リプレイ
クィト・メリトモナカアイス
キングアーサー奪還戦で見たクジラ!……の気持ち小さいばーじょん。おっきいけど。
ジェネラル級じゃなくジェネラル級に匹敵……ってことはもしかして他勢力のジェネラル級に逆らえなかったりするんだろうか。
そうならクロノヴェーダ同士の戦いではあんまりだけどー。我らにとっては大きな脅威。
フロートユニット「モナアーマー」を装着。【水面走行】で水面を駆ける。
隠れるところもないし、他の復讐者の一塊で行って、最小限のメリヴィルンの撃破狙い。
可能ならメリヴィルンが少ない所を狙って攻撃開始。
目標くじら。突撃ー。
モナアーマーから発射する魚雷による「雷撃のボンベイ」。
単体攻撃を使い、【命中アップ】も使って敵の反撃を弱めることで被害を軽くしよう。
んみぃ、びりびりシビれる音量。
距離を開ければマシになる……かもだけど。のんびりやってる時間はなし。音波攻撃に反撃の魚雷を放ち、攻撃を避ける、防御するより突破優先。その方が結果的に敵も集まってこないので被弾も少ない……たぶん。
防衛ラインに穴が空いたら強行突破。
んむ、今が好機。
イロハ・アプリルシェルツ
※連携&アドリブ歓迎
巨大湖巨獣撃滅陽動作戦を終えた先はジェネラル級がわんさか居る危険な中心部だったとはね。何を護っているのかすら判らないけど、今は少しでも情報を得ないとね。
さて今回はわざわざ巨獣を怒らせる必要は無いこととキングアーサーの奪還戦で交戦した経験がある巨獣なのは幸いだね。とは言え余力を残して強行突破をしないとだから【パラドクス通信】と【水上走行】を発動して比較的密度の薄いところを一点突破を狙って突き進むよ。
20m越えの相手とは体格差が馬鹿にならないからね、仲間との連携を活かすことと速攻の大切さを心得て挑もう。
直線に進むだけだと超音波をまともに浴びてしまうから、フットワークを使ってジグザグに動いて近付き、的を絞らせない様に、被害も最小限に留めるよ。超音波は放射状に広がることが予測出来るし、攻撃の兆候が見えたら【アークフォール】を発動させて波しぶきをぶつけて相殺させようか。
まだまだ初戦だからね、勢いに乗って突き進もうか、士気が低いままだと待ち受ける苦難も乗り越えられないからね。
月下部・小雪
つ、ついにゴンドワナ巨大湖中心部の調査に乗り出せ、ます!
今まで頑張ってきたのです。ぜ、絶対に成功させましょう!(もきゅーとコダマも気合を入れる)
味方の【水面走行】をお借りして、【パラドクス通信】で連絡を取り合いながら中心部に向かいます。
通せんぼする邪魔なクジラさんだけをやっつけていきましょう。
メリヴィルンの密度の薄いところを狙って攻撃開始、です。
【空母型海戦装装備型モーラット・コミュ】になったコダマのば、爆撃です。
コダマどんどん飛行機を発艦しちゃってください。
反撃の咆哮は「魔力障壁」を張って防御です。
ちょ、直撃しなくても耳がきーんとなっちゃいそうなのでお耳も塞いだ防御体勢、です。
コダマも真似して耳(?)をぎゅっと塞いでます。
じゃ、邪魔なクジラさんはいなくなり、ました。
周りから集まってくる前に先に進みましょう。こ、この先のはもっと強敵、です。
※アドリブ連携大歓迎
●巨大湖の奥を目指して
「キングアーサー奪還戦で見たクジラ! ……の気持ち小さいばーじょん。おっきいけど」
〈フライトデバイス「モナアーマー」〉を装着したクィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は、【水面走行】で水面を駆けながら巨獣『吟詩鯨メリヴィルン』を観察する。
「PUUOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
20mを優に超える巨体の尻尾で海面を叩くだけで大きな波が起こり、遠目からでもその大きさがよくわかる。歌のような美しい歌声も、荒ぶる今は恐怖を呼び起こす。
「大きいし凄い迫力……これでトループス級なんだから、巨獣というのは我らにとっては大きな脅威」
それでもここを突破しなければ巨大湖の奥にたどり着くことが出来ないと覚悟を決める。
「つ、ついにゴンドワナ巨大湖中心部の調査に乗り出せ、ます!」
恐ろしい巨獣の群れを前に、【水面走行】を借りて海面に立つ月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)は勇気を振り絞って気合を入れる!
「今まで頑張ってきたのです。ぜ、絶対に成功させましょう!」
もきゅーと隣のモーラット・コミュの『コダマ』も気合を入れた。
「通せんぼする邪魔なクジラさんだけをやっつけていきましょう」
そして【パラドクス通信】を使って仲間にも声をかけて、離れても連絡が取り合えるように準備を整えた。
「巨大湖巨獣撃滅陽動作戦を終えた先はジェネラル級がわんさか居る危険な中心部だったとはね。何を護っているのかすら判らないけど、今は少しでも情報を得ないとね」
イロハ・アプリルシェルツ(神聖ならざる銀・g05555)は巨獣達が護る何かがあるだろう、群れの領域を越えた中央方面に目を向けた。
「さて今回はわざわざ巨獣を怒らせる必要は無いこととキングアーサーの奪還戦で交戦した経験がある巨獣なのは幸いだね。とは言え余力を残して強行突破をしないとだから比較的密度の薄いところを一点突破を狙って突き進むとしよう」
【水上走行】で海面に立って、吟詩鯨メリヴィルンの群れの動きを観察する……。
「隠れるところもないし、最小限のメリヴィルンを倒して強行突破しよう……」
クィトも水平線を見回しメリヴィルンが少ない場所を探すが、荒れるメリヴィルンはあちこちを動き回っていて海面近くにいるものはともかく、海中にどれだけ潜んでいるのかはわからない。
「せめて海面にいるのが少ないところを狙おう。目標くじら。突撃ー」
道をこじ開けようと、クィトはパラドクス『雷撃のボンベイ』を発動しモナアーマーの二基六門の三連装猫爪魚雷より魚雷を一斉発射した!
「BUUUUUUUUUUUUUUUU!!!!!」
大爆発が起こりダメージを受けたメリヴィルンが叫び、ギロリと攻撃してきたクィトを睨むと巨大な口を開き反撃に出る。
「PUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOUU!!!!!」
放たれる超音量の咆哮がクィトに襲い掛かり、ビリビリと体が震えその後に砲弾でも食らったような吹き飛ばされそうな衝撃が訪れた!
「んみぃ、びりびりシビれる音量」
ぐらっとクィトの体が傾くが何とか踏ん張って耐えてる。
「距離を開ければマシになる……かもだけど。のんびりやってる時間はなし」
クィトは攻撃を継続し、魚雷を撃ち込んでメリヴィルンから大量の血が流れ出て沈んでゆき、その血は海を赤く染めた。
「PUUUUUUOOOOOOOO!!!」
しかし仲間の叫びを聞きつけて近くのメリヴィルンが集まってくる。
「攻撃開始、です」
そこへ小雪がパラドクス『空母型海戦装装備型モーラット・コミュ(キャリアーパック・コダマ)』を発動し、飛行甲板型の海戦装をコダマが装備した。
「コダマどんどん飛行機を発艦しちゃってください」
勇ましい鳴き声を上げたコダマから1/72スケールの爆撃機が次々と飛んでいく。そしてメリヴィルン達へと爆撃を開始した!
「BUUUUUUUUUOOOOOO!!!!!!」
苦しみの声を上げたメリヴィルンの分厚い皮膚が破れ血が溢れ出す。
「「PUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOUU!!!!!」」
メリヴィルン達は怒り狂ったように叫ぶと、大気が震える咆哮を次々と放った。
「ちょ、直撃しなくても耳がきーんとなっちゃいそうなのでお耳も塞いだ防御体勢、です」
小雪は魔力障壁を張って身を護り、手で耳を塞ぐ。それを真似してコダマも耳(?)をぎゅっと塞いだ。そこへ強烈な超音波が一斉に襲い掛かり、魔力障壁を抜けて少しは減衰しながらも小雪とコダマの体をビリビリと震わせた。
「び、びっくりします」
だがそれで終わりではない、足元、海中で爆撃を受けたメリヴィルンからも放たれた砲撃が小雪とコダマを空中へと吹き飛ばした。
「ど、どんどん集まって、きてます」
空中から小雪が海を見下ろすと、海面に巨大な影が幾つも浮かび上がって来ていた。派手な攻撃に騒ぎを聞きつけた近くのメリヴィルンが集まってきているのだ。
「PUOOOPUOOOOOOOOuuuuuuu」
メリヴィルン達が超音波を飛ばして獲物の動きを止めようとする。
「20m越えの相手とは体格差が馬鹿にならないからね、連携していこう」
敵の攻撃の予兆を察知したイロハがフォローに入るようにパラドクス『アークフォール』を発動し、方舟型の巨大なエネルギー塊を具現化して突っ込ませ、メリヴィルン達を押し潰すように海中に追い返していった。
「PUOOOuuPUOOOOOuuuuuuuuuuu」
沈められながらもメリヴィルンが超音波を放ってくる。
「この群れの中で足を止められたら終わりだね。回避しようか」
イロハはフットワーク軽く海面をジグザグに動いて的を絞らせないように移動して直撃を避ける。しかし広がる超音波を完全には回避できず痺れるように足が鈍った。そこへ一頭のメリヴィルンが体当たりするように海中から接近してくる。
「一人だったなら絶対絶命だったけど、ここには仲間がいるからね」
イロハの視界の端にクィトの姿が映り、魚雷をカウンターで叩き込んでメリヴィルンの軌道を逸らした。そのまま勢いよくどこかへと泳いでいく。
「巨獣というだけでも厄介だが、さらに数が多いとなると凶悪だね」
イロハは倒し切れないほどの巨獣が集まっている海域の危険さを体感した。
「じ、時間をかけると危険、です。周りから集まってくる前に、先に進みましょう」
「んむ、少しでも前進する」
小雪の言葉にクィトが同意して、群れの中へと押し入る。
「まだまだ初戦だからね、勢いに乗って突き進もうか、士気が低いままだと待ち受ける苦難も乗り越えられないからね」
ここで弱気になるわけにはいかないとイロハも頷き、巨大湖の奥を目指して道を切り開こうと突っ込んで、メリヴィルンの群れの領域に楔を打ち込んだ。
善戦🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【水面走行】LV2が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情&セリフ】
巨大湖の中央か、何があるのか見に行こう
鯨が暴れ回っているってのは実際に見るとやばいな
【行動】
仲間と借りたパラドクス通信で連絡を取り合いながら積極的に連携していく
水上走行を借りて水面をかけて行動する
強運の加護も使って行ける確率をできるだけ上げておく
まずはパラドクスを使用して炸裂すると電撃を浴びせる爆弾を製作する
これは敵の頭上で炸裂する物だが
敵からの攻撃で壊されても電撃は浴びせられるはずだ
狙う敵は体力が少ない物や少ない場所にいる敵にして中央を強行突破しやすくする
敵からの攻撃は盾のフェイク・プリドゥエンで防ぐ
真正面から受け止めないように気をつけよう
怪我はしないように気をつける
必要なら臨機応変に対処する
イシュア・アルミゴス
ひゅー、数多いねぇ。コイツラがドラゴン化したら
もっと厄介だったんだろうね。これだけ居ると壮観だ。
ジェネラルクラスまで居ちゃうなんて、いやー…。
いっちょ張り切っちゃいますか!
今回は殲滅なんて無理だし一点突破。水面走行で戦う環境を整えて
狙う一群を決めたなら、いざいざ行かん準備万端!仲間と連携しいざ突撃!
敵の攻撃は射線から逸れるように立ち回る。
『アヌビスの守護』を利用して加速し一気に接近し牽制。
『セルケトクロウ』で敵を薙ぎ払い。敵の群れに穴を開けていくよ
ここを突破しないことには話にならないからね。
こんな壁じゃ止まってられないんだよ!
一里塚・燐寧
わーお。こんだけ巨獣がいるってことは、調査結果には期待できるかも
ただまぁ、どーにか島に辿り着かないと獲らぬ鯨の皮算用だよねぇ
よっし。慎重に大胆にぶっちぎるよぉ!
仲間から【水面走行】や【水中適応】を借り巨大湖を移動
【平穏結界】を展開して、一度に多くの敵に気付かれるリスクを減らそう
密度が疎らじゃないと突破どころじゃないからねぇ
突破口になりそうな孤立した敵、もしくは少数の敵群を見つけたら攻め込むよぉ!
仲間と狙う獲物を合わせて速やかに片付けちゃおう
『屠竜技:点穴穿ち』を発動し、口と正対せず済む敵の背面に≪テンペスト・レイザー≫を突きこむよぉ!
剣を肉の中に抉り込み、回転鋸刃の絶え間ない斬撃でガリガリ削って解体していっちゃおう
残念だったねぇ、捕鯨が規制された時代に生まれてこれなくてさぁ!
反撃の超音波に対しては、得物の分厚い刀身を盾代わりに構えたまま動きを止められるように
≪拒絶の呪力≫で突撃の勢いを弱めながらガードし、威力を抑えるよぉ
突破口を開いたら迷わず突き抜けるっ!
みんな気を付けて、次は大物だよぉ
ガンドラ・ブラッディア
連携・アドリブ歓迎
これ程の群れ、ドラゴンの支配が、及びきらなかった事、不幸中の幸いだ。
しかし依然として、一目でわかる、脅威そのもの。
群に飲まれず、踏破せねば、命はない。
……このリスクに、見合う情報、得たいところだ。
【水面走行】を活用し、素早く突破、あるのみである。
竜呪剣『聖泉』を精製。突破に邪魔な、メリヴィルンらに対し、聖水の斬撃を放ち、素早く撃破を、狙っていく。
仲間との連携で、攻撃には弱った個体を、巻き込みながらで、攻めていく。
咆哮に対し、『聖泉』で精製した、水鏡による、威力の減衰も、狙っていこう。(【反撃アップ】)
他にもある、残留効果は全て、活用していく。
悪いが我輩ら、餌になるつもりは、毛頭無い故に、道は譲ってもらう。
『聖泉』よ。此れなる、巨獣の群れより、道を切り開け。ハァッ……!!
●突破口
「BUUBUUUUUUUUUUOOOO!!!!!」
自分達の縄張りに入って来たディアボロスという異分子に、メリヴィルンはさらに荒々しさを増して暴れる。
「鯨が暴れ回っているってのは実際に見るとやばいな」
荒田・誠司(雑草・g00115)は怪獣映画のように暴れている巨大なクジラの群れを見て、その迫力に思わず息を飲んだ。
「だがここを突破しないと巨大湖の中央には辿り着けない……行くしかないな」
【パラドクス通信】で仲間と連絡を取り、覚悟を決めて【水面走行】で海面を駆け出した。
「ひゅー、数多いねぇ。コイツラがドラゴン化したらもっと厄介だったんだろうね。これだけ居ると壮観だ」
イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)は海を埋めるような巨獣の群れを見て思わず口笛を吹いた。
「ジェネラルクラスまで居ちゃうなんて、いやー……。いっちょ張り切っちゃいますか!」
この群れを突破してもまだジェネラルクラスの巨獣が待ち構えている。そんな困難な道程を突破する為に気合を入れて【水面走行】で海面を走って仲間が戦う場所へと続く。
「いざいざ行かん準備万端! いざ突撃!!」
道を切り開かんと突撃し、メリヴィルンの正面を避けるように立ち回る。
「仲間が開けた穴をさらにこじ開ける!」
先行する仲間が作った道をさらに切り開こうと、誠司がパラドクス『特殊爆:雷降(ユニークボム・サンダーフォール)』を発動し、炸裂すると強力な電撃を発する爆弾を製作して放り投げる。すると閃光が迸り雷が爆発したように広がってメリヴィルンを包み込む!
「BUUUUOOOOOOO……!!!」
黒く焼かれたメリヴィルンが悲鳴を上げて海底へと逃げていった。
「これで道を――」
「PUOOOOOOOOOUUUUUUUU!!!!!」
道が開けたと思った誠司の視線の端、海中から仲間がやられ怒るメリヴィルンが顔を出し口から超音量の咆哮を放つ!
「これで防ぐ!」
咄嗟に誠司は大盾〈フェイク・プリドゥエン〉を構えて受け止める。強烈な衝撃が腕に伝わるが、腰を落として踏み止まる誠司は衝撃を受け流すように盾に角度を付けて勢いを逃した。
「手が痺れやがる、正面から受けるのは危険だな。とはいえこれだけ数がいるとどこから飛んで来るかわかったものじゃないが……なら進むしかないか」
立ち止まるよりも進み続ける方がまだ狙い撃ちされないと、迷わず足を踏み出し、盾を構えたまま誠司は敵の群れの中を恐れず前進していく。
「PUOOOOOOO!!!!」
だが縄張りに入る者を許さず、メリヴィルンが大きく口を開けて咆哮を放とうとする。
「やらせないよ!」
イシュアはパラドクス『加速せし蠍の鋏(アクセラレーション・スコルピオシザー)』を発動し、〈フィールドバリア『アヌビスの守護』〉を展開して水面と反発して弾かれることで加速し、一気に懐に入ると〈装甲剥離生体鋏『セルケトクロウ』〉でメリヴィルンの巨体を切り裂いた!
「PUOOOOPUUUUUUUUUU!!!!!」
メリヴィルンは大量の血を流しながらも咆哮を放つ。それが射線を逃れるように動くイシュアを掠めて空へと吹き飛ばした。
「――掠っちゃったねぇ」
その下では落下地点でメリヴィルンが喰らおうと大口を開けて待っている――。
「そんなに大口開けてもあげる餌はないよ」
イシュアは空中で体勢を立て直し、アヌビスの守護を衝撃で舞い散る水飛沫に当てて飛ぶように軌道を変えて急降下し、メリヴィルンの頭を切り裂きながら着水した。
「BUOOOOOOOOOOOOOUUUUU……………」
痛みにメリヴィルンがもがき苦しんで暴れ、仲間の巨体と衝突してぶつかり合う。するとメリヴィルン同士で喧嘩を始めた。
「よし、今の内に進むぞ! 巨大湖の中央に何があるのか、見に行ってやる!」
チャンスだと誠司はメリヴィルンが争う中、嵐のように荒れる海面を蹴ってすり抜けていく。
「ここを突破しないことには話にならないからね。こんな壁じゃ止まってられないんだよ!」
イシュアも荒波を止まらずに駆け抜け、敵の群れに突破口を開けて前に進んだ。
●群れの先に
「これ程の群れ、ドラゴンの支配が、及びきらなかった事、不幸中の幸いだ」
ガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)はこの巨獣達が強化されていればどうなっていたかと想像し、最悪は免れたと安堵する。
「しかし依然として、一目でわかる、脅威そのもの。群に飲まれず、踏破せねば、命はない。……このリスクに、見合う情報、得たいところだ」
この群れを突破するのは非常に高いリスクを負う事になる。その先にあるものがリスクに相応な情報であればと願い、【水面走行】で海面を駆け出し先行する仲間に続く。
「わーお。こんだけ巨獣がいるってことは、調査結果には期待できるかも」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は誰も通れない先にある島には重要な物があるのではと期待を膨らませる。
「ただまぁ、どーにか島に辿り着かないと獲らぬ鯨の皮算用だよねぇ。よっし。慎重に大胆にぶっちぎるよぉ!」
【水面走行】を借りて海面の移動を始め、【平穏結界】で一度に多くの敵に気付かれるリスクを減らす。
「密度が疎らじゃないと突破どころじゃないからねぇ」
どれだけの数がいるのかもわからないほどの群れ。まともに相手をしていては突破できないと仲間の攻撃しているところに加わる。
「素早く突破、あるのみである」
ガンドラは手負いの敵目掛けてパラドクス『竜呪剣『聖泉』・反水嶺』を発動し、竜呪剣『聖泉』を精製すると手にして一閃。凝縮された聖水の斬撃を放つ!
「BUUGUUOOOOOO!!!!」
強烈な一撃が厚い皮膚を破り深々と内部にまで傷が浸透し、メリヴィルンが血を流し苦しそうな声を上げる。
「PUOOOOOOOOOruuuuuuuuuu」
そしてガンドラへと憎しみの目を向けて超音波を放った。それが聖水は放った後に不定形の水鏡に当たり僅かに軌道を変えて直撃を避ける。だが全身に痺れが走り少しの間動けなくなり、そこへメリヴィルンが突っ込もうとした。
「仲間が攻撃してる獲物を狙って速やかに片付けちゃおう」
燐寧はパラドクス『屠竜技:点穴穿ち(スレイヤーアーツ・フェイタルプッシュ)』を発動し、口と正対せず済む敵の背面に回り込んでチェーンソーの刃を持つ大剣〈テンペスト・レイザー〉を勢いよく突き込む!
「BUGUOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
刃が肉の中に抉り込み、回転鋸刃の絶え間ない斬撃でガリガリ削られて突撃しようとしていたメリヴィルンが悲鳴を上げて動きを止める。
「残念だったねぇ、捕鯨が規制された時代に生まれてこれなくてさぁ!」
燐寧は幾重にも刃を走らせてメリヴィルンを解体していく。
「PUOPUOOOOOOOOuuuuuuuuuu」
激痛に苦しみながらメリヴィルンが超音波を放つ。
「動きを止められるのは厄介だけど、わかってたらどーとでもなる!」
来ると予想していた燐寧は得物の分厚い刀身を盾代わりに構える。そこへ超音波を食らい体が痺れた。
「PUOOOOOOO!!!!」
仕留めようとメリヴィルンが頭から体当たりを仕掛ける。それを燐寧は呪力のオーラ〈拒絶の呪力〉で勢いを弱めながら構えたままの刀身でガードし、骨が軋むような強烈な衝撃に耐えているとメリヴィルンの身体から力が抜けた。
深い傷を負った状態で無理をしたために力尽きて沈んでいく。
「PUOOOOUUUUUUUUUUUU!!!!!」
仲間がやられてメリヴィルンが猛る。
「悪いが我輩ら、餌になるつもりは、毛頭無い故に、道は譲ってもらう」
痺れが少し抜けたガンドラは全身に力を込めて動く。
「『聖泉』よ。此れなる、巨獣の群れより、道を切り開け。ハァッ……!!」
そして掲げた竜呪剣を振り下ろし、メリヴィルンの巨体を退け道を開いた。
「今だ、前進する」
仲間に呼びかけながらガンドラは前に出る――。
「PUOOOOOOOOOOOOOO…………!」
するとメリヴィルンの追撃が突然止まり、ある一定のラインで引き返していく。
「……帰っていく、群れの領域を、突破できたということか」
それに気付いたガンドラが振り返って足を止めた……。
「どうやら全員無事に抜けられたようだな」
「いやー、まだ最初のウォーミングアップみたいなもんなのに大変だったね」
誠司とイシュアも領域を抜け出し、後から他の仲間達が追いつくのを確認して一息ついた。
ディアボロス達は巨獣の群れの手痛い歓迎を受けながらも、何とかメリヴィルンの領域の突破に成功した!
「あれが、目的の島か。大きいな」
前を向いたガンドラの視界に、ゴンドワナ巨大湖の中心に位置する巨大な島を見つける。
「みんな気を付けて、次は大物だよぉ」
燐寧もまた警戒をさらに高めてここからが本番だと仲間に声をかけた。
島の周囲の海中に大きな動く影が見える。島を護るジェネラルクラスの巨獣『海塞竜サロモグルス』の群れの姿があった――。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【水面走行】がLV4になった!
【平穏結界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
●海塞竜サロモグルスの群れ
海面からでは大きな影しか見えないが、『海塞竜サロモグルス』の巨体が中央の島を護るように静かに海中を泳いでいるのは確認できた。
メリヴィルンのように数え切れないほど数が居る訳ではなさそうだ。それぞれある程度の距離を開けて島への海路を塞いでいる。
ゆっくり泳いでいるように見えるが、巨大なせいでそう見えるだけで、実際の海中を進む速度はかなりのものだ。もし島に近付くものがあれば、即座に襲い掛かって来るだろう。間を通ろうなどと考えれば2体同時に襲われてしまう。
何とか1体でも倒さなくては島に上陸することは不可能だ。
覚悟を決めてディアボロスはジェネラル級にも匹敵するという海塞竜サロモグルスとの戦いに挑む!
クィト・メリトモナカアイス
さらにおっきい!そして多い!
でもジェネラル級「レベル」ってことはアヴァタール級?
他種族のジェネラル級に逆らえなかったりしそう。
とはいえ。無条件で格下を従える力なんて我らにはないのでやっぱり脅威。
汝は知らぬことがある。
そう……魚は猫に弱い。
海にいるし鰭も生えてるから汝は魚。我が言うのでまちがいない。
というわけで。
巨獣決戦、いくぞー。
大型の猫科の獣姿のネメシス形態に変身。「震わすは鬣なき獣」による黄金猫拳打棒……ではなく、自前の肉球パンチで戦闘。
サロモグルスのうち孤立気味の一頭に狙いを定め……たいのだけど。そんなのはいなそう。がっちりガード。
完全な円陣には慣れぬだろうし、ちょっぴり程度でも他より突出気味のを狙おう。他の復讐者とも【パラドクス通信】で狙う相手は共有。
【水面走行】を使用。水面を四本の脚で駆けて戦う。
ウォーターカッターを回避しながら接近し、ひっさつの猫パンチ。
これも汝は知らぬことだけれど。我の肉球はとても痛い。
1体を倒したら体を乗り越えて島へ突入。いそげー。
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情&セリフ】
まだまだいるなんて、本当にここには何が隠されているんだ?
敵は強力だがやっていくしか無いだろう
【行動】
パラドクス通信で仲間と連絡を取り合いながら積極的に連携していく
水面走行を借りて引き続き行動する
まずはパラドクスを使って触れると痺れる鱗粉を撒く蝶を製作し待機させておく
敵からの攻撃はガードアップを使い
盾のフェイク・プリドゥエンや電光警棒で受けて防ぐ
その間に能力値アップや命中アップ、ダメージアップを活用しつつ
蝶を遠隔操作して
敵の口の中や目に鱗粉を振り撒き攻撃
硬い鱗に阻まれて鱗粉が届かないかもしれないが
口内や目という部分は鍛えようが無いし防げないはずだ
うまく当たれば行動阻害にもなるだろう
何とか一体だけでも倒して突破するために隙を作る
必要なら臨機応変に対処する
●島を護る巨獣の群れ
「まだまだいるなんて、本当にここには何が隠されているんだ?」
巨獣の群れを苦労して突破しても、さらに強力な魔獣が行く手を塞いでいる。それを見て荒田・誠司(雑草・g00115)はその奥にある島に何があるのだろうと好奇心を刺激された。
「敵は強力だがやっていくしか無いだろう」
島を探索するには倒して道を開けるしかないと、ジェネラル級の力を持つ巨獣相手に仕掛けるべく【パラドクス通信】で仲間と連絡を取り合う。
「さらにおっきい! そして多い!」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は先ほどよりも威圧感を感じる巨大な影が、視界に映るだけでも何体も海中を泳いでいる姿に驚きの声を上げた。
「でもジェネラル級「レベル」ってことはアヴァタール級? 他種族のジェネラル級に逆らえなかったりしそう。とはいえ。無条件で格下を従える力なんて我らにはないのでやっぱり脅威」
実際のところこの巨獣がどういった存在であるのかは不明だが、とにかくその巨体から今までにも感じた事のあるジェネラル級を前にした時と同じ、圧倒されるほどの力と脅威を感じた。
「まずは接近しなくてはな。行こう――」
強敵との戦いに覚悟を決めた誠司は【水面走行】で海面を蹴り接近しながら、パラドクス『模造製作:火花蝶(イミテーションメイク・スパークバタフライ)』を発動して触れると痺れる鱗粉を撒く蝶を製作して浮かべる。
「汝は知らぬことがある。そう……魚は猫に弱い。海にいるし鰭も生えてるから汝は魚。我が言うのでまちがいない」
クィトはそう告げながらネメシス形態へとその身を変化させ、大型の猫科の獣の姿となった。
「というわけで。巨獣決戦、いくぞー」
仲間に続いて【水面走行】で海面を四本の脚で駆け出すとその巨体の影へと接近していく。
「GURRRROOOOOOOOOOOO!!!!!!」
サロモグルスが近づくものに気付くと、海面に陸地が出来たように大きな顔を出して容赦なく攻撃を開始し、巨大な口から咆哮と共にウォーターカッターを連射した!
それはあまりも大きく、もはやカッターなどという生易しいものではない。巨大な波のように広がる水が押し寄せて誠司を呑み込み、クィトを軽々と吹っ飛ばした。
「強烈な攻撃だが、ここで引くわけにはいかないな」
腰を低くして誠司は盾の〈フェイク・プリドゥエン〉を構えて受け止める。ガツンと津波に押し流されるような強烈なエネルギーが襲い掛かるが、ここで下がっては勝てないと踏み止まって耐える。
「反撃といくぞ」
そして頭から血を流しながらも、蝶を回り込ませて咆哮する口の中へと飛び込ませた。
「GUURRRRAAAA……!!」
サロモグルスの口の中に鱗粉が入り込み内部に浸透していく……。
「口内や目という部分は鍛えようが無いし防げないはずだ。うまく当たれば行動阻害にもなるだろう」
サロモグルスの口内が電撃に打たれたように痛みと痺れが走り、誠司の思惑通り口から放たれるウォーターカッターが弱まった。
「猫は受け身も上手い」
クィトは空中で回転して衝撃を逃しながら猫らしく軽やかに海面に着地する。
「それでも痛いものは痛い。お返ししてやるぞー」
反撃だとクィトは乱れたウォーターカッターの波を躱して接近する。
「これも汝は知らぬことだけれど。我の肉球はとても痛い」
そしてパラドクス『震わすは鬣なき獣』を発動し、普段使っている黄金猫拳打棒……ではなく、自前の肉球パンチを巨大な頭に叩き込む!
「GUUUUUOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
ひっさつの猫パンチが鎧のように硬い外皮を砕き内部にまで衝撃が通る。激痛にサロモグルスが咆え、海面に沈んで逃れようとするがクィトは獲物を逃さぬとばかりに張り付く。誠司の操る蝶が口から吐き出されると目の周りを漂い鱗粉を浴びせた。
「GUUUUGUUUUUGUUUUUGUUUUUU!!!!!」
サロモグルスが顔を振り嫌がるような動きをする。
「今だ!」
「猫は動き回る獲物と遊ぶのも得意なのだ」
誠司が隙を作り、クィトが肉球パンチをもう一発お見舞いすると、痛みにサロモグルスが水中で身体を激しく暴れさせてクィトを振り払った。
「GUURRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!」
ダメージを負ったサロモグルスは二人を睨みつけ、咆哮と共に放つ大波で押し流した。
「ぷはっ、大きさ通りにタフだな。だが何とか一体だけでも倒して島への道を切り開かないとな」
水中に押し込まれた誠司は海から顔を出し、まだまだこれからだと海面に上がって闘志を燃やした。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
ガンドラ・ブラッディア
ジェネラル級に、匹敵する群れ。
敵本拠地への、大規模侵攻作戦でも、無い限りは、全てを各個撃破は、困難極まる。
先と同じ、一点突破あるのみ。……いざ、対巨獣戦、開始。
(咆哮と共にネメシス形態、巨躯の黒竜へ)
【水面走行】により、水上戦を実行。
仲間と連携し、一番孤立した1体に、狙いを定めるのだ。
此処は、既に死線故に、出し惜しみは、一切無し。
この姿から放つ、最強の一振りを以て、打ち破らん。
収束せよ、我が罪、数多の剣群。竜呪剣『剣災』より、竜之償を精製する。
残留効果により、高めた能力の数々。その力を追い風に、ただただ苛烈に、全身全霊の斬撃を。
オオオオオオオオオオッ!!
ウォーターカッターも、竜之償にて、なるべく致命打を、避ける形で、切り払う努力は、してやるまで(【ガードアップ】、【反撃アップ】)
呪詛と魔力、その全てを――豪速の剣矢に。
竜としての矜持、世の平和、そして今は、仲間達と征く道を、切り開く為!
罷り通らせて貰うぞ、海塞竜!
全力の投擲だ、撃ち貫け……!! オオオオオオオオオオオオオッ!!!
一里塚・燐寧
うひゃー、あのサイズでほんとに群れてるじゃん
ジェネラル級並みってのはフカシじゃなさそーだねぇ
こりゃこっちも本気を出すしかないかぁ
【パラドクス通信】で仲間と狙う敵を合わせ【水面走行】で接近
他の敵の参戦を可能な限り遅れさせるため、引き続き【平穏結界】を使うねぇ
凪いだ水面の向こうに見える敵の姿が見えたら一気に攻める!
巨大恐竜型ネメシス形態に変貌
さあ、始めようじゃん
陸と海、出会うはずのない捕食者のドリームマッチをさぁ!
変身したあたしの尾は超巨大なチェーンソー、すなわち『絶技:界を絶つ巨剣』
敵の背の外皮の隙間、比較的守りが薄い部分を狙って、高く上げた尾を叩きつけるよぉ!
振り抜く速さの乗った重厚な刀身のぶつかる衝撃が、鎧のような皮を砕き
激しい回転を絶え間なく続ける鋸刃の斬撃が、肉に深く食い込んで解体する
あいつを真っ二つにする瞬間まで――喰らいつけっ、あたしの刃ぁ!!
飛び掛かりに対しては≪拒絶の呪力≫を纏う強靭な前足で対抗
顎を強く押して無理やり閉じさせたり、噛み付く場所をずらしたりして致命傷を防ぐよぉ
「うひゃー、あのサイズでほんとに群れてるじゃん」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は島の周辺に見える、海中の巨大な影を見て驚きの声を上げた。
「ジェネラル級並みってのはフカシじゃなさそーだねぇ。こりゃこっちも本気を出すしかないかぁ」
範囲は狭いが【平穏結界】で少しでも気付かれ難くなればと思いながら、海面から顔を出してこちらを見て殺気を放つサロモグルスと視線が合う。
「そっちもやる気みたいだねぇ」
燐寧は獰猛な笑みを浮かべると、全身にエネルギーを漲らせネメシス形態に変貌し巨大恐竜の姿となる。
「さあ、始めようじゃん。陸と海、出会うはずのない捕食者のドリームマッチをさぁ!」
海面を蹴って一気に接近すると、パラドクス『絶技:界を絶つ巨剣(フェイタリティ・ワールドスレイヤー)』を発動し尾の超巨大なチェーンソーを高く振り上げ、重厚な刀身を思い切り背中の外皮の薄そうな部分に叩きつけた!
「GAAAAAOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!」
叩きつけた衝撃で鎧のような外皮が砕け、激しく回転する巨大チェーンソーの刃が肉に深く食い込んで解体していく。
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」
激痛にサロモグルスの悲鳴が響き、背から鮮血が噴水のように噴き出す。そして暴れて巨大恐竜を吹き飛ばそうとするが燐寧は踏ん張って耐える。
「あいつを真っ二つにする瞬間まで――喰らいつけっ、あたしの刃ぁ!!」
押し付ける尾の巨大チェーンソーがガリガリとサロモグルスの肉を削っていく。
「GURRRRRRRURRRRRRRUUU!!!!!!」
怒りに燃え上がるように声を上げたサロモグルスが海面から飛び上がってチェーンソーを弾き、巨大恐竜の巨体をよろけさせた。そして頭上から巨大な口を開けて食らいつこうとする!
「ジェネラル級に、匹敵する群れ」
ガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)は一体一体が強力な個体が島の周囲に展開しているのを視認する。
「敵本拠地への、大規模侵攻作戦でも、無い限りは、全てを各個撃破は、困難極まる。先と同じ、一点突破あるのみ。……いざ、対巨獣戦、開始」
強大な敵に負けじと戦意を高め、咆哮と共にネメシス形態に変化し巨躯の黒竜へと姿を変える。
「行くぞ」
【水面走行】により海面を疾走し、仲間を攻撃しようと空中に跳んだサロモグルスに向かって突っ込む。
「此処は、既に死線故に、出し惜しみは、一切無し。この姿から放つ、最強の一振りを以て、打ち破らん」
そして射程に入ると全ての力を以ってパラドクス『竜呪剣『剣災』・竜之償』を発動する。
「収束せよ、我が罪、数多の剣群」
様々な刀剣の形状の竜呪剣が収束し融け合い、巨大な呪詛の魔力光剣「竜之償」が精製された。
「呪詛と魔力、その全てを――豪速の剣矢に」
竜之償の切っ先が敵に向けられ、矢のような形状となると宿す力が溢れるように震える。
「竜としての矜持、世の平和、そして今は、仲間達と征く道を、切り開く為! 罷り通らせて貰うぞ、海塞竜!」
「全力の投擲だ、撃ち貫け……!! オオオオオオオオオオオオオッ!!!」
大気を震わす方向と共に竜之償が放たれた!
「GURRRRRRRUUUOOOOOOOOOOOO!!!!!」
それに気付き、負けじと咆哮を上げた空中のサロモグルスがウォーターカッターという名の津波を連続して放つ。空中で攻撃がぶつかり合い、周辺に衝撃波が撒き散らされて海が荒れる。
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ガンドラがさらに全身全霊の力を込めて竜之償を押し込むと、津波を突破してサロモグルスの体に突き刺さった。金属のような外皮を破り深く突き刺さると、爆発して肉を大きく抉って吹き飛ばす。
「GUUUUUOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
サロモグルスが痛みに声を上げ、大量の血を流しながら巨大恐竜への攻撃を諦めて着水しそのまま海に潜った。
「ふー、危なかったぁ。ありがとー。でもピンチは免れたけど致命傷は与えられなかったかぁ」
もう少しで頭から食べられるところだったと燐寧がガンドラに感謝ながら潜った敵に目を向ける。
敵に大きな傷を負わせたが、まだ動きは鈍っておらず海中を泳いでこちらに仕掛ける機を窺っているのが見て取れた。
「全力の一撃でも、必殺とはならぬか。ならば、倒せるまで続ける」
ガンドラは海中でこちらを警戒する敵を見下ろし、油断なく次の交戦に備えた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV3になった!
イロハ・アプリルシェルツ
※連携&アドリブ歓迎
楽園と呼べる巨大湖の中心部がジェネラル級相当の巨獣が群れ為す魔境だったとはね。
断片の王か其に類する重要なものがあるのか……。
巨体による円陣は難攻不落と呼べるね。だけど人は技術や戦術で格上相手に勝ってきたんだから突破出来ない道理は無し。
極限まで練り上げたオーラを編み上げ聖堂騎士たる『ネメシス形態』に。
連射されるウォーターカッターは脅威。
でも口からと決まっているから侵攻方向が基本で背や尾からは放てない筈。戦場を共にする仲間と【パラドクス通信】と【水上走行】で臨機応変に死角を補い警告し合うよ。
それでも避け切れないのが逆説連鎖戦、この身に宿る【鋼の信仰】と【主の加護】を以って強大な攻撃を角度を付けて逸らして真っ向から衝突しない様にするよ。こんな所でイロハは倒れてられないからね。
比較的突出した個体の胸ビレや尾ビレの近くを狙って【ペトロの殉教】で鎧の様な外皮に衝撃を浸透させ、連射は出来ても曲射ではない攻撃後の隙を掻い潜り、裂帛の気迫を籠めた鉄拳で先ずは敵の機動力を潰すべし。
逆叉・オルカ
この世界に何があるのか知りたい。
その為にも、この先の島をどうしても調べたいな。
大人数が無理でも、仲間だけでも上陸させるつもりで道を切り開く。
まずは1匹。確実に仕留める。
【水中適応】と【防御ガジェット】をつかい、水中での活動を行いやすくする。【P通信】で仲間と連携を。
サロモグラスを倒せば島へ最短で辿り着けるか……戦う前に計算、予想してどの個体を倒すか狙いを定めておこう。
仲間と状況に合わせ、水中戦、水上戦のどちらにも対応して置けるようにしておく。【平安結界】で接近時や戦闘中に増援を呼ばれないように工夫を。
「骨格的には恐竜というより水性爬虫類なのか。まぁ、なんにせよ倒すことには変わりない」
「道を開けてもらおう! 立ち止まるわけにはいかない!」
パラドクス【衝撃】で水のシャチを操り、敵を攻撃するよ。
水を巻き込み、素早く駆け抜けろ!
狙うのは目やヒレ。噛み砕いて迅速な撃破と、素早く仲間がここを駆け抜けることを優先させる。
敵の攻撃は【ガードアップ】と防御ガジェットで対応を。探索に向かう仲間をディフェンス
「この世界に何があるのか知りたい。その為にも、この先の島をどうしても調べたいな」
逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は大人数が無理でも、仲間だけでも上陸させる道を切り開こうと戦いに臨む。
「まずは1匹。確実に仕留める」
【水中適応】と〈防御ガジェット〉を準備して水中での活動を行いやすくする。
「【平穏結界】で増援を呼ばれないようにしたいが、あの巨体では範囲に収まらないな。やはり早く決着をつける必要がある」
オルカは状況を確認して、通常よりも大きな敵の巨体を完全に範囲内に入れるのは難しいと見て、早期決戦を仕掛けようと水中に潜り攻撃する仲間に続く。
(「骨格的には恐竜というより水性爬虫類なのか。まぁ、なんにせよ倒すことには変わりない」)
敵を見て思わず生物的な分類を考えてしまいながらも、今は倒す事に集中する。
「楽園と呼べる巨大湖の中心部がジェネラル級相当の巨獣が群れ為す魔境だったとはね」
イロハ・アプリルシェルツ(神聖ならざる銀・g05555)は見ただけで絶大な力を持つと分かる巨獣が仲間と戦う姿を見て、そんな巨獣が何体もまだ海の中に潜んでいることに驚愕する。
「断片の王か其に類する重要なものがあるのか……」
巨獣が護る島に何かを調べてみようと、道を切り開くべく戦いに参戦する。
「巨体による円陣は難攻不落と呼べるね。だけど人は技術や戦術で格上相手に勝ってきたんだから突破出来ない道理は無し」
その一角を突破して陣を破ろうと、イロハは極限まで練り上げたオーラを編み上げ聖堂騎士たるネメシス形態に変身する。
「連射されるウォーターカッターは脅威。でも口からと決まっているから進行方向が基本で背や尾からは放てない筈――正面に気をつけて」
イロハは敵の体勢を見て【パラドクス通信】で仲間に声をかけながら、回り込むように接近する。
「道を開けてもらおう! 立ち止まるわけにはいかない!」
正面を避けながらオルカは射程に入るとパラドクス『衝撃(レクゥィエスカト・イン・パーケ)』を発動し、魔術によって水を操りシャチを作り出して襲い掛からせる!
「水を巻き込み、素早く駆け抜けろ!」
流れに乗るように高速で接近したシャチは巨大な左の胸ビレに喰らいつき、噛み砕いて破損させた。
「GUUUUUUUUOOOOOOOOOOOO!!!!」
体勢を崩しながらもサロモグルスはオルカに開けた口を向け、凄まじい勢いでウォーターカッターを放つ! それは巨大な波のように広がってオルカを呑み込んで押し流した。
「こんなのが何匹もいるのか……」
波が過ぎると海面に膝をついたオルカが現れる。防御ガジェットでガードしていたが、水圧は軽々とそれを破ってダメージを受けていた。
「危険だな。他の個体が近づく前に倒さなくては――」
足を震わせながらも立ち上がりまだ戦えると敵の動きを観察する……。
(「もう少し……」)
オルカに意識が向いている間にイロハが背後に回り込んで接近を図っていた。
「GURRRROOOOOOOOOOOO!!!!」
しかし気配に気付き鬱陶しいと邪魔な小魚でも払うようにサロモグルスが咆え、津波のように押し寄せるウォーターカッターを連続して放つ。
「死角に居ても届くか」
わかっていても避け切れないのが逆説連鎖戦。さらに相手が格上ともなれば耐えるしかない。イロハは〈鋼の信仰〉と〈主の加護〉を以って角度を付けて逸らして、建物だろうと押し流すような強烈な水の流れに真っ向から逆らわないように受け流す。
「RRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!」
だが圧倒的な水量が連続して放たれ、足元ごと流されそうになる。
「必ず仲間を島へと送り出してみせる。だからこんなところで立ち止まっている暇はない」
そこへオルカが割り込み、身を挺して水圧を受け止める。傷つきながらも流れを変えイロハへの水勢を弱めた。
(「こんな所でイロハは倒れてられないからね」)
その隙にイロハは流れに逆らって前に出てパラドクス『ペトロの殉教』を発動し、水流を掻い潜り尾ビレの近くを狙って裂帛の気迫を籠めた鉄拳を叩き込む!
「先ずは敵の機動力を潰すべし」
鉄拳によって尾ビレが大きく破れて動きが鈍る。
「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
サロモグルスが叫びながら滅茶苦茶に暴れて撒き散らすウォーターカッターでイロハとオルカを薙ぎ払った。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【託されし願い】がLV2になった!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
イシュア・アルミゴス
デカくて強くてその上群れる。こいつはちょっとヘビーだねえ。
なーにを守っているのかな、と。ちょっと狩らせてもらおっか。意地を通して押し通る!
穴を開けなきゃ始まんないんで、一体狩らせてもらう!
こいつが全力全開!ネメシス形態、いっちゃおう!
バイオスーツ『セルケト』の制限を解除し輝ける黄金の守護星蟲に。
生体兵器を自身と結合。アヌビスの守護を体に纏い装甲を補強。残留効果の準備は万端
パラドクス通信で仲間と連携を取り味方の隙を補いながら強烈な一撃でねじ伏せる。
敵のウォーターカッターはある程度体の向きである程度の軌道を予測。
少しでも正面に立たないよう立ち回り。自身と一体化したセルケトテイルを盾代わりに。
ウォーターカッターから体を逸らし切り開きながら突き進む。
貫通力と速度なら負けないよ。水の中じゃ震えるほどに効くだろう?
貫き一撃、最大放電!身体の中を駆け巡る、痺れる位に楽しみな!
撃破したら、即座に中央に突入。大連続ジェネラル戦は超ヘビー。2体以上は最早ずるだよ…。
いざいざ突入、謎の島へ!
月下部・小雪
あわわっ、ジェネラル級相当の強さの巨獣さんがこんなにいっぱい、です。
それだけ重要なものがここにあるってこと、ですね。
みんなで作ったチャンス、です。ぜ、絶対に強行偵察を成功させてみせます。
【パラドクス通信】で連絡を取り合い、狙いを定めた1体に集中攻撃です。
他のサロモグルスさんが近寄ってくる前に倒さなきゃなので、ここは火力重視でいきましょう。
【ダメージアップ】もどんどん積んじゃいます!
強行偵察の成功を願った【コダマ・サンシャイン】で突貫です。
コダマ、サロモグルスさんが湖面に顔を出したところに必殺の体当たりをお見舞いしてあげて、ください!
アクアブラスターは「ピンポイント魔力障壁」で防御です。
つ、貫かれる前に射線から逃げ出しますね。
あと少し、です。な、なんとかあの島に突入する隙を作らなきゃ、ですね。
※アドリブ連携大歓迎
「GURRRRRRRRRRRRRRR!!!」
深い傷を負って動きを鈍らせたサロモグルスが海中に潜っていく。その周囲は流れ出る血で赤く濁っていた。
「あわわっ、ジェネラル級相当の強さの巨獣さんがこんなにいっぱい、です。それだけ重要なものがここにあるってこと、ですね」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)は強大な巨獣が多数で守る島を見て、何かがあるはずだと思う。
「みんなで作ったチャンス、です。ぜ、絶対に強行偵察を成功させてみせます」
モーラット・コミュ『コダマ』と一緒に気合を入れて、仲間がダメージを重ねて弱ったサロモグルスに挑む。
「他のサロモグルスさんが近寄ってくる前に倒さなきゃなので、ここは火力重視でいきましょう」
時間をかけてはいられないと、威力の高い技を繰り出すことに決めて仕掛けるタイミングを待った……。
「デカくて強くてその上群れる。こいつはちょっとヘビーだねえ」
イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)は仲間が連続攻撃を浴びせてもまだ倒せないような巨獣が何体もいることにかなり危機感を覚える。
「なーにを守っているのかな、と。ちょっと狩らせてもらおっか。意地を通して押し通る!」
だがそれだけ危険なら得るものも大きいはずと気合を入れて立ち向かう。
「穴を開けなきゃ始まんないんで、一体狩らせてもらう! こいつが全力全開! ネメシス形態、いっちゃおう!」
バイオスーツ『セルケト』の制限を解除し輝ける黄金の守護星蟲へと変身する。生体兵器を自身と結合し、アヌビスの守護を体に纏い装甲を補強した。
「さあ、準備万端。強烈な一撃でねじ伏せてやる!」
正面に立たないようにイシュアは回り込んでいく。
「GURRRRRRRRROO!!!!!!」
それに気付いたサロモグルスが海中で大きく口を開け、とんでもない量の水をウォーターカッターとして放つ。波のように押し寄せるそれをイシュアは自身と一体化したセルケトテイルを盾代わりに受け止める。飛んで来た巨大な岩にでもぶつかった衝撃に揺らぎながらも耐えた。
「うわっと! 洒落にならない威力だねえ……だけどやるしかないってね!」
イシュアは覚悟を決めて流れに逆らい前に踏み出す。体を逸らし切り開きながら突き進む。
「貫通力と速度なら負けないよ。水の中じゃ震えるほどに効くだろう?」
パラドクス『王墓を守る蠍の一刺し(セルケトテイルスタッブ)』を発動して水中に潜り一気に距離を詰めた。
「貫き一撃、最大放電! 身体の中を駆け巡る、痺れる位に楽しみな!」
一体化している対物貫通生体槍尾『セルケトテイル』を巨大な身体に突き入れ、最大火力で電撃を流し込んだ!
「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!」
悲鳴を上げてサロモグルスが飛び上がるように顔を出す。
「コダマ、サロモグルスさんが湖面に顔を出したところに必殺の体当たりをお見舞いしてあげて、ください!」
チャンスを待ち構えていた小雪が命じるとコダマがぴょんと跳ね、強行偵察の成功を願ってパラドクス『コダマ・サンシャイン』を発動する。みんなの願いの力を一つにまとめてコダマに注入し、その身体からバチバチとプラズマが弾け、コダマが小さな太陽となって突撃した!
「GUOOOUOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
太陽が爆発するようなエネルギーがサロモグルスの顔で弾け、大きく仰け反ってドボンと海面に倒れ込む。それだけで巨体は大きな波を発生させてディアボロス達の足元を揺らす。
「GUGGOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
絶叫するように咆えるサロモグルスの顔が貫かれたように大きく抉れていた。そして怒りをぶつけるように小雪に向かって大きな波のようなウォーターカッターを連射する!
「こ、怖いですけど、防御です!」
小雪が魔力障壁を展開して身を護る。そこへ波が押し寄せて障壁を押し潰し、小雪の体を押し流して海中に沈めてしまった。
「けほっ、はぁはぁ……あと少し、です。な、なんとかあの島に突入する隙を作らなきゃ、ですね」
ふらふらしながらも小雪が海面に上がり、コダマがぶるぶると身体を震わせて水気を払う。そして致命傷に思えるほど深く傷付いたサロモグルスを見てもう少しで倒せると気を張った。
「もうちょっとで倒せそうなんだけど……」
「GURRRROOOOOOOOOOOO――!!!!!」
イシュアがあと少しと思ったところで、放たれた位置から咆哮が響いた。近くのサロモグルスが仲間の危機と侵入者に気付いたのだ。
「大連続ジェネラル戦は超ヘビー。2体以上は最早ずるだよ……トドメを刺してさっさと進もう!」
こちらに向かって泳ぎ始めた新手のサロモグルスを見て、イシュアが慌てて仲間に声をかけた!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【操作会得】LV1が発生!
【託されし願い】がLV3になった!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
一里塚・燐寧
もー、あとちょっとって所で来ちゃうんだからぁ~
こーなったら一気に決めるしかないねぇ
更なる敵に気づかれないよう、気休めかもだけど【平穏結界】【モブオーラ】【強運の加護】を重ねるよぉ
巨大恐竜型ネメシスを解除
今度は恐竜の意匠を施した鎧武者のような、身長2mほどのネメシスに姿を変えちゃおう
巨大恐竜が「突然いなくなった」かのように見せて、新たに現れた奴を含む敵の混乱を誘おう
そして当初の敵が姿を変えたあたしに気づく前に、【水中適応】状態で急接近
今までの戦いでついた傷を【命中アップ】で正確に狙い『絶技:界を絶つ巨剣』をブチこむっ!
超巨大化した《テンペスト・レイザー》の斬撃で傷を押し広げ、肉も骨も断ち切り海塞竜を解体するよぉ
折角の長い時間をかけた陽動作戦なんだ、ここで終わらせなんかしないよぉ!
反撃は武器の分厚い刀身を盾代わりに受け止めたり
飛びかかりの軌道の下をくぐって口に飲み込まれないようにすることでやりすごそう
最初の1体を撃破後は敵が押し寄せる前に目的の島へ突っ切る
何が隠れてるか、見せてもらおうじゃん
シル・ウィンディア
せっかくのチャンスなんだし、突破するための力になるよっ!
さぁ、悪いけど道を開けてもらうからねっ!!
水中適応で水中から勝負!
使うは、十芒星精霊収束砲。高速詠唱ですきを減らして、全力魔法のフルパワーで一気に押させてもらうっ!
撃った後は、背中に発現した光の翼で体を覆って防御を。
ガードアップの効果で少しは防げるはずだしね。
ジェネラル級だし、致命箇所を防げればそれでいいよ。
そのためのガードアップだしね。
攻撃後、油断はせずに移動を開始。
フルパワーとはいえ、あれだけで終わるとは思ってないしね。
移動を繰り返してはパラドクスを撃っていき、ダメージと攪乱を行っていくよ。少しでも嫌がらせになればいいしね。
わたしに注意が行っているなら、ほかの人の有利になるし、ほかの人に注意が行っているなら、遠慮なくパラドクス砲撃を撃たせてもらうだけだからっ!
穴が開いたら、パラドクス通信で伝言を。
みんな、穴が開いたよ。一気に突撃しちゃってっ!!
そういって、みんなに呼び掛けていくね。
さぁ、何が待っているかな_
ガンドラ・ブラッディア
流石の耐久力。
しかして、もう一息故に、押し切るまで。
ネメシス形態続行。
我輩も【水中適応】で、攻めに行くか。
呪竜剣化により、我が身全てを、一振りの大剣と化す。
水中を、飛ぶように泳ぐ、呪いの竜剣なり。
【平穏結界】、【モブオーラ】、【強運の加護】を用いて、少しでも不意を、突けるように動く。
そして、仲間達により、生まれた隙も、見逃すこと無く連携し、射程に入れば、今まで蓄積した、残留効果も加えて、一気に貫こう。
終わりも間近。ならば外皮の砲弾も、知ったことでは無い。残留効果(【ガードアップ】【反撃アップ】)で固めた、我が剣身は構わず、斬撃特攻を、敢行するのだ。
今度こそ道を、譲って貰うぞ。
貫け……!!
1体撃破、完了した場合は、勢いを殺さず、島へ向かおう。
無論仲間達へ、連絡は忘れない。
宝心・ライラ
アドリブ連携歓迎
「増援があるのは巨獣さんだけじゃないわよ!」
ジェネラル級の増援なんて来ちゃったら大変!
みんなを助けに笑顔のピエロが参上よ。
傷ついた仲間をカバーしつつ、サロモグルスを最速で倒し切るべく攻撃を集中し、中央の島に急ぐ
「赤の演目!私には巨獣さんの上だってステージよ!」
刃の一輪車で巨大をジグザグに曲芸走行で駆け回って、刻まれていた傷を更に深くしていくわ
反撃の飛びつき噛みつき攻撃も一輪車に乗ったまま、合わせて跳んだり駆けたりして回避
「地面ごと跳ねたり飛んだりしたって全てをパフォーマンスに変える。ストリートライブはそういう演目よ♪」
一頭を倒し切ったら中央の島に全速力!
全員で無事に上陸できるよう、怪我して動けない人がいたら背負ってでも連れていくわ
「さあ、大冒険に向かって全速前進!巨獣さんと仲良くなる秘訣を見つけてみせるわよー!」
巨獣をサーカスの仲間に引き入れる野望を掲げ、巨獣が温厚になる秘密を探ろうと気合い十分
「もー、あとちょっとって所で来ちゃうんだからぁ~。こーなったら一気に決めるしかないねぇ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)はこちらに泳いでくる元気いっぱいの新手を見て、加勢される前に終わらさなくてはと気合を入れ直す。
「気休めかもだけど」
これ以上の敵が増えないことを願ってパラドクスの効果を使いながら巨大恐竜型ネメシスを解除して人型に戻る。
そして今度は恐竜の意匠を施した鎧武者のような、身長2mほどのネメシスに姿を変えた。
(「これで巨大恐竜が「突然いなくなった」と思うよねぇ。混乱した隙を突くよぉ」)
燐寧は敵が自分に気付く前に【水中適応】で潜って接近し、パラドクス『絶技:界を絶つ巨剣(フェイタリティ・ワールドスレイヤー)』を発動し、超巨大鎖鋸剣を作り出して勢いを乗せて既に傷ついている胴体目掛けてブチこむっ!
「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
ガリガリと駆動する刃が肉を抉り、既に深い傷を負っているサロモグルスがさらに出血する。
「このまま肉も骨も断ち切り海塞竜を解体するよぉ」
燐寧が超巨大鎖鋸剣をさらに押し込んで傷を広げて海が濁るほどの血が溢れ出た。
「GUUUUUUUUUUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
サロモグルスが激高して超巨大鎖鋸剣を跳ね退けて飛び掛かり、燐寧を噛み砕こうと大きな口を開けて迫った!
「折角の長い時間をかけた陽動作戦なんだ、ここで終わらせなんかしないよぉ!」
人など簡単にミンチにしてしまいそうな巨大な牙が迫る中、燐寧は踏み止まって超巨大鎖鋸剣の分厚い刀身を盾代わりに受け止める。圧倒的な質量の押されて隕石にでもぶつかったように海中深くへと押し込まれながらも、痺れる手で剣を構え続けてその致命傷となる牙は届かせない。
「せっかくのチャンスなんだし、突破するための力になるよっ! さぁ、悪いけど道を開けてもらうからねっ!!」
シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)も加勢に入り、【水中適応】で潜ってサロモグルスの巨体を捉えた。
「全力魔法のフルパワーで一気に押させてもらうっ!」
最初から全力全開だと、パラドクス『十芒星精霊収束砲(ペルフェクト・エレメンタル・ブラスト)』を発動し火・水・風・土・光・闇の6属性の力を衝突させ消滅エネルギーを純魔力エネルギーとして形成すると、太陽・星・月の魔法陣で増幅させ時属性の魔法陣で収束して、一対の光の翼を広げ超出力のエネルギー砲撃魔法を放つ!
「GUOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
閃光がサロモグルスの強固な外皮を破り肉を抉って削り取っていく。激痛に叫び声を上げシルを睨みつけた。
「GURRRRURRRRRRRRRROO!!!!!!!!!!」
サロモグルスが飛ぶように視界から消え、海上から飛び込んで頭上から喰らいつかんと襲い掛かる!
「致命傷だけは防ぐよ!」
シルは光の翼で自身を覆い防御態勢を取る。そこへサロモグルスが噛みつき、翼の上から押し潰すような圧力が掛けられ、シルの全身の骨が軋むような痛みが走る。【ガードアップ】が重ねられて少しはダメージを減少できるが、それでも骨が折れるような激痛に見舞われる。
「ガードアップしてもこの威力なんて、流石はジェネラル級だね」
巨獣のジェネラルクラスともなればその火力は凄まじい。身を以ってそれを味わったシルは口の端から血を流していた。それでも意識を保ち自身は健在だと示す。
「まだまだ行くよ!」
パラドクスは多くのエネルギーを使用するため連続使用は出来ないが、自分に注意を引き付けようと声を上げ、水中を移動して仲間の居ない方向へと視線を向けさせた。
「流石の耐久力。しかして、もう一息故に、押し切るまで」
巨躯の黒竜であるネメシス形態のままのガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)は、瀕死のサロモグルスを見てこのまま押し切ろうと【水中適応】で潜り敵へと一気に接近する。
「GURRRRRRRRRRRROOO!!!!!!!」
それに遅れて気付くと、先ほどの戦いでガンドラから手痛い一撃を受けたサロモグルスは警戒して威嚇の声を上げた。
「吾輩は、水中を、飛ぶように泳ぐ、呪いの竜剣なり」
ガンドラはパラドクス『呪竜剣化』を発動し、自身の呪詛と竜の力を全て凝縮した呪武器(カースウェポン)へと変貌する――それは巨大な一振りの大剣。
「GUROOOOOOAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
近づかせないとばかりに咆哮を上げたサロモグルスは鎧のような外皮を砲撃のように連射した。
「終わりも間近。ならば外皮の砲弾も、知ったことでは無い。我が剣身は構わず、斬撃特攻を、敢行するのだ」
ガンドラは怯まず弾幕へと突っ込み、ガンガンッと砲撃を浴びて激しく体を揺さぶられながらも敵を目指して真っ直ぐに飛ぶ!
「GUGYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」
全力の砲撃の中を正面突破してくる禍々しい大剣にサロモグルスは恐怖したように叫び、狂ったように全ての外皮を飛ばす勢いで砲撃を連射する。
「今度こそ道を、譲って貰うぞ。貫け……!!」
ガンドラはその身、大剣をサロモグルスの身体に突き立てる!
「GYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!」
刃から伝わる呪詛が体内に侵食していく。必死になってサロモグルスは死に抗うように叫びながらガンドラを叩き折ろうと零距離から砲撃を浴びせた。
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」
負けじとガンドラも咆哮し、さらに突き進んでサロモグルスの内部を抉り、大きな心臓を破壊して命を奪った。
「GURR………RRROOOOOOOO……………――」
とうとうサロモグルスが力尽き、ゆっくりと海の底へと沈んでいった……。
「道は、開けた」
全力を出し切ったガンドラは疲労しながらも、邪魔する者のいなくなった島に向かう真っ直ぐな海路を目の前にして満足そうに笑みを浮かべた。
「みんな、穴が開いたよ。一気に突撃しちゃってっ!!」
シルが新手に目を向けながら【パラドクス通信】を使ってみんなに呼びかける。
「行こう!」
燐寧も呼びかけて共に戦った仲間達と共に島に向かう。
「GURRRRRRRRRRRROOO!!!!!!!」
だがそれを邪魔するように、新たなサロモグルスの咆哮が迫っていた。
「さぁ、何が待っているかな――」
島をちらりと見たシルはサロモグルスの注意を引くように海面を蹴って駆け出した。
「増援があるのは巨獣さんだけじゃないわよ!」
宝心・ライラ(ミス・ハッピースタート・g01071)が先に進もうとする仲間の背後に飛び出す。
「みんなを助けに笑顔のピエロが参上よ!」
そして強敵との戦いに傷ついた仲間達を護るように間に入った。
「赤の演目! 私には巨獣さんの上だってステージよ!」
パラドクス『赤華一輪ストリートライブ』を発動して、刃の一輪車で海面を歌いながら爆走して、海面近くを泳ぐ巨大なサロモグルスの背中をジグザグに曲芸走行して傷を刻んでいった。
「GUUUUURROOOOOOOOOOOO!!!!!!」
怒りの声を上げたサロモグルスが飛び上がる。それに合わせてライラも跳び、空中でも変わらず自由自在に駆けて背中を切り刻む。
「地面ごと跳ねたり飛んだりしたって全てをパフォーマンスに変える。ストリートライブはそういう演目よ♪」
アクロバットな動きを楽しむように笑い、一輪車を巧みに操り巨獣の背中をステージに動き回る。
「GUUUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!」
だがそれがさらなる怒りを買い、サロモグルスは身を捻りながら着水しライラを巻き込んで海中へと押し込む。そして巨大な口で噛み砕かんと襲い掛かった。ライラは一輪車の刃をその牙に当て、押し負けて吹き飛ばされながらも、サーカスの心意気を忘れずに水中をくるくる回転しながら手を振った。
「ふぅ、危なかったわね。でもアクシデントも笑顔に変えるのがピエロのお仕事よ!」
そして吹き飛ばされて離れた位置で海面に上がる。そして辺りを見回し、仲間たちが島に近づいているのを確認した。
「さあ、大冒険に向かって全速前進! 巨獣さんと仲良くなる秘訣を見つけてみせるわよー!」
「GUUUURRRRRROOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
巨獣をサーカスの仲間に引き入れる野望を掲げ、巨獣が温厚になる秘密を探ろうと気合い十分に、追って来るサロモグルスを撒きながら島を目指す……。
「島だ、乗り込もう」
「何が隠れてるか、見せてもらおうじゃん」
そうしている間にガンドラと燐寧は海面を駆け抜け島へと辿り着く――。
「GUOOOOOOOOOOORRRRRRRRRRR!!!!!!」
「GUUOOOOOOORRRRRRRRRRRRRR!!!!」
「GUUUOOOOOOOOOOORRRRRRRRRRRRR!!!!!!!!」
するとサロモグルスが鳴き声を上げ、それに同調するように島の周りからもサロモグルスの声が聞こえてくる。
島を護るサロモグルスの群れが上陸したディアボロスを追いかけて一斉に島へと向かい始めていた。こうなればもうサロモグルスへ攻撃するのは困難となる。互いの距離が縮まり、複数の敵を同時に相手にすることになるだろう。
包囲される前に探索を終えようとディアボロスはまずは島を見渡した……。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【モブオーラ】がLV2になった!
【断末魔動画】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
●巨大な未知の島
ディアボロスが巨獣の護りを突破し巨大湖の中心部にある「巨大な島」へと到着する。そこは本来の最終人類史では存在しない未知なる島だった。
上陸してみるとその大きさを実感する。日本でいえば淡路島くらいあるだろうか……かなり大きな島でその端は見通せない。
島に足を踏み入れて最初に気になるのは、鼻が痛くなるような刺激臭。目を向ければその原因は一目瞭然。巨獣の死体があちこちに転がっているのだ。
ぱっと見ただけでは分からないが、最低でも100を下らない。それだけの巨獣の死骸が無造作に捨て置かれていた。
その一部が腐って刺激的な臭いを発している。だが遠目からでもよく見ればまだ臭いを発していない新しい死骸が多いようだった。
そうして島にたどり着いたばかりのディアボロスが周囲を窺っていると、ブルブルと大気が震えた!
『GOWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』
身の毛もよだつ恐ろしい唸り声が巨獣の死骸の遥か向こうから聞こえてくる。
完全に未知の島。どんな危険が潜んでいるか分からない。それでもここに来て怖気づく者などいない。
ディアボロスは何があるのかと好奇心を高めて島の探索を開始する――。
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情&セリフ】
時間はないから素早く探索しよう
目立った場所にあるのは死体か。気が引けるが何があったのか教えてもらおうか
【行動】
パラドクス通信で互いに情報を交換しながら探索する
探索しながら完全視界で索敵しつつ行動する
俺は目の前にある巨獣の死体を調べてみようか
全ては無理だから近くにあるものを優先的に調べる
死体はまずは死因だ
必ずしも巨獣との戦闘以外で倒された可能性がある
この湖の周辺にいる巨獣は大人しいらしいから
急にこの島で縄張り争いしたっていうのもおかしい話だと思う
牙や爪で倒されたというのなら傷がついているだろうし
それ以外なら魔術的な痕跡があるのかもしれない
それから巨獣自体の大きさの差など違いがないか見ていきたい
何かしらの共通点があるかもしれない
これだけ多く巨獣の死体があるなんて思いもよらなかった
ここまで多いと普通の獣なら忌避して近づかないとかありそうなもんだがな
必要なら臨機応変に対処する
●巨獣の死体
「時間はないから素早く探索しよう」
島に上陸した荒田・誠司(雑草・g00115)は振り返ってサロモグルスの様子を見る。サロモグルスはこれ以上の侵入はさせないと、潜ったり海面に顔を出したりと島周辺を探りながら島へと接近しているようだった。
「目立った場所にあるのは死体か。気が引けるが何があったのか教えてもらおうか」
前を向いた誠司は仲間と共に転がっている巨獣の死体に近付く。そこには数え切れない巨獣が積み重なっていた。
「死体はまだ新しいな……」
傍に行こうと踏み荒らされた足元を見下ろせば、元々生えていた植物などが潰されているのがわかる。巨獣達が集まる前は豊かな自然があったのかもしれない……。
「まずは死因を探ろう。巨獣との戦闘以外で倒された可能性がある」
誠司は巨獣の死因を調べようと慎重に近付く。
「この湖の周辺にいる巨獣は大人しいらしいから、急にこの島で縄張り争いしたっていうのもおかしい話だ。牙や爪で倒されたというのなら傷がついているだろうし、それ以外なら魔術的な痕跡があるのかもしれない」
死んだ理由を想像しながら調べてみると、巨獣の身体には背中や喉笛が食いちぎられたり切り裂かれた跡があった。どれも巨獣がやったと思える大きな傷跡だった。
「これが致命傷だな……どれも同じ箇所をやられている?」
仲間と共に手分けして調べていくと他の部位が破損しているものもいるが、明らかに背中や喉笛が集中して狙われているのが分かる。
「背中と喉笛か、傷の大きさから巨獣に襲われたようだが……争った形跡がないな?」
辺りを見てみると、巨獣の踏み荒らした跡はあっても、これだけの数の巨獣が死ぬような激しい戦闘が行われたようには見えなかった。
「俺たちのように海で戦った? だがこの巨獣……陸棲巨獣だな」
死体は先ほどまで戦った海に適した巨獣ではない。陸に住むタイプの巨獣ばかりだった。
誠司は疑問に思いながら他の死体も調べていく。すると喉や背中に違和感を感じる個体を見つけた。
「これは……翼の跡か? 喉の構造が違うのはブレスを吐く器官だとすれば、これらは『ドラゴン化』した巨獣なのか……!」
そう意識して見れば、他の仲間達も僅かにドラゴン化した跡らしき部位が少し残った個体を見つける。
「ドラゴン化した巨獣の変化した部分だけを食らってるということか」
『ドラゴン化』した巨獣の翼やブレスを吐く器官を狙って食らっているのだと推測することができた。
「つまりこれだけ多くの巨獣を食らってる何かがいるんだな、この島に――」
誠司は死体から視線を上げ、巨獣が踏み荒らした跡が続く奥地へと目を向けた……。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
一里塚・燐寧
争った形跡がないのは、抵抗せず食べられるよう命じたからかな
クロノヴェーダは格下の奴を直接の命令に必ず従わせられる
巨獣の死体にアヴァタール級が含まれてれば、ここにいるのはジェネラル級か……
もしかしたら、それ以上?
最強クラスの敵との遭遇を覚悟し鎧武者型ネメシスを継続
まずサロモグルスの接近を少しでも遅延するため後方に【泥濘の地】を張っておくよぉ
重ねれば重ねるほど効果が増すから、仲間と被っても問題なしっ!
≪テンペスト・レイザー≫を手に突然の攻撃にも即応できるようにしつつ、咆哮が聞こえる方へ疾駆
最初の内はスピード最優先だけど近づいて偵察する時に遮蔽物があれば利用
巨大な樹木や背の高い草や岩、後は巨獣の死骸もアリだね
【モブオーラ】【強運の加護】【平穏結界】も合わせちゃえ!
撤退が現実的な範囲で可能な限り近づき、時間が許す限り気付かれずに
【完全視界】を使いながら咆哮の主や周囲の様子を観察したいなぁ
咆哮の主に気付かれたら即座に離脱を試み、攻撃があれば得物の分厚い刀身を盾代わりに防御
生存を最優先に行動するよぉ
ガンドラ・ブラッディア
ドラゴン化を、した部位だけを、狙って食らう。
これに意味が、あるとするなら、食欲などでなく、食らうことで、何らかの強化が、されるのだろうか。
アヴァタール級も、言語能力といった、知性の向上が、見られたしな。
或いはこれが、感情エネルギーと、関係があるのか?
(細かいものも見逃さないようネメシス形態一時解除)
【未来予測】にて、不測の事態への、対応の補助を、しておこう。
都合1秒だが、不意打ちや罠などに、身構えは出来る。
【パラドクス通信】で、随時情報共有も、実行する。
【モブオーラ】、【強運の加護】、【平穏結界】で、なるべく咆哮の主に、察知されないよう、慎重に動こう。単独行動は危険故、最低二人で、行動するようにする。
より中心部を目指し、強力な敵自身、或いは島内部の、拠点そのものを、遠目で良い故、発見を目指す。時間が無い以上、無理ない程度にだが。
何らかの、クロノオブジェクトが、ある可能性も、否定は出来ない。
もしも現状、持ち帰れる程度の、サイズであり、入手する際に、問題が無いならば、持ち帰るとしよう。
●地下へ
「ドラゴン化を、した部位だけを、狙って食らう。これに意味が、あるとするなら、食欲などでなく、食らうことで、何らかの強化が、されるのだろうか」
ガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)はドラゴン化した部分だけを食べる意味を考え、何かしら意味があるはずだと推測する。
「アヴァタール級も、言語能力といった、知性の向上が、見られたしな。或いはこれが、感情エネルギーと、関係があるのか?」
可能性をあれこれ考えながらネメシス形態一時解除して、人としての繊細な感覚で死体を観察した。
「争った形跡がないのは、抵抗せず食べられるよう命じたからかな」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は巨獣の上位者の存在を疑う。
「クロノヴェーダは格下の奴を直接の命令に必ず従わせられる。巨獣の死体にアヴァタール級が含まれてれば、ここにいるのはジェネラル級か……もしかしたら、それ以上?」
先ほどの恐ろしい声を思い出し、身震いして巨獣が通って踏み荒らして出来た道のようなものの奥を見る。
「サロモグルスが追いついてくる前に進もうっ!」
泥濘の地を展開しようかと考えたが、自分の周囲にしか影響が出ないので諦め、咆哮が聞こえた方へとチェーンソーの刃を持つ大剣〈テンペスト・レイザー〉を手に警戒しながら疾駆する。
「未来予測にて、不測の事態への、対応の補助を、しておこう。都合1秒だが、不意打ちや罠などに、身構えは出来る」
その後に見逃しがないように周囲を視線を向けるガンドラと他のディアボロスも続き、罠があれば一秒前に掛かることが分かるように準備をして駆ける。
「死体が、見当たらなくなった。皆が、島の端で、死んでいるのか」
周りを見るガンドラが奥に進むほど死体がいなくなっていることに気付いた。
「大きな穴があるよぉ!」
少し先行する燐寧が足を止めて後続を待ち、仲間達と共に巨大な地下に続く鍾乳洞を見つける。
「これは、本当に、大きいな」
ガンドラが驚きの声を漏らす。そのサイズは複数の巨獣が入っても余裕で動き回れそうなほど広く、見通せぬ奈落の底のようにずっと奥へと続いているようだった。
『GOWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』
すると暗闇の奥底から身体と心を恐怖に震わせるような唸り声が響いて来た!
「この声! さっきの声と同じだよぉ」
燐寧が先ほど聞いた唸り声と同じものだと認識するが他にも何か聞こえた気がした。
「あれぇ? 他にも何か言ってる――?」
『タリナイ! タリナイ!』
耳を澄ますと唸り声に続き、飢餓を訴えるような意味のある声が混じっている事に気づく。
「通常の巨獣であれば、会話は出来ない。会話ができるのは、ドラゴン化した巨獣だ」
ガンドラが声の主はただの巨獣ではなくドラゴン化していると考える。
「なら、この先にいるのはドラゴン化した巨獣かなぁ?」
「あるいは、特別に、知恵があり、会話が出来る巨獣、そんなものが存在する、可能性もある」
燐寧とガンドラはどちらにしてもただの巨獣ではないと、【モブオーラ】【強運の加護】【平穏結界】を使い警戒して深く潜っていく……。
●地下大空洞
地底に向かうほど光が届かず、真っ暗になっていく巨大なトンネルを慎重に下っていると、前方になぜか光が見えてくる。
「地下なのに明るいよぉ!」
怪訝に思いながらも燐寧は進むと、視界が開け明るく広い空間に出た。
「何が光源なのか、分からないな。それに、さらに広くなっている」
ガンドラも広大な空間に驚きを隠せない。地底に広がった地下大空洞とでもいうべき空間に出て見渡す。
地下へと深く潜って行けば普通なら真っ暗で何も見えないはずなのに、明るくてはっきりと見る事ができた。そこで突然音が響く。
「うひゃ!」
「これは、揺れているな」
遥か後方から轟音が響き渡る。それは鍾乳洞に振動を与え、パラパラと天井から土埃や石が落ちて来た。すぐに連想できる。それは上陸した『海塞竜サロモグルス』達が迫ってきている音!
「サロモグルスが追いついてきたよぉ!」
「急ぎ、探索を行わなくては」
燐寧とガンドラは頷き合い、急かされるように足を速めて巨大洞窟を深く深く進んでいく……。
『GOWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』
咆哮と共に突風が吹き抜け、圧倒的な強者の気配を感じ取り足がぴたりと止まった。
その視線の先、遥か遠くの地底に広がるジャングルから身を起こすのは、巨獣――あまりにも大きすぎる巨獣だった。
「ねぇ、なにあれ……」
「生き物……なのか?」
見てもそれが巨獣――否、生き物として認識できなかった。通常の巨獣は「体高20m」程度。だが視界の先にある存在はそれとは比べ物にならない――「300m」を超えているのだ!
あまりの巨大さに、それが生物だと脳が認めてくれずに呆けてしまう。その目の前で超巨大獣は首を垂れるようにじっとしているドラゴン化した巨獣の一体を食い千切った。
『タリナイ、マダ、ゼンゼンタリナイ』
その巨大すぎる存在は不満を訴え咆哮を上げた!
『GOWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』
声が嵐のように吹き抜け地下大空洞がビリビリと震える。
「なんという巨大さ、なんという存在感! こいつが、巨獣大陸ゴンドワナの、『断片の王』に違いない」
その威圧感に戦慄を覚えたガンドラは、この存在が間違いなく『断片の王』だと確信する。
「うひゃー、名付けるなら『最強巨獣キングゴンドワナ』! って感じだよぉ」
燐寧も驚き過ぎて口を開いたまま、まるで怪獣だと思いつくまま口走っていた。
300mを超える存在を前にしては、人の存在など虫けらのようなものだ。そうして唖然としているディアボロス達の前で、断片の王は新たなドラゴン化した巨獣の背中と喉笛を喰らう。
「これは、巨獣の断片の王が、ドラゴンの力を、取り入れようとしているのか?」
「陸棲巨獣だけが食べられてるのは、ドラゴン化してるのが陸棲巨獣だけってことかもぉ」
今のところドラゴン化しているのは陸棲巨獣だけのようだった。
「やっぱり争った形跡がないのは上位――それも最上位の断片の王がいたからなんだねぇ」
少しずつ調子を取り戻した燐寧は冷静に断片の王や巨獣についての情報を整理する。断片の王なら巨獣を容易く支配して喰らうことが可能だ。
そうしてあれこれと手にした情報から思考を巡らせていると、背中と喉笛を食い千切られた巨獣は、明らかに致命傷でありながら、自らの脚で鍾乳洞のトンネルを登って外に出ていく……。
「致命傷を負ってるのに、外に向かってるみたいだよぉ」
その痛々しい姿に燐寧は顔をしかめる。
「どうやら、断片の王に、喰われるためにここに来て、死体が邪魔にならないよう、自ら、洞窟の外に出て、死ぬようだ……」
外の死体の山は、こうして作られたものだと悟って、ガンドラはこちらに気付かず去っていく巨獣の背中に哀愁を感じて見送った……。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【先行率アップ】がLV2になった!
●選択
地下大空洞にたどり着いたディアボロスの元に、どんどん後方から激しい破壊音が近づき、『海塞竜サロモグルス』の群れが見えずとも迫っているのが分かる。
少数による強行偵察で援軍もない現状で、あの断片の王『キングゴンドワナ』に勝てるとは到底思えない。安全を考えるならこのまま逃げるべきだろう。
だが、断片の王と接触できるとなれば、情報を得られる好機だ。このようなチャンスは滅多にない。
猶予はない。サロモグルスが近づいてしまえば逃げるしかなくなる。どうしようかと悩む時間もなく選択を迫られたディアボロスは行動に移る――。
クィト・メリトモナカアイス
ふんむ。さすが巨獣の王。でっかい!
色々気になることはあるけれどー、ゆっくりおしゃべりしてる時間はなし。
というかこれだけドタバタしてて外の様子に気づいてないのか……
そういえば、ずっと気になってたこと。
クロノヴェーダって歴史改竄の時に復讐者を滅ぼしているけど、このゴンドワナではそんな様子はなし。一億年前だし。
もしかして、復讐者と戦ってないし、復讐者の存在を認識してない……?
というわけで試してみよう。会話もあんまりいらぬので、時間がないなかでもちょっぴり安心。
キングゴンドワナの見えるところに飛び出して叫ぼう。
やーやー我こそは汝らに滅ばされたディアボロス。
この顔、忘れたとは言わせぬぞー!
何!?という反応をするか、え…?っていう反応をするか、美味しそー!って反応をするか。
ともかく、反応を見れたら考察は後。
んよし、やることはこれで終わり。てっしゅー!
イロハ・アプリルシェルツ
※ネメシス化&いのちだいじに
誰よりも巨大湖に訪れてたイロハだけど、巨獣の王が居てこんなに大きいとはね。調査で発見出来て良かったよ。
いざと言う時の退路を確認した上で、物陰から姿を現して食事中のキングゴンドワナへと声を掛けようか。
『此処ら辺は人間達の縄張りなんだけどさ、もし引っ越してくれれば、欲しいものを一緒に探してあげるよ。
何が未だ全然足りないのかな、教えてくれる?キミは空を飛びたいんじゃない?』
もっとドラゴン化巨獣が餌として必要とか言うのをフワッとした表現で応えられるのがオチだろうけどね。
最大の懸念はキングゴンドワナのドラゴン化が進むことで長距離飛行可能になること、背中に羽が見えてるよね?
考察は後でするとして言葉は通じても相手は獣。縄張りを主張したせいで激昂することも想定しとこう。
【未来予測】と【強運の加護】を引き出し、不意の攻撃と身動きに巻き込まれての即死だけは絶対に回避するよ。
海塞竜の包囲網も近付いて来てるし、王の何らかの反応が確認出来た時点で深追いせずに速やかに撤収、また来るねー
●キングゴンドワナ
「ふんむ。さすが巨獣の王。でっかい!」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)が超高層ビルのような大きさを持つ『キングゴンドワナ』を見て興奮する。
「色々気になることはあるけれどー、ゆっくりおしゃべりしてる時間はなし。というかこれだけドタバタしてて外の様子に気づいてないのか……」
迫るサロモグルスが騒がしい音を出しているのに全く気にしている様子はない。サイズが大きいだけに、感覚的なスケールもビッグなのかもしれないとクィトは思った。
「誰よりも巨大湖に訪れてたイロハだけど、巨獣の王が居てこんなに大きいとはね。調査で発見出来て良かったよ」
イロハ・アプリルシェルツ(神聖ならざる銀・g05555)もまさか巨大湖の奥に断片の王が居るとは思わなかったと驚き、退路を確認しながら仲間達と共にキングゴンドワナへと近づく……。
「そういえば、ずっと気になってたこと。クロノヴェーダって歴史改竄の時に復讐者を滅ぼしているけど、このゴンドワナではそんな様子はなし。一億年前だし。もしかして、復讐者と戦ってないし、復讐者の存在を認識してない……?」
この地に復讐者も人間も存在を認められていない。その辺りを確かめてみようとクィトはキングゴンドワナに見えて声が届く場所まで飛び出して叫ぶ!
「やーやー我こそは汝らに滅ばされたディアボロス。この顔、忘れたとは言わせぬぞー!」
クィトが堂々と姿を晒して大きな声でディアボロスだと名乗る。
「ディアボロスナドシラヌ」
なにやら声のする方へとキングゴンドワナが視線を向け、小さきものを見下ろして首を傾げるように返事をした。キングゴンドワナからすれば人間など蟻のようなもの。その区別もつかず喋る物珍しい生き物を見るように目を向ける。
「うむ、ディアボロスを知らない。つまりこの巨獣大陸にはディアボロスは存在していない」
クィトが納得していると、イロハも物陰から姿を現してキングゴンドワナへと声をかける。
「此処ら辺は人間達の縄張りなんだけどさ、もし引っ越してくれれば、欲しいものを一緒に探してあげるよ」
「ニンゲン、スベテ、クラッタ。スベテ、ワガリョウドナリ」
(「全てクラッタ? 紀元前1億年に人間はいないはずだけど……」)
キングゴンドワナの子供のようにたどたどしい言葉に疑問に思いながらも人間も居ないことを理解して質問を続ける。
「何が未だ全然足りないのかな、教えてくれる? キミは空を飛びたいんじゃない?」
背中にある羽を見て、最大の懸念はドラゴン化が進むことで長距離飛行可能になる事と考える。だがそう尋ねてもキングゴンドワナは分からないというように巨大な頭を傾けた。
(「本人にも分かっていないのかな?」)
巨獣のドラゴン化など情報が少なすぎる。これが初めての試みならば本人にもどうなるかなど分からないのかもしれない。
「オマエラ、ジャマ、タリナイ、マダ、ゼンゼンタリナイ」
食事の邪魔をされたことを怒るようにキングゴンドワナが咆哮を上げる!
「GOWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
それだけで嵐のように風が吹き抜け、ジャングルの木々が大きく傾き、吹き飛ばされそうになるディアボロス達は身を低くして耐えた。
「GAAAAAOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!」
「GURRRRRRRUUUOOOOOOOOOOOO!!!!!」
その声に呼応するように『海塞竜サロモグルス』の群れが地下大空洞へと突入してきた!
「んよし、やることはこれで終わり。てっしゅー!」
「海塞竜の包囲網が完成する前に速やかに撤収しよう、また来るねー」
クィトとイロハは即座に撤退を決め、他の仲間達と共に地下大空洞からの脱出を図る。
サロモグルスに完全に包囲されればもう手の打ちようがなくなる。包囲される前に急ぎ脱出せねばならない。
「GAAAOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!」
サロモグルスは地上では海中ほどの機動力は持っていない。そして水中戦で理解したが、知能は高くなく殆ど真っ直ぐ突っ込んできて圧倒的な力で叩き伏せる戦い方をする。
その群れとまともに戦えば勝機はないが、逃げるだけならば工夫次第でなんとかなるはずと、多くの経験を積んでいるディアボロスは危機的状況でも諦めずに頭を働かせる――。
「タリナイ、タリナイ」
そんな騒ぎを気にもせずキングゴンドワナは食事に戻り、喉笛と背中を喰われた巨獣達はのろのろと出口へと歩いていった……。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【泥濘の地】がLV3になった!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
月下部・小雪
色々と気になる情報が聞けましたが、今はて、て、撤退です。
今まで巨大湖で頑張ってきた調査、新宿島に無事帰るまでが任務、です!
幸い、キングゴンドワナさんはこっちのことは気にしていないみたい、ですね。
なのでサロモグルスさん達をやり過ごせば、な、何とかなるはずです!
まずは追ってきたサロモグルスさん達の横を通り抜けて向こう側に行かなきゃ、です。
あまり賢くなさそうなので同士討ちを気にせず攻撃してくるかもしれませんが、断片の王に当たるような攻撃はしないはずです!
攻撃を一瞬でも躊躇した隙を狙って足元(?)を通り抜けましょう。
地下大空洞から飛び出たら【フライトドローン】を展開、逃げるのと逆方向に飛ばしておきます。
巨大湖の巨獣さんはフライトドローンが飛んでるととっても怒って、いました。
サロモグルスさん達も釣られてくれるかも、です。
湖岸まで来たらあと少し、です。
【パラドクス通信】で取り残された人がいないか確認後、コダマと一緒に【水面走行】でパラドクストレインの停車位置まで駆け抜けます!
※アドリブ連携大歓迎
一里塚・燐寧
人間……喰らった?
ゴンドワナに元々人がいたってゆーの? 一億年前にぃ?
色々気になるけど、今は生き残るのが先決だねぇ!
鎧武者型ネメシスを継続
敵の注目を誘導し攪乱すべく【避難勧告】を発動だよぉ
逃げる一般人なんていないって?
あたしが使いたいのは「周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く」現象そのもの
ここは今まさにド級の危険地帯だし、空洞内全体にこれでもかと光と騒音が溢れるはず
【完全視界】があれば光の明滅でこっちが困ることはないねぇ
敵が何事かと混乱し、光に目が奪われてる内に逃げよう
【モブオーラ】を纏って疾駆し敵の足元をすり抜け、大空洞の出口を目指すよぉ!
逃げる間は周囲に【泥濘の地】を発生させ追跡を鈍化
【パラドクス通信】で敵の配置や退路の情報を共有し、誰も行き止まりで立ち往生しないよう注意
洞窟を出たら、湖の敵が陸にいる隙にトレインまで【水面走行】するよぉ
パラドクスは反撃にのみ使用
【ガードアップ】で耐え凌ぎつつ目を狙い、見失わせた隙に逃げるねぇ
――待ってる子がいるんだ、絶対生きて帰るっ!
イシュア・アルミゴス
よし、あいつがめっちゃ食うやつってのはよく分かった。
考察要素は後回し、撤退撤退超ダッシュ。食われるのだけはマジ勘弁!
ネメシス形態で能力増し増し本気モード
サロモグルスの包囲が完了する前に泥濘の地を発動し横をすり抜ける
地上に向いてない体でそんな地面じゃ方向転換もままならないね。
湖に居た方が厄介だったよ、捕食者くん。出口の付近に防衛ラインを張り
さらに妨害。このレベルじゃ閉じ込めはできないけど見えない壁は邪魔だよね。
少しでも足止めできればそれだけ僕らの寿命が伸びる。
敵の攻撃はパラドクス以外は致命傷にならなきゃ無視
無傷で出られるとは思ってない。足さえ動けば明日につながる。
君らの糧にはなってやんない。水面走行でちゃっちゃと離脱。
やーシンプルに強いのが多いと堅牢だ。賢い賢い。でも数揃えば落とせそうか?
にしてもあいつ何を目指してあんなに食ってんのかな…
ガンドラ・ブラッディア
ヒトが居た、か。
しかしてそれは、最早此処では、過去なのだ。
今は過去より、現在を。即ち、脱出あるのみ。
再びネメシス形態、巨躯の黒竜へ。
【泥濘の地】を、更に重ねて、サロモグルスの移動速度を、奪うとしよう。
脱出は無論、一点突破。他の仲間の、誘導行為に便乗して、素早く駆け抜ける。その際に、必要な残留効果は、同様に使おう。
念入れに【未来予測】も、補助程度にしつつ、【モブオーラ】も、忘れずに使い、包囲網脱出後は、【平穏結界】も使い、追撃からも、なるべく逃れる、確率を上げる。
湖に到着すれば、あとは【水面走行】にて、走り抜けるのみ。
サロモグルスからの、攻撃は基本的に、無視の方向だ。ネメシス形態の、耐久性と、【ガードアップ】、【凌駕率アップ】で、とにかく倒れず、前に進むことだけ、考えよう。
ドラゴン化の部位と、今の我輩は、似てるようで、違うのだろうが、それでもうっかり、喰らわれるは、御免である。
●脱出!
「人間……喰らった? ゴンドワナに元々人がいたってゆーの? 一億年前にぃ?」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)はまだまだ知能も語彙力も子供並みに思えたキングゴンドワナを見て本当かと訝しむ。
「ヒトが居た、か。しかしてそれは、最早此処では、過去なのだ。今は過去より、現在を。即ち、脱出あるのみ」
過去の話の精査は後にして今を生き抜かねばならないと、ガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)はネメシス形態である巨躯の黒竜となって敵の動きを把握するように、地下大空洞に入って来た『海塞竜サロモグルス』の群れへと視線を向けた。
「色々と気になる情報が聞けましたが、今はて、て、撤退です」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)が激しい衝撃音と共にサロモグルスの群れが迫って来る恐怖に震えてしまう。
「今まで巨大湖で頑張ってきた調査、新宿島に無事帰るまでが任務、です!」
生きて帰るまでが任務だと、怯えながらも勇気を奮い立たせてサロモグルスの動きを観察する。
「幸い、キングゴンドワナさんはこっちのことは気にしていないみたい、ですね。なのでサロモグルスさん達をやり過ごせば、な、何とかなるはずです!」
後方のジャングルに居るキングゴンドワナは食事に集中している。ならばサロモグルスだけを突破できれば何とかなると逃げ道を探す。
「よし、あいつがめっちゃ食うやつってのはよく分かった。考察要素は後回し、撤退撤退超ダッシュ。食われるのだけはマジ勘弁!」
イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)は詳しいことは後で考えればいいと、今は逃げるのが最優先とネメシス形態で能力増し増し本気モードになる。
「まずは追ってきたサロモグルスさん達の横を通り抜けて向こう側に行かなきゃ、です。あまり賢くなさそうなので同士討ちを気にせず攻撃してくるかもしれませんが、断片の王に当たるような攻撃はしないはずです!」
小雪はキングゴンドワナを背にした今の状況なら派手な攻撃はしてこないはずだと機を窺う。
「GAAAAAOOOOOOOUUUUUU!!!!!!!」
するとその予想通りに、正面から突っ込んで来ていたサロモグルスの勢いが弱まる――。
「サロモグルスの移動速度を、奪うとしよう」
「ならさらに動きを鈍らせて突破しようか!」
動き出すガンドラとイシュアは【泥濘の地】を使い周囲の地面を泥濘に変えてサロモグルスの動きを遅くさせ、その間に巨体の横をすり抜けて地下大空洞の出口を目指す!
「今です! 足元を通り抜けましょう」
小雪が呼びかけながら残りのディアボロス達が後に続き、サロモグルスの横を胸ビレに当たらないよう気を付けながら通り抜ける。するとサロモグルスは泥に妨害されながらも重々しい動きで向きを変えてディアボロスを追い始める。
「油断するな、ここは死地だ」
ガンドラは【未来予測】で少しでも生存確率を上げ、周囲を警戒しながら駆ける。
「ドラゴン化の部位と、今の我輩は、似てるようで、違うのだろうが、それでもうっかり、喰らわれるは、御免である」
もし今の自分がキングゴンドワナに見られたら獲物と思われるかもしれないと思うとぞっとし、急ぎ地下大空洞から脱出しようと真っ直ぐに進む。
「「GAAAAAOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!」」
だが行く手を塞ぐようにさらに何体ものサロモグルスが周囲から迫っていた。
「ひゅー、こりゃヤバイね。気合入れて逃げるとしますか!」
イシュアは包囲が完了する前に逃げようと速度を上げ、近づく相手は泥濘で少しでも脚を遅くさせる。
「一点突破だ。散けずに固まって進もう」
バラバラに動けば危険だと、先頭に立つガンドラは一点に集中して出口への最短ルートを進む。
「色々気になるけど、今は生き残るのが先決だねぇ!」
今は考えている暇などないと、燐寧は鎧武者型ネメシスを継続して【避難勧告】を発動する。それは本来は一般人を逃がすための効果をもたらすもの。
「逃げる一般人なんていないって? あたしが使いたいのは「周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く」現象そのもの」
周囲で赤い光が地下空洞を照らし、サイレンの音が五月蠅く響く!
「GUUUUUOOOOOOOO!!??」
その突然の音と光に何事かとサロモグルスの気が逸れる。
「今のうちに通り抜けるよぉ」
燐寧は【モブオーラ】を纏って疾駆し、サロモグルスの足元をすり抜けていく。それに仲間も続いて包囲を突破した。
「このまま一気に大空洞の出口を目指すよぉ!」
そして鍾乳洞のトンネルに入ってどんどん暗くなる坂道を上がっていく。
「GUUUUUOOOOOOOOOOO!!!!!」
「GUUUGAAAAAAAAAAAAAA!!!!」
地上では動きが鈍るサロモグルスは泥の上での方向転換に手間取り、仲間とぶつかり合って苛立った声を上げた。
「地上に向いてない体でそんな地面じゃ方向転換もままならないね」
イシュアは少しでも嫌がらせを重ねるように泥濘で妨害し、仲間を追って駆け出す。
「GUUUUUUOOOOOOOOOOOO!!!!」
「近づいてきたよぉ!」
突風のような怒声に燐寧がちらっと振り返ると、あちこちを壁や地面にぶつけて粉砕しながらサロモグルスが迫っていた!
「GUUUUUUUUUUOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
サロモグルスが咆えながら牙を剥き、一気に距離を詰めて来る。
「――待ってる子がいるんだ、絶対生きて帰るっ!」
燐寧は振り返って〈テンペスト・レイザー〉で牙を受け止め、その衝撃で後ろに飛ばされながらパラドクス『呪式:月禍漂刃(ヘクスアーツ・ブラッドムーン)』を発動し、血のように紅い三日月型の斬撃波を放って片目を潰す。
「GUAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」
苦しそうな声を上げ、視界が半分塞がれたサロモグルスが壁に衝突した。
「行くよぉ!」
すぐに燐寧は駆け出し、坂道を上っていく先に洞窟の外から入る明かりが見える。
「外だよぉ!」
一目散に燐寧が洞窟の外へと飛び出し日の光を浴びた。
「もう少しだ。皆、急ぐぞ」
ガンドラが声をかけ、まだ終わりではないと気を引き締めながら外に出る。
「GUAAAAAAAOOOOOOO!!!!!」
「ま、まだ、追ってくる、です!」
背後から迫る轟音に小雪は焦った顔を見せた。
「湖に居た方が厄介だったよ、捕食者くん」
そこでイシュアが出口の付近に【防衛ライン】を出現させ、素早くその場を離れる。
「GUAAAAOO!!??」
その白線を越えようとしたサロモグルスが壁に衝突したように動きが止まる。
「このレベルじゃ閉じ込めはできないけど見えない壁は邪魔だよね。少しでも足止めできればそれだけ僕らの寿命が伸びる」
線の長さはわずか10mしかない。されど巨体が引っ掛かってしまった。そして先頭が止まるとその後に続いていたサロモグルスが勢いを弱めずに追突する。
「GUAAAAOOOOO!!!!!!!」
邪魔だとサロモグルスは押し合いながら、逃げるディアボロスに向けて鎧のような外皮を飛ばして砲撃を開始した。
「無傷で出られるとは思ってない。足さえ動けば明日につながる」
その砲撃をイシュアはセルケトテイルを盾にして受け止め、多少被弾して血を流しながらも脚部や致命傷を避けて逃げ続ける。そうして足止めしている間に距離を開けた。
「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
荒ぶるサロモグルスが白線を突破して洞窟から這い出てきた。
「お、囮を飛ばす、です」
慌てて小雪が【フライトドローン】を召喚する。
「巨大湖の巨獣さんはフライトドローンが飛んでるととっても怒って、いました。サロモグルスさん達も釣られてくれるかも、です」
少しでも迷ってくれればいいと祈るように自分達とは違う方向に飛ばす。
「GUUUUUUOOOOOOOOOUUU??」
それに引っ掛かって2体のサロモグルスはドローンを追いかけていった……。
「GUUUOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!」
だがまだまだ残りのサロモグルスは執拗に追い続け、射程距離から離される前に砲撃のように外皮を飛ばした。
「ここまで来て、止まる訳には、いかない」
ガンドラが砲撃をその巨躯で受け止める。竜の強固な鱗を破って血が流れるが、激痛に耐えて脚を動かす――。
「倒れなければ、それでいい」
ただただ前に進む事だけ考え、ガンドラは仲間と共に海に飛び出した。
「君らの糧にはなってやんない」
イシュアは島を出て海面を駆けてまだ陸地にいる敵との距離を開け、パラドクストレインが出現できる場所へと向かう。
「はぁはぁ……あと少し、です」
肩で息をする小雪は周りを見渡し、逃げそこなった仲間がいないかを確認する。すると声が聞こえた。そちらに視線を向けると、島への道を切り開く為に共に戦った仲間達がパラドクストレインの周辺で帰りを待っていた。
「乗り込め」
背後を警戒するガンドラが殿を務めて呼びかける。
「な、なんとか、逃げられた、です」
汗まみれの小雪が列車に飛び込み、続々と仲間が続いて乗車していく。
「ほらほら! 急いで出発するよぉ!」
最後に飛び込んだ燐寧が声を上げると、ドアが閉まりパラドクストレインが新宿に向けて出発する――。
「やーシンプルに強いのが多いと堅牢だ。堅い堅い。でも数揃えば落とせそうか?」
安心するとイシュアはサロモグルスの群れを倒すにはどうしたらいいかを考え、仲間達とあれこれ相談を始めた。
「にしてもあいつ何を目指してあんなに食ってんのかな……」
そしてキングゴンドワナの目的は何だろうかと想像する………。
強行偵察によって地下大空洞と断片の王『キングゴンドワナ』の存在という重要な情報を得られたが、まだまだ情報が足りない。今後も巨獣大陸を調べる必要がある。
危険な作戦を成功させたディアボロス達は、命からがら巨獣の領域から離脱した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【泥濘の地】がLV4になった!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【能力値アップ】がLV5になった!