リプレイ
レイ・シャルダン
【首都解放戦線】
連携、アドリブ歓迎
ジェネラル級ヒンデンブルクに手が届くとは
必ずここを突破し、機械化ドイツ帝国の戦力を削いで見せる。
フライトデバイス【アクロヴァレリア "Einheit_02"】で宙を舞い
天井に付いているであろう、スイッチを探します。
探索には仲間の【完全視界】をお借りし、連絡を取り合い密に連携を
AIサイバーゴーグル【Boeotia】起動して
天井、壁を"精神集中により"注意深く"観察"して"情報収集"を行います。
また定期的に小さくノックを行い、音に変化が無いか確認します。
どうしても見つからない場合は"幸運"に頼りましょう。なんて?
スイッチを見つけたら仲間に報告を
さぁ、ポチっとですね
神之蛇・幸人
……この国を、深くは知らない。だけど苦しんでる人がいて
誰かにとっては帰る場所だ。力になりたい
水底と天井にスイッチがあるみたいだけど
暗い中を早く進む工夫が必要だよね
仲間の残留効果を使えるなら【飛翔】で速度を確保して移動
〈呼吸法〉で体力の消費を抑えて探索のペースを保ちたい
式神を呼ぶより自分の眼に頼ろうか【完全視界】
暗闇も霧も関係ないなら、濁った水底だって見通せる
スイッチがわかりやすい大きさや形とも限らないし
周囲の区画と見比べて構造の違いや凹凸がないかを素早く〈観察〉
気付いたことがあれば皆に知らせる
潜るのは…その…泳げはするんだけど、水、苦手で……
得意な人がいるなら、任せたほうが早い…と思う
冰室・冷桜
おーおー、こりゃまた盛り上がってますこと
ま、やれるだけのこたぁやりますかね
底と上ってんなら、天井と床下よね
素直に考えれば
てーことでアタシはだいふくを【召喚】
手分けして、アタシは床、だいふくには天井を探させるわねー
ついでに探しながら【通信障害】も念のため、と
バレる時間が少しでも遅くなれば御の字、てね
イメージですけど、こう板をぱかっと外してでてきそうな感じはするのよね、スイッチ
なんで軽く叩いたり、小突いたりしてズレたりしそうな場所を探していくわ
マティアス・シュトローマー
臨時参謀本部への強襲か。まさかこんなに早くジェネラル級に会えるなんて……と、まずは本部に侵入しないとね
残留効果は全て活用
【忍び足/地形の利用】で身を隠しながら進み、ドナー・シュラークを発動。【パラドクス通信】で仲間と連絡を取りながらスイッチを探す
場面は恐らく天井と下水の中
残留効果で飛べれば天井、無ければ持ち込んだ潜水服と【呼吸法】を活用して下水の中を捜索しよう。視界の悪い中でもスイッチの位置がわかる工夫があるはず。【計略】を巡らせて【臨機応変】に調べよう
スイッチを見付けたら仲間とタイミングを合わせて押す。秘密の通路の場所も情報共有
さて。この先鬼が出るか蛇が出るか
気を引き締めて進もう
フェルト・ユメノアール
秘密の通路ねぇ……
敵が来る事を考えたら普通に見える場所にスイッチが設置されているはずはないし
あるとすれば
『通気口の中や排水パイプの影など下から見る事の出来ない場所』
に隠されているか
『複数ある突起や照明の一つに偽装されている』
かどちらかだね
ならボクは
『大人がジャンプしたくらいじゃ手の届かない場所』
で上記のようなモノがないか探していくよ
【フライトドローン】を展開、ヘッドライトを装着して下水道を移動
基本はダッシュで移動、水上やスイッチを確認する時のみドローンを利用
伝令がよくここを利用しているなら移動時に起こる風やボタンを押す時の擦れで埃が避けられているかも……
そういう痕跡がないかも注意して探索するよ
エンデ・トロイメライ
下手に見つかったら不味いしねぇ。ここは慎重にいかせてもらおうかな。
仮面とマントにナノマシンによる光学迷彩で姿を消し、空を飛んで天井を探るよ。
敵の会話からおそらくスイッチの場所は水底と天井。
アタシの重力操作型飛行ユニット、FLUGELなら大きな音を立てずに飛行出来る。
それを活かして慎重かつ迅速に、不自然な窪みや僅かな隙間を見逃さないように探っていく。
周囲の味方と探る場所が被らないように連携して、確実にスイッチを見つけようか。
せっかくのチャンスだ。上手く活かさないとね。
●
機械化ベルリン王宮は今、多数のディアボロスたちの襲撃によって大混乱に陥っていた。
「おーおー、こりゃまた盛り上がってますこと」
冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)は外の激しい戦闘音を聞きながら、地下下水道へと侵入する。
「ま、やれるだけのこたぁやりますかね」
「臨時参謀本部への強襲か」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)も薄い笑顔を顔に浮かべたままにそれに続いていく。
「まさかこんなに早くジェネラル級に会えるなんて……と、まずは本部に侵入しないとね」
この混乱に乗じて、臨時参謀本部への秘密の通路の存在が発覚した。
地下下水道の中に隠された通路を見つけ出せば、ジェネラル級クロノヴェータ、陸軍参謀総長『パウル・フォン・ヒンデンブルク』に奇襲を仕掛ける事が可能となる。
それが今回の作戦だ。
「ジェネラル級ヒンデンブルクに手が届くとは。必ずここを突破し、機械化ドイツ帝国の戦力を削いで見せる」
レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)も一際やる気を見せ、AIサイバーゴーグル【Boeotia】起動し周囲を観察する。
急襲作戦を実施するには、まずはこの地下下水道の中にある秘密の通路を暴く必要がある。
怪しい所は見逃さないつもりだ。
「せっかくのチャンスだ。上手く活かさないとね」
エンデ・トロイメライ(エピローグ・g00705)は仮面とマントにナノマシンによる光学迷彩を施し、潜入準備をしていく。
「……この国を、深くは知らない。だけど苦しんでる人がいて誰かにとっては帰る場所だ。力になりたい」
吶々とした口調で、しかし決意を込めた声で神之蛇・幸人(黎明・g00182)も進んでいく。
「秘密の通路ねぇ……」
フェルト・ユメノアール(夢を追う道化師・g00275)は明るい道化師の恰好大袈裟にうーんと悩んで見せる。
「伝令がよくここを利用しているなら移動時に起こる風やボタンを押す時の擦れで埃が避けられているかも……」
「そういった痕跡も探してみましょう」
伝令が慌ただしく行きかっている状態ならばその経路には何かしら痕跡が残っている可能性は非常に高い。
そして隠されたスイッチを探すよりは痕跡を探す方が明らかに楽だろう。
フェルトのアイディアでまずはそういった痕がないかを探る事にする。
こうして多くのディアボロスたちが地下下水道へと突入していくのだった。
「いくよ、だいふく!」
冷桜はメーラーデーモンのだいふくを召喚。
冷桜は床、だいふくは天井と手分けして、探していこうというのだ。
「暗い中を早く進む工夫が必要だよね」
幸人は【完全視界】を使い、暗闇の地下下水道の視界をクリアにしていく。
「敵の会話からおそらくスイッチの場所は水底と天井」
「あ、おれ、潜るのは……その……泳げはするんだけど、水、苦手で……」
エンデが時先案内人より説明を受けた情報を整理していると、幸人は言いよどんだ。
どうやら水の中は誰かに任せたいようだ。
「水中なら俺が探って来る。パラドクス通信なら水中からでも連絡は取れるだろ」
しかしそこでマティアスが潜水服を着ながら下水の中の捜索に向かう。
「私は天井に付いているであろう、スイッチ方面を探します」
レイはフライトデバイス【アクロヴァレリア "Einheit_02"】に乗り込み天井を担当する事にする。
「おっと。行くなら皆、下手に見つかったら不味いしねぇ。ここは慎重にいこう」
エンデがここで【光学迷彩】を使う。
光学迷彩では通常の行動がバレにくくなる訳ではないので、探索行為を行っている際は意味はないが、隠れながら移動するのであれば発見される可能性は半分になる。
「アタシの重力操作型飛行ユニット、FLUGELなら大きな音を立てずに飛行出来るし、アタシ自身も迷彩がある」
残留効果では確率を下げるだけなので当然、他の対策も併用してこそ意味がある。
地下下水道は暗闇のため、敵も隠れたディアボロスならば発見しずらいはずだ。
「あ、ついでにだいふく。通信障害もお願い」
冷桜はバレる時間が少しでも遅くなれば御の字と、もし見つかったとしても伝令兵の通信がいかないようにする。
恐らくパウル・フォン・ヒンデンブルクはこういった通信妨害を想定し、伝令兵に直接情報の伝達を指示していると思われる。
その伝令兵の使う秘密の通路を探るために来たので、この行為は非常に有効に働くだろう。
「フライトドローン」
こうしてディアボロスたちの探索が一挙に始まる。
下水道を移動する際に狭い通路だけではなく水面上を移動できるようにした事で効率も確実に上がっている。
「これは……皆さん、私たちが来る前に誰かが通った"跡"を発見しました」
そして最初に発見したのは、集中して天井付近を探っていたレイであった。
壁に擦れた痕のようなものがある。明らかに最近のものだ。
パラドクス通信を用いて各自にすぐに伝達する。
改めて、そのまま注意深く探っていけば幾つか同じような跡が見える。
「探索範囲を一気に減らせそうだね」
「あとは、スイッチのある場所だけど」
合流してきた他のメンバーと共に跡が残っている場所を重点的に探っていく。
「敵が来る事を考えたら普通に見える場所にスイッチが設置されているはずはないし……」
フェルトはフライトドローンに乗りながらヘッドライトをつけて天井を探っていく。
狙いは『大人がジャンプしたくらいじゃ手の届かない場所』だ。何かの拍子に押される事がない場所に狙いを絞っている。
「あるとすれば『通気口の中や排水パイプの影など下から見る事の出来ない場所』に隠されているか『複数ある突起や照明の一つに偽装されている』かどちらかだね」
「あー、わかるわよ。イメージですけど、こう板をぱかっと外してでてきそうな感じはするのよね、スイッチ」
冷桜はだいふくと一緒に定期的に床をコンコンと軽くたたいたり小突いてズレたりしないかも確認していく。
「どうしても見つからない場合は"幸運"に頼りましょう。なんて?」
レイも定期的に小さくノックして音の変化がないか確認しながら探っていた。
虱潰しに探しても見つかるというので最後は運や人海戦術、つまりは効率を重視していくのも一つの手ではあるかもしれない。
「スイッチがわかりやすい大きさや形とも限らないし、周囲の区画と見比べて構造の違いや凹凸があったり気付いたことがあれば皆に知らせよう」
幸人は呼吸を整える事を意識しながら移動し、体力の消費を抑えて探索のペースを保ちつつ捜索していく。
パラドクス通信があれば、こういった探索行動でもそれぞれの状況が把握でき、また気付いた事を共有しあう事が出来る。
エンデ等は探る場所が被らないように連携し、上手く探索範囲を広げて不自然な窪みや僅かな隙間を見逃さないように探っていた。「俺達は完全視界でしっかり見えるけど、クロノヴェータはそうじゃない。視界が悪い水中でもスイッチの位置がわかる工夫があるはずだ」
潜水して下水の底を探っていたマティアスは相手の状況、相手の立場を読み、そこから逆算して探っていく作戦に出る。
見えずらい状況でもスイッチの位置が分かると言う事は、何か触覚で分かる目印があると言う事だ。
「ん?これだ!見つけたぞ!水の中にあった!」
そして遂にマティアスはスイッチを発見。いきなり押したりはせずタイミングを合わせようと仲間に知らせる。
「……あ、見つけたかも」
そして程なくして、ずっと同じペースで探し続けていた幸人が天井に隠されるように配置されたスイッチらしきものを発見すると小さな声で知らせる。
「やった!あとは秘密の通路の入り口だけど」
「開ければわかるんじゃないかな」
「あ!ここ!なんか叩いたら空洞っぽい音がするわ!」
そしてほぼ同時に壁をコンコンしていた冷桜も入口を発見する。
「タイミングを合わせよう」
「……うん、何があるかわからないしね」
そしてマティアスと幸人が同時にスイッチを押せば。
「開いたわ!」
「この先に、臨時参謀本部が……」
「ジェネラル級がいるのね」
「さて。この先鬼が出るか蛇が出るか。気を引き締めて進もう」
作戦の第一段階はこうして好調にスタートしたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV2が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
●臨時参謀本部
『ええい、伝令はまだか!?ディアボロス共はどうなっている!?』
1機のゾルダートが、葉巻の煙と共に怒声を吐き出していた。
両肩に備えた補助頭脳を唸らせるこの機体こそ、今回の作戦の最終目標。
ジェネラル級ゾルダート、 陸軍参謀総長『パウル・フォン・ヒンデンブルク』であった!
『間もなく、次の伝令が来るかと!そうだな!?』
『ハッ!』
周りには慌ただしく情報を整理する複数の事務官が駆け回ってハウルの補佐をしていた。
伝令兵が返事を返す。
『ム!来たようであります!』
『ヌゥ!そうか、来たか!』
地下下水道の秘密の通路から伝わってきた物音から、待ちわびていた伝令が来たとパウルは顔を向け、そして驚愕する。
『なっ、ディアボロスだとっ!?』
伝令を待ちわびていたパウルは、突如として臨時参謀本部に雪崩れ込んできたディアボロスたちに動揺する。
完全に奇襲が成功した状態だ。
有力な部隊は全てベルリン王宮の外の迎撃の為に出撃している。。
今この場、臨時参謀本部には、補佐を行っている事務官と、伝令兵。
そして『パウル・フォン・ヒンデンブルク』のみである!
『くっ……敵襲!敵襲だ!参謀本部にディアボロスが来たぞ!』
エリート事務官の判断は早い。
パウル直属という訳ではない事もあり、この本部にある重要機密をすぐさままとめあげると脱出を図ろうと散開する。
『なっ、いったい何処から!?何故……!?はっ!?』
『お前たちもゆけっ!』
伝令兵たちは混乱したままだが、エリート事務官から資料を渡されると、動き出す。
空水両用。
恐らくは地下下水道以外に存在する、水中の脱出口を利用しようとするはずだ。
『馬鹿なっ!?この吾輩が、出し抜かれたと言うのか……!?』
呆けたように動きを固めるパウル。
だが、すぐに補助頭脳が動き出し新たな演算結果を導き出す。
『ええい。ディアボロスの方から来たのであれば好都合よ!この吾輩自らの手で全て返り討ちにしてくれるわっ!』
パウルは戦闘態勢へと思考回路を切り替える。
敵は本来、指揮官タイプ。
直接戦闘が得意なわけではない。
だが、それでも決して侮る事は出来ないジェネラル級だ。
そんな『パウル・フォン・ヒンデンブルク』を破壊する事が出来れば、機械化ドイツ帝国軍が大混乱に陥るのは間違いない!
『我らが皇帝、ヴィルヘルム2世陛下に万が一の事があってはならない!』
『ここで、確実にディアボロス共を殲滅する!』
『ドイツの科学力は世界一ィィィ!!!』
ディアボロスよ、決戦を挑め!
百鬼・運命
【ヨアケ】で参加
アドリブ絡み歓迎
心情
ここで逃がすわけにはいかないな。追撃させてもらおう。
幸い此方にも水空の両方へ対応する手段はある
行動
所持する大型動力甲冑に搭乗。水空両用のパラドクスにより敵クロノヴェーダ同様水空両方に対応し追撃。
【完全視界】で視界確保。水中では【パラドクス通信】とハンドサインで仲間と連携。【飛翔】を重ねて水空両用ジェット全開で追撃。
「同じ水空両用型なら、残留効果分こっちの方が速度は上だ」
まずはミサイルポッドの魚雷で脱出路を破壊。その後アンカーショットをランスがわりに一撃離脱攻撃。
緋詠さんと連携、上手く敵を緋詠さんの天澄衛陣へ追い込む。
なお敵が持っていた資料は回収し、攻略旅団へ
緋詠・琥兎
【ヨアケ】
このディヴィジョンも
もう少しで一区切りできそうだな
水中に飛び込む前に天澄衛陣を使用
結界術を利用した巨大な酸素ボンベ空間といったところだ
(風使い・呼吸法
完全視界で水中の視界確保
《パラドクス通信》で百鬼や味方との連携をしつつ
奇襲されないように警戒・偵察を行う
水中が独壇場なら、それを奪ってしまえばいい
事前に自分と燈杜美に風の結界術による酸素ボンベの衣を纏わせて
天澄衛陣を再使用
向かってくる敵を水のない空間へご案内だ
おっと、そのまま水中に戻れると思うな
そのまま空気圧で潰れてもらおうか(破壊・粉砕など
他の敵も逃がさない
敵の退路にも天澄衛陣を設置して味方が撃破するための時間稼ぎだ
アドリブ
連携歓迎
ツィルニトラ・プリルヴィッツ
奇襲の第一段階は上手くいったようね!
伝達兵の最大の得手は水中戦
地下水路に逃げ込まれる前に追い付く為に【自在翼】で【飛翔】速度アップ
急停止に急加速、自由自在の方向転換
重力と慣性を無視したような小回りの利く●空中戦機動で屋内だろうと地下通路だろうと自在に飛んで追い付いてみせるわ
そう簡単に魔法の竜神から逃げられると思わない事ね!
【通信障害】で通信を断って孤立した所を襲撃
槍斧の一撃や巨大化した竜翼の刃で一刀両断、背中から斬り捨て
姿を潜めての反撃に移られた際は立ち回りの●戦闘知識から不意打ちを●看破
槍斧で受け止め反撃よ
文書はドイツ解放に役立たせてもらうわ
大人しく人々を虐げた事への神罰を受けなさい!
サティニフィア・ネイバーライト
目的
ゾルダート・タウハーの撃破
目標
重要資料を持ち去られない様にし目的達成
心情
突入は成功だ、あとはパウルをやるだけだが…情報屋としてはこいつらの動きは見過ごせねぇな!
情報の価値は時にして金より重い、ましてや帝国のともなればそれだけで多くの人々の命を救う可能性だって十分にあり得る
アタシに取っちゃこっちがお宝、やる価値はあるぜ!
行動
今回ばかりは拙速が重要だ
ゴートリッパーが前衛、アタシが後衛
連携を乱すため電磁波を帯びた斬撃を繰り出させ、
アタシはリボルバーランチャーを手に水中に逃れた奴には投網の様なネット弾をセレクト、まだの奴には巻き付く縄分銅、ボーラ弾で動きを縛るぜ!
エレナ・バークリー
臨時参謀本部へ到達です。逃がしませんよ、ゾルダート。
【通信障害】で増援要請を阻害します。
【エアライド】で空中を「ジャンプ」しながら、「勇気」を支えに敵群へ「突撃」し「空中戦」を挑みます。
「光使い」「砂使い」を使い、輝く氷晶で視界を奪い「攪乱」。立ち直らせたりはしません。
「電撃使い」でクレイモアに電撃を宿らせ、敵兵をフェアリーコンボで「斬撃」「強打」します。そのまま「一撃離脱」攻撃を繰り返して一体ずつ討滅していきましょう。
【完全視界】で周囲を把握し、不意打ちされるのを防ぎます。忍び寄ってくる相手には、「貫通撃」を叩き込みます。
「臨機応変」に敵の攻撃に対処しつつ、確実に一体ずつ討滅します。
呉鐘・承李
【アドリブ・連携歓迎】
秘密の入口は突破したか。
ならば、ここからは時間との勝負だ。
速ければ速いほど状況は有利に傾く……
さぁ、早指しと行こうか
【行動】
戦場を駆け抜けて、敵の群の中に身を躍らせる
乱戦の状態に持ち込み、敵の統率個体に張り付く事で敵の混乱の状態をできるだけ長引かせよう
連携が乱れる時間が長引けば長引くほど、仲間たちが有利になるはずだ。
やがて連携を取り戻そうとも、乱戦の最中であれば統率を取る命令も多少雑になるはずだ
空へ逃げるか?水中に逃げるか?恐らく二択
そして、その経路も単調ならば、ルートの予測も容易だろう
そこに、大技を合わせる
刀に宿った全ての風を解き放ち、暴風をもって終わらせよう
フェルト・ユメノアール
いよいよだね
ヒンデンブルクを確実に倒す為にもまずはその手下を撃破するよ!
さあ、派手に行くよ!
敵集団に向けてワンダースモークと爆裂ゴマを投擲
ダメージを与えるためじゃないよ
爆破の煙と音で相手の恐怖心を煽って混乱を助長させ、パラドクスを発動
ボクは手札からSCドッペルシャドーを召喚!
ドッペルシャドーはゾルダートの姿に変身、煙に紛れて乱戦に持ち込む事で敵に同士討ちが起こっているかのように見せかける
さらにここでダメ押し
敵位置に応じて【飛翔】とダッシュを使い分けながら、トリックスターの斬撃を加え
「ここはもうダメだ!撤退だ!撤退しろ!」
と慌てふためき逃げようとする敵兵の演技をして敵の戦意を完全に失わせるよ
●
『伝令兵よ、この場は吾輩に任せ、情報を持っていくのだ!』
司令官であるパウル・フォン・ヒンデンブルクの怒声に伝令兵ゾルダート・タウハーたちは動き出す。
だが同時にディアボロスたちもまた即座に動く。
「臨時参謀本部へ到達です。逃がしませんよ、ゾルダート」
エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ・g00090)は突入と同時に増援要請の疎外のために【通信障害】を使用。
外からの不要な援軍はこの場では非常に不利になるためその対策は有効だ。
「いよいよだね。ヒンデンブルクを確実に倒す為にもまずはその手下を撃破するよ!」
フェルト・ユメノアール(夢を追う道化師・g00275)はまだ動揺して連携の取れていないタウハーたちに向けて、大仰な仕草で両手にそれぞれもった大道芸の小道具を投げつける。
「さあ、派手に行くよ!ワンダースモーク!爆裂ゴマ!」
「立ち直らせたりはしません。光よ!」
フェルトの煙幕に爆竹。そしてエレナの輝く氷晶から放つ強烈なフラッシュライト。
ダメージを与える事はないが、視界不良と派手な音が統率を乱したタウハーたちを更に混乱に陥れる。
伝令兵を倒すのに重要なのは、乱れた敵の連携を崩す事だと説明を受けていた。
初手の二人のこの一手は大きなアドバンテージをディアボロスにもたらす。
「秘密の入口は突破したか」
そしてその光と煙に紛れ、呉鐘・承李(剣鬼・g06193)が疾走する。
完全視界のあるディアボロスたちならば、煙幕の影響を受ける事もない。
「ならば、ここからは時間との勝負だ。速ければ速いほど状況は有利に傾く……さぁ、早指しと行こうか」
一度起きた混乱を更に広げるため、敵の群の中に身を躍らせ乱戦の状態に持ち込みにいく。
倒すのではなく全体を混乱に陥れる作戦。
承李の狙い通り、この戦いでは連携が乱れる時間が長引けば長引く程に、ディアボロスは有利になっていく。
「ボクは手札からSCドッペルシャドーを召喚!」
『何!?お前、俺は味方、ぐおっ!?』
更に承李だけではない。
フェルトが放ったパラドクスがゾルダートの姿に変身、煙に紛れて乱戦に持ち込む事で敵に同士討ちが起こっているかのように見せかける!
これではタウハーたちは何処から敵の攻撃が来るか全くわからない!
乱れた連携をそのまま統率を取り戻さないようにする事もまた伝令兵を倒すには重要な観点である。
「いきます!フェアリーコンボ!」
そしてエアライドで空中をジャンプしながらエレナが恐れを知らずに敵陣に飛び込むとクレイモアに電撃を宿らせ、敵兵をフェアリーコンボで斬撃・強打で1体ずつ倒しにかかる。
『ウンタヴァッサエモード』
乱戦の中で狙いを定めてとどめをさそうとすれば当然反撃を受けるエレナだが、完全視界で視界を確保しているディアボロスと乱れたゾルダートでは有利不利が違う。
「さ、こうなれば。空へ逃げるか?水中に逃げるか?恐らく二択」
混乱した敵陣が取れる行動は絞られていく。
承李の予想通りにタウハーの1体が先んじて逃げ出そうとしているのを発見する。
「伝達兵の最大の得手は水中戦。でも分かっていれば地下水路に逃げ込まれる前に追いつけるわ!」
そしてその動きを見たツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)がパラドクスを使用。
「魔を司りし竜の名の元に命ず! 軛を砕け、我が翼!」
背中の竜の翼を巨大化し、そこから噴射する魔力により飛行能力を更に強化すると、急加速。
水中へと逃げ出そうとしていたタウハーの目の前で急停止し、進路を塞ぐ。
『ぬぉっ!?何処から!?』
「そう簡単に魔法の竜神から逃げられると思わない事ね!」
手に持った黒竜の槍斧の一撃を逃げ腰になっていた敵にぶちかます!
「奇襲の第一段階は上手くいったようね!次は第二段階も貰うわ!」
混乱させるだけでは個人の判断で逃げ出す敵も当然いる。高い機動力を持つツィルニトラがそれに追いつき、仕留める事で敵を1体たりとも逃がさない布陣が築き上げっていく。
『ウンタヴァッサエモード!』
「甘いわ!」
反撃の気配を消した大型ダイビングナイフによる不意打ち攻撃も、既にディアボロスが主導権を握った状況ならば見切るのも容易い。
槍斧で受け止めたツィルニトラは竜翼の刃で一刀両断に斬り捨てる。
「文書はドイツ解放に役立たせてもらうわ。大人しく人々を虐げた事への神罰を受けなさい!」
「突入は成功だ、あとはパウルをやるだけだが……情報屋としてはこいつらの動きは見過ごせねぇな!」
サティニフィア・ネイバーライト(スゴ腕情報屋・g00008)は煙幕と混乱の中に居ながらも水中へと逃げ出そうとしていたタウハーの1体へと巻き付く縄分銅、ボーラ弾を投げつけ足を縛る。
『ぬぐッ!?』
それでも身を投げるようにして水面に飛び込んだタウハーにサティニフィアはメーラーデーモンのゴートリッパーを呼びだしながら追撃を仕掛ける。
「今回ばかりは拙速が重要だ。ゴートリッパー、雷槍乱れ突き!」
そして敵同士でカバーされないようにゴートリッパーに素早く電磁波を帯びた斬撃を繰り出すように命令しながら、自らはリボルバーランチャーから投網の様なネット弾を発射する。
『ぐぬお!?ええ、邪魔だ!』
足を取られ網を受け雷槍に晒されたタウハーは、反撃に右腕部に装着した大型ハープーンガンから銛を発射するも、それではサティニフィアは全く止まらない。
「情報の価値は時にして金より重い、ましてや帝国のともなればそれだけで多くの人々の命を救う可能性だって十分にあり得る。アタシに取っちゃこっちがお宝、やる価値はあるぜ!」
今回はサティニフィアはあくまでも成果重視。
多少の被弾など覚悟の上で逃がさず資料を奪うという覚悟で来ていたのだ。
「逃がしゃしねーぜ!」
「あかしま流……秘奥、十の型。――暴風」
動きを止められたタウハーは承李の薫風の太刀に宿る暴風を解放した斬撃で倒される。
「こっちはもうダメだ!撤退だ!撤退しろ!向こうの水路にいけ!」
『ええい!こんな所でやられる訳にはいかん!ドイツの科学力は世界一ィィィ!!!』
焦った声に従い残ったタウハーは別の水路まで走って飛び込む。
「なぁーんてね」
しかし、今の声は実はフェルト。慌てふためき逃げようとする敵兵の演技で敵を反対側に誘導したのだ。
(このディヴィジョンももう少しで一区切りできそうだな)
当然その水路には別のディアボロス。緋詠・琥兎(歴史の侵略者処刑代行請負人・g00542)がオラトリオの燈杜美と共に待ち受けていていた!
(水中が独壇場なら、それを奪ってしまえばいい。天澄衛陣(クー・リヴェンス))
パラドクス通信で、タウハーが来る事を伝えられた琥兎はパラドクスを起動する。
燈杜美が奏でる音楽と琥兎の謳とが共鳴し、結界陣が生み出される。
『ヌゥ!?邪魔だぁ!ピラニア・ヤークト!』
「おっと、そのまま水中に戻れると思うな。水のない空間へご案内だ」
まるで肉食魚の群れが獲物に襲い掛かるような素早い泳ぎで迫ってきたタウハーに結界の中で発生させた清浄なる風を押し当てる。
「ハァッ!」
琥兎は水中内で生み出した空気圧で水路から空中にまで敵を吹き飛ばす。
「ここで逃がすわけにはいかないな。追撃させてもらおう」
そして待ち受けていた百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)が大型動力甲冑に搭乗すると、空中へと追撃にかかる。
「幸い此方にも水空の両方へ対応する手段はある。兵装換装『タイダルパック』!」
そして換装式万能大型ドローン水空両用装備形態『タイダルパック』による高速突撃!
「同じ水空両用型なら、残留効果分こっちの方が速度は上だ」
先端の鋭くとがったワイヤー付きアンカーで空中を泳いで逃げようとしていたタウハーを貫くのだった。
伝令兵、烏合のトループス級『ゾルダート・タウハー』。
殲滅成功!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV3になった!
【クリーニング】LV1が発生!
【通信障害】がLV2になった!
【エアライド】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【ダブル】LV1が発生!
エレオノーラ・アーベントロート
あら、ここからさらに逃げる先がありますの?
うふふ、その機密資料には逃げ出す先もちゃんと書いてあるのでしょうか。
捕まえた後が楽しみですわね。
〇方針
電磁投射砲「フェアレーター」から放つ「誘導弾」の対空砲撃で敵を撃墜・あるいは足止めを行うことで逃走を防ぎ、他の復讐者が追いつけるようにする
逃げ足に自信があるようですけれど……電磁投射砲よりも速いかどうか試してみましょうか。
そうそう簡単には当たってくれないでしょうけれど、敵を追い続ける「誘導弾」、「第十三の魔弾【愛執】」であれば回避に長けた手合いであっても当たるまで追い続けますわ。
当たって撃ち落とされるか、応戦して追いつかれるか。選ばせて差し上げますわ。
御門・雪月
【首都解放戦線】
連携やアドリブ歓迎
魔力の翼とブースターで【飛翔】《空中戦》
【完全視界】ゴーグルで敵の動きを《情報収集》ビームガトリング《制圧射撃》バスターライフル《砲撃》エネルギーシールドで防御
「いくよ、陽菜!」
先輩方の連携で敵の動きが鈍った隙にパラドクス
雪月と陽菜で《全力魔法》《結界術》戦場を覆う巨大なドーム状の障壁を《早業》展開、敵を閉じ込める
「逃がさない!」
結界の維持に専念。先輩方の攻撃で敵が弱った時、上空に無数の魔法陣を展開、詠唱と共に《光使い》《浄化》《貫通撃》建物の壁や障害物や味方を透過する光線が敵の逃げ場も与えずに降り注ぐ
「聖光の断罪!」
対象外の重要機密はダメージが無いので大丈夫
エリザベータ・シゲトヴァール
ユサールより作戦空域の全ユニットへ。
敵機が離脱を開始した。逃がさない様に仕留めるわよ!
【首都解放戦線】
コールサイン:ユサール
【パラドクス通信】を活用して友軍と連携
敵機に高度を取らせない様に立ち回り、逃亡を阻止
地上班の対空砲火に紛れて【飛翔】し急速上昇
【空中戦】【一撃離脱】をフル活用、スーパーチャージャーでフライトレッグの出力を底上げして敵に先んじて高度を取る
マシンピストルの【制圧射撃】で敵機に高度を上げさせない様に、雪月君の結界範囲内へ追い立てる様に【弾幕】を張る
包囲を突破しようとする敵機は【完全視界】【偵察】【戦闘知識】で素早く【看破】し、
友軍へ伝達と同時に【追跡】して進行方向を塞ぐ様に占位
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【首都解放戦線】
連携アドリブ歓迎
コードネーム:フェーデル
残留効果は共有
……悪いが、逃がさない
了解、作戦に移る
空中と地上で連携して囲い込む
完全視界・通信障害を用い、パラドクス通信で仲間と密に連携
俺は地上班
現場を早業で偵察・観察し全ての出入口を把握
発霧弾FoggyDogを投入し、相手の視界のみを奪い撹乱
飛翔の勢いを借り床上を駆け、地上班で手分けし最優先で出入口を確保
【セルフクラフト】で防壁を打ち立てて塞ぐ
空中班と共に包囲、追い込みを完成
防壁とパラドクスの盾を駆使し、上空の射撃を防ぎ、進路に立ちはだかって連携攻撃
包囲から逃げる者は挟撃の形で追跡、退路を断つ
最もフリーな敵へ攻撃を仕掛ける
魔力障壁で防御
レイ・シャルダン
【首都解放戦線】
連携、アドリブ歓迎です。
コードネーム:SKYRAIDER
なるほど?重要機密を持っている。
隠しているではなく持っている、それは好都合。
絶対に逃しませんよ!
スカイレイダーと言いつつ今回は地上班で行動です
彼らが逃げ出しそうな出口の一つを塞ぎつつ
仲間が制空権を取れる様、空を行く敵を撃ち落とします!
パラドクス電撃戦の一矢を発動し、的確に敵の弱点を狙い撃ちます
地上に意識が向いたら空から、空に意識が向いたら地上から
これが私達の連携です!
敵の攻撃は自身の武装【アルヴァーレ】【ナノマギア】による
二重の障壁でダメージを緩和します。
撃破したら、重要機密とやらを回収して
新宿島の解析班に提出しましょう。
ラウム・マルファス
「おっと、行かせないヨ」
トラップ生成で天井から帯電する細い棒を何本も生やすヨ
非殺傷だし一般物品だから壊せちゃうけど、飛んで逃げるなら減速や器機への影響は避けたいよネ
機械知識で相手の機動力や装備の可動範囲を想定
うっかりに見せかけてギリギリ通れるルートを残しておク
そこに触れたことが解らないレベルの細糸を配置
パラドクスで、糸を切ったら天井から爆弾が降ってくるよう仕掛けるヨ
倒せれば良シ、ダメでも爆風で落ちるから、爆発の方向から先を予測して地面から槍を生やして串刺しにしよウ
ちょっと乱暴だけど重要機密なら死守してくれるデショ
ありがたく頂いとくヨ
「ところで世界一を誇るってことは、競う相手がいるのカイ?」
ノイン・クリーガー
【首都解放戦線】
コードネーム:ゴースト
情報こそ鍵。
ここで逃がすわけにはいかんな。
地上から攻撃を仕掛け、敵部隊の退路を断つ。
突入してきた入口に立ち塞がり、発煙弾を投げて敵部隊を【撹乱】する。
混乱が生じれば速度も連携も活かせまい。
こちらは【完全視界】で視界を確保しつつ、パラドクス通信で飛翔する味方に敵の位置を教えながら逃げようとする敵機にMk45/Sの弾幕を浴びせる。
エンデ・トロイメライ
随分と気の早い撤退だねぇ。まっ、1人も逃がさないけど。
ここが屋内であることを利用しようか。重力操作で敵を突き飛ばし、壁や床、天井に叩きつけて機動力を奪うよ。
狙い目は味方の妨害に速度を落としたその時。
アタシ自身もナノマシンから作り出したサブマシンガンで敵の進行ルートに弾をばら撒き、軌道変更を余儀なくさせようか。
叩きつけて足を止めたら銃で追撃し確実に仕留める。
仕留めた敵から機密書類を抜き取りこれ見よがしに残りの敵に見せびらかしてもいいかもねぇ。
回収するか、無視するか、どちらにせよ一瞬でも判断を悩ませたらそれでいい。その隙を突き再び攻める。
後々面倒な事になっても困るからねぇ。さっさと死んでよ。
●
『事務官よ、この場は吾輩に任せ、情報を持って逃げるのだ!』
司令官であるパウル・フォン・ヒンデンブルクはエリート事務官ルフトキュラシェーア達に声をかける。
事前の取り決め通りなのだろう。エリートである事務官たちは指示を受けるまでもなく機密情報を素早く抱え込むと一斉に散開する。
「情報こそ鍵。ここで逃がすわけにはいかんな」
「……悪いが、逃がさない」
ノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)とエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)の二人は同時に発煙弾と発霧弾FoggyDogを投入。
ディアボロスは完全視界で無力化しながら、煙幕によって敵の視界を塞ぎにかかる。
『馬鹿めっ!我らはエリート!煙の流れる方向で出口に迷う事などないわ!』
彼らは伝令兵たちとは違う。各自がエリートであり自ら判断を下す事が出来るルフトキュラシェーアはこの程度で混乱が生じる事はない。
煙幕に視界を奪われながらもルフトキュラシェーアはそれぞれ別の出口へと駆けていき飛び立とうとする。
「あら、ここからさらに逃げる先がありますの?」
「なるほど?重要機密を持っている」
しかしディアボロスの作戦はそれだけではない。
エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)とレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)の二人が悪い笑みを浮かべてルフトキュラシェーアに狙いをつける。
「うふふ、その機密資料には逃げ出す先もちゃんと書いてあるのでしょうか。捕まえた後が楽しみですわね」
「隠しているではなく持っている、それは好都合。絶対に逃しませんよ!」
彼女たちが持つのは、対空用の射撃武器!
飛び立つルフトキュラシェーアに対して地上から空中を狙い撃つ準備をしてきたのだ。
「逃げ足に自信があるようですけれど……電磁投射砲よりも速いかどうか試してみましょうか」
「スカイレイダーと言いつつ今回は地上班ですね!」
エレオノーラは電磁投射砲「フェアレーター」を構えると、敵に向けて誘導弾を撃ち出す!
逆説連鎖戦は通常の時間・空間の法則すらもが書き換わる超越した戦闘であるために単純な速度がそのまま適用されるわけではないが、決してその武器が有効でない訳がない。
「【愛執】解放――第十三の魔弾【愛執】(ドライツェーンテ・フライクーゲル)!」
電磁レールガン「フェアレーター」に装填された高い誘導性を持つ【愛執】の魔弾はルフトキュラシェーアを追い詰める。
「君は逃げられない、ボクが狙ったんだ、必ず当たるよ。電撃戦の一矢(ブリッツディゾルバー)」
レイは敵が逃げ出しそうな出口に移動しながら、機械魔導弓を撃ち出す。
移動しながらの射撃。しかもまだ敵の情報が揃いきっていない序盤の戦闘では戦場解析はまだ十分ではないが、それでも 機械魔導弓【ACRO】によるAUTOAIM、 魔術で編んだホーミングする矢はルフトキュラシェーアへと命中する。
『ええい!邪魔だぁぁぁ!シュタール・レーゲン!』
エレオノーラとレイの対空射撃にルフトキュラシェーアはカービンライフルの掃射を返しながら出口に向かってではなく、空中へ望まぬ回避をさせられる。
「ユサール!」
「SKYRAIDER、感謝します」
だがそれは誘導。
地上班の対空砲火に紛れて飛翔し急速上昇したエリザベータ・シゲトヴァール(聖イシュトヴァンの剣・g00490)が、敵に先んじて高度を取るための布石だったのだ。
『何っ!?我ら、エリートの頭上を獲るだとぉ!?』
「私の『銀の矢』は、決して貴方たちに劣らない」
ダイブアンドズーム。
急降下突撃からの一撃離脱戦闘を行いながらエリザベータは制圧射撃で的の高度をあげさせない。
『ぐぬぬぬ!』
「当たって撃ち落とされるか、応戦して追いつかれるか。選ばせて差し上げますわ」
「地上に意識が向いたら空から、空に意識が向いたら地上から。これが私達の連携です!」
カービンライフルによる反撃を試みるルフトキュラシェーアだが、幾ら空中戦での性能が上でも地上と空中の両方から狙われる状況では思ったようには動けない。
エリザベータの位置取りも上手く、敵の進路を塞ぎながら決して逃がさない。
『退避だ!外に出ればこちらのものだ!突破しろ!』
『おう!』
だが敵もエリート。
空中でルフトキュラシェーアは交差しながらそれぞれ別の出口を目指す。
「そこは通さない」
だが、それも想定内。
エトヴァが飛翔の勢いを借り床上を駆けルフトキュラシェーアが外に出ようとした高い場所にある出口を塞ぐ。
敵の追跡に対しては全面的に味方を信じたエトヴァは、現場全体を素早く確認していた。
それ故に敵が逃げようとしている全ての出入り口を素早く把握できていたのだ。
『ぐぬっ!?』
ルフトキュラシェーアは強引に突破すべきか、旋回して避けるかの判断に迷う。
「ゴースト」
「……」
『何っ!?ぐおっ!?』
その一瞬の迷いを逃さずパラドクス通信で連携を取っていたノインがサプライズアタックでMk45/Sの弾幕を浴びせかけてきた。
カービンライフルの反撃を受けるも、ノインの主目的は敵の撃破以上に逃亡の阻止。
突入してきた入口に立ち塞がったままに援護射撃とパラドクス通信による状況確認を行うノインは堅実にこの戦場を有利に進める存在だった。
「この出口は埋めさせて貰う」
更にエトヴァはセルフクラフトを用いて1mの「コンクリートの立方体」で出来た防壁を打ち立てて塞いでしまう。
当然、ゾルダートが本気を出せばその程度の壁などぶち破って出ていけるだろうがそれでも邪魔なものは邪魔だ。
強引に突破する手はよりやずらくなった。
逃走時に一手増やせるこの作戦は非常に有効だった。
『くそっ!』
ルフトキュラシェーアは一旦、エトヴァの守る出入り口から離れて別の退路へと方向転換する。
「――機を、射貫け。Schutzengel(シュッツエンゲル)」
その背中にエトヴァは巨大な盾を構えた守護天使を描き出し攻撃を仕掛ける。
守りを固めながら援護を主眼とした攻撃であくまでも敵を逃がさない布陣を敷いているが、隙を見て逃げ出そうとしているルフトキュラシェーアはこの戦術に舌打ちしか出来ない。
戦場全体を確認しながらフリーな敵を作らないようにするエトヴァは、自身が動く以上にディアボロス全体の強みを発揮させていた。
「おっと、行かせないヨ」
そして別の個体にはラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)がトラップ生成で天井から帯電する細い棒を何本も生やして邪魔をする。
『ヌオッ!?』
「非殺傷だし一般物品だから壊せちゃうけど、飛んで逃げるなら減速や器機への影響は避けたいよネ」
逃げ出したいが周りから狙われている状態にいるルフトキュラシェーアにはこの罠を破壊する時間も受けて減速する余裕もない。
そうなるととれる選択肢は更に限られて来る。
『うぉぉぉ』
そしてルフトキュラシェーアは判断を強いられ、先程迷い、そしてそこを狙い撃ちにされたが故に、ギリギリ通れると判断した隙間を強引に突破しようとする。
「ウン、そしてボクはそのうっかりに見せかけてギリギリ通れるルートにだけ、パラドクスを設置しておいたのサ」
悪魔の悪戯(アクマノイタズラ)。
帯電する細い棒に紛れ、目視しずらい細糸が、糸を切ったら天井から爆弾が降ってくるように仕掛けられていた。
『何っ!?ぐおおおお!!!』
「嫌がらせは得意サ。なんてネ」
他のディアボロスが壁で出口を全て塞ぐだけではなく、その上で敵の動きを誘導する形になった事で本来以上の成果を発揮していた。
「ちょっと乱暴だけど重要機密なら死守してくれるデショ」
爆風で墜落していくルフトキュラシェーアに更なる追撃で槍を地面から生やしにいこうとしたラウムだが流石にこれは落ちる先に自分が先んじて行く必要がある。それに敵もエリート。これは持ち直される。
「随分と気の早い撤退だねぇ。まっ、1人も逃がさないけど」
だが落ちてきて、体勢を崩した状態になれば、エンデ・トロイメライ(エピローグ・g00705)が、逃がさない!
FLUGELによる重力操作により高速飛行で飛び掛かりながらエンデは自身の身体を構成するナノマシンから作り出したサブマシンガンで敵の進行ルートに弾丸をばらまき動きを制限させる。
パラドクスではない攻撃でダメージはなくとも、クロノ・オブジェクト化しているアイテムによる妨害は自動的に無効化する事は出来ないためルフトキュラシェーアも対応を迫られる。
「Gravitation(ジュウリョクソウサ)」
そして密着した状態から移動に使っていたFLUGELの重力操作を一点集中。
飛行しようとしていたルフトキュラシェーアを壁に叩きつける!
「ところで世界一を誇るってことは、競う相手がいるのカイ?」
『愚かな!ドイツの科学力が世界一なのは至極当然の事である!』
「あァ、わかっていたけドこういうのは基本的に何も喋らないよネ」
「後々面倒な事になっても困るからねぇ。さっさと死んでよ」
待っていたラウムが動きを封じ込めた所に落ちて来たエンデが止めを刺す。
「ありがたく頂いとくヨ」
「機密書類とったよ!」
ラウムとエンデは倒した敵から機密書類を抜きとる。当然暗号化されているのでこの場で解析する事などは出来ないが、敵に見せびらかす事で少しでも動揺が走ればと考えてアピールしてみるが。
「完全に無視だネ」
「エリートだもんね」
もはや倒された同胞の事など気にしていられないと残ったルフトキュラシェーアはそれぞれ脱出をはかりに行く。
「させないよ!」
魔力の翼とブースターで飛翔した御門・雪月(魔機使い・g02551)が敵の中心へと向かう。
単純な空中戦を仕掛けてもエリートであるルフトキュラシェーアには敵わないだろうが、今は十分以上に敵の動きを確認するだけの時間を稼げ、そして何よりも味方の援護を多数受けている。
「雪月君!」
「いくよ、陽菜!」
地上からの砲撃、そして空中からの制圧射撃で誘導された敵が全て射程内に入ったのを確認し、雪月はパラドクスを起動する。
オラトリオ『陽菜』に声をかけ唱えるは、結界術!
「集え、光よ。聖なる輝きが示すは、罪深き者。今ここに、断罪の一撃を以て、彼の者を滅ぼせ!裁きの光!」
『何っ!結界だと!?』
ドーム状の結界がルフトキュラシェーア達を押し留め、閉じ込める。
「逃がさない!」
完璧な位置に誘導して貰った雪月はそのまま全身全霊の全魔力を結界に注ぎ無数の魔法陣を展開させる。
光と共に構築されていく包囲網にルフトキュラシェーアは逃げ惑うが、当然、逃げ場などありはしない。
「聖光の断罪(ジャッジメントレイ・ジ・エクスキューション)!」
光の奔流が降り注ぎ、敵を滅するのであった。
エリート事務官『ルフトキュラシェーア』。
殲滅成功!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV6になった!
【クリーニング】がLV2になった!
【セルフクラフト】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV3になった!
【アヴォイド】がLV6になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
エレナ・バークリー
【天剣】
これで、もう貴方に味方はいません。お覚悟を、機械化独逸帝國陸軍参謀総長ヒンデンブルク元帥閣下。
目標は彼の撤退阻止。
彼の攻撃は基本的に召喚兵器を使うもののようですね。なら懐へ飛び込むことが、一縷の勝機を掴むために必須。
彼も前へ出てきてくれるようですし、バルタンさんとレオンハルトさんの支援に頼りつつ、【エアライド】で「ジャンプ」し一息で剣の間合いまで詰めます。
「貫通撃」「連撃」で屠竜撃の刺突攻撃を加え、「臨機応変」に拳銃の零距離射撃を避けつつ、「斬撃」「強打」で追い込み。この場に釘付けにして補助頭脳を狙い易く。
余所見して相手が出来る程には、私は容易くないですよ。もう少し付き合ってください。
バルタン・ディエチ
【天剣】アドリブ連携歓迎
バルタン・ディエチ、本作戦に参加するであります。
目標、陸軍参謀総長パウル・フォン・ヒンデンブルク。
逃がしはいたしません。ここで討伐し、ドイツの戦線を有利にさせていただく。
【飛翔】とフライングユニットを併用し、機動戦を行うであります。
本体の戦闘力が低めという話でありますが、召喚・出現する帝国製兵器群は油断ならぬ火力であります。
ゆえに戦列を吹き飛ばす火力にて応対を行うであります。
兵器群の牽制は我輩にお任せを。
白兵攻撃で切り込む方々を支援するように、敵集団を両手に展開したヘヴィキャノンで吹き飛ばすであります。
一斉砲火、フルアタックであります。
今です、エレナ殿、レオンハルト殿。
レオンハルト・アストレイア
【天剣】
アドリブ連携歓迎
追い詰めたとはいえ、相手はジェネラル級。油断できるような相手じゃないっす。
だからといって「倒さない」という選択肢はないっす。ここで確実に倒しますよ!
目標は肩にある補助頭脳の破壊
それが戦力の要なら、それを奪えばこっちが有利になるはず!
前衛はエレナさん、兵器群への牽制をバルタンさんに任せて、オレは後衛で翼から魔弾の【誘導弾】を放ち、お二人の支援と敵への妨害を行います
こちらに攻撃が迫ってきたら【臨機応変】に回避します
隙ができたら、【フェイント】の魔弾を織り交ぜてパラドクスで補助頭脳を狙います!
欲を言えば両方破壊したいっすけど、片方だけでも破壊できればそれで十分すよ!
レイ・シャルダン
【首都解放戦線】
連携、アドリブ歓迎
コードネーム:SKYRAIDER
ついに決戦ですね。
この強敵を倒した先の、ドイツの、ボク達の未来が見たい
必ず…倒しましょう!
ドッグタグを手に握り、その甲にキスを
これが、ボクの勝利のおまじない。
矢に込めるのは磁場、雷撃、
そしてそれらを隠し、狙いを読ませない様に
魔法を重ねがけ、対象に向けて放ちます。
敵への着弾の寸前に炸裂させて、両肩にある『補助頭脳』を射抜きます。
ご自慢の高速演算とやらもこれで少しは大人しくなるでしょうか?
敵の攻撃は超常結界式【アルヴァーレ】で緩和しつつ
フライトデバイスで空中を飛んで回避行動を。
チームとの連携を密に取りながら攻防を行います。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【首都解放戦線】
連携アドリブ歓迎
……すべて、取り戻す。取り戻す
なかった事にされた仲間たちの願い、俺が引き受けた
この国の人々に、周辺国に、あなたがしてきた事……一片なりと、その身をもって贖うがいい
偽りの頭脳には、ここで退場願う……!
完全視界、通信障害、パラドクス通信で
仲間と存分に連携を
兵器の出現時、セルフクラフトで味方への斜線を遮る
パウルを観察し情報収集、攻撃動作や隙を看破
【飛翔】し空中戦、俺は常に死角に入る動き、敵が動けども仲間の誰かが死角を取るよう立ち位置を変えていく
クロスボウで攻撃を加え、逃げ場を与えず、隙を創り出す
補助頭脳の破壊を援護
生まれた好機は逃さず、狙い澄ました一撃で急所を貫通爆破
ラウム・マルファス
相手はジェネラル級、ここは敵地
油断はできないネ
味方が攻撃できるよう、敵に隙を作りタイ
まずはトラップ生成
煙幕で相手の視界を奪いつつ、光学迷彩を使用
続けて等身大パネルと、ナノマシンで人影を複数作ル
フライトドローンに乗って、動き回りながら早業で静音のハチドリ型ドローンを飛ばすヨ
煙幕はさっき他の人が使った手だし、光学迷彩は不自然に人影のない場所を生み出しているハズ
ボクの位置はすぐバレるだろウ
だから、ボク自身が囮サ
敵の攻撃開始と同時に急所だけ守りつつドローンで上昇
足元の地面スレスレにハチドリを飛ばし、相手の足に突撃と同時に自爆
ダメージよりも、不意打ちによる攪乱と機動力の一時低下を狙うヨ
ハインツ・ゼーベック
連携・アドリブ可
「やぁパウル。久しぶりだ。壮健であったかな。副長のハインツだよ」
相手の火砲出現に合わせて、こちらも軍団を召喚する。
「といっても、私の知るパウルではないのだろうけどね。机上戦では勝率は私のほうが上だったか。戦略方針で言い争いしていた頃が懐かしいね」
反撃されるということは先手を取れるということでもある。
「砲兵、撃て。敵火砲群を粉砕せよ」
攻撃準備破砕射撃を開始。
同時に自分は敵の反撃に備えて軍団の後ろに下がる。兵士を盾に被害を減らす算段。あとはサーヴァントも盾にする為前に出す。
「なに、君を殺すのは二度目だ。躊躇いなどないから安心したまえ」
エレオノーラ・アーベントロート
うふふ、お待たせしてしまいましたわね。
野暮用も終わりましたし、本命と参りましょうか。
【飛翔】を用いて「空中戦」、飛び回り敵の兵器群を「攪乱」しながら「フェアレーター」の砲撃を撃ち込んでいきますわ。
兵器への指揮ですし、戦場の轟音で阻害もされないように普通は言葉ではなく通信で指揮は行いますわよね?
でしたら【通信障害】で敢えて一部への指揮は通し、一部への通信は阻害して敵の連携をグチャグチャにしてしまいましょうか。
こちらが通信を阻害していることにはすぐに気づくでしょうし対応もすぐに練ってくるでしょうけれど、一瞬の隙が命取りですわ。「第六十五の魔弾【轟雷】」で邪魔な兵器群ごとパウルを吹き飛ばしましょう。
神之蛇・幸人
……大慌てだね。自慢の頭脳が機能してたか、ちょっと疑いたくなるよ
かみさまに祝詞を。パラドクスを宿した眼をパウルに向ける
見つめる度に敵の内部を壊す術
頭脳が武器なら、その演算能力を狂わせればいい〈撹乱〉
兵器が召喚されたら、兵器同士が撃ち合うような場所に移動
【飛翔】で回避した直後【エアライド】で別方向へ
慣れると動きが読まれそうだし、何度も同じ方向には避けない
特別厄介な兵器は見つめて内側から壊す
回避困難な状況なら【セルフクラフト】で壁を作り出して防御
完全には防げなくても、軽減くらいはしておきたい
負傷した仲間がいれば庇えるように立ち回る
兵器の数が減ったら再びパウルを見る
……ねえ。きみも、おれを見てよ
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します
ディアボロスによるゲリラライブはどうだったかしら!
あとはアナタだけよ!此処をアナタのラストステージにしてあげる!
相手はジェネラル級、3つも頭脳があるなんて流石ドイツといった所かしら!
だったらこっちは残留効果で対抗するしか無いわね!
アタシは【飛翔】で飛んで【空中線】と行こうかしら!
狭いけど頭上を取れるのはアドバンテージよね!
杖の「レゾネイト」から【誘導弾】を【連続魔法】で連射!
目眩ましくらいにしかならないけど、油断した隙に本命の【熱狂と湧然の四元光芒!】を発射よ!
相手の反撃は【エアライド】も併用して回避か、【セルフクラフト】で防御して【四元光芒】で【吹き飛ばし】てあげる!
安藤・優
【首都解放戦線】
※アドリブ連携歓迎
補助頭脳か…ソレ、よほど優秀な演算装置なんだろうね。
仲間と連携してA×Sionとヌイの右腕で接近戦に持ち込む、A×Sionの分解機構も遠距離攻撃も噴射砲も撹乱の為に取っておく。
最適化された動きには予測を覆す撹乱を挟んで臨機応変に対抗する。
破壊され転がってる廃材だって僕にとっては立派な武器だ。
卑怯搦手なんでもござれ、出し惜しむな、ある物は全て使え、手抜き手加減一切無しだ!確実に、ここで殺す!
人間の脳では到底追いつけない速度で僕達の動きを予測して的確に対応してくる…けれど、それが機械の限界だ、そこがお前の限界だ。
人間の素っ頓狂な想像力は、未来を…運命を変えるんだ!
マティアス・シュトローマー
夜永(g03735)と。アドリブ連携歓迎
ここでの勝利が失くしたものを取り戻す為の大きな一歩になるはず
油断せず、でも萎縮もしない。今出来る最善を
夜永の奇襲に続き【早業/突撃】で反撃の隙を与えずにシュピーゲルを発動
敵の望む幻想——ディアボロスの撃退に成功する様子だろうか——を見せて動きを封じ、突撃の勢いそのまま回し蹴りをお見舞いするよ
実力とそれに裏付けされた自信を持つヒンデンブルクだからこそ、この【計略】に掛かってくれるんじゃないかな
反撃は影渡りで現れた夜永に回収してもらって避けるか、銃で迎撃しつつ【完全視界/飛翔】で致命傷を負わないように躱そう
深追いはせず仲間に繋ぐ。優等生らしい戦い方だろ?
呉鐘・承李
【アドリブ・連携歓迎】
さぁ、後は指揮官を盤面から取り去ってゲームエンドだ。
その喉元に、チェックメイトを突き付けてやろう。
常に周囲のディアボロスと連携を取り、絶え間なく攻撃を行うことでヒンデンブルクの補助頭脳に負荷をかけると同時に、身に纏った炎で周囲の気温を上げ、温度面でも補助頭脳に負荷をかけていく。
例えどんなにその頭脳が冴えていたとしても、絶え間なくかけ続けられる不可、そして積もった焦りや苛立ちから一瞬の隙が生まれるはずだ。
その瞬間を――待っていた
摂氏三千度まで至った焔を身に纏い、戦場を駆ける。
目掛けるは、ヒンデンブルクの首。
さぁ、生命を拒絶する焔に呑まれて、消えるがいい……!
ヒカル・クローシィ
【首都解放戦線】
連携アドリブ歓迎
コードネーム:スナイパー
決戦。絶対に退かない。俺たちが、絶対にお前を倒す!
【飛翔】で空中戦。遠距離から狙撃だ。
相手の頭・胴を<誘導弾>で狙って狙撃する。
俺の攻撃は絶対に外さん。何が何でも当ててみせる。
また、各種≪浮遊砲≫で<砲撃>も加える。
味方と連携し、四方八方から攻撃する事で相手の処理能力へ負担をかける。
そうする事で補助頭脳の破壊を援護だ。
隙が出来れば一気に行こう。
射撃、砲撃、俺の攻撃、全て持っていけ!と【パラドクス】で一斉発射だ。
味方と力を合わせれば絶対に出来る。皆、行こう!
長月・夜永
マティくん(g00097)と連携
アドリブ・共闘大歓迎
【光学迷彩】で姿を隠しつつ
迫る帝国製兵器群の影を活用し
『忍法・影渡り』で背後を取って奇襲を仕掛けます。
『吟吹雪』の氷の刃で【両断】を狙い
【早業/一撃離脱/暗殺】で静かに襲いかかり
攻撃後、影に潜り距離を取ります。
すぅ~はぁ〜、、、よし
格上に対して無茶責めはしない
どう考えても乱戦になるし
ヤバい死地に居るときほど
心を凍らせて冷静にーーー
シノビの仕事見せちゃうぞ!!
【偵察】で戦況を冷静に見極めて、マティくんがピンチになれば
『影渡り』で近くに移動して
サッと【早業】で腕を引き影の中に回収して避けます。
エンデ・トロイメライ
さてと、後はお前だけだね。恨みは別に無いけどさぁ、邪魔だしね、今後のために死んでよ。
とはいえ敵は格上、油断する気は無いよ。
まずはFLUGELの機動力と飛翔の残留効果を活かし空を高速で飛び攻撃を躱しつつ、ナノマシンから作り出したサブマシンガン二丁で召喚された兵器群を狙い破壊していく。
ある程度数が減ったら次を召喚される前に本体を攻めるよ。
狙いは補助頭脳、と見せかけて心臓、と更に見せかけて脚を狙おうか。
敵の周囲を飛び回り翻弄しつつ補助頭脳周辺を狙い撃ち、警戒している隙に心臓をナイフで突き刺す、フリをして足の関節部を速度の乗った斬撃で切り裂く。
自由に動けなければ味方の攻撃も通りやすくなるしね?
フェルト・ユメノアール
さあ、あとはキミだけだよ!
断片の王に迫る為にも、ここでキミを倒してみせる!
ボクたちの連携、見せてあげるよ!
ボクはSCクラウンジェスターを召喚!
ジェスターと背中合わせになって、死角をなくして戦闘する
長期戦は不利、ステップ移動で兵器群の攻撃を躱し
躱しきれない攻撃はトリックスターの斬撃で切り払いながら
【エアライド】とダッシュを使って素早くヒンデンブルクに接近するよ!
そしてワンダースモークを投擲、相手を煙で包んで
【完全視界】を使った奇襲攻撃を仕掛ける!というのはフェイント
攻撃に使うと見せかけたパラレルパラソルを直前で広げ、視界を塞いだ上で
ジェスターと左右から挟撃、相手が態勢を立て直す前に連撃を加えるよ
エリザベータ・シゲトヴァール
【首都解放戦線】
コールサイン:ユサール
補助頭脳への狙撃を行う友軍の護衛と援護、それが私の役目よ。
【飛翔】し【空中戦】を行う。
【偵察】技能を応用して敵兵器群を索敵し、【パラドクス通信】を用いて相互の死角をカバー。
敵影を【追跡】しながら【戦闘知識】を活かして狙撃班を狙う敵兵器を優先的に排除する。
撃破には至らずでも、【弾幕】での接近妨害、【制圧射撃】で進路を変えさせたり、邪魔な位置に【フライトドローン】を配置する等、
敵が狙撃班を攻撃し辛い状況を作り出し続ける。
必要があるなら己の身を盾にしてでも。
……貴方が有能な指揮官なのは疑い様が無い。
けれど、たった一人で戦える程、近代戦も逆説連鎖戦も甘くは無い。
瀧夜盛・五月姫
や、クロノヴェーダ、さん。
きちゃった♡
余計な、ことは、云わない。
まずは貴方を、倒す、それだけ。
照準がずれる、それは、銃火器にとって、致命的な、はず。たから、召喚される、兵器たちは、【トラップ生成】の落とし穴に、沈んで貰おう。
あとは、味方と協力、しながら【光学迷彩】【ダッシュ】【残像】で、躱しながら、接近。
【不意打ち】ができる、ならば、【呪詛】こめた、薙刀で、胴と首の“縁”を、そして、独逸と貴方との悪“縁”を、【両断】、【一撃離脱】する、よ。
えっと、独逸では、どう、云うのだったかな。
そう、それだ。
――Auf Wiedersehen.
向こうで、断片の王、迎える準備、よろしく、ね?
御門・雪月
【首都解放戦線】
連携やアドリブ歓迎です!
さっきは皆さんに時間を稼いでもらったんです。
次は僕が囮になる番だ!
パラドクスの魔法陣を展開。優秀な指揮官なら、さっきの戦いで使われた広範囲殲滅魔術を警戒するはずです!
「集え、光よ!」
敵がこちらへ火力を集中したら、結界の範囲を自身の周囲に限定されると同時に《早業》《全力魔法》《結界術》で展開した左腕のエネルギーシールドと右腕のマジックシールドも合わせた三重結界で猛攻を防ぎ、時間を稼ぐ。
「このくらい!」
その隙に《忍び足》《隠密》死角から接敵した陽菜が聖剣の《斬撃》を放ちます
敵が回避や防御しても《光使い》強烈な閃光を放ち目潰し、味方が攻撃する隙を作る
「陽菜!」
百鬼・運命
【ヨアケ】
心情・予測
さて…ここが戦場になった瞬間、重要機密を持った部下を逃がしたか…つまりは自分の敗北までも含めて、行動をしていることになる。
なら敵の行動はおそらく、俺達自分を犠牲にしてでも復讐者を迎撃するための時間稼ぎのための行動の遅滞と迎撃方法確立のための情報収集か?
行動
【通信障害】による情報封鎖と【トラップ生成】の煙幕によって映像の記録妨害は可能。あとは音声による記録や敵死亡時に自動で発動するような罠や自爆罠には注意しておいた方が良さそうだ。トラップ生成の煙幕に紛れて【光学迷彩】で姿を消し、【操作会得】で緋詠さんと手分けしてそういったトラップを解除してから戦闘に参加しよう
アドリブ絡みOK
一里塚・燐寧
共闘・アレンジ大歓迎
断片の王の喉首が見えて来たら、きみはもう「前座」なんだよねぇ
今の内に、歴史に残る最期の台詞とか考えとくといいんじゃな~い?
敵の強みは本体と同時に攻撃を仕掛けてくる兵器群
【通信障害】で兵器間の連携や増援要請を妨害し
兵器の猛攻を不規則な軌道の【飛翔】で搔い潜り
敵を扇状に薙ぎ払える位置についたら『絶技:万象喰らいの刃』を発動するよぉ
手にした巨大鎖鋸剣≪テンペスト・レイザー≫が更に超巨大化
【肉体改造】と【怪力無双】で強化した膂力で巨剣を無理やり振り回し
一閃でパウル本体も肩の補助脳も周囲の兵器も巻き込み【解体】し尽くす算段の一撃を放つよぉ!
粉々のっ!グチャグチャにっ!なっちゃえー!!
緋詠・琥兎
【ヨアケ】
相手の特性を考えると
こっちの情報妨害の類も読まれている可能性があるな
百鬼、自分も手伝おう
《光学迷彩》と残像のフェイントで時間稼ぎをしてから
姿を消し
鷹蛇絶撃を高速詠唱・呼吸法で発動
相手の音声情報は風使いで雑音を入れてやろう
相手の計略を読み取り(看破)
ハッキングと機械知識を用いた偵察と情報収集を行って
《PD通信》で得た情報を仲間に共有
敵側のトラップ近くにいる仲間には注意喚起を行おう
燈杜美は隠密行動中の自分らに敵の接近がないかの警戒をしてもらう
敵が来たら
すぐさまその場を離れ(早業
兵器を制圧射撃で薙ぎ払って一撃離脱
最初に隠れた方法と合わせて光使いと結界術を使い
撹乱させていこう
アドリブ
連携歓迎
月下部・小雪
せ、せっかくみんなが作ったチャンスなので、ぜ、絶対に、逃がしません!
頭がいっぱいなら、ピンチになった時に統率が取れない、かもしれません。
えとえと、船頭多くしてなんとやら、です!
まずは「念動力」で周りの瓦礫や、持ち込んだ「アクマ印の魔法爆弾」を投げてつけて牽制、です。
ボクの動きや癖を読み切ったつもりになって、倒しやすいヤツ、逃走できそうな隙と見られたら儲けもの、です。
ほ、本命はコダマ、です!
「防犯ブザー」を鳴らしてびっくりさせた後、フードの中に隠れていたコダマが飛び出して逆に不意打ちしてやります!
し、至近距離からの【モーラット・サンダー】をお見舞い、です!
※アドリブや連携も大歓迎
サティニフィア・ネイバーライト
目的
ヒンデンブルク討伐
目標
最低でも一刀入れる事
心情
あとはパウル・フォン・ヒンデンブルクが残るのみ!
表で戦ってくれた仲間がいたから手が届いた…ここで陸軍参謀総長を討てればかなり状況が変わるはずだ
目的を果たして胸を張って新宿へ帰ろうぜ!
行動
相手が上手、勘付かれて当然
どうなってもナイフを突き立てるだけだ
指揮官タイプとはいえジェネラル級…復讐者1人1人とは比べ物にならねぇ
アタシ達は確実に奴の力を削いで行く事…絶え間なく攻め続ける物量しかねぇ
忙しなく交差する復讐者と奴の操る兵器の群れの中で気配を薄め、虚を突く一刀を
少しずつでも奴に負荷を与え続けられたなら必ず斃せる、そう信じてアタシはこの一撃を届かせる!
九十九・静梨
挑ませて頂きますわよ
指揮官たるジェネラル級!
我が筋肉で持って、推し通りますわ!
肉体変異で全身の筋肉を筋骨隆々化(◆肉体改造)
敵が武装を展開すると共にパラドクスを発動
筋肉による大肺活量◆呼吸法からの◆大声で周囲に◆電撃を伴った◆衝撃波を発生し武装を幾つか損傷させましょう
拡散重視の散弾や炎等の実体なき攻撃はマッシュルグローブを装備しての◆連撃と空気を◆強打しての衝撃波で打ち払い
威力重視の武装は螺旋砕腕のドリルによる◆破壊で◆粉砕
そして貴方の補助頭脳は既に放った電撃衝撃波による◆攪乱で性能を下げてあります
貴方の指揮能力もダウンですことよ!
◆グラップルで敵の格闘をかわし
電撃を伴った拳を叩きこみますわ
ノイン・クリーガー
【首都解放戦線】
コードネーム:ゴースト
やっとこの時が来たか。
死んでもらう。
仲間がヒンデンブルクの補助電脳の破壊を試みるので、隙を作ろう。
セルフクラフトでコンクリート立方体を出現させ、それを遮蔽物に使い兵器群の攻撃を凌ぐ。
そして発煙弾を投げて煙幕を張って敵を【撹乱】し、【完全視界】で敵の姿を捕捉してワイヤーショットで【捕縛】して攻撃のチャンスを作る。
ツィルニトラ・プリルヴィッツ
ようやく指揮官を前線に引き摺り出せたのよ
この機会を逃すものですか!
戦旗を一振りして【竜鱗壁】
戦場に魔力障壁を生成
自分や味方への砲撃を防御(結界術)
皇帝陛下への失態を取り戻そうと必死のようね
けれど、私にも人を護って救う魔法の竜神としての意地があるの!
簡単にこの守りを抜かせはしないわよ!
防御した砲撃の威力を吸収し障壁から生やす幻影竜のブレスとして反射
防壁とブレスで敵に仕掛ける味方の隙や弱点を塞ぐ援護や時間稼ぎを行うわ
障壁が砕かれようと戦旗を素早く振って再展開よ(高速詠唱)
限界ね……最後に仕掛けさせて貰うわ!
障壁を突撃槍の如き円錐状に再展開
低空【飛翔】して敵陣の護りを突き破り、後続の道を切り拓く!
桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎
皆んなが紡いでくれたこの好機!逃がすわけには行かないわよね!
倒せるかはわからないけどせめて一太刀ぐらいは浴びせないとね?
【神速反応】からの《不意打ち》で瞬時に敵の懐へと飛び込み無数の自身が斬りかかると思えるような残像と共に敵へ攻撃を仕掛ける当たっても当たらなくても《一撃離脱》にてすぐさま距離を取りながら戦っていく
他の仲間たちとも連携し攻撃が止まぬように交代しながらも攻撃を続け少しでも敵に隙ができるように動く。
ジェネラル級だもの……簡単には行かないだろうけどそれでも私達は全力でお前を倒しにいくわよ!
●
『ここで、確実にディアボロス共を殲滅する!』
ジェネラル級ゾルダート、陸軍参謀総長『パウル・フォン・ヒンデンブルク』が猛る。
完全な奇襲を受けた形のパウルだったが、ここで攻めて来たディアボロスを全て迎え撃とうと戦闘態勢へと思考回路を切り替えてきた。
「ディアボロスによるゲリラライブはどうだったかしら!あとはアナタだけよ!此処をアナタのラストステージにしてあげる!」
「……すべて、取り戻す。取り戻す。なかった事にされた仲間たちの願い、俺が引き受けた」
「うふふ、お待たせしてしまいましたわね。野暮用も終わりましたし、本命と参りましょうか」
「さあ、あとはキミだけだよ!断片の王に迫る為にも、ここでキミを倒してみせる!」
「断片の王の喉首が見えて来たら、きみはもう『前座』なんだよねぇ?今の内に、歴史に残る最期の台詞とか考えとくといいんじゃな~い?」
『我らが皇帝、ヴィルヘルム2世陛下には指一本触れさせぬ!吾輩がここで全て打ち倒してくれるわ!』
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が決意を固め、フェルト・ユメノアール(夢を追う道化師・g00275)や一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)がこのジェネラル級を倒し次なる標的、断片の王まで辿り着こうと啖呵を切る。
「せ、せっかくみんなが作ったチャンスなので、ぜ、絶対に、逃がしません!」
「相手はジェネラル級、ここは敵地。油断はできないネ」
「ワンダースモーク!」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)やラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)、ノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)を筆頭に各ディアボロスが発煙弾や煙玉を投げつけ、パウルの視界を封じにかかる。
こちらは完全視界がある。室内で換気が十分ではないのであれば、一歩的に視界不良を押し付ける事が可能だ。
そして散開するディアボロス達。
『吾輩の演算能力をなめるなぁ!』
だがこの場は敵地。戦う場所の情報はパウルの方が把握している。
煙幕などは確かに効果はあるはずなのだが、パウルは両肩の補助頭脳を唸らせると視界不調など関係ないとばかりに飛び回りながら兵器群を召喚すると、正確無比な射撃を行ってくる。
「通信障害をかけた。これですぐには増援はこないと思う!」
「だが相手の特性を考えると、こっちの情報妨害の類も読まれている可能性はあるぞ」
百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)と緋詠・琥兎(歴史の侵略者処刑代行請負人・g00542)などは協力してまずは情報遮断に動く。
伝令兵が足で情報を伝えていた事からも、敵も戦場で通信が行えなくなる事を見越しているのは確実ではある。
臨時参謀本部が襲撃を受けた事を隠し続ける事は不可能だろうが、それでも情報の伝達を遅らせる事は可能だ。
他の伝令兵や事務官も倒し切った事から想定外の増援などが来る可能性は低くなるだろう。
「いや相手は戦っている内にこちらの動きを読んでくる」
「元から長期戦は不利。短期決戦なら十分だよ!」
「でも敵のパラドクスは兵器への指揮ですし、戦場の轟音で阻害もされないように普通は言葉ではなく通信で行っているのでは?」
エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)は敵の兵器群を攪乱するように飛翔して飛び回りながら通信妨害を試みて攻撃を仕掛ける。
「【轟雷】解放――第六十五の魔弾【轟雷】(フュンフウントゼヒツィヒステ・フライクーゲル)」
『Überlaufen Taktik!』
「くぅ、一部は吹き飛ばせはしますけれど、難しいですわね!」
『貴様ら程度の動きなど、全て演算しきってくれるわ!』
電磁レールガンに装填された【轟雷】の魔弾はパウルとパウルの呼びだした帝国製兵器群へとダメージを与えるが、こちらに突っ込んできたパウルとの連携が乱れた様子はない。
そもそも兵器を呼びだした後に命令を下しているのではなく、パラドクスを発動した時点でこちらの動きを全て計算した上での攻撃方法をインプットされているようだった。
「補助頭脳か……ソレ、よほど優秀な演算装置なんだろうね」
安藤・優(名も無き誰かの代表者・g00472)は唸りを上げるパウルの両肩の機械。補助頭脳に目を向ける。
パウルはジェネラル級ゾルダード。全ての能力がディアボロスの上を行くが、20人以上のディアボロスに対応できているのは両肩の補助頭脳を含めた3つの頭脳回路から導き出される演算機能があるからに違いなかった。
「相手はジェネラル級、3つも頭脳があるなんて流石ドイツといった所かしら!」
「あの補助頭脳、壊せないかな!?」
「分からない。と言うよりも難しいだろう。予知ではそう言った事は何も言われていないからな」
「でも、それが戦力の要なら、それを奪えばこっちが有利になるはずっす!」
「この強敵を倒した先の、ドイツの、ボク達の未来が見たい。必ず……倒しましょう!そのために、やれることはやってみます!」
レオンハルト・アストレイア(過去を望む悪魔モドキ・g03365)やレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)等一部のディアボロスはパウルの頭脳を支える補助頭脳の破壊を狙いに動き始める。
だがそれを成すのであれば、当然相手の演算能力を上回る必要がある。
「だったらこっちは残留効果で対抗するしか無いわね!」
「……頭脳が武器なら、その演算能力を狂わせればいい」
「頭がいっぱいなら、ピンチになった時に統率が取れない、かもしれません。えとえと、船頭多くしてなんとやら、です!」
「指揮官タイプとはいえジェネラル級……復讐者1人1人とは比べ物にならねぇ。だが絶え間なく攻め続ける物量は確実に奴の演算能力を削いでいけるはずだぜ」
「例えどんなにその頭脳が冴えていたとしても、絶え間なく補助頭脳に絶え間なく負荷をかけ続ければ、そして積もった焦りや苛立ちから一瞬の隙が生まれるはずだ」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)や呉鐘・承李(剣鬼・g06193)は演算機能を無力化するために負荷をかける動きをする作戦を伝えていく。
「かき乱すならボクの出番かナ?」
フライトドローンに乗って、動き回っていたラウムがここで等身大パネルと、ナノマシンで人影を複数作って飛ばす。
そしてラウム自身はパネルやナノマシンを置き去りに上空へと飛び上がる。
「ボクの位置はすぐバレるだろウ、けど」
『Drei Gehirn: Hoffmann』
ラウムの予想通りにパウルは上空に逃げたラウムの周囲に帝国製火砲群を出現させる。
「だから、ボク自身が囮サ」
『ヌ!?』
一斉砲撃をなんとか急所を守りながら敢えて受け、ラウムは上昇する際に足元の地面スレスレに放っていたハチドリ型ドローンをパウルの元に突撃させ、爆発させる。
「ぐふ、さ、今だヨ」
「これで、もう貴方に味方はいません。お覚悟を、機械化独逸帝國陸軍参謀総長ヒンデンブルク元帥閣下」
「目標、陸軍参謀総長パウル・フォン・ヒンデンブルク。逃がしはいたしません。ここで討伐し、ドイツの戦線を有利にさせていただく」
ラウムの作った隙にエレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/ルーンキャヴァリエ・g00090)、バルタン・ディエチ(突撃のバトルメイド・g01433)がパウルの懐へと飛び込みに行く。
『何をふざけた事を!逃がさぬのは吾輩の方である!覚悟せよ、ディアボロスどもめ!』
確かに指揮官タイプのパウルは直接戦闘は得意ではない方だ。
だが決してジェネラル級のパウルが直接戦闘が出来ないという訳ではない。
ましてやこの場を通せば機械化ドイツ軍にとって最も重要な断片の王の眼前だ。
パウルが逃走という選択をする事はない。
そのためパウルは接近してきたエレナとバルタンを蹂躙せんと帝国製兵器群を召喚し自らも殴りかかって来る。
「召喚兵器を使う相手であれば、懐へ飛び込むことが、一縷の勝機を掴むために必須」
「兵器群の牽制は我輩にお任せを」
エレナが飛び込んでいくタイミングで、バルタンは敵の帝国製兵器群とパウルを目標にパラドクスを発動する。
「一斉砲火、フルアタックであります。アナイアレイション!」
両手に装備したヘヴィキャノンが火を噴き、パウルと帝国製兵器群にを襲う!
『その程度で狂う計算ではないわぁ!』
爆風の中からパウルが弾丸と共に飛び出てきてバルタンを弾き飛ばす。
「今です、エレナ殿」
「ここです!屠竜撃!」
反撃を受けながらもバルタンの生み出してくれた隙にエレナは刺突攻撃を繰り出す。
『フンッ!』
竜をも屠るような一撃は確かにパウルに当たる。しかしお返しにパウルの鋼鉄の拳が返って来る。
「くっ」
反撃を受けるが、それでもエレナもバルタンもまだ引く事はしない。
『ヌッ!?貴様らまさか!?』
「余所見して相手が出来る程には、私は容易くないですよ。もう少し付き合ってください」
「変幻自在の奇術師よ!その歓声に答え、鮮やかに舞台を彩れ!現れろ!SCクラウンジェスター!」
乱戦になってきた所で、帝国製兵器群の砲撃を避けながらフェルトが迫る。
帽子に乗せた王冠がトレードマークの仮面道化師を召喚すると、左右からの挟撃でダメージを与える。
「さてと、後はお前だけだね。恨みは別に無いけどさぁ、邪魔だしね、今後のために死んでよ」
更にそこにエンデ・トロイメライ(エピローグ・g00705)がナノマシンから作り出したサブマシンガン二丁でもって帝国製兵器群を強引に押しのけながら突貫。
パラドクスで呼びだした帝国製兵器群を破壊する事は出来なかったがそれでも物理的に押し込むくらいは出来た。
「さあ、ついてこれるかな?」
重力操作により高速飛行を可能とする飛行ユニットFLUGELによる機動力で急接近すると、肩の補助頭脳を狙う……と見せかけて心臓、ではなく、足を裂く!
自身の身体を構成するナノマシンGRAUSAMで再構成した刃がパウルの足の関節部に撃ち込まれる。
『ヌグっ!?貴様ぁっ!』
「翻弄されたね?演算しきれてないんじゃない?自由に動けなければ味方の攻撃も通りやすくなるしね?」
帝国製兵器群の砲撃とパウルの蹴りを受けて吹き飛びながらもエンデは自分のやるべきことをやったと下がる。
「やぁパウル。久しぶりだ。壮健であったかな。副長のハインツだよ」
ハインツ・ゼーベック(好奇心は猫を殺す・g00405)はふらりとした雰囲気でパウルに話しかける。
「といっても、私の知るパウルではないのだろうけどね。机上戦では勝率は私のほうが上だったか。戦略方針で言い争いしていた頃が懐かしいね」
『なんだ貴様は?貴様程度の演算能力で吾輩の頭脳に並ぼうとは片腹痛いわ!最低でも頭をもう2つは付けてから出直してこい!』
だがパウルはハインツの事を一蹴する。
「これもまた刻逆の影響か。砲兵、撃て。敵火砲群を粉砕せよ」
ハインツは話が通じそうにない事を悟るとパラドクスを起動。攻撃準備破砕射撃を開始する。
同時に自分は敵の反撃に備えて軍団の後ろに下がり、召喚した兵士とメーラーデーモン『フュースリー』を前に出す。
『吾輩に、部隊の火力で勝負を仕掛けるかぁ!』
「なに、君を殺すのは二度目だ。躊躇いなどないから安心したまえ」
帝国製火砲群がハインツの対機甲突撃破砕射撃部隊と撃ちあいになる。
「む。流石に火力が違い過ぎるようだね。パウル」
『フン!逃げ隠れするようなものの行く先に銃弾を降らせる事など容易いわ!』
正面からの撃ちあいになればジェネラル級のパウルの火力は明らかにディアボロスの上を行く。
更にハインツは味方の軍団を盾に使うためどんどん総合火力が下がってしまい、動きも見切られると一気に押し切られてしまう。
「いや、いいのさ。この戦いは私だけではないからね」
だがそれでいいのだ。
ハインツはリスクを背負った大きなダメージよりも、確実なパウルへのダメージと、継続した自分という脅威を示す事で相手の思考領域を侵していく。
「アタシは飛翔で飛んで空中線と行こうかしら!狭いけど頭上を取れるのはアドバンテージよね!」
『馬鹿め、逆説連鎖戦に置いて、空を飛ぶ事だけでは何のアドバンテージにもならぬわぁ!』
これは全ての逆説連鎖戦に言える事だが、時間・空間・世界法則を書き換えながら行う常軌を逸した戦いでは、通常の概念で解釈する事が極めて困難なものがある。
パラドクスの攻撃に対して空中であろうが地上であろうが必ず反撃が可能な戦いにおいて、敵の特性や戦う場所の環境、または自らが戦法などを考慮したものでないのであれば、特に意味もなく飛翔して戦っても地上で戦う場合とは速度も含めて何も違いはない。(そうでなければ全てのクロノヴェータは飛翔能力を標準で持つだろう)
パウルは空を飛ぶ機能は現状持っていないが、頭上を取っても何も影響なく反撃を仕掛けて来る。
「でも今回はちゃんと意味があるわよ」
ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は飛翔していくと杖レゾネイトから誘導弾を連射する!
「空中も含めて四方八方から攻撃されれば処理能力に負担はかかるだろう」
「……慣れると動きが読まれそうだけど、地上も、飛翔も、エアライドも、色んな方法を使って避けるようにすれば、演算するのが、大変になる」
そこにレオンハルトや神之蛇・幸人(黎明・g00182)の射撃も加わって来る。
ただ飛ぶだけでは意味はない。
だが今回は、パウルの演算能力への負荷を増やすと言う意味では、射線の通る道を増やしたり、回避手段や回避する方向を増やしてパターンを多くすると言うのはとても有効だった。
「……大慌てだね。自慢の頭脳が機能してたか、ちょっと疑いたくなるよ」
かみさまに祝詞を。幸人はパラドクスを宿した眼をパウルに向ける。
「……ねえ。きみも、おれを見てよ」
『ぬぅ!?猪口才な!』
パラドクスではない攻撃はダメージにはなり得ないが、それでも装備品による攻撃は一般法則破壊から外れ、自動的に無効化出来る訳ではない。
そこに本物のパラドクスが何処から飛んでくるか分からない状況ではパウルはそれらの攻撃も演算処理の対象とするしかなかった。
「さて……ここが戦場になった瞬間、重要機密を持った部下を逃がしたか……つまりは自分の敗北までも含めて、行動をしていることになる。なら敵の行動はおそらく、自分を犠牲にしてでも復讐者を迎撃するための時間稼ぎのための行動の遅滞と迎撃方法確立のための情報収集か?」
運命はそのように考えてみたが、戦闘中にそのような事を確かめるような術はない。何か情報収集するようなタイミングでもあれば話は別だが、今回の作戦上ではそんな選択肢はなかった。
「遍ク器ニ憑キタル付喪神二畏ミ畏ミモ白ス。付喪神(ツクモガミ)!」
運命は人類史に存在する武器を出現させ、敵へと射出。
ついでに念のため記録をつけそうな機器も巻き込んで破壊しようとする。
以前試した時もそうだったが、時間を歪める逆説連鎖戦では戦闘中の映像を通常のカメラ等で撮影出来るかは疑問が残るものではあるがやる事にマイナスはないだろう。
「今だ!鷹蛇絶撃(オウダゼツゲキ)」
光学迷彩で発見される確率を1/4にまで引き下げた上で、煙幕の中で視認性を阻害する光の結界を張って隠れていた琥兎も運命に合わせて追撃を仕掛ける。
精神を研ぎ澄まして自身の中にあるクロノヴェーダの能力を引き出し得た広範囲の気配察知と視界による遠距離からの攻撃がパウルを打つ。
『ヌゥ!だが、負けぬ!負けぬわ!』
パウルは波状攻撃を受けながらも帝国製兵器群を召喚。
ディアボロスたちに反撃してくる。
「くっ、ダメかっ!」
「……厳しいな」
「これは、こっちの動きが限定されるだけ、かも……」
エトヴァやノイン、幸人、ソラはセルフクラフトで壁を作り出し味方への射線を塞ごうと試みたが、一瞬で崩壊させられてしまう。
一瞬で作れるようなものは当然一瞬で壊される。それが道理だ。作るために費やした時間の分だけ敵の攻撃も増えるのだからダメージ軽減には繋がらない。
そしてディフェンスを行わない限りは味方への攻撃を庇う事も出来ないのでダメージ分散も出来ない。
最も、パウルの高い演算能力から放たれる正確な銃撃ではディフェンスするのは難しかったであろうが。
これなら攪乱するように動いた方がまだ演算能力に負荷をかけられそうだった。
「だが、ジェネラル級を相手にするんだ。何でも試す必要があるだろう」
思っていたような成果が出たわけではない。
だが効果が全くなかったわけではない。
こと今回のパウルとの戦いに関しては複数人のディアボロスたちがそれぞれ違ったアプローチをかけていく事こそが、補助頭脳に負荷をかける事に繋がっている。
「ようやく指揮官を前線に引き摺り出せたのよこの機会を逃すものですか!」
敵の銃撃の中にツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)が飛び込んでいく。
「魔を司りし竜の名の元に命ず! 戦士を鎧え、弱きを護れ、我が鱗!」
戦旗を一振りすると、戦場に魔力障壁を生成。自分や味方への砲撃を防御しようとする。
『貴様程度で吾輩の攻撃を受け止められると思うな!』
だがパウルは更に帝国製兵器群を展開、ツィルニトラの結界の、それも構成された魔力から判断したのか障壁の弱い所を一挙に撃ち抜かれる。
「ぐっ、皇帝陛下への失態を取り戻そうと必死のようね。けれど、私にも人を護って救う魔法の竜神としての意地があるの!簡単にこの守りを抜かせはしないわよ!」
流石にジェネラル級の攻撃を全て受け止める事は不可能と判断したツィルニトラは、受け止めた攻撃の一部だけでも吸収・反射。
「限界ね……最後に仕掛けさせて貰うわ!」
黒竜の首の幻影を生やしブレス状の衝撃波として打ち返しながら自らの戦旗にも円錐状に障壁を形成し突撃槍のようにして突っ込む!
「捏造竜神魔技・竜鱗壁(ツィルニトラ・マギ・リュウリンヘキ)!」
『ヌォォ!?』
敵の砲撃をその身に受けながらもツィルニトラはパウルを押し込む。
「や、クロノヴェーダ、さん。きちゃった♡」
そこへ瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が不意打ちの一撃をかましに呪詛をこめた薙刀を構えて飛び掛かる。
『Überlaufen Taktik』
パウルは帝国製兵器群を召喚し迎撃にかかる……が、一瞬ガクンと下がる。
「トラップの落とし穴、やっと、かかったね」
敵の召喚される場所を予め予知もしくは計測などできたのであれば地形的に仕掛けを施す事は可能だろう。
ツィルニトラに押し込まれた事で五月姫の狙いの場所になんとか持ってくる事が出来たのだ。
『その程度で狂う演算能力ではないわぁ!』
だがパウルはすぐに照準を修正して五月姫に反撃する。残留効果と言ってもパラドクスに影響できるのは多くない。
またトラップが作れるのは当然、五月姫が居る場所のみ。トラップなのだから当然だが、今回の作戦はこちらが攻め込んでいる側であるし、敵の位置に合わせて作れたりする訳ではない。
一度見せたらもう通じる手ではないだろう。
「えっと、独逸では、どう、云うのだったかな」
だが五月姫にとってはその一度で十分だ。
「そう、それだ。――Auf Wiedersehen. 向こうで、断片の王、迎える準備、よろしく、ね?」
“縁”を断つ斬撃が独逸とパウルとの悪“縁”を、絶とうと振り下ろされる。
「皆んなが紡いでくれたこの好機!逃がすわけには行かないわよね!」
更に攻撃が止まないように桜・姫恋(苺姫・g03043)が不意打ちで瞬時に敵の懐へと飛び込むと、無数の自身が斬りかかると思えるような幻を見せながら斬りかかる!
「舞い散れ!鏡面〜桜斬舞〜(キョウメン・サクラザンブ)!」
『ヌゥ!?』
「ジェネラル級だもの……簡単には行かないだろうけどそれでも私達は全力でお前を倒しにいくわよ!」
一太刀ぐらいは浴びせたところで姫恋は深追いはせずに離脱。
味方の射線を作り出す。
「……貴方が有能な指揮官なのは疑い様が無い。けれど、たった一人で戦える程、近代戦も逆説連鎖戦も甘くは無い」
エリザベータ・シゲトヴァール(聖イシュトヴァンの剣・g00490)は飛翔して空中から視野を広く見てパウルの召喚する帝国製兵器群の攻撃を味方にパラドクス通信で知らせ、制圧射撃で邪魔を仕掛けていた。
自らが直接敵を倒す訳ではない。だが多くの仲間とディアボロスをサポートする動きは戦場全体を手助けしていた状況からここで攻撃を仕掛けるべきと判断する!
「射撃開始!死にたくなかったらどいてなさい!」
機銃掃射(ストラフィング)。
空中から携行火器で敵陣を薙ぎ払う様に射撃を行い、エリザベータはパウルを攻撃する。
『貴様らになど、負けるはずがなかろう!!!』
それでもパウルは攻撃によって大きなダメージを受けながらも不意をつくように帝国製兵器群を召喚。
反撃を仕掛けようとする。
「決戦。絶対に退かない。俺たちが、絶対にお前を倒す!俺の攻撃、全て持っていけ!」
その間にもヒカル・クローシィ(空飛びし狙撃兵・g05611)は飛翔しながら敵を追い掛ける魔力の弾丸で狙撃を行う。
浮遊砲と共に放たれた弾丸はパウルの頭と胴を撃つ。
「味方と力を合わせれば絶対に出来る。皆、行こう!」
「オレもいくっすよ!」
レオンハルトもフェイントの弾丸を織り交ぜながら両翼から誘導性のある魔力の弾丸を発射。
狙うは肩の補助頭脳。
『フゥン!邪魔だぁ!』
「あぶなっ」
帝国製兵器群と共に飛び込んできたパウルはヒカルとレオンハルトの弾丸を受けながらも自らも飛び込んでくる。
「挑ませて頂きますわよ指揮官たるジェネラル級!我が筋肉で持って、推し通りますわ!」
しかしそこへ筋肉令嬢が横から突っ込んできてパウルを止める。
『ぬぉ!?なんだ貴様はっ!?』
「九十九家、静梨ですわ!教えてあげますわ、九十九家家訓!『雷電の如く刺激的かつ轟く者であれ!』雷気大槍よ、我が筋肉に宿りて轟雷を響かせよ!」
九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)はグラップルで組み合いながら、膨れ上がる筋肉に自身が魔力と気力で編み出した電気の槍を融合。
全身を帯電状態にして、周囲の機械群に電気を伴う衝撃波となった叫びを上げて電気系統にダメージを与えにいく。
「魔筋技・雷電轟震筋(デーモンアーツ・サンダーボルトマッスル)!!!」
『ヌォォ!?』
フル稼働させている補助頭脳にかかる度重なる射撃攻撃や電撃。そして演算速度を超えて来る程の多重のディアボロスたちの攻撃にパウルは吠える。
「さぁ力比べですわ!」
『吾輩が貴様と同じ土俵で勝負してやる謂われなどないわぁ!』
「きゃあっ!?」
全力で組み合いをしていた静梨だったが、パウルはその力比べに付き合う意味はないと演算。
横から召喚した帝国製兵器群で静梨を吹き飛ばしてしまう。
「その瞬間を――待っていた」
だがそれは承李が隙を突くには十分な活躍だった。
「焔華流……秘奥、十の型。――終炎」
残火の太刀の出力を最大限に引き出す一撃が、パウルの首めがけて焔の一閃を描く。
『グゥッ!?』
のけ反ったパウルは斬撃を躱す。それでも刃はパウルの首を半分斬り裂いていた。
「さぁ、生命を拒絶する焔に呑まれて、消えるがいい……!」
承李は焼き焦がす呪いを持つ精霊刀「残火」にて、室内の気温を上げてパウルの補助頭脳へと更に熱による負荷も追加しにかかる。
これだけで高い効果を発揮する訳ではないが、パウルの負荷は確実に上がっていくだろう。
「集え、光よ!」
御門・雪月(魔機使いの白虎・g02551)はこのタイミングで戦場全体を覆うドーム状の結界を展開する。
(これは先程の戦闘で見せた術!優秀な指揮官なら、さっきの戦いで使われた広範囲殲滅魔術を警戒するはずです!)
雪月の狙いは、大技を仕掛ける事で敵の注意を惹きつけ、自らが囮になって味方が攻撃する隙を作る事であった。
『させぬわぁ!』
幾度もダメージを受けて来たパウルは明らかに短絡的な演算結果から雪月の誘いに乗り、帝国製兵器群を雪月を包囲するように展開してくる。
「陽菜!」
攻撃が来ることを覚悟していた雪月は隠密で身を隠させていたオラトリオの『陽菜』に強烈な閃光を放たせて目潰しを行いながら、自らも聖光の断罪(ジャッジメントレイ・ジ・エクスキューション)を放つ。
『ヌォォオ!?』
「このくらい!」
周囲の一斉射撃を三重結界で防御するもジェネラル級の猛攻に沈む雪月と、消えゆく陽菜。
それでもその閃光はパウルの隙を作り出す事に成功する。
「これが、ボクの勝利のおまじない」
ドッグタグを手に握り、その甲にキスをする。
レイは魔力で編んだ矢に更に魔力を込め、 幾重にも属性、要素をレイヤーの様に重ねがけし本質を濁し隠した機械魔導弓【ACRO】をパウルへと向ける。
「重ね、覆い、謀る、見極められるか……!多重術層の一矢(レイヤードアロー)!」
『ヌォォオ!?』
放たれた矢を見て、補助頭脳をフル稼働させてその軌道を、力を見極めんとするパウル。
だが度重なるディアボロス達の猛攻が、その補助頭脳の演算能力の限界を迎えさせていた。
「炸裂せよ!」
演算結果が出る前に、矢が爆発。
磁場、雷撃の属性が込められた矢がパウルの肩にある補助頭脳を大きく揺らす!
「ご自慢の高速演算とやらもこれで少しは大人しくなるでしょうか?」
特殊な選択肢があったわけではないため、恐らくこれらを壊す事は出来ないのだろう。
正確に攻撃が命中しても、パウルの補助頭脳が壊れる様子はない。
だがそれでも、確実に隙は生まれた。
「――Blühe.」
狙いすましたクロスボウの矢が二射。連続でパウルの補助頭脳に更に当たり爆発する。
壊す事は出来なくとも、物理的な衝撃を幾度も与える事はパウルの補助頭脳の演算処理能力に影響を与えている。
「今だ!」
「貰ったよぉぉぉ!」
燐寧が動きの鈍ったパウルの前に飛び込んでくる。
その位置は召喚された帝国製兵器群とパウル本体を同時に狙える唯一のポイント。
「舐めるなよ……ここからが!あたしの!!復讐の時間だぁぁぁぁぁーーッッ!!!」
パラドクスを発動すると、大量の怨念が集積・具現化し手にした巨大鎖鋸剣≪テンペスト・レイザー≫が更に超巨大化。
全長約15mの超巨大鎖鋸剣を肉体改造と怪力無双で強化した膂力で無理やり振り回し、周囲の兵器ごと巻き込んで解体し尽くさんと破壊の嵐を巻き起こす。
「粉々のっ!グチャグチャにっ!なっちゃえー!!」
『ヌォォオ!?』
切断には至らない。ギリギリで身を避けられた。
それでもパウルには大きなダメージを与えられただろう。
何より広範囲への大質量攻撃が戦場を一気になぎ倒した。
状況の変化、それはパウルが改めて計算し直さなくてはならない要因だ。
「すぅ~はぁ~よし!格上に対して無茶責めはしない。どう考えても乱戦になるしヤバい死地に居るときほど心を凍らせて冷静にーーーシノビの仕事見せちゃうぞ!!」
ということで戦況を冷静に見極めて影に身を潜めていた長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)がパウルの背後を取る。
「瞬神一撃!!忍法・影渡り(カゲワタリ)」
『ヌグッ!?貴様、何処から!?』
完全に予想外の奇襲の一撃にパウルの演算機能は一瞬、エラーを起こしてしまう。
高い演算能力を持つパウルに対しては煙幕などで身を隠す行為だけでは例え光学迷彩で確率を1/4にまで下げたとしても、そんなもの関係ない程の発見確率で看破されていた可能性は高かった。
だがこれだけの乱戦、そして補助頭脳による演算にかかる負荷、そして他の仲間の攻撃を通すための囮。
それらが、複数のディアボロスの接近を後押ししていたのだ。
「鏡が映すは、夢か現か幻か。シュピーゲル」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)が夜永の攻撃に合わせて反撃の隙を与えずパウルに幻を見せながら、現実では回し蹴りをお見舞いする。
「ここでの勝利が失くしたものを取り戻す為の大きな一歩になるはず。油断せず、でも萎縮もしない。今出来る最善を」
「では!」
『グッ!?貴様らっ!』
攻撃し終わったマティアスを夜永が回収しながらその場を離脱。シュッと影へと消えていく。
「虚を突く一刀を。アサシネイトキリング」
「……」
代わりにモブオーラで注目される確率を半減させていたサティニフィア・ネイバーライト(スゴ腕情報屋・g00008)のナイフと、ノインのワイヤーはこの機を逃さずパウルを捉える。
「少しずつでも奴に負荷を与え続けられたなら必ず斃せる、アタシはそう信じてるぜ!」
「やっとこの時が来たか。死んでもらう」
共に放つ致命的な一撃がパウルの身体に突き刺さる。
『ヌォォォ馬鹿なッ!?吾輩の演算結果を、上回るだと……っ!?』
「卑怯搦手なんでもござれ、出し惜しむな、ある物は全て使え、手抜き手加減一切無しだ!確実に、ここで殺す!」
優はガンブレードA×Sionと籠手型の爆炎噴射砲ヌイの右腕を装備して接近戦を挑みにいく。
その動きは、閃きと幸運に任せ、戦場内にあるものを利用して、敵の意表をつく攻撃を繰り出す、ストリートストライク!
「人間の脳では到底追いつけない速度で僕達の動きを予測して的確に対応してくる……けれど、それが機械の限界だ、そこがお前の限界だ。人間の素っ頓狂な想像力は、未来を……運命を変えるんだ!」
万全の状態のパウルであれば、戦場内の情報すら演算し、逆に優の動きを誘導する事すら出来ただろう。
だがこの場は燐寧によって一度大きく戦場を破壊され、そして今、明らかにパウルの補助頭脳は混乱をきたしていた。
この状況であれば閃きによって動く優の動きについていけるものではない。
『ヌ、グッ、吾輩が、吾輩の、頭脳が……!』
「ボ、ボクもいきます!」
更に遠距離から瓦礫や爆弾を投げつけて帝国製兵器群の攪乱を行っていた小雪もパウルの懐に飛び込んでこようとする。
が、どうみても動きがトロい!
接近戦は本来得意ではなさそうな事がこれまでの戦いからも演算される。
「ほ、本命はコダマ、です!」
しかしそれは小雪の作戦!
非常に大きな音がなる防犯ブザーで注意を引きつけてその瞬間にフードの中に隠していたモーラットコミュの『コダマ』が飛び出す!
『もきゅ!』
「モーラットサンダーです!」
『ヌォォッ!!!!ヴィルヘルム2世陛下、万歳ィィィィ!!!』
バチバチと電撃を受けて動きを止めたパウルは最期を悟り、天を仰いで栄光を叫ぶ。
「これはアタシのとっておき! 4つの力、纏めて一気に喰らいなさい!」
そしてパウルの視線の先、仰ぎ見た頭上には杖を天に掲げ、上空に魔法陣を出現させていたソラがいた。
「熱狂と湧然の四元光芒!(エキサイトステージ・ストライク)」
火・水・風・地の四大元素のエネルギーを集中させた魔力砲がパウルを撃ち貫くのであった。
ジェネラル級クロノヴェータ。
陸軍参謀総長『パウル・フォン・ヒンデンブルク』
多くのディアボロスの参戦と挑戦により、撃破完了!!!
『御門・雪月(魔機使いの白虎・g02551)は重傷を負った』
『ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は重傷を負った』
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【飛翔】がLV9になった!
【照明】LV1が発生!
【フライトドローン】がLV4になった!
【悲劇感知】LV1が発生!
【通信障害】がLV4になった!
【完全視界】がLV4になった!
【水源】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
【友達催眠】LV2が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【クリーニング】がLV3になった!
【操作会得】LV2が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV2になった!
【ハウスキーパー】がLV2になった!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
【反撃アップ】がLV5(最大)になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【アヴォイド】がLV7になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
【先行率アップ】LV3が発生!
【ドレイン】がLV5(最大)になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【フィニッシュ】LV2が発生!
最終結果:成功 |
| 完成日 | 2022年03月17日 |
| 宿敵 |
『パウル・フォン・ヒンデンブルク』を撃破!
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