オルレアン強襲制圧作戦
攻略旅団の提案にもとづく誘導作戦を成功させた事で、オルレアンを支配するジェネラル級キマイラウィッチ『ジル・ド・レ』は、ディアボロスの拠点がオルレアンの南方にあると断定。オルレアンに残る戦力を大動員し、オルレアン南方地域の蹂躙作戦を開始しようとしています。
ジル・ド・レが大軍を率いて南方に向かった後、手薄となった『オルレアン』の攻略作戦を実行してください。
オルレアンが攻撃を受けている事を知れば、ジル・ド・レは大軍と共に引き返してくる為、この作戦は時間との戦いとなります。
オレルアンの城壁を突破し、オルレアンに残留するキマイラウィッチの軍勢を撃破し、早急にオルレアンの制圧を成し遂げなければなりません。
期限までに、オルレアンの制圧を成し遂げられれば、拠点を奪われたジル・ド・レの軍勢をオルレアン周辺から駆逐する事も可能となるかもしれません。
!特殊ルール!
このシナリオが完結されると『オルレアン強襲決戦』の戦闘が有利になります。
このシナリオは、攻略旅団の『期限延長』の対象に出来ません。
ジル・ド・レ
城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ
一瀉千里は火勢の様か(作者 海鶴)
#火刑戦旗ラ・ピュセル
#オルレアン強襲制圧作戦
#オルレアン
#ジル・ド・レ
#城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ
#オルレアン戦争
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●オルレアン
ジェネラル級キマイラウィッチ『ジル・ド・レ』は謁見の間にて集結したキマイラウィッチを前にして宣言した。
それは多くの情報から彼が推察し、決定したことを、である。
「ディアボロスの拠点は、このオルレアンの『南方』だ」
どよめくキマイラウィッチたち。
彼らの瞳には復讐の対象として定めたディアボロスとついに相まみえることへの興奮が漲っているように思えた。
とは言え、詳細な位置までは判明していない。
しかし、ディアボロスの行動は理解できる。
その南方の拠点よりオルレアンを攻め立てるつもりなのだろう。
はっきりいって小賢しいことこの上ないことだと『ジル・ド・レ』は気炎を上げる。
「今こそ、復讐の機会! ディボロスを殺し尽くせ!」
その言葉にキマイラウィッチたちもまた同様に気炎を上げ、その士気が大いに隆盛を見せる。
そして、『ジル・ド・レ』はジェネラル級『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』を一歩前に呼び立てる。
「俺が留守の間は、オルレアンの守備はお前に任せる。防衛戦となれば、お前の右に出る者はおらぬ。お前にしか任せられぬのだ」
「ディアボロスの拠点を潰す作戦に参加できぬのは残念であるが、ディアボロスがオルレアンに攻め込んできたら、そのディアボロスは全て俺が殺させてもらおう。構わぬか」
その言葉に『ジル・ド・レ』は大いに頷き、そして歯を剥いて笑うのだった。
●パラドクストレイン
シルヴァーム・カリニミタリ(人間のヨーガダンサー・g11467)は集まってきたディアボロスたちを前にして手を合わせ一礼を以て出迎えていた。
「よく来てくれた。火刑戦旗ラ・ピュセル、オルレランの攻略も大詰めである」
彼女の言葉にディアボロスたちも頷くだろう。
「攻略旅団による陽動作戦の成功によって、オルレアンの『ジル・ド・レ』は我らが拠点がオルレアン南方にあると判断し、戦力の殆どを南方に向けて進軍させたようだ」
これはオルレアン攻略の好機である。
この隙をついてオルレアンを制圧できれば、とディアボロスの多くが思ったことだろう。
だが、問題がある。
「確かにオルレアンの戦力の多くが進軍したが、オルレアンには未だジェネラル級キマイラウィッチ『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』が残り、防備を固めている。制圧するためには、オルレアン市街地を制圧すると同時に、『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』も撃破する必要があるのだ」
『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』は防衛時に比類なき力を発揮する特殊能力を有している。
故に撃破には決戦に先立ち、オルレアンの開放を行う必要があるだろう。
「言うまでもないが、これは時間との勝負だ」
そのためにまずは何をしなければならないのか。
オルレアン制圧のためには、その城壁を護るトループス級の排除が必要になるだろう。
そして突入した市街地のトループス級を撃破し、アヴァタール級を打倒できればオルレアン制圧は一歩前進すると言える。
「市街地のキマイラウィッチたちは、自分たちがディアボロスの拠点に攻め入る側だと油断している。付け入る隙はあるだろう。また、火刑戦旗ラ・ピュセルのディアボロスは『キマイラウィッチに敗北した国王軍の残党』と言った認識をされることが多い……これも利用できれば、市民の協力を得ることもできるかもしれない」
だが、とシルヴァームは言い含めるようにしてディアボロス達に告げる。
「とは言え、だ。市民は一般人。戦闘に巻き込まれれば、被害が出ることは在り得る話だ。その点は慎重に考慮していただきたいのだ」
一般人の被害はディアボロスにとっても望むものではないだろうからだ。
「この戦いは皆の力にかかっている。我らの動きは『ジル・ド・レ』にも情報として伝わるだろう。だが、それはすぐさまに、ではない。この僅かな時間、期間において皆が活躍すれば……」
そう、『ジル・ド・レ』がオルレアンに戻って来るまでの間に『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』を撃破できれば…多くの戦果が期待できるはずだ。
そして、もしも仮に、だが。。
攻略に失敗すればディアボロスの拠点が南にはない、ということが露見する。
そうなれば、真の拠点である『パテー』に危険が及ぶこともあるかもしれない。
迅速果断なる動きをしなければならない理由はここに集約されるだろう。
「オルレアンの制圧も叶うはずだ。どうか皆の力を貸して欲しい」
そう言ってシルヴァームは頭を下げ、ディアボロスたちをパラドクストレインへと送り出すのだった。
●オルレアン市民
人々は見ただろう。
キマイラウィッチたちが意気揚々と……それこそ、水を得た魚のように喜々たる様でオルレランから出撃していく姿を。
「あんな大軍が出撃するってこと、あったか?」
「それだけの敵がいるってことなのだろう? じゃあ、もしかして」
人々は密やかに互いの顔を見合わせる。
言葉が漏れないように、額を突き合わせるようだった。
「国王軍か? けど、キマイラウィッチに散々に負けたって話だったぞ?」
「わからん。だが、事と場合によっては、この市街地も戦場になるかも知れない。女子供は家からでないように……」
そこまで語り、人々は足音に気がついて膝をつく。
頭を下げ、トループス級『少年合唱団・猿』が見合わる姿に見咎められないように平身低頭でもってやり過ごそうとする。
その威容は一般人である彼らにとっては脅威以外のなにものでもない。
先程の会話から一縷の希望すらかき消されるような恐怖が、彼らの中には根強くこびりついていた。
リプレイ
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
ジルドレ達は上手く騙されてくれたか…不慣れな事をした甲斐があったよ
城亀の特殊能力…断定は出来ないけどもし、あの城壁にそれが適用されてるなら、こっちの【建物復元】に似たものなのかな…
破壊して強引に押し通る、というのは難しそうだね
PDコキュートスサイドワインダー発動。
《魔風双剣シーカーエッジ》で空間を斬り裂き、裂け目から凍て付く稲妻を発射するよ。着弾地点には紅蓮の氷華が咲く
これを活かして、即興の遮蔽物を作りながら戦おう
音の大砲か。オーケストラのように連携してくる可能性があるかな?
城壁の上に氷華が咲くように凍て付く稲妻を発射して敵を分断しよう
障害物があれば連携もおぼつかなくなるはず。その隙を付いて各個撃破を狙っていこう
グランダルメ。大陸軍。君らがどれだけディアボロスを憎悪しても、それは還ってこない
けど滑稽だとは思わない。軽く見る気も…その怒りと執念が今の君達の原動力なんだね
諦め切れないなら引導を渡そう。そう気持ちを定めて心身攻撃に抗う
その復讐心ごと凍て付き砕けろ
一里塚・燐寧
皆にとってここはオルレアンだろーけど、あたしにとっちゃ古代ガリア人の要塞ケナブム!
カエサルが戦った場所のすぐ近くで城壁を攻めるなんてテンション上がっちゃうよぉ~
ま、中の人ごと焼き払っちゃったらまずいし、ほどほどにしとくけどねぇ
城壁に自分からは必要以上に近づかず、遠くから敵を狙うよぉ
《DCブラスター》で撃ち合って注意を惹き、、接近戦や城壁近くまで張り付いてから登る作戦を試みる・もしくは壁を用意しようとする仲間に注目が行かないようにしよう
あとは、城壁を攻撃に巻き込んでちょっとでも崩せそうならそれも狙ってみよっかな!
壁が崩れれば、その隙間から一方的にこっちを見てる奴がいても次からは狙えるよーになるからねぇ
ブラスターの銃身に怨念のエネルギーを一気に溜め込み、『闇雷収束咆』として解放するよぉ
赤黒い破壊的プラズマ熱線で敵の装甲と城壁の一部を消し飛ばしちゃおう
敵が反撃で掴みかかってきたら全力でもがいてなるべく早く拘束から逃れ、叩きつけに受け身を取れるようにするねぇ
おっとっとぉ。おさわりは厳禁だよぉ?
オルレアンの城壁を見やる。
そこに警戒の色は強くないように思えた。
南方に多くの戦力を集中させ、ディアボロスの拠点を蹂躙する。
それがジェネラル級キマイラウィッチ『ジル・ド・レ』の決断だった。確かに圧倒的な戦力による戦いは数の暴力をもって敵を打ち倒すだろう。
しかし、それは真にそこに打ち倒す敵がいればこそである。
大軍を動かすということは容易なことではない。
群れが大きくなれば身動きが取れないようになるのと同じように、『ジル・ド・レ』の大軍は、ディアボロスの流した陽動情報によって存在しない拠点を目指していた。
この隙にディアボロスはオルレアンを制圧するために迫っていたのだ。
「『ジル・ド・レ』たちはうまく騙されてくれたか……不慣れなことをした甲斐があったよ」
ニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)はしかし、と城壁を見やる。
『ジル・ド・レ』の留守を護るジェネラル級の能力は判然としない。
だが、防衛に特化した能力であるのならば、オルレアンを強引に制圧するのは難しいだろう。
だからこそ、己たちはオルレアン市街地を手早く制圧しなければならないのだ。
「皆にとってはここはオルレアンだろーけど、あたしにとっちゃ古代ガリア人の要塞ケナブム!」
「そうなの?」
「そう! カエサルが戦った場所の近くで城壁を攻めるなんてテンション上がっちゃうよぉ~!」
ニルキャスは、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)の高揚ぶりに、そういうものかと思う。
最終人類史に語られる歴史と改ざんされたディヴィジョンの歴史。
その相違はあれど、燐寧にとっては史跡を巡るようなものであったのかもしれない。
現実に目の当たりにして、言葉や文字で知るよりもずっと肌に感じるものがあったからこその高揚なのだろう。そうした彼女の高まりにニルキャスは簡単に同意は示せなかったが、しかし識ることから敵を打ち倒す方策を編み出すこともできる。
「そう聞くと破壊して強引に押し通る、というのは難しそうだね」
「たしかにね。でも城壁なんていうのは取り付くのが難しいけれど、駆け上がってしまえば城壁の上の恐ろしい敵も同じ地面に足をつけた対等な敵だよ。そのためには!」
燐寧の瞳がパラドクスに輝く。
敵は警戒が緩いが、まったくの無警戒というわけではない。
城壁の内側であればまだ警戒が緩いだろうが。
「怨み募りし魂よ、群がり集いて荒れ狂え。汝ら、牙なき羊にあらず。餓竜となりて怨敵を喰らうべし……な~んてね、ドカーンっていくよぉ!」
彼女の周囲に怨念が渦巻き、肉体に吸い込まれていく。
溜め込まれた大念はエネルギーに変換され、闇雷収束咆(プラズマ・ダーク・ハウリング)として一気に解き放たれる。
火線、否、破壊的プラズマ熱線の一撃が城壁の上にいたトループス級『フリアン・ドール』の体躯を吹き飛ばす。
その一撃に城壁にいた『フリアン・ドール』たちが動き出す。
「パラドクスによる砲撃を検知。対処に当たられたし」
「ディアボロス発見。攻勢に出る」
瞬間、パラドクスが煌めく。
プラズマ熱線を真正面から受け止め、その鋼鉄の体躯を溶解させながらも『フリアン・ドール』は燐寧へと迫る。
巨大な体躯、その腕が彼女を掴み上げんと迫る。
「おっとっとぉ。お触りは厳禁だよぉ?」
『テンペスト・レイザー』と『フリアン・ドール』の腕部が激突し、火花を散らす。
さらに次々と『フリアン・ドール』が城壁の上から燐寧を狙う。
しかし、彼女は口角を上げる。
「あたしにばっかりかまっていていーのかなぁ?」
「そういうこと――増幅、増幅、増幅、招来」
その言葉は『フリアン・ドール』の直下から響いた。
視線を向けた瞬間、彼らが見たのは空を切り裂く十字。
『魔風双剣シーカーエッジ』が刻んだ空間の断裂。その十字から溢れ出すのは冷気と稲妻であった。
それはニルキャスのパラドクス。
燐寧が派手なプラズマ熱線のパラドクスで上壁上の『フリアン・ドール』たちの意識を引き付けた瞬間にニルキャスは城壁へと駆け上がりながらパラドクスを発露し、彼らへと叩き込んだのだ。
放たれたパラドクスは着弾した『フリアン・ドール』たちの駆体に紅蓮の氷華を咲かせ、城壁を駆け上がる取っ掛かりとなるのだ。
「ディアボロスが城壁に取り付いた。排除を」
「させないってんでしょ!」
迫る『フリアン・ドール』が放つは衝撃の如き行軍歌であった。
それは大陸軍の正義、喪われた威信は体現するかのような凄まじい音の大砲であった。
衝撃が氷華を砕きながらニルキャスに迫る。
「グランダルメ。大陸軍。君等がどれだけディアボロスを憎悪しても、それは還ってこない。けど、滑稽だとは思わない。軽く見る気も……その怒りと執念が今の君たちの原動力なんだろうからね」
奪われたから奪い返す。
漂着して魔女化したとしても、変わらぬ復讐の意志。
諦観していいものではないのだろう。
故に、ニルキャスは城壁を駆け上がり、その上に立つ『フリアン・ドール』へと向き合う。
「その復讐心ごと凍てつき砕けろ」
構えた『魔風双剣シーカーエッジ』が再びパラドクスの輝きを放ち、城壁上に氷の華を咲かす。
その氷華目掛けて放たれるのは、燐寧のプラズマ熱線。
吹き荒れる衝撃。
城壁の上の敵は排除できた。なら、と彼女は一気にニルキャスの元へと駆け上がってくる。
「敵を引き付けてくれてありがとう」
「いやーうまく行ったね。さ、立ち止まってる暇はないよ。次は市街地だ」
「でも、一般人もいるみたいだね」
「彼らを巻き込むのは、皆も本意じゃあないよねぇ。さて、どうしよっか」
彼女たちが見下ろす先にあるのはオルレアンの市街地。
自分たちが城壁を駆け上がったことを敵は、キマイラウィッチは戦いの音で察知しただろう。
けたたましい鳴き声が聞こえる。
それは奇妙な猿の声であり、叫びだった。
「お出ましだねぇ」
息つく暇もない、と二人はここが敵の拠点オルレアンであり、制圧せねばならぬのだと改めて理解する。
騒々しい気配と共に二人が降り立った市街地に新たなるトループス級キマイラウィッチたちが迫らんとしていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
稲妻の如く、そよ風の如く、オルレアンを解放しよう
仲間と動きを合わせ
まず可能なら身を隠す
プラチナチケットで手分けし付近の市民に素早く聞き込み
俺達は国王軍のディアボロス
再び力をつけ、今、魔女達を一掃するためにこのオルレアンに戻ってきた
どうか協力してほしい
安全な場所に留まる事を言い含め
魔女達の巡回ルート、普段いつ頃通るか等を聞き奇襲の参考に
猿は高所も通るのだろうか
建物等の陰を伝って忍び足で移動
住人の安全第一に、広く人気のない場所で物陰に潜み
PD通信を借り機を合わせ、仲間と別方向から一斉に奇襲を
魔女にもハーメルンの笛吹きがいたが
Wandervogelを演奏し、幻影の英雄を召喚しPD攻撃
楽し気な音色で誘う
英雄は笛吹きを退治した騎士だが……
歌が得意なら踊って遊ぼうよ
ジル・ド・レに置いていかれて寂しいだろう
街でなく自身に狙いを惹こう
仲間の死角を守り援護
なるべく囲い込む
狙い合わせ、倒せる敵を撃破し連携妨害
市民や街を狙う敵は優先
敵の攻撃には
自身の音色に集中し耳を貸さない
もうお遊びはおしまい
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
第一関門の壁越えは果たせたね。
派手にやったから、油断していた猿型キマイラも警戒態勢か
仲間とは分かれていった方がよさげかな?
挟み撃ちを警戒して壁沿いに進んで、現地の人と接触を図ろう
対話の時は【プラチナチケット】を使うよ
僕達はシャルル国王の名の下魔女を討ち滅ぼすディアボロス
空葬竜鎌を召喚して見せれば、そういう存在だと感じ取ってくれるかな?
信用を買えたら奇襲に使えそうなポイントを聞き出して家とかの安全な場所に避難を促すよ
女子供、家族を守れるのは君達の役目。けど、君達があいつらに立ち向かう必要は無いしそれを恥じることもないから後は任せてほしい
聞き出した情報は仲間と【PD通信】で共有しよう
奇襲ポイントで猿を待ち伏せして攻撃の機会を伺うよ
3匹でグループになる習性があるなら、好都合かもしれない
PDタービュランスエッジを発動。
空葬竜鎌を構えて加速疾走、駆け抜けるように乱れ斬りの裂風を爆ぜ拡げ、3匹同時に痛手を負わせる
猿の連携攻撃には、回転斬りの要領で裂風を巻き起こして迎え撃つよ
一里塚・燐寧
うーん、おフランス感0の🙈🙊🙉だねぇ
親玉のジル・ド・レもゴリラの阿修羅だし、キマイラウィッチのセンスが心配になるよぉ
猿に気付かれるのが避けられないなら発見された奴はブッ殺して、その間に仲間にふつーの人達の説得に行って貰うよぉ
逆に隠れればバレないなら、裏路地や物陰を静かに歩いたり、敵の視線がある間は手近な藁山に隠れるとかして人探しに行こっか
手分けする場合は【パラドクス通信】で連絡して、後で合流するねぇ
ふつーの人達との会話時には【友達催眠】を使用
あたし達はシャルル軍の中でもサイキョーの騎士でさ
ただの武器じゃどーやってもブッ殺せない魔女をクズ肉に変える奇蹟が使えるんだよぉ
ね。あいつらをいきなり襲うのに良い穴場スポット教えてくんない?
聞いた情報を元に、待ち伏せや背後からの奇襲で猿くん達を殺るよぉ!
『呪式:招魂電火』を発動し呪力光線をドバドバ浴びせちゃおう
反撃は≪テンペスト・レイザー≫の刀身を盾代わりに受けつつ、髑髏くん達にどんどん攻撃して貰うねぇ
あは。居残り組なら安全とでも思ってたかなぁ?
「うーん、おフランス感0の見ざる言わざる聞かざるだねぇ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、己たちが城壁を乗り越えた戦いの音を聞いて集まってきた警らのトループス級『少年合唱団・猿』たちの姿を遠目に認める。
「第一関門の壁越えは果たせたけどね。派手にやったから、油断した連中も警戒態勢にはなっているみたい」
とは言え、とニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)はまだ自分たちの存在がトループス級らに露見したわけではないと理解する。
しかし、時間の問題だろう。
燐寧はならば、とニルキャスに向き直る。
「この場は燐寧さんにお任せあれってねぇ。こっちが引き付けておくから」
「わかった。現地の人と接触だね」
ニルキャスは頷いて城壁から市街地へと飛び出す燐寧の背を見送ることなく即座に行動を開始した。
燐寧は、残留効果を手繰り寄せる。
この場に駆けつけたディアボロスたちと連携をするためだ。
「速攻ってねぇ!」
燐寧は、その瞳にパラドクスの光を灯し、その手に火を纏った髑髏を呼び出す。
口蓋が開いた瞬間、放たれるのは怨念を凝縮したかのような、稲妻の如く宙を走る呪力光線。
その一撃が瞬く間に『少年合唱団・猿』の一体を穿つ。
声を上げる間もなく倒されたトループス級の死骸を市街地の影に蹴り飛ばす。
「親玉の『ジル・ド・レ』もゴリラの阿修羅だし、キマイラウィッチのセンスが心配になるよぉ」
正直、見ていられるものではない。
さて、と燐寧はパラドクス通信でもって仲間たちが無事であるのかを確認し、市街地を警らいているトループス級強襲のために合流を果たすために走るのだった。
「さながら稲妻の如く、そよ風の如く、だな」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、仲間たちが電光石火のように城壁をのりこえ、市街地に入り込んだ手際に感心するようだった。
オルレアンの戦力の大半が己たちの陽動情報によって在りもしない南方の拠点に向かったことから、市街地を警らするトループス級の数もさして多くはないと判断できる。
手繰り寄せた残留効果でもってエトヴァはニルキャスと合流を果たす。
「現地の人たちに協力を仰ぎたいんだけれど、国王軍として相対した方がいいよね?」
「ああ、一度敗退したと彼らは思っているようだからな。彼らをキマイラウィッチの支配から解放するためにも、と伝えよう。トループス級の警ら……巡回ルートなどであれば、彼らものほうが詳しいはずだ」
二人はパラドクス通信で燐寧が無事であることを確認し、遅れて合流することを知る。
「なら、俺達も行動しよう」
「うん。あ、あの人達はどうかな?」
ニルキャスは市街地、トループス級たちが居ない場所を足早に往く男たちの姿を認める。
二人は直ぐ様に男たちの後を追って、路地裏に入り込んだのを認めて彼らの肩を掴む。身を震わせる男たちに二人は自分たちが関係者であると思わせるために残留効果を手繰り寄せる。
「あ、あんたたちは……」
「俺達は国王軍のディアボロス」
「シャルル国王の名の元に魔女を討ち滅ぼす者だよ」
その言葉に男たちは目を見開く。
「だが、国王軍は敗退した、と」
「再び力をつけ、今、魔女たちを一掃するためにこのオルレアンに戻ってきた。どうか協力してほしい」
「そ、それはもちろん。だが、どうする。連中、最近は特に慌ただしくて……」
「構わないよ。君たちはこの市街地に暮らしているでしょ? 特に警らしてる魔女たちの姿をよく見ているはず。なら、奇襲に使えそうな場所とかあるんじゃない?」
ニルキャスの言葉に男たちはしばし考える。
「広場に繋がる道なんかどうだ。奴ら必ず広場を経由して詰め所めいた所に戻っていく。けど、あいつは……」
怪物、バケモンなのだと男たちは言いたいのだろう。
「心配ご無用。あたし達はシャルル軍の中でもサイキョーの騎士でさ。ただの武器じゃどーやってブッ殺せない魔女をクズ肉に変える奇蹟が使えるんだよぉ」
その言葉を引き継ぐようにして遅れて合流した燐寧が胸を張って伝える様に男たちは、希望に表情を明るくするだおる。
彼らはもしかしたら、という気持ちになったかも知れない。
「お、おお……それは頼もしい。なら、やはり、詰め所に向かう前の広場に繋がる道がいい。そこなら連中を逃がすこともないし、広場に逃げ出せば……」
「周りへの被害は多くない、というわけだね。わかったよ。教えてくれてありがとう」
「ああ、だが君たちは安全な場所に留まってくれ」
「だが、あんたたちばかりを戦わせるわけには……」
男たちの言葉にニルキャスは頭を振る。
「女子供、家族を守るのは君たちの役目。あいつらに立ち向かう必要はないし、それを恥じることもないから後は任せて欲しい」
「そーそー。情報提供だって立派な戦いだよぉ」
「ああ、行こう」
男たちを路地裏に残して三人は即座に広場に繋がる道へと向かう。
建物の影に潜めば、完璧に広場に向かうトループス級たちを教習することができるだろう。
そして、男たちがもたらしてくれた情報は正しかった。
「広場に向かっていくね」
「タイミングを合わせよう」
その言葉と共に三人のパラドクスが煌めく。
「シャレコウベちゃんたち、出番だよぉ!」
「増幅、増幅、増幅、拡散―――乱れ荒ぶる裂風をこの手に。爆ぜ拡がれ無尽の空刃」
エトヴァのかなでる旋律と共に幻影の英雄、騎士たちが一気に飛び出し『少年合唱団・猿』たちを穿ち、さらに燐寧の呼び出した髑髏から放たれる呪力光線が彼らを吹き飛ばす。
そこにニルキャスの疾風まとう回転斬りの一撃が、その首を刎ね飛ばすのだ。
「次!」
「歌が得意のようだが、踊って遊ぶ時間は与えないさ。『ジル・ド・レ』においていかれて寂しいだろうがね」
エトヴァの旋律と共に幻影が広場から『少年合唱団・猿』へと突撃する。
「もうお遊びはおしまいだ」
「あは。居残り組なら安全とでも思っていたのかなぁ?」
その油断が命取りだと燐寧は笑いながら、稲妻ほとばしる呪力を炸裂せる。
「これで最後だよ!」
ニルキャスの一撃が最後の『少年合唱団・猿』の首を刎ね飛ばす。
瞬く間に警らの一団を打倒したディアボロス達。
市民たちの言葉によれば、この広場の先に詰め所のような場所があるらしい。であるのならば、この戦闘の音を聞きつけたキマイラウィッチが広場に飛び出してくるだろう。
「な、なによ、どういうことよ、これは!?」
広場に現れたのは、アヴァタール級『オクトパス・ウィッチ』だった。
ディアボロスたちの迅速な警らのトループス級の排除によって、彼女を護る者はいない。
それどころか、突如として現れたディアボロスに動揺しているようだった。
この動揺の隙を逃す手はない。
戦いを優位に、それこそ疾風のようにオルレアンを制圧することこそが、今回の作戦の肝なのだ。
「なんで警らの奴らが戻ってこないで、ディアボロスがいるのよ!?」
ヒステリックな声が広場に響き渡り、それが戦いの開始を告げるようだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【命中アップ】LV1が発生!
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
どういうこと、か…騙す為に策を練ることは何も、キマイラウィッチの専売特許じゃないんだ
今回の化かし合いはディアボロスの勝ちだった、ただそれだけのこと
恨むなら、ジルドレの裁量を恨めばいい
察するにあんたは、自身に復讐心を抱かせるタイプだ
あの人達に替わって僕達が処そう
PDアフターバーニングゲイルを発動
《魔風双剣シーカーエッジ》を構え、竜翼とマントに暴風を纏わせて加速
疾風と化してキマイラウィッチの俊敏さに負けないようにそのタコ足を斬って斬って斬り飛ばして、機動力を奪おう
惑わす動きも目に入らなくなるぐらいに加速して、ひたすら削ぐことに精神を集中させて殺意を研ぎ澄ませる
双剣を逆手に持ち替えて、加速した勢いを活かした回転斬りでトライデントの横部分にブチ当てて刺突の軌道を逸らし直撃を避けるよ
それで隙を生んで、仲間との連携攻撃に繋げよう
悪いけど、先を急いでいるから手間取るつもりはない。城亀の元に攻め入った仲間達に繋ぐために…今回はそういう、合同作戦なんだ
1つ目の区域は、これで解放される
一里塚・燐寧
うーん、なんでだろねぇ
多分だけど……日ごろから周りに好かれるようなことしてないからじゃない?
いつどこにいてもおかしくないんだよぉ。きみ達みたいなクズに泡を吹かせたいって奴はさぁ~
脚の触手で予想のつかない動きをされたり、攻撃を捌く手数を増やされると厄介だねぇ
そーゆーわけで『呪式:妖藤苦肉』で足を捕縛しながら攻めてみよっか
地面から突き出した黒い蔦が吸盤の隙間に絡みつき、簡単に動かせないように締め上げる
物理的な拘束と流れ込む毒の苦痛が敵の動きを乱した所に、≪テンペスト・レイザー≫で斬撃を仕掛けるよぉ!
巨大な刃を叩きつけて人体部分の骨を砕き、回転鋸刃でガリガリ削って傷を広げちゃう!
んふふ。あんまり藻掻かない方がいいと思うよぉ?
動かした所に鋸刃が当たって、もっと痛くなっちゃうからねぇ~
反撃に対しては、杖の動きに意識を集中し、分厚い刀身で柄をカチ上げたり穂先を受け止めよう
予測できないなら反射神経でなんとかするっ!
んふふ、いい勝利だったねぇ
このままオルレアンを落とし切って、新宿島で凱旋式をやるよぉ!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
残念だけど、ディアボロスだ
だが、どうやら、招かれざる客はあなた方のようだよ、キマイラウィッチのお嬢さん
ジル・ド・レの不在は値千金
オルレアンの戦いで、街の人々が巻き込まれないならなお……頑張った甲斐があるな
戦況を観察しつつ把握
仲間に合わせて包囲するような立ち位置を取り
戦闘の余波を街に向けさせないように
動きや態度に動揺の見える隙を看破し、狙っていく
PD通信で仲間と連携、動きを観察
Das TOR Der Gedächtnisse(青水晶の絵筆)を宙に滑らせ、漆黒の巨狼を描き出して、PD攻撃
仲間の攻撃に合わせ、俊敏に多方向から翻弄するように攻撃を仕掛ける
ウィッチが苛立ちを募らせるように、動揺を収める間のないように噛みつきや爪で襲いかからせる
敵の攻撃には、タワーシールドを構え、その影で渦巻の直撃を防ぎつつ
粘液まみれは仕方ないのでコートを脱ぎ捨てよう
クリーニングしたくなるな
さあ、このエリアは制圧だ
制圧圏を広げて、亀さんを退治して
ジル・ド・レが地団太を踏むのを見届けようじゃないか
ヒステリックな声が上がる。
それはアヴァタール級『オクトパス・ウィッチ』の悲鳴にも似た声であった。
彼女は詰め所にあって、警らのトループス級が戻ってくるのを待っていた。だが、待てどトループス級が詰め所に戻って来ないどころか、広場の方角から騒ぐような声が聞こえてくれば、まさかという思いがあったのだろう。
「どういうことよ!?」
「うーん、なんでだろうねぇ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は肩をすくめて見せたし、小首をかしげて見せた。
自分もまるで検討がつかぬとでも言いたげな雰囲気であった。
「多分だけど……日頃から周りに好かれるようなことしてないからじゃない? いつどこにいてもおかしくないんだよぉ。きみ達みたいなクズに泡を吹かせたいって奴はさぁ~」
「人間どもね、人間どもがディアボロスを引き入れたてこと!? 許せない、許せない、許せない!」
ヒステリックな声と共に『オクトパス・ウィッチ』の語気が強まり、炎が立ち上るようにして復讐の念が強まっていくのをディアボロスたちは感じただろう。
「別に騙すために策を練ることは何も、キマイラウィッチの専売特許じゃあないんだ。今回の化かしあいはディアボロスの勝ちだった、それだけのこと。恨むなら、『ジル・ド・レ』の裁量を恨めばいい」
「勝手なことを!」
ニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)の言葉に三叉槍を模した杖の刺突が襲いかかる。
鋭い突きだ。
だが、その突きの一撃をニルキャスは手にした双剣で受け止める。
己が竜翼と外套が翻り、暴風を纏う。
煌めくはパラドクス。
押し負けるつもりはない。むしろ、とニルキャスは双剣で『オクトパス・ウィッチ』の体躯を弾き飛ばしながら一気に広場を駆け抜ける。
加速する。
ただそれだけを主眼においたパラドクス。
それが。
「Afterburning Gail(アフターバーニングゲイル)――暴れ狂う疾風を翼へと」
変わるのだ。
己の身にまとう暴風は敵を打ち倒す力。
目にも止まらぬ速度でニルキャスは『オクトパス・ウィッチ』の周囲を飛ぶように駆け抜け、逆手に持ち替えた双剣を振るう。まるで独楽のように回転したニルキャスの体躯から放たれる遠心力の乗った斬撃は『オクトパス・ウィッチ』の下半身、その蛸の触腕を斬り飛ばす。
「くっ……!」
失った触腕をかばうようにして、たわむ下半身。
瞬間、ニルキャスから距離を取るように飛んだ『オクトパス・ウィッチ』の動きを読んでいたように燐寧のパラドクスが煌めく。
「つかまえた~。やさしく解体したげるから、逃げないでねぇ?」
広場の石畳を突き破って出現した黒い蔦が『オクトパス・ウィッチ』の体躯へと絡まり、締め上げる。
ぎちぎちと音が響く。
引きちぎろうとしていることを理解したエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)のパラドクスが重ねて煌めいた。
「残念だけど、逃さない。招かれざる客であるのはあなた方なのだよ、キマイラウィッチのお嬢さん」
エトヴァが宙に描くのは、漆黒の巨狼であった。
青水晶の絵筆が疾走る度に生まれる巨狼は、燐寧の生み出した黒い怨念満ちる蔦によって身動きが取れぬ『オクトパス・ウィッチ』の喉元をかき切らんと鋭い牙を剥く。
「『ジル・ド・レ』の不在は値千金。オルレアンの戦いで、街の人々を巻き込まれないように叩けるのなら、なおのことだ」
エトヴァはこれまで己たちが積み重ねてきたことの成果を感じる。
いつだってそうだ。
キマイラウィッチたちだけではない、クロノヴェーダのやることはいつだって人を苦しめるものであったし、利用するものであった。
それを許せないと思う心があるからこそ、復讐を胸に抱きながらディアボロスたちは戦ってこれたのだ。
「舐める、なっ!」
噴出する粘液。
渦を蒔くようにしてエトヴァを巻き込み、身を拘束する蔦をも引きちぎりながら『オクトパス・ウィッチ』が吠える。
復讐の炎。
その激情を持つのは、ディアボロスだけではない。
『オクトパス・ウィッチ』もまた同様だったのだ。
荒れ狂うような粘液の大渦に飲み込まれた広場の中でニルキャスは暴風と共に疾駆する。
「悪いけど、先を急いでいるから手間取るつもりはない」
そう、オルレアンの制圧は急務なのだ。
守りを任されたジェネラル級のもとに急行する仲間たちに繋ぐためにも、ニルキャス果にした双剣を翻して『オクトパス・ウィッチ』の体躯へと十字傷を刻みつける。
「今回は、そういう、合同作戦なんだ。だから」
「そういうことだよぉ。んふふ。あんまり藻掻かない方がよかったともうよぉ」
再び蔦が『オクトパス・ウィッチ』の腕に絡みつき、手にした三叉槍の如き杖を奪わんとする。
彼女の手にした『テンペスト・レイザー』の鋸刃が『オクトパス・ウィッチ』に刻まれた十字傷を更にズタズタに引き裂くようであった。
「ぐうっ! ……まさか、このオルレアンを、ディアボロスが制圧する!? そんなことが……『ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』の御わす、このオルレアンが陥落することなど……!」
「亀さんのことを言っているのかな? だが、生憎と彼を退治して、『ジル・ド・レ』に地団駄を踏ませるのを見届けるのが俺達の役目だ」
だから、とエトヴァの言葉と共に巨狼が疾走る。
鋭き牙が『オクトパス・ウィッチ』の喉元を切り裂き、鮮血がほとばしる。
「馬鹿な……! こんな……こんなことが!」
「あるんだよねぇ、これがぁ!」
振りかぶった鋸刃が剣呑な音を響かせ、振り下ろされる。
それが『オクトパス・ウィッチ』が最後に見た光景であったことだろう。
鮮血が粘液と混じり合って、石畳の広場に吸い込まれていく。
エトヴァはコートを脱ぎ捨てて粘液を払う。
「クリーニングしたくなるな」
「んふふ、でもいい勝利だったねぇ」
「これで、1つ目の区域は解放される」
「このままオルレアンを落とし切って、新宿島で凱旋式をやるよぉ!」
燐寧の言葉に二人は同意するように頷く。
だが、まだ戦いは始まったばかりだ。
これからだ。
ここからはじまるのだ。それを意識するように三人はオルレアン守備の要であるジェネラル級『城亀ジャン・ポトン・ド・ザントライユ』と戦う仲間たちの武運を祈るのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!