リプレイ
ラウム・マルファス
情報収集用のカラス型ドローンを用意して、サフィーナ・ミウの周囲を旋回させるヨ。
えっと、敵は魚持った魚だッケ?よくわかんないケド、小魚型のドローンも用意して、ナイル川の中も警戒しておこウ。
異常があればスマホにアラートが来るから、それまではサフィーナ・ミウの中をお散歩しよウ。長旅だしね、クロノ・オブジェクトとはいえ消耗してるところもあるカモ。機械知識で直せそうなところがあれば直しておくヨ。手持ちの薬品に、機械油やパテに使えるものもあるからネ。
もし敵を見つけて、敵からもボクのドローンが見つかっちゃったら、サフィーナ・ミウや漁村とは違う方向に移動させておびき寄せるヨ。
停止したサフィーナ・ミウの周囲に続々と集う民衆達。
人々は気付かない。スフィンクスの後方から黒き鳥が舞い上がった事を。
「まずは周囲を旋回させておこうカ」
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)の放ったカラス型のドローンであった。彼の操るドローン群はパラドクスの力で動く情報収集の為のもの。周辺の地形を探り、ラウムの持つスマホへとその情報を伝える。
「えっと、敵は魚持った魚……だッケ?」
具体的な姿については言葉濁されていたが、生臭いらしいし川の側だし漁村だし。
小魚の形状をした水中ドローンもカラス型に持たせてナイルの流れに放流する。敵は陸から来るとは限らない。
ざっと周囲の地形状況を把握したら、後は音波ソナーを用いた索敵だけ続けさせれば良い。異常があれば彼のスマホにアラートで知らせてくれる筈だから。
「となるト……待つだけ、かナ」
ラウム自身は外に出る必要が無い訳で、かと言ってただボンヤリ待っているのも味気ない。
「よし、サフィーナ・ミウの中をお散歩しよウ」
長旅だしね、と巨大スフィンクスの中を気ままに歩く。クロノ・オブジェクトとは言え、消耗している部分もあるかも知れない。自分の機械知識が役に立てば、とか思いながら進めば、これから演説で使われると言う音響機器と出くわした。
「前に持ち込まれたモノ……かナ?」
軽く配線やら内部やらを確認すれば、どうしても外から入ってくる砂が付着しているようだったので手早くエアーをあてたり拭いたりと手入れを施した。これから大音響の大演説が行われるのだ。音質は良いに限る。
「さて……流石にまだ敵は見つけてはいないようだネ」
スマホを確認し、ラウムは一人呟く。もしカラスや小魚達が敵に見つかって怪しまれるようであれば、漁村やこのサフィーナ・ミウから遠ざける様に誘導させようと思っていたが。
「演説が終わるまで、警戒は続けておかないト」
そうしながらも、他のディアボロス達が一芝居打つ様子をゆっくり見物するつもりのラウムなのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
プターハ・カデューシアス
以前取り付けたスピーカ-システムを利用し
サフィーナが喋ったかの如く演説を
パラドクス効果や残存も利用
我がエンネアドに従順な民草よ
よくぞ集まった
良い心がけだ!
告知せねばならぬことがある
先日、ここの管轄のハトメヒト神とゲームで掛けをしてな!
ボロ負けした彼女から質草としてこの漁村をもらい受けた
よって、これからここは戦神の管轄だ
漁など女子供や老人共に任せて
体力ある男は全員神の兵となり命がけで戦うがいい
地味な漁をするより余程ロマンとスリルに溢れて居るぞ!
何、どうせ死んでもリターナーとして蘇り働ける
リターナーとして死んだら、後のことは知らんがな!
名誉ある派手な仕事だ、喜べ!
民を弄ぶような神を演じましょう
一里塚・燐寧
アドリブ連携歓迎
ディアボロスの大冒険、今回はのどかなナイル紀行……とは行かないんだよねぇ、お仕事だから
さーって、いっちょ気合入れて、サイテーサイアクの神様になってみよっか
新宿島で用意した恐竜のマスクをかぶって、肌との境目が見えないような恰好をするねぇ
兇悪な面構えを活かして、粗暴で野卑で村人に対して軽蔑的な神様を演じる
死後に英雄になれる期待を裏切ってあげよう
クハハハ、お前達がハトメヒトとかいう田舎女神の信者かァ
死ぬまで魚を捕り続ける人生とは、平坦でつまらぬことだなぁ
どうせ大した兵士になれんだろうが、我の下で使ってやってもよいぞ?
魚臭い干物のようなマミーも、捨て駒程度の働きは出来るだろうからな!
以前取り付けたスピーカーシステムは簡単なメンテを受けチューニングされた状態であった。
「何せ一発勝負になりますしね」
プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)は音響機器を確認して呟いた。まさか民衆を前にマイクテストとか聞かせる訳にも行くまい。
「ディアボロスの大冒険、今回はのどかなナイル紀行――」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)はサフィーナ・ミウの横を流れる豊かな水の流れを眺めながら、わざとらしく肩を竦めて苦笑い。
「――とは行かないんだよねぇ、お仕事だから」
「エジプトを奪還したら幾らでもナイル遊覧は出来るでしょうし、ね」
プターハもナイル川をちらと眺めて言葉を返す。この大河の雄大さは21世紀の世界でもきっと変わらない筈。取り戻す為、今が踏ん張り所だ。
「さーって、いっちょ気合入れて、サイテーサイアクの神様になってみよっか」
「燐寧様……それは?」
「ほら、アキバにイイのあるかもって言ってたよねぇ?」
燐寧の手にしているそれを見て、成る程……とプターハは頷いたのだった。
ガヤガヤザワザワとサフィーナ・ミウの周囲に集う民衆が声を上げている。
「エンネアド様ー!」
「お声をお聞かせ下さいませ!」
「是非その御姿をお見せ下さーい!!」
そこに。まるでスフィンクスの口から語りかけられるかの如く、厳かな声が響き渡る。
『――我がエンネアドに従順な民草よ……よくぞ集まった、良い心がけだ……!』
スピーカーを通して響き渡るプターハ(46歳・男)の声は年相応の渋みが加わって重みすら感じさせる。
無論、それを耳にした民衆達は偉大なる神の声だとすっかり勘違いして涙を流して熱狂的に喜んでいる模様。
『――実は、其方たちに告知せねばならぬことがある……』
「告知??」
「なんだなんだ??」
演説の言葉を一字一句聞き逃すまいとする民衆達に向け、プターハは同郷の民を騙す事への申し訳なさを呑み込みながらも続けて行く。
『――先日、ここの管轄のハトメヒト神とゲームで掛けをしてな! ボロ負けした彼女から質草としてこの漁村をもらい受けたのだ。よって――これからこの地は、其方等の村はこの戦神たる我の管轄だ!』
「え? ええ??」
「ハトメヒト様が、負けた? え?」
「嘘……」
魚の女神への信仰が篤いこの地域の住民に取って女神の敗北もショックだったが、自分達を賭けの対象にされた事といきなり管轄の神様変更に混乱の様相を見せ始めていた。
『――漁など女子供や老人共に任せ、体力ある男は全員神の兵となり命がけで戦うがいい!』
その言葉に男達は驚きと困惑の表情を見せ、女達は夫に慌てて抱きつきしがみつく。子供達は大人達の尋常ならざる様子に泣き出す者まで現れ出した。
「だいぶイイ調子じゃない?」
燐寧は民衆の様子に少し可哀想かな、と思いつつも。これも仕事と手にしたそれ――新宿島で用意した恐竜のマスクを頭に被り、肌が見えない様に衣装もしっかり着込んだ上でサフィーナ・ミウの外、頭の上に登って姿を現した。
「あそこにお見えになるのは……?」
「あれが女神を下した戦神様、なのか??」
何せ恐竜のその兇悪な面構え。うわ、つよそう……と思わせるには充分。遠く過ぎて小柄なのもバレないし。
『クハハハ、お前達がハトメヒトとかいう田舎女神の信者かァ』
マイクを通した声は加工されて響く。粗暴で野卑な神を演じる燐寧は更に言葉を吐き捨てる様に放つ。
『死ぬまで魚を捕り続ける人生とは、ハッ……平坦でつまらぬことだなぁ?』
『故に使ってやろうと言うのだ。地味な漁をするより余程ロマンとスリルに溢れて居るぞ!』
プターハの声が燐寧の声に相槌を打つ様に告げる。凶悪で無慈悲なこの神々は、民を何一つ尊重していないかのようであり、言葉を聞く民衆は恐れ震えながら見つめて言葉を聞いていた。
『どうせ大した兵士になれんだろうが、我の下で使ってやってもよいぞ?』
『何、どうせ死んでもリターナーとして蘇り働ける。リターナーとして死んだら、後のことは知らんがな!』
『上手い事マミーになれば、魚臭い干物のような奴でも捨て駒程度の働きは出来るだろう!』
『名誉ある派手な仕事だ、喜べ!』
『ハッハッハ
!!!』『クハハハ!!!』
残酷で粗暴で民を弄ぶ神々の戯れの如き会話。
「ああ、ハトメヒト様……何故斯様な神に我らをお預けになられたのです……」
「神よどうか御慈悲を……」
怯える者、震える者、膝を着いて空を仰ぐ者。
女神に見捨てられたのか? この神々は民を救ってはくれないのか? 死後に英雄になれるなんて嘘なのか……?
神々に対し抱いた絶望と失望に人々が愕然とし、蜘蛛の子を散らす様に慌てて逃げていく民衆達。
「……これで、良いだよね」
「ええ。どんなに綺麗事を述べようと、エンネアドがやっている事は我々が彼らに演じて見せた通りなのですから」
いずれ真実が彼らに明らかになる――その時こそが、この地を取り戻す時。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
コンスタンツ・トパロウル
エジプトかあ……初めて来たけど、マグロが神様なのかい?
……え?
淡、水魚!?
そう……なのか?
まあ、いいや
あたしは、この辺のことはよくわからないし、敵に備えて高台に陣取って警戒しておくよ
敵の情報からして、川とかオアシスから……こちらに向かって来そうかな
敵群を発見したら、罠使い、地形の利用を活かし、【トラップ生成】で定置網やマグロ延縄とかの罠を、敵の通り道に仕掛けて、敵の足止めを試みる
演説が済むまで、時間稼ぎしないといけないしね
そう言えば、大音響で魚を気絶させたり、電気ショックで痺れさせる罠もあるそうだね
大抵の水域では禁止らしいけど
足止めを抜けてきた奴が居たら……一本釣り
じゃなくて、お出迎え開始かな
テクトラム・ギベリオ
演説の邪魔はもちろん、一般人を巻き込みたくないからな。哨戒は重要だ。
行こうか毛玉、魚を見つけたからといって川に飛び込むなよ?
サーヴァントの毛玉を喚び、共に飛翔しながら川の上から哨戒任務を行う。
敵は1・2体ではないだろうし、おそらく大群だ。
水面の流れる方向や、小魚の泳ぎや跳ねに注目して広範囲を素早く飛んでカバーする。
何かこちらに向かってきていないか、不審な動きがないか警戒しよう。
そういえば敵は陸にも上がって来るんだろうか。
開けた平地か足掛かりにできそうな物など、上陸しやすそうな場所の検討もつけておく。
発見したことや気づいた事があれば、毛玉を飛ばして仲間に知らせよう。
アドリブ連携歓迎
サフィーナ・ミウより民衆に向けて偽神の更に偽者による演説が行われているのを尻目に、外ではディアボロス達が敵の襲撃に備えて哨戒任務に当たっていた。
「演説の邪魔はもちろん、一般人を巻き込みたくないからな――哨戒は重要だ」
テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)がそう呟けば、手に抱えたもっふり系猫にしか見えないスフィンクスが「にゃふっ」と返事をした気がした。
「行こうか毛玉。魚を見つけたからといって川に飛び込むなよ?」
「毛玉って言うんだ、その子」
コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)は尻尾をパタパタしている毛玉を見て思わず顔を綻ばせる。
――乾いた風に感じる水の香り。そう言えばナイル川の沿岸をサフィーナ・ミウは進んでいると聞いた。
「エジプトかあ……初めて来たけど、マグロが神様なのかい?」
「神かどうかは知らないが……そもそも川にマグロは住むものだろうか」
「……え?」
つまり……淡、水魚――!?
コンスタンツは唖然とする。最近マグロを抱えた魚人クロノヴェーダが現れたとは聞いていた。水辺だし漁も盛んな地域だし、今回もそれだと予測はしていたのだが。出会う前に改めて矛盾に気が付いた。
「そう……なのか?」
淡水マグロ。初耳だ。そんな奴いるのか。
「――まあ、いいや」
考えるのを放棄し、コンスタンツはよし、と気合を入れ直す。
「あたしは、この辺のことはよくわからないし、敵に備えて高台に陣取って警戒しておくよ」
「では、私は毛玉と共に川の上から哨戒を続けよう」
敵の情報は、何やら生臭い連中とのこと。ならば川やオアシスと言った水辺から此方に向かってくると言う意見は一致した。無論、1体や2体ではなく、それなりに大群であろう……とも。
穏やかなナイルの流れ。その水面を飛翔していくテクトラムと毛玉。
水の中には先程別の仲間が水中ドローンを放ったと言う。異変があれば目に見える形で現れると考えて良いだろう。
水面の流れる方向は今のところ一定。小魚が清らかな流れの中に見えれば、成る程漁業が盛んなのも頷ける。――毛玉がそんなお魚達をじぃっと見つめているのはご愛敬。
「……あれは」
コンスタンツが高台の上から見つけたのはずっと向こうの沿岸。明らかに人では無いシルエットの存在がサフィーナ・ミウを指さしているようにも見える。
「あ……マズい」
今は向こうもサフィーナ・ミウの巨大な姿に注目しているが、ぞろぞろとナイル川に足を踏み入れ向かいだしている。下手すればテクトラムが鉢合わせて集中攻撃を受けかねない。
急ぎ、コンスタンツは水辺に降りる。地形は上から見たので大体把握はした。
「テクトラム、向こうに敵が!」
「ああ、私も見た」
丁度彼も見つかる前に低空で飛翔して戻ってこれたらしい。同時に向こうが上陸してきそうなポイントに目星を付け、そこに着陸していたのだ。
「向こうもサフィーナ・ミウを目指してやってくるだろう。となると陸に上がってくると見て良いだろうな」
そして、水中戦より陸上で戦う方が恐らく有利ではなかろうか。だって――
「マグロ、抱えてたみたいだった」
「ああ、マグロにしか見えなかった」
水を得た魚にする訳には行かない。陸に上がった河童になって貰うに限る。
そしてテクトラムが見当を付けた上陸予想地点に、コンスタンツはパラドクスによる罠を仕掛ける。戦場になりうる水辺に張り巡らせた定置網や延縄などは動きを阻害させるには充分。少なくとも向こうの演説が済むまでは時間稼ぎが必要だ。
「そう言えば、大音響で魚を気絶させたり、電気ショックで痺れさせる罠もあるそうだね」
「しかし魚が必要以上に捕れてしまいそうだな」
「だから大抵の水域では禁止らしいけど。魚も可哀想だしね」
今、罠に仕掛けるべきは魚では無くクロノヴェーダなのだが。その方法を用いたら普通の魚にもダメージが入ってしまう。大事な村人の蛋白源を絶滅させる訳には行かない。
そうこうしている内に。向こう岸から川を渡ってきたのは半魚人の如き異形、そして白い髪を靡かせた魚のヒレを有する青年マミーであった。
『ギョギョ、網が、網がーーっ』
『ケン・レム殿、やっぱり罠ではギョざいませんか』
魚人数匹が罠に足を取られて慌てている中、冷静な個体がサフィーナ・ミウを指さして青年に告げる。
『あれが奪われしスフィンクス一号であれば元々エンネアド様の持ち物故、取り戻しに行くべきであろう』
陸に上がりながらもケン・レムと呼ばれたマミーは周囲を見回していた。
「では、お出迎え開始……かな?」
「だな。毛玉、頼んだ」
咄嗟に近くの岩場に身を隠した二人は敵の数と編成を確認する。テクトラムが毛玉をこっそりサフィーナ・ミウに向かう様に指示をしたのは仲間に知らせる為。此処は応援が必要だ。二人で倒すには骨が折れる。
あとは出来るだけ向こうをサフィーナ・ミウに近づけずに仕留められるか。
戦いが、いよいよ始まる。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
ラズロル・ロンド
魚だー
漁の時間だー
って…あれ?想像した魚と違う…あれ、築地とかに並んでる魚…だよね?
哨戒の情報を頼りに敵の元へ向えばその姿に二度見…いや三度見はするな
ま、クロノヴェーダだからしょうが無い…か
ワービルハルバで頭上に砂槍を大量に作り一気に放つ
銛漁だー!
反撃の小魚ガトリングは砂槍の影に隠れて防御…って回游してるっ!?
魔障壁も使い移動しながら回避を試みる
あの顔…こっち見んなと、妙にイラッとしながら、砂槍で魚人を、マグロを穿いていこう
ジズ・ユルドゥルム
知らせてくれてありがとう。敵は丁重にもてなさねばな。(伝令に来てくれたサーヴァントを労る)
しかし、またこいつらか…。
この世界のナイル川にはナマズのような感覚で普通にマグロが生息してるのか?何だそれ怖い。
「轍読み」を起動。いくら小魚が大量でも、集中して軌道を…読めば…
…絵面が気になって集中できん!!
落ち着け、奴ら絵面はトンチキだが攻撃は侮れない。
絵面はトンチキだが。
集中して…風を…
…風が魚臭い!!
やるじゃないか魚使いめ…!!
もういい、目を閉じてしまおう。臭いは新宿島で行った寿司が回る店のことを考えながら耐える。
ナイル川から外来種を一匹残らず駆除してやる!
あれ。外来種駆除に来たんだったか私は。
一里塚・燐寧
うひゃー、こいつらの相手ってほんとに調子狂うねぇ
ナイル川にゃマグロはいないし、半魚人は大アマゾンだっての
素直にミイラ再生してりゃあいいのに……あたしには獣神王朝エジプトがわかんないよぉ
≪テンペスト・レイザー≫を手に【飛翔】して敵の頭上から接近するよぉ
太陽を背にして逆光で姿を見えづらくしながら、一気に高度を下げて強襲!
水面に落ちるスレスレで急上昇しながら『屠竜技:竜叫の勢』を発動
裂帛の気合と共に得物を振るい、落下と上昇を行いながらの斬撃で敵をVの字に断ち切るよぉ!
攻撃後は相手の様子を偵察しながら反撃に備え
射出される魚を得物での切り払いで次々と叩き落としていき
ダメージを最小限に抑えちゃうよぉ
「知らせてくれてありがとう。さて、敵は丁重にもてなさねばな」
ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)は伝令の役目を果たした毛玉(スフィンクス)を労る様にその頭を撫でてやり、改めて目の前にある敵の群れを物陰から確認する。
『ギョ』
『ギョギョ』
ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)はその姿に思わず二度見……いや三度見。
「って……あれ? 想像した魚と違う……」
築地とかに並んでる魚、だよね?と仲間達に視線で訴えるのも仕方無い。どう見てもあのトループス級、ナイルの巨大魚使いが抱えてるのはマグロである。
「うひゃー、こいつらの相手ってほんとに調子狂うねぇ――」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は髪を掻き上げながら思わずぼやく。
「ナイル川にゃマグロはいないし、半魚人は大アマゾンだっての」
「しかし、またこいつらか……」
ジズは前にも相対した事があるのか、大きく溜息一つついて続ける。
「この世界のナイル川にはナマズのような感覚で普通にマグロが生息してるのか?」
大体歴史改変のせいだと思いたい。きっと生態系も改変されたんだと思いたい。
「ま、クロノヴェーダだからしょうが無い……か」
天狗の仕業、みたいなものである。気にしたら負けだ。
「素直にミイラ再生してりゃあいいのに……あたしには獣神王朝エジプトがわかんないよぉ」
燐寧は思わず首を横に振った。色々手遅れだと言わんばかりに。
「魚だー! 漁の時間だー!」
『ギョギョっ!?』
まず最初に飛び出して行ったのはラズロルであった。
彼の頭上にはパラドクス『ワービルハルバ』で喚び出した無数なる砂の長槍。
「銛漁だー!!」
『ギョエーッ!?』
砂槍に貫かれ、あたふたする魚使い達。それでも息が残った者は必死にマグロの口をラズロルに向けると――
ぴゅぴゅぴゅっ!!
マグロの口から魚が飛び出てきた!
「そんなものこの砂槍の影に隠れ――」
『ギョギョー』
「回遊してきた
!!??」
なんということでしょう。お魚達は真っ直ぐではなくグルッと回ってラズロルの背後を狙ってきたではありませんか。
「こっのっ!!」
咄嗟に砂を壁と変えれば、小魚達は砂壁に頭から突っ込んでジタジタ動けなくなるの図。
『うぐ、なかなかやるでギョざるな(゚д゚)』
「そちらこそ……ってこっち見んな!」
あの面構え、どうにもイラッとするのは何故だろうと思いながらもラズロルは再び砂の槍を喚び放っていく。
「行っくよぉ!!」
燐寧は手にしたチェーンソーの咆吼と共に空高く飛翔した。天には燃える太陽。その光を背負いながら、一気に急降下にて魚使いの不意を討つ様に仕掛けたのだ。
「でぃやぁぁぁっ!!」
燐寧の怒号。それがパラドクス『屠竜技:竜叫の勢』の発動合図。
今だ陸に上がっていない魚使い達の頭上にギザギザの刃が回転しながら食い込み、彼女自身は水面に着水するスレスレで再び急上昇。その刃の奇跡は綺麗にVの字を描いていた。
所謂Vの字斬りに遭った魚使いは最早反撃する前に上半身とが下半身と別れを告げてナイルの中に沈むのだ。
『う、上だ!!』
『ギョう空に敵有り、撃てぇぇ!!』
他の魚使いが仲間が上から奇襲に遭ったと気が付き、マグロを構えてガムシャラに上に向けて放つも。
「下手な鉄砲魚も数撃ちゃ当たると思っちゃ大間違いだよぉ?」
射出され飛んでくる魚も、光を背にした自分を見失っていてそうそう当たるものでも無い。集中攻撃の的になろうとも、燐寧は得物を振り翳し、斬り払い叩き落とせばあっと言う間に魚はつみれの具となっていく。
「さて、ドンドン行くよぉ!」
再び燐寧は上空から地上へ、敵を屠っては戻るの繰り返し。着実に確実に――魚使いの数を減らしていくのだった。
(「砂よ。風よ。私たちに教えてくれ――」)
その間にもジズはパラドクス『轍読み』にて敵の動きを予測するが為の精神集中を行っていた。
たとえ小魚が大量であれ、集中し軌道を読めば――
『ギョ(゚д゚)』
「ええい、絵面が気になって集中出来ん!!」
此処に卓袱台があったら確実に投げ飛ばしていたであろう勢いでジズは絶叫した。魚使い共の顔と言い、ピチピチ暴れているマグロと言い、視覚ノイズが多すぎる。
(「お、落ち着け――奴ら絵面はトンチキだが攻撃は侮れない。絵面はトンチキだが」)
大事な事なので二回繰り返しながら、ジズは再度集中し風の流れを感じ取r――
「……風が!! 魚臭い!!」
視覚のみならず、嗅覚からも集中を掻き乱してくるとは。
「やるじゃないか魚使いめ
……!!」
『……ギョ??』
「やめろ、聴覚からも集中を乱してくるな。もういい、目を閉じてしまおう」
再び集中。視覚を塞いだとて、敵の動きを予測すれば飛んでくる小魚も感知しながら動ける。
(「そうだ、臭いは新宿島で行った寿司が回る店を想像すれば良い
……!」)
鰯、鯖、小鰭――あの小魚は青魚に違いあるまい。そして発射されるその元は――。
「そこか鉄火巻!!」
『ギョー!?』
「ナイル川から外来種を一匹残らず駆除してやる!」
マグロ抱えた魚人に向け、風の刃が的確に撃ち抜かれた瞬間。いっそ川の水全部抜く勢いでジズは吼えた。
(「あれ――外来種駆除に来たんだったか私は」)
冷静な思考は後にしよう。少なくともこのクロノヴェーダと言う存在は、正しき歴史においては間違い無く侵略的外来種なのだから。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
プターハ・カデューシアス
【賽】
可愛らしい伝令が来ました、混乱に乗じシャムスと共に現場に急ぎます
トループスには仲間が向ってくれました
………
(マグロの吐く小魚の勢いや、死んだ目の魚人は見なかったことにし)
さあ、ここから先は通しませんよ!
(ケン・レムにビシッと宣戦布告)
戦場を水中にすると聞きました
ならば!
スライム達を呼び出し【水中適応】発動
これで不利は無い筈
反撃で自らが魚に!?
…え、水中にして不利にするとかそういう技ではないと
とは言え、易々銛で攻撃を受けるわけには行きません
可能なら抵抗して「デンキナマズ」に
にょろっと躱して電撃
シャムスの投網に感心
大漁ですね
夕食は魚料理でしょうか?
他の仲間が駆けつけるまで
此処で抑えて見せます
シャムス・ライラ
【賽】
仲間と情報共有、連携
毛玉殿、お知らせをありがとう
しかし、部下のインパクトが凄すぎて霞む
この首魁はまともなんだろうな
地形の利用、情報収集で戦闘に有利な位置取り
飛翔で飛び回り攪乱
プターハとタイミングを合わせ息の合った連携を
敵が接近した所で
トラップ生成で金属繊維でできた丈夫な網を重ねて被せ、足止めしつつ
ピラミッドコンバットで攻撃
…魚を見たら、網を投げたくなるじゃないですか
敵攻撃はトラップの網で勢いを殺し
飛翔等で間合いを取り可能な限り損害を減らす
水中適応もありがたく
その他有効そうな残留効果は全て使用
プターハの台詞に
ええ、活きは良さそうですが
食べるのはちょっと…と返して
アドリブ等歓迎
可愛らしい伝令に導かれ、敵であるクロノヴェーダ集団の元に更にディアボロス達が駆けつける。
主の元に向かう毛玉にありがとう、と礼を述べたシャムス・ライラ(極夜・g04075)であったが。既に仲間達が戦闘を開始し混乱の最中にあるその場を見て軽く――多分軽くだが絶句。
『ギョー!』
『ギョギョー!』
「………」
プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)はそっと目を逸らす。何あれ。マグロ持ってるし。口から小魚勢い良く吐かれてるし。何より死んだ魚の目してるし。魚人だけど。
シャムスも向こうを三度見くらいしてから首を横に振り、改めてアヴァタール級クロノヴェーダを探さんと宙を飛びながら周囲見回した。
「部下のインパクトが凄すぎて霞むな――この首魁はまともなんだろうな」
『さり気なく失礼な事言ってるな、貴様等』
トループス級と他の仲間達の戦いの喧噪の奥より現れたのは白髪のマミーであった。
『彼らはハトメヒト女神が遣わした勇猛な戦士。そしてこの俺も女神に忠誠捧げし者』
ケン・レムは銛を構えて二人を睨み付け、向こうに見えるサフィーナ・ミウに目をやった。
『僅かながら声は響いて聞こえたぞ。我が女神を愚弄せし輩を赦しはせぬ』
「いいでしょう。私もここから先は通しませんよ!」
さっき遠い目をしていたプターハも、相手がまだマトモそうなお陰かビシッと格好良く宣戦布告を決めた。
『はっ、言ったな? 行け、我が女神の守護魚よ!』
ケン・レムが指を鳴らせば彼の周囲に巨大な肉食魚の群れが喚び出され、まずは宙を舞うシャムス目掛けて飛びかかる――も。
「残念ながらそれは食らいませんよ……!」
シャムスがローブの袖を振り翳し、手を差し向ければ。トラップ生成空間と化している彼らの周りには金属繊維の網が幾重にも張り巡らされており、合図と共に網が魚達による攻撃の勢いを削ぐ事で攻撃を防いだのだ。
『なんだと……?』
同時に突っ込んできていたケン・レムにもシャムスは網のトラップを仕掛ける。無論ダメージとはならないが、その突進を止めて動きを一瞬でも鈍らせれば充分。
「……魚を見たら、網を投げたくなるじゃないですか」
出現するは小型ピラミッド。その力を身に受けたシャムスは網ごと敵を鞭にて鋭く打ち据える!
『ぐ、うぅっ……!』
その見事な網捌きに下から見ていたプターハも思わず感嘆の息を漏らす。
「大漁ですね。夕食は魚料理でしょうか?」
「活きは良さそうですが……食べるのは、ちょっと……」
冗談なのは解っているが、シャムスは苦笑い浮かべて言葉を返す。網でさっきまでかかっていた肉食魚はいまいち美味しく無さそうだったし、目の前の敵は鰭こそ有しているが人間がベースのマミーである筈だ、多分。
『くそっ、魚になるのは貴様等だ!! ハトメヒト女神よ……!』
「おっと……?」
ケン・レムが祈りを捧げるかの仕草を見せたのを見てプターハも身構える。敵は戦場を水中に変えるパラドクスを用いると聞いている。
「ならば――これで如何でしょう!?」
術を編むのはプターハの方が早かった。彼が時空の向こうより召喚せしめたのは青き奔流――。
『どわぁぁぁ
!!??』
ケン・レムを飲み込んだのは青スライム達の群れ、大群。此れ即ち『数の暴力』……いや本当にこんなパラドクスの名前なのだ。シリアスな面したイケオジが使う技には思えねぇ。
「ふふ、これで不利は無い筈」
召喚と同時に水中適応の力も場に満ちるのを感じるプターハ。だがケン・レムはスライムの中から藻掻き這い出ながらも反撃の術を完成させる……!
『女神の軍門に下れ!』
「なっ
……!?」
一瞬で周囲が水中に変換される。それだけなら良いが、同時に不思議な力がプターハを襲うのだ。
(「え……? 水中にして不利にするとかそういうのでは無く
……?」)
魚になるのはお前等だ、と言う台詞は真実そのものだったか。だがあっさり魚化した挙げ句に易々とあの銛で突かれる訳にはいかない。
抵抗するのだ、少しでも優位な魚類に、と。そして――
にょろっ★
『は? ナマズ!?』
ぬめぬめぬらぬら。ぬるっとした鱗肌の上を銛が滑り、そこに。
ビリビリビリ!
『うぐぉぉぉ!?』
「他の仲間が駆けつけるまで……此処で抑えて見せます!」
彼が変化したのはデンキナマズ。放つ電撃で敵を翻弄するその様子にシャムスは思わず二度見した。
「――魚類異種格闘戦ですか、これ」
彼はまだ知らない――鮮魚対決にはこの後にも第二ラウンドがあると言う事を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV2になった!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
クィト・メリトモナカアイス
偵察してくれた人たちの連絡を受けて【飛翔】でトループス級の方へ向かう。
むぅ、あれは。
……なんだろう? 知らない魚。なんで魚抱えてるんだろう……?
んむむむむ、じょうしきのないやつら。
我は優しいのでじょうしきのないやつらに良いことを教えてあげる。
魚と猫なら、猫の方が強い。
というわけで。モナカ突撃型、いくぞー。
召喚したモナカ突撃型に乗って「突撃のラガマフィン」。ついでに【飛翔】でこっちも空を飛ぶ。
モナカ突撃型に跨る我VSマグロに跨る半魚人の空中戦。
空を自在に跳び回って水鉄砲を避け、体当たりでマグロから半魚人を叩き落とす。
ネコタイプにみずタイプはこうかばつぐん。危ないところだった……
コンスタンツ・トパロウル
そんなにトロトロしてたら、あんた等、刺身じゃなくて干物になっちまうよ?
とか挑発して、敵の一部を自身に引きつけよう
でも、あのマグロで殴られたくはないね
だって、この戦いの最中……ずっと魚臭いのはね
挑発に掛かった敵が居たら、逃げるふりして、追ってきた敵へ撹乱、罠使い、地形の利用、爆破を活かし、【トラップ生成】で敵の進行ルート上に、定置網やらマグロ延縄、落とし穴等の罠を仕掛け、敵の分断と足止め、撹乱を試みる
敵の動きが止まったら、動けない敵を一本釣り……じゃなくって、竜滅戦技で吊るして三枚下ろしにでもしてみるかい?
スーパーでマグロの解体ショーってのを見たけど、やっぱアレとは違うね……人型のおまけ付きだし
「むぅ、あれは――」
仲間の連絡を受け、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)が飛翔を用いて向かうはトループス級の元。見えるのは不思議な生き物にしか見えない連中。そして魚。
「……なんだろう? 知らない魚。なんで魚抱えてるんだろう……?」
「おや、援軍到着だね」
そう言って地上よりクィトを見上げたのは哨戒に当たっていた一人、コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)であった。モナカが彼女の側に着陸した所で、二人の周囲にギョギョっと魚使い達が取り囲んで来た。
「もしかしてこいつらが此度の敵なのか」
「そうだね。面白い顔してるし何だってマグロ持ってるんだろうね?」
ククッと笑うコンスタンツに対し、クィトは解せぬと言った表情。
「んむむむむ、じょうしきのないやつら」
『ギョギョ、パラドクスの使い手に言われたくないでギョざるな』
「うるさい。我は優しいのでじょうしきのないやつらに良いことを教えてあげる」
常識覆す技以上に非常識な面構えが何を曰うか、と言わんばかりにモナカは魚人達に指を突きつけてキッパリ告げた。
「魚と猫なら、猫の方が強い」
ゴゴゴゴ……何やら地響きの様な音。魚人達が驚きキョロキョロしていると。
「モナカ突撃型、いくぞー」
気の抜けた声と共にモナカの真下の砂より浮遊球体ガジェットが現れたではないか!
『『ギョギョギョ!?』』
「とつげきー」
猫耳猫尻尾突きの球体はまさにラガマフィンの名に相応しく。モナカを背に乗せると急加速で魚使いの群れに突っ込み、次々と撥ね飛ばして行く!
『ギョエー!?』
『怯むな同士! 我らも騎乗するギョ!』
魚使い達も巨大魚に跨がり空を舞い、魚の口より高圧水砲が発射される!。
一方空を自在に飛び回り駆け回り、水鉄砲を避けながら体当たりで次々撃墜していくモナカ。
> モナカ突撃型 vs. マグロに跨がる半魚人 <
「……凄い空中戦が始まったね」
『……で、ギョざいますな』
地上より見上げるコンスタンツとその他魚使い達。
「で、あんた等」
『ギョ?(゚д゚)』
「ノンビリ見てる場合じゃないだろ? そんなにトロトロしてたら刺身じゃなくて干物になっちまうよ?」
『フギョー!(#゚д゚)』
挑発してみたら蒸し魚になる勢いで怒りだし、手にした巨大マグロをブンブン振り回して抗議を始めた。それこそコンスタンツの狙い通り。向こうでアヴァタール級との戦闘を開始した仲間の邪魔にならぬ様に引き付ける。
(「あー、でも。あのマグロで殴られたくはないね……」)
わざと逃げて見せながら、敵の得物を改めて見る。やっぱりどう見てもマグロ。陸揚げしてからそれなりに熟成されてそうなマグロ。殴られたら絶対魚の臭いが身体について取れない気がする。
「ほーら、魚さん達こちら」
『ギョヒヒ、我らは陸でも水中同様自在に動け――』
る、と言いかけたその時。コンスタンツが徐に地面から伸びたロープを引けば、砂を波と見立てたマグロの定置網が姿を現し、文字通り敵を一網打尽に捕らえたでは無いか。
『ウギョッ!?』
更に網から逃れた連中もズボッと落とし穴にハマっていく。これぞコンスタンツの竜滅戦技(ドラゴンスレイヤーコンバット)――様々な罠を仕掛け、敵の動きを徹底的に阻害し、急所目掛けて叩き込む!
「さて、動けない敵を一本釣り……じゃなくって」
網で吊され隙だらけの魚使いに聖天竜の牙を向け、コンスタンツは意地悪な笑みをも向けた。
「三枚下ろしにでもしてみるかい?」
『ギョー!?』
そこに。ほぼ同時に猫vs.魚の空中大決戦は終わりを迎え、最後の一匹がコンスタンツの側の地面に飛ばされてきた。
「ネコタイプにみずタイプはこうかばつぐん。危ないところだった……」
ふぅ、と額の汗を拭いながらモナカもやってきてガジェットと共に着陸すると、そこには巨大マグロが見事に三枚に下ろされて地面に並んでいた。
「スーパーでマグロの解体ショーってのを見たけど、やっぱアレとは違うね……」
人型のおまけ付きだし、と命尽きた魚使いを見やり。引き付けた分は全て倒せた事に安堵の表情を浮かべるコンスタンツであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】がLV2になった!
【トラップ生成】がLV3になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
テクトラム・ギベリオ
伝令ご苦労、毛玉。
ギョギョと喚いているのは奴らの鳴き声か?本当に居るのだな。初めて聞いたぞ。
…などと謎に感動している場合ではないか。
準備運動は済んだな。行こう。
あの無尽蔵に発射される小魚、見た目のインパクトに騙されそうになるが回遊しながら襲ってくるので厄介だ。
上手く対応せねばこちらが消耗させられる。小魚共を素早く処理し、本体の巨魚使いを叩こう。
毛玉、猫(スフィンクス)の戦い方を教えてやれ。
パラドクス【幻天招殞】で雹と火球を招き、小魚共を一掃する。この場合冷凍保存…いや焼き魚になるのか?
なんだか焦げ臭い…というか香ばしい匂い。
半身がおそらく魚であろう敵に嗅がせるのは酷だったかな。
アドリブ連携歓迎
ナディア・ベズヴィルド
毛玉ちゃん、教えてくれてありがとう
さて盛大にお出迎えをしてやろうじゃないの
魚類なだけにギョギョギョっていうのね。一匹くらい魚の帽子被ってる奴いない?
………うっわ…思い切り目が合った…(思わず目を逸らす
見た目は愉快だけども油断大敵!
ナイルにマグロがいるかなんてもう細かい事を気にしていられない
だって…もう、ねえ。
目の前にいるんだものしょうがないわ
パラドクスで小魚を氷漬けにしていなし乍らそのまま【飛翔】を使い巨大魚使いに迫る
お前のマグロをよこせぇぇぇぇ!!!!
(ぶん捕ったマグロを鈍器として巨大魚使いに振りかぶり落とす)
マグロは 武 器!
使えるじゃない。凍らせたらもっと強力なんじゃないかしら。
「伝令ご苦労、毛玉」
にゃふ。テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は見事に役目を果たしてきた愛猫ならぬスフィンクスを抱き上げるともふっと撫でて労いの言葉をかけた。
「毛玉ちゃん、教えてくれてありがとう。さて盛大にお出迎えをしてやろうじゃないの」
そしてその毛玉に案内されて到着したナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)は早速周囲に残るトループス級の敵を睨み付ける、と。
『ギョ』
『ギョギョ』
じわじわ間合いを見計らう魚使い達の声とその表情。どうも気が抜ける。
「ギョギョと喚いているのは奴らの鳴き声か……? 本当に居るのだな。初めて聞いたぞ」
妙に感動している場合では無いのは重々承知の上だが。テクトラムはそんな事をぼやかずにいられなかった。
「成る程、魚類なだけにギョギョギョっていうのね。一匹くらい魚の帽子被ってる奴いない?」
『ギョギョ??(゚д゚)』
「………………うっわ」
思い切り目が合った。生きてるのに死んだ魚の目。ナディアは思わず目を逸らす。
「準備運動は済んだな。行こう毛玉」
戦うのはテクトラムよりむしろ毛玉。フンスと気合充分。お魚に負ける訳には行かない。
「見た目は愉快だけども油断大敵!」
『我らの顔が愉快だなんて失礼千万でギョざるな』
「――ナイルにマグロがいるかなんて」
それも含め、もう細かい事を気にしていられない。愉快な喋りもナディアは必死にスルーした。
だって――もう、目の前にいるんだもの、マグロが。ピチピチと。
『撃ち方、構え!!』
マグロ使い達が一斉に手にした強大なそれの口を二人に向けると。
ぴゅぴゅぴゅっ!!
無尽蔵とも言える小魚がまるで機関銃の様に発射され、二人に襲いかかる!
「くっ……!」
初撃を手にした武器で叩き落としながらテクトラムはその小魚の本質を理解する。
見た目のインパクトが酷くて騙されそうになるが。当たらなかった分は空中をイワシの様に群れなして回遊し襲ってくる。非常に厄介な事この上ない。こうして周囲に周囲しながら背後取られぬ様に対応し続けるのは消耗するだけ。
「毛玉、猫(=スフィンクス)の戦い方を教えてやれ!」
「にゃっ」
テクトラムの足元で顔をこしこしと洗う仕草。招いているのは敵では無い。この毛繕いこそテクトラムと毛玉のパラドクス・幻天招殞!
『ウギョォォォッ
!!??』
降り注ぐ雹と火球が小魚達を氷漬けにし、一気に焼き魚にし、その向こうの魚使いまでにも凍傷と熱傷を与えていく。
「……なんだか焦げ臭……いや、香ばしい匂い」
心なしか、毛玉がうっとりヨダレを垂らしているように見えなくも無い。
『ギョヒー!? 同士が焼き魚に、なんて酷い事を……!』
「……敵に嗅がせるのは酷だったかな」
あの連中も半分は魚みたいなものだし……なんて事を思うテクトラム。
一方ナディアも使うは冷気。エジプトの熱い気候を塗り替えるが如く放たれるは凍明の息吹。
発生した冷気の嵐が空中を泳ぐ小魚の群れに当たれば氷漬けの魚が砂の上にボトボト落ちる。
その隙にナディアは飛翔にて一気に魚使いまで距離を詰め、そして――吼えた。
「お前のマグロをよこせぇぇぇぇ
!!!!」
『ギョバァァァ!?』
衝突と同時にハイキックの一撃。思わず魚使いが手放し、宙を舞ったたマグロの尻尾をむんずと掴み。
「うりゃあぁぁぁ!!」
振りかぶり、マグロで近くの魚使いをぶん殴る!!
『ギョエェ!?』
「マグロは! 武器!!」
正確に分類すれば恐らく鈍器なのは間違い無い。殴った瞬間、雹の弾をもぶつけてやったしトドメもバッチリ。
「まぁ使えるじゃない、マグロ」
尻尾掴んだままナディアは笑む。びちびちばたばたとマグロは必死に抵抗しているも何のその。
「凍らせたらもっと強力なんじゃないかしら」
『……!!』
びっちびっちばったばった。
言葉の意味でも解ったかの様に必死に抵抗する巨大魚を押さえつけながらマグロ無双を開始したナディア。もう誰も彼女を止められない。
そうして。冷凍マグロと炙りマグロが大量に出来上がった所でトループス級が完全に一掃された事を確認する。
残るはアヴァタール級のみ。この防衛戦ももう少しだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】がLV3になった!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
ラズ(g01587)と絡みつつ
連携、アドリブ歓迎
お、さかな……
残すは部隊の首魁だが……こっちも魚か……魚ばかりだな
今日は豊漁か?
うん、ナイルの恵みということにしておこう……
偵察、観察しつつ敵の動きを把握
【飛翔】し空中戦を
水中戦を挑まれる前に、敵を観察
敵の分身を宙に描き出して攻撃させる
水中空間にも分身を伴う
反撃には魔力障壁を展開し防御しつつ
翼を羽搏かせるよう鰭を動かし華麗に回避を
魚に変じるなら……イルカがいいなあ……この間水族館で見てきたんだ
哺乳類なのは突っ込まないで
イルカに似た何かなのかも
誰だこんなところに網投げたの……絡まってる
乱獲はいけない
大丈夫、さっき描いた分身が攻撃しといてくれるはず
ラズロル・ロンド
エトヴァや皆とワチャワチャしつつ
倒す!この魚群を倒した先に目指すテーベがあるんだぁぁ
やっとあの顔から脱せた…と思ったら次も魚人かっ
ああ、君はまだマシなんだね
と同情の目で見ておこう
って、プターハ君その姿は…ナマズっ
親近感湧くな…
似たのよく食べてたし
って、流石に揚げたら美味しそうとか思ってないよ?
うん、全然!
あ、攻撃攻撃
水中戦になるなら好都合
リヤーフマジュラで風を混ぜて
渦巻に巻き込んで斬り刻んでやれ
あ…反撃の魚化は
…魚はちょっと…と強く思ったら頭だけ魚に!
ギョギョッ(゚д゚)
こんなの嫌ギョーッ(゚д゚)
ギョッ!エトヴァが網に
や、僕敵じゃなから
ほら、狐耳あるでしょ!?
…我ながらヤベーな!
よし、殺ろう
「――倒す!」
魚使いの猛攻を勢いに任せて抜けてきたラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は絶対的信念を素の胸に抱き駆ける。
「この魚群を倒した先に目指すテーベがあるんだぁぁ!!」
魚群。敵はどいつもこいつも魚。川の側だからって砂漠の世界がこんな魚だらけで良いものか。きっとこの辺の民衆に愛されているハトメヒトが悪い。全部悪い。
このおさかな天国……いや地獄は、先に敵集団の統率者の元に到達していたエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)もその整った顔が引き攣る程のものであった。
「お、さかな……」
やっと出た声がこれである。雑魚集団が文字通り魚なのは見たが、こっちも魚。
「魚ばかりだな……今日は豊漁か?」
『本来ならそれは俺の台詞の筈だったのだが』
ケン・レムはゆらりと銛を手にディアボロス達の前に立つ。生前は漁師であったこのマミーは、今は神の敵を倒し捧げる事を己の使命と心得ているらしいが。先行して戦ったディアボロス達に相当痛めつけられたらしい。
例えばびちばたする体力を失って砂の上に放り出されてるデンキナマズとかに。
「ってプターハ君、その姿は……ナマズっ!?」
ラズロルは絶句する。姿は変われどそれが仲間の変わり果てた姿なのは瞬で理解したのだ。
「親近感湧くな……似たのよく食べてたし」
「――ラズ??」
エトヴァは怪訝そうに問う。何かさり気に妙な事口走ってないか?と視線で告げれば、それに気付いたラズロルは慌てて首を横に振った。
「って、流石に揚げたら美味しそうとか思ってないよ?」
「…………。本当に、か?」
「うん、全然!」
視界の端向こうではナマズが元の竜人に戻りつつ他の仲間に回収された。多分仲間の到着まで足止めしてたんだろう、とエトヴァは感謝の念を送りつつ。
「で。やっとあの顔から脱せた……と思ったら次も魚人かっ」
ただし随分マシだとラズロルは何処か安堵した。あの顔(゚д゚)はもうお腹いっぱい胸いっぱい。
「あれに囲まれて率いなきゃならないなんて君も大変だね……」
『待て、なんだその目は。俺に同情なぞするな……!』
その反応にエトヴァは思った。流石に女神に与えられた部下とは言え苦労はしていたのだろうな、と。
エトヴァは背の翼を大きく広げて宙を舞えばケン・レムもそのヒレの様な部位を広げながら後を追う。
『空に逃れたとて、俺の銛から逃れられるものか!』
「残念ながら……逃げたつもりは無いのだがな」
むしろ攻撃を仕掛ける為と言えよう。エトヴァの手にした絵筆が滑らかに踊る。空中に描かれたそれは目の前にいる白髪の青年マミー。リアライズペイントは描いた敵の姿が実体化し、被写体たる本物を攻撃する妙技。
『な
……!?』
「じっくり観察させて貰ったからな。どうだ、男前に描けていると思わないか?」
今日も上出来の分身を生み出せたのではなかろうか。銛に突かれるケン・レムの姿を見てエトヴァは余裕の笑み浮かべ。更にそこにラズロルが風刃の魔術を編み、場が水に覆われる前に放つ。
「渦巻く刃よ敵を斬り刻め!」
『ハトメヒト女神よ、その加護を御業を此処に!』
ケン・レムが場を水中空間に変換する。が、ラズロルの放ったパラドクス『リヤーフマジュラ』には好都合。その水すらも渦と成し、風を混ぜ切り刻む!
『うぐぅぅ
……!?』
水中適応の残留効果があれば水中であれどディアボロス達の動きに支障は無い。
だが問題はこの水には――ケン・レムのパラドクスには呪いの如き効果があると言う事。
「む……?」
魔力にも似た力が注がれるのをエトヴァは感じる。そこにケン・レムが銛を手に鋭い刺突を仕掛けて来たのが見えた。エトヴァは大きく背の翼を羽ばたかせる様に身を動かし、辛うじてその攻撃を回避した。
『……見た事のない魚になりやがって……』
ケン・レムが舌打ちしながら振り返る。そこでエトヴァは己の身が変化している事に気が付いた。
「……イルカ??」
確かに、どうせ変じるならイルカが良いとか思っていた。多分こないだ水族館で見てきたからだ。
……いや、イルカは海の生物だ。そもそも哺乳類だ。イルカに似た何か違う魚かも知れない……等と思考を駆け巡らせていたその時。
――ばさ。
「誰だこんなところに網投げたの。魚類の乱獲はいけない」
じたじたばたばた。多分さっき仲間がトラップ生成で作った網。イイ具合に尾ビレに絡まって取れない。
「ギョッ! エトヴァが網に」
そこに現れたのは魚の頭持つ怪人の驚く姿だった。
「はっ!? 魚使いめまだ残っていたのか!」
「や、僕敵じゃなから! ほら、狐耳あるでしょ!?」
その声は、紛う事無くラズロルであった。
……説明の為に、ほんの少しだけ時を戻そう。
「魚は、ちょっと……!」
魚化の力がラズロルを襲った時、彼はそう強く願った。その時彼の脳裏に過ったものが多分マズかったのだ。
「ギョギョッ(゚д゚)」
なんということでしょう。よりによってさっきの連中の顔が思い浮かんだ結果、頭部だけが魚になってしまったではありませんか。
「こんなの嫌ギョーッ(゚д゚)」
「――と言う訳だギョ」
「狐耳だけ残ってるのもまた悲惨だな。ところで口調まで魚になっているが」
「おっと………我ながらヤベーな!」
エトヴァに引っかかった網を外したラズロルは慌てて口を押さえ、そして改めて敵に向き直る。
「お陰でうっかり攻撃されずに済んだみたいだけど」
『魚使いの残存兵だと思ったじゃないかクソッ』
ケン・レムは銛を構え直し、イルカもどきと魚使いもどきになった二人を睨み付けるが。
「よし、殺ろう」
姿がどうであれ、ディアボロスとしての力が損なわれる事は無かった。ラズロルは再びリヤーフマジュラの術を編む。
「流れる水に風の力を――進め!」
風の力を推進力に変え、刃の渦と共に突撃するラズロルと。
「さっき描いた分身はまだ残っているぞ!」
リアライズペイントで作られた実体持つ絵にエトヴァが命じ、その攻撃がケン・レム本人に向かうのは同時!
『ぐ、はぁぁっっ!!?』
己自身の刺突と、風刃伴った突撃とを受けたケン・レムはその青い肌を赤く染め。
『――女神よ、力及ばぬ俺を赦したまえ――』
フッと彼らの周囲に展開していた水中領域が消え失せ、ラズロルとエトヴァは元の姿に戻る。
祈りに似た言葉を残し、ケン・レムは息絶えたのはそれとほぼ同時の事であったのだ。
魚に満ちた戦いを終えたディアボロス達はサフィーナ・ミウに戻ると再びテーベに向けて砂の海を航行する。
獣神王朝の首都まで、あと少し。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【水中適応】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダブル】がLV3になった!