リプレイ
フルルズン・イスルーン
移住かぁ。この時代より古い頃なら船の交易だったり外に海賊もとい出稼ぎだったりだけど。
船で行く場所もなければ、渡れる海でもないだろうしねぇ。
寒すぎると大変だ。
では、ひとまず救援だボックス・ゴーレムくん。
【アイテムポケッド】を使って持ち込み枠を増やして、とりあえず食料の配達だ。
ボク本来の領分はゴーレムくんでの農業改善だったり住環境の構築なんだけど、
これだけ何もないと対処療法の方が先だからね。
一応、他の生活の糧についても聞いて、それの手助けをできるならやりたいところだけど。
ま、鉈なり斧なり直したり、背負子や籠を作ったり、衣服の特に靴を繕ったりくらいが汎用的に後々生活の楽になる手伝いかな。
河津・或人
【アイテムポケット】を利用して新宿島から食料を持ち込もう
炊き出しに使う分は排斥力を考えずに
最終人類史の美味しくて栄養のあるブイヨンキューブなんかを利用して
奇妙な料理と思われないよう、ロシア風に調理と味付けをする
保存食として提供する分は排斥力対策の施された食材を持ち込むぜ
南のストックホルムには行かない方がいい、あそこは地獄だ
故郷を…じゃない人もいるかもだけど…大事にして欲しいし、ここのほうがまだマシだ
強制移住させられて、ひどい目に遭わされる人を減らしたいから
食糧の支援に来たぜ
薪を温存するために着火剤なんかも持ち込むけど
現地で伐っても構わない樹の伐採を手伝って、この先への備えにしよう
大和・恭弥
飢餓や土地の衰えは深刻な問題だな。この世界は特に、周りは敵に囲まれ脱出経路は消えている。
脅威を減らす意味でも哨戒も急務だが、まずは目前の人々を土地に留まらせることからだな。
藍雪花染の力も借りて【アイテムポケット】により運びこんだ食料を自然を装い調達してきた風に渡す。晴彦にも手伝ってもらうよ。
排斥力も考えて不自然じゃない食材をまだ掘り起こしきれてない場所から採ってきたとでも話そう。
調理は村人の知恵を借りながら雑談し、不安を聞き出す。食糧以外で力になれることがあれば手伝おう。
あとは食糧があっても暖を取れなければ体力を消耗して困窮しやすい。暖を取る工夫をして皆の意識を村に留めるよう最善を尽くす。
「飢餓や土地の衰えは深刻な問題だな」
とは時先案内人の説明から集落の人々の現状を知った大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)の言だった。
「移住かぁ。この時代より古い頃なら船の交易だったり外に海賊もとい出稼ぎだったりだけど」
南に行けたらと言うようなことを口にする住民もいると聞いていることで、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は別の時代に思いをはせるも。
「船で行く場所もなければ、渡れる海でもないだろうし――」
「そうだな。この世界は特に、周りは敵に囲まれ脱出経路は消えている」
フルルズンの呟きに恭弥は頷き。
「寒すぎると大変だ」
言葉と共にフルルズンの吐き出した息が白く曇ると、その向こうに住居らしきものがいくつか見てとれた。
「では、ひとまず救援だ」
「ああ。脅威を減らす意味でも哨戒も急務だが、まずは目前の人々を土地に留まらせることからだな」
自身に同意を求めての言葉と思ったのか、恭弥は首を縦に振るとクダギツネの晴彦を伴い住居の方へと歩き出す。目的は住民への食糧支援だ。
「ボク本来の領分はゴーレムくんでの農業改善だったり住環境の構築なんだけど、これだけ何もないと対処療法の方が先だからね」
とは先を行くフルルズンの弁。実際その日食べるモノにも事欠く有様であることを鑑みれば判断は正しく。
「一応、他の生活の糧についても聞いて、それの手助けをできるならやりたいところだけど――」
まともなモノを食べられてもいないならば、先のような判断となる訳だ。
「持ち込んだものを取り出したら、それはそれで調理もしないとな。炊き出ししてれば向こうも寄って来るだろうし」
二人に続く形で集落に足を踏み入れることになった河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)はこの辺りなら問題ないよなと立ち止まると、小さなポケットから物理的にはあり得ない量の食糧を取り出すと、ロシア風の味付けで調理を始め。
「来たようだ。晴彦」
視線を妖刀の藍雪花染に落としていた恭弥は顔を上げるとクダギツネへと呼びかけ。
「見ない顔だな……あんたら。あれは?」
「食糧の支援に来たぜ」
住居から出てきた男の疑問に応じたのは、向けられた視線の先で炊き出しの準備をしていた或人の方だった。
「食いながらでいい、話がしたい」
「いいのか?」
「ああ」
ちらちらと料理の方を窺う男の言葉へ今度は恭弥が肯定を返す。元より雑談しつつ住人の不安を聞き出す腹積もりであったのだ、この流れは渡りに船で。
「ここにまだ掘り起こされてなかった場所に埋まっていた食材も持って来ている」
と、この地で調達した態で取り出した食材を渡せば、住人の口も幾らか軽くなり。
「食い物はない、だが――」
住民から聞かされた話は、時先案内人が説明してくれた話と大差はない。ただ、焦燥と絶望と無力感を滲ませていて。
「南のストックホルムには行かない方がいい、あそこは地獄だ」
一通り話を聞いてから、或人は口を開く。
「故郷を……じゃない人もいるかもだけど……大事にして欲しいし、ここのほうがまだマシだ」
「そんな、ここの方がマシなんて言われても」
他所に夢を見る程にこの地も限界であるのだ。
「大丈夫、とはいいけれないけどな。先ほど渡した食材は使ってくれていいし、食糧以外で力になれることがあれば手伝おう」
ただ、茫然とする住民が絶望に囚われるよりも早く、恭弥は申し出て。
「ま、ボクに出来そうなのは……鉈なり斧なり直したり、背負子や籠を作ったり、衣服の特に靴を繕ったりくらいが汎用的に後々生活の楽になる手伝いかな」
「伐っても構わない樹があるなら伐採を手伝うぜ?」
「食糧があっても暖を取れなければ体力を消耗して困窮しやすい。暖を取る工夫をしてみようと思うのだが」
口々に具体的な協力方法をあげてゆくディアボロスたちを集落の住人である男はただただ見て。
「あんたら、何でそこまで……」
「『強制移住させられて、ひどい目に遭わされる人を減らしたいから』ってとこだな」
思わず漏れた住人の声に或人が答えた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV3が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV2が発生!
イリヤ・レダ
※アドリブ・共闘歓迎です
わぁ、食料支援チームはもう活躍しているのか
ありがたいなあ オレも哨戒を頑張ろう
寒冷地であっても塹壕を掘って待ち構えるのは有効な手段となりそうだね
起伏を活用して遠方からであっても容易に察知できないように設けていきたい
カモフラージュが大事になりそうだけどディアボロスの少人数が身を潜める事が出来ればいいから、小さいのを幾つも作ろう
集落よりも手前に設置して、空からのブリュンヒルドによる索敵も警戒したいね
使用パラドクスは「デビリッシュチェイサー」を
もしも向こうの斥候が少人数ならギリギリまで引き付けてからの不意打ちで一気に殲滅したいところだね
「わぁ、食料支援チームはもう活躍しているのか」
救援機動力によって同じ事件に関わる他のディアボロスの位置や状況を感じ取ることができるからであろうか。集落に向かう途中で声を上げたイリヤ・レダ(『緋』を封ずるモノ・g02308)は口元を綻ばせるとぎゅっとこぶしを握る。
「ありがたいなあ オレも哨戒を頑張ろう」
自身を鼓舞すると集落自体にイリヤは向かうことはせず、そのいくらか手前で地面を掘り始める。
「寒冷地であっても塹壕を掘って待ち構えるのは有効な手段となりそう」
と言うのが作業を始めた理由だった。
「これなら遠くからでも簡単に見つかりはしないかな」
起伏を活用して遠方からであっても容易に察知できないよう時々掘り返した場所から離れ、外観を確認しては再び掘るということを繰り返し。
「カモフラージュが大事になりそうだけど」
としつつも味方を含む少人数が身を潜める事が出来ればいいからと最初に手掛けたのと同様のモノをイリヤはいくつか作ってゆく。
「こんな所かな? 空からのブリュンヒルドによる索敵も警戒したいね」
ちらり穴の中から仰ぐ空にはまだかの戦乙女の名を騙る者は居らず。
「もしも向こうの斥候が少人数なら、ギリギリまで引き付けてから――」
イリヤの中では敵を発見してからのプランもほぼ出来上がっているのだろう。そんな折に集落の方から雪を踏みしめる足音がして、イリヤは知ることになる、敵ではなく味方の到来を。
大成功🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
フルルズン・イスルーン
さて、こっちもこっちで索敵やっておかないと。
寒い中人さらいご苦労な事なのだ。
ま、ボク達は【寒冷適応】するんだけどね。ブロッケン・ゴーレムくん。
赤い軍服着て印象付ける作戦か知らないけど、見つけるのは易しい方だね。
それだけ襲われる側は警戒してないって事だし。
こっちは派手な動きをしないように気をつけて、木陰に隠れる用意くらいで大丈夫かな?
ま、何か特別に冴えた発見方法があるわけでもないけど。
具体的には村に歩いて来れる地形を、出来るだけ高い所から観察くらいかな。
多少の起伏はあるのかな? 見下ろせる方が視野角的に見つけやすいからね。
ゴーレムくんは目立つから大人しくしててねー。
居てくれるだけで心強いのだ。
大和・恭弥
村人から直接話を聴けたのは幸いだったな。
土地そのものに愛想を尽かしたわけではないようだ。問題さえ解消できれば彼らを安全圏に留めることが出来そうだ。哨戒に励もう。
村への襲撃を避けるため、少し離れた地での戦いに誘導する。
藍雪花染の呪詛を変形させて、結界を展開し【光学迷彩】で気配を薄めておく。周囲の雪に紛れて身を潜めればいくらか発見されにくくなるだろう。
仲間とは連携して作戦を行い、敵の殺気を察知して迎撃したい。状況を見て臨機応変に行動して、空からの襲撃にも注意を向けつつ、「秘技・虚無剣花染雪ノ抹消」を発動して空間ごと引き寄せた敵軍を斬り伏せる。最善は一網打尽だな。
河津・或人
ここのほうがマシって言い方は自分でもどうかと思ったけど
下手にフォローした言い方で状況が良くなるわけじゃないしな
これで良かったんだ、うん
敵を探す際は雪中迷彩を着用しつつ
遮蔽物や物陰、降り積もった雪なんかを利用して
あちらさんから見つからないように工夫
まず空を飛翔して目立ってるブリュンヒルドを見つけて、それを追う配下の場所を割り出そう
【防空体制】を整えておくこと自体は指揮官の奇襲防止にもつながるしな
発見したら、ブリュンヒルドから見つからないように木々や屋根の下を伝ったりして
護衛にちょっかいをかけるタイミングを伺うぜ
向こうは赤い服着てくれてるなら、見落としも無くて済みそうだ
「ここのほうがマシって言い方は自分でもどうかと思ったけど」
集落から外に向かいながら河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)は一度後ろを振り返る。
(下手にフォローした言い方で状況が良くなるわけじゃないしな。これで良かったんだ、うん)
自身を納得させるように胸中で呟いて、再び動かし始めた足が雪を踏んで音を立て。
「村人から直接話を聴けたのは幸いだったな」
或人の独言を継ぐ様に口を開いた大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は思い出す、食糧支援を通じて言葉を交わした住民の様子を。
(土地そのものに愛想を尽かしたわけではないようだし、問題さえ解消できれば彼らを安全圏に留めることが出来そうだ)
となれば、すべきことは一つ。
「さて、こっちもこっちで索敵やっておかないと」
「ああ。哨戒に励もう」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)の言に頷きを返して恭弥も視線を前へと向けた。哨戒の為に先に動いていた味方の作った塹壕へと三人がたどり着いたのがそのあとすぐで。
「隠れるだけでなく風も防げそうだねぇ」
塹壕へと視線を落としたフルルズンの吐息は曇り、髪を揺らした風に流されどこかへと消える。もっとも、寒風に晒されているということであれば今も集落へと向かってきているであろうクロノヴェーダ達も同じ条件の筈で。
「寒い中人さらいご苦労な事なのだ。ま、ボク達は対策するんだけどね。ブロッケン・ゴーレムくん」
まだ見ぬ敵を労うような口ぶりになったのは、フルルズンが周囲をクロノヴェーダを除く全ての生物が快適に過ごせる世界に変えたのを踏まえた皮肉であったのか。
「村への襲撃を避けるため、少し離れた地に誘導する……だけならこの辺りでも十分だろうが」
「あちらさんから見つからないようにしながら先に向こうを見つけるべきだよな」
塹壕に隠れたことで迷彩模様に覆われた恭弥の言を継ぐ形で或人もぽつりと零して。
「まず空を飛翔して目立ってるブリュンヒルドを見つけて、それを追う配下の場所を割り出そう」
「なら、少し探してみるか」
気だるげなのは元よりなのだろう或人の提案に塹壕を抜け出した恭弥はこんもり積もった雪の陰などに隠れ、紛れつつ進み始め。
「パラドクス通信があれば連絡もスムーズに出来たかもしれないが――」
ディアボロスたちに救援機動力が備わっていることを鑑みれば、敵を発見したなら時間は掛かろうとも他の仲間の知るところとはなるだろう。
「向こうは赤い服着てくれてるなら、見落としも無くて済みそうだ」
「確かに。赤い軍服着て印象付ける作戦か知らないけど、見つけるのは易しい方だね。それだけ襲われる側は警戒してないって事だし」
或人の呟きに相槌を打ち、ボクも達協力するのだとフルルズンも歩き出して。
(こっちは派手な動きをしないように気をつけて、木陰に隠れる用意くらいで大丈夫かな? ま、何か特別に冴えた発見方法があるわけでもないけど)
隠れれば迷彩模様に覆われて発見される恐れが減る、味方の残留効果の恩恵を受けたこともあるのだろうが、何より先方がやたら目立つ赤の軍服である。少なくとも敵から見つかることもなくフルルズンは出発場所である塹壕から現実的な距離の中では見晴らしがよさそうだった丘へとたどり着き。
「ゴーレムくんは目立つから大人しくしててねー。居てくれるだけで心強いのだ」
小声で呼びかけつつ周囲を見回す。
「「あ」」
声をあげたのは場所こそ異なれどほぼ同時。
「高いところから見るのは見晴らしもいいけれどその分見つかりやすくもある。実にわかりやすいのだ」
白い翼を空を広げ空に浮かぶのは、赤い軍服の人影。時折視線を前方の特定の方向に向けているのを鑑みれば配下はそこに居るのだろう。ディアボロスたちは一方的に敵の姿を補足することに成功していた。
「先に見つけられたのはいいが、あのままだと若干拙いな」
或人もその人影を目撃した一人だった。ただ、あのまま高所に居たのでは集落が見つかるのも時間の問題と思われた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【寒冷適応】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
河津・或人
集落が先に見つかるとまずいし、そろそろ仕掛けるか
【光学迷彩】でのカモフラージュを利用して射程まで近づき、
トループス級の護衛を奇襲
赤嵐刃で攻撃したら、あとは見つかるんで反撃に備えよう…って津波!?
高い所を意識しつつ、津波が肝心の集落へ行かない位置取りで防御しよう
【寒冷適応】がなければ即死だった…(言い過ぎ)
攻撃で居場所がバレたら
【トラップ生成】で上空まで含めた効果範囲内へ煙幕を張り
とりあえず探し物を見つけられないように妨害しとくぜ
気休め程度だが、無いよりましだ
司令官に逃げおおせられると困るから、方向は見失わないように注意しておこう
イリヤ・レダ
※アドリブ・共闘歓迎です
配下の場所は大体分かったね
【光学迷彩】でブリュンヒルドに気付かれる前に
配下を射程距離内に入れたい
集落を戦場にするのは絶対に避けたいからね
他のディアボロスさんと足並みが揃うなら
塹壕で待ち構えるよりも急襲してしまう方がいいだろうね
此処に残る選択する方もいるかもだけれど、前に出よう
パラドクスは【緋封 解放】を
海水と共に宙を襲い来るとしても、竜巻で圧搾してしまえばいい
津波ごと来たとしても、空に舞い上げるだけさ
ただ、単騎で突出した場合には打撃を与えて退いた方がいいだろうね
一方で頭数が居る場合には、声出しやハンドサインで攻撃範囲に巻き込まないように気を配っていこう
フルルズン・イスルーン
集落に入られてないんなら御の字だよね。
ああいう見た目で誘導かけてるなら尚更。
ま、目論見が読めないうちに邪魔するのも気は進まないというのはあるけど。
という事で先手必殺! シップ・ゴーレム!
仮にもヴァイキング名乗ってるんなら雪中歩いてるんじゃないよー。
海辺に行くんだよ海辺にー!
あるいは舟を持ち込みたまへ。
ということでヴァイキングの作法を教えてしんぜよう。
雄叫びをあげて飛び込み! ど頭をかち割るのだゴーレムくん!
うーんシンプル。
パラドクスだのなんだかんだ言っても、海の闘争はやっぱりこれだよね。
え? 見かけ倒しの舟を陸に上げてるんじゃないって?
雰囲気と伝統を解さない奴は鉄槌だー!
ボクが正義だ。
大和・恭弥
まだ集落は見つかってない状態か。とはいえ、このままここで見つかるのを待っているわけにはいかないな。周到に露払いさせてもらうとしよう。
藍雪花染の呪詛を解放して、あえて殺気を放つ。
トループスの注意を惹きつけることを最優先に、飛翔している敵のブリュンヒルドも集落よりこちらに目をつけるよう、積極的に動いて時間稼ぎをしよう。
「秘技・虚無剣花染雪ノ抹消」を発動して空間ごと斬り伏せ、敵を虚無の空間へと呑み込む。
【寒冷適応】を用いて雪中でも安定した行動が出来るようにしておき、仲間とは呼吸をあわせた連携を。
多少の打撃や突撃にも怯まず、受けて流すように妖刀で迎撃していく。突破しそうになれば仲間に声掛けをしよう。
「まだ集落は見つかってない状態か」
と、発見した革命軍のクロノヴェーダたちを視認し様子を窺う大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は呟く。
「配下の場所は大体分かったね」
他のディアボロスさんと足並みが揃うならと言う前提で塹壕に残る選択肢も考慮はしたものの最終的に仲間との合流をとったイリヤ・レダ(『緋』を封ずるモノ・g02308)もその近くに居て。
「集落に入られてないんなら御の字だよね。ああいう見た目で誘導かけてるなら尚更」
赤色の軍服を身に纏ったクロノヴェーダことヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちを眺めるフルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)からすれば、目論見が読めないうちに邪魔するのも気は進まないという不満はあったが、だからと言って集落を発見させてやる理由にもならない。
「集落が先に見つかるとまずいし、そろそろ仕掛けるか」
「ああ、このままここで見つかるのを待っているわけにはいかないしな。周到に露払いさせてもらうとしよう」
空へ向けた視線を戻し、迷彩模様に覆われた河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)に頷きを返すと、恭弥は鞘から抜いた藍雪花染を右手に持って呪詛を解放、殺気を放った。
「なっ」
ディアボロスたちの存在に欠片も気づいた様子がなかったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちとてこれには気づく。咄嗟に幾人かが身構え恭弥の方を振り向くが、敢えて発見されていない優位を捨てての陽動は面白いように嵌った。
「チャンスなのだ! という事で先手必殺! シップ・ゴーレム!」
フルルズンによって喚び出されたヴァイキングの戦士を模した海上戦仕様の弓と斧を持つゴーレムたちは、無防備に側面や背中を晒すヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちへと手にした弓や斧で襲い掛かる。
「仮にもヴァイキング名乗ってるんなら雪中歩いてるんじゃないよー。海辺に行くんだよ海辺にー! あるいは舟を持ち込みたまへ」
何かフルルズンが言ってはいたが、応じている余裕はヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちにはない。
「ということでヴァイキングの作法を教えてしんぜよう。雄叫びをあげて飛び込み! ど頭をかち割るのだゴーレムくん!」
「ギャアァぁッ」
斧を背に叩き込まれた革命軍のクロノヴェーダが着込んだ軍服と同じ色の飛沫を散らす。頭でなく背中に当たったのは狙われたヴァンパイアヴァイキング突撃兵がとっさに回避しようと動いたからだろうか。
「う、後ろからも敵゛っ」
振り向いて叫んでいたヴァンパイアヴァイキング突撃兵の胸に矢が突き立ち。
「うーんシンプル。パラドクスだのなんだかんだ言っても、海の闘争はやっぱりこれだよね」
腕を組んでフルルズンは自身の言葉に頷き。
「え? 見かけ倒しの舟を陸に上げてるんじゃないって? 雰囲気と伝統を解さない奴は鉄槌だー!」
「そんなこと言ってぐえええっ」
「遅れるわけにもいかないな」
フルルズンが勢いのままにゴーレムたちを更に嗾けてゆけば、唐突な強襲に混乱あるいは浮足立つ革命軍のクロノヴェーダたちの中に或人が出現させたのは、紅色の刃を持つ無数のケペシュ。
「グァアッ」
「ガッ」
その鎌剣が高速で回転すれば、敵を引き裂く赤き嵐となって血や命と言う代価を要求する、だがディアボロスたちの攻勢は止まらない。最初はただ殺気を放たれただけ、故に陽動と見てフルルズンや或人のパラドクスに対応しようとしたヴァンパイアヴァイキング突撃兵の大半はもうこの時点で恭弥に背を向けていた、だから。
「――死してなお、存在まで滅された者たちの感情を思い知れ……!」
仲間たちの攻勢に合わせて呪詛を宿した妖刀を横へ、空間ごと真一文字に振るった斬撃を狙われた革命軍のクロノヴェーダたちは躱せなかった。
「ゴッ」
「ギェっ」
妖刀が宿す呪詛は、糧としてその身に吸った人々の感情を変化させたモノ。腰断され真っ二つになったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの躯は呪詛によってかまるで牡丹雪のように崩れ、風に散らされて消滅してゆく
「おのれ」
「よくも」
そうして仲間が屠られたことで革命軍のクロノヴェーダたち、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの敵意と意識は恭弥の方へと引き戻される。無論、全てが全てとはいかないが。
「「海が! 俺を! 呼んでいるー!!」」
口々に叫ぶのは手負いのヴァンパイアヴァイキング突撃兵たち。
「……って津波!?」
まさに或人が声に出した通り。陸地にもかかわらずどこからともなく津波が現れると、それに飛び込んだヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは泳ぎながら自身を傷つけたディアボロスへの反撃を敢行せんとして。
「『語らずのレダ』よ……!」
迷彩模様に覆われ、上空のブリュンヒルドから隠れていたイリヤが動いた。瞬間的に「緋色に染まる」ことで緋天の力を一時的に開放すると、津波が通過する筈の場所が変化する。
「ぐあっ」
「なん」
既にそこに積もっていた雪も襲い掛かってきた津波も緋色の嵐に染め上げられ、巻き上げられ、空へと昇る。
「海水と共に宙を襲い来るとしても、竜巻で圧搾してしまえばいい。津波ごと来たとしても、空に舞い上げるだけさ」
特徴的な声で呟きつつ見上げた空、津波ごと空に放られた革命軍のクロノヴェーダたちはもうあとはただ重力に引かれて地面へ激突するだけ。
「……どうやら助かったか、味方の援護と寒冷適応がなければ即死だった……」
それでもいくらか波を浴び、濡れそぼったままで或人は安堵の息を吐く。即死は言い過ぎでも雪が積もっている場所で海水を浴びればどうなるか、想像に難くない。
「「ウラーッ!」」
「っ、今だ」
「ともあれ、このままなら下の連中は倒せそうだな」
視界の中では恭弥が妖刀「藍雪花染」の刀身で突撃してきたヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの飛び蹴りやらショルダータックルやらを受流し、隙を作って味方に攻撃を促しがしている姿があり。
「やはり、合流して正解だったね」
イリヤもまた確信しているのだろう、このまま攻勢を続ければヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちを倒しきるのも難しくはないと。故に、緋色の嵐は再び革命軍のクロノヴェーダたちを巻き込み。
「なら問題は上、司令官だよな」
或人は視線を上空にやる。これだけ攻撃しておいて気づかれていないとするのは、どれほど楽観的に見ても無理があった。なら、上に居る筈のアヴァタール級クロノヴェーダを気にするのも間違ってはいない。
「強襲されるのも厄介どろうが、司令官に逃げおおせられると困るからな……あれか」
故にその姿を探し、或人は見つけることとなる、白い翼を広げた吸血戦乙女・ブリュンヒルドの姿を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
【光学迷彩】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!
【先行率アップ】がLV4になった!
【ダブル】がLV2になった!
真月・真心
(サポート)
戦闘は今でも怖く、震えがないと言えば嘘になります。
けれど、勇気を振り絞って、他のディアボロスの皆さんの助けになれるようにサポートします。
(公序良俗に反する事は致しません)
戦闘以外では、実家の酪農のお手伝いをしていたので、農作業全般、ある程度の力仕事、汚れ仕事、動物の世話などは慣れています
家事は最低限、お料理もちゃんと食べられるものは作れます
アウグスト・エステルブリッツ
(サポート)
人間の思想家×レジェンドウィザード、35歳の男です。
普段の口調は男性的(私、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
戦闘においては、まずは一般人を守るべく、敵との間に割って入ろう。
そして脱出を援護するために踏み止まり、「ここは我々に任せろ!」と声を掛けておく。
その上で、他のディアボロスと連携して戦うとしようか。
できるだけ足手まといにならず、そして敵に可能な範囲でダメージを与えられるように。
困っている人の救援行動に関しては、人々からやって欲しい事を聞いて調査。
その上で必須と思われる事、やっておいた方が良い事、そして出来るならば……の三段階にトリアージ。
仲間と共有して、困っている人を助ける。
七田・ナナ
(サポート)
ウチの出番ッスか? ハイパーにお任せッスよ!
ウチにとっての先輩は、つまり他のディアボロスの人全員ってコトッス!
ウチは先輩達のカッケーパラドクスとか装備とかがハイパー大好きッス。だから、先輩達を援護したり、お手伝いするのが基本になるッス!
情報収集の時は『不思議なメモ帳』片手に頑張って情報集めるし、バトルなら身軽さを生かして飛び跳ねちゃうッスよ!
日常系ならウチ、ご飯を食べたいッス! お腹がハイパーペコペコッス~!
ご飯でなくても先輩達とお話出来るなら、喜んでついてくッス!
あとは色んな勝負も好きッス! 倒した敵の数を競うとか、ッスね!
ケガとか全然気にしないッス! ハイパーお好きにどうぞ、ッス!
「手下どもが襲われているだと?!」
幾らか時間は遡る。ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちと戦っていたディアボロスに懸念した者が居た通り、眼下での戦いはあまり間は置かず吸血戦乙女・ブリュンヒルドの知るところとなった。
「襲撃までは見事な手並みと評価してやってもいい。だが、空に私が居たことが運の尽きだったな」
ブリュンヒルドとてみすみす手下どもを討たせるわけにはいかない。地上の戦いに気を取られていたディアボロスを強襲せんとし。
「えいえい、えりゃー!」
「ぶっ」
その顔面に雪玉がぶち当たった。
「あ、当たった……当たり、ました」
雪玉を投じたままの姿勢でポツリ漏らしたのは、真月・真心(道産子田舎娘・g03219)だ。未だに戦闘は怖い、震えがくることもある。それでも勇気を振り絞って投じた雪の玉が一時的とはいえブリュンヒルドの乱入を防いだ。
「ぐ、うぐ……」
無論、ただの雪玉ではそれは為せない、パラドクス製の当たると冷たくて痛い雪玉だからこそであり顔面にソレを受けたブリュンヒルドは空でまだ呻いており。
「おのれ、ふざけた真似を! 氷像と化して後悔――」
「ここは我々に任せろ!」
魔術で氷を呼び出さんとしたところでアウグスト・エステルブリッツ(人間の思想家・g08506)が声を張り上げウィザードロッドをこんもり積もって盛り上がった雪の影から上空のブリュンヒルドへと向ける。
「なっ、どこから」
声の主たるアウグストをブリュンヒルドは探すもそのブリュンヒルドからまだ発見されていない有利な地形をアウグストが破棄するはずもなかった。
「……それを教える筈もなかろう、穿て」
隠れたまま、敵に向けた魔法使いの杖へと宿した膨大な魔力をもってアウグストは雨の如き数の銃弾を放つ。
「ぐああああっ」
咄嗟に身構えるもブリュンヒルドに銃弾の雨を防ぐことは能わず、銃弾のいくつかが翼やその身を貫き。
「よくもやってくれたな! 串刺しになるがいい! はあっ!」
血を滴らせながら空間を歪ませ淡く輝くオーラで作られた槍をブリュンヒルドが反撃に投じる。
「流石に攻撃すれば位置は気取られるか、だが」
ブリュンヒルドの意識も敵意もこの時アウグストへと注がれており。
「ウチの出番ッスか? ハイパーにお任せッスよ!」
スプレー缶を手にブリュンヒルドを見上げた七田・ナナ(エンジョイガール・g05125)は戦乙女の名を騙る者と自身の間の空中へとペンキを噴射した。
「ウチのハイパーカッケーアート、見せてあげるッスよ!」
時には線に時には下地に、空中に吹き付けられ、霧散することないペンキが何もない宙で独特のセンスのアート作品へと姿を変えてゆく。
「先輩達の作った機会、無駄にするハズないッス、これで――」
最後の一吹きで出来上がった絵は実態を得て、未だアウグストの方を見ているブリュンヒルドへ飛び掛かる。
「防ごうがあたろうが関係ない、息絶えるま、っきゃぁぁぁぁ」
「さ、今ッスよ、先輩達!」
不意を突かれたブリュンヒルドが空中で姿勢を崩すのを目にしつつナナは声を発す。
「こ、のおおおおっ!」
「反撃ッスか? ウチならここッスよ?」
反撃せんとブリュンヒルドの片手が魔術で氷を喚び出そうとしているのを視界に捉えてもナナはただ笑みを浮かべ。喚び出された氷はナナに絡みつかんと伸びるのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【寒冷適応】がLV2になった!
【完全視界】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【反撃アップ】がLV3になった!
古田土・ひわ
(サポート)
無表情だけど中身はチャレンジャー
平面・立体・写真作品なんでも作る
常に斬新でいたい系アーティスト
小鳥と木の実が好きな森の人
無表情言葉少なで伝わりにくいけど孤高ではない
交流は歓迎ナンデスヨ?コワクナイヨー
アートは人の役に立つと信じているし
復讐者とは人類の無念を引き受ける存在と聞いたから
戦う時は自分の作風よりも現場の人々のための創作を心がける
リアライズペインターと戦闘工兵の能力があれば
大体のモノづくりと空間デザインなんて朝飯前
戦闘はアート作品が戦ってくれる
避難誘導的なサポートも実体化する絵が案内してくれて便利
アイデアこそチカラ
創作活動楽しすぎて口調が変わる事もある
アートにNGは無いのだ!カオス上等!
橡・広志
(サポート)
ウェーイ、俺は広志
芸術家気質なアラサー男子
でも今はどうしても満足のいく作品が作れねえ
普段のノリは軽いよ
けど非道な行いには憤る
感情の動きは大きい方
特に東京は地元だから取り戻したいと強く思うし
他の所でも誰かの場所が理不尽に奪われたのだと思うと……許せねえ
口癖は「アートじゃねぇな」
否定的な意味で使う
戦いでは鉄パイプで殴るのをメインに
状況に合わせて他の武器やその場にあるものを活用して攻撃・防御するぜ
派手な事はできないけど機転を効かせるのは得意かな
探索とか交渉とかでは特別なことはできないけど基本に忠実に頑張るぜ
連携苦戦負傷敗北ギャグエログロメタ発言ボケツッコミ苦労人オチ要因どんな扱いもオッケェ
よろしく~
「ウェーイ、何だよもう始まってるじゃねぇかよ」
救援機動力によって味方の状況は把握できる、だが既におっ始まってる戦いに文句を言うななんてルールはない。ブリュンヒルドの乱入が応援に駆け付けた他のディアボロスたちに阻まれていた頃、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちとディアボロスたちの戦いはまだ続いていて。
「ま、いっか。どうしても満足のいく作品が作れねえトコだったしな」
気分転換か何かのような気軽さだった。
「俺は広志」
名乗った橡・広志(理不尽への叛逆・g05858)は引きずる鉄パイプの先で雪の上に跡をつけながら、最初はゆっくりと、次第に速度を増し。
「な、新手」
「これから誰かの場所が理不尽に奪われるってのも許せねえが」
革命軍のクロノヴェーダたちはこれに加えて攫った集落の人々へ居場所を押し付けようともするつもりなのだ。広志に看過できるはずはなく、驚くヴァンパイアヴァイキング突撃兵が最初の標的だった。
「なっ」
「よっ」
これ見よがしに鉄パイプを放り出し、つま先で蹴り上げて宙で掴んだのは、こと切れて雪上に伏すヴァンパイアヴァイキング突撃兵の頭から外れた一対の角がある兜。
「おらぁッ」
「ブベラッ」
「ゲバッ」
こんなモノを武器に使ってくるのは革命軍のクロノヴェーダたちにとっても想定外だったのだろう。たちまちのうち二名が殴り倒され。
「ったく、アートじゃねぇな」
「アート、アートかぁ」
この程度で意表を突かれるとかよと呆れんばかりの言に反応し、アハハハと無表情ながらも笑い声だけあげたのは、古田土・ひわ(雑食アーティスト・g03675)。
「なら、私がアートを体現するね? それでいいかい? いいね?」
「おっ、おう」
なんか二人のディアボロスによるアーティスティックな野良コラボが成立した瞬間だった、たぶん。
「いざっ」
絵筆がペインティングナイフが油絵の具をキャンバスにべったりと塗り付ける。そこにあるのは、怒り、怒りだ。美術史を狂わせた改竄世界史という現象への怒り。
「時間も感情も絵画上に再構成され可視化される」
「ナッ、オアアアッ?!」
ディヴィジョンの環境や人々の感情を落とし込んだキュビスム絵画は空間を歪めて絵画の平面世界にたまたまひわの目についたヴァンパイアヴァイキング突撃兵を呑み込ませる。
「どうだい? ここがもっと実りある場所なら木の実とかも描きたかったんだけども!」
「お、おう」
個人の趣向で絵画を歪める訳にもいかなかったのであろう。無表情のまま感想を求めてくるひわに広志が返したのは、口癖であるアートじゃねぇなという言葉ではなく。
「アートだったぜ」
「だよね?」
こう、なんか巻き込まれて倒されたりダメージを負ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは完全に蚊帳の外だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【完全視界】がLV2になった!
【強運の加護】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
アーヤ・ミズラーフ
(サポート)
『「合言葉は?」「ニンニン」「よし通れ!」』
人間の王墓守護者×無双武人、17歳の女です。
普段の口調は「女性的(アタシ、あなた、~さん、ございます、ございましょう、ございますか?)」、戦闘中は「大武會仕様(妾、お主、にゃ、にゃん、にゃあ、にょ?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
アデレード・バーンスタイン
(サポート)
秩序と平和を重んじるエルフの戦士です。お嬢様然としていて普段は物腰穏やかですが本質は脳筋です。
戦闘ではエルフらしく弓や機動性を活かした撹乱をしますが全ては接近して素手による格闘戦に持ち込む布石です。
弓矢で牽制しつつダッシュで近づき相手に怪力を生かした素手による攻撃を打ち込むことを得意とします。
また、進んで前線に切り込むことで味方の作戦の囮になったり接近の手助けをする効果も狙います。
戦闘以外では主に偵察任務や怪力を生かした力仕事を担当します。前者は忍び足や偵察技能を生かして相手にばれずに情報を得て場合によっては不意打ちで撃破したりグラップルで無力化します。
八雲・祥華
(サポート)
『大切なものは取り返す。奪った者には死より重い報復を』
人間の人形遣い × ジン契約者、17歳の女です。
普段の口調は「穏やか(私、あなた、~さん、言い捨て)」、敵には「冷徹(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「くそっ、拙いぞ」
空に居るはずの指揮官が乱入してくることはなく、現れるのはディアボロス側の新手だけ。ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは兜から覗く顔の下半分を険しくする。
「にゃはははは」
「な」
「なん」
だが、追い込まれた状況こそが彼らを視野狭窄に追い込んでいたのかもしれない。もし、あと数秒早くアーヤ・ミズラーフ(王家の谷の冥土シノビ・g02033)の、エジプトニンジャJKの存在に気づいていたならその運命も変わっていたことであろう。ザンと雪に突き刺されたのは、竹馬。エジプトニンジャが川や蠍の潜む砂漠での移動のために用いるソレを用いて、雪に足を取られることなく跳躍したアーヤをヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちはぽかんと口を開け間の抜けた表情で見上げるだけだった。
「ふぁ、ファー!!」
「「グワーッ!」」
そう、ファラオの正義の拳顔面に受けて吹っ飛ぶまでは。
「ぐ、うぐ……」
「ただでさえ食料事情の乏しい集落に押しかけてバイキング形式で食べ放題を要求するとはなんと血も涙もない所業。あたいが今すぐ冥途に送ってやるのにゃ!」
「いや、なんだそれ?!」
「どこから何を知ってどうしてそうなった?!」
呻きつつ身を起こしたヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは困惑と共に叫ぶが、ここは戦場。
「靡かせて 白毛籠蒙業報金剛尽」
「待て、こっちにも新手が」
「気をつけろ!」
それは小さな人形だった。全体から見れば頭部が大きく、少女の霊を内に秘めたという意味でいわくつきの人形であるが、八雲・祥華(邪霊使い・g04716)が使役するかの人形こと業報金剛尽は祥華の存在にヴァンパイアヴァイキング突撃兵の幾人かは気づいた時、既に髪を伸ばして編む事で、6本の巨腕を持った戦闘形態へと姿を変えていた。
「くそっ、こけおど、っぐ」
犠牲となったのは一名。ただし、業報金剛尽の巨腕に触れられるとそこから生え、増殖し続ける髪に包まれたヴァンパイアヴァイキング突撃兵は髪に埋もれるようにして呑まれ二度と姿を見せることはなく。
「このまま迅速に片付けてゆくとしよう。空の指揮官から横槍は入れられたくない」
「つまるところ全力であれらをぶっ倒せばいいのですわね? 話が早いですわ」
祥華の言へ、手のひらにパシンと拳を打ち付けて鳴らしたのは、アデレード・バーンスタイン(エルフのデストロイヤー・g05838)。お嬢様然としていながらも隠しきれない脳筋っぽさがあちこちからはみ出ているような気がするが、言っていること自体は、きっと間違いではない。
「ぐ、また新手だと、ふざけるな!」
もっとも、どんどん味方を討たれているのに指揮官は助けに来ないとなれば、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵の一名が憤ったとしてもきっと無理はなく。
「これこそ我が一族に伝わる秘伝にして禁じ手!」
されど激情に駆られたのはきっとかの革命軍のクロノヴェーダにとっては人生最後の失敗だった。敵を倒すと決めたアデレードはこの時既に炎の妖精の力により周囲に熱量を帯びた空気の層を作りだしていた。光を屈折させ姿を消す妖精魔法として完成を見たソレを用いられれば一瞬でも意識をアデレード以外に向けたヴァンパイアヴァイキング突撃兵がアデレードを再発見できるはずがない。
「視覚外から一撃を貴方様は見切れまして?」
「アバーッ!」
断末魔を上げるヴァンパイアヴァイキング突撃兵の代わりに応えるなら、無理と言ったところだろうか。
「次はどなたがお相手ですの?」
パラドクスとは言えたった一度の蹴りで反撃も当てさせずに革命軍のクロノヴェーダを屠ってのけたアデレードは首を傾げると、周囲を見回し。
「とりあえず、あなたと言うことにしておきますわ」
「待」
答えを待たずさらに敵をぶっ倒すべく襲い掛かってゆくのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【建物復元】LV1が発生!
【光学迷彩】がLV3になった!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
神田川・憐音
(サポート)
『あたしの歌を聴くか飯を食え! そして感動しろ!』
リターナーのサウンドソルジャー×特級厨師、15歳の女です。
普段の口調は「口数の多いギャル(あたし、あんた、ね、よ、なの、なの?)」、真剣な時は「口数の少ないクリエイター(あたし、アンタ、言い捨て)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
取り合えず歌うか飯を食わせるかして問題を解決しようとします。
敵味方は問いません。音楽か飯か、その前に在るものは全て平等です。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はせず寧ろ積極的に後押しします。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
伊豆・有
(サポート)
自動参加
『No 醤油 No Life!!!』口福の伝道者による食事支援サポート
デーモンの特級厨師×バウンサーの11歳女子です
もちろん振舞うのは醤油を使った料理、醤油を知ってる人達にはもっと好きになるように、醤油を知ら
ない人達には醤油が好きになるように!!押しつけじゃなくて、相手を観察して好みの料理を推測します
他の調味料の否定はしません
口調「女性的(わたし、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
感情表現が豊かで、思ったことが全部口から出ます
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功の為でも、公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「ゴハッ」
緩い弧を描いたヴァンパイアヴァイキング突撃兵の身体が雪を散らして二度三度と跳ねる。
「ぐっ」
されどヴァンパイアヴァイキング突撃兵はすぐに身を起こしながら全身や武器に血を思わせる紅いオーラを纏わせすぐに反撃に転じるつもりだった。
「あたしの歌を聴くか飯を食え! そして感動しろ!」
そこに降る、声。
「は?」
「No 醤油 No Life!!!」
理解しかねて困惑する敵の存在にも構わず、神田川・憐音(天地を揺さぶる情動・g02680)の言葉に合わせたのは、伊豆・有(自称醤油の伝道師・g01568)。飯を食えの部分に反応してのことだろう。
「醤油を知ってる人達にはもっと好きになるように、醤油を知らない人達には醤油が好きになるように」
だが、押し付けることはない。そんな醤油愛を持つ有からすれば歌はともかく飯の方は醤油を使った料理を味わってもらう機会かもしれないという訳だ。
「タイミング的に出遅れた感はあるね。こう、食糧支援に間に合ってたらなって思わないでもないけど」
「きさま、何を言って……」
またもや話に置いてきぼりをくらう革命軍のクロノヴェーダは困惑の中に放置され、まいっかと憐音は自己解決に至ると包丁片手にぶら下げて、憐音が見たのは有の方。瞬時に作られてゆくは、醤油を使った料理。
「へぇ」
自身の作り上げた料理を有は食べ、その美味さで高めた闘気を革命軍のクロノヴェーダへと放とうと言うのであろう。
「なら、あたしも一品作っておこう」
ヴァンパイアヴァイキング突撃兵へ突きつけたの要求は決して嘘ではない。敵味方を問わず歌か料理で感動させたいが故に憐音はそう考え。
「「ふざけるなぁぁぁッ!」」
理解しかねる理論、もしくは会話のドッヂボールに激昂したヴァンパイアヴァイキング突撃兵が二名、雪を散らして駆け出し。
「へぇ、どうあってもあたしの料理の邪魔をしようって?」
事実邪魔をしようとしたのか、付き合いきれないと襲い掛かろうとしたのか、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちからの返事はなく。
「じゃあ、八つ裂きにしてやるよォ……なんてね?」
憐音は血液と共に呪詛を籠められた包帯を宙に躍らせる。
「ガ、アッ」
「ゴ、グホッ」
淵に鋸刃状の切り込みが入った形状へと変わった包帯によっていくつもに分断されたヴァンパイアヴァイキング突撃兵が二人分、雪の上に転がってそこを赤く汚す。
「おのれぇ!」
また仲間を殺された。憤ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは殺気立って行きを蹴り。
「やっぱり醤油最高ぉぉぉぉ-っ!」
「「ギャアアアッ」」
憐音に迫ろうとしたところで有の放出した闘気に吞まれた。
「よーっし!! こっちが眼中になかったからうまくいったのかな。あ、その料理――」
「食べる?」
なんやかんやで戦いの合間に作っていたのか、憐音から料理を受け取った有は一口食べ。
「おいしい。じゃあ、わたしも」
自身の近くに出現していた醤油を使った料理をお返しに有も差し出すのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
ヴォルロント・エルダールーン
(サポート)
ドラゴニアンの撃竜騎士×モーラット・コミュ。
赤い鱗と金色の瞳が特徴的。
恐ろしい見た目をしているが、平和主義者。
「今回は、宜しくお願い致します、自分は新参者ですので、指示を下さい!」
敵にも敬語
「行きますよ!」
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動。
他のディアボロスと積極的に共闘し、主に前衛での足止めや殲滅を行う。
依頼の成功よりも情などを比較的優先する傾向がありますが、
成功を目標とする味方の邪魔をするようなことはしません。
また、介錯など、苦しんでいる人のために自身は心身ともに積極的に傷付きに行きます。
細かい部分はお任せ致します!
宜しくお願い致します!
アルマロス・サクリフィキウム
(サポート)
話しぶりは気さくなようで、実はビビリなのに強がり
中二病を体現したかのようなメンタル構造をしている
歌や踊りが好きで、年相応にやんちゃ
TOKYOエゼキエル出身らしい常識観の持ち主
戦闘スタイルは異能の力に振り回される感じです
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ルミ・アージェント
(サポート)
青春を掴む為に戦うよ!
魂を喰らう呪いの大鎌『ソウルマローダー』と浄化の力が込められた思い出の短刀『公園丸・影打』を使って依頼を解決していくね!
難しいことを考えるのは苦手かな!
シンプルに真っ直ぐに解決に向かうと思った行動を全力でとっていくよ!
クロノヴェーダは絶対に許さない!って気持ちで、多少のダメージなんて気にせず、呪いの力を解放して戦うの!
そしたら少し言動も侵蝕されちゃうかも…!
あははっ!青春を奪うアナタ達が悪いんだよ!
逆に奪われる覚悟くらいできてるよね!?
魂ごと喰らい尽くしてあげる!
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
「今回は、宜しくお願い致します、自分は新参者ですので、指示を下さい!」
応援に駆け付けるなり挨拶と共に味方を振り返るヴォルロント・エルダールーン(殲滅、破壊、渾沌、多肉植物・g06769)に応じたのは、アルマロス・サクリフィキウム(堕天・g05234)だった。
「俺は構わないぜ。だが、俺のリードとリズムについてこれるかな?」
先輩として持ち上げられ気さくに応じつつも自分なりの言い回しをするのは中二びょ、いや歌や踊りが好きだからなのだろう。
「また新手か」
片割れが新参者を名乗っていようとも追い込まれつつある革命軍のクロノヴェーダたちからすれば歓迎しかねる状況なのは言うまでもなく。
「俺が仕掛ける、後に続いてくれよな」
「はい」
怖がりな自分を隠し、特殊金属製の籠手の具合を確かめるとヴォルロントの返事を背にアルマロスは走り出す。
「ぐっ」
駆けながら、魂に満ちる衝動を籠手を嵌めた腕へと帯びさせる。念動力へと変じたそれが破壊を求めんと逸る勢いで前のめりに体勢を崩されかけるも、アルマロスはダンスのステップを踏むように崩れかけたバランスを立て直し。
「ベッ」
繰り出した籠手での殴打は、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵の頭部を兜ごと粉砕する。
「ウラーッ!」
それでも構わず、致命傷を負ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵は拳を繰り出した姿勢のままのアルマロスめがけて突撃しようとし。
「ッ、マジか――」
「行きますよ、キングオブエデン!」
「もきゅっ!」
突っ込んでいったヴォルロントのモーラット・コミュはヴァンパイアヴァイキング突撃兵の身体がアルマロスに触れる前にその進路へ飛び出すと火花を散らす強烈な電撃を放ち。
「グアアアッ」
「ギャアッ」
倒れ伏すヴァンパイアヴァイキング突撃兵の向こうで巻き込まれ電撃を浴びた革命軍のクロノヴェーダたちが悲鳴をあげ。
「おのれっ」
「ただではすまさん!」
身を電撃にやかれて燻りながらも、革命軍のクロノヴェーダたちは全身や武器に血を思わせる紅いオーラを纏わせて雪に覆われた地を蹴る。
「そうはいかないよ!」
「なにっ?!」
キングオブエデン諸共にヴォルロントを屠らんと突撃してゆくヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの先頭、今にも襲い掛からんとしていた者へ呪いの鎖が絡みつく。
「こ、これは……う、ぐ」
鎖は呪いの大鎌であるソウルマローダーの石突から伸びたもの。これを持つルミ・アージェント(全力乙女・g01968)の腕にも絡みついた鎖は捕まったヴァンパイアヴァイキング突撃兵の動きを妨げ、その命をすする。
「ぐ、ここにきて新手とは」
「あははっ! そううまくいくと思った? そんなはずないよね?」
クロノヴェーダはルミからすれば青春を奪う赦されざる者、そして集落の住民を連れ去ろうとしていた者たちでもある。
「誰かの何かを奪おうとしてるんだよね? だったら、逆に奪われる覚悟くらいできてるよね!?」
「ぬうっ、言わせておけばっ!」
そんな覚悟もなかったのか、奪われることに恐怖したのか、それを誤魔化す為に吼えたのか。ルミの視界の中でそのヴァンパイアヴァイキング突撃兵はルミを標的と定めたらしい、ただ。
「ごめんね、その先は聞けないみたい」
「なん゛」
怪訝な顔をした革命軍のクロノヴェーダがアルマロスの嵌めた特殊金属製の籠手で顔面を砕かれて雪上に倒れ込む。
「う、あ……」
「怖い? でも駄目だよ……魂ごと喰らい尽くしてあげる!」
立て続けの仲間の死に後ずさるヴァンパイアヴァイキング突撃兵へとルミの持つソウルマローダーから呪いの鎖が伸びた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!
荻原・仁
(サポート)
『全てを喪ってでも俺は進む』
人間のデストロイヤー×無双武人、21歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、アンタ、だ、だぜ、だな、だよな?)」、怒った時は「不良(オレ、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
今咲・栄華
(サポート)
気軽に使ってくれェ!
『こちとらデスマ週3だったし?』
口調は「ギャルを経た社会人」
所々語尾を伸ばす癖があってェ
カタカナ使ってコトバ崩し気味ー
ちょっと男勝り
気分でブレるから細かい事は気にしないよォ
でも語尾に「だぜ、ぜ」は使わねーし。
こー見えて社畜の鑑なので営業は超得意でございまァす。誠に恐縮ながらプライド等全て捨て遜る敬語口調に切り替えが可能でございますゥ。
謹んで対応し営業スマイルで交渉致します↑↑(ニコーッ)
社畜で鍛えたワンチーム精神でェ
役割分担は自己判断して個でなく全で動く。作戦遵守の連携派。体育会系。
アッパー系。
自由戦闘なら派手な泥くさい戦場が好き
大胆に頼むぞ☆
七原・吹雪
(サポート)
『大丈夫。きっと、なんとかなるよ。』
人間の時間神官×スフィンクス『真白』、12歳の男です。
普段の口調は「のんびりほわほわ(俺、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、時々「ちょっとカッコつけ(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。
「大丈夫」「なんとかなる」が口癖です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「なんかもーこっちは掃討戦に近い感じ?」
戦場に駆け付けた今咲・栄華(ゲットワイルド退職・g00910)がそう評したのは、あちらこちらに転がるヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの骸と現在進行形で討たれつつある同クロノヴェーダの姿を目にしたからだろう。
「大丈夫。きっと、なんとかなるよ」
いま目に映る戦場ではなくそれらを率いていた指揮官、ブリュンヒルドと味方の戦いを案じての言と受け取ったのか、七原・吹雪(人間の時間神官・g06066)は栄華を見上げて声をかけ。
「……ありがと」
栄華は敢えて訂正することなく感謝の言葉を口にして、生き残っている革命軍のクロノヴェーダたちの方へと向き直り。
「じゃあさ、こっちはとっとと終わらせないとねェ」
「うん! いくよ、真白!」
何機かのドローンを空に解き放つ栄華へ頷いた吹雪がスフィンクスの名を呼ぶ。
「にゃあ」
真白が広げた翼からヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちに光を放ったのはその直後だった。
「グオッ」
「グッ」
光を浴びた革命軍のクロノヴェーダたちは顔を掌で覆って呻き。
「前奏曲は聞こえるか?」
「ガハッ」
「ギエッ」
栄華が飛び立たせたドローンの機銃に撃たれて倒れ伏すヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの上空を飛び去ったドローンの後ろに続く別のドローンが行きがけの駄賃とばかりに生き残ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちへと空爆を敢行。
「グワーッ」
「ギャアアッ」
生じた爆発にヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちの姿は悲鳴ごと覆い隠され。
「グフォ、おのれ、このままで済むと思うな! ウラーッ!」
爆発に透ける人影がよろめきながら空間を歪ませる。
「まー、そりゃ生き延びて反撃してくる活きのいいのもいるっしょ。想定の範囲だしィ」
突撃してくる敵をアサルトライフルの銃身でいなしつつ栄華は後方に飛べば。
「真白!」
「にゃっ」
「ガアアッ」
突撃を防がれたヴァンパイアヴァイキング突撃兵は真白の翼から放たれる光を浴びて倒れ。
「う、ぐ、拙い……このままじゃ、グハッ」
更に味方が減った。動揺し浮足立ちながら周囲を見回すヴァンパイアヴァイキング突撃兵は後方からぶち当たってきたモノに突き倒されて雪原に伏す。
「み、ず?」
ワンテンポ遅れて背中にぶち当たったモノの正体を知ったのは自身が濡れていることを知覚したからであろう。
「どこを見ていた」
そして転がったことで変わった視界の中、自身を見下ろしていたのは手を突き出した形で立つ荻原・仁(闇の中の光・g03118)。いくらか離れたところには同じくずぶぬれになって倒れる仲間の姿もあり。
「おのれ、貴様か!」
「よくも!」
すぐさま反撃せんと大きく息を吸い込みヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは叫んだ。
「「海が! 俺を! 呼んでいるー!!」」
自身に向け放たれた水流で濡らされた礼だと言わんがばかりに津波に襲わせ、空間を歪めて津波の中へと自身も飛び込む。
「「俺たちの水中突撃で砕け散るがいい!」」
波の中で吼えながら、ヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは泳ぎ、仁へと突き進む。
「砕け散る? この程度で俺の歩みを止められるとでも思っているのか?」
仁の手にしていた青龍偃月刀が雪に突き刺さり、柄にぶつかった波が二つに割れる。
「全てを喪ってでも俺は進む。だが失わせるどころかただ濡らす程度のお前達に俺を砕くことなど、かなわん」
「なっ、砕けぬかど」
砕けぬかどうか試してやろうとでも言うつもりだったのだろうか。言葉の途中で津波から飛び出したヴァンパイアヴァイキング突撃兵は飛来したドローンの機銃によって蜂の巣とされ。
「アタシらの存在忘れて貰っちゃ困るんですけどォ」
「横撃を許すあたり、迂闊のそしりは免れんだろうな。……今咲さん、助かった」
仁はドローンの主に視線をやって感謝の言葉を口にするのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【水中適応】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV3になった!
【先行率アップ】がLV5になった!
【反撃アップ】がLV4になった!
真崎・冬弥
(サポート)
オレはオレ自身の怒りの為だけに戦う事は赦されない
これは贖いの戦い。手助けさせて貰おうかな
◆対一般人
忘れている事を悲しく思いながら、優しく微笑み
『ディアボロス』が希望の名であると、思い出して貰える様に
かつてオレが戦う力ない頃、憧れたヒーローたるべく
◆対クロノヴェーダ
怒りを露わに、侮るような挑発を向けつつも、力量は常に自らが劣ると自覚し
いくら傷付き、血を流しても厭わず
痛みを負うことが己への罰のように。誰かの為に傷付く事が贖罪のように
「思い出せ。ディアボロスが来たぞ」と、その名がクロノヴェーダにとっての脅威である事を示す
無自覚ながらアークデーモンが畏怖、『畏れ』を集めるように
セリフはお任せ
ラウム・マルファス
(サポート)
NG:エロ・恋愛
コミカル歓迎、シリアスも大丈夫だヨ
行動優先順は
1.一般人の防衛
2.味方のサポート、回復
3.仕掛けへの対処
4.攻撃
ラウムだヨ
怪しーけど敵じゃないヨ
得意なのは機械と薬品
思考は直感的、知識は全知の魔法書頼りサ
スッゴいドジだから生活行動には向かないヨ
敵ならどーする、って考えて、目論み潰したり嫌がらせするのが得意カナ
自信はないけどネ
戦闘は生物型のドローンに薬品積んで攻撃するヨ
爆薬、凍結剤、燃焼剤、煙幕とかネ
味方が動きやすくなるようアシストするヨ
嘘や演技は下手だけど、誤解させるような言い回しとか、真実の中に一言だけ嘘とかなら平気サ
常識と良識はわきまえてるヨ
誰かに迷惑かけるのは好きじゃないナ
「トループス級は残り僅かってとこカナ」
幾人ものディアボロスによって討たれ、散見される生き残ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちを眺め、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は呟く。
「ま、まだ新手が来るのか……」
そんなラウムとたまたま視線の合った革命軍のクロノヴェーダは絶望的な状況に憮然とし。
「やァやァ、ボクはラウムだヨ。怪しーけど敵だヨ」
「言われずともわかっとるわ! そもそもお前みたいな味方は記憶にないし!」
わざわざ片手をあげて挨拶するラウムへ我に返ったヴァンパイアヴァイキング突撃兵がツッコミを入れる。こう、壊滅の危機的な状況にツッコミ入れてていいのかと言う気もするが、そこは譲れなかったのであろう、ただ。
「わかってるなら結構だヨ。じゃあ早速だケド」
「この期に及んで、なんだ?」
その会話に付き合って半眼で問うたのは失敗であったかもしれない。
「危ないヨ?」
「あん?」
聞き返したヴァンパイアヴァイキング突撃兵は耳にする。
「是は天魔を呪い神をも蝕む刃――墜ちろ」
ラウムのモノでない声を。そして知覚する痛みを通り越した暑さがぞぶりと自身を断ち切り、傷口から何かが侵食してくるのを。
「てめ」
口から零れ出た血の塊がそれ以上言葉を吐くのを妨げた。
「隙を作って貰って言うのも何だけど、手助けさせて貰おうかな」
いくらか複雑そうに『鳥』を冠する妖刀を振って血を払った真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)にラウムはいヤいヤと軽く頭を振る。
「普通に助かったヨ。ボクはどちらかと言うと味方が動きやすくなるようアシストとかしたい方だからネ」
無論、だからと言って全く直接戦えないという訳でもない。
「よいショ」
生物型のドローンを空へと飛び立たせ、引き続きよろしく頼むヨと言えば冬弥もその意味を察したのだろう。
「オレはオレ自身の怒りの為だけに戦う事は赦されない」
だからこそ他人の手伝い戦をすることが冬弥の意に沿うのか。
「くそっ、こっちに来やがった!」
ラウムの飛ばしたドローンが接近してくるのが見えたらしく生き残った数少ないヴァンパイアヴァイキング突撃兵が一名、血相を変えドローンから逃れようとするも、性能以上の速度で飛び回るドローンから徒歩で逃れるのは厳しく。
「く、来るなぁァァ!」
革命軍のクロノヴェーダを追いかけるドローンは徐々に加熱、やがて追いつきかけたところで目標を巻き込んで爆発し。
「ウギャアアッ」
「ときには無理も必要なのサ。なんてネ」
敵の悲鳴を聞きつつお道化るラウムの視線の先。
「ちく、しょう……」
血を思わせる紅いオーラを武器に纏いボロボロの姿で起き上がったヴァンパイアヴァイキング突撃兵はラウムを睨み。
「うおおおおおっ、お?」
突撃しようとした身体が胸の辺りから斜めにずれて崩れ落ちる。
「二人目だ。思い出せ。ディアボロスが来たぞ」
未だ生き残った革命軍のクロノヴェーダたちへと言い聞かせるようにしながら、血まみれの妖刀を片手に冬弥は歩き出す。まるでアークデーモンが畏怖、『畏れ』を集めるように。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【腐食】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV5(最大)になった!
雁金・湊
突撃する以外出来ないのか?
まあ、ある意味突撃も戦法としてはアリだが、人質に使う一般人は救い出されたし、敵に有利な場所でなければ対処は可能だろう。
ボクは『幸福な魅了中毒』で敵の足止めをしよう。
【計略、誘惑、水中戦(敵の場所次第)】敵が突撃して来るタイミングと位置を推測して仕掛ける。
一時的に動きを止めれば仲間が攻撃出来るし、敵が水中なら溺れるまではいかなくとも【時間稼ぎ】は出来るだろう。
予想より突撃が早ければ【残像】で敵の目を誤魔化しつつ動きを【看破】し【臨機応変】に回避行動を取る。
突撃に全てを賭けている分
「防御がなっていないよ」
突撃に失敗した隙を狙って攻撃しやすいかもね。
「突撃する以外出来ないのか?」
とは、応援に駆けつけてくれたディアボロスを含む味方とヴァンパイアヴァイキング突撃兵が戦う様を見た雁金・湊(失った記憶の欠片を求める魔術師・g02358)の感想である。
「まあ、ある意味突撃も戦法としてはアリだが――」
集落を見つけてすらいない革命軍のクロノヴェーダたちには人質に使えるような一般人も近くに居らず、それどころか味方によって討ち取られ数を減らし続けてもう壊滅の二文字すらちらつくほどにヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちは数を減じていたのだ。
「ボクも足止めはさせて貰っていたけど」
味方が交戦する中、湊もこれに混じって瞳から催眠波を放ち敵の戦意を奪ってはいた訳だが、その閣下が、現在。
「反撃の勢いが鈍れば、一時的に動きを止めれば仲間が攻撃出来るし」
敵が水中なら溺れるまではいかなくとも時間稼ぎくらいにはなる、そう思って応援のディアボロスたちが駆け付け戦う間も密かに援護していた湊だが十分な成果は出せたらしい。
「く……ぐ、う」
「ううっ」
「あれだけしか生き残っていないなら、敵に有利な場所でなければ対処は僕でも可能だろう」
生き残っているとは言っても何らかの傷を負って万全と言い難いヴァンパイアヴァイキング突撃兵が半数を占めており。
「素敵な時間の始まりだ。ねぇ……ボクのだけを見て?」
「あ、あ……」
半死半生と言った態の革命軍のクロノヴェーダ二名を魅了の魔力を宿した瞳で湊が見つめれば、片方はあっさり敵意を失い。
「お、のれ……海が! 俺を! 呼んでいるー!!」
もう一方は催眠波を振り払わんと叫ぶなり津波に湊を襲わせ、これに飛び込んで突撃使用するも。
「残念だったね」
「な」
満身創痍ゆえか、一矢報いんとしたヴァンパイアヴァイキング突撃兵の反撃は飛びのいた湊の足元を濡らすだけにとどまり。
「それから、防御がなっていないよ」
「ギャアアアッ」
仕損じたヴァンパイアヴァイキング突撃兵へ自身に向けて繰り出されるトドメを躱す術はない。応援のディアボロスたちの加勢もあり、そこからヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちが一人残らず討たれるまではあっという間だった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV4になった!
河津・或人
おお、時先案内人の皆さんも豪快に暴れてんな
お陰で首魁の抑えに助かったぜ
上空への回避対策で【飛翔】は発動するが
可能なら地上で戦えるようにパラドクスで叩き落すぜ
飛行ルートを予測して置き土産の爆弾をリモコンで起爆して喰らわせよう
氷縛のルーンはどうしても俺の体力で抵抗できないなら
自分ごと爆弾で爆破するぜ
そうすれば当たり判定がバクダン優先に…(ワールドハッカーゲーマーの発想)
そういや赤い軍服は他の地域でもお揃いみたいだけど
とりあえずデザインがわかるように方向別に何枚か
写真におさめて後々研究できるようにデータを持ち帰ろう
ただの流行だったら笑うしかないけどな!
イリヤ・レダ
※アドリブ・共闘OKです
※ネメシス化すると頭上の光輪と翼だけでなく頭髪も緋色に染まります
(更に長髪化します)
別動隊の先制、何と鮮やかな事か…!
この流れを活かして合流したらそのまま決めてしまおう
アヴァタール級は手ごわいけれど、彼等と連携できるなら問題ない
パラドクスは「詭雷の連環」を
刻印銃で浮遊機雷を次々に射出しつつ、ブリュンヒルドの意識が逸れた瞬間に飛刀を投擲しておく
自身は刻印銃でインファイトを仕掛けるフリで立ち回り、飛刀を命中させる布石としていこう
浮遊機雷への対処に躊躇したらそれだけで仲間の策が通りやすくなるだろうし、オレは遊撃的に立ち回るよ
小刻みに位置取りを変えて、機を狙い澄ましていこう
「おお、時先案内人の皆さんも豪快に暴れてんな」
いっこうに強襲してこない敵の指揮官を気にし、そちらへ注意を向けた河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)が見たのは、応援に駆け付けた味方によって吸血戦乙女・ブリュンヒルドが配下の戦いに乱入することも出来ずにいる様だった。
「別動隊の先制、何と鮮やかな事か……!」
同じ光景はイリヤ・レダ(『緋』を封ずるモノ・g02308)も見ていたらしい。
「首魁の抑えに回ってくれたお陰で助かったぜ」
「そうですね。これなら」
或人に相槌を打つとその先は続けず、イリヤは動き出す。この流れを活かし、合流したらそのまま決めてしまおう、と。アヴァタール級が手ごわいことは承知の上で、それでもイリヤたちには援護してくれる味方が居るのだ。
「まあ、掻き乱そうか」
強襲を阻止した味方にブリュンヒルドの敵意と注意が向いている今だからこそ。刻印銃を用いてイリヤは浮遊機雷を設置、だが空のアヴァタール級までは距離があり。
「ぐあああっ」
その空に居たブリュンヒルドは悲鳴をあげると傾ぎ、真っ逆さまに墜ちてくる。身体に突き立つのは、イリヤの投じた飛刀だ。
(飛刀を命中させる布石にインファイトを仕掛けるフリも考えていたけれど)
他のディアボロスへ意識を傾けるがあまり隙が生じているなら、それを突かない理由もない。
「叩き落とす手間が省けたな」
真っ逆さまに墜ちてくるブリュンヒルドに向かい、駆けだすのは或人。手にするのは、冷たい色に光る特殊な爆弾が左右に一つずつ。
「鳥人間チャレンジ、本来なら俺用だけどな」
駆け抜けて振り返り、その手にあるのはリモコンが一つ。先ほどの爆弾はブリュンヒルドが墜ちてゆく先にあって。
「堪能しろよな、置き土産」
ブリュンヒルドが地に触れんとした瞬間、生じた爆発にブリュンヒルドは呑まれ。
「うあああっ」
吹き飛ぶ先にあるのは、イリヤの仕掛けた浮遊機雷。
「それこそ牽制用の浮遊機雷だったんだけどね」
良い方に狙いが逸れたと言えばいいか。イリヤは再び飛刀を放つべく手に持ち。
「く、の、舐めるなぁっ!」
光り輝くオーラ製の槍を地に突き立て軌道を変えながらブリュンヒルドが吠える。勢いを殺しきれず、雪を貫いて地面に突き刺さった槍にぶら下がるようにしてブリュンヒルドの身体は大きく振れる。
「凍てつけ!」
その姿勢で魔術を用い氷を呼び出すがもはやその時には或人が先ほどまでの場所には居ない。
「そういや赤い軍服は他の地域でもお揃いみたいだけど――」
氷から逃れるべく跳躍していた或人は雪の上に倒れ伏したヴァンパイアヴァイキング突撃兵の躯を一瞥してから振り返る。
「お代わりならまだあるんだよね」
「くうっ」
ちょうどイリヤがブリュンヒルドの浮遊機雷で動きを封じつつ再び飛刀を投擲するところだった。
(とりあえずデザインがわかるように方向別に何枚か写真におさめて後々研究できるようにデータを持ち帰ろう)
戦いの終わった後、味方が相手をしている間、撮影の機会は十分にあるように思えて。
「ただの流行だったら笑うしかないけどな!」
おどけつつも視線は未だ健在なブリュンヒルドへ。
「この、ちょこまかと!」
小刻みに位置取りを変えるイリヤへ苛立ちながら傷ついたブリュンヒルドは再び氷を呼び出し、イリヤへと伸ばす。戦いはまだ終わりを見せず。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
空・心菜
(サポート)
『私も皆と抗うわ』
妖狐の神算軍師×クダギツネ、16歳の女です。
普段の口調は「1(私、~様、ね、わ、~よ、~の?)」、時々「2(うち、~殿、や、やろ、やろか?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
一条・海渡
(サポート)
人間のガジェッティア×サウンドソルジャー、20歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、覚醒時は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
十・オリバー
(サポート)
祈るだけじゃ、何も解決しないからね。
ボクも時先案内人の仕事だけじゃなく、ディアボロスとして事件の解決の為に戦場で戦うよ。
基本の戦闘スタイルは仲間の攻撃補助って感じかな。
逆説連鎖戦の戦闘では必ず反撃が発生するし、仲間の攻撃が成功しやすくなるよう隙を作る為に全力でパラドクス発動でぶっ飛ばす感じだね。
武器なら弓でも刀でも銃器でも使いこなす自信はあるから、クロノヴェーダに手加減する気は無いよ♪(凄くいい笑顔)
●普段は穏やか甘めの紳士クリスチャンで仲間や一般人に対しては寄り添う優しさがあるが、その実、筋トレ大好きな力こそパワーな格闘タイプのバトルオールラウンダー。
作戦時には、有効な技能と武器も適宜使用。
ウィリアム・グラス
(サポート)
連携・アドリブ、大感激です。公序良俗に配慮して行動します。
戦闘の時はパラドクスを惜しみなく使って敵を攻撃します。リスクは覚悟の上です。他のディアボロスの邪魔はしません。
戦闘がない場合は出来るだけ他人を助けたり、手掛かりを床の隅や壁、天井、あるべき場所にない物の近くなどを目安に探します。避難すべき人いる場合は先頭にたって誘導します。得られた情報などは他のディアボロスと共有するようにします。
「それを許すと思っているのかい? だとしたら――」
召喚された氷が味方に迫る中、ソードハープの絃に指を添えウィリアム・グラス(漂泊の吟遊詩人・g03295)がつま弾けば、紡がれる雄々しき楽曲は幻影の英雄を作り出していた。そして、英雄は走りだすも幻影故に雪の上にもかかわらず足音はなく。
「そのまま凍てつき自らの愚行を後悔、何っ?!」
自らを傷つけたディアボロスが氷に絡めとられる様を目にせんとしていたブリュンヒルドが肉薄する幻影の英雄を知覚したのは、既に剣の間合いに入られた後だった。
「うああっ」
振るわれる剣の一閃を避けること能わず、実体がない筈の剣に鮮血の尾を引かせ英雄はブリュンヒルドとすれ違う。
「おのれ、私の身体に傷をっ」
「うん。君の最期を彩る一曲は届かなかったようだけど」
それでも一歩、ウィリアムの金でた旋律は確かにディアボロスたちを勝利へと近づけた。故に青い瞳へ魔術で呼び出された氷が迫る姿があっても口元は微かに綻び。
「戦いの予感を感じて来てみれば……どうやら間に合いはしたようだな」
かき鳴らされる鋭角的な形状のエレキギター。
「な」
ブリュンヒルドとて予想だにしなかったに違いない。違う楽器、違う楽曲。ただ一条・海渡(人間のガジェッティア・g08577)の演奏による二曲目もウィリアムの奏でたそれと雄々しいという点で共通点を持ち、同時に幻影の英雄を作り出すという意味でも共通点を有していたなど。
「セッションって訳じゃないが、オレも一枚噛ませてもらうぜ」
迫る氷から横っ飛びで離れるウィリアムをちらり一瞥する中も二人目の英雄がブリュンヒルドへ襲い掛かる。一人目とは違い、手にしたのは自動小銃。
「共に奏でよう、飽くなき反逆の音を」
「しま」
銃口が自身に向いていることでブリュンヒルドは察す、海渡の言う反逆の音が直接的になんであるかを。
「くあああっ、ぐっ」
連なる銃声と共に血の花が咲きよろめいたブリュンヒルドは歯を食いしばって膝をつくのを踏みとどまる、だが。
「もう始まってる」
「なっ」
このタイミングで更なる新手が姿を見せるとは思わなかった。反撃に出ようとしたブリュンヒルドの表情は頭にクダギツネの蝉を乗せたまま雪の上を駆けてくる空・心菜(小少弐の御許・g03176)を見て引きつった。
「私も皆と抗うわ」
「こぉん」
少しだけ前のめりに姿勢を傾け、心菜が宣言した瞬間に頭の上の蝉が跳ぶ。
「うぐっ」
「遠慮なく引っぱたくからお覚悟なさい」
「お前か!」
蝉か心菜かどちらが仕掛けてくるのか交互に両者を見たブリュンヒルドは心菜の言葉を聞いた瞬間、そちらが本命と確信し。
「ぶっ」
その顔面に蝉の振り回した2本のしっぽが連続で直撃する。
「おの、っぷ」
そうして視界を塞がれたところで、今度は心菜の振り回した2本のしっぽが命中する。どちらかではなく、双方が本命だったのを見誤ったのだ。
「おの、ぷふ、やめ、っぺ、こ、こぷっ」
執拗にぺしぺしぺしぺしとブリュンヒルドをしばく合計4本の尻尾。
「この、いい加減に」
何とかしてソレらを払いのけようと悪戦苦闘するブリュンヒルドは視界を遮られているが故に気づけなかった。
「間に合ったみたいだね。ボクも戦うよ」
すでに交戦中の味方に一声かけて先端部に爆薬を仕込んだハンマーを両手持ちに雪を踏みしめ走る十・オリバー(武装武人・g05933)に。
「っ、邪魔、を」
魂に満ちる衝動は念動力の形で振りかぶるハンマーに乗せ、目は尚も心菜たちを振り払おうとするブリュンヒルドを見る。
「離れてくれないかい」
かけた声は、心菜たちへのもの。
「わかったわ」
「こぉん」
一人と一匹が跳び離れれば、ようやく視界の開けたブリュンヒルドは見ることとなる。重量武器を振りかぶって突っ込んで来た新手の姿を。
「あ」
「ようやく気づいたみたいだけどね? クロノヴェーダに手加減する気は無いよ♪」
良い笑顔のまま、建物すら打ち砕く一撃が驚き口を開けた戦乙女の名を騙るものへと振り下ろされる。
「ぐあああっ!」
だが、オリバーの目的は敵に痛打を与えることではない。敵からの反撃は覚悟の上で仲間の攻撃が成功しやすくなるよう隙を作ること、だから。
「はああっ」
「来たまえ」
淡く輝くオーラの翼をはためかせ頭部を血で汚したブリュンヒルドが飛び立つのを目で追って、強襲せんと降ってくる姿を捉えながらハンマーを構えたのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
【建造物分解】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV7になった!
アルテリア・フェルノゴート
(サポート)
人間のサウンドソルジャー×スフィンクス(名前:ディル)、10歳の女です。
普段の口調は「変わった口調(ミー、~君、~嬢、アル、アルヨ、アルネ、アル?)」尊敬する人には、お嬢様口調(わたくしめ、~様、ですわ、ですの、ですわね、でございませんこと?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ロン・ユイリィ
(サポート)
名はロン、姓はユイリィ。カマキリのインセクティアで特級厨師。好きな料理は丸焼きゲテモノ踊り食い、だ。
パラドクスに好悪は無い。必要ならどれでも使う。できるなら戦うよりも常に飯を作って且つ食っていたいところだが、アイツ等を野放しにしていたら俺は今後一生腹が膨れない。そんなの地獄以上に最悪だ。
他のディアボロスってのはよく分からんが、飯が欲しけりゃ言えば良い。料理の邪魔さえしなけりゃ作るのは構わない。ただし、邪魔しようもんなら三枚におろすからな。
あとは…ああ、このミニドラゴン。こいつは『ヒジョーショク』。名前?いいや、こいつは俺の非常食であって名前は無い。こいつ自身は自分の名前だと思ってるみたいだが。
ケヴィン・グローブ
(サポート)
だらけた雰囲気が漂う男性。
名前を呼ばれても反応するのに時間がかかる。
「え?ああ、オレ?おう、オレはケヴィンだよ」
誰かに養われて暮らしたい。
頑張るのも嫌いな為、腰を上げるまでが時間がかかる。
のらりくらりと躱そうと試み、
無理だと分かれば潔く仕事に取り掛かる。
取り掛かったら速く、技を駆使し解決へと突き進む。
何故なら早く終わらせたいから。
基本おまかせします。お好きなように書いてください。
「おー、やってんな」
戦いは続いている。敵味方の攻防、上空からの強襲を試みようとするブリュンヒルドが攻撃を仕掛けられることで阻止されてから始まったそれを応援に駆け付けたケヴィン・グローブ(人間の無双武人・g02967)はただ、眺めていた。
「なんというか、これ、オレ必要ないな」
ブリュンヒルド反撃にあうディアボロスも居たが、味方の攻勢によってブリュンヒルドは消耗し、いくつも傷を負って地面に積もる雪を流れ出た自身の血で赤く染めている。ケヴィンは誰かに養われて暮らしたい、頑張るのも嫌いなタチである。
「このまま眺めてるだけで――」
応援に駆け付けつつも参戦しない理由を口にせんとするケヴィンであった、が。
「確かに戦うくれェなら俺も飯を作って且つ食っていたいところだがな」
「ん? うん? あぁ、そう思」
唐突に近くで声がして、鈍い反応ではあったものの賛同者を見つけたとケヴィンが思った直後。
「アイツ等を野放しにしていたら俺は今後一生腹が膨れない。そんなの地獄以上に最悪だ」
応援に駆け付けたディアボロスとして、ロン・ユイリィ(インセクティアの特級厨師・g04127)もある程度の把握している。敵の目的がロクな食料もない集落の住民の拐かしであることを。
「飢えてるヤツらを放っといて喰う飯が美味ェ筈ねェだろう」
アイツは俺が飯を作って食うのを邪魔している、最終的にロンはそう結論付けたらしい。そうしてロンが敵と認定した相手は、今、他のディアボロスを強襲せんとしていてロンにはまるっきり無警戒だった。
「邪魔しようもんなら三枚におろす」
雪を踏みしめ、ロンが跳躍する。まだブリュンヒルドまでは距離はあった、だが関係ない。カマキリの翅で飛距離を伸ばして繰り出す渾身の蹴りは、ロン自身に気づかぬブリュンヒルドへ届いた。
「ぐはっ、ぶ」
急降下せんがばかりの軌道がそれ、戦乙女の名を騙るものが雪の上に墜落する。
「チャンスアル! ディル、行くヨ!」
「みゃあ」
その機を見逃さず、スフィンクスへ指示を出したのは二人と同じく応援に駆け付けたディアボロスの一人である、アルテリア・フェルノゴート(人間のサウンドソルジャー・g07581)。ディルは一声鳴くと翼を広げ、光を放つ。
「うぐっ」
ただの目くらましではない。横撃を受けて墜落した上に追い打ちで精神を惑わす作用の光を浴びれば、流石にアヴァタール級と言えど堪えたのだろう。顔を歪め悶え。そこで決着となればよかった、だが。
「おのれぇ」
ブリュンヒルドは身を起こし、魔術で呼び出した氷をアルテリアめがけて伸ばし絡めとらんとする。
「っ」
アルテリアが身を屈めた。
「……おいおい」
攻撃したなら、反撃が来る。それで相手が倒れることとなろうと最後の力を振り絞ってのものが。それが、逆説連鎖戦。見た目にして10か11歳のアルテリアが反撃にあうのも覚悟して挑み、今、ブリュンヒルドの魔術に襲われていた。
「ったく、仕方ねぇ」
流石に見ていられなかったのか、別の理由でか。青龍偃月刀を片手にぶら下げてケヴィンは雪を踏みしめる。
「ぐあああっ」
長柄武器のリーチをいかした強烈な一撃は、アルテリアを氷像へ変えんとすることに意識を向け過ぎていたブリュンヒルドをとらえ、飛び散った血は雪の上に新たな模様を描いたのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【照明】がLV2になった!
【落下耐性】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV8になった!
リノーカ・ヴィエルィリーニャ
(サポート)
■味方との連携は積極的に
■戦闘時は口数少なく無感情、機械的で言い捨て
■武器は銃剣と短剣
遮蔽物や雪中等地形を利用した戦を好みパラドクスを積極的に使用
距離に応じ
速射(中・近)で牽制や制圧射撃
狙撃(遠)で脆い部位の貫通狙い
を切り替え
近接戦は銃剣での刺突or短剣での斬撃
■被弾は意に介さないが【完全視界】等で周囲の情勢把握を怠らない
勝利時は痕跡を追跡し取り逃しが無いか確認
撤退時は支援射撃で時間稼ぎを
■一般人をロシアの同胞と捉えており感情として出さなくとも心情に寄り添い慮る思考をする
軍人かつ遊牧民育ちで得た知識で出来る助言など味方には些細な事でも意欲的に協力する
■迷惑行為、公序良俗に反する行動は絶対しない
フェルナンデス・ミカ
(サポート)
ワールドハッカー×奇蹟使いの内気な性格の女の子
陰ながら加勢し
全体に貢献したり
人助けする行動を好みます
一人称
特徴的な声で
自分のことを
ミカや私と呼ぶ
……を使うことが多い
二人称
相手のことは
年齢性別に応じて
お姉ちゃん
お兄ちゃんや
さん付け
人見知りする
内気な言動ですが
仲間や人相手には協力的
敵に対しては
強気な性格に
切り替わります
戦闘では
武器のブレインデバイスとサイキックオーラを
技能はハッキング、オーラ操作、念動力を
中心に活用
状況に応じて
取得技能を使い分けます
パラドクスは
状況に応じてどれでも使用
多少の怪我やリスクは気にせず行動
迷惑行為
公序良俗に反する行動はしません
後はステシの情報などを参考に
自由にお任せ
します
サアシャ・マルガリタ
(サポート)
サアシャです!
こっそりひっそり動くのも、ド派手にかますのもお任せあれー!
パラドクスは指定したものをどれでも使用するですよ
遠距離から銃火器を使ってどんどんばーん!とかますのが好きです
コメディっぽい雰囲気の戦いなら「本日は魚天なり」でマンボウを降らせましょう。マンボウじゃなくても可!
隠れる必要がある時は小柄な身体を活かして物陰に潜んだりしますです
日常系は好奇心全開で楽しむですよう。マイペースでぼんやりさんの銀シャリもお供に連れてくです!
他の復讐者さんは下のお名前でお呼びするです(呼び捨て)
一緒に戦う仲間ですからね、信頼してるですよう!
敵と戦う時でも明るく楽しく! うふふ、負けないですからね!
峰上・悠凪
(サポート)
「……斬るね」
無口な剣術少女
基本的に必要最低限しか喋らず、依頼の成功のために黙々と行動する。
戦闘では装備した打刀や脇差を使用し、パラドクスを用いた剣術で戦う。
基本的に斬ることしか出来ないので、敵に真っ向から向かっていって斬りに行くような行動を好む。
連携は大歓迎。
冒険では力仕事を重視。
障害物の破壊など刀を振るえるような行動や重たいものを運ぶような作業は鍛錬になるからと積極的に動く。
日常ではぼーっとしている。
食事が大好きなので、何かを食べる機会があれば邪魔にならない場所でもぐもぐと食べている。
依頼成功を目的に行動しますが、他のディアボロスに迷惑をかける行為や公序良俗に反する行動はしません。
「こ、の」
傷つきながらもブリュンヒルドは淡く輝くオーラの翼をはためかせ空に飛び立たんとする、筈だった。
「……ミカの方が速かったね。……ばいばい」
「なん、何時」
囁くような声にブリュンヒルドが視線を動かせば、瞳に映ったのは思念の波動を放たんとこちらに手を向けるフェルナンデス・ミカ(アイアン・ブレイン・g03347)の姿。
「ぐうっ」
フェルナンデスが内気で人見知りであるが故に陰から加勢するタイミングを見計らっていたのだとブリュンヒルドは知る由もない。よって、全く知覚してない相手が密かに、瞬時に近づいてきたのであれば、繰り出す一撃を防げるはずもなかった。むしろ致命的な一撃となるそれへ片腕を差し込めただけでも奇跡だろう。
「狡猾な」
「……そっちが隙だらけだっただけ。……次があると思う?」
「ぐうっ」
急所に受けるはずだった傷を代わりに腕に負うブリュンヒルドはフェルナンデスの強襲をそう評す。敵に対しては強気であるが故にフェルナンデスの本来の性格を知らぬままフェルナンデスの言葉に顔を歪め、淡く輝くオーラの槍を持ち上げる。
「その物言い、後悔するがいい!」
槍は投じられ、その行く末を見ぬままに。
「があっ」
槍の輝きとは別の光がブリュンヒルドの目を灼いた。
「今だ」
懐から抜いた拳銃で彩光弾を撃ち出したリノーカ・ヴィエルィリーニャ(赤錆びた樹の末裔・g04321)は短く、機械的に言葉を発す。
「はい、サアシャにお任せあれー!」
打てば響くように返事を返したのは、サアシャ・マルガリタ(えいえいお!・g05223)。
「鉄砲撃ちましょ! どんどん、ばーん!!」
「ぐう、ぐあっ」
リノーカのそれとは異なる発砲音が続き、視力を奪われているが立て続けに銃創を負うもサアシャは止まらない。撃ち切った銃火器を爆弾に持ち替えて投じ、躊躇いなく投じればまた銃火器を取り出して発砲する。暴れまわるさまは、まさに無手勝流。
「こ、この」
漸く視力が回復したのか、怒りをあらわにした表情でブリュンヒルドは魔術を用いて氷を呼び出し。
「反撃ですか? うふふ、負けないですからね!」
「ふざけるなぁッ!」
今まさに攻撃されんとしても楽し気な様子のサアシャにブリュンヒルドが激昂した。だが、その光景を雪に出来た凹みに伏せて冷静に観察している者はいて。無言のままに、一度は懐に戻した拳銃を抜くとブリュンヒルドに向けた。
「何度も同じ手が、通じると思うな!」
激怒しつつも、発砲音に気づいたブリュンヒルドが傷ついた腕で目を庇う。庇うがサアシャへと伸びる氷は止まらず。それどころか、リノーカに向けても魔術を用いて氷を呼び出す。
「すべて凍てつき、氷像と化してしまうがいい!」
戦乙女の名を騙るものの声が響く中、氷は術者の意に沿わんと、サアシャたちを絡め取り凍えさせんする、だが。
「……斬るね」
誰かに向けての理化、それともただの宣言か。ブリュンヒルドは腕で目を庇ったが故に死角ができ、いつの間にか応援に駆け付けていた峰上・悠凪(無口な剣術少女・g00211)の姿を見落としていた。
「しま」
「油断、したね。……斬り裂くよ」
地面を雪は覆う。だが、大きく跳躍し飛び越えてしまえば、雪を踏みしめる足音はしない。赤い柄を持つ妖刀を振りかぶり空から落ちかかる悠凪に遅れて気づいたブリュンヒルドが失敗を悟るも、刀の間合いから抜けるには遅い。
「うあああっ」
妖刀の刀身は悠凪の言葉通りにブリュンヒルドの身を切り裂いた。着地によって雪に足が大きく沈みこんだ悠凪の顔に返り血が飛んで。
「いい連携だ」
変わらず無感情、機械的ながら口数少なくも片腕を凍てつかせたリノーカは称賛の言葉を漏らす。二発目の彩光弾は凌がれたものの、自ら作った死角に乗じられ、ブリュンヒルドの負った傷は深い。
「おのれっ」
深手であろうと反撃には転じられ、ブリュンヒルドは淡く輝くオーラの翼で空へと飛び立つけれども、空を見上げ体を屈めた悠凪も無言のままに跳躍する。空から強襲することで反撃を見舞わんとする戦乙女の名を騙るものへ更なる傷を負わせようと妖刀を片手に悠凪が後を追ったのだ。
「はあああっ」
「……斬る」
上空で両者はぶつかり。
「「ぐっ」」
共に空中で姿勢を崩して、降ってくる。相打ち、か。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダブル】がLV4になった!
フロレンツィア・フリーデンベルク
(サポート)
サイボーグのガジェッティア×サウンドソルジャー女です。
普段の口調は女性的ですが、敵には憎悪と殺意に溢れた反応しかしません。殺せるだけ殺しましょう。
なので市民等には友好的で歌や演奏を聞かせたりするかもですが、敵は殺す事しか考えていません。
パラドクスは指定した物を使用し、バリアと装甲で攻撃を防ぎつつ攻撃します。
相手を殺せるなら多少のダメージも無視します。
射撃っぽいパラドクスを持って懐に入られた場合にはチェーンソー剣、ヒールバンカー、パイルバンカー等で攻撃を加えます。
近接っぽいパラドクスの場合は機関砲で牽制しつつ装甲とバリアを頼りに突撃します。
敵は質より量を殺したがります。
細かいことはお任せです
薬袋・明莉
(サポート)
四肢と脊椎を機械化したツッコミ気質の青年
機械化部位を使った防御寄りの体術と、特製ガジェットから状況に応じた特殊塗料を打ち出す中距離戦の使い分けが強み。
基本盾や援護役に回って粘りつつここぞという場面で一気に攻撃に転じ火力で押し勝つタイプ。
趣味は絵を描く事と特製ガジェット:グラフィティアームズの魔改造
好きなものは機械、妹、果物。
嫌いなものは虫(インセクティア以外)。泣き叫び爆破させようとする位苦手。
アドリブ絡み歓迎
「あれ、ですか。では――」
ただ、雪の積もる地面へ落下してくるうちのブリュンヒルドにのみ、戦場は優しくなかった。起き上がるどころか墜落すら待たず、フロレンツィア・フリーデンベルク(Völkermord Maschine・g01043)は武装コンテナ『憎しみの棺』に搭載された重火器型万能駆除装置群から左腕に追加ブースターユニットとセットになった大型パイルバンカーを換装すると落下予測地点へと突き進む。
「それにしても残念ですね、沢山殺せる時間は終わってしまいましたか」
フロレンツィアとしては敵を殺せるのであれば、質より量。散見されるヴァンパイアヴァイキング突撃兵の躯が視界に入って僅かに嘆くも、足を止める理由足りえない。
「まあ、その分目いっぱい殺させて貰いましょうか」
憎悪と殺意に溢れた視線をブリュンヒルドに向けたまま、ブースターユニットで加速すればフロレンツィアの身体は墜落に追いついた。
「憐れみ給え、赦し給え、祈りの言葉は聞き飽きました。さあ、その生命を捧げて懺悔する時間です!!」
「がはあっ」
元が大きい為そのまま打突武器としても使用可能なそれの杭は、降って来た戦乙女の名を騙るものの身体を貫き。
「こ、の」
「悪あがきをっ」
貫かれたままブリュンヒルドの投げつけてきたオーラの槍をチェーンソー剣でフロレンツィアは弾き散らす、そんな攻防の中。
「これにどれ程の効果があるかは分からんが……それでも俺は絵描きとして、自分に出来ることをやるさ」
視界の中で味方がアヴァタール級のクロノヴェーダと戦いを繰り広げているのだ。薬袋・明莉(情熱のアーティスト・g02002)は特殊な染料を戦闘に用いる為のガジェットウェポンで青のペイントボール弾を撃ち出してゆく。
「これは」
直接的を狙って撃ったわけではない、炸裂した青のカラーバレットの染料は戦場に癒しと世界平和の願いを込めたストリートアートを描き。
「戦うんだよな? 援護させてもらうぜ」
「そうですか、ご協力感謝します」
クロノヴェーダを殺したいというフロレンツィアを慮ったのか。アートの齎す力で、明莉はあくまでサポートに徹する。
「殺せます、これで全力以上で殺せますよ!」
「く、う」
その一方で、過剰に殺意をたぎらせる味方を見て、明莉のツッコミ気質の部分が流石にコレはツッコんだ方がいいのではと訴え。
「後ろでチラチラ鬱陶しい! まずはお前から氷像に」
「させると思いましたか! 殺します!」
明莉と一瞬目のあったブリュンヒルドが魔術で氷を呼び出そうとしたところへブリュンヒルドが大型パイルバンカーを繰り出してゆく。
「……援護に徹しよう、絵描きとして」
構えたのは、ガジェットウェポン。まだ終わらぬ戦いの中、明莉は再び戦場にストリートアートを描き出すのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【壁歩き】LV1が発生!
【活性治癒】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】がLV6になった!
【ドレイン】がLV2になった!
リコレット・ルナリシア
(サポート)
「リピートオン――――。開放します。
さぁ、何処からでも掛かってきて!」
✨ ✨
リコレットは、星と月が好きなサキュバスの女の子。
性格は温厚で優しい性格ですが、少々人見知りでもあります。
✨戦闘(基本情報)
リピートベインが得意です。
また、リコレットの持つ大きな鏡から投影されたものを扱い攻撃する方法を得意としています。
✨パラドクス
どの仕事でも卒なくこなしサポートに徹します。
✨
アドリブ・連携歓迎します。
依頼の達成を第一に考えます。
よろしくお願いします。
真崎・冬弥
(サポート)
オレはオレ自身の怒りの為だけに戦う事は赦されない
これは贖いの戦い。手助けさせて貰おうかな
◆対一般人
忘れている事を悲しく思いながら、優しく微笑み
『ディアボロス』が希望の名であると、思い出して貰える様に
かつてオレが戦う力ない頃、憧れたヒーローたるべく
◆対クロノヴェーダ
怒りを露わに、侮るような挑発を向けつつも、力量は常に自らが劣ると自覚し
いくら傷付き、血を流しても厭わず
痛みを負うことが己への罰のように。誰かの為に傷付く事が贖罪のように
「思い出せ。ディアボロスが来たぞ」と、その名がクロノヴェーダにとっての脅威である事を示す
無自覚ながらアークデーモンが畏怖、『畏れ』を集めるように
セリフはお任せ
「っ、次から次へと」
駆けつける応援のディアボロスたちに消耗し、呼吸を乱したブリュンヒルドの傷口から滴る血がまた雪を染めた。
「間に合ったみたいね」
にもかかわらず、聞こえた聞き覚えの無い声にブリュンヒルドが振り返れば。
「リピートオン――――。開放します。さぁ、何処からでも掛かってきて!」
金属製の巨大な手鏡に手を添えてリコレット・ルナリシア(藍色の君【泣き虫リコレット】・g00260)が身構える。
「うくっ」
仕掛けられるようなら仕掛けていると叫ばなかったのは、それが弱音とも取れるからか。反撃のさなかに現れた新手に襲われ手傷を負ったことで慎重になったのか。
「そう、掛かってこないのね、仕方ないわ」
「来るか」
自身が手を添える巨大な手鏡を警戒するブリュンヒルドを見つめたまま、リコレットは何事か呟いて。
「な」
次の瞬間、至近で生じた爆発にブリュンヒルドは呑み込まれた。リコレットが己の魂の内から湧き出した「未知なる言葉」が世界に働きかけ、因果律を歪めて爆発を起こしたのだ。
「こんな簡単な手に――」
爆発に吹き飛ばされた戦乙女の名を騙る者は雪上を転がって雪塗れになりながら手をつく。
「配下が終われば、次は指揮官か」
「この上にっ」
身を起こすよりも反撃に出るよりも先に雪を踏む足音と声を聞き、ブリュンヒルドが歪めた顔をあげる。
「配下と指揮官ならこれは先ほどの戦いの続きのようなものだね。なら、引き続き手助けさせて貰おうかな」
ちらりリコレットの方を見た真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)は視線を倒れ伏したままのブリュンヒルドへとやり、表情を変えた。
「無様なものだな」
侮るような挑発を向けつつ、視線も声も怒りを帯び。片手へさげた妖刀に冬弥は悪魔の刃を纏わせる。
「槍の間合いに剣で立ち向かおうなどと」
「是は魔に堕ちた骸に連なる刃――抉れ」
雪の上についた手をもって身体を跳ね起こしながらけん制にブリュンヒルドが繰り出すオーラの槍の横を突き進む冬弥の腕が跳ねる。捕喰形態と化し多層の刃を備えた妖刀が掴んだ腕の動きに伴い、すくい上げる様にブリュンヒルドを斬る。否、傷口をズタズタに引き裂いた、無惨なまでに。
「ぐあああっ」
「思い出せ。ディアボロスが来たぞ」
鮮血が雪の上にばらまかれ、返り血を浴びて冬弥は言う、その名がクロノヴェーダにとっての脅威である事を示すよう。
「だからどうしたぁっ」
だが、切り上げの勢いを借りるように戦乙女の名を騙る者は空へと舞い上がる。新たに付けられた傷の礼を返すべく。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【活性治癒】がLV3になった!
効果2【先行率アップ】がLV7になった!
【ドレイン】がLV3になった!
雁金・湊
敵は空中から急襲してくる可能性が高い。
【防空体制】を取り【観察、看破】で自分や味方に攻撃を仕掛けようと降下してきたタイミングに合わせ、プラズマ拳銃『ヒトイロ』で迎撃する。
何度もやれば警戒して急襲を躊躇うかもしれない。
逆に業を煮やしてこちらを襲ってくるならば、【残像】で攻撃を回避しつつ『銀の弾丸雨』で応戦する。
「戦場で冷静さを欠いたら負けだよ」
まあわざとそうさせてるんだけど。
橡・広志
(サポート)
クロノディーヴァへの感情は『怒り』
戦場においては感情を爆発させている
誰かの居場所が奪われるのは許せねえ……
特に東京は俺の居場所でもあった
敵に対しては叫び声をあげながら突撃するぜ
鉄パイプや拳銃、素手、ディガーパックなどで攻撃する
真っ直ぐ突進するばかりじゃなくて必要なら機転を効かせて立ち回ることもするぜ
戦闘以外では芸術家気質なノリの軽いアラサー男子
どうしても満足のいく作品が作れねえのが悩みだ
口癖は「アートじゃねぇな」
否定的な意味で使う
探索とか交渉とかでは特別なことはできないけど基本に忠実に頑張るぜ
連携苦戦負傷敗北ギャグエログロメタ発言ボケツッコミ苦労人オチ要因どんな扱いもオッケェ
よろしく~
「敵は空中から急襲してくる可能性が高い……そう思ってたけど」
ある意味で雁金・湊(失った記憶の欠片を求める魔術師・g02358)の予想は当たっていたと言っていいか。現在進行形でブリュンヒルドは空から味方を強襲せんとしていたところだった。
「問題はこの後だ」
強襲すべく降下してくるブリュンヒルドに手にしたプラズマ拳銃『ヒトイロ』を向けたところまでは良い。ただ、ここで発砲して迎撃までしてしまうと、攻撃されたのだからブリュンヒルドは当然パラドクスで反撃してくる。だが、向けただけで何もしなければブラフと看破されて些少気を散らしたにとどまり、そのまま味方を強襲するだろう。
「結局のところ、選択肢は一つしかなかったってことだよね」
独言するとプラズマ拳銃『ヒトイロ』を構えたまま湊は銃口を僅かに逸らす、逸らして。
「邪を祓う銀の雨よ。聖なる力を持ちて邪を殲滅せよ」
「な」
撃ち出された銀色に輝く弾丸がブリュンヒルドとすれ違う。
「どこを狙っている? まあいい」
ただ、命中しなかったことで驚きの声こそ上げたものの自身に当てそこなったのだと戦乙女の名を騙る者は判断し、すぐに地上に意識を切り替え。だからこそ、気づかなかった。代わりに空へと昇った弾丸が上空でいくつもに別れるとブリュンヒルドを追い、雨の様に降り注がんとしていたことに。
「ぐああああっ」
オーラで出来た淡く輝く翼を降り注ぐ銀の雨が穿つ。
「ぐ、あ、ありえない……私は戦乙女だぞ? 戦場で死んだ者を死者の館に連れてゆくならまだしも、こんなただの村人を連れ去り集めるだけの任務で――」
傷だらけのブリュンヒルドは呻き、よろめき。
「やれやれ、ちっともアートじゃねぇな……」
「なん、だと?」
自身の有様を一刀両断されたブリュンヒルドが声の方を見れば、鉄パイプで弄ぶように己の掌を軽く叩く橡・広志(理不尽への叛逆・g05858)が白く曇った息を吐きだしたところだった。それは呆れているのか、それとも爆発寸前の怒りを燻らせてるのか。
「お前が、ボスか? そうだろ、そうなんだよなぁ」
手下であるヴァンパイアヴァイキング突撃兵たちが攫う集落の人々の居場所を奪った上で自分たちの都合のいい居場所を押し付けようともするつもりであったことを怒った広志だ。指揮官であるブリュンヒルドに怒りを覚えない筈はない。
「だからよ、やることは一つだろ」
靴が雪を踏みしめた、下の地面に届きそうなほどに強く蹴れば、オレンジ色に輝くオーラを広志の身体が纏う。一歩、また一歩、踏み出すごとに速く、やがて駆け足を超えた速さに達して跳躍すれば、広志は空へと飛びあがり。
「これが俺のアートだああああああああ!!!!!」
「はあああっ」
鉄パイプを両手で握り迫る広志めがけてオーラの槍を握り締めたブリュンヒルドも飛翔する。
「がっ」
交差する鉄パイプとオーラの槍、相手の身体に届いたのは鉄パイプの方だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【寒冷適応】がLV3になった!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
フルルズン・イスルーン
賑やかだねぇ。ボクこういう戦いはあんまり経験がないかな?
負けてられないねぇゴーレムくん。
時をかき混ぜよ! フラックス・ゴーレム!
ボクの目の前で氷の秘文字つかっちゃって。
停滞のIssにしちゃは効きも悪そうな稚拙さだけど、
魔女窯の中に入れればなんであれ関係ないかな。
飛んでる?
空間を敷居に入れられる射程の時点でどこにだって逃げられやしないよ。
ゴーレムくん範囲指定セット! 錬金術炉イグニッション!
さあ今この空間は煮えたぎる大釜となった!
時を留めるものは何もなく! 黄金すらも化合し錆果てよう!
灼熱に呑まれて黒に還るがいい!
ただの氷に頼るだけじゃね。
せめて創世の氷でも持ってくるのだ。
大和・恭弥
仲間とは密に連携
(ネメシスの力を纏い周囲の呪念を受け入れて)
大勢の仲間が駆けつけてくれたか……頼もしいな。
勿論数だけでなく皆強さを持ち合わせているからこそ、総指揮を執る立場の敵だろうが懸念はない。
あとは齎される絶望を喰うだけだ。藍雪花染を抜刀し、共鳴した怨念を常闇に舞う鵲へと変えて敵の急襲を迎え討つ。
輝くオーラを呑み込まんとする冷酷さで敵の動きを鈍らせながら臨機応変に動いて仲間と猛攻を仕掛ける。
飛び回るとしても下手に動かず呼吸を読み、的確な軌道で斬り伏せてみせよう。
七曜も近い。敵の変化に何かしらの意味があると考えるのが自然、か。尋ねたところで答えはしないだろうが、防衛には成功して一安心だな。
「大勢の仲間が駆けつけてくれたか……頼もしいな」
ブリュンヒルドが墜落に雪を巻き上げる。その中で半身を雪に埋もれさせた敵の姿は満身創痍で、かのクロノヴェーダをここまで追い込まれたのが駆けつけてくれた味方のおかげでもあることを大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は理解していた。
「賑やかだねぇ。ボクこういう戦いはあんまり経験がないかな? 負けてられないねぇゴーレムくん」
大勢の仲間。戸惑いすら発奮材料に変えてフルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が呼びかければ。
「おのれ、おのれぇぇぇっ!」
応じたのは、ゴーレム作成用のコアではなく、倒れ伏していたブリュンヒルドの方。いや、反応したというのも違うか。
「私は死なぬ、このようなところで、死んでたまるものかぁ!」
雪を爆ぜさせ、跳ね起きるようにしてブリュンヒルドが後方に跳んで恭弥とフルルズンの双方から距離をとる、だが。
「総指揮を執る立場の敵……だけのことはあるのか」
口ぶりに反して気だるげにブリュンヒルドを見る恭弥に懸念はない。味方の攻勢によって起き上がり臨戦態勢こそとっても敵は満身創痍。
「ボクの目の前で氷の秘文字つかっちゃってたよね」
ここまでの味方との攻防を見ていたのか、唐突なブリュンヒルドの激昂に沈黙していたフルルズンは口を開き。
「停滞のIssにしちゃは効きも悪そうな稚拙さだけど、魔女窯の中に入れればなんであれ関係ないかな」
肩を竦めてちらり距離をとったブリュンヒルドを見て。
「ちょっと下がったみたいだけどね、空間を敷居に入れられる射程の時点でどこにだって逃げられやしないよ」
もし例外があるとしたら、それは。
「あとは齎される絶望を喰うだけだ」
藍雪花染を抜刀し恭弥が雪を踏みしめ切っ先を戦乙女の名を騙る者に向けた。
「っ、はああああっ」
「――そのまま眠るも抗うも、お前の自由だよ」
動いたのはどちらが先か。恭弥が受け入れ共鳴した怨念はオーラの様にその身から滲み溶けながら常闇に舞う鵲へと変わり、羽ばたくとブリュンヒルド向けて飛ぶ。
「ゴーレムくん範囲指定セット! 錬金術炉イグニッション!」
一方で、フルルズンもまた動き始めていた。流石に一度死んだ相手を再殺は出来ないが故に。
「さあ今この空間は煮えたぎる大釜となった!」
そうして、準備は終わる。回避のためか、反撃の為かブリュンヒルドが空に舞い上がるのを視界に入れ。
「時を留めるものは何もなく! 黄金すらも化合し錆果てよう! 灼熱に呑まれて黒に還るがいい!」
フルルズンによって呼び出されるアタノールのゴーレム。恭弥の飛ばした鵲。
「こ、こんなところで、私はっ」
挟み撃ちの形で逃げ場のないブリュンヒルドの声が途切れた。フルルズンの視界内に出現した氷は今際の際に戦乙女の名を騙るものが魔術で呼び出したものか。
「ただの氷に頼るだけじゃね。せめて創世の氷でも持ってくるのだ」
捕まることなく躱した上でフルルズンは言い放ち。
「七曜も近い。敵の変化に何かしらの意味があると考えるのが自然、か」
空からどしゃりと落ちてきたモノはもはや動かず。
「たとえ生きていたとしても尋ねたところで答えはしないだろうが、防衛には成功して一安心だな」
恭弥は藍雪花染を鞘に納めると軽く頷いてから歩き始めた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【腐食】がLV2になった!
【寒冷適応】がLV4になった!
効果2【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ロストエナジー】がLV5になった!