リプレイ
音無・サカハ
アドリブ・連携歓迎
そう、ここだ、ここに何かがある、俺が失った過去、そして謎の前世に関する、大事な何か…
そして俺の魂がこう叫んでいる、【正々堂々と、幸村と勝負】っと
ならば行くしかない、過去のため、そしてなりより自分自身のため。
千早城を守るため、そしてあとの一騎打ちのため、まずは奴らの連携から崩す
【地形の利用】で隙を探す、そしてバイクに乗れ高速突撃しつづ、【早業】でパラドクスを使い、陣形を崩す、そして【精神集中】で反撃や飛び道具など注意
そして最後は慢心せずに【一撃離脱】、本番はまだここじゃないから、一旦失礼する、まだあとで会おう、真田幸村!
「お前との戦を心から、いや、魂から期待しているから、失望させるなよ、Rival(ライバル)!」
ディアナ・レーヴェ
音無ったら、気合入ってるわね!
…なるほど、そっちは連携崩しでひたすら二者を引き離すよう攻撃してくれてるみたいね。
だったら私も最初は彼の動きに乗っかって、普通に陣形を邪魔するように攻撃しましょう。
で!
そのうち自分の一番苦手な能力値の、対して得意でもない接近戦で(※SPD低め、かつ普段は砲撃手です)あえて真田幸村と何回か刃を交わして、私が劣勢って印象付けておくわ!
頃合いを見て、本当は倒れるような傷じゃなくても、あえて声も出さずに片膝着く。
傷を押さえたまま悔しそうに敵を見上げていましょう。
離脱は音無が準備してそうだから、こっそりと片目を閉じて視線を送っておく!
ね、拾ってってくれる?
これで「あと一歩で私を倒せそう」って真田幸村が思ってくれてたら、この離脱を追跡しようとしてくれるでしょう?
そうしたら分断作戦としては上出来ね!
ふふっ久しぶりに軍師らしいことしt――…あいたたた。いや平気だけど、いつもの調子でお腹に力入れて喋るとそこそこ響くわこれ!(苦笑)
ともあれ、トループス側は任せたわよっ、皆!
●
そう、ここだ。ここに何かがある。
木陰から眺める千早城へ着々と歩を進めるクロノヴェーダの一群。その先頭を歩むアヴァタール『真田幸村』の姿を見た瞬間、音無・サカハ(過去を探す旅人・g10149)はそんな確信を抱いた。
『何か』が何なのか、そこまでは分からない。けれど、あるはずだ。己が失った過去。謎の前世。それらに関わる大事な何かが。
(「何よりも」)
傍らに停めた深紅のバイクに身体をうずめ、思う。
己の魂が叫んでいるのだ――正々堂々と、幸村と勝負を、と。
ならば行くしかない。
未だに思い出すことのできない、カプセルの中で目覚めた瞬間よりも前のことのため。そして何より、自分自身のために。
その決意に応じるように、深紅のバイクが甲高く吼えた。
●
街道側面にある茂みから突如響き渡ったエンジン音に、そして藪を突き破りこちらへ突撃してくるサカハの姿に、クロノヴェーダの一団は即座に身構える。
(「反応は悪くない」)
曲がりなりにもアヴァタールの率いる一団である。街道の脇からただ敵が突っ込んできた程度では隙を見出すことは出来ないだろうが、構わない。
(「まずは奴らの連携から崩す」)
隙がなければ、作ればいいだけの話だ。
その思考に応じ、モーラットがシートを蹴ってトループス『武田不山隊』へ突撃。彼らが迎撃のために動きを見せるよりも早く、火花と共にまき散らされる電撃が黒の鎧を焼き貫いて。
「浮足立つな! その程度でビビる奴を配下に持った覚えはねえぞ!」
指揮官がこの場に居なければそのままトループスの一団は混乱に陥っていたかもしれない。そう思わせる程に派手で強烈な一撃。
けれど、真田幸村が発する一喝はその痛みを冷静さに塗り替えるだけの鋭さがあった。
「大したもんだ」
「あ?」
挑発するように幸村の周囲を深紅の影がぐるりと旋回。
「本番はまだここじゃないから、一旦失礼する。またあとで会おう、真田幸村!」
「言いたい放題言ってくれるじゃねえか」
そのまま去っていくバイクを、流石に放置はできない。
タン、と小さく確かめるように幸村が跨る機械馬が蹄で一度地面を叩き、続いて四足が強く強く地面を蹴る。
とんでもない加速度を物ともせず、幸村はサカハのバイクを猛追。その速度は流石にアヴァタール相当といったところか。幸村は瞬く間に赤い車体に並走するように馬を付け、バイクの操縦者を一瞥。
「一撃ぶち込んでハイさようなら、なんて寂しいこと言わねえでよ、もっと遊んでいきなッ!」
「そこまでよ!」
一瞬の後には十字の槍がバイクごとサカハを襲っていた……そのタイミングで幸村に躍りかかった銀の影があった。
「!」
咄嗟、幸村はサカハへ振るうつもりで構えた武器を盾に、ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)が振るったナイフを受け止める。
振るうそれが敵へと届いていないことを認め、即座に彼女は槍を足場に一度刃の届かぬ位置まで退いた。
(「音無ったら、気合入ってるわね!」)
着地と同時に、ディアナはちらと後ろへ視線をやる。
去っていくバイクの持ち主も同じことをしていた。絡む視線へ彼女はウインクを一つ返し、
「よそ見とは余裕じゃねえか」
そして幸村の側からすれば、真正面から相対する敵が後ろへ意識を向けた瞬間など、狙ってくれと言っているようにしか見えなかった。
強烈な速度で機械馬がディアナへ肉薄。その勢いのまま突き出された槍をしのぐに女の持つナイフはやや頼りないか。
向けられた刃に対して彼女の反応は速かったが、それでも近接戦闘は幸村の側が何枚も上手だ。一つ、二つと刃を交えていく度にディアナの身体には次々と傷が刻まれていく。
「逃げてったのを助けるために無理しすぎたんじゃねえの、あんた。光物を振り回すのが得意って訳でもなさそうだが」
更に何度か刃を交えた末、声も漏らさず片膝でしゃがみ込むディアナを馬上で見下ろし、幸村はどこか呆れたような声を漏らした。
対するディアナは脇腹の傷を抑えながら悔し気に、けれど視線だけは決して敵から逸らすことなく言葉を返す。
「……ご明察、普段は砲撃手なの」
「ハ、じゃあ無茶のしどころを誤ったな。まずは一人……その迂闊を呪って死んでいきな」
嘲るような言葉、振り上げられた槍。
死は確かに目前にある。けれどディアナの目に恐怖の色はない。
その態度に幸村がわずかな違和感を覚えた次の瞬間、先程聞いたばかりの猛々しいエンジン音が聞こえてきた。
弾かれたように視線を音がする方へ。聞き覚えのあるエンジン音は勿論、サカハが駆るバイクによるもの。
逃げたはずの者が何故戻ってきた? 一貫性の無い行動に少しばかりの混乱を覚えつつ、幸村はディアナを一度捨て置いてサカハの方へと意識を向ける。
バイクごと体当たりで来る……タイヤの向きで幸村はそう判断。
ならば直前で回避してやればいいか。行動指針をそう定め、次の瞬間には眼前に迫るバイクへ幸村は慌てることなくサイドステップ。
それでサカハの破壊は殺された。そこまでは幸村の想定通り。
「良いとこで来てくれたじゃない、音無」
「ああ、拾っていけと言われたからな」
けれど、隣を通り過ぎて行ったバイクが地面にうずくまったままのディアナを拾い、そのまま去っていったことは彼の想定外だ。
そも、敵が真正面にいるタイミングでディアナ後ろのサカハへ視線を向けたことからして、幸村はおかしいと思わねばならなかったのだ。
あの一瞬、彼女が飛ばしたウインクは回収を求める迎えのコール。
そしてコールを見逃すことなく受け取ったサカハがそれに応じた結果、幸村に残されたのは鳶に油揚げをさらわれた事実、それだけだ。
「お前との戦を心から、いや、魂から期待しているから、失望させるなよ、ライバル!」
「なら、余計に逃げてばっかの態度が気に食わねえなぁ!」
故に、再度離脱を図るサカハから向けられた言葉に、幸村は思わず声を荒らげて機械馬へ追跡を命じた。
「突出しすぎだ幸村殿! 功を焦るな!」
「手負いを抱えたやつをむざむざ逃がすつもりはねえ、すぐに戻るさ!」
そう。刃を一度振るえば刎ね飛ばせる首が去っていくことが、幸村にはどうにも我慢できない。
何より女一人の重量が増えたバイクの速度に追いつけない道理はない。素早く追いつき、すぐに本隊へ戻る、それで終わりの話だ。
故にトループスの制止を振り切るように幸村は馬を走らせ――……直後、いくつもの違和感が一つの線につながった感触を覚える。
隊列を乱すような奇襲、己への挑発、近接戦が苦手な存在があえてそれを挑んできた訳、一度逃げたはずの者が再度戻ってきたという一貫性の無い行動。
まさか。
追いつけるはずのバイクを見逃すように馬の速度を緩めながら、意識をトループスの方へ。
――己がフォロー出来ない場所で、戦いはすでに始まっていた。
●
「ふふっ久しぶりに軍師らしいことしt――あいたたた」
「大丈夫か? 受けた傷も浅くはないだろう」
「ええ、平気……いや平気だけど、いつもの調子でお腹に力入れて喋るとそこそこ響くわこれ!」
浮かぶ苦笑にどう返してやったものかとサカハは考え込むのだが、ともあれ仕込みは成った。
この状況が続くのはほんの一瞬でしかない。けれど、ディアボロスにとって一瞬とは永遠と変わらない長さだ。
故に、厄介と目される敵の連携が機能することは最早ない。
(「トループス側は任せたわよっ、皆!」)
ディアナもサカハも、それは確信している。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
野本・裕樹
人質を取ろうとしないその心意気は認めますが、千早城が破壊されるのを黙って見過ごす訳にはいきませんね。
時先案内人さんの予知のおかげで千早城を狙う部隊の動きは察知できます、まずはその憂いを断ちましょう。
《妖刀『鐵喰』》で衝撃波を飛ばし、【泥濘の地】で敵の侵攻を遅らせながら迎撃します。
無視して千早城へ向かうのは得策ではない、と思わせないといけません。
刀を地面に刺してこれ見よがしに【泥濘の地】を形成し、【泥濘の地】を作ったのは私だと印象付け。
【泥濘の地】の範囲から敵を逃がさないように相手の進軍を阻む牽制の衝撃波と本気で当てるつもりのパラドクスの衝撃波と虚実織り交ぜて衝撃波を飛ばしていきます。
戦場を駆け回り出来るだけ千早城へ意識を向けさせないように視線を誘導しながら、討てそうな相手がいるなら確実に討ち取りましょう。
敵の動きはまさに「侵略すること火の如く」、その勢いに千早城を巻き込まれないようにしなければ。
千早城へは行かせません、ここでその勢いは止めさせてもらいます!
怨間・ポピィ
アドリブ連携◎
●心情
折角確保した千早城だからね、破壊だけは止めさせないと
そっちの体を破壊してあげるよ
●行動
侵火隊に向かって垂直震の【衝撃波】で挨拶するよ。震えるがいいよ
こんにちは!!止めに来たよ!!
刀には滅命刀で応えつつ、反撃を凌ぐ
一定数戦力を削れたら様子を見るよ、城に近づく不届き者はいないかな?
いるようだったら悪いけど邪魔をするよ、千早城は壊させない!
鬱陶しいこれ以上出られない、って思わせるように部隊の移動に合わせて衝撃波を何回か飛ばして移動の邪魔しておこう
最初の僕のパラドクスで弱った奴はいないかな?弱ってたら集中的にマーキングするかのように相手してあげるよ!しつこいぐらいにね
そろそろ撤退しなよ!君達の軍勢はだいぶ弱って来てるよ
●
同時刻。千早城へ続く林の中へ視線を移す。
「向こうも始まっているようだ……急ぐぞ、幸村殿が暴れている間に我らは我らのなすべきことを!」
先頭を走るトループス『武田侵火隊』の一体の声に、それに続く数体が鋭く返事を返す。
遠くから聞こえる戦闘音や獣たちが逃げ出す気配を察するに、街道を正面から進む本隊はすでにディアボロスとの交戦に入ったと見ていいだろう――そんな風に千早城を狙うトループスの部隊は判断。
であれば、自分たちのなすべきことは至って単純。仲間がディアボロスたちの目を引いている内に千早城へダメージを与えること、それだけだ。
命じられた任務を再認識し更に足を速めようと地面を蹴る力を強めようとし……違和感。
踏み抜いたはずの乾いた地面がどろりと粘度を増して自身の足を絡めとる感触を、侵火隊の面々は確かに覚える。
城攻めを前に臆しただなんて精神的な物ではない。これは確かに……
「人質を取ろうとしないその心意気は認めますが」
その思考を肯定するように、妖刀を地面に突き刺したままの姿勢で野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)は声を発した。
「千早城が破壊されるのを黙って見過ごす訳にはいきませんね」
「ディアボロスか……!」
機械の犬の表情が歪んだような気配。トループスには分からぬ領域ではあろうが、千早城へと攻め入る別動隊の存在は時先案内人というディアボロス固有の強みによりすでに察知されている。
故にまずはディヴィジョン攻略の拠点となる城へ攻め入る存在を潰し、憂いを断つ。その一念でその場に立っている少女にトループスたちが舌打ちを一つ打つと同時、彼女は凛と声を張り上げた。
「走れ!」
周囲に響くその声と共に振りぬかれた『鐵喰』を銘する妖刀の切っ先は大地へ干渉。妖力によって強制的に振動を纏わされた大地は過つことなく侵火隊へ向けて走り、咄嗟に防御の姿勢を取った彼らの眼前で炸裂。地面がはじける衝撃に侵火隊はたたらを踏むように思わず何歩か退き、けれど自身の役割を放棄するわけにはいかないと鎧を叩く衝撃に怯むことなく武器を構えなおして。
「先へ進め! 俺たちはこの娘を!」
裕樹から見て前方に立っていた数体が叫ぶと同時、瞬間移動でもしたような速度で彼女へ肉薄、赤銅色に染まった刃を次々に振るう。
侵略すること火の如くとはこの事か、役割分担というものが出来ている。次々に振るわれる赤銅を致命傷を受けぬように捌きつつ、裕樹はトループスたちの動きをそう評する。
泥濘の地による移動力の減衰はトループスとて自覚しているはずだ。その現象が眼前に現れた妖狐によるものだということも状況から理解しているだろう。
それでも、10の移動力が9へ落ちたとて致命的ではないと判断したか、敵はごく一部の足止めを残し進軍を優先した。そこにわずかな相手の優先順位の見誤りがあることは否定しない。
進軍を阻む牽制を放ちたくとも目の前の敵は流石に無視できない。そこに集団戦が売りのトループスの面倒な所がある。
とはいえ、自分一人では止められない、というだけであればさほど問題にするべき状況ではない……刀を識ろうとする者はそうも思う。
「こんにちは!! 止めに来たよ!!」
その理由が、千早城へ向かう進路を取ったトループスの一団の頭上から降ってきた怨間・ポピィ(現ヒルコの戦闘狂・g09767)の姿だ。
誰が迎撃のためのディアボロスが一人だといった。童の背丈の瞳が闘志と共にそう告げるのを察して侵火隊は舌打ち一つ。千早城への進行を一度忘れ、ポピィの着地点から退くように散開。
地面が、再度震えた。
降下と共に地面へ突きこまれたポピィの刃が裕樹に続いてもう一度地面を震わせて、妖狐の少女の攻撃により足の余力を失くしていた数体がたまらず地面へと転がって。
「そろそろ撤退しなよ! 君達の軍勢はだいぶ弱って来てるよ」
「それで素直に応じると思うか、童ァ!!」
何とか踏みとどまった一体が振るう灼熱の刃を悪と断じ、滅命刀がその横薙ぎを受け止める。
一瞬の拮抗、体格差からして無理に踏ん張るべきではないか。押し切るような勢いの力を盗むようにポピィは一度背後に飛び、軋む身体を無視して刀を構えなおし状況を見る。
現状、トループスたちの足は止まっている。裕樹と斬り合いを演じていた数体も彼女の剣技を前に攻めあぐねたか、一度距離を置いて他トループスへ合流したようだ。
裕樹と二人で攻め入る敵の足を止めることはできている。今の状況は順調に推移していると言って良いだろう。
いかに敵が千早城へ辿り着くことを優先しようと、その進路上に立ちふさがるポピィを無視することはできないし、数で突破を挑もうものなら側面に控える裕樹の横やりを覚悟しなければならない。
「城に近づく不届き者はいないかな? いるようだったら悪いけど邪魔をするよ、千早城は壊させない!」
「そういうことです。その火の勢い、ここで止めさせてもらいます!」
「鬱陶しい……!」
侵火隊は不機嫌そうに喉の奥で唸る。唸ることしかできない。
徹底的に進行を拒むように張り込む二人を前に迂闊に動いては、進むこともできないまま無駄に消耗を強いられるだけだ。
それを証明するように、迂闊に攻め気を見せれば即座にポピィも裕樹も衝撃波を飛ばしてくる。
攻撃そのものは防御を意識すればまだまだ耐えられぬほどではないが、城攻めという任務を考えれば、ここで釘付けにされていること自体役割を殺されていると言って過言ではない。
その後もトループスたちは突破口を見いだせないまま、二人のディアボロスを相手に睨み合いを続ける状況を強いられ続けた。
機械の表情の裏に間違うことない焦燥の色があることを、ディアボロスは見逃さない。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
無堂・理央
本隊が敵を引き付けて別動隊が事を為す。
よくある手段と言えばよくある手段だね。
まっ、別動隊の存在を知っていたらなんて事はないけどさ。
無双馬『クロフサ』に騎乗して突っ込めー!
パラドクスで雷を纏ったら敵集団に真っ直ぐ突っ込むよ。
槍で敵を薙ぎ払ってクロフサの蹄で敵を踏み潰してと蹂躙するように敵陣を駆け巡る。
千早城に被害は及ぼしたくないし、なるべく千早城から離れた地点で敵と戦いたいな。
敵の反撃も機動力を使うタイプだし、クロフサには常に疾駆して貰い敵が千早城に行かないように妨害しながら潰してくよ。
敵の技能自体は完全に殺してるし、反撃の威力自体はさほど脅威ではないね。
余裕をもってだけど慢心せずに敵を潰してけー!
周囲を観る余裕は十二分にあるだろうし、ボク等を迂回して千早城に行こうとする敵が居たらクロフサの全速力で一気に距離を詰めて討ち取ったげる!
もう一度言おう。誰が迎撃のためのディアボロスが一人だといった。そして二人しかこの場にいないと誰が決めた。
ディアボロス二人を相手に明確に攻めあぐねる姿勢を見せる武田侵火隊の皮膚が通り抜ける風を感じた瞬間、状況の打開を狙い後方に控えるトループスの一体が、短いうめき声と共に宙を舞った。
弾かれたように視線をそちらへ。そしてその瞬間には無双馬『クロフサ』が纏う雷と共に、無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)の姿は侵火隊たちの視界の外にあった。
(「本隊が敵を引き付けて別動隊が事を為す。よくある手段と言えばよくある手段だね」)
その動き自体は間違ってはいないと理央は評する。よくある手段であるといえばそれまでだが、逆にそれだけ有効な手立てであるとも言い換えられる。
「まっ、別動隊の存在を知っていたら、なんて事はないけどさ」
けれども、眼前のトループスへの評価は結局のところ、そこに収束する。小賢しい企みはディアボロスという集団にとってあって無いようなものだ。
見透かされていたか。その独白に侵火隊の面々は機械の表情に渋面を色濃く浮かべざるを得ないが、さりとて一度退くという選択肢は最早彼らに存在しない。
本隊の側もすでに交戦が始まっているという気配は感じ取っている。ここで退いては仲間に笑われる以前に、彼らを危険にさらす可能性だってゼロではない。
「馬の扱いは見事なようだが、あまり調子に乗るなよ、娘!」
故に、油断すれば再び視界から見失ってしまいそうな速度で戦場を疾駆する理央と彼女が駆る無双馬を前に、侵火隊たちははっきりと迎撃の姿勢を見せた。
赤銅の刃を納刀すると共に前肢を地面に付き、さながら狼が如き姿勢で鋭く鼻を鳴らす。
視界で追えずとも狼の聴覚と嗅覚であれば騎兵の一人捉えるは難しいことではない。狼のようなフォルムを保ったまま侵火隊は散開。速度を頼りに散れば、例え一体二体が敵の刃に貫かれようと、反撃の牙を突き立てられるものはいる筈だ。侵火隊たちの目論見はそれだった。
けれども戦場を疾駆する理央はその何枚も上をいった。時間稼ぎのためか真正面から躍りかかった一体はすかさず振り下された槍の一閃に叩き伏せられ、距離を取ろうと理央から離れた一体は即座にクロフサに追いつかれ、雷を纏う軍馬の体当たりで撥ね飛ばされる。
その隙に千早城へ向かおうと目論む個体もいたが、油断なく後方に控える裕樹とポピィによる衝撃波の十字砲火によって、その目論見は次々と撃ち落とされていく。
敵の技能は完全に殺している。戦場を駆け抜ける馬上で、理央は今の状況をそう評した。
決して侵火隊の性能が悪いという訳ではない。単純に、雷を纏い暴れまわる理央と側面を固める二人の構図が状況に合致しすぎているだけだ。
加えて圧倒的有利な状況が生む油断の類がディアボロスに存在しないことも、トループスの側にとっては災難という他はないだろう。
結果だけで言えば、ディアボロスに捕捉されてしまった時点で城攻めを狙うトループスたちの命運は尽きていたのだ。
それを証明するように、いつの間にか最後の一体となっていた侵火隊は、自身でも破れかぶれだと自覚できる特攻精神の下、視界の遠くへ映る千早城へ向けて遮二無二走り出して。
「駆け抜けるよ!」
そして、それをディアボロスが許すなどある筈もない。
疾風迅雷を体現する速度で戦場を真一文字に駆け抜けたクロフサ、そして馬上の理央が振るった雷を宿す無名の槍が最後の敵を間違うことなく焼き払い――……
狼の姿を模した鎧が倒れ伏す音。
千早城の周囲に、最早、敵性存在の姿は存在しない。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
モロク・アルデバラン
いわゆる日本一の兵の部隊なのだな
吾輩らでこの戦いたがりのツワモノどもを相手どろう
我が同士、サカハが本丸を討つ邪魔はさせぬ
対面すればなんという巨躯。これでは戦車というやつではないか。
ただのトループスと油断してはならぬな。
砲も拳も恐ろしいが、あの弾幕ではそうやすやすと近づけぬか。
ではサンドリオン、力を借りよう。
ここの戦闘が長引けば折角の陽動も意味をなさぬ。
戦闘開始までぎりぎりまで魔力を貯めて、友軍が飛び出すタイミングに合わせて魔力を解放する。
完全詠唱の秘術『サンドリオン』で敵の陣形を崩す。汝らが足元を見ておるとき、吾輩もまた足元を狙っておるのだ。
直撃すればそれはよし。そこで凍っておれ。
だが、避けたな?足元がお留守だぞ。
サンドリオン、逃がすな。
アドリブ・共闘大歓迎
西堂・千衛蔵
アドリブ・連携歓迎
真田幸村と言えば、自分も新宿島に来てから聞いたことがある名だ
名将の名を持つクロノヴェーダ、強そうだな
しかし、どうやら音無さんは奴に因縁があるらしい
納得いくまで戦って貰うためにも、まずはトループス級を倒しに行くぜ
「上手いもんだな……さて今のうちだ」
撤退する音無さんディアナさんと、追って行く真田幸村を「地形の利用」して物陰に隠れてやり過ごす
それから【防衛ライン】を張ってすぐには戻って来られないようにしてから援護の武田不山隊に向かうぜ
「貴様らの炸裂弾より、俺の相棒の炎の方が熱いぜ!」
炸裂弾を使った面の攻撃を仕掛けてくるというから、回避は捨てよう
味方のために突破口を開くつもりで、「勇気」を頼りに全速で飛び出す!
バトルオーラの「鬼火」を全身に纏って、片端から攻撃、攪乱してやろう
獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
卑怯なことをせず、自信があって統制が取れた相手か。こいつは強敵だな。だが大人しく踏み台になってやるつもりもない。越えさせてもらうぞ。
分断は上手くいったな。
幸村が気を取られている隙に俺たちは武田不山隊を狙うとしよう。
時間をかければ状況に気づいた幸村が戻ってくるだろうし、ここは傷を負ってでも速攻を狙うべきだな。
遠距離からの援護が得意な相手だ。一気に距離を詰めて近接戦闘に持ち込む。気付かれないように戦闘を静かに行えればそれが一番かもしれないが、そこまで器用な真似は俺にはできないからな。
反撃の拳は念動力を込めたバンデージを使って防御を試みる。
千早城を守るためにも、サカハが真っ向勝負をするためにもここで片付けさせてもらうぞ。
●
「上手いもんだな……さて、今の内だ」
サカハとディアナを追いかけ真田幸村が眼前を駆け抜けていったのを確認し、西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)は潜んでいた物陰からそっと姿を表した。
真田幸村といえば、刻遡によって現代に流れ着いた千衛蔵でも聞いたことがある名前だ。
その上、サカハがどうにも奴と因縁があるらしい。
で、あるならば。
千衛蔵は手早く街道の中央に1mほどの白線を引いて、即座にトループスたちと交戦を始めているだろう仲間たちのもとへ取って返す。
サカハに納得いくまで戦ってもらうためにも、まずは取り巻きからだ。
千衛蔵が場を去った後、トループスのもとへ戻ろうと馬を走らせる真田幸村は防衛ラインによって強引に足を止められ、更に時間を浪費させられることになる。
●
改めて視点をトループス『武田不山隊』の側へ向ける。
真田幸村を追いかけようと道を急ぐ不山隊たちの前へ立ちふさがるように現れたモロク・アルデバラン(誇り高き砂暮らし・g01160)と獅子堂・崇(破界拳・g06749)に、不山隊もディアボロスの意図を察したようだ。
「全く、幸村殿も仕様のない方だ。皆、幸村殿が戻るまで、何としてもこの場を耐え凌ぐぞ!」
「耐える? この場で叩き潰してしまえばよいだろうよ!」
「応ォ!」
さりとて、トループスたちの表情に焦りの色はない。
どころか目の前のディアボロスを叩き潰すのに幸村の助力など要らないとばかりの士気の高さを前に、静かに力を練り上げながらモロクは隣の崇へ赤い瞳を向けた。
「ただのトループスと油断してはならぬな」
「ああ。卑怯なことをせず、自信があって統制も取れている。こいつは強敵だな」
だが、大人しく踏み台になってやるつもりもない。
言葉に出さぬその意志を崇の視線から感じ取ったか。トループスの側もまたこちらを侮る気配はない。
そのまましばしのにらみ合い。一触即発が弾ける直前、幸村が駆けて行った方角から千衛蔵が戻ってきて。
「千衛蔵、幸村は?」
「防衛ラインも含めて、戻ってくるのに少し時間がある、といったところだな」
「成程、時間をかけてもいられないか」
で、あれば。この状況下で取るべき指針は速攻、これ一つだ。
言葉を交わす代わりに視線を交わし、三人の意見は一致。
「戦いたがりのツワモノども。吾輩らが相手である」
モロクのその言葉がトリガーとなり、場の緊張はついに弾けた。
上等だ、とバイザー越しの不山隊の表情が不敵に歪み、即座に向けられた砲口を迎え撃つように崇と千衛蔵が地面を蹴る。
「掃射! ディアボロスどもを近づけるな!!」
不山隊の一体による号令と共に、何体もの不山隊たちがキャノン砲から、下半身に仕込まれたポッドから、炸裂弾やミサイルを次々に打ち込んでくる。
(「これでは戦車というやつではないか」)
一人後方に残ったモロクは内心でそう毒づく。向こうの勝ち筋は弾幕を張りこちらの接近を拒み、時間を稼ぐ間にアヴァタールと合流することであろう。
それを阻止すべく、多少のダメージは承知の上で敵の懐に潜り込む。その意思は足を踏み出した崇にも千衛蔵にも共通していたが、辿り着く前に蜂の巣にされては意味がない。
かといって攻めあぐねる猶予を敵に与えてはならない。それを許せば最後、アヴァタールはすぐにでも背後からやってくる。それでは折角の陽動も意味をなさない。
ではどうするか。
「サンドリオン、力を借りよう」
突きつけられた諸問題を一つ一つ解していくため、砂暮らしのドラゴニアンは眷属に命じると共にここまでの合間にため込んだ魔力を解放。
それに応じて傍らに控えるオラトリオが手に持つモップで何かを宙に描くような仕草。それに伴いピシリと地面が凍り付いたような音が響いた。
不山隊がパラドクスの発動を警戒し周囲へ視線を巡らせ……気が付いた、足元。
いつの間にか不山隊たちの足元に、氷を纏う人の手足を形どった砂像がいくつも生まれている。
何をするつもりだ。人の手が握り拳を作る瞬間を見逃さず、不山隊は一瞬砲撃を止め弾かれたように後方へ。
「避けたな? 足元がお留守だぞ?」
逃がすな。そう命じられた凍れる拳はあたかも意志を持っているように飛翔。手指を貫手の形に付くと共にさらに加速し、不山隊の装甲へ食らいつくように突き刺さって。
「……小癪なァ!!」
痛みと苛立ちに声を荒らげる不山隊はミサイルの狙いをモロクと凍れる拳を操っているのであろうオラトリオに定め、一斉に連射。
一度地中へ姿を消し、数秒の後に地を突き破り飛来するドリルミサイルに対し、オラトリオが主を護るようにモップを振り回すが、数が多すぎる。
生まれた爆炎に従者もろとも呑み込まれながら、けれどドラゴニアンは身体を焼く焔に構わず鋭く言葉を突き付けた。
「汝らが足元を見ておるとき、吾輩もまた足元を狙っておるのだ」
「何!?」
更なる氷の拳を警戒し足元へ視線を向ける不山隊が周囲への警戒を緩めたのはほんの一瞬。
けれど、その一瞬を食い散らかすように、炸裂弾の砲撃によって巻き上がった土煙をぶち抜くように千衛蔵が不山隊の一体へ向けて飛び込んできた。
「ぬ、この……!!」
狙われている。それを察知した個体は舌打ち交じりに左肩のキャノンに弾丸をリロード、接近を拒むようにそのまま炸裂弾を射出。
飛来する弾丸に対し、しかし千衛蔵は回避の気配を見せなかった。
「死ぬ気か!?」
迎撃する不山隊としても思わずそう口にせざるを得ない。己がトループス程度の存在とはいえ、大型の炸裂弾に直撃すればタダで済むはずもない。
千衛蔵を飲み込んだ爆発をしばし唖然と見つめ――…直後、焼けただれた全身の傷に構わず尚も突っ込んでくる鬼人に、機械の表情が凍り付く。
「貴様らの炸裂弾より、俺の相棒の炎の方が熱いぜ!」
それを思い知らせてやろう。そんな意図が伝わってくるようだった。爆炎を割って尚も突き進む千衛蔵の首に巻き付くミニドラゴンが分け与えた炎が鬼人を包み、オーラと化す。
「巻き添えになりたい奴は前に出ろ!」
あるいは左右へよければこの自殺行為じみた突撃は殺せるか。
不山隊は一瞬その選択肢を吟味するが、それに対して何か決断を下すよりも、通常の重力下では在り得ない速度で落下してくる千衛蔵の肘が顔面に突き刺さる方が早かった。
「――……っ!」
苦悶の声が、不山隊の喉から漏れた。
顔面を叩き潰されたその個体は勢いのまま地面に頭から倒れ込むと同時に意識を明滅。
けれど、継戦の意図を見せることができたのはそこまでだ。無念を示すようにバイザーが一度光り、そのまま不山隊が一体、その場に倒れ込む。
「おのれ、よくも同胞を……!」
ダイブの体勢からすかさず起き上がる千衛蔵を狙い、周囲に集まる別の不山隊が砲口を向ける。しかし、それよりも一つの影が不山隊の懐に潜り込む方が早かった。
この場にいたディアボロスはもう一人。あまりにも派手なパフォーマンスと共に飛び込んできた千衛蔵に気を取られたか、突然懐に現れたように見えた崇の姿に、不山隊は間違いなく同様の気配を見せた。
「千早城を守るためにも、サカハが真っ向勝負をするためにも、ここで片付けさせてもらうぞ」
「く……!」
ここまで距離が詰まってしまえばキャノン砲もミサイルも最早間に合わない。
焦りの色を見せつつも、不山隊はぎちりと右手を握り締め、そのまま崇へ殴りかかった。
盾としても機能するだろう硬度を持つ剛腕を真正面から受けるわけにはいかない。
眼前に迫る右拳を前に崇はそう判断、念動力をバンデージに纏わせた左の手刀が叩きつけるように不山隊の右拳を払い、直撃の軌跡を外す。
見た目通りの堅さに打ち据えた左手が痛む感触。
それに構わず今度は破界拳を謳う右拳が強く握り込まれた。
「越えさせてもらうぞ」
その宣言と同時、崇の拳が六つに分裂したような錯覚を場の誰もが覚えた。
一瞬のうちに繰り出された六連撃は、それら全てが不山隊を覆う鎧の隙間を過つことなく捉え、体内に叩きこまれた衝撃は機械の身体の中で炸裂。
「ぐ、ぉ、ぁあああああッッ!!」
砲撃に特化した重量級の身体ですら、拳の威力を抑え込めない。
体の内側を奔る六度の衝撃に流されるように不山隊の身体は左へ、宙へ、幾度も軌跡を変えて吹きとばされ――…
「幸村、殿……どうか、ご武運を……」
大地に叩きつけられたトループスが、軋む身体に鞭を打ち最後に発した言葉は、それだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV3になった!
【ダブル】LV1が発生!
●
「――……」
真田幸村が現場に戻ってきたのと、その後もディアボロスと交戦を続けていたトループスの最後の一体が倒れたのはほぼ同じタイミングだった。
足元に転がる不山隊だった機械の残骸を幸村は一瞥。しかる後に吐き出された言葉は本人すらも驚くほど静かなものだった。
「やってくれるじゃねえか。功を急ぐ俺とこいつらを分断して先に歩兵を取っちまう。驚くくらいに理想的な動きだ。こっちとしても綺麗にはまりすぎて、いっそ清々しい」
だが。と。幸村は腹の内に詰め込んだ激情をそこで一気に噴出させた。
「やってくれるじゃねえか! てめえら全員ここから生きて帰れると思うなよ!!
連中の墓の前にてめえらの首を供えて、そこで俺の無様を笑ってやらあ!」
見栄を切るように十字槍をぐるりと大きく振るい、両足で跨る機械馬の腹を小突いた。
突撃を命じられた機械馬が、そして馬上の真田幸村が、ディアボロスへの敵意を隠すことなく一直線に突き進んでくる……!!
怨間・ポピィ
アドリブ連携◎
●心情
真田幸村は功勲が欲しいのかな?
でももう追い詰められている事を自覚しなよ!
●行動
鋼の「なっくる」に力を籠めて破波刃を使うよ
吹っ飛びな…破っ!
【衝撃波】も上手く合わせてよろけた幸村に攻撃を加えていく
幸村の槍攻撃には魔力障壁の鋼の「うぉーる」を合わせて【忍耐力】で防御
もしもの時には【泥濘の地】を使わせてもらおうか、使う時は誘導すれば良いかな
こっちおいで!
幸村は倒れたり立ったり大忙しだろうから、そこを上手く利用していけるといいね
大は小を兼ねるって言うけど、小さくても良い事はいっぱいあるよ!
槍のリーチも接敵し過ぎると逆に不利になるんだよね
上手く接敵出来たら鋼の「なっくる」で追い打ちかけるよ
西堂・千衛蔵
炸裂弾を食らい過ぎたか……?
いや、まだやれる
真田幸村に一撃を打ち込むぐらいは、な
部下の仇討ちのために戦うってんなら、逃げるわけにはいかないぜ
「俺の名は『竜燈鬼』西堂千衛蔵! 尋常に勝負だ!」
高速の連続突きも避けるのは難しいが、砲撃に比べれば防ぐ目はある
異形巨大化した両腕で体の正面を守り、突進する
速さのパラドクスと力のパラドクス、正面からのぶつけ合いだ
拳が届く間合いまで来てもそのまま止まらない
防御姿勢を崩したらその隙間に槍を差し込んでくるのはわかっている
突進の勢いを載せて、すれ違いざまに脇腹に肘を叩き込もう
どっちにしろ「捨て身の一撃」だがな
「悪くない勝負だった……だが、これで終わりじゃないぜ」
鬼神変の一撃を打ち込むまでが自分の仕事だ
後は皆に任せた!
●
やはりと言うべきか。
突き進んでくるアヴァタール『真田幸村』が真っ先に狙いを定めたのは、先のトループスとの戦いで最も派手にダメージを受けた西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)であった。
迫る馬上の敵を前に千衛蔵の脳裏に後退が浮かび、しかしダメージによりぐらりと揺れる身体がそれに追いつけないかと即座に判断。
(「まだやれる」)
一瞬の後には己へ槍を振るうであろう敵へ目掛けてもう一撃打ち込むくらいのことは、満身創痍に近いこの身体でも出来る筈だ。
そう腹を括ったが故に。あるいは、迫る敵が部下の敵討のために戦うというのならば。
「俺の名は『竜燈鬼』西堂千衛蔵! 尋常に勝負だ!」
逃げるわけにはいかないと、そう闘志を燃やして。千衛蔵は鬼の血により両の腕を異形と化し、前に進むことを選んだ。
「ハ! 竜燈鬼殿、その根性は大したもんだが、無理はすべきじゃねえな……!」
揶揄するような声に幸村は馬上で十字槍を構え、機械馬が一歩踏み込むと同時に音を抜き去るような速度で槍を突き出した。
空気を切り裂く音が竜燈鬼の耳に届いたのは、盾のように構えた異形の剛腕へ十字槍の穂先が突き刺さった直後だ。
「~~~ッ!!」
炸裂弾による強烈なダメージを受けていたことに加え、万全のアヴァタールが振るう一撃が相手だ。対面は明らかに馬上の武士に分がある。
場合によっては今すぐこの場で地に伏せていた。それだけの衝撃を受けて尚、千衛蔵は踏みとどまった。
「避けるのは難しいが、砲撃に比べれば防ぐ目はある」
「何を……!?」
するつもりだ、と。両腕で槍を受けた姿勢のまま突進を続ける千衛蔵に幸村は警戒の表情。
それに構わず千衛蔵は尚も前へ。盾としてかざしたこの腕を崩したら最後、その隙間を過たず敵の槍は己の心臓を貫くだろう。
故に、前進。とはいえ彼我の体力差を考えれば馬上の幸村との押し合いに力で勝るとは思わないが――……
「こっちおいで!」
それを補う仲間との連携が、ディアボロス最大の武器だと言って良い。
傷だらけの千衛蔵を力づくで押し込もうと槍を持つ手に力を込めた幸村は、それよりも早く横合いから躍りかかる怨間・ポピィ(現ヒルコの戦闘狂・g09767)の姿を認識し、咄嗟に千衛蔵へ向けていた槍を引き戻し防御の姿勢を取った。
結果的に、それは正解だった。
盾のように構えた槍を撃ち抜く鋼の籠手に覆われたポピィの右腕は、その幼い外見からは想像できないほどの衝撃を生み強引に幸村を千衛蔵から引きはがす。
選手交代か、と。幸村は距離の離れた千衛蔵から、今度はポピィへ意識を向けて。
「功勲が欲しいのかな?」
「当然だ。アヴァタールだなんて中途半端な存在が己を示すには、武功を立てる以外ねえだろうが」
「ふぅん……でももう、追い詰められている事を自覚しなよ!」
「窮鼠の底力を知らねえか! 精々尾を噛まれねえように気を付けるこったな、子猫よぉ!」
咆哮と共に幸村が再度馬を走らせた。
その進行を阻むように生み出される泥濘によりわずかに鈍った速度は気休めでしかない。
それほどの強烈な突進と共に突き出された幾重もの刺突へ、ポピィは魔力を注ぎ込み生み出した鋼が如き障壁で対抗。
けれど、一突きごとに障壁を突き崩しながら、幸村は尚もポピィへ圧をかけ続ける。
「そらそらそらそら! 防戦一方じゃねえか!!」
壁を穿つ衝撃は重なるごとに増していき、そう遠くないうちに振るわれる槍の穂先は自身の肉体に届くだろう。
それでもポピィも千衛蔵と同じくまた前に出た。
「大は小を兼ねるって言うけど、小さくても良い事はいっぱいあるよ!」
突き出された槍が鋼の壁を破壊するに合わせて身をかがめるような姿勢で大きく踏み込み。一瞬で槍の穂先を背に、敵の懐へ潜り込む。
「だろうな。だが、小さいだけで突破できると思われちゃあ、真田幸村の名折れってもんさ!」
対する幸村も冷静だ。
片手で突き出した槍をかいくぐられたと見るやもう片方の手に控える槍を短く持ち直し、そのままポピィを迎撃する姿勢を見せる。
ナイフを突き出すようにポピィの眉間を狙う刺突はしかし、ぐい、と引き戻されるような感覚により止められた。
「悪くない勝負だった……だが、これで終わりじゃないぜ」
気付けば、いつの間にか千衛蔵が槍の石突部分を掴んでいた。
幸村がそれを認識すると同時、鬼人の膂力が拳を作り、破壊を生むと宣言する。そしてそれに呼応するように、懐へ潜り込んでいた小さな戦闘狂もまた地面を蹴って。
「「吹っ飛びな」」
その宣言と共に、ポピィと千衛蔵、二人の剛腕が左右から幸村を襲った。
突き出された拳にみしり、と赤い鎧が軋む音。
全く同じタイミングで叩きこまれた左右からの一撃によって逃げ場のない衝撃が鎧の中を駆け巡り、天魔武者の身体を容赦なく破壊していく。
「ち、ぃ……!!」
悲鳴の代わりに舌打ちを吐き出し、そこで幸村は仕切り直しを求め一度大きく後退することを選んだ。
ディアボロスを牽制するように火縄銃の形をしたビットを展開させながら呼吸をするように肩を一度大きく上下させ、暴れる機械馬を宥めて。
「大した攻撃だったが……その程度じゃこの真田幸村、倒れてはやれねえなぁ!」
鈍らぬ戦意と共に突きつけられたその宣言が、まだ戦いは続くのだとはっきり告げていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【怪力無双】LV2が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
音無・サカハ
アドリブ・連携歓迎
よし、皆のおかげで無事に敵軍は全滅した、さぁここからは俺と奴の一騎打ちだ
でも、なんかの既視感を感じてしまう、まるで、前にこのような状況があったような気がする…いや、考えるのやめよう
過去に何かあったのか、前世に何があったのか、今の俺は分からない
だけど、分かる事はただ一つ、皆を守りたいの願いとこの魂の叫びは、決して嘘じゃない!
この魂の叫びと、蒼炎に纏う左目を信じて...前に進む!
「我こそは、蒼炎独眼竜、音無サカハァ!いざ尋常に、勝負!!」
デバイスから黒神刀「無想」&星龍刀「蒼炎」を抜刀!全速前進、真田幸村へと突撃!仲良く騎馬戦で行こうじゃねえか、宿敵!
「真田ァァァーー!幸ィィ村ァァァーーー!!!」
パラドクス起動!俺とプロミネンス・ドラグナーの連携攻撃、闇を切ら開く暁の太刀、受けてみよう!
一回でダメなら二回、二回でダメなら三回!何度でも言ってやるぜ、お前の相手はこの俺だ!!
ディアナ・レーヴェ
※男性は上、女性は下の名で呼び捨て
皆がトループス組と戦ってる間に音無のバイクからは降ろして貰っておくわ。
コッソリ動いて、良い感じに狙いやすい砲撃ポイントを確保しておく!
…全く、うちの男どもは揃って防御を捨てちゃってるんだからー!
(そういうの嫌いじゃないので、非難よりは面白そうにクスっと)
捨て身な身体に追撃が入りにくいよう、邪魔するようなタイミングで攻撃入れたり足元崩したりするのは私の役目ね。
馬に乗ってて色んな人に突進を繰り返すって言うなら、その直線的な動きを狙わない理由はない――という訳で【悪路難渋の計】!
退場したと思ってた?
ごめんなさいね、私は割と執念深いの!
もう一回相手してくれる?
今度は、全力の得意技で。(ニッコリ)
…とはいえ、せっかく燃えてる音無に水を差すのもあんまりね。
その最後の一騎打ちの瞬間は、なるべく手出しはせずに見届けましょう。
これは分身体の一体で、それでも今夜の「夜明け」は間違いなくあなたのもの――そうでしょう?
お疲れ様!
獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
戻って来たか、真田幸村。
最終人類史にも名を残すほどの武人だ。その実力には興味も関心もあるが、今回本当にお前と戦いたいのは俺じゃない。
とはいえ、待っていられるほど悠長でもないだろう。あいつが来るまでの間相手をしてもらうぞ。
実力があるからこその自信だったんだろうが、突出しすぎたな。それでもまだ勝てると踏むだけの力があるんだろうが、俺たちもここでやられるわけにはいかない。全力で抗わせてもらう。
半端な攻撃は通用しないだろう。だからこそ奴の突撃には正々堂々正面から迎え撃つ。
空高くジャンプして急降下の飛び蹴りを叩き込む。山を穿つほどという一撃、俺の最大の技が通じるか確かめさせてもらう。
さすがに手強いな。だがそれだけの時間は稼いだ。後は任せたぞ、サカハ。
「あいつが来るまでの間、相手をしてもらうぞ」
一度息を整えた幸村が再度馬を走らせようとした瞬間、頭上から降ってくる影があった。
弾かれたように視線を上に。影の主、空高く飛びあがった獅子堂・崇(破界拳・g06749)はすでに飛び蹴りの姿勢。その足に収束させた念動力が作り出す赤い円錐の先端が、幸村へはっきりとお前を狙っているぞと告げる。
対する幸村。上等だとばかりに龍が如き闘気を二槍に纏わせ、崇へ目掛け全力で馬を走らせる。
「ハ、乗ってやろうじゃねえか!」
大した自信だ。コンマ一秒ごとに迫りくる赤い鎧を睨みながら、崇はそう思わずにはいられない。
突出しすぎる失態こそ犯したものの、既にダメージを受けているこの状況下で真正面からのぶつかり合いを迷わず選べる辺り、最終人類史に残る武勇に恥じない実力を持っているのは間違いないだろう。
その実力に興味も関心も、ある。けれど、この場において本当に幸村と戦いたいのは己ではない。
そう思うが故に。
「全力で抗わせてもらう。俺たちもここでやられるわけにはいかない」
「そうしな! てめえらが強けりゃ強いほど、掲げるその首にも価値があるってもんだ!」
そう吼えて突き出された右手の十字槍と、崇が足に纏う赤い念動力が衝突。二者間に生まれた破壊の天秤はどちらかに偏ることを良しとせず、ほんの一瞬、拮抗が生まれる。
(「その一撃は山を穿つほどというが……!」)
成程、そう評されるのも頷ける。最大の技と位置づけた蹴撃であっても、気を抜けば押し返されてしまうだろう。
だが。
「――蹴り貫く!」
ここで膝をつく訳にはいかない。その一念で崇の足に纏う赤が更に強く輝いて、拮抗を押し返す推力と化した。
(「押し負けるだと……!?」)
崇による蹴りの圧が更に増し、突き出した右手の槍にピシリとヒビが入ったことに、幸村は大きく目を見開いた。
直後、破砕音。崩れていく槍があった空間を埋め尽くすように迫る破界拳が幸村の心臓を強かに打ち据える。
そのまま鎧ごと蹴り貫かれる。その危機感が、咄嗟に幸村を突き動かした。
「ガ、ァアアッッ!!」
獣のような咆哮と共に身体に力を漲らせ、勢いよく胸を張るような動作で幸村は強引に崇を弾いた。
空中に逃れたその身体を刺し貫くべく左手に残ったもう一本の槍を突き出すべく腕に力を籠め、
「……まったく、うちの男どもは揃って防御を捨てちゃってるんだからー!」
次の瞬間周囲に響いたのは、非難している、というよりも面白いものを見た、とでも言った具合の女の声だった。
からりと響くその声と共に降り注ぐ砲撃によって、幸村は捉えるべき敵の姿を一瞬見失う。
そして空中へ投げ出された崇にとっては、それで十分だ。
必殺のタイミングからわずかに逸れた槍の一撃を、身をよじり被弾個所を変えることで威力を減じる。
手負いとなった崇へ追撃をかけるだけの余裕は最早、幸村にはない。
故に幸村は崇から距離を取ると共に、鋭く砲弾が飛来した方角へ視線をやる。
戦場となっているこの場所を俯瞰できる木の上で、先ほど取り逃した女――ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)が携行式のキャノン砲を携え幸村を見下ろしている。
「一度拾った命だろうに。また捨てに来たか?」
「ごめんなさいね、私は割と執念深いの! だから、もう一回相手してくれる?」
今度はこれで。両手で抱えた砲を掲げるように示し、ニッコリと笑みを向けるディアナに「なら構わねえ」、そう短く幸村は吐き捨てた。
「一度取り落とした武功が向こうから戻ってきたんだ、俺としても都合がいい」
持ち手だけが残った右の槍を放り捨て、残った左の十字槍を両手に構えた幸村は三度馬を走らせる。
今回相対する敵の特性故か、崇の強烈な一撃に拮抗しうる攻撃手段を持つとて、真田幸村の動きは直線的なものであると。実体験も含め何度も敵の動きを見てきたディアナはそう評する。
幸村と彼の駆る機械馬の判断のタイムラグなど、挙げ始めれば要因の深堀りなどいくらでもできるだろう。
だが、この瞬間において、それはディアナには必要のないものだ。
砲を放っては次と見定めた木の枝へ飛び移る。退き撃ちに近いやり方で幸村の接近を許さないまま周囲を跳び回るディアナに焦れたか、そこで馬上の幸村は思わず声を荒らげた。
「俺の前に出てきた割にやってることぁ逃げてばっか……手前、やる気あんのか!!?」
「せっかく燃えてる音無に水を差すのもあんまりだもの。最後の一騎打ちの瞬間は、なるべく手出しせずに見届けたいでしょ?」
「あぁ?」
「ほら来た。今夜の『夜明け』は間違いなくあなたのもの――そうでしょう?」
三本目の枝に飛び移ると共にどこかへ向けて呼びかけた、ディアナのそんな声へ幸村は思わず怪訝な気配を見せて。
「真田ァァァーー! 幸ィィ村ァァァーーー!!!」
聞き覚えのあるエンジン音。
そして何よりも記憶せずにはいられない、やかましいくらいの声。
藪をぶち破りバイクが飛び出す。それを駆る音無・サカハ(過去を探す旅人・g10149)の姿に、己を真っすぐに見据えるその視線に。
「成程。男にモテた所で嬉しくはねえが……」
奴との戦いをお膳立てさせられていたか。そんな風に、幸村はディアボロスの意図全てを察する。
●
何かの既視感を感じる。
バイクを走らせながら視線の先に立つ幸村の姿が大きくなっていくにつれ、サカハはそんなことを思ってしまう。
まるで、以前にもこんな状況があったような感触。今は手元にない過去の何かが今の自分に訴えかけてくるように、一瞬ズキンと脳裏に痛みが奔ったが、過去を探す旅人はしかし、今はその探求を打ち切った。
過去にきっと何かがあった。けれどそれが何なのか、そこまでは分からない。
けれど。
(「皆を守りたいの願い……この魂の叫びは、決して嘘じゃない!」)
ぼう、と。左目に蒼の焔が宿る。それに呼応するようにサカハの腰に刺した邪神の太刀と星竜の脇差、二つの柄を左手で触れて。
「我こそは、蒼炎独眼竜、音無サカハァ! いざ尋常に、勝負!! 仲良く騎馬戦で行こうじゃねえか、宿敵!」
「初対面の俺を宿敵と呼ぶって意味が分からねえ所は置いといてやろう……今はただのアヴァタール、真田幸村だ。遊んでやるよ、逃げることしか能がねえクソ野郎」
真田幸村は馬を走らせる。龍を形作る闘志を残された一本の槍へ全て注ぎ、この一突に全てを賭けるのだと言わんばかりに迫るバイクへ向けて機械馬へ全力を命じた。
対するサカハ。更に加速する幸村の機械馬へ臆することなくバイクのアクセルを全開で回し、『プロミネンス・ドラグナー』と銘された契約獣を呼び出し、二刀に宿す。
彼我の距離は一瞬でゼロとなり、とんでもない相対速度で迫る幸村の鬼気迫る刺突を前に、脇差を抜き放ち真横へ降りぬく。
ぎぃん、と。鈍い金属音。びり、と手に走る衝撃に双方が顔をしかめながら、加速を命じる馬とバイクの動きに沿って互いが示し合わせたように一度離れていく。
(「一回でダメなら二回、二回でダメなら三回!」)
決着がつくまでは何度でも。再び互いが示し合わせたように反転、再度の突撃。
その中で続いてサカハは邪神の太刀をしっかと両手で構えた。
「汝は灼熱! 天を切り開く竜の剣! 今ここで、我らは闇を切り開く一閃と化す!」
「お、ぁあああああッッ!!!」
全力で放たれた十字槍の刺突が、全力で振るわれた蒼炎を纏う太刀が、再度交錯する。
鈍い金属音がもう一度周囲に響き渡り、三度互いが示し合わせたように双方の足がゆるりと速度を緩め、やがて制止。
サカハと幸村、二人は互いに背を向けたまましばし動きを止めていたが――……
「クソ、が……! 俺が、こんなところで……!!」
どさり、と。残されたもう一本の槍ごと腰元を両断されたアヴァタール『真田幸村』が馬上から崩れ落ちる音。
その音を認め、刺突の勢いで頬からどろりと血を溢しながらサカハはゆっくりと後ろを振り返った。
視界に映るのは、天魔武者だった残骸たちのみだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV5になった!