吸血ロマノフ王朝

ヴァンパイアノーブル

　西洋の伝承に現れるような、ヴァンパイアの姿をしたクロノヴェーダです。共通して飛行能力を持ち、支配地域の人間を奴隷のように『従属』させることでエネルギーを得ます。
　支配する人間が多ければ多いほど、その『従属』の状況が悲惨であればあるほど強い力を獲得できます。
　強い従属状態の人間に対して『吸血』を伴う儀式を施し、吸血鬼にしたり、配下のヴァンパイアノーブルとして覚醒させたりして戦力を増大させています。
　ヴァンパイアノーブルの多くは貴族的な嗜好を持っており、壮麗な屋敷に住み、華美な服装を好んで着用します。『〇〇卿』や『〇〇騎士侯』といった身分を自称するものも多いようです。

　ジェネラル級ヴァンパイア『死妖姫カーミラ』の腹心である、『ダリヤ・サルトゥイコヴァ』を撃破した事で、吸血ロマノフ王朝の重要拠点であるモスクワの攻略が可能になりました。
　モスクワでは《七曜の戦》以前にも電撃戦を仕掛けて吸血宰相『ウラジミール・ココツェフ伯爵』を討ち取っていますが、その時とは異なり、今回は完全にモスクワの支配を奪うことが可能となるでしょう。
　ですが、モスクワの人々はヴァンパイアノーブルによって食料や燃料の供給などをはじめ、生活を維持されていました。
　もしディアボロスだけで統治しようと思えば大きな労力が必要となるでしょう（犠牲者の発生を無視するのなら別ですが）。

　この状況を受け、攻略旅団の提案により、カーミラ撃破後のモスクワの統治などについて、『怪僧ラスプーチン』との会談を行います。
　会談では、モスクワ攻略についての話し合いの他に、攻略旅団で提案されていた『クリミア半島の情報』『ラスプーチン派閥についての情報』などについても、話し合いを行います。
　吸血ロマノフ王朝の今後を決める上で、重要な会談となるでしょう。

　モスクワ市街地の解放を行い、モスクワを支配するジェネラル級ノーブルヴァンパイア『死妖姫カーミラ』を撃破する準備を行います。
　現主流派の幹部である『死妖姫カーミラ』を撃破し、モスクワを解放できれば、サンクトペテルブルクに集まっている現主流派に大打撃を与えられます。

　解放後のモスクワの扱いについては、ボロジノ会談の結果などを踏まえ、攻略旅団で提案を行ってください。

※24年3月1日：『最終人類史のバレンタインデー2024』により、攻略期限が40日延長されました。

　モスクワ市街地解放作戦が成功した事で、クレムリン宮殿のジェネラル級ヴァンパイアノーブル『死妖姫カーミラ』に決戦を挑む事が可能になりました。
　モスクワ近郊に潜伏していた、怪僧ラスプーチンは、配下の戦力を投入し、クレムリン宮殿制圧への協力を申し出てくれました。
　死妖姫カーミラ及び彼女の親衛隊との決戦以外のクレムリンの制圧は、ラスプーチン派のヴァンパイアノーブルが担当するので、ディアボロスはカーミラとの決戦に集中することが出来るでしょう。
　この決戦で、死妖姫カーミラとの因縁に終止符を打ってください。

　ディアボロスとも因縁の深かった、ジェネラル級ヴァンパイアノーブル『死妖姫カーミラ』の撃破に成功し、カーミラに支配されていたモスクワを解放できました。
　攻略旅団の方針により、モスクワの統治は、ジェネラル級ヴァンパイアノーブル『怪僧ラスプーチン』の一派に委任する事になります。

　モスクワの鉄道網を掌握し、流通を再開させる為には、現地勢力であるラスプーチン一派を利用するのが最善であるのは間違いないでしょう。
　ラスプーチン一派は「吸血ロマノフ王朝の未来の為には、一般人を絶滅させるような事は避けなければならない」という立場なので、現時点での利害は、ディアボロスと一致しています。
　勿論、彼らが一般人を救命する理由は、一般人を『従属』させる事で、エネルギーを獲得する為です。
　あくまでも、一時的な利害の一致でしかない点には注意が必要でしょう。
　今回は、攻略旅団の方針に従い、モスクワのクレムリンに、ディアボロス監視団として向かい、彼らの統治内容に目を光らせつつ、ラスプーチン派閥に対する情報収集を大なってください。