リプレイ
ラキア・ムーン
ふん、まさか追い掛けていた奴とこんな所で会えるとはな
わざわざ中国くんだりまで出向く甲斐はある
冥海機か…艦船に海洋生物の特徴…か
どちらにしてもやり合ってみなければ分からんか
其方も威力偵察のつもりだろうが…こちらも同じだ!
《RE》Incarnationを構えて戦闘態勢に
未来予測で敵の蛸足と鎖の動きを視て、槍の『斬撃』で鎖を弾き少しでも縛り付けられる鎖の数を減らして次の動きに繋げよう
此方も【Call:Flame_Bullet】起動
炎の魔力弾を展開
周囲の4体に対して射出
着弾と同時に『爆破』し少しでも敵の視界を遮り、此方が体制を整える『時間稼ぎ』をしよう
1人で全て倒そうなど、思わんさ
アドリブ連携等歓迎
セレスティア・リュミエール
アドリブ、連携OKです
あの新たなクロノヴェーダはいったい……ともかく、気を付けましょう
戦闘開始と同時にパラドクスでサジテールを召喚
先制攻撃と行きましょう。サジテール、お願いね?
先制攻撃後は雨霰の様に矢を放ちましょう
遠方から矢で牽制を行っていきますね
軍艦部分と、生体部分があるのね
なら、生体部分を狙いましょう。サジテール、生体部分を狙ってね
可能なら、武器を狙って誘爆とかも狙えるかしら
って、空中を飛ぶ魚雷……!?
サジテール、できうる限りでいい、魚雷を撃ち落として!なるべく被害を減らすわ!
ある程度敵の数を減らしたら、またはこちらが劣勢なら撤退を開始しましょう
イルゼ・シュナイダー
歴史の奪還戦(ディアボロス・ウォー)では、毎回他ディヴィジョンの介入がありますね
とはいえ、排斥力が落ちたからこその戦争なので他ディヴィジョンの介入も止む無しですか
冥海機ヤ・ウマトの冥海機、陸戦も可能な海上戦力ですか
こう言っては何ですが陸に揚がってもらっていて助かりますね、水中戦は私にはちょっと……
試製強化外骨格アイングリフを纏って、その副腕で保持した大型ビーム砲の試製シュトラーレンカノーネと、刀身が2つに割れることでビーム砲になる大剣の試製カノーネシュヴェルトに、動力炉のエネルギーを充填して撃ち放ちます!
遠距離砲撃で味方を支援して、常に引き時と見計らい退路を確保して数をある程度削ったら撤退です
「ふん、まさか追い掛けていた奴と、こんな所で会えるとはな。わざわざ中国くんだりまで出向く甲斐はあった」
神奈川沖で遭遇した、『艦船型クロノヴェーダ』。自身の追い求めていた相手を前にして、笑みを浮かべるラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)。TOKYOエゼキエル戦争を主戦場にする彼女にとって、このディヴィジョンを訪れるのは今回のファーストアタックが初めてだ。
「艦船に海洋生物の特徴……か。どちらにしてもやり合ってみなければ分からんか」
手にした突撃槍に魔力を纏わせ、相手――冥海機・オクトリアを見据えるラキア。相手は鎖纏う蛸足を伸ばし、こちらを絡め取らんと仕掛けてくる。
水棲のクロノヴェーダではあるが、空を飛ぶには不足ないようだ。上陸し、迫り来るその触手の軌道を、【未来予測】で予知し、槍を使って払い除け。
「ちっ……!」
とはいえ見えていたからと言って、全てを払い除けられるものではない。左腕を捕まれ、振り回されれば、舌打ち一つ、槍に炎の魔力を纏わせて。
「其方も威力偵察のつもりだろうが……こちらも同じだ!」
『――!!』
そこから放つ魔力弾が、相手の体表で弾けた。オクトリアが声なき悲鳴を上げた隙に、蛸足を振り払って間合いを取る。もちろん、相手はなお健在。この程度では、倒れてくれない。
「サジテール、お願いね?」
だが、さらに迫り来る相手の軍勢に対し、彗星の如く降り注ぐのは聖なる矢。セレスティア・リュミエール(碧月のソルシエル・g05430)が呼び出した、半人半馬の弓手。占術の魔法によって使役される射手座を宿した賢者が、純白の聖光を曳いた彗星の矢で相手を射抜いていく。
「当てた部位で効果が変わる事はないかしら……武器が誘爆とかしてくれたら良かったんだけど」
ディアボロスとクロノヴェーダとの戦闘では、特段の指示がない限り部位狙いに意味は薄い、と言うのが原則だ。逆説連鎖戦とは通常の法則を超越した、異次元の戦い。良くも悪くも、パラドクスは物理法則に縛られない。
とはいえ無論、悪い事ばかりではない。逆に言えばたとえ鋼の装甲板が相手であろうと、パラドクスの矢は何ら問題なく相手を射抜くのだから。
「とにかくこの調子で……って、掴みかかってきたっ!?」
そしてまた、攻撃すれば対応した反撃が帰って来るのも、やはり逆説連鎖戦の倣い。こちらの聖矢に対応する反撃は、ラキアの時と同様、蛸脚と鎖による拘束だ。
「くっ、魚雷でも使うんだとばかり……サジタール、できうる限りで良い、迎え撃って!」
迫り来るその蛸足を、サジタールの矢で懸命に迎え撃つ。だが、防ぎきれずに抜けてきた触手が、彼女の身体を絡め取り、二方向へと力任せに引っ張って。
「く……ぅっ……!」
「陸戦も可能な海上戦力ですか。こう言っては何ですが陸に揚がってもらっていて助かりますね」
そんなセレスを救出すべく、オクトリア達へと狙いを定めるイルゼ・シュナイダー(サイボーグの殲滅機兵・g06741)。その身を覆うは強化外骨格、そこから伸びる副腕が、大型ビーム砲を保持する。同時に自身の腕は大剣を構え、その刀身が2つに割れて。その中心もまた、砲塔となって狙いを定め。
「動力炉、エネルギー充填。試製シュトラーレンカノーネ、試製カノーネシュヴェルト、発射準備良し」
仰々しきその武装は、機械化ドイツ帝国の技術。記憶なき己に宿る殲滅の力――パラドクスの炎を、その砲へと宿し。
「――撃ち放ちます!」
そうして二筋のプロミネンスが、オクトリアへと直撃した。オクトリアが溶け落ちていく事で、解放されるセレス。
「っ、はぁ……助かった……そちらも、気をつけてっ!」
「くっ
……!!」
一方でオクトリアの反撃は、当然イルゼにも襲いかかる。距離が守り足り得ぬのも、逆説連鎖戦の法則だ。
後方支援に徹する彼女の身体をも、オクトリアの触手が締め付け、引き千切らんとする。強化外骨格の強度で耐えるが、ミシミシと音を立てれば、中のイルゼの肉体も軋ませて。
「問題ない。これで仕留める」
そのオクトリアに対しては、ラキアの炎の魔力が爆ぜる。すでに傷を受けていたオクトリアは、その爆炎に飲まれて爆散した。
「ありがとうございます。ヤ・ウマトの冥海機……やはり侮れぬ相手ですね」
「1人で全て倒そうなど、思わんさ。互いに、な」
ラキアに礼を述べ、再び後方支援を行うセレス。誰かが引き付け、それを撃つ……即席の連携で、オクトリアの数を減らしていく3人のディアボロス。
「排斥力が落ちれば奪還戦に持ち込めるが、他ディヴィジョンの介入も招く……痛し痒し、ですね!」
あちらを立てればなんとやら。イルゼのそんな愚痴は、戦場の音によってかき消されていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
カーリエ・デュマ
※アドリブ、他参加者との連携OKです。
―ん。
ここが…『大戦乱群蟲三国志』か…始めてきた…
…というか…ディアボロスになっての初陣が…戦争かぁ…
…人生いろいろ?
敵いっぱいか…集団戦苦手だけど、一体でも確実に倒す。
…それで味方に貢献する…。
私…弱い。真っ向から戦うのは【光学迷彩】で隠れて、側面から奇襲していく。
ミラージュスラストによる『暗殺』を狙う。
行くよ…おシ様…援護お願いね。
神山・光
は、海戦だかなんだか知らないけど、撃ち合いがご所望だって言うならあたしの土俵だよ
その謎魚雷ごと、あんたの体を穴だらけにしてあげるよ
八連装飛翔魚雷は弾幕と制圧射撃で片っ端から銃弾を叩き込んで相殺し、早業でマガジンを替えつつ、連射、蓮撃で相手に反撃の隙を与えることなく銃弾を撃ち込み、蜂の巣にする
「あたしに出会った不幸を呪いな。さぁ、どこを撃ち抜かれたい?五秒以内に答えればリクエストに答えてあげるよ」
ザイン・ズワールド
いつの世も、美味しいところだけをつまみ食いしようとする野蛮者は居るものだが……そうか、海か。
『大地が切り取られている』と俺は勝手に思い込んでいたけれど、実際は違うのかもしれない。
いや、どこかでかつて繋がっていた陸地は海の底ごとなかったなんて聞いたかもしれない。
すなわち海だけが切り離されているやもしれないということか。
どこかで調査が必要かもしれないな。
さて、まずは眼前のお前たちだ。
要は魚なのだろう。
丁度いい。魚の捌き方について教えてもらったところでね、きっとうまく捌いてみせるよ。
あとはかつて、今までの戦いでは乱入者もあったことがあるらしい。
一撃くらいくれてやりたいが、無理せず撤退をするよ。
「――ん。ここが…『大戦乱群蟲三国志』か……始めて来た……というか、ディアボロスになっての初陣……」
それが、これほど大きな戦場とは、と。カーリエ・デュマ(ウェアキャットのナイトブレイド・g09494)はあまりに表情を変える事なく、こくりと首を傾げて見せる。
「……人生いろいろ? 私、弱いんだけど……な」
集団戦は、あまり得意ではない。【光学迷彩】も所詮は確率半減、戦場では全く役に立たない残留効果だ。そうは言っても、敵が見逃してくれる理由もない。戦場に立ってしまった以上、覚悟を決めてククリナイフを握る。
だが、そんな彼女がそのまま攻め込むより早く、まずオクトリアに突撃するのは神山・光(銃神・g00638)。
「は、海戦だかなんだか知らないけど、撃ち合いがご所望だって言うならあたしの土俵だよ」
手にした銃は、ベレッタM92。オートマ拳銃の傑作を改造した、愛用の二丁拳銃。その銃口を2体のオクトリアに突きつけると、目にも留まらぬ連射を叩き込む。
「あたしに出会った不幸を呪いな。さぁ、どこを撃ち抜かれたい? 五秒以内に答えればリクエストに答えてあげるよ」
問いに対しての回答は、言葉ではなく飛翔する魚雷の反撃だ。放たれたそれが意志を持つかのように、光の身体へと迫っていく。
「その謎魚雷ごと、あんたの体を穴だらけにしてあげるよ」
それに対して、連射連撃。弾丸が尽きれば、即座にリロード。全てを撃ち落とさんと弾丸を放つ。流石に全てを撃ち落とすのは不可能にせよ、何発かを撃ち落とし……そして、至近で爆ぜる魚雷の爆風で、その身を吹き飛ばされて後退する光。
「っく……蛸もどきがやってくれるじゃないかっ!」
なんとか耐えて踏み留まると、オクトリアを憎々しげに睨みつけ。対するオクトリアは表情を変える事も言葉を発する事もなく、淡々と魚雷をばらまいて来る。
「いつの世も、美味しいところだけをつまみ食いしようとする野蛮者は居るものだが……そうか、海か」
そんな相手の様子を見ながら、呟きを零すのはザイン・ズワールド(剣・g09272)。クロノヴェーダは、大地を切り取っている……そう、思いこんでいたが。
「いや、どこかでかつて繋がっていた陸地は海の底ごとなかったなんて聞いたかもしれない。すなわち海だけが切り離されているやもしれないということか」
クロノヴェーダについては、未だ謎が多い。そんな彼女の呟きも、結局の所はただの推論に過ぎない。いずれ調査が必要かもしれない、と考え――だが一つ、確かな事は。
「……と。まずは眼前のお前たちだな」
目の前のオクトリアは、思案の片手間に倒せるような弱敵ではない、と言う事だ。自身の“剣“を構え、オクトリアへと間合いを詰めるザイン。相手は魚雷によって、それを迎え撃ってくる。
「ぐっ
……!!」
到底、避けきれる量の攻撃ではない。身を焦がし、圧する爆風に、苦悶の息が溢れる。それでも歩みを止める事なく、ただまっすぐに間合いを詰めて。
「要は魚なのだろう。丁度いい。魚の捌き方について教えてもらったところでね」
まあ蛸は魚ではないし、そもそもクロノヴェーダだが、その辺りの事には拘らない。そもそも実の所、料理はあまり得意ではないし。相手の身体を切り刻まんと、真っ向から堂々と刃を振るう。魚雷の熱と衝撃には、歯を食いしばって耐えていく。
そうして正面から派手に戦うディアボロスがいる一方で、カーリエは側面から攻撃を仕掛ける。
「行くよ……おシ様……援護お願いね」
ダンジョンペンギンが放つハンドガンが、オクトリアめがけて放たれる。無論、通常攻撃はクロノヴェーダには通用しないが、注意を引き付け、そちらに視線が向いて。
その視線の先にパラドクスの残像を生じさせ、相手の意識を攪乱するカーリエ。ククリナイフの鋭い刃が、相手の心臓めがけてまっすぐに突き立てられていく。
「……っ!」
それによって相手を仕留める物の、散り際でも反撃は発生する。放とうとしていた魚雷がその場で爆ぜて、カーリエの身体を吹き飛ばした。
肌を焦がすその熱に小さく呻きを零し、歯を食いしばって痛みに耐える。
「――ん。大丈夫、まだ。少しでも敵を減らして、味方に貢献する」
こちらを気遣うおシ様に、一つ頷き返して。継戦の限界まで戦うべく、再び残像を生じさせる。
そうしてある程度の数を減らせば、ディアボロス達は身を翻し、撤退していく――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
レナ・レッドフィールド
あれが未知の敵!
この混乱に紛れて漁夫の利を狙おうって魂胆ね!
海属性っぽいだけに…!って言ってる場合ではないね!
そんな事はさせないんだから!レナがぶっ飛ばすよ!
『マジカルオーラ』を展開して防御を高めどんな攻撃にも備える態勢をしつつ
相手がどんな攻撃を仕掛けて来るのか
【フェイント】を仕掛け相手を翻弄しつつ見極める
会話も交えつつ敵の様子を伺いつつ相手との間合いを図っていく
あなた達、どこから来たの?暗い暗い海の底から来たの?
じゃあ…、こんな明るい光は見たことがないんじゃない?
さぁ、喰らってみてよ!
と光を収束させた『クリムゾンハート』を振るい
パラドクス【超新星】を放つ
ある程度戦ったら撤退する
クリアルト・ハイランド
あれが冥海機…いかにも油断ならない相手だね
とはいえ、躊躇ばかりもいられない
先手必勝の心構えで騎士天槍で仕掛けるよ
まずは最前線の2体に対して、ダメージを与えて撃破を狙うよ
相手の縛り付けに引きずり込まれないよう
蛸足と鎖には十分に注意して避けたり武器で
斬り落としたりするつもりだよ
無双馬の機動力を活かしてその場には立ち止まらずに
動き回って相手に狙いを定めさせないようにかな
それでも包囲されそうならいったん後退して立て直すね
仲間達が窮地に陥っているなら、救援に向かうね
「早々で悪いけれど、ここで沈めさせてもらうよ」
ネリリ・ラヴラン
折角、マスターテリオンさんに頑張って貰おうと思っているのに
こっち方面から出てくるのはずるいよね
というか、どういう形のディヴィジョンなのか不思議過ぎるわ
複数の国にまたがるだけでも広くて困ってしまうのに
海で繋がってるので日本近海全部!とかは止めて欲しい気持ち
ちょっぴり愚痴ってしまいながらもPDは確り詠唱して
蝙蝠爆弾を準備するよ
タコ足を見切るのは難しそうだから【飛翔】を駆使して距離を取りながら
本体っぽい人型目掛けて蝙蝠を飛ばすわ
お仲間をみたことはあっても、直接戦うのは初めてだからね
お手並み拝見だよっ
…あ、あんまり集まって来られると逃げ場が無くなりそうだから
倒すより増える方が多くなったら逃げるわ!
「あれが未知の敵! この混乱に紛れて漁夫の利を狙おうって魂胆ね!」
冥界機の軍勢を前にして、警戒を露わにするレナ・レッドフィールド(赤き小悪魔・g09160)。
「海属性っぽいだけに……! って言ってる場合ではないね!」
「ああ、いかにも油断ならない相手だね。とはいえ、躊躇ばかりもいられない」
後半はさらりとスルーしつつ、クリアルト・ハイランド(人間の妖精騎士・g01311)は無双馬に騎乗する。その手に巨大な騎乗槍を構えると、敵陣めがけ先駆けて。
「早々で悪いけれど、ここで沈めさせてもらうよ!」
力強いパラドクスの突撃、そしてその速度を乗せて突き出す槍の一閃。切っ先から放たれる衝撃波が、オクトリアを強烈に打ち据える。
だが、オクトリアの方もその衝撃に耐え、その鎖絡む蛸足を伸ばして来る。槍で捌きながら逃れようとするも、それを防ぎ切るのは容易な事ではない。
「くっ、離れろっ……!」
その身体を締め上げられる度に、懸命にそれを振りほどく。きしむ痛みにも歯を食い縛って耐えると、決して立ち止まらず駆け回っていく。
「やはり、強い……けれど、捕まる訳にはいかない!」
多少絡め取られる程度なら、まだ良い。だが、その全てに絡め取られれば、その時は容赦なく、五体を引き裂かれよう。そうはさせじと決して足を止めず、触手を掻い潜って無双馬を駆り続ける。
「折角、マスターテリオンさんに頑張って貰おうと思っているのに。こっち方面から出てくるのはずるいよね!」
そんな冥海機の強さを前に、思わず愚痴るのはネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)。神奈川の沖で初めて『艦船型クロノヴェーダ』と遭遇した一人である彼女は、それが別のディヴィジョンに現れた事に不満を零す。
「というか、どういう形のディヴィジョンなのか、不思議過ぎるわ。複数の国に跨るだけでも、広くて困ってしまうのに!」
少なくとも、神奈川と中国南東部を含むディヴィジョン。その時点で、かなりの広範囲である事が想定される。トループス同士を比較しても、冥界機の力は蟲将以上だ。
「海で繋がってるので日本近海全部! とかは止めて欲しい気持ち!」
そんな思いをこめて描いた魔法陣から、小型の蝙蝠を呼び出し、飛びかからせる。一体の蝙蝠を精密に操ると、オクトリアの間で、勢いよく炸裂させた。
先程のクリアルトの突撃で傷ついていたオクトリアは、それで勢いよく爆ぜ飛んで。
「直接戦うのは初めてだからね、お手並み拝見だよっ! ……ってわわっ!」
だが、そんな言葉を、聞いているのかいないのか。相手は斃れながらもしっかりと、蛸のような怪物を飛ばして来た。叶うなら【飛翔】で逃げたい所だが、敵の多いで飛ぶのはあまりに危険。逆説連鎖戦において、距離を取る事は防御手段としては心許ない。
「いったーいっ!?」
その歯に噛みつかれ、悲鳴を上げるネリリ。いや、痛いも痛いのだが、剥き出しの歯で噛みつかれるのは怖くもある。慌ててそれを引き剥がしながら、若干涙目で敵陣を睨んで叫ぶネリリ。
「本当に……もうっ!」
「危険な敵ね。でも、レナがぶっ飛ばすよ!」
そのオクトリアめがけ、今度はレナが接近する。相手の出方を伺いながら、声をかけて様子を伺って。
「あなた達、どこから来たの? 暗い暗い海の底から来たの?」
その問い掛けに帰ってくるのは、やはり蛸の怪物の剥き出しの歯だ。飛びかかってくる相手の噛みつきが、張り巡らせた魔力の上からレナの身体に突き立てられる。
「くっ……もうっ、ちゃんと会話してっ!」
文句を口にしながら、痛みに耐えるレナ。噛みつくために近づいて来た相手に向けて、魔法の杖を突きつける。先端にあしらわれた宝石は、真っ赤なハート型――そこに光が集まって。
「こんな明るい光は、見たことがないんじゃない。さぁ、喰らってみてよ!」
その光が爆ぜれば、さながらそれは超新星の如く。凝縮されたエネルギーの爆発が、オクトリアの身体を呑み込んでいく。声なき悲鳴が迸り、噛みつきを解いて後退する相手。そこをクリアルトが駆け寄り、トドメを刺していく。
「悪いけれど、容赦はしない……このまま、数を減らしていこう!」
「ええ、でも無理しないようにしなくっちゃ!」
噛まれた所をそっと撫で、痛みに眉を寄せるレナ。こうして戦ってみれば、冥海機は強い。深追いは禁物……だが、強いからこそ、なるべく削っておきたい思いもあるのがジレンマだ。
「でも、中国は渡さないんだから!」
とにかく、戦える所まではと。再び杖に魔力を集めながら、手近なオクトリアへと向かっていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【グロリアス】LV1が発生!
イロハ・アプリルシェルツ
【アドリブ&連携歓迎】
インディアナポリスは第二次世界大戦の重巡洋艦だっけ。
まぁ良いや、今は戦争の前哨戦に過ぎないしね。
其れにしても海辺は厄介だね、イロハは近付いてからぶん殴るのが基本だし。しかも魚雷が愉快な感じに追いかけて来るから笑いたくなるよ。
どうやら追い込まれちゃったみたいだよ……キミ達がね。気付かなかった?イロハを追い回してたから此の辺りはもうしっかり足が着く浅瀬なんだよ。
さて苦し紛れの砲火をバックコーラスに素早く詠唱したら敵陣に踏み込もうかな。
イロハの間合いに持ち込めたら【ロンバルディアの聖王冠】で彼等を順に浄化していこう。
出来るだけ派手に戦ってれば親玉が顔見せする可能性もあるかな?
宇佐美・アリス
艦船と女の子、そんなゲームなかったかしら?
ともかく、海から砲撃ってことは、泳いで近づくか、岸から撃ち合うかよね?
集まった人次第だけど、今回は【水中適応】が必要かしら?
他の人達と積極的に連携を取っていくわよ
妖精さん、手伝ってね
と言っても、大勢向けのパラドクスじゃないのよね
【水中適応】【未来予測】で魚雷の進路を先読みして、シールドと障壁の厚い所で直撃を避けつつ接近しての[水中戦]
孤立しないように気をつけつつ、敵の注意を惹くように動くわ
妖精さんと協力して[フェイント]交えたり、[水使い]で敵の動きを抑え込んで斬撃を叩き込むわ
増援が来たら即撤退、その他、状況を見て無理そう一歩手前で撤退を進言するわよ
呉守・晶
まさか、マスターテリオンとの決戦直前にこいつらの正体が判明するとはな
太平洋ディヴィジョン冥海機ヤ・ウマトの冥海機、か
色々と複雑だが、まぁ此処でこいつらの戦力を図るのも悪くはないか……
それ次第でマスターテリオンをどうするかの指針にもなるだろ
とはいえ、それは後で考えることだな
今は今やるべきことに集中するぞ
戦争の漁夫の利で沿岸部持っていかれちゃ堪ったもんじゃねぇ!
戦争本番に備えて削れるだけ削るぞ
魔晶剣アークイーターの封印を一部解除して刀身を無数の鋼糸に変化させるぜ
網状にした鋼糸の刀身で敵を3体纏めて絡め取ってそのままバラバラに引き裂いてやる!
さぁ網漁といこうか!
継戦限界が近づいたら無理せずに撤退だ
シークローネ・メーベルナッハ
成程、以前からエゼキエルの方にて存在が確認されていたクロノヴェーダが此方にも侵攻してきた、という事にございますね。
彼方からも此方からも、退いて頂かねばなりますまい!
水中戦は敵に分がございます故、可能ならば揚陸をかけてきた処へ攻撃を仕掛けて参りましょう。
敵陣を疾走し駆け抜けつつ『陣風、即ち剣山刀樹』にて複数体へ一気に攻撃を。
魚雷に対しては、敢えて敵に接近する形での回避を試み、反撃へ繋げて参りましょうかと。
然し、蟲将達を圧倒するとなりますと相当な強者とお見受けしますが…拙の刃は、果たして何処まで通りますやら?
ともあれ、敵数が増えて包囲されそうになりましたらば撤退を。
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
まさか神奈川で調査しようとしていた敵がこっちに現われるとはなあ
まあ、ちょうどいい。何か分かればあちらでの調査も捗るだろう
敵は水中方のようだ水中用の動力甲冑を着用し、タイダルパックを使用して【水中適応】を活性化、水中戦を仕掛けて一撃離脱攻撃で仕留めていこう
ここは前哨戦、敵を削る事と戦力の偵察に注力し、無理はしないように心がけよう
しかし、こちらでも何か分かれば、エゼキエルの調査でも役に立ちそうなんだけどなあ…
「なるほど貴様らがマスターテリオンが追い返している侵入者か。東京への侵入を諦めて此方を狙いに来たのか?」
もしもマスターテリオンに会えたら話しかけて反応を伺ってみようかな?
「まさか神奈川で調査しようとしていた敵が、こっちに現われるとはなあ」
「マスターテリオンとの決戦直前に、こいつらの正体が判明するとはな」
神奈川沖の調査とも縁深いがゆえに、冥海機の出現に複雑な思いを抱く百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)と呉守・晶(TSデーモン・g04119)。
「まぁ、ちょうどいい。何か分かればあちらでの調査も捗るだろう」
「確かに、此処でこいつらの戦力を図るのも悪くはないか……いや、それは後で考える事だな!」
先の事ばかりを考えて、目の前が疎かになっては本末転倒。中国沿岸部を持っていかれてはたまったものではない。今は目の前のオクトリアに集中と、パラドクスによって魔晶剣に封印を解いていく晶。
「さぁ、網漁といこうか!」
刀身は分解され、無数の鋼糸へと姿を変えた。晶の意のままに動き、敵を絡め取る鋼糸の剣。沿岸部へと揚陸を仕掛けようとする3体のオクトリアを捕らえ、その身体に糸状の刃を喰い込ませていく。
「このままバラバラに……うぉっとっ!?」
とはいえ、流石に一撃で仕留めるとはいかない。相手はその身体に鋼糸を喰い込ませながら、魚雷をもって反撃して来る。爆ぜる衝撃に吹き飛ばされながらも、耐えて踏み留まる晶。
「くっ、流石にそう甘くはないか。だが、ここで削れるだけ、削らせてもらうぞっ!」
「成程、エゼキエルの方にて存在が確認されていたクロノヴェーダが、此方にも侵攻してきた、という事にございますね」
そして代わって間合いを詰めるのは、シークローネ・メーベルナッハ(其は生ける疾風怒濤・g00007)。妖刀を構えてオクトリアへと駆け寄り、そのままその横を駆け抜けて。
「では、彼方からも此方からも、退いて頂かねばなりますまい!」
その疾走に遅れるように、無数の斬撃がオクトリアを襲う。鋼糸ですでに強度の弱っていたオクトリアは、それで今度こそバラバラに引き裂かれ。
「むっ……!」
だが、その死に際に放たれた魚雷が、一斉にシーナを狙う。本体が命を落としても、そちらに命が移ったかのように追尾してくる無数の魚雷。到底避けきれるものではなく。
「ならば、このように……!」
それに対して、死中に活を求めるとばかり、後退ではなく前進するシーナ。爆炎にその身が呑み込まれる前に、強引にその中を駆け抜けて。ダメージを最小限に抑えつつ、そのまま次の敵へと駆けていく。
「どうやら、拙の刃も通りはするようですが……蟲将達を圧倒するだけの力はありますようで」
だが、いくら最小限と言っても、相手の火力は十分以上、身を焼く痛みは避けられない。次の敵が放つ魚雷をじっと見据えつつ、さらに加速して間合いを詰めていくシーナ。
それとは逆にイロハ・アプリルシェルツ(神聖ならざる銀・g05555)は、相手の魚雷から逃げ回る。
「海辺と言う地形は厄介で、追いかけてくる魚雷も愉快と来た。笑えて来るね」
揚陸してくる相手を迎え撃つ形なので、足場に困る訳ではない。だが下手に海に近づけば、魚雷が山と飛んで来るだろう。逃げるイロハ、追うオクトリア。ついには無数の魚雷に追いつかれ、その爆風に身を焦がされ。
「くっ……どうやら追い込まれちゃったみたいだよ」
苦痛の呻きを漏らしながらも、オクトリアへと向き直るイロハ。だが、その口元は不敵な笑みを浮かべ、真っ直ぐにその手を相手へ翳し。
「キミ達が、ね……!」
高らかに唱え上げしは、信仰の聖句。聖遺物が輝きを放ち、周囲の大地を聖別していく。邪悪を退ける、奇蹟の御力。冥海より来るクロノヴェーダへと、浄化の力を注ぎ込んだ。その力を受けたオクトリアは、声もなく悲鳴を上げ、苦痛の声を漏らす。
だが、相手の魚雷は一切動じる事なく、イロハを狙い続けるが。トループス級と言えど、侮って勝てる相手ではない。
「くっ、大人しく浄化してくれないものかね……可愛げのないっ!」
ぼやきながらも爆発に耐え、大地に聖なる力を注ぎ続けるイロハ。そんな彼女の元を目指し、新たなオクトリアが海からの上陸を図る。
「こういうのは、邪魔した方が良いのよね?」
その側面から、【水中適応】によって上陸の瞬間を狙うのは、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)だ。妖精達を召喚すると、オクトリアへと放っていく。
「さあ、手伝ってね、水の妖精さん達!」
それらの妖精はオクトリアに絡みつき、その動きを阻害しにかかる。だが相手は全く表情を変えぬまま、淡々とこちらに向き直り、魚雷を発射して来た。
放たれた魚雷は空中を泳ぎ、こちらをめがけて真っ直ぐに飛来する。【未来予測】で回避を図るが、こちらの回避に合わせてまた軌道を変える魚雷。
「もう、厄介……だけどっ!」
それでも少しでも爆発の薄い場所を予測すると、シールドを掲げその中を突っ切っていく。ダメージを最小限に抑え、それでも身を焦がす苦痛に耐えながら、振るうは愛用の魔法剣。
「これでどうっ!?」
そのまま妖精が動きを封じた相手へと斬りつける、パラドクスの連携。オクトリアの身体を深く斬り裂けば、相手は目を見開いて身体を反らす。
だが、倒れる事はなく、再び魚雷を放つべく構え直して。
「今だよっ!」
「よし、畳み掛ける……!」
アリスが叫べば、そこに突撃するのは運命。自身の動力甲冑をパラドクスで水空両用装備に換装すると、高速で突撃していく。衝撃波を纏うほどの推力による突撃。
それに対してオクトリアは当然、魚雷によっての迎撃を図る。突撃の速度や張り巡らせたフィールドだけでは、防ぎきれない激しい爆発。
「っ……いや、まだだっ!」
甲冑越しの衝撃が運命の身体を揺らせば、苦痛の声が溢れ出す。だが、突撃を止める事はなく、真っ直ぐにオクトリアへと突き進んで。オクトリアの身体は、未だアリスの妖精が捕まえている。それが振りほどかれるより前に、激突し――粉々に粉砕しながら、そのまま足を止めずに駆け抜けていく。
「っ、ふぅっ……やはり侮れないな」
過剰に強いとまではいかないが、それでも単純に、蟲将よりはレベルの高い相手。あちらのディヴィジョンの力を感じながらも、さらに次のオクトリアへと突撃を仕掛けていく運命。
そのまま、ディアボロス達は海岸で、陸地で。激しい戦闘を繰り広げながら、オクトリアの数を減らしていき。
「……そろそろ引き時かしら!」
「そのようですね。これ以上は、深入りと言う物でございましょう」
しばらく戦闘を続けた後、アリスが撤退を進言する。この周辺の敵は片付けたが、新しく探したり増援を待つほどの余力は残っていない。シーナもそれに同意し頷けば、集まって、残り少ないオクトリアを切り刻みにかかる。
「しかし、こちらでも何か分かれば、エゼキエルの調査でも役に立ちそうなんだけどなあ……」
「マスターテリオンをどうするかの指針にでもなればと思ったが……まあ、仕方ないか」
運命がやや残念そうに呟けば、晶もそれに同意する。もちろん2人とも、ジェネラル級を探して突撃を行うような、無謀を犯すつもりはない。
「インディアナポリス……第二次世界大戦の重巡洋艦だっけ? 顔見せしてくれないかとも思ったけど、まあ前哨戦だしね」
「ゲームのキャラみたいな感じだよね。ちょっと見てみたかったけど」
イロハやアリスは言いながら、海の方へと視線を向ける。だが、すぐに身を翻すと、パラドクストレインへと撤退する。
こうして、ファーストアタックは完了した。
【大戦乱群蟲三国志奪還戦】。中国全土を舞台とした戦いは、間近に迫っている。
ディアボロスは海から来る脅威を前に、いかにして戦う事になるのか。
そして、『冥海機ヤ・ウマト』との邂逅は、何を齎すのであろうか――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
【水中適応】LV2が発生!
【アイテムポケット】LV2が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】LV1が発生!