リプレイ
瀧夜盛・五月姫
【公園】
ねえ、おじさん。姫たちも、一緒に、いい?
おなか、ぺこぺこ。はやく、お肉、たべたい。
一緒に、だめ? 【姫のお願い】
伊吹さん、“えーる”って、何? 飲み物?
姫、“えーる”、飲んでみたい。
……「未成年だからだめ」?
姫、元服してr……とにかくだめ? ん、残念。
姫、異国出身。いろいろな国、渡った。
だけど、どこが一番おいしい、決められない。
逆に、いっぱいある、いろいろな国の一番、知らないで死ぬ。
もったいない?
この目の前にある、肉料理。一番おいしい?
他を知らないのに、決めつけてない? 後悔しない?
すきやき、おいしかった、なぁ。
この国にない、タレしたたらせる、未知の味。
しらないの、いいの、かなぁ。
月見山・伊吹
【公園】
※連携、アドリブ歓迎だよ!
五月姫さんと一緒にお願いしてゾルダートと同席し、たらふく肉料理食べてエールを飲む。
あんたお肉大好きなんだねーいい食べっぷりだよ。
うんうん、美味しいよねお肉。
私もお肉料理大好きだもん。
エールとよく合うし。
でもさ、本当に良いのかい?
ステーキにすき焼きに牛丼にジンギスカンにホルモンに唐揚げ…
この世には様々なお肉料理があるんだよ?
勿体無いし損だよねー。
今日だけお腹いっぱい食べてこの後すぐ死ぬよりも
もっと生きて美味しいお肉料理を食べ続けた方が結果的に沢山食べられるし何かお得じゃないかい?
これからもっと味わいたいよね、美味しいエールとまだ知らぬお肉料理。
ラウム・マルファス
焼き肉、イイよネ。でもお一人様焼き肉はさみしーカラ、フォーアライターに同席を頼もウ
「邪魔しないからサ。何なら肉焼きドローン出すヨ?」
ボクが焼くと焦げちゃうからネ。ボクはいろんなお肉をちょっとずつ摘まみつつ雑談しようカナ
「流石高級肉、おいしーよネ」
「あぁでも、この前鉄道で行った町のお肉もなかなかだったんだヨ。タンが厚切りでネー」
「あと、高級なお肉ならしゃぶしゃぶとかすき焼きもいーよネ。食べたことあル?赤身なのに口のなかで蕩けるんだヨ。今度一緒に食べに行かナイ?」
「あぁ、鉄道で食べたブルーベリーアイスも美味しかったナァ、固いんだけど甘くってサ。あの鉄道限定なんだっテ」
ちょっとは未練出たカナ?
東海林・留加
乙心(g05342)と参加希望だ。
【心情】
こりゃつまり相手より一杯食えや良いってことか。
おもしれぇ。
せっかく気分良くなろうとしてるとこ悪ぃが、
街吹き飛ばされる訳にもいかねえし、ちょっくらやらせてもらおうか。
……ちなみに支払いは誰持ちだこれ。
【行動】
とりえあえずフォーアライターの近くに座って、ようっと軽く挨拶しつつ相手の注文を確認。
相手のの注文のワンランク上のやつがあればそれを、無いなら無いで同じやつを注文して食いまくる。
もし注文が分からないってんなら一番高い肉から順番に頼もうか。
平安じゃ肉あんま食ったことねえって話だから乙心分も合わせて全部2人前だ。
これも人助けと思ってしっかり食いな!
レオ・レーラー
何か敵なんだけど、こう楽しみを邪魔するのは些か心苦しくなるなぁ、まぁ、容赦はしないのだけど。
他のみんなと同じ様にフォーアライターにお願いして同席させてもらおう。あと同じサイボーグ的な誼みで。
あとは食べながらお肉談義
タン塩にはやっぱりネギだよね、とか、外国にはユッケって言う生の肉を食べる料理があって、食べてみたら美味かったとか、このお店には無さそうな肉料理の名前を出して、心残りを作れれば良いかな?
どうせ死ぬなら世界中の肉料理制覇とかしてから死にたいよね。
五条・乙心
留加くん(g04824)と一緒に参加希望。
初めて参加するからって連れてきてもらったのは良いんだけど……。
いきなり焼き肉? 大食いとかシンプルに無理なんだけど?
ちょっと期待してたのに……もうヤケだよこうなったら。
それで街1つ救えるならやってやろうじゃない。
出てきたお肉全部食べきって留加くんも何か怖いマスクの人もびっくりさせてあげるよ!
あ、ちなみにウチお金は持って来てないので。
留加くんヨロシク!
テスラ・クルイーロ
フォーアライターさんの休日を邪魔するのは心が痛いけど、高級焼肉食べ放題……鶏、豚、牛、馬、羊、猪、鴨……とんでもない釣り針だよ。この釣り針には絶対釣られるね。
ごめんね……ご馳走がわたしを待っているんだよ。
お店に先に鎮座して、いただき始めているよ。お肉の在庫を全て食いつくすまで食べまくるよ。
以前の依頼でゲットしたドラゴン肉の壺タレ漬けを、お店に勝手に持ち込んで焼き始めるよ。絶品だよ。
フォーアライターさんが先に焼肉を七輪から取ろうとしても、パラドクス効果の【未来予測】を珍しく使いこなして神速で先回りして全部食べちゃうよ(鬼畜)
お腹いっぱいになったら、これ見よがしに幸せそうにお腹をさすっているよ。
凶々・穢麻呂
★性格
・小悪党
・モヒカンのヒャッハー野郎(三下雑魚)
・他の参加者や強敵に対して、表面上はへりくだりまくる三下ムーブの鑑
★依頼への意気込み
他人の貸切焼肉を勝手に食い放題だとぉ?
最高じゃねえか!
嫌がらせをしたらした分だけ良いなんてよぉ!
★嫌がらせ一覧
・上座に勝手に座る
・自分では肉を焼かないが焼けた肉は食う
・ソースの中身を勝手に入れ替える(レモン汁→白だし)
・唐揚げに勝手にマヨネーズとレモンをかける
・焦げた肉と野菜を押し付ける
・アイスコーヒーをコーラと偽って渡す
・店員にセクハラして場の空気を凍らせる
ネリリ・ラヴラン
ゾルダートさん達に明日楽しい事があるよって思わせれば良いんだよね。
明日に夢見るのは、運命からの逃亡じゃないよ。
お肉を食べながら作戦を考えるよ。
最近あまり美味しい物、食べてなかったからね、頭を働かせる為にも栄養だわ。いつの間に混ざったの、とか事前に考えておけ、とか細かい事は聞かないでね。
でね、淫魔さん的には、その…こ、今度ご一緒に遊ぼう。ってお誘いするのが良いと思ったのだけれど、どうかな?そういうのはダメ…?
もぐもぐしながら相談するよ。敵さんに。
普通に恥ずかしいんだけど、趣味もあると思うから本人に聞いた方が良いよね。
す、少しでも興味持ってくれたら嬉しいな…。
その間にもお肉は減るんだよ。悲しいね。
●
フォーアライターは、朝からゴキゲンだった。
一体、何から食べようか。
どんな焼き方をするのが最適か。
想像するだけで、ヨダレが止まらなくなり、頭の中が肉一色になった。
その気持ちが爆発寸前になったのと同時に、フォーアライターが高級焼き肉店の扉を開けた。
「……えっ?」
フォーアライターが呆気に取られた様子で、キョトンとした表情を浮かべた。
目の前にいたのは、見た事のない顔ばかり。
そもそも、ここは貸切状態。
故に、店の関係者以外、ここにはいない……はずだった。
だが、現実にはいる。
しかも、その大半が物凄くイイ笑顔を浮かべ、フォーアライターを見つめていた。
「そう驚くなって。まあ、いわゆるアレだ。……サプライズ的な? みんなで仲良く笑い合いながら、最高の肉を食うッ! これ以上に、最高な事なんて無いだろ?」
その視線に気づいた凶々・穢麻呂(人間のレジスタンス諜報員・g05330)が上座に座ったまま、フォーアライターの到着を歓迎した。
「いやいやいや、招待してねぇし! だから……サプライズなのか?」
フォーアライターがツッコミを入れ、何となく答えに辿り着いた。
しかし、それはフォーアライターが、望まぬ答え。
一瞬、納得しそうになったが、これでは望みを果たせない。
「ねえ、おじさん。姫たちも、一緒じゃ、駄目? おなか、ぺこぺこ。はやく、お肉、たべたい」
瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)がフォーアライターを見上げ、悲しそうに瞳を潤ませた。
「うう……」
この状況で、フォーアライターも、ノーとは言えない。
そんな事をすれば、最低ヤロー確定である。
そのため、即座に『帰れ!』とは言えなかったものの、これでは夢の焼肉パーティが台無しになってしまう。
それだけは何としてでも避けたいため、小さな脳ミソをフル回転させ、イイ感じの言い訳を考え始めた。
「……大丈夫。みんな、お肉が大好きだよ!」
月見山・伊吹(小春日和・g04125)が五月姫の横に座って、物凄くイイ笑顔を浮かべた。
「いや、そう言う問題じゃないんだ。確かに、残したら、罰金だけどな」
フォーアライターが、気まずい様子で汗を流した。
そして、フォーアライターは、確信した。
間違いなく、コイツらはタダ飯をする気だと……。
「それに、お一人様焼き肉は、さみしーカラ、一緒に食べよウ。邪魔しないからサ。何なら肉焼きドローン出すヨ?」
そんな空気を察したラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が、肉焼きドローンを待機させた。
「あ、いや……」
フォーアライターが、口を噤んだ。
お金は払わないけド、労力は提供するヨ。
そんなメッセージが聞こえてきそうなほど澄んだ目で、ラウムがフォーアライターを見つめていた。
「でも、こんなに沢山の肉をひとりで食べるのは、無理だと思うけど……。だって、ほら見て! 顔が隠れちゃうでしょ?」
五条・乙心(パペッティア・g05342)が、肉の山からヒョイっと顔を出した。
正直、大食いをするのは無理だが、それで街を救えるのであれば、限界突破で食べるしかない。
「……ちなみに支払いは誰持ちだ、これ」
そんな中、東海林・留加(鬼人の鬼狩人・g04824)が、フォーアライターに対して疑問を投げた。
「まあ……帝国持ちだが……」
フォーアライターが、気まずい様子で視線を逸らした。
しかし、これは自分に対する御褒美。
そのため、本音を言えば、ガッツリ食べたい、ひとりだけで……!
「せっかくの楽しみを邪魔するつもりはないけど……。空腹を偽る訳には行かないからなあ」
レオ・レーラー(サイボーグのデストロイヤー・g04422)が、自分の胃袋に御伺いを立てながら、悟ったような表情を浮かべた。
既に、腹の虫達が抗議活動を始めているため、このまま退散する事自体、無理な話。
そんな事をなれば、腹の虫達が暴動を起こし、取り返しのつかない事態を招く事だろう。
「最近、あまり美味しい物、食べてなかったからね。頭を働かせる為にも栄養が必要だわ。だから諦めて、一緒に食べましょう」
ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)が、フォーアライターの説得を試みた。
そもそも、この状況でフォーアライターに、拒否権はない。
「……ごめんね。ご馳走がわたしを待っているんだよ」
テスラ・クルイーロ(ブラックホール少女・g04486)が肉の山をガン見したまま、瞳をランランと輝かせた。
既に、鶏、豚、牛、馬、羊、猪、鴨の肉達が、『食べて、食べて♪』と合唱しながら、テスラのまわりで踊っていた。
この状況で、食べないという選択肢は、存在していない。
「……うぐぐ。分かった……食おう……!」
フォーアライターが観念した様子で、ディアボロス達に白旗を上げた。
このままでは、肉を食べる事が出来ず、無駄に時間が過ぎるばかり。
それならば、限られた時間の中で、腹いっぱい肉を食べた方が、幸せな気持ちになる事が出来ると判断したようである。
「何だか……ごめんね。そのお詫びに……今度ご一緒に遊ぼう」
ネリリが申し訳なさそうにしながら、フォーアライターに謝った。
サキュバス独特のフェロモンが、フォーアライターを包んだ。
「いや、構わん。さあ、食おう! 宴の……始まりだ!」
だが、フォーアライターは、色気よりも、食い気。
薄っすらと涙を浮かべ、半ばヤケになりつつ、一心不乱に肉を焼き始めた。
嫌な事を忘れるためにも、肉を焼いて、食うしかない。
「あっ、これ食っていいよな?」
その流れに乗るようにして、穢麻呂が焼けたばかりの肉を、次々と口に運んでいった。
そこに追い打ちをかけるようにして、タレの中身をシャッフルしたり、勝手に注文した野菜を、フォーアライターの皿に乗せたりしていた。
「いや、そすがに、それはやり過ぎだ! イエローカードどころか、レッドカードだぞ、それは……。次やったら、退店な!」
その事に腹を立てたフォーアライターが、爆発しそうな怒りを堪えながら、穢麻呂に釘をさした。
「それじゃ、お肉の在庫を全て食いつくすまで食べまくるよ」
そんな中、テスラが以前の依頼でゲットしたドラゴン肉の壺タレ漬けを使い、焼き立ての肉を頬張った。
どの肉も美味しく、翼が生えて、今にも飛び立ちそうな錯覚を覚えるほどだった。
「……」
一方、フォーアライターは、山積みになった野菜を、ハムスターの如くパリポリと食べていた。
例え、肉が焼けたとしても、テスラが未来予測を駆使して、先に食べてしまうため、イライラがピークに達していた。
その勢いでフォーアライターが、巨大化しそうな勢いで、激しく体を震わせた。
「やっぱり、タン塩にはネギだよね。……ってあれ? まったく、肉を食べていないの? だったら、ほら……食べて、食べて」
そんな空気を察したレオが、焼けたばかりの肉を、フォーアライターの皿に乗せた。
「う、美味い……!」
その肉を口にした途端、フォーアライターが身体を震わせた。
「でも、残念ながら一番じゃないよね。外国にはユッケって言う生の肉を食べる料理があって、食べてみたら美味かったから。どうせ死ぬなら世界中の肉料理を制覇してから死にたいと思うでしょ?」
レオが焼けたばかりの肉を食べながら、別の場所で食べた肉の話をし始めた。
「ちょっと待て! この店の肉が一番美味いだろ? そもそも、生の肉なんて美味い訳が……」
フォーアライターが信じられない様子で、軽く話を流そうとした。
「いや、そんな事はないと思うヨ。この前、鉄道で行った町のお肉もなかなかだったシ。ここよりタンが厚切りでネー……」
ラウムが肉焼きドローンを使って、色々な肉を焼きながら、それを少しずつ摘まんでいった。
「鉄道で行った町……だと!?」
フォーアライターが驚いた様子で、ラウムをジロリと睨みつけた。
鉄道で行ける町という事は、何処か近くにあるはず。
おそらく、調査不足で、見落としていた焼き肉店があったという事である。
「うん、ここかラ、そう遠くない場所だと思うけド……。そこで食べたブルーベリーアイスも美味しかったナァ、固いんだけど甘くってサ。あの鉄道限定なんだっテ」
その視線に気づいたラウムが、思いっきり幸せそうにしながら、食べ物の話をし始めた。
「て、鉄道限定……!」
フォーアライターが明らかに動揺した様子で、肉を食べる手を止めた。
「……本当に良いのかい? 最高の肉を食べに来たはずなのに、それが偽りである事を知ったのに……。ステーキにすき焼き、牛丼にジンギスカン、ホルモンに唐揚げ……。この世には様々なお肉料理があるんだよ? それを食べずに死ぬ事なんて出来ないよね?」
伊吹が、たらふく肉を食べながら、幸せそうにエールを飲んだ。
「うぐぐ……、確かに」
フォーアライターが激しく動揺した様子で、小刻みに拳を震わせた。
「姫、異国出身。いろいろな国、渡った。すきやき、おいしかった。この国にない、タレしたたらせる、未知の味。それ、知らないで死ぬの、すごくもったいない」
五月姫がフォーアライターを見つめ、すき焼きの素晴らしさを語り始めた。
「い、いや、そう言われても、だな。俺には時間が無いんだ。この時しか! だから、限られた時間の中で、肉を食うしかないんだ!」
フォーアライターは、泣いていた。
未練タラタラで、号泣だった。
「だったら、肉を食べないと! ウチと留加くんも、一緒に食べるから!」
その言葉に心を打たれた乙心が、焼けたばかりの肉をモグモグと食べ始めた。
「ああ、これも人助けだもんな! とりあえず、一番高いから順番に頼む!」
留加もフォーアライターを慰めながら、乙心と一緒になって次々と肉を焼き、胃袋の中に収めていった。
「畜生! 腹いっぱい食べて、何もかも忘れてやる!」
しかし、フォーアライターは、いくら肉を食べても、心が満たされる事はなかった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV5が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
東海林・留加
うっし、前哨戦は俺らの勝ちってことで。
後は巨大化したアイツをぶっ叩けば……!
戦闘中の被害をなるだけ避けたいんで、
巨大化前に接触出来るなら、人通りの少ない地域まで誘導できるか試してみよう。
押しに弱そうな印象だったし、「詫びで飯をおごる」つって誘い出せないか。
道中の風景とかで疑われるなら
「良い店ってのは奥まった所にあるもんだ」って誤魔化そう。
無事にたどり着いたら戦闘開始だ。騙して悪いがこれも街を為なんでな。
とかく敵の動きが遅いのを逆手に、膝裏や足首とかの関節部位に集中攻撃を加えてより動きを制限させつつダメージを。
敵からの攻撃は【飛翔】を使って飛び退いて爆発の威力を緩和させるように動いてみるぜ。
五条・乙心
お肉ご馳走さま!
ちょっと可愛そうだったけど……自爆する為に未練なくすっての、何か悲しい気がするから。
助けてあげられないとしても、止めてあげたいよ。
巨大化前の誘導が出来そうなら、腕をひっぱってグイグイ連れてくよ。
なんだかんだ一緒にご飯食べた中だからね!
疑われる前に丸め込んで移動させられたら良いなって。
話するにしても戦うにしてもそのほうが安全だと思うし。
戦いになったら、ゾルダートくんの攻撃当たると絶対ヤバいし、
避けるのに集中して、攻撃後の隙を突いて人形で応戦するね。
嘘ついてごめんだけど、街の人達も守りたいし、
ゾルダートくんに自爆もさせたくないから。だからここで倒すよ!
●
「肉を……食わせろおおおおおおおおおおおおお!」
巨大化したフォーアライターが叫び声を響かせながら、火炎放射器で辺りを炎に包もうとしていた。
既に、フォーアライターのストレスは、ピークに達しており、怒りのぶつけどころを探しているようだった。
「何だかイライラしているようだな。まあ、あれだけの事をされたら当然か」
東海林・留加(鬼人の鬼狩人・g04824)が何やら察した様子で、フォーアライターを見上げた。
どうやら、フォーアライターは満足するまで肉を食べる事が出来なかった事で、ストレスを発散するため街を焼き払おうとしているようだ。
「ちょっと可愛そうな気がするけど、自爆する為に未練なくすっての、何か悲しい気がするからね。助けてあげられないとしても、止めてあげたいと……」
五条・乙心(パペッティア・g05342)が複雑な気持ちになりつつ、同じようにフォーアライターを見上げた。
未練が残った事でフォーアライターが自爆する危険が無くなったものの、巨大化が解除されるまで、安心する事は出来なかった。
「なあ、詫びで飯を奢るから、考え直してくれないか。奥まった場所に、良い店があるんだ。このまま街を火の海に包んだら、それも不可能になるぞ」
そんな中、留加が大声を上げながら、フォーアライターの考えを改めさせようとした。
「うぐ……、それは困る」
フォーアライターが激しく動揺した様子で、火炎放射器を空に向けた。
「だから、街の外れまで来てくれないか。そこにオススメのも店があるからさ。ただし、途中でまわりの家を壊したりするなよ。そこの店の主人が、そう言うのにうるさいからさ」
留加が適当な理由を並べながら、フォーアライターを街外れまで誘導していった。
その間に、街の住民達が逆方向に向かって、全速力で逃げ出した。
「な、なあ……本当に、こっちでいいのか? まわりを見ても、廃墟ばかりなんだが……」
フォーアライターが気まずい様子で、留加を見下ろした。
だが、留加は何も答えない。
「まさか、俺を騙したのかァァァァァァア! この俺を……うわあああああああああああああああ!」
次の瞬間、フォーアライターがブチ切れ、空に向かって火炎放射器を発射した。
「嘘をついて、ごめんね。でも、街の人達を巻き込むわけには行かないから……!」
乙心が申し訳なさそうにしながら、【ダンスマカブル】を発動させ、十指に結んだ糸を用いて、人形を踊るが如く操り、フォーアライターに連続攻撃を繰り出した。
「許さん! 絶対に許さん! お前達だけは、絶対に殺す!」
フォーアライターが怒り狂った様子で、火炎放射器で周囲の建物を炎に包んだ。
幸い、街の人達の避難が終わっているため、後はフォーアライターを倒すだけ。
例え、被害が出たとしても、街の人達が命を落とす事もないため、一気にカタをつけるだけである。
「騙して悪いが、これも街を為なんでな」
その間に、留加が空を飛びながら、【鬼神変】で一時的に腕を巨大化させ、フォーアライターの膝裏や足首を、何度も攻撃するのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV2になった!
【壁歩き】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
ラウム・マルファス
【薬品店】他の人とも連携するヨ
「ソラ、攻撃は任せたヨ」
恨まれちゃったネ
まァ悪魔なボクとしては、ヒーローよりヒールの方が気楽だけどサ
街への被害は避けタイ。瓦礫になった場所で戦おウ
少し話したいし、相手の目の前へ行ク
「キミは組織の人かな?それとも帝国?」
帝国の奢りと言っていたし軍人だろうカ
「教えてアゲル。キミがそんな兵器にされたのは、街を壊すためじゃナイ。ボク達を倒すためダ。だからまァ……御愁傷様だネ?」
肩を竦めて挑発スル
その憎悪がボクだけに向けば良いんだケド
鎚は爆風に乗りつつ避けル
PDで装甲を脆くして、イバラの冠で切り刻もウ
倒せたら小さな鉄片を持って帰ル
今度、美味しいすき焼きを食べに行こウ
ごめんね
瀧夜盛・五月姫
【公園】、だよ
姫、公園の友達の一番槍……違った。一番薙、いただく、よ。
【飛翔】で、地表スレスレ、高速で飛ぶ、よ。
手榴弾の爆撃は、【未来予測】や【強運の加護】で、一か八か、避け捲って、間合いに入る。
おじさん、ごめんね。
でも、姫、お肉。食べたかったんだ(無表情テヘペロ)
どれだけ大きく、なっても、巨躰を支えるのは、脚に、代わり、ない。
たった一撃、入らば、致命傷?
脛ェ――ッ!
バルタン・ディエチ
アドリブ連携歓迎
援軍の到着であります。
皆様のご活躍(肉の横取りや食事への未練を残すといった活動)は存じ上げております。見事であります。
我輩は戦うことしかできぬ身であります。よって、戦力として協力するでありますよ。
【飛翔】【光学迷彩】【壁歩き】などの残留効果を活用して、移動して巨大ゾルダートを翻弄するであります。
大きい分、動きが鈍い。背後に回れば、振り返るまでに時間がかかるであります。
その間に関節部などの弱い部位を見定め、《狂騒破断》を叩き込むであります。
月見山・伊吹
【公園】だよ!
※連携、アドリブ歓迎!
五月姫さん白露さんが先陣切って巨大化ゾルダートを転倒させた後に攻撃をし始めるよ!
脚を破壊されても尚、上半身を起こして必死に抵抗するゾルダートに対して
他の復讐者と連携し、【飛翔】して攻撃を翻弄するように機敏に回避しながら
腕の関節などの弱い部位を狙い
パラドクス『烈日』で【粉砕】【破壊】【強打】で勢いつけて思いっきり多機能シャベルでぶん殴る!
腕もだけど火炎放射器も破壊槌も厄介だね…
敵の腕をパラドクス『烈日』でぶん殴り両断して二つの武器を使い物にならないくらいにメタメタに破壊しちゃうからね!
両手も武器も破壊した!
後はアンデレさんに協力して敵の頭部を攻撃するね。
ア・ンデレ
【公園】のみんなとれんけいするよ。
アンデレちゃんが、きたよ。
これでかちかくていだね。
アンデレちゃんは【イマジナリキャノン】をつかって、げんえいをたいりょうにしょうかんするよ。
どっかんどっかんはでにいってみよー。
さつきちゃんがあしをねらうなら、アンデレちゃんはあたまだ。
さつきちゃんのぎゃくがわから、あたまをねらってこうげきすることで、バランスをくずすのにきょうりょくするよ。
ころばせてしまえば、もうこちらのもの。
さらにどんどんうちこんじゃえ。
御森・白露
【公園】、じゃ。
我も姫様に続こうかの。とはいえ、二番煎じがそのまま上手くいくほど敵も愚鈍ではあるまいし、姫様の邪魔になっては本末転倒じゃ。
幸いにも周囲は廃墟、敵は巨体。こそこそ隠れて接近されるのを即座に見つけられるかの?
【光学迷彩】【壁歩き】【未来予測】で廃墟に隠れ発見されぬようにしながら縦横無尽に駆け抜け接近じゃ。
火炎放射は氷雪使い、風使い、結界術で食い止め、即座に回避。
さしもの我も憐れみを覚えるが、これも生存競争よ。受け入れられよ、焔禍の機兵。
脛に重ねるように【弄月・宵闇桜】じゃ。
……願わくば、次は我らの同胞として。存分に肉を楽しむがよい。
(一応、姫様は瀧夜盛・五月姫様のことです。)
レオ・レーラー
【公園】です。
食べ物の恨みは恐ろしい。
【飛翔】で相手の頭上を飛び回りながら、【ダッシュ】で【残像】を残せるスピードを確保して相手を撹乱。頭上を飛び回るのは脚や脛を狙って攻撃を仕掛ける瀧夜盛さんや、御森さん達から注意を逸らすのも目的。
あとは皆の位置に注意しながら、【炎舞】でゾルダートが背負ってる火炎放射器の燃料タンクに突貫。
【炎舞】の炎で引火させて爆発でもさせられれば結構ダメージ与えられるんじゃないかな?
【火炎使い】で出来る限り爆発のは範囲をゾルダートに集中させて、僕自身へのダメージは根性(【忍耐力】)で耐える。
リナ・ターナー
えと…ひ…ひ、人手が必要とお聞きましたから、お手伝いできればと。
(私もお肉食べたかったなぁ……)
そ、そうですね……サポートに入りましょう。
【未来予測】で攻撃を察し【飛翔】と【エアライド】で回避。
敵パラドクスの広範囲の爆風や落下する手榴弾に【破軍衝】による衝撃波を当てて、爆風を相殺したり、手榴弾を誘爆させたりしていきたいです。
地面や廃墟による砂や瓦礫なんかも衝撃波で飛ばしていきます。
もちろん攻撃の余裕があれば、わたしも加勢しましょう。
アドリブとか連携とかしたいです。
ソラス・マルファス
【薬品店】他のヤツとも連携歓迎だ
兄貴に呼ばれて来てみりゃ、バカでかい相手だな。おまけに危ねぇとこ飛んで行きやがって、バカ兄貴。
まぁ行っちまったもんはしょうがねぇ、俺は俺に出来ることをやるまでだ。
お前が何なのかは知らねぇし、どんな事情があるのかも知らねぇ。だが、誰かを不幸にするって言うなら、お前は俺の敵だ。
その辺の瓦礫を【怪力無双】で投げつける。隙ができたら大剣を腰だめに構え、【飛翔】の全力で飛び掛かるぜ。その勢いのまま突きこんで呪詛を流し込み、【怪力無双】の力づくで切り払う。
もし爆発するってんなら兄貴をひっ掴んで瓦礫のかげに隠れ、大剣を地面に刺して吹き飛ばされないように耐えるぜ。
ココ・ジスカールアンベル
■外見
笑顔(糸目)のシスター
同格以上の敵を殺す時には、目が開きます。
■性質
人間味が薄く、肉食昆虫の化身のような戦闘狂。
敵と敵以外、肉と肉以外というような識別しかできないインセクティア。
幻覚が見えている系の「大いなる主」(ココの幻覚上にしか存在しないモノ)の狂信者。
■戦闘
幽鬼のように敵の眼前に現れます。
敵を同格以上と認識し、目を開いています。
「これも、肉ではない……。しかし……」
巨大で強大なゾルダードに、心なしか、嬉しそうに一直線に特攻していきます。
「これは……なぜでしょうか。……気分が高揚します」
突撃しながら、パラドクス【星画く石蒜】を放ち、敵の巨大な体躯を削り取るように直線状に交差します。
凶々・穢麻呂
★性格
・小悪党
・モヒカンのヒャッハー野郎(三下雑魚)
・他の参加者や強敵に対して、表面上はへりくだりまくる三下ムーブの鑑
★依頼への意気込み
なんだよこのデカブツはよぉ!?
なんかむかつくぜぇ!俺様よりデカいのはよぉ!
ゲヘヘヘ…だが、どうせ街も爆発四散して何も残らんのだよなあ?つーことはあれか?ヤりたい放題できるじゃねえかよぉ!最高じゃねえか!
★破壊活動
街が破壊されようがされまいが気にせずにデカブツを殴りまくるぜ!
バットで何度も殴りつけながらよぉ!「焼肉、上手かったなあ!ギャハハハ!」と煽ってやる。
デカブツにやり返されたら、すげえ吹っ飛ばされた挙句、「分かった!話し合おう?な?」と焦って逃げまくるぜ。
●
「肉だ、肉っ! 肉を食わせろおおおおおおおおおお! そうしなければ、全部燃やす! 何もかも燃やす! いっそ、全部、燃やすか! いいよな、全部っ!だ! 全部、燃やしちまうぞ!」
巨大化したフォーアライターが、殺気立った様子で吠えた。
頭の中は、肉、肉、肉ッ!
とにかく、肉が食いたい。
極上に美味い肉を……!
それさえ、食べる事が出来れば、多少は怒りも収まる……はず。
だが、まわりにあるのは、壊れた建物。
何処を見ても、肉がない!
その事実がフォーアライターをイラつかせ、絶望のどん底に突き落としていた。
「なんだよ、あのデカブツは……!? なんか、むかつくぜぇ! 俺様よりデカいんだからよぉ! まあ、爆発する心配もなくなったようだし、住民達の避難も済んでいるんだから、やりたい放題って事だよなァ! それって、最高じゃねえか、ゲヘヘッ!」
そんな中、凶々・穢麻呂(MADMAGAMARO・g05330)が悪党っぽい笑みを浮かべ、フォーアライターを見上げた。
フォーアライターは、だいぶ苛立っているらしく、頭の中は肉でいっぱいになっていた。
「これも、肉ではない……。しかし……」
次の瞬間、ココ・ジスカールアンベル(甜血の蟲籠・g04970)が両目をカッと見開き、幽鬼の如くフォーアライターの眼前に現れた。
ココにとって、識別基準は、肉か、肉でないか。
もしくは、敵か、敵でないか、であった。
「ええいっ、鬱陶しい!」
その事に気づいたフォーアライターがムッとした様子で、火炎放射器を発射した。
だが、ココはまったく怯んでおらず、嬉しそうにしながら、フォーアライターの腕を駆け上がった。
「うわっ! 何をしやがる! 邪魔だ! 邪魔!」
フォーアライターが慌てた様子で、ココを振り払おうとした。
「な、何だか、凄い事になっているようですが、御手伝いに来ました。みんなでフォーアライターを倒しましょう」
その間に、リナ・ターナー(狂気と正気のはざまで・g04038)が、自分自身に気合を入れた。
その気持ちに反して、無性に肉が食べたくなってしまったが、ここに肉は……ない。
「皆様のご活躍(肉の横取りや食事への未練を残すといった活動)は存じ上げております。我輩は戦うことしかできぬ身であります。よって、戦力として協力するでありますよ」
一方、バルタン・ディエチ(見習いのバトルメイド・g01433)は光学迷彩で身を隠しながら、壁歩きと飛翔を駆使して、フォーアライターに攻撃を仕掛けていった。
「畜生っ! 身体が大きくなったせいで、小回りが利かねえ! お前達のせいだ! こんな事になったのも、すべて!」
フォーアライターがディアボロス達を目で追いながら、イラついた様子で吠えた。
しかし、どんなに怒りを爆発させたところで、素早く身体を動かす事は出来なかった。
「何だか恨まれちゃったネ。まァ悪魔なボクとしては、ヒーローよりヒールの方が気楽だけどサ。それじゃ、ソラ……攻撃は任せたヨ」
その間に【薬品店】のラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が、同じ【薬品店】のソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)に合図を送った。
「兄貴に呼ばれて来てみりゃ、バカでかい相手だな。お前が何なのかは知らねぇし、どんな事情があるのかも知らねぇ。だが、誰かを不幸にするって言うなら、お前は俺の敵だ」
その気持ちに応えるようにして、ソラスが怪力無双で瓦礫を持ち上げ、フォーアライターにブチ当てた。
「痛っ! だから痛ぇよ! 巨大化したからって、痛覚まで鈍くなっている訳じゃねえからなっ!」
フォーアライターが悲鳴を響かせ、瓦礫の当たった左足を庇った。
「姫、公園の友達の一番槍……違った。一番薙、いただく、よ」
その隙をつくようにして、【公園】の瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が飛翔で地表スレスレを高速で飛び、大薙刀無銘瀧夜叉一振でフォーアライターに攻撃を仕掛けていった。
「我も姫様に続こうかの」
続いて、【公園】の御森・白露(放浪する転寝狐・g05193)が、光学迷彩と壁歩きと未来予測を駆使して、瓦礫の中を駆け抜け、反対側からフォーアライターに攻撃を仕掛けた。
「……食べ物の恨みは恐ろしいね」
そんな中、【公園】のレオ・レーラー(サイボーグのデストロイヤー・g04422)が、しみじみとした表情を浮かべながら、フォーアライターの頭上を飛び回り、残像を残しながら攪乱した。
「……鬱陶しい奴め」
フォーアライターが苛立ちを隠せない様子で、火炎放射器を発射し、レオの身体を炎に包もうとした。
「まあ、アンデレちゃんがきたいじょう、これでかちかくていだね」
その邪魔をするようにして、【公園】のア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)が、【イマジナリキャノン】で正しき歴史と共に消えた砲兵達の幻影を引き連れ、フォーアライターに一斉砲撃を繰り出した。
「何故、邪魔をする! 肉が食えなくなった以上、こんな街……必要ねぇ!」
フォーアライターが八つ当たり気味に、火炎放射器を発射して、辺りを炎に包んだ。
「そもそも、キミがそんな兵器にされたのは、街を壊すためじゃナイ。ボク達を倒すためダ。だからまァ……御愁傷様だネ?」
ラウムが肩を竦めて挑発しながら、【破壊錬成(ハカイレンセイ)】で、フォーアライターを構成する物質を変化させ、装甲を脆くした上でダメージを与えた。
「まったく無茶をしやがって、バカ兄貴。まぁ、行っちまったもんはしょうがねぇ、俺は俺に出来ることをやるまでだ」
その隙をつくようにして、ソラスが呪詛の大剣を腰だめに構え、全力で飛翔し飛び掛かり、力任せに斬りつけて、フォーアライターに呪詛を流し込んだ。
「畜生、畜生、畜生ッ! 俺は肉が食いたかっただけなのに……!」
フォーアライターが呪いの言葉を吐きながら、無数の手榴弾を空中にバラ撒いた。
「おじさん、ごめんね。でも、姫、お肉。食べたかったんだ」
即座に、五月姫が未来予測や強運の加護、手榴弾の爆撃を次々と避け、無表情のままペロっと舌を出した。
「それが、そもそもの間違いだったんだ!」
フォーアライターが破壊槌を掴み取り、ケモノの如く吠えた。
「我輩は、ここであります!」
その間に、バルタンがフォーアライターの背後に回り込み、【狂騒破断(フリンジ・インパクト)】でサイボーグの機関出力を最大限まで上昇させ、全力の攻撃を打ち込んだ。
「うぐぐ……ぐわっ! あ、脚に力が入らん!」
フォーアライターが悲鳴を上げながらガックリと膝をつき、手に持っていた破壊槌を地面に落とした。
「……なぜでしょうか。……気分が高揚します」
その間に、ココがフォーアライターに突っ込み、【星画く石蒜(オクタプル・リコリス)】を発動させ、大太刀と、昆虫形に変容した腕により、縮地と同時に次々と居合を放ち、巨大な体躯を削り取った。
「そういや、あの……焼肉、美味かったなあ! ギャハハハッ!」
一方、穢麻呂は【クイックアサルト】で、異空間に繋がる穴(ポケット)からバットを取り出し、フォーアライターの足を何度も殴りつけた。
「痛い、痛い、地味に痛いっ! 畜生ッ! ふざけやがって! 金、払え!」
フォーアライターが涙目になりつつ、足元に向けて火炎放射器を発射した。
「なかなか強力な攻撃のようですが……」
すぐさま、リナが未来予測で炎の流れを読み取り、エアライドと飛翔を駆使して華麗に舞うと、【破軍衝】で拳の一撃と共に強大な衝撃波を打ち出し、フォーアライターを牽制した。
それに合わせて、白露が氷雪使い、風使い、結界術で食い止め、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「どれだけ大きく、なっても、巨躰を支えるのは、脚に、代わり、ない。たった一撃、入れば、致命傷。脛ェ――ッ!」
続いて、五月姫が【我流薙刀術 脛(ヒメノナギナタジュツ・スネ)】を仕掛け、大薙刀無銘瀧夜叉一身で、脛に向けて呪詛の籠めた重い一撃を放った。
「い、痛ぇぇぇぇぇぇぇ! 俺の脚がああああああああああああああ!」
その一撃を食らったフォーアライターが膝をついたまま、狂ったように叫び声を響かせた。
だが、どんなに力を入れても、立ち上がる事が出来ず、ギチギチと歯を鳴らしていた。
「さしもの我も憐れみを覚えるが、これも生存競争よ。受け入れられよ、焔禍の機兵」
白露が同情した様子でフォーアライターに視線を送り、【弄月・宵闇桜(ロウゲツ・ヨイヤミザクラ)】を発動させ、荒魂・忌椿(刀)で斬りつけた。
それと同時に、荒魂・忌椿から溢れ出した呪詛の炎が、フォーアライターの体内を蹂躙し、傷口を喰い破るようにして鮮血が噴き出した。
「ま、負けてたまるかァァァァァァァ!」
フォーアライターが必死に上半身を起こし、ギチギチと歯を鳴らした。
「どうやら、簡単に倒されるつもりはないようだね」
月見山・伊吹(小春日和・g04125)が【公園】の仲間達と連携を取りつつ、フォーアライターを翻弄するようにして空を飛び、【烈日(ブレイジングサン)】で多機能シャベルを振り上げ、腕の関節を力一杯ブン殴った。
「グギャアアアアアアアア! よくも、やったな! よくも、よくも、よくもぉぉぉぉ!」
フォーアライターが殺気立った様子で、破壊槌に手を伸ばした。
「さすがに、破壊槌を使われると厄介だね」
その事に危機感を覚えた伊吹が再び多機能シャベルを振り上げ、腕の関節をメタメタにぶっ叩いた。
「う、腕が……腕があああああああ!」
その途端、フォーアライターが瞳を潤ませ、辺りに悲鳴を響かせた。
「こうなってしまえば、こちらのもの! どっかんどっかん、はでにいってみよー」
その間に、アが伊吹と連携を取りながら、執拗にフォーアライターの頭を狙った。
「グギッ! ギギギギギギィ! せ、せめて、火炎放射器さえ使えれば……!」
フォーアライターが悔しそうにしながら、今度は手探りで火炎放射器を探し始めた。
「胸部動力炉『獅子心王』超過駆動開始、コード『炎舞』!!」
次の瞬間、レオが【炎舞(フラム・バル)】で胸部動力炉『獅子心王』から生み出した炎を操って全身に纏い、フォーアライターが背負っている燃料タンクに突貫した。
「こ、こら、馬鹿! やめろ!」
それと同時に燃料タンクが爆発炎上し、フォーアライターの身体が炎に包まれた。
「ぎゃあああああああああああ! 熱いィィィィィィィィィィィ!」
そして、フォーアライターは炎の中で断末魔を響かせ、ブスブスと煙を上げて息絶えた。
「……願わくば、次は我らの同胞として。存分に肉を楽しむがよい」
白露がフォーアライターだったモノを見つめ、別れの言葉を口にした。
「今度、美味しいすき焼きを食べに行こウ。……ごめんね」
そんな中、ラウムが足元に落ちた鉄片を拾い、ポケットの中にしまうのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】がLV2になった!
【悲劇感知】LV1が発生!
【怪力無双】がLV4になった!
【隔離眼】LV1が発生!
【腐食】LV2が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV9になった!
【ロストエナジー】LV2が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【先行率アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!