イデアロゴスと絶滅人類史
~なぜ絶滅人類史は滅び、人類史は改竄されたのか?~

 以下は、絶滅人類史のディアボロスとの対話や以降の情報収集、クロニクル・イデアロゴス(ヴェーダ・クロニクル+シメオン・グランツ)との対話から得られた情報を総合した、絶滅人類史とイデアロゴスを巡る情報のまとめです。
 より詳細な情報については、以下の各リプレイを参照してください。
 なおシメオン・グランツは、クロニクル・イデアロゴスの死により完全に普通のディアボロス(時先案内人)になった模様ですが、少なくともイデアロゴスとの決戦完了までは、監視下に置かれます。

 ➡《戴冠の戦》強行偵察作戦~南極大陸の邂逅(絶滅人類史のディアボロスとの初遭遇)
 ➡この声が届くまで(絶滅人類史のディアボロスとの本格的な対話)
 ➡縁結ばれし刻(イデアロゴスとの遭遇原因の調査)
 ➡宇宙へ~『ヴェーダ・クロニクル』の謎に迫る(クロニクル・イデアロゴスからの情報収集)

1. 関連する存在

ディアボロス

『復讐者』。復讐心によって、パラドクス能力に覚醒し操る知的生命体。復讐心から逃れられず、自滅の運命を辿るリスクを抱える。地球だけでなく、他惑星にもいる模様。

絶滅人類史のディアボロス

現在、最終人類史にいるディアボロスとは異なる、イデアロゴスと遭遇した歴史(『絶滅人類史』)のディアボロス勢力。人類史改竄術式『刻逆』の黒幕。

クロノヴェーダ

絶滅人類史のディアボロスが異形化した「断片の王」やその配下。自分達の改竄世界史(ディヴィジョン)で強化しながら争い、《戴冠の戦》を勝ち抜いた者はイデアロゴスに対抗する力を得られる予定だった。

イデアロゴス

別名『永遠存在』。宇宙から飛来した、ディアボロスが復讐心を「理性」で完全に制御・超克した姿。圧倒的な時間への干渉力を持ち、自身の歴史を改竄し、異なる姿へ変異する。意志決定は合議制。


2. 絶滅人類史の滅びから現在に至る流れ

絶滅人類史へのイデアロゴス介入と「善意による人類絶滅」

 現代地球(絶滅人類史)に発生したディアボロスを発見したイデアロゴスは、「このままでは復讐の連鎖で自滅する」と予知。彼らをイデアロゴスへ進化させ救済するため、新たな復讐心が芽生えないよう「地球人類を絶滅」させた。

【誤算と悲劇】 歴史の改竄を自由に行えるイデアロゴスは、「進化させた後に歴史を戻せば良い」という認識だったが、絶滅人類史のディアボロスは復讐に燃え、激しい抵抗を開始。しかし抵抗虚しく地球人類は滅んでいる。

人類史改竄術式『刻逆』の発動

 復讐に燃える絶滅人類史のディアボロスは、イデアロゴスと遭遇しない別の歴史を創造し、その中でイデアロゴスに勝利しうる存在を生み出すため、人類史改竄術式『刻逆』を発動。自らが「断片の王」などのクロノヴェーダに変じ、本来の人類史を破壊した。

【誤算と悲劇】 『刻逆』はイデアロゴスすら干渉不能な『刻逆現象』を引き起こしたため、「絶滅人類史の滅亡」そのものが完全固定され、取り返しのつかない状態となった。

「想定外」の最終人類史のディアボロス登場と躍進

『刻逆』内で改竄されるべき「本来の人類史」の東京都新宿区が偶然にも残り、最終人類史のディアボロスが出現。
 様々な偶然と奇跡(大天使ヘルヴィムの失敗、「新宿島」や「パラドクストレイン」の獲得、一部絶滅人類史のディアボロスの情報支援など)の元、本来、『刻逆』の中で滅ぶはずだった最終人類史のディアボロスは数多の戦いに勝利。『刻逆』の勝者に近付きつつある。


3. 核心となる三項目

Q1. ディアボロスの自滅とは?

 復讐心からパラドクスに覚醒するディアボロスは、敵を失えばいずれ同士討ちを始め、復讐の連鎖で母星を滅ぼし、復讐心を捨てられない災厄と化す。イデアロゴスは絶滅人類史のディアボロスが未来の災厄となるのを確認し、それを阻止するため「善意の救済」としてイデアロゴスに進化させようとした。絶滅人類史で生じた人類絶滅は、その過程の出来事である。

Q2. 人類史改竄術式『刻逆』とは?

 人類史全てを犠牲に、別の歴史の流れとイデアロゴスに勝利しうる種族を創造する、捨身の反撃術式。最終的な勝者は「イデアロゴスと戦いうる、時間への干渉力」を得られる。

 一方で、イデアロゴスすら干渉できない『刻逆現象』を引き起こした結果、絶滅人類史の滅びは不可逆的に固定化された(絶滅人類史のディアボロスが意図していたかは不明だが、復讐のために理解の上で実行した可能性は否定できない)。

Q3. 最終人類史の未来は?

『刻逆』の術式内で発生した最終人類史の未来は、イデアロゴスにも観測できていない

 未来がどうなるかは、最終人類史のディアボロスの選択と行動にかかっている。


4.まとめ

 イデアロゴスと絶滅人類史のディアボロスは「時間も命も何度も再生可能なイデアロゴス」と、「いま生きている命や尊厳、感情をかけがえの無いものとする人類」の根本的な倫理観の断絶から、絶滅人類史の滅びへ至りました。


 一方で、最終人類史のディアボロスは、まだイデアロゴスと直接的に敵対しておらず、クロニクル・イデアロゴスとの対話から平和的にイデアロゴスの情報を得ることにも成功しています。とはいえ、イデアロゴスによる人類絶滅を看過することは、これまでの経緯からも許容しがたい状況です。
 人類絶滅を阻止する戦いは、避けられないでしょう。