【獣神王朝エジプト奪還戦】森より来るは巨獣!(草食)(作者 ナイン高橋)
#獣神王朝エジプト
#【獣神王朝エジプト奪還戦】陸塞龍バルギュラス
#獣神王朝エジプト奪還戦
#ファーストアタック
#巨獣大陸ゴンドワナ
⊕
●「バルギュラァァァス!!」
密林に響き渡る巨なる獣の咆哮。
伝わる地響き。
薙ぎ倒されていくジャングルの巨木。
そこから顔を覗かせたのは、多数の巨大な牛のような姿をした巨獣『撃森牛フォルノクス』であった。
『ブモォォオオオオオ!!』
●時先案内人
「遂に始まりますわ『獣神王朝エジプト奪還戦』!」
新宿駅のターミナルでアーリヤ・アマミヤ(魔霊ジンキック初級・g03479)が勢いよく説明を開始する。
ディアボロス達の活躍により、信仰という強固な排斥力を保持していた獣神王朝エジプトに綻びが生じた。
このまま戦争を行い、エジプトの大地を奪還するのだ。
「ですが、排斥力の弱まった獣神王朝エジプトの土地を奪おうと、周辺の別のディヴィジョンからの侵攻も同時に行われるようなのですわ」
各方面から侵入してくるクロノヴェータ。最終的に戦争当日は獣神王朝エジプト以外に4勢力のクロノヴェータとも戦う事になるだろう。
「そこで!内の1つに戦争前にこちらから奇襲……ファーストアタックを仕掛けにいくのですわ!」
狙いは、南より進軍している『巨獣大陸ゴンドワナ』の巨獣の群れ。
岩や樹皮を思わせる堅固な外皮に覆われた、猛牛型巨獣『撃森牛フォルノクス』である!
草食の彼らは、群れで行動し、ジャングルの草木を根こそぎ食らいながら南よりエジプトへ侵攻中。
獰猛な巨獣は意思疎通が出来そうな知性はなく、敵対者にはひたすら突進し、蹄で踏みにじり、角を振るって来る。
「戦争に向けて進軍しているこの群れの数は膨大。全滅させたりするのは当然不可能な数ですわ」
むしろまともにぶつかっては通常の依頼で投入できる人数では蹂躙されてしまうだけだろう。それ程に敵の数が多すぎるのだ。
よって、とにかく戦争の前に1匹でも『数を減らす』のが目的である。
「撃森牛フォルノクスは群れで行動していますが、決して統率が取れていると言う訳ではありませんわ。食事に夢中になっていて、群れからはぐれ気味になっている個体がちらほらいるのですわ!」
敵の群れを隠れて観察。
手頃な敵に狙いを定めて、一気に仕留めにいく。
「敵は大戦力である為、引き際を間違えず、充分な打撃を与えたらすぐに撤退する事が重要になりますわ」
群れの本体がこちらに到達する前に撤退すれば、深追いはしてこないだろう。
決して無理はせずにいく。これは鉄則だろう。
「それと。この敵は【この敵は20m以上ある『巨獣』】ですわ。まともに戦っても有効なダメージは入りませんわ」
巨大な敵、それも岩や樹皮を思わせる非常に堅固な外皮への対策は必須だ。
何かしら工夫が必要になるだろう。
頑張って欲しい。
●
「せっかく皆様で頑張ってきた獣神王朝エジプトとの決戦、横槍を入れられるなんてナンセンスですわ!ここは返り討ちにするためにもまずはファーストアタックを頑張って下さいませ!」
リプレイ
音羽・華楠
……『バルギュラァァァス!!』が耳に付いて全然離れない……。
と、とにかく、巨大な敵の厄介さは巨大東大寺の大仏化で身に沁みてます。
油断せずいきましょう!
単純に――同じ巨獣からの攻撃なら、巨獣にも効くと思います。
なので、《雷幻想・傾城》で群れから離れたフォルノクスを二体、誘惑しましょう。
その二体は、最初は私の方へ進んでくるでしょうが、途中で競争相手に気付くはずです。
そのまま私を巡って同士討ちを始めてくれれば……。
《傾城》の効果時間は長くないですが、巨獣たちは総じて知能が低いようですし。
一度同士討ちが始まれば、怒りに任せてどちらかが倒れるまで止まらないと考えます。
私はその隙に離脱を。
大総・統
*:アドリブ連携歓迎
フハハハ、我が名は世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総――ッてか、デカっ! というか、うるさっ!?
こ、これは野生の王国大進軍か…秩序だっていると言うより、本能のままか…。こ、これは、か、ゴンドワナという地の観光も、さぞし甲斐があるではないか(冷汗)
可能な限り味方と連携しつつ、孤立している一体を標的に窪地へ誘い込み、勢いを気持ち程度弱め、そのタイミングで生物の活動に於いて、他の部位より弱く重要な脚の節などを《閃光連撃》で狙っていき確実に仕留めていきます。
さぁ、ひと狩り行くぞ!
当然、無理せずにな…団体で来たら、即撤退だ!
アルメア・グラウプナー
「いやはや話には聞いていたが、やはり実物を見ると思っていた以上だ。見上げると首が痛くなる程の巨躯だな、ははは」
「良いだろう、華やかなる闘争の大舞台にはそれ相応の大物が必要だ。彼らにはその責務をしっかりと負ってもらおうじゃないか!」
・行動
大きさに差があり過ぎる相手ならば、ダメージが通る場所を徹底的に突いていくしかあるまい。
ミサイルでの【誘導弾】【爆破】で爆風による煙幕を張りつつ、足回り…特に脛や膝を爆裂鉄球で叩いていく。
相手の攻撃は【飛翔】等を使ったり【地形を利用】してやり過ごそう。
体勢を崩す事に成功したら跳躍撃で一気に相手の顔面まで飛び上がり、目や鼻っ柱、眉間に向かい爆裂鉄球を叩き込んでやる。
ラウム・マルファス
南の方にはジャングルとかあったんだネ
でっかいの相手に、身を隠す場所があるのはありがたいナ
ナノマシンをロープ状にして木の上へ登り、敵を観察
はぐれて1頭だけになってるのを探すヨ
大きいけど身体の構造は牛と変わらないカナ?
視えるならパラドクスで心臓を空気に変換しよウ
ダメそうなら首の外皮から血管の辺りを細く空気に変換して切り裂くヨ
衝撃波は木の間をナノマシンを使って移動しつつやり過ごス
上手くやれそうなら同じように敵を倒していこウ
とはいえたくさん倒せばバレるからネ
敵が周囲に増えてきたら深追いせず帰るヨ
宝心・ライラ
アドリブ会話、連携歓迎
はぐれた牛さんを探して各個撃破を目指すわ
「うわーお、おっきい牛さん。サーカスに招き入れたら人気者ね!」
残念ながら猛獣使いの経験が無いから今回は保留ね……などと考えつつ慎重に様子を伺うわ
生き物なら頭に感覚器官が固まっているはず
頭部の最も皮膚が薄そうな部位を観察・看破
仲間が残してくれた【飛翔】で、そこ目掛けてハイファイブを突き立て、弦をかき鳴らして全力演奏よ
「鼓膜と脳みそを直接ハッピーにしてあげる!」
後は振り落とされないよう命がけのロデオ
牛さんが動かなくなるまでリフレインを止めないわ!
「ゴンドワナ、なんて楽しそうな場所なの!猛獣使いデビューにむけて相棒を見つけに行かなくちゃ」
藤原・東子
気だるいダウナー系で慇懃無礼な一面のある、平安時代の京都に生きた貴族の娘です。
口調はステータスシートの「~ございます」の他に「~に(で)ござりまする」など
古風な言い回しを好んで使います。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず(口ではあまり気が向かないようなことを言いつつ)積極的に行動します。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします
如月・アイン
・連携歓迎
あれが巨獣かー。怪獣映画や特撮に出てきそうな大きさだね。
流石に敵の群れに突っ込むのは難しそうだし、はぐれた個体を狙おうかな。
【飛翔】の効果で飛翔しつつ、群れから逸れた敵に攻撃を仕掛けるね。
敵の真上からダイブアンドズームによる急降下突撃を行って、魔撃槌による一撃を叩き込むよ。
外皮が固くても、魔撃槌の爆破と衝撃で突き破ってダメージを与えちゃおう。
反撃も飛んでくるだろうから、攻撃を叩き込んだら飛翔と【一撃離脱】でその場から離れて回避を優先。
敵の攻撃を避けつつ、隙きを見つけては飛翔と【空中戦】を活用して突撃して魔撃槌を叩き込んでいくよ。
敵の増援が来たら、飛翔して飛びつつそのまま撤退。
●バルギュラァァァス!!
「フハハハ、我が名は世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総――」
『バルギュラァァァス!!』
「ッてか、デカっ! というか、うるさっ!?
仮面をつけた怪しい人物……大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)が高笑いを上げながら登場としようとして巨獣の咆哮に遮られてしまった。
ここは獣神王朝エジプトの南。
『巨獣大陸ゴンドワナ』の巨獣の群れが攻めてきているジャングルなのだ!
「いやはや話には聞いていたが、やはり実物を見ると思っていた以上だ。見上げると首が痛くなる程の巨躯だな、ははは」
軍服を着たアルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)はそんな中、進軍してくる巨獣『撃森牛フォルノクス』を見上げる。
見た目は固い外皮に覆われた牛っぽい姿かたちなのだが、そのサイズは桁違い。20m級のクロノヴェータだ。
それが群れで進軍している。
「良いだろう、華やかなる闘争の大舞台にはそれ相応の大物が必要だ。彼らにはその責務をしっかりと負ってもらおうじゃないか!」
しかしアルメアはそんな巨獣を前にしても、瞳を爛々と輝かせて不敵な笑みを浮かべる。
「こ、これは野生の王国大進軍か……秩序だっていると言うより、本能のままか……。こ、これは、か、ゴンドワナという地の観光も、さぞし甲斐があるではないか」
対して統はフォルノクスの群れの激しく地面を揺らす進軍に冷や汗をかいていた。
「南の方にはジャングルとかあったんだネ。でっかいの相手に、身を隠す場所があるのはありがたいナ」
ところ変わってラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は巨獣相手にもどこ吹く風といった様子で飄々と木の上に登って敵陣を偵察していた。
「あれが巨獣かー。怪獣映画や特撮に出てきそうな大きさだね」
そして如月・アイン(アイゼン・ヘクセ・g01817)もクールそうな見た目に反してのんびりとした口調で一緒に巨獣を観察。
【飛行】で近づくのはかなり目立つ行為なのでジャングルの樹に身を隠せる程度の高度でラウムの隣に並んでいた。
「うわーお、おっきい牛さん。サーカスに招き入れたら人気者ね!」
宝心・ライラ(ミス・ハッピーエンド・g01071)は喜びの感情を全面に出した顔で巨獣フォルノクスを見上げていた。
巨大さは大変受けがよさそうではあるが、歩くだけで周りを蹂躙しジャングルの樹木を根こそぎ食して進軍する巨大な牛はサーカスでも中々受け入れがたいだろう。
「確かに、なにとも大いなる牛でございましょうか」
和服に身を包んだ藤原・東子(水鏡に語られし・g08398)もまた気だるそうな表情ではあれど、20m級の牛を見上げて声を上げる。
「……『バルギュラァァァス!!』が耳に付いて全然離れない……」
そして密林の中に響き渡る巨獣の咆哮に音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)が狐の耳に手を当てながらふるふるしていた。
「と、とにかく、巨大な敵の厄介さは巨大東大寺の大仏化で身に沁みてます。油断せずいきましょう!」
そしてディアボロスたちは1体でも多くの巨獣『撃森牛フォルノクス』を撃破しようと作戦を開始するのであった。
「流石に敵の群れに突っ込むのは難しそうだし、はぐれた個体を狙おうかな」
「さぁ、ひと狩り行くぞ!当然、無理せずにな……団体で来たら、即撤退だ!」
この依頼ではディアボロスたちの認識は基本的にはぐれた個体の各個撃破でよさそうであった。
撃森牛フォルノクスは群れで活動し、ジャングルの中を進軍しているが、決して統率が取れている訳ではなく、ただ同じ方向に進みながら周りの草木を根こそぎ食らいつくして行っているという印象だった。
そのためよくよく観察してみると食事に夢中になって群れから離れそうになっている個体も存在するのだ。
「わかりました。まずは私が誘い出します!」
そこで前に出て来たのは華楠だった。
彼女は群れから少し離れた個体2体に狙いを定めると、印を組み上げ術を成す。
「命短し、恋せよ汝。オン・マカラギャ・バゾロシュニシャ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バン・コク……急急如律令!雷幻想・傾城(ファンタズム・フレイヤ)」
『ブモォ!?』
『ブホォ!?』
てやっ!と掛け声と共に華楠から放たれた雷の術が、撃森牛フォルノクスの脳天に突き刺さる。
巨大な身体と硬い外皮だが、陰陽木行に属する雷は上手くその皮膚を貫通したらしく、2体の巨獣牛は揃って華楠の方を見る。
「こ、こっちですよー!」
華楠がぴこぴこと手を振ってその姿を見せれば、撃森牛フォルノクスは揃って突撃してくる!
『ブモォ!』
『ブモブモォ!』
「き、来ました!」
ただ挑発されてきたのではない。
華楠の術によって脳の情動を司る部分に電気的な刺激を与える事で、術者である華楠への欲情を強制的に喚起させて誘い出したのだ。
2体の撃森牛フォルノクスはガツガツドカドカ互いの身体をぶつけ合いながら、揃って華楠に情欲の突進を仕掛けに来ていたのだ。
『ブモモォ!』
『ブッフゥー!』
「このまま私を巡って同士討ち……しないで両方ともこっちに来てます!?」
巨獣はかなり知性が低く魅了系の技は有効そうであった。
が、互いにぶつかったところで気にする程の知性すらなく、華楠に両方とも迫って衝撃破を出して転ばそうとしてくる。
情欲の感情といっても20m級の巨大な身体で迫られてしまったら華楠の細い身体ではひとたまりもない。
「ここまで誘導してくれれば問題ないぞ!」
「求愛するなら、動物でももう少し上品でなくてはな」
「それでは、参ります」
だがその進路上に相とアルメア、そして東子が待ち構えていた。
「気付かなかっただろうが、ここは地形が窪地。勢いをどうしても気持ち程度弱めなくてはなるまい。今がチャンスだ!」
『ブモォ!?』
誘い込みをするのであれば孤立させるだけではなくて、少しでも地形の有利の取れる場所を選ぶ。
それが直接的に効果を発揮するかは別にしても確かにそういった工夫はディアボロスたちの攻撃を有効なものにしていた。
「大きさに差があり過ぎる相手ならば、ダメージが通る場所を徹底的に突いていくしかあるまい。爆裂鉄球『ファイアヴェルク』!」
突撃してくるタイミングでアルメアがミサイルを発射。
窪地で一瞬足を揃えたフォルノクスは、そこに執拗に足元を爆撃されて、たたらを踏む。
そしてそこに飛び込んで来る、爆裂鉄球。
「どれだけ外皮が硬かろうが、生物の活動に於いて、他の部位より弱く重要な脚の節などは防御が薄くなるはず!閃光連撃(イグドラシル・グリマ)」
同時に爆風に紛れ込んでいた統の人々の世界再征服への祈り(おそらく違う)と言う名のよく分からない思い込みの力を具現化させた球状のエネルギー塊による念動砲弾の連射が至近距離から放たれフォルノクスの足を狙う!
「天より落つるはめぐみの光。稲妻来れ(イナヅマキタレ)」
もう1体のフォルノクスへは東子の祈りが雷雲を呼び寄せ、落雷による攻撃が硬い外皮を貫通してダメージを通す!
『ブモォォォ!』
ダメージを受けた2体のフォルノクスは足踏みをして衝撃波を放って反撃。
そして首を仰け反らせると、巨大な角を地面にいるアルメアと東子へと叩きつけようと振るってくる。
「おっと、それは危ないかな」
『ブホォっ!?』
だがそこにいつの間にか上空に移動していたアインが真上からダイブアンドズームで急降下攻撃。
片方の首を上げたフォルノクスの脳天に強烈な一撃を叩き込み、魔撃槌の爆破が動きを止めにいくとすぐさま離脱する。
「どこを見ている!? 私はここだぞ!」
そしてアルメアは自らの武器の爆裂鉄球『ファイアヴェルク』を巨獣の足に叩きつけて爆発させると、その反動で跳躍!
角の反撃を掠めながらもこちらも頭上を取り、眉間に向かって大ぶりな一撃をぶちかます。
『ブモォ?!』
揃って脳みそを揺らされたフォルノクス2体は大きな隙を見せてふらつく。
「大きいけど身体の構造は牛と変わらないカナ?」
「生き物なら頭に感覚器官が固まっているはず」
そしてそこへ、ラウムとライラがふわりとフォルノクスの頭部にそれぞれ乗り込んでいく。
「心臓……は少し遠いカナ?なら首の血管の周りヲ……」
ラウムはパラドクスを使うと、フォルノクスの肉体構造を行う。
20m級の巨獣。その構造全てが全く通常の牛と同じと言う訳ではないようだが、それでも大雑把な構造は同じようだった。
そうでなければ牛の形をわざわざしないのかもしれない。
「視えたヨ」
そして分かれば、弱点も知れる。
ラウムは同じ身体の構造をしている2体のフォルノクスに対して、首の血管の辺りをパラドクスで細く空気に変換して切り裂く。
『ブモ!?』
『ブモォォ!!!』
「おっト」
もはや致命傷に近いダメージ。
だがそれでも高い生命力を持つフォルノクスは暴れてラウムを振り落とす。
ラウムは深追いせずナノマシンをジャングルの木に飛ばして難を逃れる。
「おお!最後の抵抗かな!?だったら鼓膜と脳みそを直接ハッピーにしてあげる!」
もう一体の方の頭の上に残っていたライラは逃げる事はせずに柄がバンジョー型の剣、ハイファイブをフォルノクスの脳天に突き刺す。
「桃色の演目!笑顔あふれる世界へいってらっしゃいませ!桃源転生EUPHORIA(トウゲンテンセイ・ユーフォリア)」
そしてかき鳴らされる誘惑のリフレイン。
ハイファイブから伝わる『ハッピー』が脳を直接震わせ、フォルノクスへと浸透していく。
『ブモ!?ブモォォォ
!!!???』
「後は振り落とされないよう命がけのロデオ。牛さんが動かなくなるまでリフレインを止めないわ!」
ジャンジャンジャーンと強制的に流れ込んで来る『ハッピー』にフォルノクスは悲鳴の声を上げながらどうにかライラを振り落とそうと暴れ回る。
しかしライラは巧みに身体を上下させてその勢いを殺して演奏を続け、そしてフォルノクスの精神を喜びの感情で埋め尽くす。
『ブモ、オォォォ……』
既に血管に致命傷を負いかけていたフォルノクスはそのまま喜びのままに踊り続けそして倒れるのであった。
「ゴンドワナ、なんて楽しそうな場所なの!猛獣使いデビューにむけて相棒を見つけに行かなくちゃ」
ふぅと汗を飛ばしながら、ライラは嬉しそうに言うのであった。
猛牛型巨獣『撃森牛フォルノクス』の群れより、2体。撃破完了!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!