【大戦乱群蟲三国志奪還戦】王位、簒奪せんと立つは狼顧(作者 紅葉茉莉
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#大戦乱群蟲三国志  #【大戦乱群蟲三国志奪還戦】狼顧軍師・司馬懿  #大戦乱群蟲三国志奪還戦  #司馬懿 

 媚城、ここでは予測が外れ、更には想定外の大戦乱を前にその智謀を巡らす存在が居た。
「多方面よりの侵略、やはりか……三国の戦、勝ち抜く事なく断片の王となった劉備では力を存分に発揮できぬのは仕方あるまい」
 黒顎扇を撫でつつ次なる一手を思案するは狼顧軍師・司馬懿であり。
 多少の妨害があろうと曹操が勝利する、その見通しを破ったディアボロスの力を高く評価し。
「ディアボロス……してやられたな。我の予想を上回る力にて曹魏を滅ぼし、この騒乱を引き込むとは。やむを得ぬ、諸葛亮が采配したとして、劉備ではこの危機に対応する力は足りぬだろう」
 ぐるり、と頭を回転させ決断する司馬懿。
 その複眼が妖しく光れば、次なる一手の為に躊躇なく動き出す。
「媚城の警備をより厳重に。この司馬懿が断片の王として立つ準備を始めるぞ! 簒奪と言われようが構わぬ、打てる手を打たずしてなんとなるか」
 いざという時、即ち油断せずとも。
 諸葛亮の力、断片の王としての力を得た劉備の力、それでもっても劉備が敗北したその時に備え。
 己が出来る手段を全て取ると動き、彼は配下の将兵に命令を下すのであった。

「はいどうもーっ、いやあ、三国志の世界で二人目の断片の王候補を撃破する大戦果、それに伴う排斥力低下でややこしいことにはなってますが、奪還戦の前哨戦、そのお知らせですよっ!」
 新宿駅グランドターミナル、妙にハイテンションにディアボロスを出迎えるのはミレー・マリエット(サキュバスのガジェッティア・g03547)であり。
 三国の英傑、その争いでもって生み出された強大な断片の王、その力で七曜の戦の勝利を目指した策の根幹たる三国の王。
 呉王・孫権と魏王・曹操を撃破した事でなし崩し的に生まれた断片の王、蜀王・劉備。
 成立の過程による、権力基盤が弱いが上に排斥力が低下し、多くのディヴィジョンからの侵入を許してしまう結果となっていたのだ。
「ま、切り取り狙いの他ディヴィジョンからしたらまさに幸運、奪還を狙う私達ディアボロスにとっての好機は他の勢力にもありがたい、ってことなんでしょうね。
 それを排除するために劉備が派手に派遣して、大戦乱を引き起こす前にこっちから奪還戦を仕掛けちゃいましょう、ってことでして」
 成立から不安定だった劉備、その状況を打破せんと人々を殺し尽くし、そこから生まれるエネルギーとトループ級の大軍勢で侵略者とディアボロス、双方を討ち取ろうとする策。
 それらを引き起こす前に手を打つ奪還戦、その前段階となる奇襲が今回の目的であり。
「皆さんに向かってもらうのは媚城、狼顧軍師・司馬懿の籠る拠点ですね。
 万一に備えて手を打って、場合によっては断片の王となってああだこうだしそうな相手、ですが放置は出来ませんからね」
 元々が大軍勢、更に警備をより固めた以上、この一戦でどうこうできるようなものではない。
 しかし幾度も攻撃を仕掛ければ、その守りにほころびが出ることもあるだろう。

「色々な勢力が入り込んで戦場はもうぐちゃぐちゃ、切り取り狙いも多方面から侵略中と結構混沌としています。
 けれど、だからと言って大戦乱で人々が犠牲になるのを見ているだけ、って事は出来ませんからね、皆さんの活躍に期待してますっ!」
 そう言ってミレーは説明を終了、警戒高まる拠点への戦いにディアボロス達を送り届けるべく、パラドクストレインに乗り込むのであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【落下耐性】
1
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV1

●マスターより

紅葉茉莉
 こんにちは、紅葉茉莉です。
 今回は大戦乱群蟲三国志奪還戦、ファーストアタックのご案内となります。

 今回の標的となる相手は狼顧軍師・司馬懿、その拠点を警護するトループス級を狙っての奇襲となります。
 媚城の警備をより厳重に、周辺に部隊を展開していますが常に大群で神経を張り巡らせているわけでもなく。
 各々が役割を持ち、決戦に備え大群として駐屯する部隊や少数の偵察、斥候として警戒する部隊。
 一定数の人数にて、臨戦態勢で巡回している部隊など様々なパターンの部隊が居るようです。

 プレイングでは、大群を狙うか、偵察、斥候に出ている部隊を狙うか、通常巡回している部隊を狙うか、をご記載下さい。
 記載がない場合は、プレイングに応じて適した部隊を狙って攻撃を仕掛けた、と判断して執筆します。

 上記の配置以外に、こんな部隊が居そうだと記載、その上でどう対策して戦うか、というプレイングも歓迎します。
 妥当な部隊ならばその部隊が存在し、そこを狙って攻撃したと判定し執筆します。
 ただし、敵中枢に忍び込んで護衛部隊狙い、などの実行不可能な部隊狙いは採用できませんのでご注意下さい。

 また、ファーストアタックですので、必要成功数を大きく上回っての採用は行わない予定です。
 合わせプレイングを希望の方が多数の場合、一部が採用されない可能性もありますのでご了承ください。

 では、ここまで長文を読んでいただきありがとうございました、ご縁がありましたらよろしくお願いします。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


峰谷・恵
「劉備では抵抗できないから劉備が倒れるまで守りを固めて待つ…それって劉備の二番煎じで結局勝ち上がってない弱い断片の王になるだけじゃない?」

可能な限り連携を取る。アドリブOK。
パラドクス通信を発動し、他の味方と適宜連絡を取り合い見つけた敵の情報交換をしながら偵察に出ている敵部隊を探し出し攻撃を仕掛ける。
偵察隊を見つけたら気付かれないよう可能な限り接近して奇襲でパラドクス攻撃を叩き込む。
敵の反撃は横跳びに回避。避けきれないものはLUSTオーラシールドで防御。
逃げ帰ろうとする敵を優先して撃破し、情報を持ち帰らせないようにする。
HPが半分切るまで敵を撃破したら味方に連絡してから撤退。


レイ・シャルダン
ロキシア君を【ディフェンス】(g07258)
連携・アドリブ歓迎です。

司馬懿と言えば簒奪…と言うのはあまりにもあれですが。
この動きは少なからず予想の出来た事、そう上手くは行かせません。

敵の大群を狙い攻撃を。
…大丈夫、安心して進撃してください。
今回はボクがついている、ロキシア君の背中は必ず守ります。

手には蒼き魔力の灯火、機械魔導弓『ACRO』に番えて引き絞り
空へと一筋の魔術の矢を放ちます。
空より至れ、スカイレイダー

敵の反撃は望むところ、どちらの弓が上か勝負しましょう
『Boeotia』の超視覚による【観察】の【情報収集】で敵の攻撃を【看破】し、
オートエイムの矢で相殺。

機を見るに敏、良い所で撤退です。


ロキシア・グロスビーク
レイさん(g00999)と!

あいつ!やっぱり断片の王の器だったんだね
レイさん……司馬懿なんだ。僕に重傷負わせたの!
お陰で豊饒祭(※旅団のイベント)あんまし楽しめなかったし……!
だから、八つ当たりっ!

大群を前に“魔槍”を構え興奮気味。傍らの妖精もやる気満々です
Moon-Childを両脚に集中・活性化
おっけー、僕、頑張るよ!
レイさんの攻撃の後、妖精の悪戯を泣きっ面に蜂と混沌を見舞って
猛然とランスチャージで貫いては他の敵へ投げ飛ばし、
次へ次へと殲滅してゆく

反撃に際しては
妖精に邪魔をさせたり槍を振り回し矢弾を【斬撃】の技で切り払うよ

っと、無理は出来ないね……撤退っ
首を洗って待ってなよ司馬懿ーっ!


杏・紅花
アドリブ、連携歓迎っ

巡回してる部隊を狙う
ココを削っておいて、大軍との挟み撃ちとか危ない事態に陥るのは避けたいし、巡回部隊が情報を司馬懿に与えるのも阻止したあ〜い

敵軍を見つけたらすぐに【デストラクションノヴァ】発動
練り上げた功夫のエネルギーを一気に開放、爆風を起こすような回し蹴りだあっ
飛ばれる前にぶっ飛ばす〜

司馬懿が断片の王になったら、なんか、ねちっこそうでいや〜
見た目も性格もきもちわる〜い虫人間は、キレーにお掃除しないとね!通常警戒の態勢崩して、その自信へし折っちゃえ!


エルティ・アーシュ
大きな戦いがまた起こるね
みんなを傷つけて平和を奪うのは赦せないの
軍勢相手でも、頑張らないと

偵察や斥候に出ている部隊、特にはぐれたり、少し離れた位置にいる敵を狙って、部隊を確実に減らしていくよ
周囲の地形や物陰に隠れつつ、【未来予測】や他の効果も活用しながら隙を探ろう
隙を見せたら風精の行進曲で一気に攻めるよ
攻撃したら一撃離脱でできるだけ他の敵に見つかりにくくするのも忘れずに

アウリーネは傍にいて
敵の動きとか、何か気づいたことがあったら教えてね

仲間とは連携して、うまく戦えるように支援していくよ
情報があったら共有しよう
ほどほどに戦ったら撤退だね

司馬懿くん、強いんだろうね
でもぼく達、負けないよ

アドリブ歓迎


エレオノーラ・アーベントロート
それではわたくしは【通常巡回している部隊】を狙いましょうか。
臨戦態勢ですし、激しい戦闘にはなりそうですけれど――うふふ、待ちに待った愉しい愉しいお祭りの時間ですものね。

電磁レールガン「フェアレーター」より「第六十五の魔弾【轟雷】」を使用。突撃する魏軍硬殻兵を吹き飛ばしますわ。
わたくしまで辿り着いた兵の槍はフェアレーターを盾に受け止めましょう。

【通信障害】を使用して部隊間の連携は絶っておき、一部隊ずつ相手にするようにしますわ。

蟲毒の蟲どものお遊びなんかじゃない、本物の戦乱。
わたくしも参加させていただきますわ――愉しませてくださいませ?


ブロス・ブラッドハート
んー…敵も考えや動きが一つにまとまってるわけじゃねーんだな
ごちゃごちゃにつけ込むのは悪い作戦じゃねーのかもだけど…へへーん、そこにさらにつけ込む奴もいるかもって考えないと危ないぜ!

硬殻兵の巡回ルートに【光学迷彩】でかくれんぼ!
障害物とか風景に溶け込んで、相手の死角から石を投擲だーっ
不意打ちされたら空に逃げようとするかな?そしたら石をカーブさせて羽とか背中、飛ぶのに必要なとこを狙って落としてくぜ
倒せそうなら急所を、そうじゃなくても手負いの兵を増やして他の味方が倒しやすいよーにしてく

撤退は味方とタイミングを合わせて。もっかい迷彩をつかって逃げやすいよーにするぜ
アドリブ・連携歓迎だー


八百陣・葵漆
対談の時に媚城の様子は見たけれど
いくら何でもそちらを直接削るのは無理だろうね
何といっても、指揮しているのはあの司馬懿だ
ここで攻めるべきは少数、斥候の部隊だ

警戒している部隊な以上、察知されずに奇襲を仕掛けるのは厳しそうだね
もっとも、少数相手ならば正面からでも十分倒せるはずさ
肝心なのは逃がさないことかな

そこで『足止めの軍略・弐』だ
泥沼に嵌めた上で、遠距離攻撃で殲滅するよ
ボウガンに爆弾に……飛ばれにくいようにネットを投げるのもいいかな

敵の雷撃は金属製の暗器を地面に刺しておけば
避雷針になってある程度は軽減できるだろう


 警備の高まる媚城、その近辺を少数で巡回する魏軍硬殻兵の達。
 そして、それなり以上の数で各所で警備の交代をする兵や、大量の兵士が集結する場所と、大きく分けて三種の警備体制を取る媚城、その戦力を削ぐべくディアボロスが迫っていた。
「それではわたくしは【通常巡回している部隊】を狙いましょうか。臨戦態勢ですし、激しい戦闘にはなりそうですけれど」
「うんうん、ココを削っておいて、大軍との挟み撃ちとか危ない事態に陥るのは避けたいし、巡回部隊が情報を司馬懿に与えるのも阻止したあ〜い」
 偵察や斥候でもなく、大群が集結する場所でもなく、巡回する集団に狙いを定めていたのはエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)と杏・紅花(金蚕蠱・g00365)の二人。
 戦力の削減、そして情報入手を阻害するという目的で、二人は巡回中の敵兵を見つければ躊躇うことなく飛び出して。
「うふふ、待ちに待った愉しい愉しいお祭りの時間ですものね」
「このまま司馬懿が断片の王になったら、なんか、ねちっこそうでいや〜。だから派手にやっちゃおうね~!」
 集団の前、あえて身を晒したエレオノーラが構えるは大型電磁レールガンのフェアレーター。
 それと同時、別方向からも姿を晒した紅花は練り上げ爆発的に破壊力を増し、まるで彼女自身が光の奔流となったかのようにも見える功夫のエネルギー。
 二方向からの攻撃に対応せんと、一部の兵は槍を構えてエレオノーラに向けて突進を。
 別の兵は弓矢を構え、紅花を射抜かんと狙いを定めていた中で。
「シィイイアアア!」
 咆哮と共にディアボロスを血祭りに上げんとし、槍を構えた魏軍硬殻兵が突進し。
 戦場に立つ愉悦、それを感じフェアレーターを構え砲身を敵兵に向けるエレオノーラ。
 バチバチと砲身が帯電すれど、敵兵は怯むことなく突撃し両者の距離が狭まって。
「【轟雷】解放――蟲毒の蟲どものお遊びなんかじゃない、本物の戦乱。わたくしも参加させていただきますわ――愉しませてくださいませ?」
 歪にゆがんだ口元、それと同時に引き金が引かれ轟音と共に雷光纏った砲弾が射出され、敵中にて炸裂。
 多量の散弾がばら撒かれ、突進を敢行していた兵の体を傷つけその突撃を阻んでいくが、それだけでは止まらぬと傷つきながらも兵士は強引に突進し。
 鮮血をばらまきながらも構えた槍を突き出せば、響いた音は金属同士がぶつかり合う甲高き音、それに交じって肉を貫く鈍い音。
「あらあら、沢山いる有象無象かと思いましたけど。中々どうして、良い動きをするじゃありませんこと?」
 突き出された穂先、その二つをフェアレーターで凌ぎつつ、一本は肩に受け。
 鮮血で衣服を赤く染めつつも心底楽しそうに哂うエレオノーラ。
 その狂気的な笑みに薄ら寒いモノを兵達は感じたが既に手遅れ、槍を肩に刺されたままに彼女は再びフェアレーターの砲身を構え、第二射を至近距離にて放っていたのだから。
 轟音、そして吹き飛ぶ兵達、だが戦場に響く轟音を生み出すのは彼女の専売特許ではなく。
「さぁさぁ、爆風を起こすような回し蹴りだあっ。見た目も性格もきもちわる〜い虫人間は、キレーにお掃除しないとね! 飛ばれる前にぶっ飛ばす〜」
 全身にオーラを纏い、射撃体勢を取っていた兵の真っただ中に飛び込んでいた紅花。
 射撃などさせぬと踏み込み、風切り音と共に放たれた強烈な回し蹴り、それと同時に彼女は体内にて練り上げていたエネルギーを一気に放出。
 一点に集中され、蹴りと同時に放たれたエネルギーは敵兵を吹き飛ばしながら爆発、すさまじい音と共に爆風を生み出し、衝撃をもろに受けた兵は本来曲がらぬ方向に体を曲げつつ吹き飛んで。
「ガ、ガアアア!」
 叫びと共に、衝撃にてよろめくも空中に離脱した兵が次々と矢を射掛け、これ以上の追撃はさせぬとばかりに紅花を攻め立てる。
 無事であった兵もその攻撃に加わって、矢の雨が降り注ぐ中を飛び跳ねるように避ける紅花、されど数の上で不利な状況、ならば必然的に被弾は避けれず幾本かの矢が刺さる。
「いたたっ、通常警戒の態勢崩して、その自信へし折っちゃうつもりだったけどちょっと数が多いかな?」
「ええ、まあそれでも十分にかき乱しましたし、潮時ではありませんこと?」
 体に刺さった矢を引き抜き、立て直しを図る魏軍硬殻兵を見つつ紅花に、フェアレーターを盾にしながら後退するエレオノーラが応じれば。
 相手の策を妨害するには十分、そして同刻、別の場所で戦う仲間よりのパラドクス通信によって援軍を察した二人は速やかに後退、追撃を避け戦場より離脱していたのであった。

 巡回部隊への襲撃、打撃は与えれど壊滅には至らず、立て直さんとする兵達。
 ならばより強大な、集中し防備を固める部隊と相対したディアボロスは如何なる戦果であったのか。
「こうも集まると壮観ですね、しかし。司馬懿と言えば簒奪……と言うのはあまりにもあれですが。この動きは少なからず予想の出来た事、そう上手くは行かせません」
 圧倒的な物量、それを見て敵の名から推測できた展開と言葉を漏らすはレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)であり。
「あいつ! やっぱり断片の王の器だったんだね。レイさん……司馬懿なんだ。僕に重傷負わせたの!」
 彼女と並び、興奮気味に言葉を紡ぐロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)の姿が在った。
 相手は強大な軍勢を有し、更には守備を固めている状況、されど手を出さぬわけには行かぬ。
「お陰で豊饒祭あんまし楽しめなかったし……! だから、八つ当たりっ!」
「そう、ですね……でも大丈夫、安心して進撃してください。今回はボクがついている、ロキシア君の背中は必ず守ります」
 タイミング悪く負傷させられた事への恨み言、命を奪い合うディアボロスとクロノヴェーダの争い故に、負傷する事もあり得るが完全に八つ当たりな空気を出すロキシア。
 何かを言いかけて、しかしその怒りの感情こそディアボロスの原動力だと出かかった言葉を飲み込み、ここで思う存分発散する為に守るとレイが告げていき。
「上から気を引きます、ロキシア君は地上から」
 気持ちを切り替えあえて敵の耳目を集める上空に。
 手にした機械魔導弓『ACRO』に魔力を青き矢にして番え、その身を晒すレイ。
 当然、数多の兵が彼女を見つけ空中へと飛び上がり、ある者は槍構え、またある者は弓矢を用意し狙いを定めるその瞬間。
「空より至れ、スカイレイダー。あなた方の反撃は望むところ、どちらの弓が上か勝負しましょう」
 挑発的に告げたレイは虚空、誰も居ない空間目掛け青き魔力の矢を放つ。
 だがそれは放たれた後に分裂し、それぞれが敵を狙い追いかける追尾の矢、青き光帯が空駆けて、次々と魏軍硬殻兵を射抜いていく。
「ギィイイイ!」
 だが警備を任された兵士達、このまま倒されてなるものかと叫び、対抗せんと次々と矢を射掛ける。
 空中を飛び交う双方の矢、双方が矢に体を貫かれ、また互いの矢が空中にて衝突し、力なく落下していくその下で。
「おっけー、僕、頑張るよ! レイさんの陽動、無駄にはしないからさ!」
 自身の周囲に妖精を浮かべ、“魔槍”を構えるロキシアの姿。
 あえて身を晒し、攻撃を引き受け場合によっては盾となる、その覚悟を見せたレイの心意気に応えるべく両足に力を込めれば、両足に仕込んだMoon-Childの出力向上。
 どこにそんな力があるのだと、見る者が疑うような速度で妖精と共に飛び出せば、地上の兵を蹴散らす勢いの突撃を敢行していたのであった。
「ギャガッ!?」
「グギギッ!?」
 上空に注意が向き、ほんの一瞬遅れた反応、それこそが戦場では命とり。
 猛然と突き進むロキシアのランスチャージによって貫かれ、そしてそのまま振るわれた槍から放り投げられるようにして吹き飛ばされて。
 仲間とぶつかりながら互いに転がり、体勢を崩す兵士達。
 奇襲としては多数の兵に打撃は与えた、だが相手は元々大群であり、その一角に強引に攻撃を仕掛けたに過ぎない。
「ッ!? ロキシアくん、無理は出来ません。すぐに援軍が来ますし、他への救援に向かっているようです」
「対応が早すぎるね、けど……っと、無理は出来ないね……撤退っ 首を洗って待ってなよ司馬懿ーっ!」
 数多の矢をいなしつつ、ダメージを抑えながら空中より敵軍の動きを見ていたレイ、彼女が見たのは此方に向かう無傷の大軍と、他での衝突があったのかその対応に向かう兵士の姿。
 自分たち二人故に、それを押し潰すに十分すぎる兵を回しつつ、別で仕掛けるディアボロスにも気付いたのだろう、数多の方角に移動する兵の情報を聞きながら、迫る矢を槍にて払うロキシア。
 引き連れた妖精も彼を庇うように飛び、飛来する矢を凌いでいたが膨大な飛び道具を全て防ぐは不可能で、彼もまた幾本もの矢に射抜かれた状態。
 このまま無理に戦っては包囲され逃げ場を失うと迅速に判断し、二人は追い立てる様に放たれる矢の雨を、そして投げ槍を搔い潜り撤退を始めるのであった。

 同刻、戦力を小分けにしての偵察か斥候を主眼とした兵を見て情報を持ち帰らせぬと潜み攻撃の機会を伺うディアボロスの姿があった。
「んー……敵も考えや動きが一つにまとまってるわけじゃねーんだな」
「劉備では抵抗できないから劉備が倒れるまで守りを固めて待つ……それって劉備の二番煎じで結局勝ち上がってない弱い断片の王になるだけじゃない?」
 そう言葉を交わし少数の敵を見るのはブロス・ブラッドハート(竜孺子・g03342)と峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)の二人。
 もっとも二人は離れた場所、つまりはパラドクス通信によって言葉をやり取りしているのであり。
「うん、みんなを傷つけて平和を奪うのは赦せないの。軍勢相手でも、頑張らないと」
「ああ、だけど何といっても、指揮しているのはあの司馬懿だ。ここで攻めるべきは少数、斥候の部隊だ」
 同じく通信にて偵察、斥候を狙うエルティ・アーシュ(受け継ぐ小竜・g01898)と八百陣・葵漆(勝利こそが正義・g01007)も攻める時を待っていた。
 四人、つまりは情報を探る敵を四か所で攻撃できる状態を作り出したディアボロス、ならば早期に偵察部隊を叩くとばかりに最初に動いたのは迷彩で隠れ潜み、相手をかき乱す事を狙っていたブロスであり。
「いくぜ、お前にきめた!」
 彼の両手、左右に一つずつ握られたのは石ころ……ではなく、ペットロックのリクルゴス&ソロンであり。
 兵が通り過ぎた瞬間、姿を晒して全力投球、不意に投げた一投は頭部直撃の危険球。
「ギィイイ!?」
 不意打ち、何処から仕掛けられたかと空中に逃れるも、此方を見つける前に仕留めるとばかりに躊躇なく第二投、それはぐいっと軌道を変えての変化球、空へと舞った兵の羽を打ち抜いて機動力を削ぎ落す。
 苛立ちながら反転、ツーマンセルで動いた別の兵も同じく空中に飛ぶもブロスはその兵にも同じように、今度は落ちていた石を投げつける。
「シィイイアア!」
 被弾、されどこの攻撃だけで倒されるかと怒りの声を上げながら、空中に浮かぶ兵達は姿を晒したブロスを狙い矢を射掛け、また槍を投げつけ反撃に転じていく。
「おっとと、あぶねーな! 当たったらどーすんだ!」
 自分が当てた事は棚上げし、相手を批判するように声を上げつつブロスが再び投石を。
 一進一退の攻防にて二人で動く兵を足止め、消耗させていく中で、別の場所でも別のディアボロスが二人一組で動く兵に奇襲を仕掛けていたのであった。
「引き籠りの為にご苦労様、けどこれで終わりだよ」
 それは恵、警戒している兵を前にして物陰に潜み、息を殺してタイミングを見計らい。
 二人の兵、双方が彼女を見ていないその刹那的な好機を逃さず飛び出して、反応する間もなく指先から強烈な電流を放ち、その体をしびれさせていたのである。
「ギギッ、コロセ!」
 不意打ちによる激痛、しかし相手は一人。
 ならばなんとかここで倒してやると血気盛んに槍を取り出し、また矢を射掛ける兵士達。
 その動きを見て恵は咄嗟に腕翳し、そこから出現するのはエネルギーを糧とし生み出された闘気の盾。
「やるね、けどほら、反撃してる間なんてあるのかな?」
 横っ飛びに矢を避けながら、再び指先から稲妻を放つ恵。
 二度目の攻撃、敵の数は一人と判断した兵が敵襲ありと知らせるべく空中に飛び上がり、一時離脱を試みるがそれは絶対に許さぬと恵が追撃。
 残る兵の放つ矢、その矢に射抜かれながらも逃げる相手に再び稲妻を放ち、墜落させていたのだから。
「逃げようとするヤツもいるよ、攻撃するときは気を付けて」
 同時に攻める仲間に知らせるようにパラドクス通信、此方の情報を持ち帰ろうとする動きがあると伝えつつ、彼女は残る兵も倒すべく稲妻を放出。
 互いに消耗する形の中、今度はエルティが動いていた。
「了解したよ、じゃあ逃げられないように注意して。アウリーネも何かあったら教えてね」
「…………」
 連れだって戦うオラトリオのアウリーネ、其方に敵の動きを見て逃げたり他の動きがあるならば知らせてほしいと頼み込み、索敵する兵に狙いを定めたエルティ。
 怪しい物陰などを覗き込むように動く兵、それが彼女の隠れ潜む場所に迫り、今まさに覗き込もうとした瞬間。
「風と一緒に、歩いていこう、飛んでいこう!」
 顔を入れたその瞬間、出会い頭に歌声を響かせて。
 強烈な音の波動、それをもろに顔面に受けて吹き飛びのたうち回る兵の姿。
 突然、一緒に探索していた仲間が歌声と共に倒れた姿に動揺するも、敵襲だと瞬時に判断、物陰に向けて槍を放り投げた仲間の兵。
 だが事前に様子を見ていたアウリーネ、投擲体勢に入った瞬間、エルティの手を掴み、引っ張る形で飛び出して。
 投げられた槍は誰も居ない場所を通過、地面に空しく突き刺さるだけであったのだ。
「ありがと、アウリーネ。でも、逃げてばかりじゃだめだから、ね」
「……」
 攻撃を回避、されど相手は偵察、斥候を担う存在。
 情報を的確に持ち帰られてはいけないと、続けざまに歌唱を始めようとするエルティと、無言で頷き肯定するアウリーネ。
 その動きを見た無事な兵が、仲間を見捨て急を告げるべく反転する素早き判断を下すも、それを逃さぬと歌声が空気を揺らし、後退しようとした兵の体を震わせる。
「すぐに行動する、良い兵士さんだね。しっかり動ける兵士さんがいるってことは、司馬懿くん、強いんだろうね」
 思い切りと行動、双方を兼ね備えた兵を派遣する司馬懿の軍勢。
 それらを指揮する存在はより強大だろうと感じつつ、自分達は負けないと拳に力を込め、エルティは再び歌声を響かせ兵を追撃していたのであった。
「成程、兵の動きは徹底している。少数で巡回している、だから偶発的に奇襲が出来たとしても即座に報告の為に動けるというわけか」
 被弾すれば倒れる前に情報を伝えようと下がる兵の報告受けて、葵漆が顎に手を当て思案する。
 ならば逃がさぬように如何なる手を打つか、それはその場に縛り付ける事であり。
「オオオ、敵ダ!」
 彼女を見つけた兵が叫ぶその瞬間、葵漆の口元が三日月の様にゆがんでいき。
 手にした羽扇を一振りすれば、彼女を狙う兵の足元が瞬時にぬかるみ足首まで飲み込んで。
「うむ、訓練された良い兵だ。しかし。この泥沼に嵌まってしまっては、もはやそんなものには意味が無いね」
 あえて姿を晒し、見つかるように仕向けていた葵漆、それはこのパラドクスの為に仕込んだ場所に敵兵を誘い込む罠であり。
 彼女の姿を見つけ接近した瞬間に発動、足をぬかるみに飲ませた直後、兵の頭上からは飛び回られぬようにとネットや爆弾が投げ込まれ、自由に飛べぬようにと妨害が行われ。
 そして、物陰に仕込んだ数多の絡繰りから多量の矢が雨のように降り注ぎ、兵の体を射抜いていくのであった。
 だがしかし、そのまま一方的にやられるような兵ではない。
「オオオオオオ!」
 雄叫び、そして手にした槍を突き出せば穂先より強烈な雷光が放たれて葵漆を打ちのめさんと、怒りの籠った一撃が放たれる。
 その直撃を受ける寸前、葵漆は金属製の刃を地面に向かって放り投げ、雷光への盾として。
 先ずはその刃に雷光が命中、威力を減じた稲光が葵漆の体に到達し、直撃だけは避けていたのであった。
 ある程度の被害軽減、そして自分も含め仲間は敵を逃さず攻撃出来ている、このまま一気に敵を叩き、逃さぬと四人が追撃をしようとした瞬間。
「多量の部隊が救援に向かっています、恐らく皆さんの方へ、かと」
 パラドクス通信にて入るは大部隊を相手にしていたレイからの声、それは圧倒的物量で少数による偵察部隊と接触した者を倒そうとする動きであり。
「うーん、まだいけそうだけどこれじゃダメか、撤退だね」
「たおしきれなかったかー。けどしかたない、急いで逃げようぜーっ」
 報告を受け、余力を残していた恵とブロスが不満を言いつつ速やかに後退開始。
「すぐに助けに来れるなんて、よく訓練されてるね。でもぼく達、負けないよ」
 同じく、エルティも一人は倒し、これ以上戦っては危険とばかりにアウリーネを引き連れて離脱を始める。
 その中で一人、早すぎる敵の展開、その報告を聞きながらしまった、とばかりに顔を歪めていたのは葵漆で。
「偵察も兼ねる斥候、だと思っていたけど。最初から全員使い捨て前提だった、ということか」
 虎牢関、その守りを行っていた戦略は周辺を少数で巡回、攻撃されれば大部隊で迎撃という作戦。
 それと同じ形の動きを今回の警備ではされていたのだ。
 兵が倒される前提ならば、各所に分散する偵察、斥候を逃がさず戦う為にディアボロス側は戦力の分散を余儀なくされ、本体やそれなり以上の数で行動する軍勢が狙われなければ犠牲は少なくすむというもの。
 斥候を倒した敵がその場に止まれば大量の軍勢で包囲殲滅すれば良く、それを嫌うならば被害としては巡回し、何かあれば逃げろと命令していた兵だけで抑えられるのだから。
 今回、通常部隊や大軍に迫るディアボロスは居たが、大軍というアドバンテージに対しては不足していたと言えよう。
「直接削るのは無理、だから周りを削ろうとした結果、倒せた兵は相手も想定の範囲内、といった所だね、まったく」
 頭を振って、自分も後退する葵漆。
 守りを固めた媚城に籠り、何かを行う司馬懿を前哨戦の段階で直接戦場に引きずり出す程の異変、言わば過去に刃をその首に迫らせた程に。
 心胆寒からしめるには、此度の攻めでは足りなかったのだ。
 しかしながら、他のディアボロスによる攻略もあり確実に媚城の戦力は減少している。
 決着をつける時、決戦の時にまでその刃を研ぎ澄まし、此度の攻略に参加したディアボロスは全員、帰還を果たすのであった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年04月14日

【大戦乱群蟲三国志奪還戦】狼顧軍師・司馬懿

 このシナリオは【大戦乱群蟲三国志奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 大戦乱群蟲三国志のジェネラル級及び、排斥力の低下した大戦乱群蟲三国志に攻め込んできた、吸血ロマノフ王朝、冥海機ヤ・ウマト、蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ、アルタン・ウルクの4ディヴィジョンの軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、洛陽・長安を支配していたジェネラル級蟲将『狼顧軍師・司馬懿』の軍勢です。
 『狼顧軍師・司馬懿』は、劉備がディアボロスに滅ぼされた場合に備えて、媚城でなんらかの儀式の準備を行っているようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑮狼顧軍師・司馬懿」の敵残存率を低下させます。


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選択肢👾大群のトループス級『魏軍硬殻兵』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。