リプレイ
水神・ハル
海を取り戻せば美味ぇ魚がいっぺぇ食えるって言われてんだべ!
キッチリ「しんずく」を守って、島も弱らせるべ!
爺さまが、戦いの線は大事だって言ってたっぺ!
「しんずく」は皆に任して、先じて攻撃だっぺ
まずは前線を上げるべよ!
おら達が自由に動けねェのは攻めにも守りも不利だしなァ
まずパラドクスを蹴り込んで、水面走行を発生させるべ
走って近づいて、敵影が見えたら先制攻撃だべ!
反撃してくるなら場所は見えんだ、そこ目掛けてパラドクスを繰り返し撃ち込んでいくだァ!
最優先するのは「しんずく」方向へ砲撃を向けないこと
次点で、囲まれたり回避方向を制限されないように気を配る事だなァ
前線には上がるが、極力、敵群から距離を取って戦線を維持だァ
おめぇらの撃ち返し、水面走りながらじっくり見てやるべよ
戦いの基本、しっかり敵を見ろだべ!
射撃中は止まるべか?
撃ちながら移動すると動きが鈍るべか?
射撃に切れ間はあるけ?
水柱発生から着弾まで、どれだけかかるべ?
――んなら!そこにブッこんだら沈むべなぁ!
ぬしさま行くべ~、ハル式龍宮砲だべ~!
「海を取り戻せば美味ぇ魚がいっぺぇ食えるって言われてんだべ!」
水神・ハル(龍宮洞の波龍・g11198)は、輸送艦の舳先に立って、『軍艦島』のある方角を睨んだ。ドラゴニアンの女性だが、人派と竜派のさらに中間のような姿をしている。
「キッチリ『しんずく(=しんじゅく)』を守って、島も弱らせるべ!」
傍らで、アクアスライムの『ぬしさま』が跳ねる。
船は予知で指摘された海域に差し掛かった。前方にいるはずの警備部隊と、後方に回り込んでくる迎撃部隊との両方に対応すべく、ディアボロスたちは前後の海にむかって出撃する。
「爺さまが、戦いの線は大事だって言ってたっぺ。しんずくは皆に任して、先じて攻撃だっぺ。まずは前線を上げるべよ!」
ハルは、『水面走行』を活性化させた。
仲間たちも、残留効果を借りて駆けだす。敵の領域で自由に動けないのは、攻めにも守りにも不利だからだ。舳先から出撃したハルが探すのは、『しんじゅく』と軍艦島のあいだの警備部隊だ。
案内人に教えられたアヴァタール級の海戦装は水龍のようで、護衛は深海魚だった。
はたして、最初に発見したのがハルとなる。
波を透かして、長大な黒い影が見え隠れし、人くらいの魚の影が、その周囲でいくつも行き来している。
「先制攻撃だべ! 反撃してくるなら場所は見えんだ、そこ目掛けてパラドクスを繰り返し撃ち込んでいくだァ!」
霊力の結界を纏わせたアクアスライムを水中へと蹴り込む。
すぐに場所を変えて、ハルは全周囲に注意を払う。
「おめぇらの撃ち返し、水面走りながらじっくり見てやるべよ。戦いの基本、しっかり敵を見ろだべ!」
『ぬしだま』の射出からいくばくかの間があった。水面走行で、足元の海が凪いでいるのもあるが、静かだ。
連装速射砲だろう。
突如、大量の砲弾が、海面を突き破って飛び出してくる。まるで、ハルたちが張った前線を食い破るかのように。
「射撃中は止まるべか? 撃ちながら移動すると動きが鈍るべか? 射撃に切れ間はあるけ? 水柱発生から着弾まで、どれだけかかるべ?」
戻ってきたアクアスライムを拾い、見定めた『クレータージョー』の位置へと。
「――んなら! そこにブッこんだら沈むべなぁ! ぬしさま行くべ~、ハル式龍宮砲だべ~!」
最優先するのは『しんじゅく』方向へ砲撃を向けさせないこと。
ハルは、囲まれたり回避方向を制限されたりしないようにも気を配り、水中の見えない敵へと攻撃を加えていった。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
ワシリーサ・ヴォレシア
アレンジ連携歓迎
心情
軍艦島の攻略の為にも此処は頑張らないと、ね
三笠其の物じゃないのは判ってるけど思う事があるし……頑張って引きずり出さないと!
絶対に三笠は討ち取るよ!
ロマノフ出身
自身が生まれる前に祖父が日露海戦で戦死しており三笠其の物ではない事も戦争なので仕方ない事も理解はしてるが其れでも思う事はあり、かなりやる気は高い
◯水面走行を使用し戦闘
しんじゅくを守る様に位置取りつつ◯パラドクスでイワンワシリーを召喚
しんじゅくの盾になり流れ弾でしんじゅくに当たりそうな魚雷を巻き込む様な軌道を取らせて敵群にぶつける
それでも対処しきれずしんじゅくに当たりそうな流れ弾は自身の身体を盾にしてでも防ぐ
兎に角、自身の身体が保つ限り戦い抜く
三笠其の物じゃないってのは判ってるんだけど思う事はあるからね
全力で戦い抜いて……三笠を討ち取ってみせるんだから!
……痛っ!
でも、この身を盾にしようと此の船は沈ませない!
絶対に沈ませないよ!
吸血船イワンワシリー!
いっくよおおおぉぉぉっっ!!
『しんじゅく』の後方へと出撃したのは、ワシリーサ・ヴォレシア(船好き少女・g09690)。
「軍艦島の攻略の為にも此処は頑張らないと、ね。三笠其の物じゃないのは判ってるけど思う事があるし……頑張って引きずり出さないと。絶対に三笠は討ち取るよ!」
彼女も水面走行を借り、索敵しながら時先案内を思い返す。
軍艦島の司令官は、史実における日本海軍総旗艦を務めた1艦であるとファビエヌは言っていた。そして、予知のとおり、島の外洋から回り込むようにして、ワシリーサの背丈で倍以上の長さの影が、集団で接近してくる。
「吸血船イワンワシリー!」
ロマノフ王朝出身の海戦装姫は、いわくつきの船を召喚した。
「いっくよおおおぉぉぉっっ!!」
それは海戦装であり、水中の敵めがけてぶつけて使う。小さな体で抱え上げ、思い切り投げ込んだ。
イワンワシリーの船尾が見えなくなってから、やはり数舜の間があり、その後、海面から反撃の飛翔体が飛び出してくる。
『ラピッドトーピード』であろう。
「……痛っ! でも、『しんじゅく』は沈ませない! 絶対に沈ませないよ!」
周囲で爆発が連続する。
トループス級が発射したらしき魚雷は、海面上に出てからも自在に進めるのだ。
「全力で戦い抜いて……三笠を討ち取ってみせるんだから!」
奇しくも、反対側の戦場にいるハルが、爺さまの教えを守って戦っているように、ワシリーサは自身が生まれる前の祖父の経歴、――記憶では日露海戦といったか。その因縁に支えられていた。
かなりやる気は高い。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ラキア・ムーン
硫黄島の戦線も大事だが……此方も、放置は出来んな
何より、折角建造した『しんじゅく』だ
簡単に壊されても勿体ないしな
壊されるにしても、相応しい時がある
後生大事にするつもりも無いが、その時までは貴様らに落とされるものか
水面走行を借り戦場へ合流
《RE》Incarnationを構える
仲間が既に仕掛けているなら、敵も多少はダメージを受けている
ならば、ダメージの大きな敵を優先的に攻撃し数を減らしていこう
【Call:Flame_Gust】起動
炎弾を形成し、突風を吹かせて発射
敵の移動速度は早いか、なら炎弾を直撃させるより至近距離まで移動させる事に重点をおこう
そして至近距離で『爆破』し、その炎で焼く!
何だったか……そう、近接信管もどきだ
そちらの好きには移動させんぞ
槍を両手に構えて防御態勢
敵砲撃に対して、なるべく正面で受けるようにし不意を付かれて態勢を崩さないように注意
攻撃を受けたら態勢を即座に整え、敵に集中攻撃されないように気を付けよう
アドリブ連携等歓迎
「硫黄島の戦線も大事だが……此方も、放置は出来んな」
ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)の対『冥海機ヤ・ウマト』戦は積極的である。
「何より、折角建造した『しんじゅく』だ。簡単に壊されても勿体ないしな。壊されるにしても、相応しい時がある。後生大事にするつもりも無いが、その時までは貴様らに落とされるものか」
輸送艦の防衛に加わり、ワシリーサとともに『ラピッドデストロイヤー』の影を探した。
時先案内人の資料によれば、相手は高い機動性を誇る駆逐艦型の冥海機である。洋上が主たる活動範囲だが、『しんじゅく』撃破の任を受けた彼女らは水中潜航のままだ。
ディアボロスたちが走る海面の真下を、細長い影が濃淡を変えながら行き来していた。
ここまでの戦闘で、敵も多少はダメージを受けている。動きの変化を見て、優先的に手負いを狙い、数を減らしたい。ラキアは『《RE》Incarnation』、再誕の名を冠した突撃槍を両手にしっかりと構えた。
「『Call:Flame_Gust(コール・フレイムガスト)』起動、……複合術式展開!」
槍の穂先に炎弾を形成し、同時に風の渦を纏う。
先方も、ラキアの攻撃の気配を察知したのか、いったんは濃くなった影がまた沈み、側面へと回り込みはじめた。
「敵の移動速度は早いか。なら炎弾を直撃させるより至近距離まで移動させる事に重点をおこう」
突風を吹かせて、炎弾を発射した。
黒い影が白波となり、二連の砲塔だけが浮かび上がってくる。速射砲撃を行うと、冥海機はふたたび潜った。ラキアは、ステップを踏んで体勢を整え、砲撃を正面から受け止めるようにする。
突撃槍の構えが、防御に役立った。
そして、先に放った炎弾が、つむじを受けたように旋回し、放ったラキアの斜め後方でさく裂した。ちょうど、二連速射後のラピッドデストロイヤーが移動した先、至近距離での爆破となり、水中の相手にも炎が届く。
「何だったか……そう、近接信管もどきだ。そちらの好きには移動させんぞ」
ラキアが振り返ると、大きな水柱があがる。
うまく、手負いの個体にトドメを刺せたようだ。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【避難勧告】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
ワシリーサ・ヴォレシア
アレンジ連携歓迎
心情
護り切るには後少し
なら、全力で戦って後顧の憂いを断たないと、ね!
ネメシス体は周囲に史実におけるイワンワシリーに現れたという輝く霧を周囲に漂わせ髪が足まで長くなり眼光が鋭くなる
バットストームの蝙蝠も輝く霧を纏っている
◯水面走行を継続しつつ戦闘
前回の戦いを元に敵の動きを予測
前回と違いあと少しだから速攻を心掛け◯パラドクスをぶち込む
吸血船イワンワシリーって知ってるかな?
船員が怪異と出会って体調を崩し船長が何度も自殺して遂には吸血鬼の船と畏れられ会場で焼却処分されたロシアの蒸気船
私はね、其の名を騙るノーブルヴァンパイアに身体を乗っ取られてた事があるんだ
だからね、ネメシス体になるとこんな事も出来るの
イワンワシリー号に現れた怪異、輝く霧と遭遇した者は体調を崩し、中には狂い果てた者もいたという
……貴方達は耐えられるかな?
まあ、耐えさせるつもりは毛頭ないけど、ね?
ワシリーサ・ヴォレシア(船好き少女・g09690)は、残りの『ラピッドデストロイヤー』を勘定した。
「護り切るには後少し。なら、全力で戦って後顧の憂いを断たないと、ね!」
仲間たちへ、輸送艦に追いつくように合図を送る。
自身はネメシス化するつもりだ。
変異はすぐに現れた。眼光は鋭くなり、白い髪が水面に届くほど長くなる。彼女の周囲には輝く霧が漂いだした。
走るにつれて霧は戦場をおおっていく。
水中の敵は、飛翔魚雷を撃って来たが、霧のなかを迷って見当はずれな場所で爆発した。ラキアが見せた近接信管もどきとは違い、ワシリーサに損害を与えられない。
人魚のような姿の冥海機たちが浮上してきて、互いに顔を見合わせている。
彼女たちこそ、トループス級『ラピッドデストロイヤー』だ。
発射したラピッドトーピードに手応えがないと訝しんだらしい。疑問の答えは、ワシリーサ自身から語られる。
「吸血船イワンワシリーって知ってるかな?」
霧のなかからの声というかたちで。
無数の蝙蝠が、その輝く霧を纏って冥海機たちを取り囲んでいた。一体も逃さずに、だ。
「船員が怪異と出会って体調を崩し、船長が何度も自殺して、遂には吸血鬼の船と畏れられ、海上で焼却処分されたロシアの蒸気船。私はね、其の名を騙るヴァンパイアノーブルに身体を乗っ取られてた事があるんだ」
うっすらと見えてくる赤い眼光。
人魚たちは震えている。薄着の上半身を密着させて抱き合うものたちもいた。
「だからね、ネメシス体になるとこんな事も出来るの。イワンワシリー号に現れた怪異、輝く霧と遭遇した者は体調を崩し、中には狂い果てた者もいたという……貴方達は耐えられるかな?」
もともと青白い肌の冥海機たちだったが、本当に血の気が引くと、色素がなくなってしまう。
震えも異常だ。
恐怖に呑まれただけではないだろう。航行を維持できなくなった個体から、『ラピッドデストロイヤー』は沈没していった。
「まあ、耐えさせるつもりは毛頭ないけど、ね?」
すべては、霧の怪異のなかでの出来事である。
輸送艦『しんじゅく』は無傷のまま、軍艦島へと接近していた。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
ラキア・ムーン
ふむ、もう『しんじゅく』は大丈夫そうか
では、残りの敵を落とそう
まずはアヴァタール級の護衛を落とす
連携を取られると厄介だからな、まずはその連携を絶つ!
水面走行で転進、クレータージョーへと接近しよう
《RE》Incarnationを構え、近接戦の準備
【Call:Flame_Edge】起動
槍に炎の刃を纏わせ、仕掛ける準備を整える
敵の動きを観察し、手傷を負っている者を選択
確実に数を減らしていって、戦況を此方の有利に傾かせよう
敵も近接戦を選ぶなら、此方も同様だ
水面を駆け『突撃』し、敵に接近
海面上より槍を振り、クレータージョーを焼き斬り燃やし尽くす!
敵が接近してきたら、槍で牙を受ける
つっかえ棒のように斜めに入れ、顎を閉じきらせないようにして防御しよう
随分と物騒な牙だが……噛み砕かせはせんさ
さあ、我慢比べといこうじゃないか
このまま軍艦島まで侵攻させて貰うとしよう
邪魔をするなら、倒して進むまでだ
アドリブ連携等歓迎
クロム・エリアル
……『しんじゅく』の防衛は完了済み
軍艦島への侵攻作戦を開始
残存敵トループス級の排除を優先
先ずは、有利な状況を作る
双銃『Libra』を構えて戦場へ
『しんじゅく』より水面走行で出撃
Ex.Skill.Consecutive……選択
水面を駆け、敵へと接近
至近距離、近付いたら先ずは銃撃
フルオート、弾倉を撃ち尽くす勢いで銃弾をばら撒き初撃を放つ
即座に『連撃』、マズルスパイクでクレータージョーを殴打し追撃をかける
先行率アップ、少しでも敵より早く仕掛け此方の気勢をあげる
砲の連射、アシストコート越しに敵砲を受け即座に受け身
一カ所に留まらず、姿勢を低くし移動を続け的にならないように立ち回る
敵の攻撃を凌いだら、弾倉交換
次の攻撃に備え、態勢を整える
残存のクレータージョーにバランスよくダメージを与えていく
どの道全部倒す必要がある
ならクロムは、敵の注意を引き付ける
連携アドリブ歓迎
ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)は、艦に追いつく。
「ふむ、もう『しんじゅく』は大丈夫そうか」
「……防衛は完了済み。軍艦島への侵攻作戦を継続」
クロム・エリアル(近接銃士・g10214)から戦況を聞き、再出撃する。
「では、『天龍』戦の加勢にいこう。まずは護衛を落とす。連携を取られると厄介だからな、その連携を絶つ!」
「了解。残存敵トループス級の排除を優先。有利な状況を作る」
水面走行でハルたちのいる戦場に合流した。
こちらでも、冥海機は潜水したままだ。深海魚型の海戦装の黒っぽい影だけが足下に透けて見える。
「『Call:Flame_Edge(コール・フレイムエッジ)』起動!」
「『Ex.Skill.Consecutive(エクススキル・コンセキュティブ)』……選択」
冥海機に対し、ラキアとクロムは直上からの近接戦を試みる。突撃槍『《RE》Incarnation』に炎の刃を纏わせ海面を突き、双銃『Libra』からはフルオートの銃撃。
熱で蒸気が吹き上がり、弾倉を討ち尽くす勢いで銃弾がばら撒かれた。
初撃ののち、ふたりは一カ所に留まらず、姿勢を低くし移動を続け、敵の的にならないように立ち回る。案の定、クロムには『十二連装冥海速射砲』からの攻撃がきた。トループス級『クレータージョー』の背部に装着されているらしいが、はっきりとは確認できない。
そのかわり、連射はアシストコートでくいとめ、即座にとった受け身で被害を減らした。
小さな身体が海面を転がっていく。
敵の攻撃を凌ぎながら、弾倉交換。深海魚型が距離を詰めてくるのを待った。
ちらと、ラキアのほうへ視線を送ると、彼女にも複数の影が接近しているようだ。槍で受ける構えが見え、クロムはすぐに迫る砲撃に意識を戻す。
「適正戦術検索……出力開始」
連射の間隔が詰まったところを測り、双銃を海面へと叩きつけた。
マズルスパイクに殴打の手応えがある。クロムは即座に引き金をひく。激しい飛沫を浴びた。部品や破片が含まれているから、クレータージョーが海中で爆発したらしい。
ラキアのそばで上がった水柱は、『クレーターファング』での噛みつき攻撃だった。
深海魚の口の中から、少女の上半身が覗いているという、特異な姿がはじめて海上に現れる。ラキアは槍を、つっかえ棒のように斜めに入れ、顎を閉じきらせないようにして防御する。
「随分と物騒な牙だが……噛み砕かせはせんさ。さあ、我慢比べといこうじゃないか」
ニヤリと笑ってみせると、中身の少女は抗議のように何か喚きたててくる。
1対1なら勝負も付けられたかもしれない。トループス級は次々と噛みついてくるので、ラキアは槍を引っ込めなければならなかった。その際に海戦装の下顎を裂いてやったが。
ディアボロスたちは、砲撃と噛みつきを混ぜてくる敵に対し、冷静に動きを見切った。
手傷を負っている相手から確実に数を減らしていき、戦況を有利に傾かせる。時には、クロムが囮になり、ラキアがとどめを刺す連携もみせた。
「どの道全部倒す必要がある……。ならクロムは、敵の注意を引き付ける」
「敵も近接戦を選ぶなら、此方も同様だ」
最後の一体が、海面上に飛び跳ねてきた。ラキアは水面を駆けて突撃し、槍の炎刃を長大にする。中身の少女型がクロムの目の前で串刺しになり、炎に包まれた。
「燃やし尽くす!」
海に還ることなく、クレータージョーは昇る火の粉にかわる。
「このまま軍艦島まで侵攻させて貰うとしよう。邪魔をするなら、倒して進むまでだ」
水中に、竜の影がたゆたう。
両目だろうか、赤く輝くものがふたつ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】がLV2になった!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
ワシリーサ・ヴォレシア
アレンジ連携歓迎
心情
護衛完了と
軍艦島を護衛してるトループス級は……うん、皆が居るから大丈夫、かな?
なら私はアヴァタール級への一番槍と行かせて貰うね?
輝く霧を周囲に漂わせ眼光が鋭くなったネメシス体を継続しつつ〇水中走行で戦闘
突撃に対して釣り糸をまるで網の様に周囲に張り巡らせた上での〇フックセイバーで受け止め切り刻んだり連装砲等を釣り竿を振り回しての〇薙ぎ払いによる〇フックセイバー等で対処
兎に角、敵の機先を征し受け流してのカウンターで戦う
天龍というと確か戦争の他に関東大震災の救助に於いても活躍した船、だったかな?
そう言う船も皆、冥海機として現れて人々を傷付けるし自分達の陣営の人間を死に誘うなんて本当に……許せないよね
此れだから冥海機は大嫌いなんだよ
海を血で穢して、護る為に戦った彼等の存在を穢して……三笠だってそう
家のお爺ちゃんは日露海戦で死んだから思う事はあるけど……其れでも自国の民を護る為に戦ったのに
だから、先ずは貴方を、そして三笠を倒す
逃がしはしないから覚悟してね?
海面上にも、鋭い眼光が現れる。
輝く霧を周囲に漂わせ、ワシリーサ・ヴォレシア(船好き少女・g09690)がネメシス体を継続しつつ、軍艦島がわの戦場に到着したのだ。
おもむろに釣り糸を垂らす。
釣り針がコウモリ型になっているところが、怪異要素。
「天龍というと確か戦争の他に関東大震災の救助に於いても活躍した船、だったかな?」
ワシリーサの言葉にも、相手は潜ったまま。
ただし、水龍型海戦装の赤眼は近づいてきている。
「そういう船も皆、冥海機として現れて人々を傷付けるし、自分達の陣営の人間を死に誘うなんて本当に……許せないよね」
ヴァンパイアフックは水中で糸を交差させ、網のように張り巡らせている。
いよいよ速度をあげ、突撃してきた影を捉えた。
「行くよ! フックセイバー!」
釣り上げる、とまではいかなかったが、海戦装の頭を水上へと引っ張り上げた。ワシリーサの気を受け、糸は龍の頭部を切り刻む。
「あんた、やるじゃな~い。船、好きなの?」
続いて浮上した胴体部に、軽いカンジのビキニ女が跨っていた。ロデオ競技のように、上下にのたうつ龍の背でうまくバランスをとっている。
「冥海機は大嫌いなんだよ!」
ワシリーサは、『天龍』本体を怒鳴りつける。
「海を血で穢して、護る為に戦った彼等の存在を穢して……三笠だってそう。家のお爺ちゃんは日露海戦で死んだけど……其れでも自国の民を護る為に戦ったのに」
「あー、そぉ~。なら沈んで」
天龍が右手を離すと、五指を模した連装砲となっていた。
すれ違いざま、ワシリーサに向けて砲弾をばら撒く。フックセイバーはそのことごとくを切断した。
「だから! 先ずは貴方を、そして三笠を倒す」
「ちぇ~」
左手一本で海戦装をつかんだまま、天龍はまた海に潜った。ひっかけていた釣り糸も外れている。
ワシリーサは、次の突撃にもカウンターをあてるつもりで、手繰り寄せたフックを再び放つ。
「逃がしはしないから覚悟してね?」
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
クロム・エリアル
……残るはアヴァタール級だけ
それを倒せば、後は施設への攻撃
水中戦型は、やっぱり少しやり辛い
……まあ、任務を遂行するだけ
戦闘続行
双銃『Libra』……弾倉交換
Ex.Bullet.Penetration……装填
水面走行、水上を駆けつつ水中を観察し敵影を索敵
Ex.Scanner、水中の敵をスキャン
敵を捕捉次第移動、敵直上付近まで移動したら海中へとパラドクス弾頭を「連射」
貫通弾頭、パラドクスを込めてる
たとえ間に海があろうとも、諸共貫通させる
敵が周囲を回転しだし、渦が出来たら渦内から離脱を図る
完全に渦に飲まれる前に水面走行で水面を蹴り跳躍
即座に飛翔し直上へと急速上昇
最大速度、渦を振り切りダメージを最小限へ
再度双銃を構え、攻撃耐性へ
残念だけど、海水浴をする程暇じゃない
そちらの抵抗の激しさから、拠点の重要性は推測出来る
尚の事軍艦島攻略の為、倒させて貰う
アドリブ等歓迎
ラキア・ムーン
さてと、残すは天龍……指揮官のみ
護衛さえ居なければ、アヴァタール級もどうとでもなる
……まあ、油断は禁物か
此処でヘマをしても笑い話にもならんからな
気を引き締めていくか
水面走行で駆けながら敵の動向を観察
例え水中戦型といえど、龍型の海戦装
動けば目立つ
波の動き、水中の影
敵の動きを見逃さぬように観察し、仕掛けるタイミングを図ろう
《RE》Incarnationを構え、槍に魔力を込める
近接戦で仕留めたい所だか……まあ、斬った突いたをするだけでもない
【Call:Flame_Canon】起動
敵影が見えた場所へ、高めた炎をぶっ放す!
海水諸共、吹き飛ばす!
攻撃後、槍を構える
突撃軌道をよく確認し此方も低空飛翔し戦場を駆け回りながら、敵の攻撃に対処
ジャケット越しに受けたり、槍で防御しダメージを軽減しつつ次の行動準備を整えよう
天龍、名高い駆逐艦だ
だが……単艦で我らを止められると思ってくれるなよ?
この程度、乗り越えてみせるさ!
アドリブ連携等歓迎
水龍型兵器にとって、海中の網はわずらわしいのだろう。
ディアボロスたちから離れていくと見せかけて、『天龍』の海戦装は、長い船体で戦場の外縁を周回しはじめた。姿はみえないが、かなりの速度をだしている。
クロム・エリアル(近接銃士・g10214)は、自分たちが大渦に呑まれつつあると警告を発した。
「敵パラドクスは『渦龍天凄』と確定……渦内から離脱」
水面を走れるのは、足元が凪いでいるからこそ。
効果が負ければ、渦に呑まれる危険もある。
そこに足場があるうちに、クロムは水面を蹴って跳躍した。仲間たちもそれに倣う。『軍艦島』に近づいている現状で、あまり使いたくはなかったが、一瞬のことと覚悟を決めて『飛翔』につなげた。
「水中戦型は、やっぱり少しやり辛い」
再度双銃を構える、クロム。
「護衛さえ居なければ、アヴァタール級もどうとでもなる」
傍らで、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)が自身たっぷりに言ったが、クロムの視線を受けて、表情をくずした。
「……まあ、油断は禁物か。此処でヘマをしても笑い話にもならんからな」
いったんは、最高度に達したあと、渦を避けて下降する。
海軍施設を要する島が、遠方にうっすらと見えた。
「任務を遂行するだけ。天龍を倒せば、後は『軍艦島』への攻撃。……戦闘続行」
「気を引き締めていくか!」
ラキアも槍を構えた姿勢で、着水の衝撃に備えた。
飛沫とともに足をつくと、ふたりはすぐに駆けだす。
「双銃『Libra』……弾倉交換。『Ex.Bullet.Penetration(エクスバレット・ペネトレーション)』……装填」
どんな運動をしていても、クロムの手は正確に銃を扱う。
「『Ex.Scanner』起動、水中の敵をスキャン」
『完全視界』も残留させた。
水中を観察し敵影を索敵する。大渦にディアボロスを巻き込めなかったことで、『天龍』は深いところまで潜ったらしい。
「たとえ間に海があろうとも、諸共貫通させる」
冥海機の直上付近まで移動し、パラドクスを込めた弾頭を連射した。
波は静まり、海は凪ぐ。
「天龍、名高い駆逐艦だ。だが……単艦で我らを止められると思ってくれるなよ?」
ラキアは気付いた。
自分たちの立ち位置だけ、わずかに盛り上がりつつある。例え水中戦型といえども、龍型の海戦装だ。ずっと目立たずに動けるわけじゃない。クロムの銃撃で負傷した敵が、急速に浮上してくるのを感じた。
仕掛けるタイミングを図る。
「いたたたたっ!」
悲鳴をあげながら、『天龍』が海面を突き破ってくる。ラキアたちの身体も吹っ飛んだが、背面飛行のような形で落下速度をおさえた。
「この程度、乗りこなしてみせるさ!」
「海水浴をする程暇じゃない。抵抗の激しさから、拠点の重要性は推測出来る。……尚の事、軍艦島攻略の為、倒させて貰う」
クロムは、ラキアの突撃槍『《RE》Incarnation』に、自分の怒りも添えた。
ダメージの上昇率が5倍に達する。
「助かる。近接戦で仕留めたい所だか……まあ、斬った突いたをするだけでもない。『Call:Flame_Canon(コール・フレイムカノン)』起動!」
穂先に高めた炎。狙うは、昇る水龍。
に、しがみ付いてるビキニの女。
「ぶっ放す!」
激しい魔力が、アヴァタール級冥海機『天龍』の本体を炙った。跨った姿勢のまま、彼女が黒い炭になるのが一瞬見え、水龍型海戦装が爆発四散する。
ぽちゃぽちゃと、破片が海に没するなかで、ディアボロスたちは掌をかざし、『軍艦島』の方角を睨んだ。
🎖️🎖️🎖️🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【水面走行】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
クロム・エリアル
……敵影完全沈黙
後は施設へと攻撃を仕掛けるだけ
……正直、遠距離射撃は得意ではない
けどまあ、パラドクス弾頭なら非適性距離でも当たる……はず
当たって砕けろ
砕けては駄目、けれども任務
確実に遂行する
弾倉排出、適正弾丸検索
……選択が難しい
Ex.Bullet.D_Bless……装填
まだ、これの方が何とかなる
燃焼弾頭をセットし、軍艦島を観測
冥海機は、パラドクスではない通常砲撃との連携も脅威
……それを考えるなら、軍艦島の砲台等を狙うべき?
砲台、もしかしたら一般人が配属されている可能性も有り
此処からでは判別不明、ならせめて分かりやすく炎で仕掛ける
パラドクス弾頭を発射
発射と同時に弾頭が燃焼、軍艦島砲台に火炎放射のように炎を放つ
敵攻撃施設を沈黙させるのは必要
それに、出来る事なら他の施設はあまり傷付けなくない
反撃のパラドクスが飛んできたら後方へと跳躍
飛翔も活用し軍艦島より急いで距離を取り、落とされないよう注意
欲を掻いて大怪我をしたら元もこも無い
適度に攻撃したら、早々に離脱
ワシリーサ・ヴォレシア
アレンジ連携歓迎
心情
……さて何処を狙おうかな
橋頭堡に堡塁やトーチカ
此の辺りが在ったら厄介だったり破壊する事で有利に進めれそうな感じ、かな?
防鎖は私達みたいなのには影響がないしミサイルサイロはヤ・ウマトの年代的にも地形的にもないだろうし
まあ、どれも無ければ他の人の破壊の援護をしていけば良いだけの話だよ、ね!
あ、炎を使ってるなら同じ砲台の別の所を狙わないとだね
〇水面走行、ネメシス形態で作戦続行
周囲の水分を輝く霧ごと取り込んで超高密度に圧縮
一般人の軍人を巻き込まない様に注意しつつ〇ダメージアップで威力を高め施設に向かって打ち放つ
狙う施設は橋頭堡に堡塁やトーチカ辺り
其れが内容なら砲台だが味方は炎を使ってるので味方の狙ってるのとは別の所を狙う
迎撃が来たらクーラーボックスで攻撃を防ぎつつ無理しない程度に破壊を続行
やばそうな気配がしたら即座に撤退
さてと、其れじゃあ仕上げと行かせて貰うね!
……霧よ、水の刃と化し破壊を齎せ!
此処で倒れる訳にはいかないからね
其れに横須賀みたいに大物がってなったら困るもの、ね
「……敵影完全沈黙。後は施設へと攻撃を仕掛けるだけ」
クロム・エリアル(近接銃士・g10214)は用心しながら低空飛行を使った。追従するディアボロスもいれば、水面走行にとどめる者もいる。
なかでも、ネメシス形態を維持しているワシリーサ・ヴォレシア(船好き少女・g09690)は、輝く霧を引き連れていた。
「……さて何処を狙おうかな」
軍艦島を睨む目元こそ鋭くなっているが、本体そのものに怪物的な変貌はなかった。
「橋頭堡に堡塁やトーチカ。此の辺りが在ったら厄介だったり破壊する事で有利に進めれそうな感じ、かな? 防鎖は私達みたいなのには影響がないしミサイルサイロはヤ・ウマトの年代的にも地形的にもないだろうし」
しゃべる内容も、戦略的というより船好き少女の面が強かった。
戦闘中は、視界不良や怪異の影響を考えて味方を遠ざけていたけれども、クロムが相談に来たので応じる。
「……正直、遠距離射撃は得意ではない。けどまあ、パラドクス弾頭なら非適性距離でも当たる……はず」
「まあ、そうだね。やっぱり狙う箇所のほうが重要だと思うよ」
話しながら、他のディアボロスたちも再集結してきた。
トーチカ、かどうかは分からないが、頑丈そうな建物はいくつかある。手分けしてそこを壊すことになった。
「冥海機は、パラドクスではない通常砲撃との連携も脅威……それを考えるなら、軍艦島の砲台等も狙うべき?」
クロムの発言を、ワシリーサも支持する。ただ、一般人の軍人を巻き込む可能性を指摘した。
「そこはもう、できるだけ注意しつつ、だけど」
「一般人……此処からでは判別不明、ならせめて分かりやすく炎で仕掛ける」
双銃に込める適正弾丸を検索しているらしい。
「……選択が難しい。『Ex.Bullet.D_Bless(エクスバレット・ドラゴンブレス)』……装填。まだ、これの方が何とかなる」
彼女が武器のことで悩んでいるのは、珍しい気がする。
ワシリーサは、自分のパラドクスが水系になりそうだから、砲撃のさいにはやはり別々にしたほうがいいとだけ伝えた。
ディアボロスたちは配置につく。
「当たって砕けろ。……砕けては駄目、けれども任務。確実に遂行する」
燃焼弾頭のセットを済ませるクロム。
「さてと、其れじゃあ仕上げと行かせて貰うね! ……霧よ、水の刃と化し破壊を齎せ!」
ワシリーサの周囲から、輝く霧が集まってくる。
いっせいに砲撃が始まった。
クロムのパラドクス弾頭も発射される。発射と同時に弾頭が燃焼し、軍艦島砲台に火炎放射のように炎を放った。一般人については、この火を見て逃げてくれるよう祈るしかない。
燃える砲台から、遅れて爆発が起こる。
備えてあった通常火薬にでも引火したのだろう。黒煙もあがりだした。
いっぽう、『高圧ジェット水流波(スイリュウハ)』の威力も大きい。ワシリーサが輝く霧ごと取り込んだ水分が超高密度に圧縮され、トーチカらしき建物に向かって打ち放たれる。
重ねたダメージ上昇も効いて、施設のいくつかが倒壊していった。この攻撃でも一般人への影響までは判らなかった。
はっきりしているのは、軍艦島に詰めていたトループス級の動きだ。
パラドクスによる反撃が飛んでくる。主には、海戦装による砲撃だが、数が多い。すぐに、『ヤバそう』な気配がしてくる。
クロムは銃口を下ろした。
「欲を掻いて大怪我をしたら元もこも無い」
即座の撤退に、皆が同意し、ワシリーサもネメシス化を解いた。
「此処で倒れる訳にはいかないからね。其れに横須賀みたいに大物がってなったら困るもの、ね」
軍艦島への砲撃としては、適度であったろう。
ディアボロスたちは早々に海域から離脱し、輸送艦『しんじゅく』へと帰投する。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【イルカ変身】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV2になった!