リプレイ
ノイン・クリーガー
[心境]
混乱に乗じて弱い者イジメか。
戦地ではままあることだが、放置するわけにはいかんな。
[行動]
まず発煙弾を投げて、煙幕を張り、市民の姿を隠し、【時間稼ぎ】を行う。
「早く逃げるんだ。行け」
そして自身も煙に身を隠し、MK-45/Sによる【制圧射撃】を行う。
こちらを疑心暗鬼にさせてくるようなので、状況をよく【観察】して【看破】しつつ戦闘を行う。
撃ったら煙に紛れて【地形の利用】を行いながら【一撃離脱】して位置を変えながら攻撃を繰り返す。
獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
まずは襲われている人達を救おう。自分達が賢いと勘違いしている奴らに現実を教えてやらないとな。
騒ぎが大きい場所や悲鳴が上がっている場所を重点的に【偵察】する。敵を見つけたら建物の陰から【ダッシュ】で飛び出して【強打】を叩き込む。
一通り倒したら街の人達に騒ぎが収まるまで隠れるように言ってから次の場所に向かう。
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
人と言う存在は追い詰められた時にこそ本性を表すと言う…。
この有り様は…まさに…蟲だ。
戦場に蔓延る蟲を打ち滅ぼし、救える民を救いましょう。
AIサイバーゴーグル【Boeotia】のテンプルを弾いて起動
戦場を"観察"して、"情報収集"を行う
機械魔導弓【ACRO】に光の矢を番え
参謀達とやらに射かけましょう。
さぁそちらの策で防いでみるといいです!
放つは電撃戦の一矢
一般の民に当たる事無く
敵の頭を射抜いて行きましょう。
九条・雅
知り合いで相棒であるエアハルト(f03594)と参加
許昌の都は大混乱、民を犠牲にして自分達の思う通りの展開に持ち込むと。アタシとエアハルトはこういう力無き人々を虐げる奴らが嫌いでね。さあ、ぶっ倒してやろうか。
【観察】で住民が危なそうな場所を見つけ、【光学迷彩】で姿を隠して【ダッシュ】。エアハルトと連携して弓兵の群れをすり抜けて召喚主の方へ再接近。弓兵がどうしても邪魔なら【斬撃】で斬り捨てて、召喚主の群れを【斬撃】【連撃】【両断】【貫通撃】【薙ぎ払い】で斬り払う。
逃走しようとする敵がいたら【ダッシュ】で追いかけて、【グラップル】【強打】【気絶攻撃】で蹴りを入れて無理やり足止め。
エアハルト・ヴィオレ
知り合いで相棒の雅(f03417)と参加
戦略的に無視して構わないといえど、無辜の民の犠牲は見逃しておけません。都を護る役目にありながら民を虐げるなど。雅と私には許せない類です。即刻倒し、民の犠牲を防ぎましょう。
【情報収集】【観察】で住民が襲われている場所へ【光学迷彩】で【ダッシ
ュ】で近づき、雅と連携して【電撃属性】で電撃を纏わせた剣で【斬撃】【連撃】【両断】で攻撃。
敵が逃走しそうになったら懐から拳銃を出して足元を狙って弾を【連射】。そのまま【制圧射撃】で仕留めます。自分のやるべき役割を忘れ、民に犠牲を強いる、そのような悪逆の輩はここで倒させて貰います。
吉水・翡翠
アドリブ/連携歓迎
……さてと。まずはその馬鹿な頭をつぶしにいきます。
無辜の民を傷つけるのを見過ごすわけには行きません。
観察で住民が危険そうな場所を見つけて、光学迷彩が使用できれば使用。飛翔も駆使して急いで駆けつけます。
現場について直ぐにパラドックス使用。
敵にのみ攻撃して一気に倒します。
そのまま敵の懐に入って陰陽鉄扇で斬撃を。
結界術で住民の方を護るのも忘れずに。
絶対に逃がしません。逃げれるとも思わない事です。
園田・詠美
いくら頭が回っても一度追い詰められたくらいで大慌てとは……もう少し社会の荒波に揉まれた方がいいんじゃないでしょうか?
ともあれ、どの道見逃すわけにはいきません
確実に撃破させてもらいます!
大混乱の中とはいえ、ああも好き勝手にしていては自分たちの場所を教えているようなものですよ!
騒ぎや悲鳴を目印に敵の下へと向かいます
隙や弱いところを突く……効果的ですが、それならば突かれるのに合わせて、魔力障壁を展開するようプログラム変更し、"Leyak"を起動
即興故、完璧に防ぐことはできないでしょうが……こちらの反撃をする時間を作れれば十分
魔力の弾丸による【弾幕】を逃げる場所もないくらいばら撒きます!
業務、執行!
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
(戦闘中はダッシュ、ジャンプ、空中戦、地形の利用で常に走り回ります)
こんちはディアボロスのデリバリーでーす。
あらら、これはまさしく烏合の衆って感じですねぇ。
流石のわたしもちょーっとトサカに来ちゃったんで
被害が広がる前にとっちめちゃいましょ!
初っ端『召喚:不死騎手・並走射撃』を発動!
敵の真っ只中へ【突撃】ダイナミックエントリー!
浮き足立ってる間に片付けちゃいますんで、良い感じに運転よろ〜
【フライトドローン】を適当に飛ばして囮と威嚇
敵の周りを回って追い込みをかけてから
銃撃でガンガン撃ち抜いていきましょ
こういう手合いは野放しに出来ませんよねぇ
全員纏めてフルボッコにするんでお覚悟を〜
慌てふためき逃げ惑う許昌の人々を追い立てながら、自らの策略……いわばディアボロスを足止め、あわよくば撃退し戦功を上げ成り上がらんとする魏軍拠点参謀達。
だがその考えが浅はかで無謀、そして叶う事の無き野心であった事に気付くのはすぐの事。
「弓兵はあちらへ、それから……ふふふ、ここに別の兵が居るように。私は非力に逃げ出す風を装って」
ディアボロスに備え計略を練り上げ、民を虐げる参謀であったがその策略を潰すかのように、民の悲鳴とは別の物音が聞こえたのはその時で。
一体何だと一人の参謀がその方角を見遣ればこの世界には似つかわしくない物……俗に言う大型バイクが一直線に突っ込んで来るではないか。
「こんちはディアボロスのデリバリーでーす。あらら、これはまさしく烏合の衆って感じですねぇ」
轟音と共に道路を走る大型バイク、その横に取り付けられたサイドカーに乗るライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)が手にするは一丁の突撃銃。
相手が控えし弓兵に号令をすると同時、突っ込みながら撃ち出された数多の銃弾が弓兵を、そして参謀達の体に銃創を刻み込み、そのまま走るバイクの轍は炎上、炎の結界を生み出し退路を断つ。
「いやー、いい感じに浮き足立っちゃってますねぇ、運転も良い感じです~。それじゃ、他の皆様!
流石のわたしもちょーっとトサカに来ちゃったんで、被害が広がる前にとっちめちゃいましょ!」
叫ぶライカ、そして上空に飛び立つは数多のフライトドローン。
何かを仕掛ける布石のように飛ばされたそれはある種の目印でもあり、そして拠点参謀にとっては即時排除せねばならぬ目標でもあり。
「ええい、奇襲ですって!? 他が来る前に何とか……」
「おっとぉ、こういう野放しに出来ませんよねぇ。全員纏めてフルボッコにするんでお覚悟を〜」
打開せんと動き出す参謀を阻むかのように骸骨が駆る大型バイクが疾走、炎の轍が敵軍を包み込むように広がれば。
「この、逃げるなどと無様な……!」
「逃げないという覚悟は良し。まあ逃げるつもりであっても絶対に逃がしません。それに逃げれるとも思わない事です」
飛び交うドローンの合間から聞こえる声、それは吉水・翡翠(道求める陰陽師・g01824)のものであり。
家屋の屋根を跳躍飛翔、ドローンの影を利用し敵の頭上を押さえれば。
そのまま背中に広がる禍々しき悪魔の翼が一度羽ばたき彼の眼前には魔力にて生み出された弾丸が出現、そのまま参謀のみを狙いまるで戯曲の魔弾が如く、身を隠そうと物陰へと逃れる参謀を追尾しその身を穿っていたのであった。
「ぬおっ!? おのれ、弓兵、一斉に仕掛けよ!」
変幻自在に動き回り、自身を撃ち抜く弾丸。
ならば数に任せた反撃とばかりに伏兵として配した弓兵に号令すれば、上空を飛び目くらましの役割を果たすドローンごと翡翠を射抜かんと数多の矢が空を舞う。
数の暴力、次々と放たれし矢によってドローンは羽を、本体を破損し墜落していくのだが……本命たる狙いの翡翠は右、左と翼を不規則に動かす事にて空中で不規則な軌道を刻む。
上下左右、揺れるように飛び回り、幾本かの矢が身を掠めるも致命傷には至らずそのまま参謀目がけて急降下。
「苦境にあることもわからない、馬鹿な頭をつぶしましょう。無辜の民を傷つけるのを見過ごすわけには行きませんしね」
既に勝負は決しているとばかりに宣言、手にした鉄扇を一振りすれば参謀の衣服は引き裂かれ、同時に周囲へ撒き散らされた陰陽符が結界を構築、飛び交う流れ矢から民を守る壁となる。
「ぐぬっ、だが……役立たずな民を守る無駄な動き、それこそが貴方達の隙ですよ!」
攻め込んできたディアボロス、敵対勢力の民間人を守る動きは勝利を得る戦術としては無駄だと論じ、反撃せんと飛び退く参謀。
敵は少数、ならば弓兵の数に任せ包囲殲滅と思案したがその策など通じない。
「都を護る役目にありながら民を虐げるなど」
「そうやって民を犠牲にして自分達の思う通りの展開に持ち込むと。アタシとエアハルトはこういう力無き人々を虐げる奴らが嫌いでね」
物陰より聞こえた会話、それはエアハルト・ヴィオレ(宵闇のエヴァンジル・g03594)と九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)の二人であり。
参謀が驚き迎撃体制を整えるより早く、二人並んで地上を疾駆。参謀へと急接近。
まずは一人目、と狙いを定めた拠点参謀へと肉薄すれば、エアハルトの手には白銀に輝く長剣が。
雅の手には、一振りの日本刀が握られて。
そのまま左右より肉薄、反応すらさせぬとばかりに陽焔を纏わせたエアハルトの斬撃が駆け抜けざまに打ち込まれ、参謀の羽が舞い。
「煉獄の恐ろしさを喰らわせてやるよ!!」
己が受けた苦しみをそのまま相手に打ち付ける、それほどの強き恨みと怒りの篭った雅の斬撃が参謀の命を刈り取る一撃となり、胴部に一閃光が走ればそのまま参謀は前のめりに倒れ伏し、動きを止めていたのである。
だが、二人の猛攻はこれで終わりではなく次なる標的、それは弓兵の後ろに隠れ指揮を取る参謀であり。
「く、くっ! 弓兵、近づけさせるな!」
参謀を守るかのように並び立ち、次々と矢を放つ数多の弓兵。
その一斉掃射を前にしてもエアハルト、雅の二人。その突撃の勢いが弱まることはなく、むしろ逃げ腰の参謀を逃がすまいと更に加速。
「自分のやるべき役割を忘れ、民に犠牲を強いる、そのような悪逆の輩はここで倒させて貰います」
エアハルトが踏み込み、電撃纏いし剣を一振り。
眼前に並び進路を阻む弓兵を切り伏せ道を作れば、綻びを穿つ楔が如く雅が突っ込み弓兵を切り飛ばし、強引に切り込めばエアハルトもその空間に飛び込んで。
「なっ、まさか、こんなはずは……」
「そちらが今までやって来たこと、それは雅と私には許せない類です。無辜の民を犠牲にせぬよう、終わりにしましょう」
驚愕の表情を浮かべたまま参謀に叩き込まれたエアハルトの一撃、間髪入れず放つ雅の一振り。
目を見開き、驚いた表情のまま参謀の首は宙に舞い……そしてそのまま地面に落ちるのであった。
「おっと、相手が強いからって逃げようなんて思わない事だね」
圧倒的不利な状況、何とかせねばと残る参謀が何かを考えようとした瞬間、威圧するように響く雅の声。
逃げるならすぐに追うぞとばかりに右足の爪先で地面を二度、三度つつき視線を集めれば、相方であるエアハルトは懐から赤銅色に輝く拳銃を引き抜き、牽制とばかりに参謀の足元へ発砲。
それだけで逃亡を完全に阻止、または逃げる相手を追跡できるわけもないが……既に戦場を囲うように広がる炎の轍と、上空、物陰よりの奇襲にて冷静さを失いつつある参謀達がほんの一瞬、逡巡してくれればそれで十分。
「いくら頭が回っても一度追い詰められたくらいで大慌てとは……もう少し社会の荒波に揉まれた方がいいんじゃないでしょうか?」
「な、なんだとっ!? 誰だ!」
相手の冷静さを失わせるように、知略に秀でると称する参謀を馬鹿にするように言葉を投げかけたのは先の威圧の間に現場へ到着した園田・詠美(社畜(元)系魔法少女・g05827)
何時の間にやら次々と集まり姿を見せるディアボロス、それを前に動揺が隠せない参謀達を見て、更に揺さぶれると察したか。
「大混乱の中とはいえ、ああも好き勝手にしていては自分たちの場所を教えているようなものですよ!」
ディアボロスを迎撃せんと作り上げていた守りの策、それによって生じた騒動が居場所を伝える、即ち伏兵を置き迎撃するという目的から大きく逸脱した愚行だったと突きつけて。
そのまま参謀に接近、反撃できるものならばしてみろとばかりに無防備な姿を晒しつつ魔方陣を正面に生成すれば、参謀もこれまでの不利を覆す好機と考えたのだろう。
身体能力ならば今までの相手に劣るように見える詠美、更に防具も展開せず接近戦を挑むのならば十分に迎撃できるとばかりに繰り出す徒手空拳。
拳が詠美の腹部に吸い込まれるように伸び、痛打を与える……はずであったがそこは敵の能力を事前に知れる、ディアボロスの特権を最大限に利用。
「ぐっ……ですが、その攻撃は想定どおり、ですわ!」
相手が隙や守りの弱い場所を突く、というのなら。意図的にそういった場所を作り出し、攻撃に反応して自動で防壁を展開するようにすればよい。
そうすれば、弱点を突いたはずが最も防御の高い場所に攻撃を仕掛ける事になる、と考えて予め仕込んでいた魔力障壁プログラム:"Leyak"が反応、光の障壁を作り出しダメージを最小限に抑えていたのであった。
「まさか、この私が逆に謀られて
……!?」
「そのとおり、ですわ! というわけで業務、執行!」
自らが策にはめられた、そう悟った瞬間に詠美の展開していた魔方陣が輝けば、多量の弾丸、まさに弾雨と呼ぶに相応しき弾幕が形成されて参謀が薙ぎ倒される。
次々と仲間が倒れ、策は成せずに追い詰められる参謀は最早自慢の知略を攻めに、迎撃に回せぬほどに狼狽し、詠美はやれやれ、といったような、呆れたような表情で肩をすくめて首を振る。
挑発に強気で返せぬほどに追い詰められた参謀。つまり大勢は既に決した、だがしかしディアボロスの猛攻は参謀を完全に殲滅するまで、そして多くの民の安全を確保するまで終わることは無く。
「人と言う存在は追い詰められた時にこそ本性を表すと言う……この有り様は……まさに……蟲だ」
何とか逃げ延びようと家屋の破損も、それによって生じる民の犠牲も考えぬ参謀の混乱振り。
上空からサイバーゴーグル【Boeotia】を通して一連の動きを観察、相手の動きの癖を掴んでいたレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)が思わず呟けば。
「ま、無茶苦茶なのには同意するぜ。自分達が賢いと勘違いしている奴らに現実を教えてやらないとな」
家屋の屋根、その上を飛び回り現場に到着していた獅子堂・崇(破界拳・g06749)が同意しつつ、無駄に犠牲を出すわけにはいかぬ、先に民への凶刃が向かぬよう、壁になるとばかりに急降下。
そのまま参謀の意識外、逃げの一手に傾きつつある思考を戦うことしか出来ぬ方向に変えてやるとばかりに踏み込み格闘の間合いに踏み込んで。
「まだ伏兵だと!? だが、我々が算を乱す動きも予定通りの……」
「そうかい、予定通りかい、予定通りだったらなんであんなに人々を襲うんだよ」
逃げるように見せかけ、敵を誘い込む予定だと口先で混乱させようとする参謀だったが、そんなものに乗せられるかとばかりに崇が繰り出す上段の回し蹴り。
顔面を、相手の横っ面を蹴り飛ばす強烈な一撃にて参謀は大きく吹き飛び、蹴りの衝撃で発生した衝撃波が広がり別の参謀が逃げようとする、その足を阻んでいき。
次の瞬間、戦場に響く何か硬質の物体が投げ込まれ、そして転がる異音がひとつ。
するとたちまち煙が街中に広がり、巻き起こされた衝撃波に乗って広がり、敵味方の視界を塞いでいく。
「な、なんだこれはっ!」
「う、うわぁ、なんだよ、これ以上なにが起こるってんだよ!」
参謀とディアボロス、両者の激戦から慌てふためく民衆が先の見えぬ煙幕に混乱、右往左往し始めたその瞬間。
「こっちだ、早く逃げるんだ。行け」
民の腕引き、煙の外へと誘導するのはノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)
絶好の機会を待ち、そして敵が混乱し組織立った抵抗が止んだ瞬間を見逃さず煙幕を展開、逃げ遅れた民を煙に紛れ確実に彼は逃がしていくのであった。
民という、ディアボロスが守る一種の障壁、その最後の一人までもがこうして戦場より逃がされれば煙に呑まれ混乱する参謀に生存の見込みは最早皆無。
「混乱に乗じて弱い者イジメか。戦地ではままあることだが、放置するわけにはいかんと集まった者も多かった、ということだな」
煙幕、視界を奪う行為、それは場合によっては敵に優位に働く可能性もある行動。
疑心暗鬼にさせる攻めを使えるならば、尚更の事とより一層注意を払い、煙に紛れ密やかに近付くノイン、そのガスマスクのゴーグル越しには煙を利用し、何とか逃げ出さんと障害物を薙ぎ倒し、今まさに走り出そうとする参謀の姿が見えて。
「…………」
語ることは一つも無い、自らの策に溺れ成すべき事を見失った存在に狙いを定め、手にしたサブマシンガンの引き金引けば多量の拳銃弾が撃ち出される。
重なり合う発砲音、それと同時に参謀の体に数多の銃創が現れて。
反撃せんと煙の中動く参謀、されど既に煙の奥へとノインは姿を隠し、また混乱させようと動く不審な動きを見切り迅速に後退すれば、残る参謀の数はわずかであり。
「一般の民は皆、逃げた後。動く影は全て計略自慢の参謀達とやら。ならそちらの策で防いでみるといいです!」
上空を飛ぶレイが煙の中にて隙を見せた参謀を発見、 機械魔導弓【ACRO】を展開すればそこに魔力で紡ぎし光の矢を番え、放つ一矢は追尾性持つ魔法の矢。
煌めく軌跡が虚空に見えれば、その矢は参謀の頭部を穿ち命を奪う、必殺の矢となっていたのだった。
「ば、馬鹿な!? なぜ、我々の策が、こうも簡単に!」
「お前達は所詮、戦場に蔓延る蟲。打ち滅ぼし、救える民を救うのが私達の使命だから、だよ」
残存戦力が慌てふためく中、レイによる非情の通告。
数を減らし策を失った参謀に生存の目は無く、煙幕が消える前にディアボロスの猛攻が行われ……煙が晴れた時、そこに動く蟲将の姿は一つたりとも残っていなかった。
「ここはこれで安心、だな。っと、あんたらは他の場所でも騒ぎがあるだろうから、収まるまで隠れててくれよ」
眼前の脅威を排除、恐る恐る顔を出す民を見つけた崇が声をかけ、もう暫く身を隠した方が良いと指示を出す。
またあんな事に巻き込まれてはかなわないと隠れ、逃げていく民を見送りながら……激戦が始まっているであろう、曹洪とその配下が陣取る広場の方向を崇は見つめるのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【光学迷彩】LV2が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV3が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
九十九・静梨
強靭な体に主への忠義
我が筋肉を振るうのにふさわしい相手ですわね
まずは隠密と参りましょう
筋肉としては真っ向勝負が一番ですが筋肉に不可能はありませんわ!
他のディアボロスの方に対し曹洪や兵が注目したのを陽動側からの通信で確認したらパラドクスを発動
【光学迷彩】と共に隠密行動向きの身体に全身を調整しますわ
◆呼吸法で精神を整え
全身の筋肉に神経を研ぎ澄まし静音状態で城郭へ接近
城郭を筋肉の力で登攀
掴む場所が無い場合は最小限の力で音を小さくしての◆ジャンプで次の取っ掛りを掴みますわ
城郭の上までたどり着いたら
固まっている援護兵を奇襲
パラドクス強化した筋肉の刀による◆斬撃や拳の◆強打で次々攻撃し◆攪乱しますわ
大崎・朔太郎
連携アドリブ可
隠密する方も居るようですし、なら目立ってやりますかね。
という訳で【忍び足】で【偵察】して相手の位置や動向を【観察】、
機が来たら城郭の上の敵に【決死の卍】を仕掛けて
槍の突撃を躱しつつ蹴り飛ばして城郭から落すのを狙いますか。
落ちなさそうなら【連撃】で更に蹴り飛ばし、
これで敵が落っこちて行けば嫌でも目立つはず。
後は蹴り落したら【一撃離脱】して城郭の兵隊を引き付け、
他の人達に繋いてきましょう。
ヤバそうなら【飛翔】や偵察観察で調べまくった【地形の利用】で
逃げ切りますか。
囲って攻めるならその囲いを外から崩せばいいという事で。
アンゼリカ・レンブラント
まずは踏み込むタイミングを仲間と合わせ
パラドクスの雷光剣で切り込むよっ!
一撃離脱を心がけ徐々に崩していこう
相手からの反撃も身を包む光とオーラ操作で凌ぐね!
また、隠密で攻める仲間がいる
こちらは派手に暴れ注意をひきつけ、
仲間にいいところを突いてもらおうか!
【パラドクス通信】で効果的に連携できるといいな
隠密の仲間が攻撃しやすいよう
フェイントも駆使した撹乱に努めていくよ
逆に自分から注意がそれるようなら
めいっぱい力強く攻撃。
臨機応変に動くよ!
弱った個体を優先的に倒し、数を減らしていこう
呼吸を整え、力を最大まで溜めた
《雷剣波紋衝》で粉砕するね。どうだーっ!
さぁ、こんなところかな?
いざ敵将のところに行こう!
神山・刹那
ほう。開けた場所に陣取るか
余程自分の武と兵士に自信があるんだろうな
良いぜ。その勝負乗ってやる
真正面から行かせてもらうぜ!曹洪!
魏槍投雨陣で上空に飛び上がって弓を射られたり、槍を投げられるより前に、残像を残す速さで移動し、フェイントを織り交ぜて惑わし、狙いがつけられない隙に大空を舞う朱雀の様に跳躍し斬り捨てる
「兵力で勝るなら平地に陣取るのは間違いじゃない。が、俺らを相手にするには、数の利だけじゃ足りなかったな」
光道・翔一
連携、アドリブ歓迎
…流石に人材が潤ってると、急造の防衛網といえども錚々たる布陣になるもんだな。
…とはいえこれを蹴散らせば国力の低下は確実。
…断片の王が出来ちまうのを防ぐためにも、今一度働くとしますか。
真正面からの攻撃及び陽動に回る
身の丈ほどの大剣を携えて姿を現すことで敵の目を引き、突撃を誘う
敵が目前まで迫った所を『ジャンプ』と【飛翔】を使い上空へ回避、すかさず落下して敵を大剣で叩き割って『両断』
攻撃と同時に『衝撃波』を起こし他の敵を怯ませ、その隙に上空を取ることで、落下攻撃の繰り返しに繋げる
必要なら得物を偃月刀や杖に持ち替えて攻撃する
…こんだけやりゃ随分と悪目立ちできると思うんだが、どうかね?
エレオノーラ・アーベントロート
それでは先陣は頂きますわ。
うふふ、派手にやりましょうか。
【飛翔】を用いて城郭や櫓のさらに上を取ることで魏軍硬殻兵を狙いやすくしつつ、敵の目を宙へ引き付け、地上から狙う味方が奇襲を成功させやすいようにしますわ。
【飛翔】で空を後退することで突撃を行う敵から引き撃ち。下がりながらでは狙いが定めづらいですけれど、電磁レールガン「フェアレーター」から放つ『第十三の魔弾【愛執】』の「誘導弾」でしっかり当てて始末していきましょう。
さて、あちらは上手くやるでしょうか? 早くしないと――わたくしが全員、ブチ殺してしまいますわよ。
雅諒院・基経
さて、許昌内は大混乱。魏王が魏の首都であるここを捨てることを決めたと聞いた時は驚いたが…まぁここまで深く切り込まれていると判断しての事だろう。油断は出来ないな…。
だが一先ずは曹洪の元まで行かねばな、道を開けてもらうぞ…!
許昌内で駐屯しているのであるから強いのは納得だが、何、全てを吹き飛ばせば問題はない。神通力を見せようぞ、さぁ吹き飛ぶがいい!!
腰に付けた羽団扇で風を巻き起こし、敵を薙ぎ払っていく。
…そうか、曹洪も主たちも、主のために命を捨てるか…忠義見事なり。…どうやら、少し蟲将…ジェネラルの見方を変える必要がありそうだな。まぁ、一般人に手を出している時点で相容れんがね。
…さぁ、やろうか曹洪。
ロザーリヤ・ユスポヴァ
アドリブ連携歓迎
陽動の派手さは十分なようだな
ぼくは奇襲に回り、城郭を内側から地獄へと変えてやろう
【コウモリ変身】を用いて戦場を俯瞰して【偵察】
敵の注意が陽動組の復讐者に集中した段階で
城郭の上へと飛び昇っていく
敵の布陣は十分に【観察】してあるし、何せこの混乱だ
一匹のコウモリを気に留めて撃ち落とすことは難しかろう
最悪攻撃されそうになれば、【空中戦】機動で躱したい
城郭の上に辿り着けば人の身に戻り『バットストーム』を解き放つ
さあ、硬殻の間の軟組織から【吸血】し尽くせ
虫と蝙蝠、捕食者がどちらかは自明だろう?
反撃には≪星界の天幕≫を翻して往なす、
或いは≪死せざる■■■■■≫の【斬撃】で撃ち払う等で応じる
自らの策に溺れ、民を虐げんとしていた参謀が壊滅した頃、曹洪の守りし広場にも続々とディアボロスが姿を見せ、配下の将兵を討たんと動き出していた。
「ほう。開けた場所に陣取るか。余程自分の武と兵士に自信があるんだろうな」
「そういって、真正面から突っ込む私達も似たようなものだけどね」
即席とはいえ堅牢な守りを見せる、いわば人的資源を消費した防衛陣、それに真正面から挑もうと並び立つ神山・刹那(梟雄・g00162)とアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)の二人。
だがしかし、攻め手として控えるは二人だけではなく……別のディアボロスもまた、陽動として何時でも仕掛けられるようにこの広場に集結しつつあるのであった。
「ま、こんな感じに用意してくれたんならなぁ。この勝負乗ってやる、真正面から行かせてもらうぜ! 曹洪!」
「ふん、増長した小僧が! この陣容、突破できるものなら突破してみよ!」
明らかに無謀とも見える刹那の行動、曹洪もまた即興とはいえこの守りで凌ぎきる心算だったのだろう、魏軍硬殻兵に指示を出しディアボロスを迎撃せんと青き軍勢が動き出す。
だがその防衛陣が手にした武器の弓矢で、投げ槍での迎撃より速く。
刹那が進みし進路には残像が残り、そして彼の体は赤き翼で天空舞う四神、朱雀が如き優雅さで。
右へ左へ、そして空へ。
赤き残像を残しながら突撃すれば、狙うは城郭上に陣取り槍を構える硬殻兵。
繰り出された刀の一撃、それはまるで右の翼を打ち付ける、そんな幻影を見る者に魅せるが精兵としてこの場に立っていたのだろう、槍を翳して受け止めて。
「甘いな、返しの刃が……ここにある」
凌がれる事まで想定し、槍にて弾かれし刀を振り上げ今度は袈裟懸けに振り下ろす、それは左の翼による追い討ちにも見える返す刃の一撃で。
二連撃を防げず、深々と刀傷を刻まれながら痛みに耐えかね、硬殻兵はがくりと膝をつくのであった。
「兵力で勝るなら平地に陣取るのは間違いじゃない。が、俺らを相手にするには、数の利だけじゃ足りなかったな」
「驕るな、所詮は奇襲に過ぎぬわ!」
精兵の一人が倒れ、挑発するように刹那が告げれば一人が倒れたとて大勢は決さぬとばかりに曹洪が叫び、兵士達も飛び上がる。
だが、それを待ちわびたかのようにアンゼリカが飛び出して。
「おっとと、遠距離攻撃で近づけない、なんてさせないよ!」
オーラを右手に集束、するとそれは右手に握った大剣に宿り雷光となり、黄金の装飾がより強く輝いて。
それと同時に全身が雷光纏い、まるで自分を見せ付けるかのように跳ねればそのまま硬殻兵に向かって一直線に飛び掛る。
「シィアァアアア!」
真正面からの突撃、ならば撃ち落すまでと次々と矢が放たれ、槍が飛び交いアンゼリカに襲い掛かるもその攻撃は彼女の纏った雷光のオーラが爆ぜて、動きを止めるほどの傷を刻むには至らずに。
「雷光よ、我が剣に集いて敵を焼き払え!」
慣性の法則のまま、宙を飛びつつ大剣を一振りすれば、雷光纏った強烈な斬撃が槍ごと硬殻兵の外骨格をひしゃげさせ、叩き潰して地面へと落下する。
だが、この一撃で終わりではない。
「どうしたんだよ! 強いんなら、私を止めれるはずだよね? それとも、弱いのかな?」
挑発しながら再び武器を振り回し、自分を放置すれば軍勢が、陣容がグチャグチャにされると主張して走り出すアンゼリカ。
不用意に近づけぬと硬殻兵が散開しつつ、距離を取って守りを固め、アンゼリカを注視すればそれは彼女の狙い通りであり。
「あはは、そうそう、そうこなくっちゃ! 目を離したら重たい一撃、いくからね」
自分に注意が向いている、そう告げる彼女の言葉、それはパラドクス通信で他のディアボロス、即ち陽動と奇襲を担う面々にも届いていて。
「一番槍は取られましたが、先陣として役目を果たしましょう。うふふ、派手にやりましょうか」
「で、ですね。隠密する方も居るようですし、なら目立ってやりますかね」
城郭の上に陣取る敵兵、それに狙いを定め上空高くに飛び上がり、あえて遮蔽物なき空中に自らの姿を曝け出すエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)が通信に応じれば、同じく城郭上の狙いつつ、密かに城郭の下へ忍び寄る大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)も通信を。
走り回って暴れるディアボロス、それとは別に上空から狙う敵兵。
地上と上空、二方向に意識を向けざるを得ない状況にした瞬間、更に別のディアボロスが真正面から飛び込んできたのはその時で。
「……流石に人材が潤ってると、急造の防衛網といえども錚々たる布陣になるもんだな。が、叩っ斬るまでだ」
身の丈ほどの大剣振り上げ、ここに兵士がいるとばかりに主張して突撃する光道・翔一(意気薄弱なりし復讐者・g01646)
タイミングを重ね、多方向から攻撃を仕掛ける事によって軍勢として一方向に全戦力を傾け迎撃する、という防衛戦術を不可能とし、脆くなった部位より突き崩す。
そういった意図を持ったディアボロスの襲撃に対し、硬殻兵は止む無く集団を分散、それぞれの方向に対応せざるを得ない状況に追い込まれていたのであった。
「あらあら、どうしました? まさか全員一緒でないと、わたくし一人すら撃ち落せないとかではありませんわよね?」
挑発的に笑いつつ、距離を取る様に後退するエレオノーラ。
その手に握るは電磁レールガン「フェアレーター」であり、電流を流し込まれ加速する弾丸は通常の銃器を凌駕する速度で放たれるものとなる。
無論、そんな代物を空中で、しかも後退しながら引き撃ちという形を取れば命中精度が著しく下がるのは当然だが、彼女のパラドクスは弾丸そのものを変化させ、愛執という形を成し標的に迫るもの。
羽を広げ空を飛び、下がりながら銃弾を放つエレオノーラを倒さんと飛び出した硬殻兵を狙い放たれたそれは、銃身の先で大きくぶれるも自らの力で軌道を修正、硬殻兵の胸部に吸い込まれるように飛翔して。
防御も回避も間に合わず、胸部装甲を打ち砕き、地表へと落下させるのであった。
「あら、意外とあっけないものですわ。控える皆様、上手くやれないと。早くしないと――わたくしが全員、ブチ殺してしまいますわよ」
クスクスと笑いつつ、次なる標的に狙いを定め引き金を引くエレオノーラ。
同時に地表を見やれば、空中で派手にやる彼女に負けじと敵陣に突っ込んでいく翔一の姿が見えて。
「……さて、どうやって俺を止める?」
大剣を担ぐように構えなおし、硬殻兵に向かい突っ込む翔一と迎撃すべく羽広げ、槍を構えて突撃する兵士が交錯。
だがしかし、あえて翔一はその兵士を避けるように身を逸らしそのまま前進、何か別の狙いがあるかのように振舞えば他の硬殻兵もその突進を阻まんと集結すればそれこそ彼の狙い、そう、耳目を集めるという事で。
「……上側、ガラ空きだ」
上方は別の兵士が迎撃する中、自分達は地上の相手を止めるとばかりに飛び掛る兵士達、故に上への警戒が疎かになったのを見逃さずふわりと跳躍、上を取った翔一は重力加速を載せた重たい振り下ろしを叩き込み……武器を、鎧を、そして堅牢な外骨格までも意に介さず。
ぐしゃり、と無残に硬殻兵は叩き潰され両断され、そして強烈な衝撃波が振り下ろされた大剣より生じ、後続の兵士たちを威嚇する。
「……次いくぞ、避けてみろ」
その隙に再び跳躍、またしても強烈な振り下ろしが来るぞと宣言すればまるで蜘蛛の子散らすかのように、集結していた兵士達は散開。
直撃を避け、防備を固める様子を見ながら翔一は攻撃を放つ事無く地面に着地、そして再び走り出す。
攻撃を仕掛けるか否か、フェイントを織り交ぜ地面を走り、兵士の注意を引き付ける、それこそが彼の目的で。
「ええい、何をしておるか! 陣を乱さず迎撃せい!」
相手の思うまま、強みを生かせぬままにジリジリと戦力が磨耗しつつあることを悟った曹洪が叫び、兵士の混乱を鎮めるがならば別のディアボロスが混乱させれば良いだけの事。
「なるほど、立て直しますか……だったら、これで!」
恐怖を殺し、忍び寄った城郭の下部から翼を広げて急上昇。
空中で後方宙返りの要領で一回転し、狙いを定めた朔太郎はそのまま相手に組み付くほどの勢いで眼前目がけ急降下。
相手が落ちてくるならばと反撃の為に槍を翳し、飛び上がろうとした硬殻兵と真正面からぶつかるかと思われたその瞬間。
ほんの少し体勢が違えば。軌道が逸れていれば。紙一重で繰り出された槍の一突き、それをギリギリで、否。
致命傷だけは避け、肩を切り裂く傷。痛みはあれど動けぬ程度ではない傷を受けつつ地面に這い蹲るかのような姿勢になった朔太郎。
だが、その落下エネルギー……反撃を回避する勢いそのままに、腰を捻って右足上げればそれは倒れこみながら繰り出された渾身の蹴りとなり、顔面をひしゃげさせながら硬殻兵は大きく吹き飛び、城郭より落ちていく。
「あー……痛ったたた! けど、もう一発! お前も落ちろ!」
反撃でそれなりの傷は受けた、しかし敵の注意を引き撞けてこその陽動。
自分の役割を理解している朔太郎は痛みを堪え、別の兵士にも同じく強烈な蹴りを見舞い吹き飛ばせば二度も攻撃されて動きを見切ったか、城郭上の兵士がこれ以上やらせまいと朔太郎へと殺到する。
「おおっと、これはヤバい、となれば逃げるとしますか」
城郭上の敵、その注意が自分に向いた、それで十分と悟った朔太郎。
囲いを、そして上方からの攻撃という目的が自分を追う形になればそれで十分、元々の陣容が目指した守りの形が出来なくなってしまえば、崩れてしまえば無理に戦う必要は無く。
仲間に繋げるとばかりに城郭から飛び降り離脱、それを追って複数の硬殻兵が飛び降りたその時であった。
「これぞ天狗の神通力……風の方角、我が道を塞ぐ、たわけものを吹き飛ばす!! 風牙烈破!!」
突如聞こえた叫び声、そして巻き起こる烈風が降下する兵士達を再び城郭上へと巻き上げる。
その声の、そして烈風を操りし者は雅諒院・基経(天狗道からの使者・g00191)であり。
不用意に誰かを追えば自分が烈風にて倒すと見せ付ければ、逃げる相手を追うのも危険と兵士が固まり城郭上にて滞在するが、それが選択の誤りであった。
「筋肉としては真っ向勝負が一番ですが筋肉に不可能はありませんわ……!」
「無茶苦茶やるね……筋肉って何でもかんでも解決するものなの?」
城郭上で陣容を立て直す兵士達に迫る影、一つは発達した筋骨に覆われた肉体を生かし、石を積み上げた城郭の隙間や出っ張りに指をかけ、フリークライミングの要領で音も無く上っていく九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)
もう一つは一匹の蝙蝠に姿を変え、筋肉の力によって登攀する静梨に驚愕しつつ飛翔するロザーリヤ・ユスポヴァ(“蒐集卿”・g07355)
上空を飛び回り、地上では巨大な武器を持つ者が走り回る状況。となれば、登攀など行う敵が居るはずがないと考える。
その認識の穴を突き、想定外の方向から攻撃を仕掛けるべく二人は密やかに音も無く城郭を上っていけば、その上では陽動を担う仲間の手により右へ左へ。
対応を迫られた硬殻兵が動き回り、武器を構え突撃したり、弓矢にて迎撃したりと忙しなく立ち回り、二人には気づく様子も無かったのだ。
「ではいきますわ、準備はよろしくて?」
「何時でもどうぞ。仕留め損ねた相手はこっちでまとめて始末する」
小声で言葉を交わす静梨とロザーリヤ、そして認識の埒外から、即ち城郭を登攀する形で不意に姿を見せるは全身に闘気を巡らせ……されど周囲にその気配を、存在そのものを漏らさぬように体内へと押さえ込み。
見えはすれど気配は感じぬ、そんな理解不能の存在として硬殻兵の目の前に隆起した筋肉を見せ付ける静梨が現れていたのである。
一体なぜ、どうしてと思案する間も惜しい、敵だと頭が認識し、徐に手にした槍を突き出す硬殻兵。
だがその突きが届くより速く、神速の手刀が振り下ろされ首筋へと直撃。
ぐにゃり、と奇妙な方向へ首を曲げた硬殻兵の意識はそこで途絶え、同時に蹴り飛ばされた体が別の硬殻兵にブチ当たる。
現状でも手一杯の中、更なる新手による攻撃、そして吹き飛ばされた仲間の姿に動揺が走るももう遅い。
次の瞬間、先に意識を手放した者とは別の兵が見たものは気配を一切周囲に出さず、されど圧倒的存在感を持ってして突っ込んでくる静梨の姿であり。
咄嗟に腕を構え防御体勢を取れば、直後に走る強烈な衝撃と共に大きく後方へ跳ね飛ばされていたのであった。
「ギィイイ! 新手か、援軍を!」
これ以上の攻め手が来れば、城郭上の戦力だけで押さえ込むことは不可能。
物見櫓の兵士に此方へ来るように声を張り上げた兵士であったが、次の瞬間黒き影にその視界は奪われる。
「おっと、数を減らす前に増えられると面倒でね。先に倒れて貰うよ」
その黒き影は吸血蝙蝠、それも一匹や二匹ではなく、数え切れぬ数の蝙蝠であり、それらを操り解き放ったロザーリヤが不敵に笑う。
飛び交う蝙蝠を振り払い、使役者である存在を狙い一人の硬殻兵が槍を投げ、またある者は蝙蝠に襲われつつも矢を放つ。
だがその矢も、槍も、彼女に届くより前に広がる夜の闇、満点の空に輝く綺羅星が瞬くように見える漆黒の外套が翻され、その力を失って。
「無駄な抵抗をする連中の。硬殻の間の軟組織から【吸血】し尽くせ。虫と蝙蝠、捕食者がどちらかは自明だろう?」
吸血鬼の特徴たる牙を見せ、無邪気な少女の笑み浮かべ。
されどその目は捕食者のもの、獲物となった存在には一切の容赦無く、残酷なまでに冷たき視線が送られて。
堅牢な硬殻の隙間に食い込む蝙蝠の牙、それによって次々と城郭上の戦力は命を奪われ、そしてその数を減らしていくのであった。
「ギ、ガ……ぐ、援軍は、どうなって……」
多くの戦力を失った城郭上の硬殻兵、苦境を打破するべく呼び寄せた兵が来ない事に疑問を抱き、櫓の方を見てみれば。
「陣容を立て直さんと動くは見事、だが。何、全てを吹き飛ばせば問題はない」
兵力を減らす箇所へ駆けつけんと櫓より飛び出す兵士、それを狙い足止めする基経の姿があったのだ。
手にした羽団扇を一振り、先に城郭より飛び降りた硬殻兵を巻き上げたと同じ烈風を巻き起こせば、兵士を巻き込み物見櫓が軋み崩壊。
数多の木片を撒き散らし、残骸と共に落下しつつも硬殻兵はその槍を突き出し穂先より強烈な雷光を放ち、基経に一矢報いていたのである。
「ぬぐっ! 油断できぬと考えてはいたのだが……」
放電を受け体に痺れを覚えつつ、顔をしかめる基経。
魏王たる曹操が首都を見限り撤退する、驚きの選択をしつつも首都まで切り込まれたのならば命を守り、三国統一の為に切り捨てる事も分かる行動。
大胆な判断を下し、蟲将の損害を最小にする選択をした相手。そして残った面々は最早死兵ともいうべき覚悟を決めた集団であり。
「怯えるな! 曹操様の為、儂と共に最後の一兵になろうとも戦い抜くのだ!」
死への恐怖が伝播するより早く、自分達の役割を思い出せとばかりに曹洪の檄が飛ぶ。
その声に呼応して、傷付き膝を折った兵は槍を杖に立ち上がり、またある兵は仲間を庇うように前に立ち。
ディアボロスをこの地に縛り付けんと覚悟を決め、絶望的な状況にもかかわらず武器握る手に力を込めるのであった。
「……そうか、曹洪も主たちも、主のために命を捨てるか……忠義見事なり。
……どうやら、少し蟲将……ジェネラルの見方を変える必要がありそうだな。まぁ、一般人に手を出している時点で相容れんがね」
そう呟き、再び基経が烈風を巻き起こせばそれが一斉攻撃の合図となる。
逃げる者、陽動する者、攻め立てる者、集結したディアボロス全てが攻勢に転ずれば、命惜しまず戦う兵も次々と討ち取られ。
最後の一兵も倒れ、残すは曹洪のみとなっていたのであった。
「さぁ、こんなところかな? いざ敵将のところに行こう!」
「……さぁ、やろうか曹洪」
敵の殲滅を見届けたアンゼリカが一同に声をかけ、そして相手の覚悟を認めた基経がお前の番だとばかりに前に出て、曹洪に覚悟を、そして武を見せてみよと宣言する。
対する曹洪は深く息つき、倒れ伏した兵士を見遣り沈黙。
やがてその沈黙を破るかのように、六つの手に持つ武器を構え……ディアボロスに突きつけ、武を示さんと声を張り上げるのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【光学迷彩】がLV3になった!
【飛翔】がLV5になった!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV3になった!
【命中アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
「お主らの忠義、そして命、無駄にはせぬぞ……儂と共に戦い曹操様を逃がす役割、見事であった!
後は、儂が役目を果たそう……さあ来い、ディアボロスどもめ!」
同胞の死を悼み、その忠義を褒め称え。そして迫る脅威であるディアボロスをここで粉砕せんと吼える曹洪。
様々なパラドクスを用い、不可思議な戦いをする相手であろうと一歩も引かぬと武器を構える彼ではあったが、ただ兵に指示をしていただけではない。
配下が倒される姿を目に焼きつけ、ディアボロスの力量を推し量っていた事は確実であり……故に個としての力では自身に届かぬと見抜いていたのであろう。
ジェネラル級としての圧倒的な実力、主である曹操を逃がす為に死兵となったその覚悟、そして数多の配下の無念を、忠義をその身に宿し。
強大な壁として、彼はディアボロスの前に立ち塞がるのであった。
神山・刹那
ネメシスモード・光太郎絵師の二枚目のDC参照
なるほど。流石は曹操の弟
見上げた忠誠心だ。その忠誠に敬意を持って俺は挑もう
根無草だからって侮るなよ。雲耀の太刀、その身でしかと受け止めろ!
武芸百般による攻撃は、神速反応で動きを察知し、フェイントを織り交ぜながら残像を残す速さで動き、初めからくらう覚悟を決めて、全てを避けれるとは思わず、くらいながらでも懐に飛び込み、跳躍から雲を裂き、大地よ砕けよと言わんばかりの渾身の一太刀を打ち込む
「避けれないなら受けて突き進むのみ。初めからくらう覚悟を決めておけば、何発かは耐えらる。やけバチな突撃なんてするわけねぇだろ。これが俺の意地だ」
獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
忠義、か。自由に生きてきた俺とは対極だが、尊敬できる相手だな。お互い引く理由にはならないのが残念だ。
鉄球による攻撃は【精神集中】で軌道を見極め、【神速反応】で【残像】を残す速さでかわして踏み込む。
曹洪の懐に近づいたら、『我流破界拳・動地』を叩き込んで【衝撃波】と【念動力】を体の内側に浸透させて内部から破壊する。
見たところ相当硬そうだが、それが弱点になり得ることを教えてやる。
俺たちはここで止まるわけには行かないんでな。先に進ませてもらうぞ、曹洪。
大崎・朔太郎
連携アドリブ可
根本的な価値観の違いは有れど同族には想いはありますよね。
でもこれは戦いなので、勝ち負けと犠牲はある訳で。
ならば勝つ為に精一杯生きるのみなんです、僕は。
とはいえ数はこっちが上で状況は逆転、
なら怪我もしましたし僕は遠距離攻撃に徹しますかね。
【Braves】を歌いながら【飛翔】、
地上と空の連携二面攻撃と行きますか。
流石に物量と得物を見る限り、
得物を投げつけるしか遠距離攻撃は無い。
万が一、僕に突っ込んできても【飛翔】のレベルマックスで飛び逃げれるはずで、その間に他の皆さんに集中砲火を受ける。
だから適切な距離を保てば弱らせ続けられるはず。
勝つ為に絶妙に鬱陶しいカトンボになってやりますか。
気炎を上げ武器を構え、ディアボロスを足止めせんとする曹洪。
ならばその壁を打ち砕くとばかりに大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)が空中へと飛び上がり、同時に獅子堂・崇(破界拳・g06749)と神山・刹那(梟雄・g00162)が駆け出していた。
「なるほど。流石は曹操の弟。見上げた忠誠心だ。その忠誠に敬意を持って俺は挑もう」
「そうか、忠義、か。自由に生きてきた俺とは対極だが、尊敬できる相手だな。お互い引く理由にはならないのが残念だ」
大空に飛び上がり援護に入る朔太郎を見やりつつ、刹那と崇が言葉を交わし曹洪へと接近。
両の腕を黒き異形の物へと変え抜刀、鞘には雷光を、そして刀身には炎を纏わせ目を引く刹那の得物である一振りの日本刀、覇龍。
共に走る崇は対照的に武器など持たず、己が肉体こそが武器であり鎧であり……それをより強力な物とする、赤きオーラを身に纏い。
残像を残しながらの突撃、されどそのまま真正面からは仕掛けず二人は左右に分かれることでタイミングを外せば次の瞬間、上空より響き渡るは勇者を称え、鼓舞し、守護する力を高めし朔太郎の歌声で。
「さあ、怖がらないで 僕が君を守るから そう言った僕等が集まって 生まれたBraves♪」
大混乱に陥った、民が逃げ惑い多くの蟲将の命が散りし激戦地、そこに不釣合いなほどに透き通った歌声。
敵対するクロノヴェーダには虐げられ奪われた者の呪いを歌声に乗せるその力は一人佇み戦場にてディアボロスを見極めんとする曹洪の耳に届き、その身を蝕み始めていたのだ。
一歩も引かず立ちはだかる強敵、されど同属への想いは、価値観は違えど強き物を持つ存在。
されど戦い、故に犠牲も敗者も生まれるならば勝つ為に、そして精一杯生きるのみと生命賛歌の意思を込め、朔太郎は歌い続けていた。
地上と空中、連携した二面作戦により注意が分散すれば各々の攻撃への対応も疎かに、そう狙っての立ち回り。
だが曹洪は焦りも見せず武器構え、冷静に戦況を分析すれば走り出す。
「上下から揺さぶれば、儂が対応出来ぬとも? 見くびられたものだな!」
咆哮、そして地上より迫る二人のディアボロスは無視して狙うは朔太郎。
重装備、がっしりとした見た目からは想像できぬほどの俊敏さで天駆ける朔太郎との距離が近づけば、それは敵の狙いを引き付けたいと願った朔太郎の思惑通り。
「よし、こっちに来た……勝つ為に絶妙に鬱陶しいカトンボとして立ち回る僕に気が向けば」
相手の力量が高かろうとも数の上では逆転、自分も含めた長射程の攻撃に相手の注意が向かえばそれだけ戦場で優位になると見た思惑は正しい。
地上を走る面々から注意をそらし役割は果たしたと朔太郎が速度を上げ、空中飛んで距離を離そうと後退した刹那、曹洪は倒れ伏す硬殻兵の手放した槍を掴み上げ投擲。
放り投げられた槍は逃げの一手を打った朔太郎の羽を貫き、揺らめき高度が落ちていく。
「うわわっ、でもこれで……!」
注意は引き付けた、ならば後は仲間の攻撃が入る筈と高度を下げて、家屋の影に隠れるように逃げる朔太郎。
その背に聞こえるようにして、曹洪の声が聞こえたのはその時で。
「傷ついたからといって、腰が引けておるぞ! 先の兵に挑んだ思い切りの良さはどうした!? 儂を止めたくばあのぐらいの覚悟が必要と思い知れ!」
すぐに下がれる、そんな消極的な立ち回りでは有効打は受けぬと叫ぶ曹洪。
もっとも、それは最後の一兵となった自分を鼓舞する意味もあるのだろうが、その叫びに応じるように迫る二つの影。
「だったらその覚悟は」
「俺たちが見せてやるぜ」
上空への迎撃、その為に槍を放り投げ叫んだ隙を逃さず急接近するのは刹那と崇。
分かれた二人が再び曹洪に向かい、二方向から集結するように残像残して急接近、同時に攻撃を繰り出す……と見せかけ刹那が跳躍、これにより斜め上方と水平という複雑な軌道の攻撃が成立し。
「根無草だからって侮るなよ。雲耀の太刀、その身でしかと受け止めろ!」
「一撃必殺だ。止められるもんなら止めてみろ!」
大上段に振り上げた日本刀、渾身の力をその腕に込め、落下速度も乗せた振り下ろし、それは雲を断ち大地すら砕かんとする勢いを乗せた刹那の一振りで。
同時に迫る崇の踏み込み、その一歩は地面を揺らせし震脚であり、石張りの地面が砕け破片が舞い散り繰り出された拳が迫る。
三者が同時に交錯、そして響き渡る金属がぶつかる甲高き金属音。
逆光の中、三つの影が同時に動きを止めた直後、最初に動くは最も巨大な、そして異形の姿である曹洪で。
「恐れを飲み込み、傷つくことを省みぬ見事な踏み込み。だが! 今の儂を止めるにはほんの少し足りぬようだな!」
叫びと共に振り回される6本腕、それぞれに装備された刃が刹那を跳ね飛ばし、そして巨大な鉄球が崇を後方へと弾き飛ばしていたのであった。
あの一瞬で何が起こったか?
反撃に振るわれる刃、それを省みず、あえて軌道を変えれぬ跳躍からの一撃、受けることを覚悟した刹那の振り下ろしに対し、曹洪もまた被弾前提、堅牢な甲冑を前面に押し出し更には手にする武器にて受け止め衝撃を和らげる事で最小限のダメージに抑え込み。
その機に突撃、懐に踏み込んだ崇の一撃、繰り出された拳と共に体内へと流れ込む衝撃と念力にて甲冑の一部が砕けるのも厭わずに、相手が回避を考えながら近づこうとするのなら。
一撃見舞うタイミングと同時、攻撃に注意が向いたその瞬間に鉄球を放つ事にて強烈な反撃を繰り出していたのであった。
「チッ、避けるのは無理そうだから、受ける前提。突っ切ってくらう覚悟で何発かは耐えれたんだがな」
体中に走る傷口、そこから噴き出す鮮血を拭いつつ己が得物の日本刀、覇龍を杖代わりに立ち上がって刹那が呟く。
その姿を眺めつつ、こちらも武器を構えなおす曹洪がぐいっと肩を回しつつ。
「傷つく事を、己が血を流す事を嫌う将兵ならば、お主の突撃に面食らったであろうな。敵ながら天晴れよ、だが儂はそのような将兵と同じではないぞ!」
やけバチな突撃ではない、傷つき倒れるやもしれぬ反撃を受けてでも攻撃を届けるという刹那の意地。
その意地を賞賛しつつも死兵となって戦う自分には今一歩足りぬと吼える曹洪を眺めつつ、跳ね飛ばされていた崇もゆっくり立ち上がり。
「相当硬いな、やっぱり。だが俺たちはここで止まるわけには行かないんでな、先に進む為に次があるぜ、曹洪」
堅牢な装甲の一部を砕きつつ、ディアボロスの攻勢はこれで終わりではないと宣言する崇。
その声に応じるように、別の影が飛び出し曹洪に迫るのはその時であった。
苦戦🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
オスカー・メギドューク
・心情
その忠義には敬意を払おう
だが、それはそれとして君はここで倒れてもらう
・戦闘
残留効果の効果2は全て使用
≪フライトドローン≫に乗って足場にしつつ、≪トラップ生成≫で他のディアボロスの邪魔をせず、かつ曹洪の動きを阻害するようなトリモチや捕縛網等のトラップを≪フライトドローン≫から射出させる
その上でこちらは≪エアライド≫や≪飛翔≫を用いて上空からパラドクス『槍牙旋撃』で攻めようか
その後は敵の攻撃を≪エアライド≫や≪飛翔≫で避けつつ【撹乱】するが、防ぎきれるかはわからないのでね?
まぁ、私は自分にできることを全力でやって、後は他のディアボロスに任せるさ
・その他
アドリブ等は大歓迎だよ
吉水・翡翠
アドリブ/連携歓迎
使える効果は全て使います。
……曹洪。その忠義は見事と言うべきでしょう。
いざ、行きます。
敵の様子を観察、隙を見つけます。
また、隙に関しては陰陽鉄扇を使用し、魔力で刃を作って敵に対して斬撃で素早さを活かしつつ斬りこみます。
時には結界術や陰陽符を砲撃の様に発射して牽制、敵の動きを制限したりする事も試みましょう。
隙を見つけたら陰陽遊戯・焔舞風刃を使用します。
空間に舞い散る焔の刃を食らいなさい。
貴方が多数の武器を使おうと、その武器の軌道は見えてます。
火でその武器、全て溶かしてみせます!
味方と協力すればきっと問題ないはずです。
退きません。負けません……から!
傷を負おうとも、です。
リュウ・ターレン
アドリブ・連携歓迎
●心情
……忠義は見事ってやつやな。
ただ、勝つのは俺らや。油断なくいくで。
●戦闘描写
残留効果1・2使用出来るものは全部使用。
飛翔しつつ空中から撹乱、空中からやったら相手の罠含めて全部丸見えやで。ってことで。
隙見てパラドクス発動や。
お前が、お前らが負けるのは守るべき者をきちんと守らんかった事。
……自分らの基礎となるもの守らんかったんなら勝てるわけないで。
自身の負傷に気にせず攻撃するで。その先に味方はおるからな。
●パラドクス発動
<魔晶筆>で空中に「飛」と「弾」を書く。相手の死角から多数の飛んでく弾丸を飛ばすで。
「その忠義には敬意を払おう。だが、それはそれとして君はここで倒れてもらう」
「……忠義は見事ってやつやな。ただ、勝つのは俺らや。油断なくいくで」
先に空中の仲間が迎撃されたとはいえ、二方面からの攻撃が有効なのは事実。
故に二人、オスカー・メギドューク(“槍牙卿”・g07329)とリュウ・ターレン(奪われた者。奪い返す者。・g07612)が言葉を交わし、空より攻めるべく高所を取り。
「……曹洪。その忠義は見事と言うべきでしょう。いざ、行きます」
仲間の動きに併せ攻める機会を伺いながら、吉水・翡翠(道求める陰陽師・g01824)が地上を走り曹洪との距離を詰めていた。
だが何度攻め寄せようと退けてくれるとばかりに曹洪は手にした武具を高々と掲げ、そして鎖付き鉄球を振り回せば空気が唸る。
一目で危険とわかる数多の武器、凡人ならば恐怖に足がすくみ、逃げ出したくなるような威圧感を放つも迫るディアボロス達は引く素振りなど一切見せず、両者の距離は縮まって。
「上を取るは戦の常道、なれど儂への恐れによるものならば……無意味な試みと知れい!」
遠距離攻撃、そして適した攻撃が出来ぬ距離を保つのは消極的な攻め、傷つく事を恐れた立ち回りでは自身に通用せぬと走る曹洪が鉄球を振り回し、力強く蹈鞴を踏んで石畳を粉砕する。
その動きに引くか、されど踏み込むか。
見極めんと上空へと顔を向ければ、数多のフライトドローンを展開、それらを足場に飛び回り、距離を詰めるオスカーと。
右へ左へ、ジグザグに飛び回ることで狙いを外し、されど下がりはせぬと接近するリュウの姿が見えていたのである。
「ハッ、怪我する事を気にしとったら、ハナからこんなとここーへんわ!」
こけおどしなど通じぬと叫ぶリュウが急降下、そして手にした水晶製の万年筆、魔晶筆を引き抜き虚空に刻むは飛と弾、その二文字。
描き出された文字により、空中を飛ぶ力と魔力の弾丸を生み出す力が実体を持ち、数多の弾丸が放たれ曹洪目がけて飛来する。
高所を押さえ、更に遠距離攻撃手段を持つ者ならばここで離脱、距離を保つが戦の常識であるが……リュウは引く素振りを一切見せず、自身の速度を弾丸に乗せるとばかりに降下しながら弾幕を形成。
反撃にと繰り出された鉄球と弾丸が空中で交錯、金属音と火花を散らし多数の弾丸が力を失いつつも曹洪を狙い飛び交う弾幕、その全ては消滅せず。
飛来せし銃弾に晒され、甲冑のそこかしこに傷がつき、されど被弾の衝撃に揺るがず鎖を握る手に力を込める曹洪と。
空中では、鎖付き鉄球に狙われ被弾した……されどその間には、多数の符と結界による障壁、更にはフライトドローンが入り込み、衝撃を殺すことにて致命傷を回避したリュウの姿があったのだ・
「ほう、防いだか! しかし」
感嘆の声を上げ賞賛する曹洪。だが防いだのはリュウ一人の力ではなく、別のディアボロスによる助力……即ち、フライトドローンを操り天駆けるオスカーの誘導と、符を投げた構え。
そして符を媒介に、結界を展開した翡翠の動きを見切っていたのである。
「せやで、けどな……この先の事、予言したる。お前が、お前らの負けや」
仲間の助力にて命拾いしたリュウ、そして被弾の衝撃で落下しつつ、不敵に笑い言葉を続ける。
「それは守るべき者をきちんと守らんかった事……自分らの基礎となるもの守らんかったんなら勝てるわけないで」
民を、都を切り捨てた判断が間違いだった、そう告げつつ彼は自分の先には別の仲間がいると語れば、同時に入れ替わるようにして距離を詰めるはオスカーで。
「一人じゃない、足りないのなら……仲間と共に挑む、そうやって私たちは皆で戦っているのでね」
そう告げ、彼女が構えるは一族に伝わりし一振りの槍、後継者の証とも言われるメギドュークの槍。
翳す槍の先端に魔力が伝わり、相手を穿ち貫くドリルの如き回転が加われば、彼女に追従する数多のドローン達から次々とトリモチ、投網等の罠が放たれ、曹洪の動きを阻まんと彼女を補佐する。
一直線に迫るように、されど空中に足場があるかのように、一度見えぬ何かを蹴って軌道を変えて、槍を構えて迫るオスカー。
先にリュウを打ち払った鉄球を引き戻し、再び勢いに任せて振り回し。
飛び交うトリモチや投網が絡みつきほんの少し、投げ出すタイミングが遅れた好機を見逃さずオスカーは曹洪に肉薄、高速回転する槍の穂先を突き立てるように繰り出せば。
一拍遅れて放たれた鉄球がオスカーに命中、その衝撃にて彼女は大きく吹き飛ばされるも先に曹洪の体へと突き立てられた槍は甲冑を穿ち、そしてその高速回転によって肉を抉り、激しい痛みを伴う傷を刻み込んでいたのであった。
「ぬおおっ、やってくれるな、ディアボロスめ!」
「はははっ、お褒め頂き光栄だね。ま、私は自分に出来ることを全力でやったんで、後はディアボロスにお任せだが」
傷を受けつつオスカーを弾き飛ばし、構えなおす曹洪が賞賛すれば、空中に舞い上がりつつ軌道を変えて家屋の影へと逃れつつオスカーが言葉を紡ぐ。
その言葉に呼応するかのように曹洪を囲むように多数の符が展開、焔が現れその身を焼き払わんと力を放っていたのであった。
「空にばかり気を取られすぎです、空間に舞い散る焔の刃を食らいなさい」
その焔を操るは翡翠、数多の符を己が意のまま飛翔させ、曹洪を逃がさぬ結界として広がれば、それぞれの符を頂点とし地面に刻まれしは五行を司りし星の文様。
燃え盛る焔だけでなく、その火を煽り火力を増すべく五行が一つ、風の力にて焔はより強力に。
「貴方が多数の武器を使おうと、その武器の軌道は見えてます。火でその武器、全て溶かしてみせます!」
数多の武具、その全てを焼き尽くすと翡翠が宣告、そして手にした陰陽鉄扇を広げ宣言すれば曹洪の体は生み出された焔に包まれ見えなくなる。
そのまま一気に焼き尽くせ、とばかりにより焔は火勢を況して、そして結界内部に標的を閉じ込めんとしていたが。
「なるほど、この火責め。見事な火計であるが……だが今一歩、まだ足りぬわ!」
叫びと共に、結界を破らんと数多の武具が振るわれ符を切り裂き、そしてその凶刃が翡翠を狙い振るわれたのはその直後。
咄嗟に翳す陰陽鉄扇、その瞬時の判断にて致命傷となりうる刃は防ぎ、されど響き渡る金属音と共に翡翠の体には複数の傷が刻まれて。
激痛に苛まれつつも彼はその場に踏みとどまり、自らが生み出した炎の中へ再び曹洪を押し込まんと、痛む体に鞭打って手にする陰陽鉄扇に力を込め、相手を睨み言葉を紡ぐ。
「退きません。負けません……から!」
傷を負う事など厭わない、味方と協力することで確実に強敵たる相手を倒さんとする強い意志。
圧倒的な膂力、死兵となった覚悟にて奮起する曹洪が猛攻を跳ね除け優位に戦いを進めるが蓄積するダメージも大きく、疲労の色、すなわち僅かな綻びが見え始めもしていた攻防。
ならばその綻びに仲間が楔を打ち込めばそれでいい、とばかりに翡翠は魔力で生み出す刃を持って相手の動きを牽制し、次なる仲間の一手を呼び込むのであった。
苦戦🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
九十九・静梨
天下に洪なかるべきも公なかるべからず
でしたね
いずれ公を討つ為にもまずは貴方を全霊で討ち果たします
貴方を曹操と同じ船に乗させる訳には行きませんの
ネメシス:背中から4本腕を生やす
パラドクスで全身の筋肉を強化【能力値アップ】
鉄球の自在の動きを捉える為◆呼吸法で筋肉を弛緩し鉄球に集中
【神速反応】で鉄球を捉えドリル型にした螺旋砕腕で迎撃【ガードアップ】
筋肉の全力でドリルを鉄球へと突き刺し◆破壊を狙います
適宜味方のフォローや援護
味方の攻撃後
反撃を許さず【飛翔】で曹洪に肉薄
6本腕と両足で曹洪の手足を固め
パラドクスの技動作を行い
曹洪の全身を◆強打◆粉砕【反撃アップ・ダメージアップ】
忠義の武
汴水には至らせじ!
アンゼリカ・レンブラント
見事な忠義に敬意をもって
ネメシス!天使風の姿で挑む
個としての力量の差は知ってるさ
仕掛けるのは隙を作ってから
まず曹洪の周りをダッシュして動き
大剣で牽制の攻撃を打ち込む
【飛翔】【エアライド】も駆使し此方の挙動を
読ませにくくするよ
敵の鉄球が振るわれたタイミングでパラドクスの砲撃っ!
狙われた人が追撃を避けられるよう、注意を惹くよう撃つね
私に攻撃が来ても、障壁でしっかり凌ぎ致命を防ぐ
勇気は尽きないよ!
仲間と連携を常に意識し砲撃を見舞っていくよ
確かに曹洪は強い。
だけど忠義より重きものが私たちにあるはずだ
人々を守る、大義が!
敵の消耗に合わせ捨て身の覚悟と共に懐に入り込み
全力の《終光収束砲》を放つよ
貫けーっ!
エレオノーラ・アーベントロート
あらあら……人の皮を被りさえしない偽物といえど、良いものが見られましたわ。
「天下に洪なかるべきも、公なかるべからず」。感慨深いですわね。
さて、洪はそのセリフを言った後も生き残ることができましたけれど、貴方はどうか――試してみましょうか。
序盤は力と力のぶつかり合いは避けて体力を温存、積み重ねた【飛翔】の速度を活かし、で空中戦で敵の振るう鉄球を避けていきますわ。
味方と連携して攻撃を行い、敵の体力が落ちてきたところで温存した体力をフルに使い、鉄球をかいくぐり、あるいは受け止めて接近。
防御・回避もできない近距離から「第二十五の魔弾【惨劇】」を撃ち込みますわ。
雅諒院・基経
ネメシスモード起動
その忠節見事、捨てかまりの恐ろしさは一番分かっているつもりだとも。だが悪いが超えさせて貰うぞ曹子廉
…戦場眼…長年培って来た勘や流れを見るか。であれば埒外の攻撃にはかなり弱くなってしまうのではないかな?…外法だがやらねばならぬな
ネメシスに変身して、爪や背中の炎を吹き出して牽制をしながら体から黒い塵を出して吸い込んだり付着させる
これが俺の敬意だ、全力で潰させて貰うぞ…!貫け、「塵(みなごろし)の槍」…!
…天下に洪なかるべきも、公なかるべからず…か
董卓追撃失敗の折の言葉らしいな。曹洪はそう思っていたかもしれないが、あちらはそうであったのだろうか…
…見事、貴方と戦えた事誇りに思う。
「あらあら……人の皮を被りさえしない偽物といえど、良いものが見られましたわ」
「天下に洪なかるべきも公なかるべからず、でしたね。いずれ公を討つ為にもまずは貴方を全霊で討ち果たします。貴方を曹操と同じ船に乗させる訳には行きませんの」
奮起し戦う曹洪、その姿を見て感嘆したエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)
人類正史に記述されし曹洪の伝承。董卓軍との戦いにて敗北、逃亡を果たした際に発した言葉として残された言葉を語り、されど今ここでの戦いで先ずは曹洪を討つと九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)が言葉を紡ぐ。
「フン、ならば言葉通り儂を討ってみせい!」
傷つき消耗が重なる自身の体、それを感じさせまいと己を鼓舞するが如く武器を構え咆哮、死すら厭わず曹操を確実に逃がすと奮起して。
倒せるものならば倒してみせよとここにディアボロスを釘付けにすべくあえて目立つ戦いをせんと鉄球を地面に叩きつけ、自身は健在だ、より戦力を投入せねば倒せぬと主張する曹洪。
「その忠節見事、捨てかまりの恐ろしさは一番分かっているつもりだとも。だが悪いが超えさせて貰うぞ曹子廉」
「そうだね、見事な忠義。だからこそ敬意を持ってこっちも全力全開でいくよ!」
だがしかし、健在だと、ディアボロスを阻むと主張するのなら、それを全力で粉砕し乗り越えてみせるとばかりに力を解放、おぞましき異形の、否。
天狗が如き姿へと変容した雅諒院・基経(天狗道からの使者・g00191)が背中の羽を炎へ変えて更に黒色の煤を吐き散らし。
禍々しき存在とは対照的に西洋天使の如き光輪を水でかたどり頭上に浮かべ、その輪に恥じぬ天使の姿を見せたアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)が巨大な剣を掲げ、これで討ち果たすと宣言するかのようにその切っ先を突きつける。
役者は揃った、ならば誰から自分に挑むかとまるで挑発するかのように曹洪は腕に巻きつく鎖を引き寄せ、そしてその先端にある鉄球を高速回転。
轟音響かせ空中にて攻める機会を伺うエレオノーラを一瞥、大剣を引きずるように地表を走り、火花を散らすアンゼリカと黒き塵を噴出しながら、飛び掛らんとする基経に視線を移したその瞬間。
「脇見をしている間はありませんでしてよ!」
突如、背部より四本の腕を生やし悪魔の力を開放、異形となった静梨が走り、両者の距離が縮まる。
一気に肉弾戦に持ち込もうとした動き、されどほんの少しの揺らぎ……腕の筋肉を弛緩させ迎撃せんと構えた静梨の姿より何かを誘う気配を感じた曹洪は武器を構えたまま斜め前方へと跳躍。
その先には何かを企むが如く両の爪まで炎へ変じ、黒き塵を戦場へと撒き散らし自身を包み込まんとする基経の姿があったのだ。
「……戦場眼……長年培って来た勘や流れを見るか。俺の企みに気づくは見事、だが埒外の攻撃ならどうか」
攻撃誘いし静梨を避け基経を狙う動き、何らかの意図と共に戦場へ黒き塵を撒き続ける動きを潰さんと考えた曹洪の勘は正解だと賞賛しつつ、外法ならばどうかと聞こえぬように呟く基経。
飛び掛る相手、その攻撃をいなすように後方へ。
炎の翼を、爪を繰り出しながら交替しつつ、更に激しく視界を覆い、また呼吸する事にて体内に取り込ませる事を意図したように。
夥しい量の塵が舞い上がれば手筈は整ったとばかりに基経の目がギラリと輝く。
「これが俺の敬意だ、全力で潰させて貰うぞ……! 貫け、「塵(みなごろし)の槍
」……!」
平素は封印せし外法、なれど今はそのような事は言っていられぬと自らへの枷を取り除き発動するは黒き塵を媒介とし、標的に付着したそれを黒き槍へと変化させ。
付着面から体内へ、もしも吸い込んでいたのなら、体内から対外へと突き出るように相手を貫き、血達磨へと変じさせる外法の一撃。
黒き塵の中、多量の槍に貫かれる曹洪ではあったが直前にて危険を察知していたのが奏功、振り回された鉄球の風圧で塵飛ばし、付着量を最小限に押さえ込み。
数多の武器を振り回しながら突撃、後方へと下がりつつあった基経の羽を、爪を、その皮膚を切り裂いていたのであった。
「見事、此方の策を見抜く貴方と戦えた事誇りに思うが……しかし」
傷つきながら下がる基経、その言葉と同時に曹洪に肉薄するは、先ほど避けられた静梨であり。
仲間を狙い攻めた隙、その機会を逃さぬと急加速、増えた四本の腕を含めた6本の腕を大きく広げて組み付いて。
「ぐっ、ぬかったか!」
「これぞ悪魔になりしわたくしの必殺技! 全霊の大粉砕、お見せしますわ!」
相手が多数の腕を持つのなら此方も同数の腕と足にて拘束するとばかりに静梨がホールド、そして背中より生える悪魔の羽を用いて曹洪を抱えたままに急上昇。
魔力と闘気、二つを合わせ限界まで高めた筋力は振りほどくのが困難なほどの力を見せるもそこはジェネラル級の地力か、はたまた死すら辞さぬ覚悟の故か。
空中にてもみ合う中で腕数本の拘束が外れるも魔力によって始まる急降下、それより逃れる術は無く。
両者が地表へ落ちていく中、突破は困難と察した曹洪は咄嗟に鎖を持つ腕引き戻し、その反動を利用して静梨の側面に鉄球による一撃を見舞っていた。
だがここまできて相手を手放してなるものか、被弾するならばそれを逆に利用せんと静梨は闘気で練り上げし手甲、螺旋砕腕をドリルに変形させ拘束を解かれた腕を突き出す静梨。
それと同時に両者は轟音と共に地面に落下、石畳が砕け散り周囲に瓦礫が散乱し立ち上る砂埃が収まったそこにいたのは、地面に倒れ甲冑の至る所がひび割れ凄まじき衝撃を受けた曹洪と。
その上に乗りつつ、相手の腕数本を押さえ込み。そして一本の腕が歪に曲がり、肘を超えて二の腕までもを潰されつつも胴部への鉄球、その直撃は防いだ静梨の姿であった。
「ぐっ、おのれっ!」
倒れる曹洪は叫びつつ、拘束を解かんと動く腕にて武器振るい静梨の体へ突き立てる。
潰れた腕、そして数多の刃をその身に受けて『九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)は重傷を負った』のは誰の目にも明らかであったのだが。
「なっ、抜けぬ!?」
斬り付けた刃、それらを肥大化させし筋肉で受け止めてその動きを束縛し。
「忠義の武、汴水には至らせじ!」
次の一手、その為に己が身を犠牲に相手を止める静梨の拘束は無防備な曹洪を穿つ攻撃の呼び水となっていく。
「素晴らしい攻め、ならその期待に答えましょう。「天下に洪なかるべきも、公なかるべからず」。感慨深いですわね。
さて、洪はそのセリフを言った後も生き残ることができましたけれど、貴方はどうか――試してみましょうか」
空中より聞こえるは静梨を賞賛せしエレオノーラの声、それと同時に彼女は地面に倒れ動けぬ曹洪に向けて急降下。
だが接近させぬとばかりに曹洪は動く腕を、即ち鎖持つ腕を引き寄せ膂力に任せ空中向けて腕伸ばす。
渾身の力を込めての一投、されど踏ん張り利かぬ状況。
故に放たれた一撃、本来ならば空中より迫るエレオノーラの体を砕き潰し、彼方へと吹き飛ばす一投は身を守るべく翳した左腕。
その骨を砕き、歪な方向に曲げ機能を損なわせるまでは果たすも相手を弾き飛ばす事は出来ず、ほんの一瞬速度が緩んだ直後にエレオノーラは鉄球を抱えたままに再加速。
意識を失う中で拘束の力を弱めつつあった静梨の隣に並び立つ様降下、電磁レールガン「フェアレーター」の銃口を突きつけて。
「【惨劇】解放――」
躊躇無く引き金が引かれれば、超加速し貫通力、破壊力を高めた弾丸が曹洪の甲冑を貫き背部までもを貫通、地面に穴を穿つ凄まじき威力を発揮していたのであった。
「ごぶ……がっ、こんな、はずがっ!!」
叫びながら手足に力を込め拘束を解き、武器を振るって静梨とエレオノーラを跳ね飛ばす曹洪。
その最中、意識を失い光を無くした目で此方を睨む静梨と腕を破壊され、それでもなおクスクスと笑いつつ静梨を抱え後方へと飛んでいくエレオノーラを見た曹洪。
死しても曹操を逃がすと覚悟した筈、そんな自分でありながらゾクリ、と寒い何かを感じた刹那、入れ替わるように黄金の装飾煌く大剣を掲げたアンゼリカが突っ込んで。
「どうしたのさ、急に動きが鈍くなってるよ!」
今まさに斬りかからんと大剣を振り上げ挑発的に言葉を発するアンゼリカ。
だがその打ち込みは本命の攻撃にあらず、跳ね飛ばされ後方へ下がる仲間への追撃、それを阻むようにして振り下ろし、鉄球の、そして武器の投擲を狙う射線を塞ぐ一手。
仲間が命がけで作った好機、その流れを断ち切らせぬと走り、飛び、相手のペースを乱しつつ。
「ぐ……ええい、ちょこまかと! 叩き潰してくれるわ!」
先ほど感じた寒気、恐怖などではないと自分を奮い立たせるように叫び曹洪は鎖付き鉄球を振り回し、アンゼリカを粉砕せんと踏み出すが。
攻撃を仕掛ける時こそ守りに対し意識が希薄になる瞬間。
ならば恐れることなく、尽きぬ勇気と共に踏み込んで捨て身の一撃を放てばそれは絶大な威力を発揮する一撃になり得る。
相手の強さを、忠義を認めつつ自分たちにはそれより重い物……それは人々を守り、救う大義とばかりにアンゼリカは踏み込んで魔力を高め、それは彼女の前方一点に収束し。
「全力の一発だよ、貫けーっ!」
アンゼリカを覆うように出現した光の障壁、そして同時に前方に出現した光る六芒星の文様より放たれる光の奔流。
それは一瞬で曹洪を飲み込み、押し流さんとするも相手は倒れて為るものか、と光の中にて腕を一振り。
翳した武器にて身を守り、そして放たれた鉄球が光の流れを掻き分けアンゼリカに迫り障壁と激突、その小さな体を凄まじき衝撃にて吹き飛ばすが……その代償はあまりに大きい。
「馬鹿な……この儂が」
肩で息つき、全身の傷を確かめる曹洪。
その武は揺らぎ、戦いの流れは大きくディアボロスに傾きつつあった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【隔離眼】LV2が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
お勤めご苦労様で〜す。
いやはや、見上げた根性ってやつですかねぇ。
これは骨が折れそうです。
——召喚。
(全高数mに及ぶ黒い鎧を召喚。肉体が粒子化し鎧に取り込まれネメシス形態へ。詠唱含め一切発言せず)
鎧が主導権を握る
憎悪と憤怒を撒き散らし
クロノヴェーダを滅ぼすべく突進
何処までも追い攻め続ける
・体勢を崩し行動の阻害を行うためショットガンや拳による攻撃(グラップル・制圧射撃・吹き飛ばし)
・隙を作るため味方の攻撃に合わせ揺さぶりをかける(一撃離脱・フェイント・不意打ち)
・隙を突き『特殊戦技:紅血猟犬』を発動、鉄球を回避あるいは打ち砕きながら渾身の一撃を叩き込む(突撃・捨て身の一撃)
光道・翔一
アドリブ、連携歓迎
効果2はフル活用
…曹操麾下でも最古参の一角。その忠誠心は決して伊達じゃないんだろうな。
…とはいえ、此方もアンタを倒した先にも用事があるんでな。
…無理にでも、退かせてもらおうか。
戦闘中可能な時は常に『精神集中』して相手の挙動、特に鉄球の扱いに関しては具に確認しておく
自身への鉄球の一撃は【神速反応】効果も使い、パラドクスで重量・硬度を増大させた大剣で受け止める
この際大剣の腹を前面に、前後斜めになる様に構え、敵の得物が球形であるのを利用し受け流す
受け止め成功時の一瞬の隙を突き『ダッシュ』で急接近し、その時点で相手の守りが薄い一点を『一撃離脱』で大剣で振り抜いて『両断』し『破壊』する
曖明・昧
「数多の武器を使いこなすとは、器用な奴だ。
でも、一つの武器に特化したほうが、強いと思う。よくわかんないけど。」
昧は天廻器『肆妖断』を手に持つ。
星の力を宿した最強の鋏だ。
そして、昧の可愛いペットでもある。
「ダン、暴れてもいいぞ。」
天廻器『肆妖断』(愛称ダン)は開放後の黒く禍々しい姿となる。
昧はダンを使い、曹洪の使う武器を断つ。
「力を解放したダンに敵う武器はない……他の天廻器ぐらいしか。よくわかんないけど。」
天廻器は十星連が持つ、星の力を宿した十の武器だ。
星の力に選ばれた十星連として、昧は力あるクロノヴェーダと戦う。
多大な損害を受け疲労の色が隠せぬ様子の曹洪。
されど倒れぬ、通さぬという意志は挫けず武器を構えディアボロスに相対すれば、ディアボロスもまた乗り越えるとばかりに挑んでいく。
「お勤めご苦労様で~す。こんなに追い込まれてボロボロになっているのに。いやはや、見上げた根性ってやつですかねぇ、これは骨が折れそうです」
その緊張感に似つかわしくない、何か気楽に物見に来たといわんばかりの声色で相手を挑発するのはライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)
「……あの態度は。いや、より追い詰めるためのものか。
……曹操麾下でも最古参の一角。その忠誠心は決して伊達じゃないんだろうな……とはいえ、此方もアンタを倒した先にも用事があるんでな」
隣ではライカの様子に一瞬眉を潜めつつ、何か意図があるのだろうと考えた光道・翔一(意気薄弱なりし復讐者・g01646)が立ち、大剣構え油断無く曹洪を凝視する。
対照的な二人の様子、それを見て見くびられたと思ったか曹洪は地面を鉄球で打ち石畳を砕き歩き出す。
だがそんなものでこの戦場に来たディアボロスが怯むわけも無く。
ライカがすっと片手をかざせば、彼女の背後に巨大な黒き影が出現。それは黒き甲冑、見る者によっては巨大な人型ロボとも言える見た目の存在で、同時に彼女の体は粒子となって取り込まれる。
そして眼光が如きカメラアイが光れば憎悪と憤怒と共に突撃、手にした巨大な散弾銃を構えて飛び上がり、数多の銃弾を浴びせかけていた。
「ほう、巨大化か……しかし力が伴わねばこけおどしよ!」
疲弊した自分を鼓舞するかのように叫び、曹洪は鉄球を投げつける。
その一撃は鎧と同化し、甲冑となったライカの左肘、銃持つ腕の関節部分を打ち砕き腕を吹き飛ばすに至ったが。
味方の攻撃を誘発する、いわば囮としての揺さぶりを狙うライカにとっては好都合。
破壊された腕が地面に落ち、追撃避けて家屋の影にライカが下がったその刹那。
「数多の武器を使いこなすとは、器用な奴だ。でも、一つの武器に特化したほうが、強いと思う。よくわかんないけど」
ギチギチと軋む音立て、銃を手放した指が不規則に動く甲冑の腕を乗り越え曖明・昧(十星連・肆妖『無知蒙昧』・g06110)が飛び出せばそのまま曹洪に急接近。
華美な装飾を施された鋏、天廻器『肆妖断』を翳しながら彼はそのまま近づいて。
「ダン、暴れてもいいぞ」
秘められた力を解放、美しく銀色の輝きを見せた肆妖断は黒き禍々しき姿に変貌し、その刃は曹洪の武器ごと相手を断ち切らんと広げられていたのである。
獲物を前に脈打つように光る肆妖断、昧曰く星の力を宿した最強の鋏であり……また彼にとっての可愛らしいペットだというそれは振り下ろされた曹洪の片手剣と打ち合うように衝突。
甲高き金属音と激しい火花が散った刹那、昧は挟み込む刃に力を込めて二方向からの圧力かければ片手剣は圧力に耐えかねひび割れ砕け、その刃は宙を舞う。
「ぐっ、やはり破壊目的の武器であったか!」
「力を解放したダンに敵う武器はない……他の天廻器ぐらいしか。よくわかんないけど」
挟み込む武器、所謂ソードブレイカー的な働きを見せた肆妖断の威力を前にある種想定どおり、だが確かめられたとばかりに曹洪が叫べば昧は己が武具の凄さを語りさらに踏み込む。
最も取り回しのよい片手剣、防具代わりに振るったそれを破壊され防御もままならぬ胴部に伸びるは、武器を断ち切り一回り大きく成長した肆妖断の刃が迫る。
星の力に選ばれた十星連として、クロノヴェーダと戦うという意思。
それを表すかのように甲冑ごと相手を断ち切らんと鋏の刃が食い込むも、やられてなるものかと曹洪が青龍円月刀の柄にて刃を受け止め攻撃を食い止めて。
この至近距離ならば無事な武器を無理矢理繰り出すよりも刃の半ばから先を失った片手剣、それを振るうが早いとばかりに破損した武器を突き立てそのままタックル。
「壊れた武器でも使いこなせるのはさすが、けど」
刃の一撃、そして体当たりで吹き飛ばされて、多彩な戦い方に対応した相手を賞賛しつつ下がる昧。
だが十分にダメージは与え、隙は作ったとばかりに淡々と告げればこの攻防の合間にて回り込んだライカが側面、家屋の影より飛び出して曹洪を断ち切らんと巨大なチェーンソー剣を振り上げ飛び出していたのであった。
「フン、二の手が来る事は想定済みよ!」
しかしそこは百戦錬磨の将兵か。仲間の攻撃を誘うかのように牽制射撃、そして下がった敵存在。
ならば次なる攻めは直ぐに来ると考え警戒していたのだろう、力強く踏み込み鉄球を放り投げればその一撃は甲冑となったライカの頭部を砕き、粉砕し。
右手に持ったチェーンソー剣を唸らせながらライカは前屈姿勢で着地、だがその背中を駆け上がり、足場として飛び上がり曹洪に迫る一つの影。
「……仲間の作った好機、無駄にはしないさ」
淡々と告げ、上空より降下を始めたのは翔一。
手にした大剣に魔力を付与、その重量と硬度を高めながらの接近を察知したのだろう、曹洪は振りぬく形で伸ばした鎖を掴むその腕を急ぎ引き、引き戻す鉄球にて後背より翔一を叩き落さんと狙っていたが。
「……その攻撃、鉄球の動きは特に気にしていたんでな」
後方より迫る鉄球、それに対する盾の形で手にする大剣を背負うような形に構える翔一。
ただ、その構えは完全に面となる剣の腹で鉄球を受けるのではなく、相手の武器が球体であることを利用し受け流しを前提とした斜めに刃を翳した物。
覚悟していた激しい衝撃を背部に受けるも鉄球は大剣の腹に沿って軌道を逸らし、行き場を失い地面に激突。
その間に背後よりのダメージ、それすらも利用して加速した翔一は着地と同時に走り出し大剣振り上げ急接近。
「……無理にでも、退かせてもらおうか」
淡々と告げつつ繰り出された大剣のなぎ払い、それは青龍円月刀の柄を断ち切り、長柄武器としての機能を奪い去りながら先に昧が傷つけた甲冑を割れ目を狙い打ち込まれる。
咄嗟に翳した斧頭、それにより胴部が両断されることを防いだ曹洪であったのだが受けた傷は大きく、されどこのまま倒れてなるものかとばかりに大剣には大剣をと、の考えで手にした大剣を一振り。
自らの体に食い込む刃を引き抜く様に、翔一の持つ大剣へと打ち込めば鈍く重たい金属音が鳴り響く。
その音色に彩られ、凄まじい衝撃と共に大剣が曹洪の体より離れ、その柄を掴む将一もまた宙を舞いつつ華麗に着地、両者の距離が大きく離れ、曹洪も後方へと飛びのいて。
「ヌゥ……やって、くれたな」
大きく肩で息をして、鉄球繋がる鎖を引き戻し。
まだ次の動きがあるかとゆっくりと振り返り、見遣るは首と左肘、そこから火花を散らし手にするチェーンソー剣の駆動にて小刻みに震える巨大な黒き甲冑となったライカの姿。
鎖を持つ手を振り上げながら、攻撃準備とばかりに振り回し始めたその瞬間。
チェーンソー剣の駆動音とは違う、別のけたたましい音と共にライカの体はまるで銃弾のように急加速、チェーンソー剣を前方に突き出しながら一気に迫ってきたのである。
あまりのことに仰け反りつつも咄嗟に放つ鉄球、だがその鉄球を打ち払いながら一直線にライカは進み、そのまま曹洪の体に突き刺さり。
「ぐ、ぬおああああああ!!」
体内を荒れ狂う刃にてズタズタに切り裂かれ、激痛と共に吹き飛ばされ家屋に激突する曹洪の叫びが木霊していた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【建造物分解】がLV3になった!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
園田・詠美
皆さんが繋いできたこの流れ、途切れることなく繋いでみせましょう……!
防ぎ切るのは無理……それなら端から防ぐことは考えずに!
私のすべてをこの魔法に乗せるまで!
魔法発動デバイスに跨り、【飛翔】を発動、最大速度で曹洪へと突撃!
【高速詠唱】で魔法を発動、【全力魔法】による魔力砲弾を撃ち込むことだけを考えます!
狙うのは強固そうな鎧……皆さんがダメージを与えてきたその場所を管伊勢見せましょう!
鉄球がこちらを叩き潰す、その前に魔力砲弾を発射! 当然、私には攻撃が直撃しますが……それくらいは安いというもの
業務、執行……!
シル・ウィンディア
かなり強いみたいだね…。
でも、不謹慎だけど、ちょっとわくわくしちゃう
…それじゃ、やりましょうかっ!!
飛翔で上空に舞い上がってから、空中戦機動を開始。
上から、世界樹の翼type.Cからの誘導弾を連射して牽制しつつ、コンビネーションでパラドクス砲撃を撃ちこんでいくよ
誘導弾はあくまで牽制。当てないように撃っていくよ。
空中機動時は残像も生み出しての攪乱機動を心掛けるね。
まぁ、これだけで攪乱できるとは思わないけど…
味方の攻撃が集中し始めたら
高速詠唱を行って隙を減らしてから
全力魔法の六芒星精霊収束砲!!
これが今のわたしの全力…
さぁ、遠慮せずに持っていけーーっ!!
…まだ、行けるんでしょ?タフだなぁ~
無堂・理央
今回狙えた魏のジェネラル級の中で残るはここだけ。
最後の一押し、ボクも手助けしよう。
無双馬『クロフサ』に騎乗して、クロフサには【飛翔】で空中を駆け登って貰うよ。
【飛翔】による限界高度まで駆け登ったら、一呼吸おいてから馬上槍をしっかり構えて垂直降下突撃開始!
頭上のボクに気を取られれば地上で戦う人達への援護になり、地上で戦う人達に集中していればボクが一撃見舞える隙になる。
どっちのパターンになるにしてもボクとクロフサがやる事は最大速度で加速しながら垂直降下突撃で馬上槍を曹洪に突き立てるだけ!
気づかれて迎撃の動きを取られるのは承知の上!
傷を負う覚悟の上で迎撃の動きが完全になる前に飛び込み槍を突き立てる!
獅子堂・崇
曹洪、あんたの戦いぶりに教えられたよ。自分よりも強い相手を前にして少しでも怪我を抑えようなんて考えが間違っていた。
小細工は一切抜きだ。
【飛翔】で高く、限界まで飛んで急降下の一撃を放つ。
【精神集中】してただ一点、俺が、仲間が負わせた曹洪の傷を狙って【捨て身の一撃】で【突撃】する。
今の俺に出来る全力の一撃だ。討たせてもらうぞ、曹洪!
「ぐ、ぬがあああ! まだだ、まだ儂は終われんのだ!」
瓦礫を跳ね除け姿を見せ、痛む体に鞭打って武器を構える曹洪であったが限界が近いのは明らかで。
傷つき倒れそうになろうとも戦う意思を失わず、この場に踏みとどまる姿を見て感嘆する声を上げるディアボロスの姿があった。
「曹洪、あんたの戦いぶりに教えられたよ。自分よりも強い相手を前にして少しでも怪我を抑えようなんて考えが間違っていた」
それは先の攻防にて退けられつつも、再びその拳を構え挑もうとする獅子堂・崇(破界拳・g06749)であり。
「これだけ攻撃を受けてもまだやる気、かなり強いみたいだね……でも、不謹慎だけど、ちょっとわくわくしちゃう」
攻撃を退け、被弾しつつも戦意挫けぬ力を見せる強敵を前に高揚を隠せぬシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)の姿もあり。
「皆さんが繋いできたこの流れ、途切れることなく繋いでみせましょう……! 皆様、準備はよろしくて?」
「ボクの方は準備オーケー、クロフサも興奮してるね、コレは」
勝利に向けて加速する流れ、これを断ち切らせることはせぬと園田・詠美(社畜(元)系魔法少女・g05827)が確認すれば、無双馬のクロフサに騎乗、馬上槍を一振りして無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)が最後の一押しに助力とばかりに応じれば。
追い詰めた相手、曹洪を確実に倒さんと動き始めていたのであった。
「ぐ、ぬぅ……おのれ、傷さえ無ければこのような」
追い込まれたことは自覚の上、如何なる手段で持って時間を稼ぎきるのか思案して。
武器を構えて守りの構え、できる限り攻撃を受け止め反撃にてディアボロスを打ち倒さんと進み始める曹洪であったがその目論見を阻むかのように。
「そんな守った状態じゃ、わたしたちを倒すなんて出来ないよ」
空中高く飛び上がり、手にした魔法銃である世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』の引き金引いて魔力弾を放つシル。
その目的はあくまで仲間が仕掛ける隙を生み出すものであり、攻撃に繋がる予備動作、標的に当てるよりも周囲の地形、即ち石畳を砕き破壊し砂煙を巻き上げることにあり。
ジグザグに飛び回り、明らかに挑発的な動きを続ければやはり相手は歴戦の兵、何らかの意図があることを即座に見抜き周囲を警戒。
だが既に攻撃の為の準備、即ち位置取りを最優先にしていた者……クロフサに跨り天を駆ける理央は最高高度、250メートルの高さに至り上空高くより戦場を見下ろして。
同様に、崇も同じく高度を上げて理央と同じ高さに迫らんとする動きが見えていたのであった。
距離を取っての遠距離攻撃狙いと見えるが、両者が持つは銃などの武器ではなく槍や己の肉体のみ、即ち高度を上げたのは急降下に伴う攻撃を狙う事は明白で。
シルの行う射撃の合間に続けざまに迫ると見抜き、武器を構えて反撃に備えるもそうはさせぬとばかりに曹洪の前方、相対する場所に立つ詠美が魔力を一気に高めれば。
「上にばかり気を取られすぎですわよ! だったら私が真正面からいきますわ!」
仲間が仕掛けるその前に、相手が対応してくるならば。
その目論見を打ち砕くように立ち回れば良いとばかりに魔法発動デバイス:"Morgan"、所謂魔法使いの杖にあたる機械仕掛けの杖に跨り急加速。
あえて上空への移動ではなく地上スレスレを突撃、飛翔能力の速度を前方への突進力として用いた詠美は自身の正面に魔方陣を生み出して、先に高めた魔力が流し込まれて魔方陣が輝いて。
「思い切りは良し! だが傷ついたとて儂の一撃、防げるか!?」
一直線に突っ込む詠美、どの道上空から時間差で仕掛けられることは明白、ならば確実に手近な攻撃より跳ね除けてみせるとばかりに鉄球を振り回し前方に投擲。
だがその軌道を前にしても詠美は一切、動きを逸らさず突っ込んで。
「防ぎ切るのは無理……それなら端から防ぐことは考えずに! 私のすべてをこの魔法に乗せるまで!」
叫ぶや否や、彼女が眼前に展開した魔方陣より生み出された光り輝く砲弾は迫る鉄球の脇をすり抜け、曹洪に向けて放たれて。
これまでの猛攻にて歪み砕けた曹洪の甲冑、その脆くなった場所を砕くとばかりに直撃、堅牢な甲冑に更に大きなヒビが走れば一部が割れる様に落下する。
だがその代償として鉄球は詠美に直撃、その衝撃にて揺らめいた彼女は速度を落とし、大きく揺れながら曹洪の横をすり抜けながらも言葉を紡ぐ。
「ふふ……皆さんが、ダメージを与えてきた場所は……砕いてみせましたわ……業務、執行……!」
激痛により意識が遠のき、されど自身が直撃を受ける事すら今後の攻撃に向けての布石となるならば安いもの。
そう割り切った彼女の言葉に応じるように、上空からはまず一つ。
「迎撃なんて間に合わせない、いくよ、クロフサ!」
叫びとともに漆黒の影、黒き馬体を輝かせながら急降下するは無双馬のクロフサと騎乗する理央であり。
仕掛ける一撃、それは一種の騎馬突撃。されど常識の埒外にあるディアボロスである彼女が行えば真上、即ち対応の難しき方向より行われる、音速を超えた突撃で。
放つ衝撃波すらも武器となるその突撃、一直線に降下する攻撃を前にして詠美の一撃にてよろめく曹洪は万全の防御を取ることは不可能。
だがしかし、出来る限りの対応をせんと体を捻り、武器持つ腕を頭上に掲げての防御体制、そして響き渡るは金属同士が触れ合う音と共に何かが落下する轟音で。
まるで何かが爆発したかのように、巨大な土煙が砕けた石畳と共に巻き上がればそこには腕の一本を馬上槍にて貫かれ、まるで昆虫標本の足をピンで固定したかのように突き刺された曹洪と。
馬上にて力強く槍握り、されど反撃に繰り出された数多の刃、その凶刃にて全身より血を流しつつ、相手をこの場に釘付けにするとばかりに睨み付ける理央の姿があったのだ。
互いに痛み分けとも取れる状況、されど空中より仕掛けるのは一人ではない。
「今の俺に出来る全力の一撃だ。討たせてもらうぞ、曹洪!」
戦場に響き渡る叫び、それはこの一撃に全力を賭した崇の声であり。
小細工は一切抜き、最も威力の高い攻撃を仕掛けるのみとした彼の攻撃は理央に続き、最高高度より仕掛ける急降下キック。
だが単純な急降下ではなく、念動力が足先、その一点に集中し、まるで螺旋を描くような赤き光へと変化して。
推進力を増し、赤き一撃となって曹洪に向け放たれていたのであった。
回避不可能な一撃、されど無防備なままにうけてなるものか、とばかりに曹洪は手にした武器が一つ、大剣をいわば盾の要領で翳せば迫る赤き光と大剣が衝突。
「これで……貫く!」
「ぐ、ぬううううおおおおお!!」
赤き光の勢い増して、一撃で終わらせんとする崇と受け止め唸る曹洪の押し合い。
消耗故か、受け止める腕の力が弱まって大剣の上を滑るように光が動き、赤き螺旋の先端が甲冑の一部を削り砕き、体内へと侵入を始めたその直後。
「負け、られぬのだっ!」
受け止め損ねた以上、守りを固める意味は無い。
傷つく事と引き換えに曹洪は手にした数多の武器を振り回し、自身を地面に縫い付ける理央と共に崇の体を切りつけ、また武器の腹にて叩きつけ。
衝撃によって赤き光が拡散、そして急降下攻撃を仕掛けた二人が跳ね飛ばされるがダメージも、そして時間稼ぎも十分であり。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ……」
猛攻の最中、3人の攻撃の呼び水として空中より射撃を行っていたシルは速やかに詠唱を開始。
六芒星の魔方陣を前方に生み出し、その星の頂点にて六つの属性を示す光が輝けばその光は魔方陣の中央に集まり、白き光に変化して。
「これが今のわたしの全力……さぁ、遠慮せずに持っていけーーっ!!」
叫ぶと同時、シルの背部に青白く光り輝く二対の翼が形成。
そして放たれた強烈な光の奔流、その反動にて押し返されぬようにと羽ばたけば、凄まじき魔力の波が曹洪を飲み込むまでが見えていた。
まばゆき光、だれしもが目を覆い隠したくなるような激しい一撃、だが術者の魔力が無限でないように、やがてその力の放出も終わりを迎える。
誰が最初に目を開いたか、それはわからないが戦況を見つめていた面々が見たものは。
光の奔流にてえぐられ、石畳がめくられ土の地肌をさらけ出し伸びる一筋の溝であり。
その先、被弾面積を出来うる限り抑えようと屈むような体制になりながら。
巨大な刃を持つ大剣や大斧、青龍円月刀の刀身といった幅広の武器、その刃を盾代わりに翳し、何とか耐え切り体中から煙を立ち上らせている曹洪の姿があったのだ。
「ぐ、ぐぐ……まだ、だ、まだだっ!」
このまま終われぬとばかりに立ち上がり、再び武器を構えなおす曹洪。
既に気力だけで、しかし死しても曹操を逃がす覚悟で立ち続けディアボロスに相対するその姿。
「……まだ、行けるんでしょ? タフだなぁ~」
限界以上に耐える頑強さ、そして精神力に驚くシルであったが勝負はほぼ決したと言って良い。
死力を尽くし、一太刀入れるとばかりに飛び出す曹洪と、その攻撃を受け止めながら下がるシル。
その攻防に加わるように、また新たなディアボロスの姿が近づいていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【動物の友】LV1が発生!
【クリーニング】がLV2になった!
【飛翔】がLV6になった!
【落下耐性】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携、アドリブ歓迎
残留効果は有効活用
戦乱の時代、武将達の覚悟が見える
時間稼ぎに徹するか。その忠義や見事だ
正々堂々挑ませて頂こう
……と言って、正面から行くとは限らんが
【飛翔】し空中戦
戦場を偵察、観察し戦況を把握
周囲の味方と連携し、サポートを心掛ける
死角に入りながら、味方の配置をみて、包囲する位置取り
味方の攻撃に合わせ、射撃で援護
死角からの攻撃で、注意を散らさせ集中させない
こちらに背を向け隙をさらせば、遠慮なく弾丸を撃ち込む
反撃の戦場眼は
瞬時の判断なら臨機応変に、神速反応で対抗
動作を観察
攻撃の気配あらば飛翔の最高速度と、エアライドで即回避体勢
手を抜くつもりはない
友人へ良い報せを持ち帰ろう
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
正直、何故蟲なんだ?
何故三国志の名を語る?
なんて、イメージだけで嫌っていましたが。
主君を守る忠義の姿に蟲も人もあるものか、
右手には【シュトライフリヒト】左手には【シャルダント】を構え、
地を蹴って加速、【アクロヴァレリア】を点火し、"飛翔"の2段加速
【Leprechaun】で3段加速、【Blitzwalzer】で4段加速
加速に加速を重ね、曹洪に突撃
【Boeotia】による"観察""情報収集"で敵の攻撃をよみとり
その隙間を縫う様にパラドクス精閃縫いで攻撃を。
敵の攻撃はシャルダントで捌き
受けきれない物は【アルヴァーレ】で防御をします。
お見事、その姿決して忘れないでしょう。
アンゼリカ・レンブラント
引き続きネメシス形態
まだお互い動けるよね、曹洪
武が揺らいでも尚示す強さ、忠義、見事だよ
決着をつけよう!
飛翔の効果を受け高速で立ち回り、
仲間と動きを合わせパラドクスの光剣で斬る
今度は牽制じゃない、近接戦こそ本命だ
めいっぱい力強く打ち込むっ!
相手からの反撃は障壁で凌ぎ勇気で耐えるよ
みんなで残留効果を、絆を重ねてきたから
致命を避けられるんだ
今の私達は先程までの私達よりも強い、
それがディアボロスだ!
全員で刻んだ曹洪の傷1つ1つを無駄にしないっ
仲間と連携し抉るように光剣を打ち込み、
確実に消耗させ、最後は相討ち上等の捨て身の覚悟で斬る!
今こそ最大まで輝け、《光剣収束斬》!
限界を越えて、忠義の将を貫けーっ!
雅諒院・基経
引き続きネメシスモード継続
…お互い、もうボロボロ…といったところだな。
どうした曹子廉…怯えが見えるぞ?
…馬鹿にするつもりはない、恐怖は全ての生物にある本能だ、…ふ、改めてお主も感情は魔に堕ち切ってはいないのだと確認できた。
…さぁて、やろうか。正直これだけは出したくなかったのだがね…
お互い差し違える気で肉薄し、ゼロ距離に飛び込む。
右手の人差し指と中指で銃のような形を作る、そこに赤黒い光が集まる。
もうどうなろうが仕留めてやる。それが相手に見せられる敬意であり、信念だ。
…梵天よ、御照覧あれ…悪鬼殲滅の弓(ブラフマーストラ)!!
相手の胸元に極太のビームを叩き込む。
…あぁ全く、ここまでやらねばならぬとは
エレオノーラ・アーベントロート
静梨さんを安全なところに移送したら腕を治す時間も惜しんで戻ってきますわ。
こんな愉しい時間に参加できないなんて悲しいですものね、うふふ。
あら、ちょっと見ない間になんて顔をしていますの?
こんなに愉しいんですもの。もっとお笑いになってくださいませ。
腕を潰され、流した血を代償に「第六十一の魔弾【鮮血】」を使用。
曹洪が放つ鉄球を今度は正面から鮮血の魔弾で撃ち返しましょう。
うふふ、驚くようなことではありませんわ。
誰も彼もこんなに血を流して……気が昂るのは当然のことではありませんこと?
鉄球を撃ち返したら曹洪自身にも鮮血の魔弾を。
ここまで耐えたのは貴方だけ、敬意を表して――全力でブチ殺してさしあげますわ!
「戦乱の時代、武将達の覚悟が見える……時間稼ぎに徹するか。その忠義や見事だ」
猛攻に耐え、限界以上に力を振るう存在、示す忠を前に感嘆するのはエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)であり。
されどここで確実に倒す、正々堂々と、されど真正面から仕掛けるわけではないと天使の翼を広げれば。
「手を抜くつもりはない。友人へ良い報せを持ち帰ろう」
そう言いながら両の手に銃を握れば、その横には見知った顔が近づいて。
「その友人に、私は含まれていますか?」
悪戯っぽく笑い声をかけたのはレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)
勿論だ、という答えが返ってくるのをわかっていての声かけだったのだろう、思惑通りにエトヴァは微笑み頷いて、二人は曹洪を見つめていた。
「まだお互い動けるよね、曹洪。武が揺らいでも尚示す強さ、忠義、見事だよ」
そんな二人の眼前、再び相対せんと飛び込むは、天使の如き姿を見せるアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)
彼女と同じように、先に曹洪と刃を交え、無事ではないディアボロスの姿は他にも見えて。
「……お互い、もうボロボロ……といったところだな」
「こんな愉しい時間に参加できないなんて悲しいですものね、うふふ」
全身を刃にて斬りつけられ、傷つき鮮血を流す異形の天狗となった雅諒院・基経(天狗道からの使者・g00191)と、鉄球の一撃にて左腕を潰され。
されど強烈な一撃を見舞いつつ、傷ついた仲間を安全圏へと避難させ戦場復帰を果たしたエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)の二人である。
「ふ、ふはは。後詰を任せず再び儂と遣り合おうとは物好きな!」
再び姿を見せたディアボロス、既に限界が近い自分の体の状態を察していたのだろう。
この戦場に拘る必要もなく、別の戦場を目指したり都の陥落を狙う事も出来た筈の面々が姿を見せる、それは即ち足止めという目的がしっかりと果たせているという事で。
ならばこのまま、限界を迎えるまで戦い時間を稼ぐと武器を翳す曹洪、その姿を見て思うことがあったのだろう。
「あら、ちょっと見ない間になんて顔になっている、と思いましたけど。いい顔に戻りましたわね。
わたしくしもこんなに愉しいんですもの。だったらほら、もっとお笑いになってくださいませ」
エレオノーラが笑いつつ、曹洪の変化に気づき言葉を発し。
「曹子廉……あの時は怯えが見えたが。今は振り切ったか。
……ああ、馬鹿にするつもりはない、恐怖は全ての生物にある本能だ……ふ、改めてお主も感情は魔に堕ち切ってはいないのだと確認できた」
ディアボロスの猛攻の際、ほんの少し見せた恐怖の色。
それらを見抜いた基経も言葉を紡げば、その言葉を肯定するかのように頷いて。
「言いおる。だが今の儂に恐怖などあるものか! 役目を果たせぬままに死ぬ事無ければ本望よ!」
足止めという役割、それが満たせぬ可能性、それだけが恐ろしいと自身を鼓舞し、最後の最後まで時間を稼ぎ続けてやるとばかりに武器を構えて歩き出す。
最早死ぬ事は想定内、ならばどれだけ時間を稼げるか、が目的になったのだろう。
「正直、何故蟲なんだ? 何故三国志の名を語る? なんて、イメージだけで嫌っていましたが。ああなってまで主君を守る忠義の姿に蟲も人もあるものか」
「そうだな、だからこそ。全力で応じよう」
死の一歩手前になってなお、忠を見せる存在を賞賛、故に全力で終わらせるとレイとエトヴァが言葉を交わし。
5人のディアボロスが動いたのはその瞬間であった。
「うふふ、では僭越ながらわたくしから仕掛けさせてもらいますわ」
言いつつ、電磁レールガン「フェアレーター」を構え潰れた左腕より滴る鮮血、それを吸い上げ真正面から突っ込むエレオノーラ。
踏み込ませるか、今度は腕だけでなく足もあるとばかりに曹洪は一歩踏み出し鉄球を放っていけば、それに射ち込むようにしてエレオノーラはレールガンの引き金を引く。
鳴り響く轟音、それと同時に鉄球の軌道がそれて虚空を飛べば、その間に踏み込むエレオノーラ。
「なっ!? 儂の一撃が!」
「うふふ、驚くようなことではありませんわ。誰も彼もこんなに血を流して……気が昂るのは当然のことではありませんこと?」
傷ついたとて渾身の一撃、その投擲が逸らされた事に驚き隠せぬ相手を前に、笑いながら踏み込んで。
距離を詰めつつ、さらに左腕から鮮血吸い上げレールガンには禍々しき赤黒き光が渦巻けば、その銃口より放たれる弾丸に力が宿る。
「【鮮血】解放――ここまで耐えたのは貴方だけ、敬意を表して――全力でブチ殺してさしあげますわ!」
破損する甲冑、その合間に容赦なく射ち込まれた銃弾は曹洪の腹部に大穴空けて、致命の一撃といえる傷を刻み込む。
だがまだ倒れていられぬ、やり返すとばかりに鎖持つ腕を引き寄せ返す鉄球にてエレオノーラは背部に衝撃受け、前のめりに吹っ飛ぶも十分すぎる一撃を見舞っていた。
「あら、無茶をしますのね、けど……そうでなくては笑えませんわ」
後方よりの衝撃、前方に飛び出し曹洪を避けるようにすり抜けながらエレオノーラが呟けば。
そんな彼女を追う形、光で出来た大剣を生み出したアンゼリカが突撃を。
「みんなで残留効果を、絆を重ねてきたから致命を避けられるんだ。
今の私達は先程までの私達よりも強い、さっき鉄球を弾いたみたいにね。それがディアボロスだ!」
如何に強くとも一人の力、それだけで戦うクロノヴェーダには成し得ない。
様々な力を積み上げ、圧倒的な存在を退ける、仲間と共に歩むが故に高まる力がここにあると宣言しつつ踏み込むも、それは仲間の連携を呼び込むブラフの一つ。
視界を塞ぐかのように大剣を振り下ろし、その光でもって目くらまし。
生じた死角を利用して空中にエトヴァが飛び、見下ろす形で左右の手に持つ銃構えるが攻撃にはまだ早い。
「その守りを貫く! だからこそ!」
合わせるように地面を蹴って走るはレイ、そのまま背部に背負うフライトユニット【アクロヴァレリア】のブースターが点火され、更にはディアボロスが高速飛行可能となった空間の恩恵を上乗せし。
姿勢制御の補助スラスターまでもを後方に、前方への加速という目的に転用すればその速度は誰よりも速く、前方の敵を狙うという目的に集約。
右の手にはレイピアを、左の手にはガントレットを。
共に白銀に輝く装備を施したレイが一直線に突っ込めば、今こそ好機と曹洪の後方へ回りこむように飛翔し狙いを定めるエトヴァ。
「――Sei frei.」
仲間の突撃、それを確実に成功させる援護射撃が自分の役割。
天使の翼をはためかせ、上下左右、三次元の移動を複雑に組み合わせ次々と放たれる銃弾は出所が不規則で。
そして空中に描かれしエトヴァの飛翔、光り輝く軌跡が残るが故に、逆に注意が其方に向いて多方面よりの攻撃への対応、それを難しくさせていた。
「ぐっ、小癪な真似を!」
迫るディアボロスの存在を察しつつ、されど今の状態で無防備に上空よりの攻撃に晒されるわけにはいかぬと構えた武器で銃弾の幾つかを受け止めて。
飛び退き被弾を減らそうと動く曹洪であったが、それを許さぬとアンゼリカが大剣を振り回しつつ側面から迫り逃げる方向を絞り込めば、そこは突撃するレイの目指す方向。
「この好機、逃しません!」
仲間が積み上げた攻撃への布石、その仕上げとばかりに繰り出された白銀のレイピアは曹洪の腕一本を、そしてそのまま甲冑に突き刺さり。
だがしかし、腕一本と引き換えに繰り出された数多の刃、それらがレイを狙い振るわれるも被弾は覚悟の上。
首元などの致命部位、そこへの攻撃だけはガントレットで防ぎつつ、されどフライトユニットを断ち切られそのまま胴部にまでも刃受け。
返す刃までも受けてたまるかとレイは曹洪の体を蹴って、その反動を用いて離脱。
追撃せんと向けられた刃には上空よりエトヴァの放つ数多の銃弾によって切っ先が逸らされ力を失えば、刺し違える覚悟でもって踏み込む二つの影。
「……さぁて、やろうか。正直これだけは出したくなかったのだがね……」
「うん、全員で刻んだ曹洪の傷1つ1つを無駄にしないっ」
基経とアンゼリカ、禍々しい異形の天狗の姿と神々しき天使の如き姿、対照的な二人であり。
用いる力もその姿に関したもの、基経が右手の人差し指と中指、その二本だけを延ばし銃のような形を手で作れば、指先に赤黒き禍々しき光が輝いて。
対するアンゼリカは、先ほどより振るう光の大剣、その光をより強く、そしてより大きく変化させ両者は挟み込むような形にて曹洪に急接近。
「儂と刺し違えるつもりか! ならば最後、一兵士として応じてやろうぞ!」
生きて合流できぬと悟った曹洪、故に将としてではなく一人の戦士として。
満身創痍の自分にすら、刺し違える覚悟で持って踏み込む両者に最大の賛辞と共に応戦する。
となれば、立ち向かう側もそれ相応の思いでもって踏み込むのみ、もうどうなろうが仕留めてやる、それが相手に見せられる敬意であり、信念とする基経が、振り上げられた刃が落ちるより早く懐に。
「……梵天よ、御照覧あれ……悪鬼殲滅の弓(ブラフマーストラ)!!」
そして突き出す右の腕、その指先に宿った光は太く輝く、一筋のビームとなって放たれ曹洪の胸部、甲冑を穿ち背部より噴出し。
しかしまだ動きを止めぬ曹洪、故に完全に倒すべく光の大剣を掲げたアンゼリカが踏み込んで。
「今こそ最大まで輝け、《光剣収束斬》! 限界を越えて、忠義の将を貫けーっ!」
鉄球繋ぐ鎖を持つ腕、それが動き自身を狙い鉄球が放たれるであろう事を察したアンゼリカ。
だが自分が負傷する事に、なんの躊躇いがあろうか。刺し違えてでも倒すと決めて、守りを捨てた一撃。
袈裟懸けに振り下ろされた光の大剣、それは防御の為に掲げられた曹洪の大剣を砕き、勢いを減じつつ肩口からその体へと食い込んで。
胸の辺りでもう一本、守りの為に掲げた大斧、その斧頭によって押し留め、反撃せんと動く腕を振り上げる曹洪。
だがしかし、曹洪は手にした武器全てを手放して、そのまま懐に飛び込んだ基経を、そして光る大剣とそれを手にするアンゼリカに向け豪腕を伸ばしていき。
「一兵士として応じると言ったな、騙して悪いがあれは嘘よ!」
自分には別の思惑がある、最後の最後にそう明かし伸ばした腕にて基経とアンゼリカを掴み、力任せに押し倒し巨体でもって二人に覆いかぶさらんとする曹洪。
武器による反撃、刺し違えてでも此方に何かを仕掛けると考えていた二人は避ける事も出来ずなすがままであり、ハッとした表情でエトヴァが急降下、両者を援護せんと二丁の銃を構えるが。
「……いや、何もしなくても良い」
降下先、押し倒された基経が片手を挙げて静止して、同じくアンゼリカも大丈夫だとばかりに手を上げる。
どういうことかと訝しがり、ゆっくりと高度を下げるエトヴァを前に、倒れたままに話すは基経とアンゼリカ。
「……あぁ全く、ここまでやらねばならぬとは。その上で最後がこれとは」
「あたた……予想外だったけど、今考えれば納得だね。うん、曹洪はもう死んでるよ」
押し倒され曹洪に覆いかぶさられたまま、言葉を発する二人。
最後の最後、攻撃受けて自分が倒れることを悟った曹洪は全力で応じると言いつつ、一人でも多く、一秒でも長く足止めせんと考えたのだろう。
武器を捨て、至近距離に迫った相手を掴み、拘束し、自身を檻として押さえ込み、曹操追跡を阻もうとしたのであった。
その思惑通り、二人のディアボロスは命と引き換えに動きを阻まれ、ほんの僅かであるがこの場に止め置かれたのである。
「死を悟ったからこそ、最後の忠義ということか」
「お見事、その姿決して忘れないでしょう」
ディアボロスを足止めする、死する時までその役割を果たさんとした将軍、その亡骸を前にエトヴァとレイが惜しみなき賛辞を送れば、やや遅れて後方より近づくはエレオノーラ。
「うふふ、最後にすっかり騙されちゃいましたわね。お二人が羨ましいと思いましたけど、押し倒されなくてよかったですわ」
あえて軽口を言いつつも、しっかりと賞賛する彼女は曹洪の腕を取り、拘束解いて基経とアンゼリカを引き出せば支えを失った体は力なく倒れ伏す。
これが猛将曹洪、許昌に留まりしジェネラル級が一人、忠義を尽くした者の最後であった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【飛翔】がLV7になった!
【一刀両断】がLV2になった!
【エイティーン】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
最終結果:成功 |
完成日 | 2022年07月17日 |
宿敵 |
『信頼と忠誠の将軍『曹洪』』を撃破!
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