バルセロナ・エレジー(作者 西灰三
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#火刑戦旗ラ・ピュセル  #バルセロナ撤退阻止作戦  #イベリア半島  #バルセロナ 


「みんなー、バルセロナに帰るよー♪」
 ハーメルンの笛吹きが自身の配下である猿達に呼びかけた。この場所はマドリードであり、遠路はるばるやってきたキマイラウィッチ達だったが、彼らを束ねるギョーム老がディアボロスに撃破されたため仕方なくというところだ。
「えー! せっかくここまで来たのにー!?」
 子供のような口調だが野太い声で猿達は返す、おそらくはもっと人々をいたぶれるはずと思っていたのだろう。
「お前の足が遅いからだぞ!」
「いいや! お前が道草食ってたからだね!」
「ほらほら喧嘩しなーい♪ 復讐するのはディアボロスにしようね♪ 全部悪いのはディアボロスなんだから♪」


「火刑戦旗ラ・ピュセルのマドリードでの戦いは佳境みたいだね」
 森部・灯(全力全開高気圧バール!・g03325)がそう切り出した。マドリードの近郊解放作戦は成功し、今現在ギョーム老との決戦が行われている真っ最中だ。
「で、その決戦中にマドリードを含んだイベリア半島のキマイラウィッチの多くがバルセロナに向けて引き返してるみたい。で、このままこれを見過ごせばバルセロナの戦力が一気に大きくなっちゃう……から」
 ニヤリと彼女はどうすべきかを告ぐ。
「この移動中のキマイラウィッチの部隊を横から殴って各個撃破しちゃおう! ……あ、それと」
 もう一つ付け加えるように彼女は言う。
「なんか近くにうっかり取り残された断頭革命グランダルメの自動人形たちがボーゼンとしてるから、キマイラウィッチに合流してないかどうかも見てきてほしいかな」
 元々イベリア半島は断頭革命グランダルメの支配地域であったのでこれ自体はおかしくはない。そちらも合わせて調査する必要があるということだ。

「まずは攻略旅団の案の通りに、バルセロナから北へ100kmくらいの所にある『アンドラ公国』近くまでパラドクストレインで移動してね。そこから更にバルセロナにまで出発開始! ちょっと遠いけど」
 そしてそのアンドラ公国付近に撤退に取り残されたと思われる自動人形達がいるらしい。
「まずはこの敵を倒してから、バルセロナに向かって南下してくと良いんじゃないかな。そうするとバルセロナ近くで撤退してくるキマイラウィッチと戦う事ができるよ」
 それらを全部倒せばこの作戦は終了となる。しかし同時に直接クロノヴェーダ達と会話して情報を得るチャンスでもある。
「もしかしたら奪還戦に関わる情報も手に入るかもしれないしね。……ほら、なんか近そうな雰囲気とかない? 話しかける相手は自動人形とキマイラウィッチのどっちでも良いから、現場の判断で決めてね」
 教えて、と直接聞いても難しいかもしれない。あえて知ったかぶりやハッタリで揺さぶる等も効果があるかもしれない。

「自動人形はもう殆どイベリア半島に残ってないし、キマイラウィッチもバルセロナ近郊にまで押し返してる。だからアンドラ公国の辺りはもうクロノヴェーダがあんまり残ってないみたい。このお陰で100kmの移動もしやすくなってるっぽい」
 本来ディヴィジョンの中でこれほどの長距離移動は難しい、だが今回は問題無さそうだ。
「キマイラウィッチはディアボロスを見つければすぐに襲い掛かってくるから、探すのも簡単! 逆にこっちが戦いやすい地形に誘うのも簡単だろうね。そうそうさっきも言ったけど、情報は自動人形とキマイラウィッチどっちから聞いても良いけどやっぱり相手が変わると情報も変わるから、あんまり偏りが無い方が良いかもね」
 ともかくそこはやってみないと分からない事も多いだろう。
「それじゃ頑張って来てね! ぐっどらっく!」


「……なんということだ」
 アンドラ公国の山の中、不釣り合いな服を着ているように見えている量産型ベートーベン達が悲嘆にくれていた。
「この思いを楽譜にでも記し後世に伝えるべきだろうか」
「待たれよ、残された我々にも為すべきことがあるだろう」
「それが周囲の警戒と言うならば、最早何も為していないというのに等しい」
「落ち着くのだ同胞たちよ、ここで言い争って何となる」
 量産型ベートーベン達が荒れそうになり、再び落ち着く。かといってそれ以外にやることも無いのだが。
「運命はかく語りき。……その扉を叩くものが、いないだろうか。この際、竜でも魔女でも海賊でも悪魔でもいい」
 切羽詰まった四択を挙げて一体がため息を付いた。



 事件の首魁であるアヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と会話を行います(状況によっては、トループス級(👾)との会話も可能です)。
 戦闘を行わず会話に専念する事になりますが、必要な情報が得られるなど、後の行動が有利になる場合があります。
 問答無用で戦闘を行う場合は、この選択肢を無視しても問題ありません。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。


特殊ルール 👿または👾で出現する敵との会話に専念する。戦闘行動は行わない。
👑5 🔵​🔵​🔵​🔴​

→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【完全視界】
2
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV3 / 【反撃アップ】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1

●マスターより

西灰三
いつもお世話になっています。
西灰三です。
今回はバルセロナ付近でのキマイラウィッチ(とはぐれ自動人形)との戦いのシナリオをお送りします。
詳しい内容はオープニングの通り。
①のクロノヴェーダとの対話では情報収集が可能となります。直接聞くよりは色々工夫した方がいい感じの情報が手に入りやすくなると思います。自動人形とキマイラウィッチでは話しかけ方も変わってくるでしょう。

以上です。それでは皆様のプレイングをお待ちしています。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
通信障害を使用
ヴァイオリンを奏でながら接近
曲は運命の一節で動揺を誘う

通りすがりのように
おや、こんな所に自動人形が……
迷子かな?
魔女でも海賊でも悪魔でもディアボロスでもいいって聞こえたんだけど……
呼んだ?

知ってるよ。ここの司令官は帰ったし、もうアンドラに居ても仕方ないだろうに
……合流先を探していたんだろう?
異種族に合流しても陛下のために尽くそうとは、敵方ながら忠誠心の強いことだ
教えてあげてもいい
北と南とどっちがいいかな?
魔女ならこのピレネーを下った先に布陣しているよ
(南ならバルセロナだと言おう)

世間話風に情報を伝えつつ
だが、魔女たちは質が悪い
グランダルメの臣民を虐げる連中だ
悪魔のほうがまだましだろう
彼らは臣民を虐殺したりはしなかった
海賊の居場所も教えてやれるが……要らないかな?

異種族へ合流の意思があるかどうかを確認しつつ
どの種族への帰属を第一に考えているかを反応から伺おう
他にも事情をこぼさないか、会話に聞き耳を立てておく

とはいえ、このまま見逃す訳にもいかないし……
逃げるなら30秒だけ待とう



 ピレネーの麓でただただ待機するしかない量産型ベートーベン達、木々の合間でただ時が過ぎるのを待ち続けている、そんな彼らの耳に山中ではまず聞こえることがないであろう旋律が届く。
「……これは……」
「……『運命』……!?」
 印象的な始まりから始まる割と日本人にはおなじみの旋律が、ストリングスで奏でられている。その音源を量産型ベートーベン達が辿ると、木々の合間からバイオリンを持った長髪の奏者、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が現れた。
「おや、こんな所に自動人形が……」
「悪魔の方が来たか……」
 自動人形の一体が呻くように呟いた。まあクロノヴェーダからすればディアボロスはその名の通りに悪魔だろう。何せルールに則った動きをせずに攻めて来るので。
「……もしかして迷子かな? 魔女でも海賊でも悪魔でもディアボロスでもいいって聞こえたんだけど……。呼んだ?」
 エトヴァの言葉にそっと目を背ける量産型ベートーベンの一体、残りの同型機の視線がそちらに向けられる。
「まあ君達の事情は知ってるよ。ここの司令官は帰ったし、もうアンドラに居ても仕方ないだろうに。……合流先を探していたんだろう?」
 いけしゃあしゃあの述べるエトヴァだが、帰ったのでは無く撃破されたのであり、撃破したのは自身を含むディアボロスである。
「異種族に合流しても陛下のために尽くそうとは、敵方ながら忠誠心の強いことだ。教えてあげてもいい。北と南とどっちがいいかな?」
 丁寧を装っているがこの言い草は大体暴力を生業とする人間のそれに近しい。つまり最終的に彼がこの自動人形達に何をするのかは決まっている、ということでもある。
「魔女たちは質が悪い、グランダルメの臣民を虐げる連中だ。悪魔のほうがまだましだろう
彼らは臣民を虐殺したりはしなかった」
「人間なぞ我々が力を手に入れるための資材に過ぎん。魔女共が殺すのならばそれが魔女どものやり方であろうし、アークデーモンが殺さないのならばそれもまたやり方なのだろう。一般人を殺すのなり苦しめるのが陛下の為になるのならばもっとそうするべきだろう」
 基本的にクロノヴェーダにとって人間という存在は感情エネルギーを得るための対象である。それ故基本的に道具や材料扱いである。ディアボロスとはそういう意味で立ち位置が違うのだ。ともかくも彼らは今この時点でこの地点を動く気は無さそうだ。『新たな命令が来るまでここに留まる』という方針なのだろう。
「これは海賊の居場所も必要無さそうだね」
「無論、そしてディアボロスのお前がここに来たという事は、戦うつもりなのだろう?」
「逃げるつもりも無い、か」
「我ら逸れても未だ陛下の兵、見縊られては困る」
 そぞろに戦闘態勢に移行する量産型ベートーベン達、エトヴァもその動きに合わせ武器を手にするのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。

貴方達自動人形はそもそも断頭をしてエネルギーを得る存在でしたものね
キマイラウィッチのやり方がどう、アークデーモンのやり方がどう等と気にするわけがない。

ただの資材、敵の口からはっきりと聞けて良かったです。
置いて行かれた部下と言う立場に少しだけ同情しそうになりました。
ですが、そんなもの必要無かったですね。
戦いましょう、ボク、歓喜の歌が好きなのですよ。
でも貴方からは聞きたくない。

ゴーグル型電脳デバイス『Boeotia』のテンプルをノックして起動を行い
パラドクスを発動し、全武装と精神をリンク
人の力だけ、機械の力だけでは不可能な事を互いに補い合い、
相乗効果を発揮する事で可能に変える『人機一体』の状態に

手には蒼き魔力の灯火、機械魔導弓『ACRO』に番え引き絞り
未来を視る様に敵の行動を先読みしてレーザーの矢を放ちます。

敵の反撃には強く心を持って耐えます。
無敵の大陸軍、それらは全て、我等ディアボロスが打ち破って来た
今更、恐れはしない。



「貴方達自動人形はそもそも断頭をしてエネルギーを得る存在でしたものね」
 レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)が手にした弓を引くチャンスをうかがいながら量産型ベートーベン達に言葉を投げかける。
「淫魔達のそれに比べるとあまりにも効率が悪かったがな。彼奴らはあまり死なせず適度に精神エネルギーを取り出す術に長けていた」
「そういう評価をする貴方達が、キマイラウィッチのやり方がどうアークデーモンのやり方がどう等と気にするわけがない、か」
 元々クロノヴェーダの中でも人心の機微に疎い所のある自動人形達である。
「ただの資材、敵の口からはっきりと聞けて良かったです」
「貴様らディアボロスも似たようなものだろう。複数のディヴィジョンを潰したお前達ならば一般人から相当の精神エネルギーを入手しているはずだ。なぜそこに敵意を持つのか理解しかねる」
 自分達と何が違うのかと問いかける自動人形達にレイの思考が凍傷をもたらす程に冷たくなる。
「……置いて行かれた部下と言う立場に少しだけ同情しそうになりました。ですが、そんなもの必要無かったですね。――戦いましょう、ボク、歓喜の歌が好きなのですよ」
「成程、だがそれは観客の言葉だ」
「当然、貴方からは聞きたくない」
 量産型ベートーベン達が演奏とともにナポレオンの軍勢の幻像を呼び出す。しかしレイはそれらの放つ砲弾や銃弾の合間を精密にくぐり抜け、演奏を放つ自動人形達に矢を放っていく。そもそも指揮官も補給も無く取り残されている烏合の衆だ、それに対して防御する余力もなくまた一体また一体と自動人形は破壊されていく。
「くっ!」
「無敵の大陸軍、それらは全て、我等ディアボロスが打ち破って来た。今更、恐れはしない」
 為すすべもなく数を減らしていく自動人形達に、レイはそんな言葉を矢と共に突きつけるのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!

メリエル・ベルエイル
あれが取り残された自動人形。
合流されると面倒だし、きっちり倒しきっておこう。

【光学迷彩】を併用して木々や茂みといった障害物に隠れながら敵に接近。
隙を突いての強襲を狙う。

攻撃は処刑の空にて。
偉大な音楽家の姿だけじゃなく、その音楽まで簒奪したお前達の行い。他にも増して罪深い。
今この場で、処刑する。

敵の攻撃は広範囲に及ぶ代物、とはいえ一箇所に留まり続けては炎に巻かれてひとたまりも無い。
出来るだけ動き回って被害を最小限に抑える。
氷刃に対しては、大鎌を振り回したりして凌げるか試みてみよう。

仲間が来ていれば協力して貰いつつ、確実に殲滅していくとする。
一体だって、逃がしはしない。



「あれが取り残された自動人形」
 先に攻撃を仕掛けたディアボロスの働きによって、元々少なかったのが更に数を減らしているようだ。メリエル・ベルエイル(空闇・g10166)。確実に自動人形達を倒すために、木々に隠れながら距離を詰めていく。
(「合流されると面倒だし、きっちり倒しきっておこう」)
 尤もグランダルメから回収に来る線は低そうで、ラ・ピュセルからわざわざ出張って来るかどうか。ともかくここでこの自動人形達を見逃す理由はない。メリエルは茂みから腕を伸ばし、その先にいる敵に指を突きつけてパラドクスを発動する。
「逃がしは、しない」
 彼女が処刑する意志と共に宣言すると、重く鋭い刃が生じ数少ない量産型ベートーベンの体を真っ二つにする。
「なっ!」
 追撃に来たディアボロスの攻撃に慌てて反撃を行うものの、最早それが満足にダメージを与える状況にはない。そんなどうしようもない自動人形達にメリエルは冷たく言い放つ。
「偉大な音楽家の姿だけじゃなく、その音楽まで簒奪したお前達の行い。他にも増して罪深い。今この場で、処刑する」
「『運命』をここで止める訳にはいかん!」
 量産型ベートーベンもなんとか生き残るべく氷と炎を旋律に乗せ応戦するものの、それらは彼女の持つ大鎌に刈られ届くことはない。それどころか刃が次々と自動人形達にとどめを刺していく。
「一体だって、逃がしはしない」
 その言葉の通りアンドラ公国にとどまっていたこの量産型ベートーベンの部隊は、彼女の手によって完全に殲滅されたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!

エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
仲間と連携、アドリブ歓迎
会話に支障ないタイミングを見計らい戦闘を

さしずめ、ハーメルンの合唱団か……
合唱団を名乗るからには……君達はちゃんとした歌を知っているのだろうか?

戦況を観察しつつ、敵の動きと位置を把握
囲まれたり不意打ちされないように、仲間と死角を補いあうように立つ
味方をWIZでディフェンス
数が多い間は特に敵の連携に注意を

Wandervogel(ヴァイオリン)を演奏しPD攻撃
情熱的なタンゴの律動と響き渡る音色に乗せて
炎を操り猿たちを取り巻いて包み、焔で燃やす

仲間と声を掛け、狙いを合わせて攻撃
一撃で倒せる敵>消耗した敵を目安に狙う
連携を誘ったり攻撃の起点になっている個体がいたら、優先して撃破
確実に数を減らしていこう

遊ぼうよといわれたなら
じゃあダンスをしよう
ヴァイオリンを弾くので、好きなだけ踊って
炎と戯れて……踊るといい
不快な笑い声は、自身の演奏の音色に意識を集中しつつ、忍耐で耐える
うーん、情熱のない笑い声だよ
眉を顰めつつ、音量を上げ演奏で攻めよう

バルセロナに合流させる訳にはいかないんだ


メリエル・ベルエイル
魔女共を見つけた。
一匹残さず、仕留めきる。

相手は猿。歌うといっても逆恨みに喚く鳴き声ばかり。
聞くに堪えない。一秒でも早く黙らせるべき。

戦場が選べるのなら、接敵前に周辺地形をある程度確かめておいて、できるだけ障害物の少ない開けた場所を見繕っておく。
後退を装って敵を其処へ誘い込んだら、戦闘開始。

仲間と連携、互いに死角を補いあいつつ戦う。
敵は連携しつつ攻めてくる、同時に攻撃を受けるのは避けたい。
立ち位置をずらして敵の攻撃タイミングのズレを誘い、反撃に出やすくする。
敵の攻撃はBouclierで防ぎ止めて勢いを殺し、ダメージの抑制を試みる。

反撃はDecesを振るってのヴォイドスライスで。
仲間の攻撃で弱っている敵を優先的に狙い、斬り捨ててゆく。
後は、率先して攻めにくる個体も優先順位は高い。

お前達は復讐者じゃない、もはや只の害獣。
駆除されるが如く、死んでしまえ。



「ラララ~♪」
 マドリードからバルセロナに向かう街道上、調子外れな歌声が響いている。調子外れに加えてその性質が野太い男の声と獣の唸り声を足して二で割らなかったようなものだから、かなり遠くからもその歌い手達の所在をディアボロス達は理解していた。
「魔女共を見つけた」
「探す手間が省けて助かったな。さしずめ、ハーメルンの合唱団か……」
 物陰から歌声を追って来たメリエル・ベルエイル(空闇・g10166)とエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が敵の存在を確認する。魔女と言っても見た目は大柄な猿の群れだ。これで『少年合唱団』という名前らしいので、皮肉にもほどがある。
「相手は猿。歌うといっても逆恨みに喚く鳴き声ばかり。聞くに堪えない。一秒でも早く黙らせるべき」
「そうだな、合唱団を名乗る割にちゃんとした歌を知っているようには思えない」
 歌自体はパラドクスでもなんでもないが、とにかく聞くに耐えないものをそのままにするのはあまり気持ちの良いものではない。近くに指揮するアヴァタール級の姿も見えない以上、一気に片付けるのが無難だろう。
「できれば敵からの攻撃を同時に受けるのは避けたい」
「ならば障害物の多い所での戦いが良いだろう」
「少ない開けた場所ではなく?」
 メリエルの提案にエトヴァが短く答える。開けた所での戦闘は戦闘の邪魔にならないのは確かだが、同時に敵にも同じ事が言える。要するに戦闘力の差がそのまま戦果の大きさに直結しやすい戦場とも言える。逆に障害物のある場所での戦いは敵のスタイルにもよるが障害物の利用という選択肢が増えるので、相手を翻弄しやすくもある。【飛翔】しての戦闘が不利になりやすいとされるのは、敵にとって目立ちやすい事に加え使用できる障害物の少なさもある。
「じゃあそっちで、下見してくる」
「分かった、なら俺は動きを見ておこう」
 暫時、時を置いてから二人はあえてその身を猿達の前にさらけ出す。
「あ、ディアボロスだ!」
「逃げるぞ! 殺せー!」
 二人の姿を見つけた猿たちは離れていくディアボロス達を追う、それが罠であることを彼らは知る由もない。岩や木々等の障害物で猿達の進行速度がバラつき、ある程度数を減らした所でディアボロス達は一気に攻勢に移る。
「さて、追いかけっこは終わりだ」
「ここで一匹残さず仕留めきる」
 それぞれが武器であるヴァイオリンと大鎌を手にし、いつの間にか散り散りとなった敵に向けてパラドクスを放つ準備をする。
「えー! もっと遊ぼうよー!」
「じゃあダンスをしよう」
 殺意を溢れさせながら遊びの誘いをする猿に向けて、エトヴァは情熱の旋律を奏でる。それは炎を生じ、猿たちを文字通りに燃え上がらせる。
「ギャッギャッギャ!」
「炎と戯れて……踊るといい。それにしても不快だな」
 鳴き声か笑い声か分からない叫びに眉をひそめるエトヴァ、パラドクスである反撃に対しその程度で済んでいるのはこの手のやり口を彼自身が良く理解しているからでもある。その彼の隣をするりとメリエルが飛び出る。
「ならすぐに黙らせる」
 鋭く踏み込んだ彼女に、ようやく追いついたのか他の猿達も合流して一斉に襲いかかる。しかし即座に彼女は物陰に転がり込み、襲い掛かってきた猿達の動きを揃える。
「ギャッ!?」
「お前達は復讐者じゃない、もはや只の害獣。駆除されるが如く、死んでしまえ」
 まとまった猿達をまとめて虚無の力を込めた大鎌で切り捨てるメリエル。胴から真っ二つにされた猿達は、それ以上泣き喚く事もできずに絶命する。
「お前達をバルセロナに合流させる訳にはいかないんだ」
 その死骸にエトヴァは冷たく言い放ち、残る猿達を殲滅すべく更に弓を動かす。それに合わせメリエルの鎌も次々と敵を狩り尽くしていくのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水中適応】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!

シル・ウィンディア
なんだろ、今回は音楽対決なのかしら?
トループスもそうだったみたいだし、アヴァタールもそんな感じだし…。
でも、今回はそれには付き合ってあげないからね。
それに…。あなた達をバルセロナに逃がすわけにはいかないからっ!

敵を視認したら速攻を仕掛けるよ。
高速詠唱で隙を減らしてからの七芒星精霊収束砲!
わたしの全力、遠慮せずにもってけーっ!!

撃った後は、足を止めずに移動開始。
移動しつつ、パラドクスの攻撃を仕掛けていくよ。
わたしに気を向けてくれるなら、他の人への注意は少なくなると思うしね。
逆ならば…。遠慮せずに撃ち抜くっ!!

敵パラドクスは叫んで対抗しようかな。
踊るのは好きだけど、無理やり踊らされるのはノーサンキューですっ!
それに、もっと楽しい曲で踊りたいからっ!!
反撃は、ステップを踏みつつパラドクス攻撃を仕掛けていくよ。

復讐をしたいっていうけどね。
なんか、どっちかというと八つ当たりだよね、あなた達の場合は。
そんな復讐になんかやられてあげないよっ!

それじゃ、フィナーレと行きましょうかっ!!



「なんだろ、今回は音楽対決なのかしら?」
 シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)がトループス級が撃破されて空いた穴に飛び込んで言う。残されたアヴァタール級の姿は笛吹であり、その音色でトループス級に指示を出していたようだ。
「トループスもそうだったみたいだし、アヴァタールもそんな感じだし……」
「え? 何々? 聞きたいの? 踊りたいの?」
「今回はそれに付き合ってあげないからね」
「じゃあまた今度ね♪ お帰りはあちら♪」
 ハーメルンの笛吹きは陽気に帰り道を示すが、もちろんそんな言葉に応える気はシルにはさらさら無い。
「帰るわけないじゃない! あなた達をバルセロナに逃がすわけにはいかないからっ!」
 彼女が言い切る前に放たれた七芒星精霊収束砲がハーメルンの笛吹きを捉える、そして反撃を受けまいと即座に移動しようとするシル、しかし彼女の足は途端にもつれて地面にすっ転ぶ。
「な、何!?」
「帰らないから踊ってくれるのかなーって思って♪」
 いつの間にか鳴り響いていた笛の音がシルの精神を侵食し体の自由を奪っていた。
「踊るのは好きだけど、無理やり踊らされるのはノーサンキューですっ!」
「ええ、そんな事言わないでー♪」
「それに、もっと楽しい曲で踊りたいからっ!!」
「分かった! もっと楽しい曲吹くね♪」
 笛吹の相手を踊らせるパラドクスには曲調の指定が無いので、もっとアップテンポの曲を流し始める。話が通じない敵である。
「復讐をしたいっていうけどね。なんか、どっちかというと八つ当たりだよね、あなた達の場合は」
「そんなことないよお、だって殺されたんだからやり返したくなるのって君達だってわかるでしょ♪」
 キマイラウィッチの力の源である感情と、ディアボロスの発生起源が復讐なのは同じである。そこまで敵が理解しているかはさっぱり分からないが。
「復讐するなら楽しくやらないとつまらないよね♪」
「そんな復讐になんかやられてあげないよっ!」
 勝手に踊る足を移動に合わせて再度魔力砲撃を放つシル。その攻撃は再び笛吹を飲み込むのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

エイレーネ・エピケフィシア
善き魔女と共に数多の戦場を越えてきた身として、魔女の名を穢す怪物どもを許してはおけません
魔女とは野に在りて神々の声を聴き、都市に暮らす神官には救えぬ人々を救う者の名であるべきです
偽称者の目論見を打ち砕くため、微力ながら助力いたしましょう

仲間と共に一気に攻撃を仕掛けて畳みかけましょう
≪神護の長槍≫を『流星が如く燃え立つ投槍』として投擲
突然、炎を纏って凄まじい速度で飛び来る槍に対処を迫りましょう
見事に突き刺さって深手を負わせればそれでよし
そうでなくとも、槍に手を取らせた分、仲間の攻撃が通りやすくなれば重畳です

……無辜の民を操るとは、なんと卑劣な!
子供たちは【トラップ生成】で作り出した浅い落とし穴やネット、或いは粘着トラップで動きを止めます
それでも肉薄して来る場合は≪神護の輝盾≫で受け止めてやりすごし、子供たちへの攻撃はしません
罪なき者に血を流させずとも、わたし達には勝利を得る力があります!
凌ぎきった所で子供たちから距離を取り、再び攻撃に転じます

忌まわしきキマイラよ、悪行の報いを受けなさい!



「善き魔女と共に数多の戦場を越えてきた身として、魔女の名を穢す怪物どもを許してはおけません」
「えー♪ ボク別に悪いキマイラウィッチじゃないよ♪ 普通のキマイラウィッチだよ♪」
 エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)の考える魔女観と、目の前の敵の魔女観は違うようだ。そもそも普通のキマイラウィッチとは。
「魔女とは野に在りて神々の声を聴き、都市に暮らす神官には救えぬ人々を救う者の名であるべきです」
「違うよぉ~? なんか遊んでたら人間に捕まって焼かれちゃったから、今度はこっちが焼く番! って頑張ってるボクらのことだよー? 一つ賢くなったね、お姉さん♪」
 笛吹のその回答に向けてノーモーションでエイレーネは槍をぶん投げて殺しにかかった。投げられた槍は彼女の怒りにも似た炎を纏い、笛吹を大きく跳ね飛ばした。
「……くっ、刺さりませんか。想像以上に硬い……!」
「急にそんなの投げてくるなんてひどいなー♪ じゃあみんな出てきてやり返しちゃおう♪」
 敵が笛を吹くとどこからともなく操られた子どもたちが現れ、再度槍を手にしたエイレーネに襲い掛かってくる。
「くっ、無辜の民を操るとは、なんと卑劣な!」
「さあさあ子供達! 不意打ちするような悪い大人を懲らしめちゃおう!」
 エイレーネは咄嗟にトラップ生成で罠を防ごうとするが、パラドクスで召喚された子供たちには通じない。これはどちらかといえばパラドクスで何かを呼び出して攻撃するものの一種であり通常存在とは言い難いからだ。かといって犠牲にならなかった子供たちがいなかったとは全く言えないのだが。
「くっ……」
 見た目だけとは言え子供たちに手出しをできないのは彼女らしいとも言える。盾で防ぎながらも再び槍を投げる機会をうかがうエイレーネ。敵自体は笛を吹くのに夢中で攻撃さえできれば痛撃を与えられるだろう。そう考えた瞬間、彼女はあえて前へと飛び込み子供たちを振り切りながら槍を構える。
「忌まわしきキマイラよ、悪行の報いを受けなさい!」
 放たれた槍が今度こそ敵の体に突き刺さり、悲鳴を上げさせるのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!

レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。

未だナポレオンの思惑もジャンヌの思惑も測りかねています。
だからこそ、目の前の任務を1つずつクリアして行きましょう。
敵の戦力を削る好機であり、敵の思惑を潰すチャンスです。
バルセロナへは向かわせません。
ここで倒させて頂きます。

ゴーグル型電脳デバイス『Boeotia』のテンプルを弾いて起動
≪ - 人機接続:Lynx of Boeotia - ≫
『Boeotia』と精神と全武装をリンクさせ
人と機械が互いを補い合い、相乗効果を発揮した『人機一体』の状態へ。

手に握るは煌剣『シュトライフリヒト』
飛翔に飛行ユニット『アクロヴァレリア』の推進力を加え
この身は蒼く煌めく流星に
敵に降り注ぎ、肉薄し、
渾身の一閃で敵を両断します。

襲ってくる敵の水を【飛翔】により回避
さらに『シャルダント』『アルヴァーレ』から発生する防御壁の【結界術】で大量の水を遮断します。



「いたたー♪」
 他のディアボロスからの攻撃を受けてもんどり打っているハーメルンの笛吹きの姿を見ても、なお油断せずにレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は剣を握る。
(「未だナポレオンの思惑もジャンヌの思惑も測りかねています。だからこそ、目の前の任務を1つずつクリアして行きましょう。……敵の戦力を削る好機であり、敵の思惑を潰すチャンスです」)
 断頭革命グランダルメ奪還戦は近いはずだ。ならば直近のディヴィジョンである火刑戦旗ラ・ピュセルの動きも当然影響してくるはずだ。
「バルセロナへは向かわせません。ここで倒させて頂きます」
「えっ、まだいるの!」
 飛び上がったレイを見て笛吹は水を呼ぶ。対するレイはゴーグルのテンプルを弾き起動させ、武器と精神が合一となった『人機一体』の状態となる。
「≪ - 接続開始 - ≫これより攻勢に出ます」
 光り輝く剣を携えて笛吹へと高速で迫るレイ。その動きはまさに光線のようだが、敵もただそれを座して待っている訳では無い。
「空の上で溺れちゃえ★」
 ただ飛ぶだけでは敵のパラドクスを防げはしない。回避行動をレイは取るものの、大水が彼女の体を打ち、防具を超えて衝撃が彼女を大きく揺らす。
「ですが……私は止まりません!」
 バランスを崩し地面に自ら衝突しそうになった自身を、姿勢制御することで持ち直し剣の切っ先を笛吹へと向ける。今度は大水を受けぬようにと攻撃パターンを解析し切り抜ける。
「この身は蒼く煌めく流星に!」
「わ……わぁ!?」
 翻る光剣が軌跡だけを残し笛吹を斬りつける。確かな手応えを感じたレイは一旦距離を取り仕切り直すのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!

メリエル・ベルエイル
残るはこの魔女一匹。
ただ一匹といってもアヴァタール級、戦力としてはさっきの雑魚よりも強力な筈。
逃がさず、倒しきる。

同時に仕掛ける仲間と適宜連携し、戦っていく。
周囲の地形へ【光学迷彩】を併用して身を隠し、Decheを振るって暗夜の一撃での不意打ちを狙う。
出来るなら、首を狙うとする。
――其処、貰った。

敵のパラドクスに対しては、【水中適応】にOrcheを使った水中機動で対応しダメージの抑制を試みる。
この程度で、ボクは沈められない。
反撃ができるなら、そのまま一気に近づいて仕掛けていくとする。

お前は何処にも行けないし、行かさない。
復讐は此処で終わり、後に続く者など無い。
バルセロナに居るって仲間も、全て、滅ぼし尽くす。



(「残るはこの魔女一匹」)
「あれー? いつの間にか追い詰められてる?」
 トループス級を突破してきたメリエル・ベルエイル(空闇・g10166)が、先行隊に押されていた笛吹に止めをささんと静かに迫る。周囲には未だ大水が荒れ狂い、近づく彼女の体力を容赦なく削っていく。
(「傷ついたといってもアヴァタール級、戦力としてはさっきの雑魚よりも強力。逃がさず、倒しきる」)
 ダメージの多寡からもトループス級よりも強敵には違いない。このパラドクスによる水には水中適応も効果はない。……基本的にこの手の残留効果がパラドクスそのものに対しての対抗手段となることはあまりない。それでも痛みに耐えながら身を潜めて彼女は間合いを詰めていく。
(「この程度で、ボクは沈められない」)
 パラドクスによる攻撃は一切の理屈を抜きにその対象者の体力を奪う。だがそれが0になったとしても行えることはある。
「もうボク一人だし、まいったなあ♪」
 襲撃を何度か受けてなお生きている笛吹、その間近にまで来たメリエルがその首を取らんと死の名を持つ大鎌を振るう。
「――其処、貰った」
 瞬間、湾曲した刃が敵の首に食い込みそのおしゃべりを止める。
「お前は何処にも行けないし、行かさない。復讐は此処で終わり、後に続く者など無い」
 メリエルの両腕に込められた力が強くなる。
「バルセロナに居るって仲間も、全て、滅ぼし尽くす」
 言い切るとともにキマイラウィッチの首が刎ね飛び転がり消える。すると先程まで騒がしかった周囲はすっかり静寂に染まっている。メリエルもまたその静けさを荒らさぬようにその場を去る。彼女が討つべき相手はまだまだいるのだから。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【完全視界】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!

最終結果:成功

完成日2024年03月29日

バルセロナ撤退阻止作戦

 ディアボロスの反撃によって、キマイラウィッチの軍勢は、イベリア半島の制圧を諦め、拠点であるバルセロナへと撤退しているようです。
 攻略旅団の作戦に従い、撤退してくるキマイラウィッチの軍勢を撃破し、バルセロナへの合流を阻止してください。

 パラドクストレインで、アンドラ公国周辺に移動した後、周囲の掃討を行いつつ、バルセロナ近郊に向かい戦闘を仕掛けてください。
 キマイラウィッチは、ディアボロスを見かければ攻撃を仕掛けてくるので、敵の発見は難しく無いでしょう。

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#火刑戦旗ラ・ピュセル
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#バルセロナ撤退阻止作戦
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#イベリア半島
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#バルセロナ


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選択肢『クロノヴェーダとの対話』のルール

 事件の首魁であるアヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と会話を行います(状況によっては、トループス級(👾)との会話も可能です)。
 戦闘を行わず会話に専念する事になりますが、必要な情報が得られるなど、後の行動が有利になる場合があります。
 問答無用で戦闘を行う場合は、この選択肢を無視しても問題ありません。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『👿または👾で出現する敵との会話に専念する。戦闘行動は行わない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾烏合のトループス級『量産型ベートーベン』のルール

 なんらかの理由で統制を失ない、烏合の衆となっているトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 統制を取り戻す前に撃破したり、統制を失っている間に強行突破して目的地に向かいましょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾ディアボロスを狙うトループス『少年合唱団・猿』のルール

 ディアボロスを発見した途端に、ディアボロスを狙って攻撃して来るトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 ディアボロスに攻撃を仕掛けてくれるので、敵の捜索を行ったり、周囲の被害を減らす為の行動などは必要ありませんが、戦意が高い傾向にある為、油断は禁物でしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『ハーメルンの笛吹き』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「ルィツァーリ・ペルーンスィン」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。