リプレイ
●忠義を監視する『王』
玉座の間にて『忠義の守護像』を通して三つの戦場を見ていた、『呉王・孫権』は、手にしたクロノ・オブジェクト『孫呉英霊珠』を強く握り締めながら、叫ぶように言う。
「将が将なら、兵も兵ということか! 三ヶ所の防衛ライン、全てを突破されるとは!」
呉の柱石である三将『周泰』『韓当』『蒋欽』に、それぞれ兵を率い、ディアボロスを迎撃するように孫権は命令を出していた。
『建業』を攻め落とされ、自身が命を落とすような事態だけは、『呉』の『王』として避けなければならない。
「私が、『断片の王』へと至る道はまだ閉ざされておらぬ。その為に、排斥力がディアボロスを退けるまでの時間を稼げと命じただけだというのに、それすらもままならぬのか!!」
守護像から覗き見る、三将達は、既にそれぞれの防衛ラインが破られたことを知り、将自身がディアボロス達を撃破することを誓っている。
だがその忠義の心すらにも今の孫権は、苛立ちを覚える。
「何故、力足らずな部下の為に私がこんなにも焦りを感じねばならぬのか! 『曹操』も『劉備』も私が……『呉』が脱落するのを、今か今かと待っておるのだろう。……そうは、いくものか!」
手にした『孫呉英霊珠』を頭上に掲げ、孫権が強く……王として宣言する。
「この、『大戦乱群蟲三国志』を統べ、最後に笑うのは、この『呉王・孫権』なのだ!!」
孫権が強く力を込めると孫権の頭上で『孫呉英霊珠』は、粉々に砕け散る。
砕けた瞬間、『孫呉英霊珠』のクロノ・オブジェクトとしての力が玉座の間に充ちていく。
「これで良い。お前達が『呉』の為に死ぬことだけは、許そう……だが、無駄死には、断じて許さん! 死してなお、私を守り続けるのだ! 英霊となって私を守り抜いた暁には、お前達の名を記憶に残すことも約束しよう。二度も私を守る機会を与えるのだ、誇りと思って私の為に尽くすのだなっ! ふっ……ふはははははっー!! 『呉』が脱落することなど、あって良い筈がないのだー!!」
『孫呉英霊珠』の力が満ちた玉座の間に、勝利に執着した『呉王・孫権』の大きな声が響いた。
●憤る『王』
「『周泰』め! 『赤壁』での作戦失敗を挽回するどころか、ディアボロスに惑わされ『守護像』を破壊されるとは、常に側に置いてやったというのに、なんと愚かな! 『魏』に裏をかかれて今の状況を作ったのは、お前の責任ではないのか!」
孫権が『忠義の守護像』を通して見た『周泰』の姿は、孫権にとって背信にすら見えた。
ディアボロス達に後れを取ったかと思えば、ディアボロスの言葉に揺らぎ、まんまと青い髪の娘に像を破壊された。
「あの娘、守護像を眼下にあのような眼を……あのような眼を! 像を破壊しただけで『呉』を脱落させたつもりか!」
シル・ウィンディアの言葉が、孫権に届いた訳ではない。
だが、孫権は崩れゆく守護像から見えたシルの不遜な眼が気に入らなかった。
そして、他の二体の守護僧が破壊されたのも、ほんの数刻後だった。
蒋欽に護らせた守護像は、姿を変えたディアボロス……白水・蛍に破壊された。
蒋欽は長刀を構え、迎撃しようとしたのだろうが、軽くかわされ、像を破壊させる結果となった。
その愚鈍な動きは、『王』への忠義が揺るいだ故なのだが、孫権にはただの役立たずとしか映らない。
「蒋欽! 貴様のその翅は、飾りかっ!! 私が目をかけてやっておったのに、その程度かっ!! 私の為に命を懸けることすら出来んのかっ!」
そして、韓当に至っては、その忠義を疑いたくなる程の失態を見せた。
紅玉の瞳の娘……孫・リアの思惑にも気付かず、守護像を炎に焼かれた。
「あのような者達の言葉程度に惑わされる者が、私の忠臣を名乗っていたとは、情けない!」
玉座の間の飾り棚の華美な皿を、怒りのままに割る孫権。
これで、クロノ・オブジェクト『忠義の守護像』は、何の力も無くなった。
三将の戦況を覗き見ることも、もはや出来ない。
守護像が無くなったのだ、ディアボロス達は自身の首を落とす為に、この玉座の間へと攻め入って来るだろう。
ならば、彼等……三将が直ぐに『死ぬ』ことを望まずにはいられない。
『玉座の間』の床には既に、砕け散ったクロノ・オブジェクト『孫呉英霊珠』が転がっている。
「早く、『英霊』となって、私を守りに来るのだ。そうすれば、排斥力が全てを排斥する。お前達が勝つ必要などない! 私が生き残れば、新たな蟲将と共に『断片の王』となることも出来る。新たな将はお前達より、忠義に優れる者を選ぶ! 私の地位が脅かされることなど無いようにな! 三将よ早く死ね! ディアボロス達がこの玉座の間に辿り着く前に、私のもとに駆け付けよ! 英霊となって! 死して、ディアボロスから私を守り、『魏』や『蜀』に勝つ礎となれ!」
三将の忠義など、孫権は既に当てにしていなかった。
『孫呉英霊珠』の力で、三将を強制的にこの場へ呼ぶことだけが、時間を稼ぐことになると信じていた。
忠義は死をもって証明させる……それこそが孫権の『王』としての意志だった。
「『呉』が滅亡などするものかーーーーーーっ!!」
傲慢に叫ぶ孫権。
……ディアボロスと英霊となった三将、どちらがこの玉座の間に辿り着くか……『呉』の生き残りをかけた戦いが始まろうとしていた。
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
三将が守る像は破壊された
忠義も地に墜ちた
保身を第一に考える王だと聞いてはいたが、ここまでとは
己もかつては主に仕えた身
贄として捨て置かれた部下を思うと、やるせない心持ちになる
同時に怒りも
ここは敵地
相手は強大な力を持つ
油断は禁物
「最初に王座から堕ちるのはお前だ、『孫権』!」
偃月刀に朱殷の闘気を纏わせ刃を巨大に<武器改造>
<ダッシュ>で移動し相手の間合いに入る直前でパラドクスを発動
視界を<撹乱>し<薙ぎ払い>を叩きこむ
仲間の攻撃が途切れないよう立ち回り
急所は守り少しでも戦場に長く立ち<情報収集>する
一瞬の隙も見逃がすつもりはない
翅の一枚でも<両断>して、その機動力を削いでやる
ロキシア・グロスビーク
アドリブ連携ご自由に
どーもこんにちはっ、孫権!
まったく面倒なクロノ・オブジェクトを置いてくれたね!
時間掛かっちゃった。それでも、この通り
きみの番だよ
“魔槍”を静かに構え
5種、伝承開放!
穂に剣呑なオーラを灯し、必殺の
ゲイ・ボ……
相手の方が早い。咄嗟に“比翼連理”の四振りを宙に浮かべ防御態勢を取るが
……ごほっ。確かに、ジェネラル級だ
けれど。軽いっ!!
痩せ我慢だ。結構辛い。それでも強い人達を相手にしてきたから尚更倒れられない!
陸遜も呂蒙も建業の将たちも、死力を尽くしたっていうのに!
きみの「呉のために」がいっちばん、軽い!
だから、ここで負けられないんだっ!
禍えり裂く赤棘の槍(ゲイ・ボルグ)ッ!
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します!
残念だけど、三将の英霊は来ないわよ!永遠に!
何で来ないかアナタに分かるかしら!
王様相手に牽制なんて無粋よね!
最初から「高速詠唱」の「全力魔法」でお相手するわ!
理由は二つ!
1つ目はアナタが此処で倒されるから!
部下頼みじゃ、アナタの力もたかが知れてるわね!
敵の見えない毒は厄介だけど、魔砲の「砲撃」で「吹き飛ばし」てあげる!
2つ目はアナタが将を信頼してなかったから!
像が壊されたのも、アナタへの信頼が揺らいだからよ!
敵のスキは見逃さず、皆と合わせて攻撃!
コレまで以上に力を込めた、【熱狂と湧然の四元光芒!】よ!
此処がアナタのラストステージ!
部下に信頼されない長なんて、長失格よ!
●いざ、『建業』玉座の間へ!
三将……即ち『周泰』『韓当』『蒋欽』が守っていた、『忠義の守護像』が3つとも破壊された報が、『呉王・孫権』撃破準備をしていた、ディアボロス達に一斉に届いた。
此処からは、時間との勝負。
三将を撃破してしまう前に、孫権との戦闘に入ることが出来れば、孫権を護る『英霊』が現れることは無い。
ディアボロス達は、パラドクストレインへと飛び乗り、『建業』……孫権が座する玉座の間へと急行する。
●呉王・孫権……開戦!
「遅い……! まだ、三将は私を護りに来ぬのか! 何をもたもたしている!」
苛立ちを隠すことなく、死して英霊となった三将が、玉座の間へと現れるのを待つ孫権。
「ディアボロスがこの玉座の間に侵入すれば、私を護ることも叶わぬというのに……っ!」
自身を護り、そして『呉』を脱落させぬことこそが、三将の役目……孫権はそれを当然だと思っていた。
その時、玉座の間の扉がゆっくりと開いた。
「来たか、三将の英霊よ!」
「どーもこんにちはっ、孫権!」
孫権の言葉に逆の結果を知らせるように、ロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)が、『呉王』へと声を掛ける。
「まったく、面倒なクロノ・オブジェクトを置いてくれたね! 時間掛かっちゃった。それでも、この通り……きみの番だよ」
ディアボロスの登場に、三将が死んでいないことを悟る孫権。
「残念だけど、三将の英霊は来ないわよ! 永遠に! 何で来ないか、アナタに分かるかしら!」
言うと、ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は、直ぐに孫権へと奇襲を掛ける。
(「王様相手に、牽制なんて無粋よね! 最初からアタシのとっておきを喰らわせる!」)
リボンを付けた蒼き杖を天に掲げ、魔法陣に『火・水・風・地』の四元素のエネルギーを集中させる、ソラ。
「貴様、呉王である私に牙を剥くか!」
孫権の言葉には耳を貸さず、ソラは先程の問いを孫権に投げる。
「理由は2つ! 1つ目は、アナタが此処で倒されるから! 部下頼みじゃ、アナタの力もたかが知れてるわね!」
孫権は来たる攻撃に気付き、蜂槍を振り回すと玉座の間に針を使わぬスズメバチの毒を充満させる。
(「孫権の見えない毒は厄介だけど、アタシの全力魔砲で吹き飛ばしてあげるよ!」)
「2つ目は、アナタが将を信頼してなかったから! 像が壊されたのも、アナタへの信頼が揺らいだからよ! 全力の『四元光芒』!! 喰らいなさいっ!!」
自身を侵食する毒を吹き飛ばす勢いで、ソラの魔砲撃が放たれる。
だが、孫権もそれを見切っていたのか両腕で受け止め、ダメージを最低限に抑える。
「臆病者でも、王は王なのね。でも、此処がアナタのラストステージ! 部下に信頼されない長なんて、長失格よ!」
「煩い! 小娘如きに何が分かる!」
ソラに毒素を浸み込ませながら、孫権が怒鳴り声を上げる。
「私にも、分からんがね」
言って前に出たのは、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)だ。
「三将が守る、『像』は破壊された。忠義も地に墜ちた……」
錬晏は、今、現在の『事実』を淡々と告げる。
(「保身を第一に考える王だと聞いてはいたが、ここまでとは……」)
錬晏自身も、かつては主に仕えた身。
贄として捨て置かれた三将や兵達のことを思うと、何ともやるせない心持ちになってしまう。
同時に、部下を部下とも思わぬ孫権に静かな怒りが沸く。
だが、此処はあくまで敵地。
そして、相手は三国統一を狙う『孫権』だ。
戦略に嫌悪を持ちはしても、油断が許される相手ではない。
それでも、錬晏の決意は揺るがない。
「最初に、王座から堕ちるのは……お前だ、『孫権』!」
『黒龍偃月刀』に朱殷の闘気を纏わせ一気に孫権へと詰め寄る、錬晏。
「怒りに呑まれろ」
暴れる龍の如き雨を孫権を裂く刃として降らせ、錬晏は決して逃がさまいとする。
追撃とばかりに偃月刀の一撃を叩き込もうとする錬晏だったが、孫権は蜂羽を震わせ高速飛翔すると呉国の威信を乗せた一撃をもって錬晏を串刺しにする。
「ぐっ
……!?」
孫権は、錬晏の身体から蜂槍を勢いよく抜くと、直ぐにディアボロス達から距離を取る。
(「僅かの隙も見せぬか。……王としての器は別だが、あくまで『呉』の『王』か。機動力も、ジェネラル級では……確実に上位!」)
膝を折る錬晏を視界に入れながら、ロキシアは“魔槍”を静かに構え、叫ぶ。
「5種、伝承開放! ゲイ・ボ……」
「遅い!!」
ロキシアが必殺の一撃を繰り出そうとする刹那、孫権の槍がロキシアの右肩を貫く。
(「……早いっ!?」)
咄嗟に刀型決戦兵器“比翼連理”で防御態勢を取ったロキシアだったが、傷は大きい。
「……っ! 確かに、ジェネラル級だ。 けれど、僕達の怒りに比べれば……軽いっ!!」
重傷の域の傷を負ったロキシアのそれは、痩せ我慢だ。
次の攻撃を放てば、動けなくなるだろう……それでも。
(「これまでも、強い人達を相手にしてきた。だから……尚更倒れるなんて出来ない!」)
再度“魔槍”を構えロキシアは強く言う。
「陸遜も呂蒙も……建業の将達も、死力を尽くしたっていうのに! きみの『『呉』の為に』が、いっちばん、軽い!」
だからこそ、ここで一撃も与えず倒れる訳にはいかない。
「一接ぎのち咲き誇るは、紅い花――禍えり裂く――赤棘の槍!!」
ロキシア渾身のゲイ・ボルグは、孫権の一枚の翅に風穴を開けた。
※重傷者:2名
『夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は重傷を負った』
『ロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)は重傷を負った』
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
●呉王・孫権……腹を括る
「英霊達が来ぬなら来ぬで、もうよい! 王への忠義が足りぬ者などの力は借りぬ!」
スズメバチの翅を素早く動かしながら、孫権が蜂槍の柄を床に強く突く。
「私は、呉王・孫権! 私が『呉』を脱落させぬ。このディヴィジョンの『断片の王』となるのは、私だっ!!」
自身が『死』ねば、『呉』は滅亡する。
それだけは回避せねばならない。
その為に将達に命を懸けさせたのだ。
最後に生き残るのは『呉』でなければならないのだから……!!
アタランテ・フォードブルー
見苦しい
そういって無数のパラドクスによる氷剣を作り出し、飛翔する孫権へ地対空砲撃の如く雨霰のように解き放って攻撃を相殺せんとする勢いで反撃していく
使える残留効果を全て使い、孫権の攻撃を凌ぎながら口撃も仕掛けていく
私の為に生きて、私の為に死するといい
ああ、王者に許された傲慢だ
だが、貴様は王を名乗る資格等無い
王とは、配下にとって存在しているだけで自我と生命の喪失すら絶望になり得ない希望
故に死を命じられても絶望に非ず
王が存在しているだけで希望があるからだ
故に将兵にとっての存在意義は王の意志
貴様はただ『己が死ななければいいだけ』、だ
呉は王座の資格を持つ者を間違えた
故に、この氷剣が誤謬を正す!
●『王』の資質
「見苦しい」
一言、アタランテ・フォードブルー(氷理騎士団総長『氷聖』・g07418)は呟くと、無数の氷剣を孫権の周囲に造り出す。
アタランテの無数の氷剣は孫権を覆い尽くすほどに雨霰のように降り注ぐ。
氷霧で見えぬ孫権に、一振りの氷剣を向けながら、アタランテが言葉を紡ぐ。
「『私の為に生きて、私の為に死するといい』……ああ、その言葉は、王者に許された傲慢だ。だが、貴様には『王』を名乗る資格など無い」
蒼く澄んだ氷のような冷たい目で、アタランテは王の資質を口にする。
「王とは、配下にとって、存在そのものが、希望となるもの……王の落命は絶望。故に死を命じられようとも、絶望に非ず。王の存命が、希望となるからだ。故に、将兵の存在意義は王の意志」
『氷理騎士団』の『総長』として、クロノヴェーダに反抗していたアタランテにとって、『王』は必ず護るべきもの……だが。
「貴様は、ただ、『己が、死ななければいいだけ』だ。『呉』は、王座の資格を持つ者を間違えた。故に、この氷剣が誤謬を正す!」
アタランテが強い意志を持って、再度、氷剣の雨を創り出そうとした時だった。
「弁説は終わりか? ……小娘」
氷剣に串刺しにされた筈の孫権の声が重く響いた。
瞬間、氷剣を硬く握ったアタランテ……だが、孫権は何時の間にか、直ぐ眼前まで迫っていた。
驚いたことに、表皮や装甲を軽く凍結されただけの身体で。
孫権は鞘に収まった長剣を素早く抜くと、アタランテの玲瓏で典雅な騎士鎧を横に鋭く薙ぐ。
余りの衝撃に、アタランテは瞬間、呼吸が止まる。
「覚えていろ、小娘。王が無くては国も無い。貴様等にどう無様に映ろうと、生き残るのが『王』である、私の役目。……そして、呉王・孫権の命を曹操でも劉備でもなく、ディアボロス如きが、取れると思うな!」
『王』である以上、どんなことをしても『呉』を残す、その為ならば手段を選ばぬ『王』……孫権。
それでも、孫権はアタランテに『王』としての強さを誇示してみせた。
苦戦🔵🔴🔴
曖明・昧
【十星連】
「王か。なるほど。強そうだな。よくわかんないけど。」
昧は昴の方を見る。うっすらと曖昧な笑みが浮かべられている。
昧は巨大な鋏、天廻器『肆妖断』を両手に持っている。
「超大物だ。ダン、暴れてもいいぞ。」
肆妖断は力を解放し、黒く禍々しい姿へと変貌する。
「僕たちは今まで数々のジェネラル級クロノヴェーダと戦ってきたけど、そのどれよりも、強いらしい。
昴、びびってないか?」
もちろん、昧は昴がびびっているかもとは全く思っていない。
信頼しているから。
どんな強い敵だろうと、倒せる。必ず。多分。きっと。
昧は正面から突っ込み孫権を断つ。隙はきっと昴が作ってくれるだろう。
自分の体は断たせてもいい。とにかく断つ。
御須統・昴
【十星連】
アドリブ・連携歓迎
残留効果は適宜使用
ええ、あの方は王ですよ。昧。ハリボテの王様です。
何も畏れる事はない。あれは誰にも勝てません。全てを切り捨てた愚か者ですから。
怒りで笑みが薄らとこぼれます。その片手に天廻器『陸昴鏢』を持ちます。
では、行きましょうか。と陸昴鏢を解放して全部敵に投げつけてパラドクス発動。
その勢いは春の雷の如く。降り注ぐ雷を避ける事は出来ますか?
まあ、避けたところで別の一撃が待っておりますが。
詰んでいた中でお前は捨ててはいけないものを切り捨てた。
その才を。その意思を。その理由を。その全てを。
お前の敗因はそれです。護るべきものを護らない国に続く理由はありませんよ。
●断ずる王
「王か。なるほど、強そうだな。よくわかんないけど」
王としての強さを見せる孫権の言葉を聞きながら、曖明・昧(十星連・肆妖『無知蒙昧』・g06110)は隣に立つ、御須統・昴(十星連・陸昴『六連星の守り人』・g06997)を見る。
昴は、その表情に薄い笑みを湛え、昧に答える。
「ええ、あの方は王ですよ。昧。ハリボテの王様です。何も畏れる事はない。あれは、誰にも勝てません。全てを切り捨てた愚か者ですから」
王として忠義を誓った将すら切り捨てた『愚王』なのだと、孫権を評する、昴。
昴の笑みは怒りからくるもの。
静かに、天廻器『陸昴鏢』を手にする。
同じく、天廻器『肆妖断』を手にした昧が、『肆妖断』に声を掛ける。
「超大物だ。ダン、暴れてもいいぞ」
その瞬間、『肆妖断』は真の力を解放し、黒く禍々しき全てを断ずる『鋏』へと変貌する。
「僕達は、今まで数々のジェネラル級クロノヴェーダと戦ってきたけど、そのどれよりも、強いらしい。昴、びびってないか?」
勿論、信頼する昴が孫権に怯んでいるなどとは、昧も全く思っていない。
昴が笑みを湛えたまま、パラドクスを発動する。
「では、行きましょうか。昧。……その勢いは、春の雷の如く。降り注ぐ雷を避ける事は出来ますか?」
孫権へ向け、解放した『陸昴鏢』を、春に降り注ぐ雷のように孫権へと全て投擲する、昴。
孫権の身体から溢れだす黒と黄のオーラにも臆する必要はない……何故なら、既に昧も動いている。
「避けたところで、別の一撃が待っておりますが」
「どんな、強い敵だろうと、倒せる。必ず。多分。きっと」
昴の言葉に応えるように孫権へと迫った昧が、『ダン』で孫権の左手を断ちにいく。
「詰んでいた中で、お前は捨ててはいけないものを切り捨てた。その才を。その意思を。その理由を。その全てを」
鏢の雨を途切れさせることなく、昴が言う。
「お前の敗因は、それです。護るべきものを護らない国に、続く理由はありませんよ」
孫権の身体が、僅かに止まった。
昴が作った隙、これを逃さず昧が孫権の左腕を完全に断ち切ろうとした……が、その前に昧の右脇腹を蜂槍が深く突き刺していた。
『ダン』の刃は辛うじて届いているが、孫権の左手は僅かにしか傷付いていない。
自身の身体が傷つくのも構わないと思っていた昧だが、あまりの深手に意識が薄れる。
その昧を孫権は、無価値なもののように振り飛ばす。
「私の敗因が何だと? 私の槍に刺さったのは、お前の仲間のようだが? 必ず私を倒す。私とお前の言葉、どちらの言葉がハリボテか分かったか!」
孫権の物言いに、昴の表情からも笑みがスッと消えた。
ただ、怒りが心に滾っていた……。
※重傷者:1名
『曖明・昧(十星連・肆妖『無知蒙昧』・g06110)は重傷を負った』
苦戦🔵🔵🔴🔴🔴🔴
リューロボロス・リンドラゴ
【奴崎組】
ふん、我はつまらぬ相手だと思っておったのだがな、アンデレよ。
孫権め、追い詰められて一人の戦士に立ち返ったか。
貴様は幸せ者よな、孫権。
死に対して抗うことができるのだから!
抗うことも叶わなかった幼子達の怒り、その身に思い知れ!
手始めに空を奪い返させてもらうぞ!
自由に飛ばせはせぬ!
我も高速【飛翔】からの《空中戦》よ!
空で追いすがる我は鬱陶しかろう!
集中砲火を受けるやもだが……それで良い。
我が身がデコイとなるのならそれでよい。
我らは自分しか信じられない貴様とは違う。
我らは友を信じておる。我らは友に託されておる。
呉の威信だと?
笑止。
孫権よ。貴様が相手しておるのは。ここにいる我らだけではないぞ!
ア・ンデレ
【奴崎組】の友達と一緒に戦うよ。
「ごのおう。あのかんうよりも、つよいのかな。わくわくしてきたね。」
アンデレちゃんは王の名にテンションが上がっている。
「つよいてき。つよいともだち。さいこうのきぶんだね。リューロボロスちゃんもそうおもうでしょ。」
リューロボロスちゃんに最高の笑顔を向ける。
その後、一緒に戦う奴崎組のみんなを笑顔で見渡す。
アンデレちゃんの元に、ともだちパワーが集まる。
一緒に戦う奴崎組の友達からはもちろん、新宿島にいる友達からも。
ともだちパワーの翼で飛翔し、ともだちパワーで強化した拳で、最強のパンチを孫権に叩き込んでやる。
「ともだちのパワーは、おうもこえる。」
●王の怒りの先
「……ふん。我は、つまらぬ相手だと思っておったのだがな、アンデレよ」
リューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)は、隣立つ、ア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)にそう言葉を掛ける。
「『ご』のおう。あの、かんうよりも、つよいのかな。わくわくしてきたね」
アンデレは元気に言うと、リューロボロスに無邪気な笑顔を見せる。
「つよいてき。つよいともだち。さいこうのきぶんだね。リューロボロスちゃんも、そうおもうでしょ?」
軽い笑みを見せる、リューロボロス。
「孫権め、追い詰められて、一人の戦士に立ち返ったか」
2人の少女の声に孫権が蜂槍を構え直す。
「貴様は幸せ者よな、孫権。死に対して抗うことができるのだから!」
「三国で死んだ者のことを言っているのか? 『断片の王』を決める戦いの中、死ぬ者が居たとて仕方あるまい!」
リューロボロスの言葉を王として返す孫権だが、その言葉はリューロボロスの怒りに火を付ける。
「抗うことも叶わなかった、幼子達の怒り……その身に思い知れ!」
言ってリューロボロスは、パラドクスを発動する。
「天を仰ぎ見よ。影落とすは竜である……手始めに空を奪い返させてもらうぞ!」
リューロボロスの高速飛翔からの強襲突撃に孫権も同じく、高速飛翔で対抗する。
「自由に飛ばせは、せぬ!」
互いに一撃を決める為、着かず離れずの距離で好機を見極める。
(「空で追いすがる我は鬱陶しかろう! 我も傷を受けるやもだが……それで良い。我が身がデコイとなるのならそれでよい。……頼むぞ、アンデレ!」)
「アンデレちゃんのともだちのみんな、アンデレちゃんにパワーをちょうだい。アンデレちゃんは、そのパワーで、せかいをすくってみせるよ」
リューロボロスの想いに応えるように、アンデレは戦場に居るディアボロスや全ての友達のパワーをパラドクスとして集め、その拳を強化する。
アンデレが集めたパワーを翼に変え、空へと舞った時、孫権の蜂槍がリューロボロスを貫き、彼女の動きを宙で止めていた。
孫権もダメージを負ったのか、直ぐに蜂槍を引き抜こうとする。
だが、リューロボロスがその蜂槍を確りと掴んで離さない。
「……我らは、自分しか信じられない貴様とは……違う。我らは、友を信じておる。我らは友に託されておる……。呉の威信だと? 笑止。孫権よ。貴様が相手しておるのは。ここにいる……我らだけではないぞ! アンデレよ、今だ!」
リューロボロスの思わぬ動きに、孫権が気を取られた時、アンデレが孫権へと向かって真っすぐに飛ぶ。
覇者のオーラがアンデレの身を裂くが、それでもアンデレは笑顔のまま、孫権の顔面へと超強力なパンチを叩き込む。
「ともだちのパワーは、おうもこえる! ね、リューロボロスちゃん?」
アンデレの笑顔の先で、孫権とリューロボロスは共に落下していた。
リューロボロスの傷は大きいようだが、孫権もまた膝を突いていた。
「……ディアボロス。『呉』の王である私に傷を付けるとは……! これも……これも全て、私を護り切れなかった将達が、無能だったからだっ!!」
孫権は、将達への怒りの声を玉座の間に響かせた。
※重傷者:1名
『リューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)は重傷を負った』
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】LV2が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
一・百
※アドリブ連携歓迎
防衛用のクロノオブジェクトか…
何にせよ逃げないのはさすが王というところか…
最初に落ちるのは呉のようだな
まずは、少しでも相手の手の内は晒させたい
ジンのキューコンとパラドクスの金狼を伴い
紅玉姫を組み換え刀から弓へ
道を切り開く力を持つ金狼を矢に転じ一矢を放つ
仲間が攻撃する機をうまく作り繋げたい
飛翔からの一撃は、パラドクスの妖気を帯びさせた武器と
キューで防ぎ直撃しないように
キューの受けたダメージには耐え飛び込んできた敵を逃さないよう
なるべく肉薄し蜂羽を少しでも傷つけ機動力を削ごう
仲間への攻撃も警戒
オーラ操作と戦闘知識なら俺の方が上…
動きを読みキューを送り庇えるなら庇う
百は言葉少なめ
レオニード・パヴリチェンコ
ようやくここまで来た、ね
勝負は時の運、とまでは言わないけれど
キミの選択、そのすべてが誤った失策だとは思わない
でも……自らの死を拒み、臣下の忠義すら信じないというのならば逃げを打つべきだった
その半端なプライドと傲慢さがこの結果を呼んだん、だ
敵は強大
それなら、少しでも傷を与えて仲間の皆につなぐことを目指す、よ
あえて、正面から姿を晒して言葉を投げかけながら銃を構える
ここまでの言動を見れば、こんな子供に好き勝手に言われたらきっと正面から叩き潰しに来る筈
攻撃は避けられなくても、正面から来るならこっちも確実に魔弾を撃ち込める
一点、迫るオーラの一点を穿ち、孫権の体に魔弾を撃ち込んで凍てつかせる、よ
エレオノーラ・アーベントロート
醜いですわね。
あら、わたくしとしたことがつい。
こんな捻りのない言葉を口にしてしまうなんて……けれど仕方ありませんわね。「醜い」貴方を指すのにこれ以上の必要ありませんもの。
孫権の放つオーラを仁王立ちで正面から受け、自尊心で飲まれずに立ち続けますわ。
乱世の覇者? 笑わせますわね。
王というのは全ての人間より偉いのですわよ?
――わたくしよりも、偉いつもりでして?
電磁レールガン「フェアレーター」で「第六十四の魔弾【焦熱】」を投射。超高熱の放射で逆に黒と黄のオーラごと孫権を飲み込みますわ。
わたくしは貴方の部下ではありませんし、その代弁なんてしませんけれど――わたくしの美学には反しますわ。くたばりあそばせ。
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
流石は断片の王候補
強さは折り紙付きですね
しかし此方も臆して逃げるわけにはいかないのです
貴方を倒さねば、この地を奪還する事など出来はしないのですから
宙に展開した鍵盤で「凱歌」を演奏
幻想の馬上の騎士を喚び、突撃攻撃を指揮します
ここまでの戦いで、強さは理解っていますから
小細工はせず正面からすれ違いざまに一撃を入れ駆け抜けます
反撃は魔力障壁とガードアップで多少軽減できれば儲けもの
どんなに小さな傷であっても、積み重なれば国を揺るがす瑕疵となる
配下の忠誠が翻ったのも、同じことだと何故分からないのですか
いえ、分からなくても構いません
此処で必要なのは、言葉ではなく力こそ全て
ならば、私は迷わない
●醜き王
「醜いですわね」
孫権が、将達の『無能』さに苛立ちを吐く中、エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)の声が玉座の間に響いた。
「醜い……だと」
「あら、わたくしとしたことがつい」
孫権の怒気にも怯まず、エレオノーラが言葉を続ける。
「こんな、捻りのない言葉を口にしてしまうなんて……けれど仕方ありませんわね。『醜い』貴方を指すのに、これ以上の言葉はありませんもの。自分の不甲斐なさを部下に押し付ける王だなんて、醜い以外に表す言葉がありませんもの」
にこやかな笑顔を湛え、言葉には孫権への皮肉をた~っぷり込め、エレオノーラが言う。
「貴様、王たる私を愚弄するのかっ!」
怒りに任せた、覇者たらんとする孫権の意志が、黒と黄のオーラとなってエレオノーラを襲う。
だが、エレオノーラは、その覇王のオーラを真正面から受け止める。
圧倒的強者のオーラは、エレオノーラですら、足を半歩下げてしまいそうになる程に……強い。
だが、この覇気にエレオノーラの魂が呑みこまれれば、彼女の身体に大きなダメージを残すだろう。
だからこそ、エレオノーラは己のプライドに懸けて、その表情を崩さず笑顔のまま言う。
「乱世の覇者? 笑わせますわね。王というのは全ての人間より偉いのですわよ? 貴方――わたくしよりも、偉いつもりでして?」
エレオノーラの言葉は、王である孫権にとって侮蔑の言葉に他ならない。
その怒りは黄と黒のオーラの奔流となってエレオノーラを跡形も無く消し去ろうとする。
『笑いなさい……強く。……貴女はエレオノーラ・アーベントロートですのよ』
そんな言葉が、エレオノーラの脳裏を過った。
瞬間、エレオノーラは『電磁レールガン『フェアレーター』を孫権に向け、構える。
「【焦熱】解放――」
孫権の覇者のオーラ全てを焼き消す勢いで焦熱が照射される。
その焦熱は、孫権の装甲を一部焼いただけだったが、孫権の表情に……驚きが生まれていた。
「わたくしは、貴方の部下ではありませんし、その代弁なんてしませんけれど――わたくしの美学には、反しますわ。ですから――」
空中へと戦場を移そうとする孫権に向け、エレオノーラは言葉だけは丁寧に、しかしハッキリと。
「くたばりあそばせ」
再度『フェアレーター』から焦熱が放たれた。
●蜂の『王』
スズメバチの翅を使い、その体躯からは想像出来ないスピードで、孫権は宙を飛んでいた。
ディアボロス達の数度にわたる攻撃……『呉王・孫権』に対し、非礼としか言えない暴挙。
だが、孫権はその傲慢な頭脳を一度落ち着ける。
三将の英霊が来ることはもう無い……三将はおそらく無駄死にするだろう。
王を護ることすら出来ず……そのことが只々苛立たしい。
呉の将達に、本当の意味での忠義など無かったのだ。
ならば、この場は『王』である自分自身が、何とかするしかない。
何人かのディアボロス達には、致命的なダメージを与えたが……ディアボロスは、ゴミのような存在価値にも拘らず、数だけはいるようだ。
ならば自身のダメージが軽微の内に全てを倒さなくてはならない。
一匹ずつ刺すように、息の根を確実に止めなければ……。
●王の力
「流石は『断片の王』候補。強さは、折り紙付きですね」
重傷を負ったディアボロス達を退避させ、宙の孫権をそう称するのは、ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)だ。
「しかし、此方も臆して逃げる訳には、いかないのです。あなたを倒さねば、この『大戦乱群蟲三国志』を奪還する事など、到底叶わないことなのですから」
孫権を倒しても、ディヴィジョン内の大戦乱が治まることは、おそらく無い。
残り二体の『断片の王』候補、『魏王・曹操』と『蜀王・劉備』が残っているからだ。
『呉』を落とせば、残った二国が大きく事を起こすことも推測出来る。
だが『呉』を滅亡させる、またとない機会を逃すことなど、ソレイユも考えてはいない。
「高らかに謳え、その歌を――」
宙に展開した鍵盤に指を躍らせ、ソレイユは戦場に高らかな旋律を響かせる。
(「防衛用クロノオブジェクト……『忠義の守護像』……そして、『孫呉英霊珠』……強力な代物だが、無力化には成功した。その状態で、逃げないのは……流石、『王』というところか……だが」)
ディアボロス達と戦闘を続ける孫権を観察しながら、一・百(気まぐれな狐・g04201)は、思考を巡らす。
「……最初に落ちるのは、呉のようだな」
ソレイユの喚び出した『幻想馬の騎士』の攻撃を蜂槍を回転させながら迎撃する孫権へと、それだけを小さく呟く百。
(「少しでも孫権の手の内を晒してもらわないとな……」)
「冥界より出でよ、万なる者……魂の兄弟よ……」
百は巨大な金狼を召喚すると、ルビーの輝きを持つ『紅玉姫』を構える。
金狼は、百の想いのままに矢へと……道を切り開く力を持つ一矢へと姿を変える。
金の矢を番え、百は静かに狙いを定めると孫権へ、一矢を放った。
その矢は、孫権の虚を衝くことには成功したが決め手には欠けた……だが、その孫権へと銃口を向ける一人の少年が居た。
「勝負は時の運、とまでは言わないけれど……キミの選択、その全てが誤った失策だとも思わない。でも……自らの死を拒み、臣下の忠義すら信じないというのならば、逃げを打つべきだった」
赤い瞳で冷たく言うのは、レオニード・パヴリチェンコ(“魔弾卿”・g07298)。
(「……ようやくここまで来た。敵は強大……それなら、少しでも傷を与えて……皆に繋ぐ」)
「その半端なプライドと傲慢さが、この結果を呼んだん、だ。『Дед Мороз』……霜の精よ、凍てつかせろ」
レオニードが放った凍結の魔弾は孫権の左肩に着弾すると一気に霜を奔らせる。
「この、子供風情がっ!」
子供が王である自身に傷を付けた事実に、孫権は標的をレオニードと定めるが、ソレイユの指揮のもとに騎兵が遮蔽となり、孫権へと再度突撃する。
「ここまでの戦いで、強さは理解っていますから……確実に一撃を受けてもらいます」
どんなに小さな傷であっても、積み重なれば国を揺るがす瑕疵となる……ソレイユのその想いは、ディアボロス達が今迄に成功を収めて来た作戦の結果が、今と言う状況に導いたということだ。
「配下の忠誠が翻ったのも、同じことだと、何故分からないのですか。いえ、分からなくても構いません」
孫権の口から出る言葉は、『王』を護りきれない将達への叱責だけだった。
けれど、今、ディアボロス達にとって……ソレイユにとって重要なことは……。
「此処で必要なのは、言葉ではなく力。力こそ全て……ならば、私は迷わない」
『呉王・孫権』を撃ち滅ぼすこと……その為に、この場にディアボロス達は集ったのだから。
「何を今更……っ!?」
孫権は九尾銀狐のジンが背後に近づいていたことに気付かなかった。
二枚の蜂翅が、孫権の身体から刈り取られていた。
その孫権の姿を、百は静かに観察していた……。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
孫・リア
貴殿も『孫権』の名に恥じない者だと思ってた……この『呉』は恵まれてたわよ、韓当殿達も呂蒙殿も……『陸遜』も最後まで貴殿を王にする為戦って、アヴァタール級とはいえ父の兄の名の蟲将達も貴殿の為に戦ってくれてたのに!……魏と蜀の巻き返す方法やらを聞こうと思ったけどもういいわ……もう終わりよ『孫権』!
威信を掛けてくる攻撃が弱いわけない最後まで油断なんてしない、冷静に動きを見極めてその時が来たら
『炎蝶』で『孫権』を囲う様に燃え上がらせて、貴殿の全てを燃やし尽くす!あぁ私物凄く腹立ってるから……『陸遜』の形の炎もあえて呼びましょうか
『孫権』の器に値しない蟲……私の国の名を……叔父様の名を返して貰うわっ!
●『呉』を想う
「貴殿も『孫権』の名に恥じない者だと思ってた……」
「お前はっ! 韓当に護らせた守護像を焼き払った娘かっ!!」
呟く様に言いつつ姿を見せた、孫・リア(勇武と炎を胸に秘めて・g03550)に声を荒げる孫権。
だがリアは、その言葉を聞き流すと自身の言葉を続ける。
「この『呉』は恵まれてたわよ、韓当殿達も呂蒙殿も……」
「王も守れずに、お前達に倒されたというのにかっ! その為に、私、自らが戦うなどと言う状況になっているのにかっ! 将に恵まれておれば、建業も安泰だったのだ!」
『呉』は恵まれていたと言うリアと、『自分』は部下に恵まれなかったと言う孫権。
「伯言じゃなかったけど……確かに、『陸遜』だったあの将も、最後まで貴殿を王にする為に戦って、アヴァタール級とはいえ、父の兄の名の蟲将達も貴殿の為に戦ってくれてたのに!」
孫権の言葉にリアの感情も炎のように揺らめき昂っていく。
「……『魏』と『蜀』に対しての、巻き返す方法やらを聞こうと思ったけど、もういいわ……もう終わりよ『孫権』!」
「終わるのは貴様だっ!!」
リアの言葉が終わるや否や、孫権は蜂槍に威信を乗せ真っ直ぐ、リアへと高速飛翔する。
「……さぁ来て、紅き蝶々」
紅き炎の蝶々を創り出すと、孫権を迎撃するように周囲を舞い飛ばせるリア。
「油断なんてしないわよ……『孫権』を名乗る蟲将。貴殿の全てを燃やし尽くす! けど、怒りでどうにかなってしまいそうよ……『陸遜』、あなたも焼き払うのを手伝ってもらえる?」
リアが炎の蝶に呼び掛けると、数多の炎の蝶は『気炎の知将・陸遜』の姿の炎となり、炎の刀を『呉王・孫権』に振り下ろす。
「『孫権』の器に値しない蟲。……私の国の名を……叔父様の名を、返して貰うわっ!!」
肩を掠めた蜂槍にも怯むことなくリアは、『呉王・孫権』に言い放つのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【温熱適応】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
守都・幸児
あいつが呂蒙の背負ってたもの、か
たしかに、でかい荷物だ
俺の使う技は「瞑」
武器攻撃をパラドクスにする単純な技だ
小細工無しに真正面から突っ込むぞ
一国の王様と力比べできる機会なんて滅多にねえだろうからな
敵のオーラを突っ切る勢いで【突撃】だ
どんなダメージを受けようが気にしねえでとにかく近接して
武器の藍鬼拐を握り、殴りつける
【捨て身の一撃】になっても構いやしねえ
俺が倒れても皆がいる
一撃入れて次に繋げられりゃ
ついでに一瞬でも注意を引けりゃあ俺の勝ちだ
てめえは忠臣に恵まれてたと思うぞ
それでも部下を信じられねえってのは、寂しい王様だな
そんな王様に中原は
喩嘉と、友達の…皆の故郷は、やれねえよ
※アドリブ、連携歓迎
喩・嘉
俺の故郷は揚州
故に、元の歴史の孫家のことはよく知っている
また、俺はアヴァタール級ながら蟲の孫堅とも孫策とも
幾度も相対したことがあるが、蟲ながらに将の器を持っていた
貴様はジェネラル級という格ばかりが高く、どうも中身がそれに見合っていないようだ
ここで退場させてやろう
「幻衡軛陣」を使用
工兵の幻影たちを召喚すると、彼らを指揮
毒を吹き飛ばすように幾重にも爆弾を投擲させる
俺自身は接近しすぎず、敵と仲間の状況を観察、
随時判断をして工兵を指揮、いつでもカバーに入れるように備える
●想いそれぞれ
「あいつが、『呂蒙』の背負ってたもの、か……。たしかに、でかい荷物だ」
蜂槍を手にディアボロスと戦う孫権を見ながら、守都・幸児(祥雲・g03876)が言葉を吐いた。
幸児の隣に並ぶ、喩・嘉(瑞鳳・g01517)は歩を進めると、戦場の孫権に届く様に言葉を紡ぐ。
「俺の故郷は揚州……。故に、元の歴史の孫家のことは、よく知っている」
喩嘉の言葉に、一度大きくディアボロス達と距離を取る孫権。
「また、俺はアヴァタール級ながら蟲の『孫堅』とも『孫策』とも、幾度も相対したことがあるが、蟲ながらに将の器を持っていた」
「所詮、クロノヴェーダとしては、アヴァタール級の蟲将だ。器などあっても無くても構わん! 必要なのは、『呉』を『私』を護るだけの力と能力だけだ!」
『呉』の将の名前を冠した蟲将達も、クロノヴェーダの階級としての部下であり、重要なのは、お飾りの『忠義』ではなく、力を持った『忠義』だと断じる孫権。
その姿と言葉に、喩嘉の心に冷たい風が吹く。
「貴様は、ジェネラル級という『格』ばかりが高く、どうも『中身』がそれに見合っていないようだ。……ここで退場させてやろう」
「ディアボロス如きがほざくなぁっ! 私は、呉王・孫権だっ!!」
吼えると孫権は、蜂槍を高速で回し、侵食する毒を喩嘉と幸児へ向け集中的に広げる。
「工兵部隊、位置につけ。作戦開始!」
それに対し喩嘉は、過去に消えた工兵の幻影達を召喚すると、爆弾投擲の指揮を執る。
喩嘉自身は戦場を見渡せる後ろに陣を取り、戦況次第で仲間達のサポートに入れるように孫権からも戦場からも目を離さない。
そして、爆煙の中、孫権へと接敵するのは幸児だ。
「一国の王様と力比べ出来る機会なんて、滅多にねえだろうからな」
工兵達の爆弾も意に介さず、一直線に孫権へと駆ける幸児。
孫権に一歩近づく度に、毒の侵食を感じるが、それは些末なこと。
自分の保身など考えていては、奪われたものを奪い返すことなど出来ない。
幸児は、藍に輝く『藍鬼拐』を握った腕に闇を纏い、渾身の一撃を孫権の腹部に叩き込む。
自身も毒にかなり侵されたが、孫権に十分なダメージを与えられたことに、思わず幸児がニヤリと笑う。
「一瞬でも注意を引けりゃあ俺の勝ちだと思ってたが、そろそろ戦場に残留効果の影響が出て来たみたいだな」
戦闘の序盤で重傷を負ったディアボロスも多数出ている。
孫権を普通のジェネラル級と考えるのは危険だったが、付け入る隙さえあれば、倒せない相手ではないと確信する幸児。
「てめえは、忠臣に恵まれてたと思うぞっ
……!?」
「ディアボロス如きが私にっ! 何様だっ!!」
言う幸児の首を掴み上げ、毒の侵食を倍加させる孫権に幸児が続ける。
「……くっ! ……それでも、部下を信じられねえってのは……寂しい王様だな。……そ……んな王様に中原は……喩嘉と、友達の……皆の故郷は、やれねえよ!」
「幸児を放せ!」
喩嘉が叫ぶと同時に爆発音が響いた。
……幸児の身体が力なく音を立てて落ちた。
※重傷者:1名
『守都・幸児(祥雲・g03876)は重傷を負った』
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】がLV3になった!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
アンゼリカ・レンブラント
相棒のシル(g01415)と
何故三将の忠が揺らぎ守護像が破壊されたのか
配下の死を望むお前にはけして分からないだろう
呉はここで滅ぼす!
【飛翔】を駆使したダッシュで迫りパラドクスの光剣で攻撃
仲間とは動きを合わせ、一気に攻める
反撃を気合十分!勇気を燃やし凌ぐ
託された人々からの想いと、私達自身の奪還の志
私達はそれを以て陸遜を、呂蒙を超えてきた
呉王を名乗る蟲よ、お前には何がある
命をかけた配下と何で繋がっていた!
油断せず仲間と情報を共有しつつ攻め追い詰め
相手の消耗が分かればシルと同時に仕掛ける
積み上げた全てが、今日のお前の運命を決めたんだ
ただ1人のまま滅びろ孫権!
全力を込めた《飛翔光剣斬》で両断を狙うよ!
シル・ウィンディア
アンゼリカさん(g02672)と連携希望
孫権、あなたのもとに来てあげたよ。
部下である将達の想いも見ず、何が王だ…。
王なら、それらしい態度を示しなさいっ!
あなたは、ただの癇癪を起している子供でしかないよっ!
討たれる覚悟はできたかな?
できてなくても、もう時間切れだから。
それじゃ、行こうか、アンゼリカさんっ!
子供っぽいとはいえ、ジェネラルには違いないから、小細工なしの全力でっ!!
パラドクス通信を使って、敵の動きを確認しつつ行動だね。
アンゼリカさんをはじめ、連携できる人には通信で情報共有を行うよ。
仕掛けるときは同時に…。
高速詠唱で隙を減らしてからの、全力魔法の七芒星精霊収束砲!
これで、終わりだーーっ!
●黙する『王』
「孫権! 何故、三将の忠が揺らぎ、守護像が破壊されたのか……配下の死を望むお前には、けして分からないだろう!」
爆発の中、宙へと飛翔した孫権に、アンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)が強い言葉と共に宣言する。
「『呉』は、ここで滅ぼす!」
「孫権、あなたのもとに来てあげたよ」
アンゼリカの後から現れた、シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)の顔には、孫権も見覚えがあった。
『周泰』に守らせた『忠義の守護像』を破壊した青い髪の娘だった。
だが、孫権は怒気を滾らせはするも、声を上げることは無い。
その様子に、少しの違和感を感じたがシルが言葉を続ける。
「部下である、将達の想いも見ず、何が王だ……。王なら、それらしい態度を示しなさいっ! あなたは、ただの癇癪を起している子供でしかないよっ!」
孫権にしてみれば侮蔑の言葉だろうが、孫権は言葉を返さない。
傲慢で、部下を信じず、苛立ちを隠さない……その孫権が、ただディアボロスの言葉を聞き、黙して言葉を発しない。
ただ、大きな目が妖しく光っている。
「討たれる覚悟は、出来たってことかな? 出来てなくても、もう時間切れだから。それじゃ、行こうか、アンゼリカさんっ!」
シルの言葉と共に、高速飛翔したアンゼリカがパラドクスを発動する。
「裁きの光よ、空を翔ける翼と共に剣となり、全てを斬り裂けぇっ!」
「これで終わりだよ、孫権! 六芒星に集いし世界を司る6人の精霊達よ、過去と未来を繋ぎし時よ……。七芒星に集いて虹の輝きとなり、すべてを撃ち抜きし光となれっ!!」
シルも四対の魔力翼を発現させ、全力魔法の七芒星精霊収束砲を撃ち放ち、アンゼリカの援護とする。
「託された人々からの想いと、私達自身の奪還の志。私達はそれを以て陸遜を、呂蒙を超えてきた! 呉王を名乗る蟲よ、お前には何がある。命を懸けた配下と何で繋がっていた!」
光のオーラを纏い神々しく光の大型剣を掲げたアンゼリカが叫ぶように言う。
咄嗟に孫権の両椀が動いたが、アンゼリカは握る光剣に確かな手応えを感じた。
「積み上げた全てが、今日のお前の運命を決めたんだ。ただ1人のまま滅びろ孫権!」
「……勝手に言わせておれば……笑わせるな。滅びるのは貴様等だ!!」
黙していた孫権が覇王のオーラをアンゼリカただ1人に集中し放てば、アンゼリカの手から光剣は消え、アンゼリカ自身も吹き飛ばされる。
「アンゼリカさん!! !? えっ!? 身体がっ! ……まさか……孫権の毒」
アンゼリカだけではない、シルもまた急激に身体が焼け付く様に熱くなり、痛みと共に膝を突く。
「ふん……覚悟? 覚悟なら決めておる。部下と繋がる必要などない! 役に立たぬ部下は切り捨て、私自身の力のみで『呉』を繁栄させる覚悟がな」
アンゼリカの光剣を受けた両椀は確かに大きく傷付いているし、シルの魔力の砲撃も確実に孫権にダメージを与えた筈だ。
だが、孫権は傷付けられた怒りを……王として制裁の原動力に変えたのだ。
「貴様等は私を、『王』を傷付けた。私に傷を付ける原因を作った将達は『死』ぬことで、赦してやることにした。だが、貴様等はただでは殺さん! 『呉王・孫権』が全てのディアボロスを殲滅すれば、『呉』の威信も回復する。さすれば、曹操も劉備も私に降伏するはずだっ!」
言うと孫権は、玉座の間に傲慢な笑いを響かせた。
傲慢で虚栄の塊のような『王』の笑い声は、戦場のディアボロスに嫌悪感を抱かせると共に『呉』を束ねるジェネラル級クロノヴェーダの本質を感じさせた。
苦戦🔵🔵🔴🔴🔴🔴
八百陣・葵漆
最後の守りをクロノ・オブジェクトに頼るようなことだから
揺らがぬ忠義を向けてもらえないんだよ
君がちゃんと将と兵を信じていれば、こんな結果にはならなかったかも知れないね
さて、それでは孫呉に滅亡を送ろうか
肉体を侵す毒、なるほど厄介だ
しかし、妖力で形作られた精兵には効きはしないよ
『幻妖英霊兵』!
鋒矢の陣形にて、孫権に突撃せよ!
槍兵を中心に召喚
突破力の高い陣形で敵に突撃させるよ
ここに至っては、多少の小細工よりも威力重視だ
例え前の兵が倒されようと、続く兵が刃を届かせるよ
死者の宿りしそれは正に死兵
僕が倒れるまでに、致命の一撃を刻んでくれるだろう
月下部・小雪
呉王・孫権、か、覚悟です。
い、いえ、忠誠を誓ってくれていた部下を信じられないおまえに、王様の資格はありません!
ただの孫権として、やっつけます!
孫権をやっつけるんだというみんなの想いを集めて【コダマ・サンシャイン】です。
呉国はすごい国かも、しれません。でも、それは昔の呉の人が立派にしたもの、です!
歴史を奪ったお前たちがすごいわけじゃありません。そ、そんな借り物の威信を乗せた攻撃になんてコダマは負けません!
呉王威信撃ごと跳ね返すようにプラズマを纏った体当たりをくらわしてやっちゃってください!
※アドリブ連携大歓迎
伏見・萬
(アドリブ歓迎・残留効果は利用可能な範囲で利用)
さて。小物くせぇ鳴き声が聞こえたが、てめぇが親玉か?
威信だのなんだのも、忠義云々も、俺には関係ねぇ話だ
…ただ、てめぇがたまらなく気に食わねぇ奴だってのはわかる
そのうるせぇ喚き声ごと、全部喰ってやるよ
喰うモンに好き嫌いはねぇんでな、安心して酒のツマミになりやがれ
周囲のディアボロスと互いの隙をカバーし、互いの動きを妨げないように注意して立ち回る
【追跡不能の捕食者】使用
戦闘の間を縫って敵の死角を突き、ナイフを突き立てる
傷は小さくても、そこから呪詛を流し込んで内側から喰らう
てめぇは死んだ事はあるか
静かで冷てぇとこに沈んで、てめぇも俺と同じになれよ
●王の威信の先
「ふん。小物くせぇ鳴き声だな、てめぇが親玉か?」
孫権の嘲笑など意に介さず、伏見・萬(錆びた鉄格子・g07071)は、重い声で言う。
笑うのを止め、孫権はただ萬を見据える。
「威信だのなんだのも、忠義云々も、俺には関係ねぇ話だ。……ただ、てめぇが堪らなく気に食わねぇ奴だってのは分かる」
呉王を前にしても、萬は幽鬼じみた雰囲気を変えず言う。
「その、うるせぇ喚き声ごと、全部喰ってやるよ。喰うモンに好き嫌いはねぇんでな、安心して酒のツマミになりやがれ」
「そ、そうです。呉王・孫権、か、覚悟です」
萬に同意しながらも、おずおずと前に出るのは、月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)。
「い、いえ、忠誠を誓ってくれていた部下を信じられないおまえに、王様の資格はありません!」
気の弱い小雪にしては、ハッキリと『王』である孫権を否定する。
「ただの孫権として、やっつけます!」
「最後の守りを『クロノ・オブジェクト』に頼るようなことだから、揺らがぬ忠義を向けてもらえなかったんだよ」
淡々とその『事実』を告げるのは、八百陣・葵漆(勝利こそが正義・g01007)だ。
「君が、ちゃんと将と兵を信じていれば、こんな結果にはならなかったかも知れないね」
「煩いぞ、ディアボロス! 私は言ったであろう。弱い将は切り捨てると。弱き忠義が何の役に立った? 『呉』を滅亡の危機に晒し、王である私を戦わせる結果にしただけではないか! 私は王なのだ! 忠臣は強くあり、私を護りきるべきだったのだ! 私は、配下に恵まれなかったのだ! だから、私はお前達を殺して『呉』を新たに作り変えるのだ!」
孫権のその言葉は、ディアボロス達の耳には、『作った砂山が気に入らず、癇癪を起して潰し、また最初から作ろうとしている子供』のそれに聞こえる。
だが、孫権はクロノヴェーダだ。
ディアボロスさえ排斥出来れば、時間をかけて本当に『呉』を作り変えてしまうかもしれない。
その考えに至った葵漆は、それだけは避けるべきと、パラドクスの力を強めていく。
「困った王様だね。さて、それでは孫呉に滅亡を送ろうか」
(「肉体を侵す毒、なるほど厄介だ」)
既に数名のディアボロスが、孫権の見えぬ毒で大きなダメージを受けている、用心して然るべきだ。
「軍略は精兵あってこそ為る。さあ、僕の指揮で存分に働いて貰うよ……『幻妖英霊兵』! 鋒矢の陣形にて、孫権に突撃せよ!」
葵漆は使役する兵霊の中から槍兵を主に召喚し、突破力の高い陣形にて孫権に突撃させる。
「ここに至っては、多少の小細工よりも威力重視だ。例え前の兵が倒されようと、続く兵が刃を届かせるよ。そして、僕達への毒は軽微になる筈だよ」
(「僕が毒に倒れるまでに、消える前に、致命の一撃を刻んでもらえるかい、頼んだよ……みんな」)
「ふん、このような雑兵、私の敵ではない。薙ぎ払うのみっ
……!?}
葵漆の兵に紛れて、萬が闇色の呪詛の靄に姿と気配を隠し、孫権の直ぐ側まで迫っていた。
「大勢を相手にすると周りが見えなくなるんだな、てめぇは……」
寒気のする声で言うと、萬は孫権の肩口にナイフを突き立てる。
「傷は小さくても、内側から喰らう。てめぇの悲鳴まで、喰い尽くす……てめぇは死んだ事はあるか、静かで冷てぇとこに沈んで
…………」
萬の薄気味悪い声に、孫権は蜂槍で萬を払いのける。
「てめぇも俺と同じになれよ」
どうせお前にはそれしか待ってねえから……孫権の耳に聞こえぬはずの声が聞こえた時、小雪の声が戦場に響いた。
「みんなの願いを一つに! ひ、必殺、コダマ・サンシャイン、です!」
モーラット・コミュのコダマの毛がプラズマでパチパチと弾けだす。
「呉国は、すごい国かも、しれません。でも、それは昔の呉の人が立派にしたもの、です! 歴史を奪ったお前たちが、すごいわけじゃありません。そ、そんな借り物の威信を乗せた攻撃になんてコダマは負けません!」
小さな太陽のように光りながらコダマが孫権へと体当たりする。
孫権は呉の威信にかけてこのような小さなものに後れを取れぬと蜂槍を構えるとコダマを撃ち落とすが、コダマの纏ったプラズマが孫権にエネルギーとなってダメージを与える。
「この様な小細工で、私が! 『孫権』が倒されてなるものか……!」
建業『『呉王』玉座の間』での、呉王『1人』だけの闘い……威信を掲げる孫権は、見えなくなり始めた勝ち筋に、少しずつ、そう……少しずつ、追い詰められ始めていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
曹・梨花
史実だと最後まで残った呉が最初に滅ぶなんて…不思議だよねー?
部下は捨て駒に…、この期に及んで魏も蜀も介入してこない…。
やっぱり名前だけで本物の孫権には遠く及ばなかったってことかなー?
ごめんねー?
ホントはリカリンの歌を最期に聴かせてあげたかったんだけど…今は時間がないからさっさと逝ってねー?
射撃ドローンで弾幕を形成しつつ六合金剛槍を構えて先駆けとして接近戦を挑み槍の一撃と共にゼロ距離で《関帝青龍破》を打ち込むことを狙います。
残留効果の【飛翔】で後続の味方の接近を助けつつ【命中アップ】で味方の攻撃を援護します。
戦闘もライブもリカリン一人でやるものじゃないよ。皆が力を合わせて勝ち取るものなんだよね!
●1人だけの王
「史実だと、最後まで残った呉が、最初に滅ぶなんて……不思議だよねー?」
黒髪を結ったディアボロス、曹・梨花(サキュバスのデストロイヤー・g07960)が良く通る声で言い放った。
「『呉』はまだ、滅んでおらぬ!」
強く言い返す孫権に、やれやれと言った風に梨花が続ける。
「部下は捨て駒に……、この期に及んで魏も蜀も介入してこない……。やっぱり、名前だけで。本物の『孫権』には遠く及ばなかったってことかなー?」
「何を言うか! 私は『呉王・孫権』なるぞ! 今、この状況を作ったのは、部下達が無能だったのだ!」
「うーん、ごめんねー? ホントは、リカリンの歌を最期に聴かせてあげたかったんだけど……今は時間がないから、さっさと逝ってねー?」
「小娘が! 生意気な口をぬかすなーっ!」
孫権は王たる自身を示す為に、覇王のオーラを梨花に向け放つ。
「これはー、ドローンで弾幕張っても気休めかな。ま、それならそれで……っと!」
『六合金剛槍』を手に、一気に孫権へと接敵する梨花。
「アイドルとして近接戦闘はどうかなーとは思うんだけどー。ゼロ距離打撃いっくよー!」
(「あんまり、この攻撃受けると動けなくなっちゃいそうだしね!」)
痛みを表情に出さず笑顔のまま、梨花は孫権に金剛棒を叩きつける。
「戦闘もライブも、リカリン一人でやるものじゃないよ。皆が力を合わせて、勝ち取るものなんだよね! だ・か・ら♪ 貴方はおしまいだよー!」
笑顔で言って、梨花は孫権から離れた。
成功🔵🔵🔴
効果1【飛翔】がLV4になった!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
桜・姫恋
連携・アドリブ・絡み歓迎
流血表現も歓迎
【奴崎組】で参加。
関羽や陸遜も仕留めたから孫権あなたもここで私達の手によって倒させてもらうわよ?
私達の連携が強いかあなたの王としての力の方が強いのか決着つけましょう?
さて、たまには前線で道を切り開いてみようかしらね?
【飛翔】にて飛び勢い良く孫権に突撃していく。
桜の花びらを自身の周りに舞わせて縛神帯を使い《捕縛》しながら斬りつけていく
私の縛神帯は縛るのにも斬るのにも使える特注品よ?
仲間と連携しながら孫権へと攻撃を止むことないように繰り出し続ける
さぁ、これで終わりにしましょ?
全力で『桜斬』にてとどめを刺しにいく。
1人では限度があるものよ?
仲間のいた私達の勝ちね
奴崎・娑婆蔵
【奴崎組】
王たらんとする輩が何するものぞ
ならあっしだって王でござんす
奪われし歴史の寓話よりいざ罷り越す――令和のトンカラトン、いやさ、トンカラトン大王たァあっしのことでござんす!
行きやすぜ各々方
カチコミの刻でさァ
・覇王黒黄衝の只中を、風火輪『火車』を駆り【突撃】
・オーラを割り裂き進むことで、後続に楽な路を切り拓く狙い
・同時、孫権の意志の圧に負けぬようトンカラ大刀を振り翳しざま自他を【激励】する
よう
単騎じゃァ王は名乗れやせんぜ?
・疾走の勢いそのまま、刀と大刀の二振りで繰り出す渾身の【ティアーズリッパー】
・孫権の鎧の造作や身の甲殻を検分、その間隙を通す狙いで切り込み(貫通攻撃)、そのまま走り抜ける
白水・蛍
【奴崎組】
アドリブ・連携歓迎
追い詰めましたわよ孫権。
あの時に宣言した通り、その身に一撃、直接叩きこみに来ました。
忠義の士を使い捨て、罵倒する。
絶対に、絶対に許しません!!この怒り、全てぶつけさせていただきます!
【飛翔】にて敵に接近しつつ魔力を溜めこみます。
接近したところでパラドクス発動。
<全力魔法>でその一撃を至近距離であなたに!
貴方は彼らの、呉の将の忠義を裏切った。
彼らを揺らがせたのは貴方のその態度。
此処が貴方の最後。相手を信じるという事を忘れ、信用されなくなった者など、王たる資格なし!!
トドメ!!
●王の提案
「王たらんとする輩が、何するものぞ」
妙な節回しで、奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)が孫権へと前に立つ。
「ならあっしだって王でござんす」
「な、何を言っておる!」
娑婆蔵の言葉が理解出来ないのか、孫権が強い口調で言う。
「奪われし歴史の寓話より、いざ罷り越す――令和のトンカラトン、いやさ、トンカラトン大王たァ、あっしのことでござんす!」
『トンカラ大刀』を抜き、娑婆蔵が声を上げると、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)と桜・姫恋(苺姫・g03043)も前に出る。
「追い詰めましたよ孫権。あの時に宣言した通り、その身に一撃、直接叩きこみに来ました」
言う蛍の身体からは既に怒りが満ちている。
『あの時』……おそらく、『蒋欽』に守らせた『忠義の守護像』を破壊したのはこの女の筈……だが、像から言葉を聞き取ることは出来ない。
その時に何か言ったのだろう。
(「『呉』の王である私に! ……だが、考えろ。このまま、私が死ねば『呉』も脱落する。……何か」)
思考する孫権に対し、蛍は言葉を続ける。
「忠義の士を使い捨て、罵倒する。絶対に、絶対に許しません!! この怒り、全てぶつけさせていただきます!!」
(「この娘の怒りは将達の為か……あのような、配下達の為に何と無駄なことか」)
「関羽や陸遜も仕留めたから、孫権……あなたもここで私達の手によって倒させてもらうわよ?」
姫恋の言葉で、孫権は思い出す。
既に『蜀』の関羽がディアボロス達に撃破されていることを。
「ディアボロスよ。お前達は、曹操とも戦っているのだろう? 私が力を貸せば、曹操など物の数では無いぞ」
孫権は手の平を返すように、ディアボロスとの共闘を申し出る。
「『魏』は将の武力も高い、そして『蜀』には『諸葛亮』と言う優れた軍師も居る。私が力を貸そうと言うのだ、名誉なことだと思うがいい」
(「ディアボロス達に『魏』を先に滅亡させれば良いのだ。そして、次は『蜀』……そうすれば、『断片の王』の候補は、私以外居なくなり、必然的に私が『断片の王』となることが出来る。『呉』を残す為なら、私がディアボロスと手を組んだとて問題なかろう。『断片の王』にさえなれば、私の力は更に偉大なものとなるのだから。ディアボロスも私の武力は見ている……断る理由も無い」)
保身を考える孫権はこの申し出が断られるとは、全く思っていなかった。
「貴方は彼らの、呉の将の忠義を裏切った。そんな貴方を信用出来る訳がないでしょう!」
蛍が手酷く、孫権の申し出を断る……信に値しない『王』だということは既に分かりきっているのだから。
「この、呉王・孫権を愚弄した上に、私の申し出を断るのか!!」
「彼らを揺らがせたのは、貴方のその態度。此処が貴方の最後。相手を信じるという事を忘れ、信用されなくなった者など、王たる資格なし!!」
配下を切り捨て生き残った『王』なのだ……ここで、自分が切り捨てられても文句は言えまいと、蛍は怒りを滾らせる。
「私達の連携が強いか、あなたの王としての力の方が強いかで決めましょうか? もし私達に勝てたら、考えてくれる人達も居るかもしれないわよ♪」
瞳が全く笑っていない笑顔のまま、姫恋が言う。
「行きやすぜ各々方、カチコミの刻でさァ」
風火輪『火車』を駆る娑婆蔵が先陣を切れば、蛍と姫恋も孫権に向かい宙を舞う。
孫権は慌てて蜂槍を構え直すと頭上で回転させ毒を散布し、覇王のオーラを最大限に放出する。
「よう、単騎じゃァ王は名乗れやせんぜ?」
トンカラ刀とトンカラ大刀を両の手に持ち、オーラを切り裂きながら孫権に接敵した娑婆蔵は、疾走の勢いのまま孫権の鎧ごと孫権に斬撃を与える。
「我が音に応えて来たれ。これ即ち全てに響き渡る音の一撃!」
続く蛍が音の魔力の砲撃を一点集中で発射し、孫権を壁に打ち付ける。
「桜と共に斬られなさい」
捕えた舞い散る桜の花びらを舞わせながら、姫恋も赤く流麗な斬撃を浴びせ言う。
「1人では限度があるものよ? これで終わりにしましょ?」
囁くような姫恋の言葉が孫権の聴覚に残る。
その声が孫権に『死』ぬことを選ばせなかった。
「私は生き残るのだ……。『呉』が脱落などあってなるものか……王たる私だけでも『呉』は成り立つ!」
『断片の王』への執念が、『呉王・孫権』を立ち上がらせる。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
杏・紅花
【千歳】で連携強化
アドリブ歓迎
あなたひとりが居なくなることで無くなる国なんて、ほんとの国じゃない
偽りの歴史、偽りの呉国
それでも確かにあったこの国、そしてあなたのこと
踏みしめて、前に進むね
新しい国ができても、あなたは招かないけれど
ようこそ、見ててね
「眩の躍」
空中から突撃してくるなら、スピード出てるぶん、ぶつかってきた時の威力も上がるから
功夫で固めたあたしの白四肢で逃げずに正面から迎える
ゆらりと始めて流れる動作
いっちばん硬いとこで強力な一蹴を繰り出す
あたしの「お守り」
青い勾玉は一番あたしに近いところにある
どんなに相手の気迫がすごくても、怖くない
みんなと歩んできた道、きっと次に繋がるって信じてるから
平良・明
【千歳】で連携強化、アドリブ歓迎
今、道はひとつに通じました
この場所建業に天命を知る時がきたのです、呉王孫権
蟲ではなく確かな名前が今の私の背を押してくれます
陸遜、呂蒙、この建業に背を向け斃れていった彼らの名がこの一歩を進ませます
孫権の毒は覚悟の上です
私はまた一歩を進めると願うから進めます
懐に置く小さな「お守り」から力を感じ、毒を堪えて進みます
不信という毒に侵された孫権には負けません
「旅歩き」のゆらめく歩行で確かに近寄り、怒濤の連撃を拳で叩き込みます
●偽りの王
「あなたひとりが居なくなることで無くなる国なんて、ほんとの国じゃない」
杏・紅花(金蚕蠱・g00365)が立ち上がった孫権に言い放つ。
「偽りの歴史、偽りの呉国。……それでも確かにあったこの国、そしてあなたのこと。踏みしめて、前に進むね」
「今、道はひとつに通じました。この場所『建業』に、天命を知る時がきたのです、『呉王・孫権』」
紅花の言葉に平良・明(嶺渡・g03461)が続ける。
「蟲ではなく、確かな名前が今の私の背を押してくれます。陸遜、呂蒙、この建業に背を向け、斃れていった彼らの名がこの一歩を進ませます」
紅花と明の言葉を聞きながら、孫権はその名に縋るように言葉を吐く。
「私は、『呉王・孫権』……『呉』の王にして、『断片の王』に至る者だ!」
ボロボロの翅での飛翔からの蜂槍の一撃を、紅花はゆるりとした流れる動作で迎え撃つ。
(「どんなに相手の気迫がすごくても、怖くない。みんなと歩んできた道、きっと次に繋がるって信じてるから。それに……あたしの『お守り』青い勾玉は、一番あたしに近いところにある」)
いつも近くに……だから『孫権』が相手でも迷いはない。
「新しい国ができても、あなたは招かないけれど。……ようこそ、見ててね」
言葉と共に強烈な蹴撃を孫権へと打ち込む紅花。
「あなたの毒は、覚悟の上です」
明は、懐に置く『燕と舟の刺繍のお守り』が毒を和らげてくれているような気がする。
「不信という毒に侵されたあなたには負けません」
毒に侵されても威力を失わない拳にパラドクスを込め、紅花が撃ち込んだ部分に正確に強打を放つ明。
「これが、ほんとの虫の息と言うやつでしょうか……?」
『呉王・孫権』は、既に飛ぶこともままならない状態で蜂槍を手にしていた。
「配下がまともであれば、ディアボロスなどに攻め込まれることも無かった……」
ボロボロの孫権の口から零れたのは、忠義を尽くした将達への恨みの言葉だった。
「お前達が……私の配下になれ……そうすれば『呉』が滅亡することは無くなる。『呉』の『王』は私だ……!」
『呉王・孫権』の言葉がディアボロス達に響くことは無い。
そして、『呉』滅亡の時が来ることとなる……。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【壁歩き】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
俺には理解出来ないが、お前にはお前なりに王としての考え方があって、
それに従って動いているんだろう。
蒋欽との戦い、あの像を通じて見られていた可能性があるな。
だとしたら、使える技は限られている。
俺に出来る最速の一撃、この技で勝負させてもらう!
人となりはどうであれ、格上相手なのは最初からわかっていたこと。
ただこの一撃を叩き込むことだけを考える。
なにがなんでも生き残ろうとする姿勢はわかる。
だが、お前だけが生き残ったとして、
どうやって断片の王に至るつもりだ?
●『呉』滅亡の時
「俺には理解出来ないが、お前には、お前なりに『王』としての考え方があって、それに従って動いていたんだろう」
哀れにすら思える姿を晒す孫権に、獅子堂・崇(破界拳・g06749)は、ディアボロスの表情で言葉を掛ける。
「俺に出来る最速の一撃、この技でお前に止めを刺す! 人となりはどうであれ、『呉王・孫権』……格上が相手なのは、最初から分かっていたこと。だが、この勝負は、俺達『ディアボロス』の勝ちだ。俺は、ただ……この一撃を叩き込むことだけを考える」
「私が死ねば……『呉』は、滅ぶのだぞ……分かっているのか? 『呉』が滅べば、このディヴィジョンは……『魏』と『蜀』との争いになる。『呉』があったからこそ、拮抗が保たれていたのだぞ……大乱戦は更に激化するのだぞ……。私を殺すべきではない……」
『王』として『呉』を滅亡させたくないのか、己自身が死にたくないだけなのかは、崇には分からない。
だが、『呉』が滅亡すれば、『大戦乱群蟲三国志』と言うディヴィジョンに『必ず』何かの形で『変化』が起こるであろうことだけは、崇にも分かった。
それでも、崇は己が拳にパラドクスを凝集する。
「何が何でも、生き残ろうとする姿勢は分かる。だが、お前だけが生き残ったとして、どうやって『断片の王』に至るつもりだ? もう、終わりにしよう。さよならだ、『呉王・孫権』!!」
崇の力強い拳が、『ジェネラル級クロノヴェーダ・蟲将『呉王・孫権』』に死を与えた。
その数十秒後……建業の城が崩壊し始めた。
孫権の亡骸を残し、急ぎ城からの脱出を始めるディアボロス達。
全てのディアボロスが城から脱出を終えた時には、建業の城は完全に瓦解していた。
建業の城以外で『呉』が変わった様子は無い。
『最終人類史』に『呉』の領土を『奪還』出来た様子もない。
ディアボロス達は、『呉王・孫権』を倒したと言う結果を持って、新宿島へと帰還するのだった。
新たなパラドクストレインが新宿島に到着することを願って……。
成功🔵🔵🔴
効果1【浮遊】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
最終結果:成功 |
完成日 | 2022年11月28日 |
宿敵 |
『呉王『孫権』』を撃破!
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