死者に愛を(作者 凪未宇
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#獣神王朝エジプト  #ギザのピラミッド神殿~『死者の書の間』へ  #ギザのピラミッド神殿  #アヌビス神  #死者の書の間 

 美しい死者の書の壁画に囲まれたその部屋に、無数の人々の魂が集まりエネルギーの渦を作っていた。
 そこは、死者の書の間。
 魂は救いを求め、壁画の向こうに居る神に縋りつく。
「復活を望む魂よ、永遠を望む魂よ、エンネアドを崇めよ、エンネアドに服従せよ」
 荘厳な空気を纏いし声が、天より死者の書の間に響く。
 偉大なる、アヌビス神による信託である。
「さすれば、汝はリターナーとして蘇り、永遠の命を得る事が出来るだろう」
 魂は、その声に震え歓喜し、涙した。
 やっと、死して長く耐え続けた念願が叶うのだ。
 魂たちは、やがて神託に導かれ蘇るべき場所へ飛んでいくだろう。
 そして新たなリターナーが、誕生するのであった。

「皆さん、お疲れ様なのです。ギザのピラミッド神殿の探索が短期間で、成果を上げる事が出来たのです」
 ディアボロスの活躍に喜びながら、蒼狐・珠萌(猫狐な天使・g03640)はスケッチブックを広げた。
 描かれているのは五十メートル四方の大きな広間。『死者の書の間』である。
「今なら、敵が防備を固める前に、ギザのピラミッド神殿の中核『死者の書の間』に向かえるのです。この『死者の書の間』は、部屋そのものがクロノ・オブジェクトになっているのです」
 そこに至るまでの通路には、クロノヴェーダの守護者達が配置されており。
 守護者となるクロノヴェーダは死者の書の間の力で強化されているが、守護者達を倒せば、その力を弱めていけるだろう。
 クロノヴェーダに力を与えている『死者の書の間』の力は、ピラミッド内に集まる『リターナーとなる前の無数の人間の魂』によるものである。
「もしも彼らが『死者の書の間』による復活を諦める事が出来れば、戦わなくても勝利を収められるかもしれないのです」
 でも、今のエジプトの根底を考えれば、この強力な信仰心を抱き復活を望んでる彼らを説得するのは、極めて困難だろう。
 それは彼らに、生き返るなと告げるようなものなのだから……。
 いずれにせよ、この戦いで勝利すれば、獣神王朝エジプトの根幹である、死者がリターナーとして復活するという現象を阻止する事ができる。
 既に復活した者や、別の経緯で復活するリターナーは今後も変わらず現れるだろうが、大きな信仰を揺るがし獣神王朝エジプト全体に大きな影響を与える事が出来るはずだ。

「『死者の書の間』は、非常に強固な守護の力を帯びており、単に到達しただけでは破壊できないのです」
 ここを破壊するには、まずその力と結びついた守護者が一つ『バステト・メル』を倒せば、その守護の力を弱めることが出来る。
 だが守護者は、『死者の書の間』の力で大幅に強化されており、護衛の『クリスタルスカル』もいるため、かなりの激戦となるだろう。
 この一戦一戦が『死者の書の間』の破壊に繋がっているので、皆で協力し勝利を掴み取って欲しい。
「『死者の書の間』に集まり捕らえられた人々の魂を説得する事でも、力を削ぐことができるのです。でも……」
 珠萌は悩むように言葉を濁した。
 果たして、彼らに死後の復活というのは偽りで、リターナーにならずにそのまま穏やかに死すことが正しいのだと、納得させる方法や説得があれば良いのだが。根底にある価値観を覆す、ましてや魂となって復活を待つ者に届くような言葉となると難しいのではないだろうか。
「『死者の書の間』に突入すると、ジェネラル級エンネアド『アヌビス神』の神託が響いてくるのです。放っておいてもいいし、強く呼びかけたら少しは反応があるようなのです」
 得られるものはないと思うが、挑戦してみるのも良いかもしれない。

 黄金都市で『大いなるトート』の撃破に成功しており、事態は順調に進んでいるのではないだろうか。ここで、『死者の書の間』を破壊すれば、大いなるトートを失った今、それを修復することは極めて困難だろう。
「この戦いに勝つことができれば、獣神王朝エジプトの解放に大きな一歩を踏み出せるのです」
 大変だけど頑張りどころだと言って、珠萌はスケッチブックを閉じた。

 美しい毛並みの身体と尾を揺らし、堂々とした歩みでバステトは死者の書の間へ向かう。
 カラカラカラと周囲に転がり舞うクリスタルスカルの報告を受け、目を細める。
「分かってるのにゃ。おみゃえ達は、いつものように通路ににゃんで一斉に襲撃すればいいのにゃ」
 承知致しましたと答えるスカルは、カラカラ楽しそうに十三の編隊を二つ作りながら、何処かへと飛んでいった。
「にゃんだか忙しくにゃって来たにゃ。でも、にゃんは負けにゃいにゃ。死者の書のみゃの力、そしてアにゃ……アヌビス様の為にも」
 キリッと遠く虚空を見上げるバステトは、誇らしげに向こうに居るであろうアヌビスを見つけ、忠誠に尾と背を伸ばすのであった。



 獣神王朝エジプトの強力なクロノ・オブジェクト『死者の書』の周囲に漂う、一般人の魂を説得し消滅させます。
 一般人の魂は、死後の復活を宗教的に信じており、またエンネアドの実在によって信仰が補強されている為、説得は極めて困難です。

 この選択肢をクリアしなくても、『死者の書の間』の守護者に勝利すれば、死者の魂は消滅します。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。



特殊ルール 【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。
👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【セルフクラフト】
2
周囲が、ディアボロスが、一辺が1mの「コンクリートの立方体」を最大「効果LV×1個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。

効果2

【ダメージアップ】LV4 / 【ガードアップ】LV4 / 【反撃アップ】LV3 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV3 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

凪未宇
皆様、こんにちはです。凪です。
獣神王朝エジプトにて、死者の書の間の守護を弱めてください。

今回、苦戦も基本執筆致します。内容によっては怪我も発生しやすいです。
パラドクスに紐付かない技能のみのプレイングは有効ではありません。ご注意ください。

①:死者の魂の説得
 クリアしなくてもいい選択肢です。成功を達成すると他の選択肢をクリアしていなくてもシナリオが終了します。
②:アヌビス神との会話
 クリアしなくてもいい選択肢です。余程興味を引くような内容でない限り、アヌビス神は質問に答えません。

※技能だけでは、パラドクスや残留効果のような効果は得られず使えません。
※どんな台詞や心情で参加しているのか、キャラらしさを多く書いてあると嬉しいです。

作業日や状況等は、マスターページにてご確認くださいませ。
それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
80

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


プターハ・カデューシアス
蘇り現象を追い
遂にここまで辿り着きました

もう繰り返してはいけない
静かな怒り

復活への希望に満ちた魂を説得するのは難しいでしょうが
少しでもこの蘇りの根幹を揺るがせたのなら

「桜散春風」で神の信託と魂を【通信障害】で遮断
復活間近の魂を選び対話
直接触れることが出来れば、その者の人生を垣間見ることが出来ますでしょうか?

名は魂
その者の名を呼び、人生や復活後の希望もしっかり聞きます
その上で復活した後の話を

私は「復活したが故」悲しい目に遭ってきた事例を数多く知っている
そして信じる神は、君に最終的に神の兵となり「魂の死」を望む事も
事例を交え穏やかに語る

果たしてそれは幸せな事か?
もう一度考え直して欲しい

アドリブ歓迎


ネリリ・ラヴラン
彼等に蘇らせて貰えなかったのと、蘇らせられなくて良いのとは違うよね。
一人でも多くの、魂の安息を望むわ。

ここにいるみんなは、争いのことや、命を失う恐怖を知っているんだよね。
リターナーになって蘇るってことは、その世界に戻って、永遠に過ごすってことだよ。

実際にリターナーさん達と、戦った時のことや、砂漠で苦しんだり、人と一緒に暮らすにも苦労してることを語るね。
命が永遠でも、心は痛むんだよ。

わたしはね、神様が導いてくれるのは楽園だって聞いたわ
彼等に仕えて永遠に争い続ける世界とはきっと違う、もっと遠い別の世界。

もう、辛い想いは十分したのだから、静かに眠って本当の神様がくれる明日を待っていて欲しいよ


●死者の魂
 静謐な空気の漂うギザのピラミッド神殿の通路を歩きながら、彼らは思う。
 死とは何か……命とは何か……。
 最初のきっかけは何であっただろうか。もしかすると、自分自身がディアボロスとなった巡り合わせた運命が既に始まりだったのかもしれない。
(「蘇り現象を追い、遂にここまで辿り着きました」)
 プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)の胸に揺らめくのは、静かな怒り。
 ――もう繰り返してはいけない。
 そう強く思うのは、いくつもの苦しみを目の当たりし体験してきたからだろう。
「彼等に蘇らせて貰えなかったのと、蘇らせられなくて良いのとは違うよね。一人でも多くの、魂の安息を望むわ」
 少々怖い表情になっていたのだろう。ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)が、落ちつかせるよういつもの調子で話しかけ、プターハは紳士の表情を一瞬戻し、前方の渦巻く魂達を見つめた。
(「復活への希望に満ちた魂を説得するのは難しいでしょうが、少しでもこの蘇りの根幹を揺るがせたのなら……」)
 辺りに電磁波を纏う桜吹雪を舞わせながら、復活間近の魂にプターハは手を伸ばす。
 直接触れることが出来れば何か、その人生を垣間見れないだろうかと思い立ってのことだ。
 垣間見ることが出来るかは不明だが、魂達も人に触られたくはないのだろう。漂い揺らめきながら、スルスルと逃げていく。
「ここにいるみんなは、争いのことや、命を失う恐怖を知っているんだよね。リターナーになって蘇るってことは、その世界に戻って、永遠に過ごすってことだよ」
 ネリリが話しかけても魂達は変わらず揺蕩い渦巻いて。
「私は『復活したが故』、悲しい目に遭ってきた事例を数多く知っております。そして信じる神は、貴方がたを神の兵とし、最終的に『魂の死』を望むのです」
 今までに体験した様々な事例を、穏やかな口調でゆっくりとプターハは語り掛けた。
「リターナーさん達は、とっても苦しんだり苦労していたの。命が永遠でも、心は痛むんだよ」
 実際に戦った時のこと、砂漠であったり、人と一緒に暮らすことであったり。何を見て来たか語った。
『……何を言っているの?』
 魂は答える。
『僕たちは蘇る。そして永遠に神に仕えることが出来るんだ』
「わたしはね、神様が導いてくれるのは楽園だって聞いたわ。彼等に仕えて永遠に争い続ける世界とはきっと違う、もっと遠い別の世界」
 必死にネリリは、彼らに声を届けた。
『何て名誉なことなんだろう』
『死ぬしかなかった私達が、神様のお役にたてるのよ』
 震えて歓喜し渦巻きながら、魂達は壁へと集まっていく。
「果たして、それは幸せな事なのでしょうか? もう一度、考え直してください」
「もう、辛い想いは十分したのだから、静かに眠って本当の神様がくれる明日を待っていて欲しいよ」
 プターハの声も、ネリリの声も十分届いていただろう。
 しかし、ここ獣神王朝エジプトでは、蘇ることは信仰の賜物で名誉な事。
 彼らは本当に心の底から、この世界の神を信じ信仰しているのだ。それが当然だと決して信じて疑っていない。
 初めからこれは日常で普通なのだから、彼らからすればこんな話をしてくるディアボロスは異端者にしか見えないのだろう。
 やがて、魂達は相手にするのも面倒そうに、復活を待つ列へと戻っていった。
苦戦🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

冰室・冷桜
こちとら短い命でも持て余してるってーのにそれが死んでも終わらんとかマジ勘弁ですわ
ま、敵さんと会話できるかもーってー機会ですし、ちっと頭捻ってみますか

アヌビスせんせー、しつもんでーす
永遠の命とか復活の何が素晴らしいんですかねぇ?
楽園や天国でーってんならまだ分からなくもねーっすけども、生き返ってもまた神様に使い潰されるだけでは?
神様に使い潰されるのも幸福なんて言うかもだけど、アタシら如きに邪魔されて、使い潰した挙句に碌な成果も生まれてない気がするんだけど、そこんとこどーですかぁ?
神様に身を捧げるのはよくてもドブに捨てるのは、ねぇ……
それに神様一人の神託じゃ説得力不足ってか、人手不足?


プターハ・カデューシアス
アヌビス神の信託を聞き
今までの事件を思い出して

「復活を望む魂よ、永遠を望む魂よ、エンネアドを崇めよ、エンネアドに服従せよ」
成る程エンネアドに都合が良い「契約」ですね

これで蘇ったリターナーを信仰という鎖で縛り
強固な信仰はエンネアドの「力」となるわけですから
そして必要ならばその魂を変化させて自らの従順な兵とすれば良い

清々い程、貴方方にとって都合の良いシステム

永遠の命
与えたと言う割に酷い捨て駒として利用していたではないですか
生き埋め、同士討ち、不眠不休の探索…
ああ、それは「試練」とやらに勝てなかったその者が悪いと言う解釈ですか?

蘇りの先に希望が無いのなら
そこは地獄です

魂達にも届くよう話しかけましょう


イシュア・アルミゴス
ようは使い勝手がいい奴隷が欲しいだけでしょ?
君らエンネアドが間違っているだから復活するなとは残念だけど
言えない。生き返りたいまだ生きていたいって思うのは当然だからね
だからって見過ごせない。永遠の奴隷としてただ生き続ける生なんて悲しいよ

君らってさあ、信仰がそのまま力になるんだったら
信仰がなくなったら何が残るの?自分達を永遠に信仰し続けるマミーさえ
居れば信仰が途絶えることは無いって考えた?結局欲しいのは
手っ取り早く信仰を集める手段なんでしょ?

復活とか永遠とか言葉を取り繕うなよ
リターナーからしかマミーが作れないから復活させているだけだろ?
素直に言えよ、結局君も信仰が無ければここに居る魂と一緒なんだよ


●神の声
 死者の書の間に神託の声が響く。
『――復活を望む魂よ、永遠を望む魂よ』
 荘厳な声が天より降り注ぎ、集まる魂達が震え喜ぶ。
「こちとら短い命でも持て余してるってーのに、それが死んでも終わらんとか、マジ勘弁ですわ」
 口の中で棒付きの〈飴ちゃん〉を転がし、冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)は死者の間の魂と響く神託に目を細めた。
(「ま、敵さんと会話できるかもーってー機会ですし、ちっと頭捻ってみますか」)
『崇めよ、服従せよ……』
「……成る程エンネアドに都合が良い『契約』ですね」
 アヌビス神の信託を聞き、今までの事件を思い出しながら、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)は天に向かって声を上げた。
『神に支配された人間は、死の恐怖から解き放たれた。改竄前の人よりも幸福を得ている……』
 祈ればいい。祈るしかない祈りを神に捧げ、祈りと共に生きるだけでいい。
「アヌビスせんせー、しつもんでーす」
 冷桜が手を上げ、少し大きめに呼びかける。
「永遠の命とか復活の、何が素晴らしいんですかねぇ? 楽園や天国でーってんならまだ分からなくもねーっすけども、生き返ってもまた神様に使い潰されるだけでは?」
『この獣神王朝エジプトでは、全てが肯定されるのだ。虚偽だと否定された信仰も全て』
 響くアヌビスの神託の声は、ディアボロス達など意に介さずこの歴史の素晴らしさを口にする。
「永遠の命……与えたと言う割に、酷い捨て駒として利用していたではないですか。生き埋め、同士討ち、不眠不休の探索……ああ、それは『試練』とやらに勝てなかったその者が悪いと言う解釈ですか?」
 興味無さそうに響く声に、プターハは段々と声を荒げ、今この場にアヌビスが居れば飛び掛かりそうな勢いだ。
「ようは使い勝手がいい奴隷が欲しいだけでしょ?」
 君らエンネアドが間違っているから、復活するなとは残念だけど言えないと、イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)は、復活を心待ちにしている魂達を見上げた。
 魂達は事態を見守るように、いや神を信じ渦巻いている。
『信仰が足りなければ届かない。信仰が足れば、蘇れる。それだけだ』
「神様に使い潰されるのも幸福なんて言うかもだけど、アタシら如きに邪魔されて、使い潰した挙句に碌な成果も生まれてない気がするんだけど、そこんとこどーですかぁ?」
 挑発気味に冷櫻は煽るも、アヌビスは答えない。
 元々答える道理も何もないのだろう。怒りが部屋に溢れてくる感じは無いので、やはり何も感じていないのだろうか。
「神様に身を捧げるのはよくてもドブに捨てるのは、ねぇ……それに神様一人の神託じゃ説得力不足ってか、人手不足?」
「蘇ったリターナーを信仰という鎖で縛り、そして強固な信仰はエンネアドの『力』となるわけですから。そして必要ならば、その魂を変化させて自らの従順な兵とすれば更なる信仰が集まるというわけですね」
 清々い程、貴方方にとって都合の良いシステムだとプターハは見えないアヌビスを睨み上げる。
「蘇りの先に希望が無いのなら、そこは地獄です」
 この会話の一端で、少しでも魂達が動かないだろうか。そんな淡い期待も込め、話しかけ。
「生き返りたい、まだ生きていたいって思うのは当然だからね……だからって見過ごせない。永遠の奴隷として、ただ生き続ける生なんて悲しいよ」
 アヌビスの声はゆっくりと響く。
 だがこれはディアボロスに答えているというより、魂達への言葉にも聞こえる。
『全ては神威の範疇である。神によって理不尽な罰を与えられることは、人間達自身の望みでもあるのだ』
 罰は与えられるべくして、与えられる物。不出来にして、未熟にして、無価値な物に罰は必要なのだと。
 人間自身がそう考えているから、下される。全ては信仰の賜物……。
「……君らってさあ、信仰がなくなったら何が残るの。結局欲しいのは、手っ取り早く信仰を集める手段なんでしょ?」
 マミーさえ居れば信仰が途絶えることは無いって考えたかと、イシュアは問う。
「復活とか永遠とか言葉を取り繕うなよ。リターナーからしかマミーが作れないから復活させているだけだろ? 素直に言えよ、結局君も信仰が無ければここに居る魂と一緒なんだよ」
 何てことを言うのだろうと、魂達は恐れ多そうに震え。同じ不信心者と思われたくないと、ディアボロス達を避けるように壁へと集まった。
『リターナーはリターナー。マミーはマミー。それだけだ』
 アヌビスは興味を失ったように、再び魂達に祈り信仰するよう声を掛ける。
 死して次に目を開く時には、朝を迎え目覚めるように起き上がるだけだと告げ、アヌビスの声は完全に途絶えた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV2が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!

十埼・竜
…無駄だとわかってても
ぼくは彼らに声をかけないわけにはいかないんだ

神の声を電波ででたらめに【撹乱】
縋るものをなくした動揺を【観察、情報収集】
ぼくの【演説】の声も、邪魔な声が〈通信障害〉で聴こえなければ
少しは通りやすいかな

きみたちがずっと待ってたのはわかるよ
どんな風になれると思ってた?
そうして、きみたちは永遠に服従し続けるの?
どんなにひどいことをされるか、しなきゃいけないか
きみたちはもう知ってるはずだ

「永遠」なんてないから「最悪」だっていつか終わるんだ
きみたちが欲しかったのは、自由と安寧なんじゃないの?

どんなに望んでも、終われずに永遠に囚われるのは
(ぼくの、先輩みたいに)
…とても、辛いってさ。


日金・陽洋
…ここにいる魂達は、何を聞き、何を思いここで待っていたのか
永遠の命を得る…おそらく魅力的な事だろうが…それを得て望む事は何だ

…俺は復活を勧めない
その先にあるのは永遠の、本当の服従だからだ
神に使い捨てられる前提の、な

俺もどうやらこの世界で神を信仰し、復活した身のようだが…今は、一人の顔だけを除いて思い出せない
家族も、故郷も、信仰していた神とやらも、な

信仰した神が全人皆を救う神なら、俺をも救ってくれるはずだろう?
信仰心がないせいだと言うなら…そんな俺が、どうして今、ここで生きている?

…この矛盾が、俺が生きている不自然が分かるか
そして…お前達の救いとは何だ?
永遠に服従し続ける事は…きっと、死より辛い


●届けたい声
 神の声を電波ででたらめに、縋るものをなくした動揺を見極め。
(「ぼくの声も、邪魔な神託が聴こえなければ少しは通りやすいかな」)
 ジャックした電波にのせて、十埼・竜(スカイセンサー・g02268)は魂達に届ける。
(「……無駄だとわかってても、ぼくは彼らに声をかけないわけにはいかないんだ」)
「……俺は復活を勧めない。その先にあるのは永遠の、本当の服従だからだ」
 ここにいる魂達は、何を聞き何を思い、ここで待っているのだろうのか。日金・陽洋(陽光・g05072)は、魂達を見上げ思う。
「永遠の命を得る。おそらく魅力的な事だろうが……それを得て、望む事は何だ?」
 魂達は、やはり不思議そうに揺らめく。
『わたしたちは、一生懸命生きて、祈って神様に導いて貰うのです』
『勿論、やっと死ねたので、後は神様の導きで認められて生き返るんですよ』
 この人達は、何を当たり前の事を言うのだろう。
 そんな雰囲気で、魂達は答える。
「きみたちが、ずっと待ってたのは分かるよ。どんな風になれると思ってた? そうして、きみたちは永遠に服従し続けるの?」
『はい。神に仕えることが出来るんですよ』
 魂は輝きを増し、順番を待ち望んでるようであった。
「どんなに酷いことをされるか、しなきゃいけないか。きみたちはもう知ってるはずだ」
「神に使い捨てられる前提の、な」
 竜と陽洋は、言葉を重ねていく。
「俺もどうやらこの世界で神を信仰し、復活した身のようだが…今は、一人の顔だけを除いて思い出せない。家族も、故郷も、信仰していた神とやらも、な」
 それは可哀想だと、魂達は陽洋に優しく答える。
「信仰した神が全人皆を救う神なら、俺をも救ってくれるはずだろう。信仰心がないせいだと言うなら……そんな俺が、どうして今、ここで生きている……この矛盾が、俺が生きている不自然が分かるか?」
 大丈夫。もう一度、死んで蘇らせてもらえばいいのだと。
『きっと足りない信仰心に苦しんでいるあなたに、神様が機会を下さったのですね』
 何て神は慈悲深いのだろう、何て羨ましい。魂達は羨望するように、震えた。
 話が、どこまでいっても平行線な気がする。
 この世界では、初めから絶対的な神が居て、当然のように信仰し。死せば生き返るのが当然。そして多くの試練を超え、マミーに覚醒するのも当然。
 この世の理に反する、疑問を持つことがおかしいのだと、信じ切っているのだ。
「『永遠』なんてないから、『最悪』だっていつか終わるんだ。きみたちが欲しかったのは、自由と安寧なんじゃないの?」
「……お前達の救いとは何だ?」
 自由も安寧も望んでいない、信じる神に従えることこそ至福。
「永遠に服従し続ける事は……きっと、死より辛い」
 届かない歯がゆさに、陽洋は目を伏せた。
「どんなに望んでも、終われずに永遠に囚われるのは……とても、辛いってさ」
 慕う先輩の姿を思い浮かべ、竜は悔しさを滲ませる。
 この歴史で生まれ育ち、これが正しい暮らしだと信じている。そんな人達を、復活を街望む人達の気持を変えることは、やはり容易ではないようだ。
苦戦🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

シル・ウィンディア
うーん、復活とか、永遠の生とか…。正直、よくわからないんだよね。
神様の元に行くとしても…
それって、自分が自分として復活ができるのかな?
魂の自分は、自分が自分じゃなくても、喜ぶのかな?

ん-、わたしはヤダなぁ。
だって、自分が自分じゃないって…
それって、全然別の人として生きるってことだよね?
神様に仕えるとしても、わたしは、わたしであることを望みたい。

服従の生に何の意味があるの?
ほんとに、神様の為にってことなら、自分で自我をもって仕えないと。

ね、教えて?
自分として生き返る事に意味はないの?
生き返るなら、神様に仕える為なら、自分をなくしてもいいの?

…わたしは、そんな復活ならいやだな。
自分が好きだからね。


●蘇った先
 目の前で漂っていた魂の一つが、順番が周って来たのだろう。
 渦の中より喜びに震えながら、遥か彼方へと飛び去って行った。
「うーん、復活とか、永遠の生とか……。正直、よくわからないんだよね」
 小首を傾げシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は、魂が飛んでいった様子を羨ましそうにしている他の魂達を眺めた。
「神様の元に行くとしても……それって、自分が自分として復活ができるのかな?」
 元の人としてではなく、リターナーとして蘇るのは同じと言えるのだろうか。
 それは望んだ姿なのだろうか。
「魂の自分は、自分が自分じゃなくても、喜ぶのかな?」
『死後も生命を保ち生きることは当然よ』
『死んだら魂になって、リターナーとして蘇るの。どうしてお姉ちゃんは、そんな事をいうの?』
 子供だって知っているよと、小さな魂が言う。
「ん-、わたしはヤダなぁ。だって、自分が自分じゃないって……それって、全然別の人として生きるってことだよね?」
『うん、そうだよ。早くボクの番にならないかなぁ』
 とっても楽しみだと待ち遠しそうにする魂に、複雑な気持が広がる。
「神様に仕えるとしても、わたしは、わたしであることを望みたい……」
 そう伝え、微かな徒労を感じた。
 これは単純な信仰などではない。彼らにとっての常識、それこそ子供が成長し大人になるという生物の理のようなもの。
 それを否定し覆そうとしているのだから。
「服従の生に何の意味があるの? ほんとに、神様の為にってことなら、自分で自我をもって仕えないと」
 大丈夫だと魂は答える。私達は誇りを持ってお仕えできますからと。
「……ね、教えて? 生き返るなら、神様に仕える為なら、自分をなくしてもいいの?」
 そんな事にはならないと、答えは返って来る。忘れたとしても、自分に変わりないと。
「……わたしは、そんな復活ならいやだな。自分が好きだからね」
 相容れないと分っても、それだけは言わずにいられなかった。
 常識を覆せるだけの言葉と、魂をここで消滅させる……死なせる覚悟がないと、やはり届かないのだろう。
苦戦🔵​🔴​🔴​

ネリリ・ラヴラン
戦い続けるのも名誉か…
もしそれで魂ごと消えちゃっても、満足だって言うなら、わたし達のしてることもただのお節介なのかもだね。

重要な場所の守りがバステトさん一人って言うのは考えにくいし【未来予測】を使いながら、向かいあってみて、他の敵さんを警戒するよ。
”蠱惑の追走曲”を唱えておいて、見せかけの陽動蝙蝠だけ飛ばして、スカル達が出てきた所をPDの通った本命で撃ち返すわ。

どうせお節介するなら、とことんだよね。
そんなに絶対的な神様なんかじゃないって見せてあげるわ!

言葉だけじゃ足りないって思ったから、バステトさんと戦う為の露払いをしに行くよ。加護を受けた子でも、この程度なんだって目の前で見せてあげなきゃ!


 いくつもの声に耳を傾け、ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)は、戦い続けるのも名誉かと考えた。
(「もしそれで魂ごと消えちゃっても、満足だって言うなら、わたし達のしてることもただのお節介なのかもだね」)
 そう思ったところに、扉を勢い良く開き、クリスタルスカルを引きつれバステトが姿を現した。
「にゃんだ、おみゃえ達は?」
 魂以外の存在に目を細め、大鎌の先を向けた。
(「重要な場所の守りがバステトさん一人って言うのは考えにくいし……他の敵さんを警戒しておくよ」)
 バステトから目を反らさず向かい合い、パラドクス『蠱惑の追走曲(ルナティック・スナイプ)』を唱え発動する。
 陽動用の魔力の蝙蝠が羽ばたく。
「にゃるほどにゃるほど。配信者というわけだにゃ」
 カラカラカラと嗤い、十三のクリスタルスカルからなる編隊の一つが魂達のように渦巻き、ネリリの放った蝙蝠に向かっていく。
 しかし、そちらは陽動。
「どうせお節介するなら、とことんだよね。そんなに絶対的な神様なんかじゃないって見せてあげるわ!」
 クリスタルスカルは、オーラの光を集め目がくらむ程の七色の光を発した。
 光が治まるのに合わせ、周囲には無数の火の玉のようなスカルが発生し放たれた。
 他にも起こせる超常現象はあるかもしれないが、偽物同志がぶつかり合い散らし合う中、別の方向より本命の攻撃隊の蝙蝠がクリスタルスカルの群れに飛び掛かり爆発した。
(「言葉だけじゃ足りないって思ったから、加護を受けた子でも、この程度なんだって目の前で見せてあげなきゃ!」)
 クリスタルスカルの三体が爆発に巻き込まれ、粉々に散った。
 これで少しでも揺らいでくれればと思った矢先である。
 飛び散った破片が集まり、元の形へと再生していく。
 カラカラカラカラ。愉快だと嗤うクリスタルスカルは、再び目がくらむ程の光を放ち、放電現象を起こしネリリを襲った。
 クリスタルスカルに、ダメージが通っていないわけではない。ただ髑髏らは、その形を再生しただけ……。
 どうやら一つの編隊で、魂を共有しているか繋いでいるようだ。
 一体も残さず、編隊を纏めて残滅するしかないかもしれない。
成功🔵​🔵​🔴​
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

ヴォント・クライヴ
考えを変えるきっかけを作りたいなぁ

●話
お邪魔します!
僕はリターナーのヴォントです
よろしく

皆さんはどんな未練があって集まったのかなーと思いまして
お話を聞きにきました

え?
リターナーなのに神様に仕えないのか?
…僕はビビりなので
蘇っても急に兵士になれませんでした
それに
トート様も消滅してしまった今、自分に迫る二度目の死が怖くなってしまいました

…祈りが足りないと言わないで
トート様は愛されていたのに

神様みたいに現世から消滅し冥界に旅立つ事
僕は…実は少し羨ましいです
仲間もリターナーも神様も
今は冥界で待っているのです
僕たちとの再会を
安らぎと幸せの中で

僕は2度目の死が怖くてまだ行けないけど
君はどうするのですか?


大和・恭弥
馴染み深いところの輪廻転生のような信仰か
どんなことも試練と思えば苦ではない。「意志」が強いんだな。

リターナーそのものを否定する気は、正直俺にはない。
最も大切なのは自分の意志で決めることだ
それで他人を傷つけるような存在になっても、理解は示そう

あえていうが…君たちは、自分が愛した世界や者と敵対することすら、神の試練、幸福への必要犠牲だと信じ切る覚悟があるんだよな。
―復活を望むなら神に仕えよ。服従者は不信仰者がいれば誰であろうと罰を与えよ。
神が言ってるのはそういうことだ
このことをよく考えてほしい。
覚悟があるならその時は―。

俺はこの妖刀と蹂躙された魂を見てきたよ
トート無き今、儀式自体に疑問もあるしな


●それぞれの話
 目の前で繰り広げられた戦闘に、動揺し散開していた魂達も再び壁画の前へと戻り漂う。
 お邪魔しますと、馴染みの友人に声を掛けるように、ヴォント・クライヴ(盗賊うさぎ・g06449)は魂達に話しかける。
 渦巻き漂う魂達は、今度は何だとまるで訝し気な視線を向けているようだ。
「僕はリターナーのヴォントです。よろしく」
 リターナーだと名乗った彼に、ほんの少し興味を持ったように魂達が近くを漂う。
(「馴染み深いところの輪廻転生のような信仰か。どんなことも試練と思えば苦ではない。意志が強いんだな」)
 大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、それがこのディビジョンの人々なのかと、これまでの成り行きを振り返る。
「リターナーそのものを否定する気は、正直俺にはない。最も大切なのは、自分の意志で決めることだ……それで他人を傷つけるような存在になっても、理解は示そう」
「皆さんは、どんな未練があって集まったんです?」
 貴方達のことを話してくださいと、ヴォントは歩み寄ろうとする。
『ねぇ、あなたはこんなとこで何をしているの?』
 不思議そうに、小さな興味を向けて魂は問う。ここは復活の順番を待つ場所。リターナーになった者が訪れる場所じゃない。
「え? ……僕はビビりなので、蘇っても兵士になれませんでした。それに、トート様も消滅してしまった今、自分に迫る二度目の死が怖くなってしまいました」
 大丈夫と魂達が励ます。何だか妙な光景だ。
「あえていうが……君たちは、自分が愛した世界や者と敵対することすら、神の試練、幸福への必要犠牲だと信じ切る覚悟があるんだよな」
 そう信じている。だからヴォントにも、迷いなく大丈夫だと言えるのだろう。
「神様みたいに現世から消滅し冥界に旅立つ事。僕は……実は少し羨ましいです。仲間もリターナーも神様も、今は冥界で待っているのです。僕たちとの再会を安らぎと幸せの中で」
「復活を望むなら、神に仕えよ。服従者は不信仰者がいれば、誰であろうと罰を与えよ。神が言ってるのはそういうことだ。このことをよく考えてほしい。トート無き今、儀式自体に疑問もあるしな」
 魂達は不思議そうに、互いを見合った。考えたこともない話だから。
「僕は2度目の死が怖くてまだ行けないけど、君はどうするのですか?」
 魂は答える。そんなの決まってるじゃないかと。
 神託に名を呼ばれ、元気に答えた少年のような魂が、遥か彼方へと嬉しそうに飛んでいき。他の魂達が羨ましそうに漂い、次は自分の番が来るようにと信仰を強めていった。
失敗🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

逆叉・オルカ
出来るなら蘇生にこだわることへ疑問を持って欲しいと思う
説得は苦手だが…やるだけの事はしてみよう

俺はディアボロスのオルカだ
話をしたいのだが、宜しいかな?
と魂たちに話しかける
相手へ誠意を持ち対話

俺には不思議なのだが…よかったら教えてくれないか?
なぜ蘇りたいんだ?
それは何故?
冥界へ行く事は嫌なことなのか?

変なことかと思うかも知れないが、俺の暮らす文化圏に蘇生する習慣はないんだ

強いて言うなら
魂は冥界へ行き、時を経て未来へ歩むと考える
気になった事はないか?
十年、百年先はどんな世界かを

ついでに言うと神の使う奇跡なら俺たちも起こせる
魂に幸せな冥界の幻を見せよう

…意外といいものだよ、未来への旅路もな


不知火・紘希
ここにいる人達はみんな、幸せな世界を望んでいる。
僕たちと…ううん、僕と同じだ。
だからこそ―お互い納得できるようお話しておきたい。

生き返りたいってことは、生きてた時が幸せだったから戻りたいってことかな。それとも、不幸せだったから神様の加護を得て幸せになりたいってこと?その両方?
君たちが目指すのはどこなんだろう。
元いた地上の世界なのか、それとも永遠の楽園かな。

僕知ってるよ。永遠の命を得るには、体の他にも食物や暮らす場所が必要だよね。君たちが生き返りたい世界は、いま飢餓や街の荒らしにあってる。
いま神に認められても完全な復活は望めないよ。

言葉をかけつつ光球を放ち、辺り全体を包むよ。
どうか、気づいて。


 飛んでいく魂の行方を見送り、出来るなら蘇生にこだわることへ疑問を持って欲しいと、逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は思う。
(「説得は苦手だが……やるだけの事はしてみよう」)
 また誰か来たと、待ち時間の話し相手程度に漂う魂は少し興味を向ける。
「話をしたいのだが、宜しいかな?」
 あまり刺激をしないよう、誠意をもって落ちついた口調で話しかけた。
「ここにいる人達はみんな、幸せな世界を望んでいる。僕たちと……ううん、僕と同じだ。
だからこそ―お互い納得できるようお話しておきたい」
 どれだけ伝えられるか分からない。それでも動かずにはいられなかった不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、渦巻く魂を見上げる。
「生き返りたいってことは、生きてた時が幸せだったから戻りたいってことかな。それとも、不幸せだったから神様の加護を得て幸せになりたいってこと。その両方?」
「俺には不思議なのだが……よかったら教えてくれないか? なぜ蘇りたい、それは何故? 冥界へ行く事は嫌なことなのか?」
「君たちが目指すのはどこなんだろう。元いた地上の世界なのか、それとも永遠の楽園かな」
 神様の所だと魂達は誇らしそうに、揺らめく。
 僕知ってるよと紘希は、魂と肉体との話をする。
「永遠の命を得るには、体の他にも食物や暮らす場所が必要だよね。君たちが生き返りたい世界は、いま飢餓や街の荒らしにあってる。いま神に認められても完全な復活は望めないよ」
「変なことかと思うかも知れないが、俺の暮らす文化圏に蘇生する習慣はないんだ。強いて言うなら、魂は冥界へ行き、時を経て未来へ歩むと考える」
 気になった事はないかと、疑問を投げかける。
「十年、百年先はどんな世界かを。ついでに言うと、神の使う奇跡なら俺たちも起こせる
魂に幸せな冥界の幻を見せよう」
 オルカが発動させた幻影魔術が、冥界の夜と輝く花々の美しい幻を見せる。
「……意外といいものだよ、未来への旅路もな」
 魂達は、その幻想に驚き見惚れるも、その場所を知らない。
 話は、聞いたもののそこまで。
 どうか気づいてと願う紘希は、悪夢から目覚めてと辺りを光球に包む。
 だが彼らは、悪夢に囚われているわけではない。
 純粋に、信じている。これが彼らの人生だから……。
苦戦🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

日金・陽洋
リターナーとして蘇る事が偽りで、復活の先にあるものが真の幸福ではない…
人々の魂に皆の声と真実が届くといいのだが…
もどかしいが、ひとまずここは、バステトの護衛の力を削いでおこう

編隊を組んでいるのなら…攻撃を広く当てるように意識してみよう
【エアライド】やジャンプで敵の構成を見定めつつ、破軍衝で魂ごと敵を【吹き飛ばし】たり、風での【浄化】が出来たりしないか試してみるか
バステトの護衛を減らし、皆を魂の説得に集中させるためにも、一編隊でも撃破したいところだ
場合によっては【捨て身の一撃】も覚悟しよう

生命力を奪われようと、てめえらをバステトや皆の元には行かせない
死者の書の間に捕らえられた魂も…解放してもらう


 何とか魂達に諦めて貰おうと、試みる仲間に敵が向わないようにと日金・陽洋(陽光・g05072)はクリスタルスカルの押さえに飛び出した。
(「リターナーとして蘇る事が偽りで、復活の先にあるものが真の幸福ではない……人々の魂に皆の声と真実が届くといいのだが……」)
 もどかしいがひとまずここは、闘気を纏い陽洋は編隊を纏めて吹き飛ばすよう、なるべく広範囲で攻撃を当てるよう意識し動き。
「いそがしい背信者にゃ。この地に足を踏みゃ入れる不届きものを、追い出すのにゃ!」
 バステトの合図に合わせ、カラカラとクリスタルスカルは飛び出す。
 こちらも護衛を減らすつもりだ、向ってきてくれるなら都合がいい。
 逃さないよう、燐寧とネリリも包囲を狭める。
 その何も無い虚ろな眼窩より、神秘的な紫のオーラを漏れ溢れさせ迫る。
 十三の個体を出来るだけ引き付け、付きだす拳の一撃と共に強大な衝撃波を打ち出す。
 壊しきれなかったクリスタルスカルが、陽洋の生命力を霞めとって行くが、再生の暇を与えず燐寧が砲撃を放ち、ネリリが食い止め次々と骸骨を破壊し。
「奪われようと、てめえらをバステトや皆の元には行かせない」
 残り嗤っていたクリスタルスカルに、陽洋はパラドクス『破軍衝』を撃ち込み破壊した。
 これで、残るは一編隊。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!

シャムス・ライラ
神に導かれ生き返る、か
私を導いたのが何かは知らないが
大切な人達が安らかであったなら黄泉還りなどしなかった

祈って、「神様」に認められ、永遠を生きる
努力が実るのは嬉しい
認められる事は誉

しかし「永遠」とは何だろう
永遠は長くそして停滞する事を差す
時の長さに自分が溶けて消える
それは即ち自らの消滅
死から違う死に向かうようなもの
貴方方はそれで報われているのか

では「生きる」とは何だろう
生きる事は動きのある現象
進みぶつかり抗いまた進む
そして最後に死が待つ
しかし最初から死んでいる訳ではない
短く感じるそのひと時に全てが詰まっている

では「救われる」とか?
救うのは自分自身だ
後悔のないよう、自ら考える事を止めてはいけない


●死の先
 俄かに騒がしくなった周囲の戦闘音に、魂達は不安そうによりそいあっていた。
(「神に導かれ生き返る、か……私を導いたのが何かは知らないが、大切な人達が安らかであったなら黄泉還りなどしなかっただろう」)
 そうシャムス・ライラ(極夜・g04075)は、自分の過去に想いをはせる。
 奪われた記憶も、失ったものもある。彼らはどうなるのだろうか……。
 語り掛け続けることは、無駄ではきっとないはず。
「祈って、『神様』に認められ、永遠を生きる。努力が実るのは嬉しいことでしょう。認められる事は誉。しかし『永遠』とは何だろう」
 静かに声を掛けてくる彼の話に、いくつかの魂が渦の中から様子を窺う。
「永遠は長く、そして停滞する事を差す。時の長さに自分が溶けて消える……それは即ち自らの消滅ではないでしょうか」
 魂達はそれが彼らの行く末のことだとは、思わない。
 どこまでも、信じているのだ。神がもたらしてくれる、先を。
『消滅、どうして?』
「死から、違う死に向かうようなもの。貴方方は、それで報われているのか?」
『報われるとか、考えた事はありませんね。私は普通に順番を待っているだけですから』
「では『生きる』とは何だろう」
 生きる事は動きのある現象。進みぶつかり抗いまた進む。
「そして、最後に死が待つ。しかし最初から死んでいる訳ではない、短く感じるそのひと時に全てが詰まっているのです」
『興味深いですね。ですが、こうしてリターナーとして復活できることこそ最高ではありませんか?』
 逆に魂の方から、信仰をすすめるように話しかけてきた。
 ――では、救われるとは?
「救うのは自分自身だ。後悔のないよう、自ら考える事を止めてはいけない」
『神様が、手を差し伸べてお救い下さります』
 彼らとシャムスの考えは、交わらない。
 魂達は再び渦へと戻り、祈りを捧げはじめ、また一つ魂が喜びを溢れさせながら、どこか遠くへと飛び去っていった。
 本当に彼は、これが幸せなのだろうか。
 シャムスはこれ以上は声をかけず、そっと目を伏せた。
失敗🔴​🔴​🔴​

一・百
少し聞いて貰えるか?

俺は一度死んだ
ここにいるがリターナーではない
家族も名前も記憶の殆どを失った空の存在だ

こことは違うエジプトに生きて
そこでも多くの神がいて
アヌビス神は俺にとって特別な存在…(PDの金狼を見せ
死んだ魂を裁き冥府の楽園に導いてくれ
そこでは生前と同じように過ごせ飢餓も争いもない

リターナーもマミーも永遠ではない
傷付けば死ぬ
あなた達の復活の先は試練という隷属の苦しみとその果ての死だ

だから俺はあなた達を冥府へ送り出し救いたい

一方的な事を言ってるのかもしれないな
だが復活を諦め冥府を選んで欲しい

証明は出来ないが無理を強いる俺の覚悟ならみせれる
腹を刀で刺し
貴方達を止めたい身体をはっても
重傷覚悟


 この死者の間に居る魂達は、説得を行っても、守護者を倒しても消滅を迎える。
 ならば、せめて自ら選んで納得して消えてほしいと願うのは、都合がいいだろうか。
 少し聞いてもらえるかと、一・百(気まぐれな狐・g04201)は魂達に近付く。
「俺は一度死んだ……ここにいるが、リターナーではない。家族も名前も記憶の殆どを失った空の存在だ」
 妖狐としてこの地に落ちた時に、失ったのだろう。
「こことは違うエジプトに生きてた。そこでも多くの神がいて、アヌビス神は俺にとって特別な存在……」
 そう呼び出したのはパラドクスによる金狼。
 なるほど、アヌビスは金狼犬とも呼ばれる神でもあった。
「死んだ魂を裁き、冥府の楽園に導いてくれる。そこでは生前と同じように過ごせ、飢餓も争いもない……」
 そんな世界もあったのだと、残る記憶から語る。
 聞いたこともない話、自分達の知らない話に、魂は不思議そうに揺れる。
「リターナーもマミーも、永遠ではない。傷付けば死ぬ。あなた達の復活した先は、試練という隷属の苦しみと、その果ての死だ」
 そんなことないと声を上げた魂は、動揺し震えた。
 魂からしたら、根拠も何も無い話だ。だが死ぬと言われれば、恐怖も沸くというもの。
「だから、俺はあなた達を冥府へ送り出し救いたい。一方的な事を言ってるのかもしれないな……だが、復活を諦め冥府を選んで欲しい」
 強調するように言葉を重ね、妖刀を手にする。
 その刃の煌めきに、魂達は自分達を斬り付けるのかと動揺し怯え声をあげる。
『そんな話、信じられるものか。俺達は死なない』
「……証明は出来ないが、無理を強いる俺の覚悟ならみせられる」
 そう言うと同時に、百は刀を己に突き刺した。
 ――止めたいんだ、身体をはってでも。
 魂は動揺し震える。
 百の語った言葉は信じられない。でも、そこまでして伝えようとする何かがある。その心意気だけは、伝わったかもしれない。
 激痛に膝をつく、百の後ろで戦闘音が大きく響いた。
失敗🔴​🔴​🔴​

一里塚・燐寧
アドリブ連携歓迎

クリスタルスカルって、エジプトじゃなくて中南米じゃんか
しかも結局、本物の発掘品じゃなくて捏造だったはずだよぉ
クロノヴェーダの奴らは、こんなにいい加減なのに
魂くん達はすっかり信じ切ってる……こんなの、ふざけてるっ!

仲間が話したりする間、トループス級を引き受けるよぉ
≪DCブラスター≫を、腰を落とした砲撃姿勢で構え『闇雷収束咆』を発動
復讐を果たす【契約】の下に【召喚】した怨念を武器に宿し
【全力魔法】で収束──敵群を一息に飲み込むような破壊熱線の奔流として、砲口から撃ちだすよぉ!
燃え尽きちゃえっ!!

反撃のオーラは【ジャンプ】でかわそうと試みた上で
武器での【斬撃】で斬り払って防御するねぇ


ネリリ・ラヴラン
そんなに神様を信じてる方じゃないけど、少なくてもバステトさん達よりはずっと信じてるよ。本物を、ね。

返答を聞く気は無いよ。一度離れながら【飛翔】で飛び上がって、すぐさま”爛れた輪舞”を【高速詠唱】。【未来予測】で骸骨頭達の動きを先読みして僅かでも狙いを外さないようにまとめて爆破させるわ。
そのまま室内を飛び回って、戦っている姿を誇示するよ。

わたしは…ここを壊すよ。誰も蘇れないように、貴方達の祈りが偽りの神様に届かないように…。

それで、悪魔に見られても良いわ。
そんな悪人から、大事な信者さん達を守るのが神様…だよね。
見殺しにするのなら、それが皆の神様が出した答えだわ!

勿論【演技】だよ、壊す気は無いわ。


●嗤う骨
 激しい唸りをあげ、二枚の回転鋸刃を兼ね備える巨砲〈DCブラスター〉を豪快に振るい一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、クリスタルスカルを追い立て腰を落とした砲撃体勢で構える。
「クリスタルスカルって、エジプトじゃなくて中南米じゃんか。しかも結局、本物の発掘品じゃなくて捏造だったはずだよぉ」
 そんな話があったような、なかったような。
「クロノヴェーダの奴らは、こんなにいい加減なのに、魂くん達はすっかり信じ切ってる……こんなの、ふざけてるっ!」
 装填するのは、命や存在を奪われた犠牲者たちの怨念が、成仏する際に生じるエネルギー。
 カラカラと警戒し声を上げるクリスタルスカルは紫のオーラを眼窩より漏れさせ、生命力を奪おうとする。
 だがそれを邪魔するように、魔力によって作り出された小型の蝙蝠群が殺到し爆発する。
「そんなに神様を信じてる方じゃないけど、少なくてもバステトさん達よりはずっと信じてるよ。本物を、ね」
 返答の言葉は待たず、ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)は、死者の間を飛び回り、戦う姿を見せながら魂達に聞こえるように宣言する。
「わたしは……ここを壊すよ。誰も蘇れないように、貴方達の祈りが偽りの神様に届かないように…」
 それで悪魔に見られても良いわ。そう覚悟を決めるように唇を結び、ネリリはバステトと怯える魂達を見下ろした。
「そんな悪人から、大事な信者さん達を守るのが神様……だよね。見殺しにするのなら、それが皆の神様が出した答えだわ!」
「にゃんと不敬にゃ!」
 バステトは怒り、魂達は震えあがった。
(「勿論、演技だよ。壊す気は無いわ」)
 だがそんな事、一般人であった魂達には分からない。宣言され、目の前で戦闘が繰り広げられれば、十分に恐ろしい光景に見えた事だろう。
 ネリリの放った蝙蝠が爆発し、クリスタルスカルを包囲したところを、陽洋の放った突きと衝撃が足止めし。
「行っくよぉ! 燃え尽きちゃえっ!!」
 エネルギーは十分。クリスタルスカルを編隊諸共飲み込む勢いで、燐寧は破壊のプラズマ熱線を放った。
 その強力な奔流は、残るクリスタルスカルを飲み込み、跡形もなく消滅させるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV4になった!

シル・ウィンディア
ネメシスモード開放。黒髪堕天使モードです。

復活を信じるのはいいと思うよ
でも、それ、本当に叶えられるの?
例えば、ここで滅んだとして…
それで復活できるか、試してみようか?
…神様を信じて、きっと復活できるなら、怖いことないよね。
もう一回、この状態で死ぬとしても。
なんどもなんども、死んじゃって復活できるのなら…

何度滅ぼしてもいいんだよね。
それじゃ、行くよ。
じっくり詠唱を行ってから、六芒星精霊収束砲
どこ狙ってもいいや
これだけ魂がいるのなら、どこかには当たるでしょ

神様を頼るなら…
神様の壁にならないとね?
それとも、何もせずに生き返られると思うの?
まぁ、神様が滅びるし、あなた達も滅びるから関係ないか。


●魂の行方
 水晶髑髏が消滅し、ますます魂達は震えあがっていた。
 その前でシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は、ネメシスモードを解放し黒髪堕天使の姿へとなる。
 赤く冷めた眼差しで、魂達の方へ魔力銃モードの〈世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』type.C〉を向ける。
 驚愕、恐怖、怯え、混乱……。
 魂達は巡りながら、様々な感情を溢れさせる。
「復活を信じるのはいいと思うよ。でも、それ、本当に叶えられるの? 例えば、ここで滅んだとして……それで復活できるか、試してみようか?」
 シルの声は淡々と、魂に語り掛ける。
「……神様を信じて、きっと復活できるなら、怖いことないよね。もう一回、この状態で死ぬとしても。なんども、なんども、死んじゃって復活できるのなら……」
 先程まで、語り掛けていた人達と明らかに変わった雰囲気に、魂達は戸惑う。
「何度滅ぼしても、いいんだよね。それじゃ、行くよ」
 念を押し確認するように繰り返し、シルは詠唱を始める。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ……」
 正面に展開された魔方陣の中心に、エネルギーが収束されていく。
「母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ……」
 狙うは大量にいる魂達がいる、壁画の方。
 これだけ魂がいるのなら、どこかには当たるでしょ。

「六芒星に集いて、全てを撃ち抜きし力となれ……」
 放たれたのは超高出力砲撃系精霊魔術による砲撃魔法。
 その威力の反動でシルの髪とドレスが激しくなびく。
「神様を頼るなら……神様の壁にならないとね。それとも、何もせずに生き返られると思うの?」
 砲撃に巻き込まれた魂の叫び声があがり消滅し、そのエネルギーが消えると、辺りは水を打ったように静まり返った。
「にゃん、だと……」
「まぁ、神様が滅びるし、あなた達も滅びるから関係ないか」
 何が起こったか魂達は理解すると、悲鳴をあげるように壁の端へと逃げ。早く復活させてくれと、祈りを強め。
 滅茶苦茶にされたことに、バステトが大鎌を振り上げた。
失敗🔴​🔴​🔴​

プターハ・カデューシアス
ネメシス化(完全龍体)で戦いを挑みましょう
説得中の味方に攻撃が行かぬよう引きつけます

敵の出方を冷静に観察し
味方と敵を分断するよう立ち回る
飛翔しながら一撃離脱戦を

反撃の子猫…?
体に取憑いてくるんでしょうか
鱗や鬣に出現するんですかね?
気にしてられませんが
気になるようなら振り落としを図って旋回したり
周りを巻き込む尻尾攻撃で「本体」諸共巻き込めれば幸い

ふざけた攻撃の敵ですが
そこはジェネラル相手のつもりで油断なく行きます

どれ程言葉を尽くしても平行線
そもそもの常識が違うのでしょう
この「常識」を作った偽神を決して許すことはできない
いつか、覆して見せます
今は
犠牲にするしか無い、魂達の安寧を心より祈りつつ


●猫神
 魂と向き合おうとする仲間に、飛び掛かろうとしたバステトに向って、龍が間に滑り込む。
 ネメシスモードを発動し、完全な龍体となったプターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)である。
 その龍の身体をもって、魂と仲間達からバステトを引き離そうとする。
「にゃんだ、さかにゃか? にゃんともにゃんとも、背信者は、たみゃしいをにゃんだと思っているにゃ!」
 上空からの空襲に跳ね飛ばされたバステトは、空中でクルリと身体を捻ると綺麗に着地し、一声鳴いた。
 なーんと甘く、『ネコに屈服せよ』と、どこからともなく子猫を呼び寄せる。
「子猫……?」
 その長い鬣の合間から顔を覗かせ、角の間からプターハを見下ろすように子猫がニャァと鳴く。
 少し寄り目気味にプターハが見上げれば、反動で滑り落ちそうになった子猫が慌てて鬣に掴まり爪をたてた。
 体に取憑いてくるんでしょうかと思った通りだが、敵の力とはいえ小さな子猫が落ちそうになれば動きも一瞬止まるというもの。
 更にニャーンと、その背に翼にと動けば落ちそうな場所に子猫が発生する。
「どうにゃ、いたいけにゃ子猫を落とすことはできにゃいだろ」
 プターハは、ふざけた攻撃をとペイっと子猫を引き剥がし落とした。
「にゃんだと、にゃんて酷い」
「気にしてられるような状態ではありませんから」
 散らした子猫諸共、尾で巻き込むように払い、飛翔しチラリ見下ろした先は怯える魂達。
「どれ程言葉を尽くしても平行線。そもそもの常識が違うのでしょう」
 全ての原因は、この『常識』を作った偽神。
「決して許すことはできない。いつか、覆して見せます。今は……」
 目の前の守護者を抑えておこう。
 犠牲にするしか無い、魂達の安寧を心より祈りつつ。
 上空より急襲するプターハの一撃に、再びバステトは宙に放り飛ばされた。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!

ラズロル・ロンド
【友達催眠】を使い
脅えちゃうよね…
犠牲になった魂達は災難だった…冥福を祈るよ
あ、冥福って言うのがオルカ君が言ってた冥界へ行って
幸せになる事を願うって意味なんだよ

冥界って所が本当に良い場所なのかとか聞かれれば
それは誰も知らないんだ
だって僕等の世界じゃ死んで生き返る事は無いから…
とディヴィジョン出身だけど飄々と新宿島基準を話す
でも冥界があるかもと思えば…
それまでに死んでしまった人達が幸せであったら嬉しなって思うんだ

この中に生贄としてや
オアシスで追われて死んだ人も居るの?
君達は懸命に祈たはずなのに
辛く苦しかったろう悲しいよな…
君達の罰は…死なないといけない程なのかな?
僕はそれが不思議で…教えて欲しい


ジズ・ユルドゥルム
目の前で戦闘が行われて不安だろう
だが、私達も必死なんだ
どうか分かって欲しい。

…ここから遥か遠くにある町に
大切な人と突然離別させられた人が大勢いる。

また明日と手を振り合った友人同士
子を遊びに送り出した親
託児所に預けられ、夕方に親が迎えに来るはずだった幼子…

大勢の人が、家族友人と突然離れ離れになり
今も帰りを待ち望んでいる。

私は、彼ら全員を、大切な人に再会させてやりたい。
そして…あなた方がその再会を阻む「敵」になってしまうことを阻止するため、ここにいる。

だが、あなた方もまた、誰かに帰りを待ち望まれる魂だ。
無理矢理消すことはしたくない。

どうか、祈ってはくれないだろうか。
自らの安らかな終わりのために。


●魂への願い
 死者の書の間を飛び交うパラドクスや戦闘の光景に、益々魂達は不安そうに集まり渦巻いてた。
 響く神託に心の底から安堵し、魂が飛んでいく。
 そして他の魂達は、早く復活できるようにと祈りを強めていた。
「目の前で戦闘が行われて不安だろう。だが私達も必死なんだ、どうか分かって欲しい」
「脅えちゃうよね……犠牲になった魂達は災難だった……冥福を祈るよ」
 ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)は、落ちつかせるよう話しかけ。
 ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は、友達催眠の効果を使ってみた。
 だが、怯え震える魂の様子は変わらない。
 相手は魂。それはもう、一般人の範疇から外れた存在だ。さすがの残留効果であっても、力を発揮できないようだ。
 とはいえ、ここで諦めたくない。
「あ、冥福って言うのが、オルカ君が言ってた冥界へ行って、幸せになる事を願うって意味なんだよ」
 友好的に接するよう心掛けながら、魂達を見上げた。
 彼らの表情が分れば、もっと読み取れることもあるのだろうが、それは敵わない。
 時折見せていた反応も無く、聞いているかすら怪しいが言葉を続ける。
「冥界って所が、本当に良い場所なのかとか聞かれれば、それは誰も知らないんだ。だって僕等の世界じゃ、死んで生き返る事は無いから……」
『…………』
『……可哀想。辛い世界があるのですね』
 微かに魂のどれかが、呟きを吐露させた。
 話を聞いてもらえるのだろうかと、ラズロルは様子を窺いながら続ける。
「でも冥界があるかもと思えば……それまでに、死んでしまった人達が幸せであったら嬉しいなって思うんだ」
 怯えと警戒。魂達がディアボロスに向けるその空気は、変わらない。
「……ここから遥か遠くにある町に、大切な人と突然離別させられた人が大勢いる」
 また明日と手を振り合った友人同士。
 子を遊びに送り出した親。
 託児所に預けられ、夕方に親が迎えに来るはずだった幼子……。
「大勢の人が、家族友人と突然離れ離れになり、今も帰りを待ち望んでいる。私は、彼ら全員を、大切な人に再会させてやりたい」
 ラズロルに続き、ジズは砂漠で苦しんでいる人達のことを語る。
 魂がその言葉に何を思い浮かべたか分からないが、それは砂漠の過酷な環境であったり、
思いがけない事故かも知れないと思った事だろう。
「そして……あなた方が、その再会を阻む『敵』になってしまうことを阻止するため、ここにいる」
 ザワリと魂が怖がる。だが彼らが距離を取る前に、ジズは続けた。
「だが、あなた方もまた、誰かに帰りを待ち望まれる魂だ。無理矢理消すことはしたくない」
『…………』
『……』
「この中に生贄としてや、オアシスで追われて死んだ人も居るの?」
 ラズロルが彼らを案じるように問いかけると、僅かに不思議そうな感情が漂って来る。
「君達は懸命に祈ったはずなのに、辛く苦しかったろう悲しいよな……君達はこのまま死なないといけない程なのかな?」
 それが不思議で教えて欲しいと、ラズロルが呼びかけると、逆に渦巻く魂が戸惑いを浮かべる。
『僕たちは、もう死んでるよ。だから復活するんだ』
『私達は沢山お祈りをしたから、こうして復活する機会を得ているのです』
 魂は多少反応を返してくれたが、その距離は心なしか遠い。
 この世界の理を根底から覆すことは、やはり容易ではない。この魂達に自ら、復活を諦めさせ消滅することを認めさせる。そんな事が可能な、言葉が見つかりでもしない限り……。
 何度も、彼らの拒絶を受け続ける事となるのだろう。
 今は分かってもらえなくともせめて……。
「どうか、祈ってはくれないだろうか。自らの安らかな終わりのために」
 願うように紡がれたジズの言葉に、魂は何故と戸惑いを抱きながら、戦闘に巻き込まれないよう高く壁の端へと集まるのだった。
失敗🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

プターハ・カデューシアス
ネメシス化継続し戦闘
「魂を具現化し集める」のが死者の書の間の役割なのか…?
とにかく説得を継続中の仲間に攻撃を向わせたく有りません
威力は落ちますが、これで対応しましょう

桜散春風の桜吹雪で敵を包み
敵が仲間の会話を邪魔しないように、また魂達の気が散ることが無いように【通信障害】を

バステト・メル、貴方の相手は私がいたします

子猫の反撃は、再び何度でも振り落としましょう
桜吹雪と遊んでいても良いですよ

「説得」を諦めない仲間の強い意志を感じつつ
どちらに転んでも結局は魂を消すしか先に進む術が無い心苦しい道
それでも魂を想い、昇華を成そうとする仲間に深い敬意を

ならば、私は
体力の続く限り守り抜きましょう!

アドリブ歓迎


 死者の書の間を、龍が猫を追い横切っていく。
(「説得を継続中の仲間に、攻撃を向わせたく有りません」)
 そうプターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)はネメシス化の龍の姿のまま、バステトを引き付け仲間の様子と魂を窺う。
(「魂を具現化し集めるのが、死者の書の間の役割なのか……?」)
 いや死んだ魂の方から集まってくるのだろうか。
「バステト・メル、貴方の相手は私がいたします」
「しつこい、さかにゃだにゃ」
 振るわれる大鎌を龍の体で受け止め、威力は落ちますがとパラドクス『桜散春風』を発動する。
 電磁波を纏う桜吹雪に混ざり、バステトの大鎌に削られた鱗が散る。
「子猫は、再び何度でも振り落としましょう」
 『説得』を諦めない仲間の強い意志を感じ。心苦しい道でも魂を想い、昇華を成そうとする仲間に深い敬意を向けながら、全力でプターハはバステトを抑えようとする。
「分かっていにゃいにゃ。おにゃじ相手に、おにゃじようにすると思ったかにゃ?」
「桜吹雪と遊んでいても良いですよ」
 ふざけた攻撃に、ふざけた振る舞い。だがそれでも、この場をまかされた者だ。
 桜吹雪に包まれる中、にゃははと笑い声をあげながら、バステトは声高く鳴きごえを上げ、子猫を複数発生させ。
 子猫は一匹二匹と、プターハの視界を遮るように、頭に集中してのしかかった。
 爪を立てしがみつく子猫は、目を塞ぎ、身体を口の間に滑り込ませ、全力で妨害してくる。
「おみゃえ達に、死者の魂の復活を邪魔させるわけにはいかにゃいのにゃ!」
 目を塞ぐ子猫を振るい落とし、花弁の刃を向けようとしたが遅かった。
「この命を捨てでも、この死者の書の間を護り抜いて見せるのにゃ!!」
 高く跳び上がり振り下ろされる大鎌が、プターハの身体を地面に叩きつけた。
 受けたダメージ以上に、悔しさが広がる。
 バステトの護るという声に、魂達のエンネアドへの信仰が明らかに強くなった。
 確かにアヌビス神は、ここには居ない。だが最初から、信仰の対象であるエンネアドであるバステトは、ずっとそこに居て、機を窺ってたのだ。
「さぁ、神聖にゃるこの地に足を踏みゃ入れた、不届き者よ。おみゃえ達の、好き勝手にはさせないにゃ」
 その宣言と共に、死者の書の間に無数の子猫が次々と出現していくのであった。
成功🔵​🔵​🔴​
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!

百鬼・運命
死者復活は元々あった信仰。それをエンネアドが利用している形だ。
ならばなすべきは、エンネアドが偽りの神であることを看破した過去の歴史の復讐者たちが奴らへの信仰を捨てたように、死者たちにエンネアドが偽りの神であると思わせる事だろう。

まず【通信障害】でアヌビス等の横槍を防ぎ。死者に語り掛ける

「あの神様は偽物だよ」

「まあ信じられないのも無理はない。だが俺達の言葉が嘘だという証拠もないはずだ。だから少し待ってみて欲しい」

「俺達が戦っているのが本物なら、俺達に負けるはずはないだろう?」

後は死者たちが待っている間にバステトを倒すのみ

それでも復活を望むなら…俺たちの戦列に加わってくれるなら歓迎だが…


●魂と猫と神と
 戦闘お構いなしに溢れた猫たちが、死者の間の中を闊歩する。
 いささか緊張感が薄れる光景であるが、猫たちは伸びをしたり、昼寝を始めたり、ディアボロス達に近付いて行ったり。
 隙あらば気を散らそうと、猫なで声を響かせている。
 魂達はバステトの言葉を心強く感じながら、呼ばれた声にまた一つ遠くへと飛んでいった。
(「死者復活は元々あった信仰。それをエンネアドが利用している形だ……」)
 ならばなすべきは、エンネアドが偽りの神であることを看破した過去の歴史の復讐者たちが奴らへの信仰を捨てたように。
 死者たちにエンネアドが偽りの神であると思わせる事が、何か出来ることがあるはずだと、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)も魂達と向き合う。
 アヌビス神の横槍がなさそうなのを確認し、運命は死者に語り掛ける。
「あの神様は偽物だよ」
 魂達は無言で答え、猫の声だけが響く。
「まあ信じられないのも無理はない。だが俺達の言葉が嘘だという証拠もないはずだ。だから少し待ってみて欲しい」
 語り掛ける運命の足元に、猫が擦り寄りよじ登り、やんわりと邪魔をしてくる。
「……俺達が戦っているのが本物の神なら、俺達に負けるはずはないだろう?」
『……神様は負けません。でも、何で戦うんです?』
『あなた達は、やっぱり神様の敵なの?』
 惑う魂達は不安そうに、静かに渦巻いて。
 これ以上は、有言実行。死者達が、ここで待っている間にバステトを倒し証明するしかないのだろうか。
(「それでも復活を望むなら……俺たちの戦列に加わってくれるなら歓迎だが……」)
 静かに漂う彼らの心は、魂のみぞ知る。
 理解を得られたように感じられなかったが、どうやら事の成り行きは気になっているようであった。
失敗🔴​🔴​🔴​

エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
死んでしまえばおしまい、というのは怖いな
人の生は儚くて、あまりにも短く感じるのだろう
光陰矢の如し
古今東西、人は同じようなことを考えてきたのだな

死後に新たな生を望むかと言われたら
頷いてしまうのもわかる気がする
だが……先人の教訓は某か残してくれるものだ

三百年、千年生きた者の話はどれも……
逃れられない苦しみを負うように思えた
周囲の変化は制御できず
死を救済と、知るように

一度選ぶと、取り返しがつかない
終わらない苦行になるかもしれず
膨大な時の流れに保証はない
重大な決断を下すには、あまりにも人は幼い
今、永遠を判断しきれるだろうか……?
なぜ死が存在するのか
死は、蘇りと同様か
それ以上に
神の恩寵なのではないか……


ラズロル・ロンド
そうだね、死んでる
だから祈り蘇りを願うんだよね

どうしても繋がらない事に違和感を覚える
死んだから祈る事と…生きていた頃の受難が
蘇りはまたその生きていた所に戻ると言うのに
神は万能では無いと理解してるのに
想像がつかない?それとも…神の理不尽は試練でそこは納得できる話?
都合の悪い事は思い出さず祈る事に盲目になる
…これも排斥力の力か?

僕は君達の話もっと聞くよ
君の事もっと知りたい知りたがりなんだ
愛した家族の話を恋人の話を
そして胸に刻もう君達が語った事を
いつまでも覚えておくよ
説得の為に今は耳を傾けよう
頷き驚き喋る事が楽しくなるように
蘇りの祈をしばし忘れるくらいに

最後に…お願いだ。消滅を受け入れてほしい


 この獣神王朝エジプトの人達にとって、エンネアドとは、死とは何なのだろうか……。
 生まれた時から、この歴史世界の住人にとってエンネアドは偉大なる者で、死せば復活するのが当然と信じ生きていたのであれば、それ以外の話は異世界の絵空事にしか聞こえないのかもしれない。
「死んでしまえばおしまい、というのは怖いな。人の生は儚くて、あまりにも短く感じるのだろう」
 光陰矢の如し。古今東西、人は同じようなことを考えてきたのだな。
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、ここまで重ねてきた皆の言葉、魂達の信仰を考える。
「死後に新たな生を望むかと言われたら頷いてしまうのもわかる気がする。だが……先人の教訓は某か残してくれるものだ。三百年、千年生きた者の話はどれも……逃れられない苦しみを負うように思えた」
 魂は渦巻き漂い、会話を邪魔するつもりか、それとも自由にしているだけか、出現した猫たちがアピールするように足元に寄ってくる。
 こんな状況でなければ、手が伸びそうな光景だが流石に踏み止まる。
「そうだね、死んでる。だから祈り蘇りを願うんだよね」
 どうしても繋がらない事に違和感を覚えると、ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は悩む。死んだから祈る事と……生きていた頃の受難が……。
(「蘇りはまたその生きていた所に戻ると言うのに、神は万能では無いと理解してるのに」)
 向き合うと決めた時、果たしてここまで通じ合えないと誰が思っただろうか。
「想像がつかない? それとも……神の理不尽は試練でそこは納得できる話?」
 魂達は言う、理不尽では無いと、これは当然でおかしい事ではないのだと。
 やはり全ては平行線に戻っていく。
(「都合の悪い事は思い出さず祈る事に盲目になる……これも排斥力の力か?」)
「死を救済と、知るように。一度選ぶと、取り返しがつかない、終わらない苦行になるかもしれず、膨大な時の流れに保証はない」
 何度か繰り返したやり取りに、魂達は戸惑う。
 なぜ、そんな事を言うのだろうと。
「重大な決断を下すには、あまりにも人は幼い。今、永遠を判断しきれるだろうか……?」
『決めるのは神です。私達は、信じ従えばいいのです』
「なぜ死が存在するのか。死は、蘇りと同様か、それ以上に神の恩寵なのではないか……」
「僕は君達の話、もっと聞くよ。君の事もっと知りたい知りたがりなんだ」
 まずは耳を傾けて、知ることから。
 愛した家族の話を恋人の話を、そして胸に刻もう君達が語った事をいつまでも覚えておくよ。
 ラズロルは、もう一度彼らと向き合う為に話しかけた。
 集中力を削ぐように、大きな狐の尾に猫が集まるが、気にしてなどいられない。
 喋る事が楽しくなるように、蘇りの祈をしばし忘れるくらいに。
「最後に……お願いだ。消滅を受け入れてほしい」
 段々と落ち着いて来た魂達は、落ち着きを取り戻したように、漂い渦巻き猫たちに護られるように壁画の前へと戻り始めていった。
失敗🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

大和・恭弥
さっきはすまない、急に話しかけて
それに怯えさせてしまったな…
仲間には心から冥福を祈るよ。

説得のため武器は抜かずに詠唱
集う慈雨で小さな水竜を呼び戦闘の余波が来ないよう盾にし、魂たちを戦闘から護る体で魂たちに話しかける

君たちが復活にそれほどまでの愛を抱いていることはわかった
でも俺たちも、この世界に大切なものがある。
バステトの言うように命を捨ててでも護りたいと思う
そこの弟や仲間も。このエジプトも

そして、その大切には…君達も含むんだ。魂が安らかに続くことを君達の大切な人が望んでいたのを知っているから。

神様のところじゃなく、君たちを正しく愛してくれた世界へ戻ってほしい。ここじゃなくても方法はあるんだよ。


ヴォント・クライヴ
魂さんを落ち着かせて、もう一度話をしてみましょう
もっと魂の事を知らないと僕らは分かり合えないと思ったから

兎姿で祈りPD
ギターを演奏
穏やかな音楽で魂が落ち着くように
猫は眠くなるように
それに音楽は魂と人を結ぶと言うではありませんか

またお話しませんか
皆さんは魂の消滅が、怖いのですよね
僕もわかります
出来たら怖い理由に向き合ってみませんか

怖いのは、自分という存在が消えること?
それとも、愛する人に忘れられることですか?
耳を傾ける

僕は皆さんに笑顔で魂の消滅の先へ、進んで欲しいです
忘れられたくないなら、僕らが君達が生ていた事を語り継ぎます
何度でも愛する人が思い出してくれるよう
愛を歌にしてみんなに届けますから


(「魂さんを落ち着かせて、もう一度話をしてみましょう。もっと魂の事を知らないと僕らは分かり合えないと思ったから」)
 ヴォント・クライヴ(盗賊うさぎ・g06449)は、ネメシス形態の兎姿となりパラドクス『祈り』を発動した。
 兎のマークの入った〈ウサギターを演奏し、周囲に光の花を一斉に咲き乱れさせる。
 死者の書の間に溢れていた猫たちは、光に驚き遠のいて、穏やかな音色は魂達を落ちつかせるように響く。
「さっきはすまない。急に話しかけて、それに怯えさせてしまったな……仲間には心から冥福を祈るよ」
 武器を納めた状態で、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、詠唱し集う慈雨で戦場と魂達の集まる壁との間に、盾になるよう展開した。
 気休めにしかならないかもしれないが、護る姿勢を見せようと試みる。
「またお話しませんか。皆さんは魂の消滅が、怖いのですよね。僕もわかります」
 溢れていた猫たちは、流れる音に眠そうに欠伸をこぼし、自由に昼寝を始めだした。
 これで、暫くは邪魔は入らないか。
「君たちが復活に、それほどまでの愛を抱いていることはわかった。でも俺たちも、この世界に大切なものがある。バステトの言うように命を捨ててでも護りたいと思う、そこの弟や仲間も。このエジプトも……」
 チラリと恭弥が視線を送った先では、紘希が何か考えがあるのかペイント箱を手にしているのが見える。
 ならば彼に出来るのは、繋ぐ事。
「そして、その大切には……君達も含むんだ。魂が安らかに続くことを、君達の大切な人が望んでいたのを知っているから」
『……』
「神様のところじゃなく、君たちを正しく愛してくれた世界へ戻ってほしい。ここじゃなくても方法はあるんだよ」
『私達は神様の元に行きたい。ずっとそれを望んで来たんです』
 回答はあったが、答えに変わりはない。
 魂達は、再びこちらの話を聞いているのだろうか。どことなく彼らを取り巻く空気が、初めに戻ったようにも感じられる。
「出来たら、怖い理由に向き合ってみませんか。怖いのは、自分という存在が消えること?
それとも、愛する人に忘れられることですか?」
『……忘れられるのは怖いわ』
 ヴォントの言葉に魂の一つが、小さく答えた。
「僕は皆さんに笑顔で魂の消滅の先へ、進んで欲しいです。忘れられたくないなら、僕らが君達が生ていた事を語り継ぎます」
 魂は迷うように揺れる。そこまで、深く考えたことはないのだろう。
 たった一つのことを真実と信じ、信仰し続けていたのだ。違う考えを付きつけられるとは、思いもよらなかったのだろう。
「何度でも、愛する人が思い出してくれるよう、愛を歌にしてみんなに届けますから」
 魂は考えるように、静かに漂った。
失敗🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

不知火・紘希
--君たちと、同じ価値観で出逢えたらよかったな。
同じ育ち方で、同じものを信じて、幸せを望めたら。
そうしたらもっと、伝わる言葉が見つかった?

プターハさん、仲間、そしてお兄ちゃん
怯える君たち。この場所にあるのはあの日のような混沌とした色で。
涙が--でも、まだだ。この感情は僕が描き出す「神様」に込める

今の言動までそっくりに僕の「バステト」を描いてみる
死者の書の間を護るバステトと君たちを護る「バステト」が現れたかのように見せて。

聞いて。バー(魂)が消滅してもカー(精神)は生き続ける
きっと僕達と「バステト」が愛をもって神さまの所へ連れて行く
君たちが自分で消滅を受け入れること。
それが、最後の審判だよ


 ――君たちと、同じ価値観で出逢えたらよかったな。
 不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、〈幸せペイント箱〉の蓋を開けクレヨンを手に『リアライズペイント』で宙に描く。
(「同じ育ち方で、同じものを信じて、幸せを望めたら。そうしたらもっと、伝わる言葉が見つかった?」)
 何人者見知った人達が、仲間が色々な声をかけ魂達に呼びかけ続けた。そしてお兄ちゃんも……。
 これから描く物が、どう伝わるかは分らない。
(「怯える君たち。この場所にあるのはあの日のような混沌とした色で」)
 大事な人との別れ、大事なものの喪失、その色はとても重く暗く。ここに集う魂達が向おうとしている先にも、幸せな色は見えなくて。
 小さな胸を痛めながら、紘希は目に涙を湛え、「でも、まだだ」と唇を噛みしめ手を動かす。
「この感情は僕が描き出す『神様』に込める」
 にゃんだと作りものめいた口調もそのままに、紘希が描いた彼の『バステト・メル』が動き出す。
 恭弥とヴォントが、バステトとその猫を遠ざけている今のうちに……。
「聞いて」
 紘希は実体化させた『バステト・メル』と共に魂達に呼びかける。
 エンネアドであるバステトの姿に、魂達は進んで近付いてくる。
 安心するにゃと『彼のバステト』に言われれば魂達も護られていると安心したように、穏やかに漂う。
「バー(魂)が消滅しても、カー(精神)は生き続ける」
 そうだという風に、『彼のバステト』は紘希の言葉に頷く。


「きっと僕達と『バステト』が、愛をもって神さまの所へ連れて行く」
 魂が信じる信仰もエンネアドも否定せず、紘希は真っ直ぐに声を掛ける。
『本当に、神様の所へ行けるの?』
『ここで待っているようにしか言われてないぞ』
 いくつかの魂が、驚きと戸惑いを浮かべながらも近付いてくる。共に居る『バステト・メル』の姿が、紘希の言葉に説得力を持たせる。
「君たちが、自分で消滅を受け入れること。それが、最後の審判だよ」
 嘘はついていない。
 暫く魂は紘希の言葉を受け止め考え、たぶん笑顔を浮かべたのだろう。
『……そうなのね。復活しなくても、私は神様のとこに……連れてってください』
 本当は少し怖かったのと、一つの魂が輝き消えていく。
『ボクのカーは、お姉ちゃんに会いに行けるんだね』
 続くように、また一つ小さな魂が消えた。それは復活を諦め、未練を断ち切ったという事で……。
 やっと届いた言葉に、堪えていた涙が紘希の頬を落ちる。
 ほんの一部に過ぎないが、魂を説得することが出来たのだ。

「にゃにをした!?」
 驚きを口にしたバステトが、慌てて猫を紘希に向わせようとしたが、そこは既に実体化していた『彼のバステト』が大鎌を振るい攻撃した。
 まだまだ、これだけでは全ての魂を説得できた訳ではない。残る魂は慌てたように、元の渦へと戻っていった。
 残る魂には、何か別のアプローチの説得が必要なのかもしれない。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【液体錬成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!

ラズロル・ロンド
理不尽は当然…か
それは今、この場で起きる理不尽にも言える事なのだろうか…

ネメシス化し…狐獣人となり
我こそ神だと名乗ろう
バステトにはそっと人差し指を立て黙って貰いつつ
今まで散々見てきたろ?僕等の力は
姿は何方もある
何より獣人姿で印象を与える

新たな導きを与える
蘇りでは無い道を…
自ら消滅を願い…安寧の死後の世界へ向おう
そこは誰もがいつかは至る場所
よく今まで数々の試練に耐え抜いた…
祈りを捧げよく頑張ったね
ゆっくり休むといい
そこは華が咲き乱れる楽園だ…
不安があればここで悔い改めればいい
神は全てを許そう

これが最後の試練だ…
自ら消滅を願い死を受け入れよ!
その姿、最後まで見届けるぞ


●死者の護人
 にゃにゃにゃと、転がされ慌てるバステトは大鎌を振り上げ飛びあがる。
 折角、死者の間に集わせた魂が復活を諦め、消滅していたのだ。これは由々しき事態。流石に放っておくわけにはいかない。
「これ以上、好きにはさせないにゃ」
 振り回す大鎌を抑えるように、ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)はネメシス形態となり、白い狐の頭を持つ獣人の姿となりその刃を止める。
「理不尽は当然……か。それは今、この場で起きる理不尽にも言える事なのだろうか……」
 漂う魂達には、どんな風に受け止めて貰えるのだろうか。
「我は、我こそ神だ!」
 言いなれない口調で、ラズロルがそう宣言し、壁画の前に漂う魂達を窺った。
「にゃにゃ、にゃにを言っている……」
「おっと、ちょっと黙っていてね」
 余計な事を言わせないように、スッと人差し指を立て、パラドクス『トートの甘言』を発動する。
 甘い甘言は、バステトの騒がしい声を沈め、言葉を失わせる。
「今まで散々見てきたろ、僕等の力は?」
 獣人姿で印象を与え、魂にもアピールする。
「自ら消滅を願い……安寧の死後の世界へ向おう」
 魂は小声で、神様と新しい神様が争ってるなどと言っているので、神とは思ったのだろうか。
 考えてみれば、獣神王朝エジプトには無数の神とエンネアドが居る。知らない新しい神が現れたとしてもおかしくないが、それだけ。
 新しい神が現れたとしても、既に沢山の神がいるここでは新たな導きを与えようとしても出る幕はなさそうだ。
 何より何時までもバステトが、黙っていない。
 言葉を発せなくとも、その瞳は輝く。『ネコはすべてを見通す』、複数の猫が音もなく現れラズロルに纏わりつく。
「祈りを捧げよく頑張ったね。ゆっくり休むと……っ」
 いつの間に頭に乗ったのか、猫が落ちてきてラズロルが喋るのを邪魔するように視界を塞ぎ大暴れ。
 必死に掴まり猫がじゃれ付いているように見えるが、爪を立てられ毛を引っ張られ地味に痛い。
 やっと猫を顔から引き剥がせたところで、迫る大きなアーモンドの目と視線が合った。
 次の瞬間には、鈍い痛みを横腹に感じ白い毛並みを朱に染める。
「ぐっ……」
 戦いながら声を届けようとしたことで、バステトへの注意が疎かになり、攻撃する隙を与えてしまったようだ。
「もう一度言う、背神者よ。これ以上、好きにはさせない」
 大鎌を構え直すバステトの瞳は、鋭く獣の眼光を湛えていた。
苦戦🔵​🔴​🔴​

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 
これ以降、選択肢①において、失敗判定になるプレイングは、基本お戻しさせて頂きます。ご了承くださいませ。
●とある欠片
 朝起きて、目を閉じて手を合わせ、神様にお祈りする。
 私達はみんな当たり前のように続けている、大切な日課。
 いつかこの魂が死した時、神様の元に行けるように……。
 神様の元に仕えられるようにリターナーとして蘇り、いくつもの試練を超えマミーとして共にあれるように。
 私達は、祈るしかない祈りを続けている。
 私達は祈りと共に生きている。
 私達は、一生懸命生きています。だから神様、導いてください。
 不信心な者にならないように、神に不要とされないように。
 祈る、祈る……祈る……。
 リターナーとして目覚め、さぁ試練を受けいつか神の元へ。
 永遠なる命を、新たな幸せな日々を――。
 どうか神様、お導き下さい。
プターハ・カデューシアス
あともう少しという所で、届かない思いに苦い気持ちを噛みしめつつ

ならば、最後まで見届けるのみ

消えゆく魂達の思いを、信仰を…心の枷として負おう
いつか、本来の世界で魂が救われますように

仲間の無念、魂への思いを復讐心に変えて
全力の攻撃をバステトに

自身の負傷や、子猫には構っていられる状況ではありません
むしろ、子猫に隠れて近づいてきたのなら
敢えて大鎌を受け、本体を見極めてから食らいつきましょう

バステト・メル
貴方にも、覚悟はあるのでしょう
ならば魂と共に消えなさい

戦闘が終わったのなら
消えゆく魂の名と声を聞こう
恨み言でもいい、心残りでも良い

全て心に刻みつけ
この先の世界に共に連れて行きます


ジズ・ユルドゥルム
あと一歩届かず、か。
だが、元より覚悟の上。

死者達よ、消滅の時は近い。
祈ってくれ。神を崇めるためではなく、自らの安らかな消滅のために。

ふふ、猫はいいな。
人が猫のように自由であれば、世界の形はまた違っただろう。

そら!私よりもこれで遊ぶといい!
(祈りの樹を発動。枝葉やふわふわの花を低い位置まで伸ばし、風で揺らして猫達を撹乱する)

邪魔は無しでやろうじゃないか、バステトよ。(懐剣を構え、大樹の周囲で接近戦を挑む)

命を懸けて魂を、王朝の未来を担う戦力を護ろうとする覚悟は見事。
だが、この世界と…この世界の死者達に未来はない
我々が奪うからだ

気づいているか?
この大地も貴様の存在を否定しているぞ

※宿敵と因縁なし


ナディア・ベズヴィルド
背信者だと…?偽神が何をのたまうか。小賢しい猫め
本来神とは現世に関わらず見守るだけの存在
我らは祈りを捧げ、敬い、奉る尊き存在

それを貴様等はなんだ、口を出し、手を出し結果いい様に人々を操るだけ
……ふざけるなよ…っ!

此処に集いし魂の恨み、悲しみを背負う覚悟も持たぬしてこの場に立てぬわ!
所詮、我らはこの世界を壊す者としているのだから

此処にいる魂たちも…エンネアドの偽りの教えが全てでしょう
私にはあなた方にかける優しい言葉は見当たらない…ごめん。

ああ…はいはい猫ね猫猫。ネコだらけってそんなの気にしていられない
全部、全て、焼き払ってやるわ

消えるがいいバステト、偽物はいらないわ


一・百
猫にはジンのキューコン(狼程の九尾の銀狐)に相手をさせる
尾が九本もあるからいい囮になるだろう
全く…猫に罪はないのにな…

死者よ信じなくていいが聞いて見届けてくれ
そして己の為に祈って欲しい

さて、少々珍しく俺は機嫌が悪い…
祈りを神を冒涜する者、どこへも行けぬよう魂まで刻んでくれよう
死は消滅ではない、眠りではない
声正しきものは永遠の楽園で第二の人生を送る


紅玉姫を抜き肉薄しPDで攻撃
何を呼ぼうとこの距離なら無意味
妖気の花弁を散らし猫の気をひき振り払い斬る

エンネアドよ終わりの時間だ
歪め欺き続けているお前らが永遠の存在で無いという事実を…

重傷してもバステトを両断するつもりで斬る

魂よあなた達は冥府へ…すまない


不知火・紘希
信じてくれた魂さんたち。きっと、君たちのカーは届ける。
残った魂さんたちは……ごめん。ごめんね。
これから目の前で起こることが、残りの魂さんたちの傷にならないように。僕は最後まで、心を尽くすから。
誰も悪くないんだ。それぞれに譲れない願いがあるだけで。

バステトさんも嫌いなわけじゃないよ
証拠にいままでずっと観察してた。
モフモフの猫、見たものそのままお返しするね
神さまの力、少し借りるよ

戦ってる間に、魂さんたちに最後の言葉を
君たちと縁を紡げたこと、忘れないよ
バステトさんとここは攻めなきゃいけないけど
君たちの存在は正しい世界でちゃんと伝える

だから教えて。
君たちの願いと名前を。
幸せな残像で希望の最後を見せよう


大和・恭弥
俺の言葉は紘希と違って、君たちには煩わしかったかもしれない。
だけどどれも本当の言葉で、君たちを思って届けた言葉だ。

俺はいまここにある信仰の形を壊すことしかできない
だが君たちの行く末を祈ってる

バステト、ここに集めた魂はお前から解放させてもらうよ
彼らは俺たちとともに連れて行く
……絶望を知るのはバステトだけで十分だ、魂には冥界へいく運命がある。邪魔するなよ。

藍雪花染を抜刀し、呪詛を解放
仲間が話してる間はディフェンスや援護して死者と話す時間稼ぎをする
魂が神が死ぬ瞬間を見ないよう
パラドクスを発動しバステトを虚無に飲みこむよう横斬り

紘希が心配だが…
俺もこの妖刀に宿した君たちの意志、必ず忘れないことを誓おう


●猫の献身
 根付いた信仰を揺らがすというのは、こうも難しいものなのか。
「あと一歩届かず、か。だが、元より覚悟の上」
 こちらには構わず攻撃を仕掛けてくるバステトの姿に、ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)は魂達から意識を切り替える。
 届かない思いに苦い気持ちを噛みしめ、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)はネメシス形態の龍の姿のまま、威嚇するようにバステトに向かって大きく口を開いた。
「ならば、最後まで見届けるのみ」
「にゃにを言っている。おみゃえ達は、ここでにゃんが倒すにゃ」
 号令のように響く高い鳴き声と共に、死者の書の間は猫で溢れ、大中小様々な猫が我が物顔で部屋を闊歩する。
 戦闘の集中力を散らし、邪魔をする猫だが、彼らに罪はないはず。
「ふふ、猫はいいな。人が猫のように自由であれば、世界の形はまた違っただろう」
 それぞれが思うがまま、猫を束縛するものは無い。
 だが今は彼らと遊ぶ時ではない。ジズは地にアカシアの木の種を植え祈る。
「そら! 私よりもこれで遊ぶといい!」
 伸びていく枝葉は、猫たちの視線を集めるよう、低い位置にフワフワとした黄色い花を咲かせ揺らす。
 その合間を縫うように狼程の体躯の銀狐、一・百(気まぐれな狐・g04201)のジンのキューコンが九尾を揺らし猫たちを誘う。
 九つもあるフワフワの尾は、十分猫たちにとって魅力的な遊具、囮だ。
「全く……猫に罪はないのにな……」
 自由な猫の姿にジズと百は、僅かに表情を緩めた。
「死者達よ、消滅の時は近い。祈ってくれ。神を崇めるためではなく、自らの安らかな消滅のために」
「死者よ信じなくてもいいが、聞いて見届けてくれ。そして己の為に祈って欲しい……死は消滅ではない、声正しき者は永遠の楽園で第二の人生を送れる」
 猫の注意を十分に反らし、百は妖刀〈紅玉姫〉を抜き、バステトに向ける。
 大樹の茂るその枝の下は、歴史改竄者を否定する結界に。
「邪魔は無しでやろうじゃないか、バステトよ」
 ジズは〈懐剣〉を構え、大樹の下へと誘い込み。結界に踏み込んだバステトには、ジワリと浸み込む毒の様にダメージが広がる。
「どうせにゃら、マタタビよこせにゃ!」
 猫と無数の枝を軽々と跳び越え、『 ネコはすべてを見通す』。煌めく短刀が踊るようにジズを狙うも、赤い刃に弾かれそのまま百が肉薄してくる。
「さて、少々珍しく俺は機嫌が悪い……祈りを神を冒涜する者、どこへも行けぬよう魂まで刻んでくれよう」
 何に邪魔をされようとゼロ距離であれば無意味と、百は静かに怒りをはらんだ声でバステトを一閃し赤い妖気の花弁を散らす。
 だが、バステトもここを護るべく力と使命を受けている。
 百の振るう刃に怯まず斬り込むバステトは、刃を届かせ腕を斬りつけるも、四方八方より飛来する刃が次々と襲いかかり。
 踏み込みと同時に放たれた百の刃が、逆にその手を斬り飛ばす。
 悲鳴混じりに大きく後方へと跳んだ。
「背信者に、ここは荒させないにゃ!」
「背信者だと……? 偽神が何をのたまうか。小賢しい猫め」
 怒声と共に死者の書の間に雷鳴を轟かせながら、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)はバステトに凄む。
 獣の本能とでもいうのだろうか、バステトの全身の毛が逆立ち警戒するように、その瞳の鋭さを増した。
「本来神とは現世に関わらず見守るだけの存在。我らは祈りを捧げ、敬い、奉る尊き存在」
 跳ねるように逃げ回るバステトを追い詰めるよう、雷光が唸る。
「それを貴様等はなんだ、口を出し、手を出し結果いい様に人々を操るだけ……ふざけるなよ……っ!」
「その結果、幸せににゃれているんにゃ。にゃにが悪い!」
 更にバステトは猫を呼び出し、ますます死者の書の間を猫まみれに。
「ああ……はいはい猫ね、猫、猫。ネコだらけってそんなの気にしていられない。全部、全て、焼き払ってやるわ!」
 さすがにここまで増えれば、猫も攻撃に当たる。だが彼らはバステトからの不思議な力で護られているようで、雷が当たっても驚きはするものの傷つく様子はない。
 なぁーん。にぁーと、不思議そうに声をあげる猫たちは可愛いが、このままでは動く障害物が増え続けるだけだ。
 まさに猫の勝手、気紛れ状態。
 だが傷つかないと分れば、遠慮する必要はない。
「此処に集いし魂の恨み、悲しみを背負う覚悟も持たぬしてこの場に立てぬわ!」
「消えゆく魂達の思いを、信仰を……心の枷として負おう。いつか、本来の世界で魂が救われますように」
 次々と投げつけてくるナイフごと特大の雷撃をバステトに直撃させ、大鎌を振り上げたまま動きが鈍くなったところをプターハが急襲し、小さなバステトの身体を喰らい撥ね上げ。
 プターハに蹴散らされた猫たちは、うなぁと鳴きながらコロコロと転がり、元の場所へと消えるように還っていく。
「バステト・メル。貴方にも、覚悟はあるのでしょう。ならば魂と共に消えなさい」
「消えるのはそっちにゃ! にゃんは、偉大にゃアヌビス様の為にも、ここを護るにゃ!」
 離せとばかりに、バステトは引っ込めていた爪を出し、プターハの顔面を引掻き逃れると、クルリと身体を捻り着地した。
 激しさを増していく戦闘に、魂達は目を離せずにいた。
「信じてくれた魂さんたち。きっと、君たちのカーは届ける。残った魂さんたちは……ごめん。ごめんね」
 納得して選んでほしかった。その想いをこめて、不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、もう一度〈幸せペイント箱〉よりクレヨンを取り出した。
「俺の言葉は紘希と違って、君たちには煩わしかったかもしれない。だけどどれも本当の言葉で、君たちを思って届けた言葉だ」
 大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、斬り込んできたバステトの短剣を碧の気を放つ〈藍雪花染〉を抜刀すると同時に受け止め、呪詛を解放する。
「これから目の前で起こることが、残りの魂さんたちの傷にならないように。僕は最後まで、心を尽くすから」
 描き再現するのは、バステトの力。
「誰も悪くないんだ。それぞれに譲れない願いがあるだけで……」
「俺はいまここにある信仰の形を壊すことしかできない。だが君たちの行く末を祈ってる」
 全てはクロノヴェーダが、捻じ曲げたせい。
「バステトさんも嫌いなわけじゃないよ。モフモフの猫、見たものそのままお返しするね」
 神さまの力、少し借りるよとバステトと同じように猫を呼び出し、紘希はその場を撹乱し。
 紘希が再現したバステトの技と共に、恭弥は駆け向ってくる猫に足を止める事無く、真横に一閃バステトを斬った。
 存在を抹消する虚無を宿す刃に斬られた部分が、牡丹雪が舞うかの如く霧散し消えてゆく。 
「……絶望を知るのはバステトだけで十分だ、魂には冥界へいく運命がある」
「命を懸けて魂を、王朝の未来を担う戦力を護ろうとする覚悟は見事。だが、この世界と……この世界の死者達に未来はない。我々が奪い取り戻すからだ」
 かなり動きが落ちて来たバステトに畳み掛けるよう、懐剣を振るい。バステトが反撃の動きを見せれば、たちまち龍と化したプターハとナディアの雷が妨害してくる。
 バステトは大きく肩で息をし、残る片腕で器用に大鎌を構えた。
「所詮、我らはこの世界を壊す者としているのだから。此処にいる魂たちも…エンネアドの偽りの教えが全てでしょう」
「エンネアドよ終わりの時間だ。歪め欺き続けているお前らが、永遠の存在で無いという事実を……」
「消えるがいいバステト、偽物はいらないわ」
 大量に呼び出された猫を、紘希が呼び出した猫たちが迎えるように相手し。
 バステトが振り下ろした大鎌を、プターハが龍の体で受け止め鱗を散らしたところ、百がそれを跳び越え紅玉姫の刃で、もう片方の腕も斬り飛ばし辺りに赤い花弁の刃を舞い散らす。
「魂よ。あなた達は冥府へ……すまない」
「私には、あなた方にかける優しい言葉は見当たらない……ごめん」
 暗闇を切り裂くほどの轟音と共に、雷光がバステトを貫く。
 百とナディアの言葉に、魂は震えた。
 だがそれは、恐怖からの震えではない。ここに来て、消えるという事を彼らは理解したのだ。
 ――エンネアドは絶対ではない。
 投げかけられた、全ての言葉を信じたわけではない。だが本能的に、魂に刻まれた何かが彼らに告げたのだろう。
 『祈りの樹』が優しく枝葉を揺らし、アカシアの花の咲く木の下に、赤い花弁が花吹雪の様に吹き上げられ天へと舞った。
「君たちと縁を紡げたこと、忘れないよ。君たちの存在は、正しい世界でちゃんと伝える……だから教えて。君たちの願いと名前を」
「俺もこの妖刀に宿した君たちの意志、必ず忘れないことを誓おう」
 バステトは叫び声をあげるが、もう両の腕は無く。何も出来ない。
 焔く雪の如く、恭弥の藍雪花染がバステトの身体を空間ごと真一文字に斬った。
 その身体が分かたれ、断末魔の悲鳴をあげたのは一瞬。次の瞬間には虚無へと飲み込まれ、何も残さず淡く消え去った。
『私達は、間違っていたのでしょうか……』
 微かな声は、消滅を悟り穏やかに。魂の渦は、静かに漂い。
 ゆっくりと魂の光が弱まる中、彼らはディアボロス達に囁くように。
 ――ネブ、オード、ハニフ、ヘヘト。
 魂達は、名を告げ静かに消滅していき、後には死者の書が刻まれた壁画だけが残された。

 この世界の人々に与えられているのは、偽りの希望。
 だが、それは正史を知らぬ者にとっては偽りではない。
 世界を正しく戻した時、歪んだ世界に生きる彼らがどうなるか、それはまだ分からない。
 魂に愛を、死者に愛を――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV3になった!
【クリーニング】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【ダブル】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2022年07月19日

ギザのピラミッド神殿~『死者の書の間』へ

 ピラミッド神殿に広がる異空間を突破したことで、ギザのピラミッドの中枢である強力なクロノ・オブジェクト『死者の書の間』の存在と、その性質が判明しました。

 クロノ・オブジェクト『死者の書の間』は獣神王朝の死せる一般人の魂を自動的に呼び集め、その魂を加工した上で、各地に築かれた遺体保存施設『死者の家』に保存されている死体に戻す事で、リターナーを生み出しています。
 つまり『死者の書の間』を破壊すれば、「死者がリターナーとして蘇る」現象は発生しなくなり、獣神王朝エジプトに蔓延する、偽りの神々への信仰の根幹を打ち砕けるのです。
 そうなれば、排斥力なども大きく揺らぐはずです。

『死者の書の間』は、最深部の一面に壁画が描かれた広間として存在しています。
 破壊作戦として、まず『死者の書の間』を守るクロノヴェーダを排除します。

『死者の書の間』に至る途中には、復活を待つ死者(一般人)の魂が、幾つものかたまりになって漂っています。
 この一般人の魂は『死者の書の間』を守るクロノヴェーダを強化しており、激しい戦闘が予測されます。
 復活を待つ死者(一般人)の説得に成功すれば同様に条件を達成できますが、まだ信仰が揺らいでいない現状、こちらは極めて困難でしょう。

※補足
『死者の書の間』を破壊しても既にリターナーとして蘇った後の一般人に影響はないようです。
 また、リターナーのディアボロスにも影響はありません。
 既に活動中のディアボロスに影響がないのは勿論、これからも覚醒時にリターナーになったり、過去からディアボロスのリターナーが漂着することは起こりえます。

※期限延長
22/09/02 攻略旅団の『期限延長』により攻略期限が10/27朝に変更。

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#死者の書の間


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選択肢『死者の未練を断ち切る』のルール

 獣神王朝エジプトの強力なクロノ・オブジェクト『死者の書』の周囲に漂う、一般人の魂を説得し消滅させます。
 一般人の魂は、死後の復活を宗教的に信じており、またエンネアドの実在によって信仰が補強されている為、説得は極めて困難です。

 この選択肢をクリアしなくても、『死者の書の間』の守護者に勝利すれば、死者の魂は消滅します。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『アヌビス神との会話』のルール

 死者の書の壁画に囲まれた部屋に入ると、アヌビス神からの神託がディアボロスの頭に響きます。
 アヌビス神の神託は『死からの復活』や『永遠の命』を賛美する内容です。
 この意志に強く反する主張をぶつける事で、アヌビス神と会話することが出来るかもしれません。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『👿または👾で出現する敵との会話に専念する。戦闘行動は行わない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『クリスタルスカル』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿『死者の書の間』の守護者『バステト・メル』のルール

 ギザのピラミッドの獣神王朝エジプトの強大なクロノ・オブジェクト『死者の書の』によって強化されたクロノヴェーダと戦闘を行います。
 ジェネラル級にも匹敵する戦闘力を持つので、正面から戦えば激戦は必至です。
 このクロノヴェーダを撃破すると、クロノヴェーダを強化していた『死者の書の間』の力の一部を同時に消滅させることが出来ます。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「ジズ・ユルドゥルム」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。