リプレイ
一里塚・燐寧
【燐五】
五月姫ちゃん(g00544)をディフェンスし連携
あは。動物園デートってゆーには、随分とむさくるしい雰囲気かな
コアラなのかゴリラなのか……どっちにしろ白亜紀にいるのは変だよぉ
あたし達の手で追い出しちゃおっか、この恐竜の王国からねぇ
湖畔の木々や草むらに身を隠しながら≪DCブラスター≫を手に、川岸に集まった敵に狙いをつけるよぉ
念のため【未来予測】で動きを読みつつ、相手が完全に油断してる間に怨念を召喚しエネルギーをチャージ
そして不意打ちの『闇雷収束咆・殲尽破』をブッ放そう!
砲口から拡散して放たれる、夥しい数のホーミングレーザーの弾幕
頭に降り注ぐ軌道で脳髄を焼き尽くし、巨体を確実に仕留めていくねぇ
頭部攻撃で敵の下半身に対する注意を揺るがした隙に、五月姫ちゃんに合図
足元で暴れ回ってもらっちゃおう
反撃に対しては、戦う五月姫ちゃんの姿を目に焼き付けて心を癒すよぉ
躍動する胸や肉付きのよい太腿が、ゴリアラなんて気にならないほど眩しい
んー、きみ達とあたしとじゃ、美しさの概念がちょーっと違うみたいだねぇ
瀧夜盛・五月姫
【燐五】
燐さん(g04979)と連携、そしてディフェンス
そういえば、前に……ふたりで上野動物園、お出かけした、よね
やっぱりコアラは、かわ……や、ごめんなさい。首から下は、ちょっと……うん、なんか違う。
葉っぱじゃなくて、樹ごと食べてるし
あれはキメラ、としかいいようない、ね。ん、早く倒そう
燐さんに倣って、姫も身を隠しつつ、【大薙刀無銘瀧夜叉一振・改】を構える
そして同時に、一気に、突撃
相手はコアラ? ゴリラ? だけど、巨獣というだけ、ある。とても大きい
【ダッシュ】で近づいたら、【脇構え】で息を整え、そして薙刀を振るい【不意打ち】を狙う!
……あれ、これ、動物園じゃなくて、サファリ。それも、モンスターなハンティングかも
殺気には【殺気】。思いっきり睨みつけて、あげる。
つぶらな瞳だからって、姫、やると決めたら、そう簡単には怯んで、あげない、よ
突進してくる敵を、薙刀を振り回してあてて、【吹き飛ばす】
かわいいだけだったら、新宿でも大人気、だった、のにね。残念だよ、あなたは
●長閑なる湖畔?
緑の深い原生林を抜けた先に広がるのは、美しい広大な湖。
遠目に見える巨獣は水場のせいか優雅に暮らしており、極一部に視線を向けなければちょっとしたアドベンチャーデート感もあったかもしれない。
「燐さん……そういえば、前に……ふたりで上野動物園、お出かけした、よね」
「あは、そーだねぇ。動物園デートってゆーには、随分とむさくるしい雰囲気かな」
「やっぱりコアラは、かわ……」
遠目に見えた『ゴリアラ』の姿に、瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)が表情を綻ばしかけたところを、慌てて一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)が肩を抱き茂みの中に引き寄せる。
「グラァァァアア」
物凄い勢いで駆けて来たゴリアラは、戸建て並みの大きさでしかも筋肉ムキムキ。
2人が身を潜める茂みの近くに生えてた木を軽々引き抜き、無造作に食べながら水辺へと戻っていく。
「や、ごめんなさい。首から下は、ちょっと……うん、なんか違う」
「コアラなのかゴリラなのか……」
燐寧の言葉に同意するように、コクコクと五月姫は頷く。
「だけど、巨獣というだけ、ある。とても大きい……」
「どっちにしろ白亜紀にいるのは変だよぉ。あたし達の手で追い出しちゃおっか、この恐竜の王国からねぇ」
「葉っぱじゃなくて、樹ごと食べてるし。あれはキメラ、としかいいようない、ね。ん、早く倒そう」
相手が油断しているうちに。燐寧は回転鋸刃の銃剣〈DCブラスター〉の砲口を茂みから覗かせ、五月姫は近代化改良した〈大薙刀無銘瀧夜叉一振・改〉を構えた。
「一気に、いくよぉ。怨み募りし魂よ、群がり集いて荒れ狂え。汝ら、只滅びる定めにはあらず。仇を滅し冥府へ下らん……な~んてね」
集めた怨念をエネルギーに、まずは開戦の狼煙とばかりに『闇雷収束咆・殲尽破(プラズマ・ダーク・ハウリング・カタストロフ)』をコアラ頭目掛け放つ。
無数のホーミングレーザーが、容赦なく湖でのんびりしてたゴリアラの頭部をしこたま叩き脳髄を焼き尽くさんとする。
「ゴァ、グラアアァ……」
いい感じに頭を撃たれた1体が、その衝撃にフラフラと倒れたのをきっかけに、穏やかだったゴリアラの視線が燐寧に集まる。
「あ、は。とっても素直な反応だねぇ」
物凄い勢いで突撃してくるゴリアラは、その筋肉美を見せつけながら威嚇してくるが、あくまでも最初のホーミングレーザーは初手の合図。
密かに更に近くへと距離を詰めていた五月姫は静かに息を吸い吐き、中段に正中線に対し十字になるように薙刀を『我流薙刀術 脇構え(ヒメノナギナタジュツ・ワキガマエ)』に、呼吸を整えるとゴリアラの突撃する軌道に合わせ隠れていた茂みより跳び出す。
怒り突撃しようとするゴリアラも、よろめき体勢を崩したゴリアラも、五月姫に対しては隙だらけ。
「一気に、突撃……」
変幻自在に剣閃を変える攻撃に、油断していたゴリアラは対応できない。
最初に斬られたのは体勢を崩していた1体。
見事な剣閃に首を飛ばされ、つぶらな瞳のままグラァァァァと哀し気な声を残し狩られ。
「……あれ、これ、動物園じゃなくて、サファリ。それも、モンスターなハンティングかも」
次なる1体へと薙刀を振るいながら一狩りしに来ても良かったかもと、斬り舞う五月姫の姿に、燐寧はロックオン。
こっちを見ろとばかりにゴリアラが『超マッスルポーズ』を繰り出してきても、愛しき人の姿に勝る美などない。
「つぶらな瞳だからって、姫、やると決めたら、そう簡単には怯んで、あげない、よ」
訴えかけるような瞳をゴリアラが向けてくるが、それを超える熱い視線が五月姫には注がれている。
ヒラヒラする炭魔から垣間見える肉付きの良いおみ足に、華奢な身体には納めきれないほどたわわに躍動し揺れる胸。
そんな視線に気付き、微かに狼狽する愛くるしい表情。
愛しい五月姫の姿を、あますとこなく目に焼き付け燐寧は『超マッスルローリング』の体勢へと移ったゴリアラに次弾を向ける。
「んー、眩しい。きみ達とあたしとじゃ、美しさの概念がちょーっと違うみたいだねぇ」
そもそも愛の絆の前に勝てる感情があるのだろうか。
向かってくる攻撃を前に、2人は互いを気遣いながら怯むことなく立ち向かうのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【未来予測】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
月下部・小雪
今日も巨大湖調査の前準備、です。
頑張って巨獣さんを減らしていきましょう!
今回のトップバッターはゴリアラさん、ですね。
ゴンドワナでもよく見かける巨獣で、ムキムキマッチョさんです。
とってもくつろいでいるところに申し訳ないですが、ふ、不意打ちです!
【モーラット・コミュ・ウォーター】にパワーアップしたコダマが水魔法で大津波を発生させてゴリアラさん達を押し流しちゃいます。
急な津波でびっくりしているところを、な、仲間のディアボロスが襲い掛かってくることに期待、です。
津波に負けず、つぶらな瞳で見つめて反撃してくるのにはコダマのつぶらな瞳で対抗、です。そ、そんな殺気にコダマは負けません。
ごろごろ転がってくるゴリアラさんの攻撃に対して「魔力障壁」を張って、ちょ、直撃を食らわないように注意しますね。
※アドリブ連携大歓迎
九十九・静梨
連携・アドリブ歓迎
まあ、なんてかわいらしい顔な上にあの素晴らしいふっとい腕の筋肉にたくましい足の筋肉を初めとした見ているだけでうっとりするような全身の筋肉!
本当ならばずっと眺めていたいくらいですが
湖の調査のためには致し方無いですわね
ここはわたくしも心を鬼にしますわ!
パラドクスを発動
【先行率アップ】で先制
オーラ操作で闘気を弾の形にし足の周りに浮遊
肉体改造の如く隆起させた筋肉による強打の蹴りで闘気弾を次々撃ち出し弾幕を形成
敵群に不意打ちで打ち込みますわ
今回は連戦ですから消耗は抑えないと
卑怯だとは思いませんわよ!
反撃のローリング攻撃は
【水面走行】で湖もダッシュして回避に努め
回避不能のものは強化した脚部筋肉による蹴りで転がってくる敵を強打
衝撃波を伴う一撃でコースを逸らして致命的な直撃は回避しますわ
やはり打ってわかる逞しい筋肉!
評価はしますがそれでも手は緩めませんわ!
味方との連携や位置取りには注意し
邪魔にならないように動きますわ
●筋肉なる湖畔?
到着と慣れた様子で月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)とモーラット・コミュ『コダマ』は、ゴンドワナの大地に降りた。
「今日も巨大湖調査の前準備、です。頑張って巨獣さんを減らしていきましょう!」
おーっと軽い掛け声に続き、九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)が拳をあげる。と、同時に湖に向けた目を輝かせ感嘆の声をあげた。
「まあ、なんてかわいらしい顔な上に、あの素晴らしいふっとい腕の筋肉。たくましい足の筋肉を初めとした、見ているだけでうっとりするような全身の筋肉!」
「今回のトップバッターはゴリアラさん、ですね。ゴンドワナでもよく見かける巨獣で、ムキムキマッチョさんです」
「グラァァァアア!」
「ゴアラァァアア!」
熱い静梨の眼差しには気付かず、ゴリアラは互いの筋肉を湛えあい様々なポージングを披露している。
肩から腕への流線、鍛えあげた逞しい腕、分厚く育った胸筋。
「本当ならばずっと眺めていたいくらいですが、湖の調査のためには致し方無いですわね。ここはわたくしも心を鬼にしますわ!」
何より静梨自身、筋肉の鍛え方には自信がある。
「とってもくつろいでいるところに申し訳ないですが、ふ、不意打ちです!」
片手に何処からか引き抜いてきた大木を握り、野菜スティックでも齧るかのように葉っぱをムシャムシャしている数体目掛けコダマと攻撃を仕掛ける。
「コダマの大津波、です。お水の力で押し流しちゃって、ください」
モキューとコダマが何やら唱え、『モーラット・コミュ・ウォーター』で生じた大津波がゴリアラを呑み込む。
これでゴリアラも押し流されてびっくりしている事だろうと、思った矢先。
バシャバシャバシャと豪快な水飛沫をあげ、津波に対抗するように泳ぐゴリアラの逞しい姿があった。
波間からチラチラと愛らしいつぶらな瞳を向けながらも、殺気を放つ。
顔は可愛い愛玩動物だが、放つ殺気は獲物を狩る捕食動物のもの。
「つ、津波に負けず、つぶらな瞳で見つめ返してきてもコダマの方がつぶら、です。そ、そんな殺気にコダマは負けません」
「流れに逆らう泳ぎも素晴らしいですわ。ですが」
闘気を弾の形に足の周りに浮遊させ水面走行しながら、静梨は『闘筋技・千蹴闘気弾(スピリットアーツ・オーララピッドシュート)』で狙いをつける。
「九十九家家訓が一つ! 『足でとにかく前に進むべし!』超強化した脚部筋肉の力を見せますわ!」
狙うは息継ぎで顔が水面にあがった瞬間、すなわちゴリアラの顔面。
無駄なく絞られた身体より踏み込んだ静梨の大腿四頭筋が膨らみ、バネのように力を足先に伝え闘気の弾を蹴りだす。
「グッ、ゴバァ……」
「グラァッ!」
何とか流れに耐えていたゴリアラも闘気弾を蹴り込まれ、流されあるいは沈んでいく。
「卑怯だとは思いませんわよ!」
相手は数も多い。警戒していないところを狙うのは定石と言えよう。
途中、泳ぎが変わり『超マッスルローリング』へと変わったが、やることは同じ。
波の効果が消え地上を転がってくるゴリアラの進行方向を、魔力障壁や攻撃をぶつけ少しでもコースを逸らし横へと跳び直撃を避ける。
「やはり打ってわかる逞しい筋肉! 評価はしますがそれでも手は緩めませんわ!」
「ここは、どいてもらい、ます!」
2人とゴリアラの攻防はしばらく続き、湖への道が開けた所で次なる相手へ。
今はまだ水際での戦いであったが、次は水上だ。
この騒ぎで、湖の巨獣の警戒も強まっているが、踏み込んで来ない限り様子見の構えのようだ。
数十メートル先の水中に、獲物を狙うかのように『吟詩鯨メリヴィルン』の白い巨体が集まり泳ぐ姿が見えるのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【水中適応】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
月下部・小雪
ま、まずは【水面走行】を使って湖の中央に向かうフリをしましょう。
こ、これでクジラさんが釣れるはず、です!
クジラさん……メリヴィルンが近づいてきたらボク達も【水中適応】を使ってお水の中で迎え撃ちましょう!
水中適応があればクジラさんに負けないくらい水泳だって、できます!
さらに【水中高機動型モーラット・コミュ】と一緒に湖の中を動き回ってかく乱、です。
大きくお口を開けたら攻撃の準備、ですね。射線上から避けて直撃を回避、しましょう!
攻撃を避けたら、つ、次はボク達の番です。
コダマ、クジラさんのお口の中に酸素魚雷を放り込んじゃってください!
ふぅ、巨獣だからとても大きかったですが、これくらいなら現代のクジラさんも負けて、いないはずですね。
※アドリブ連携大歓迎
九十九・静梨
連携・アドリブ歓迎
次は鯨が相手ですわね
さっきほど露骨ではありませんが泳ぐための密かな強靱な筋肉を感じますわね!
油断なく迎撃していきましょう!
鯨を水上で相手するのは分かっていましたからね!先んじてあっちを使ったのはその為ですわ!
残留させておいた【水面走行】で水面をダッシュし鯨たちへ突撃
歌へは耳を塞ぐこともできない
ならば少しでも届かないようにしましょう!
魔力付与した拳を空気向けて強打することで衝撃波を発生
衝撃波そのものとその音
そして自ら『ウオオオオオ!!ソイヤアアアアア!!』と呼吸法での肺活量で吸い込んだ息からの大声で更に歌をかき乱し少しでも精神ダメージを減らしますわ
後は掛け声と共に熱意と勇気を奮い立たせて減った生存欲を取り戻し気合で突撃ですわ!
攻撃もしくは反撃のパラドクス発動
更に大声を出し歌声を振り払い一気に突撃
ダッシュと突撃の勢いのまま雷合大槍を突き出し複数対象(または反撃対象)を貫通撃
鯨の串焼きならぬ串刺しですわ!
ちなみにソイヤはわたくしが尊敬するある筋肉な人たちのかけ声ですわ♪
●湖の鯨
「次は鯨が相手ですわね。さっきほど露骨ではありませんが泳ぐための密かな強靱な筋肉を感じますわね!」
「ま、まずは水面走行を使って湖の中央に向かうフリをしましょう。
こ、これでクジラさんが釣れるはず、です!」
湖上での戦いになる事は分かっていた。そこで相手に更に有利な水中より、まずは水上で待ち受けるのを選ぶのは自然であろう。
九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)と月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)とモーラット・コミュ『コダマ』は敵を誘い出すべく展開する。
水面を揺らし振動を伝えれば、『吟詩鯨メリヴィルン』が群れを為して集まってくる。
「油断なく迎撃していきましょう!」
静梨は魔力と気力を練り上げ、〈デモニックスピリッツランス『雷気大槍』〉を、造り出し手にすれば、バチバチと雷撃が弾ける。
「クジラさん……メリヴィルンが近づいてきたらボク達も水中適応を使ってお水の中で迎え撃ちましょう!」
小雪とコダマは互いの意志を確認し合うと、跳び出す静梨とは対照的に水面から水中へと潜った。
オオオーン……オオン……。
獲物を追い込むように近付きながら、『クジラの詩』を響かせる。
言葉ではない彼らの歌は、美しく魂へと響く。
その歌は揺り籠のように、優しく包み。気を抜けば、一瞬で意識を手放し、湖中へと沈んでいきそうになる。
「くっ……歌へは耳を塞いでも無意味。でしたら、少しでも届かないように……!」
強打の衝撃波で音を散らそうと試みる。
「ウオオオオオ!! ソイヤアアアアア!!!」
大量の息を吸い込み大声をあげ気合を入れると共に、繰り出す拳がメリヴィルンの攻撃を破る。
実際は、精神に作用する音に本来の音の概念はなく呪のようなものの為衝撃波などでは対抗できないが、奇しくも彼女の心意気と行動そのものが熱意と勇気を奮い立たせ静梨の生存本能を強める。
「今度は私の番、行きますわ!」
相手がどんなに巨大であろうと恐れることなく『勇鼓吶喊(ゆうことっかん)』、大槍を構え静梨は突撃する。
「鯨の串焼きならぬ串刺しですわ!」
一槍で貫けなくとも次槍と繰り出せば、鯨の身体であろうと貫通して見せる。
欲を言えば水中では完全視界があったほうが、視界は良かっただろう。浅い場所であれば、まだ水面からの陽の光が届くが深い場所は、やはり暗い。
深い場所まで潜らないよう気を付けながら、小雪とコダマはメリヴィルンを迎え撃つ。
(「水中適応があればクジラさんに負けないくらい水泳だって、できます!」)
いつの間にかコダマは準備万端。
大気圧潜水服『水中高機動型モーラット・コミュ(アクアパック・コダマ)』を装備し、迫るメリヴィルンを翻弄するように素早く縦横無尽に。その小ささを活かし、複雑に動き回る。
いかに巨大で泳ぎが得意なメリヴィルンとはいえ、こうも動き回られると厄介だ。
大口を開け、超音量の『ボイスバズーカ』を放ち音波で襲う。
その衝撃に小雪とコダマは吹っ飛ばされそうになるが、体勢を切り替え互いに支え合い耐え切り返す。
(「つ、次はボク達の番です。お水の中でも、コダマは頑張れ、ます! コダマ、クジラさんのお口の中に酸素魚雷を放り込んじゃってください!」)
放たれた酸素魚雷が開かれた大口に撃ち込まれ、幾つもの爆発がメリヴィルンを襲う。
確かに巨大な相手ではあるが、こうも攻撃を続けられればひとたまりもない。
フラリと浮かびあがれば、すかさず静梨が槍で貫く。
(「ふぅ、巨獣だからとても大きかったですが、これくらいなら現代のクジラさんも負けて、いないはずですね」)
「さあ、次はどの鯨ですの」
まだまだ集まってくるメリヴィルンに、2人は身構えるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】LV1が発生!
【未来予測】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV2になった!
一里塚・燐寧
わーお、鯨だ。この大きさでもあんま違和感ないねぇ?
でも目つきがヤバいよぉ、あれ絶対いかがわしいこと考えてる顔だよぉ!
五月姫ちゃんをそんな目で見るやつは、あたしがバラバラにしちゃうんだから……
チェーンソーの尾を持つ巨大恐竜型ネメシス形態に変貌
五月姫ちゃんを背中に乗せ【水中適応】【水面走行】状態で戦うよぉ
素早く泳ぎ回り、背に乗った五月姫ちゃんが移動をあたしに任せて攻撃に専念できるようにしよう
あと【泥濘の地】も発動しておこっか
……水「面」にいる時に効くのは間違いないけど、水「中」だとどーなんだろ?
ま、ここで確かめてくってのもいいかもねぇ~
泥濘と化した湖の上を駆け抜けて敵の群れに接近
十分に近づいたところで泥で覆われた上からいきなり水中に飛び込み、奇襲をかけるよぉ
尻尾の巨大な回転鋸刃を武器として放つは『呪式:爛離骨廃』
呪いを纏った刃で鯨の巨躯を引き裂き、解体していっちゃおう!
んふふ、お腹から龍涎香出て来るかなぁ?
反撃の超音波は尻尾で受け止めて脳への浸透を防ぎ
頭突きは【怪力無双】の腕力で抑え込むよぉ
瀧夜盛・五月姫
い、いかがわしいこと……?
なんだろう、姫をかみ砕いたり、弄ったり、かな……えぇ、困る。ちかづくの、やめておこう、かな。畔でフィーッシュって、しちゃ、だめ?
だめ。そう、じゃあ、なにも考えれないように、始末、しないと。
燐さんに乗せてもらって、前線に。ありがと、燐さん。
燐さんが水中にもぐれば、【水面走行】で水上を駆ける。
あとは【未来予測】で浮上してくる、クロノヴェーダを察知。ぴょんと頭にとびのって、敵を斬りこむ。
精神を汚染する、歌には、【情熱】
姫の生殺与奪は、燐さんのもの。たかがあなたに、姫の生気を狂わせてなんて、あげない。大好きな燐さんのこと、考えて、生きる気力を沸かせる。
そうだ、すこしくらい、持って帰って、竜田揚げにでも、してみよう、かな。
鯨肉は歯ごたえがあって、おいしい。きっとよろこんで、くれる、はずだ。
……ふふ、燐さん。クジラばかり、食べちゃダメ、だよ(妄想)
●鯨の歌
湖の中心に向かって進む、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)と瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)の姿に『吟詩鯨メリヴィルン』が白い巨体をくねらせ集まってくる。
「わーお、鯨だ。この大きさでもあんま違和感ないねぇ?」
本物の鯨にどれだけ接しているか分からないが、それよりも大きい白鯨に、燐寧はネメシス形態となって対抗する。
巨大なものには巨大なもので。
巨大恐竜型のネメシス形態へと変貌した燐寧は、チェーンソーの尾を唸らせ五月姫を背に乗せた。
「ありがと、燐さん」
巨大な姿になり位置が解りやすくなったせいだろうか、メリヴィルンが面白いように集まってくる。
通常の鯨を大きくした程度のものから、倍近いバケモノまで大きさも様々。
共通するのは、湖への侵入者への敵意。
「目つきがヤバいよぉ、あれ絶対いかがわしいこと考えてる顔だよぉ!」
大きな声と共に、赤い瞳をギラつかせるメリヴィルンに燐寧は警戒を強めた。
「い、いかがわしいこと……? なんだろう、姫をかみ砕いたり、弄ったり、かな……」
少なくとも口に入れようとしているのは間違い無いだろう。
「えぇ、困る。ちかづくの、やめておこう、かな。畔でフィーッシュって、しちゃ、だめ?」
大口を開け迫る姿からは、話を聞く気配はない。
「だめ。そう、じゃあ、なにも考えれないように、始末、しないと」
「五月姫ちゃんをそんな目で見るやつは、あたしがバラバラにしちゃうんだから……」
愛しい人が、他人(?)に食べられようと狙われてるとあれば、容赦しない。
念の為、泥濘の地をと発動するも水面に広がった泥を裂くように迫ってくる。
確かにメリヴィルンの速度は遅くなった気がするが、あまり大差ない。湖底であれば展開出来るが、当然水中を泳ぐ相手には何も出来ない。
ここは、もう正面から戦うしかないだろう。
超音波の『サウンドビーム』を浴びせ、メリヴィルンはまずは勢いのある頭突きを。
白と黒が湖上で激しくぶつかり合い、生じた大波が湖岸に迫る。とはいえ巨獣たちにとっては何ともないが。
ぶつかり合う巨大生物は、己の主張を通さんとどちらも譲らない。
片方は、己の領域を護るため。
もう片方は、五月姫ちゃんの操(?)を護るため。
何だか噛み合っていないが、ここから相手をどかしたい1点のみは合致している。
暫く燐寧の背に跨り掴まっていた五月姫だが、程よくメリヴィルンが集まってきたところで動き出す。
浮上の気配を感じたら未来予測で、浮上するメリヴィルンの頭の位置を察知し跳ぶ。
2秒とはいえ、その予測は大きい。
もしこれが予測した場所への浮上を止めるつもりであれば、その瞬間未来は浮上を止めようとしたものへと置き変わり、敵の動きもまた変わっていたことだろう。
ぴょんととある兎の如く、『我流薙刀術・奥義『白兎・和邇渡り』(ヒメノナギナタジュツ・オウギ・イナバノシロウサギ)』でメリヴィルンの背を渡りながら八尺五寸にも及ぶ〈大薙刀無銘瀧夜叉一振・改〉を振るう。
物語では鰐だが、ここは鯨で我慢。
白い巨体に赤い筋を幾つも刻めば、痛みにメリヴィルンは悲鳴をあげ跳ね上げようと全身で暴れる。
如何に巨大な鯨とは言え、背に乗られては手も足も出ない。だから歌なのだろう。
悲鳴を落ち着かせ、極上の鳴き声で『クジラの詩』を響かせる。
直接精神に響く歌に、五月姫はメリヴィルンの背から滑り落ちそうになるが、すかさず駆け付けた燐寧がその背に受け止め、威嚇するように尾の回転鋸刃を唸らせる。
「姫の生殺与奪は、燐さんのもの。たかがあなたに、姫の生気を狂わせてなんて、あげない」
どんなに生きる気力を奪ったとしても、それを上回る希望で五月姫は立ちあがる。
「大好きな燐さんのこと、考えて……」
きっと2人で過ごす未来図を胸に。愛の力で歌を振り払い、再び五月姫は薙刀を振るうべく跳ぶ。
それと同時に、燐寧は水中へ。
恋人が受けた分はきっちりお返しを。
(「どんなにかったーい装甲も、ドロドロのバラバラにしちゃうよぉ!」)
水中の叫びは怒りの咆哮に。『呪式:爛離骨廃(ヘクスアーツ・ティアーアサンダー)』で無防備に晒されてた腹を斬りつけ引き裂き、解体していく。
水上を駆けまわる五月姫に気を取られていた分、水中への対応は遅れたか。メリヴィルンは血と内腑を溢れさせ無残に浮き上がっていく。
水上からは五月姫が、水中からは燐寧が挟み込むように連携し、怒れるメリヴィルンを捌いていく。
「そうだ、すこしくらい、持って帰って、竜田揚げにでも、してみよう、かな」
迫ってくるメリヴィルンの数に終わりが見えた頃、ふと五月姫はぴょーんと跳びながら思い付いた。
低カロリー、低脂肪、高タンパク質。しかもコラーゲンもたっぷりなクジラ肉。
「鯨肉は歯ごたえがあって、おいしい。きっとよろこんで、くれる、はず」
クロノヴェーダの肉というのはさておき、彼女が自ら調達した肉を調理し食べてくれるとなれば、恋人冥利につきる。
「…………ふふ、燐さん。クジラばかり、食べちゃダメ、だよ」
頬を赤らめ最後のメリヴィルンの上に着地し、何を食べてどんな光景が思い浮かんでるのか分からないが幸せ恥ずかしそうに五月姫は妄想を捗らせ。
こうなってしまうと、メリヴィルンの歌も虚しい。
「五月姫ちゃん、呼んだぁ~?」
水中よりメリヴィルンを切り裂き破り、そのまま五月姫を受け止める様に燐寧が浮上する。
「んふふ、お腹から龍涎香出て来るかなぁ?」
楽しそうにだが完膚なきまで解体し、メリヴィルンの屍で湖の一部を染め上げるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【水面走行】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
瀧夜盛・五月姫
燐さん(g04979)と連携、そしてディフェンス
コアラ……クジラ……。そして今度は、ダチョウ……。
陸海空、制覇だね。ダチョウは飛ぶより跳ぶけど。
しかし、こんなにでかいダチョウ、走ってこられると、ちょっとさすがに、怖いね……。
そういえばダチョウのたまご、おいしいって聞くけど、お肉のほうはどう、なのかな?
だったら姫は、【防衛ライン】で通せんぼ。
これ以上、先には進ませて、あげな……や、そんなに暴れてキレても
こんなところまで、出張ってきた、あなたたちが悪いんだから、ね
ん。まかされた。燐さんの背を駆け、跳び、クロノヴェーダの首を狙う。
【大薙刀無銘瀧夜叉一振・改】を片手に、そしてまた、暴れられると、厄介、だから、【ウォール・オヴ・モウニング】で押さえつけながら、パラドクス発動。
――【ただ現に 慥かに歩むは 姫の末つ方】
この技は、燐さんとふたりで戦うために、考えたパラドクス。
その体で、受けてみなよ。文句は受け付けない、よ
一里塚・燐寧
五月姫ちゃん(g00544)をディフェンスし連携
方針:1体を集中攻撃、現在の攻撃対象でない相手には反撃で応戦
ひゅー、最後はダチョウさんだねぇ
だけどこっちは恐竜、地球の大先輩だよぉ
腕も翼もなくした未来の若造に負けるつもりはないねぇ!
巨大恐竜型ネメシス形態を継続
引き続き【水中適応】【水面走行】しつつ、更に【泥濘の地】も張っておくねぇ
敵の1体に狙いを定めたら、五月姫ちゃんを背に乗せたまま一旦潜水
距離を詰めたところで、ワニが得物を襲うみたいに水中から飛び出して襲いかかっちゃおう!
急襲して放つのは『絶技:界を絶つ巨剣』
水を飛び出した勢いで宙返りし、尻尾の超巨大鎖鋸剣の縦斬りを叩きつけるよぉ!
巨獣には巨剣、ド級の刃で分厚い肉も骨も粉砕したげるんだから!
反撃に対しては敵の動きをよく観察して、攻撃後のリアクションを予想
モロにカウンターを喰らわないよう注意して立ち回り威力を抑えるよぉ
巨体同士の勝負に敵の注意が向いてる間に、五月姫ちゃんには身軽さを活かして敵の懐に飛び込んでもらうねぇ
今だよぉ、やっちゃえっ!
●走る鳥
水飛沫をあげながら、何かが物凄い勢いで迫ってくる。
ズダダダダダダダダダダダ。
「あー、もう来たみたいだねぇ」
相手の動きをしっかりと視界に捕えながら、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は咆哮を上げた。
ネメシス形態となった燐寧は、巨大恐竜の姿で大迫力の唸り声である。
それに対し、『駄鳥アホデンネン』の方はというと。
「パー! パ~!?」
軽快に嘴を開き漏れ出る声は、何とも気の抜けた鳴き声。
「コアラ……クジラ……。そして今度は、ダチョウ……陸海空、制覇だね。ダチョウは飛ぶより跳ぶけど」
瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)の言葉に頷きつつ、燐寧はひゅーっと口で言いながら軽く笑う。
ダチョウ如きには負けないと、鼻で笑い威嚇する。
「こっちは恐竜、地球の大先輩だよぉ。腕も翼もなくした未来の若造に負けるつもりはないねぇ!」
確かに恐竜は鳥の祖先とも言われているが、この場合は果たして。
「こんなにでかいダチョウ、走ってこられると、ちょっとさすがに、怖いね……そういえばダチョウのたまご、おいしいって聞くけど、お肉のほうはどう、なのかな?」
それは仕留めて見ないと分からないか。
まずはターゲットを定めて分断&通せんぼ。
〈大薙刀無銘瀧夜叉一振・改〉を手に、防衛ラインを敷き迫りくる3体のアホデンネンを分断する。
「これ以上、先には進ませて、あげな……」
パー、パーパー!!(意訳:おどりゃ、なにさらしとんじゃ!!)
物凄い剣幕で、唾を撒き散らし『キレ芸』で迫るアホデンネンに、さすがに五月姫も後ずさる。
普通に飛んできても唾なんて嫌な人が多いが、それも巨大なものが飛んで来れば引くだろう。
「や、そんなに暴れてキレても。こんなところまで、出張ってきた、あなたたちが悪いんだから、ね」
「ちょっとぉ、五月姫ちゃんに変な物つけないでよぉ~」
妙な液体から護るように、燐寧は五月姫を自分の背に乗せ引き離す。
パー、パッパッパー!!
何やら大声でわめきながら、アホデンネンは防衛ラインの壁に盛大に衝突し水面を滑り転げた。
どうやら知力は低いらしい。
その隙に、燐寧は五月姫と共に水中適応で湖の中へ。
アホデンネンは起き上がると彼女達を探し、キョロキョロと首を動かし「パァ~?」と鳴きながら首を傾げ固まる。
その様子を水中から見あげ、燐寧は唸りながら跳び出し前宙するように身体を回転させながら、『絶技:界を絶つ巨剣(フェイタリティ・ワールドスレイヤー)』を繰り出す。
「巨獣には巨剣、ド級の刃で分厚い肉も骨も粉砕したげるんだから! これがチェーンソーの神髄だよぉ!」
尾の刃を振るい、ダチョウの羽が湖上に舞い散る。
傷つきながらもアホデンネンは、大きく嘴を開け首を伸ばすと足の間から覗き、パーと鳴き叫ぶ。おどけた『リアクション芸』を披露しながら、そのまま燐寧を巻き込み湖面を転がり尻もちをつく。
非常に面倒、迷惑な相手だ。
「今だよぉ、やっちゃえっ!」
リアクションに巻き込まれる寸前、「ん。まかされた」と燐寧の背から跳んだ五月姫は大薙刀振り上げる。
――ただ現に 慥かに歩むは 姫の末つ方。
「この技は、燐さんとふたりで戦うために、考えた。その体で、受けてみなよ。文句は受け付けない、よ」
遠心力をのせ加速する一薙ぎは、アホデンネンの巨木のような首をぶった斬るのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
九十九・静梨
※連携・アドリブ歓迎
いよいよ最後の大群ですわね!
敵は巨体のアヴァタール級が複数
油断せずに行きますわよ!
敵の暴れる攻撃には肉体改造の如く隆起させた全身の筋肉を使い(【能力値アップ】使用)肉弾戦で対応
【水面走行】で水面を踏みしめて対処しやすいグラップルの体勢に
ただ暴れるだけの攻撃は単純に見えて攻撃のタイミングや方向がわかりにくい
ましてや相手が複数なら尚更
ですが2秒先までならば【未来予測】で命中のタイミングと方向がわかる
2秒あれば格闘の動きで魔力付与した拳や足で攻撃を迎撃
衝撃波を起こすほどの強打で押し返すか上手く力を柔術の要領で逸らして致命的なダメージを回避しますわ
次はこちらの反撃ですわ!
パラドクスを発動
皆の勝利の想いを筋肉に集め灼熱化
輝きと共に拳に渾身の力を込めて2体相手に正拳を叩き込み
敵の体を破壊・粉砕致しますわ!
敵が倒れるまで攻撃と反撃を繰り返し
そちらも素晴らしい脚の筋肉でしたわダチョウの方々
ですがこの巨大湖の先に至るためにもここで倒させて頂きますわ!
月下部・小雪
ダチョウさんが走って、きます。
あ、あれでしょうか。有名な右足が沈む前に左足を前に出せば走れるって技、でしょうか?
ダチョウさんの力じゃなくて、加護の力、みたいですね……残念です。
敵はアヴァタール級、です。仲間と連携して、1体ずつ確実にやっつけていきましょう!
20mというとても大きなダチョウさんですが、足元は巨体に比べてとっても細いですよね。
【鎖鋸神滅型モーラット・コミュ】になったコダマが足元に潜り込んで体重を支える両足をずんばらりんとしてやります!
反撃のスベリ芸は、が、頑張ってアホデンネンさんのギャグを理解しましょう。
巨獣ギャグはなかなかレベルが高いですが、じょ、上手にギャグを解説できれば逆にダメージを与えられるかも、しれません?
ふぅ、今回の敵はな、なんとか全滅できたでしょうか。
あっ、このダチョウさん達、ドラゴンの力で賢くなっていたらアホジャナイネンさんに改名、していたのでしょうか?
※アドリブ連携大歓迎
●駝鳥芸
「いよいよ最後の大群ですわね!」
1体の『駄鳥アホデンネン』を他の仲間がひきつけてくれたので、残りは2体。
「油断せずに行きますわよ!」
うっかり相手の挟撃に合わないよう、九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)は走り回るアホデンネンの動きを見つめながら水面走行で湖面を凪ぎさせ、しっかりと足場を確保する。
「ダチョウさんが走って、きます。あ、あれでしょうか。有名な、右足が沈む前に左足を前に出せば走れるって技、でしょうか?」
素早く足を動かすことで、浮力に対抗する水面走りの御業があるという。
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)とモーラット・コミュ『コダマ』は、期待の眼差しを見せたが、アホデンネンの足は少しも沈む気配もなく、立ち止まっても変わらず浮いている。
なるほど、ディアボロスでいうとこの水面走行のようなものか。
「ダチョウさんの力じゃなくて、加護の力、みたいですね……残念です」
ここは確実に1体ずつ。
静梨は全身の筋肉を使い、拳へと力を集める。
アホデンネンは敵意を敏感に察知したのか、威嚇するかのように翼を広げ身体を震わせパーと、甲高い声で鳴きながらドスドスと走り『キレ芸』を披露しながら迫ってくる。
(「2秒あれば格闘の動きで魔力付与した拳や足で攻撃を迎撃。衝撃波を起こすほどの強打で押し返すか、上手く力を柔術の要領で逸らしてみせますわ」)
皆が抱く勝利の想いを筋肉に集め灼熱の筋肉に。『闘筋技奥義・太陽筋灼光連拳(ファイナルアーツ・サンライトゴッドマッスル)』で、駆けてくるアホデンネンの首を捕える。
「九十九家家訓!『人々の願いを聞き叶える事を目指すべし!』神の如く願いや祈りをこの筋肉に宿し、人々を照らす太陽のようにならん!」
そのまま捻るように動きを止めさせ、輝きと共に正拳を叩き込む。
「そちらも素晴らしい脚の筋肉でしたわダチョウの方々。ですがこの巨大湖の先に至るためにもここで倒させて頂きますわ!」
もしもアホデンネンが普通に考えを持って動く敵であれば、先読みした動きに合わせ静梨が攻撃を仕掛けたり防御の動きをとれば普通の相手は、新たな動きに反応し対応して来るが、相手はアホだった。
「パー!?」
丸々としたボディに拳をくらい、盛大に水面に叩きつけられる。
「20mというとても大きなダチョウさんですが、足元は巨体に比べてとっても細いですよね」
狙いはそこだと、『鎖鋸神滅型モーラット・コミュ(チェーンソーパック・コダマ)』で、その足元に潜り込む。
「か、神様もやっつけられると噂の武器、です。コダマ、やっちゃってください!」
雷エネルギーを確保し、チェーンソーを回転させ暴れる。
アホデンネンは、コダマのチェーンソーに向かって、嬉々として羽を広げ跳び出しパーと大きな声を叫ぶ。
当然、チェーンソーに自ら斬られることとなるが、何だかおいしそうな表情を浮かべている。そして、翼を頭の上に置きパーっと叫び『スベリ芸』を披露する。
「こ、これはもしかして自虐ネタなのでしょうか?」
だとすれば、かなり身体を張っていると言えよう。
芸の為なら身体を張るのは、ダチョウと言えど同じようだ。
悲しそうにパーと鳴く声は弱々しく、何だか残念そうな表情にも見える。
これが宴会の場であればツッコミでも入れるとこだが、これは戦いの場。ハリセンではなく、チェーンソーで斬り刻むだけだ。
炎がアホデンネンを包み、鳥の丸焼きに。
「ふぅ、今回の敵はな、なんとか全滅できたでしょうか」
振り返れば静梨の方も片付いたようで、次なる筋肉と湖の謎へと想いをはせていた。
「あっ、このダチョウさん達、ドラゴンの力で賢くなっていたらアホジャナイネンさんに改名、していたのでしょうか?」
もしかすると、余計に絡みにくいギャグを言ってくる可能性もあったかもしれない。
それはそれで、困るのだが。
ひとまず、目的とする数は倒せた。他の巨獣が集まり囲まれないうちに、ディアボロス達はその場から離脱していくのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!