リプレイ
神山・刹那
ずいぶんとでかい盾を持った連中だな
まぁいい。示現流にはそんなの関係ねぇ
相手がなんであれ、自分の一太刀を信じ、斬り捨てるだけよ
そのご自慢の盾ごと斬り捨てるのみ
錫断撃でこちらを断ち切ろうとしてきたら、勇気で踏み込み、残像を攻撃させ相手の体勢が崩れたところを見逃さず、斬り捨てる
「そんな重い装備で、俺をとらえられると?重い分体力の消費は俺より早い。一つ賢くなったな。じゃ、あばよ」
結島・蘭杏那
曹仁、貴方の危惧することは当たっているわ…でもね、皆が浮かれている中、一人だけそういうことを言っていると真っ先に倒されるのが世の中のお約束なのよ!そういう訳で許昌を混乱に陥れて関羽と同じく曹仁にはご退場頂くわ!
敵が内部で連携を取り合ってるならこちらも【パラドクス通信】で連携を取り合って攻めるわ!タイミングを合せて一気に攻めれば個々の力はこちらの方が上なのだから敵はいずれ耐えきれなくなるわ!
そして、こんな戦場だからいちいち相手の隙きを見極めて待っていたらそれこそ大きな隙だわ。紫電のように一気に駆け抜ける!!(シハバちゃんからもらった【幸運】の虫さんクッキーをバリボリしながら)
浮かれた宴の許昌、その外部の防衛設備として築き上げられた多数のバリケードの中を巡回する板循黄金兵が異変に気づいたのは遠方より立ち上る土煙が原因であった。
その煙を巻き上げ突き進むは一頭の無双馬オキナ、背に乗って十文字槍を構え結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)が突撃すれば、四肢が電流纏って彼女の力を高めていく。
「守りを固めているようだけど、いちいち相手の隙きを見極めて待ってたらそれこそ好機を失うわ!」
「ああ、でかい盾を持った連中だが示現流にはそんなの関係ねぇ、自分の一太刀を信じ、斬り捨てこじ開けるだけよ」
生み出した通信機にて仲間へ突撃の開始を伝えれば、同じく正面より突破せんと呼応したのは神山・刹那(梟雄・g00162)
攻め立てる好機を待とうにも隙が見えぬ、逆に潜み隠れる自分たちが見つかる可能性を考えれば、強引に突破口を開くとばかりにと二人がバリケードの合間を縫って大盾翳す一団へ真正面から一気に接近。
「敵襲! 隙を待ち反撃せよ!」
「おおう!」
その猛攻を防ぎ、反撃にて殲滅せんと気炎を上げて板循黄金兵達も前進し、両者の距離が縮まって。
「さぁ、私を捕まえてご覧なさい♪」
馬上にて銘無き十文字槍を振り回し、電流纏った突撃を仕掛ける蘭杏那。
大盾と穂先がぶつかり合って金属音を鳴り響かせれば、攻撃防いだ兵達が反撃とばかりに手にした剣を振り上げていたがそれをあざ笑うかのように、嘶きオキナが跳躍。
眼前の兵士を飛び越えて、兵の合間へ入り込み強引にその連携を突き崩さんと進撃を続けていた。
「強行突破か、なら俺も負けていられんな。そのご自慢の盾ごと斬り捨てるのみ」
敵陣を無茶苦茶に分断せんと切り込んでいった蘭杏那、彼女が作り上げた綻びが塞がる前により大きく分断せんと仕掛ける刹那。
覇龍を抜刀、鋭き龍の爪が如き刀身を輝かせ、盾を構え隙を伺いながら陣容を立て直しつつ前進する敵兵の前へと急接近。
数を生かした敵軍の圧力になど屈せずに加速しながら踏み込めば、その軌跡に数多の残像が残されて。
やがてその幾つかは高速移動に伴い実体を持つ分身へと昇華すれば、本体である刹那と併せて複数回の攻撃を相手に仕掛ける事を可能とする。
一瞬の隙を見たと誤認、剣を振り下ろした板循黄金兵の一撃が何かを断ち切った感触を彼の手にへと届けるがそれは実体を持った残像、即ち刹那を止めるには到らず。
「そんな重い装備で、俺をとらえられると? 重い分体力の消費は俺より早い。一つ賢くなったな。じゃ、あばよ」
振り下ろしの勢いそのままに、地面に剣を打ち当てた板循黄金兵の背後より聞こえる刹那の声、それと同時に四方八方から分身が殺到、守りに秀でた兵の体へ次々と重たい打ち込みが放たれて。
何が起こったか理解するより早く数多の刀傷が刻まれ、板循黄金兵は一瞬の内に絶命するのであった。
だがしかし、強襲によって強引に陣容をこじ開けんとした一撃であったが防衛設備を有し個々の守りも堅く、連携し陣容を保とうとする軍勢である。
強行突破を狙った真正面からの突撃、不意打ちにて遅れをとったとて直ぐに陣容を組みなおせばそれぞれが敵対者である蘭杏那と刹那に反撃開始。
守りと数を生かし、猛攻が開始されれば強行突破の勢いは削ぎ落とされていた。
「っ、やるわね! 悔しいけどこれ以上無理はできないわ」
「ああ、だが十分引き付けられたさ」
凄まじい反撃を受け、これ以上正面突破は不可能と通信にて言葉を交わす二人。
陣形を突き崩すことはできなかったが、されど耳目を引き付ける事はできたのだから次なる一手の布石は十分できたと判断したのか一時撤退を選択。
撤退時に追撃を受けまいとゲン担ぎに妹から貰った【幸運】の虫さんクッキーを齧りつつ蘭杏那が馬首を反転させればそれを援護するように、刹那も数多の残像と共に戦場を駆け巡り敵兵の注意を引けば、嘶きと共にオキナが加速。
振り回される剣を槍にて弾き、強引に蘭杏那が敵陣よりの撤退を始めていた。
「曹仁、貴方の危惧することは当たっているわ……でもね、皆が浮かれている中、一人だけそういうことを言っていると真っ先に倒されるのが世の中のお約束なのよ!」
逃がすまいと追いすがる板循黄金兵、その追撃を跳ね除けながら蘭杏那が届くかどうかわからぬが、都を守りし将軍への思いを語る。
複数存在するジェネラル級、その首級をあげてやると意気込んだその言葉が単なる願望では無いことはすぐに証明されるだろう。
苦戦🔵🔵🔴🔴🔴🔴
天津・凪
たしかに、魏の精強さはほぼそのまま。三点のうち、一点が突き抜けたままというのも良くないことですね。
ですから、私はここにきたのですが。
どうしましょうか…おや、防衛時の設備が残存しているのですね。位置を確認。
これを利用するとはいえ、あちらの方が上手になりましょう。位置を見定め…【凍結連続矢】です!一気に凍らせるように!
風の力で押し出してるので、多少は曲がりますよ。
そして、反撃…ええ、先ほど位置を確認した遮蔽物。それに当たるようにします。
こうすることにより、遮蔽物も壊れないかな…という思惑がありますので。
ミシェル・ラークリーズ
確かに棚ぼたの勝利は浮かれるよね。でも、このまま魏の有利なままにはしておく訳には行かないんだよね。突出した杭は打つべし。
さすが蟲将の指揮下だけあって防衛が固いね。なら【飛翔】で上から攻撃しよう。たとえ地上で防衛拠点を固めても空からの攻撃は想定してるかな?
【戦闘知識】【観察】【看破】で敵の集まってる位置を捕捉、光の輪で攻撃していく。【風使い】【吹き飛ばし】【薙ぎ払い】でまとめて吹き飛ばして撹乱しよう。
曹仁、貴方の危機感は当たっていたようだけど、今すぐ攻め込まれるのは予想してた?油断大敵、戦況は常に動いてるんだよ。
強行突破を図ったディアボロスの突撃、それを防ぎ撃退した事で板循黄金兵の士気は高まり歓声を上げてはいたが、それは一時的なもの。
真正面から仕掛けた面々に気をとられたが故、別方面からの攻撃を受けることとなってしまうのであった。
「確かに棚ぼたの勝利は浮かれるよね。でも、このまま魏の有利なままにはしておく訳には行かないんだよね。突出した杭は打つべし」
銀に輝く翼を広げ、バリケードを利用し警戒しながら前進する集団を見下ろすはミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)
上を取った彼の攻撃、それを最大限に利用するならば前方に敵の耳目を引き付ける役目が必要、そしてそれを担うべく次なる攻撃を仕掛けんとしたのは天津・凪(妖狐の神算軍師・g00326)
「たしかに、魏の精強さはほぼそのまま。三点のうち、一点が突き抜けたままというのも良くないことですね」
先の戦闘にてディアボロスが自在に扱え瞬時の会話を可能とする通信機、それを用いて言葉を交わす両者。
離れた場所にいながら攻撃のタイミングを合わせられる能力を用い、地上と上空に分かれた両者。
「さすが蟲将の指揮下だけあって防衛が固いね。上から攻撃するんで、それまで引き付けてもらえるかな?」
「ええ、お安い御用です。そのために私はここに来たのですから」
緒戦の混乱から立ち直る暇は与えぬ、想定外の攻撃を仕掛けるとミシェルと凪が合意すれば、先に動くは凪の方。
相手が強固な防衛陣、その設備を利用し戦うというのなら破壊するまでと考えたのだろう。
呪力を高め扇を開けば、水が矢の形を成していき、風が撫でて水の矢を氷の矢へと変化させ、弓を用いず生み出した風に乗せて一気に射出。
その矢は単なる直線移動ではなく、呪力を持った風に乗って運ばれる物であり……自由自在といかないまでも、凪の意に従い緩やかに曲がり、バリケードや窪地に隠れる板循黄金兵へ回り込むように飛翔して。
「がっ、な……氷!? ぐっ、新手だ、反撃だ!」
遮蔽物による死角、そこより飛来した氷の矢。
次なる攻撃は如何なるものかと警戒し、身を隠していた軍勢にとって青天の霹靂ともいえる攻撃であったが術者がいると分かれば対処は何とでもなると考えたのだろう。
大声を張り上げ、隠れ潜めば死角から攻められると判断して大盾翳して前進開始、次々と矢を生み出し放つ凪へ走り出していたのだが、その進軍を阻むかのように上空から煌めく光の輪が急降下してきたのはその時であった。
「おっと、攻撃は地上からだけじゃないんだよ?」
反撃せんと走り出した兵士達、その耳に届いたのは上空から挑発するように告げられたミシェルの声。
次々と飛来するその光輪は彼が戦況を見極め、好機を狙い放ったそれであり……注意が前方の敵、即ち凪への反撃に向けられ上方への守りが無くなった瞬間への攻撃であったのだ。
巨大な盾、それは翳した方向への攻撃を凌ぐには十分すぎる代物ではあったがされど一方向への守りに過ぎない、つまりは前方に全てを向けた今は上からの守りには使えずに。
次々と降り注ぐ光輪は無防備な兵士の頭を、肩を、腕を次々と切り裂き、また風を巻き起こして哀れな兵士を吹き飛ばし。
正面突破、遠距離攻撃だけでなく上空からの攻撃を加えることで、警戒すべき範囲を一気に増やし何処を優先すべきかの判断を鈍らせ、連携を乱していくのであった。
「ぐおおっ、上からだと!? 守りを固めつつ反撃に転じろ!」
多方向からの攻撃、されどこの地点を死守せよと命令されていたのだろう、このまま数を減らされてなるものかと盾を掲げ身を屈め、密集する事にて兵そのものが防衛拠点となる陣を組み上げる板循黄金兵。
密集陣形の圧力でもって地上の敵である凪へと突っ込み、そのまま数に任せて振り下ろす剣にて命を断ち切らんとしていくが。
「おっと、それは危ないですね」
突撃する軍勢をまるで猛牛をいなす闘牛士が如く、羽織った羽衣をなびかせ避ける凪。
その背後にあったバリケードに剣が打ち込まれ、砕け壁が崩壊するも意に介さず、兵士達は続けて上空のミシェルにあるものは剣を、またある者は今しがた打ち崩したバリケードの残骸を跳ね飛ばし、撃ち落さんと攻撃を継続。
「うわっと、無茶苦茶やるね、けどそのままやられるわけにはいかないかな」
守りを固めつつの反撃、これ以上は無理に攻撃したとして有効打は与え難いと判断したのだろう、ミシェルは銀の翼を大きく羽ばたかせながら旋廻し、敵軍の注意を引く事に注力。
自分達の役目は果たした、敵の注意は多方向に向けられ数も減じた事を見届け彼は高度を上げ許昌を望む。
「曹仁、貴方の危機感は当たっていたようだけど、今すぐ攻め込まれるのは予想してた? 油断大敵、戦況は常に動いてるんだよ」
ふっと一息、防衛を主張した先見の明ある将軍を賞賛、されどあと一歩足りなかったと言葉を紡ぎ、次なる仲間の攻撃を待つのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
アルメア・グラウプナー
「ほう、趨勢を決めかねない勝利を挙げた後は嫌でも士気や軍規が緩みやすくなるものだがな…この曹仁という御仁、中々の指揮官ではある様だ」
「それで良いんだ。そうじゃないと此方も闘争のやり甲斐が無い。さあ、楽しませて貰うぞ!」
・行動
此方も油断や慢心は禁物だ。敵だけではなく味方の動きも見て、利になる様に動いていく。
敵が強固な陣を築いているならば、最初にその構えを崩さなければな。
【地形の利用】を応用し、特殊炸裂弾を部隊の動きを妨げ、分断できる様な位置に撃ち込んでいく。
その後は火砲やミサイルによる【砲撃】・【爆破】で陣地を【破壊】・そして前線の味方の支援をしつつじりじりと戦線を押し上げ、制圧していこう。
ロキシア・グロスビーク
アドリブ連携ご自由に!
なかなかの陣地。真面目に防衛してるんだね関心関心。
僕は未熟だけれど先輩方の援護なら出来るはずさ。
…じゃあ水攻めしよっか!
状況開始~。落ち着ける場所で巻物を広げ自爆ドローン起動。
タッチパネルで操作するよ。
ドローンのカメラ越しに【観察】しつつ、バリケードに突っ込ませるよ。
ポチッとな。(巻物の爆弾マークをおす)
よっしゃGOGOGO!前線に出るよ!
お水はご入用かな!青龍水計、急々如律令!
敵陣をめちゃくちゃにしたらもう一働き!
銃で水から出ようとする兵にダメ押しだ!
反撃のパラドクス使用をなるべく咎めたり、味方の援護射撃もやるよ!
きみたち、練度も装備も悪くないけれど…運が無かったね!
「ほう、趨勢を決めかねない勝利を挙げた後は嫌でも士気や軍規が緩みやすくなるものだがな……この曹仁という御仁、中々の指揮官ではある様だ」
激戦続く中、仲間の様子をパラドクス通信にて把握してたアルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)が不敵に笑い、防衛の将兵を集めた曹仁を賞賛していた。
そんな彼女の隣にはロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)が立ち同じく敵陣の状況を確認し。
「なかなかの陣地。真面目に防衛してるんだね関心関心、僕は未熟だけれど先輩方の援護なら出来るはずさ」
必死で守りを固め、ディアボロスの攻撃を凌がんと奮戦する敵兵を賞賛するような言葉を、されど真意は恐らくは、無駄な努力と嘲笑う方向なのだろう。
小悪魔めいた笑いを浮かべ巻物を広げ、自爆ドローンを展開し攻撃準備を始めていた。
「ふむ、陣容を潰すつもりか。なら私に続き構えを崩してくれよ?」
「もちろん、でも僕は水攻めだからおつもりで~」
互いに広範囲への攻撃を画策した二人、顔を見合わせ頷き合えば残存戦力と防衛陣地の完全なる破壊をなすべく行動開始。
防衛陣を組み密集する敵、それは自分の砲撃にとって格好の的であるとばかりに飛び出したアルメアの腕は既に火砲『シュトラール』と接続され、密集陣形に向けられて。
「危険を先読み、備えていく。それで良いんだ。そうじゃないと此方も闘争のやり甲斐が無い。さあ、楽しませて貰うぞ!」
曹仁の備え、それが闘争における自身の楽しみに繋がるとばかりに笑いながら特殊炸裂弾を装填、躊躇無く放たれたそれは放物線を描きながら板循黄金兵の組み上げた防御陣に着弾。
大盾にて直撃を防いだものの、炸裂して発生する衝撃波にてある者は倒れ、またある者は吹き飛ばされ。
そして広がる炎が兵士達を包み込み、その一角がまるで焦熱地獄かのような環境へと変化していたのであった。
「ぐおお!? な、なんだ!? 新手だ、攻撃に備えよ!」
飛来する砲弾、そしれ発生する爆発と炎に対抗すべく大盾を掲げ、陽光を周囲に放つ事で反撃開始。
徐々に相手を熱にて焼き尽くさんとする攻撃であったが、それより早く次なる攻撃が放たれて。
「守りを固められると厄介なのでな、陣地ごと潰させてもらうぞ!」
防衛陣が残ると面倒、ならば今ここで全て粉砕してやるとばかりにアルメアが肩部に装備したミサイルポッドより次々と飛翔体を発射、それは兵そのものを狙った攻撃ではなく築き上げられたバリケードを砕くことが主目的。
遠距離攻撃の射線を塞ぎ、また自分達の防御陣の効果をより高めてくれるそれらが爆発で、火砲で砕かれ燃え上がる中、板循黄金兵達は盾を掲げ熱を放ちながら別のバリケード地帯まで徐々に後退。
ここで凌ぎ、何とか援軍、若しくは指揮官の到着まで凌ごうと判断したのだろうがその目論見は叶うことは無い。
「うぅ~ん、残念。下がった場所は罠だったんだよ、ポチッとな」
それはドローンのカメラで戦線を確認しつつ、ヒッソリと後方のバリケードに進軍させていたロキシアの策。
広げた巻物の上、爆弾のマークが記された場所を押せばそれに連動してドローンが自爆して板循黄金兵が隠れようとしたバリケードの一部が崩壊。
更なる罠にビクリと体を震わせた兵ではあったが、最早完全にディアボロスの手の内で。
「よっしゃGOGOGO! 前線に出るよ!」
改造された小型拳銃【Praetoriani】を手にしてロキシアが飛び出せば咄嗟に守りを固めようと密集する兵士達。
「お水はご入用かな! 青龍水計、急々如律令!」
だが密集するのは好都合とばかりにパチンと指を鳴らしてみれば、突如陣容の側面から膨大な量の水流が発生し兵士達を飲み込み一気に押し流していたのである。
多量の水に飲まれ、その水圧で甲殻を砕かれ、バリケードの残骸と衝突し、徐々に動ける数を減らしていく兵士達。
水から逃れ、何とか立ち上がったそこへ容赦なくロキシアが高速連射された拳銃弾を雨のように降らせればそれがダメ押し、反撃の芽を摘み仲間の再攻撃を呼び込む事になる。
各所で戦闘していたディアボロスが次々と合流、ボロボロにされた陣形を駆け抜け戦意だけではどうしようもなくなった兵士達に容赦ない攻撃を続ければ全滅は免れず。
「きみたち、練度も装備も悪くないけれど……運が無かったね!」
最後の一兵が倒れ伏したその瞬間、ロキシアが弾倉を落とし新たな物へと交換しつつ言い放ち、強固な防御陣を敷いた兵団は全滅したのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【照明】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
「カカカッ、見事見事、されどこれこそ浮かれし将兵への良薬よ」
配下として配置された板循黄金兵が全滅する様を何処からとも無く見ていたのか、于吉がディアボロスの手並みを賞賛しつつ姿を見せる。
泰然自若、焦りなど一切見せずゆらり、ゆらりと揺らめきながら近づく様はディアボロスの力量を測っているのか、はたまた別の思惑があるのか計りかねるが彼がこの場の防衛戦力、その指揮官であり責任者であることは明白。
ならば敵兵ディアボロス出現の報を魏本隊に知らされる前、速やかに排除する事が必要であろう。
だが相手も傭兵部隊の指揮官としてこの場を任せられた蟲将、面妖な呪術でもって翻弄してくる存在。
生半可な攻めでは倒すのは簡単ではないと本能で感じたディアボロス達は己が武器を握りなおし、この強敵に立ち向かう。
ミシェル・ラークリーズ
いや、浮かれていた割には防備が固くてすごく倒すのに苦労したよ?やはり許昌は重要拠点、簡単に突破させてくれないよね。
亡霊を召喚するか・・確かに脅威だけど、こういう亡者を地に還してあげるのも僕ら復讐者の役目なんだよね。【飛翔】で上空に逃れて亡者の攻撃範囲から逃れながら、【風使い】【薙ぎ払い】【浄化】で亡者達を蹴散らすと共に浄化する。貴方達も犠牲者なんだよね。もう休んでいいよ。
本体を【戦闘知識】【観察】でしっかり射程内に捉えたら、【両断】で切断能力を持たせた黎明の剣で攻撃する。【吹き飛ばし】も併せて体勢崩しも狙おう。
貴方にも譲れない所があるだろうけど、ここは僕達の意地を通させて貰うよ!!
神山・刹那
ネメシス形態・光太郎絵師のDC参照
于吉、確か仙人がそんな名前だったな
孫策に雨を降らせろって言われて降らしたが斬られたやつだったか?
まぁ、どうでもいい。天候を操られようが何をされようが、俺のすることは一つ。示現の太刀で、斬り捨てるのみ!
蒼天よ、狂い給うて悪しきを絶てで天候を操られ、自然が牙をむいても神速反応で対応し、フェイントて残像で狙いを絞らせないようにしながら接近し、大上段に構え跳躍から雲を裂き、大地よ砕けよと言わんばかりの渾身の一太刀で斬り捨てる
「自然を操るのはスゲェが、だからどうした?俺の足を止めるには足りなかったな」
アルメア・グラウプナー
「やあ大将、高みの見物を楽しんでくれた様で何よりだ。自ずから舞台に上がったという事は、次は貴殿が我々を楽しませてくれる番なのだろう?」
「術も策も余す事無く使うと良い。全力でこの闘争を楽しもうじゃないか」
・行動
基本的には中距離からの砲撃戦で様子を伺っていく。
各火器による射撃で前の味方の支援や相手の攻撃逸しや隙作りなどを行い、また亡者召喚にはガトリングによる【弾幕】で打ち倒していく。
天変地異を起こした時が攻め時だ、逆にその天候を利用してやろう。
跳躍撃で宙に飛び、豪雨や落雷を煙幕代わりにし、暴風を【臨機応変】にいなしつつ空中から【不意打ち】で急襲、爆裂鉄球を大上段から振り下ろし、叩き潰してしまえ。
「やあ大将、高みの見物を楽しんでくれた様で何よりだ。自ずから舞台に上がったという事は、次は貴殿が我々を楽しませてくれる番なのだろう?」
姿を見せた于吉を前に、その力を見せてくれとばかりに語りかけるはアルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)
そんな彼女の呼びかけに応じたか、手にした瓢箪を掲げつつ。
中身を飲み干すしぐさを見せて于吉がゆらりと一歩、進み出た。
「カカカッ、楽しむか、それもまた良し。浮かれし都の民と同じく、我も戦を楽しむとするか」
アルメアの挑発に乗るかのように、戦の舞台に立つ役者として演じてみせようとする于吉。
浮かれ果てた都の様子と重なるように、泥酔したものがふらつくような足取りだがそこに隙は感じられず、逆に攻撃を誘う不気味さもあったのだ。
「いや、浮かれていた割には防備が固くてすごく倒すのに苦労したよ? やはり許昌は重要拠点、簡単に突破させてくれないよね」
そんな中、狂乱の宴に対し堅牢な守りを見せた兵を賞賛しつつミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)が語ればさも当然というように頷く于吉。
尖兵を繰り出しながら自身が後詰で出てきた真意を得意げに語りだす。
「カカッ、いかにも。勝利に良い、宴に興じるとはいえ都に攻め入る者あらば。それは愚者か余程の強者。
前者ならば尖兵にて始末は可能、されど後者ならば力の見極めが必須。後者であった貴殿らの力を図るに全ての兵が倒れたが……見極めの代償としては十分安いものであろう」
兵力の使い潰し、それすら策と手の内を披露する于吉がゆらり、と今度は距離を取るように後退を。
前後左右、不規則に足を動かすその様は一体何を考えているか分からぬが、その真意は何処にあるのか。
「于吉、確か仙人がそんな名前だったな……仙人らしく回りくどい事を言ってやがるが」
そんな于吉を睨み付け、面倒くさそうに言葉を返す神山・刹那(梟雄・g00162)
距離を取ろうと後退した相手に近づきながら、彼は更に言葉を重ねる。
「孫策に雨を降らせろって言われて降らしたが斬られたやつだったか? まぁ、どうでもいい。天候を操られようが何をされようが、俺のすることは一つ。示現の太刀で、斬り捨てるのみ!」
「はははっ、やることがシンプルでいいな。まあかくいう私も。術も策も余す事無く使って貰って、全力でこの闘争を楽しむつもりなのだがな!」
今すぐにでも斬りかからんとする刹那、そして遅れは取らぬとアルメアも言葉を続ければ于吉の放つ気配が一変。
これまでは飄々とした態度にて言葉を紡ぎ、時間を稼ぐ素振りで相手の力を見極めんとしていたがそれが不可能と悟ったのだろう、禍々しいオーラが全身より立ち上る。
「気をつけて! 今までとは全然違うよ!」
その変化にいち早く気づいたミシェルが声を上げればそれと同時、にわかに天候が荒れ果て激しい驟雨に見舞われて。
同時に大地より亡者の集団が這い出し、敵対者であるディアボロスを退けんと動き出していたのであった。
●
「亡霊か……掴みかかられちゃ厄介だけど。こういう亡者を地に還してあげるのも僕ら復讐者の役目なんだよね」
立ち上がりし亡者を前に飛翔、風雨に逆らわず上空を舞い踊るかのように飛ぶミシェル。
そんな彼を援護するかのように、アルメアも大型ガトリングガンやアームランチャーを展開、標的と定めるは地を行く数多の亡者であり、圧倒的な弾幕と砲弾の炸裂にて亡者の集団、その中に空白地帯が出現。
于吉へと通じるほんの僅かな空間を見つけたと、そこへ飛び込むは刹那であった。
「この切っ先に……一擲を成して乾坤を賭せん!」
吹き荒ぶ風が、雨が、そして落ちる雷光が悪意を持って刹那を襲うが怯むことなく彼は突撃。
大上段に振り上げた刀、覇龍の刀身が雨粒弾き煌けばそのまま跳躍。
走りぬけ、飛び跳ね落下する軌跡を残像が追えば既に刹那は于吉の懐、そこへ雲を切り裂き大地すら砕く強烈な振り下ろしを見舞っていたのであった。
「ヌウ、不覚! 力を見誤ったか」
強烈な一撃にて刻まれた刀傷、そこより溢れる鮮血と痛み、思わぬ痛打に驚愕しつつも于吉は強烈な風雨をもって刹那の体を押し流し、両者の距離が離れていく。
その濁流から飛び出す刹那、破れた衣服の裾から見える腕は、そして右目を中心としての部分は黒き影に覆われて。
「自然を操るのはスゲェが、だからどうした? 俺の足を止めるには足りなかったな」
復讐心にて変容したその姿、力を高めた状態というイレギュラー要素を前に計略が失敗であった事を示していた。
だが一撃、痛打を受けたとてそれで勝敗が決するわけではないとばかりに再び巻き起こる嵐、それが両者を引き離すも次なる攻撃手が于吉を狙う。
「はははっ、見事見事、だがこれならどうかな!?」
暴風雨や落雷による轟音、打ち倒された亡者のうめき声、それらを打ち消すかのように響き渡るはアルメアの声。
激しい驟雨が視界を阻む、いわば相手の攻撃に便乗する形でガトリングガンを手放し背面より引き抜くは爆裂鉄球『ファイアヴェルク』であり。
それを地面に叩き付ければ爆発、そして落雷と紛うほどの轟音が鳴り響き、アルメアの体は空中高く飛び上がる。
先ほど刹那が見せた上空からの一撃、それを再現するかのようにアルメアは風雨に体を同化させつつ急降下。
「さあ、受けてみろ! 私はここだぞ!」
叫びと共に振り下ろされるファイアヴェルグの重たい一撃。
何かを叩き潰すような鈍い感触がアルメアの手に伝われば、于吉を叩き潰したかのように錯覚させた。
だが相手もアヴァタール級の蟲将、そう簡単に倒れたわけではなく、アルメアが叩き潰したのは多量の亡者の体であり……咄嗟に身代わりとして于吉が引き寄せ壁にしたのだろう。
しかし強引な身代わりか、引き寄せ壁にと伸ばした于吉の足も一本、亡者と共に叩き潰されて。
「なるほど、そう逃れたか、だが!」
「ええい、ぬかったわ!」
更なる亡者を嗾けんとした于吉、それを逃すまいと引き抜いたソードオフショットガンより広範囲へ散弾をばら撒き亡者ごと于吉を撃ち抜くアルメア。
苦悶の声を上げる于吉であったが、攻勢は止まらない。
「貴方にも譲れない所があるだろうけど、ここは僕達の意地を通させて貰うよ!!」
吹き荒れる嵐の中、上空からミシェルの声が聞こえれば、嵐を切り裂くが如く降り注ぐは三本の剣であった。
それは絶望の中より光を見出すが如く白銀に輝く剣。
投射された剣は地表を進む亡者を突き刺し、地面に刺さると同時に突風を巻き起こせばそれは浄化の力を持った風。
突風にて蹴散らされた亡者達が動きを止めれば別の剣は于吉の腕に突き刺さり、その機能を奪い取っていたのであった。
「ご、おぉお!? 否、否否否ァ! 我がここまで追い詰められるとは、ありえぬ」
「見極められなかった、それだけだよ。こんな奴に使われて……貴方達も犠牲者なんだよね。もう休んでいいよ」
猛攻に押され状況を否定し、何とか立て直そうとする于吉。
冷静に原因を通告し、そして使役される亡者を哀れむミシェルの姿は対照的であった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【平穏結界】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
モリオン・スモーキー
アドリブ/連携○
于吉……孫策を呪い殺したという仙人でしたか。
まあ、問題ございません。
そして、また会いましたね。覚えてるかは分かりませんが。
それだけではありませんが、相手も雷。ならば雷には雷で対抗です。
敵に<ダッシュ>で接近。攻撃には<残像>で回避か魔力障壁で耐えつつ、密着して【パラドクス】発動。
落ちよ稲妻。鳴神の一撃を!
敵が迫る中宴会とはあなた方も不運でしたでしょう。
しかし、運も実力の一部。諦めてくださいね。
貴方は特に油断している様子ではありませんが、それでも、ですよ。
ロキシア・グロスビーク
アドリブ連携ご自由に。
漸くお出ましかな、指揮官殿。
規律維持に兵を使い潰せるなんて余裕があって羨ましい限りだよ。
折角だし、きみの命も使えばより良い効能になるんじゃないかな。
…まあ、若輩者でも分かるよ。
アヴァタール級では上振れの方ってね。ここできちんと倒さないと。
とりあえずは…行動!
【ダッシュ】に【飛翔】にと。地を壁を宙を駆け、
銃で敵の牽制、味方の援護射撃をしつつ機を伺う。
道中【観察】するんだ。パラドクスを通しやすいルートを探って。
Moon-Childを両脚に集中させ活性化。
天変地異が一番マシそうな時に突っ込む。
勿論、怖いさ。でもね。僕は戦わない方が一番怖い!
パラドクス乗せドロップキックでキメ!
「指揮官殿、規律維持に兵を使い潰せるなんて余裕があって羨ましい限りだよ。折角だし、きみの命も使えばより良い効能になるんじゃないかな」
漸く姿を見せ、手の内を曝け出しつつ時間を稼いでいた于吉に語りかけるはロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)
敵の戦力を計る為にあえて使い潰したと嘯いた相手、だが相手の力量を計り損ね追い詰められつつある事実。
その事実を突きつけ、于吉の命が奪われたと知らしめれば浮かれた兵の心胆も震え上がるだろうと挑発的な言葉を投げていた。
「言うか、小娘。されど之より戦況覆せば、貴殿ら見くびりし慢心戒める良薬となろう、故に苦境飲み干さん」
その言動に言い返すは于吉。
苦境も自分の糧となる、などと語るが余裕が失われつつあることは明白、故に自分自身を鼓舞する意味もあるのだろう。
「于吉……孫策を呪い殺したという仙人でしたか。まあ、問題ございません。そして苦境を飲み干す、とおっしゃいますが。自分たちは飲み干せるほど、小さな存在ではありませんよ?」
そんな于吉の目論見を砕くが自分、と言わんばかりに語るはモリオン・スモーキー(存在奪われし魔術発明家・g05961)
相手が立て直す隙を与えぬとばかりに飛び出しながら更に言葉を重ねていく。
「そして、また会いましたね。覚えてるかは分かりませんが」
「再見とな? 我は貴殿のような小者、記憶にはあらぬわ」
過去に同型のアヴァタール級と遭遇したことがあるのだろう、それを語るモリオンとまるで分からぬといった様子の于吉。
このやり取りに意味はない、モリオンが狙うは自身が攻撃を仕掛け、また仲間も続ける為の起点を再び刻む為、隙を引き出せれば良いという考えで。
ほんの一瞬、注意がモリオンに逸れた隙を突き、ロキシアもまた戦場を駆け出し上空へ飛翔、地上のモリオンと上空のロキシアという形で于吉に攻撃を仕掛けるべく行動を開始していたのである。
「ええい、小賢しい。その浅はかさ、身をもって知るが良い」
自身に迫るディアボロス、その突撃を跳ね除けんとする于吉が片手を掲げれば、再び巻き起こるは雷雨と突風で。
相手が仕掛けると同時、天変地異にて害なす存在一切を滅すべく念ずれば、より激しさを増していく。
「……一瞬で切り替えて。若輩者でも分かるね、アヴァタール級でも上振れの方ってね」
吹き荒れる風雨に逆らわず、大きく回りこむように、風に体を乗せて飛ぶロキシアが呟けば地上を走り一直線に突っ込むモリオンの姿が見えていて。
それを逃すまいと天輝き打ち据えるは落雷、直撃を受けた者は一瞬で体を焼かれ焦げ上がり、海老のように背を曲げる一撃であったのだが。
「雷、ならば。雷には雷で対抗です」
滾るオーラが鎧となって、落雷を受け止めその衝撃を地面に流しモリオンは于吉に肉薄。
腕を伸ばせば互いに掴みかかれる距離まで被弾しつつも強引に近づいて、自分が落雷を受けたのならば此方の放つ雷撃を受けてみよとばかりに突き出す拳。
その手の中には紫色に煌くトルマリンが握られて、于吉に触れると同時に魔力が開放。
周囲に広がる濃密な魔力狙い降り注ぐ落雷は、まるで避雷針に吸い寄せられるかのように于吉に向かって曲がり命中、眩き閃光と耳を劈くほどの轟音が鳴り響く。
閃光が収まった時には衣服が焼け焦げた于吉とモリオンが並び立ち、睨み合うかのように立っていたが不意にモリオンが右手を突き出す。
すると両者の体が反発する磁石のように離れていけば、その衝撃で于吉の足がほんの少しもつれていき。
「よーし、見えた! ルートも当てるタイミングも!」
生まれた隙、そして風雨が弱まった瞬間を見逃さず于吉の後背へ急降下するロキシア。
身体能力を強化するナノマシン、それらが両足に集中すれば強力な人工筋肉としての役割見せて脚力強化。
そのまま一気に地面を走り、于吉に向かい一直線に突っ込んで。
「きみの力は勿論、怖いさ。でもね。僕は戦わない方が一番怖い!」
恐怖心を凌駕する勇気、それが身を守り相手を砕く障壁へと変化して、速度を乗せて地面を蹴ればそのままドロップキックの体勢へ。
先の磁力反動にてよろめいた于吉の背中、そこへ吸い込まれるように伸びた両足がものの見事に命中し、前のめりになって于吉は派手に転倒していたのであった。
「ぐふぅ……まさか、我がこうも簡単に」
むくり、と上半身だけを器用に起こし信じられぬと于吉が呟き周囲を見遣る。
そこには今しがたドロップキックを決めたロキシアがピースサインを目元に作って決めポーズ。
更に反対側には呼吸整え立つモリオンが居て。
「敵が迫る中宴会とはあなた方も不運でしたでしょう。しかし、運も実力の一部。諦めてくださいね」
「カカカッ、若造に諭されるとは、我も未熟、か……」
「ええ。貴方は特に油断している様子ではありませんが、それでも、ですよ」
最早勝負は決した、終わりだと告げられたがこのまま倒れてなるものか、と立ち上がる于吉。
これより見せるは最後の仙術とばかりに両腕広げ、呪力を高めるのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
アタランテ・フォードブルー
さて、止めと行こうか…
冷気を放射し、言霊の術式を『凍結』させて攻撃と反撃に対処
そのまま冷気で攻撃
悪しき霊長…クロノヴェーダの根源を凍結させる冷気を放射し、そのまま蟲将を凍てつかせていく
更に飛翔し、パラドクスの冷気を付与して一般法則破壊を突破した攻撃となったアイスソード・フォーミュラを振るって節足や頸部を狙っていく
次いでに水源で水浸しにしてその水分に冷気をぶつけて冷却し、凍結させていくぞ
最後に一つ言っておく、『三国は滅亡』する
それがどのような結末を見るか…未来を見通せぬ我には分からぬことだが…
一つ言えることは、この世の罪無き命があるがまま生きられる世界になるということだな
光道・翔一
アドリブ、連携歓迎
…人手が要るかと思ったが、ほぼほぼ最後の一押しって所だったか。
…しかしこの感覚……というより、違和感は一体なんだ?
(于吉を見るなり奇妙な感覚が走る)
……今は、仕留めるのが先か。
『ダッシュ』で敵本体や放たれた亡者の群れとの距離を一定に保ちつつ、パラドクスで攻撃を行う
特に敵に包囲されないよう注意する
必要なら【平穏結界】を使って敵の追跡の目から逃れる
パラドクスは『連続魔法』で、敵本体や亡者を複数巻き込むようにして放って敵を『吹き飛ばし』、敵の動きを阻害していく
必要なら自身に重力を軽くする方を当てて『ダッシュ』や『ジャンプ』の精度を上げ、動きで更に相手を攪乱していく
「……人手が要るかと思ったが、ほぼほぼ最後の一押しって所だったか」
「だが油断せず、止めと行こうか……」
最後の仙術とばかりに呪力を高める于吉を前に並び立つのは光道・翔一(意気薄弱なりし復讐者・g01646)とアタランテ・フォードブルー(氷理騎士団総長『氷聖』・g07418)の二人。
無傷、その上先の戦いで戦力を推し量れなかったディアボロス。万全の相手が出現するも最後の術を使うに相応しいとばかりに数多の亡者が立ち上がり、激しき怨嗟の声と共に走り出す。
「あの亡者の相手は任せて貰おう……しかしこの感覚……というより、違和感は一体なんだ?」
障害となる敵兵、それらをどうにかすると飛び出す翔一、その目に映る于吉に妙な胸騒ぎを、奇妙な感覚を抱きつつも彼は仕留める事が先決と一気に加速。
地面を蹴り上げ飛び散る小石、それが彼の地面に加える力の強さを示していたが……飛散した小石の動きが妙なことに気付いた者はいただろうか?
迫る敵、驚異的な速度となって走る翔一に目が向くが、その速度を生み出した要因。
それを物語っていたのは飛び散る小石、その軌道は後方へ跳ね上げられ停止、落下を始めた時に何故か元の方向……そう、蹴り上げた翔一側へ向かうように動いていたのである。
驚異的な速度を得た翔一、奇妙な動きを見せる小石、この二つが導き出す答えは一つ、彼は自分自身に前方へ向かう何らかの重力変化を与え……その余波を受けた小石が先ほどのような、不思議な動きを見せていたのであった。
「……そいつらは邪魔なんでな、足止めさせてもらう……」
亡者では捕まえられぬ速度を出して敵陣に急接近、そして放たれる重力波。
先ほどは自分自身に前方へ加速する為に使ったそれを、今度は敵を吹き飛ばす……否、後方に引き寄せられるような形で放っていけば、巻き込まれた数多の亡者が吸い寄せられるかのように吹き飛んで。
次々と于吉に激突、その衝撃にて骨が折れ地面に倒れ、動ける者同士もぶつかり合って足を止め、恨みがましい目で翔一を睨み付ける事しか出来なかった。
「攻撃を届ける道が出来た、か。ならこれで終わらせよう」
生じた空間、それを逃さず動くはアタランテ。
彼女の周囲の空間が急激に温度を下げれば、生み出されるは氷雪の結晶達。
そのまま凄まじき冷気が前方へと伸び、追うようにして彼女も跳躍、上空から一気に周囲を凍てつかせるように冷気を于吉に、そして今だ蠢く数多の亡者を纏めて浴びせかけていた。
「ぐぬぅ、見事! されどその力ではこの都、攻め落とすには到底足りぬ」
体を凍りつかせつつ、力を見抜き都への攻撃とするならばあまりに無力。続く言葉より何らかの活路を見出したくなる、そのまま言葉を聴きたいという衝動を引き出す于吉の言葉。
そんな言霊に惑わされぬとばかりにアタランテはより一層、強き冷気を噴出しつつその手には氷が、冷気が集まり一本の剣……アイスソード・フォーミュラが生み出され。
「戯言を聞くつもりは無い。お前の仙術、まやかしもここで終わりだ」
急降下と同時、繰り出す剣の斬撃が狙うは于吉の頸部。
これまでの猛攻にて身を守るように動かす筈の腕もまともに動かず、于吉の体に難なく突き刺さるその刃は確かな手応えをアタランテに伝えれば。
そのまま引き抜き、止めとばかりに数多の節足に次々と斬撃を繰り出すと同時、周囲に多量の湧き水が噴出しアタランテと于吉を濡らしていく。
「最後に一つ言っておく、『三国は滅亡』する。それがどのような結末を見るか……未来を見通せぬ我には分からぬことだが……」
「カカカッ、未来見えぬは破れし我も同様よ」
おびただしい量の水に飲まれる両者、互いに言葉を交わせばアタランテは空中へと飛翔して、その身より放つ冷気にて周囲の水を凍てつかせ。
敗北悟った于吉はそのまま、抵抗もせず体の末端より凍りつきつつ上空を見遣り、両者は再び言葉を交わす。
「一つ言えることは、この世の罪無き命があるがまま生きられる世界になるということだな」
「それは汝らに力あれば、であろうよ」
言い切るアタランテ、それを成す為の力があればと告げる于吉。
上空と地上、立つ場所は違う両者が見合う中、やがて于吉の体は完全に凍りつき、砕け散り。
許昌を守りし防衛部隊、その一団は殲滅される末路を迎えるのであった。
「……最後まで問いかけるような、此方を乱すような事を言う奴だった……ならその答えを証明するまでだ……」
蟲将の躯、原形留めぬそれを見下ろし地表に降りた翔一が呟いて、堅牢な城壁を保つ許昌を見遣る。
数多の強力な蟲将が潜み、脅威を振りまくその都。
ディアボロスによる想定外の奇襲が成される時は、すぐそこまで来ていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【通信障害】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!