの桜は花弁が多いみたいです
お名前はサトザクラっち言うんですね
お写真は名案ですね
折角ですから景色も撮っていきましょう
桜が見られるんは今だけですから
カナト・ラウルス
良空(g05874)と一緒に
今年ももう桜の時期かあ…。
去年はみんなでお花見しながらお弁当食べたよね。
あの時はご飯に集中しちゃったから、今年はお花をしっかりと見て歩きたいな。
とは言いながらも花見のお供にお団子はしっかり握って。
これだけ桜の木が並んでると圧巻だね。桜って少し遠くから見るのもすごく綺麗。
うん、水面に映る景色や流れていく花弁まで全部絵になってるよね。
川のせせらぎも心地良いかも。
桜にも種類があるの?
サトザクラは少し華やかな印象、かな?同じ桜でもこんなに違うんだ?
あ、そうだ!この景色を背景に一緒に写真撮らない?今年の春のアルバムの1ページ目にしよっと。
良空との思い出、また一つ追加だね。
季節がまたくるりと一巡して、やって来た春。
「今年ももう桜の時期かあ……」
ぽかぽかとお出かけ日和な青空の下、今年も満開に咲いた桜を眺めながら。
カナト・ラウルス(桜華狂咲・g00321)が思い出すのは、1年前のこと。
「去年はみんなでお花見しながらお弁当食べたよね」
やはり皆で、去年も花見を楽しんだ……のだけれど。
「あの時はご飯に集中しちゃったから、今年はお花をしっかりと見て歩きたいな」
夢中になったのは、花よりも団子のほう……?
だからこそ、今年は花のほうも楽しまんと気合を入れるカナトであったが。
しっかりとその手に握っているのは、やっぱりお花見のお供の団子です。
「あの時のお弁当美味しかったですものね」
そうほわりと笑む印歌・良空(沙羅双樹の夜想詠・g05874)の手には、桜ラテと花見団子。
けれど、花も団子も、どちらも楽しむべく。
「カナト君、あっちに桜並木がありますよ。川沿いに歩いていってみましょう」
ひらり舞い踊る桜花弁に導かれるかのように、ふたりで向かうは満開の桜並木。
川沿いに並んだ桜の木には、綻ぶように沢山の花が咲き誇っていて。
「これだけ桜の木が並んでると圧巻だね。桜って少し遠くから見るのもすごく綺麗」
春色に染まった道の先を眺めてみてもまた、桜が織りなす彩たちは綺麗で。
「川沿いやと桜の桃色と青空が水面に映ってなんや風流ですね」
「うん、水面に映る景色や流れていく花弁まで全部絵になってるよね」
隣を一緒に歩く彼とお揃いのいろをした春色の景色に、良空が瞳を柔く細めれば。
見つめる青空のような瞳にも桜を咲かせながらも、ふと耳を澄ましてみるカナト。
「川のせせらぎも心地良いかも」
「今年は桜が見られてよかったです」
風流な今年の春をふたり感じつつ、ほわほわ笑み合って。
桜色の絨毯の上を並んで歩いてみる。
それから良空は、改めて桜の花をじいと見つめてみて。
「桜って集まって咲いとるとこんなに華やかなお花やったんですね」
……もっと可憐で慎ましい印象でした、と。
思いのほか華やかさを咲かせる花々の姿に紡げば。
今度はカナトへと琥珀の視線を向け、ちょっぴだけ首を傾けつつも訊ねてみる。
「これはソメイヨシノやろか。カナト君はこのお花知ってますか?」
そして、そう問われたカナトは。
「桜にも種類があるの?」
ぱちりと瞳を瞬かせて、きょとり。
良空と仲良く並んで、一緒にじいと眼前の桜を見つめてみて。
「日本で一番有名な桜なんですよ」
そう教えてあげた後、良空はまた別の木に咲く花たちを見つけて。
「……あ、カナト君、あっちの桜は花弁が多いみたいです。お名前はサトザクラっち言うんですね」
「サトザクラは少し華やかな印象、かな? 同じ桜でもこんなに違うんだ?」
木にかけられているプレートをみれば、今度の桜はサトザクラ。
そんなサトザクラとソメイヨシノを交互に忙しくきょろりと見比べしていたカナトであったが。
ふわりと刹那、脳内に咲いたのは、こんなアイディア。
「あ、そうだ! この景色を背景に一緒に写真撮らない?」
「お写真は名案ですね」
良空は彼の提案に、すぐにこくりと頷いて返して。
「折角ですから景色も撮っていきましょう」
春爛漫な風景へとレンズを向けてみる。
――桜が見られるんは今だけですから、って。
そしてカナトも、満開桜にぱしゃりとシャッターを切って。
「今年の春のアルバムの1ページ目にしよっと」
画面に閉じ込めた散らない桜たちの姿を、最初のページに咲かせると決めつつも。
今年はばっちり、花も団子も両方、一緒にいっぱい楽しむべく。
今度は咲き誇る桜を背景に、ふたりお揃いで団子を手に並んで……ぱしゃり。
カナトはシャッターを切る。
――良空との思い出、また一つ追加だね、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【グロリアス】がLV3になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
毒島・仁郎
ほう、ほうほう! いやあ、やはり桜は綺麗ですねぇ!
桜の下にシートを敷き、アヤコさんをお隣にお酒を1杯……ということができないのがこの鉄の箱のカラダの難点ですが、それはそれ。
アヤコさんと手を繋いで公園を散策しましょう。
ついでに桜とアヤコさんでピンナップをパシャパシャと。
こういうのは使い捨てのインスタントカメラの方が味があるってもんですねー。
さて、情報によればこの公園には後ほどではありますが、クロノヴェーダご一行も来られるとのこと。
観光がてら、公園の地形などを私の脳味噌とアヤコさんのAIに叩き込んでおきましょうかねー。
事が終わったら、花見の続きをしたいもんですねぇ。
季節はまさに春真っ盛り、桜もちょうど見頃の満開になったと聞いたから。
桜のトンネルを歩き、毒島・仁郎(ドクター・ボックスヘッド・g07347)が足を踏み入れたのは、中野区の桜の名所であるという『哲学堂公園』。
そしてくるりと周囲を見回してみれば。
「ほう、ほうほう! いやあ、やはり桜は綺麗ですねぇ!」
景色は一面、桜咲く春色。
そんな見事に咲く春爛漫な公演を、アヤコさんと並んで歩いて。
桜が綺麗に眺められそうな広場の桜の下にシートを敷いて、アヤコさんをお隣にお酒を1杯――。
(「……ということができないのがこの鉄の箱のカラダの難点ですが、それはそれ」)
花見酒はちょっとできないけれど、でも、アヤコさんと仲睦まじく手と手を繋いで。
桜満開な公園の中を散策してみることに。
それからついでに、隣を歩くアヤコさんと桜にカメラを向けて――パシャパシャ。
そんな仁郎がシャッターを切るのは、スマートフォンのカメラではなくて。
「こういうのは使い捨てのインスタントカメラの方が味があるってもんですねー」
レトロな色合いや雰囲気がアヤコさんと桜にぴったりな、満足のピンナップに。
けれどこの場所に仁郎が訪れたのは、アヤコさんと桜を楽しむことだけではない。
(「さて、情報によればこの公園には後ほどではありますが、クロノヴェーダご一行も来られるとのこと」)
そう……そそのかした一般人と共に、この場にやって来るという歴史侵略者を倒すため。
でもまだそれまで、時間はあるということだから。
引き続き、アヤコさんとるんるん桜を楽しむ花見客を装いながらも。
観光がてら、公園の地形などを自分の脳味噌とアヤコさんのAIに叩き込んでおく。
そして、アヤコさんの髪にひらり舞い降りた花弁をそっと取ってあげつつも。
仁郎は改めて桜を眺めながら、また1枚アヤコさんの写真をパシャリと撮りつつも思うのだった。
……事が終わったら、花見の続きをしたいもんですねぇ、って。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV6になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
伊藤・芳男
「梅は咲いたが桜はまだかいな~♪、って今咲いてるのが桜か」
適当に場所とりをして花見を楽しむ
ワンカップをメインに焼き鳥などを肴に準備し、ちびちびやりながら周りを観察する
絡めそうな人や声をかけられたら素直に応じて輪に入る、酔っぱらってきたら覚えている軍歌など歌って場を盛り上げる
アドリブ・連携歓迎
少し前まで寒かった冬であったことが嘘のように、ぽかぽかあたたかい春の陽気。
そんな春の風景を歩きながらも。
「梅は咲いたが桜はまだかいな~♪、って今咲いてるのが桜か」
春のはじまりを告げるという梅の花の開花に少し遅れて。
まだどころか、ちょうど見頃の満開を迎えた桜の花たちを眺めながら。
伊藤・芳男(自称戦闘機乗り・g04524)は、ぐるりと周囲を一通り見回す。
やって来たのは、中野区のお花見スポットであるという『哲学堂公園』。
そんな公園内は一面、桜色に染まっていて。
芳男はふらりと暫し、桜の絨毯の上を歩いて、公園内を適当に巡りつつも。
桜が綺麗に咲いている広場に到着すれば、いい感じな場所を陣取って、いざ桜の花見を。
芳男の今日の花見のお供は、ワンカップをメインに、準備していた焼き鳥などの酒の肴。
そしてひらりと花弁舞い降る満開桜の景色も肴にしつつ、酒とつまみでちびちびやりながらマイペースに楽しんで。
花見客を装いつつ、そっと周囲を観察してみる。
そう視線を巡らせていれば、ぱちりと。
酒のつまみにもぴったりなフランクフルトを売っている屋台のお兄ちゃんと目が合って。
周囲にいた人たちも一緒にいつの間にか、酒とフランクフルト片手に、桜の大宴会に……?
そんな賑やかな輪に招かれれば素直に入って、楽しく桜の下で酒を飲めば、ふわふわした心地に。
そして、気持ち良く酔っぱらってくれば。
「よっ、お兄さん、一曲頼むよ!」
そんなリクエストの声に応えるかのように。
芳男は場を盛り上げるべく披露するのだった。
桜舞う中、覚えている軍歌などをちょっぴり陽気に歌い上げて。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV7になった!
効果2【アヴォイド】がLV2になった!
御守・樹
【ARC】名前呼び捨て
皆が座れるサイズのシート抱えて花見へ。
飲み物菓子は野映が用意してくれてるし…俺、去年もシートの係だったな。
りのがいるから酒は用意しないが乾きもののつまみも少し用意して。
チー鱈とか柿ピーとかは単なる俺の趣味だ。
皆も食べられるように小分けの買ってきたから。あと出たごみはこっちの袋に入れてくれ。
お茶は両方欲しいな、やっぱり団子には緑茶だし、洋菓子には紅茶だと思う。
桜の名所というけれど他にもなかなかに興味深い物も多そうだ。
中野区も取り戻したら自由にこの公園に来れるようになるんだろうなぁ。そう言うのも今後のモチベになりそうだ。
え写真?ああうんいい、けど(やっぱりまだちょっと苦手)
白花・りの
【ARC】名前+さん付け
樹さんは去年もシートの用意をしてくださっていたのですね。
今年も準備してくださりありがとうございます。
私はお花見の定番かなと思って市販のものですけど三食団子を持ってきました。
野映さんの洋菓子美味しそうですね!
洋菓子と和菓子に合わせたいのと、樹さんのチータラ等にはどちらが合うか試してみたいのでお茶は私も両方でお願いします。
(樹と野映の話に耳を傾け)
復讐者の頑張りを繋いでいけるように私も頑張らないとですね。
そして中野区を取り戻せた時にはまた皆さんとこうしてお花見をしたいです。
少し恥ずかしさもありますが…。せっかくなのでご一緒させていただきます。
(控え目にピースを作る)
調月・野映
【ARC】
そういえば樹くんは去年もシートを用意してくれていたよな
いつも陰ながらありがとう
俺は今年も桜のお菓子を持ってきた
今回は桜風味の一口チーズケーキとかスコーンとかみかけたので持ってきた
お茶は緑茶でいいか?今回は熱湯とティーバッグを持ってきたから紅茶とかもあるが
うん?両方か
チータラとかしょっぱいのもいいな、バランス大事
(樹の話を聞き)
そうだな、復讐者の皆が頑張ってるからこうした安心出来る日常も過ごせる
俺はまだまだ戦いが苦手なので憧れるなそういうの
戦ってるみんなに感謝しないとな
あと、今年も写真を撮らないか?
いつもどんな時も思い出は大事にしたい
はい、笑って、チーズ!
また今年もやってきた、桜満開の春。
春とはいっても、こんなに一面桜色である日数は意外と少ないから。
今だけ迎えてくれる中野通りの桜のアーチを潜って。
足を運んだのは、中野区屈指の桜の名所であるという『哲学堂公園』。
桜が見頃を迎えた時期、公園内には花見をそれぞれ楽しむ人が沢山いるけれど。
爛漫ながらも桜が咲かせる淡い色合いの故か、公園が広大である故にか、降る陽光の柔らかさか。
騒がしさなどはなく、ゆったり穏やかな雰囲気が心地良い。
そしてまったりと桜が眺められる所を探しつつ歩く御守・樹(諦念の珪化木・g05753)が抱えるのは、皆座れるサイズのシート。
それから良い感じの場所を見つければ、ばさりとシートを広げてから。
その上に座れば、思い返すのは去年のこと。
「飲み物菓子は野映が用意してくれてるし……俺、去年もシートの係だったな」
「樹さんは去年もシートの用意をしてくださっていたのですね。今年も準備してくださりありがとうございます」
「そういえば樹くんは去年もシートを用意してくれていたよな。いつも陰ながらありがとう」
そんな聞こえた呟きに、白花・りの(snowice・g09385)はぺこりと礼を告げて。
調月・野映(ホリゾンブルー・g00586)も1年前の今の時期のことを思い出し告げながらも。
「俺は今年も桜のお菓子を持ってきた。今回は桜風味の一口チーズケーキとかスコーンとかみかけたので持ってきた」
今年も、樹が今年も敷いてくれたシートの上にも甘やかな春の彩りを咲かせる。
そんな春爛漫な桜風味の洋菓子に、キラキラと瞳を向けながらも。
「野映さんの洋菓子美味しそうですね! 私はお花見の定番かなと思って市販のものですけど三食団子を持ってきました」
りのが用意したのは、お花見となれば外せない三食団子。
そして樹が取り出したのは、いつも彼がつまんでいる酒の肴。
「チー鱈とか柿ピーとかは単なる俺の趣味だ」
まだ飲めないりのがいるから酒は今回は控えておくけれど、乾きもののつまみもふたりの菓子とともに並べて。
「皆も食べられるように小分けの買ってきたから。あと出たごみはこっちの袋に入れてくれ」
ごみ袋も確り用意すれば、準備も万端。
ふたりの用意が落ち着いた頃合いを見計らい、野映は訊ねる。
「お茶は緑茶でいいか? 今回は熱湯とティーバッグを持ってきたから紅茶とかもあるが」
緑茶か、それとも紅茶か――いや、今回はやっぱり。
「お茶は両方欲しいな、やっぱり団子には緑茶だし、洋菓子には紅茶だと思う」
「洋菓子と和菓子に合わせたいのと、樹さんのチータラ等にはどちらが合うか試してみたいのでお茶は私も両方でお願いします」
「うん? 両方か」
持ち寄ったお菓子の種類もそれぞれ違うから、折角だから両方をリクエスト。
そして緑茶も紅茶も、どちらも全員分淹れてから。
満開の桜と美味しいお菓子を肴に、ゆったりとお花見を。
野映は紅茶や緑茶と一緒に、自分の持参した桜洋菓子は勿論、りのの三食団子もいただいて。
樹のつまみを口に運べば、ひとつこくりと頷く。
「チータラとかしょっぱいのもいいな、バランス大事」
それぞれ持ち寄った違った味わいが、飽きることもなく、とても良い感じ。
樹も色々とつまんでみながらも、ふとくるりと周囲に視線を巡らせてみて。
「桜の名所というけれど他にもなかなかに興味深い物も多そうだ」
サブカルの聖地であるともいわれている中野区らしい、ちょっと変わったオブジェたちに目を向けて。
「中野区も取り戻したら自由にこの公園に来れるようになるんだろうなぁ。そう言うのも今後のモチベになりそうだ」
広い公園内に点在しているという77もある不思議な建造物や謎の銅像を、改めて見て回るのも面白そうだと思うし。
そのためには、中野区の奪還が必要になるから。
日常を楽しむ気持ちは、やはりディアボロスの原動力のひとつである。
そんな樹の話を聞いた野映も、同じように思うのだけれど。
「そうだな、復讐者の皆が頑張ってるからこうした安心出来る日常も過ごせる」
……俺はまだまだ戦いが苦手なので憧れるなそういうの、と。
刻逆後から得た己の力に複雑な感情を抱き、それを使わざるを得ない戦いの場にはなかなか頻繁には足が向かないことを思えば、野映はそうも思ってしまうのだけれど。
だからこそ……戦ってるみんなに感謝しないとな、と紡ぐ気持ちはいつも抱いているし。
この場で花見をしている今だって、敵を討ち倒すための仲間の力に、しっかりとなっているのだから。
「復讐者の頑張りを繋いでいけるように私も頑張らないとですね」
りのもふたりの声に耳を傾け、そう改めて思いながらも。
でもやっぱり、今強く思うのはこの気持ち。
「そして中野区を取り戻せた時にはまた皆さんとこうしてお花見をしたいです」
そんな中野区の奪還を改めて誓いつつ、また皆でこの場所を訪れる日も楽しみにしているけれど。
眼前に咲き誇る桜も、まだまだ目一杯堪能するつもりであるし。
野映はふたりに、こんな提案を。
「あと、今年も写真を撮らないか?」
……いつもどんな時も思い出は大事にしたい、と。
その言葉に、やっぱりまだ写真を撮ることにちょっと苦手意識はあるから。
樹はほんの少しだけ、瞳を待たたせるけれど。
「え写真? ああうんいい、けど」
「少し恥ずかしさもありますが……。せっかくなのでご一緒させていただきます」
控え目にピースを作るりのや野映との距離や位置取りに密かに少し悩みつつも、向けられたカメラ内におさまって。
「はい、笑って、チーズ!」
皆と桜がきちんと映る角度を調整して、野映が声を掛ければ――ぱしゃり。
いつまでも散らない今年の桜と皆の姿が、写真の中に咲き誇る。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV2になった!
金刺・鞆
【もふ会】
お花見ですよ、いぬ!
今日は桜で、ナディアさまとテクトラムさまと毛玉も一緒、です!
たのしみですねえ……むふふん!
桜のお花見ならば、やはり桜餅がほしいところ。こちらはともが用意いたします。列車に乗る前に忘れずに買っておきましょう。
ナディアさまのお花見弁当……! とてもとても美味しそう、です!
えとえと、なにから食べましょうか。ここはやはりてまりずし……いえ、でも桜ご飯も捨てがたく。どれも彩り鮮やかで……おいしい!
とってもお料理上手にて。自慢の君でございますね、テクトラムさま!
……えへへ。
そういえば、いぬは毛玉と遊んだことがなかった、ですね。
喧嘩はしないと思いますが、仲良くできるでしょうか?
ナディア・ベズヴィルド
【もふ会】
花見を楽しみすぎて昨夜はあまり眠れなかった
その代わりお弁当を張り切って作っちゃったわ
竹皮で編まれたお弁当箱にほんのりピンク色の酢飯ご飯に蒸した鯛を混ぜ合わせ彩にきぬさやをのせた鯛入り桜ご飯
サーモン、たまご、レンコン、エビ、生ハム、イクラ
それぞれ一口サイズに丸めた手まり寿司
桜塩漬けを乗せたいなり寿司
おかずもお花見ピンチョス
食材を串で刺してひとつまみ
ミニトマトやモッツァレラチーズ、唐揚げ、ウィンナーと多種多様
定番の卵焼きは甘めに
鞆ちゃんに美味しい?その笑顔を見せてもらえると頑張った甲斐があった
テクトラムさん…恥ずかしいです
んっっ、こら、私の尻尾は玩具じゃないわよ
(ゆらゆらと動かし遊ぶ)
テクトラム・ギベリオ
【もふ会】3人参加
可愛くしっかり者の鞆。いつも美しい我が恋人ナディア。
鮮やかな料理の数々、うららかな陽気に満開の桜。
贅沢だ…。思わずこの状況をかみしめる。
恋人があまり寝れていないのは心配だが、己も似た状況だったので何も言えない。
あれこれ迷う鞆を見てほっこりしながら桜ご飯をいただく。…美味い。(じーん)
甘い卵焼きもいいな。馴染みは無いのになぜが懐かしい。
ああ、自慢だ。もちろん鞆も私の自慢だぞ?
毛玉を喚んでいぬと対面させる。
いぬの見た目的に毛玉は興味津々だろうな…少し不安だが仲良くやるだろう。
おや、ナディアの尻尾にも興味があるようだ。
持ってきた口当たりの良い酒で乾杯。鞆にはさくらんぼジュースを。
桜咲く春は、お出かけ日和。
そしてやはり、春を目一杯満喫できるお出かけと言えば。
「お花見ですよ、いぬ!」
わくわくを隠せない金刺・鞆(虚氏の仔・g03964)の言葉に、もきゅぅっとぴょこり跳ねるいぬ。
しかも、いぬとふたりだけではなくて。
「今日は桜で、ナディアさまとテクトラムさまと毛玉も一緒、です!」
そんなお花見の予定に、たのしみですねえ……むふふん! と心躍らせつつも。
パラドクストレインに乗り込む前に、忘れてはいけません。
「桜のお花見ならば、やはり桜餅がほしいところ」
鞆が準備する係を請け負ったお花見のお供の桜餅を。
それからばっちり購入すれば、あとは皆で列車に乗り込むだけ。
いや、クロノヴェーダの起こす事件の解決のために向かうのだけれど。
まずは花見を全力で楽しんで、敵に一般人の花見客だと思わせる作戦だから。
復讐者のお仕事も兼ねて、目一杯楽しみます!
そしてわくわくしているのは勿論、鞆だけではなくて。
「花見を楽しみすぎて昨夜はあまり眠れなかった」
遠足前夜に眠れないという、遠足あるある状態なのだという、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)も同じ。
けれど、眠れなかった代わりに。
……その代わりお弁当を張り切って作っちゃったわ、って。
気合い入りまくった花見弁当の準備は万端。
そしてお花見に出発進行、TOKYOエゼキエル戦争の中野駅へと滞りなく辿り着けば。
「贅沢だ……」
思わずそう零すのは、テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)。
(「可愛くしっかり者の鞆。いつも美しい我が恋人ナディア」)
共に中野通りの桜のアーチを潜るふたりに、柔く金の瞳を細めて。
(「鮮やかな料理の数々、うららかな陽気に満開の桜」)
いぬと毛玉も一緒に、皆で過ごす春爛漫なひととき。
そんな、贅沢だと思わずにはいられない状況をテクトラムはかみしめながらも。
同時に、ちょっぴりだけ心配にもなる……恋人があまり寝れてないと聞いて。
とはいえ、テクトラムは何も言えないのだった。だって、実は自分も楽しみで、彼女と似たような状況であるのだから。
そして足を踏み入れた目的地『哲学堂公園』を歩いて、桜が綺麗な場所を見つければ。
ナディアは、その腕をふるった花見弁当を広げる。
竹皮で編まれたお弁当箱には、鯛入り桜ご飯が。ほんのり桜色咲かせる酢飯ご飯に蒸した鯛を混ぜ合わせて、上に添えるのはきぬさやの彩り。
それからころんとした手まり寿司も色鮮やかで。サーモン、たまご、レンコン、エビ、生ハム、イクラ、それぞれを可愛いまんまる一口サイズに。
そして手まり寿司と一緒に並んでいるのは、桜の塩漬けで飾ったいなり寿司。
「ナディアさまのお花見弁当……! とてもとても美味しそう、です!」
鞆は、逸る気持ちそのままに、きょろりとナディアの花見弁当を見回して。
「えとえと、なにから食べましょうか。ここはやはりてまりずし……いえ、でも桜ご飯も捨てがたく」
好きなお米の料理がいっぱいで、どれから食べようか悩んでしまう。
そんな視線を忙しく巡らせては真剣にあれこれ悩む鞆を見て、ほっこりしながらも。
テクトラムがまずいただくのは、桜ご飯。そして、はむりと口にすれば。
刹那、思わず桜色の天を仰いでしまう。
「……美味い」
じーんと感動がこみ上げるほどの美味しさに。
いや、ご飯ものだけは勿論ありません。おかずだって、美味しい桜が満開。
ミニトマトやモッツァレラチーズ、唐揚げ、ウィンナーと。多種多様な食材を串で刺してひとつまみ。
そんなお花見ピンチョス、そして定番の卵焼きは甘めに。
そして次は、卵焼きをつまんで口に運んだテクトラムは。
「甘い卵焼きもいいな」
ほっこりとそう瞳を細める。馴染みは無いはずのに、何故だか懐かしい感じがして。
そして鞆も、手まりずしに桜ご飯にいなり寿司、結局全部お米料理は制覇して。
ピンチョスにも手を伸ばしながら、ほわり。
「どれも彩り鮮やかで……おいしい!」
「鞆ちゃん、美味しい?」
ナディアはそう幸せそうに弁当を食べる姿を見て、嬉しくなる。
そんな満開に咲いた笑顔を見せてもらえると思うから――頑張った甲斐があった、って。
そしてはむはむいっぱいいただきながら、鞆は同じくほわほわ美味な弁当を堪能している彼を見上げて紡ぐ。
「とってもお料理上手にて。自慢の君でございますね、テクトラムさま!」
「ああ、自慢だ」
テクトラムはそうすぐに頷いて返してから、こうも続ける。
「もちろん鞆も私の自慢だぞ?」
そんな彼の声に、ふたりの表情も柔らかく緩んで。
「テクトラムさん……恥ずかしいです」
「……えへへ」
仄かに桜色に頬を染めながら、尻尾とお耳をぴこりゆうらり。ナディアは何だか擽ったくなって。
鞆も嬉し気に、笑みを咲かせる。
そして自分達も当然、全力で花見を楽しんでいるのだけれど。
テクトラムが喚んだのは、まんまるでふわっふわなスフィンクスの毛玉。
そんな毛玉と、鞆をいぬを、対面させてみることに。
「そういえば、いぬは毛玉と遊んだことがなかった、ですね。喧嘩はしないと思いますが、仲良くできるでしょうか?」
そうちょっぴり不安に思いつつも、そうっと様子を見守る鞆に、テクトラムはこう返す。
「いぬの見た目的に毛玉は興味津々だろうな……」
普段モーラットボールで遊んでいる毛玉にとっては、むしろものすごく興味深々ではないかと思うから。
少し不安だが仲良くやるだろう、と同じく見守る姿勢を取ってみれば。
……にゃー、うにゃーん。
……もきゅー、きゅぴっ。
何だか会話をしているように互いに鳴いたあと。
――てしっ、てしてしっ。
「んっっ、こら、私の尻尾は玩具じゃないわよ」
ふたり一緒に仲良くじゃれるのは、ナディアの尻尾。
でもそう言いつつも、ゆーらゆらと。
尻尾を動かして一緒に遊んであげる彼女や、仲良く戯れる毛玉やいぬの様子を微笑ましく眺めつつも。
「おや、ナディアの尻尾にも興味があるようだ」
テクトラムが取り出すのは、持ってきた口当たりの良い酒とジュース。
そして自分とナディアには酒を、鞆にはさくらんぼジュースを注いであげてから。
桜満開の春空に掲げて――美味しくて楽しい春のひとときに、乾杯を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV8になった!
【通信障害】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
喩・嘉
【鳳】の仲間たちと一緒にたのしくお花見をする
俺はいろいろと飲み物を持っていこう
酒が好きな者が多いからな
日本酒、紹興酒と、缶に入ってる甘い系のチューハイも
あまり飲みすぎてはいけないぞと言いながら
他に緑茶、中国茶、コーヒーとジュースも持ってきた
運んでくるの、なかなか重かったぞ
美しい花を見ながら、皆が持ってきてくれた食べ物と一緒に食べたら最高だな
やはり団子や桜餅にはお茶がいい。チーズとお酒は本当に美味しい
幸児の持ってきてくれたシートに座って空を見上げれば、ピンクと青の色の合わせが美しくて、気持ちがいいな
※仲間は下の名前で呼び捨て。萬さんのみさん付け
守都・幸児
【鳳】の皆とお花見を楽しむぞー
俺は大きなシートと、あと薄い毛布も持ってく
皆でのんびりできるいい場所を選んでシートを敷くぞー
すごいぞすごいぞ、桜がこんなにたくさん咲いてるぞ
ここにしようっ
喩嘉の持ってきてくれた酒の中から
俺は甘いチューハイをもらうぞ
たくさん持ってきてくれてありがとうなあ、お疲れさまだぞっ
茶も飲むぞー
シャムスの桜茶ってやつやってみたいっ
皆の持ってきてくれたものをわいわい食べるぞ
おっ、チーズだーやったー
甘いものもしょっぱいものも、どれもいっそう美味く感じるぞ
うとうとしてる萬にはそーっと毛布をかける
腹も心もいっぱいになったら桜を見上げて
春の匂いをめいっぱい吸うんだっ
すっごく気持ちいいぞー
伏見・萬
【鳳】で参加(アドリブ歓迎)
(仲間は基本苗字呼び、喩嘉は「喩嘉」)
花見か。花見って事は、存分に飲んでいいんだよなァ?
…花がなくても飲むだろう、って言われたら否定できねェが
日本酒とウイスキー、適当に見繕ったジュース類を持ち込み
仲間と一緒に楽しむ
酒は…銘柄はよくわからんが、好みのモンを探し出す嗅覚にはそこそこ自信があるンだぜ
喩嘉も飲物か。酒が多い分には構わねェぞ、俺が飲むから任せとけ
チーズがいっぱいある…こっちは桜の塩漬け?洒落てンなァ
飲みすぎ?…大丈夫大丈夫
ちゃんと桜も見てるってェの…すげェなァ、そこらじゅう桜色で…呑まれそうだ…(ゆらゆらウトウト)
(酒はたくさん飲めるが、しっかり酔いもする)
ソレイユ・クラーヴィア
【鳳】
花を見て楽しむ事は、故郷でもありましたが
新宿島式も良いものですね
選り取り見取りの飲み物に眼を輝かせ
巨大な鍋を二度見したり
重箱の弁当も美味しそうです
皆さんに倣い、シートに座ります
地面に座ると、桜の花が屋根の様
私は摘めるチーズを沢山用意してきました
青カビのチーズはセミドライレーズンと蜂蜜を添えてクラッカーの上に
白カビのチーズは生ハムとディルと共にバケットに合わせます
他にもスモークチーズやクリームチーズ等、甘いものから塩っぱいものまで幅広く持ち込んでおきます
何を隠そう、チーズ好きなので
喜んで貰えたら嬉しいです
桜茶片手に桜餅やお弁当にお汁粉にも舌鼓
でも一番の肴は、皆さんの笑顔ですね
シャムス・ライラ
【鳳】
桜というのは新宿島にきて初めて見たものですが
美しいものですよね
散る様も美しい…
幸児殿、シートをありがとうございます
大きいですね
喩嘉殿も…飲み物をこんなに
重かったでしょう?
萬殿…ブレませんね
しかし花もこう美しければお酒もすすもうというもの
私は桜の塩漬けを持参いたしましたよ
お湯に浮かべて飲むと
桜茶というものになるそうです
いつもは珈琲なのですが
まぁ雰囲気ですね
桜の下で飲むには良いかと
薄く桜色になるのですね
春の色です
ええ、飲むと思っていたので
何気に枝豆を持参しております
あとはそこの屋台で買ってきた焼きイカ
あ、チーズがあるんだね
ソレイユ、いただくよ
料理や和菓子に舌鼓
アドリブ等歓迎
神代・朔夜
【鳳】の皆様と参加
幸児さんが持ってきてくださったシートに座ってお花見をしましょう
私はお酒は飲めないのでお茶やジュースをいただきます
皆様お酒を飲むのはいいですが、飲み過ぎてはいけませんよ?
私からはお菓子をご用意させていただきました
お花見なのでそれらしく桜餅と三色団子です
ふむ、これがチーズですか。お茶とチーズは合うのでしょうか?
うーん、とても不思議な味です
こうやって集まってのんびりして風に吹かれると気持ちいですね
やっぱり私はこの春という季節が大好きです
文月・雪人
【鳳】
皆で楽しくお花見へ
花咲く季節に心躍るのは
今も昔も変わらないね
風呂敷包みの中には重箱に入ったお弁当
皆とシートに腰を下ろしたら早速広げよう
だし巻き卵とお煮しめと、おにぎりも勿論忘れずに
飲物も選り取り見取りだね
最初は日本酒にしようかな
桜の塩漬けがあるならさくら酒にもしてみよう
水に晒して塩抜きしてからお酒にそっと浮かべるよ
おつまみはお弁当と、成程チーズも美味しそう
クラッカーに綺麗に乗せられて、此方もお花みたいだね
程よく食べて飲んで落ち着いたら、お茶とお団子も食べたいな
だってほら、甘いものは別腹だしね♪
時代を超えて世界を超えて出会い集った仲間達
その笑顔が嬉しくて
ソレイユの言葉に頷くよ
※アドリブ歓迎
ディアナ・レーヴェ
【鳳】
シレっと鍋担いで持ってきてる
「えっここで今から煮る気?」と思うかもだけど、大丈夫、これただの完成済の冷やし汁粉の鍋よっ!
お酒はもう十分みたいだしね
守都のシートに座らせて貰い、花々を見上げ
……どうにも、綺麗に散る花ねぇ
(儚げに舞う花弁に、一瞬感じ入るように目を細める、が)
…。しまったこれお鍋の中にとっても舞い込んでくるわ!?(苦笑!)
(でもまあ、これも綺麗よねっ!)
はいどうぞ、私の特製汁粉、桜の花びらを添えてっ!
(さも「計画通り!」な顔して皆に配っていく)
これ意外とチーズに合うわよー!(ニコニコ)
お酒は飲兵衛組と一緒にハイペースであけるけど、割とザル。
桜酒、今日お気に入りになったわね!
孫・リア
【鳳】のみんなでお花見よー!!
私はポテトチップスやお煎餅や枝豆スナックとかしょっぱいスナック菓子を持っていきましょう!余ったら持ち帰ってもいいから沢山!
皆でシートに座って食べ物飲み物並べたら乾杯!
私はお茶にしましょう、お酒飲む皆は飲み過ぎちゃ駄目だからね!……まぁ叔父様みたいには酔わないけどね皆は(ぼそり)
皆の持ってきた料理やお菓子……みんな美味しそう……!いっぱい食べすぎて食べれなくなるのは勿体無いから少しずつ色んなのを食べましょう!
……それにしても桜って本当に綺麗よね……見て楽しいに食べて楽しい……(桜見ながらもぐもぐ)
あと皆と一緒だからかな?ふふっ今日は楽しみましょう!
【アドリブ歓迎】
満開に咲いた桜のアーチの下を、目的地まで皆でわいわい歩くだけでも楽しくて。
降り積もった桜色の絨毯の上を往きながら見つめる桜に対して思うことは、九人九色。
「花咲く季節に心躍るのは、今も昔も変わらないね」
「花を見て楽しむ事は、故郷でもありましたが。新宿島式も良いものですね」
桜が咲けば春の到来を感じたり、また別の花を見て楽しむことは、文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)やソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)にとっては、故郷でもあったこと。
時代も場所も違うのに、咲く桜は変わらないようにも思うし。
新宿島で今観ている花は、同じ花でも、知っているものとは違うようにも感じる。
それに、満開に咲いた桜を見上げるシャムス・ライラ(極夜・g04075)にとっては、この地で初めてみた彩。
「桜というのは新宿島にきて初めて見たものですが、美しいものですよね」
散る様も美しい……と、はらりひらり、止めどなく舞い降ってくるひとひらたちと視線で追いかけっこして。
中野通りを暫し歩けば、今回の目的地『哲学堂公園』に辿り着く。
此処は中野区屈指の桜の名所であると、そうは聞いてはいたのだけれど。
「すごいぞすごいぞ、桜がこんなにたくさん咲いてるぞ」
実際に満開の桜たちを目にすれば、守都・幸児(祥雲・g03876)は踊る心のまま、わくわくと瞳を巡らせて。
……ここにしようっ、と見つけたのは、桜が綺麗で皆でのんびりできそうな、花見に絶好の場所。
そしてばさりと広げて桜色の地に敷くのは。
「幸児殿、シートをありがとうございます。大きいですね」
シャムスも思わずそう口にするくらい、全員が座っても窮屈ではない大きな大きなシート。
それに、季節はすっかり春で随分とあたたかくなっているけれど、野外だから寒くないように薄い毛布も用意しておいて。
神代・朔夜(桜花爛漫・g00582)は幸児が敷いてくれた大きなシートにすちゃりと座って、花見の準備を。
ソレイユも次々座る皆に倣って、すとんとシートの上に座ってみれば。
低くなった視線から見上げる春空は高くて。晴れた青いっぱいに舞う桜の花が屋根のよう。
それからふとシートの上に視線を戻せば、思わずソレイユはキラキラ眼を輝かせてしまう。
ずらりと並ぶ、選り取り見取りの飲み物に。
「酒が好きな者が多いからな」
それは、喩・嘉(瑞鳳・g01517)が用意した、色々な種類の酒やジュースに茶。
今回は9人という大所帯なこともあって、飲み物のその量はかなりのものであるから。
運ぶ労力を思って、嘉へと言葉を掛けるシャムス。
「喩嘉殿も……飲み物をこんなに。重かったでしょう?」
「運んでくるの、なかなか重かったぞ」
「たくさん持ってきてくれてありがとうなあ、お疲れさまだぞっ」
幸児もそう礼を言ってから、くるりと並ぶ飲み物を見回して、手を伸ばす。
「俺は甘いチューハイをもらうぞ」
「飲物も選り取り見取りだね。最初は日本酒にしようかな」
雪人も続いて、日本酒を選んで。
「花見か。花見って事は、存分に飲んでいいんだよなァ?」
言った伏見・萬(錆びた鉄格子・g07071)に、シャムスは目を向ける。
「萬殿……ブレませんね」
けれど、酒がすすむのというのはわかる気がする……花もこう美しければ、と。
いや、満開桜を酒の肴に花見酒、というのもいいのだけれど。
萬はさらに、自分も持参した日本酒とウイスキー、適当に見繕ったジュース類を追加で並べて。
「酒は……銘柄はよくわからんが、好みのモンを探し出す嗅覚にはそこそこ自信があるンだぜ」
そして、喩嘉も飲物か、とそう視線を向けつつも続ける。
「酒が多い分には構わねェぞ、俺が飲むから任せとけ」
……花がなくても飲むだろう、って言われたら否定できねェが、なんて付け加えつつ。
嘉は、日本酒に紹興酒、缶に入っている甘い系のチューハイまで、様々な酒を並べながらも。
そんな萬や酒を嗜む皆に、こう嘉は言っておく。
「あまり飲みすぎてはいけないぞ」
……他に緑茶、中国茶、コーヒーとジュースも持ってきた、と酒以外も取り出しつつ。
そんな嘉から、それぞれお茶やジュースを貰いつつも。
「皆様お酒を飲むのはいいですが、飲み過ぎてはいけませんよ?」
「お酒飲む皆は飲み過ぎちゃ駄目だからね!」
朔夜の言葉にこくりと頷いて続けた孫・リア(勇武と炎を胸に秘めて・g03550)はお茶を受け取りつつも、ぼそり。
「……まぁ叔父様みたいには酔わないけどね皆は」
そして酒は飲めないからと、朔夜もお茶をいただいて。
食べ物や飲み物を並べ終え、最初の飲み物が皆にいきわたれば――乾杯!
飲み物もこれでもかと充実しているけれど、雪人が風呂敷包みの中から取り出し広げた重箱の花見弁当も、美味爛漫。
だし巻き卵とお煮しめと、それにおにぎりも勿論忘れずに。
「重箱の弁当も美味しそうです」
ソレイユはそう重箱に咲くおかずたちやおにぎりを見遣ってから。
ふと眼前に置かれているそれを、思わず二度見してしまう。
それは、謎の巨大な何故。
いや、シレっとディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)がそれを担いで来た時から、何気に気にはなっていたのだけれど。
そもそも「えっここで今から煮る気?」なんて思っている人もいるかもしれない。
だが、ディアナは巨大鍋にちらほら向けられる視線を感じて、颯爽と告げる。
「大丈夫、これただの完成済の冷やし汁粉の鍋よっ! お酒はもう十分みたいだしね」
ぐつぐつとは、すでに煮てきたものなのです。
そんな重箱入りの花見弁当から巨大鍋の冷やし汁粉まで。
幸児は、そんな皆が持ってきてくれたものをわいわい食べたり飲んだりして。
嘉も思う……美しい花を見ながら、皆が持ってきてくれた食べ物を一緒に食べたら最高だな、と。
けれど、並ぶ美味しいものはまだまだそれだけではなく。
「私はポテトチップスやお煎餅や枝豆スナックとかしょっぱいスナック菓子を持ってきたわ!」
余ったら持ち帰ってもいいから沢山! って。
酒のお供にも良さそうなしょっぱい系のお菓子をいっぱい。
酒の肴にはやはり、そんなしょっぱかったり甘辛いものは欲しいところだから。
「ええ、飲むと思っていたので、何気に枝豆を持参しております」
シャムスも塩がきいている枝豆をすかさず出しつつ、さらに現地調達にも抜かりなく。
「あとはそこの屋台で買ってきた焼きイカ」
すちゃっと掲げるのはそう、甘しょっぱいたれで香ばしく焼かれた、間違いない焼きイカ。
それから、ぐーたら花見酒を楽しんでいた萬は見つける。
「チーズがいっぱいある……」
「私は摘めるチーズを沢山用意してきました」
ソレイユが持ってきた、色々な味わいのチーズを。
青カビのチーズはセミドライレーズンと蜂蜜を添えてクラッカーの上に。
白カビのチーズは生ハムとディルと共にバケットに合わせて。
「他にもスモークチーズやクリームチーズ等、甘いものから塩っぱいものまで幅広くありますよ」
「おっ、チーズだーやったー」
「あ、チーズがあるんだね。ソレイユ、いただくよ」
幸児とシャムスも、並ぶチーズに手を伸ばして。
「成程チーズも美味しそう。クラッカーに綺麗に乗せられて、此方もお花みたいだね」
弁当のおかずとともに日本酒を楽しんでいた雪人も、そう様々なチーズに視線を向けて。
そんな皆の様子を見回して、ちょっぴりだけソレイユはえっへん。
「何を隠そう、チーズ好きなので」
……喜んで貰えたら嬉しいです、って。
「チーズとお酒は本当に美味しい」
「甘いものもしょっぱいものも、どれもいっそう美味く感じるぞ」
そうもぐもぐと、嘉と幸児がチーズを口に運ぶ姿をじいと見つめてから。
「ふむ、これがチーズですか。お茶とチーズは合うのでしょうか?」
朔夜もそうっとひとつ摘まんで、はむりと口にしてみれば。
「うーん、とても不思議な味です」
お茶との相性は……ちょっぴり不思議な感じです?
そんな賑やかな中、ディアナも幸児のシートに座らせて貰いつつ、満開に開いた花々を見上げて。
「……どうにも、綺麗に散る花ねぇ」
はらりと儚げに舞う花弁に、一瞬感じ入るように目を細める――のだけれど。
細めた目を瞬間、大きく見開くディアナ。
「……。しまったこれお鍋の中にとっても舞い込んでくるわ!?」
そうこういっているうちにもひらひらと、鍋の中に舞い降る花弁たち。
そんな有様に苦笑してしまったけれど。
でも、こうディアナは気を取り直すことにする。
(「でもまあ、これも綺麗よねっ!」)
むしろ、何だかめっちゃ春っぽい……?
ということで!
「はいどうぞ、私の特製汁粉、桜の花びらを添えてっ!」
これ意外とチーズに合うわよー! なんてニコニコ、皆に配っていく。
やっぱりシレっと、さも「計画通り!」な顔をして。
「皆の持ってきた料理やお菓子……みんな美味しそう……!」
リアはそうくるりと、皆が持ってきた美味しそうなものたちを見回して。
全部を沢山食べる事は、いっぱい食べすぎて食べれなくなるかもしれないし、そうなれば勿体無いから。
……少しずつ色んなのを食べましょう! と。
手を伸ばしてはちょこちょこいっぱい、堪能する作戦に。
それに折角の春のひととき、シャムスはもうひとつ、桜の彩を添える。
「私は桜の塩漬けを持参いたしましたよ。お湯に浮かべて飲むと、桜茶というものになるそうです」
「こっちは桜の塩漬け? 洒落てンなァ」
「いつもは珈琲なのですが、まぁ雰囲気ですね。桜の下で飲むには良いかと」
ぐびぐびと酒を嬉々と呷りながら、桜のように顔を仄か染めつつも言った萬に、シャムスは瞳を細めて返して。
「シャムスの桜茶ってやつやってみたいっ」
茶も飲むぞーと幸児も1杯、わくわくと桜茶を試してみる。
そして、湯に浮かべるのも勿論とても良いのだけれど。
「桜の塩漬けがあるならさくら酒にもしてみよう」
雪人は桜の塩漬けを水に晒して塩抜きしてから、酒にそっと浮かべてみて。
飲兵衛組と一緒にハイペースで酒をあけている、実は割とザルだというディアナも、さくら酒を試しに飲んでみれば。
「桜酒、今日お気に入りになったわね!」
その味に、そうご満悦。
そして皆と一緒に、桜を茶や酒に咲かせてみながらも、シャムスはそっと瞳を細める。
「薄く桜色になるのですね」
ゆうらり揺れる一輪を見つめて……春の色です、って。
そしてやはり、これも忘れてはいけません。
「私からはお菓子をご用意させていただきました」
そう朔夜が並べるのはそう、スイーツ。華やかで美味しい春の和菓子を。
もっちりな味わいを咲かせる、お花見らしく桜餅と三色団子を。
雪人も程よく食べて飲んで落ち着いた後、お茶とお団子も勿論いただいて。
「だってほら、甘いものは別腹だしね♪」
「やはり団子や桜餅にはお茶がいい」
嘉も桜の景色にぴったりな和菓子たちを、茶とともに嬉々と口にして。
シャムスもそんな爛漫な料理や和菓子に舌鼓をうっていれば。
「……それにしても桜って本当に綺麗よね……」
「ピンクと青の色の合わせが美しくて、気持ちがいいな」
ふと零れ咲いたリアの言葉に、嘉も頷いて。
お腹も心もいっぱいになった幸児は桜を見上げて。
――春の匂いをめいっぱい吸うんだっ。
そう、すうっと大きく深呼吸すれば。
「すっごく気持ちいいぞー」
胸いっぱいに綻び咲くしあわせ。
そんな目一杯空を見上げた後、幸児は視線を移して。
「飲みすぎ? ……大丈夫大丈夫」
沢山酒を飲みながらほわほわと萬は言いつつも、ゆらゆらウトウト。
「ちゃんと桜も見てるってェの……すげェなァ、そこらじゅう桜色で……呑まれそうだ……」
――すやぁ。
酒にか桜にか、はたまた両方ともにか……しっかり酔ってしまったみたい。
そんなうとうと心地良さそうな春眠を邪魔しないように、幸児は萬にかけてあげる。手にした毛布を、そーっと。
「……見て楽しいに食べて楽しい……」
リアは桜を見ながらもぐもぐ、花も団子も楽しんで。
ほっこりと桜茶片手に、やっぱりソレイユも、桜餅や花見弁当、お汁粉にも舌鼓をうちながら。
何よりも一等満開に咲き誇る皆をくるりと見回して紡ぐ。
「でも一番の肴は、皆さんの笑顔ですね」
そんなソレイユの言葉に、雪人もこくりと頷く。
だって、嬉しくて――時代を超えて世界を超えて出会い集った仲間達のその笑顔が。
それは勿論、リアも同じで。
楽しい、がこんなにも沢山咲き誇っているのは、きっと。
「あと皆と一緒だからかな? ふふっ今日は楽しみましょう!」
まだまだ目一杯、お花見を皆で楽しみます!
そんな声に、朔夜もふわりと笑み咲かせて。
「こうやって集まってのんびりして風に吹かれると気持ちいですね」
優しいいろとあたたかさ舞い踊る景色に、こう言の葉をひらり。
――やっぱり私はこの春という季節が大好きです、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV12になった!
【土壌改良】LV1が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV4になった!
【能力値アップ】がLV7になった!
【アヴォイド】がLV3になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【凌駕率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
奴崎・娑婆蔵
【奴崎組】
●唯妃と
花見客を装うべし。よござんす
マア肩肘張ってばかりでもしょうもねえ、土地の桜を楽しむと致しやしょうか
そら唯妃、手を(デキる男のムーブ)
●桜に
しかし――桜、桜、と口にしているとややこしくっていけやせんね
お前さんのこたァ『姫恋の』と呼ぶようにしやしょうか
●月見里夫妻を見て
むむっ、おう見てみなせえよ唯妃?
ありゃ月見里ののツレでさァ
随分と仲良さそうなこって
お二人さん、付き合われておいででござんすかヒュ~ヒュ~(小学生男子並の囃し方)
……いや、そもそも結婚されておいででござんしたね、そうだそうだ
おっ、茶から弁当から準備は万全とな
あっしも相伴に預からせて頂いてもよろしいやつでござんすか!
月見山・伊吹
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎だよ!
旦那の千隼に招待されて組の方とお花見しに…
おや?姫恋さんと透さんだ、やっほー!
中野通りは桜のトンネルみたいで壮観だし
桜咲く哲学堂公園もとても風情あって雅だねぇ
(千隼と手を繋ぎながら)
あっちの野点の席はどうかな?
桜が沢山咲いてる絶景スポットだよ!
【アイテムポケット】から取り出した
手作り弁当(中身お任せ)とおやつ(三色団子とスコーンと苺クッキーと苺サンドイッチ)を皆で食べよっか
私は千隼の隣に寄り添って座り、皆でお花見しながらまったりとお食事を楽しもっか
どうぞ、千隼…はい、あーんって食べさせ合いっこしちゃう
誠司さん、写真撮影お願い出来るかな?ほら千隼、はいチーズっ
月見里・千隼
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎
仲間達、そして妻の伊吹と共に花見しに行くのは
いくつになってもワクワクするな
まずは伊吹と手を繋いで
仲間達と共に中野通りと哲学堂公園に咲く桜を眺め散策
野点で座る場所は勿論、俺だけの特等席こと妻の伊吹の隣
飲み物は俺が【アイテムポケット】に人数分のコップと共に持ち込んだのでお好きにどうぞ
麦茶の他に緑茶と苺ミルクとジュースと日本酒(桜色で小型の瓶入り)があるからな
相変わらず夫婦で寄り添いながらも弁当と菓子を少食なりに飲食をして
伊吹と時々、弁当の惣菜をはい、あーんして食べさせ合いする
うむ、とても美味いありがとうな伊吹
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【奴崎組】
【心情】
そうか、もう桜が咲く季節になったんだな
この思い出を残すための写真係は引き受けた!
【行動】
野点で花見を楽しむ
俺は全員が食べられる量の桜餅を持っていこう
さて、軽くご飯を摘まめばカメラを持って写真を撮って回ろう
今の俺はカメラ係
いいなと思う景色や仲良くしている仲間の思い出を切り取ろう
もちろん呼ばれたら写真を撮りに行く
現像するのが楽しみだ、またこの写真を見て思い出に浸りたくなるような時が来るんだろうか
薬袋・透
【奴崎組】アドリブ絡み歓迎
伊吹ちゃんやっほー!組のみんなと野点でお花見、楽しそうだわ!
カラオケ機具やパーティーグッズを【アイテムポケット】に入れて持ち込むわね
お花見と言えばこれも外せないでしょ?
今日の僕は盛り上げ役よ
お酒や桜餅ももちろんいただいて堪能しながら。
カップルと夫婦のイチャイチャを見守りつうメモを取る
僕も最近お相手が出来たし今後の参考にさせて貰おうかなって……
はわわ……!食べさせ合いっこ…
組長も唯妃ちゃんをリードしててカッコいいわ……
黄泉王・唯妃
【奴崎組】
●娑婆蔵さんと
(周囲の参加者を見つつ)
花見客を装うにはなかなか奇抜な人が多いと思いますけどね……。
まあ、折角なので花見を楽しむといたしましょうか。
ふふ、どちらへ連れて行って下さるので?
(出された手を自然に握るデキる女ムーブ)
●月見里夫妻を見て
いや、娑婆蔵さん。普通に御夫婦ですから。
その時々少年みたいに振舞いたくなる病気は何なんでしょうね。
お邪魔でなければお供させていただきましょうか。
たまには英気を養うのも我々の仕事という事で。
桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎
【奴崎組】で。
伊吹はこんにちは♪
この間まで寒かった気がするけどもうお花見の時期なのね……
のんびりと花見をしながらみんなが持ってきてくれたものをいただきつつ(もちろん受け取るのは苺系があれば苺系1択で)
カップルや夫婦の邪魔をしないように少し離れた所からイチャつく様子を観察しながら染み染みとお花見をしていく
こっそりとそれぞれの良さそうな表情をカメラに収めたりとそれなりに楽しんでおく
やっぱりカップルってなんだかいいわよね
季節は春真っ盛り、ちょうど満開に開いた桜が見頃を迎えている東京。
そして此処は、東京23区内の中野区。
海からこの地へと潜入を果たしたディアボロス達が、今回の案件でまずやるべきことといえば。
「花見客を装うべし。よござんす」
そう、全力で花見を楽しみ、敵に気取られぬよう花見客を装うことである。
そんな奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)の声に、黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)はくるりと周囲を見回してみて。
よくよく思えば、至極もっともな現実を口にする。
「花見客を装うにはなかなか奇抜な人が多いと思いますけどね……」
普通の花見客もそれなりにいるとはいえ。
今回作戦に望むディアボロスは色々な時代や国から流れ着いた人が多いし、花見客を装うといっても、皆外見なども意外とフリーダムだ。
自分達も、わるそうなヤクザ達が花見に来た感が、他から見れば強めかもしれない。わるいヤクザじゃないです。
けれど、何て言ったって、これから楽しむのはお花見なのだ。
ちょっぴり花見で羽目を外した人たちがいるな、とか、沢山の外人さんも日本の花見を楽しみに来たんだろうなとか……そう思う、かもしれない。
それに、余り気にしても仕方ないので。
「まあ、折角なので花見を楽しむといたしましょうか」
「マア肩肘張ってばかりでもしょうもねえ、土地の桜を楽しむと致しやしょうか」
そしてひらりと桜花弁が舞う中、刹那、唯妃の前に差し伸べられたのは。
「そら唯妃、手を」
デキる男のムーブと洒落込む、娑婆蔵の大きな掌。
その手に、自分の手をそっと重ねてから。
「ふふ、どちらへ連れて行って下さるので?」
唯妃は出された彼の手を自然に握る。デキる男のムーブに合わせて、デキる女ムーブで。
そんなふたりをはじめ、今日は組の皆で連れ立って、仕事がてら花見を楽しむつもりだ。
そして春のお出かけに心を弾ませているは、月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)。
(「仲間達、そして妻の伊吹と共に花見しに行くのは、いくつになってもワクワクするな」)
皆と、そして何より息吹と一緒に花見ができることに、桜色の道をゆく足取りも心なしか軽くなって。
月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)も今日は、旦那の千隼に招待されて、組の人達と一緒にお花見しに……来たのだけれど。
「おや? 姫恋さんと透さんだ、やっほー!」
別所で付き合いがある薬袋・透(無彩の魔女の系譜・g02087)と桜・姫恋(苺姫・g03043)も一緒だと知れば、ぶんぶんと手を振って。
「伊吹ちゃんやっほー!」
「伊吹はこんにちは♪」
ふたりも伊吹に手を振り返してご挨拶。
そんな皆の様子をほっこり眺めつつ、荒田・誠司(雑草・g00115)はふと桜色に染まった空を見上げてみる。
「そうか、もう桜が咲く季節になったんだな」
気が付けば早いもので、くるりと巡ってきた季節は、もうすっかり春。
そして今年の桜が満開に咲いているのは、きっとここ数日の、ほんの短い間だけだから。
誠司はぐっと気合いを入れつつも、買って出る。
――この思い出を残すための写真係は引き受けた! と。
それから早速、目的地である『哲学堂公園』まで続いているという中野通りの満開桜のアーチを、ぱしゃり。
「この間まで寒かった気がするけどもうお花見の時期なのね……」
そう紡ぐ姫恋に、桜、と声かける娑婆蔵であったけれど。
ふと首を傾け、思案する。
「しかし――桜、桜、と口にしているとややこしくっていけやせんね」
彼女を呼んでいるのか、それとも咲いている花の名を口にしているのか……これでは、何だか紛らわしいから。
娑婆蔵はこう、解決法を口にする。
「お前さんのこたァ『姫恋の』と呼ぶようにしやしょうか」
これできっと、迷うことはないはず。
伊吹もずっと先まで一面桜色に染まった中野通りを歩き、辿り着いた哲学堂公園を見回して。
「中野通りは桜のトンネルみたいで壮観だったし、桜咲く哲学堂公園もとても風情あって雅だねぇ」
千隼とずっと仲良く手を繋いだまま、皆と共に桜咲く公園を散策する。
満開に咲いた公園の桜を見て回るというのも、勿論なのだけれど。
「あっちの野点の席はどうかな? 桜が沢山咲いてる絶景スポットだよ!」
伊吹が見つけたのは、桜が綺麗に眺められる野点の席。
お花見をするには最適の場所である。
「組のみんなと野点でお花見、楽しそうだわ!」
透も伊吹の提案に、そうわくわく頷いて返して。
早速、皆で花見をするための準備を。
伊吹がアイテムポケットから取り出すのは、春爛漫なお手製花見弁当に甘いおやつ。
千隼が用意したのは、人数分のコップと飲み物。
そして千隼が座る場所は勿論、自分だけの特等席――妻の伊吹の隣で。
伊吹も夫の千隼の隣に寄り添って座り、お花見の準備を進めていく。
そんな仲睦まじい姿を娑婆蔵は目にして。
「むむっ、おう見てみなせえよ唯妃? ありゃ月見里ののツレでさァ」
……随分と仲良さそうなこって、とそう続ければ。
悪戯っ子のようにやんやと囃し立てる。
「お二人さん、付き合われておいででござんすかヒュ~ヒュ~」
「いや、娑婆蔵さん。普通に御夫婦ですから」
そんな小学生男子並の言動に、唯妃はそう普通に言ってから。
「……いや、そもそも結婚されておいででござんしたね、そうだそうだ」
「その時々少年みたいに振舞いたくなる病気は何なんでしょうね」
肩を竦めてみせる小学生のようなオトナに、首を傾けるのだった。
そして娑婆蔵は改めて、気を取り直して。
「おっ、茶から弁当から準備は万全とな。あっしも相伴に預からせて頂いてもよろしいやつでござんすか!」
「人数分のコップと共に飲み物も持ち込んだのでお好きにどうぞ。麦茶の他に緑茶と苺ミルクとジュースと桜色の瓶入りの日本酒があるからな」
「手作り弁当とおやつも皆で食べよっか」
仲が良い上に花見の準備もふたり抜かりない夫婦は、そう皆へと声を掛けて。
「お邪魔でなければお供させていただきましょうか」
……たまには英気を養うのも我々の仕事という事で、と。
唯妃が座るのは勿論、娑婆蔵の隣。
そして眼前に広げられている伊吹の花見弁当に瞳を向ける。
唐揚げや桜形の卵焼きや海老フライ、ハンバーグなどの定番のおかずはしっかり押さえつつ。
春野菜のサラダに花咲く手毬寿司、ホワイトアスパラの肉巻きなどの春メニューに、そしてジンギスカンと野菜の炒め物も。
他にもサンドイッチやおにぎり、デザートの三色団子やスコーンに苺クッキー、苺サンドイッチまで……お洒落で美味しそうな春が爛漫。
そして誠司も、持参した甘味を取り出して。
「俺は全員が食べられる量の桜餅を持ってきた」
お花見と言えば欠かせない一品を、皆の前に並べる。
そして食べ物やおやつはたくさん皆が持ってくるだろうと、透がアイテムポケットに入れて持ち込んだのは。
「お花見と言えばこれも外せないでしょ?」
……今日の僕は盛り上げ役よ、なんて。
賑やかな宴会には外せない、カラオケ機具やパーティーグッズ。
姫恋ものんびりと花見をしながらも、皆が持ってきてくれたものをいただくべく、早速手を伸ばす。
苺クッキーに苺サンドイッチ、飲み物は言わずもがなの苺ミルク――安定の苺一択な、苺三昧です!
そして透も、花見酒や桜餅ももちろんいただいて、十分に堪能しながらも。
ちらりと目を向けるのは、眼前のカップルと夫婦の姿。
それからそれぞれのイチャイチャを見守りつつ、何やらメモを取る透。
「僕も最近お相手が出来たし今後の参考にさせて貰おうかなって……」
けれど、そんなメモをする手が、ぴたりと思わず止まってしまう。
「どうぞ、千隼……はい、あーん」
「……うむ、とても美味いありがとうな伊吹」
(「はわわ……! 食べさせ合いっこ……」)
相変わらず夫婦で寄り添い合いながらも、お互い順番こにあーんして食べさせ合いっこしている姿に。
それに、並んで花見を楽しむカップルの方にもそっと目を向けて。
(「組長もさっき唯妃ちゃんをリードしててカッコよかったし……」)
デキる男のムーブとデキる女ムーブしていた姿を思い返せば、再びはわわと、頬が桜色に。
姫恋もそんなカップルや夫婦の邪魔をしないように、少しだけ離れた所からイチャつく様子を観察しながらも。
染み染みと春を感じつつ、桜を眺めてはまったりとお花見を楽しむ。苺をはむはむ、幸せそうに食べながら。
それから誠司も、美味しい春ごはんを軽く摘まめば……さて、と。
カメラを持って写真を撮って回ることに。だって――今の自分はカメラ係、と。
いいなと思う景色や仲良くしている仲間へと、シャッターを切っていく。
……眼前に咲き誇る思い出を沢山切り取ろう、って。
姫恋もこっそりと、それぞれ皆の良さそうな表情をカメラにぱしゃりと収めたりしながら。
「やっぱりカップルってなんだかいいわよね」
何だか頬が赤くなっている透に首を少しだけ傾けつつ、それなりに春のひとときを楽しんで。
伊吹は本日のカメラマンさんをふと手招きして、お願いする。
「誠司さん、写真撮影お願い出来るかな?」
そう呼ばれれば、もちろん二つ返事でオッケーして。
一番映えるアングルを狙い、カメラを構えれば。
「……よし、じゃあ撮るぞ」
「ほら千隼、はいチーズっ」
仲良し夫婦をまずは激写して。
「おっ、あっしらも一枚、撮っていただこうじゃァありやせんか!」
「娑婆蔵さん、少年要素はいりませんからね」
先手を打たれ小学生ムーブはお預けに、きりりと再度デキる男と女のムーブで、娑婆蔵と唯妃も1枚。
そして苺を嬉々とはむり頬張る姫恋と、気を取り直して花見を盛り上げる透の姿も、誠司はばっちり写真におさめて。
「現像するのが楽しみだ」
……またこの写真を見て思い出に浸りたくなるような時が来るんだろうか、なんて思っていたその時。
ふと再び手招かれ、張り切ってカメラを手に向かえば。
皆にお願いされた内容は、そう――満開に咲く桜の下、今度はもちろん誠司も一緒の、全員の集合写真。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV4になった!
【パラドクス通信】がLV4になった!
【飛翔】がLV14になった!
【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
【反撃アップ】がLV5(最大)になった!
【先行率アップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV8になった!
【グロリアス】がLV4になった!
クーガ・ゾハル
【桜弁当】
あったかい色の雲みたいだ、な
ぎゅうと鳴いたトリは
ごめん、おれの腹だ
リビトとくせい、でかいサケにぎりも花ざかりだ
んん…!うまい、すごいなリビト
南のホッペ、ハムスターみたいになってるぞ
へへ、おれのはこっち
まる型に、あちこちやぶれたうすいタマゴで
ブチもようみたいになったやつ
実は、こっそりウインナー入りだ
やったな、虹介
南先生のおカゲ、だ
おう、もっとうまく作れるようになりたいな
桜モチ、モチモチとフワフワ
どっちもすてがたいから
毎年、どっちも食べたいな
サリゲない来年の約束が、すごくうれしい
からっぽの弁当箱へ、おちる桜
キャッチしそこねた頭に、ふる桜
いっしょに笑ってくれるヒトたち
へへ――ぜんぶ、満開だ
葵・虹介
【桜弁当】
みんなで作ったお弁当広げて
リビトさんは料理上手で憧れちゃうし
南さんのオムライスおにぎり、魚型でかわいい!
ぼくは南さんに教えてもらった通り作ってみたよ
卵を薄く焼くのって難しい…ムラができちゃってる
けど、おいしいっておもってもらえて嬉しい
また一緒に料理作ろうねってって
クーガさんに誘いかけて
…ぼくもそういうアレンジしてみたい!
花びらついてた?へへ、ありがとう
ぼくもリビトさんの頭についたら
とってあげられるようになりたいなって
思わず見上げちゃう
桜餅、長命寺しか知らないから
道明寺っていう方食べてみたいな
桜キャッチ、やる!
まけないよ、って
舞う花見つめながら
みんなと一緒だといつもより声も晴れ晴れ
乂八・南
【桜弁当】
俺も腹ぺこ!
ふ、ふたくち!?
いけるかな…よ、よーし!
意気込んで頬いっぱいに詰めるけど
――んんんっ(口を抑え)
さ、流石に無理っ
ハム……(ちょっと恥ずかしい)
でもこれ美味しいね
お返しと渡す魚型オムライスおにぎり
(教えたのは薄焼きにした卵を型に敷いて
ご飯を詰める簡単な作り方!)
…!リビトくんと顔見合わせ
!すげー美味しいっ
クーガくんナイスすぎっ
ウィンナー好きっ
虹介くんのも美味しいよ
このおにぎりも大好き
桜の若葉を使ってるんだよ
長命寺と道明寺
みんなはどっちが好み?
じゃあ来年もふたつ用意するっ
舞う桜に伸ばす手
ひらりすり抜けるも
横には大好きな友達の笑顔があって
ね、後で桜キャッチゲームしよ!
津・リビト
【桜弁当】
『さかな』のカフェで皆と一緒に作った料理を
重箱に詰めてやって来た
満開だな
ずっと眺めていたいが腹も減った
俺はサケの混ぜ込みおにぎりと
タコの形をした焼き魚肉そーせーじ
他にも魚料理を作ったぞ
たんと召し上がれ
おにぎりは一つ一つ大きいかもしれないが食べ応えある
ふふ、南なら二口で食べれるだろう?
クーガの力作はどれだろうか
たまごやき、旨そうだ
一口食べれば美味いと更に頬張る
皆が作った料理を堪能しながら
虹介の頭に付いた花びらを手に取り微笑む
さくら、付いていたぞ
そう言えば、さくらもちも食べたいな
さくらもちはさくらが入っているわけではないのか
甘いが少ししょっぱくて美味い
――さくらも笑顔も満開でとても綺麗だ
柔らかに降る陽光や吹き抜ける風はふわりと優しく、ぽかぽか陽気の今日はお出かけ日和。
いや、ただのお出かけ日和ではなくて。
「満開だな」
「あったかい色の雲みたいだ、な」
見上げる空も踏みしめる地面も、どこもかしこも見渡す限りの桜色。
そう、今日は桜が満開な、絶好のお出かけ日和。
津・リビト(釣人・g00145)の声に、クーガ・ゾハル(墓守・g05079)も改めて、春爛漫な桜空を見上げてみれば。
ひらひらと桜花弁舞い踊る中、聞こえるのは――ぎゅうと鳴いたトリ?
「ごめん、おれの腹だ」
いや、でもそんなトリさんは何も1羽だけではなくて。
「ずっと眺めていたいが腹も減った」
「俺も腹ぺこ!」
リビトと乂八・南(WONDERFUL LIFE・g00139)のおなかでも、ぎゅう、ぎゅう。
仲良く鳴く仲間がたくさん。
そして逸るようにシートを広げて、わくわくと取り出すのは――桜弁当。
でもこれも、ただの花見弁当ではありません。
『さかな』のカフェで皆と一緒に作った料理をぎゅぎゅっと重箱に詰めた、とっておきの桜弁当です!
そしてリビトは、自分が作った料理を並べていく。
「俺はサケの混ぜ込みおにぎりと、タコの形をした焼き魚肉そーせーじ。他にも魚料理を作ったぞ」
勿論、見事なまでの魚尽くし。
そんなリビトの、美味しそうな魚いっぱいな料理に。
(「リビトさんは料理上手で憧れちゃう」)
葵・虹介(光芒・g00128)はそう羨望の眼差しをキラキラと向けて。
「リビトとくせい、でかいサケにぎりも花ざかりだ」
「おにぎりは一つ一つ大きいかもしれないが食べ応えある」
……たんと召し上がれ、と差し出されば。
クーガは食べ応え抜群な大きなサケにぎりをひとくち、はむり。
瞬間、ぱちりと瞳を瞬かせる。
「んん……! うまい、すごいなリビト」
そんなクーガに続いて、俺も! と手を伸ばした南に。
「ふふ、南なら二口で食べれるだろう?」
リビトはそう無茶振り……いえ、期待の眼差しを。
「ふ、ふたくち!?」
南は思わずそう声を上げるけれど。
手にしたでかいサケにぎりを、じいと見つめて。
「いけるかな……よ、よーし!」
意気込んでいざ――はむりっ、ぱくっ!
ふたくち目指して、頬いっぱいに詰めてみるけど。
「――んんんっ」
口を抑え、ちょっぴり涙目でふるふる。
……さ、流石に無理っ、って。
そんな果敢にでかいサケにぎりに挑んだ南の勇姿を、クーガはじっと見て。
「南のホッペ、ハムスターみたいになってるぞ」
つんつん、ちょっと突いてみたい衝動に密かに駆られつつも言えば。
「ハム……」
ちょっぴり恥ずかしくなって、顔がサケにぎりとお揃いの色に。
それから、ようやくなんとかハムスターだったほっぺも落ち着けば。
「でもこれ美味しいね」
でかくてふたくちでは食べられないけれど、味は南もお墨付き。でもふたくちで食べてはいけません。
そして……お返し、と。
渡すのは、魚型オムライスおにぎり。
「南さんのオムライスおにぎり、魚型でかわいい!」
虹介はそんな可愛くて、美味しそうなオムライスに再び声を上げて。
「クーガの力作はどれだろうか」
「へへ、おれのはこっち」
南の姿を見て無理せずサケにぎりを完食したクーガが指すのは、やはりオムライスおにぎりなのだけれど。
魚型ではなく丸型で、あちこちやぶれたうすいタマゴに包まれた、ブチ模様のようになっているもの。
それは、南先生から教わって作ったクーガお手製のもの。
「たまごやき、旨そうだ」
「俺もいただいちゃお」
そうリビトと南は、揃って一緒に、ぱくり。
クーガの力作を口にしてみれば。
「……!」
南は思わず瞳を見開いて、そしてリビトと顔見合わせる。
だって、作り方を教えた南も知らなかった、隠し味が。
「実は、こっそりウインナー入りだ」
「! すげー美味しいっ。クーガくんナイスすぎっ」
……ウィンナー好きっ、とつい南ははしゃいじゃって。
美味い、とこくりと頷きつつ、更に頬張るリビト。
そしてクーガと一緒に、南先生から作り方を教わって。
虹介はその通り忠実にオムライスおにぎりを作ってみた……つもり、なのだけれど。
「卵を薄く焼くのって難しい……ムラができちゃってる」
やはり先生のようにはいかなくて、そう首を傾けるけれど。
でも、たまご料理を作れば、以前はもれなくいりたまごになっていたという虹介が作ったそれは、どこからどう見てもオムライスおにぎりで。
ぱくりとひとくち食べた先生の感想は。
「うんっ、虹介くんのも美味しいよ。このおにぎりも大好き」
ばっちり大好きな花丸の味です!
そうドキドキ先生の反応を待っていた虹介は、嬉しくなる。
薄焼きたまごの出来にちょっぴり不安だったけれど……でも、おいしいっておもってもらえて。
「やったな、虹介。南先生のおカゲ、だ」
クーガは南先生の料理の生徒同士、お互い美味しくできたことをふたり喜び合って。
一緒に笑んで頷き返しながらも、虹介は彼へとこんなお誘いを。
「また一緒に料理作ろうね」
「おう、もっとうまく作れるようになりたいな」
「……ぼくも次はそういうアレンジしてみたい!」
美味しい花丸は貰ったけれど、さらなる高みを目指します!
そしてリビトも虹介の力作をもぐもぐ、皆が作った料理を堪能しながらも。
ふいに、その手を伸ばして。
「さくら、付いていたぞ」
虹介の頭にふわり舞い降った花弁を手に取って微笑む。
「花びらついてた? へへ、ありがとう」
虹介はそうリビトに礼を言いながらも、思わず彼を見上げて。
(「ぼくもリビトさんの頭についたら、とってあげられるようになりたいな」)
そっと思うのだった。料理の上達と、もうひとつできた目標を胸に咲かせて。
それから、とびきり美味しい桜弁当も勿論だけれど。
やはりわくわく楽しみなのは。
「そう言えば、さくらもちも食べたいな」
食後のスイーツ、花見定番のさくらもち。
そして目の前に取り出されたさくらもちを、ふとじっと見遣るリビト。
「さくらもちはさくらが入っているわけではないのか」
「桜の若葉を使ってるんだよ」
そう返って来た南の言葉に、なるほど、なんて頷きつつも。
さくらもちをひとつ、ぱくっ。
「甘いが少ししょっぱくて美味い」
そんなリビトにうんうんと笑み向けた後、南は訊いてみる。
「長命寺と道明寺、みんなはどっちが好み?」
「桜餅、長命寺しか知らないから。道明寺っていう方食べてみたいな」
「桜モチ、モチモチとフワフワ……」
食べたことがないほう、とすぐに答えた虹介とは対照的に、クーガは迷ってしまうけれど。
ならば、もう答えはひとつ。
「どっちもすてがたいから、毎年、どっちも食べたいな」
「じゃあ来年もふたつ用意するっ」
虹介に道明寺の方を差し出しながら、南はクーガの提案に勿論オッケーを。
そして、モチモチもフワフワも、どちらも食べられることもなのだけれど。
クーガはほわほわ、うれしくなる。
(「サリゲない来年の約束が、すごくうれしい」)
それからふと、目の前にくるりと花弁が舞ったから。
南は掌に、そのひとひらを招かんと……したのだけれど。
気紛れな花弁はひらり、すり抜けてしまう。
でも、横には大好きな友達の笑顔があって。
今度こそリベンジ、と思う南だけれど、折角リベンジするならやっぱり。
「ね、後で桜キャッチゲームしよ!」
皆でやったほうが、絶対に楽しいはず。
そんな桜キャッチゲームのお誘いに、虹介はぐっと気合を入れつつもこくりと頷いて返して。
「桜キャッチ、やる!」
舞う花見つめながら……まけないよ、って。
紡ぐその声も、皆と一緒だといつもより晴れ晴れ。
そしてクーガは、こんな春爛漫なひとときに、ほわりと咲かせる。
――からっぽの弁当箱へ、おちる桜。
――キャッチしそこねた頭に、ふる桜。
そして何より……いっしょに笑ってくれるヒトたち。
「へへ――ぜんぶ、満開だ」
そんな声にリビトも改めて、ぽかぽかあったかい春の景色を眺める。
……さくらも笑顔も満開でとても綺麗だ、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV2が発生!
【隔離眼】LV2が発生!
効果2【アヴォイド】がLV5になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
雲母・ベガ
瑠璃青様(g00530)と
中野通りを歩いてみれば
満開に咲いた桜がアーチを描いていて
ふふ、トンネルを抜けた先には
どんな景色が待っているのでしょうね
お花見のお供も勿論忘れずに
長命寺と道明寺、の桜餅ですね
わたくしは洋菓子のクレープ風にも見える
長命寺の方が少々気になりつつも…
どちらも美味しそうなので先ずは
それぞれ味見してみましょうか
スッキリとした御茶も味わいながら
美味しくも楽しい時間を
ご一緒できてとても嬉しいです
休憩の後にも引き続き
ステキなものを探しに歩いて
一際目を引く桜が見つかれば
此処でもお花見といたしましょうか
うららかな春の日に
ふたりだけの穴場ポイント、というやつですね
この景色を忘れずにいましょう
水上・瑠璃青
ベガ(g06232)さんと
わあ〜…凄いね!
ベガさん、桜の道が途切れずに続いているよ!
橋の下を潜り抜けているみたいで不思議
のんびりと散歩しながら進もうか。
途中で休憩を挟んで御茶をしよう
お話していたサクラモチ、どんな味だろう?
チョウメイジとドウミョウジ……
包みを広げて二つの種類を目前に並べる
ベガさんは何方から食べる?
同じ御菓子なのに見目も味も違うなんて
うふふ、何方の良さも味わえて嬉しいな
薄皮の長命寺、もちもちの道明寺
桜餅の美味しさを知ることが出来たよ
御茶ですっきりとしたら、桜道を楽しもうか
素敵な場所を見付けて、また桜を見上げよう
穴場探しをするのも楽しそうだね!
今年の春を満喫する事が出来て嬉しいなあ
春という季節の中でも、特別な数日しか楽しめない彩り。
それは、見渡す限り一面の桜色――今日は、そんな桜が満開に咲き誇る絶好のお花見日和。
水上・瑠璃青(縹の疆界/・g00530)は向ける瑠璃の色にも、満開に桜を咲かせながら。
「わあ〜……凄いね! ベガさん、桜の道が途切れずに続いているよ!」
……橋の下を潜り抜けているみたいで不思議、って。
雲母・ベガ(胡蝶の夢・g06232)と並んで、桜色の中野通りを歩いていく。
本当の橋であれば、橋の上を歩いて渡るのだけれど。
桜のアーチがかかるのは、ぐんと見上げた先の春空。
その桜の橋の下には、降り積もる花弁たちで埋め尽くされていて。
のんびりと散歩しながら進んでいれば、まるで春色の川を泳いでいるよう。
ベガも桜のアーチを瑠璃青と一緒に潜っていきながら、わくわくしてしまう。
「ふふ、トンネルを抜けた先には、どんな景色が待っているのでしょうね」
進んだ先に出会える春色が、楽しみで。
でも、踊る心のまま、先へと逸る気持ちもあるものの。
途中で休憩を挟んで御茶をすることに。
だって、このひとやすみのひとときに、楽しみにしていることがあるから。
それは、忘れずにと買っておいた、お花見のお供。
「お話していたサクラモチ、どんな味だろう?」
「長命寺と道明寺、の桜餅ですね」
花見スイーツの定番、桜餅である。
けれど、一言に桜餅と言っても。
「チョウメイジとドウミョウジ……」
包みを広げて交互にじいと瑠璃青が見つめるのは、目前に並べた二つの種類の桜餅。
同じ御菓子なのに見目も味も違うなんて……そう視線はいったりきたり、目移りしながらも。
「ベガさんは何方から食べる?」
悩みつつも訊いてみれば。
「わたくしは洋菓子のクレープ風にも見える、長命寺の方が少々気になりつつも……」
でもやっぱりそれでも、どちらも美味しそうだから。
「先ずは、それぞれ味見してみましょうか」
「うふふ、何方の良さも味わえて嬉しいな」
そしてふたりで、スッキリとした御茶も一緒に味わいつつ、ふたつの桜餅を食べ比べ。
「サクラモチ、のサクラは色なのか、味なのか……この葉っぱは桜?」
「長命寺と道明寺、どうしてそんな名前なのでしょうか」
「わ、甘くて、でもしょっぱい……?」
ふたりとも桜餅は初体験、ふたつ食べ比べながらもあれこれと、感想や気になったことをお喋りしながらも。
御茶でほっこりと休憩しつつ、ベガは改めて瑠璃青へと紡ぐ。
「美味しくも楽しい時間を、ご一緒できてとても嬉しいです」
「あたしも、桜餅の美味しさを知ることが出来たよ」
薄皮の長命寺、もちもちの道明寺……なんて、知れたそれぞれの美味しさを呟きつつも。
何より瑠璃青も、話していた桜餅の美味しさをベガと一緒に知れたことが、嬉しくて。
それからゆっくりひとやすみしたから、元気も満開。
御茶ですっきりとしたら、引き続き楽しむべく歩き出す。ステキなものを、一緒に探しに。
そして見つけた一際目を引く桜の下でも、咲き誇る花たちをまた見上げて、お花見を。
「うららかな春の日に、ふたりだけの穴場ポイント、というやつですね」
「穴場探しをするのも楽しそうだね!」
何より、瑠璃青は思うから……今年の春を満喫する事が出来て嬉しいなあ、って。
そしてベガも、秘密の穴場でふたり占めしている春の彩りを一緒に眺めながら、思いの言の葉を咲かせる。
……この景色を忘れずにいましょう、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV5になった!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV8になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
シャルロット・アミ
椿野さん(g02761)とご一緒に
哲学堂公園に手を繋いで入って
わあ、椿野さん、見て、桜!
哲学堂公園の桜を見て思わずはしゃいでしまうわ
色々なところから桜を楽しめる公園なんて素敵
それに桜って一斉に咲くのね、不思議だわ
椿野さんの蘊蓄を楽しみにして
彼の話に目を輝かせるわ
まさか哲学と妖怪が関係するなんて!
オカルト好きの椿野さんとしては外せないところなのね
折角だから「哲理門」へ行ってみましょう?
別名「妖怪門」ですって
片側に幽霊、片側に天狗
ふふ、いかにも椿野さんが好きそう
蘊蓄が終わらなさそうなら
持ってきたお茶を差し出すわ
今日は桜と蘊蓄で、私の胸はいっぱいなの
椿野・燕
アミさん(g00467)とご一緒に
花見のために哲学堂公園へと
見事な桜が咲いていて、思わず溜め息が出てしまう
流石桜の名所と言った所でしょうか
桜は気温に敏感な花ですからね、咲くなら一斉です。
さて定番となった蘊蓄を
今日は桜…ではなくここの設立者の話を
彼は哲学者であり妖怪博士と言われる方でした
私も少なからず影響を受けてますね
妖怪門ですか、良いですね
幽霊と天狗は不思議、不可思議の象徴なんだとか
ちなみに幽霊が出る梅の木もこの辺りに
アミさんは苦手そうなので今日は行かないでおきましょう
ここなら蘊蓄はいくらでも出てきます
お茶をアミさんから受け取って
桜を見ながらも公園の蘊蓄を楽しく披露させていただきます
春爛漫な花たちのアーチに導かれた先、ふたり手と手を繋いで一緒に。
足を踏み入れたのは、中野区にある『哲学堂公園』。
そして瞬間、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は思わずはしゃいでしまう。
「わあ、椿野さん、見て、桜!」
自分を迎えてくれるように満開に咲き誇る、桜たちの彩りに。
椿野・燕(詭弁家・g02761)もそんな彼女と共に、哲学堂公園の桜を見上げながら。
「流石桜の名所と言った所でしょうか」
見事な景色に、溜め息が出てしまう。
そんなやって来た公園内は広く、100本にも及ぶ桜の木があって。
賑やかな広場やその奥にある菖蒲池、川沿い等々、様々なスポットから桜を望めることができる。
「色々なところから桜を楽しめる公園なんて素敵」
シャルロットはそうそわそわと周囲を見回した後。
じいっと改めて目の前の桜の花を見つめて、小さく首を傾ける。
「それに桜って一斉に咲くのね、不思議だわ」
「桜は気温に敏感な花ですからね、咲くなら一斉です」
そして、そう教えてくれた彼をそうっと見上げながら、シャルロットはわくわくしてしまう。
だって、彼の蘊蓄を楽しみにしているのだから。
いや、この『哲学堂公園』ほど、燕の蘊蓄がいつまでも尽きそうにない場所はないだろう。
「さて定番となった蘊蓄を。今日は桜……ではなくここの設立者の話を。彼は哲学者であり妖怪博士と言われる方でした」
そう……何せ此処は、彼の知識が遺憾なく発揮できるスポットなのだから。
そんな彼の話を聞いて、シャルロットは瞳をぱちくりと瞬かせる。
「まさか哲学と妖怪が関係するなんて!」
そして視線を巡らせてみれば確かに、ところどころ、それっぽい建物や謎のオブジェがあることに気付いたから。
「オカルト好きの椿野さんとしては外せないところなのね」
「私も少なからず影響を受けてますね」
そんな燕が影響を受けた場所だと聞けば、シャルロットはまた嬉しくなって。
心躍るまま、逸るように彼の手を引く。
「折角だから「哲理門」へ行ってみましょう? 別名「妖怪門」ですって」
「妖怪門ですか、良いですね」
彼の蘊蓄が沢山聞けそうだと思った、「哲理門」こと「妖怪門」へ。
それからやって来た門をまじまじとシャルロットは見つめて。
「片側に幽霊、片側に天狗。ふふ、いかにも椿野さんが好きそう」
「幽霊と天狗は不思議、不可思議の象徴なんだとか」
燕はそう言った後、続ける。
「ちなみに幽霊が出る梅の木もこの辺りに……」
けれどふと思い立って、そこに行くのは今日はやめておくことに。
……アミさんは苦手そうなので行かないでおきましょう、って。
興味深いスポットも満載なのだけれど、ふたりで一緒に、満開に咲く桜も見たいから。
いや、シャルロットにとっては、いくらでも彼の蘊蓄は聞きたいし。
ここなら蘊蓄はいくらでも出てきます、と、燕もいくらでも語れそうなのだけれど。
とりあえず、持ってきたお茶をシャルロットは彼に差し出して。
彼女からお茶を受け取った燕も、ほっこりひと休み……のはずが。
「この哲学堂公園は哲学の世界が視覚的に表現されていて、哲学に由来するスポットが77か所もあるんです。丁度そこに見える銅像も――」
やっぱり、蘊蓄は終わらなさそう。
でもシャルロットの心は、ふたりで眺める桜の花みたいに嬉しさ爛漫。
満開の笑顔を咲かせながら――今日は桜と蘊蓄で、私の胸はいっぱいなの、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV15になった!
【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV9になった!
瀬良・要
【降暁】
去年と同じように嫁さんと一緒に♪
もうあれから一年か、早いよなァ?
今年は食べ歩きっつか花見ついでに屋台巡りってな♪
中野通りで屋台を覗くか
お、花見しながら団子は定番だよなァ♪
ん? 鯛焼き? そりゃ新しいな、奢ってやろうか?
っと、なら酒あるかなァ? 熱燗か花見用の日本酒とか
哲学堂公園で買ったものを食べながら花見
えっ、謂れとかあんま知らねェけども
2020年に名勝にされてるみたいだな?
去年は小松川の千本桜であっちも絶景だったけど
こっちの百本もなかなかオツだねェ♪
一際目立つ桜の木を見つけりゃ、その花吹雪の中で
皆が桜に目を奪われてる隙に、隣の華へ口付けを
花より団子より、俺だろ? 去年のお返し、な?
シャナオウ・ナラシャ
◆降暁
おーい要、花見に行こうぜ
今回は食べ歩きでもするか
中野通りの桜トンネルを歩きつつ
串ものやちまき団子といった手軽に食えるものを購入
あとはたい焼き
えっ、奢ってくるのか?!
ほんのり甘く…あの表面のカリッとした仕上がりにもちっとした触感に
絶妙な甘さのあんこ!新宿島に来て最初に食べたのがコレだったんだ
熱燗なども買えたらいいな
公園
哲学堂公園かどんな謂れのある場所なんだ?
へぇ~随分と最近なんだな?
100本の桜か…
去年は千本桜だったな
確かこういった情景を鳥語花香と言ったか
改めて桜を見上げては、日本は本当に…桜が似合う国だな
そんな
桜舞う中で振り向きざまに触れた温もりに一瞬驚くも
相手の次いでだ言葉に
バカ…と
ちょうど今、桜が満開だと聞いたから。
――おーい要、花見に行こうぜ。
そう誘ったのは、シャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)の方であった。
そんな嫁さんのお誘いに、瀬良・要(死は我が踊り手・g00797)は昨年の春のことを思い出す。
「もうあれから一年か、早いよなァ?」
「今回は食べ歩きでもするか」
昨年は、江戸川区の荒川沿いに咲き誇っていた千本桜。
そして今年は、中野区の中野通りを抜けて哲学堂公園へ。
今年は食べ歩きというよりも、花見の前に中野通りで美味しいものを調達といったところか。
けれど、中野区屈指の桜の名所であるという哲学堂公園は勿論のこと。
公園までの通り道である中野通りも、通りに伸びる桜並木が見事な絶景なのだという。
ということで、ふたりは今年も――いざ花見へ!
辿り着いた中野通りの桜のトンネルを潜るように並んで歩きながらも。
シャナオウは道すがら、串もの各種やちまき団子といった手軽に花見で食べられるものをいくつか見繕って購入して。
「お、花見しながら団子は定番だよなァ♪」
要に微笑みつつこくりと頷いてみせた……その時だった。
ふと目に入ったものに思わず一瞬足を止めて、こう続ける――あとはたい焼き、と。
要はそんな彼の声に、一瞬きょとりとするけれど。
「ん? 鯛焼き?」
じいと鯛焼き屋を見つめるその視線を追った後、続ける。
「そりゃ新しいな、奢ってやろうか?」
「えっ、奢ってくるのか!?」
瞬間、いつもは飄々と颯爽としているシャナオウがぱあっと咲かせるのは、傍から見てもわかるくらいの満開の嬉しさ。
そしてうきうきと鯛焼き屋に向かいながらも、鯛焼きについて語り始める。
「ほんのり甘く……あの表面のカリッとした仕上がりにもちっとした触感に、絶妙な甘さのあんこ!」
それから、ふっと藍色の瞳を細め、シャナオウは続ける。
……新宿島に来て最初に食べたのがコレだったんだ、と。
そんな彼につられ、要も一緒に笑みながらも。
「っと、なら酒あるかなァ? 熱燗か花見用の日本酒とか」
「熱燗なども買えたらいいな」
桜舞う中野通りを暫く歩いていれば、酒類を売っている店を発見。
無事に互いに望みのものが買えて、春のデートを楽しみながら、目的地である哲学堂公園へと足を踏み入れる。
そして公園の桜が咲き誇るスポットで、早速買った物を食べながら花見と興じて。
「哲学堂公園かどんな謂れのある場所なんだ?」
そうシャナオウに聞かれ、思わぬ問いに瞳を瞬かせるけれど。
「えっ、謂れとかあんま知らねェけども。2020年に名勝にされてるみたいだな?」
要はとりあえず耳にしたことがあることを答えてみる。
そんな彼の言葉に、シャナオウは小さく首を傾けて。
「へぇ~随分と最近なんだな? いや、此処ではまだ先のこと、か?」
最終人類史では過去のことだけれど、このTOKYOエゼキエル戦争ではまだ此処は名勝に指定される前。
それが何だか不思議で、でも少し面白くもある気がする。
そんなまったりとふたり会話を交わしながらも花見をしてれば、やはりふたりが思い出すのは。
「100本の桜か……去年は千本桜だったな」
「去年は小松川の千本桜であっちも絶景だったけど、こっちの百本もなかなかオツだねェ♪」
同じ桜でも、また此処とは全然雰囲気が違った千本桜と――。
シャナオウはそれからふと、今年の桜を改めて見上げて。
「確かこういった情景を鳥語花香と言ったか」
日本は本当に……桜が似合う国だな、と。
桜舞う中で――振り向きざま、だった。
一際目立つ桜の木を見つけた要は、その花吹雪の中で。
桜に目を奪われている隣の華へと、「おまじない」を。
そんな急に触れた温もりに、シャナオウは瞳を一瞬見開いて驚くも。
「花より団子より、俺だろ?」
――去年のお返し、な? なんて。
急速に熱くなった耳に吐息がかかるようにそう囁かれれば。
クラクラと酔い痴れるような感覚をおぼえながら、これだけ返すので精一杯。
――バカ……と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV9になった!
【先行率アップ】がLV5になった!
咲樂・祇伐
🌸送櫻館
絶好のお花見日和ですね
お兄様
良い場所を取って下さり助かったわ
桜花絢爛
咲き麗の場所でお花見ができます
ツキシロさん
お荷物持つの手伝ってくれてありがとう
疲れてない?
シートを敷きお弁当を広げ
お花見開始
お弁当は
桜ちらし寿司にだし巻き玉子
チーズ入りの唐揚げやミートボールに春色のおにぎりも
お兄様と彗藍さんと一緒に作ったの
彗藍さん特製サンドイッチも彩やかで絶対美味しいわ
雪璃さんが持ってきてくれた飲み物を人数分いれて召し上がれと咲む
桜オレ、飲みたい!
千景さん!甘味も作ってくれたの?
桜餅大好きなんです!両方ぱくり
ひらり舞う桜花の元であれもこれもと舌鼓
しっていますか?
桜の樹の下には
しあわせが咲いているって
咲樂・神樂
⚰️送櫻館
ふ…
ぴぃころと早くから場所取りしたかいがあったわ!
いい場所がとれたと桜の樹の下で含み笑い
あ!祇伐、皆!こっちよー!
手招いてお花見の用意をお手伝い
ツキシロ、その荷物はこっちに
ありがと
お花見弁当は腕によりをかけて
祇伐や彗藍とも一緒に作った自慢の逸品
どれも春っぽくデコった、目にも楽しく美味しいのよ
ぴぃころみたいなゆで玉子にタコさんウィンナーもあるわ
千景〜、気が利くわね
桜餅なんて乙なもの、ますます宴が楽しくなっちゃう
雪璃、飲み物こっちにも頂戴な
お弁当にぴったりで
こくりと飲めば爽やかに潤うわ
桜オレも頂こうかしら
どんどん食べてとおすすめし
あらこれでは
花より団子かしら?と首傾げ
さいわいは
今この時に
茜來・雪璃
🦊送櫻館
うーん、良い天気!
それにここすごく良い場所だ
神樂もぴぃころもありがと!
ツキシロは荷物ありがとー
大変だったでしょ
今日のお弁当も美味しそー!
流石祇伐と神樂!
彗も一緒?ぉお、スペシャルメンバーだね
よし、たこさんウインナーから食べ…今、ぴぃころたまごと目が合った気がする
ほーい、どれ飲む?
お茶にジュースに…こんなのもあるよ、桜オレ!
はい、どうぞー
ぁ、祇伐何飲む?
千景のスイーツもすごい!
桜咲ゼリーがいいな
桜ちらしにチーズ入り唐揚げにサンドイッチ
やっぱどれも美味しい
あは、花より団子だねえ
写真も撮っとこー
ん、だね
たーくさんのしあわせがここに咲いてる!
桜も笑顔も満開のひとときを
大切に映してとっておこう
朔・彗藍
⭐️送櫻館
青空に薄紅が映えて、綺麗ですねえ
神樂、ぴぃころはお疲れなのです!
ツキシロもお手伝い有難う
ふふ、たくさんお弁当食べて下さいね
神樂と祇伐のお料理は彩り綺麗で凄いのですー!
参考にさせて貰いながら私も頑張りました
たこさんウインナーを摘まんでえっへん
一口サイズの春彩サンドイッチもどうぞ?
あ、雪璃!私も桜オレが飲みたいです!
お楽しみはスイーツも!
千景のお菓子はいつも美味しそうですね
桜づくしの和菓子です……!
夢中になって美味しいものを沢山食べて
ふと見上げた桜華は
そうですね、きっと花弁と一緒に
しあわせが降ってきてくれてます
皆と春爛漫ひととき、写真も勿論だけれど
瞳に灼きつけて、この景色をいつまでも
紫空・千景
🃏送櫻館
うむ、佳き日だ
そんな中の場所取りは大変だったろうが特等席だな
神樂もぴぃころもお疲れ様だ
ツキシロも荷物有難う
甘味もあるから食べていってくれ
――噫、桜花絢爛の宴だ
お弁当は桜に負けず豪華で
祇伐と神樂は流石だと頷きひとつ
桜ちらしとそれから、
…、…私もぴぃころたまごと目が合った
彗の春彩サンドイッチも頂こう
頬張るのも贅沢だが一口で食べれるのも良いな
あ、雪璃
私も桜オレが欲しい
私の甘味も豪華な弁当にの傍らに広げて
桜餅は長命寺と道明寺の両方とも
大福は桜餡入りのキャンディカラーではなびらを描いた
さっぱりなら桜咲ゼリー
量は有る
好きなのを召し上がれ
幸も倖も此処に在る
色々な味を舌鼓し皆で見る桜色を
心に咲かせて
ツキシロ・フェルドスパー
🌈送櫻館
お花見日和ーー!!
楽しみやんなあ。
ワクワクが止まらへんわあ。
あ、荷物は任せてなー持ち運ぶでー
(こそりと【怪力無双】使って一杯運ぶ)
神樂にーちゃんそっちに荷物置けばいい?分かった!
神樂にーちゃんの示す指定場所に運んでた荷物をそっと置く。
おん、これ位へっちゃらやで祇伐ねーちゃん!雪璃ちゃん!
どういたしまして!彗藍ねーちゃん!千景ねーちゃん!
美味しいご飯も幸せ一杯。
……いっぱい食べてもええかな?と、こっそり聞いてみたりも。
桜オレ?雪璃ちゃん!自分も頂戴!
デザートも美味しそうやね千景ねーちゃん!
許してくれるなら全部食べてみたい!
桜に包まれ、幸せに。
再び巡ってきた季節は、まさに爛漫の春。
柔く降る陽光も吹き抜ける風も、ぽかぽかあたたかくて心地良くて。
「うーん、良い天気!」
白のように見える薄ら金を帯びたもふもふ二尾も春色を浴びてキラキラゆるゆら、お耳もご機嫌にぴこぴこ。
大きく背伸びしてみせる茜來・雪璃(朧夜ノ蝶華燈・g00793)に、朔・彗藍(ベガ・g00192)も咲かせる薄紫華を星のように煌めかせて。
「青空に薄紅が映えて、綺麗ですねえ」
「絶好のお花見日和ですね」
そうほわり笑み咲かせた咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)の声に、ツキシロ・フェルドスパー(非日常に迷い込んだ漂流者・g04892)も心躍らせて。
「お花見日和ーー!! 楽しみやんなあ」
……ワクワクが止まらへんわあ、って。
綺麗な青の瞳を細めて、はしゃいじゃう。
そんなうきうきした気持ちのままに足取り軽い皆の姿を見つめ、紫空・千景(夜明の導べ・g01765)もこくりと頷いて。
「うむ、佳き日だ」
皆で歩くのは、満開桜のアーチがずっと先まで伸びる、一面春色の中野通り。
そして皆の荷物を、任せてなー持ち運ぶでーと沢山請け負ったツキシロは、さすがの男子……なのだけれど。
こそりと怪力無双使っていることは、ナイショ。
そんな皆が今まさに向かっている『哲学堂公園』で、一足早く。
「ふ……ぴぃころと早くから場所取りしたかいがあったわ!」
今年も暫し、ふかふかもふもふな桜シマエナガのぴぃころと一緒に、一等見事に咲く桜をふたり占めしながらも。
いい場所がとれたと、咲樂・神樂(離一匁・g03059)は桜の樹の下で含み笑い。
だって、きっとやってきた皆の顔も綻ぶだろうって、わかっているから。
そして桜花弁とじゃれ合うぴぃころを微笑ましく見ていれば。
「あ! 祇伐、皆! こっちよー!」
祇伐や皆の姿を見つけ、大きく手を振りつつ手招いて。
「お兄様、良い場所を取って下さり助かったわ」
……桜花絢爛、咲き麗の場所でお花見ができます、って。
そう祇伐に嬉しそうに笑まれれば、一気に神樂の心もぽかぽか春の様なあたたかさが満開に咲いて。
「ここすごく良い場所だ、神樂もぴぃころもありがと!」
「花見日和な中の場所取りは大変だったろうが特等席だな、神樂もぴぃころもお疲れ様だ」
「神樂、ぴぃころはお疲れなのです!」
思っていた通り、ほこほこと咲き綻ぶ皆の笑顔。
「神樂にーちゃんそっちに荷物置けばいい?」
「ツキシロ、その荷物はこっちに」
そして、分かった! と頷いて示した場所に荷物をそっと置いてくれるツキシロに、ありがと、と神樂は笑んでから。
いっぱい運んでくれた荷物を確認しつつも並べて、お花見の用意をお手伝い。
「ツキシロは荷物ありがとー。大変だったでしょ」
「ツキシロさん、お荷物持つの手伝ってくれてありがとう」
……疲れてない? って、祇伐は雪璃と共に彼に礼を告げながらも。
シートを敷きお弁当を広げ、神樂と一緒にお花見の準備を。
ツキシロはそんなふたりに元気に頷いてみせて。
「おん、これ位へっちゃらやで祇伐ねーちゃん! 雪璃ちゃん!」
「ツキシロもお手伝い有難う。ふふ、たくさんお弁当食べて下さいね」
「ツキシロも荷物有難う。甘味もあるから食べていってくれ」
「どういたしまして! 彗藍ねーちゃん! 千景ねーちゃん!」
彗藍と千景の言葉に、たくさん食べる! とわくわく。
そして準備が整えば――お花見のはじまりです!
そんな楽しみな花見に彩りを添えるのは、シートの上にずらり並べられている花見弁当。
「――噫、桜花絢爛の宴だ」
「今日のお弁当も美味しそー! 流石祇伐と神樂!」
うきうき尻尾をゆらす雪璃に同意するように、祇伐と神樂は流石だと、千景も頷きひとつ。
満開桜に負けず豪華な手製の花見弁当を見遣って。
ツキシロも、美味しいご飯も幸せ一杯、とくるりと視線を巡らせながら。
「……いっぱい食べてもええかな?」
そう、こっそり聞いてみたりもすれば。
勿論! とすぐに神樂は頷き返す。
何せ眼前の花見弁当は、腕によりをかけて、祇伐や彗藍とも一緒に作った自慢の逸品。
桜ちらし寿司にだし巻き玉子、チーズ入りの唐揚げやミートボールに、春色のおにぎり等々。
段重ねになった重箱に美味しく華やかに咲くおかずたちは沢山だから、いっぱい食べたって大丈夫。
「彗も一緒? ぉお、スペシャルメンバーだね」
「ええ、どれも春っぽくデコった、目にも楽しく美味しいのよ。ぴぃころみたいなゆで玉子にタコさんウィンナーもあるわ」
「神樂と祇伐のお料理は彩り綺麗で凄いのですー! 参考にさせて貰いながら私も頑張りました」
雪璃と神樂を交互に見つつも、彗藍はたこさんウインナーを得意げに摘まんで、えっへん。
そんな摘ままれたたこさんをじいと見てから。
「よし、たこさんウインナーから食べ……」
「桜ちらしとそれから、」
雪璃は千景と一緒に、重箱へと手を……伸ばしたものの。
ぴたりとふたり仲良く、一瞬思わずその手を止めてしまう。
「……今、ぴぃころたまごと目が合った気がする」
「……、……私もぴぃころたまごと目が合った」
じーっと自分達を見ているような気がするぴぃころたまごと、ぱちり、目が合ったような気がして。
「一口サイズの春彩サンドイッチもどうぞ?」
「彗藍さん特製サンドイッチも彩やかで絶対美味しいわ」
春色も美味も爛漫な可愛らしい彗藍のサンドイッチに、祇伐が手を伸ばせば。
「彗の春彩サンドイッチも頂こう」
……頬張るのも贅沢だが一口で食べれるのも良いな、と。
ぴぃころたまごの視線を感じつつも、桜ちらしも春彩サンドイッチも、美味しくいただく千景。
そして美味しいお弁当タイムに必要不可欠なのは。
「雪璃、飲み物こっちにも頂戴な」
そう、飲み物。
そんな飲み物は、雪璃にお任せあれ。
「ほーい、どれ飲む?」
「まずはお茶をいただこうかしら……あら、祇伐ありがと」
「はい、召し上がれ。みなさんの分もいれますね」
雪璃が持ってきてくれたお茶を人数分淹れながら祇伐は咲んで。
「お弁当にぴったりね」
神樂が早速こくりと飲めば、ふわりと口の中が爽やかに潤う。
そんなお茶もとてもほっこり、良いのだけれど。
満を持して雪璃がおすすめするのは、これ!
「お茶にジュースに……こんなのもあるよ、桜オレ!」
そして、それを聞けば、刹那。
「あ、雪璃! 私も桜オレが飲みたいです!」
「桜オレ? 雪璃ちゃん!自分も頂戴!」
「あ、雪璃。私も桜オレが欲しい」
すぐに同時に、彗藍とツキシロと千景が声を上げて。
「はい、どうぞー。ぁ、祇伐何飲む?」
皆に桜オレを手渡しつつ、お茶を淹れてくれた祇伐にそう雪璃が訊いてみれば。
やっぱり返って来るこたえは、こうです。
「桜オレ、飲みたい!」
「桜オレも頂こうかしら」
神樂もそう一緒に、桜オレを貰って。
みんなお揃いで、甘やかな春を堪能する。
けれど、まだ甘やかで美味な時間は終わりではありません。
そう――わくわくするお楽しみはスイーツも!
千景が、手製の甘味を花見弁当の傍らに広げれば。
「千景さん! 甘味も作ってくれたの?」
「千景のお菓子はいつも美味しそうですね」
彗藍と祇伐は、甘味への期待と嬉しさをいっぱいに咲かせて。
「桜餅は長命寺と道明寺の両方とも、大福は桜餡入りのキャンディカラーではなびらを描いてみた。さっぱりなら桜咲ゼリーだな」
「千景のスイーツもすごい! 桜咲ゼリーがいいな」
千景の説明をうんうんと真剣に聞いた後、尻尾をうきうきゆらりとさせながら雪璃が手を伸ばしたのは、爽やかな桜咲ゼリー。
「桜餅大好きなんです!」
「千景〜、気が利くわね。桜餅なんて乙なもの、ますます宴が楽しくなっちゃう」
嬉しそうに長命寺も道明寺も両方ぱくりといただく祇伐と一緒に、神樂も嬉々と桜餅をいただいて。
「デザートも美味しそうやね千景ねーちゃん!」
ツキシロもはしゃぐように、華やかな和スイーツをくるりと見回してから。
「許してくれるなら全部食べてみたい!」
「量は有る。好きなのを召し上がれ」
二種類の桜餅も、花弁纏う大福も、桜咲ゼリーも……全部選びます!
「桜づくしの和菓子です……!」
そんな別腹のデザートタイムも、彗藍の言うように甘やかな桜が満開。
それからもまだまだ、ひらり舞う桜花の元で、あれもこれもと祇伐は舌鼓をうって。
「桜ちらしにチーズ入り唐揚げにサンドイッチ、やっぱどれも美味しい」
「ふふ、どんどん食べて」
ぴこりとお耳を揺らす雪璃や皆に、神樂は色々おすすめするも。
ふと、こてりと首を傾げる。
「あらこれでは、花より団子かしら?」
そんな彼の声に、雪璃は笑って。
「あは、花より団子だねえ」
写真も撮っとこーって、楽しくて美味しいひとときに、ぱしゃり。
そんな様子を微笑ましく見つめながらも、祇伐はこう紡ぐ。
「しっていますか? 桜の樹の下には――」
――しあわせが咲いているって、と。
そう聞けば、雪璃もこくこくと大きく頷いて返す。
「ん、だね」
……たーくさんのしあわせがここに咲いてる! って。
夢中になって美味しいものをはむはむ沢山食べていた彗藍も、ふと見上げた桜華に瞳を細めて。
「そうですね、きっと花弁と一緒に、しあわせが降ってきてくれてます」
――幸も倖も此処に在る、と。
千景もそう色々な味を舌鼓し、そして心にも咲かせるのは、皆で見る桜色。
そんないっぱいのしあわせに、雪璃はカメラを向けて、シャッターを切る。
(「大切に映してとっておこう」)
桜も笑顔も、満開のひとときを。
それに、皆と春爛漫ひととき……写真も勿論だけれど。
彗藍は瞳にも咲かせて灼きつける――この景色をいつまでも、って。
ツキシロも、沢山の美味しいものや桜たちに包まれて、ほわりと幸せな心地に。
そして神樂もそんな皆を見つめ、満開の笑みを咲かせる――さいわいは、今この時に、と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【おいしくなあれ】LV2が発生!
【腐食】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV3になった!
【平穏結界】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV2が発生!
【ダメージアップ】がLV10(最大)になった!
【凌駕率アップ】がLV3(最大)になった!
【能力値アップ】がLV10(最大)になった!
宇佐美・アリス
【博物館】の皆と参加
良い所ね
駅の方(中野ブロードウェイ)は友達とよく来てたけど、この公園は初めてね
【アイテムポケット】にお弁当にお茶、お菓子、シート等を詰めて行くわよ
お稲荷さんでしょ、卵焼きでしょ、筑前煮っと
お団子に、お彼岸だし、おはぎでしょ
旅団で話題になってたし、桜餅は2種類とも持ってきたわよ(甘味多め)
子供もいるし、この後お仕事(戦闘)だし、お酒は旦那さんに止められてるので、飲まないわよ
たまには飲みたいけどね
一応、年長者として、羽目を外しすぎる子は注意するわね
桜切らぬバカ梅切らぬバカって諺がある位、桜は切口から弱りやすいから、傷つけちゃだめよ、って方向かしらね?
イツカ・ユメ
【博物館】
ふふーん!皆とお花見するから、気合い入れてお弁当作ってきちゃった。
まんまるモーラットおにぎりと、唐揚げとハンバーグとポテトコロッケと……ん?茶色が多い?野菜が少ない?
大丈夫!ポテトは野菜だもん!
桜の名所だけあって、賑やかで皆楽しそうだね♪
良さげな場所を見つけたら、レジャーシートとお弁当を広げてかんぱーい!
…本当はお酒で乾杯したいけど。お酒で乾杯したいけど。未成年もいるから、今日は大人しくお茶で乾杯するんだよ。
ぽかぽかの春に、綺麗な桜。
美味しいものと、皆の笑顔。
ふふー、これは最高のお花見だね!
…空から、ひらり。
手の中に落ちてきた桜の花弁は、今日の思い出に。
天絹・蠱白
【博物館】の皆と行動
◆心情等
セリフは平仮名カタカナのみ
「〜ですの」多用
アリスせんせー、○○おねえちゃん等と呼ぶ
能力覚醒まで難病で入院生活だったのでお花見も他行事同様に絵本やアニメの出来事のような認識
完治後に1度越冬してるので桜を見かける程度は体験済
難病の頃は超小食だったけどインセクティア化で大食いに
◆行動
沢山の満開の桜の木にやっぱり最初からテンションマックス
仲間が持ち寄ったお弁当を貰ったり
桜の木に登ろうとして怒られたり
出店してる屋台があったらおねだりして食べ歩きしたり
はしゃいで花びらを集めて空に向かって撒いて歓声上げたり
おやつ食べたり
皆と記念写真撮ったり
ごはんを食べたり
あとお団子食べたりします
御門・風花
【博物館】で参加します。
外見はクールでミステリアスな少女。性格は素直で天然。
サーヴァントの琥珀も、大人びた女の子。
レジャーシートに座りながら、賑やかな声と桜吹雪を背景に、読書をしています。
膝の上には、相棒の琥珀が丸まって一眠りしています。
爽やかな春風と舞い散る花弁を感じては顔をあげ、満開の桜と皆の楽しそうな様子を見て、頬を緩めます。
この日常がいつか終わりを迎えるのだとしても、この思い出はきっと。
アオイ・ダイアログ
【博物館】からー🎵
わーぉ、桜が満開春爛漫!
まさに絶好の花見日和ってやつですね🎵
私もばっちりお弁当をお母さんに作ってきて貰いました!
いやー家に親がいるありがたみがホント沁みます
中身はおにぎりに肉団子、ウインナーにプチトマトエトセトラですね
せっかくなので交換しましょー🎵
どれも素敵なお弁当ですね!
結構混んでますけどやっぱりみんな好きなんですねぇ
あ、蠱白さん登ると危ないですよー?
お酒、花見酒ってやつですね!
ゲームで見るのは渋くてカッコいいですよねー🎵
いつか大人になったらやってみたいです🎵
ふふん、私たちは日常を取り戻す戦いをしてるんですからね!
まだまだ機会はあります、これからもです!
ぽかぽかとあたたかい日が多くなってきて、今年も春が来た、って。
そう最近はよく感じてはいたのだけれど。
春という季節の本格的な到来をやはり強く感じるのは。
「わーぉ、桜が満開春爛漫! まさに絶好の花見日和ってやつですね♬」
くるりと視線を巡らせる風景が一面、桜色に染まった時。
そして、声も心も弾ませるアオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)の言うように、今日はとても良い天気。
青く晴れた空に、はらりひらりと舞う桜花弁たちが春の彩りを添えて。
くるりくるりと踊るように舞い降る無数の花弁や沢山の満開桜の木に、天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)も最初からテンションマックス。
それもそのはず、桜は見かけることこそ以前もあったけれど。
ずっと外に出られなかった蠱白にとっては、お花見は絵本やアニメの出来事のような認識で。
そんな桜色いっぱいの世界の只中に今いることがまるで夢みたいで、わくわくしてしまう。
宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)はそんな目一杯はしゃぐ蠱白に、転ばないように気を付けてね、って声をかけつつも。
「良い所ね。駅の方は友達とよく来てたけど、この公園は初めてね」
同じ中野でも、中野ブロードウェイの方には、趣味友とよく訪れていたけれど。
皆とやって来た、中野区屈指の花見スポット『哲学堂公園』の風景を、アリスは改めて眺めてみる。
そして、見た目はクールでミステリアスな印象であるのだけれど。
うきうきはしゃぐアオイや蠱白の様子を、微笑まし気に静かに見守りつつ。
御門・風花(ミセリコルデ・g01985)も皆や琥珀と一緒に、地に降り積もった薄紅の絨毯の上をそっと歩く。
イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)も、聞こえてくる楽し気な声にそう笑んでから。
「桜の名所だけあって、賑やかで皆楽しそうだね♪」
……ここなんてどう? って、見つけた絶景スポットへと皆を手招いて。
場所が決まれば広げるのは、レジャーシートとお弁当!
「ふふーん! 皆とお花見するから、気合い入れてお弁当作ってきちゃった」
そうえっへんと広げる、イツカ自慢のお手製花見弁当の中身は。
「まんまるモーラットおにぎりと、唐揚げとハンバーグとポテトコロッケと……ん? 茶色が多い? 野菜が少ない?」
すごく美味しそうなのだけれど……色味がほぼ茶色?
いえ、きちんと野菜もあるのです。
「大丈夫! ポテトは野菜だもん!」
やっぱり美味しそうには違いないのだけれど、色は安定の茶色です。
それに、お弁当を持ってきたのは、イツカだけではないから大丈夫!
アオイの取り出したお弁当は、バランスもばっちり。
だって、何せ。
「私もばっちりお弁当をお母さんに作ってきて貰いました!」
……いやー家に親がいるありがたみがホント沁みます、って。
おにぎりに肉団子、ウインナーにプチトマトエトセトラ。
お母さんに作って貰った、愛情も栄養もたっぷりなお弁当なのです。
そしてアリスも、アイテムポケットに入れてきたものをシートの上に取り出していく。
「お稲荷さんでしょ、卵焼きでしょ、筑前煮っと」
そんな、落ち着いて食べられそうな花見弁当は勿論。
「お団子に、お彼岸だし、おはぎでしょ。旅団で話題になってたし、桜餅は2種類とも持ってきたわよ」
花見にぴったりな甘味やお茶も持ってきました!
いえ、ちょっぴり心なしか甘味が多め……かも?
それから、それぞれ咲かせる味わいもバリエーションに富んだ、美味しそうな花見弁当やお菓子等がずらりと並べば。
「どれも素敵なお弁当ですね! せっかくなので交換しましょー♬」
アオイは皆と、交換この約束を。
それから、桜を眺めながらお弁当を楽しむ、その前に。
皆の手には、お茶が入ったコップ。花見酒ならぬ、花見茶です。
そして桜色の空に小さく掲げて――かんぱーい!
お茶をのんでほっこりとしながらも。
「……本当はお酒で乾杯したいけど。お酒で乾杯したいけど」
……未成年もいるから、今日は大人しくお茶で乾杯するんだよ、と。
そう呟きを落とすイツカに、アリスも頷いて返す。
「子供もいるし、この後お仕事だし、お酒は旦那さんに止められてるので、飲まないわよ」
でも……たまには飲みたいけどね、なんて続けて。
そんな大人なふたりの声を聞きながら、アオイもお茶をいただきつつ。
「お酒、花見酒ってやつですね! ゲームで見るのは渋くてカッコいいですよねー♬」
……いつか大人になったらやってみたいです♬ と。
まだ未成年ゆえに飲めないけれど、憧れの花見酒は大人になってからのお楽しみにと。
そして蠱白は、はむはむもぐもぐ、皆がが持ち寄ったお弁当をいっぱい貰っては食べてから。
「結構混んでますけどやっぱりみんな好きなんですねぇ」
そうくるりと視線を巡らせたアオイは、先程まで同じシート内にいたはずの蠱白を見つける。
「あ、蠱白さん登ると危ないですよー?」
満開に咲く桜が綺麗で、桜の木に登ろうとしている姿にそう声を掛けつつ。
そう言われて登ることをやめた蠱白に、アリスは一応年長者として、羽目を外しちゃいそうになった彼女に言い聞かせておく。
「桜切らぬバカ梅切らぬバカって諺がある位、桜は切口から弱りやすいから、傷つけちゃだめよ」
そして、ちょっぴり怒られて拗ねたようにしゅんとする蠱白であったけれど。
公園内の売店でかき氷が売っているのを見つければ。
「アリスせんせー、いちごのかきごおりがたべたいですの♪」
そうおねだりをして、イチゴシロップの上に練乳もかけてもらえば、わくわく甘い桜色に。
それからしゃくしゃくかき氷を食べて、またうきうきになれば。
蠱白は舞い降り積もる桜花弁を一生懸命集めてから、今度は事前にアリスせんせーに言われた通り、周囲に誰もいないところに移動して。
青い空にぱあっと撒いてみれば、桜色の雨みたいで、きゃあきゃあはしゃいじゃう。
そして風花はレジャーシートに座りながら、そんな賑やかな声と桜吹雪を背景に、持参した本をぱらりと捲る。
いや、静かに落ち着いて読書をすることが好きというのも、勿論なのだけれど。
今、膝の上に、相棒の琥珀がくるりと丸まって、気持ちよさそうに一眠りしているから。
そして一通りきゃっきゃ遊んで、ちょこんとシートの上に戻って来た蠱白がまた、もぐもぐおやつを食べている中。
皆も自然と戻ってきて、まったり桜鑑賞タイム。
それからイツカは、改めてこう確信するのだった。
ぽかぽかの春に、綺麗な桜。
そして、美味しいものと、皆の笑顔。
「ふふー、これは最高のお花見だね!」
風花も、爽やかな春風と舞い散る花弁を感じては顔をあげて。
満開の桜と皆の楽しそうな様子を見れば、ふわりと頬も緩んでしまう。
そしてそっと、桜色に紛れるように呟きを落とす。
「……この日常がいつか終わりを迎えるのだとしても、この思い出はきっと」
そんなふわり、春風に乗って聞こえた風花の呟きにアオイは瞳を細めて。
それから胸を張って見せつつ、続ける。
「ふふん、私たちは日常を取り戻す戦いをしてるんですからね!」
……まだまだ機会はあります、これからもです! って。
だから、今日のこの楽しいお花見の思い出を、いつまでも咲かせるために。
「せっかくですから、記念写真撮りましょー♬」
満開桜の下で、皆揃って――ぱしゃりと、麗らかな春のひとときにシャッターを切る。
そして皆と記念写真撮った後、蠱白は再びごはんをもぐもぐ、お団子もはむはむ食べたりして。
他の皆も、思い思いに楽しく過ごしている姿を、微笑ましく眺めていたイツカであったが。
刹那……空から、ひらり。
手の中に迷い込んできた桜のひとひらは、今日の思い出に。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV6になった!
【飛翔】がLV16になった!
【植物活性】がLV2になった!
【神速反応】がLV3になった!
【士気高揚】がLV2になった!
効果2【グロリアス】がLV5(最大)になった!
【ガードアップ】がLV4になった!
月之瀬・ゆらぎ
【遊び場】
わぁ……素敵な公園……!
普段お出かけってあまりしないから、みんなでお花見だなんてとっても嬉しいな。誘ってくれて本当にありがとう、紘希さん
哲理門、だっけ?
天狗と幽霊だなんて不思議な組み合わせだけど、何でなんだろうね?
川沿いの広場に着いたけど、満開の桜が綺麗……!
それに松露さんが作ってきてくれたお弁当も美味しそうだし、今日は頑張って起きていなくっちゃ……あ、このコップかわいい──え、自分で作ったの……!?
このお料理もなんだろう。でも、どれもすっごく美味しいね
桜を見て、ご飯を食べて、お絵かきを見て、そんな風に楽しい時間を過ごして……とても素敵な想い出
うん、今日は来て、良かった……Zzz……
葉切・松露
【遊び場】(紘希に対してのみタメ口)
おお~!いい公園ですねぇ!
紘希、大丈夫か?腰抜けたら背負ってやるぞ?
今年初の花見だから、張り切って作りすぎたです。紘希もゆらぎねーさんも、いっぱい食べてくださいね。
まずは定番の唐揚げと卵焼き。卵焼きは甘いのとだし巻きと両方作っといたです!
ポテトサラダには柴漬けを刻んでピンク色に。
あ、鯛飯おにぎりといなり寿司、どっちがいいですか?
紘希、おれにもほうじ茶くれるか?
このコップきれいでいいなぁ。かわいい。
美味しそうに食べる二人を眺めて、桜見るより楽しいなぁ、なんて。
……ん?え、ゆらぎねーさん?ゆらぎねーさーん?
不知火・紘希
【遊び場】計3人
中野区にこんなお花見スポットがあるんだね。
哲学堂公園を入ったときの幽霊の像は少し驚いたけど、キレイな景色でお花見楽しみ!
僕たちは川沿いの広場でお花見するよ
準備中も手が止まっちゃいそうなくらいキレイな桜。
でもお腹は空いてきちゃった。
わ、まーくん特製春のお弁当!おいしそう。
僕ね、甘いのと鯛飯おにぎりがいいな。
そうだ。桜モチーフのコップを作ったんだ。
上手にできたかな?好きな飲み物を注いであげるからね!
このお料理は……ゆらぎさんわかる?
(ぱくり)うん、どれも春らしくておいしい!
桜の下、幸せな想い出を記録しようとスケッチ
お花見を満喫していたら
あら、ゆらぎさん……夢の中も桜色だといいな。
満開を迎えた桜が今の時期だけ作り出す、春色の道。
桜のアーチが架かった中野通りは一面桜色に染められていて、その先に、今回の目的の桜の名所が。
「わぁ……素敵な公園……!」
「おお~!いい公園ですねぇ!」
見渡す限りの道を歩いただけでも、まるで桜の夢に揺蕩っているかのような心地になったのだけれど。
月之瀬・ゆらぎ(揺蕩う夢の守り人・g04271)は葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)と共に、ほわりと笑みを咲かせて。
「普段お出かけってあまりしないから、みんなでお花見だなんてとっても嬉しいな。誘ってくれて本当にありがとう、紘希さん」
今回のお出かけに誘ってくれた不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)へと視線を向けるも。
「……!?」
一瞬びっくりしたような表情を宿した紘希に、きょとり。
そして見開かれた彼の視線を松露と一緒に追ってみれば。
「紘希、大丈夫か? 腰抜けたら背負ってやるぞ?」
「哲理門、だっけ? 天狗と幽霊だなんて不思議な組み合わせだけど、何でなんだろうね?」
公園にある哲理門、通称・妖怪門にいた幽霊の像にちょっぴりびっくりしてしまったみたい。
でも、すぐに気を取り直し、紘希は無事に足を踏み入れた公園の風景をくるりと見回して。
「中野区にこんなお花見スポットがあるんだね。キレイな景色でお花見楽しみ!」
……入ったときの幽霊の像は少し驚いたけど、なんてちらりと妖怪門を振り返ってみつつも、お花見はとっても楽しみ。
そんな不思議な妖怪門にも、桜花弁が沢山降り積もっていて。
広大な園内を暫し3人で歩いていれば……到着したのは、桜が一等咲き誇る川沿いの広場。
「満開の桜が綺麗……!」
ゆらぎは、眼前に広がる一面桜色の世界に思わず声を上げて。
早速お花見の準備に取り掛かっていた紘希も、その手が思わず止まっちゃいそうに。
ついつい見つめてしまう、キレイな桜の景色に。
とはいえ……きゅぅと主張するおなかは正直。
「でもお腹は空いてきちゃった」
いや、沢山歩いたし、ごはんタイムだからということはあるのだけれど。
普段であれば、うとうとお昼寝しちゃうゆらぎも、今だけはちょっぴり頑張ってきりり。
だって、桜の花たちにだって負けないくらいに。
「今年初の花見だから、張り切って作りすぎたです」
「わ、まーくん特製春のお弁当! おいしそう」
「松露さんが作ってきてくれたお弁当も美味しそうだし、今日は頑張って起きていなくっちゃ……」
さすがはお弁当屋さん、眼前に咲いた松露お手製の華やかな花見弁当が、余りにも美味しそうだから。
「まずは定番の唐揚げと卵焼き。卵焼きは甘いのとだし巻きと両方作っといたです! ポテトサラダには柴漬けを刻んでピンク色に」
そう気合入れて作って来たおかずたちをひとつずつ指す松露の説明を聞きつつ、紘希とゆらぎはふたり並んで、うんうんと真剣顔。
「紘希もゆらぎねーさんも、いっぱい食べてくださいね。あ、鯛飯おにぎりといなり寿司、どっちがいいですか? 卵焼きは?」
「僕ね、卵焼きは甘いのと鯛飯おにぎりがいいな」
それから松露は、紘希の好み通りに、甘い卵焼きと鯛飯おにぎりを取ってあげてから。
「紘希、おれにもほうじ茶くれるか?」
好きな飲み物を注いであげるからね! と、ことりとコップを並べる紘希に、飲み物のリクエストを。
いや、花見弁当にぴったりのほうじ茶も嬉しいのだけれど。
「このコップきれいでいいなぁ。かわいい」
「そうだ。桜モチーフのコップを作ったんだ。上手にできたかな?」
「……あ、このコップかわいい──え、自分で作ったの
……!?」
桜が綺麗に咲いた可愛いコップは、何と紘希お手製の逸品。
そして桜咲くコップをまじまじと感心したように見つめるゆらぎに、ふと紘希は訊いてみるのだけれど。
「このお料理は……ゆらぎさんわかる?」
「このお料理もなんだろう。でも、どれもすっごく美味しいね」
「うん、どれも春らしくておいしい!」
そうぱくり、はむりと自分の作ったものを、楽しそうに美味しそうに食べる二人を眺めつつ、松露はそっと思う。
……桜見るより楽しいなぁ、なんて。
そして美味しい花見弁当をおなかいっぱい食べて、綺麗な桜のコップで飲み物もいただいて、楽しくお喋りしながらも。
紘希は桜の下、花見を満喫しながらも、さらりとスケッチをはじめる。幸せな想い出を記録したくて。
そんなスケッチを覗き込んでみれば、ゆらぎもふわふわ。
(「桜を見て、ご飯を食べて、お絵かきを見て、そんな風に楽しい時間を過ごして……とても素敵な想い出」)
幸せな心地と美味しいものを沢山いただいた満腹感、それにぽかぽか陽気が。
ゆらゆら、とっても気持ち良くて。
「うん、今日は来て、良かった……Zzz……」
「……ん? え、ゆらぎねーさん? ゆらぎねーさーん?」
こてん、と夢の中に誘われたその姿に、からっぽになった弁当箱を嬉々と片付けていた松露は、思わず瞳を見開いてしまって。
「あら、ゆらぎさん」
スケッチしていた紘希もふと顔を上げ、ゆらぎへと視線をむけながらも。
すややかな寝顔を見つめつつ、思うのだった……夢の中も桜色だといいな、なんて。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV17になった!
【口福の伝道者】がLV4になった!
【液体錬成】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV5になった!
ニーニ・ニニ
【砂】
お友達と一緒に、ぽかぽかの春のお花見を満喫するですよ!
まずは、公園に向かう途中の商店街でお買い物です。
ぼくはまんまる手毬おにぎりのお花見弁当と、デザートに桜餅を。
変わった建物や物がある不思議な公園を、ひらひら桜の花びらが舞っていて綺麗なのです。
そういえば、桜の花びらが地面につく前に掴むと、良いことがあると聞いたことがあるですよ。
………に、にっ、にーっ!(風に舞う花弁に翻弄される)
桜の近くでシートとお弁当を広げて、蛇が用意してくれた菊花茶でかんぱーい!
桜餅は、いっぱいあるので皆もどうぞですよ。
ぼく、お団子はみたらしが好きなのです!
に?頭?
わぁ!皆お揃い、桜色ですね。
早速良いことありました!
鳴・蛇
【砂】
自称は「鄙人」で、他人称は「~さん」
赏花、場所は…哲学堂公園ですか、確かにあそこは東西の聖賢を祭る四聖堂や六賢台,色んな哲学家と思想家を代表する建物が一杯ある公園だのう、これは行かなきゃな。
と、その前に先ずは飲み物と食べ物を...お、商店街でお買い物ですか?じゃ食べ物それで、飲み物は鄙人に任せよ、ちょうどいい物を手に入れたから。
2回に分けて炊いた沙穀米にクリーム入りのマンゴーピューレとグレープフルーツの果肉と混合して最後にココナッツペーストを入って完成、杨枝甘露です。
そして、菊花茶にクコの実を入れの枸杞菊花茶、菊花も枸杞も目を保養する薬性が持つから、花見の時目が疲れったらこれを飲んてな。
モロク・アルデバラン
【砂】
絶好の花見日和なのだ
商店街をあれこれ楽しんでいたらはぐれるところであった
買い物は抜かりなく。吾輩は団子を各種取り揃えである
みたらし、あずき、よもぎにエトセトラ…唐揚げ串もあるぞ
東西の聖賢たちにここのイチオシ桜スポットも訊いてみたいものだな
ニーニよ、花弁は掴めたか?そろそろ茶にしよう(微笑みつつ)
シートが風で飛ばぬよう荷物を端に。用意したものを広げて皆といただくとするのだ
茶は菊花茶の方を頂こう。きれいな色をしているのだ。
花より団子というが、桜も団子もダブルでおいしいのだ
頭?あっ鼻に・・・(くしゃみ)
ハーリス・アルアビド
【砂】
商店街もお花見に合わせた商品が多いですね。私はお花見弁当を買いました。卵焼きや練り物など全て花の形になっています。ニーニさんとセリュカドさんが買われた物と一緒にただきましょう。
鳴蛇さんが用意してくださったお茶とお菓子もあるのでとても豪勢です。
哲学堂公園には四人の賢人を祀り精神修養の場として作られたと聞きます。施設の見学をしながら花見の場所を探しましょう。
ゆっくり過ごせるよう混んでいない場所があればよいのですが。
桜を直に見るのは初めてですが、なんと美しい。花は小さく儚いと言うのに見ていると何とも言えず心に沁みるものがあります。
おや、ふふっ。皆さん頭に花弁が乗っていますよ。
セリュカド・ネア
【砂】
一人称「セリュ」他人称「~くん」
要は陽動ってことだよねぇ…。
でも、お花見って初めてだからぁ…思い切り堪能しよぉ。
お花見に向かう道すがら、お弁当買って行くんだっけぇ…?
商店街も賑やかでぇ……浮ついた感じ、春の感じって国や時代が違っても同じなんだぁ…。
飲み物はぁ…あ、蛇くんに任せて良いんだったよねぇ、ならお弁当…日本の行事だし、やっぱりおにぎりかなぁ。
哲学堂だっけぇ…なんだか、変な建物とか、物とか置いてあって不思議…。
でも、随分賑わってるねぇ…座れる場所、ありそぉ?シートは持って来たし、敷いちゃおっかぁ。
桜ってなんでこんなに、はらはらって落ちるんだろぉ…綺麗だけどちょっと、寂し…美味しぃ…。
見上げる空は、とても良く晴れていて。
柔らかく降る光はぽかぽかあたたかく、吹き抜ける春風も爽やか。
そんな今日は、そう。
「絶好の花見日和なのだ」
モロク・アルデバラン(誇り高き砂暮らし・g01160)の尾やヒゲもご機嫌にぴこりと揺れてしまうような、お出かけ日和。
けれど、今日の目的は、花見をすることだけではない。
「要は陽動ってことだよねぇ……」
クロノヴェーダが起こす事件を解決する為に、海からこの中野区へと潜入を果たしたのだが。
まだ作戦を実行するまで時間もあるというし。
それまで、敵に気付かれないように一般客を装って花見を楽しむこと、これがディアボロスたちがまず行う任務であるし。
セリュカド・ネア(睡の錬金術師・g08767)は、中野通りに咲き誇る桜のアーチの下を歩きながらも続ける。
「でも、お花見って初めてだからぁ……思い切り堪能しよぉ」
「ぽかぽかの春のお花見を満喫するですよ!」
ニーニ・ニニ(雪陽の子猫・g08923)もお友達と一緒のお花見に、猫尻尾をふりふりわくわく。
目一杯楽しんで、一般の花見客を全力で装います!
そんな、今回皆で向かう目的地は。
「赏花、場所は……哲学堂公園ですか」
鳴・蛇(不吉な龍蛇・g05934)の言うように、中野通りを抜けた先にある花見の名所『哲学堂公園』。
いや、赏花に興じることも勿論良いのだけれど。
「確かにあそこは東西の聖賢を祭る四聖堂や六賢台、色んな哲学家と思想家を代表する建物が一杯ある公園だのう」
……これは行かなきゃな、と。
中野区らしいなかなかディープなスポットを巡ることができる機会というところにも興味を抱いていて。
一面桜色に染まった通りを歩いて、公園へと……向かう、その前に。
「まずは、公園に向かう途中の商店街でお買い物です」
「と、その前に先ずは飲み物と食べ物を……お、商店街でお買い物ですか?」
「お花見に向かう道すがら、お弁当買って行くんだっけぇ……?」
ニーニの声に、蛇とセリュカドがそう返せば。
足を踏み入れた商店街を、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)はくるりと見回して。
「商店街もお花見に合わせた商品が多いですね」
花見スポットが近いのもあるからか、店頭に並ぶものも春爛漫、とても華やか。
そんな商店街の雰囲気を眺めながら、セリュカドは眠たげな瞳を柔く細める。
(「商店街も賑やかでぇ……浮ついた感じ、春の感じって国や時代が違っても同じなんだぁ……」)
時代も場所も風習も文化も、全く違うはずなのに。
でも、巡って来た春のこの空気感は不思議と、どの時代のどの場所でも、何故か似ている気がする。
そう思いつつも、買い物目的であったことを思い出して。
「じゃ食べ物それで、飲み物は鄙人に任せよ、ちょうどいい物を手に入れたから」
「飲み物はぁ……あ、蛇くんに任せて良いんだったよねぇ」
蛇に飲み物は任せることにして、セリュカドは小さく首を傾けつつも考える。
(「ならお弁当……日本の行事だし、やっぱりおにぎりかなぁ」)
そしてそれぞれが、花見によさそうなものをいくつか見繕って購入することに。
そんな商店街巡りもなかなか楽しくて。
「商店街をあれこれ楽しんでいたらはぐれるところであった」
モロクはうっかり迷子にならぬよう、皆の後に続くけれど。でも勿論、ばっちり買い物は抜かりなく。
それから買い物を済ませれば、満開に咲く桜のトンネルを皆で歩いて。
今回の目的地『哲学堂公園』へと到着すれば、セリュカドはこてりと首を傾ける。
「哲学堂だっけぇ……なんだか、変な建物とか、物とか置いてあって不思議……」
「変わった建物や物がある不思議な公園を、ひらひら桜の花びらが舞っていて綺麗なのです」
満開に咲いた桜は勿論のこと、ニーニも、何だか公園内に置かれている不思議な建造物や銅像を見つけて。
「哲学堂公園には四人の賢人を祀り精神修養の場として作られたと聞きます。施設の見学をしながら花見の場所を探しましょう」
「東西の聖賢たちにここのイチオシ桜スポットも訊いてみたいものだな」
ハーリスの言葉を聞いて、モロクは目の前にあった謎の像をじいと見つめてみる。
そんな色々な面白そうな物やスポットも沢山あるのだけれど。
「そういえば、桜の花びらが地面につく前に掴むと、良いことがあると聞いたことがあるですよ」
ニーニがそう見上げるのはやはり、今日のメインである桜たち。
ということで、ひらひら舞う花弁たちといざ、追いかけっこ……するのだけれど。
「………に、にっ、にーっ!」
すぐに捕まえられるかと思いきや、はらりひいらり。
春風に踊る花弁たちに翻弄されてしまう。
そんなうにゃうにゃ苦戦している様子にモロクは思わず微笑んでしまいつつも。
「ニーニよ、花弁は掴めたか? そろそろ茶にしよう」
花見の宴と興じるべく、そう声を掛ければ。
「でも、随分賑わってるねぇ……座れる場所、ありそぉ?」
「ゆっくり過ごせるよう混んでいない場所があればよいのですが」
セリュカドと一緒に、ハーリスも良い場所があいていないか、人で賑わう園内を見回してみるけれど。
この公園の敷地はとても広く、川沿いを歩いていれば、辿り着いた広場に丁度良さそうな場所を見つけて。
「シートは持って来たし、敷いちゃおっかぁ」
ばさりとシートを敷いて無事に良い場所を確保。
シートが風で飛ばぬよう、モロクは端にすかさず荷物をすちゃっと置いてから。
先程商店街で買った物や持参したものを広げて、満開桜が咲き誇る中……お花見開始です!
ということで、まずは乾杯から。
飲み物担当の蛇が用意したのは、杨枝甘露と枸杞菊花茶。
杨枝甘露は、2回に分けて炊いた沙穀米に、クリーム入りのマンゴーピューレとグレープフルーツの果肉を混ぜ合わせ、最後にココナッツペーストを入れて作ったもの。そして枸杞菊花茶は、クコの実を入れた菊花茶。
菊花も枸杞も、目を保養する薬性を持つというから……花見でもしも目が疲れた時に飲むのも、また良い飲み物である。
そしてそれぞれ、蛇が用意してくれた好みの方の飲み物を手にして。
「茶は菊花茶の方を頂こう。きれいな色をしているのだ」
「蛇が用意してくれた菊花茶でかんぱーい!」
楽しい花見のひとときのはじまりに――乾杯!
そしてやはり、花見と言えば、美味しい物。
「私はお花見弁当を買いました。卵焼きや練り物など全て花の形になっています。皆さんが買われた物と一緒にいただきましょう」
ハーリスがシートの上に広げたのは、華やかで美味しそうな花が咲き誇る、春色いっぱいの花見弁当。
セリュカドもその隣に、おにぎり屋さんで買っておいた様々な具のおにぎりを並べて。
「ぼくはまんまる手毬おにぎりのお花見弁当と、デザートに桜餅を」
ニーニはころんと可愛いまんまる手毬おにぎりが入った花見弁当と、そしてデザートの甘味も忘れません。
そして、デザートといえば。
「吾輩は団子を各種取り揃えである。みたらし、あずき、よもぎにエトセトラ……唐揚げ串もあるぞ」
モロクが買ったのは、これまた花見には欠かせな団子各種。
定番の甘味のものから肉系まで、色々と買ってみて。
「ぼく、お団子はみたらしが好きなのです!」
ニーニは好きなみたらし団子を見てわくわくしながらも。
「桜餅は、いっぱいあるので皆もどうぞですよ」
「花より団子というが、桜も団子もダブルでおいしいのだ」
そう、花も団子も、どちらも目一杯堪能します!
そしてそんな甘味に蛇のお茶にと、とても豪勢です、とハーリスも舌鼓を打ちながらも。
ふと、桜空を見上げて。
「桜を直に見るのは初めてですが、なんと美しい」
……花は小さく儚いと言うのに、見ていると何とも言えず心に沁みるものがあります、と。
見つめる美しい緑色の瞳にも、はらりひらり、桜花弁を振らせて。
セリュカドも、咲き誇り舞い散る花弁たちを眺めながら。
「桜ってなんでこんなに、はらはらって落ちるんだろぉ……綺麗だけどちょっと、寂し……美味しぃ……」
満開桜の儚くも美しい色と、はむりと食べてみた花見団子の美味しさに、思わず溜息を漏らす。
そして、そんな花弁を地に落ちるまでにつかまえれば、良いことが起こると……そうニーニも言っていたけれど。
ハーリスはほっこり花見を楽しんでいる皆の姿を見まわして、柔く瞳を細める。
「おや、ふふっ。皆さん頭に花弁が乗っていますよ」
「に? 頭?」
ニーニは瞳をぱちりと瞬かせつつも、皆の姿にもくるり目を向けてから。
「わぁ! 皆お揃い、桜色ですね」
全員、知らぬ間に花弁をつかまえていました!
そんな皆で纏うお揃いの色に嬉しそうに笑み咲かせるニーニと、教えてくれたハーリスの言葉に。
「頭? あっ鼻に……」
――くしゅんっ。
そっと頭をふるふるしてみたモロクは、鼻を擽る花弁たちの戯れに、思わずくしゃみを。
そしてニーニは、きらきらお日様の瞳を桜色な皆へと向けて、笑顔を満開に咲かせる。
――早速良いことありました! って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV19になった!
【友達催眠】がLV2になった!
【パラドクス通信】がLV5になった!
【泥濘の地】がLV2になった!
効果2【アクティベイト】がLV2になった!
【ダブル】がLV2になった!
捌碁・秋果
伏見さん(g00248)と参加
紅梅を見に行った時にギスギスしたので仲直りに
こないだのことを謝らなきゃ。
…と思うのに切り出せず、桜を見ながら公園内を歩く。
ぎくしゃく。綺麗ですねって言葉しか出ない。
菖蒲池で意を決して謝罪。
あの時は失礼なことを言ってすみませんでした。
…何も知らないって思われてるのに苛ついて、あんなことを。
私だって、伏見さんのことちゃんと見てるのにって。
…反射的に怒って、感じの悪いこと言って、ごめんなさい。
仲直りをしたら持ってきた和菓子を一緒に食べます。
桜餅に道明寺にみたらし団子、さあさあ好きな物をどうぞ!
(どうしてかな。伏見さんなら許してくれるって思ってた。
私、甘えてるのかなあ…)
伏見・逸
捌碁(g06403)に誘われて参加(アドリブ歓迎)
(先日捌碁を怒らせてしまった事を気にしている)
…こないだは梅で、もう桜か。早いもんだ。寒くねえのもいい
(潜入任務で剥製の振りをする捌碁を見た事があり、彼女に元気がないとその時の生気のない姿が過ってしまってソワソワする)
感じ悪かったのはこっちの方だ。怒られても仕方ねえ…すまねえな
バレるバレねえってか、言ったら怒られると思ったんだよ。ガキみてえだろ
(出された菓子は一緒に食べる。ペットボトルの茶を差し入れに渡す
誰かとこうして、一緒に食う物はうまいのだ。色々な事を一時忘れさせてくれるぐらいには、多分)
…やっぱりお前、ちょっとうるせえぐらいが丁度いいなあ
春告げの花咲く雪山に一緒に赴いたのは、つい最近のことであったのに。
あの時は山の上ということもあったのだけれど、降り積もる雪で一面真白だったのに。
やって来た『哲学堂公園』を今染めている彩りは、満開に咲いた桜色。
そんなちょうど見頃を迎えた桜の花見に、捌碁・秋果(見果てぬ秋・g06403)は伏見・逸(死にぞこないの禍竜・g00248)を誘ったのだけれど。
でも、誘った目的は、花見だけではなくて――秋果は、仲直りしたかったから。
(「こないだのことを謝らなきゃ」)
紅梅を見に行った時に、ギスギスしてしまったことを。
けれども、ちらりと彼を見るばかりで……なかなか、話を切りだせずにいた。
いや、何度か話そうと試みはしたのだけれど。
「……綺麗ですね」
桜を見ながら公園内を歩きつつ、そうしか言葉が出なくて。
やはり何だか、ぎくしゃく。
そして、逸も。
「……こないだは梅で、もう桜か。早いもんだ。寒くねえのもいい」
いつものようにぶっきらぼうに見えるけれど。
この間のように寒くもなく、まだ暑くもない春の季節の過ごしやすさを感じながらも……そうっと、ちらり。
言葉少なに隣を歩く秋果の様子を、密かに窺ってしまう。
だって、逸も内心気にしているのだから。先日彼女を怒らせてしまった事を。
それからお互い、春の景色をのんびり眺める気持ちの余裕などなく……暫く、桜咲く園内を歩いて。
辿り着いたのは、賑やかな花見広場とは少し違って、静かに桜が咲いている菖蒲池。
そして秋果はついに意を決して。
「伏見さん……あの時は失礼なことを言ってすみませんでした」
彼へと、謝罪の言葉を口にする。
それから、改めて逸へと目を向けから。
「……何も知らないって思われてるのに苛ついて、あんなことを。私だって、伏見さんのことちゃんと見てるのにって」
もう一度、今の気持ちを言の葉にするのだった。
「……反射的に怒って、感じの悪いこと言って、ごめんなさい」
そんな秋果は、しゅんとしていて元気がなくて。
その姿を見れば、逸はどうしても思い出してソワソワしてしまうのだ。
以前の潜入任務で、剥製の振りをする彼女の姿を見た事があるのだけれど。
彼女に元気がないと……その時の生気のない姿が、過ってしまって。
それから逸も、秋果へと言葉を紡ぐ。
「感じ悪かったのはこっちの方だ。怒られても仕方ねえ……。バレるバレねえってか、言ったら怒られると思ったんだよ。ガキみてえだろ」
そして、こう告げるのだった……すまねえな、って。
ようやくお互い、あの梅見の時以来、抱いていた気持ちを伝えて。
そんな彼の返事に、秋果は俯いていた顔をぱっと上げて。
仲直りもちゃんとできたから……持ってきた和菓子を一緒に食べるべく、逸へと差し出す。
「桜餅に道明寺にみたらし団子、さあさあ好きな物をどうぞ!」
先程までとは全く違った、満開桜のように嬉しさを咲き誇らせて。
逸は彼女の顔に桜のような表情が戻って来たことに、胸の内でホッと安堵しながらも。
「……やっぱりお前、ちょっとうるせえぐらいが丁度いいなあ」
仲直りできたことが嬉しくてあれもこれもと和菓子をすすめてくる秋果に、そう返してから。
桜が綺麗に咲く木の下で、出された甘味を一緒に食べ、ペットボトルの茶を差し入れに渡して。
それを受け取りながらも、ほわりと笑みを咲かせつつ秋果は思うのだった。
(「どうしてかな。伏見さんなら許してくれるって思ってた」)
私、甘えてるのかなあ……なんて。
そして逸ははむり、貰ったみたらし団子を口にしながらも。
……誰かとこうして一緒に食う物はうまいのだと、そう改めて実感しつつも。
満開に咲く桜をふと見上げ、その心にだけそっと密やかに咲かせる。
――そう色々な事を一時忘れさせてくれるぐらいには、多分、と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】がLV3になった!
【飛翔】がLV20になった!
朔・冥夜
【白縁】
――ああ、見事な桜だな
100本も咲けば壮観だ
不思議な、ってどんなだろうな……哲学…
面白そうだしぶらついてみるか?
お前も興味在りそうな顔してるし
一通り楽しんだらお待ち兼ねゆるりと花見を
お、散らし寿司美味そう……だけどデカすぎねぇ?
ハク実は結構大食いなんだっけ?
俺は唐揚げと卵焼き持ってきた。妹が作ってくれたから食おうぜ。
わかってるねえ、花見と云えば酒だよな
ん、ソーダもカクテルも綺麗な桜色だ
ゆらゆらカクテルと見上げた薄紅と翳し呷れば上機嫌
俺は……そうだな、桜も何処か落ち着くし
椿の花を見てると不思議な気分になる
好き、というよりは、懐かしい心地、だろうか。
お前の相棒も?奇遇だね
緋月・ハク
【白縁】
メイヤ! 桜!
なんと100本もあるんだってッ
不思議なもにゅめんと?とか面白い建物もあるんだって
メイヤってばお見通し!
ん、まずは散歩だ~
楽しかったって満足したら
おはなみ!
僕、おべんとー買ってきたの
とくだい桜ちらしずし!
得意げにアイテムポケットから、じゃじゃーん
食べる食べる、だいじょうぶ残んないからッ
え!あの子の料理もあるの?やったー!
あ、それから
メイヤ飲むよねと思って桜カクテル!
はい、きれいでしょー
僕はね、桜ソーダ買ってきたから色はおそろい♪
ね、メイヤはすきとか想い出の花ってある?
桜も僕にとってはそのひとつ
懐かしいはきっと想い出のカケラ
相棒もたしか椿がすきなんだ
えへへ、気が合うのかもね
足を踏み入れた『哲学堂公園』を染めているのは、今だけ特別な春の色。
そんな桜が満開に咲く中、ぴょこりと跳ねるような足取りで。
「メイヤ! 桜! なんと100本もあるんだってッ」
緋月・ハク(真白の夢渡り・g04846)がそうはしゃいで言えば。
朔・冥夜(星朧・g06409)も彼と共に、華やかな春の景色を見遣る。
「――ああ、見事な桜だな。100本も咲けば壮観だ」
そんな今の時期しか満開に咲かない桜も勿論、余すことなく愛でるつもりだけれど。
この『哲学堂公園』があるのは、サブカルの聖地だといわれている中野区。
「不思議なもにゅめんと? とか面白い建物もあるんだって」
「不思議な、ってどんなだろうな……哲学……」
何やら哲学的なオブジェや建物が、この公園には77か所もあるらしい。
それから、ちょっぴりそわりとしているハクへと、冥夜はこう持ち掛けてみる。
「面白そうだしぶらついてみるか?」
……お前も興味在りそうな顔してるし、って。
そう言えば、ハクの顔にぱっと笑み咲いて。
「メイヤってばお見通し! ん、まずは散歩だ~」
桜咲く公園で、不思議な哲学のお散歩へいざ!
何を表現しているか深すぎてわからないオブジェを見れば、ふたりで首を傾けて。
解説の看板を見てみれば、ますますわからなかったり。
妖怪門や幽霊梅など、ちょっぴりおどろおどろしいスポットにそろりと足を運んでみたり。
偉人の像にあやかるように同じポーズをとってみたり。
楽しかった、ってそう満足すれば、次に満喫するのは勿論。
「おはなみ!」
そしてハクはわくわくとアイテムポケットから取り出す。
「僕、おべんとー買ってきたの」
――とくだい桜ちらしずし! って。
そんな、満を持して、じゃじゃーん、と。
ハクが並べた桜ちらしを、冥夜は思わずじいと見つめて。
「お、散らし寿司美味そう……だけどデカすぎねぇ?」
春色の具材が盛り盛り咲いているその特大さにそう口にするけれど。
「食べる食べる、だいじょうぶ残んないからッ」
「ハク実は結構大食いなんだっけ?」
冥夜は微か首を傾けつつも、持ってきた花見料理を桜ちらし寿司と一緒に並べる。
「俺は唐揚げと卵焼きとサンドイッチ持ってきた。妹が作ってくれたから食おうぜ」
「え! あの子の料理もあるの? やったー!」
ハクはそう声を上げて、とくだい桜ちらしずしと一緒に、唐揚げと卵焼きをぱくりと口にして。
一口サイズの春彩サンドイッチにも手を伸ばす。
そしてはむはむ美味しさを堪能しつつも、ふとハクは思い出して、再びアイテムポケットをがさごそ。
「あ、それから、メイヤ飲むよねと思って桜カクテル!」
はい、きれいでしょーって、そう差し出して。」
「わかってるねえ、花見と云えば酒だよな。」
「僕はね、桜ソーダ買ってきたから色はおそろい♪」
「ん、ソーダもカクテルも綺麗な桜色だ」
満ちる桜色がゆらゆら揺れるカクテルと見上げた満開の薄紅と翳し呷れば、冥夜は上機嫌に。
そんなほこほこと満足げな冥夜に、ハクがふと訊いてみれば。
「ね、メイヤはすきとか想い出の花ってある?」
「俺は……そうだな、桜も何処か落ち着くし。椿の花を見てると不思議な気分になる」
冥夜は不意に向けられた問いに、こたえる――好き、というよりは、懐かしい心地、だろうか、と。
そう返って来た花の名に、ハクは大きくこくこくと頷いて。
「桜も僕にとってはそのひとつ」
……懐かしいはきっと想い出のカケラ、って。
それから、こうも続けるのだった。
「相棒もたしか椿がすきなんだ」
「お前の相棒も? 奇遇だね」
それは桜の花にか、桜の酒にか。ふわりと酔い痴れるような心地で紡げば。
ハクも一等嬉し気に笑顔を咲かせ、紡いで返す。
――えへへ、気が合うのかもね、なんて。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV2になった!
【アイテムポケット】がLV7になった!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
カルメン・リコリスラディアタ
【彼岸花】
旦那のダルクエスと一緒、呼称:ダルク
アドリブOK
桜自体はロマノフにいた時から本の知識だけで知ってたけど本物は周りを春のようなパステルピンクに染めててとても綺麗
「舞い散る桜の花びらを"桜吹雪"と言うよな。
名前の中に吹雪が付いてるのに…冷たくない」
中野通りを歩き哲学堂公園内の満開の綺麗な桜が咲く下で
【アイテムポケット】から取り出したピクニックシートを敷いて夫婦仲睦まじくお花見デート!
ダルクエスに弁当と菓子を手渡してから自分用の弁当と菓子を食べるか
水筒の中には緑茶が入ってるぜ
(弁当の中身は唐揚げ、菜の花の漬物、ちらし寿司、牛肉とパプリカの炒め物、アスパラの肉巻きで菓子は苺大福と苺クッキー)
ダルクエス・ネクスト
【彼岸花】
妻のカルメンと一緒、呼称:カルメン
アドリブ歓迎
桜自体は何も珍しくはないが、こんなにも…通りを埋め尽くすほどの満開の桜を見るのは初めてだ
「今は春…夫婦である俺達のように温かい季節だから、寒さを連想させる言葉でも温かくなるのかもね。」
自身なりにカルメンに言葉を返して、カルメンと肩を並べ通りを行く
妻が敷いてくれたピクニックシートの上、満開の桜の下でお花見デート♪
カルメンから手作りの弁当と菓子を受け取り、カルメンと寄り添って食べようかな
弁当を開けてちらし寿司や牛肉とパプリカの炒め物…彩り豊かな料理に舌鼓を打つ
好物の唐揚げと菜の花の漬物は最後に食べて、デザートは苺大福とお茶を食べ合わせようかな
春がきてあたたかくなれば、桜の花が咲く。
そんな桜のこと自体は、カルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)も識っていた。
吸血ロマノフ王朝にいた時から、本の中の知識だけでなのだけれど。
でも今、目の前で満開に咲き誇る桜の花たちを見れば、こう思わずにはいられない。
……本物は周りを春のようなパステルピンクに染めててとても綺麗、って。
そしてそんなパステルピンクに染まった風景の只中にいると思えば、心の中も春の様に、不思議にふんわりあたたかい気持ちになる。
だって、この桜色でいっぱいの世界でも、自分の隣にはダルクエス・ネクスト(蒐集家・g07049)がいるから。
それは、ダルクエスにとっても同じ。
桜自体は何も珍しくはないのだけれど、でも。
「こんなにも……通りを埋め尽くすほどの満開の桜を見るのは初めてだ」
見上げる春空には桜のアーチが架かっていて、歩く道の先までずっと桜色の絨毯で敷き詰められている。
はらりひらりと落ちる花弁たちは止めどなく、まるで雪のようなのだけれど。
カルメンは舞い降る花弁を彼と共に見上げながらも、ふとこう口にする。
「舞い散る桜の花びらを"桜吹雪"と言うよな。名前の中に吹雪が付いてるのに……冷たくない」
特に雪に覆われた吸血ロマノフ王朝出身のカルメンにとって、とても不思議なのだ。
吹雪と言えば、冷たいというイメージしかないのに。
そっと掌を翳して、ひらり落ちるひとひらを招いてみれば……その薄紅は溶けることもなく、あたたかな春の色をしている。
そんな春風に乗って届いた声に、ダルクエスは少しの間、考えてから。
「今は春……夫婦である俺達のように温かい季節だから、寒さを連想させる言葉でも温かくなるのかもね」
彼女と肩を並べ、一面桜色に染まった中野通りを歩いていく。自身なりにそう、カルメンへと言葉を返して。
それから中野通りを抜ければ、今回の目的地『哲学堂公園』へと到着して。
園内を散策しながらも、特に満開に咲いて綺麗な桜の木を見つければ、アイテムポケットからピクニックシートを取り出して。
夫婦仲睦まじく楽しむのはそう、お花見デート!
ダルクエスも彼女が敷いてくれたシートの上に座って。
愛妻弁当と菓子を受け取り、桜を眺めながらカルメンと寄り添って、美味なひとときを。
カルメンもダルクエスにお手製の弁当と菓子を手渡してから、自分用の弁当と菓子を取り出して。
「水筒の中には緑茶が入ってるぜ」
弁当のお供にぴったりな緑茶も忘れずに淹れて、差し出す。
そんなカルメンの作った弁当の中身は、美味しさが爛漫。
定番の唐揚げはもちろん、見目も華やかなちらし寿司や牛肉とパプリカの炒め物。
そして春らしい、菜の花の漬物やアスパラの肉巻きも。
菓子も、春を思わせる苺大福と苺クッキー。
ダルクエスはそんな愛妻弁当をぱかりと開けて。
「今日の弁当にも俺の好物を入れてくれて嬉しいよ、カルメン」
手を合わせてから、はむり。彩り豊かな妻の料理に舌鼓を打つ。
でもやっぱり、好物の唐揚げと菜の花の漬物は最後のお楽しみに。
それから弁当を綺麗に完食すれば、次はふたり一緒にまずは苺大福を手にして。
「ダルク、一緒にデザートも食べようぜ。緑茶もまだあるからな」
お茶と一緒にいただこうとした――その時。
ダルクエスはふとその手を伸ばし、大きな掌で優しく妻の髪を撫でて。
「カルメン、髪に花弁がついていたよ」
そっと取ってあげる。ひらりと舞い降って銀の髪を飾っていた、春のひとひらを。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV8になった!
【友達催眠】がLV3になった!
如月・莉緒
総二さん(g06384)と
トゥリ(コウテイペンギンイメージ)も連れて
ね、時間経つの早いよね
寒いのもくっつけるから好きだけど春の陽気も心地よくて好きだな
わぁ…見上げたら視界いっぱいに桜の花!!
ん?トゥリも近くで見る?
ぱたぱた騒ぐトゥリを抱きあげ桜を見せる
公園に着いたらお弁当タイム
中身はオムライス、ハート型のハンバーグ、エビフライ、グラタン、ポテトサラダ
ふふ、トゥリのサンドイッチだって
お礼のようにすりすりと総二さんに甘えるトゥリ
和と洋でちょうど良かったね
全部食べたいけど…たけのこご飯!
と答えて、あーんして
たけのこの歯ごたえが絶妙でめっちゃ美味しい!
総二さんも食べる??
と聞き、こちらもあーんして
神刀・総二
莉緒(g04388)と同伴
花見、もう季節も春か……時間が経つのは早いな
莉緒と腕を組んで歩きながら反対の手にはお弁当を持って
すっかり春の陽気だな、最近まで寒かったのに
春霞に映える桜を眺めながら暫く散策
桜は挿し木や接ぎ木で増えるから開花日がほぼ同じなんだってな
桜もよく見えるし、ここでお弁当食べるか
たけのこご飯、菜花のおひたしや、フキノトウの佃煮など
春らしいおかずばかりのお弁当で
それと別にトゥリのサンドイッチもあるぞ
甘えるトゥリを撫でながら
莉緒のは洋食多めでちょうど良かった
どれがいい?と莉緒に聞いて
じゃあ、あーん
と、言われたおかずを笑顔で差出して
お返しのあーんに、莉緒のも美味しいな
と、笑顔で返して
青空から降る陽光はぽかぽかとあたたかくて、吹く風ももうすっかり春のもの。
「花見、もう季節も春か……時間が経つのは早いな」
そう口にした神刀・総二(闘神・g06384)が手に持っているのはお弁当。
そして反対側には勿論、如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)の姿が。
そんな彼と腕を組んで、コウテイペンギンを思わせる見目のトゥリも連れて。
「ね、時間経つの早いよね」
「すっかり春の陽気だな、最近まで寒かったのに」
そう麗らかな桜空を見上げる総二に、莉緒はふわり笑みと共に返す。
「寒いのもくっつけるから好きだけど春の陽気も心地よくて好きだな」
でも冬だけでなく、春になっても、仲良く腕を組みながら歩いているのだけれど。
それからふたり、春霞に映える桜を眺めながら。
暫く一緒に並んで、中野区屈指の桜の名所であるという『哲学堂公園』を散策する。
そして莉緒は刹那、見上げた晴空とお揃いの色をした瞳を大きく見開く。
「わぁ……視界いっぱいに桜の花!!」
「桜は挿し木や接ぎ木で増えるから開花日がほぼ同じなんだってな」
一斉に満開を迎えている桜たちを、向けた青にも満開に咲かせながら。
そう上ばかりを見ていれば、ふいに下の方でぱたぱた。
「ん? トゥリも近くで見る?」
雪のようにひらりと降る桜の花弁に興味深々、莉緒はぱたぱた騒ぐトゥリを抱きあげ、もっと近くで桜を見せてあげて。
総二はくるりと周囲を見回して、こう提案する。
「桜もよく見えるし、ここでお弁当食べるか」
辿り着いた、桜が見事な川沿いの広場で。
そしてお楽しみの、お弁当タイム!
莉緒のお弁当箱の中身は、オムライスにハンバーグ、エビフライにグラタン、ポテトサラダ。
一方、総二のお弁当は、たけのこご飯や菜花のおひたし、フキノトウの佃煮など、春らしいおかずばかり。
いや、それだけではなくて。
「それと別にトゥリのサンドイッチもあるぞ」
「ふふ、トゥリのサンドイッチだって」
総二がサンドイッチを差し出せば、嬉しそうに再びぱたぱた。
よちよちと駆けよって、すりすり。
お礼を言うかのように総二に甘えるトゥリ。
そんなトゥリを優しく撫でてあげながらも、総二は改めてお互いが作って来たお弁当を見て。
「莉緒のは洋食多めでちょうど良かった」
「和と洋でちょうど良かったね」
そうこくりと頷く莉緒に訊ねる……どれがいい? って。
春爛漫な彼のお弁当はどれも美味しそうで、迷ってしまうけれど。
莉緒はこう、向けられた問いに答える。
「全部食べたいけど……たけのこご飯!」
そんなリクエストに応えて。
「じゃあ、あーん」
開いた莉緒の口に、たけのこご飯をあーんしてあげる総二。
刹那、莉緒はぱあっと瞳を輝かせて。
「たけのこの歯ごたえが絶妙でめっちゃ美味しい!」
しゃきしゃきのたけのこがいっぱい入ったごはんを味わってから。
「総二さんも食べる??」
「そうだな、じゃあハンバーグを」
莉緒もお返しに、摘まんだハンバーグをあーん。
そして莉緒が差し出すそんなお手製ハンバーグを見て、一瞬だけ総二は瞳をぱちり。
あーんして貰っているハンバーグが、ハート型だと気付いて。
でも、すぐに微笑みを宿して、あーん。
「莉緒のも美味しいな」
じっくりもぐもぐ味わいつつ、桜色に咲かせた笑顔で返しながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV21になった!
【壁歩き】LV1が発生!
星邑・雪穂
フラン先輩(g06262)とニールさん、ブランと四人で
私達とって小さくとも頼もしい先輩達
花弁舞う桜の下にシートを広げて
呟きに頷き答えるように、とても贅沢な体験ですよねと
私が作ったのはサンドイッチ
定番のたまごに、レタスと鶏肉を挟んだ物など色彩を多めに
どうでしょうか、と心持ち胸を張る気分で反応を気にしつつ
先輩のお弁当もとても美味しそうで
特に目を惹いたのは桜の花弁のような卵焼き
風情を忘れない独創性に、思わず拍手を
そしてお互いのお弁当を食べ比べ
素直に美味しいと思うのは人のだからか、人と食べるからか…どっちもかも
ニールさんにもどうぞ、とサンドイッチを差し出して
お腹一杯になったら、桜を背景に四人で写真を
フラン・ベルジュ
雪穂さん(g07563)たちと一緒!
復讐者として…あと記憶喪失な人として僕達の方がちょっとだけ先輩!
シートに座って荷物を置いて
まず最初に見惚れるのは満開の桜
咲き誇るそれを見上げて、綺麗だねぇって思わず呟いて
声を掛けられて我に返って
雪穂さんのサンドイッチ、すっごく美味しそう!
僕もよく作るんですけど、雪穂さんのは僕より上手かもしれません!
ふふ、僕も頑張ってきましたよー、とお弁当箱の蓋を開けて
中身はころころ小さなおにぎりに、唐揚げに卵焼き!
卵焼きはね、なんと桜の花弁型なんですよ!
サンドイッチを受け取って、割り箸を渡して
いざ食べ比べ!
やっぱりとっても美味しいし、ニールも満足そうに食べてくれてます!
ずっと先まで続く満開に咲いた桜のアーチを、皆で並んでくぐって歩いて。
星邑・雪穂(氷華・g07563)は、小さくとも頼もしい先輩達と共に、今回の目的地へと向かう。
そして辿り着いた『哲学堂公園』で、フラン・ベルジュ(揺らめく焔のように・g06262)は、復讐者として……あと記憶喪失な人としてちょっぴりだけ後輩なふたりと一緒に、桜が満開な公園内を歩き出す。
舞う桜花弁とくるり楽し気に戯れるように進むニールとブランも一緒に……4人で。
それから暫く歩いて、桜が綺麗に見える場所を見つければ。
花弁舞う桜の下にばさりとシートを広げ、荷物を置けば、4人で座って少しだけほっこり。
けれどすぐに、見上げる景色に瞳を輝かせる。
そう……まずやっぱり最初に見惚れるのは、満開の桜たち。
春爛漫に咲き誇る花たちを見上げて――綺麗だねぇって。
フランは思わずそう呟いて。
その呟きに頷き答えるように、雪穂も紡ぐ――とても贅沢な体験ですよね、と。
まるで同意するかの様に尻尾をゆうらりさせる、相棒たちも一緒に。
そんな眼前に広がる桜の景色は、いつまでも眺められる……とはいえ。
でも、花見といえば、ただ花を愛でるだけではありません。
雪穂がシートに並べるのは、お手製のサンドイッチ。
定番のたまごサンドに、レタスと鶏肉を挟んだもの、春らしい旬の食材をつかったもの等々……色彩を多めにしてみて。
「どうでしょうか」
そわりと心持ち胸を張る気分で、眼前の彼の反応をそっと窺って気にしちゃうけれど。
そう声を掛けられ、ハッと我に返って。
桜からシートの上に視線を移せば。
「雪穂さんのサンドイッチ、すっごく美味しそう! 僕もよく作るんですけど、雪穂さんのは僕より上手かもしれません!」
美味しそうな彼女のサンドイッチに、フランの瞳もキラキラ。
でも、ごちそうになるばかりでは、勿論ないから。
「ふふ、僕も頑張ってきましたよー」
フランも自分が持参した弁当箱の蓋を、ぱかりと開けば。
中身は、ころころキュートな小さめおにぎりに、唐揚げに卵焼き!
「先輩のお弁当もとても美味しそうで」
雪穂はそう感心したように言った後、彼のお手製弁当へと一通り視線を巡らせて。
特に目を惹いたのは、ひらり、桜の花弁のような卵焼き。
「卵焼きはね、なんと桜の花弁型なんですよ!」
この桜な卵焼きも勿論、フラン自慢の一品。
そして雪穂も、風情を忘れない彼の独創性に、思わず拍手を。
それからフランは、雪穂のサンドイッチを受け取って、そしてかわりに割り箸を渡して――いざ食べ比べ!
ニールとブランも、食べくらべに当然参戦して。
雪穂からどうぞとサンドイッチを差し出されたニールと一緒に並んで、フランははむりっ。
「やっぱりとっても美味しいし、ニールも満足そうに食べてくれてます!」
反応が何気にどきどき気になっていた雪穂は、美味しそうに食べてくれるふたりに、ほわりと瞳を細めてから。
今度は、桜な卵焼きを口にする雪穂とブランのことを、フランはじっと見つめて。
「……ん、美味しい」
雪穂はもぐもぐと卵焼きを味わいながらも思うのだった。
素直に美味しいと思うのは人のだからか、人と食べるからか……どっちもかも、なんて。
それから、おなかも気持ちも、いっぱい満開になれば。
咲き誇る桜を背景に、ぱしゃり。
春も美味も爛漫な思い出にと、4人で仲良く記念写真を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】がLV2になった!
【土壌改良】がLV2になった!
効果2【ダブル】がLV3になった!
月影・サザレ
【小鳥と燕】
一面桜色だわ!今年も満開ね!
サザレ、桜はピンク色でカワイイから好きよ
桜を見るとまた一つお姉さんになったわって気分になるの!
サザレもこの春から中学生よ!
どんな学校かなあ、部活どうしようかなあって楽しみなの!
ニアちゃんはどう?
中野通りが桜のトンネルに変わったみたい!
ねえねえ、どっちが桜の花びらを先に掴めるか勝負しようよ!
負けた方がカフェの桜ラテを奢るの!
用意はいい?じゃあ、始めね!
ふふー。ニアちゃんに買ってもらっちゃったわ♪
桜の花びらもいっぱい掴めたし良いこと尽くめね
でも、サザレまだニアちゃんから進学のお祝いをもらっていないわ
シフォンケーキが食べたいなぁ〜
もちろん桜味の限定のよ!
ガーデニア・ラディーチェ
【小鳥と燕/2人】
・アドリブ◎
人形のロズリエルの手を引きつつ、はしゃぐ友人を見守るわ
生きている間に、2人でこうして桜を見られたら良かったわね
ロズ、髪に花弁が付いてるわよ?
とってあげるわ――って、さっきからサザレさんが騒がしいのは、気のせいかしら?
折角の景色も雰囲気も台無しだわ……
桜色に染まった景色は見慣れないけど、好きかもしれないの
サザレさんが進学……不安しか浮かばないのは、なぜかしらね?
くれぐれも先生方にご迷惑をかけてはダメよ?
あら、奢るとか聞いてないわ……!?
待ちなさい、抜け駆けは無しよ!?
ラテは美味しいけど
結局奢ることなったの、釈然としないわね……
シフォンケーキは自分で買って頂戴……!
季節がまたぐるりと巡り、迎えたのはぽかぽかな陽光が降る春。
いや、降り注ぐのはなにも柔く優しい春の陽だけではなくて。
「一面桜色だわ! 今年も満開ね!」
そうはしゃぐ月影・サザレ(蝶々結び・g05062)が見上げる満開の桜が降らせる、数多の花弁たち。
そんな友人を見守りつつも、ガーデニア・ラディーチェ(クチナシの花護り・g03839)はいつものように、人形のロズリエルの手を引いて。
「生きている間に、2人でこうして桜を見られたら良かったわね」
ふと彼を見れば、思わず微笑み零してしまう。
「ロズ、髪に花弁が付いてるわよ?」
とってあげるわ――なんて、愛し気に指先を伸ばす……のだけれど。
「サザレ、桜はピンク色でカワイイから好きよ。桜を見るとまた一つお姉さんになったわって気分になるの!」
「って、さっきからサザレさんが騒がしいのは、気のせいかしら?」
ふと顔を上げたガーデニアは、ロズリエルと顔を見合わせそっと溜息をつく。
折角の景色も雰囲気も台無しだわ……なんて。
けれど、そんな友人の心も知らずに、サザレは絶好調。
「サザレもこの春から中学生よ! どんな学校かなあ、部活どうしようかなあって楽しみなの!」
そうわくわく、ニアちゃんはどう? なんて聞かれれば。
ガーデニアは首を傾けて、こう返す。
「サザレさんが進学……不安しか浮かばないのは、なぜかしらね?」
……くれぐれも先生方にご迷惑をかけてはダメよ?
そう言い聞かせるように付け加えて。
そんなガーデニアの心配もよそに、サザレは見渡す限り桜色に満ちた道をうきうきと歩く。
「中野通りが桜のトンネルに変わったみたい!」
「桜色に染まった景色は見慣れないけど、好きかもしれないの」
そうガーデニアは彼女にこたえて、改めて、一斉に満開になった見事な桜たちを見上げて。
のんびりゆっくり、満開桜を鑑賞……とは、いかなかった。
「ねえねえ、どっちが桜の花びらを先に掴めるか勝負しようよ!」
――負けた方がカフェの桜ラテを奢るの! って。
そういきなり告げられ、瞳をぱちくりと瞬かせるガーデニアであるが。
「あら、奢るとか聞いてないわ
……!?」
「用意はいい? じゃあ、始めね!」
「待ちなさい、抜け駆けは無しよ!?」
あくまで自分のペースを貫くサザレに、慌てて続くのだった。
そして……確かに、桜ラテは美味しいのだけれど。
「ふふー。ニアちゃんに買ってもらっちゃったわ♪」
「結局奢ることなったの、釈然としないわね……」
るんるんな眼前のサザレに桜ラテを奢る羽目になって、何だかとっても解せないガーデニア。
そして……ロズどう思う? なんて、彼にちょっぴり不満を漏らすけれど。
「桜の花びらもいっぱい掴めたし良いこと尽くめね」
ご満悦なサザレは、ふとガーデニアへと視線を向け、そして大きく首を傾けつつも続ける。
「でも、サザレまだニアちゃんから進学のお祝いをもらっていないわ。シフォンケーキが食べたいなぁ〜」
――もちろん桜味の限定のよ! って。
そんなどこまでもフリーダムなサザレの言葉に大きく瞳を見開いて、ふるりと首を横に振りつつも。
ガーデニアは言い放つ。シフォンケーキは自分で買って頂戴……! と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV22になった!
【植物活性】がLV3になった!
効果2【ガードアップ】がLV7になった!
フィオリナ・ネージュ
【雫猫】
はらはら舞う、百も咲き誇る桜の彩へ
手を伸ばして掴まえて
――見事、ですね。
春が訪れたんだな、って嬉しくなります
はい、私達とつゆとエト、最初の想い出の一頁です
楽しみで、少し寝不足だったり、して
……!お弁当!いとりちゃん作ってくれたんですか?
ううん、花のかたちとっても可愛い
私もね、修行中だから……!
今日は、桜の紅茶を持ってきました
春をいっぱい感じられたら、って
勿論です、次のお出掛けのときは一緒に作って持ってきましょうね
ふふ、つゆもエトも応援してくれるなら
心強い、ですね!
出逢いの春、貴女と最初の一歩の約束を
まずは……そうですね、いとりちゃんの好きなものを
たくさん教えて貰っちゃいましょうか?
雫芽・いとり
【雫猫】
春ならやっぱり桜は見ておかなくちゃ
百本桜が見せてくれるのはどんな春?
私とつゆ、フィオリナちゃんとエトちゃん
記念すべき最初のお出掛け!
なので
頑張ってサンドイッチ作ってみたの
桜の花びらっぽく!
なんだかイビツ?具材偏ってる?
…大丈夫、これは第一歩。これから上達していくから!
わあ…!桜の紅茶だ!
ふわっと優しい香りの春を足してくれたから
空の春にも届きそうな手元の春が咲いていく
よし決めた
今度一緒にお料理のお勉強しよ!
つゆとエトちゃんには応援してもらおう
いいよ、えっとね…
今、このひとときをまず足しちゃう!
それからねー…、
フィオリナちゃんの好きなものもいっぱい教えてね?
こうして私達の季節も始まってくの
ひいらりひらり、軽やかに歩む道を全部、春色に染めて。
今年も満開に綻ぶのは、儚くも美しい花たち。
「春ならやっぱり桜は見ておかなくちゃ」
そう――それは、見上げた柔いミントグリーンに融ける蜂蜜色にも咲き誇る、桜の花。
雫芽・いとり(芽吹ノ雫・g09163)は数多の薄紅たちが自由に舞い踊る中、今日も一緒のつゆと顔を見合わせて、期待に胸膨らませる。
……百本桜が見せてくれるのはどんな春? って。
そんないとりとつゆと並んで、爛漫の春の風景を歩むのは、フィオリナ・ネージュ(華たそがれ・g09310)とエト。
そしてフィオリナは、百も咲き誇る桜の彩へとふと手を伸ばして。
「――見事、ですね」
はらはら舞うひとひらをほら、つかまえた。
そして掌の中の彩を見つめる穹のいろを柔く細める。
……春が訪れたんだな、って嬉しくなって。
でも、そんな春の到来も、勿論とてもわくわくするのだけれど。
何より、たまらなく心躍るのは。
「私とつゆ、フィオリナちゃんとエトちゃんの、記念すべき最初のお出掛け!」
そう――これが皆でゆく、はじめてのお出掛けなのだから。
いとりの弾む声に、フィオリナもこくりと頷いて。
「はい、私達とつゆとエト、最初の想い出の一頁です」
掌の中のひとひらにだけ、そうっと告白を。
……楽しみで、少し寝不足だったり、して、なんて。
そんな、なにもかもがはじめてだらけのお出掛けなのだから。
綺麗に咲いている桜の下、いとりはきりりと、気合十分。
「なので、頑張ってサンドイッチ作ってみたの」
「……! お弁当! いとりちゃん作ってくれたんですか?」
そう瞳を輝かせるフィオリナに大きく頷いてみせる。
しかも――桜の花びらっぽく! なんて。
満を持して取り出したのは、お手製の花びらサンドイッチ!
……のつもりなのだけれど。
「なんだかイビツ? 具材偏ってる?」
じいと、言われれば桜の花びらっぽいかもしれないサンドイッチを見遣るけれど。
でも、これもはじめてなのだから、問題なし!
「……大丈夫、これは第一歩。これから上達していくから!」
「ううん、花のかたちとっても可愛い。私もね、修行中だから……!」
よく見れば、素朴で愛嬌があるかたちな気がするし。
まずは挑戦してみることが大事。むしろこれから、伸びしろしかありません、ええ。
そして、フィオリナも……春をいっぱい感じられたら、って。
「今日は、桜の紅茶を持ってきました」
「わあ……! 桜の紅茶だ!」
取り出すのは、ふわりと春を纏う、桜の紅茶。
そして、そんなフィオリナが淹れてくれた桜が、優しい香りの春を足してくれたから。
いとりは甘やかな蜜のいろを細めて、嬉しさを咲かせる。空の春にも届きそうな手元の春が咲いていく、って。
だから――決めました!
「今度一緒にお料理のお勉強しよ!」
「勿論です、次のお出掛けのときは一緒に作って持ってきましょうね」
そうふたりで顔を見合わせ、頷き合えば。
つゆとエトも一緒に、やる気満々に……?
そんな様子をいとりは見つめて。
「つゆとエトちゃんには応援してもらおう」
「ふふ、つゆもエトも応援してくれるなら、心強い、ですね!」
つゆもエトは、心強い応援係に任命です。
そしてフィオリナはまた、とっても嬉しくなる。
出逢いの春――貴女と最初の一歩の約束を、交わせたのだから。
だから今日は、桜を一緒にまだまだいっぱい楽しみながら。
「まずは……そうですね、いとりちゃんの好きなものを、たくさん教えて貰っちゃいましょうか?」
そんなフィオリナの声に、蜂蜜色のお耳をぴこり。
ふわふわゆうらり尻尾を甘く揺らめかせながら、いとりは最初のひとつをフィオリナに教える。
「いいよ、えっとね……今、このひとときをまず足しちゃう!」
そして、それからねー……と紡いだ後、もうひとつ。
――フィオリナちゃんの好きなものもいっぱい教えてね? って。
それから一緒に、ぽかぽかあたたかな春のように笑み咲かせる……こうして私達の季節も始まってくの、と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【猫変身】LV1が発生!
【飛翔】がLV23になった!
効果2【ダブル】がLV4になった!
雪定・千草
百合さん(g05341)と
桜ってずっと眺めていられます
今年は百合さんと一緒、俺も嬉しいです
存分に楽しみましょう
川沿い桜広場、良き所でレジャーシートを広げ
じゃじゃーん
俺もお弁当を作ってきましたよ
温野菜と茹で卵を詰めただけの物ですが…
彩り鮮やかになるよう詰め
卵は海苔でペンギンさんの顔を付けてみました
野菜はタルタルソース、桜でんぶマヨ
お好きな物どうぞ
百合さんの卵焼き大好きです
三色のおむすびもとても綺麗ですね
ふふ、ペンギンさんお揃いです
おむすびぱくり
ああ美味しい…大きな花丸です
桜眺めながら食べるご飯は格別
ふとあなたを見て、髪についた花弁を取ります
いつもより花見が楽しいのは
あなたが居るからなのでしょうね
犬神・百合
千草ちゃん(g03137)と
ふふ、去年はお花見できなかったの
今年はこうして過ごせて嬉しいわ
千草ちゃんと一緒で…もっと嬉しい
千草ちゃんのお弁当…とっても良いですね!
茹で卵ペンギンさん可愛い~はなまるあげちゃう~
ソースどれも美味しそう
じゃーん!わたしは
玉子焼きとお花見団子をイメージしたカラフルおむすび!
えへへ、わたしも海苔でペンギンさんにしたの
桜でんぶマヨ…気になる
(ぱくん)
甘マヨい不思議なお味
色が可愛いから問題ない…かな?
ふふ、お腹も心も充たされるね
本当に綺麗…
桜って不思議な魅力があると思う
眺めて居ると吸い込まれそう
花弁を取ってくれた時ふと目があったなら
その手をもう少しだけ…頭の上に乗せていて?
世界がまるで、全て春色に染まったかのように。
雪定・千草(霞籠・g03137)が今、見つめる景色の彩りは。
「桜ってずっと眺めていられます」
満開の桜が咲き誇る、一面の薄紅色。
そんな彼と一緒に、犬神・百合(ラストダンス・g05341)も晴れ渡った桜空を見上げて。
「ふふ、去年はお花見できなかったの。今年はこうして過ごせて嬉しいわ」
いや、お花見ができることも勿論嬉しいのだけど。
百合はふわりと笑み咲かせ、続ける――千草ちゃんと一緒で……もっと嬉しい、って。
でもそれは、千草だって同じ。
「今年は百合さんと一緒、俺も嬉しいです」
だからふたりでこれから、存分に楽しみましょう、って。
桜色の絨毯の上を仲良く歩き出す。
そして辿り着いたのは、中野区の桜の名所『哲学堂公園』の川沿いにある桜広場。
そんな見事に桜咲き誇る広場を、くるりと一度見回してみてから。
千草はばさりと、絶景を望める良き場所を見つけて、レジャーシートを広げてから。
「じゃじゃーん、俺もお弁当を作ってきましたよ」
そう、お花見には欠かせないお弁当!
「温野菜と茹で卵を詰めただけの物ですが……彩り鮮やかになるよう詰め、卵は海苔でペンギンさんの顔を付けてみました。野菜はタルタルソース、桜でんぶマヨ、お好きな物どうぞ」
そんな千草の、ペンギンさんもいる華やかな彩の弁当に、百合もほわりと笑み咲かせて。
「千草ちゃんのお弁当……とっても良いですね! 茹で卵ペンギンさん可愛い~はなまるあげちゃう~。ソースどれも美味しそう」
食べる前からすでに、文句なしの花丸です!
そして百合も、彼のお弁当の隣に並べる。
「じゃーん! わたしは玉子焼きとお花見団子をイメージしたカラフルおむすび!」
お手製の、定番の玉子焼きに、お花見らしいカラフルなおむすびを。
「百合さんの卵焼き大好きです。三色のおむすびもとても綺麗ですね」
そう千草も、料理上手な彼女にそう笑んでから。
「えへへ、わたしも海苔でペンギンさんにしたの」
「ふふ、ペンギンさんお揃いです」
やっぱり、百合のお弁当にもちょこり。お揃いのペンギンさんに、ふたり顔を見合わせて微笑み合う。
そして千草はおむすびを早速、ひとくちぱくりと食べれば。
「ああ美味しい…大きな花丸です」
やっぱり、特大の花丸です!
それから百合も、そうっと手を伸ばして。
「桜でんぶマヨ……気になる」
そう何気に気になっていた桜でんぶマヨを、ぱくんとすれば。
「甘マヨい不思議なお味。色が可愛いから問題ない……かな?」
ちょっぴり不思議な味だけれど、でも可愛いから花丸です!
そうふたりできゃっきゃ楽しく、お弁当を交換こしながらも。
勿論、団子だけでなく、花も一緒に目一杯楽しみます。
いや――むしろ。
「桜眺めながら食べるご飯は格別」
「ふふ、お腹も心も充たされるね」
両方一緒に楽しむからこそ、きっとこんなにとても美味しい。
そして百合は改めて、満開に咲く桜の花たちを見上げて。
「本当に綺麗……桜って不思議な魅力があると思う」
……眺めて居ると吸い込まれそう。
そう、ぽつりと紡ぎ落すけれど。
ふと見上げていた桜ではなく、すぐ傍にいる千草へと視線を移す。
大きな彼の手が、ふわりと優しく頭に触れた感覚と温もりをおぼえて。
そんな彼が見つけたのは、艶やかな灰の髪についた桜のひとひら。
それを取ってあげれば、ふいに百合とぱちりと、目が合って。
刹那、耳に届くのは、彼女のこんなおねだり。
「その手をもう少しだけ……頭の上に乗せていて?」
そして千草は百合の頭に掌を乗せたまま、そっと優しく撫でてあげながら、やはり思うのだった。
いつもより花見が楽しいのは――あなたが居るからなのでしょうね、って。
桜よりも一等美しく満開に咲き誇る、彼女の笑顔を見つめながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV3になった!
【士気高揚】がLV3になった!
効果2【ドレイン】がLV3になった!
●お花見ハーレム破綻大作戦!
ディアボロスたちが、一般の花見客のフリをして大体花見を満喫し終えた頃。
桜が咲き誇る『哲学堂公園』にようやく到着したのは、男女5人ほどの一般人と。
そして、アヴァタール級の『数多のウリエル』である。
ウリエルからバレンタインチョコを貰い、奉仕を受けた一般人達のハーレム度はぎゅんぎゅん上がっているというが。
「ウリエル様とお花見、楽しみですぞ……!」
「何かウリエル様が得意な宴会芸などあったら、宴の際、披露していただきたいところ」
「ああ、ウリエル様のお弁当を、ウリエル様に「あーん」してもらいたいわ!」
『…………』
そんな好き勝手言う一般人の要求を一瞬スルーしようとする、数多のウリエル。
だが……これもプルソン様の為、と思い直し、仕方なく無言ながらも頷いて。
数多のウリエル一向は花見をするべく、『哲学堂公園』内の川沿いにある桜広場へとやってくる。
それから数多のウリエルは、気持ち程度に同行させている『エンジェルポリス』達へとそっと指示をする。
花見を邪魔するような輩がいれsば、排除するように……と。
そしてエンジェルポリスたちが公園内を巡回しはじめたのを後目に、もう一度大きく溜息をつく。
これから、花見という一般人たちへの奉仕をおこなわなけれないけないことに。
けれどそんな奉仕行動も、あともう少しの辛抱。エネルギー3倍返しをしてもらうまでの我慢である。
そして、どんな宴会芸をするべきかと、桜咲く下で手製の弁当を広げつつも、数多のウリエルは相変わらず無表情で思考するのだった。
●マスターより
選択肢②③は同時受付、基本同時進行となります。
どちらも攻略必須ではありませんが。
②を放置すると一般人が爆散してしまい、助けられなくなります。
逆に②を攻略すれば④アヴァタール級『数多のウリエル』の強化が解除になります。
③のエンジェルポリスを逃がすと今後の敵の戦力となります。
エンジェルポリスは一般人の説得をしようとしている皆様に気付くと、それを邪魔してきますが。
それまでは、一般人達やアヴァタール級がいる広場に一緒にいるのではなく、公園内をうろうろ巡回しています。
なので、②で一般人を説得する方と、③で集団敵を倒す方……という感じになるかとですが。
②と③両方の選択肢に挑戦していただくことも、勿論可能です。
ただし、②でできるのは説得行動のみ、③でできるのは戦闘のみとなります。
②で戦闘や③で一般人への声掛けをメインとした行動はできません(不採用となります)
一般人説得の方向性ややり方などは、選択肢の❓の内容やOPやマスターコメントなどをご確認ください。
②③ともに、成功見込みが立ちましたら、締切等改めて個別マスターページなどでお知らせいたします。
奴崎・娑婆蔵
【奴崎組】
ははぁ、エンジェルポリス
まがりなりにも官憲のナリをした輩を張り倒すべし、と
なんとも心の躍る仕掛けじゃァありやせんか、エエ?
連中は数の多さと連携の妙が持ち味か
だッてんなら頭数を間引いてやると致しやしょう
『トンカラ刀』抜刀、【ティアーズリッパー】発動
花見の間に仕入れた実地の周辺地理……そこいらの見通しの良し悪しや遮蔽やらを【臨機応変】に活用、敵一人頭へ忍び寄っちゃ背面からブッ刺してやりまさァ
口を塞ぐ、無線のコードを断つ、心臓目掛け骨の間を通し刺す(早業+貫通撃)
集まられていよいよ大乱闘になった日にゃァ、包囲の輪を常に一ヶ所は開けておけるよう敵個体を狙い撃つべく仲間と照準状況を共有致しやす
月見山・伊吹
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎だよ!
お花見でお弁当とデザート食べてお腹いっぱいになったし
この後の依頼も頑張ろっと!
エンジェルポリスねぇ…
警察みたいな姿なのに悪代官みたいに賄賂貰ってそうなとても悪い顔した大天使どもがいるねぇ
『天道御猫様』で長毛種スフィンクスのシフォンを地の魔力を纏って動く巨大な可愛い猫の像(お花見カラー)のような姿に変身させるよ!
悪徳警察天使どもの人海戦術と数の暴力で
集まられ包囲されないように気を付けながらも
猫パンチと引っ掻きと噛み付きによって
次々とやっつけちゃうからねぇ!
もし囲まれたら…猫パンチで突破口を開く!
反撃は【ガードアップ】を使ってダメージを抑えてみるよ
桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎
【奴崎組】
折角花見で気分良いところだったけどきちんと私達の仕事もしないとだしね?頑張りますかね
エンジェルポリスという名のただの悪党でしょ?
あいにく私警察とかって信用してないから遠慮なく倒させてもらうわよ?
私の紡ぐ言葉は刃となってあなた達を襲うわ
《全力魔法》+《吹き飛ばし》を交えた桜型の刃を生み出し敵へと飛ばしながら仲間と情報共有し確実に敵を仕留められるように狙っていく
この刃からは逃れられないわよ?
薬袋・透
【奴崎組】
アドリブ絡み歓迎
僕達こんなんでも極道者だし普段はアレだけど……今回は倒しても問題ないでしょ、こいつら警官の仮装したコスプレだし
数さえ揃えれば勝てると思ってるその自信、へし折るのが楽しみだわ
さあ、一番最初に倒されたいのは誰?
パラドクス使用、敵を不意打ちで薙ぎ払い一掃
上から見えざる手を振り下ろし強打する気絶攻撃も組み合わせ
そのまま警棒を強奪
相手パラドクスは先ほど強奪した警棒の先に氷雪使いの刃をつけた、即席の薙刀で斬りつけ両断し反撃
刃の分リーチはこちらにあるし、武器自体も使い慣れてる
問題ないわね
体を無駄なく動かす呼吸法も組み合わせてダンスのように動き翻弄し続けるわ
月見里・千隼
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎
北海道一悪い奴らみたいな悪どい面構えした悪徳警察か
これ以上、汚職と不祥事を撒き散らさぬよう直ちに処分せねばな
連携と数を活かした戦法を好み警察無線機らしき通信機器を使ってるなら【通信障害】も使い
あいつらの連携を乱すことが出来るだろうか?
『寝覚月』で鋸のような歯がチェーンソーになってる雷のノコギリザメを召喚して
観察しつつも臨機応変に敵に包囲されぬように気を付けながら
鋸部分で切り裂き落雷で確実に敵を討伐していこうか
もし囲まれたら落雷で抜け道を開き突破していくぞ
反撃はノコギリザメの斬撃と落雷を駆使して【ガードアップ】も使い
大痛手にならないように対処するぞ
荒田・誠司
【奴崎組】
アドリブなど歓迎
仲間は名前の左側を呼び捨て
奴崎(g01933)だけは組長と呼ぶ
【心情】
花見もしたことだし次のお仕事へ行こうか
警官を轢くって気が引けるけど仕方がねぇよなぁ!
【行動】
機械盾をジェットボードへ変形して騎乗
そのままパラドクスを発動し敵を轢く
攻撃は警棒や盾の特性を用いて防ぎながら移動し続けて
包囲されるのを防ぐ
もちろん、仲間の行動は邪魔しないようにするし
敵を挑発して囮にもなる
こんなん乗り回していたら確実に目立つだろう
ここまで乗り回せるのは珍しいからちょっと楽しかったりする
黄泉王・唯妃
【奴崎組】
連携、アドリブ歓迎
公の場では娑婆蔵の呼び方は『組長』
まったく、何のしがらみも無く官憲をぶちのめせるとあって組長はじめ皆様うきうきですねぇ。
後れを取るような相手ではありませんがさりげなく援護しておきましょうか。
数を使って包囲しようとするならそれを逆手に取らせて貰いましょう。
囲むように動く官憲共の先を読んで【早業】で【斬糸結界】を置いておきましょう。
人数が多いなら罠に気付いたところで後続が続いて動くせいで簡単に躱せないでしょうし。
更に【トラップ生成】で落とし穴を使い言葉通り包囲に穴をあけていつでも距離をとれるよう【罠使い】らしく立ち回りましょう。
はらり、ひらりと桜花弁たちが舞い踊る、風情溢れる春の陽気の中。
美味しさも楽しさも爛漫、組の皆と洒落込んでいた野点の花見であるけれど。
それも、そろそろ……宴もたけなわ。
月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)は綺麗に空になった弁当箱を片付けつつも、元気満開。
「お花見でお弁当とデザート食べてお腹いっぱいになったし、この後の依頼も頑張ろっと!」
「折角花見で気分良いところだったけどきちんと私達の仕事もしないとだしね? 頑張りますかね」
それは、桜・姫恋(苺姫・g03043)も同じ。
大好きすぎる苺をひたすら食べた後は、満を持してあともうひと仕事。
荒田・誠司(雑草・g00115)は花見を満喫した皆の姿に、もう1枚ぱしゃりとシャッターを切った後。
(「花見もしたことだし次のお仕事へ行こうか」)
そうさり気なく見遣るのは、公園に現れた集団。
話に聞いていた一般人と彼らを渋々接待する『数多のウリエル』であった。
そしてウリエル達の花見を邪魔されないようにと、公園内を巡回しはじめる『エンジェルポリス』達。
このままウリエル達クロノヴェーダを放っておけば、一般人が3倍返しで虐殺されてしまう。
だから――まず狙うは、取り巻きのトループス級から。
花見客を引き続き装いながらも、伊吹はその姿を青の視線でそっと追って。
「エンジェルポリスねぇ……警察みたいな姿なのに悪代官みたいに賄賂貰ってそうなとても悪い顔した大天使どもがいるねぇ」
「北海道一悪い奴らみたいな悪どい面構えした悪徳警察か」
月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)も伊吹と共に、黒い警部も顔負けの悪徳警官達を見遣れば。
最後にもうひとくち、苺クッキーをはむりと味わいながらも。
「エンジェルポリスという名のただの悪党でしょ?」
格好だけは立派な敵を見ながらも続く姫恋。
そう、その姿はどこからどう見ても警官。
そして此方はといえば。
「ははぁ、エンジェルポリス。まがりなりにも官憲のナリをした輩を張り倒すべし、と」
……なんとも心の躍る仕掛けじゃァありやせんか、エエ?
そう赤の瞳を嬉々と奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)は「奴崎組組長」。
悪徳似非警官とは対極の、任侠の看板を掲げる侠客である。
まさに、自分達がぶちのめすのにうってつけの相手。
薬袋・透(無彩の魔女の系譜・g02087)も普段通り余裕のある笑みを浮かべたまま、自分達が待ち構えていることも知らずに公園を巡りだした敵の様子を窺いつつも見遣って。
「僕達こんなんでも極道者だし普段はアレだけど……今回は倒しても問題ないでしょ、こいつら警官の仮装したコスプレだし」
「あいにく私警察とかって信用してないから遠慮なく倒させてもらうわよ?」
「これ以上、汚職と不祥事を撒き散らさぬよう直ちに処分せねばな」
姫恋と千隼の言葉に同意するように、青い瞳を細めて紡ぐ。
「数さえ揃えれば勝てると思ってるその自信、へし折るのが楽しみだわ」
……さあ、一番最初に倒されたいのは誰? って。
「まったく、何のしがらみも無く官憲をぶちのめせるとあって組長はじめ皆様うきうきですねぇ」
黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)はそんな血気盛んな皆へと目を向けた後。
……後れを取るような相手ではありませんがさりげなく援護しておきましょうか、と。
『!?』
『な、何だッ!?』
「数を使って包囲しようとするならそれを逆手に取らせて貰いましょう」
桜舞う戦場に展開するは、鋭い切れ味を持つ極細の糸で成した結界。
囲むように動くと聞いている官憲共の先を読んで、一手早く仕掛ければ。
「連中は数の多さと連携の妙が持ち味か」
……だッてんなら頭数を間引いてやると致しやしょう、と。
唯妃の数多の蜘蛛の糸が張り巡らされたと同時に、『トンカラ刀』を抜き放つ娑婆蔵。
刹那――餓鬼道〝刀途〟、繰り出し披露するは「殺人技芸」。
花見の間に仕入れた実地の周辺地理……見通しの良し悪しや遮蔽を活用しつつも、敵一人頭へと忍び寄って。
『な、敵襲……、ッ!』
官憲共を「うまく斬る」べく、初手から呪詛宿す刃で景気良く、背面からブッ刺して斬り裂いてやる。
千隼も、自分達の存在にようやく気付いた敵を注意深く見つつ。
(「これで、あいつらの連携を乱すことが出来るだろうか?」)
連携と数を活かした戦法を好み警察無線機らしき通信機器を使っているなら……と、通信障害を発動させつつも。
――目が醒めるようなサメの弾丸を喰らえ。
――ねぇねぇ、シフォンと遊んでくれるかい?
観察し包囲されぬように気を付けながらも、伊吹の『天道御猫様』と同時に繰り出すのは『寝覚月』。
刹那、雷のノコギリザメが戦場を猛り泳ぎ、チェーンソーになっている鋸のような歯を剥いて。
『!? 何……がぁっ!』
敵を確実に仕留めるべく、切り裂き落雷を見舞えば。
伊吹の肩に乗っていた長毛種スフィンクスのシフォンも変身!
地の魔力を纏って動く巨大な可愛い猫の像と化し、容赦なく敵と遊ぶべく、うにゃん!
『え、ちょ、うわぁッ!?』
ゲシゲシ引っ掻いたりガブリと噛んだりドスンッと肩に乗ろうとしたり。
うにゃにゃっとエンジェルポリスにじゃれながらも、強烈な肉球猫パンチや猫キック!
そんな本日の巨大御猫様は、ますますキュートお花見カラーです。
そして、敵と遊んでいるつもりのもふもふなシフォンや牙を剥くノコギリザメが戯遊ぶ戦場を――ちょっと通るぞ! と。
フルスピードで駆けるのは、誠司。
『……!? おい、貴様! スピード違反……ぎゃあっ!』
(「警官を轢くって気が引けるけど仕方がねぇよなぁ!」)
ジェットボードへと変形させた機械盾で、盾船の一撃!
警官ぶって取り締まろうとするエンジェルポリスを、勢いも速度も緩めることなくそのまま、颯爽と轢き逃げすれば。
『! く、轢き逃げの現行犯で逮捕……、っ!?』
「あっははは! 油断してる場合かしら?」
「私の紡ぐ言葉は刃となってあなた達を襲うわ」
透の、強い力を加え軌道を自在に変えた不意打ちの薙ぎ払いが敵を斬り伏せれば。
――桜、桜、舞散って刃となれ、と。
姫恋が全力魔法で生み出した桜の花びらたちが、紡ぐ言ノ葉に乗って桜吹雪となる。敵に降り注ぐ数多の刃となって。
そして、敵を吹き飛ばさんとするほど強烈な桜花弁型の刃が巻き起こる中。
上から見えざる手を振り下ろし気絶するほどの強打を組み合わせながらも、そのまま警棒を強奪する透。
『く、この……!』
そんな次々と向けられる一斉攻撃に完全に虚を突かれながらも。
人海戦術と連携で包囲せんと動きつつ、光り輝く警棒を振りかざし、聖なる手錠で拘束せんと反撃してくるエンジェルポリス達。
けれど……問題ないわね、と。
(「刃の分リーチはこちらにあるし、武器自体も使い慣れてる」)
やはり余裕の笑みを湛えたまま、透は先ほど強奪した警棒の先に氷雪使いの刃をつけて。
即席の薙刀で斬りつけ両断し相殺をはかる。
エンジェルポリス達もそれでも集結して突撃してきては、警棒や拳銃や手錠で攻撃を仕掛けてきて。
まさに集まられた戦場の様相は、いよいよ大乱闘!
けれど暴れ回りながらもあくまで冷静に――口を塞ぐ、無線のコードを断つ、心臓目掛け骨の間を通し刺す、と。
感染拡大と侵食汚染こそ真骨頂、呪詛宿す妖刀を、皆を率いる如く振るい敵をうまく斬っていきながらも。
娑婆蔵は仲間と照準状況を共有する。包囲の輪を常に一ヶ所は開けておけるよう敵個体を狙い撃つべく。
そしてそんな彼の動きに合わせ、ひらりはらりと桜舞う中。
黒のセーラー服と腰まで伸びた黒髪を靡かせつつ、唯妃は見る者惑わす深紅の瞳で確りと敵を捉えて。
『くそっ、全員逮捕……ッ!?』
『こんな罠……って、ぐあっ!?』
(「人数が多いなら罠に気付いたところで後続が続いて動くせいで簡単に躱せないでしょうし」)
更にトラップ生成で生み出した落とし穴も使い、まさに文字通り包囲に穴をあけて。いつでも距離をとれるよう、罠使いらしく立ち回れば。
『おいっ、そこの貴様! 止まれ……うぎゃあっ!』
(「こんなん乗り回していたら確実に目立つだろう」)
敵の警棒や盾の特性を用いて防ぎながらも包囲されぬよう、誠司は引き続きジェットボード形態にしたフェイク・プリドゥエンで移動し続けて。
敵を挑発して囮を担うよう縦横無尽に駆けまわり、エンジェルポリス達を轢きまくりながらも、ちょっぴりわくわく。
だって、ちょっと楽しかったりするから。ここまでジェット全開で乗り回せるのも珍しくて。
そして次々と蹴散らされていきながらも、それでも懲りずに何とか数の暴力で復讐者達を包囲せんとする敵の群れだけれど。
伊吹と千隼も、そう易々とそれを許したりはしない。
巨大な可愛い猫の像となったシフォンの猫パンチと引っ掻きと噛み付きで、次々と敵をやっつけていきながらも。
囲まれる気配を察した伊吹が声を掛ければ、繰り出されるのは突破口を開く強烈な猫パンチ!
千隼も同時に落雷で抜け道を開きつつ、ノコギリザメの斬撃と落雷を駆使して守りを固めながらも大痛手にならないよう着実に対処していけば。
「この刃からは逃れられないわよ?」
「どこ狙ってるの? こっちよ」
姫恋が織りなし降らせる数多の桜花弁の刃とともに、ひらり。
体を無駄なく動かす呼吸法も組み合わせてダンスのように動き翻弄し続ける透。
そして、この場に沢山集まってきていたはずの警官達の数を仲間と次々減らしていき、暴れ回りながらも。
『この!! 反社共め!!』
カタギの一般人にそう言われたらちょっと凹んじゃうけれど、でも今回は相手が相手。
娑婆蔵は心行くまま――八ツ裂きにしてやりまさァ、と。
皆と連携し、切った張ったの大立ち回り……わるい官憲共は残らず上手にぶった斬ってやります!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV2になった!
【建物復元】LV1が発生!
【友達催眠】がLV4になった!
【強運の加護】がLV3になった!
【通信障害】がLV2になった!
【水中適応】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV9になった!
【先行率アップ】がLV6になった!
【アヴォイド】がLV6になった!
御守・樹
アドリブ連携歓迎
有効な残留効果は適宜使用
…ハーレムってあんなんだっけ?主が奉仕する側だっけ?
俺の知ってるハーレムの主は金とか権力とかしっかり甲斐性あるもんだと思ってたんだけど…。
とにかく今は邪魔な配下を倒していこう。説得とか苦手だし。
夜だとなぁ暗闇に紛れられて、闇討ち暗殺おて…これ以上はやめとこう。
光学迷彩を纏えば、昼間でも人や木々、建物なんかに十分紛れられるだろう(地形の利用・忍び足)
できるだけ一人でいる敵を狙いアサシネイトキリングで倒していく。
見つからずに倒せたら反撃もない、とは思うけど相手はクロノヴェーダだしなぁ。
囲まれたら飛翔とか壁歩きも駆使して包囲から抜け出す。
満開に桜が咲き誇る中野区の名所、哲学堂公園広場で。
一応、花見客……には、違いないのかもしれないけれど。
「ウリエル様とお花見、わくわくですな……!」
「ウリエル様に「あーん」してもらうわ!」
『…………』
やってきて花見の宴をはじめた集団の様子をそっと見遣りつつ、御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は首を傾げる。
(「……ハーレムってあんなんだっけ? 主が奉仕する側だっけ?」)
俺の知ってるハーレムの主は金とか権力とかしっかり甲斐性あるもんだと思ってたんだけど……と。
うきうきな一般人達と仕方なく奉仕している『数多のウリエル』を見遣る樹。
だが、何だかちょっと普通のハーレムとは違った様子には見えるものの。
高嶺の花のはずの主に奉仕されるというレア待遇によって、一般人のハーレム力はかなり上がっているというから。
花見客を装うのも終わり……今からは、ディアボロスとしての仕事。
とはいえまずは、ウリエルや一般達ではなく。
(「とにかく今は邪魔な配下を倒していこう。説得とか苦手だし」)
視線を移すのは、園内を巡回しはじめた取り巻きのトループス級『エンジェルポリス』の姿。
幸い、ウリエルや一般人の元から離れ、バラバラにエンジェルポリス達は行動しているようだから。
光学迷彩を纏い、大勢の花見客や多い茂る木々、園内に点在する奇妙な建物に紛れるように移動しながら。
(「夜だとなぁ暗闇に紛れられて、闇討ち暗殺おてのも……これ以上はやめとこう」)
何となく色々な事情で最後まで言うのはやめておきつつも、昼間でもきっと問題ないだろうと。
地形を利用し忍び足で密かに接近を試みるのは、単独で行動するエンジェルポリス。
そして、気配を絶ったまま樹は繰り出す。
『……なっ!? くっ!』
近距離から放つ、アサシネイトキリングの致命的な一撃を。
それから念の為、すぐに地を蹴り距離を取って。
(「見つからずに倒せたら反撃もない、とは思うけど相手はクロノヴェーダだしなぁ」)
そう警戒していた通り、不意打ちによろりと大きくよろけながらも、聖なる力が籠められた拳銃で反撃してくるエンジェルポリス。
それから人海戦術と連携で樹を包囲せんと、仲間を呼ぼうとするけれど。
天を翔け、壁歩きも駆使し立ち回る樹を囲むことは難しい。
そして一般人の説得を任せる仲間やウリエル達から距離を取りつつ、樹は誘導する。
他の取り巻きを相手取る仲間の近くへと、敵の包囲から抜け出しながらも。
大成功🔵🔵🔵
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
三苫・麻緒
楽しいお花見の後は不法占拠しているお巡りさん擬きにご退場願わないとかな
ちょっと食べすぎた分はここで動けば問題ないよね
こっそり動こうとする人はいるみたいだし、ここは誘蛾灯よろしく意識の引き付けでもしてみようかな
まずは一発しっかりとパラドクスを当てるところから
どうせ狙うならより弱っていて倒せそうな個体がいいね
身を焼く炎というわかりやすい≪殺気≫で相手に少しでも躊躇いが生まれれば上々
その隙を突く、あるいは私を倒そうと近寄ってきたところを迎撃するように≪連続魔法≫でどんどん燃やしていきたいね
勿論他の人や桜まで燃やさないように注意はするよ!
連携ありの数の暴力は厄介だよね
ナイフと加護の力で捌ききれるかな?
ヴァルネラ・ドゥーン
連携・アドリブ歓迎
まず、光学迷彩とモブオーラで隠れて忍び足で接近・偵察します
パラドクス通信で、エンジェルポリスの巡回状況を皆さんに連絡
私自身や他のディアボロスの方が囲い込まれないよう、包囲網を切り崩したり、接近されても合流を阻むように仕掛けます
ヒット&アウェイで、なるべく立て続けの攻撃になるように、他の方の合間を縫うことを意識します
アウェイ時は当然追われると思うので、出来るだけ、一般人説得中の場所から遠ざかる方角に逃走・隠れて、敵を誘引します
事前の情報収集で相手方ならどう地の利を活かすかを読んで、一人ずつ仕留めたいです
拳銃は撃ち返し、接近時は袖や靴に仕込んだナイフで応戦
はい、三倍返しどうぞー
ひらひらと春の風景を彩る桜吹雪にそっと紛れながら。
密やかに行動を起こすのは得手とすること。
ヴァルネラ・ドゥーン(人間のレジスタンス諜報員・g09339)は巡回を始めたエンジェルポリスへと、モブオーラを纏い忍び足で気付かれぬよう接近し、偵察して。
――偉人の銅像のところに敵が集まっているようです。
先行して攻撃を仕掛けた仲間の行動に気付いた敵がそちらへと向かっていることを、パラドクス通信で皆に共有して。
(「楽しいお花見の後は不法占拠しているお巡りさん擬きにご退場願わないとかな」)
……ちょっと食べすぎた分はここで動けば問題ないよね、と。
かなり、花より団子……いえ、ちょっぴりだけ色々と。
美味しい花見弁当やおにぎりやおにぎりを食べた三苫・麻緒(ミント☆ソウル・g01206)は、いざ食後の運動も兼ねて。
(「こっそり動こうとする人はいるみたいだし、ここは誘蛾灯よろしく意識の引き付けでもしてみようかな」)
共有された情報通り、謎の偉人像がある場所で、仲間の攻撃を受けてよろけているエンジェルポリスを見つければ。
「どうせ狙うならより弱っていて倒せそうな個体がいいね」
……まずは一発しっかりとパラドクスを当てるところから、と。
『! なっ!?』
――破滅か、恐れか、活力か。どれが与えられるかはあなた次第。
満ちる眼前の春色を一瞬にして染め変える。
敵を燃やし上げるべく、周囲を赤い炎で埋め尽くして。
そして、その身を焼かんと燃え盛り揺らめく炎と放たれる殺気に、恐れの感情を一瞬相手が抱けば。
『なっ……うがっ!』
その隙を突いた麻緒は炎禍を戦場に迸らせて。
人海戦術と連携で包囲せんと動き、光り輝く警棒を振り上げてくるエンジェルポリス達を、連続魔法でどんどん燃やすべく迎撃する。
勿論、敵以外の人や満開に咲く桜まで燃やさないように注意しながら。
むしろ舞う桜と戯れるかのように満開の炎を戦場に咲かせていく。
そして、くるりと周囲を見回して。
「連携ありの数の暴力は厄介だよね」
手にして刃に魔力を通すのは、クリソベリルをあしらった銀製のナイフ。
わらわらと集まり始めた敵を捌くべく、麻緒は改めて金緑石の祈りを握り締めて。
ミントグリーンの魔力の障壁が瞬間発動し、その身を確りと守るべく煌めけば。
『く、無駄な抵抗はやめろ! 警察だ……、ッ!?』
高らかにそう声上げたエンジェルポリスへと死角から放たれる、急所を狙った致命的な一撃。
自身や他の仲間が囲い込まれないようにと包囲網を切り崩し、敵の群れの合流を阻むべく。気配を絶って密かに近付いたヴァルネラが閃かせたアサシネイトキリングの斬撃が、仲間の炎に焼かれた敵に止めの一撃をお見舞いして。
その後すぐさま距離を取り、再び地を蹴っては皆と同じ次の標的を狙って、立て続けに攻撃を繰り出していく。
それから出来るだけ、一般人説得をしてくれる仲間がいる場所から遠ざかる方角へと、ヴァルネラは逃走したり隠れたりしながらも敵を誘引して。
事前の情報収集を活かし、相手方ならどう地の利を活かすかを読みつつも一人ずつ仕留めるべく立ち回っていけば。
『業務執行妨害で、銃殺刑だ!』
聖なる力が籠められた拳銃をぶっ放してくる似非警官。
だがヴァルネラは接近しつつもそれを撃ち返すべく、すかさず袖や靴に仕込んだナイフを握って応戦して。
そしていざ、満を持して。
「はい、三倍返しどうぞー」
『……!』
桜がはらり舞う中、エンジェルポリス達へと容赦なく見舞うのは、先程色々調べてみた三倍返しです!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【モブオーラ】がLV2になった!
効果2【アクティベイト】がLV3(最大)になった!
【フィニッシュ】がLV2になった!
神刀・総二
莉緒(g04388)と同伴
説得か戦闘か……
そうだな、ここは戦闘一択
悪いが莉緒以外をキュンとさせる気が微塵も起こらないからな……説得は他に任せるとするか
警察の制服か……
莉緒にも似合いそうだなあ
なんて考えていたら、気づけば敵に囲まれそうに
見れば莉緒も手錠をかけられていて
思わず苦笑い
一人ひとり相手してられないな
【雷震吼】で威勢を削いでから単独撃破狙いで
手錠をかけられても余裕そうな莉緒に
もしかして、莉緒も同じ理由で油断したんじゃないか?
と聞いて
今度また、着て見せるから今は集中するとして
一緒に着るのもいいな、それじゃあそうするか
まずは、さっさとここをどうにかするかと
気合を入れ直して
如月・莉緒
総二さん(g06384)と
説得するのは他の人にお任せして
私たちはエンジェルポリスの相手をしようか
たとえ説得のためとはいえ、総二さん以外にキュンとするような言葉は言いたくないから、と戦う方を選んで
警察官の制服ってやっぱかっこいいなー
…総二さんに似合いそう
と制服を着た総二さんを想像していたら
その間に手錠で拘束されてしまう
でも、余裕で微笑みながら
手が使えなくても反撃くらい出来るんだよ?
魔法使いを無効化させたいなら口を塞がなきゃね
と【高速詠唱】で【滝落雨】を
総二さんもピンチかと思いきや、難なく切り抜けていて
同じ理由と言われ
だって似合うと思ったんだもん!
今度一緒に着てみよー?
とお誘いしつつ、今は集中して
ひらり花弁が舞い降る満開桜の下、花見を暫し楽しんで。
美味しいお弁当の交換こもしたし、心もおなかもいっぱいに満たされれば。
これで宴もたけなわ……とは、まだもう少しだけいかない。
そう、ディアボロスとしての仕事が残っているから。
「説得か戦闘か……」
公園に、一般人とクロノヴェーダの集団がやって来たことを確認しつつも。
そっと呟きを落とすのは、神刀・総二(闘神・g06384)。
このままでは3倍返しで虐殺をされてしまう一般人を説得するか、仲間の説得を邪魔する周囲の敵をまず叩くか。
そんなふたつの役割のうち、如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)が選んだのは。
「説得するのは他の人にお任せして、私たちはエンジェルポリスの相手をしようか」
そしてそれに、総二もすぐにこくりと頷いて返す。
「そうだな、ここは戦闘一択」
仲間が一般人をキュンとさせつつも説得する間、周囲のトループス級『エンジェルポリス』を倒すことを選ぶふたり。
説得も勿論必要だということは分かっているが、やはりそこは適材適所。
「悪いが莉緒以外をキュンとさせる気が微塵も起こらないからな……説得は他に任せるとするか」
「たとえ説得のためとはいえ、総二さん以外にキュンとするような言葉は言いたくないから」
仲間に説得は託し、周囲の取り巻きを倒していくことに決めれば。
公園を巡回しているエンジェルポリスを見つけ、いざ戦いを仕掛ける……のだけれど。
つい考えてしまうのは、ふたり同じこと。
(「警察官の制服ってやっぱかっこいいなー。……総二さんに似合いそう」)
(「警察の制服か……莉緒にも似合いそうだなあ」)
そう、お互いの警察の制服姿。
そして思わずじっと警官姿の敵を見つめてしまえば。
『! む、何だお前達は! 邪魔をするならば、職質を行なう!』
「……!」
莉緒の手に聖なる手錠がカチリと嵌められ、拘束されてしまう。
そして総二も、気づけば敵に囲まれそうに。
さらに見れば莉緒もいつの間にか手錠をかけられていて、思わず苦笑いしてしまうけれど。
でも、手錠で拘束されているはずの莉緒に宿ったままなのは、余裕の微笑み。
『ディアボロスは逮捕する!』
「手が使えなくても反撃くらい出来るんだよ?」
……魔法使いを無効化させたいなら口を塞がなきゃね、って。
高速詠唱した刹那、舞降る桜と共に敵へと降り注ぐのは、召喚した多数の魔機から放たれる滝の如き無数の魔弾の衝撃。
そして避けることすら許されない無慈悲な雨が、敵を蹂躙するに余りあるほど落ちる中。
「一人ひとり相手してられないな」
――そこを動くなっ!!
『……!?』
『!!』
轟くのは、闘気と殺気を込めた雷鳴の様な総二の咆哮。
戦場を震わせる雷震吼が敵に威圧感を与え、その動きを鈍らせて封じ込めば。
威勢を削がれたエンジェルポリスとは逆に戦意高揚、単独撃破狙いで攻め込む総二。
そして人海戦術と連携で包囲せんと、光り輝く警棒を振り回してくる敵の攻撃を躱さんと身を翻しつつも。
ふと、手錠をかけられても余裕そうな莉緒に訊いてみる。
「もしかして、莉緒も同じ理由で油断したんじゃないか?」
「だって似合うと思ったんだもん!」
そんな敵に囲まれてピンチかと思いきや、難なく切り抜けていく彼へと、莉緒も視線と言葉を返してから。
向けられた素直な言葉に、総二は思わず微笑ましく思ってしまうけれど。
……今度また、着て見せるから今は集中するとして、と。
改めて、エンジェルポリス達を打ち倒すべく、今は気を引き締めて。
莉緒も彼と共に敵の群れへと視線を移しつつも、こんなお誘いを。
「今度一緒に着てみよー?」
「一緒に着るのもいいな、それじゃあそうするか」
そうと決まれば、後は心置きなく。
総二は桜舞う戦場で再度気合を入れ直して、莉緒と連携し共に立ち回る。
……まずは、さっさとここをどうにかするか、と。
またひとつ増えた約束を、お互い楽しみに思いながらも。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV3になった!
【操作会得】がLV3になった!
効果2【ダブル】がLV5になった!
カルメン・リコリスラディアタ
【彼岸花】
旦那のダルクエスと一緒、呼称:ダルク
アドリブOK
俺はダルクと言う愛おしい旦那がいる既婚者でな
作戦でもダルク以外に甘い言葉とかはNGだから戦うぜ!
人海戦術で囲まれねーように【未来予測】での補助を使いつつ気を付けなきゃな
【通信障害】で連携を乱すのもいいかも?
あ、手錠されちゃった…なーんてにゃ♪
俺を完封したけりゃ手錠じゃなくて両手を潰せよな?
『冥土ノ裁縫縛術』で蜘蛛女メロウを召喚
蜘蛛女達と俺の指先からワイヤーみたいな魔力の糸を発して鞭みたいに振るい操り斬撃するぜ!
【未来予測】で敵の進路に魔力の糸を張り巡らせワイヤートラップみたく敵を引っ掛け斬撃や
捕縛からの夫婦の連携に繋げてみるか
ダルクエス・ネクスト
【彼岸花】
妻のカルメンと一緒、呼称:カルメン
アドリブ歓迎
作戦でも愛しのカルメン以外に愛を囁くなどありえない
…だから戦闘一択。悪いが倒されてくれないか
【神速反応】で奴らお得意の人海戦術に嵌らないよう立ち回ってやる
カルメンが連携を乱すなら、俺は【パラドクス通信】で連絡をとり連携しよう
奴らの人海戦術より優れた、夫婦の連携を披露してあげようじゃないか
反撃はBlackMonument(大盾)や【ガードアップ】で直撃を避ける
蜘蛛女達やカルメンのワイヤートラップが弦楽器に見えた俺は『Lorelei, Symphonic voice』で銀の女人ローレライを召喚
魔力の糸に彼女の声を乗せて、音波攻撃で追い打ちだ
ふわりとあたたかな桜吹雪が降る中、美味しく仲良いお花見デートを楽しんでいたふたりも。
これからは、ディアボロスの仕事としての夫婦共同作業を。
広場で花見をし始めた一般人とアヴァタール級『数多のウリエル』の様子を確認した後。
ふたりが視線を移し動向を窺うのは、公園内を巡回し始めた取り巻きのトループス級『エンジェルポリス』達の方。
一般人の目を覚まさせるためには、彼らの心を掴むような甘い言葉での説得が必要だというが。
「俺はダルクと言う愛おしい旦那がいる既婚者でな」
「作戦でも愛しのカルメン以外に愛を囁くなどありえない」
カルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)もダルクエス・ネクスト(蒐集家・g07049)も、愛を囁く唯一無二の相手がすぐ隣にいるから。
「……だから戦闘一択、悪いが倒されてくれないか」
「作戦でもダルク以外に甘い言葉とかはNGだから戦うぜ!」
説得は今回は仲間に任せることにして、それを邪魔せんとするエンジェルポリス達を倒すべく、敵の群れの前に立ちはだかる。
『邪魔をする輩は、全員逮捕だ!』
『皆で囲んで身柄を確保するぞ!』
そんなふたりを囲まんと、エンジェルポリス達が集まっては騒ぎ立てるけれど。
(「人海戦術で囲まれねーように、未来予測での補助を使いつつ気を付けなきゃな」)
(「神速反応で奴らお得意の人海戦術に嵌らないよう立ち回ってやる」)
相手が人海戦術で包囲しようとしてくることは、既に予め分かっていることだから。
ふたり顔を見合わせ頷きあえば、夫婦の意思疎通も当然ばっちり。
「……通信障害で連携を乱すのもいいかも?」
そうカルメンが敵同士の通信の阻害を試みてみれば。
――カルメン、新手が背後からおでましのようだよ。
パラドクス通信ですかさず知らせるダルクエス。
そして、あたふた足並みが乱れ始めている敵を後目に、カルメンとふたり華麗に戦場を駆ける。
……奴らの人海戦術より優れた、夫婦の連携を披露してあげようじゃないか、って。
そんなダルクエスからの通信を受けて、咄嗟に背後を振り返ったカルメンだけれど。
『よし、逮捕だ!』
「あ、手錠されちゃった……」
エンジェルポリスの放つ聖なる手錠で拘束されてしまいました……!?
いや、手錠をはめられながらも……なーんてにゃ♪ って。
『!?』
カルメンが刹那、桜舞う戦場に喚ぶのは、蜘蛛女メロウ。
そして蜘蛛女達とカルメンの指先から成され振るわれる魔力で出来た頑丈な糸が、鞭のようにひゅっとしなれば。
『……! ぐぅっ!?』
「俺を完封したけりゃ手錠じゃなくて両手を潰せよな?」
ワイヤーの如き魔力の糸が敵の身を切断するべく戦場に閃く。
そして、そんな蜘蛛女達やカルメンが巧みに操るワイヤートラップが、まるで弦楽器のように見えるから。
――彼女という兵器の奏でる歌声が、君を破滅へと導く。
ダルクエスが銀の女人ローレライを召喚すれば、桜舞う戦場を舞台に夫婦で奏で響かせる。
魔力の糸に彼女の声を乗せて、聞き入ってしまった敵を屠る多重音波の交響曲を。
そして夫婦の協奏の邪魔をしてくる野暮な敵の拳銃での反撃は、構えたBlackMonumentで防いで直撃を避けるべく立ち回って。
カルメンも敵の進路に魔力の糸を張り巡らせ、敵を引っ掛けるワイヤートラップを成し、斬撃を敵へと見舞いながらも。
(「捕縛からの夫婦の連携に繋げてみるか」)
『……何!? ぐ、はぁっ!』
敵の人海戦術などよりもずっと息のあった夫婦の共同作業で、捕えたエンジェルポリスをまた一体、撃破する。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
【友達催眠】がLV5になった!
天絹・蠱白
大人達の慰めの嘘「いいこにしていたら病気は治る」が能力覚醒で叶ったのを真に受け「いいこにしてたら歴史改竄でいなくなったパパママが帰ってくる」がモチベ
セリフは平仮名カタカナのみ
「~ですの」多用
【博物館】で行動
◆戦闘
白蛾結界を展開
光る鱗粉が戦いを演出
「フウカおねえちゃん、ひっさつダブルコハクアタックですの!」以下WKA
説明しようWKAとは!
蠱白と琥珀が合わさり最強に見える。相手は死ぬ。
…と蠱白の脳内では百倍凄い超パワーが炸裂しているが、幼女の夢を壊さない優しいお姉さんが付き合ってくれているだけの特別どうという事もない普通の連携攻撃なのだ!
※よいこ+戦う=正義の味方という思考の元、幼いなりに大真面目
御門・風花
【博物館】
連携やアドリブ歓迎。
蠱白の言葉に合わせ、風花の肩から琥珀が飛び降り。
「任せてください。出番ですよ、琥珀」
パラドクスを発動。風花は敵の攻撃に【精神集中】【神速反応】で回避しつつ、隙を見て接敵する【フェイント】で近づいた風花を敵が迎撃しようとした瞬間、死角から琥珀が不意打ち。
「隙ありです」
琥珀は『灼熱の闘気』を纏い、高熱と高速移動で発生した【残像】と共に戦場を駆け抜け、攻撃を掻い潜り、敵の懐に飛び込む回転タックルや、すれ違いざまに闘気を纏った爪で切り裂くヒット&アウェイで、蠱白が展開した結界内を舞い踊ります。
戦いが終わり、楽しそうな琥珀と蠱白をスマホで写真に撮り
「良かったですね。こはく」
両手いっぱいの春色をひらひらと楽しく降らせて。
美味しいものも沢山……本当にとってもいっぱい、食べたから。
天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)はきちんとお仕事もするべく気合十分。
だって、病気が治った時みたいに、ちゃんといいこにしていたら……パパやママも帰ってくるだろうから。
だからそれまで、わるいクロノヴェーダをしっかりとやっつけます!
一般人の説得は任せて、それを邪魔する取り巻きを倒すために。
蠱白は舞い降る桜花弁に白い煌めきを添えるかのように、白蛾の鱗粉を春空へと躍らせて。
白蛾結界を展開し、戦いに向けての演出も準備もばっちりと決まれば。
満を持してきりりと、くるりんぐるぐる。
「フウカおねえちゃん、ひっさつダブルコハクアタックですの!」
御門・風花(ミセリコルデ・g01985)へとびしっと声を掛けて。
共に発動するのはそう――ひっさつダブルコハクアタック!
説明しよう、ひっさつダブルコハクアタック以下WKAとは!
――蠱白と琥珀が合わさり最強に見える。相手は死ぬ。
そんな、まさに必殺の合体技である……!?
いや、大体おおまかには合っているが。
「任せてください。出番ですよ、琥珀」
風花がそうこくりと頷いて声を掛ければ、その肩からぴょこんと飛び降りるのはクダギツネ琥珀。
それと同時に――私は逃げない。真正面から打ち破る、と。
『く、警察だ、抵抗するなら撃つぞ……、っ!』
ふっと目を閉じて精神を研ぎ澄ませ、周囲の気の流れを感じ取り、心眼の構えを取れば。
地の利と人海戦術で包囲せんと動く敵の、拳銃による攻撃をすかさず回避して。
風花が、隙を見て接敵してきた敵を迎撃しようとした……瞬間。
「隙ありです」
『!? な……っ!』
敵へと見舞われるのは、『灼熱の闘気』を纏った琥珀の死角からの不意打ち。
そして、さすがのひっさつWKA!
高熱と高速移動で発生した残像と共に戦場を駆け抜け、敵の攻撃をひらりと掻い潜り、敵の懐にぴょんっと飛び込む回転タックルに。
敵とすれ違いざまにさらに見舞い立ち回るは、闘気を纏った爪で切り裂くヒット&アウェイ!
蠱白がキラキラと展開した白蛾結界の中、縦横無尽に舞い踊る琥珀。
そんな、最強のひっさつWKAを受ければ。
『ふぎゃっ、うぎゃあっ!』
相手は死ぬ。確かに間違いない。
……なんて、蠱白の脳内ではもっと百倍凄い超パワーが炸裂しているものの。
そう――WKAとは、つまり!
幼女の夢を壊さない優しいお姉さんが付き合ってくれているだけの特別どうという事もない普通の連携攻撃なのだ!
でも、ちゃんと現にエンジェルポリスは倒しているし。
いいこにしていようと頑張る蠱白は勿論、幼いなりに大真面目。
よいこが戦う……それはすなわち、正義の味方なのだから!
そして仲間と協力しつつ、沢山周辺にいたわるい警官たちを、一人残らず倒せば。
「フウカおねえちゃん、よいこはかつ、ですの!」
「良かったですね。こはく」
そうえっへん得意げな琥珀と蠱白に、風花はこくりと頷いてあげた後。
決めポーズを取るふたりにスマホを向けて――ぱしゃり。
キラキラ桜舞う景色と一緒に、その良い子な勇姿をばっちりと写真に収めるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】がLV2になった!
【神速反応】がLV4になった!
イツカ・ユメ
【博物館】
蠱白ちゃんと風花ちゃん達が注意を引き付けている間に、アリスちゃんと一般人を説得するね。頑張る!
アリスちゃんとボールで遊びながら、
うっかりボールを投げ入れちゃった!ってカンジで宴会に接触するよ。
ポニーテールでうなじを見せつつ、健康的なお姉さん感を出しておくのも忘れずに。
宴会の邪魔をしたお詫びに、お弁当を振る舞って胃袋を【魅了】したり、
お花見にぴったりな曲を【演奏】、【歌唱】してハーレムの誘惑を断ち切るよ!
…素敵な人が自分の為にご奉仕してくれるのも幸せかもしれないけれど、
相手にばかり無理をさせちゃうのはしんどくない?
わたしなら一緒に楽しんで、甘えて甘やかして、一緒に幸せになりたいな。
宇佐美・アリス
【博物館】
蠱白さんと風花さんが足止めしてる間にイツカさんと一般人をなんとかしましょう
非戦闘時故、バニーアーマーの上からBUのようなゆったりした服を着てます
【アイテムポケット】からボールを出して、イツカさんとトスリレー
一般人を観察しつつ、適当なところでボールを追ってうっかりって体で一般人に(文字通り)接触するわね
こちらを見てた人がいたら、その人から切り崩しますか
お怪我ありませんか?
怪我を確認しつつ、イツカさんと一緒にお弁当やお菓子を振る舞う方向に誘導しましょう
尽くされてばかりだとムズムズしない?
私はどちらかという尽くすタイプだけど、お互い対等な関係が良いと思うわよ
一緒にしていた楽しい花見を終えれば、少しの間だけ別行動。
(「蠱白ちゃんと風花ちゃん達が注意を引き付けている間に、アリスちゃんと一般人を説得するね。頑張る!」)
(「蠱白さんと風花さんが足止めしてる間にイツカさんと一般人をなんとかしましょう」)
自分達の説得を邪魔してくるだろうエンジェルポリスは、一緒に先程までいたふたりをはじめ、皆が何とかしてくれるだろうから。
イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)と、目と目を合わせ小さく頷き合ってから。
戦闘ではないため、バニーアーマーの上からゆったりした服を着用した宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)は。
アイテムポケットから、すちゃりと取り出す――ふたりでトスリレーして遊ぶためのボールを。
そして、花見をしている一般人達の視界に入る位置で、ぽーんぽーんっと遊び始めれば……ちらりと感じる視線。
それからさり気なくそんな一般人を観察しつつ、頃合いを見計らって。
「あっ、アリスちゃんごめーん! ボール飛ばし過ぎちゃった!」
一般人達が花見している場所目掛けて、イツカがボールを大きく飛ばせば。
「大丈夫、イツカさん……あっ、ごめんなさい」
「……!!」
ついうっかり、ええ、ついつい勢い余って。
(「こちらを見てたあの人から切り崩しますか」)
ボールを追ってうっかり一般人に、文字通りぽすんっと接触するアリス。
じいと何気に自分達を見ていた一般人を狙って。
「ごめんなさい、うっかりボールを投げ入れちゃった!」
イツカもそう花見をしている一般人達の宴の輪の中に、しれっと混ざって。
ふわっとポニーテールを揺らして色っぽいうなじをチラ見せしつつ、健康的なお姉さん感を忘れずに出してみせれば。
「え? い、いやいや、いいんじゃないかな……」
「お怪我ありませんか?」
「あ、え……だ、だいじょうぶ、でありますっ」
ふたりの魅力に、ドキドキそわそわしている様子一般人達。
それを見た『数多のウリエル』は怪訝な顔をして、邪魔してこようとするけれど。
『ちょっと……』
「宴会の邪魔をしたお詫びに、よかったら一緒に、お弁当やお菓子食べない? 宴会芸に歌も歌えるよ!」
すかさずウリエルの言葉を遮るように、イツカが美味しそうなお弁当を差し出せば。
アリスも物理的に接触した一般人の怪我を確認しつつ、一緒にお菓子を振る舞う方向に誘導して。
「おお……お弁当、おいしいですぞ」
「お菓子もとっても美味しい!」
「歌や演奏も見事なものですなぁ!」
一般人達も、イツカやアリスが一緒の宴に満足気。
だが勿論、自分が折角作り上げ成したハーレムの誘惑を断ち切られまいと。
『……もうボールを取ったのなら、用は済んだでしょう。こちらは大丈夫だから』
ウリエルも何とか割って入ろうとするも。
「尽くされてばかりだとムズムズしない?」
「え?」
ふとアリスが向けた言葉に瞳を瞬かせた一般人達へと、イツカも続ける。
「……素敵な人が自分の為にご奉仕してくれるのも幸せかもしれないけれど、相手にばかり無理をさせちゃうのはしんどくない?」
「考えてみれば、確かにそうかも……」
『……なっ』
そう、うんうんとふたりの言葉に同意する一般人に、ウリエルは無表情ながらも思わず声を上げて。
他者から邪魔されないようにと連れて来たエンジェルポリスたちの姿を探すも。
だがもうすでに、彼女の取り巻きたちは、他の仲間が全て倒した後。
そんなウリエルが配下を探して視線を巡らせている隙に、ふたりは一般人達へと、さらにこうたたみかける。
「私はどちらかという尽くすタイプだけど、お互い対等な関係が良いと思うわよ」
「わたしなら一緒に楽しんで、甘えて甘やかして、一緒に幸せになりたいな」
――そして。
「そうでありますな……たまには尽くしたいですぞ」
「私もどちらかといえば、尽くしたいタイプかも」
ウリエルによって与えられていた一般人のハーレム力がぐんぐんと下がって。
「おふたり、よければ一緒に宴会しませんか」
「おお、それがいいですな!」
『な、勝手に何を……』
「そうしよう! みんなで対等に一緒にお花見したほうが楽しいよね」
「お菓子もまだあるから好きなの食べてね。お団子に、おはぎに、桜餅は2種類ともあるわよ」
わいわいと宴会をしながら無事に、ハーレム一般人の目を覚まさせることに成功したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV4になった!
【口福の伝道者】がLV5になった!
効果2【ガードアップ】がLV10(最大)になった!
●数多のウリエルの誤算
『…………』
折角バレンタインからこつこつと、やりたくもない奉仕をしてきて。
一般人達に3倍返しさせるためにこれまで、ハーレム力をあげてきたというのに。
取り巻きに連れてきたエンジェルポリスは全て倒され、一般人達は目を覚ましてしまった。
そんなかなりの誤算に、感情こそみえないが、ウリエルは暫し思考して。
そして――こう、解決方法を見出す。
『邪魔者達を排除して、また一般人達のハーレム力を上げればいい』
そうしなければエネルギー3倍返しは叶わず、『秘密を弄ぶ者プルソン』の力になれない。
だから『数多のウリエル』は満開桜の下、すくっとブルーシートから立ち上がる。
『プルソン様の為にやるしかない』
ハーレム力を上げる邪魔をする、ディアボロス達を排除するために。
御門・風花
【博物館】
連携やアドリブ歓迎
疲れている琥珀を下がらせ
「次は、わたしの番ですね」
相手も格闘家。殴り合いは拳士の誉れです。
パラドクスを発動。目を閉じ、精神を集中させ【呼吸法】で闘気を高めます。
「ミセリコルデ、戦闘を開始します」
目を開けると同時に【衝撃波】と共に【グラップル】の掌底で迎え撃つ。
敵の打撃を裏拳で受け流し、掌底や蹴りで相殺。歓喜を滲ませ、スピードを上げます。
「素晴らしい拳です。こちらも全力で参ります」
殴り合いの途中で
「少し残念ですが、選手交代です」
疲れの癒えた琥珀に
「こはく、あなた達が主役です」
風花がバックステップで距離を取ると、パラドクスで強化した『灼熱の闘気』を纏った琥珀が突撃します
宇佐美・アリス
【博物館】の皆と
【避難勧告】で一般人に退避してもらい
(羽織っていた服を【アイテムポケット】に仕舞い、口紅を塗り)
後は貴女だけよ
引率者として「蠱白さんをディフェンスする」わよ
二人(とお供達)と積極的に連携を取って戦うわよ
動きが早いので、【泥濘の地】で足場を悪くし、【トラップ生成】で周囲にワイヤーを張り巡らせて、少しでも速度を落とし、シールドと障壁で防御
自分に攻撃した瞬間や味方の攻撃で動きが止まる時を狙って投げキッス
今時、3倍返しなんて流行らないわよ?と煽って注意をこちらに向けさせ、援護
戦闘後は【植物活性】等で公園を回復するわよ
蠱白さんのお礼には笑顔を返す
あらあら、こちらもいつもありがとうね
天絹・蠱白
セリフは平仮名カタカナのみ
「~ですの」多用
【博物館】で行動
◆モチベ
いつもの
◆戦闘
いつも通り白蛾結界を展開
「フウカおねえちゃん いまですの!」
輝く鱗粉は白蛾扇を一煽ぎすれば渦を巻き
「ひっさつ ダブルコハクアタックは…」以下WKA
二煽ぎすれば槍を成し…
「しんかするですの!」
三煽ぎすれば敵を貫く!
説明しよう! 進化するWKAとは!
蠱白と琥珀が(中略)
パラドクスを複数対象から白蛾彗星に替えた事で一点集中しパワーアップ(したような気が)するスーパーWKAなのだ!
◆戦後
アリスせんせーの袖をちょいちょいと引っ張ってかがんでもらって
「いつもおでかけ つれていってくれて ありがとうですの」
と言ってほっぺにちゅー
いわゆる高嶺の花であるウリエルに奉仕してもらうのも良いかもしれないが。
「いやーお姉さんたち綺麗ですなぁ!」
「賑やかなお花見楽しいわ」
皆がエンジェルポリスの対処をしている中、一般人達を楽しませるべく。
愛嬌や仄かな色香を振り撒いて、ウリエルがこれまで築いてきたハーレム力をぐんと下げることができた、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)達。
そして配下のエンジェルポリス達が一向に駆けつけないことに痺れを切らして。
『…………』
仕方なく自ら動かんとする『数多のウリエル』の様子に気付き、アリスは一般人達に避難勧告する。
「ウリエルが怒っているようだから、今すぐここから離れた方がいいわ」
「えっ、ウリエル様が!?」
「ひぃっ、そ、それはまずいのです……!」
大天使に逆らえばただでは済まないことを知っている彼らは、ハーレム力も弱まった今、恐れおののきつつもあたふた逃げ出して。
そんな様子を確認しつつも羽織っていた服をアイテムポケットへと仕舞い、アリスがきゅっと塗るのは戦闘用口紅『Last kiss』。
そして無表情ではあるものの。
『……プルソン様のために、奉仕してきたというのに』
折角奉仕してきた今までのことを台無しにされて気にくわない様子で呟きを落としたウリエルへと、アリスは言い放つ。
「後は貴女だけよ」
そして、いいこにしていれば願いが叶ってパパやママも帰ってくる、と……そんないつものモチベーションを胸に。
「フウカおねえちゃんとアリスせんせーと ダブルコハクが とおせんぼですの!」
アリスは、びしっとそう言い放つ天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)を庇えるように位置を取りつつも。
御門・風花(ミセリコルデ・g01985)や蠱白、彼女達の相棒達とも積極的に連携を取った立ち回りを意識して戦闘に臨む。
『邪魔者を排除して、また一般人達のハーレム力を上げなければ』
再び3倍返しさせようとするウリエルを、ここで倒すために。
だが敵はアヴァタール級、そう容易くはいかないことは分かっているから。
「次は、わたしの番ですね」
先程の戦闘で疲れている琥珀を下がらせ、構えを取る風花。
……相手も格闘家。殴り合いは拳士の誉れです、と。
同じく構えを取るウリエルへと相対するために。
そしてふっと目を閉じ、精神を集中させて。
呼吸法で自らの闘気を高め限界まで引き出し、昂るオーラで全身を覆えば。
――全身全霊、真正面から叩き潰す。
「ミセリコルデ、戦闘を開始します」
『……邪魔者は排除するまで』
目を開けると同時に繰り出すのは、全ての身体能力を数倍に引き上げ放つ、相手の防御を貫く強烈な打撃。
そして掌底に伴う強力な衝撃波をもって、地を蹴り距離を詰めてくる敵を迎え撃って。
風花は、強大な運動エネルギーを開放した極超音速の拳を裏拳で受け流し、掌底や蹴りで相殺せんとする。
相手は強敵であり、格闘家同士拳と拳で戦うことは心躍るから。
「素晴らしい拳です。こちらも全力で参ります」
歓喜を滲ませ、風花はさらにスピードを上げて、ウリエルと拳を交わし合っては殴り合う。
けれど、ひとりでウリエルへと挑んでいるわけではない。
何せ敵はアヴァタール級、相手の力量を見極めることも格闘家として大事であるから。
『……!』
刹那、一瞬だけ動きを止めるウリエル。
アリスは、極超音速という敵の早い動きを少しでも落とさんと、泥濘の地やトラップ生成を用い、足場を悪くし周囲にワイヤーを張り巡らせて。
蠱白の魔力を込めた白蛾の鱗粉が周囲に滞留し、白蛾結界を成せば。
「今時、3倍返しなんて流行らないわよ?」
『……っ』
アリスは相手に生じた隙を狙い、皆を援護するべく。
言葉で煽って注意をこちらに向けさせつつも、投げキッスでハートを飛ばす。
そして蠱白も、わるいクロノヴェーダをがんばってたおすべく、ウリエルの動きを見つめて。
「フウカおねえちゃん いまですの!」
「少し残念ですが、選手交代です」
蠱白の声に合わせ、ウリエルと殴り合いを繰り広げていた風花がバックステップで距離を取る。
「こはく、あなた達が主役です」
疲れの癒えた琥珀と蠱白のダブルコハクに、満を持してバトンタッチするべく。
瞬間、蠱白がばさりと開くのは、白い翅とモコモコの体を思わせるファーが印象的な扇『白蛾扇』。
それを輝く鱗粉へとひらり、まずは一煽ぎすれば。
――きらりんきらきら まほうのこなよ コハクのおねがいかなえますの。
キラキラと戦場に渦を巻く鱗粉たち。そして――。
「ひっさつ ダブルコハクアタックは……」
さらに二煽ぎすれば、槍を成し。
「しんかするですの!」
三煽ぎすれば――敵を貫く!
『!』
説明しよう! 進化するダブルコハクアタックことWKAとは!
蠱白が白い鱗粉を収束させて槍と化し射出させると同時に、炎の呪詛で高熱化した『灼熱の闘気』を纏った琥珀が突撃!
パラドクスを複数対象から白蛾彗星に替えた事で一点集中し、ふたりで連携した必殺技が何倍にも超パワーアップ!!
……したような気になる、スーパーWKAなのだ!
いや、パワーアップはともかくとして。その必殺技は、いいこであるべく敵を倒すために繰り出されたもの。
『く……!』
ウリエルは熱量を排出し反撃しつつも、立て続けに見舞われる連携攻撃に思わず顔を顰めて。
植物活性等で公園の環境の回復を試みるアリスの袖をふと、ちょいちょいと引っ張る蠱白。
そして、かがんでもらえば……ほっぺにちゅー。
「いつもおでかけ つれていってくれて ありがとうですの」
今までは絵本やアニメの出来事のような認識だったことをいつも体験させてくれる彼女に、ありがとうを込めて。
「あらあら、こちらもいつもありがとうね」
蠱白がくれたそんなお礼に、アリスも笑顔を返して。
桜吹雪の中、楽しくお花見した風花や蠱白達と共に。ディアボロスとしての任務を果たすべく、一緒にもうひと頑張り。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
【植物活性】がLV4になった!
【活性治癒】がLV4になった!
効果2【ドレイン】がLV5(最大)になった!
椿野・燕
アミさん(g00467)と
やれやれ花見に乱痴気騒ぎは付き物ですが、どうにも無粋が過ぎますね
3倍返しも非常に悪質、商人としても見過ごせませんよ
えぇ、アミさん、蘊蓄はなしで行きましょう
アミさんの援護のために【陰陽符】を構えて後衛へ
援護は任せてください
さて、この哲学堂公園の設立者は反キリスト教としての顔も持ちます
これは蘊蓄では有りませんよ、貴方を否定する言霊です
この地はキリスト教を否定する地、ならばここに天使居るはずも無し、汝、真怪に非ず、汝の名は偽怪なり
私のパラドクスで偽物の名前を与えて弱体化を狙います
シャルロット・アミ
椿野さん(g02761)と
【椿野さんをディフェンスします】
遅れてしまったけれども
しっかり片をつけてあげる
こんな馬鹿げた儀式なんてもともと成功するはずないのよ
そもそも、バレンタインっていうのは好きな人に……
(椿野さんを見てコホンと咳払い)
椿野さん、蘊蓄はなしです
行きましょう
椿野さんを守るように前衛へ
【響風】を引き抜き一気に貫きに行きます
椿野さん、援護はお願いします!
椿野さん、かっこいい
私もかっこいいところ見せなくちゃね
椿野さんの援護を受けながら貫き、斬って
この技は椿野さんの元に必ず帰る技
あなたのような偽物の思いが勝てるはずがないの
アドリブ、連携歓迎です
満開に咲く桜の下、つい楽しい宴会に興じているうちにはしゃいでしまう人の姿は珍しくはないものの。
『……一般人達のハーレム度をまた上げるために、花見の続きをしなければ』
椿野・燕(詭弁家・g02761)は、そう呟きを落とす『数多のウリエル』へと視線を向けて。
「やれやれ花見に乱痴気騒ぎは付き物ですが、どうにも無粋が過ぎますね」
元から花を楽しみ愛でる心などないその様子にそう紡げば。
配下のエンジェルポリスと、花見に興じていた一般人への対処は他の仲間にお任せしたから――しっかり片をつけてあげる、と。
彼の並び立つシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)も、ふるりと首を横に振る。
「こんな馬鹿げた儀式なんてもともと成功するはずないのよ」
バレンタインから今まで、ウリエルが一般人へと奉仕していたのは、ホワイトデーに3倍返しを貰うため。
そんな考え方自体、まさに燕の言うように無粋以外なにものでもないから。
だって――。
「そもそも、バレンタインっていうのは好きな人に……」
シャルロットはそこまで言った後、ちらり。ふと、すぐ隣にいる彼を見上げてから。
コホンと咳払いをひとつ、気を取り直して紡ぐ。
「椿野さん、蘊蓄はなしです。行きましょう」
彼を守るように前へと躍り出ながらも、ひらり、きらり。
薫風に舞う桜吹雪の中、水晶の刀身を持つ刃を引き抜く。
声を乗せどこまでも響かせた風の如き閃きをもって、一気に討つべき敵を貫きに行くために。
そんなシャルロットが怯むことなどなく前へと躊躇なく向かえるのは。
「えぇ、アミさん、蘊蓄はなしで行きましょう」
たくさん聞きたい蘊蓄は暫しお預けだけれど、背中を任せられる頼もしい彼がいるから。
そして燕も、陰陽五行のことわりを記した護符を手に。
『邪魔をするというなら、打ち砕くまで』
「椿野さん、援護はお願いします!」
「援護は任せてください」
後衛から彼女を守るべく、展開する。
「さて、この哲学堂公園の設立者は反キリスト教としての顔も持ちます」
お預けのはずの、花より蘊蓄を……?
「これは蘊蓄では有りませんよ、貴方を否定する言霊です」
――名は存在を縛る呪。新たな名前にて縛りましょう、と。
告げる言の葉は蘊蓄ではなく、別の名前を与えてその性質を付与する言霊。
「この地はキリスト教を否定する地、ならばここに天使居るはずも無し、汝、真怪に非ず、汝の名は偽怪なり」
そう、燕が敵へと与えるのは忌み名。偽物の名を与え、そして呪いとするのだ。
『……なっ』
刹那、弱体化を狙い発動された燕の『諱与之呪』に、一瞬ウリエルは瞳を見開いて。
(「椿野さん、かっこいい」)
……私もかっこいいところ見せなくちゃね、って。
彼の援護を背に、シャルロットは大きく地を蹴る。
身をもって彼を守れるよう立ち回りながら、敵を貫き、斬るために。
歌いながら振るう『響風』の煌めきが振動し、音を伝える。
その音色は、髪に揺れる花と同じ藤紫――かの人のもとへ必ず帰ると誓う色。
そしてシャルロットは、彼が呪いを与えた偽怪へと、全力で剣唄を響かせる。
「この技は椿野さんの元に必ず帰る技。あなたのような偽物の思いが勝てるはずがないの」
――剣に乗せて歌う唄、藤のようにたおやかに。
藤紫の色のように優しい彼と共に在る、そんな未来はこの手の中に。
そしてその花が咲かせる言の葉の如く……けして離れない。
(「それは私の誓いだから」)
強烈な極超音速の拳や強大な熱エネルギーの放出を向けられても、剣撃を響かせるのをシャルロットは止めはしない。
後方から自分を守ってくれている燕を守るために――そして一緒に未来を奏で、咲かせるために。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】がLV2になった!
【未来予測】がLV3になった!
御守・樹
アドリブ連携歓迎
有効な残留効果は適宜使用
お仕事熱心なのはいいけれど…そのそれって…結構ブラックでは?元からの無表情がより虚無って来てる気がするんだけど気のせいか?
人間じゃないから問題ないとか言いださないといいな。
あんな顔して格闘タイプかよ。いや見た目で測れないのはディアボロスもそうだけどさぁ。
不意打ち狙いは難しい、かも。いっそ正面切って戦うか。
七影斬で取り囲むように連続攻撃を。動き早いみたいだし泥濘の地と防衛ラインで少しでも動きの阻害を狙う。
多少でも移動速度が低くなれば、向こうの攻撃を看破する可能性も高まると思いたい。
ところで極超音速ってそれでも光速には届かないって事なんだろうか?
三苫・麻緒
これもある意味ホワイトデーらしい結果かもね
3倍狙いの皮算用が空ぶる結果だってあるあるでしょ?
ま、楽しいイベントを虐殺に使おうとしたことについては3倍以上で返してあげる
じっくりねちねち攻めるのは私よりこっちの鏡の方が得意なんだよね
≪高速詠唱≫で素早く鏡を発現させてウリエルを包囲
今回の失態に対するウリエルの感情を≪看破≫して、その悔しさや怒りを自己嫌悪に、そして自分を追い詰めるような形へと変化させるように攻め立ててもらうよ
反撃の弾丸は…真正面からは受けたくないね
ウリエルの出方は注視してある程度の軌道を推測するよ
あとは見てから微調整をかけて、加護の力とあらかじめ抜いていたナイフとで受け流したいところ
ヴァルネラ・ドゥーン
連携・アドリブ歓迎
ド正面から挑んでくる格闘タイプですかー……まあ刃が通るならイケる筈
動き回って残像ばらまいてどさくさで刺します。即逃げます。
偵察して奇襲仕掛ける所までは比較的得意ですけど、問題は一撃入れた後
泥濘の地で足止めと未来予測、加えて神速反応で、格闘技を繰り出す呼吸やタイミングを見極めて回避……出来たら良いなあ
まあ、吹き飛ばされたならされたで、動けないふりして隠れ直すチャンスにしましょう
動ける限りは、【託されし願い】に応えたいので
積み上げた努力がフイになる気持ち、記憶のない私でも想像できます
1000年単位で積み上げた歴史の上の日常を突然掠め取られたひとたちのそばで暮らしていれば、ね?
犬神・百合
アドリブ・連携歓迎
あらまぁ、憂い落胆後悔でもなさってらっしゃの?
お顔には全くそれは見えませんけれど、ふふ
ほら、でしたら『懺悔』なんていかがかしら
貴女様は天使ですしピッタリですわ、きっと
皆様とタイミング合わせ
【泥濘の地・トラップ作成】捕縛も使って深い泥濘の穴を
これで動きが鈍ってくれれば幸い
敵の攻撃やこちらから仕掛ける際には【未来予測・神速反応】を使いましょう
撃ち出される一撃を見れば思わずクスクス
ああ物足りない楽しくない
貴女の放つ一撃は何一つ心動かない
…ところで、三倍返しって普通の文化ですの?
隙を視て不意打ち狙い
片手で指ハート作れば【爪刻】発動
愛しい人から「ひとつ」それだけで十分ですのに欲深いこと
花見日和な春の陽気に、全く似つかわしくないような溜息をつきながら。
『……プルソン様のためだからこそ、奉仕してきたというのに』
ぼそりとそう呟きを落とす『数多のウリエル』。
その表情には相変わらず感情など出てはいないのだけれど。
「お仕事熱心なのはいいけれど……そのそれって……結構ブラックでは?」
思わずそう言わずにはいられない、御守・樹(諦念の珪化木・g05753)。
アヴァタール級のクロノヴェーダが、バレンタインの日からこれまでずっと作戦のために、一般人達に奉仕してきたことを思えば。
確かにブラック……かもしれないし。
さらにそれを自分達復讐者に邪魔されている現状をみれば、どうしても樹にはこう見えてしまう。
「元からの無表情がより虚無って来てる気がするんだけど気のせいか?」
……人間じゃないから問題ないとか言いださないといいな、なんて思いながら。
そして、犬神・百合(ラストダンス・g05341)も。
『折角、一般人達のハーレム力をぎゅんぎゅん上げたというのに……』
「あらまぁ、憂い落胆後悔でもなさってらっしゃの?」
ウリエルの表情を見つめ、こてりと首を傾けてみせる。
お顔には全くそれは見えませんけれど、ふふ……なんて、湛えた微笑みを向けつつ。
けれど、ブラックで気の毒、とは決して思わない。
「これもある意味ホワイトデーらしい結果かもね」
三苫・麻緒(ミント☆ソウル・g01206)は、無表情ながらも溜息をつくウリエルへと教えてあげる。
「3倍狙いの皮算用が空ぶる結果だってあるあるでしょ?」
まさにこれぞ、捕らぬ狸の皮算用……見返り3倍のあてが外れるなんてこと、あるあるだし。
「ほら、でしたら『懺悔』なんていかがかしら。貴女様は天使ですしピッタリですわ、きっと」
「ま、楽しいイベントを虐殺に使おうとしたことについては3倍以上で返してあげる」
ディアボロス達が、3倍返ししてあげることにする。
むしろこの現状は、バレンタインやホワイトデーにかこつけた身勝手な欲を出した報いなのだから。
けれど勿論、ウリエルも黙って憂いているだけではない。
『……邪魔者は排除するだけ』
再び一般人達を呼び戻し、ハーレム力をぎゅんぎゅん上げるために、まずは邪魔をする復讐者達へとその拳を向けんとする。
その姿を、敵の死角に潜むように窺うのは、ヴァルネラ・ドゥーン(人間のレジスタンス諜報員・g09339)。
「ド正面から挑んでくる格闘タイプですかー……」
「あんな顔して格闘タイプかよ。いや見た目で測れないのはディアボロスもそうだけどさぁ」
あらかじめ相手の攻撃方法は話には聞いていたが、樹も改めて敵の戦闘スタイルを見遣りつつも紡いでから。
(「不意打ち狙いは難しい、かも」)
そういう動きに特化したようなパラドクスでも用いない限りは、不意を突くことは容易ではないと判断して。
……いっそ正面切って戦うか。
『!』
樹が出現させたのは、ウリエルの周囲を包囲する七つの姿。
いや、樹が展開するそれは、敵を包囲するかの如き残像が出現するほどの連続攻撃。
そして相手は超高速で行動し極超音速でしかけてくるようだから。
七影斬で取り囲むように連なる攻撃を見舞いながらも、泥濘の地と防衛ラインも同時に用いて。
(「多少でも移動速度が低くなれば、向こうの攻撃を看破する可能性も高まると思いたい」)
少しでも、相手の早い動きが阻害できないかを狙ってみる。
『……っ』
そして無表情ではあるけれど、強大な運動エネルギーを開放し拳を振るってくるウリエルはどこか鬱陶しそうな様子で。
(「ところで極超音速ってそれでも光速には届かないって事なんだろうか?」)
樹は反撃してくる敵を見遣り、ふとそんなことを思ったりもするけれど。
やはり百合も敵の素早い動きに、これで鈍ってくれれば幸い、と。
皆とタイミングを合わせ連携し、泥濘の地やトラップ作成を利用した捕縛も使って、深い泥濘の穴を成してみて。
相手の動きを予測し、瞬時に反応できるようにと立ち回れば。
隙を窺い身を潜めていたヴァルネラも、戦場を動き回っては敵を幻惑するべく残像をばらまいて。
服の下に隠し持っていた暗殺ナイフで、どさくさに紛れてウリエルへと振り下ろしながらも。
『! くっ』
敵の意識が自分へと向けば、即逃げます!
(「偵察して奇襲仕掛ける所までは比較的得意ですけど、問題は一撃入れた後」)
相手に認識されて向けられた攻撃を捌くべく、ヴァルネラは死角に入りつつも試みる。
泥濘の地で足止めと未来予測、加えて神速反応を駆使し、拳を繰り出してくる呼吸やタイミングを見極めて。
回避……をせんとしたけれど。
「!」
放たれた強烈な拳の衝撃に吹き飛ばされてしまうヴァルネラ。
けれど相手は強敵、全ては捌き切れなくとも構わない。
動ければ問題はないし、動ける限りは託されし願いにも応えたいし……むしろ、動けないふりをして隠れ直すチャンスになるから。
ひっそり潜り込んでことを運ぶ得意なスタイルを取りつつも虎視眈々と、相手のふいを突く機会を窺い暗躍する。
そして、真正面から殴りかかって来る相手を見遣りながら。
「じっくりねちねち攻めるのは私よりこっちの鏡の方が得意なんだよね」
――鏡よ鏡、この世界は本当に美しい?
そう高速詠唱する麻緒の魔力で生み出されるのは、多数の小さな鏡。
『……!?』
そして包囲したウリエルを攻め立てるべく責める、鏡たち。
今回の失態に対するウリエルの感情を看破して。
その悔しさや怒りで自己嫌悪を抱かせ、さらに自分を追い詰め苦痛を与えるような形へと変化させるために。
『く、折角上げたハーレム力を……』
「積み上げた努力がフイになる気持ち、記憶のない私でも想像できます」
ヴァルネラは、そう無表情ながらも忌々し気に口にする姿に紡ぐ。
だが、勿論それは、同情などでは決してない。
「1000年単位で積み上げた歴史の上の日常を突然掠め取られたひとたちのそばで暮らしていれば、ね?」
あの日、沢山の大事なものが一瞬にして奪われた……それを思えば、当然の報いであるから。
けれども再び一般人のハーレム力を上げるため復讐者を排除せんとウリエルが作り出すのは、超高密度大質量の弾丸。
(「反撃の弾丸は……真正面からは受けたくないね」)
強大なエネルギーから物質を対生成され、それを射出せんとするウリエルの出方を麻緒は注視して。
ある程度の軌道を推測しつつも、撃ち出された攻撃を見てから微調整をかけて受け流すべく駆使する。
ミントグリーンに煌めく薄荷の如き加護の力と、あらかじめ抜いていたクリソベリルをあしらった銀製のナイフを。
『……私の邪魔を、するな』
そして極超音速の強烈な拳を再び繰り出し、仕掛けてくるウリエルだけれど。
百合は思わずクスクス笑ってしまう。
確かにその攻撃は強力で、油断できるものでは決してない。
だが、ふるりと大きく首を横に振って百合は口にする。
――ああ物足りない楽しくない。
「貴女の放つ一撃は何一つ心動かない」
それからふと、こてりと首を傾げてみせて。
「……ところで、三倍返しって普通の文化ですの?」
刹那――爪弾いてあげるべく、片手で指ハートを作れば。
その爪先に灯るのは、小さく揺らめく真の赤。
『……っ』
そして、その赤き軌跡が触れるもの全てを切り刻まんと、踊っては奔って。
百合は『懺悔』する気もなければ、愛や恋を知らぬ眼前の天使を見遣り、艶やかな赤から紡ぎ落す。
……愛しい人から「ひとつ」それだけで十分ですのに欲深いこと、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
【光学迷彩】がLV2になった!
【猫変身】がLV2になった!
効果2【ダブル】がLV7になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!
奴崎・娑婆蔵
【奴崎組】
手前、姓は奴崎名は娑婆蔵
人呼んで『八ツ裂き娑婆蔵』
あっしらをよりにもよって反社と呼ばわってくれやがった輩だきゃァ、しっかと名乗って聞かせる前に斬っちまいやしたからねえ?
ここでいつもの名乗り芸、ちょいと挟ませて頂きやしたぜ
さァて――お前さんのカタギの方々との付き合い方は、ちと目に余る
始めやしょうか、ウリエルとやら
その魂胆、いっぺん八ツ裂きにしてやりまさァ
・【衝撃波】の使い手として、敵の音速格闘に伴う衝撃の軌跡や多寡を類推しつつ応酬
・打って出る味方の布陣の間隙をも通すように【初見殺し】を太刀筋より射出
・不可視の【斬撃】の【衝撃波】を、時には敵の手足が飛んで来よう箇所に予め置くように撃つ
薬袋・透
【奴崎組】アドリブ絡み歓迎
三倍返し狙いで逆ハーねぇ……
一番好きな一人から一つ返して貰うだけで大満足な僕にはちょっと理解は難しいわ
冰魔晶刃にて橫振りの薙ぎ払いと突きの貫通撃を自在に使い分け攻撃
やっぱり即席のよりこっちの方がずっと使いやすいわ
龍尾一閃、肉体強化の全力魔法をかけた状態で放つ【一刀両断】
相手のパラドクスは【未来予測】で視て【神速反応】とダンスの身のこなしで回避
かわしきれない分は結界術によるバリアで受け止め防御
そもそも三倍返しって何を三倍するのかしら?
愛に大事なのは三倍がどうとか細かいこと気にする頭じゃなくて相手を思う心ってこと、そこの月見山&組長カップル見れば分かりそうだけど
月見里・千隼
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎
3倍返しか…ホワイトデーの儀式がどうであれど復讐者がクロノヴェーダにする事と言えば
刻逆により何千年も積み重ねた歴史ごと
消失した者達の無念と怒りを3兆倍にして貴様らにぶつけ殲滅していく事だ
お返し目当てに何かするのはな…
伊吹にはどんなにお返ししても足りん
それに伊吹が笑顔でいてくれるなら俺はそれで良い
素早い上にパワフルな格闘技とはえげつない
【未来予測】を使いながらも精神集中して動きや拳と蹴りの軌道などを観察し見極めながらも
『朔宵』による超高速なる早業の連射で敵を銃撃していくぞ
反撃は【未来予測】【神速反応】を活用し急所から逸れるように対処して致命傷にならないようにする
月見山・伊吹
【奴崎組】
※連携、アドリブ歓迎だよ!
バレンタイン、ホワイトデーだけにならぬお花見まで!
あらゆる人々の心を潤す楽しい季節のイベントをヘンテコ儀式に利用するのは許さないから!
それに3倍返しねぇ
大好きな千隼が喜んでくれたり幸せならそれが私への最高のお返しだもの!
あっつ!!こんなにも熱いのがお好きなんだねぇ!
お望み通りバレンタインのチョコやホワイトデーのマシュマロみたいに蕩けて蒸発するほど
『日天子砲』で溶かしちゃうからねぇ!
私の太陽光の魔力を一気に撃ち放つ魔砲なんかその熱エネルギーの防壁程度じゃ防げないから!
危なくなったら【ガードアップ】を使っちゃおう
荒田・誠司
【奴崎組】
アドリブなど歓迎
仲間は名前の左側を呼び捨て
奴崎(g01933)だけは組長と呼ぶ
【心情】
強制3倍返しとか怖いな
もう一度ハーレムとか言うのを夢見ているんなら目を醒させてやろう
【行動】
仲間と声を掛け合い積極的に連携する
まずはパラドクスを使いプテラノドン型の機械を製作し待機させておく
敵の攻撃は盾や警棒で防ぎつつ
囮になったら統率でプテラノドンを遠隔操作
口吻部のドリルや刃となっている翼で敵を攻撃する
問題ないとは思うが仲間達を援護するようにプログラムしておく
必要なら臨機応変に対処する
黄泉王・唯妃
【奴崎組】
さて。別に3倍返しだのハーレムだのはどうでもいいのですが、此処で貴女を見逃せば、それこそ私達が3倍苦労しそうですので。
きっちり決着つけさせていただきましょう。
強度重視の鋼糸を周囲に張り巡らせ【罠使い】らしく相手がそれに飛び込んでくるのを待ちます。
音速で移動する相手ならそれだけで手足や首を【捕縛】出来るでしょう。
反撃に対しては【トラップ生成】で作った落とし穴を自分の足元に。【残像】を残し自分は穴の中に退避することで相手の攻撃を避けます。
「ただ早く動くというだけでも厄介ですのにそれがパラドクスだとさらに面倒になるんですよねぇ。まあ、此方は相手が罠に掛かるのをただ待つだけ、ですけどね」
満開に咲く桜など、最初から愛でる感情をそもそも持ち合わせてはおらず。
一般人達へと渋々奉仕していた『数多のウリエル』は、さらに駆けつけた復讐者達を見回しつつも。
相変わらず無表情ながらも、溜息をつくように続ける。
『また新手……次から次へと、よくもまぁこんなに湧いてくるもので』
そしてもう一度、残った配下がいないかを探してみるウリエルだけれど。
配下として連れて来たエンジェルポリスは、やはり彼女の元に来る気配はない。
それもそのはず……ディアボロス達によって一体も残さず、全て倒されているのだから。
そんなウリエルの眼前に一歩、歩み出て。
「手前、姓は奴崎名は娑婆蔵」
颯爽と名乗りを上げるのは、奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)。
――人呼んで『八ツ裂き娑婆蔵』、と。
なにせ、うっかり叩き斬って張り倒してしまったから。
「あっしらをよりにもよって反社と呼ばわってくれやがった輩だきゃァ、しっかと名乗って聞かせる前に斬っちまいやしたからねえ?」
まがりなりにも官憲の姿をして、決してわるいヤクザではない自分達を反社呼ばわりした輩を、名乗るその前に全て。
黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)も、敵の首領へと今度は確りと名乗りを上げた組長に並び立って。
「さて。別に3倍返しだのハーレムだのはどうでもいいのですが、此処で貴女を見逃せば、それこそ私達が3倍苦労しそうですので」
「3倍返し狙いで逆ハーねぇ……一番好きな一人から一つ返して貰うだけで大満足な僕にはちょっと理解は難しいわ」
唯妃の言葉を聞いて、敵が目論む3倍返しに、改めて大きく薬袋・透(無彩の魔女の系譜・g02087)が首を傾けてみせれば。
『……これまで3倍返しの為に、任務をこなしてきたというのに……また一般人達を呼び寄せなければ』
(「強制3倍返しとか怖いな」)
再び3倍返しをさせるべく懲りずに目論む敵を見据えながら、荒田・誠司(雑草・g00115)も思う。
……もう一度ハーレムとか言うのを夢見ているんなら目を醒させてやろう、と。
そもそも、前提から間違っているのだ。
「バレンタイン、ホワイトデーだけにならぬお花見まで!」
月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)はふるりと大きく首を振って、ウリエルに言い放つ。
「あらゆる人々の心を潤す楽しい季節のイベントをヘンテコ儀式に利用するのは許さないから!」
バレンタインもホワイトデーもお花見も、楽しい行事のはずなのに。
それを利用して虐殺をしようとしているなんてもってのほかであるし。
伊吹と共に並んで、敵を見遣りながらも。
「3倍返しか……ホワイトデーの儀式がどうであれど復讐者がクロノヴェーダにする事と言えば、決まっている」
月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)はウリエルに教えてやる。
「刻逆により何千年も積み重ねた歴史ごと、消失した者達の無念と怒りを3兆倍にして貴様らにぶつけ殲滅していく事だ」
それほどまでに欲しいのならば、くれてやろうと。
ただし……自分達のお返しは3倍どころではない、3兆倍もの怒りであると。
もう、大切なものを、決して何も奪わせないために。
それに何より、娑婆蔵は見過ごせやしないのだ。
「さァて――お前さんのカタギの方々との付き合い方は、ちと目に余る」
……始めやしょうか、ウリエルとやら、と。
「その魂胆、いっぺん八ツ裂きにしてやりまさァ」
任侠の看板を掲げる侠客として、カタギに手を出す輩のことが。
けれど当然、ウリエルにはわかりえないから。娑婆蔵が背負うものも、その矜持も、そして満開の桜を愛でる心も。
『邪魔をする復讐者は、排除するのみ』
刹那、一気に地を蹴って距離を詰め、音速格闘を仕掛けてくる敵を、娑婆蔵は握る妖刀で迎え撃つ。
都市伝説の妖怪の名を冠する刃を閃かせ、宿す呪詛で侵すべく、ウリエルが繰り出す衝撃の軌跡や多寡を類推しつつも応酬して。
「素早い上にパワフルな格闘技とはえげつない」
千隼も未来予測を駆使し精神集中して、観察し見極めんと注視する。敵の動きや拳と蹴りのその軌道を。
そして娑婆蔵が刀振るうと同時に。
――早撃ち勝負……するか?
その返事を聞く間もないほど目にも留まらぬ、電光石火の如き速さで引いて撃ち抜く。
クロノヴェーダを討伐し仕留めるべく展開した朔宵をもって、祝月の引き金を。
さらに、超高速なる早業の連射で敵を銃撃する千隼に続いて。
「製作完了! 飛べ、プテラノドン」
誠司も皆へと声を掛け連携をはかりつつ、翼竜プテラノドンを模造製作し待機させておいて。
『どこまでも邪魔する気のようで……鬱陶しい』
盾や警棒で敵の攻撃捌かんと立ち回りながら、自分へとウリエルの意識が一瞬向いた隙を見逃さずに。
『……!?』
囮になったのを逆手に取りプテラノドンを遠隔操作すれば、すかさず攻撃へと転じさせる。
口吻部のドリルや鋭い刃となっている翼で、敵を穿ち叩き斬るべく。
そして仲間達が仕掛ける攻撃に合わせ、透も薙ぎ払いと突きの貫通撃を自在に使い分けつつ刃を向ける。
「やっぱり即席のよりこっちの方がずっと使いやすいわ」
氷の魔力を宿した古い薙刀――刻逆の混沌のさなか持ち出せたという、氷の魔力を宿す古い冰魔晶刃・スティーリアを。
そんな互いに攻めの姿勢で、斬った張ったとやりあっている中で。
――さぁ、貴方の生命も運命も絡めとってあげましょう、と。
唯妃は獲物がかかるのを待つ。罠使いらしく周囲に張り巡らせた強度重視の粘性を持つ妃蜘蛛の糸に、相手が飛び込んでくるのを。
(「音速で移動する相手ならそれだけで手足や首を捕縛出来るでしょう」)
そして、向けられる反撃への対策も勿論万全に、トラップ生成で作った落とし穴を自分の足元に展開して。
『……!』
残像を残し己は穴の中に退避して、相手の攻撃を避けんと試みる。
「ただ早く動くというだけでも厄介ですのにそれがパラドクスだとさらに面倒になるんですよねぇ」
とはいえ……罠を張り巡らせた只中で唯妃が今するべきことはこれ。
(「まあ、此方は相手が罠に掛かるのをただ待つだけ、ですけどね」)
そして、手足が飛んで来よう箇所に予め置くように撃った娑婆蔵の不可視の斬撃の衝撃波によって。
『! く、何……っ』
絲妃で成した罠にかかったウリエルの動きが一瞬、鈍って。
――八ツ裂きにしてやりまさァ。
打って出る味方の布陣の間隙をも通すように、娑婆蔵はその太刀筋より射出する。
そう、『八ツ裂き娑婆蔵』殺人技芸――『初見殺し』を。
加えて、ハァ!! っと気合の声と同時に。
『なっ!』
透が繰り出すは、龍尾一閃。
肉体強化の全力魔法をかけた状態で放つ、大きく振りかぶった尻尾と回し蹴りの2連打撃で、一刀両断!
すかさず放たれた反撃の極超音速の拳もダンスの如き身のこなしで回避を試みつつ、結界術で守りも固めて衝撃に備えて。
(「問題ないとは思うが、必要なら」)
仲間達を援護するように翼竜を誠司はプログラムしておく。いつでも臨機応変動けるように。
だが、復讐者達の手を緩めぬ連携攻撃に負けじと。
『全てはプルソン様のため……』
ウリエルが放つのは、強大な熱エネルギー。
自身以外の全てを蒸発せんと周囲ごと加熱させて。
「あっつ!! こんなにも熱いのがお好きなんだねぇ!」
伊吹はその暑さに、思わず声をあげるけれど。
瞬間、お望み通り与えてあげる。
バレンタインのチョコやホワイトデーのマシュマロみたいに蕩けて蒸発するほどに。
「『日天子砲』で溶かしちゃうからねぇ!」
『……ッ、!』
――日輪よ、日輪よ、忌む災禍を燐と照らし清めよ!
「私の太陽光の魔力を一気に撃ち放つ魔砲なんかその熱エネルギーの防壁程度じゃ防げないから!」
目の前に展開した魔法陣から撃ち放つ、太陽光の魔力を沢山込めた砲撃系の魔法光線で。
そして微か揺らぐウリエルへと視線を投げ、再び首を傾げてみせる。
「3倍返しねぇ」
「お返し目当てに何かするのはな……」
そう、伊吹も千隼も、3倍返しを欲するということに理解ができないのだ。
そして透は、そんな夫婦ふたりや、桜吹雪の中で共に立ち回る娑婆蔵や唯妃を見遣りながら思う。
「そもそも三倍返しって何を三倍するのかしら?」
……そこの月見山&組長カップル見れば分かりそうだけど、なんて。
そう……愛に大事なのは、三倍がどうとか細かいこと気にする頭じゃなくて。
「伊吹にはどんなにお返ししても足りん。それに伊吹が笑顔でいてくれるなら俺はそれで良い」
「大好きな千隼が喜んでくれたり幸せならそれが私への最高のお返しだもの!」
――相手を思う心ってこと、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV2が発生!
【神速反応】がLV5になった!
【クリーニング】LV1が発生!
【飛翔】がLV24になった!
【トラップ生成】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】がLV7になった!
カルメン・リコリスラディアタ
【彼岸花】
旦那のダルクエスと一緒、呼称:ダルク
アドリブOK
花見も宴もたけなわかな?
どんなに楽しいイベントでも後片付けはしっかりとしなきゃにゃー
片付けられるのはてめーらだけどな
3倍返し…沢山の幸せをくれたダルクには一生感謝とお返ししても足りんかもな
あんなロリィタ少女みてーな見た目で案外パワーファイターとかマジかよ!
『獺祭雷舞劇団』で使い魔カワウソ達を召喚
俺の歌唱攻撃と使い魔カワウソ達による楽器でボコる物理攻撃を仕掛けてやるぜ!
超高速の素早い動きと反撃に対しては【未来予測】【神速反応】を使い大体でも軌道を推測しつつ致命傷にならないようにしていこう
【トラップ生成】での捕縛罠で動きを鈍らせられるかな?
ダルクエス・ネクスト
【彼岸花】
妻のカルメンと一緒 呼称:カルメン
アドリブ歓迎
ああ、バレンタインとホワイトデーを良からぬ儀式へ転用しようしたんだ
お望み通り、三倍返しで片付けようか…3倍じゃあ足らないかな?
『Lorelei, Symphonic voice』で銀の女人ローレライを召喚
妻の密度の高い攻撃の間を縫うように、彼女の声による音波攻撃で援護射撃だ
マジだよ、カルメン。それに、驚きや関心の暇も加減もないみたいだ…!
【未来予測・神速反応】を使い少女と思えない攻めや反撃を予測し、必要なら『BlackMonument(大楯)』も使い直撃を避けようかな
また、俺も【トラップ生成】で機械仕掛けの捕縛罠を用いて妨害工作だ
はらりひらり、散っては舞う桜花弁の中で。
『プルソン様のために……3倍返しを何としても、してもらわなければ』
まだ諦めていない様子で、そう紡ぐウリエルであるけれど。
やりたくない奉仕を渋々とやってきた上に、それが水の泡となるかもしれない現状。
そしてこれまでディアボロス達の猛攻を受け続け、疲労している様子も見えている。
そんな眼前の『数多のウリエル』へと向けて、カルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)は紡ぐ。
「花見も宴もたけなわかな? どんなに楽しいイベントでも後片付けはしっかりとしなきゃにゃー」
――片付けられるのはてめーらだけどな、って。
ダルクエス・ネクスト(蒐集家・g07049)も、彼女の言葉にこくりと頷いて返してから。
「ああ、バレンタインとホワイトデーを良からぬ儀式へ転用しようしたんだ。お望み通り、三倍返しで片付けようか」
赤い瞳をふと細め、続ける……3倍じゃあ足らないかな? なんて。
カルメンはそんな言葉を聞いて、ダルクエスをちらりと見上げながらも。
改めて、その心に思うのだった。
(「3倍返し……沢山の幸せをくれたダルクには一生感謝とお返ししても足りんかもな」)
これまで彼は、沢山いっぱい幸せをくれた。
だから3倍だけなんて言わずに、もっといっぱいいっぱい、お返しをしていきたいって。
これから先の未来も一緒にいると、そう誓い合った大切な人へと。
そしてふたりで一緒に、今回赴いたこの事件をいざ解決……するのだけれど。
『邪魔をするのなら……力で捻じ伏せるだけ』
「あんなロリィタ少女みてーな見た目で案外パワーファイターとかマジかよ!」
カルメンは、敵の可愛らしい見目とパワフルな戦法のギャップに思わず声を上げて。
もう一度、彼女に頷いて返すダルクエス。
「マジだよ、カルメン。それに、驚きや関心の暇も加減もないみたいだ……!」
けれど、確かに意外ではあるものの。
そんな相手の戦い方も、事前に聞いていてわかっているから。
やはり少女と思えないその攻めを、ダルクエスは確りと予測し見極めて。
手にした大楯『BlackMonument』で繰り出された攻撃を受け流さんとしながらも、直撃を受けぬよう回避を試みつつ。
(「機械仕掛けの捕縛罠を用いて妨害工作だ」)
相手の高速の動きを鈍らせるべく、トラップ生成を利用して捕縛罠を成せば。
『……!』
「俺の歌唱攻撃と使い魔カワウソ達による楽器でボコる物理攻撃を仕掛けてやるぜ!」
カルメンは桜舞う中、『獺祭雷舞劇団』を展開して召喚し使役する。
――賑やか愉快なヴィードラ達よ、ショータイムだッ!!
楽器をすちゃっと持った、使い魔カワウソ音楽隊を。
そしてカワウソ達は、演奏攻撃をしつつ。
『! う……ッ』
持っている楽器でぼこぼこと、無慈悲な物理攻撃をウリエルへと向ければ。
同時に容赦なく見舞われるのは、美しくも力強く響く、カルメンの歌唱攻撃。
そして妻の密度の高い攻撃の間を縫うように。
――彼女という兵器の奏でる歌声が、君を破滅へと導く。
ダルクエスは春色の戦場へと喚ぶ。多くの弦楽器をドレスの様に組んで身に纏った、銀の女人ローレライを。
それから妻の密度の高い攻撃の間を縫って、ダルクエスはカルメンと共演するかのように。
『……っ!』
桜花弁舞う舞台で響かせる――奏でられる音色や魅惑的なローレライの声による音波攻撃を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】がLV4になった!
【友達催眠】がLV6になった!
如月・莉緒
総二さん(g06384)と
どうやら敵は三倍返しして欲しいらしいよ?
どう三倍返ししようか?なんて視線を総二さんに送って
三倍返しが目的で優しくされてもなぁ…
好きな人からなら何かお返しで貰えるだけでも嬉しいものだよ?
確かに私も総二さんに対しては欲深いと思うけれど
だからと言って三倍返しが目的で優しくしてるわけじゃないから
私は総二さんにならお返し貰えなくたって優しくするし
総二さんになら三倍どころか万倍返ししたくなるけどなぁ
ふふ、総二さんかっこいい!
なんて戦う姿を見ながら
武器を【巨大熊猫】に変え、【高速詠唱】で【重い愛】での一撃を
エネルギーは渡せないけど
私から三倍以上に重い愛の一撃を上げちゃうね
神刀・総二
莉緒(g04388)と同伴
3倍返しとは言うが
自分から要求するのは違う気もするんだがな
そうだな、どうするか……
手間を掛けさせられた分、威力3倍で返させて貰うか
そもそもお返しを目当てに何かすること自体がな
普通は相手に喜んで貰いたいからだろう?
俺も莉緒に対しては欲張りが過ぎるが
お返し目当てで何か贈ったりするわけでもないし
莉緒にならいくらでも返しをしたくなるからな
たまにはいい所を見せるかと、構え踏み込んで
一気に接近して、【強打】【貫通撃】を乗せた全力の【天破雷神槍】を
気持ちを踏みにじるような奴がお返しを貰うなんて厚かましいだろ
悪いがハーレムごっこはここで終わらせて貰うぞ
眼前の『数多のウリエル』が貰ったのは、一般人達からの3倍返しのエネルギーではなくて。
ディアボロス達による、3倍返しといわんばかりの集中攻撃。
それでも大人数を相手にしてもこれまで倒れず、拳や熱や質量のエネルギーを出力して打ち返してきたウリエルだけれど。
『3倍返しして貰う前に、こんな……』
相変わらず無表情ではあるものの、その足元は覚束ない。
けれどいくら少女の見目でも、ウリエルはクロノヴェーダであるし。
「どうやら敵は三倍返しして欲しいらしいよ?」
「3倍返しとは言うが、自分から要求するのは違う気もするんだがな」
如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)の言葉に、神刀・総二(闘神・g06384)はそう続けつつも。
自分を見上げる彼女に、頷いて返す。
……どう三倍返ししようか? なんて送られる視線に。
そして、答えは勿論。
「そうだな、どうするか……手間を掛けさせられた分、威力3倍で返させて貰うか」
物理的なお返し3倍です!
それでも尚、3倍返しへの未練を滲ませるウリエル。
『これまで3倍返しのために、仕方なく一般人達に奉仕してきたというのに……』
いや、もう考え方が、歴史侵略者である彼女と自分達とは根本的に異なるのだ。
だって、総二と莉緒はお互いにこう思うから。
「そもそもお返しを目当てに何かすること自体がな」
「三倍返しが目的で優しくされてもなぁ……」
……普通は相手に喜んで貰いたいからだろう?
……好きな人からなら何かお返しで貰えるだけでも嬉しいものだよ? って。
そんなふたりの言葉もやはり理解ができない様子で、無反応なウリエル。
とはいえ、3倍返しを強要することこそないけれど――お返しがいらないということでは勿論、決してなくて。
「俺も莉緒に対しては欲張りが過ぎるが」
「確かに私も総二さんに対しては欲深いと思うけれど」
むしろ、お互いに関することは、もっといっぱいって欲深く思ってしまうくらいだけれど。
でもそれは、ウリエルの3倍返しとは、明らかに違って。
「だからと言って三倍返しが目的で優しくしてるわけじゃないから」
「お返し目当てで何か贈ったりするわけでもないし」
莉緒と総二は頷き合いつつも、こう続ける。
「私は総二さんにならお返し貰えなくたって優しくするし。総二さんになら三倍どころか万倍返ししたくなるけどなぁ」
「莉緒にならいくらでも返しをしたくなるからな」
相手のことが特別だからこそ、何かをして貰ったらとても嬉しいし……その何倍もお返ししたいって、そう思うのだ。
けれど、やはり。
『…………』
眼前の『数多のウリエル』には、全く響いてなどいないから。
先程の言葉通り、ふたりはウリエルへと返すことにする。
手間をかけさせられた分、威力3倍の衝撃を。
そして――たまにはいい所を見せるか、と。
構え踏み込んだ刹那、総二は大きく地を蹴って、一気にウリエルへと接近して。
『く……っ!』
――止めてみろっ!!
咄嗟に身を守らんと動きをみせんとする敵よりも早く、急所を狙い澄まし打ち込む。
強打と貫通撃を乗せた、全力の紫電放つ闘気纏いし超高速の貫手突きを。
そして天を破るかの如く敵の防御を貫き、雷神の槍で穿つように急所に衝撃を奔らせれば。
『が、はっ!』
これまで負ったダメージも抜けぬまま、堪らずにぐらりと揺れるウリエル。
そんなクロノヴェーダへ向けて、総二は紡ぐ。
「気持ちを踏みにじるような奴がお返しを貰うなんて厚かましいだろ」
――悪いがハーレムごっこはここで終わらせて貰うぞ、と。
「ふふ、総二さんかっこいい!」
莉緒は彼の戦う姿を見つめながら、改めて惚れ直しつつも。
『う、く……プルソン様のために、エネルギー3倍返しを……』
「エネルギーは渡せないけど」
莉緒は高速詠唱し、愛を魔力へと変換して。
愛の女神の名を冠する魔杖をくるりと変じさせる――もふもふどーんとした巨大熊猫へと。
そして、その重量を活かして――どっすん!
『なっ!? ぐ……はぁっ!』
「私から三倍以上に重い愛の一撃をあげちゃうね」
愛もときめきも全くないハーレムを終わらせるべく。
満開桜の下――愛らしくて超重量な巨大熊猫の一撃を、全力でウリエルへとあげたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV3になった!
【託されし願い】がLV2になった!