この慟哭を失くしても(作者 絵琥れあ
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#断頭革命グランダルメ  #南フランスの現地ディアボロス救出:陽動作戦  #火刑戦旗ラ・ピュセル  #キマイラウィッチ  #ジャンヌ・ダルク  #シャルル7世  #南フランスの現地ディアボロス救出 

「………………火刑、ですか」
 蒋・綱月(待宵之蜜・g08567)の表情には影が差し、色が抜けたような白い肌は今や蒼に近い。
 何を見たのだ、と問えば、彼女は重く口を開く。
「……ええ、喫緊の案件がございます。断頭革命グランダルメ南方の霧地帯、その先へと向かう特別なパラドクストレインが出現いたしました」
 威力偵察と攻略旅団の定めた方針、それらが実を結んだと言えるだろう。
 だが、続く言葉はより強い衝撃を与えるもので。
「パラドクストレインの先では……現地のディアボロスが、火刑に処されようとしております。それも……語り尽くせぬほどの大勢を」
 何と言う暴挙。
 霧の向こうのキマイラウィッチは、ディアボロスに激しい憎悪を抱いていたようだったが、まさかここまでとは。
「推測ではございますが、これは……儀式なのではないか、と」
 つまり。
 現地のディアボロスを処刑して手に入れた力を以て、かの地の敵は《七曜の戦》に臨む心算ではないかと綱月は言う。そして、ここまで大掛かりな処刑と言う名の儀式を執り行うからには、そうして得られる力は相当に強大なものなのではないか、とも。
「いずれにせよ、捨て置く手はございません。……そうでございましょう」
 どこか、縋るような目で綱月はディアボロスたちに問いかけた。

「……状況を説明いたします。南仏の都市のひとつに現地のディアボロスは集められ、処刑を待つ身とさせられております」
 処刑自体は未だ始まっていないようだが、既に処刑台に火は掛けられている。燃え広がり、現地のディアボロスの身を焼くのは時間の問題だろう。
 すぐに処刑を開始しなかったのは、最大の力を《七曜の戦》の直前で得るための、調整だろうか。
 ともあれ、この寸でのところで乗り込んでいくことになるわけだが。当然、都市には多数のキマイラウィッチが集まり、ひしめき合っている。救出は勿論、潜入後の脱出も不可能に近い。現地のディアボロスを連れてとなれば、尚更だ。
「ゆえに、皆様には都市に集うキマイラウィッチを市街に誘き出すべく、陽動を行っていただきます」
 鍵を握るのは、キマイラウィッチの憎悪の感情だ。
 ディアボロスを憎み、恨み、殺そうとするその習性。それを利用して立ち回り、キマイラウィッチを誘い出すのだ。
「この陽動が成れば、現地のディアボロスを救出するための作戦を実行出来るでしょう。早ければ早いほど、救出の目は高まります。……強行軍を強いていると、重々承知しております。ですが、どうか」
 速やかな、撃破を。

「肝心のキマイラウィッチですが。トループス級は聖邪併せ持った多彩な攻撃で、皆様を惑わせようとしてくるでしょう。しかしそれ以上に厄介なのが、やはりアヴァタール級。物理的な力も、魔術的な力も使いこなす強敵です。くれぐれも、お気をつけくださいませ」
 そこまで、伝え切って。
 ふうと、綱月は溜息を吐く。
「……話を聞くだけでも、気分のよいものではないと存じます。ですが……現地のディアボロスの救出の可能性が、僅かでも残っていて……私は……」
 綱月は一瞬、自分のことのように安堵したような表情を見せたが。
 すぐに、その表情を引き締めて。
「救出を成し遂げるためにも、皆様のお力が必要です。よろしくお願いいたします」


「殺せ」
「処刑しろ」
「焼き殺せ」
「ディアボロスを、火炙りに……!」
 炎が、渦巻く。
 赤く。
 赤く。
 憎悪と、共に。
 集い叫ぶ、異形の魔女らに囲まれて。
 処刑台は、俄に燃え上がる。
 人の影を、確かに抱いて。
 赤々と、焦がす。
 天を。
 地を。
 生命を。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【神速反応】
1
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【勝利の凱歌】
1
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【壁歩き】
1
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【修復加速】
1
周囲が、破壊された建造物や物品の修復が容易に行える世界に変わる。修復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」する。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【アイスクラフト】
2
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。
【防衛ライン】
2
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV5(最大) / 【ガードアップ】LV4 / 【反撃アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV3

●マスターより

絵琥れあ
 お世話になっております、絵琥れあと申します。
 復讐には、それ以上の復讐を。

 今回は特別補足などはございませんが。
 普段より駆け足でのシナリオ進行を予定しております。
 場合によっては普段以上に採用数が絞られる可能性がございますこと、ご了承いただければ幸いです。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
32

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


喩・嘉
※アドリブ・連携歓迎

陽動か。俺の使う技は派手なものが多いからな目立つのは得意だ
羽扇を振るい、「鳳凰飛計」を使用。
天より召喚した五色に輝く鳳凰の背に乗り(【フライトドローン】)移動して現地まで行ったら、
とにかく目立って、鳳凰に乗ったまま誘い出してしまう予定。

「俺はディアボロスの神算軍師だ。姓は喩、名は嘉、字を瑞鳳と申す。推して参る」
としっかり自己紹介など。
「炎の扱いが下手すぎるな。貴様らど素人か?」


ジュダ・シンケル
復讐に思考を占拠された姿か
成る程。敵ではあるが、自戒のために心に留めさせてもらおう
例え心に煮え滾る物があろうとも、任務の支障となるならば殺し隠す
そういう冷静さが常に必要なのだと
だがそれはそれとして、貴様等の蛮行は止める
冷静に、確実に、俺の復讐を果たさせてもらおう

【飛翔】を使う者がいるなら相乗りさせてもらい
いなければ少々危険だが、接近して引き寄せるしかあるまい
【壁歩き】で最も高い建築物の上に立ち、声を張る

どうも復讐者の姿も知らぬ節穴ばかりのようだ
貴様等こそ、焼かれるのが似合う形をして火炙り等笑ってしまう
俺を捕まえようとしているのか?
捕まえられるなら捕まえてみろ、うすのろ共
と挑発
街の外へと誘き出す


荒田・誠司
アドリブなど歓迎

【心情】
感情の力は危険だ。その力で全てを燃やし尽くすのはバカのすることだ
お前らの敵はここにもいるぞ!
殺せるものなら殺してみやがれ!

【行動】
仲間と声を掛け合い積極的に連携をする

盾のフェイク・プリドゥエンをジェットボード形態に変形させて街を疾走する
大きな音と土煙をあえて立てて敵に気づかせた後に俺もディアボロスであると大声で名乗り挑発

敵がこちらに攻撃し向かってくるなら再びジェットボードに乗って
相手を撒かないように距離を適度に取りつつ街へ被害が及ばない場所までおびき寄せる

必要なら臨機応変に対処し忍耐力で耐える



 燃え盛る。
 広がり始める赤を、見下ろす。
(「復讐に思考を占拠された姿か」)
 ジュダ・シンケル(森を憂う者・g08629)の瞳は炎を映し、赤の濃さを増した。
(「成る程。敵ではあるが、自戒のために心に留めさせてもらおう」)
 心に、煮え滾る焔。
 けれど今は、殺して隠す。
 任務の妨げとなるのであれば。
 忍びとして、常に冷静たれと己に課して。
(「冷静に、確実に、俺の復讐を果たさせてもらおう」)
 息を、吸い込む。
 肺が、焼けるように、熱い。
 けれど心を冷たく保ち。声を、張り上げた。
「火炙りだと、笑わせる。貴様等こそ、焼かれるのが似合う形だろう」
 朗々と。
 然して、淡々と。
 ぎょろりと、刺さる。
 憎悪の目。目、目。目、目、目目目目……。
 ぐるり上がるは遥か、赤く焦げた空。
 天に近い、建築物の上にその影はあった。
「どうも復讐者の姿も知らぬ節穴ばかりのようだ」
 全てのディアボロスを、捕らえたつもりか。
 だが、己はここにいる。
 不手際に他ならぬ。
「俺を捕まえようとしているのか? ……捕まえられるなら捕まえてみろ、うすのろ共」
 その言葉を、合図にして。
 異形の魔女らが、飛び立った。


 別の場所で、五色の鳳凰が羽ばたいた。
 その背に乗るは、喩・嘉(瑞鳳・g01517)。
「目立つのは得意でな」
 羽扇を振るい、行く先を示せば鳳凰……を纏ったフライトドローンが、敵の頭上を掠めて飛来する。
 大きく旋回し、その存在を誇示する。
 煌めく炎の羽が、焦土を再び焼いた。
「俺はディアボロスの神算軍師だ。姓は喩、名は嘉、字を瑞鳳と申す。推して参る」
 その姿を見た、異形の魔女ら。
 目の色が、瞬く間に変わった。
「しかし炎の扱いが下手すぎるな。貴様らど素人か?」
 俺の方が、上手く扱える。
 言外にそう言い含み、真紅の瞳で見下ろした。
 忌むべき敵に、嘲りを受ける屈辱を受け。
 果たして奴らは、冷静でいられるかと。
(「考えるまでもないか」)
 喩嘉は思索を打ち切った。
 事実、異形の魔女らの瞳に宿る憎悪の炎。
 それが、勢いと激しさを増して。
「裏切者の分際で」
「愚弄するか」
「捕えよ」
「処刑を」
「焼き殺せ……!!」
 膨れ上がる、怨嗟の声。
 その注意が、処刑台の上にはいない、ディアボロスへ向いた。
(「頃合いだな」)
 喩嘉は再び羽扇を振るう。
 旋回して滑空し、目指すは市外。
「追え」
「逃がすな」
「火炙りだ……!」
 来るがいい、異形の魔女らよ。
 その死に場所は、ここに非ず。


 壁を走る、緑の影。
「こっちだ」
 荒田・誠司(雑草・g00115)が、声をかけた。
 視線の先には、対空するドローン。
 喩嘉の残したものだろう。
(「確かに、壁歩きのみでは少々危険か」)
 ジュダは跳ぶ。
 壁を蹴り、ドローンを足場に、距離を稼ぐ。
 入れ替わる形で、誠司が前へ。
「感情の力は危険だ」
 それを、知っている。
 ゆえに、思う。
「その力で全てを燃やし尽くすのはバカのすることだ」
 迫る、異形へと。
 声を上げる!
「お前らの敵はここにもいるぞ!」
「!」
「殺せるものなら殺してみやがれ!」
 濃密な、殺気。
 それが更に、密度を増した、気配がした。
「忌々しい」
「ならば、望み通りに」
 来る。
 だが。
「押し通るぞ!」
 フェイク・プリドゥエンが変形する。
 盾は、船に。
 音を立て、地をも滑るように疾駆すれば、土煙が上がった。
「俺たちディアボロスは……お前らには屈さない!」
 名乗るように。
 ディアボロスがここにいると、示すように。
 そして、赤と黒に焦げる世界を。
 駆けてゆくのだ。
 都市の外へ。
 未来へ。


「ここまでだ」
 ジュダの刃も、声音も冷たく。
 市外へ躍り出、振り向きざまに、突きつけた。 
「強すぎる感情は目と思考を濁らせる。伏兵がいるとも思い至らなかったか」
 喩嘉は羽扇で口元を隠し、集った仲間たちへと視線を向けた。
 誠司もまた、己の獲物を構え直して。
「ここからが本番だ」
 さあ。
 ディアボロスよ。
 見せつけてやれ。
 復讐を!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!

守都・幸児
※アドリブ・連携歓迎

喩嘉が誘い出してくれた獲物だ
しっかりもてなさねえとなあ

俺の使う技は「満」
闇の礫を放つ技だ
陽動されて集まって来た敵目掛けて
礫を弾幕のように放ってやる
上空から攻撃してくるってんなら
その空を埋め尽くすほどの礫で撃ち落としてやるよ
あいつらがやたらめったら燃やししてる炎のおかげで
影も濃くなってる
その影に紛れて飛ぶ闇の礫は、敵から視認されにくいはずだ

連中が漏らす怨嗟の声の中に「裏切者」ってのがあったが
俺は裏切った覚えはねえぞ
てめえらとは初対面だしな

どんな憎悪を向けられようが、怯まねえ
てめえらの復讐は偽物だ
だが
それでも憎悪を向けるってことは、やり返される覚悟もあるんだろうな?
…俺はあるぞ


喩・嘉
※アドリブ・連携歓迎

誘導はうまく行ったな。
さて、ではここから薙ぎ払ってやろう
羽扇を振るい、雨雲を呼び寄せて「雲行雨計」を使用。
辺り一帯に雨を降らせる。
俺の降らせる雨音は、精神に作用する。

聖歌隊の放つ歌を打ち消すように強く、
敵の精神を撹乱していく。

復讐者として力を得ている俺がいうことでもないが、
復讐というのは虚しいものだ
雨はいずれ、炎も消してくれるだろうか。



「誘導はうまく行ったな」
「ああ、喩嘉が誘い出してくれた獲物だ。しっかりもてなさねえとなあ」
 喩・嘉(瑞鳳・g01517)たちの戦果に、守都・幸児(祥雲・g03876)の士気も自ずと高まる。
 彼らの眼前には、翼持ち聖歌を弄する有翼の魔女の群れ。
 そして、その背後に控える人面の獣。人の狡猾さ、獅子の獰猛さ、蠍の毒を併せ持つ老獪なる魔術師。
「さて、ではここから薙ぎ払ってやろう」
 喩嘉の振るう羽扇が、魔女を指し示す。
 まずは、取り巻きから。
「来いよ」
 パラドクス発動の構えを見せつつ幸児が誘えば、魔女らは威嚇するように、ばさりと翼を羽ばたかせ。
「忌々しい」
「裏切者め」
「捕え、火炙りにしてくれる……!」
 怨嗟の声。
 未だ、投げられる。
「『裏切者』ね」
 だが。
「俺は裏切った覚えはねえぞ」
 幸児には、新宿島のディアボロスには、覚えなき恨みだ。
「てめえらとは初対面だしな」
「黙れ」
「戯言を」
 聞く耳持たず、か。
 だが、遠慮する必要がない分、やりやすい。
 問答無用と言うのなら、こちらも。
「捕えろ!」
 魔女らは空へ。
 幸児は、地を踏みしめた。
「上空から攻撃してくるってんなら、」
 降りてくる。
 刃を構えて。
「まだ殺すな」
「痛めつけて」
「生け捕りにするのだ……!」
 その全て。
 迎え撃つ!
「その空を埋め尽くすほどの礫で、撃ち落としてやるよ!」
 砕けた腕、闇へと変じ。
 焦げた空と煙に乗じて。
 矢の如く迫る魔女らへと、黒き礫で撃ち落とす!
「ッ、く……!」
 逃げ場なく。
 絶え間なく。
 天の領域さえも、奪う!
「おのれ、」
「てめえらの復讐は偽物だ」
 仕組まれた悲劇。
 自ら生んだ憎悪。
 そのような、紛い物。
 ディアボロスを震え上がらせること、能わず。
「だが、それでも憎悪を向けるってことは、やり返される覚悟もあるんだろうな?」
「何を、」
「……俺はあるぞ」
 初めて。
 魔女らが、怯みを見せた。
 刹那のことではあったが、それでも。
 幸児の気魄に、確かに、その一瞬。
 魔女らの憎悪が、塗り潰された。
 そこに生じた隙を、好機を、喩嘉が見過ごす筈もなく。
「雨よ、天帝の加護ぞあれ」
 羽扇を掲げる。
 祈祷の如く。
 喚べば、暗雲立ち込める。
 虚空を撫でるようにして、羽扇を薙げば。
 照度へと、魔女らの上へと慈雨は降る。
 清さも過ぎれば毒となる。
 その精神すら、蝕んで。
「くう……っ!」
「気を、強く持て」
「復讐を、」
 負けじと歌う、偽りの聖歌。
 だが、その声は、届かない。
 雨音が浚い、掻き消した。
 聴こえない。
「復讐者として力を得ている俺がいうことでもないが……」
 地に墜ちる。
 倒れ伏す。
 その姿に、諸行無常を覚える。
「復讐というのは虚しいものだ」
 天を仰ぐ。
 喩嘉の額を、頬を、柔らかく雨が打った。
 全てを清め、やがては押し流していくのだろう。
(「雨はいずれ、炎も消してくれるだろうか」)
 燃え盛る憎悪の炎でさえも、いつかは。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水面走行】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!

色葉・しゃら
絡み・アドリブ歓迎

うまく誘われて参りましたね!
…あるいは、冷静な判断もできぬほど、憎悪に焼かれているのでしょうか
私も復讐者の1人、胸には同じ炎があるのやも知れませぬ

ならばこそ、真っ直ぐ向き合わねばなりません
いざ、勝負にございます!

得物たる大筆をかまえ、一撃離脱を繰り返し
相手の力を測りながら、慎重に挑みまする

邪悪な聖歌には狐耳を伏せて
優れた音楽には力があるものですが、これは聞くに耐えませぬ!

こころめぶき『氷香』
空を割く清涼なる言の葉で、迎えうたせていただきます!

それでも、1人では力不足なのは百も承知
小柄を活かして遮蔽物に紛れ、空からの狙い撃ちに注意し
小回りにて仲間の背を守り、援護いたしましょう!


シャナオウ・ナラシャ
団体様ご案内てな?
ようこそ、そして初めまして。

貴様たちの憎しみとか、そんなもんはどうでもいい。
分かっていることは、貴様たちが敵だってことだ。
同じ復讐でも、俺等と貴様たちでは目指すもんが違うだけ。

ただ言えることは、俺はお前たちの世界を否定する。ってだけだ
裏切り者? それは貴様たちもだろ? 
処刑? 処刑されたのは貴様たちもだろ?

矛盾してやがるな。
焼き殺せとな、なら水攻めでもしようか?

なんてな、デュナミス・デーヴァを展開し、純白の領域を発動。
上空からなら何処からもなく飛来する劔千本を仕掛けるさ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎

救援機動力で合流
相変わらず話の通じない連中だな
仕組まれた復讐劇に踊る事にも気づかないか

復讐は、熱いばかりと限るまい

【飛翔】し空中戦
変則軌道を描き、緩急のフェイント交えて飛び
敵の上空の動きを抑え、多方向からの挟撃に持ち込もう
飛翔軌道にパラドクスの糸を巡らせて、網となし
頃合いで敵を絡め取り動きを封じる
味方と狙いを合わせ確実に仕留める

偵察、観察し戦況と敵の挙動を把握
前のめりに攻撃して来るか、直進的な動きはないか
隙は逃さない

反撃にはサイキックオーラで影響を緩衝
忍耐力で耐え、勇気を奮い、己の挙動に集中し攻撃を続行
戦闘間に残骸を確かめ止めを確認

成し遂げるべき事がある
ここで引く訳がなかろう!


イツカ・ユメ
縁は繋がった
線路が繋がった
なら、あとは真っ直ぐに走るだけ!
ほら!お望み通り、来てやったわよ!

目には目を
歌には歌を!
狂気と殺意の聖歌を跳ね除けるように
聖歌隊を【挑発】するように【大声】で歌うよ
…今、この地で苦しんでいる誰かの心に
処刑を待つ誰かの耳に、届くように
希望に溢れる歌を、絶望を越える勇気を与える【勝利の凱歌】を奏でるね
大丈夫!わたし達が必ず助けるから!

【ダッシュ】で飛び込み、囲まれないように【一撃離脱】を心掛けて
状況をしっかり【観察】しながら、周りの人達とも協力して【臨機応変】に対処

…大丈夫
この前みたいに、憎悪で澱んでいない
今日のわたしの音は、笑顔全開キラキラハッピーだよ♪


ジュダ・シンケル
ここまでだ
貴様等の復讐は、今、ここで潰える
いや、俺達が潰す

刃を手に、故郷の森の妖精達と共に俺達の復讐を果たそう
連携を取りながら聖歌隊へと刃を振るう

降り注ぐ光の槍には【エアライド】を用いて、空中でフェイントを入れ、ダメージの軽減を試みる
俺を地面に縫い留めたいのか?
言っただろう、「捕まえられるなら捕まえてみろ」

…俺は飛翔はあまり得手ではない、忍びだから
だが、お前等よりも高く跳べるぞ
再び【エアライド】を使って二段ジャンプで敵の頭上を取り、落下しながら敵を貫く
仕留めたからと言って油断はしない
まだ敵は大勢いるのだから

キマイラウィッチ
名の通り、身も心も獣に堕ちた者達
さて、まだいるのだろう?
出てくると良い



「うまく誘われて参りましたね! ……あるいは、冷静な判断もできぬほど、憎悪に焼かれているのでしょうか?」
「何にせよ、団体様ご案内てな? ようこそ、そして初めまして」
 市外にて、色葉・しゃら(言の葉あつめ・g07788)にシャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)も異形の魔女らと対峙する。
(「私も復讐者の一人、胸には同じ炎があるのやも知れませぬ。ならばこそ、真っ直ぐ向き合わねばなりません」)
 復讐の力。
 その力を、己の憎悪の赴くままに振るってしまえば、しゃらもあのようになってしまうのかも、知れない。
 ならば己はそうはならぬと、焼きつけなければ。
 その意志を強く持って、打ち倒すのだ。
「貴様たちの憎しみとか、そんなもんはどうでもいい。分かっていることは、貴様たちが敵だってことだ」
 力の源は、復讐心。
 ディアボロスにとっても、眼前の異形らにとっても。
 けれど、目指すところは根本的に違う。その相違を、シャナオウは確信に近く感じ取っていた。
「ただ言えることは、俺はお前たちの世界を否定する。ってだけだ」
「ええ! さあ! いざ、勝負にございます!」
 相容れないのならば、戦うしかない。
 元より奴らは、ディアボロスにとっては侵略者に他ならないのだから!


(「相変わらず話の通じない連中だな。仕組まれた復讐劇に踊る事にも気づかないか」)
 解り切っていたことだが、とエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は緩く頭を振った。
「復讐を果たせ」
「捕らえて、処刑台に」
「磔にして、火炙りに」
「残らず、火に焚べてくれよう……!」
 シャナオウの言葉を聞いても。
 否、聞いてもいない。
 変わらない。
 何も。
「復讐は、熱いばかりと限るまい」
 その熱の象徴を、貫くように。
 青き翼が、赤き空へと舞い上がる。
 空での主導権を、敵のみに握らせはしない。
 天を制して戦う者は、異形のみではないと知れ!
「裏切り者? それは貴様たちもだろ?」
 降り注ぐ鎌の刃を己の武装で往なしながら、シャナオウは天を睨めつける。
「処刑? 処刑されたのは貴様たちもだろ?」
 そこに舞う魔女らを睨めつける。
「矛盾してやがるな。……さて、焼き殺せとな、なら水攻めでもしようか?」
 炎を消すには、それが一番。
 だが、シャナオウは悪戯っぽく挑発的に、ひとつ目配せして見せて。
「なんてな」
 水でなくとも、憎悪の炎は消し止められる。
 デュナミス・デーヴァを展開すれば、広がる純白の領域。
 何処からともなく飛来するは光にも似た劔千本。上空とて逃げ場など、与えはしない。
 そして、天への道を阻むのは捉えられぬ白のみならず。
 魔女らのすぐ真上を阻むように、エトヴァが羽ばたきと共に待ち構えていて。
「上を取られるとは、想像もしなかったか」
 飛翔軌道にパラドクスの糸を、網目に描くようにして、巡らせていた。
 今こそ異形の翼ごと、纏めて絡め取るための準備は整った。獲物の頭上から網を投擲して、捕らえるように。
「潜み、描いて、網と成し、確実に仕留める」
「ぎ、っ!!」
 殆ど不可視に近く、僅かな煌めきのみが視界に映る糸。
 天網恢恢疎にして漏らさず、網は繭となり締め上げた。
 しかし安息を許す筈もなく、肉体へと食い込む糸は過ぎた力でその身を切り刻む。
「おのれ、」
「ディアボロスめ……ッ!」
「それ以上はさせません!」
 憎悪に染まる聖歌が、エトヴァを蝕もうとする。
 エトヴァは己の勇気を、信念を奮い立たせ、青き後光で真っ向から抑え込んだ、その時。
 ここまで身を隠し、機を窺いながら動くべき時を見定めていた、しゃら。
 その彼が今、得物たる大筆を構え、狐耳を伏せながら敵の背後へ迫っている!
「優れた音楽には力があるものですが、これは聞くに耐えませぬ!」
 歌を、演奏を中途で阻むは無粋、なれど。
 元より悪意を以て、害するために奏でられるものなら、話は別だ!
「削り氷の 煌めき重ね 春衣 ほどけて咲くは 甘き花の香」
 初めて食べた氷菓の記憶。
 甘く、清く、優しく、そして冷たく。
(「こころめぶき『氷香』……空を割く清涼なる言の葉で、迎えうたせていただきます!」)
 苛烈なる負の感情に、呑み込まれてしまわぬよう。
 大筆の軌跡が描くは氷雪。彩に溢れ、刺すような冷たささえも光と香りが優しく和らげれば、熱と共に力を削いで、今度こそは優しい眠りを。
 二度と憎悪の炎に身を焦がさぬようにと。


 異形の魔女らは追い詰めた。
 だが、それだけでは不充分だ。
 殲滅を。
 炎の中へ、退かせぬよう。
「ここまでだ」
 ジュダ・シンケル(森を憂う者・g08629)の、刃が。
 赤の世界に在ってなお、白く冴える。
「貴様等の復讐は、今、ここで潰える。……いや、」
 手を下すのは、ディアボロス。
 見届けるのではない。
「俺達が潰す」
 この手で。
 この刃で!
(「ああ、ああ!」)
 心は、震える。
 イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)の、胸の内。
 それは、歓喜にすら似て。
(「縁は繋がった、線路が繋がった」)
 ずっと聞こえていた、声のようなあの思念。
 遂に、その懐に、至ったのだ。
 イツカには、確信があった。
(「なら、あとは真っ直ぐに走るだけ!」)
 敷かれた線路を走って。
 もっと、もっと奥へ。
 その心臓まで!
「ほら! お望み通り、来てやったわよ!」
 憎むべきディアボロスは、ここにもいるぞ!
 異形の魔女らが、動き出す。
 獲物を、捕らえんと!
「飛び上がるぞ!」
 エトヴァが声を上げる。
 その通りに、敵影は空へ。
 翻弄するよう、虚空を巡り、歌う。
「目には目を……歌には歌を!」
 乗ってやる。
 歌なら、負けない。
 イツカは、声を張り上げた。
(「……今、この地で苦しんでいる誰かの心に、処刑を待つ誰かの耳に、届くように」)
 朗々と、歌い上げる。
 それは、勝利の凱歌。
(「希望に溢れる歌を、絶望を越える勇気を」)
 狂気などに、この歌は、掻き消せない!
「大丈夫! わたし達が必ず助けるから!」
 今はこの手が届かずとも。
 想いは、距離を越えていく筈だから。
(「……大丈夫。この前みたいに、憎悪で澱んでいない」)
 この歌声は、『イツカ』のものだ。
 ディアボロスとして戦い、友と仲間と笑い合う、『イツカ』のものだ。
「今日のわたしの音は、笑顔全開キラキラハッピーだよ♪」
 このまま、貫き通す!
「……俺は忍びだから、飛翔はあまり得手ではないが」
 そこに、緑の影。
 音も殺して、駆ける。
 地のみならず。
「お前等よりも高く跳べるぞ」
 虚空を蹴って。
 天まで!
「さあ、俺達の復讐を果たそう」
 故郷の森の、妖精を喚ぶ。
 刃をその手に握り込み、敵の上へ、もっと上へ。
 飛べなくとも、跳んでゆく!
「ディアボロスめ」
「逃がすものか……!」
 しかし更に、その頭上。
 光の槍が、ジュダの背へ迫る。
「俺を地面に縫い留めたいのか?」
 振り返らない。
 宙で身を捻る。
 滞空したまま、踏み留まる。
 刃で弾き、往なす。
 目視も叶わぬその動き!
「言っただろう、」
 翔けて。
 真上へ!
「捕まえられるなら捕まえてみろ、と」
 落ちる。
 構えた掌の中。
 刃が、煌めく!
「……ぁ、ぐ……」
 妖精と、切っ先を重ねて。
 墜とす。


 転がる、聖歌隊の魔女。
 その、骸。
(「再び動く気配は……ないな」)
 確認したエトヴァは、判断する。
 取り巻きは、一掃した。
 だが、ジュダは油断せず。
 刃をその手に握ったまま。
 敵は、まだいるのだから。
 老獪なる、人面の獣が。
(「キマイラウィッチ……名の通り、身も心も獣に堕ちた者達」)
 憎悪のままに、人類の希望を食らう存在。
 だが、もうこれ以上、好きにはさせない。
 新宿島のディアボロスが、辿り着いたのだから!
「さて、ディアボロスを捕らえるのだろう? 出てくるといい」
 刃を突きつけるジュダ。
 その横に、エトヴァも並んで。
「この地で成し遂げるべき事がある。ここで引く訳がなかろう!」
 どちらかが力尽きるまで、終わりはしない。
 今こそ異形の獣の首を、落とすのだ!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイスクラフト】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV4になった!

エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎

獣に対峙するまま、銃を向ける
引かない。ここで仕留めきる
俺もまた復讐の名を戴く存在だ
だが、貴様らのように溺れたりはしない

偵察、観察しつつ戦況を把握
【飛翔】にエアライドを交えて立体的軌道で立ち回り
頭上も後背も、死角があれば逃さずに動き回る
味方と連携し、包囲の位置取りを

隙を看破し、青の凍結弾を穿ち
内部より凍結させ、粉々に粉砕する
復讐の炎を閉ざし
灰すら残さぬように、ここで眠れ

反撃には魔力障壁を展開し身を護り
大盾を頭上に掲げ、炎を凌ごう

この国に、光が、差したんだ
昨夏から駆けてきた道の先が、同胞たちの救出へ繋がっている
つながった糸を、護り抜いてみせる


ジュダ・シンケル
自然と共に生きる者として、人間のこういう言葉はあまり好まないが
それでも言おう
人に害成す獣は、人に狩られる運命だ
貴様もまた、ここで狩られてもらおう

狂気に光る赤い目に、此方も赤い視線を向け
物理に魔術
ウィッチに属するアヴァタール級なだけはあるということか
思えば、魔術の素養に獣のフィジカルを掛け合わせた相手だ、厄介この上ない
仲間の復讐者と連携をしよう
俺は奴の足止めを行う
【トラップヴァイン】で敵を絡め獲ろう
次いで、襲い来る蠍尾の一撃
貫かれようとも、我が身諸共、蔦で巻きつけ敵の動きを封じる

決死の覚悟というものは
命を賭した復讐というものは
『こうやる』
貴様、死ぬ覚悟はあったか?

ならば、所詮はその程度の復讐だ



「ほう」
 マンティコアは、ディアボロスの戦いぶりを、興味深げに眺めていたようだ。
 勿論、その爛々と輝く赤い眼の中に、憎悪の色を濃く浮かび上がらせながらではあるが。
 だが、それもここまでだ。
「自然と共に生きる者として、人間のこういう言葉はあまり好まないが」
 それでも、とジュダ・シンケル(森を憂う者・g08629)は。
 狂気に輝く赤い目を、赤い眼差しで射抜き返して。
「人に害成す獣は、人に狩られる運命だ」
 突きつけた刃を、構え直して。
 戦い抜くために。
 屠るために。
「貴様もまた、ここで狩られてもらおう」
「傲慢な」
 吐き捨てるように。
 低く、濁り、澱んだ声。
「何処までも愚弄するか、ディアボロス」
 だが。
 まともな会話など、望んではいまい。
 互いに。
「何を言われても、引かない」
 言葉の代わりに、銃口を。
「貴様らはここで仕留めきる」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)の、掌の中。
 誓いの金が、炎の中でも聖なる煌めきを濁らせることはなく。
「俺もまた復讐の名を戴く存在だ」
 彼らは呼ばれる。
 復讐者……ディアボロスと。
 その名の意味は、知っていよう。
 何度も、怨嗟の声で呼んだのだから。
「だが、貴様らのように溺れたりはしない」
 その、違いを。
 ここで、突きつけてやろう!


「抜かしよる、小童どもめが!!」
 獣の咆哮。
 或いは、老翁の一喝。
 焦土が震える。空気が痺れる。
(「混ざり物の異形、物理に魔術。奴もまた、キマイラウィッチに属するアヴァタール級なだけはあるということか」)
 物理的な力も、魔術的な力も使いこなす強敵。
 その言葉を、ジュダは想起する。
(「思えば、魔術の素養に獣のフィジカルを掛け合わせた相手だ、厄介この上ない」)
 人としての知識と、獣としての筋力。
 油断するつもりはないが、侮ってかかれる相手ではない。
 エトヴァを見る。
 彼の瞳に宿る蒼穹も、ジュダを映して。
 頷いた。考えていることは、同じだ。
 挟撃。そして続く味方との包囲を。
 エトヴァが飛んだ。
 別働隊が引きつけた敵の目には捉えられぬよう、マンティコアの周囲を、その動きを抑えるように。
 死角を縫って飛び、跳ぶ彼が、背後を取るまで。
 ジュダは、真っ向から駆けた。
「青い青い」
 無謀だと。
 嗤っているのか。
 構わない。身を以て知ればいい。
 その身に何が起きるのかを。
「戒めろ」
 焦土に芽吹く。
 緑が溢れ、柱の如き眼前の四肢を絡め取る。
 しかし鈍く、禍々しく輝く尾はジュダを狙い。
 その身体へと、深々と、刺し貫く!
「ッ、」
 歯を食い縛る。
 激痛に抗う。
 それでも。
「……ぬう!?」
 その腕は、尾へとしがみつくように。
 己の血肉を以て、最後の尾を封じる!
「ええい、離せ!!」
 揺さぶられようと、抉られようと、離しはしない。
 眉を顰めながら、汗を吹き出しながら。
 それでも、ジュダの瞳は。
 輝き損なわぬまま。
 敵を、刺した。
「決死の覚悟というものは……命を賭した復讐というものは……」
 『こうやる』のだと。
「貴様、死ぬ覚悟はあったか?」
「何、だと」
「ならば、」
 思い知れ。
「所詮はその程度の復讐だ」
「ほざけ!!」
「随分と熱くなっているが、俺を忘れてはいないか」
「……!!」
 尾も封じられた、その背後。
 エトヴァの掲げた銃口ふたつ、向いて。
「頭を冷やすといい。……その身体ごとな」
 弾丸は、幻想の青に彩られ。
 その巨躯に突き刺されば、氷華として花ひらく。
 身体の芯から、沸騰する血液ごと、体温を奪って。
 内側から砕かれる感覚に、獣が苦悶の雄叫びを上げた。
「復讐の炎を閉ざし、灰すら残さぬように、ここで眠れ」
「貴様らァ……!!」
 四肢も尾も振るえぬ、ならばと。
 憎悪の黒が、炎の雨とエトヴァへと注ぐ。
 けれど初戦は苦し紛れ。
 黄金の荊を壁として、雨は防がれる。
「この国に、光が、差したんだ」
「……何を、」
「昨夏から駆けてきた道の先が、同胞たちの救出へ繋がっている」
 この時を、エトヴァはどれほど待ち望んだか。
 憎悪の獣には、解るまい。それでも。
 この決意が揺らぐことは、ない!
「つながった糸を、護り抜いてみせる」
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイスクラフト】がLV2になった!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!

シャナオウ・ナラシャ
獣臭いな…(嗚呼、同じ獣扱いしたら普通の獣が可哀そうか
アレも魔女の成れの果てなんかねぇ?それも爺顏の

アイスクラフトで壁を作り足場にし壁歩きで攻撃を躱したり
もし足場が壊されたのならエアライドとフライトドローンをも足場にして
ラフィスを使い攪乱し、その隙を突いて滑空する勢いを使いパラドクスを使う等
敵の攻撃には神速反応とフェイント等
あとは気休め程度にデュナミス・デーヴァや劔千本が働いてくれるかもな

貴様等の言い分は知らんし、人類の害でしかない貴様たちは所詮は我らの敵見逃すわけにはいかないのだよ。
それに、新たなディアボロスの出現は人類の希望なのだ、貴様等の好きのにはさせんぞ。(ま、お互い様だがな


守都・幸児
※アドリブ、連携歓迎

獣か
…いや、あれを獣って呼んだら獣に悪いな
獣は、憎いだなんだと騒がねえ
てめえは何だ?
そんなに憎悪をぶつけてえんなら
来いよ
いくらでも受けて立ってやる

俺の使う技は「平」
結界の壁を作り出す技だ
敵の出現させた漆黒の槍を
真正面から受け止めてやる

防ぎきれるとは思ってねえ
例え槍が刺さっても、苦痛なんざ意識持ってかれなきゃどうとでもなる
もちろん痛いもんは痛い
だがな
痛い目に遭うの初めてじゃあねえんだよ

敵の攻撃が貫通したとしても結界を張り続け
敵の意識が結界から逸れた瞬間を狙って
結界そのものを前進させ、敵を押し潰す
【捨て身の一撃】ってやつだ

言っただろ
覚悟はあるってな
てめえもやり返される覚悟をしろ


喩・嘉
※アドリブ、連携歓迎

ようやく親玉が出てきたか……しかし、トループス級とは随分と雰囲気が違うな
気を引き締めていこう

獣には獣をぶつけようか
羽扇を振るい、「白蛇厄凍呪」を使用して氷でできた白蛇を召喚すると、
敵に向かって噛み付く毒と氷で戦わせる

こちらの氷は、それしきの炎で溶けるほど柔ではないものでな
しかし、そうか……あれは獣ではなく、恨みを具現化したような存在にすぎないのか。


色葉・しゃら
絡み・アドリブ歓迎

仲間の皆さまほどの覚悟が
私にあるかは、まだ…分かりませぬ
ただ、この一戦は復讐のみの為にあらず!
まだ見ぬ仲間を助ける為、色葉しゃら、参る!

大筆を手に跳躍を
エアライドで空を蹴り、ドローンに足場を借りて
四方八方俊敏に飛び回り、撹乱しながら敵へと迫りましょう!

これぞ八艘飛び…ならぬ…たくさんどろーん飛びにございます!
数は数えておりませぬ!

憎悪に燃ゆる敵の目と、蠍の尾が、過たずこちらを向けば
その時こそ、ちゃんす、にございます!

こころめぶき『野駆け』

飛び回りながら描いていた筆の軌跡が
弓となり矢となって、不意に相手を襲いましょうぞ

狩る者、狩られる者は、時に
簡単に入れ替わるものでございます!



(「獣臭いな……」)
 シャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)は眉を顰める。
 本能的な嫌悪と、不快感が全身を占める。
「獣か。……いや、あれを獣って呼んだら獣に悪いな」
「奇遇だな。俺も同じことを考えてた」
 守都・幸児(祥雲・g03876)の言葉。
 それは、シャナオウにも大いに同意出来るものだった。
 継ぎ接ぎのように人と獣を混ぜたその姿は、余りにも奇怪で。
 加えて、憎悪に囚われ憤怒を撒き散らす、人よりも獣よりも、その性質は醜悪だ。
「獣は、憎いだなんだと騒がねえ」
「だな。アレも魔女の成れの果てなんかねぇ? それも爺顏の」
 その疑問に、喩・嘉(瑞鳳・g01517)がふむ、と思案する。
「ようやく親玉が出てきたか……しかし、トループス級とは随分と雰囲気が違うな」
 形姿もそうであるが。
 先程の聖歌隊と比べても、より老獪にして狡猾。
 対峙しただけで伝わる、その悪感情。
「てめえは何だ?」
「知れたこと」
 幸児の問を、獣は嗤った。
 復讐する者。魔女狩りのディアボロスへと。
 幸児たちはその当事者ではないが、まだ見ぬ同胞が恨みの果てに葬られようとしているのなら。
「そんなに憎悪をぶつけてえんなら、来いよ」
「ほう」
「いくらでも受けて立ってやる」
 彼らの分も。
 ここにいる、ディアボロスが復讐を果たす!
「幸児、気を引き締めていこう」
「おう!」
 その隣に喩嘉も並ぶ。
 彼らの背中を、色葉・しゃら(言の葉あつめ・g07788)がじっと見つめていた。
 真っ直ぐで、力強い。
 頼もしい、と素直に感じた。
 自分は、どうだろうか。しゃらは己に問う。
(「仲間の皆さまほどの覚悟が私にあるかは、まだ……分かりませぬ」)
 答えは、出ない。
 それを、歯痒く思うものの。
 今は、ぐっと呑み込んで。
(「ただ、この一戦は復讐のみの為にあらず!」)
 大地を、人々を、平和を奪われた怒りは、しゃらの胸にも確かに燃える。
 けれど、それ以上に。しゃらは、死を待つばかりの同胞たちを、助けたい。
「まだ見ぬ仲間を助ける為、色葉しゃら、参る!」
 それぞれの思いを胸に。
 獣の首を今、落とそう!


「徒に焦がすだけの熱なんざ、感心しねぇな」
 太陽を冠する王であるからこそ。
 過ぎたる熱を、シャナオウは咎める。
 氷の壁を幾重にも建て、その上を滑る。
 溶ける前に跳んで、ドローンを踏み、更に虚空へ。
「ラフィス」
「むっ!」
 炎の玉が、否。
 赤と金の毛を靡かせて、エニシェンラフィスが飛ぶ。
 王を護るべく、遥か巨躯の獣へと突貫し。
「断ち切る」
「ぐぅううっ!!」
 天を滑り、振り下ろす黄金の刃が髭にも似た鬣ごと首を斬る。
 硬い。だが落ちずとも、感じる手応え。
 致命にも近い、深手を与える。
「貴様ッ!」
「ハ。……随分と嫌われたものだが。貴様等の言い分など我らの知るところではない」
「ぐ、ぬう……ッ!」
 漆黒の槍がシャナオウへ迫る。
 咄嗟に込めた念動力に、デュナミス・デーヴァの展開する隔壁が、浮かぶ劔千本が、叩き落とす。
「人類の害でしかない貴様たちは所詮は我らの敵。見逃すわけにはいかないのだよ。それに……」
 シャナオウは、待ち望んでいる。
 『彼ら』と直に相見える時を。
「新たなディアボロスの出現は人類の希望なのだ、貴様等の好きにはさせんぞ」
 お互い様であろうがな、なんて。
 彼らを潰えさせること、守り救うこと。
 その目的が相反する時点で、どちらかが斃れるしかない。
「獣には理解出来んか」
「ふむ、ならば。獣には獣をぶつけようか」
 シャナオウと入れ替わるようにして、進み出たのは喩嘉だ。
 羽扇を振るえば、それが合図。
 喚ばれて顕現するは、氷の白蛇。
 舌を伸ばし、尾を振るい、ぎらり光る牙をちらつかせ。
 一息に、喉笛を千切らんと喰らいつく!
「ぬうぅッ!!」
 突き刺さる牙は毒を流し込み、傷口を凍らせ皮膚を焼く。
 燃え盛る炎の中に在っても、その白は消えない。
「こちらの氷は、それしきの炎で溶けるほど柔ではないものでな」
「不遜な!」
 怒りを具現化したような、黒き炎が雨と降る。
 羽扇を扇げば鳳凰の羽根は五色に輝き、風を伴って跳ね除けた。
「喩嘉、下がれ!」
 黒が炎から、槍へと変じる。
 それと同時、幸児が前へと進み出た。
「防げ、塞げ……ッ」
 放つ紙符で、結界を生む。
 壁は邪を阻み、砕く。
「全部平らげろ!」
 逃げはしない。
 真っ向から、迎え撃つ!
「猪口才なッ!」
 敵の攻撃は苛烈。
 闇色の鬼火も切っ先を阻むが、重い。
(「防ぎきれるとは思ってねえ」)
 けれど、幸児は歩みを止めない。
 槍が刺さろうと、痛みをその身に受けようと、意識さえ保てれば。
 この意志さえ、折れなければ!
(「どうとでも、なる……!」)
 冴えた藍の眼で睨めば、老翁の顔に驚愕が浮かぶ。
「何故、折れぬ」
 その心が。
 その魂が!
「そりゃもちろん、痛いもんは痛い」
 貫かれた肩が、悲鳴を上げている。
 鬼の腕すら穿つ槍だ。並の痛みで済む筈がない。
「だがな、痛い目に遭うのは初めてじゃあねえんだよ」
 踏んできた場数は、伊達ではない!
 驚愕の色が広がる、今なら潰せる!
「言っただろ、覚悟はあるってな……!」
 恐れずに、進む。
 この身体が軋むのも、厭わずに。
 捨て身の一撃で、壁ごと突き進み、押し潰す! 
「ぐお、お……!!」
「てめえも、やり返される覚悟をしろ」
 覚悟なき復讐に、一片の畏れも覚えはしない!
(「皆さまの戦いぶり、お見事でございます」)
 大筆を手に、縦横無尽に跳ね回っていたしゃら。
 敵に動きを捉えさせぬよう、錯乱し迫る中。
 仲間たちの猛攻にも、助けられた。
(「このしゃらも、皆さまに恥じぬ働きを……!」)
 跳んで。跳んで。沢山跳んで。
 ひとつひとつ、ドローンを踏み抜いて、死角へと近づいてゆく。
「これぞ八艘飛び……ならぬ……たくさんどろーん飛びにございます! 数は数えておりませぬが!」
 だがその張り上げた声と、気配で察したか。
「それで出し抜いたつもりか……浅慮よのう!!」
 ぎらり、赤い眼と蠍の尾が光る。
 その切っ先が、しゃらを向く!
「いいえ、いいえ! 今こそ、ちゃんす、にございます!」
 死角に向かえば、守ろうとするだろう。
 迎撃の構えを取ろうとするだろう。
 思惑通りだ!
「薫る風 翔ける鳥影 追って駆け」
「な、」
「森に入れば どちらが獲物か」
 描いた軌跡は弓となりて。
 ずらりと並ぶ、矢が敵を向く。
「こころめぶき『野駆け』……放ちませい!」
 しゃらが跳ねた、四方八方。
 その全てから、無数の矢が雨霰と射掛けられ。
「狩る者、狩られる者は、時に簡単に入れ替わるものでございます!」
 既に、多く深手を負っていた獣は、堪らず。
 人の絶叫とも、獣の咆哮ともつかぬ、悍しい声を響かせて。
 そのまま、その巨躯をどう、と横たえた。
 直後、亡骸は灰と散るかのように。
 黒い靄へと変じ、消えてゆく。
「……あれは獣ではなく、恨みを具現化したような存在にすぎないのか」
 喩嘉の言葉が、世界に染みる。
 最早阻むものもなく。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【神速反応】LV1が発生!
【防衛ライン】LV2が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【ダブル】がLV3になった!

最終結果:成功

完成日2023年07月08日

南フランスの現地ディアボロス救出:陽動作戦

 南フランスのディヴィジョンへの威力偵察でキマイラウィッチとの戦いに勝利を収めることが出来ました。
 この状況で行われた攻略旅団の提案により、特別なパラドクストレインが出現しました。
 このパラドクストレインを通じ、新たなディヴィジョンの名称が「火刑戦旗ラ・ピュセル」であること、さらに火刑戦旗ラ・ピュセルの都市「リヨン」で『現地のディアボロスが処刑されようとしている』事が判明したのです。
(つまりこのディヴィジョンではTOKYOエゼキエル戦争や妖精郷等と同様、クロノス級によるディアボロス殲滅が完遂されていないようです)

 急ぎリヨンに潜入し、火刑に処されようとしている多くのディアボロスを救い出す必要があります。
 キマイラウィッチは、ディアボロスが現れれば、倒して捕らえようとして来ます。
 リヨンの各方面でキマイラウィッチを陽動し、現地のディアボロスを救い出す隙を作り、救出に挑みましょう。

※特殊ルール
「6シナリオ以上」で、『現地ディアボロス救出:陽動作戦』の選択肢が成功すると、現地ディアボロスの救出に関わる特別シナリオのオープニングが公開されます。
 陽動作戦後の、キマイラウィッチとの戦闘は、この特別シナリオと同時に行われます。
 ただし『現地のディアボロスを助けて逃走する』段階で「8シナリオ以上」でキマイラウィッチの撃破が完了していない場合、現地のディアボロスが逃走できない可能性があります。
 陽動作戦後の敵の撃破についても、速やかに行うようにしていきましょう。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#断頭革命グランダルメ
🔒
#南フランスの現地ディアボロス救出:陽動作戦
🔒
#火刑戦旗ラ・ピュセル
🔒
#キマイラウィッチ
🔒
#ジャンヌ・ダルク
🔒
#シャルル7世
🔒
#南フランスの現地ディアボロス救出


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選択肢『現地ディアボロス救出:陽動作戦』のルール

 現地のディアボロスが火刑にされようとしている都市に近づき、都市のキマイラウィッチを陽動。
 都市から引き離して、撃破してください。
 キマイラウィッチは、ディアボロスを見ると、強い恨みの念をぶつけながら攻撃してくるので、その性質をうまく利用すれば、より多くの敵を陽動することが出来るでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『🔵が👑に達すると、敵の大規模な作戦に影響を及ぼす。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『翼ある聖歌隊』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『マンティコア』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「シメオン・グランツ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。