士気が伴わなければ意味はなく(作者 メリーさんのアモル
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#天正大戦国  #【《七曜の戦》伊勢国防衛】斎藤義龍軍への攻撃  #《七曜の戦》  #人類史防衛戦『伊勢国』 

●伊勢長島に集結するは
「遅い! 何をしておるのか! そのようなザマでは、『伊勢国』の制圧などできはせぬぞ」
 伊勢長島、木曽川・揖斐川・長良川の河口付近の輪中地帯に七つの砦が築かれ、軍勢が集結している。
 それは目を見張るほどの大群。だがそれゆえ、統率はとりにくく、軍勢の動員は遅れており、ジェネラル級天魔武者『斎藤義龍』が彼らを怒鳴りつける。
「死ぬ気で動け。この戦は、時間との勝負なのだ! 伊勢国を制圧すれば、斎藤義龍が伊勢国の大名となる!」
 『斎藤義龍』にとって、この戦いの勝利は自身の立身出世において重要。ゆえに彼なりに必死である。
 ある、のだが。
「だというのに、その軍勢が、この体たらくでは……。天魔武者として情けなくは無いのか!」
 その指示に配下の『織田赤母衣衆』は渋々と指示に従う。
 トループス級である彼らはジェネラル級には逆らえない。しかし、彼らにも感情はあり、怒鳴られながら働く彼ら、のその士気はとても高いとは言えなかった。

●『伊勢国』を最終人類史に奪還するために
「いよいよだよ、《七曜の戦》が遂に始まろうとしている!」
 そう告げるのは時先案内人の有馬・福栄(零式英霊機のボトムマリナー・g09820)だ。
「敵と大戦力とお戦う歴史の奪還戦の相談が行われているけど、歴史の奪還戦だけが《七曜の戦》じゃないよ、ボクらが奪還した地域や制圧した地域に敵の侵攻が予想されているんだ」
 《七曜の戦》終了時、そこを制圧している地域はその制圧している勢力のものになる。シア州人類史に奪還した地域や、ディアボロスが制圧している地域に敵が侵攻してくれば、その地域を奪い返されてしまう恐れがあるのだ。
「ボクが案内するのは『天正大戦国』の『伊勢国』。ここにジェネラル級天魔武者『斎藤義龍』の軍勢がやって来ようとしているよ。《七曜の戦》の前に強襲して、その侵攻意図を挫こう!」
 それに成功すれば、『伊勢国』を最終人類史へと奪還する事が出来るだろう。

「『斎藤義龍』は、『伊勢国』をディアボロスから奪い返せば、大名に取り立てられるという約束をしているらしいよ。だから、本人のやる気は非常に高い。でも、そんな個人的な動機で動かされた部下はたまったものじゃないよね。士気が低くて、指揮系統はまだ完全じゃないみたいだ」
 そこが即ち狙い目。単に敵軍勢の数を減らすのでなく、より敵の指揮系統を混乱させたり、軍勢に合流しようと行軍している敵部隊を撃破したり、敵の斥候部隊を殲滅するなど、軍勢の動きを鈍らせるような戦いを行うのが良いだろう、と福栄は言う。
「『伊勢国』を最終人類史に奪還するためにも、なんとしても守りきろう!」
 そう言って、福栄は締め括った。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【迷宮化】
1
洞窟や家屋、砦などの内部を迷宮に変化させる。迷宮化により、敵は探索や突破に必要な時間が「効果LV倍」される。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【反撃アップ】LV3

●マスターより

メリーさんのアモル
 ついに始まる、《七曜の戦》! こんにちは、メリーさんのアモルです。
 やることはいつものファーストアタック! 敵のトループス級にいい感じに襲いかかって、いい感じに倒しちゃってください!

●①👾大群のトループス級『織田赤母衣衆』
 空中戦を得意とする精鋭部隊です。
 ただ、士気は低いです。基本的には臨戦体制にはないので、襲う場所とタイミング次第では、最初は地上にいる状態からスタートになります。
 うまく利用すると戦いを有利に進められるでしょう。

 それでは、《七曜の戦》、頑張っていきましょう!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


鳩目・サンダー
トループス級の士気が低いなんてチャンスは滅多に来ない。ここは是非ともモノにしたいところだ。

行軍準備もまだ全然できていないみたいだし、めちゃめちゃにしてやろう。

狙い目は案内人の言う通り斥候や合流途中など比較的本隊から離れた部隊。
偵察観察技能を可能な限り生かして、こちらから先に仕掛けたい。

使うはオルタナティヴファクト。
描き出すは、断頭革命グランダルメ。
建物が並ぶ通りを自動人形と淫魔が騒がしく、いやらしく、危険にパレードする。
勿論彼らは敵と見れば攻撃だ。


【迷宮化】はオマケだが、敵軍の合流や行軍の邪魔になればラッキーかな。


アドリブ、連携歓迎です。


月見里・千隼
※連携、アドリブ歓迎


口を開けば出世出世、か…
あぁも必死に出世のことばかり考えてるとは何とも滑稽で哀れだ

こんな上司を持つ部下達も可哀想だが、今は生存競争であり前哨戦でもある
こうもあいつらの士気が低いのは俺達にとっては好機だ

斥候部隊や合流しようとしてる敵部隊など本隊から離れた部隊に不意打ちで襲撃し
『玉兎』で闇の魔力の鎖で敵どもを捕縛してから魔砲のような闇の魔力光線を撃ち敵を確実に撹乱していこうか
作戦通りの陣形で襲撃なんぞさせんだが包囲されないように陣形に風穴を開けるように魔力光線で確実に撃ち落としていくぞ


春見・由利佳
ふむふむ、アンダースタンドでござる!
忍者故こういう仕事はベリー得意にござるよ。

こういう時は真面目なエネミーをデストロイするに限りでござる。
士気が低いサボリーマン共と違ってワークする気概はある連中でござるからな。そういう連中をデストロイすれば敵軍に数以上の損害を与えられるでござる!

という訳で真面目に連携しようとしている連中を発見したらパラドクスでアタックするでござる!

連携のためにトークしている所に岩に乗ってアサルトすれば奇襲するのは容易いでござるな。
攻撃してきたとしても斜線陣だかなんだか知らぬが岩でクラッシュすればスクラップになるだけでござる!
これがトラディショナルな忍者のタクティクスにござる!


零識・舞織
ここまでやる気が無いというのは大将の人望の低さが伺えますね。ならそれを利用するしかありませんね。

敵が空を飛んでないなら奇襲を仕掛けます。仕掛けるタイミングは味方の攻撃を受けて動揺している時です。
敵の動揺の隙をついて人妖筆を使って大量の妖怪の画を具現化しそれをぶつけます。こうすれば敵の陣形にも穴が空き一通り暴れ回った後撤退しやすくなるでしょうし。

恨むなら貴方方の大将を恨んでくださいね。


「口を開けば出世出世、か……。あぁも必死に出世のことばかり考えてるとは何とも滑稽で哀れだ」
 そう敵を評するのは顔の傷がよく目を惹くディアボロス、月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)だ。
「えぇ、ここまでやる気が無いというのは大将の人望の低さが伺えますね。ならそれを利用するしかありませんね」
 その言葉に、零識・舞織(放浪旅人・g06465)が柔和な表情で同意する。
「あぁ。こんな上司を持つ部下達も可哀想だが、今は生存競争であり前哨戦でもある。こうもあいつらの士気が低いのは俺達にとっては好機だ」
 その言葉に再び千隼が首肯し、
「トループス級の士気が低いなんてチャンスは滅多に来ない。ここは是非ともモノにしたいところだ」
 その二人のやりとりにスタイルの良い女性、鳩目・サンダー(ハッカーインターナショナル同人絵描き・g05441)もまた、加わる。
「行軍準備もまだ全然できていないみたいだし、めちゃめちゃにしてやろう」
 続けて、サンダーが提案する。
「ふむふむ、アンダースタンドでござる! 忍者故こういう仕事はベリー得意にござるよ」
 すると、その言葉を聞いて同意の意見を示すのが、長い黒い髪が目を惹く春見・由利佳(魔導忍・g08598)だ。
 四人は簡単に戦闘の方針を打ち合わせると、行動を開始する。
(「狙い目は案内人の言う通り斥候や合流途中など比較的本隊から離れた部隊。こちらから先に仕掛けたい」)
 先導するのはサンダー。持ち前の偵察力と観察力を生かし、砦に向かっている敵部隊を捕捉する。
 口々に愚痴を呟く彼らの存在はよく目立ち、サンダーはすぐに彼らを捕捉することが出来た。彼らの周辺警戒は極めて甘く、発見されている様子もない。
「満月の兎達に惑わされたら闇夜の深淵へと葬られる」
 というわけで、先手を取ったのは当然ディアボロス。まず動いたのは千隼だ。
 無双馬『チャンディラム』を操って、『織田赤母衣衆』の部隊に突入する。
 突然のディアボロスの乱入に、『織田赤母衣衆』は浮き足立つ。
 統率を取り戻すまでの間に、千隼のパラドクスが発動する。
 その手に構えるは『朧月夜』。そこから放たれる闇の魔力が込められた弾丸は、まず敵を捕縛し、動きを止めた敵に対して、魔砲のような闇の魔力光線を撃ち、敵を攻撃する。パラドクス『玉兎』だ。
 浮き足だった敵は真正面から攻撃を喰らい、反撃を行えない。
 そして、攻撃はそこでは終わらない。
 浮き足だったところに部隊の中を引っ搔き回され、混乱の真っ只中にある敵陣に、少し離れたところからパラドクスを発動するディアボロスが2人。
「描きかけのラフで悪いが、新作を見てもらおう」
「絵に封じられし悪鬼羅刹よ今こそ我が絵を依代に権限せよ」
 2人のディアボロスが同時に空中に絵筆を走らせる。
 サンダーのパラドクス『オルタナティヴファクト』と舞織のパラドクス『妖怪写百鬼夜行軍』だ。
 その場に現れるのは『断頭革命グランダルメ』の如き自動人形と淫魔、そして『平安鬼妖地獄変』如き妖怪。
 それらが一斉に敵部隊に向けて突入していく。
 それらの実際の攻撃可能人数は5体と少ないが、混乱しているところに敵の軍勢が突っ込んでいたとあっては、敵も冷静さを保つのは難しい。
 自動人形と淫魔、そして妖怪のパレードで混乱する中、辛うじて冷静さを取り戻した敵が1人。
 彼は空中へ飛び上がり、その得物を構える。
「こういう時は真面目なエネミーをデストロイするに限りでござる」
 だが、それもディアボロス達の、厳密には由利佳の読み通り。
 由利佳は自由自在に空を飛び回る人間大の大きさの岩石を召喚し、その岩石を飛び移りながら、一気に唯一空中にいる『織田赤母衣衆』に接近する。
「土遁で飛んでもノープロブレム! これで貴様をビートアップでござる!」
 由利佳のパラドクスの影響下にある『魔導忍具・廻転丸』の一撃が唯一空中にいる『織田赤母衣衆』に突き刺さり、その機能を停止させる。
「これがトラディショナルな忍者のタクティクスにござる!」
 それを見て、より一層部隊が浮き足立っていく。どうやら、先ほどの彼が事実上の部隊長だったようだ。
 もはやこの部隊に戦力としての機能はない。
「恨むなら貴方方の大将を恨んでくださいね」
 味方に連絡することすら叶わなかった哀れな移動中の彼らは、為す術なく全滅させられたのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【迷宮化】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV3が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年08月08日

【《七曜の戦》伊勢国防衛】斎藤義龍軍への攻撃

 このシナリオは《七曜の戦》に関連して発生する特別シナリオ人類史防衛戦の一つです。
 このシナリオでは、ディアボロスが制圧した「伊勢国」に攻め込もうと集結している「天正大戦国」のクロノヴェーダへの「先制攻撃」により、敵戦力を減らす事が目的となります。

●特殊ルール:人類史防衛戦「先制攻撃」

《七曜の戦》での人類史防衛戦は、8/7に公開される第1弾 「先制攻撃」と8/14以降に公開される 第2弾「迎撃戦」に分かれています。

 この地域では、敵が襲来する前に「先制攻撃」を仕掛けることができます。
 成功した「先制攻撃」の本数だけ、同じ地域に関連する「迎撃戦」の必要成功数を減らせます。

「迎撃戦」を成功させれば「伊勢国」の制圧を維持し、最終人類史に奪還できます。
 もし「先制攻撃」が必要成功数を満たした場合は、襲来予定の敵全てを倒し切ったことになり、「迎撃戦」は発生せず、その地域を最終人類史に奪還できます。

斎藤義龍

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#天正大戦国
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#【《七曜の戦》伊勢国防衛】斎藤義龍軍への攻撃
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#人類史防衛戦『伊勢国』


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選択肢👾大群のトループス級『織田赤母衣衆』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。