冥海機の帰還(作者 天野ハザマ)
#冥海機ヤ・ウマト
#【《七曜の戦》横須賀防衛】鎮守府近海掃討戦
#《七曜の戦》
#人類史防衛戦『横須賀鎮守府』
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●取り残された冥海機
「おかしいですね……横須賀鎮守府から応答がありません」
クレータージョーは、それが明らかに異常な状況であると気付いていた。
任務を終え戻ってきた横須賀鎮守府への連絡に、返答がないのだ。
遅い、ではなく無い、だ。
これは明らかな異常だ。そして異常には必ず原因というものがある。
となると……その異常の原因によっては、何かしらの対応をとらなくてはならない。
「まずは情報を探りましょう。明らかに様子がおかしい。一体何が起こったのか……」
●《七曜の戦》に備えよ
「《七曜の戦》が遂に始まろうとしている」
時任・夕弥(人間のガジェッティア・g03228)は集まった面々にそう切り出した。
「この戦いの帰趨によって、私たちディアボロスの、引いては、最終人類史の運命が決まっていくだろう。敵の大勢力と戦う、人類防衛戦の戦いの相談も既に始まっているが、人類防衛戦だけが《七曜の戦》では無い。最終人類史に奪還した地域や、或いは、ディアボロスが制圧したディヴィジョンの地域に向けた、敵の侵攻が予測されているんだ」
だからこそ、今だからこそやらねばならないことがある。
「皆にお願いしたいのは、《七曜の戦》直前の決戦で、敵が放棄した『横須賀鎮守府』周辺の掃討作戦となる」
横須賀鎮守府の施設自体は制圧したが、周囲の残敵を掃討しなければ、完全に制圧したとは言えず、最終人類史への奪還は成立しない。
最終人類史に奪還する為には、周囲の残敵を掃討し、横須賀鎮守府周辺を完全に制圧する必要があるだろう。
「敵は小部隊であり統制も取れていないが、海戦となるため、油断せずに戦って欲しい」
●夕弥より
「遂に《七曜の戦》が始まろうとしている。この戦いで、より大きな成果をあげる為にも、皆の働きを期待している」
海戦では【水上走行】などのパラドクスが重要となる。
戦闘を行う際には、まずは、海戦に重要なパラドクス効果を用意するのが必要になるだろう。
「海上の敵を駆逐すれば、横須賀を最終人類史に奪還する事ができるのだが……横須賀は『相模国』の一部でもあるため、《七曜の戦》が始まれば、天正大戦国からの横やりも警戒しなければならないだろう」
だが、と夕弥は言う。
「皆ならば、どうにかなるだろう。これまでだって、そうしてきたんだからな」
リプレイ
麗・まほろば
なるほど。つまるところ『相模国』へ攻め込める足がかりにもなりうるかもしれないんだね
もちろん横須賀の海はまほろばたちの海だけどね。これが妄想でも可能性があるならば、なおさら取り返さないといけないね!
【水面走行】でクロノヴェーダをお迎えするよ
おかえりなさいませ! お嬢様!
主砲にする? 副砲にする? そ、れ、と、も……爆雷? かな?
聞いてはみたけどご希望には応えてあげない。迫ってくる痛そうな牙に【51センチまほろば砲】の砲塔をお見舞するよ!
あとは可能な限り砲撃と防御のくり返し
だけど引き際は肝心。横須賀は大事だけど、《七曜の戦》を目前にしたここで大きな失敗はできないからね
ラキア・ムーン
さて、では横須賀鎮守府を本格的に制圧させて貰おう
思えばマスターテリオンを倒し、道を開いてからかなり経つな…
折角やったんだ、制圧まで完遂させて貰う!
《RE》Incarnationを構えて戦闘態勢に
水面走行で水上を駆け、クレータージョーに『突撃』
【Call:Flame_Edge】起動
槍の穂先に炎の刃を形成、勢いそのまま『斬撃』を繰り出しクレータジョーを斬る!
返す刃で防御態勢へ
接近する敵の牙へ槍を当て、鍔迫り合い嚙み千切られない立ち回ろう
馬鹿正直に噛み砕かれるよりは次に繋がる、多少のダメージは冥府への駄賃だ取っておけ
後は可能な限りこれを繰り返し、敵影を減らしていこう
アドリブ連携等歓迎
天城・美結
連携アドリブ歓迎。
闘気を全身に纏って準備。
【水上走行】で走って接近しつつ《グラップル》+【きらめく一番星】のチャージを二本指で開始。
そしていい感じの距離になったら敵の急所めがけて発射する。
お届け物だよっ!
きらめく一番星、の2!
後は周辺を走り回って攻撃を回避しつつ、先ほど同様にチャージをする。
さっきの一撃の成果を見て、破壊範囲が狭くて倒せてないようなら三本指のチャージに変更、問題ないならそのまま。
もし接近してくるようなら、《グラップル》の足技で蹴り倒すよ。
チャージ中の手を使えないのは面倒だけど、こいつら程度ならこれで充分!
こんなところで手間取ってなんかいられないし、とっとと掃討させてもらうよ!
マオン・アルカット
オーケイ、横須賀の完全制圧了解にゃ。
統制が取れてないなら、付け入る隙は十二分にあるはず。後始末まできっちり果たしてやるにゃ!
水面走行は十分っぽいし、ここは自前の【水中適応】で潜水を行う。
"水中戦"こそボトムマリナーの極意……素早く奇襲を仕掛けるにゃ。
まずは「念動推進刃」を回して水中を進み、敵との距離を詰める。
射程に入ったら、水中から飛び出すように思い切り攻撃を仕掛ける!
必殺の『念動突貫・交差爪撃』、"念動力"を込めた一撃をお見舞いするにゃ!
今回は一体ずつ確実に仕留めに行く。
"一撃離脱"で水中に戻り、このまま攻撃を続ける……【ガードアップ】で反撃を和らげ、沈め切るまで粘ってみせるにゃ。
エレノラ・ブルーノ
信濃は横須賀鎮守府から撤退したか。
……部下を捨て置くとは、大した指揮官だ。やつらにとってはトループス級などまさに捨て駒に過ぎないのかもしれんが……それを今から狩ろうとする身では、何を言っても詮無きことか。クロノヴェーダにかける慈悲はない。
神の子は嵐を沈め、水面を歩いたという。
“人造聖女”たる私は、主より同じ奇跡を賜っている。海戦では遅れはとらん。
その念動冷気は恐ろしいが、我が身に満ちる《神気》はあらゆる邪悪を浄化する。この《特化戦闘服》の霊的守護と合わせて身を守りつつ、海上を疾走して一気に近接、周囲に浮かべた『守護の十光剣』を先行して突撃させ、機先を制し、両手の双光剣で止めの斬撃をくれてやる。
●クレータージョーを撃破せよ
「なるほど。つまるところ『相模国』へ攻め込める足がかりにもなりうるかもしれないんだね」
麗・まほろば(まほろばは超々々々弩級戦艦ですっ!・g09815)はそう声を上げる。
実際、そういう考え方もあるだろう。そうする為にはまずは目の前の敵を倒す必要もあるのだが。
「もちろん横須賀の海はまほろばたちの海だけどね。これが妄想でも可能性があるならば、なおさら取り返さないといけないね!」
だからこそまほろばは水面走行でクレータージョーを「お迎え」するべく動き出す。
「敵影確認……横須賀鎮守府から
……!?」
「おかえりなさいませ! お嬢様! 主砲にする? 副砲にする? そ、れ、と、も……爆雷? かな? 聞いてはみたけどご希望には応えてあげない!」
そう宣言しながらまほろばはパラドクス「大和は國の真秀ろば」を発動させ【51センチまほろば砲】の砲塔をお見舞するべく榴弾を放つ。
「放てーッ!!」
放った一撃はクレータージョーに見事に着弾するが、同時にクレータージョーのクレーターファングも繰り出されてくる。
あとは可能な限り砲撃と防御のくり返し……なのだが。
(だけど引き際は肝心。横須賀は大事だけど、《七曜の戦》を目前にしたここで大きな失敗はできないからね)
しかし、まほろばは1人ではない。この場には仲間たちがいるのだ。そう、たとえばラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「さて、では横須賀鎮守府を本格的に制圧させて貰おう。思えばマスターテリオンを倒し、道を開いてからかなり経つな……折角やったんだ、制圧まで完遂させて貰う!」
ラキアは《RE》Incarnationを構えて戦闘態勢になると水面走行で水上を駆け、クレータージョーに突撃していく。
「焔の刃よ、我が敵を焼き尽くせ」
パラドクス【Call:Flame_Edge】を起動すると槍の穂先に炎の刃を形成、勢いそのまま『斬撃』を繰り出しクレータジョーを斬り裂かんとする。そのまま返す刃で防御態勢へ。接近するクレータージョーの牙へ槍を当て、鍔迫り合い嚙み千切られない立ち回ろうというのだ。
「馬鹿正直に噛み砕かれるよりは次に繋がる、多少のダメージは冥府への駄賃だ取っておけ!」
そう、すでに天城・美結(ワン・ガール・アーミー・g00169)がラキアのフォローに入っている。
攻撃の闘気や守護の闘気を全身に纏って準備していた美結は水上走行で走って接近しつつパラドクス【きらめく一番星】のチャージを二本指で開始していた。
「いい感じの距離……今! さあ、お届け物だよっ! きらめく一番星、の2!」
片手を銃の形にして指先に闘気を収束し、レーザー状にして発射するそのパラドクスは、クレータージョーに確かに命中して。
「こんなところで手間取ってなんかいられないし、とっとと掃討させてもらうよ!」
そう、手間取っている暇はない。しかし、油断するつもりもない。マオン・アルカット(潜水猫・g10113)はそれをよく理解できていた。
「オーケイ、横須賀の完全制圧了解にゃ。統制が取れてないなら、付け入る隙は十二分にあるはず。後始末まできっちり果たしてやるにゃ!」
水面を歩く仲間たちとは別に、水中適応したマオンは海中に潜っていく。まさに潜水猫を名乗るだけはあるということだろう。
「"水中戦"こそボトムマリナーの極意……素早く奇襲を仕掛けるにゃ」
「念動推進刃」を回して水中を進み、敵との距離を詰めるマオンが狙うのは、海中からの攻撃だ。
「必殺の『念動突貫・交差爪撃』、"念動力"を込めた一撃をお見舞いするにゃ!」
水中から飛びだすようにして放った念動突貫・交差爪撃は、クレータージョーの1体を見事に撃破する。
「このまま沈め切るまで粘ってみせるにゃ!」
そう、敵の混乱もあってこちら側が非常に有利。だが……エレノラ・ブルーノ(“光輝の乙女”・g09980)は此処でクレータージョーたちを油断して逃がすつもりなど微塵もない。
「信濃は横須賀鎮守府から撤退したか。……部下を捨て置くとは、大した指揮官だ。やつらにとってはトループス級などまさに捨て駒に過ぎないのかもしれんが……それを今から狩ろうとする身では、何を言っても詮無きことか。クロノヴェーダにかける慈悲はない」
そう、だからこそこの戦いで一切の容赦はない。
「神の子は嵐を沈め、水面を歩いたという。“人造聖女”たる私は、主より同じ奇跡を賜っている。海戦では遅れはとらん」
《模倣奇跡:水上歩行》を発動させながら、エレノラは信じる「主」へと祈る。
「導きのままに」
「その念動冷気は恐ろしいが、我が身に満ちる《神気》はあらゆる邪悪を浄化する」
そうしてまほろばが、ラキアが、美結が、マオンが、そしてエレノアがクレータージョーと激戦を繰り広げていく。
混乱の最中にあるクレータージョーに勝機などあるはずもなく。その結果は……当然のように勝利であった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【水面走行】LV4が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!