リプレイ
野本・裕樹
なるほど地雷が流され…え、埋まった地雷が流されるのは相当流れが強いのでは?
…
……
だ、大丈夫。【水中適応】があればきっと何とかなる筈です。
ここを征かねば地雷原にもその先にあるだろう『松永久秀』の城にも行けないのです、ならば征くのみ!
念の為に準備運動をしていざ!
【水中適応】のおかげで流れはマシですけれど水が冷たいっ。
敵に発見されないように精神集中して進みます、集中してれば冷たさも気になりません…多分。
地雷原も探しておきましょう、対策できるならした方が良いですからね。
まさか寒中水泳までする羽目になるとは…『松永久秀』許すまじ。
持って来た生姜蜂蜜入りの紅茶を飲んで身体を温め、次に備えます。
月見里・千隼
※連携とアドリブ歓迎
新鮮なサメとついでに新鮮なカブトガニが現れたと聞いて
今回はどんな輩なのか今から凄く楽しみ
まずは【水中適応】をお借りして水中から侵入する仲間達に【水中適応】をかけるぞ
可能なら【イルカ変身】も借りてイルカになり泳ぐか
敵に発見されぬようにかなり慎重に地形の利用をしつつも泳いで周囲を観察しながらも水中を進んでいくぞ
地雷が流れるほどだから強い水流だけでなく一応念の為に流れてくる地雷にも気を付けた方がいいかな?
もし不発の地雷が流れてきたら…そのまま咄嗟に回避
うっかり攻撃したり当たったりして起爆し敵に居場所がバレたら隠密行動の意味が無くなるからな
●
紀伊山中での事件簿、名物は地雷原なり。
とはいえ全てに設置されている訳ではなく、中には抜け道と言うものも存在する。
「なるほど地雷が流され……え、埋まった地雷が流されるのは相当流れが強いのでは?」
ドドドド……と音を立てて流れる渓流を野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)は呆然と眺めた。
つま先でチョンチョンと、小さい子供がお風呂に入る時の様に温度を確かめる。
「……。……だ、大丈夫。水中適応があればきっと何とかなる筈です」
冷たっ! だが、それは我慢できる!
裕樹は水垢離の修業を思い出し、カートゥーンアニメのように飛び跳ねる未来をキャンセルした。
とりあえず足が持って行かれるような感覚は受けない。水圧を受けない様に渓流の上流から下流へ流れる圧力も感じないのだろう。
「ここを征かねば地雷原にもその先にあるだろう『松永久秀』の城にも行けないのです、ならば征くのみ!」
「ちょっと待った!」
念の為に準備運動をして、いざ!
裕樹が飛び込む所で掛けられる声。
ザブンと渓流の中から顔を出すと、お耳がピーンとするほどの寒さである。
「何事ですか!? 水中適応のおかげで流れはマシですけれど水が冷たいというのにっ」
「いや、その寒さ対策なんだがな……」
そこにあったのは月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)の顔である。
微妙に顔を背けていたのは申し訳ないからか?
いや、妻帯者ゆえ自然に身に付いたモラルであろう。千早(巫女服)がスケスケだとまずいしね。
「新鮮なサメとついでに新鮮なカブトガニが現れたと聞いて駆けつけたんだ。本当だぞ。可能ならイルカ変身も借りてイルカになり泳……何でもない」
真顔で言い訳しているが、今回はどんな輩なのか今から凄く楽しみだと内心ワクワク。
そのせいかしらないが、水中適応している仲間に水中適応を誤爆してしまったのだ。
ちなみに計画段階で彼が予定していたのは『寒冷』適応。どれだけ浮かれてたかが判ろうものである。きっと無双馬のチャンディラムなどは、スキップどころかギャロップしているのかもしれない。
「敵に発見されないように精神集中して進みます、集中してれば冷たさも気になりません……多分」
「もちろんだとも。敵に発見されぬようにかなり慎重に地形の利用をしつつも泳いで周囲を観察しながらも水中を進んでいくぞ」
裕樹の言葉をほとんどオウム返しに繰り返す千隼。
まるで軍隊モノで鬼軍曹に『イエス、マム!』と反射的に繰り返す新兵の気分であったそうな。
まさか寒冷適応があるのに寒中水泳までする羽目になるとは……『松永久秀!』許すまじ。
なんてネタは此処までにしておきましょう。
閑話休題、真面目に渓流を遡っていく。
「地雷が流れるほどだから強い水流だけでなく一応念の為に流れてくる地雷にも気を付けた方がいいかな?」
千隼は渓流と呼ぶには妙に多い水量と、その勢いに首を傾げた。
もしかしたら上流の方で、雪が大量に溶けているのかもしれない。
よく考えたらもう三月になるし、ここはロマノフじゃないものね。
「後は陸地側にある地雷原も探しておきましょう、対策できるならした方が良いですからね。私たちだけではなく、向こうに向かう仲間も居る筈ですから」
裕樹は時折に陸地の地形も覚えておいた。
地雷がありそうな場所、戦闘し易そうな場所、そして飛翔しても見つからなさそうな場所などだ。
普通ならば相手に見つかる可能性も有るのだが、渓流からならばそういった事を気にせずに確認ができる。
「不発の地雷が流れてきたら回避すべきだろうな。うっかり攻撃したり当たったりして起爆し敵に居場所がバレたら隠密行動の意味が無くなる」
千隼も心得たもので、敵にむつかって居ない利点を最大限に活かす気でいた。
自分達は情報を入手し、相手には掴ませない事こそが戦おで優位に立つ基本だからである。
「あとでみんなと合流したら、生姜蜂蜜入りの紅茶でも飲んで身体を温めましょう」
裕樹はそう言って魔法瓶に詰めて来たお茶を楽しみにするのであった。
川を泳げば疲れるものである。暖かく甘い紅茶はきっと体を癒してくれるだろう。
こうして紆余曲折して360度ドリルの様に回転し、ディアボロスたちは水中の抜け道を突破していくのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【水中適応】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
輪・廻
他の人の残留効果に全力で乗っかりたい姿勢のリンエくん永遠の18歳(【エイティーン】無しで動く気がない)です。
困ったら分からないことは周りのひとに聞きますねぇ。とりあえず静かにここを切り抜けさえすればいいってことならぁ、さっさと通り抜けちゃいましょう。
……今のうちにここに水門作っておくっていうのはアリですかぁ? 戦闘までにどれくらい溜められるか分かりませんけど、戦闘中に崩壊させたらそれなりに撹乱にもなるかもですよぉ。
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
まさかこんな所で寒中水泳とは
【寒冷適応】がある?めっちゃありがたい!
そして【水中適応】なら潜ったままの移動も大丈夫だと
いやぁホント、効果様様だね♪
…って、うおお、めっちゃ流れ早いし!
ふうむ、ここは【イルカ変身】も行ってみようかな
戦闘中は使えないけど、泳ぐだけなら大丈夫
餅は餅屋、泳ぎなら水生生物の力ってね♪
シロイルカに大変身!
無駄に輪くぐりとか曲芸とかしてみたり
勿論、敵に見つからない範囲でね♪
もし流れに足を取られそうな仲間がいれば
水中で支えたり、背に乗せ運んだりしてフォローするよ
あと、ボール投げられたら取りに行ったりとか
そういえば
【エイティーン】の【イルカ変身】ってどんなだろ?
●
「まさかこんな所で寒中水泳とは」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)は平安人である。
だが決して、平安京で異星人と戦う様な職業はしていない。
困ったね、人類は濁流の中で泳ぐような生態をしていないよ。
「ねえねえ、さっきから寒さが気にならないんだけど、これってどういう事ですか♪」
「寒冷適応がある? めっちゃありがたい! そして水中適応なら潜ったままの移動も大丈夫だと」
輪・廻(リン・エ・g09224)くんボク十八歳の問いに雪人は感謝を覚えた。
これで寒さに震えず、そしてちゃんと泳いで上流に移動することができる!
勝った、第一部完! 例えるならばそんな新宿的サブカル気分だろう。
「いやぁホント、効果様様だね♪ ……って、うおお、めっちゃ流れ早いし!」
第二部に入って雪人は新たな試練に困って居た。
彼は文系の人間であって、体力で物を言わせる前衛系ではないのだ。
まあ刀も使ったりするし、決して得意な訳ではない。ちなみに内心を代弁とすると、むっちゃ面倒な上に、試してみたい残留効果があるのであった。効果様様だね。
「ふうむ、ここはイルカ変身も行ってみようかな。戦闘中には意味がないんだけどね。仕方ないなあ」
「わ~い。イルカさんですね♪」
雪人の言い訳がましい言葉にリンエくんは決して突っ込みませんでした。
天然なのかキャラロールか知りませんが、そんな大人な対応はしないのです。
毒使いなら毒舌で攻めても良いのですが、残念ながら分からされる(意味深)お子様でもないからね。ついでに言うと、楽に突破できるならば手段はどうでも良いんじゃないかな~というアバウトな性格をしていた。
「餅は餅屋、泳ぎなら水生生物の力ってね♪」
「そうですね。ピーっとしか聞こえませんけど」
困ったら分からないことは周りのひとに聞きましょう。
でも、残念なことに変身中は喋れないのです。
変事が聞こえたのか、シロイルカは首を傾げて頭を捻ります。あ、ジェスチャーなら判りますね。
「聞こえないのか―。無駄に輪くぐりとか曲芸とかしてみたり!」
「わー。凄いジャンプです! オンオンオンだったらアシカさんでしたっけ?」
とりあえず静かにここを切り抜けさえすればいいってことですので、さっさと通り抜けちゃいましょうね~。
シロイルカに変身した雪人の背に載せてもらいながら、リンエはイルカに乗った青少年となるのです。
「……今のうちにここに水門作っておくっていうのはアリですかぁ? 戦闘までにどれくらい溜められるか分かりませんけど、戦闘中に崩壊させたらそれなりに撹乱にもなるかもですよぉ」
「うーん。怪力無双とかアイスクラフトを組み合わせれば可能としても、戦闘中までには難しいんじゃないかな」
とりあえず地雷原を抜けた辺りで上陸し、リンエの素朴な質問に雪人は答えた。
残留効果を組み合わせ、みんなでやれば巨木で支柱を作り、氷の塊でダムを作れるかもしれない。
しかし時間の方が圧倒的に足りない気がするのだ。
「そういえば……エイティーンのイルカ変身ってどんなだろ?」
雪人が自分の体を見つついつのまにか機能していたエイティーンの組み合わせを考えてみる。
まあ猫変身とイルカ変身の同時発動が出来ないのとは違い、エイティーンを組み合わせれば人間での十八歳相当のイルカになるはずなのだが……。
「ボク、わかりませーん」
リンエではないが、イルカの年齢って見分け方知らないよね。
一度水族館に友人たちでも誘って遊びに行くか、女の子でもデートに誘えば良いのではないだろうか?
そんなことを思いつつ、渓流登りを終えるディアボロスたちであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【イルカ変身】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
新城・橙花
他の人たちと協力して行動するよー。
最初は渓流から地雷をじーっと観察して場所を確認。
その後、近くの石とか投げつけて地雷が爆発するか試してみるよー。
爆発するなら、【怪力無双】で20メートルとかの長い木を持ってきて、なるべく遠くからバンバンと雪を叩いてみるよー。
「解除とか難しいから爆発させちゃう方が安心だよねっ」
●
「何処にあるかな、何処にあるかな♪」
新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)は渓流の中で尻尾をユラユラ。
寒冷適応と水中適応が有るので、まるで温泉に浸かる狐の様だ。
「ええと、敵が向こうにいるとして……あの辺だったら試しても大丈夫だよね。みんなは~もう上流に行ったし大丈夫だよね☆」
橙花はキョロキョロと周囲を見渡し、敵味方の配置を確認した。
爆発が起きれば敵が集まって来るだろう。
なので迂闊にやるとみんなの迷惑になるのだが、味方が既に移動しているならばむしろ囮になるだろうと考えたのだ。これも一つの協力というモノであろう。
「えいえい」
石を投げてみる。
地雷さんは怒らない模様。
おかしいなあ、爆破処理が最適だと聞いたのですけれど。
「えいえい」
橙花は自分の胴回りより大きな岩を投げ見る。
怒った? ううん、地雷さんは無反応。
どうにも地雷さんはだんまりです。
「じゃあ次はこれかな?」
べちこーん、べちこーん!
興味がそそられた……じゃなくて業を煮やした橙花は11フィート棒ならぬ、20m近い木を持って遠くからバンバンと雪を叩いてみました。しかし反応がありません。
「おかしいなあ、ここに地雷が埋まっていると思ったんだけど……」
残念! クロノブジェクトなので法則破壊があるのです。
物をぶつけても駄目ですよね。
その代わり……。
「あ痛たたた……。ディアボロスには反応するんだね」
地雷さんはどうにもツンデレです。
橙花が接近すると大爆発。
20mの木を持ってちょっとずつ接近してたので、大ダメージではなかったですが、何とも熱烈な歓迎を受けました。
「解除とか難しいから爆発させちゃう方が安心だよねっ。我纏うは金剛力士が剛力……吹き飛べっ!」
橙花は最後にパラドクスを使って戦いし易そうな場所をふっ飛ばすことにしました。
パラドクスならばクロノオブジェクトでも地雷みたいな壊しやすいのは吹っ飛びますからね。
こうして地雷原を少しずつ啓開していくのでした。
成功🔵🔵🔴
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
十野・樞
アドリブ連携歓迎
……そうか、また爆発か
そして、兜蟹と鮫?
ある意味、冒険心に満ちた少年の夢いっぱいのシチュエーションだな
なにはともあれ、アヴァタール級の地雷戦法はちと困るし
下手に村人が迷い込んだらことだ
頑張って地雷原を突破するか
陽動になって水中ルートを進む仲間がトループス級を不意討ちできるかも知れねえしな
パラドクス展開
【フライトドローン】と『デモニックボム』の悪魔爆弾を低空で先行させ、地雷を誘爆していく
吉野熊野の霊山をなるべく破壊したくはねえ
爆破箇所は必要最低限と肝に命じる
爆破済みの箇所を行くが
【観察】【看破】で残留している地雷がないか注意する
……早く幽玄の山を肴に一杯できる日が来て欲しいもんだ
●
チュドーン!
「……そうか、また爆発か」
十野・樞(division by zero・g03155)は今日も何処かで爆発の音を聞いた。
この時代に愛はない、この時代に夢はない。
美味い酒があれば、それで言う事はないのに。
「そして、兜蟹と鮫? ある意味、冒険心に満ちた少年の夢いっぱいのシチュエーションだな」
樞は唸った、何というか判断に困る。
他人事として聞くなら面白いのだが、自分の事としては眉を顰めるべきだろう。
完全に生身ならば、ヒレ酒を造って呑みたいなどと笑って許せる度量があるのだが、銃が付いていては機械の体ではないかと疑わしい。アブラソコムツの様に色んな意味で危険かもしれない。叩いて砕く以上の事は出来まい。
「なにはともあれ、アヴァタール級の地雷戦法はちと困るし、下手に村人が迷い込んだらことだ」
樞は肩をすくめてクロノオブジェクトの定義を思い出した。
基本的にパラドクスでしか砕けないが、もう一つ方法があるのだ。
ディアボロスなり住民が通れば爆発するのは、そういう命令だからである。
「頑張って地雷原を突破するか。渓流に潜んでるトループス級がこっちに来れば、仲間が不意打ちできるかもしれねえしな」
陽動を行うためにも、大規模な地雷対策をする事にした。
ただパラドクスでも範囲の一部しかふっ飛ばせない。
それでは住民たちが安心して通過できるような道は作れないだろう。
「そらいけ。お前らも役に立ってくれよ」
樞はパラドクスの爆弾を放つ他、予備のフライトドローンを飛ばした。
パラドクスで出現させる以外にも、普通にドローンは用意できる。
つまり、パラドクス以外でふっ飛ばすには、敵の命令系統を読んで、その命令に引っかかってやれば良いのである。
「確か……ドローンを複数呼べても、命令は一つだけだったな。前回で覚えておいて良かったぜ」
フライトドローンもまたクロノオブジェクトである。
地雷原は普通に反応するし、そもそも通過する存在をふっ飛ばす命令なので誤爆可能なのだ。
制御できるのは一度に一体であるが、前回の戦いで『一体ずつ飛ばして、細かい制御はしない』というやり方を前回の仲間から学んでいたのであった。
「とはいえ吉野熊野の霊山をなるべく破壊したくはねえ。住民が通る最低限だな。……修験の僧が修業を再開するまでに、この大戦国を奪還できりゃあ良いんだが」
樞は人々が通りそうな道と、仲間が戦闘に使いうそうな場所だけをふっ飛ばすことにした。
あっちを見てチュドーン、こっちを見てチュドーン。
戦闘時に仲間達が巻き込まれないかを気にしつつ、とりあえず直線で一体ずつドローンを飛ばしていくのであった。
「……早く幽玄の山を肴に一杯できる日が来て欲しいもんだ」
樞の言葉は溜息の様にも、悲鳴のようにも思えたという。
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
月見里・千隼
※連携、アドリブ歓迎
新鮮なサメがいるとテンション上がってたとは言えども
先程うっかりケアレスミスてしまった…ここから挽回していくぞ
まずは黒いカブトガニどもか!
しかもメカメカしくて自爆までするのか…
防御結界ならぶっ壊すべし
自爆するなら迅速に殲滅せよ
『寝覚月』で歯がチェーンソーになってる雷のノコギリザメを召喚して
チェーンソーの角みたいな歯で切り裂き噛み砕き落雷攻撃して
メカカブトガニどもを自爆する暇も無く確実に駆逐していくぞ
わざと地雷原にメカカブトガニどもをぶっ飛ばして巻き込んで地雷処理したり
ひっくり返して身動き出来なくしてから脆い箇所を攻撃もしてみようか
宝心・ライラ
アドリブ連携大歓迎
花火大会の会場はここかしら?
夜店も観覧席もないみたいだけど、楽しむ心さえあればオールオッケーよね!
○戦闘
川からのルートで合流し、水流を生み出すパラドクスで迎え撃つわ
川の水も利用して威力アップ!
川の地雷が残っているならついでに巻き込んで更に威力アップ!!
カブトガニさんの小型爆弾も巻き込めたら更に更に威力アップ!!!
これが本当の山梅(3倍)アイスクリーム♪
「せーのっ、どっかーん!」
特等席から眺める花火はいいものね
でも近すぎると危ないから、爆機能が凍り付くように凍てつく水流の防壁を作って備えるわ
「打ち上げ花火、横から見るか?自分がなるか?…どちらも素敵だけど私は横からでいいわ」
●
「新鮮なサメがいるとテンション上がってたとは言えども、うっかりケアレスミスてしまった……ここから挽回していくぞ」
先ほどのミスを思い出し月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)は渋面を浮かべた。
どんな苦境であっても飄々と受け流す男なのだが、仕方あるまい。
人間は苦痛に耐えることができるが、喜びを耐えるようには出来ていないのだ。もし奥さんが千隼の為に満漢全席を料理してくれたら、全部食べ切ってしまう自信がある。
「まずは黒いカブトガニどもか! ……む」
「花火大会の会場はここかしら?」
千隼は声を聴いた時、宝心・ライラ(ミス・ハッピーエンド・g01071)のテンションを悟った。
もしクールなヒロインであればその台詞は皮肉であっただろう。
しかし彼女は同じ旅団に所属する愉快なマッドスマイラー。千隼としてはホっとするような止めなければならないような……とりあえず、その先は地獄だよと言ってあげたい。
「夜店も観覧席もないみたいだけど、楽しむ心さえあればオールオッケーよね!」
ライラとしてはエスプリの効いたジョークを口にしたつもりであった。
地雷原に自爆するトループスが居て、地雷戦法を使うアヴァタール級が居るのだ。
ここで笑いを取らずに何時取るのかと言うツッコミを入れたい。
「さあ! このまま花火見物と洒落込みましょうか!」
そう言ってライラは止める間もなくズカズカと歩いて行った。
仲間達が渓流を潜っていく中、川添いに移動している。
もしかしたらコレは囮になって、隠れた仲間を見つける気かもしれない。うん、そう思っておこう。
そして二人は敵に出逢った。
当たり前の話だが、向こうも警戒網を築いているので見つけたらやって来る。
隠れている仲間より、こちらが先に見つかったのも、まあ当然と言えよう。
「あれか。……しかし聞いていたよりもメカメカしくて自爆までするのか……」
千隼は敵に見つかったことで、無双馬のチャンディラムに乗り戦闘態勢を整えた。
これまでは敵に見つからないように牽いて来たが、ここからは本気で戦う所。
躊躇したら自爆されてしまうそうだし、情け無用ファイヤーである。
「打ち上げ花火、横から見るか? 自分がなるか? ふふ……どちらも素敵だけど私は横からでいいわ」
ライラは笑顔を浮かべ、体をフラットにして構えた。
彼女はバトラーではないので身を小さくして隠れたりはしない。
むしろ見せつけるために、背筋をピンと伸ばしてバトンでも回したい所である。手を回転させれば周囲の水が浮遊し俄に動き始めた。
『敵の襲撃を確認。迎撃を開始する』
「川の水も利用していつもより威力アップ! 川の地雷が残っているならついでに巻き込んで更に威力アップ!! カブトガニさんの小型爆弾も巻き込めたら更に更に威力アップよ!!!」
敵が小型爆弾を放出し始めると、ライラは両手を回して周囲の水流を操った。
銀色蜥蜴の闘士とか、海の将軍たちが極めた攻防一体の技である。
渦巻く空気や水流を、ターンテーブルに見立てて高速回転。
「水色の演目! みんな一緒にサムバディ・スクリーム! これが本当の山梅(3倍)アイスクリーム♪」
『爆』
ライラが水流を操り敵を凍らせ始めると、敵は小型爆弾を爆発させ始めた。
ドドド! と激しい音がして周辺が吹き飛び始める。
「ライラさん!? やられたのか?」
「ノンノン。それはフラグなんだから! でも氷の防壁特等席から眺める花火はいいものね」
千隼が叫ぶが、ライラは煙の中から現れた。
どうやら周囲に凍った水流で氷の壁を作っていたらしい。
具体的に言うと、防御しつつガードアップで効率アップと言う訳だ。
「安心したよ。……防御結界ならぶっ壊すべし、自爆するなら迅速に殲滅せよってな」
千隼はふうと溜息を吐いて攻撃に専念することにした。
問題は敵は傷ついるが、倒すだけでは済まない事である。
下手に戦うと倒した瞬間にドッカーンなのは間違いがない。そこで銃で誘導弾を放ち、遠距離戦を挑むことにしたのである。
「目が醒めるようなサメの弾丸を喰らえ」
千隼はチャンディラムを地雷の無い場所へ、横滑りに走らせながら弾丸を放った。
それは途中で魔力を用いノコギリサメの軍団を召喚する。
その歯は回転鋸の刃、体は雷で出来ていた。生物を模した存在の召喚ゆえに自動で敵を追い掛け始めるのだ。
『本機の復帰を断念。敵との相殺を試みる。増援を要請』
『要請を受諾、復唱する。任務の完遂を』
敵は倒されるのを覚悟して特攻して来た。
距離が足りないかもしれないので、身にまとった結界での体当たりを敢行。
「おっと! 跳べ、チャンディラム!」
千隼は危うい所でチャンディラムをジャンプさせた。
爆風を飛び越えつつ、ライラが張ってくれた氷の壁を利用して何とか防ぎきる。
「ふむ。増援が来るみたいだし、次はわざと地雷原にメカカブトガニどもをぶっ飛ばして巻き込んで地雷処理したり、ひっくり返して身動き出来なくしてから脆い箇所を攻撃もしてみようか」
「いいわね! せーのっ、どっかーん!」
どうやら命中UPやガードアップの他、幸運もあって無傷で済んだ模様。
千隼はノリノリで、こういう時にしか出来ないことをライラに提案してみる。
もちろん彼女としても異存はなく、写メでも取ろうかと言いながら、川沿い進んで来た敵を倒しに向かうのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【迷宮化】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
文月・雪人
アドリブ連携歓迎
地雷の方も大丈夫みたいだね
ならば遠慮なく戦場へ進もうか
そうそう水族館といえば
カブトガニも京都の水族館で見た事あるよ
なかなか興味深い生き物だよね
血液とか真っ青なんだってさ
ヘモシアニンとかいう
鉄ではなく銅を含むタンパク質で酸素を運ぶからだとか何とか
さてこいつらの血液は何色なのか
いや、血色というよりオイル色?
そもそも体液が流れているのかも謎だけど
ちょっと気にはなるかも
素早く観察し、油断なく敵の攻撃を看破して
不意打ちに注意して【ガードアップ】で凌ぎつつ
背中の触手ごと『黄金流砂』で覆い尽くして
帯電を大地に逃がしてアースさせ
殻を身を引き裂いて攻撃する
自爆にも注意し
一撃離脱で距離取り回避する
輪・廻
心情と台詞)今さらですけど水陸両用妖怪って何なんです???
ディアボロスだって(残留効果があれば)水陸両用ですよぉ。ぼくの折り紙は特別製……では別にないですが、こういうこともあろうかと……も嘘ですね。まぁともかく、水には強いのですぅ。
折って式神くんを作って……えいっ、どーん!
方針)【攻性式神結界】にて式神の檻に閉じ込めてクロノヴェーダを爆破する。
前回同様、使えそうな残留効果は使えそうなだけ全部使います。
うまく合わせられそうなら他の皆さんとも協力していきたいです。アドリブ歓迎。
野本・裕樹
カブトガニから妖力を感じます…機械の体ですが元は妖怪なのでしょうか?
渓流からの確認で飛翔しても見つからなさそうな場所は見つかったでしょうか?
可能ならば見つからないように出来るだけ低空で【飛翔】を利用します。
加えて地雷原の爆発で気がそちらに逸れているようならば渓流より背後に回り込み奇襲を狙いましょう。
【飛翔】で低空を高速移動しながらパラドクスで光輪を飛ばして自爆範囲から逃れやすいように斬撃を浴びせていきます。
低空を飛ぶ勢いにて雪しぶきを上げる事で目くらましになるでしょうか、敵の攻撃の命中率を落とせないか試したいと思います。
トドメの際は【飛翔】で急ぎ離脱し自爆からできるだけ離れましょう。
十野・樞
アドリブ連携歓迎
自爆する
水陸両用
機械化妖怪
……突っ込みどころ満載だな
酒の肴どころか悪酔いのもとだ
これは平安妖怪が機械化したのか
天正ディヴィジョンに影響されたのか、
或いはドイツ帝国のように機械化する手段があるのか、さて
敵は地雷突破を感知済だろう
水中組が敵の不意をつけるよう『時間稼ぎ』して頑張るかね
敵の注意引き付けるため
【フライトドローン】を飛ばし敵群に突っ込ませる
その陰に隠れ『高速詠唱』でパラドクス展開
生きる化石は爆弾ごと神代の神霊に幽世に連れ帰ってもらえ
仲間と声を掛け合い自爆に巻き決まれねえよう情報共有
止めを刺す時は『観察』『看破』でタイミング見極め
『結界術』での結界で衝撃軽減し離脱をはかる
●
「何か遠くで聞こえますねー」
「別方向に向かった仲間でしょうか?
輪・廻(リン・エ・g09224)が耳を澄ませ始めたので、野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)は簡単に推測してみた。
他にもディアボロスは来ていたはずなので、彼らが何とかしたのだろう。
「この様子なら地雷の方も大丈夫みたいだね、ならば遠慮なく戦場へ進もうか」
「そうさな。さっさと済ませて帰ったら一風呂浴びて酒でも呑みたい気分だ」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)の言葉に十野・樞(division by zero・g03155)が頷くが……。
いったいこのセリフを何度繰り返せば良いんだ? と樞は内心で思った。
言葉に出すほど野暮ではないが、常識人な彼としてはトンチキなクロノヴェーダなど勘弁してほしい。あえて言うならば、世界の裏側に居た時に口封じとか考える時よりはマシとしか言いようがない。
「カブトガニってどんなのでしょうかね~」
「そうそう水族館といえば、カブトガニも京都の水族館で見た事あるよ」
リンエは首を傾げて雪人に色々尋ねる、どうして坊や(十八歳)になった。
生きる化石ですかと尋ねれば、そうだねーシーラカンスもだよーと返事が返って来る。
ダイオウグソクムシは誰に断ってダイオウと名乗っているのかとか、他に伯爵グソクムシとかエンペラーグソクムシはいるのかと次々に質問をリロードしていく。
「今さらですけど水陸両用妖怪って何なんです???」
「……ええと。カブトガニから妖力を感じます……機械の体ですが元は妖怪なのでしょうか?」
どうして坊や(十八歳)の攻勢は続き、裕樹は真顔で固まった。
脳味噌がフリーズして、豆腐は美味しいですよね。豆腐の花は可愛いですよ……と逃避を始めそうになる。
「自爆する。水陸両用、機械化妖怪、……突っ込みどころ満載だな。酒の肴どころか悪酔いのもとだ」
樞は思わず『役満じゃねえか』とトンチキぶりに頭を抱えそうになった。
だが麻雀で言えば振り込みはよろしくない。ここは黙ってスルー。
目線でお前が引けと、トンチキが好きな部類の雪人にパス。
「なかなか興味深い生き物だよね、血液とか真っ青なんだってさ。ヘモシアニンとかいう鉄ではなく銅を含むタンパク質で酸素を運ぶからだとか何とか。あと水でも陸でも動けたら水陸両用なんじゃない?」
雪人は絶好調でこの日の為に暗記して来たネタを供述する。
さてこいつらの血液は何色なのか。いや、血色というよりオイル色?
そもそも体液が流れているのかも謎なのだが……ちょっと気にはなるかもしんない。
「ディアボロスだって(残留効果があれば)水陸両用ですよぉ」
「おう、そうだな。敵は地雷突破を感知済だろう、そろそろいくか。戦い易い場所に誘い込もうぜ」
リンエの言葉尻を捉えて樞は四方山話に片を付けた。
どうしてこんな風に言葉の上げ足を取って、強引に話を斬らねばならぬのか。
少なくとも以前は他人の役目だったはずだ。 『ふーん』で済ませる女傑が居たもんね。
「渓流からの確認して、多少であれば飛翔しても見つからなさそうな場所を見つけました。可能ならば見つからないように出来るだけ低空で飛んで行きましょう」
「そうさせてくれ……」
裕樹はその様子を見ながら苦笑して樞を慮った。
何というか疲れた様子のダンディに、せめて歩かなくて良くなるお休みを上げたのだろう。
「いましたよー。かたくて、おおきくて、くろくて、すごそうです~」
「他の場所で戦ったお仲間に気を取られているようですね。裏を取って戦いましょう」
リンエが敵を発見すると裕樹は奇襲を提案した。
逆連鎖戦ではあまり意味はないが、無意味でもない。
色々と積み上げておけば、その集大成で結果が微妙に変わる事もあるからだ。少なくとも怪我が軽傷になり、継承がかすり傷になる事もあろう。
「話に聞いた通りだな。さて、そういうことなら陽動を飛ばすぞ」
これは平安妖怪が機械化したのか、天正ディヴィジョンに影響されたのか。
或いはドイツ帝国のように機械化する手段があるのか?
樞は不気味と言うよりは奇妙な姿に苦笑しつつも、戦術を考えて仲間のアイデア共々組み上げていく。
一同はある程度動いたところで、一気に飛び出した。
仲間が戦った方向、次にフライトドローンへ敵が注意を向けるタイミングである。
「そのまま動かないでね。ダールマさんが、転んだ!」
雪人は敵の周囲へ黄金色の砂を展開した。
敵が隠し持っている触手ごと、一気に覆い尽くす算段だ。
『敵襲! 散開して迎撃に当たるべし』
『任務受領。これを迎撃する』
敵は体の中から触手を展開。
蟹の鋏やら針の様なナニカが電撃を帯び、砂を逆行する様に雪人を目指した。
「金は伝導率が良いんだってね。それ!」
雪人は金色の砂を媒介にガードアップを利用した。
縦方向の変異で大地に電撃を逃がしてアースさせ、砂はそのまま殻を割こうとする。
「生きる化石は爆弾ごと神代の神霊に幽世に連れ帰ってもらえ。Non obiit, abiit――」
樞は雪人と殆どタイミングを変えずに攻撃。
刹那の瞬間に幾重も唱えた呪言葉で、禍津神達の影を呼び起こす。
既に忘れ去られた存在も多いが、その影だけならば問題ない。周辺の空間を歪ませ……思ったよりもその範囲が広い事に樞は気付いた。
「ちっ! 離れてろ! 巻き込まれるぞ」
『爆』
樞が注意を喚起した前後で、敵と小型爆弾が爆発して爆縮を起こした。
大きく広がったはずの爆風が、今度は逆に吸い込まれたように見える。
多少巻き込まれただけなのに、思ったよりもダメージを食らった気もするのは、その異様な光景のせいかもしれない。
「こちらは大丈夫です! 轟け、雷花」
裕樹は低空を飛びながら刀を振りかざした。
刀身にまとう雷光が光輪と成り、振りかざした軌跡を追うかのように敵へと迫る。
更にその後を雪飛沫が追随した。
「流石に間に合いませんか。では、こうしましょう!」
裕樹は雪飛沫ではガードしきれないと理解して、刀で地面を切裂いた。
周辺の雪を津波の様に飛ばし、ガードアップを重ねつつ一撃離脱で飛び去って行く。
『ば……く』
「わわっ。あ、あぶなかった。でも、まだ到着して無かったので大丈夫ですよ~折って式神くんを作って……えいっ、どーん!」
リンエは出遅れたこともあり、爆風に巻き込まれる距離では無かった。
そもそも遠距離攻撃であり、式神の檻の中に攻撃するつもりだったからというのもあるだろう。
「ぼくの折り紙は特別製……では別にないですが、こういうこともあろうかと……も嘘ですね。まぁともかく、水には強いのですぅ」
リンエが紡いだ結界の中へ、ひょこひょこと式神が歩いていく。
そこでヤッコ人形らしき折り紙が、手を振ったかと思った後……。
「下がれ!」
「はーい」
チュドーンと最後のカブトガニが吹っ飛んだという事です。
樞に引っ張られてリンエくんも脱出。
結界がパリーンと割れる前に、三次から逃れたのでした。
というか、みんなで張ったガードアップは3レベル、能力値アップやら命中アップもあって軽傷で済んだ模様。
「なんだかあの見た目もあって疲れましたね」
「まだまだ。お次はサメだよー」
「わーい。たのしみですー」
「勘弁してくれ」
こうして黒いカブトガニを倒した一同は、あれは機械なのか妖怪なのかという疑問をそのままにアヴァタールの元へ向かうのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【現の夢】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV2が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
新城・橙花
他の皆と協力して頑張るよー。
単独で突撃はせず、他の人とあわせて攻撃して射撃目標を迷わせる。
ついでに【フライトドローン】も飛ばして撹乱。
後はパラドクス呪法【八岐魂魄】。
「我は招く、諏訪が地の魂魄を・・・蹂躙だよっ」
敵が狙いを定める前に、先手を取って押し切っちゃうね。
宝心・ライラ
アドリブ連携歓迎
「出たわね妖怪・鮫バズーカ!いかにも自爆しそう!
え、しないの!?そもそもバズーカじゃない?そっかぁ…」
最終決戦でも楽し気な雰囲気は微塵も揺らぐことなく
「お見せしよう!赤の演目!」
オーキードーキ―に跨って曲芸走行し、すれ違いざまに車輪の仕込み刃で攻撃よ
「私の曲芸は疾風怒濤で千変万化。充填する暇なんか与えないわ♪」
【フライトドローン】を乗り継ぎ空中すらもステージに
フィナーレは鮫の体に着地して、刃を食い込ませたまま一気にペダルを回して鮫肌を切り裂くわ
「私は物知りだから知ってるの!鮫さんにはチェンソーが効くのよね!」
砲撃されたら、笑顔の書の魔力障壁で防ぎつつ後方に【飛翔】して威力を殺す
月見里・千隼
※連携、アドリブ歓迎
よし、来たか新鮮なサメ!!
今回の新鮮なサメは頭に銃を付けたサメだな
銃とサメ、頭にデカい武器付けりゃいいんだよ!な浪漫あるチープさがあるな
(新鮮なサメで内心ハイテンション)
サメの弱点はチェーンソーは世界の常識
こちらも引き続き『寝覚月』を使い雷のチェーンソーノコギリザメ達を召喚して夢のサメ対決をしよう
群れで狩りする野生動物みたいに落雷で痺れさせから追い込み
鋭い牙で噛み付いてからチェーンソーの歯でバラバラに刺身や三枚おろしに膾になるほどサメを徹底的にぶった斬るぞ!
反撃はノコギリザメの落雷攻撃で撃ち落とすか回転鋸の刃を振り回して防ぎなるべくダメージを抑える
輪・廻
今度は爆発しない?
でっかいサメさんですねぇ……あれも生身じゃなくって機械の身体ってほんとうなんです?(無機物操作が効かないかどうかで判断しようとするが、そういう問題じゃないのかもしれない)
なるほど、チェーンソーですかぁ(分かってないなりに頷く)。折り紙で作れるかなぁ……(折りおり)(不格好な手作りチェーンソーとそれを持った式神くんができた!)
折り紙隊で波状攻撃するのですよぉ。
【パラドクス通信】もちゃーんと聞いて、タイミングをはかります。
……ところでなんですけど、七本鮫ってやっぱりほかに六匹?六本?のサメさんがいるんですかぁ?
●
『防衛機の損失を確認。迎撃に向かう』
フワリとナニカが宙を舞い、周辺の捜索に当たった。
そいつは鮫のような姿をしており、爆発音が聞こえた方向を主に捜索する。
「よし、来たか新鮮なサメ!!」
「出たわね妖怪・鮫バズーカ! いかにも自爆しそう!」
世の中には二種類の人間が存在する。
トンチキが好きな人間と、許容できない人間である。
「今度は爆発しない?」
「するかもー?」
おおっと、今回はツッコミ不在だ!
この場にはトンチキOKなフリーダムな人間しかいない。
独裁者の収容所で『マイ・フリーダム!』と言えば自由を求める切実な声だが、この人たちにとって『自由にやって良し』という意味でしかない。
「今回の新鮮なサメは頭に銃を付けたサメだな。残念ながらバズーカじゃないぞ」
「え、しないの!? そもそもバズーカじゃない? そっかぁ……」
今週のナイスガイにヒロインたちを紹介しよう!
最初に歓声を上げたのは月見里・千隼(硝煙と魔弾の騎手/現代ラストジョッキー・g03438)と宝心・ライラ(ミス・ハッピーエンド・g01071)である。
トンチキを見るのも好きだが、自分たちで大サーカスするのも好きである。まあシリアスも出来るのだが、今回はお留守番。『シリアス? ついて行けそうにないからな、おいて来た』ということなのだろう。
「でっかいサメさんですねぇ……あれも生身じゃなくって機械の身体ってほんとうなんです?」
「妖怪だと思うよー。武器を取り込んだんじゃないかなー。塵塚さんみたいにー」
次なる二人が輪・廻(リン・エ・g09224)と新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)だ。
二人とも感情豊かでキャイキャイと鮫型クロノヴェーダを眺めている。
「じゃあ、あの鉄砲を操ってもだめなんですかねー。完全な無機物しか操れませんし―……無機物?」
リンエはふと思ったのである。
上に載ってるのが無機物でも、サイボーグのパーツみたいに無理なのだろう。そこは良い。
鉄砲以外の鮫も居るのだろうかと思ったのだ。
「銃とサメ、頭にデカい武器付けりゃいいんだよ! な浪漫あるチープさがあるな。しかしサメの弱点はチェーンソーは世界の常識」
「なるほど、チェーンソーですかぁ。……ところでなんですけど、七本鮫ってやっぱりほかに六匹? 六本? のサメさんがいるんですかぁ?」
千隼の言葉にリンエは分かってないなりに頷く。
そして折り紙で作れるかなぁ……と不格好な手作りチェーンソーとそれを持った式神くんを折るのである。
「聞きたいか? そうか、仕方がない。今日から君たちも月見里探検隊の一員だ」
「「たんけんたい~」」
なお新鮮な鮫にハイテンションの千隼にはお義理の相槌も通じなかった。
燃える鮫とか鮫人間とか、リンエと橙花は新しく投下されたネタをたくさん聞くことになったという。
「そういえば探検隊の動画を見た気がするわね。それはそれとして、サメさんがやって来たから退治するわよ!」
ライラはウインクしながらみんなに注意を促した。
そしてイッツ、ショーターイム! と気合を引き締める時まで楽しげである。
敵もどうやらその頃にはこちらを発見したようで、一気に距離を詰めて来たのだ!
『発見。可及的速やかにディアボロスを排除する』
「きたよー。とりあえず、ドローンさん、がんばってー」
橙花はみんなと歩調を合わせて迂闊には飛び出さない。
代わりにヅライトドローンを突撃させて、攪乱だけやって置いた。
「あら、良いわね。では、お見せしよう! 赤の演目!」
「一輪車!」
ライラが一輪車に乗って飛び出すと、橙花が放ったドローンの中でクルリとターン。
この時点でみんなに見せつける姿には、何の武器も持っていない筈であった。
「私の曲芸は疾風怒濤で千変万化。充填する暇なんか与えないわ♪」
ライラは一輪車で軽やかにジャンプすると、ドローンの上に飛び乗った。
そして次々に踏み台として、敵の上方に移動しながらタイヤからナニカを出現させる。
「すごいすごい!」
「私たちは物知りだから知ってるの! 鮫さんにはチェンソーが効くのよね!」
『滅っせよ!』
喝采の中でライラはタイヤにある仕込み刃を繰り出し、ペダルをこいで回転鋸の刑に処したのだ!
これぞ赤の演目! 笑顔の花を咲かせましょう!
敵が放つ砲撃も、このタイミングではチャージも出来まい。魔力障壁を立てつつ、飛翔することで後ろに飛んで衝撃を殺そうとするのであった。
「これはこちらも負けてはおれないな。チェーンソーノコギリザメ達を呼んで夢のサメ対決をしよう」
千隼の表情は変わらないが鼻息は荒い。
おそらくライラの曲芸に対抗意識を覚えたのだろう。
気分はすっかり雑技団。クイックドロウで魔弾を放った。
「目が醒めるようなサメの弾丸を喰らえ」
「目が……なんです? メガ、どろーん?」
「召喚符みたいなものかな?」
千隼が放った弾丸は、歯がチェンソーみたいになった鮫軍団を呼び寄せる。
しかも雷で体を構成されており、バリバリ言いながら敵の周囲をグルグルし始めた。
これには子供たち(?)も大喜び!
『迎撃開始。対空射撃、始め』
「負けるな鮫軍団! 刺身や三枚おろしに膾になるほどあのサメを徹底的にぶった斬るぞ!」
これに対して敵は六発の弾丸をガンガンと放って来た。
形状はどうみてもリボルバーであるが、その勢いは大砲と言う意欲的なモデルである。
なんという欲張りセットだろう、無数の鮫たちと大砲が殴り合う夢のような光景であった。人によっては悪夢の様だが、今いるメンバーにはアトラクションにしか見えまい。
「それじゃあ橙花も頑張るよー! 我は招く……!」
仲間たちに呼吸を合わせ、橙花も術を行使した。
こういってはなんだが、飛翔に限らず迂闊に飛び出れば地上でも危険なのだ。
それゆえに橙花はみんなとタイミングを合わせ、一気にパラドクスを使用したのである。
「来たれ、諏訪が地の魂魄よ! ……蹂躙だよっ」
ヤマタノオロチは暴れ龍の事を示すとも、鍛冶師の変遷を意味するともいう。
諏訪にもその二つが揃っており、御神渡りはヤマタノオロチの目覚めだという説もあった。
そも、神社の中には神代に滅ぼされた八首の大蛇の魂を欠片を収めた場所もあるという。それを呼び覚まし、恨みの霊力を無数の鏃とし放ったのである。
『迎撃戦を続行する』
「おー! みんなすごいですね。それじゃあ、せーのでいきますよ! ……というのは嘘です!!」
敵が大砲で仲間を撃つのを見て、リンエも参戦して援護することにした。
せっかくなので波状攻撃と行こう。二十体近い、折り紙部隊がブーン! と飛んで行く。
対する敵の反撃も、チャージ弾で賑やかに行われる。次々と繰り出される砲戦はなんともド派手。
それを誰が望んでいるのか、望まないのかは別にして……。
こうして頭に大きなリボルバーを乗せた鮫型アヴァタールとの戦いが賑やかに始まったのである。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【フライトドローン】がLV2になった!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【通信障害】がLV2になった!
【エイティーン】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【グロリアス】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
野本・裕樹
平安鬼妖地獄変にはクジラもいましたからね、サメがいても…うん。
頭の銃で砲撃しながら一撃離脱とかしてきそうですね。
銃はリボルバーに見えます、もしかすると弾切れや再装填の隙を狙えないでしょうか。
【パラドクス通信】を使用し、仲間と連携を。
誰かが集中砲火を受けないように攻撃を合わせていきます。
もし弾の再装填があるなら妨害を狙いましょう。
サメにはチェーンソーなのですか…?
生憎チェーンソーは持ち合わせていません、代わりと言う訳ではありませんがチェーンソーにも負けない荒れ狂う雷で引き裂かせてもらいます。
砲撃は正面に立たず回り込むように動き【ガードアップ】も利用して受け流す事でのダメージ軽減を狙います。
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
なるほど、サメにはチェーンソーなのか
チェーンソーというと恐竜を思い出しちゃうのはまあ置いといて
新宿島で見た資料映像を思い出しつつ
ならばこれも必要だろうかと空を見上げる
敵は一体、複数向けの攻撃では効率が悪いのは分かっているよ
それでもさ、やらなきゃいけない時もある気がするんだ
大丈夫、俺には信頼できる仲間がいる、火力なら既に十分だ
クダ吉もサポート宜しくね
行くよ、『ホルストルネード』!
【パラドクス通信】で仲間と連携
鮫型魔弾諸共に、荒れ狂う竜巻で鮫を巻き上げる
敵から動く自由を奪って仲間の攻撃に繋げつつ
砲弾を刀で切り裂き【ガードアップ】
敵を【命中・ダメージアップ】な嵐で引き裂き、圧し潰す
十野・樞
アドリブ連携歓迎
サメの、頭に、機関砲……
平安には『現代風の妖怪』はいなかったはず、やはりこれは天正に影響されたのかね
まさか、サメ好きディアボロスの願望とか浪漫の投影が、妖怪に新たな力を与えたってことはねえよな?
ねえよな?
とにかく、トンチキな代物はさっさと処理しちまうに限る
妖力を充填するってんなら、それを先んじて邪魔するまで
『高速詠唱』でパラドクス展開
封印の氷獄に幽閉された存在の『影』を召喚、敵妖力ごとその存在情報を喰らい冱てつかせ、魔弾発射を妨害
鮫型魔弾……いらねえ!
いっそ冷凍サメにするつもりで【アイスクラフト】の氷壁で取囲み、
視界を塞ぎ魔弾の射線を潰す
はやく平和に酒が飲める日が来れば良いな…
●
「サメの、頭に、機関砲……」
「平安鬼妖地獄変にはクジラもいましたからね、サメがいても……うん。頭のあれは……」
十野・樞(division by zero・g03155)の額の皺が深くなったのを野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)はスルー。
トンチキを前にして、年齢に加速が付きそうな光景を見ないことにする優しさがディアボロスにはあった。
「頭の銃で砲撃しながら一撃離脱とかしてきそうですね」
そんな中で裕樹は真面目に戦闘方法を考察している。
まあ砲台モードばかりではなく、機動戦モードもあるはずだ。
もしかしたら『そこ!』とかいう鮫も現れるかもしれない。
「平安には『現代風の妖怪』はいなかったはず、やはりこれは天正に影響されたのかね。……うん、どうした?」
「いやね、他のチームから対策をパラドクス通信で聞いてみたんだ」
樞は学究の徒として韜晦しようとした時、文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)が無反応であることに気が付いた。
同じ術者タイプの仲間であるが、トンチキも大好きという裏切者である。
酒好きが通説と違って甘い物も好きな人は多いだろうと言われたら、返す言葉はないのだが。
「なるほど、サメにはチェーンソーなのか。と唸りそうになったね。チェーンソーというと恐竜を思い出しちゃうのはまあ置いといて」
新宿島で見た資料映像を思い出しつつはチェンソーに対する思いを新たにする。
ならばこれも必要だろうかと、空を見上げてこの先の天候を占った。
卜占は陰陽師の技であるのだから(なお、対魔業務は本来、お坊さんの役目である。まあ平安鬼妖では全部陰陽師の仕事だったけど)。
「敵は一体、複数向けの攻撃では効率が悪いのは分かっているよ。それでもさ、やらなきゃいけない時もある気がするん……あ痛っ」」
「サメにはチェーンソーなのですか……? ……銃はリボルバーに見えます、もしかすると弾切れや再装填の隙を狙えないで・しょ・う・か!」
雪人が夢中になって鮫の話にのめり込んでるので、裕樹は少しスネてみた。
自分だけ真面目に考えているのはおかしくないだろうか?
と、指先で雪人の小腹を突いてみた模様。
(「まさか、サメ好きディアボロスの願望とか浪漫の投影が、妖怪に新たな力を与えたってことはねえよな? ねえよな?」)
なお、樞はとうの昔に逃避しているのは見ないで置こう。
ダンディの許容範囲を超えたのだ。これ以上はお酒を呑ませないと理性が復帰しそうにない。
樞は普段と違って冷静沈着さを失っているのか、サッサと戦闘態勢に入り始めた。
移動しながらアイスクラフトを用意するが、冷凍サメにしてやろうと無理気味な発想に至り始めた。
「とにかく、トンチキな代物はさっさと処理しちまうに限る。妖力を充填するってんなら、それを先んじて邪魔するまでだ」
樞は高速詠唱でパラドクスを緊急起動する。
周辺の雪を巻き上げ、封印されしコキュートスより魔を召喚した。
『増援を確認。ディアボロスの排除を続行する』
「Plaudite, acta est fabula――鮫型魔弾……? いらねえよ!」
敵はあくまで冷徹にエネルギーをチャージして攻撃して来た。
しかしソレがサメの姿と言うトンチキに、樞はややキレ気味に攻撃を行う。
封印され存在を忘れされらた魔の影を一時的に解き放ち、サメ型弾込みで敵を巻き込もうとしたのだ。
「大丈夫、俺たちには信頼できる仲間がいる、火力なら既に十分だ」
「集中砲火を受けないように攻撃を合わせていきましょうか。生憎チェーンソーは持ち合わせていません、代わりと言う訳ではありませんが……チェーンソーにも負けない荒れ狂う雷で引き裂かせてもらいます」
雪人の言いように裕樹はニコリと笑顔には見えない笑顔を浮かべた。
私はチェンソーの代わり何ですか? と少しだけオコな模様。
「行くよ、『ホルストルネード』! クダ吉もサポート宜しくね。裕樹はトドメをお願い」
雪人はいつものマイペースで攻撃を敢行。
大竜巻を発生させながら敵に飛び込み、自身に向かって来る鮫型の弾丸を巻き込んでいく!
もちろんそれで反撃がなくなるわけではないのだが……間違いなく狙いましたね!?
「仕方ありませんね。引き千切れ、雷花!」
裕樹は雷花を大上段に構えると、宿った雷の力を最大開放。
荒れ狂う稲光そのものを刃に変えて空を引き裂いていく。
体の中を流れる生体電流も強化され、オーラの様に迸りながらトドメの一撃を放ったのである。
「はやく平和に酒が飲める日が来れば良いな……」
「先の技にちなんだ花なのですが……蓬莱蕉、モンステラの花言葉は嬉しい便り。またの名を希望の光と言うんですよ」
「あはは。後でカニカマ……じゃなくてホットドックでも食べながらお茶会しようか。樞兄さんはお酒で良いよ」
やっとトンチキが終わったかとため息つく男に、未来はあるさ、お酒もあるさと二人はフォローを入れた。
だが、ディアボロス達よ忘れてはならない。
鮫型クロノヴェーダが全滅したわけではないことを!
しかし、諦めなければ希望もまた必ず訪れることを!!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【アイスクラフト】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV3になった!
【ダブル】がLV2になった!