リプレイ
渡辺・幻
【2】
七曜の戦の前哨戦、といったところでしょうか。
僕たちも頑張らないと。行こう、アルヘナ。
何事も情報が大事だと言います。
斥候や伝令、といった役割の相手を探して対処します。
できるだけ少ない人数を狙いつつ、『夢幻矢』で遠距離から攻撃しましょう。
相手の攻撃の回避を優先しつつ、情報を伝達されたりしないように迅速な撃破を目指します。
アルヘナには周囲の警戒を指示、取り囲まれたりしそうになったら無理せず撤退します。
※アドリブ歓迎です
呉守・晶
【2】
斎藤義龍か、史実だと解釈次第で割と評価が分かれる奴だな
信長と敵対したし親殺しをしたから無能みたいに書かれることもあるが、結構若く病死したが有能だったという説もある
まぁこの天魔武者の斎藤義龍は無能寄りみたいだな。織田信雄とどっちがマシなのか
さて、少数の敵から削っていくのが今までの戦争の前哨戦の定石だ
今回も偵察や斥候、伝令なんかを狙っていくか
魔晶剣アークイーターの封印を一部解除して刀身を自由自在に操れる無数の鋼糸に変異させるぜ
それでワイヤートラップ状にして敵を切り刻んでやる
悪いな、騎兵にはこういう騎馬の速度を殺す罠は典型的な対策だろ?
おっと、鋼糸を薙刀で斬ろうとすれば自分の脚も斬っちまうぜ?
無堂・理央
【1】
やる気のない軍勢は手早く叩いてサッサと瓦解して貰おう。
七曜の戦ではやる事が多い!と愚痴る程走り回らないといけないしね。
無双馬『クロフサ』に騎乗して敵陣に突っ込めー!
パラドクスでボクとクロフサが雷を纏ったら、目立つ形で突撃ー!
偵察部隊を叩く人達が事を済ますまでの間、本陣を叩いて外に注意を行かさないようにするよ。
敵陣に斬り込んだら槍で突いたり薙ぎ払ったり、クロフサの蹄で踏み潰したり、纏う雷から放電しての遠距離戦も含めてトコトン蹂躙しちゃえ!
兎に角敵陣内を駆け巡って奇襲の混乱を広げて行っちゃえ!
数に任せて囲まれそうになったり、味方が目的を達したらすぐに撤収!
馬首を返したら一目散に逃げちゃえ!
篠村・蓮十郎
【1】
上が上とは言え、どうにも緊張感の無い連中だ。
一つ喝を入れてやるか。
木々や家屋、塀など足場に使えるものがある場合はそれらを跳び渡り頭上から突入する
まずは敵陣へ飛び込み海戦装の砲撃と腕部内蔵型軽機関銃の掃射を敢行し爆炎と轟音で撹乱を狙う
ダッシュによる瞬間的な加速とフェイントを効かせた変則軌道で敵陣を駆け回り回避を兼ねた撹乱を続行
敵が距離を取ろうとした所で攻撃を仕掛ける
踏み込みと共に試製鉄刀での刺突と衝撃波を放つ剣技[岩破]の一太刀で敵群を吹き飛ばす
包囲されぬよう頃合いを見て消耗する前に撤退する
呆けている暇は無いぞ、雑兵ども!
精々抗って見せろ!
狭間・ならく
(2:伝令などを狙う)
はん。こちらも騎兵か。
士気の低い兵なんざ、“浮いた”トコから狩るのが良かろうよ。偵察と伝令……連絡網を潰しちまえば、いついなくなったのかも本隊には知られるモンじゃねェしな。
偵察中にゃ騎兵の機動力も活きねェ、狙いどころだろ?
サテ。
(光学迷彩を利用しつつ敵に接近、呪詛を込めた灼刀による不意打ちで攻撃を仕掛ける)
恨みはねェが、ここで散りな。
なんでって?
邪魔だからだよ。
瀬鍔・頼門
【1】
向こうは将兵の気勢が嚙み合わぬようだな。合わぬ鞍、合わぬ轡や相性の悪き人馬も同じこと。切り崩していくには好機と見える。
味方と連携を積極的に行う
【春日ノ御太刀】で無双馬と共に敵隊列へ切り込む
切り崩しては深入りしすぎないように退き、味方の攻撃範囲にも敵を誘う
有利な勢いを得たならば機を見て、味方の攻撃で崩れた敵隊列にも突撃。敵陣を裂いてやろう
反撃の突撃に対しては手綱裁きを駆使して無双馬とともに回避。避けきれぬ場合は前のめりに人馬一体となり敵とぶつかり組合い、耐えたい
退却の機会は味方との示し合わせで。なるべく殿を務め味方の安全確保をしよう
この気勢では、我らには勝てぬぞ。斎藤義龍自ら来ぬ限りはな!
伊賀国を制圧せんと駆り出された軍勢、その数は膨大ではあるものの軍勢そのものの士気は低く、指揮官たる斎藤義龍のみが気炎を吐く状況。
となれば、各所でディアボロスによる襲撃が発生しようものなら、それらすべてに対応する事は不可能で。
「向こうは将兵の気勢が嚙み合わぬようだな。合わぬ鞍、合わぬ轡や相性の悪き人馬も同じこと。切り崩していくには好機と見える」
「やる気のない軍勢は手早く叩いてサッサと瓦解して貰おう。七曜の戦ではやる事が多い! と愚痴る程走り回らないといけないしね」
物陰に潜みながら軍勢の様子を見つつ瀬鍔・頼門(あかときの影ぼうし・g07120)と無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)が言葉を交わし、大軍、されどそれ故に警戒の薄い軍勢の姿が見えていて。
こんな大部隊に攻めかかる相手などいないだろう、と油断して命令通りに、しかし指揮官からすれば遅いと思われる進軍速度で歩を進める武田機馬隊が格好の標的として映っていたのだ。
「上が上とは言え、どうにも緊張感の無い連中だ。一つ喝を入れてやるか」
そんな軍勢の情けない姿を見た篠村・蓮十郎(鋼剣・g09914)も好機、一つ教育的な喝を入れてやるべきだと先の二人に同意して。
蓮十郎がチラリと視線を向けてみれば、理央はクロフサに、頼門は綾目草に。
各々が自身の無双馬を呼び出し騎乗、いつでも突撃できると目で合図を送っていたのである。
敵の大軍を前に怯む様子すらなく、陣容を食い破ってみるとばかりな仲間の姿、ならば自分は歩兵として攪乱すると蓮十郎は家屋の影を利用し密やかに接近を始めれば。
騎馬による突撃を起点として大軍を足止めする、ディアボロスの攻撃が始まっていたのである。
その一番槍を務めたのは文字通り、馬上槍を天高く掲げ、己に、そしてクロフサにまで雷光を纏わせあえて目立つ姿となった理央。
「さあいくぞー! 馬と一緒になったみたいな姿だけど、ボクに追いつけるかな?」
警戒薄い軍勢ですら察知できるほど高らかに、声を張り上げ馬腹を蹴って突撃開始。
大軍を前に真正面から少数で攻めかかる、そんな愚行をする敵など居ない筈、居るならば偵察部隊から連絡が来るだろうし大規模な敵が見えれば戦おうなど気を抜いていた軍勢にとってはまさに青天の霹靂で。
「なっ!? 敵襲だと、迎撃し……ぐあああ!?」
真正面から堂々と、姿を晒して一直線に突っ込んできた理央の一撃。
槍の穂先に刺し貫かれ、機馬隊の一機が体勢崩し、無様に地面に倒れこみ。
「ほらほらー、ボクだけじゃないからねー、早く迎え撃ってみせてよね」
挑発的な言葉と共に、乱れた敵陣の真っただ中に。まるで楔を打ち込むかのように突撃、槍を振るって雷光飛ばし、またある者には槍を鈍器に見立て柄で打ち据えて。
浮足立つ軍勢、されど敵は一騎だ、囲めとばかりに敵軍が殺到せんと走り出したその瞬間。
「そういう事だ、一騎だけを見ていれば。大きな隙が生まれる」
太刀【鞍馬安綱】を抜刀、同時にその刀身に雷光を纏わせて。
強襲、そして包囲しての殲滅を狙い陣容が崩れた瞬間見逃さず聞こえるは蹄の音と、失策を攻める頼門の声。
後背より迫り、雷光纏った太刀を振り上げる様に一閃。
足から、そして胴部にかけて走る深い傷を刻まれた機馬兵、だがそこへの追撃ではなく敵軍を乱す事を最優先した頼門はそのまま綾目草を走らせて。
「ぎっ、がぁああああ!?」
「ぐおおおっ、落ち着け、囲んで攻めろ!」
右から振り上げれば自身の左上に刃が、そこで手首を返し今度は左側から振り上げを放ち、陣形などあっさり崩れた軍勢の中を駆け抜けて。
連続で繰り出される騎馬突撃、陣容など最初から甘かったがこの猛攻にて大きく乱れてしまえば次なる一手を打つのは容易。
切り込んできた騎馬武者である理央を、頼門を囲み突撃を、そして薙刀の振り回しを繰り出し、その身を傷つけんと迫っていく兵団、しかし。
「おっとぉ、囲まれると厄介だね」
「ああ、最後まで付き合う道理も無い」
迫る兵団を前にして冷静さを失わず、言葉を交わした二人。
その様子に不気味なものを感じたが完全包囲、あとはすり潰すだけだと迫る反撃、だがその刃は届く事は無い。
「一度、周囲を警戒出来ず奇襲を受けて尚。後詰の存在に気が回らぬとはな」
二人の突撃、耳目を向けられた敵軍を欺き間合いに入るは容易と蓮十郎が語りつつ、家屋の屋根に姿を見せて。
機馬軍団が反応するより早く、目くらましとして背負った軽巡級海戦装より砲撃を。
更に改造された右腕、急造故に形状が歪な壱號機械腕を前面に押し出して、数多の機関砲を放ちながら試製鉄刀を抜刀しながら敵陣へと飛び込んで。
「呆けている暇は無いぞ、雑兵ども! 精々抗って見せろ!」
強烈な突きと同時に放たれた衝撃波、その勢いに負け機馬軍団が横転し、小さな綻び生まれれば。
その綻びを逃さぬとばかりに理央が、頼門が突撃を、そして互いの得物を振り回し、包囲を狙う軍勢はまるで海面が裂けたかのように左右に広がり、退路を作り出す始末。
元より士気など低く、嫌々進軍してきた軍勢、ならば敵を退けられれば、無理な追撃で倒そうと迫り自分が倒されるのを嫌ったのだろう。
追い返すように武器を振るい、突撃する攻撃ならば、多勢を相手に暴れまわる一同でも凌ぎきるには十分で。
「よーっし、そろそろ十分引き付けたかな? 目的も達成できてるでしょ」
「ああ、此方に新手が迫る様子が無いのがその証拠だ」
馬首を巡らせ、後方を見つめる理央。
その声に応じた蓮十郎は、この戦域に迫る敵の姿無し、即ち友軍が別の場所で上手く引き付けているだろうと推測、家屋の屋根を飛び回り撤退前の目くらまし、とばかりに砲撃を、そして敵に飛来せずとも爆発して敵の目を引けば良いと魚雷を発射。
「お見事、では殿は務めさせて戴く」
直後、爆発によろけた機馬兵に己が無双馬、綾目草をけしかけ体当たり。
体勢崩した兵を薙ぎ払い、退路を確保し頼門は仲間の撤退支援して、そして敵軍をその場に釘付けにするように大声を上げていく。
「この気勢では、我らには勝てぬぞ。斎藤義龍自ら来ぬ限りはな!」
指揮官が来ねば、追撃したとて無駄に命を落とすだけだと威圧する叫び。
敵軍が引けば無理に追撃する必要も無いと、士気の低い軍勢故に判断した機馬兵団はその場にとどまり、遠くへ逃げるディアボロスを見送るのであった。
同刻、敵の中心に。
大軍が襲撃してきたディアボロスに目を奪われている機会を生かし、少数の敵兵を狙い動くディアボロスもまた、戦果を上げていた、それは如何なるものなのか?
「はん。こちらも騎兵か。士気の低い兵なんざ、“浮いた”トコから狩るのが良かろうよ。偵察と伝令……連絡網を潰しちまえば、いついなくなったのかも本隊には知られるモンじゃねェしな」
偵察として前線に出るも、警戒の甘い敵軍を物陰から見つめる狭間・ならく(【嘘】・g03437)
機動力に優れた騎兵、されど偵察の任ならば、その機動力を生かせるのは友軍に急を報せる時、つまり偵察部隊として少数で巡回する軍勢を速攻で叩けば、その利点すらも封じ込められる。
「なるほど、何事も情報が大事だと言います。つまり通達出来なくすれば何が起こっているかわからないまま間違った選択をするということですね」
光学迷彩にて物陰に潜んだならく、彼女に声をかけるのは同じく偵察部隊を叩く事を目的とした渡辺・幻(薄明に咲く・g09775)であり。
人の身では見える範囲が限られる、ならばそれ以上の範囲を視るには別の存在がその方向を警戒する、即ちサーヴァントに敵の出現があるかどうか監視させればよいと彼のサーヴァント、オラトリオのアルヘナが白き翼を広げ警戒する。
隠れ潜み、此方の様子を伺うディアボロスが居る事に一切気付かず、与えられた命令、即ち巡回すべきルートをゆっくりと進む武田機馬隊。
遠方、先んじて大軍に仕掛けたディアボロスにより本体が攻められ、怒声が飛び交う事を確認するも大軍ゆえに凌げるだろう、むしろそれに釣られて自分達が離れれば余計に危険なのではと考えたか、持ち場を離れようとしたものの機馬兵達は三騎のままに、警戒しながら進んでいたが。
「サテ。恨みはねェが、ここで散りな」
不意に耳元より聞こえるはならくの声、姿が見えぬ敵による奇襲と察し武器を構えた機兵だが。
キィン、と小さな金属を弾く音、そちらに敵が居るのかと三機揃って目を向けるが見えたのは虚空を舞う一枚の金貨だけ。
「なっ、しま……!?」
視線を釘づけにされた、即ち死角に回り込まれたと感じた時には既に手遅れ、その喉元に緋色の刃が突き刺さり、機兵の体がゆらりと揺れたその直後。
「隙だらけ、つまり追い打ちをするには絶好の機会ですね」
それは物陰に潜んでいた幻の一手。
手にした禁書を開けば、まるで本その物が意思を持つかのように、風も無いのにパラパラと頁がめくられていた中急停止。
同時に止まったページの表面、記された文字が光れば数多の矢が形成され、揺らめ倒れそうな機馬兵目掛けて一斉に飛来して。
「ぬ、おおおおおおああああ!?」
全身を矢で射抜かれ、絶叫と共に倒れる兵、だがそこですかさず反撃せんとばかりに左右に飛び跳ね距離を取った機馬隊がディアボロス、即ちならくと幻を打ち倒さんと迫るがそれこそが判断ミス。
「チッ、やってくれるな」
「はい、ですけど……まだ大丈夫です、伝達される前に倒しましょう」
刃を振り回しならくの体を引き裂いた機馬兵と、光線剣を消失させ武器の柄から光線放ち、幻の体、その一部を焼き焦がす者。
両者が倒れた仲間の代わりに反撃するも、踏みとどまるということは間違えれば情報伝達が不可能になるという事で。
「邪魔だからな、ここでこれでおわりさァ」
再び緋色の刃にて、此度は馬の脚を断つならく、そして幻が構え、空中に展開する数多の矢が放たれて。
抵抗空しく二機目の兵が倒れれば、急ぎ離脱し情報を伝えるべく反転した兵、だが当然許される筈も無く。
「逃がしません、ここで倒してから……あちらから来ていますね、その後は急いで撤退です」
「あァ、分かったよ。じゃ、終わらせるかねぇ」
周囲を警戒していたアンヘルにより敵の新手、その気配を感じた幻が注意を促し矢を放てば、撤退に異論無しとならくも刃を振るい機馬兵を追い詰めて。
ようやく別の偵察部隊が到着した頃には既にディアボロスの気配無く、ただ数多の残骸が転がるのみであった。
そして、別の場所にても同じく偵察部隊が狙われて。
「斎藤義龍か、史実だと解釈次第で割と評価が分かれる奴だな」
コキコキッと首鳴らし、少数で駆ける敵軍を眺めていたのは呉守・晶(TSデーモン・g04119)であり。
史実に残る資料では、無能であったか有能であったのか、信長と敵対し親殺しまでしたので無能と呼ばれることが在ったり、父の軍を逆に打ち破る戦果を上げている、即ちそれは若くして病死したが簒奪する力量もあった、有能であったともとれる話であるが。
「まぁこの天魔武者の斎藤義龍は無能寄りみたいだな。織田信雄とどっちがマシなのか」
進軍前の様子に軍そのものの状態を見れば、これは無能側だと断じた晶。
ならば相手が自軍を掌握できていない中で一気に攻め立て、情報をかき乱し攪乱する好機であり。
「さて、少数の敵から削っていくのが今までの戦争の前哨戦の定石だ。今回も偵察や斥候、伝令なんかを狙っていくか」
視線の先には三機の兵、仮に全滅させられずとも誤った情報を持ち帰らせれば敵は大いに惑うだろうと判断し。
敵の動きは把握済みと相手に印象付ける事、それは罠に見える攻撃を繰り出す事であり。
「いくぜ、変異開始、コード鋼糸剣「細キ解スモノ」っ!」
敵の前にあえて身を晒し、待ち構えていたとおりとばかりにアークイーターを変形。
巨大な刃は一瞬にして細く鋭い、数多のワイヤーへと姿を変えて偵察に出ていた兵達を絡め捕り、その体に食い込んで。
「ぐ、おおおお!? 待ち伏せだと! くっ、此方の進路が読まれているのか!?」
「ええい、小癪な! この程度の小細工で!」
まるで一種のワイヤートラップ、敵の進路は解っていたし想定通りに罠に嵌めたように振舞う晶。
そのまま数多のワイヤーは絡みつくも、こんなものは使用者を倒し打ち払うとばかりに機兵達が晶に向かい、薙刀状の刃を振るい突撃を。
「おっと、無茶するな。鋼糸を薙刀で斬ろうとすれば自分の脚も斬っちまうぜ?」
絡まったワイヤーを力任せに解くのは無理だと挑発、切り込んできた兵の刃に腕や肩を切り裂かれつつも軽やかにバックステップで距離を取り。
「騎兵にはこういう騎馬の速度を殺す罠は典型的な対策だろ?」
「ぐっ、おのれおのれぇ……」
しっかりと対策はしてあると、偵察や本体が進む進路には既に別のディアボロスが控えているのだと印象付ける晶。
十分に傷つけ、この部隊が持つ情報をかき乱したと判断した彼女はこれ以上の攻撃は無意味、むしろ此方の思惑に気付かれる可能性を考慮しワイヤー解除を行って。
「さーて、あとは後詰に任せるかね」
「くぅ、悔しいが……深追いはするな、直ぐに戻るぞ!」
事実と違う情報を掴まされ、急ぎ後退する偵察部隊。
各所で発生している戦闘とここでの戦闘、他情報を統合し判断すれば何が最も正しいか、判断に困るような情報を流した晶も同じく撤退を完了し。
敵部隊の兵力を削り、偵察部隊を撃破し、誤った認識を持った部隊を送り返し、ディアボロスの奇襲は成功を収めるのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV2が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【グロリアス】LV1が発生!