リプレイ
ストロベリー・メイプルホイップ
(連携、アドリブ歓迎)
遠慮なく阻止できる動機だ!
うん、倒しやすい敵だね!
とりあえず見張りの人に【誘惑の吐息】で【現の夢】状態にするね!
念のため風使いでブレスを宿営地内にも拡散させたら、潜入開始!
はーい、私は雑務担当の新人でーす!
簡単な話し相手や料理掃除洗濯、踊りや夜に槍を磨くとかしに来ました!
って感じで誘惑しながら潜入していくよ!
あ、あまり騒ぎにならない様に、しっかり口止めね。
上手く潜入できたら、タイミングをみて他の人達を引き入れるね。
とりあえず夜中とか、見張りの兵士を誘惑してみるよ。
大丈夫、兵士は溜まったのをすっきり出すのもお仕事でしょ?
これはお仕事だから浮気にはならないよ♪
尭貞・居士
アドリブ・協力歓迎
ううむ、祝言を挙げようという者たちを敢えて引き裂いて徴兵しようとは、なんと趣味の悪い。
宿営地の警備らの会話からも、彼らの士気の低さが伺えるというもの。
平安の僧としての肩書が通じるかはわかりませぬが、ここを通りがかったのも何かの縁ということで、良ければ拙僧に貴殿らの身の上を聞かせてはくださらぬか。話せば楽になることもありましょう。
愚痴を聞いて警戒を解くことができれば、兵士として紛れ込むことも容易になるやもしれませぬ。
何、拙僧は独り身でありますれば。
貴殿らに比べ失うものはありませぬ。こう見えて腕も立つ故、何なら危ない場面では拙僧の後ろに隠れてくださってかまいませぬぞ。
警備の雑兵が、ぼそぼそと話しているところに、僧侶が通りかかった。
「良ければ拙僧に貴殿らの身の上を聞かせてはくださらぬか。話せば楽になることもありましょう」
笠に袈裟、そして錫杖を持った姿。
尭貞・居士(紅山尭貞居士・g01712)は、自前の装備ではあったが、一般人には確かに『僧侶』と伝わっている。
「お坊さん、それはありがたいことです。私たちは……」
と、おおむね事前情報のとおりの話をされた。
「それはさぞ、残してきたご家族のことが心配でありましょう。戦で命を落としてなどおられませぬ」
頷く兵たちに、尭貞居士は意外な申し出をした。
「これも何かの縁。拙僧は腕も立つ故、独り身でありますれば、貴殿らの前に立って戦うこともできますぞ」
魏軍に入りたいと言われて警備兵らも困り、顔を見合わせる。
とりあえず門の前で、村人たちの点呼をとっている上官にゆだねる。
そこには先に、雑務担当を希望する、人とも龍ともつかない、それでいて竜とはわかる女が来ていた。
「料理に掃除、洗濯、あと槍を磨くとかしに来ました!」
ストロベリー・メイプルホイップ(ドラゴニアンのレジスタンス諜報員・g01346)だ。
しゃべりながら、誘惑の吐息が口から漏れている。それは風使いによって、陣内にも垂れ流されていて。
「よし。槍はよく磨いておかないとな。あと、そっちの坊さんも採用!」
簡素な門をくぐり、居士は宿営地の様子をつぶさに観察する。まやかしを見破る集中力でもって。
なるほど、そこらで休んでいる兵たちにも、士気の低さが伺えた。
「ううむ、祝言を挙げようという者たちを敢えて引き裂いて徴兵しようとは、なんと趣味の悪い」
「遠慮なく阻止できる動機だ! うん、倒しやすい敵だね!」
蟲将を討つべく、ストロベリーはすでに、他のディアボロスたちを引き入れる算段をしていた。
その晩、門番のところに赴く。
「おまたせ。槍を磨きに来ました!」
「はあ? こんな時間にか?」
昼間とは警備が交代していたが、話には聞いているらしい。ドラゴニアンのレジスタンス諜報員の色香は、口止めするには溢れすぎている。
「大丈夫、兵士は溜まったのをすっきり出すのもお仕事でしょ?」
「ああ、オラの槍が、こんな無双状態に……!」
もう一人の門番にも、手をさしだすと、かぶりをふられた。
「お、俺も故郷の村に……」
「これはお仕事だから浮気にはならないよ♪」
おっと、元気づけすぎて、大戦乱を引き起こされても困るから、ほどほどに。
ともあれ、仲間が門を通過するには十分な隙だ。『貂蝉』率いる魏軍への紛れ込みに成功した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
備傘・鍬助
全く、妄想悲恋で頭が湧いた奴が指揮する軍隊に対する情報戦なんて、何が悲しくてやらなきゃいけないんだろうかなぁ…
と言うわけで、まずは、取りいらなきゃな
って事で、これだけの部隊で、進軍してる奴らだ
体に無理がたたってる奴もいるだろうぜ
って事で、武整体で体の調子を軽く整えてやろう
そして、そうやって取り入り、苦労話を聞きながら、此方の伝えたい情報も地道に伝えていくぞ
信頼を得られれば、勝手に俺の事も、そして、話も伝わるだろうぜ
…この進軍が終わったら、今度は反乱を起こすって噂のある兵士たちの故郷に攻め込むって話を広めてみよう
不安が広がれば、それが不協和音になるもんだからな
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
ストロベリー・メイプルホイップ
(連携、アドリブ歓迎!)
とりあえず雑務をしながら兵士さん達の様子を観察と情報収集してみるね。
故郷が恋しそうなら、ドッキリを仕掛けちゃおうかな!
ねぇねぇ、知ってる?
この部隊は若い男……それも結婚直前か直後の人ばかりなんだって。
(声を小さくして)何でも貂蝉様、そういう男に先立たれたから、他の女にも同じ思いをさせてやろうって……。
まぁそれはただの噂なんだけどね!
……でも私、見ちゃったんだよぅ。
夜中に『人魂』が何かを探すように宿営地内をふわふわ漂ってるのを……。
あれはきっと、旦那を探しにきたお嫁さんの……。
って訳でほぼ嘘じゃない噂を流したら、夜中に【閃光の吐息】極小玉バージョンをふわふわさせるね!
白水・蛍
アドリブ、連携歓迎
さて、人々に噂をばらまきましょうか。
【パラドクス】使用し、【プラチナチケット】の効果で人々に信用していただけるように土台を築いてから噂をばらまきます。
噂をばらまく集団は≪故郷の村で婚礼を挙げる予定のある者、あるいは挙げた直後の者≫達がよいですね。
混乱させ、元々あまりないであろう士気を更に下げましょう。
以下噂の内容、改変可。
「ねえ、知っております? 将軍である貂蝉は自身が不幸だと思い込んでいるだけとの事」
「我々、若者に対して、愛する者と離れ離れになって死ぬという経験をさせ、自分の気晴らしをしているだけらしいのです」
「そんな方のために命なんてかけたくない。ねえ、そう思いませんか」
魏軍へのディアボロスたちの紛れ込みを手引きしたあとも、ストロベリー・メイプルホイップ(ドラゴニアンのレジスタンス諜報員・g01346)は、雑務にかこつけて一般兵たちと接触をもっていた。
とある中年の兵士に近づき、武器置き場で槍を磨いていたところ。
「ねぇねぇ、知ってる? この軍は若い男……それも結婚直前か直後の人ばかりなんだって」
「んん? あぁ、オレも部隊で何人もそんなヤツに会ったなぁ。んん……」
手は休めず、ストロベリーは声を小さくして、クロノヴェーダの情報を流そうとする。
「何でも指揮官の貂蝉様、そういう男に先立たれたから、他の女にも同じ思いをさせてやろうって……。まぁそれはただの噂なんだけどね! あ、終わりかな?」
「ふう……。オレが溜めてたぶんは全部出せたよ。槍がスッキリしたな、ありがとよ」
中年兵士は、作業のフィニッシュに注意を向けていたが、立ち上がって帯を締め直しながら、こんなことも言った。
「貂蝉様は良い武将だと思うんだがなぁ。あんたみたいな人も雇ってくれるわけだし」
「そっかぁ! 噂にしても悪すぎだよね!」
しかし、ピンク色の諜報員は、相手が言葉とは裏腹に何かを憂いているのを、見逃さなかった。
ストロベリーの手引きで昨晩、野営地の門を抜けたあと、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)はプラチナチケットの効果も発動させて、雑兵たちのあいだを行き来している。
もちろん、貂蝉の噂をばら撒くためだ。
蛍は若く、もともと男性に間違われやすいこともあって、軍のどこにいても不自然さはない。
件の徴兵の対象者を探し出し、元々あまりないであろう士気を更に下げようと画策する。
「ねえ、知っております? 将軍である貂蝉は自身が不幸だと思い込んでいるだけとの事」
「ホントは違うのかい?!」
誰もが驚く。
「我々、若者に対して、愛する者と離れ離れになって死ぬという経験をさせ、自分の気晴らしをしているだけらしいのです」
「じょ、冗談じゃねぇ! 村に帰りてぇよ!」
「そう思いますよね。そんな戯言に命なんてかけたくない。……では、私はこれで」
蛍が席を外すと、きまって雑兵たちは寄り集まり、ヒソヒソ話を始める。
「イタタ……!」
「効果は抜群ってな」
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)は、整体でもって兵の調子を取り戻すという触れ込みで、野営地に自分用の天幕を建てていた。
今は、中年の男性に術を施している。
関節を軟化し、筋肉をほぐし、全身の気を活性化させる活法は、本物だ。
「先生、肩の痛みが消えた。ありがとよ」
起き上がったのは、あの武器庫にいた中年兵士。
「それは良かった。私もこのまま従軍して皆の身体を直してやりたいが、変な噂を耳にしてね」
鍬助が先を言うまえに、返事がくる。
「貂蝉様が悪いヤツだってんだろ? そんで反乱を考えてる若者までいる、とか」
結構、話が伝わってた。
もうひとつ、のせてみる。
「その反乱も貂蝉様に筒抜けらしい。扇動者の故郷を攻めるとか、なんとか」
村の名前をいくつか挙げる。
中年兵士は、真っ青になっても否定した。
「自分の国の村を、そんなバカな。先生や、あの雑用係を世話してくれた人だよ?」
施術の終了を告げ、天幕から出て行く背中を見やり、鍬助は。
「全く、妄想悲恋で頭が湧いた奴が指揮する軍隊に対する情報戦なんて、何が悲しくてやらなきゃいけないんだろうかなぁ……」
と、独りごちたが、撒いた不安はすぐに不協和音となった。
翌日に出発するはずだった軍は、朝になる前に野営地から抜け出す雑兵が続出し、咎める者と抵抗する者とで大混乱に陥ったのである。
軍を散らすきっかけは、例の中年兵士だった。
若者に対して、故郷の村に帰るように説得してまわったらしい。
一方、クロノヴェーダのボスと配下は、敵襲か反乱か見定めることもできずに、のこのこと野営地の真ん中に出てきてしまった。
ディアボロスたちは、討伐にかかる。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎
・行動
パラドクスを発動させて敵の攻撃に対抗、体内の氣を
充溢させて邪悪なエネルギーを跳ねのける。
そのまま突撃して距離を詰め、術師の苦手な近接戦闘に持ち込む。
高まった氣力による足を止めての連続突きを放ち、
間合いの内の敵全てを穿つ。
(オーラ操作、ダッシュ、貫通撃)
・セリフ
今度の貂蝉もだいぶイカれてるね、
自己中心的で人の話なんて聞かない所だけはどいつも共通してるけど。
まあ、まずは取り巻きから片付けて行こうかな!
ストロベリー・メイプルホイップ
(連携、アドリブ歓迎!)
ふぅ……この人数の槍磨きも楽じゃないね、手も口も体もヘトヘトだよ。
おっとこれ以上は危ないね!
それは置いといてっと。
ようやくお出ましだけど、取り巻きが邪魔だね。
って訳で祈祷師兵を幻術ごとバシバシ倒していくよ!
残留効果2を全部適用して、【回転の吐息】!
踊って回って【現の夢】と【士気高揚】で観客(?)の兵士達も含めて、盛り上がっちゃうよー!
こういう棒の扱い方もあるってのを魅せちゃうね!
悲劇や幻のオーディエンスで盛り上がるのもいいけど、やっぱり皆がハッピーで終わるほうがウケが良いでしょ。
そこの貂蝉さまもそう思わない?
私と戦う(おどる)勇気はあるかな!?
白水・蛍
アドリブ、連携歓迎
「さて、おびき出せましたね。のこのこと現れましたし、倒すだけですね」
相手の兵に対して≪ブレイドハープ≫で斬りつけたり、【此処に綴るは未来への凱歌】を使用し、まとめて敵を倒しましょう。
敵との間合いを調整してざくざくと倒していきましょう。
そのため、多少は傷を負っても仕方ないです。
傷を負ってでも倒すべき相手ですから。
陣地内のかがり火に、人の背丈ほどある蝶の輪郭が浮かび上がっている。
白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)は、『ブレイドハープ―詠唱―』の切っ先を向けた。
「上手く、おびき出せましたね。のこのこと現れましたし、倒すだけですね」
「うん、今度の貂蝉もだいぶイカれてるね」
蜂のインセクティア、袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は硬質化した素手で武術の構えをとる。
「自己中心的で人の話なんて聞かないところだけは、どいつも共通してるけど」
眼を凝らせば、他にも数体の蟲将が、アヴァタール級に付き従っていた。主人の前に一歩出て、胎動侵食の邪悪なエネルギーを練り始め、ある1体は掌に風力発勁のつむじを浮かべている。
さらに別の1体の左右にも、幻術兵の隊列が、召喚されようとしていた。
シルエットが独特なのは、ストロベリー・メイプルホイップ(ドラゴニアンのレジスタンス諜報員・g01346)の竜寄り体型も負けていない。
メーラーデーモンの『ラズベリー』とお揃いの電磁槍を掲げる。
「取り巻きが邪魔だね。まずは祈祷師兵をバシバシ倒していくよ!」
ディアボロスらは、おうと声を合わせて突撃する。
邪悪エネルギーは呼吸に合わせて送りこまれる。風に乗せられたら厄介だ。
雀蜂が対抗してパラドクスを発動させた。
『滋養蜂蜜丸(ジヨウ・ハチミツガン)』は、特製の兵糧丸。
「ぱくっ!」
ただ、食べるだけと言うなかれ。体内の氣(き)、すなわち生命エネルギーを満たす効果がある。さらには。
「変わった味ですね。何が入ってるんですか」
「私の甘かったよ?!」
同じ食べ物を仲間に分けられるのだ。
氣で邪を跳ねのけると、雀蜂は距離を詰め、術師の苦手な近接戦闘に持ち込む。
連続突きを放って、間合いの祈祷師兵すべてを穿つ。
蜂蜜丸からのオーラ操作、ダッシュしての貫通撃だ。
アヴァタール級の傍まで迫ったが、発勁のつむじが突風に変わった。
蛍は、刀の弦に手をやる。
「多少は傷を負っても仕方ないです。傷を負ってでも倒すべき相手ですから」
仲間が吹き飛ばされそうになるなか、逆風に向かう。
着衣のあちこちに裂け目ができ、血を吹く肌がのぞいた。それでも蛍は伝承詩(サーガ)を歌った。
ソードハープから、片刃に打ち直してある特別製。音の力を増幅し、発勁を押し返す。
祈祷師兵の掌に斬りつけた。
風が止んでも、歌は残る。
「はーい♪ 魅惑のポールダンスショーの始まりだよ~♪」
ストロベリーは、英雄の詩にのって、尻尾まである長い身体を電磁槍に絡めた。
槍の先は、地面に突き立てられている。
ラズベリーは、横でちょっとふくれっ面をしていた。
武器の点検整備は、このサーヴァントの仕事だからだ。もちろん、通常の槍磨きの。
「こういう棒の扱い方もあるってのを魅せちゃうね!」
絡めた脚で身体を支え、上体を反らせた姿勢のまま、グルグル回る。
トループス級に召喚された幻術兵は、回転した勢いの尻尾でビタンビタンと叩かれ、本体の祈祷師兵は、天地逆でのけぞる竜の口から、光弾ブレスをばら撒かれて爆散した。
「悲劇や幻のオーディエンスで盛り上がるのもいいけど、やっぱり皆がハッピーで終わるほうがウケが良いでしょ」
護衛を撃破し、ディアボロスたちは蝶の蟲将を包囲する。
「そこの貂蝉さまもそう思わない? 私と踊る勇気はあるかな!?」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎
・行動
【飛翔】で上空に位置取り、鱗粉の範囲から遠ざかる。
更に遠目に相手を確認して間近に見ないようにして
催眠の影響をなるべく避け、隙を伺って一気に急降下攻撃を仕掛ける。
攻撃後はまた上昇し、再度突撃の準備に入る。
(一撃離脱、空中戦)
・セリフ
後は貂蝉を叩くだけかな、
これ以上の被害を出さないようにウチ達が止めないと。
こうして一つ一つ事件を潰していけば、
排斥力だかいうのが溜まってこいつらも好き勝手出来なくなるらしいから
みんなで頑張って行こう!
白水・蛍
アドリブ、連携歓迎
「さて、後はあなただけです。参ります!」
敵の先手を取り、【パラドクス】使用。【レジェンダリースマイト】使用で、大きいダメージを狙います。
まあ、あなたが飛ぼうが舞おうが関係ありません。
私の≪音楽≫はあなたを喜ばせる音ではございませんから。
周囲の人々を勇気付ける【勝利の凱歌】を高らかに演奏と歌唱します。
それはあなたを苦しめる音楽になるのでしょうけど。
ストロベリー・メイプルホイップ
(連携、アドリブ歓迎!)
ようやく最後、件の貂蝉さまが相手だね!
傾国の美女だけあって踊りながら攻撃してくるのかぁ。
私もそっち系の方向性だから、少しは動きも読めるかもね。
って訳で残留効果2を全部適用して【誘惑の吐息】だよ!
競わず持ち味を活かせ!って具合に同じ土俵で戦わないのがセオリーなんだろうけど、似た感じのパラドクスを持ってるからこそ一番得意な部分で勝負するね!
風使いと精神攻撃は互角、なら後は誘惑!
これは私だって譲れないからね、本気だよ!
ダンスも加えて私のブレスと敵の舞、どっちが魅力的か勝負!
判定はどっちが最後まで立っているか……加えて、残ってる?周りの兵士達がどれだけ興奮してるか、だね!
「私を慰めてくださるのですか。ぜひ、お誘いに甘えさせてください」
アヴァタール級蟲将、傾国の美姫『貂蝉』は意外に丁寧な態度で、ディアボロスたちに近づいてきた。
袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は、注意を喚起する。
「あんなこと言って、もう鱗粉を撒いてるよ。翅の模様も催眠だからね!」
敵の攻撃がすでに始まっていると認め、雀蜂は何人かの仲間と飛翔した。
なるべく、クロノヴェーダの姿を視界に入れない。
「これ以上の被害を出さないよう、ウチ達で止めるには……」
空から野営地周辺を眺めると、暗い大地のあちこちに、火が列をなしている。どうやら、脱走者を追うものらしいが、陣そのものは手薄にしている。
「やっぱり、貂蝉を叩けばいいのかな」
指揮官がいなくなれば、追跡の兵もそのまま脱走に加わって、軍を散らすはず。
地上に残った、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)も同感なのだろう。ブレイドハープを鳴らし続け、レジェンダリースマイトの楽曲を歌っている。
(「舞おうが踊ろうが、関係ありません。私の『音楽』はあなたを喜ばせる音ではございませんから」)
勝利の凱歌も重ねられれば、故郷を目指して走る人々にも勇気を届けられる。
そして、ストロベリー・メイプルホイップ(デンジャラスドラゴン・g01346)も、前に踏み出していた。
約束どおり傾国の美姫の、踊りの相手をする。
(「私もそっち系。同じ土俵で戦わないのがセオリーなんだろうけど、あえて似た感じのパラドクスで勝負するね!」)
舞のなかに、相手の認識を狂わせる息が混じっている。
精神攻撃と風使いの技量は、互角。
「不幸な私の心は、この程度の余興では晴れません」
「私だって譲れないからね、本気だよ!」
竜の前肢と姫の指が絡みあい、豊かな胸と胸をつぶし合うように急接近した。
「お試しになりますか?」
「望むところ、たっぷりしちゃうから」
唇と唇も触れて。
もし兵が残っていたら、巻き込まれて昇天したかもしれない。目の当たりにするだけで酔えそうなキス。
誘惑は49対7で、ストロベリーが7倍勝っていた。
「どう、スッキリした?」
「あああ、こんな満ち足りた抱擁があるなんて……!」
くずおれて貂蝉は、もはや悲恋の娘とは呼べない顔をしていた。
その耳に流れ込んでくる、勇気の歌は。
「あなたを苦しめる音楽になるのでしょうけど……。参ります!」
蛍は、伝承詩の一幕を演じる。
ブレイドハープで華麗な一突きを、地に伏せる女将に加えた。
「ああ、不幸を、私の不幸を返してください」
胸を押さえてもがき、スジの通らない嘆きをもらす。
吟遊詩人が、彼女の伝承を書き換えたようなものだ。
だが、とどめまでは刺さず、踏みとどまった。蛍の意識は、今までに得た防御で無事ではあるものの、地上における蝶の鱗粉は、かなりの濃度に達していた。
「ここっ!」
雀蜂が空中で切り返して戻ってくる。
『飛燕空翻(ヒエン・クウホン)』の急降下攻撃だ。銘を『震天雷(しんてんらい)』という大型槍が、翅の一枚を貫く。
散った鱗粉の害を被らないよう、雀蜂は再び上昇して距離をとる。
「この事件ももう少しで潰せる。排斥力だかいうのが突破できれば、こいつらも好き勝手出来なくなってくらしいから」
震天雷を振り回した。
「みんなで頑張って行こう!」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
【現の夢】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
鷹群・煉時
(サポート)
人間の鬼狩人×無双馬『紅蓮』、16歳の女です。
普段の口調は「男性的(私、お前、だ、だな、だろう、なのか?)」、宿敵には「荒々しく(私、貴様、言い捨て)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
片翼となった、傾国の美姫『貂蝉』は、それでもまだ立ちあがった。
憂いをおびた微笑み。
先ほどまでとは違い、手足の動きは大きく、残った翅が粉々になろうともいとわぬ、激しい舞い。
観たものに、快楽よりも破滅を選ばせてしまうような……。
「ねぇ、ちょっと、服が溶けてるよぅ?!」
ストロベリーが自分の胸元を指さして叫んだ。先のほうしか隠れていない。
毒鱗粉の性質が、洗脳から溶解に変わっていた。
とはいえ、要所に貼ったシールなので、元から面積は小さかったが。
ディアボロスたちは、飛翔していた者も含めて、浸蝕地帯から距離をとり、遠巻きに囲む。
傾国の舞いが、かがり火に浮かんでいる。
そのさなか、野営地の柵を乗り越えて、一頭の無双馬が駆け込んできた。
「蟲を潰すのであれば、これで十分だ!」
馬上の女傑は、鷹群・煉時(人間の鬼狩人・g03830)。
『悪鬼粉砕撃』が、貂蝉の華奢な身体をへし折る。
「ああ、私は不幸……ウギャアアッ!」
身勝手な情念で、若者を死地に送ろうとしたクロノヴェーダは、ここに滅びたのだった。
煉時は馬首を返し、ストロベリーと蛍のもとへ寄せる
「大将戦に間に合ってよかった。流言飛語などは得意な者に任せていたゆえ」
上空から、雀蜂も降りてきて、鍬助や尭貞居士など計略に携わった者も合流する。
散った雑兵たちは、故郷の村に帰れるであろう。
幸せな結婚生活を送るかどうかは、まだまだこれからの戦い次第。
成功🔵🔵🔴
効果1【隔離眼】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!