現代地球(絶滅人類史)に発生したディアボロスを発見したイデアロゴスは、「このままでは復讐の連鎖で自滅する」と予知。彼らをイデアロゴスへ進化させ救済するため、新たな復讐心が芽生えないよう「地球人類を絶滅」させた。
【誤算と悲劇】 歴史の改竄を自由に行えるイデアロゴスは、「進化させた後に歴史を戻せば良い」という認識だったが、絶滅人類史のディアボロスは復讐に燃え、激しい抵抗を開始。しかし抵抗虚しく地球人類は滅んでいる。
復讐に燃える絶滅人類史のディアボロスは、イデアロゴスと遭遇しない別の歴史を創造し、その中でイデアロゴスに勝利しうる存在を生み出すため、人類史改竄術式『刻逆』を発動。自らが「断片の王」などのクロノヴェーダに変じ、本来の人類史を破壊した。
【誤算と悲劇】 『刻逆』はイデアロゴスすら干渉不能な『刻逆現象』を引き起こしたため、「絶滅人類史の滅亡」そのものが完全固定され、取り返しのつかない状態となった。
『刻逆』内で改竄されるべき「本来の人類史」の東京都新宿区が偶然にも残り、最終人類史のディアボロスが出現。
様々な偶然と奇跡(大天使ヘルヴィムの失敗、「新宿島」や「パラドクストレイン」の獲得、一部絶滅人類史のディアボロスの情報支援など)の元、本来、『刻逆』の中で滅ぶはずだった最終人類史のディアボロスは数多の戦いに勝利。『刻逆』の勝者に近付きつつある。
復讐心からパラドクスに覚醒するディアボロスは、敵を失えばいずれ同士討ちを始め、復讐の連鎖で母星を滅ぼし、復讐心を捨てられない災厄と化す。イデアロゴスは絶滅人類史のディアボロスが未来の災厄となるのを確認し、それを阻止するため「善意の救済」としてイデアロゴスに進化させようとした。絶滅人類史で生じた人類絶滅は、その過程の出来事である。
人類史全てを犠牲に、別の歴史の流れとイデアロゴスに勝利しうる種族を創造する、捨身の反撃術式。最終的な勝者は「イデアロゴスと戦いうる、時間への干渉力」を得られる。
一方で、イデアロゴスすら干渉できない『刻逆現象』を引き起こした結果、絶滅人類史の滅びは不可逆的に固定化された(絶滅人類史のディアボロスが意図していたかは不明だが、復讐のために理解の上で実行した可能性は否定できない)。
『刻逆』の術式内で発生した最終人類史の未来は、イデアロゴスにも観測できていない。
未来がどうなるかは、最終人類史のディアボロスの選択と行動にかかっている。
イデアロゴスと絶滅人類史のディアボロスは「時間も命も何度も再生可能なイデアロゴス」と、「いま生きている命や尊厳、感情をかけがえの無いものとする人類」の根本的な倫理観の断絶から、絶滅人類史の滅びへ至りました。