リプレイ
音羽・華楠
気が付けば、1793年のグランダルメの戦況もここまで進んでたんですね。
……ダブーとの決戦が終わったら、革命淫魔共もどうにかしないといけませんが……先のことばかり考えてると足元を掬われます。
今はこの戦いに集中!
解体少女たちはバリケードを利用して戦いを有利に運ぼうとしてるみたいですが――別にクロノ・オブジェクトというわけでもないでしょう?
それに、私の《雷幻想・煉獄》――魔術的マイクロ波はそんな程度のもので遮断出来ませんよ!
《煉獄》で周辺の水分子を振動、バリケードごとその向こうに身を隠す解体少女たちも炎上させてあげます。
反撃は、ダブー戦も見越して発動させた【ガードアップ】を利用し、耐えましょう。
逆叉・オルカ
…エジプトとフランスの関係について調べていて、ノートルダムにくるとはな。
固い守りで有名なダブー軍師……そうと知ってなお、引くわけにはいかない。
この先に用がある。…確実に突破しよう。
僅かな音も聞き分け敵配置を把握
バリケードは厄介だが、敵もこちらを警戒する以上、付け入る隙はある。
パラドクスで作り出した音響弾でバリケードの奥にいる敵を攻撃できないか試みよう。
また、パラドクスの効果でバリケードの脆い箇所を分析。攻撃で破壊する。有効なら仲間に周知を。
敵からの攻撃は回避。斬撃は防御ガジェットを展開し受け流す。
敵が撤退を始めても、罠であることを警戒し直ぐには深追いせず。
一体ずつ確実に削ぐ。
アドリブ・連携歓迎
百鬼・運命
【パリ解放】
アドリブ絡み歓迎
心情
さてダブーとの決戦
刻逆に関していろいろと聞いてみたいこともある。
錬金術師?も助けなくてはな
行動
主に味方の敵防御陣突破支援を目的として行動
トラッピングとトラップ生成により敵の妨害と攻撃を行う。基本的には以下の三種類の罠を召喚していく
・煙幕
戦闘開始時に使用、エトヴァさんの完全視界と合わせて敵の視界を一方的に封じる
・地雷
敵足元やバリケード下に設置して攻撃を行う
・落とし穴
敵足元に設置して行動を妨害したり、バリケード下に設置して崩したりと言った風に使用。或いはこちらの身を隠す塹壕にも。また地雷と落とし穴は煙幕に隠れて飛翔する仲間の支援に敵の注意を足元に引き付ける狙いもあり
無堂・理央
いよいよタブーとの決戦だね。
その前の最終防衛ライン、速攻でぶち抜いちゃおう。
無双馬『クロフサ』に騎乗して地下でも突撃ー!
馬上槍をしっかり構えてパラドクスで加速用リングを展開したら、囮役も兼ねて正面から強襲突撃ー!
バリケードがクロノオブジェクトでないなら、バリケードごと敵をぶち抜く形で敵陣形に突っ込んじゃえ!
敵陣を抜けたら直ぐにUターン、次の加速用リングを展開して突撃ー!
突撃連打で敵を倒してくけど、ボクの役割は各個撃破よりも敵の連携を崩す事。
連携の起点や重要点になりそうな敵を見つけたら、速攻で潰しに行くよ。
敵の反撃は速度で振り切ったり、逆に自分から踏み込んで打点をずらしたりしてダメージを減らす。
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
一大決戦だもの
ちゃんと挨拶した方がいいよね
ダブー親衛隊の皆様初めましてなの
マリアはマリアって言うんだよ
よろしくね
ところで親衛隊の皆様は
実戦経験が足りないみたいでマリア心配なの
だって立派なバリケードだけど
こうやって壁や天井から迫られたら何の役にもたたないよ?
今からでも作りなおした方が良くない?
突然のご挨拶で戸惑わせた所に【壁歩き】で実演して
幾つも準備するくらいに心の支えなバリケードが
役立たずだねって指摘してあげるの
土壇場での修正やミス対応は人それぞれだけど
強い意思によるそれぞれの拙速な対応は
きっと連携も崩してしまうよ
そしたらパラドクスで攻撃して
出鼻を挫きつつ
乱戦に持ち込んじゃうね
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
さて、他の奴等が派手に暴れてる間に数を減らしておくか。こういうことするのも久しぶりだな。
戦っている姿と破壊された残骸から重要な機関の場所を【看破】してから行動を開始する。
【光学迷彩】で姿を隠して、物音を立てずに静かに回り込んで一体ずつ【不意打ち】で急所になりうる部分を、光を反射しないように加工した黒塗りのナイフで刺して仕留める。
殺すにしろ壊すにしろ、派手なことをする必要はねぇ。本来、ナイフ一本、石一つで命なんて奪えるもんだ。
*敵を貶すような発言はしません。
マタ・クリスタニカ
・マイペースに戦うが他の仲間によるチャンスには積極的に乗っかる。
・いよいよの大舞台と来たか。となれば、私のようなものでも動けば多少の価値になるだろう。剣にしか覚えのない男だ、好きに使ってくれ。
・鍛え上げた【貫通撃】の力に、【勇気】をもって【衝撃波】とともに【突撃】する。
・「ふむ?お相手も剣術に長けるようだ。これは是非、手合わせ願わねば。我が突きがどこまで通用するか、という期待はいつになっても収まらぬものだ」
・「故に、切り開く一番槍、戴くとしよう。なに、これでも騎士の真似事をしたことくらいはある。似合わぬが、誉でも戴くとしよう」
エヴァ・フルトクヴィスト
この1793年というグランダルメ世界と繋がるこの世界。
一体何の歴史改竄の為の世界なのか疑問が解けるのでしょうか?
とにもかくにも。
まずは地下遺跡の入り口を突破する事からですね!
厳重な防衛ラインが引かれているというのなら、強引にこじ開けるまで。
勇気をもってそのまま敵の防衛ラインへと突撃。
精神集中し、観察による看破や殺気を感じたら、
神速反応を絡めたフェイントや残像、ジャンプを駆使して攪乱。
急所は結界術で護って。
合間に中・遠距離は高速詠唱からの砲撃や、
ドローイングナイフを統率しつつの魔術発動の吹き飛ばし。
近距離は斬撃の連撃など距離感に応じて臨機応変に対応。
皆さんと協力して入り口を護る敵を排除しますよ!
シル・ウィンディア
ついにここまで来たんだね。
ここまできたら、絶対にここを突破しないと…
なので、押し通らせてもらうからっ!!
バリケードがあるなら…。
世界樹の翼type.Bからの誘導弾を連射して、バリケードへ攻撃。
敵には当てずに、バリケードだけを狙っていくよ。
敵がいるなら…。
高速詠唱からの天翔残影砲っ!
貫通撃で貫通力を高められたらいいけど…。
無理でも、通常誘導弾とのコンビネーションで撃ち抜いていくよっ!!
真正面からの撃ち合いは不利だけど…
でも、これが囮としたら?
ふふ、わたしの行動だけに注意してたら痛い目あうからね。
煙幕を使う味方がいれば、そっちに気を行かないように立ち回って
煙幕が効いたら一旦離脱を行うよ。
●遺跡の入り口を攻略せよ
地下に降りたディアボロスたちを待ち受けていたのは、多数の解体少女たち。
そして、彼女たちを守る、通路一杯に重ねられたバリケードの数々だった。
「ならば、切り開く一番槍、戴くとしよう」
一筋縄ではいかないと、相手の出方を伺う仲間たちを見て、マタ・クリスタニカ(無双剣闘士「初志貫徹」・g04728)は誰よりも早く、相手の懐へと潜り込んでいく。
「なに、これでも騎士の真似事をしたことくらいはある。似合わぬが、誉でも戴くとしよう」
当然、彼に向けて自動人形たちの剣が次々と襲いかかり、その圧力でバリケードに近づくことさえままならなかった。
「ふむ? お相手も剣術に長けるようだ。これは是非、手合わせ願わねば」
だが、マタは嬉しそうに微笑むと、
「我が突きがどこまで通用するか。という期待はいつになっても収まらぬものだ」
少女たちの剣を掻い潜りながら、鍛え上げた突きを披露する。
「さあ、我が剣技、お見せしよう!」
クロノヴェーダたちの守りを崩すことは出来なかったが、彼の戦いは仲間たちに勇気を与え、次なる矢が戦場を駆け抜ける。
「おじさん早すぎだよー。ボクが一番槍するつもりだったのに!」
マタが戦う背後から、敵陣のバリケードに向けて無双馬『クロフサ』とともに駆け抜ける無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)。
地下の狭い空間ではあるが、馬上槍を構え、加速用のカタパルトリングをセットした彼女は、
「カタパルトリング、セット! とっつげきー!」
速度を上げ、全速力で自動人形、そしてバリケードにぶつかっていく。
「まだまだ、もう一回突撃だよ!」
轟音とともに、バリケードの一部を崩した理央とクロフサ。
激しい反撃を受けながらも、再び突撃しよう一度距離を取る。
「槍は1本だけと勘違いしてないかしら?」
それと同時に、解体少女たちが一息つくたくなるタイミングを狙って迫るのは、エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)。
「世界を駆けるその力、時の侵略者を退けし、時奪われし怒れる者に宿り、言の葉の如く滑らかな瞬きを!」
神の愛馬の如き俊足をその身に宿したエヴァは、
「厳重な防衛ラインが引かれているというのなら、強引にこじ開けるまで」
一瞬で加速して、自動人形たちに休む間を与えない。
「速攻で突っ込んで、ぶち抜いちゃえ!」
「入り口は開けてもらうね!」
そう言って、交互に突っ込んでいく理央とエヴァ。
ある程度の被弾は覚悟し、強引に攻め続けることで、自動人形たちは少しずつ、バリケードの奥へと押し込まれ、その補修や防衛に意識が向いていく。
「さ、そろそろいいかな?」
自分たちに目を向けさせる、囮の行動としては十分だろう。
そう判断した理央は、後方に控える仲間たちに合図を送り、別の角度からの攻撃を促すのだった。
「うわっ!」
正面から突撃した先陣に呼応して、翔びながらバリケードを越えようとした仲間たち。
だが、自動人形たちはそれを予測しており、通路一杯に積み上げられたバリケードによって進路が限られた所を、手痛く迎撃されてしまう。
自らも翼を広げ、翔びながら攻撃することも考えていたシル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)だが、
「強引に上から抜くのは無理そうだね」
目立つ上に、速度が出ることで手痛い反撃を受ける行動は控えたほうが良さそうだと判断する。
「そうだな……これならどうだ」
それに同意しながら、バリケードの奥に煙幕を放り投げて隙を伺う百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は、
「……煙幕も然程効果はないか」
煙に包まれる中でも、彼女たちがしっかりと連携を取り、守備を乱さないのを確認して、作戦を修正しようと考え込んだ。
「ここまできたら、絶対にここを突破しないと……」
相手からは必死に守りたい気持ちが伝わってくるが、シルがここを通りたい気持ちもまた強い。
「なので、押し通らせてもらうからっ!!」
こういう時は、気持ちの強いほうが勝つ。
「光よ、我が手に集いて、すべてを撃ち抜く力を……」
光の精霊の力で背中の光の翼を展開させ、わずかに浮かび上がりながら、世界樹の翼type.Bに光を集め、
「最大稼働、乱れ撃つよっ!」
光を帯びた無数の誘導弾が、敢えて解体少女たちを避けてバリケードを襲った。
轟音とともに、崩れだすバリケード。
「落ち着いて。想定内よ」
その向こうでは、自動人形たちが冷静に陣地を築き直している姿が見て取れる。
「なら、こういうのも想定しているか?」
そこへすかさず動いた運命。
彼はバリケードの下に出来た隙間に地雷を投げ込み、根元から崩そうと試みた。
「下からっ?」
その攻撃は想定外だったのか、解体少女たちの動きは慌ただしくなり、広がり始めるバリケードの穴を塞ごうと人海戦術を試みる。
「よし、どんどん行くぞ」
運命は続けて地雷を仕掛けるが、クロノヴェーダたちも次第に対応してくる。
「ここだな……セット」
だが、地雷の対応に慣れた頃、運命はバリケード、そしてそれを補修しようとする解体少女たちの地面に落とし穴を作り、
「きゃあっ!」
「く、崩れないように……!」
彼女たちを、そしてバリケードを崩していく。
「慌てないで!」
それでも、互いに声を掛け合うことで、クロノヴェーダたちの守備に致命的な綻びを生むことはなかった。
「でも……これが囮としたら?」
しかし、バリケードの構築に追われるようになった解体少女たちに、シルは不敵に笑みを浮かべ、
「ふふ、わたしの行動だけに注意してたら痛い目あうからね」
仲間たちが繰り出す本命の攻撃に耐えられるかなと思いながら、一旦後退するのだった。
ディアボロスたちのバリケードへの猛攻により、守備に追われる解体少女たち。
そんな中、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)の視線はバリケードの向こう側に向けられていた。
「この戦いの先にあるものを考えていると、足元を掬われますが……」
グランダルメの各地に秘められた謎を解き明かしたい。革命淫魔との関係も考えないといけない。
だが、今はそんな思いを封印しつつ、
「私のこの攻撃は、バリケードでは防げませんよっ!」
本当に目先しか見えなくなっていた敵の意識の外から、強大なマイクロ波を浴びせて彼女たちの身体に灼熱をもたらす。
「えっ?」
水分を持つ生物ではないため、発火・炎上するようなことはなかったが、
「……響けっ!」
続けて逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)のガジェットから呼び出された音響弾がバリケードで破裂し、彼女たちの動きを阻害しながら、華楠の作り出した灼熱がその体を破壊していく。
「こ、後退! 立て直して」
2人の攻撃で最前線が崩れたことで、解体少女たちはバリケードを1箇所放棄し、後退していった。
「焦らず追い詰めるぞ。罠である可能性も否定できない」
オルカは、ダブーとその配下の堅い守りは一気に崩すことは出来ないと判断し、
「この先に用がある。……確実に突破しよう」
必死に体勢を立て直し、バリケードを破壊する攻撃や、すり抜けてくる攻撃を警戒する敵をゆっくりと追い詰めていった。
ディアボロスたちはゆっくりとではあるが、前進する。
「ここで食い止めるよ。バリケードを崩す攻撃に気をつけて!」
だが、その戦い方に素早く対応した自動人形たちの行動に、再び前進が阻まれてしまった。
「ダブー親衛隊の皆様、初めましてなの」
そんな時、不意に彼女たちの頭上から声が降り注ぐ。
「!!」
正面からの攻撃に耐えていた解体少女たちは、慌てて声の主、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)へと視線を向けた。
「マリアはマリアって言うんだよ。よろしくね」
初めての相手だからちゃんと挨拶しようという彼女に、
「と、どこから来たの!」
解体少女たちは攻撃することも忘れ、狼狽する。
「親衛隊の皆様は、実戦経験が足りないみたいでマリア心配なの」
そんな彼女たちに、マリアラーラは壁を地面のように歩きながら、バリケードを静かに抜ける実演をして見せ、
「だって空を飛んでいくのには警戒してたけど、こっそり歩いたら気付かないでしょ?」
今からでも警備を見直したほうが良いよと言いながら、ようやく我に返り、彼女に向かう猛攻撃を、
「マリアはこっちだよう」
タップダンスを踊るかのように回避に専念して、敵の守備ラインを大混乱に陥れた。
「お、落ち着いて」
マリアラーラに対応すると、バリケードの外からの攻撃への対応ができなくなる。
今にも崩れそうになる解体少女たちだったが、遺跡の入り口付近まで後退しながら、なんとか体勢を整えようとした。
「判断も動きもさすがだな」
しかし、マリアラーラの動きについて行き、物音を立てず静かに解体少女たちの中に紛れ込んだシューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)は、
「だが……これならどうだ?」
光を反射しないように加工した黒塗りのナイフを素早く突き刺し、一体ずつ確実に仕留めていく。
「しまった! 彼女を止めて!」
防衛ラインの奥まで踏み込まれた解体少女は、必死に抵抗を続ける。
「殺すにしろ壊すにしろ、派手なことをする必要はねぇ。本来、ナイフ一本、石一つで命なんて奪えるもんだ」
だが、シューニャはナイフを封じられても、落ちていた石や、己の拳を使って次々と最終防衛ラインを崩していき、
「これで終わりです! 急急如律令!!」
最後は華楠の放った雷幻想・煉獄で生み出された不可視の灼熱が、彼女たちの強い意志をも溶かし、
「元帥……申し訳ございません」
「我らに……勝利を!」
最後まで抵抗を止めなかった彼女たちは口々に勝利を願いながら膝を折り、倒れていった。
「……なんとか終わったな」
オルカは小さくつぶやき、遺跡への扉を開く。
「ここからは二手に分かれよう。オベリスクとダブー。同時に攻略する必要があるからな」
ダブーを倒すためには、オベリスクの探索が必要だ。
だが、探索に集中してダブーを誰も攻めないと、ダブーがオベリスク探索を妨害してきて台無しになる。
ディアボロスたちは彼の言葉に頷いて、遺跡へと足を踏み入れるのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV4が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
音羽・華楠
オベリスクが健在のままダブーと戦うのは分が悪いですが……誰かが戦い、彼の気を引かねばなりません。
なら――私が担いましょう。
お守り代わりに【リザレクション】を。
ダブーは武人気質。
堂々と名乗りを上げれば耳を傾け、また少し時間を稼げそうです。
【呼吸法】で最大限に肺活量を使い、声を上げましょう。
「私は音羽華楠! 今日をあなたの不敗伝説の終焉とさせて頂きます! いざ、尋常に勝負!!」
《雷幻想・瞬動》で雷速の体動を得、その速度でダブーへ肉迫。
至近距離から乱打を浴びせます。
速さを活かし、手数で押すのが《瞬動》の真髄!
ダブーの反撃も、密着距離で巨刀の間合いの内側へ身を置くことで、少しでも威力を削ぐ目論見です。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
効果2を活用
錬金術師達、きっと助けてあげてほしいと内心に
解放の布石を打てるなら……行くしかないさ
やあ、ダブー将軍
タンプル塔の頃から、悪名は聞いていたよ
長かったが、ここで決着をつけよう
今こそパリに解放を
シューニャさん・近接攻撃の方を援護
俺は先手でPD攻撃、射撃のフェイントと跳弾でダブーの注意を逸らさせ、その隙に味方の突撃へ繋ぐ
味方と挟撃に近い位置を取り連携攻撃、一人に集中させず痛打の反撃を避ける
【飛翔】を交え射角を取り機動力上げ、広く戦場を使いダブーの注意を分散
敵を観察し、攻撃動作や隙を看破
反撃には魔力障壁を展開し
神速反応と飛翔で爆薬から飛び退き、斬り込みの間合いをとり深手を回避
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎
色んな想いが今この場に集まっています。
オベリスクを見つける為、この敵を倒す為
そしてボクは、――時間稼ぎの為。
見つけるのも、倒すのも別にボクじゃなくていい。
ここには、信頼できる仲間が沢山いるからね。
さぁ初めましてだ、不敗のタブー、
撃ち落とせるかな?このボクを!
余り時間がかかる様だと、ボクがハリネズミにしちゃうから。
『アクロヴァレリア』を起動。
最大出力で"飛翔"し"空中戦"を展開
パラドクスを発動して音の壁をブチ破り
蒼き光を束ねて機械魔導弓に番え、
矢の雨を降らしながらこの戦場を駆けまわる!
敵の攻撃は超常結界式【アルヴァーレ】を展開し
接触の瞬間にフラットスピンで弾いていなし回避します
●『不敗』の武人、動く。
遺跡内部を奥の方へと進んでいくディアボロスたち。
入り口を守っていた多数の自動人形たちの姿はこちらでは見られず、彼らは難なく最奥の司令部までたどり着いた。
(「色んな想いが今、この場に集まっています。オベリスクを見つける為、この敵を倒す為……」)
レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)が部屋の扉に手を置き、力を加えて押しひらく。
(「そしてボクは、――時間稼ぎの為」)
彼女は強い決意を秘め、広い部屋の中央で1人、座して待つ自動人形に視線を向け、
「さぁ。初めましてだ、不敗のダブー」
その巨体に臆すること無く、彼の隙を伺うのだった。
「……ついにここまで来たか」
そんな彼女にゆっくりと視線を向けたダブーは口を開き、
「よもや、ここまで追い込まれるとはな」
ディアボロスたちのこれまでの戦いにより、自らが追い込まれたことは予想外としながらも、その事実は冷静に受け止めていることを告げる。
「やあ、ダブー将軍。タンプル塔の頃から、悪名は聞いていたよ」
その後ろからは、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が現れ、ダブーと同じように、ここまでの長かった戦いを思い出しながら言葉を紡ぎ、
「長かったが、ここで決着をつけよう。今こそパリに解放を」
Νέμεσις―αを構え、いつでも戦闘に入れるよう身構えた。
「しかし、このダブーは不敗なり。お前たちもすぐに、私を倒すことは叶わぬと知るだろう」
そんな彼らに、ダブーはゆっくりと立ち上がり、サーベルを持ち上げる。
(「倒すのは別にボクじゃなくていい。そのための時間を作るのがボクの役目だよ」)
(「どこかに囚えられているだろう錬金術師達。助けてあげてくれよ?」)
2人はそう思いながら、ダブーとの戦闘を開始……、
「ちょっと待ってください!」
する直前に、さらに後ろから駆けてきた少女。音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)がドラゴニックハンマー・アンフィスバエナを構えてダブーの前に立ち、
「私は音羽華楠! 今日をあなたの不敗伝説の終焉とさせて頂きます! いざ、尋常に勝負!!」
大きな声で名乗りを上げ、正々堂々と戦うことを宣言して、武人たるダブーの気を惹き、少しでも時間を稼ごうとする。
「よかろう。我が名は『不敗』のダブー! 私が敗れぬ限り、我が軍もまた不敗であることを、今日お前たちの身に刻み込んでくれよう!」
その心意気を感じたダブーは名乗りに応じ、時間をかけ、丁寧に作法を取ってから決戦に臨むのだった。
「雷天大壮――急急如律令!!」
華楠は急ぎ雷の術を自らの身に流し込み、身体の反応速度を飛躍的に向上させ、至近距離から巨槌の連撃を叩き込み、
「撃ち落とせるかな? このボクを!」
同時に、アクロヴァレリア "Einheit_02"の出力を全開にしたレイが、機械魔導弓【ACRO】に番えた蒼き光をダブーに向ける。
「むっ。流石は我が部下たちを倒してきただけはある」
ダブーを襲った攻撃を、彼は避けることは出来ずに全身に被弾していく。
「余り時間がかかる様だと、ボクがハリネズミにしちゃうから」
「自由にはさせません!」
そのままレイは不規則な軌道で周囲を飛び回りながら矢を放ち、華楠はダブーに密着するほど近づいて、サーベルの威力を減じようと試みる。
「あっ……」
だが、ダブーは華楠の押す力を利用して後ろに飛び退くと、高速で動くレイの身体を正確に狙って手で掴みかかり、
「避け……るっ!」
接触の瞬間、フラットスピンでその手を弾こうとした彼女の動きを、力ずくで押さえ込むと、がっちりとその手の中に収めてしまう。
「――逃しはしない」
だが、そこへエトヴァが放った白銀に輝く魔力の弾丸が、レイの行動で多少なりとも傷ついているその手に向かい、一発、二発とぎりぎり掠めることでその動きを制限する。
その上で、続く三発目が確実に彼の手に吸い込まれた。
「ぐ……っ」
しかし、ダブーはレイを解放することはなく、大きく跳躍すると、華楠の持つ巨槌に向けてサーベルを振り下ろし、
「流石に、重い……です……」
激しい衝撃とともに彼女は武器を地面に落としてしまう。
そして、ダブーは同時に強く握っていたレイを無造作に放り投げた。
「大丈夫か?」
彼女たちを助けるべく、エトヴァは近づいて安全な場所まで運ぼうとするが、
「ふん」
そこへ斬り込んできたダブーの一撃が彼らを横薙ぎにして、入口付近まで吹き飛ばす。
「意気込みは大層なものだったが……この程度か?」
まだこんなものではないだろう。
不敗の武人はそう言いながら、ディアボロスたちを挑発するのだった。
苦戦🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
ラズロル・ロンド
1793年には無かったオベリスクがここに?
1803年のは微弱な電波送ってたっけ?
そもそも同じものかも気になる
生贄で力を得てるのか?
錬金術師を動力源に…とは聞いた事あったな
狐…じゃなくコウモリ変身で行こう
蝙蝠なら遺跡に居ても違和感無いだろうし
小さい体を活かし迅速に動き
先に進む事を最優先
音によく注意しか細い声も蝙蝠の耳なら聞き取れるか?
夜目も効くといいが有れば完全視界を利用
敵は壁に隠れてやり過ごす
人の手やパラドクスが必要な場面では変身を解く
見つけたら声のするオベリスク下を確認
仕掛けが無いか助けられるか確認し
出来れば助けたい
オベリスクを観察し情報収集
ダブーと戦う仲間の為にも早急な破壊に繋げたい
●オベリスクとその下にあるもの
一方その頃、オベリスクを探すディアボロスたちは、敵の存在を警戒しながら遺跡の中をくまなく回っていく。
「こっちに広い空間が……おっと」
小さなコウモリに変身し、仲間たちに先行して周囲を探っていたラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)。
彼は周囲の音を注意深く聞き続け、ある地点で風の流れが大きく変わり、その『下』に広間のような物があることを感じ取る。
風で流されないように変身を解いたラズロルは、その、吹き抜けの大空洞のようになっている空間を上から覗き込み、
「見つけた」
不気味な光を発するオベリスクを見つけるのだった。
「1793年には無かったオベリスクは、ここにあった……のか?」
これは以前調査した、1803年のコンコルド広場でのそれと同じものなのだろうか。
大空洞の下まで続く螺旋階段を下りながら、ラズロルはその形や雰囲気を重ね合わせていく。
「……形は同じだが、別物だね。こちらが本物で、1803年の方がなんらかの理由で造られた複製品なのかな」
クロノヴェーダたちが、どうしてそのようなことをしているのかはわからない。
だが、両者を見比べたことで、彼はそう確信するのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
逆叉・オルカ
この先にオベリスクがある。…追っていたエジプトとの謎を紐解くカギとなるだろうか?
はやる気持ちを抑えて、警戒しつつ進もう。
探索は敵に気づかれたり罠にかからないよう注意しながら情報収集。
光や音、魔力の流れを見つけたらその大本を突き止めよう。
仲間と連絡が取れるよう【パラドクス通信】を使用。
オベリスクを見つけたら、すぐに連絡を。
パラドクスで攻撃のほか、エネルギー供給を妨害できないか試みる
オベリスクは錬金術師を燃料として動いていると予想している。オベリスク自体はこの世界が作り出した模造品なのかな…?
もし錬金術師がいたら会話した上で、オベリスクを破壊したいと思う。必ず止める方法があるはずだ。
連携歓迎
「よし。ここが……エジプトとの謎を紐解くカギとなるだろうか?」
ラズロルに追いついた逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は、はやる気持ちを抑え、最大限に警戒しながら螺旋階段を使い、オベリスクの底まで降りる。
「これは……何かの建物か?」
すると、オベリスクが立っている地面は、頑丈な石造りでてきた建物の屋根であり、
「監獄……だな」
さらに建物の端から覗き込むと、その正体は巨大な地下監獄であることがわかった。
監獄の中には人影があり、時折うめき声が聞こえてくる。
ざっと数十人くらいだろうか。皆生気を失っており、ぐったりと横たわっていた。
(「このオベリスクは、彼ら……錬金術師を燃料として動いているのではないだろうか?」)
そう考えたオルカは彼らを助けようと声をかけるも、
「……」
彼らは返事をするだけの力も残っていないのか、こちらに視線を向けること無く憔悴していた。
「ならば、こちらから勝手に行くぞ」
そこで、オルカはモーラット・コミュのモ助に監獄のそばまで近づいてもらい、
「檻を破壊するんだ!」
彼の指示で火花を散らす強烈な電撃を放たせ、彼らを閉じ込める監獄を破壊しようと試みる。
このままだと、中にいる人達も危険に曝される可能性があったが、構わずに放たれたその攻撃は……檻に触れる直前で掻き消えてしまい、効果を発揮することはなかった。
「き、君!」
だが、その様子を見た檻の中の男の1人が顔をあげ、オルカを見つめる。
「君達は、もしやディアボロスなのか? 私達以外にディアボロスの生き残りがいたとは!」
そして、やつれた姿の彼はオルカの方へと這うように近づいてきて、手をとりあうために、懸命にその手を伸ばすのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
アンゼリカ・レンブラント
連携アドリブ歓迎
ダブーの注意を惹くよう名乗りを上げ交戦しよう
私はアンゼリカ。初めましてだねダブー将軍
不敗の2つ名は今日ここまで。さぁ勝負だよ!
みんなと仕掛けるタイミングを合わせ攻撃開始
遠距離攻撃の仲間の援護を受けつつ
近接攻撃の仲間とは挟撃できるよう打ち込み
反撃を全力で凌ぎ一撃離脱
隙をうかがい再度距離を詰めパラドクスの打撃攻撃
ダブーに捕まった仲間がいれば
大ダメージを受けた仲間がいれば其方から
注意を逸らすよう打ち込み戦闘不能を避ける
攻撃を受けても悲鳴は上げても心は折れないし倒れない
覚悟はあるけど、出来るだけ長く戦う
重ねたガードアップに心に溢れる勇気がある、耐える!
全員で持ちこたえ戦闘を継続させよう
●『不敗』の力
「次は私だよ!」
ダブーの挑発に応じるように、アンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)が名乗りをあげ、
「私はアンゼリカ。初めましてだねダブー将軍」
彼の注意を惹き付ける。
「不敗の二つ名は今日ここまで。さぁ勝負だよ!」
そして、不敵な笑みを浮かべて、輝く水泡状のオーラを鋭い槍に変化させ、
「私の勇気を、盾と矛に変えて。さぁ、貫くよ!」
鋭い踏み込みから、彼の持つ盾を貫くような突きを放った。
「ぐ……っ」
その攻撃は、確実にダブーの身体へダメージを与えていたが、彼はひるまずその腕をアンゼリカの喉に伸ばして喉輪の形に持っていく。
(「私は……絶対に折れないし、倒れない!」)
苦しみからうめき声を発しながらも、アンゼリカの強靭な意志は彼の前で膝を折ることを拒み、
(「耐える、耐える耐える!! 私の心に溢れる勇気は絶対に負けない!」)
わずかに動く手を握りしめ、少しでも多くのオーラを彼にぶつけようと、少しでも長く戦っていようと粘り続けるのだった。
苦戦🔵🔴🔴
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
(戦闘中はダッシュ、ジャンプ、空中戦、地形の利用で常に走り回ります)
不敗のダブーさんに敗北のデリバリーでございますぞ〜
所でほんとに不敗なんすか?
一、二回サバ読んでません?
さーてと、ちょっと危ない橋渡りますか
《改変:多重起動》を発動、さりげなーくエンジン音(【大声】)で存在感出しつつ囮役やります
なるべくこっちを気にさせて、味方に一発でかいのぶち込んで貰おうって訳です
懐への【ダッシュ】
【フェイント】を織り交ぜつつ至近距離での切り返しや【ジャンプ】を駆使して回り込んだりなどなど
出来る限り攻撃を捌きながら戦いますね〜
当然こっちも攻めは本気です
動きは止めずに斬れる時に斬っていきましょ
「所で、ほんとに不敗なんすか?」
そんなアンゼリカを助けるため、ライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)はダブーの『不敗』に疑問を投げかける。
そんな問いかけに不快感を隠さないダブー。
「不敗のダブーさんに敗北のデリバリーでございますぞ~」
なおも挑発を続けるライカは、彼の意識をアンゼリカから自分に向けさせて誘い出した。
「派手に行きますよ~!」
鎖刃剣のエンジンを多重に響かせながら、激しい音で威嚇するように構えるライカ。
「さーてと、ちょっと危ない橋渡りますか」
普段は二重が限度のそれを、三重、四重と重ねていき、正面から振り下ろされるダブーのサーベルを受け止め、押し返そうとする。
「本当はっ 一、二回、サバ、読んでません?」
剣を合わせながら、更にダブーを挑発するライカ。
流石に正面からの力比べでは分が悪く、攻撃を捌くのが手一杯となっていくが、
(「一発でかいのぶち込んでくださいね」)
ライカは仲間のために敵の意識を惹きつけ、強力な攻撃の援護をしようと試みていたのだった。
苦戦🔵🔴🔴
白石・明日香
効果2はすべて使用。
不利は承知の上、だけど時間は稼がないとね!
【飛翔】【神速反応】を生かして残像で攪乱しながらダッシュで接近。懐に潜り込んでサーベルの一撃は結界術で受け流してそのまま突っ込み早業呪詛、威力重視で武器改造して捨て身の一撃で解体してあげる!
ゴリラみたいなその図体じゃ避けきれないでしょ、デカ物!?
(「不利は承知の上、だけど時間は稼がないとね!」)
ダブーの力の前に手こずる仲間たちが、なんとか作った好機。
これを逃すまいと、白石・明日香(体亡き者・g02194)はダブーの懐に潜り込む。
「むっ」
彼がその動きに気づき、反応する前に、明日香は自らの身体に哀悼の刃を突き立て、喀血しながら全身の血液を武器に纏わせる。
「がっ……!」
そして、それらの鈍い音とともに、明日香の捨て身の一撃がダブーの身体に迫った。
「くっ……」
ダブーはその攻撃を危険だと判断し、避けようと動く。
「ゴリラみたいなその図体じゃ避けきれないでしょ、デカ物!?」
しかし、明日香の動きはそれよりも速く、彼の身体を刈り取るように刃を這わせ、
「その体、解体してあげる!」
絶対に避けることのできないタイミングで、彼の身体を傷つけようとする。
「どうかしら? ワタシ達の力……」
攻撃の代償として、自らも深い傷を負った明日香だが、一仕事やってのけたその表情は明るかった。
「我は『不敗』なり!」
だが、ダブーのその一言とともに、明日香の刃が触れた箇所が虹色に光りだし、
「う、嘘でしょっ?」
彼女の攻撃はその不思議な力に受け流されたような形となって、後に残ったのは僅かな傷のみだった。
このまま戦っても、こちらが不利になるだけ。
絶望という言葉が頭をよぎるが、明日香はそれを否定して、傷つけた身体を鼓舞しながら立ち向かうのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
白石・明日香
はっ!?何そのインチキ?!
ゴリラな見た目なんだから黙って受けなさいよ!!
こちらが手をオベリスク探していると悟られないように精々慌てておく。実際不可思議な現象が起きて驚いているので。
そんな力使える元帥って何人いるのよ!?オージュローとかマルモンとか?
まあ、ナポレオンと一緒に引きこもっているんでしょうけど!
さあ、なんか言ってみろこのゴリラ!!
●絶望はまだ先に
白石・明日香(体亡き者・g02194)の渾身の一撃を受けてなお、平然としているダブー。
「はっ!? 何そのインチキ?!」
不可思議な現象が起きたことで、内心驚いてはいるが、弱気は見せまいと明日香は叫び、
「ゴリラな見た目なんだから黙って受けなさいよ!!」
強気な姿勢を崩さずに、挑発的な言葉を繰り返す。
「ほう……戦意をなくすかと思ったが、まだそんな目をするか」
ダブーはそんな彼女に感心したように声を発し、ゆっくりと近づいていく。
「そんな力使える元帥って何人いるのよ!? オージュローとか、マルモンとか?」
それに対し明日香は、会話の流れで他の元帥の名前を暴こうと試み、
「まあ、ナポレオンと一緒に引きこもっているんでしょうけど! さあ、なんか言ってみろこのゴリラ!!」
近づいてくる巨体と威圧感に怯まず、彼を睨みつけて叫んだ。
「流石はディアボロスということか。我の勝利は間近だと思っていたが、お前たちは、まだ絶望に染まってはいないようだ」
だが、彼女の強気な様子を見たダブーは、自分の勝利は思っていたより遠いと感じたらしく、
「この力は陛下のお力あったればこそ。故に、我は陛下のためにこの地を守るのだ!」
サーベルを振り上げ、彼女たちに絶望を与えるため、迫ってくるのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV3になった!
シル・ウィンディア
不敗は伊達じゃないか…。
あの虹の光、あれが謎の力の鍵なのか…。
…解明されるまで、何とかしないとね
でも、相手が強いからこそ、ちょっとだけわくわくしちゃうのもあるんだけどね。
ネメシスモード開放っ!
銀髪銀目の白銀の天使でお相手するよ。
敵の攻撃は背中の翼を前に回して防御(ガードアップ)して、致命傷を防ぐように動くよ
一か所に立ち止まらず、常に移動をして敵のターゲットをばらすようにしていくね。
みんなが作ったチャンス、せっかくのチャンスを生かさないとね。
高速詠唱からの全力魔法で限界突破した七芒星精霊収束砲!
これが、わたしの今の限界を超えたものだよ。
不敗のダブー、わたしの全部、遠慮せずに持っていけーーっ!!
仲間たちの攻撃を一身に受けても、虹色の光とともに自らへのダメージをほぼ無かったことにしていくダブー。
シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)は、彼の身体のあちこちで発せられる光を見つめながら、
「あの光、あれが謎の力の鍵なの……?」
それを、別の地で謎を解こうとしている仲間たちが解明するのを信じ、ダブーの足止めに向かう。
「でも、相手が強いからこそ、ちょっとだけわくわくしちゃうのもあるんだよね」
そんな絶望的な状況にも笑みを浮かべ、ネメシスモード。銀髪銀目の白銀の天使の姿へと変身すると、
「さあ、これが私の全力……ううん。限界を超えた力だよ!」
シルは火・水・風・土・光・闇の6属性の属性エネルギーを一点に収束させ、
「不敗のダブー、わたしの全部、遠慮せずに持っていけーーっ!!」
時の力も加えた七色の光の束でダブーの身体を貫いた。
「かかってくるが良い。どのような力を持ってしても、我は『不敗』なり」
だが、やはりダブーを包む虹色の光は、七色の攻撃の殆どをかき消してしまう。
「望み通り、返り討ちにしてくれよう」
ダブーは肩部のエポレットをもぎ取って放ち、それは彼女の目の前で爆風を作り出す。
「不敗は伊達じゃないか……」
投げつけられたものに危険を感じたシルは、反射的に背中の翼を盾にして、致命傷は防ぐように立ち回っていく。
だが、常に移動しながら的を絞らせないように動いてもなお、的確に投擲されるエポレットが彼女を追い詰めていき、
「みんなが作ったチャンス、せっかくのチャンスなんだからっ」
それでも、シルは必死に食らいつきながら、少しでも長く戦おうと試みるのだった。
苦戦🔵🔴🔴
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
不敗を口にするだけで傷が塞がるたぁ、どんなデタラメだよ。だがまぁ、このまま終わりってのはつまんねぇよな。せめて傷の一つや二つは残させてもらうぜ。
勝ち目のない中で最後の抵抗をしてみせるとアピールしておく。
今までのダブーの攻撃を観察した結果から、攻撃直後の隙を【看破】して【不意打ち】の一撃を喰らわせる。
ダブーのサーベルは左腕が潰れようが、一撃を凌ぐことを優先する。
必死に粘るシルだが、そんな彼女を確実に追い詰めるダブー。
「攻撃が当たりそうになるとかき消されるたぁ、どんなデタラメだよ……」
その姿に、シューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)は悪態をつきながら、
「だがまぁ、このまま終わりってのはつまんねぇよな」
仲間の危機を助けるべく、ダブーの前に立つ。
「冥土の土産に、せめて傷の一つや二つは残させてもらうぜ」
このまま戦っても勝ち目はないが、せめてもの最後の抵抗だと言わんばかりに間合いを詰め、
「その鼻、潰してやるよ!」
両手でダブーの頭を抱えながら、顔面めがけて膝蹴りを打ち込む。
それと同時に、ボボン! という爆発音が鳴り響き、巨体を吹き飛ばした。
「さすがだな……だがこれまでだ!」
虹の光によって攻撃のほとんどはかき消したが、シューニャの目論見通り鼻を潰されたダブー。
だが彼はその事を気にも留めず、力強くサーベルを振り下ろしてくる。
「ここは絶対に……凌いでやるよ!」
攻撃に集中したため、回避は不可能。
であれば、致命傷だけは避けようと、シューニャは左腕を剣の軌道上に動かし、
「ぐっ……!」
腕一本を犠牲にしながらも、その身を斬り裂かれることは回避した。
「へへっ。いい顔だ」
なんとか敵の間合いから逃れ、笑みを浮かべるシューニャ。
だが、彼女たちが耐えられる限界は、少しずつ迫って来ていた……。
苦戦🔵🔴🔴
アンネローゼ・ディマンシュ
ええ、わたくしもフランスのディヴィジョン出身のディアボロスですわ
まずは、英気を養って下さいな
そう言って最終人類史から持ち込んだ回復や活力の付く料理を口福の伝道者で増幅し、折の隙間から手渡しますわ
この檻を破るにはどうすればいいのでしょうか?
もしやオベリスクがカギとなっているのですか?
そう言って檻の破り方とオベリスクの破壊方法を彼らから聞き出していきますわ
その情報を聞いた後、最後にこんな質問を
この食料を増やす能力ですが……覚えはありますか?
つまり、当時のディヴィジョンにいたディアボロスが残留効果の存在を知っていたか否かを問う
●『錬金術師』
「あんたたちを助けにきた。俺も復讐者だ」
檻を挟み、オルカと手を取り合った若い男。
「ありがとう同胞よ。私の名はカリオストロ。そして私たちは生き残りのディアボロスだ」
彼は自分の名を名乗り、生き残りのディアボロス。『錬金術師』であることを告げる。
「まずは、英気を養って下さいな」
そんな彼らに、アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)は活力のつく料理を、口福の伝道者を用いて増やし、
「申し訳ありませんが、時間があまりありませんの。食事中に質問させていただいても?」
彼らが食事をとる間に、彼女はこの檻を破るにはどうしたら良いのかとカリオストロに尋ねた。
「この檻を破る方法については、解析が済んでいる。だが、私たちだけでは破ることは出来なかったんだ」
すると、カリオストロはそう言って、檻の特性を説明する。
「この監獄は、外からも内からも、どんなパラドクスでも傷つかない」
だからこそ、彼らは外へ逃げ出すことは出来なかったし、先程の攻撃でも無傷だったのだろう。
「私達を閉じ込めたクロノヴェーダは、無敵のバリアだと思っているようだ」
ここに来るまで、クロノヴェーダたちが警備していなかった理由は、そこにあるのかもしれない。
「だが、この檻は、内と外から同時にパラドクスを放てば、破る事が出来る」
つまり、檻の内側と外側にディアボロスがいる状況であれば、檻を破ることが可能なのだ。
「どうか、私達を助けてくれないか?」
成功🔵🔵🔴
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
フルルズン・イスルーン
ふーむ。パラドクスが通じない。排斥力の応用かな。
ルクソールのオベリスクは何度も時間をかけてたけど、こっちは急ぎ。
だけど檻だねぇ。隙間あるかな?
とりあえず物理かな。ブロックをおくれよ、ヴァンガード・ゴーレム!
さて、触れても人や通常の物質が消えるわけじゃない。
なら原始的に【セルフクラフト】のコンクリで殴るだ!
怪力無双があればいいのかなとも思うけど、ゴーレムくんに殴ってもらうとかして間接的にやってみよう!
他にもジャッキ噛ませて広げたり、地面掘ったりできないかな?
おっと、危ないことするから気をつけるように。
手を伸ばして抱き合うのは出口から外に出てからさ!
うおー! ゴーレムくんのために! 我に錬金術を!
アンネローゼ・ディマンシュ
ええ、無論ですわ。我が同志達よ
そう言ってパラドクスを起動させ、カリオストロ殿のパラドクスと合わせて蹴りのパラドクスを放ち、檻を破壊しますわ
しかしクロノヴェーダにとっては盲点だったでしょうね
彼らにしてみればこの地でディアボロスが檻の外と中に同時にいる、という状況等思いつきもしなかったでしょうし
そう言ってパラドクスの同時攻撃で檻を破壊し、肩を貸しながら錬金術師の皆様へと
この様な仕打ちを受けて赦せますか?
復讐者であるなら答えは聞くまでもありませんわね
なら、先ずはオベリスクの破壊方法について尋ねる
訪ねた後、こんな話を
我らは正当なる歴史に拠点を構えています
これが終わったらそこにいきましょう
安藤・優
……檻の内側と外側から同時にパラドクスで攻撃すれば破壊できるの?
そうか分かった、じゃあやってみよう!
タイミングを合わせ同時にブレイブスマイトを放って檻の破壊を行うよ。
例え一度で破壊出来なくても諦めずに何度でもチャレンジしよう。
破壊できたら錬金術師達を檻から救助していくよ。
後はあのオベリスクだな……
捕まってた錬金術師達を檻から出せば止まるのかな?
錬金術師達に聞いてみよう。
……あのオベリスクの停止方法、何か手掛かり知らない?
レイラ・イグラーナ
かしこまりました。
お疲れのようですが、パラドクスを使う体力はございますか?
もしまだ回復していないようでしたら【活性治癒】を用いた癒しを。
準備が整いましたら檻の内側の復讐者の方とタイミングを合わせ【手製奉仕・爪】を。彼らを捕らえる檻の柵を「銀の針」で断ち救出します。
檻の破壊が成れば弱っている方を支えまずは檻からの脱出。
地下遺跡内のどこか休めそうな部屋へ移動し、戦いが終わるまではそちらで休んで頂きます。
地上では不敗のダブーとの戦いが続いています。もうしばしご辛抱を。
不敗のダブーはオベリスクから力を得ているようですが、そちらについては何かご存じでしょうか?
一里塚・燐寧
同時攻撃!その手があったかぁ
錬金術師さん、後ちょっとの辛抱だよぉ
お疲れのとこゴメンだけど、ちょっと手伝ってっ
錬金術師さんの技と一緒に、『屠竜技:地砕きの剛剣』を発動
≪テンペスト・レイザー≫の鋸刃で檻を断ち切るよぉ
檻の破壊を警報する機構が無いとは限らないから
念のため【通信障害】を発動しながら破壊を行うねぇ
檻の破壊後は、錬金術師さんを救出した上でお話しよう
確認だけど……皆はさ、オベリスクの動力にさせられてたんだよね?
あれを止めるため役立ちそうなら、些細なことでも聞かせて欲しいんだ
壊し方でも、機能の止め方……例えば、エネルギーを使い切らせる方法とかでもいいよ
教えてくれたら、あたし達で何とかするから!
「ええ、無論ですわ。我が同志達よ」
カリオストロの言葉に、気品のある笑顔で答えるアンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)。
「お疲れのようですが、パラドクスを使う体力はございますか?」
彼らはパラドクスを使うことはできるようだが、檻を破壊しても、彼らが動けなくなってしまっては元も子もない。
それを心配したレイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)だが、
「いざとなれば、ボクがゴーレムくんで運ぶよ!」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が、巨大なゴーレムにまかせろと胸を叩いた。
「……では、行きますよ」
カリオストロたちは、体に負担がかからないように力を集め、パラドクスを放つ。
「万象に降り注ぐ流星を求める者達よ。私は貴公らへ、空虚なる魂に引かれた不可視の重力を宿す集束の流星を魅せましょう」
それと同時に、アンネローゼが放つ高速の回し蹴りが石檻を切り裂くような軌跡を描き、
「やったぞ!」
周囲の空間を捻じ曲げ、バリアもろとも彼らを囚えていたものを崩壊させ、消滅させるのだった。
「ブロックに乗せてあげてよ、ヴァンガード・ゴーレム!」
その後、フルルズンのゴーレムに乗るなどして、檻の外へ出ることが出来た錬金術師たち。
「同時攻撃! その手があったかぁ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、彼らを救出できたことに安堵してから、ふとオベリスクを見上げる。
そこには、未だに止まることなく、不気味な光を放つそれが鎮座していた。
「不敗のダブーはオベリスクから力を得ているようですが、そちらについては何かご存じでしょうか?」
目的の1つを達成できたことに安堵するが、悠長にはしていられない。
こうしている間もダブーと戦う仲間たちのため、彼の力の源をどうにかしたいと、レイラはアンネローゼに肩を借りているカリオストロに尋ねると、
「ああ。たしかにそのとおりだが、もう心配は無いだろう」
彼は、オベリスクの力は止まることになると答えた。
「……皆が、オベリスクの動力にさせられてたんだよね?」
そうであれば、彼らを助けたことで、目的は達成できたのかもしれない。
燐寧はオベリスクが止まるかどうか、再度確認すると、
「そうだな……計算上、一週間はかからない筈だ」
カリオストロはそう答え、モノクルをくいっと持ち上げた。
「えっ……」
その答えに固まってしまったレイラ。
仲間たちは今この時も、ダブーと戦っている。
もちろん、一週間も戦い続けるのは不可能だ。
「僕たち、どうしても今すぐあれを止めなきゃならないんだ」
それでは困る。
安藤・優(名も無き誰かの代表者・g00472)は、慌ててカリオストロに詰め寄り、
「……あのオベリスクの停止方法、何か手掛かり知らない?」
縋るように問いかけ、仲間たちを助ける方法を求める。
目の前の同胞が、自分たちを助ける作戦と、ダブーを倒す作戦を同時に行っているのだと気づいたカリオストロは、
「ああ、すまない。そういうことか」
優やレイラに謝ってから、
「ならば、方法は一つしか無い。パラドクスで攻撃する事だ」
非常にシンプルな解決策を伝えるのだった。
「オベリスクは、パラドクスの攻撃を防御する為にエネルギーを消費する」
先程までは、錬金術師たちがエネルギーの供給源となっていたため、その行為は彼らを苦しめるだけだった。
だが、それが無くなった今、オベリスクを攻撃し続ければ、停止は早まるはず。
「そうか分かった、じゃあやってみよう!」
優は早速、A×Sionを両手で構え、オベリスクに向かって勇気を持って駆け出していく。
他のディアボロスたちも、それぞれパラドクスを放つ準備を始め、
「……ダブーを倒すことが出来たら、私も君たちの所へ連れてってもらえるだろうか?」
その中で、ゴーレムに攻撃命令を出そうとしていたフルルズンに、カリオストロはそう提案する。
「錬金術について、私にできることなら協力するし、何より、命の恩人の君たちの力になりたいからね」
そんな彼の言葉に、ゴーレムがまた新たな力を得られそうだと考えたフルルズンは、
「もちろんだよ。よろしくねぇ」
彼が差し出した手を強く握った。
「うおー! ゴーレムくんのために! 我に錬金術を!」
テンションが上ったフルルズンは、ヴァンガード・ゴーレムに全力攻撃を指示し、
「我らは正当なる歴史に拠点を構えています。皆様も、これが終わったらそこにいきましょう」
他の錬金術師たちにも一緒に来てほしいと誘いながら、アンネローゼはドレスの裾を翻すように鋭い蹴りを放つ。
「不敗のダブーと戦う仲間が勝利するまで、もうしばしご辛抱を」
一方、レイラは彼らにそう言いながら、両手に持った針を鉤爪のように振るい、オベリスクを針で切り裂こうとして、
「教えてくれてありがとぉ。後は、あたし達で何とかするから!」
それと同時に燐寧のテンペスト・レイザーの鋸刃が力強く叩きつけられる。
「例え一度で終わらなくても、諦めずに何度でもチャレンジしよう」
そんな優の言葉に引っ張られるように、ディアボロスたちはオベリスクの力を失わせるため、一斉に、繰り返し攻撃を続けるのだった……。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【セルフクラフト】LV1が発生!
【士気高揚】がLV2になった!
【託されし願い】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV5になった!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【命中アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
テネブレーヌ・ラディーリス
聞き出したいのは隣国の情報
このディヴィジョンの隣に何があり何を思うか
陛下の行く末は…?
対面だし目の前で苦戦し膝をつく仲間達を見て尻込みしたいうことで
「強すぎるわね……多くのクロノヴィータを倒して、強くなったと思ったけど多分無理かも」
武器を出そうとして震えながら後ずさり膝をつく
演技だけど、戦いなら恐れは抱く
後はその感情を引き出し理想の弱者を演じるだけ
「勝てる?勝てるの私達…」
絶望を刻み付けたいのであれば、都合の良い幻想を見せて差し上げましょう
冷や汗を流し目元を潤ませて命乞いのように言葉を絞り出した
「私達を倒したら貴方達はどこに行くの……?」
殿方が好む女の態度は慣れているわ
さあ吐きだしなさい
シル・ウィンディア
ダブー、不敗は伊達じゃないか…
しかし、こっちが全力出しても全然怯んでもくれないなんて…。
こんなバケモノ、どうやって倒せるんだろ…
切り札のネメシスまでしているのにね、こっちは…
とりあえず、相手の反応を見てみるよ。
あなたが強いのはわかった。
攻撃を無力化するだけじゃなくて、攻撃力も高い…。
でも、あなた以外に、あなたが強さで認めるクロノヴェーダはいるの?
ナポレオンは強いと思うけど…。
それとも、純粋な力は自分のほうが上って思っているのかな?
まぁ、知ったところで伝えるすべはないんだろうけど
でも、知らないまま死んでいくのはいやだから…
ちょっと弱気な声で話していくよ
さて、どんな情報が取れるやらね。
●強者への手向け
少し時間は遡る。
「強すぎるわね……多くのクロノヴェーダを倒して、強くなったと思ったけど、多分無理かも」
ダブーの圧倒的な力に、武器を出そうとして震えながら、後ずさり膝をつくテネブレーヌ・ラディーリス(夜を駈ける変身ヒロイン・g01274)。
(「貴方の望む絶望の顔は、こうかしら?」)
彼女は苦悶の表情を作り、ダブーに媚びるような視線を向ける。
もちろん、泣き落としや色仕掛けが通用する相手ではない。
だが、抵抗できなくなった相手へ無慈悲にとどめを刺すほど、彼は無粋ではなかった。
「勝てる? 勝てるの私達……」
みるみるうちに顔色を変え、戦意を失っていくテネブレーヌ。
「……お前たちはよく戦った」
そんな彼女に近づき、誇り高き最期を与えようとサーベルを掲げるダブー。
「貴方達は、私達を倒したらどこに行くの……?」
彼の反応を見ながら、彼が望むような敗者を演じるテネブレーヌは、最期に情けがほしいとばかりに問いかける。
「……」
そんな問い掛けにしばし沈黙するダブーに、
(「殿方が好む女の態度は慣れているわ。さあ、吐きだしなさい?」)
テネブレーヌは彼の口が緩むようにと演技を続け、彼を上目遣いで見つめ続けた。
その思いが通じたのか、ダブーはゆっくりと口を開き、
「……お前たちを倒せば、全て元通りにする事ができるだろう」
と、一言返す。
それは、王妃を捕らえ、革命淫魔を屈服させ、この世界の全てを皇帝であるナポレオンにささげること。
これまで、ディアボロスたちが懸命に阻止してきたものを、全て無かったことにすることだ。
「そう……私達がやってきたこと、全て無駄だったのね……」
深い絶望を顔に映しながら、テネブレーヌはゆっくりとうなだれるのだった。
「ダブー、不敗は伊達じゃないか……」
テネブレーヌとの話が終わったタイミングを見て、シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)は彼に聞こえるようにつぶやく。
「でも、こっちが全力出しても全然怯んでもくれないなんて……こんなバケモノ、どうやって倒せるんだろ……」
自分の切り札、ネメシスまで使った挙げ句、ダブーの力にまるで叶わなかったと落ち込むシル。
「我の戦った相手の中で、お前たちは間違いなく強かった。それは確かだ」
というダブーの慰めのような言葉は、彼女の気を楽にさせようとする言葉なのだろうか?
「でも、あなたの方が強いのはわかったよ」
シルはさっぱり諦めたフリをして、自らの敗北を口にすると、
「でも、あなた以外に、あなたが強さで認めるクロノヴェーダはいるの?」
願わくば、自分が負けた相手が強い相手だと、あの世で自慢したいという気持ちから、彼にそう問いかけた。
「元帥であっても、我に勝つことが出来るものなど存在しない。だが、我が勝てない者はいる。お前たちが知る、不滅のネイは、その筆頭だろう」
それに対するダブーの答えは、若干曖昧なものだった。
「虎は虎のように戦い、蛇は蛇のように戦う。一対一の戦いがすべてでは無いのだ」
人によって得意な土俵は異なる。
従って、強さも時と場合によって大きく変わるということだろうか。
「元帥に任じられている以上、衆を圧するほどに秀でた点があるだろう。そうでなければ、皇帝より元帥位は賜れないだろうからな」
少なくとも、元帥である自分が、ディアボロスたちは強い敵だったと認めることを、改めてシルに告げる。
「そっか……ありがとう。知らないまま死んでいくのはいやだったから……」
シルはその言葉を聞き終えると、
「それじゃあ、最後の勝負。だね」
残る力を振り絞り、ゆっくりと立ち上がるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】がLV2になった!
【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV6になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
アンゼリカ・レンブラント
流石不敗だね。でももう少し時を稼ぐとも
攻め時は必ず来るんだから
【パラドクス通信】を生かし情報共有
出来るだけ隙をつくよう
背後や側面からパラドクスの突撃戦法で攻撃
仲間の窮地を助けられるなら尚よし
反撃を凌ぎ、続けざまに攻撃をかけられないよう一撃離脱、
飛翔の効果を生かしたダッシュの小回りでかく乱し、
隙を見出してパラドクスの体当たり!
壁や地面に叩き込まれても、その際に全力で
光のパラドクスを展開、重ねたガードアップと共に耐える
悲鳴は上げても深手は負わないよう凌ぐよ
「これでも倒せないなんて…」
叩き込まれた先からすぐに立ち直れないなど
ダブーが勝利を確信できるような演技も行う
時間稼ぎには気づかれないよう注意だよ
●『不敗』が幕を閉じる時
「流石不敗だね。でも、もう少し足掻いてみるよ!」
会話による時間稼ぎも限界に差し掛かったところで、アンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)はダブーの背後から忍び寄り、
「えーいっ!」
光のオーラに包まれた、自らの身体を宙に投げ出し、体当たりをぶちかます。
「むっ」
その攻撃に気づくのが一瞬遅れたダブーは避けることは叶わず、まともにその衝撃を受け止める。
「……えっ?」
すかさず振り払われ、壁に背中を叩きつけることになったアンゼリカ。
だが、彼女はそのことよりも、先程に比べ、攻撃の手応えがはっきりと体に残っていることに驚いていた。
「よーし、もう一度!」
アンゼリカは瞬間的なダッシュを繰り返し、小回りを利かせながら、彼女と同じように戸惑っているダブーをかく乱し、
「めいっぱい叩き込むよ」
隙を見出して、今度は頭から突っ込むヘッドバッドを食らわせる。
「やっぱり!」
その一撃で、アンゼリカは確信する。
それまで攻撃の殆どを無効化していた虹色の光が、明らかに弱くなっているのだ。
「あっちのみんながやってくれたのかな? とにかく、これでまだ戦えるよ!」
ダブーもそのことに気づいたのか、彼女たちを警戒するようにサーベルを構える。
「もしそうだとしても、ちょっとやそっとじゃ倒せないよね……」
まだまだ油断は禁物。
そう思いながらも、ようやく見えた勝機に、アンゼリカは安堵する。
成功🔵🔵🔴
効果1【託されし願い】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
……パリを駆け抜けてきた
セーヌを下って下水道を潜り、厳戒態勢の陰鬱なパリを目にした時の気持ち、貴方にはわかるまい
P通信で連携
反撃は魔力障壁を展開し、敵の接近を観察し神速反応
飛翔で俊敏に避け、受け身
以来、パリ解放の道程、この手で切り拓いてきた
わかるかい? 俺は一人の芸術家
ここは特別な街さ
チェロで情感豊かな音楽を奏でる
パリ市民よ、どうか力を貸してほしい
描け、歌え、パリよ
市民の【託されし願い】を映す
聴こえるか、パリの民衆の声が
自動人形の支配などいらない
快哉を叫ぶのは、彼らが人を謳歌して在るから
音と願いを光の矢と解き放つ
不敗のダブー、この都の華――焼き付けて眠れ
民衆の革命は、此処に成る
テネブレーヌ・ラディーリス
散々騙したからせめて最後はしっかり相手をするわ
立ち上がって武器を構えれば向かってくるでしょ
エポレットボムで目くらましして一気に切り伏せるんでしょうね
【セルフクラフト】で壁を作りボムを防ぐ
爆風で相手が見えないのは相手も同じ
【神速反応】で回避してカウンターを叩き込む
ストレートスマイトに【飛翔】を組み合わせて威力は効果Lv×50km上昇
計算がおかしい?こういうのは勢いが大事なの
関節部や鎧の隙間(まあどっかにあるでしょ)に向けて全力で殴打するわ!
「何を驚いているの?私の演技?それとも自分の体の変化?
どちらもこれまで戦ってきたディアボロス達がいたからこそ。
絶望しなかったから私達はここまで辿り着いたのよ」
音羽・華楠
……!
オベリスクへ向かった皆さんがやってくれましたね。
ですが、時間が経てばダブーも対策を練り直すでしょう。
その前に……!
種族特徴が消え、黒髪黒瞳のネメシス形態へ。
喚び出せる限りの妖精たちを【召喚】し、万全の補助を願います。
その上で、《雷幻想・閃耀》をダブーへ!
《瞬動》――私の最速の技は既に見せました。
今度は最強の技を見せましょう!
反撃のエポレットボムは、むしろその爆発ごとダブーを吹き飛ばすつもりで!
私の魔術的荷電粒子砲は、その程度の爆発で止まりません!!
この戦いの始めに宣言しました。
今日をあなたの不敗伝説の終焉にすると!
その言葉、嘘にはしません。
初めての敗北を噛み締め――逝きなさい、ダブー!!
「くそっ。どうしたことだ……」
突然の変化に戸惑いを隠せないダブー。
「……!」
その一瞬の隙を見逃さなかった音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)は、
(「オベリスクへ向かった皆さんがやってくれましたね」)
今ここには居ない仲間たちに、感謝の言葉を心の中でつぶやき、
「ですが、時間が経てばダブーも対策を練り直すでしょう。その前に……!」
ここが一気に畳み掛ける最大のチャンスだと見て、勝負を賭ける。
黒髪黒瞳の姿、ネメシス形態に移行した華楠。
彼女は喚び出せる限りの妖精たちを周囲に集め、
「ト ホ カ ミ エ ミ タ メ――」
複雑な術式を組み、妖精たちの補助を得て、多量の重金属粒子を帯電させた光束を作り出す。
「むっ!」
その様子に気づいたダブーは、逃げることなく身構え、正面から迎え撃とうとする。
「――私の最速の技は既に見せました。今度は最強の技を見せましょう!」
それに対し、逃げないのであれば正々堂々戦うまでと、華楠は彼の隙をつくようなことはしなかった。
「この戦いの始めに宣言しました。今日をあなたの不敗伝説の終焉にすると!」
ダブーが、その肩につけたエポレットを手に掛けるのを待ちながら、
「その言葉、嘘にはしません。初めての敗北を噛み締め――逝きなさい、ダブー!!」
華楠は万全の体制で、全力の魔術的荷電粒子砲を放つ。
「我は負けぬ! 負けぬのだ!」
ダブーは強靭な意思を持ちながら、エポレットボムでその攻撃を迎え撃つ。
「私の全身全霊は、その程度の爆発で止まりません!!」
しかしその言葉通り、彼女のビームはそれらを爆発ごと吹き飛ばし、ダブーの身体を貫いた。
「う、うおおぉぉぉぉっ!」
気合を入れたダブーの身体は虹色に光り、彼女の攻撃を少しでもかき消そうとする。
しかし、その光はどんどん薄くなり、
「ぐはっ!」
激しい音とともに、後ろへ弾き飛ばされるのだった。
「さあ、次は私が相手よ」
壁際へと飛ばされたダブーに近づくのは、先程まで絶望をその顔に宿していたテネブレーヌ・ラディーリス(夜を駈ける変身ヒロイン・g01274)。
「何を驚いているの? 私の演技? それとも自分の体の変化?」
彼女は先程までとはうって変わり、妖艶な笑みを彼に向けて、自分たちの優位を伝えるのだった。
「……そう言う者は見慣れている」
大陸軍の元帥であり、様々な淫魔たちを使う必要もある彼にとって、彼女のような演技は意外なものではなかった。
「これまで戦ってきたディアボロス達がいたからこそ、絶望しなかったから私達はここまで辿り着いたのよ」
テネブレーヌはダブーの心の揺らぎを大きくするように言葉を紡ぎながら、彼が繰り出す攻撃を、壁に隠れて回避する。
「たぁっ!」
そして、掛け声とともにダブーとの距離を一気に詰め、その勢いのまま、彼の鎧の隙間に腕を潜り込ませるように、紫の極光を纏った一撃を放った。
「ぐっ」
その拳をまともに受けたダブー。
ダメージ自体はそこまで大きくはなかったが、彼の身体の色が変化することはなかった。
「散々騙したから、せめて最後はしっかり相手をするわ」
たくさんの仲間たちの協力により、ついに不思議な加護を打ち破ったことを知るテネブレーヌ。
武器を構えた彼女にダブーは強い危機感を覚え、最大限の警戒を取るのだった。
たとえ加護を打ち破ったとしても、ダブー自身が強力なクロノヴェーダであることには変わりない。
「……パリを駆け抜けてきた」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、彼と睨み合いながら、自分の気持ちを高めるように口を開く。
「セーヌを下って下水道を潜り、厳戒態勢の陰鬱なパリを目にした時の気持ち、貴方にはわかるまい」
彼はチェロを奏で、豊かな音を周囲に鳴り響かせる。
「以来、パリ解放の道程、この手で切り拓いてきた。わかるかい? 俺は一人の芸術家。ここは特別な街さ」
エトヴァの脳裏には、ここにたどり着くまでに行った様々な作戦や、光景が次々に思い出され、
「聴こえるか、パリの民衆の声が。自動人形の支配などいらない。快哉を叫ぶのは、彼らが人を謳歌して在るから」
その想いを、願いを音楽の力に変えて、ダブーに響かせていく。
「……パリを自分の思うようにしたい。我らのその気持ちは、お前たちのそれと変わらん」
光の矢のようにダブーに降りそそぐ音楽の雨に、彼は叫ぶ。
「この世界の全てを陛下にささげる! それが我々の想いだ!」
相容れない想いが交わる時、そこに争いが生まれる。
両者の叫びを皮切りに、この街を賭けた最後の戦いが始まるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【託されし願い】がLV3になった!
【修復加速】がLV2になった!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
シル・ウィンディア
不敗のダブー、あなたにもう一度挑むよ。
あなたの強さは本物。だって、あのネメシスモードでダメもん。
それなら限界を超えていくよ。
黒髪赤目の堕天使モード。
今のわたしの、限界を超えたネメシスモード。
これが、わたし達ディアボロスを認めてくれたあなたに対して、わたしの最大の敬意。
さぁ、最後の戦いを始めようか。
…あなたが言った言葉、わたし達が証明して見せるよ
一対一なら絶対に勝てないけど、わたし達は一人ではない
みんなが積み重ねてくれた力、それがあるから
高速詠唱からの全力魔法での七芒星精霊収束砲。
さっきと同じだと思わないでね。
みんなの力を乗せて…。
全部持っていけーーーっ!!
あなたの強さは絶対に忘れないから…。
白水・蛍
アドリブ・連携歓迎
ダブー。
無敵というのは、幾ら倒されようとも最後に立ち上がる者達の事。
其即ち、何かに立ち向かう勇者の事。
貴方ではないのですよ。貴方の様に、与えられた力に満足してふんぞり返るだけの将軍の為にあるわけではないのですよ。
即ち、最後に立っている者達が勝者となる。それは我々です!
<コンダクタースピア>を抜いて【飛翔・神速反応・活性治癒・託されし願い】等々使えるものは全て使いながら相手に吶喊しつつ【パラドクス】発動!
我が身に宿れ英雄の御業!相手の反撃を【神速反応・ガードアップ・装備による障壁・砲撃・高速詠唱・吹き飛ばし】で軽減しながら、相手にこの一撃を通します!!その為の傷は厭いませんわ。
エヴァ・フルトクヴィスト
ダブー元帥、ご自身の言葉の通り。
ディアボロスとして、私達らしく戦っているのですよ!
皆が作った機会、活かし切ります!
通信で声掛けしつつ連携。
精神集中して相手を観察、
ボムに対しては高速詠唱で数多の光の槍を砲弾として統率、
弾幕で光を当てて弾けせて吹き飛ばしたり、叩き落として。
弾幕が薄い所を見せる計略で突撃するコースを絞らせたり。
神速反応を絡めた残像やフェイントを組み合わせて、
選択肢を自分が望む方向へと誘導。
恐怖を勇気で抑え込んで、斬撃の軌道から急所に結界術で護り、
深手を受けない様留意しつつ敢えて喰らって更に前へ。
託された願いを乗せて光の槍の突き刺す貫通の一撃を!
貴方を倒して、元通りにする為の道筋に!
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
ようやく追い詰めました
貴方を倒せば1973年世界だけでも、大陸軍を退けられます
絶対に見逃すことはできません
宙に展開した鍵盤で「凱歌」を演奏
幻影の馬上騎士を喚び、突撃攻撃をかけます
強敵相手ですから単独で突出は避け
仲間と機を合わせて多方向から攻撃を連続で叩き込むようにします
不敗の絡繰りは割れているのですから
後は攻めあるのみ
反撃は魔力障壁で受け流し、力が続く限り攻撃を続けます
貴方は不敗の名を冠すに相応しい武人なのですね
だからといって、貴方を倒さなくては断片の王ナポレオンには到底届かない
超えてみせます、不敗を!
パリ解放という悲願を果たすため
此処で散ってくださいダブー!
白石・明日香
効果2はすべて使用。
ケリをつけましょうかダヴー!
【パラドックス通信】で互いに情報共有しながら攻撃の機会を伺い【神速反応】を使い残像で攪乱しながらダッシュで一気に間合いを詰める。
それを生かして相手のサーベルを見切って躱し無理そうなら結界術で受け【活性治癒】で無理やり回復しながら懐の入り込み一撃の威力重視で武器改造して早業呪詛、捨て身の一撃で解体してあげる!
貴方の命はここで終わりよダヴー。せめてその魂に安らかな眠りを。それが狩人として、残された騎士としてのワタシの務め。
その魂に憐れみを
その死に安らぎを
貴方に惜別の涙を流す者は敵にも味方にもいないだろうけどせめて貴方の死が穏やかでありますように
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
これでようやく対等だな。てめぇも死ぬことのない戦いなんかじゃ、本気になれなかっただろ?来いよ、楽しもうぜ。
傷は無視して立ち上がる。
【肉体改造】で右腕が脈打ち、巨大に、異形に形を変える。
盾代わりの左腕も使えないから、防御は一切考えない。
体の動くままに【解体】し、【粉砕】する。
てめぇが壊した左腕の代金だ。命を置いていきな。
*敵を貶すような発言はしません。
アンゼリカ・レンブラント
さぁダブー将軍、決着をつけようか
ネメシス形態のフルパワーで挑むね
パラドクス通信で仕掛ける機を仲間と合わせ
飛翔で間合いを詰め光剣で斬るよっ
反撃をオーラ全開で懸命に凌ぎ、
一撃離脱して再度隙を突き攻撃する!
地の力でも強い、流石「不敗」!
でもだからこそ、私達は今日お前を超えていく
私達が求めるものは、取り戻したいものはお前の先なんだから
人々から【託されし願い】はいつだって私達を奮い立たせるよ
勇気を最大まで燃やし、攻撃を仲間と合わせ消耗させていく
もう長期戦は考えなくていい
これで倒れもいい、だからありったけを出し切る
今こそ最大まで輝け、《光剣収束斬》ッ
限界を超えた捨て身の一撃をねじ込む!
私達の、勝ちだーっ!
無堂・理央
勝負は最後の最後、決着の時まで分からないよ!
この戦い、勝つのはボク達だ!!
引き続き無双馬『クロフサ』に騎乗してダブーと激突だよ!
更にネメシス形態発動!
ボクとクロフサが義憤の女神ネメシスの力を宿す神炎を纏う!
やる事は単純明快、纏った神炎を最大まで燃やしてダブーに突撃する!
実力差があるジェネラル級相手なら、下手な小細工をしても不利になるだけ。
それなら味方と連携は取りつつも真っ直ぐ突っ込んで全力でぶち当たるのみ!
ここまで来たらボク等とダブーのどちらが先に倒れ切るかのチキンレース!
全身全霊でぶつかりに行って!ダブーを打ち倒す!!
不敗の称号、ここで返上させてあげる!!
ボク達の手で!!!
月下部・小雪
オベリスクは破壊できたけど……そ、それでも、不敗のダブー、や、やっぱり強いです。
で、でも、みんなで繋いだ勝機、です。こ、ここで決めてみせます!
生半可な攻撃ではきっとダメージを与えられません。
それなら、ここは一撃にすべてを込め、ます!
ダブーをやっつけるんだというみんなの思いを集めて、【コダマ・サンシャイン】で攻撃、です!
今度こそ、クロノヴェーダになんて負けません。不敗の名はボク達ディアボロスが引き継ぎます!
こ、これで消し飛んじゃってくださいっ!!
※アドリブ連携大歓迎
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します
頼みのオベリスクの力は弱まったようね!
とは言ってもあの攻撃は驚異だから、【飛翔】して場を飛び回りつつ、
「レゾネイト」から【誘導弾】を放って牽制するわ!
これで注意が引けて、皆の攻撃が通りやすくなるなら御の字ね!
敵の攻撃は飛翔の速度や魔力障壁、皆の【ガードアップ】を頼りに耐え抜くわ!
その間にも、【トラップ生成】で落とし穴を作ってダブーの体勢を崩す事を狙うわね!
出来た隙を狙って、「高速詠唱」からの【四元と絆星の廻天響光!】を「全力魔法」で叩き込むわ!
折角だから、新技のお披露目よ!
さぁ、行くわよ優!
此処がアナタのラストステージ!
その名前に、消える事のない「1敗」を刻んであげる!
安藤・優
※アドリブ連携歓迎
ソラ(g00896)と一緒に
オベリスクも破壊できた。残るはダブー1人だけだね。
……まぁオベリスクが無くてもダブーが強いのには変わりないんだけど
飛翔で高速で動きながら連続魔法で撹乱、ダブーが大きな隙を晒したら
すかさず高速詠唱からの【響星廻天収束砲】を全力魔法で叩き込む!
それじゃあ、息を合わせて――新技いくよ…!
託されし願いを力に変えて、限界を超えろ!
僕達は1人じゃない…!
今だけは…ディアボロスも革命淫魔も想いは一つだ!
ダブー…お前を倒すという、願いは同じだ!
後の事なんて知ったことか!
お前の不敗も、ここで――終わりだ!!!
四元の絆星、集いて響け!レゾネイトブラスター!!!
レイラ・イグラーナ
ダブー元帥、どうぞお覚悟を。
自由と希望を望み圧政へと抗う人民の声がある限り、相手が不敗と呼ばれていようとも、不滅と呼ばれていようとも、皇帝だろうとも、私の歩みは止まることはありません。それが革命家としての私の矜持です。
勝負は一瞬。
パリ解放作戦で聞いた自由を求める人々の声と、お茶会の際にマリー王妃が口にした、みなが安心して暮らせるようにという【託されし願い】を胸に。
接近してくるダブー元帥と交錯、こちらを掴もうとする手を避け【手製奉仕・縫】。これまでの皆様の戦いで傷ついたダブー元帥に「銀の針」を撃ち込みます。
相容れることはございませんが……その武人としての生き様は憶えておきましょう。
一里塚・燐寧
ねぇダブーくん
人を燃料に使う道具で強くなって、無敵気取るのは楽しかったぁ?
武人ヅラして、所詮はやることがクロノヴェーダなんだよぉ!
仲間とダブーが攻防して生まれる隙を突くようダッシュで肉薄
上半身と下半身の装甲の境目に、≪テンペスト・レイザー≫を突き刺し
『呪式:粉骨砕神』を発動!
体内に鋸刃を深々と突き込みガリガリ削っていくよぉ!
刃が敵に痛手を与えあわよくば裂断するまで手は緩めない
ボムでの撹乱で距離を離そうとしてきても
勇気を持ってチェーンソーから手を離さず
【神速反応】で回避やガードに移るべき限界を見極めながらギリギリまで攻め込む!
いつか、誰かがきみを打ち負かすとしたら……それは、今日のあたし達だっ!
マリアラーラ・シルヴァ
あの戸惑い警戒するそぶり…今なら心を揺さぶれそうなの
ダブーの動揺を後悔や混乱へ強化して
実力を出しきれないようにできないか煽ってみるね
パラドクスで不落なパリの勢力図が塗り替わっていく経緯を
今も散っていく大陸軍ベーダと勝利に沸く淫魔達の兵力差を
その他あらゆる客観的な大陸軍負けデータを見せつけて
これのどこが不敗なの?って迫り
一対一の戦いがすべてでは無いのに私が敗れぬ限り我が軍もまた不敗なら
巣の奥に居るアリさんだって不敗だよ
そんな矛盾不敗論だから
勇気出してマリア達と手を組んだ淫魔達にこてんぱんなの
そんなのを不敗と勘違いしてるのは臆病者な貴方だけだよ
ダブーの言葉も引用して反論させず一気に押し切っちゃうね
百鬼・運命
さてと、どうやら向こうは上手くやってくれたみたいだ。
後はダブーを片付けるだけだな。
足止め最中に技は見させてもらった
ギガントスラッシュは強力だが隙も多い
POW攻撃による反撃等で使わせるように誘うとしよう
使ってきたら敵の盾を利用し、その陰の視界に入り込み、同時に【光学迷彩】を発動
効果は一瞬かな?近接戦闘ならそれで十分。
『落葉』で背後を取って金拵の一撃だ
ただ足止め中に気になっていたのは敵の足。
あれなんだか物を掴めそうな構造なんだよな。
掴まれない様に注意しておこう
まあ金拵を掴まれたり、鍔迫り合いに持ち込まれるなら望むところ
金拵はただの鞘。本命の中身の大太刀を抜いて、敵の隙の隙に一撃をねじ込もう
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
そろそろ頃合いですかね〜。
最初で最後の敗北をお届けしますよん。
いわゆる年貢の納め時ってやつです。
——召喚。
(身体が光の粒子となり、召喚した鋼の鎧に取り込まれネメシス形態へ。鎧が主導権を握り、憎悪を滲ませながら敵へ襲い掛かる)
(以降詠唱含め一切発言せず)
・回り込みながらサーベルやシールドへショットガンを放ち牽制、攻撃の軸をずらし回避を行う(吹き飛ばし・制圧射撃)
・味方の立ち回りも利用、距離を調整しながらの銃と剣を織り混ぜた攻撃で隙を作りパラドクスへの布石とする(撹乱・精神集中・一撃離脱)
・鎧の破損、破壊を厭わず突進、パラドクスで仕留めにかかる(突撃・捨て身の一撃)
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
ふぅ…。
空気が変わりましたね、
仲間の皆さんが上手くやってくれたという事でしょうか。
で、あるならボクだってもうひと頑張りしないといけません。
沢山で襲い掛かってすいませんね
でも、そうしてでもボク達は勝たないといけない。
どうかお覚悟を。
再び『アクロヴァレリア』にを点火し"飛翔"
蒼き光を掌に集め、『ACRO』に番える。
自身とダブーの間に魔法陣を3つ形成し
その間を通す様に矢を射る。
【eins】雷の加護を付与し
【zwei】雷の矢は、大きく肥大し
【drei】捩じれ螺旋を描く様に加速し
ただの小さな矢は、必殺の魔弾へと変貌する。
貫け、ドンナーランツェ!!!
●決着。そして……
まず飛び出したのは、無双馬『クロフサ』の機動力を存分に活かす無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)。
「勝負は最後の最後、決着の時まで分からないよ!」
一直線にダブーへと向かう中、彼女とクロフサの身体に義憤の女神の加護が宿り、神炎を纏うネメシス形態へと変化していく。
「この戦い、勝つのはボク達だ!!」
大いなる力を得ても、理央のすることは変わらない。
ただひたすらにクロフサとともに駆け、纏った神炎を最大まで燃やしてダブーと激突するのみだ。
1対1では実力に差のある相手と戦うのに、下手な小細工は無用。
味方と連携は取りつつも、真っ直ぐ突っ込んで全力でぶち当たるのみ!
「不敗の称号、ここで返上させてあげる!!」
そんな信念を曲げずに持ち続ける理央は、彼女たちとダブーのどちらが先に倒れ切るかのチキンレースを挑み、
「ボクの全身全霊で勝負だ!!」
幾度となく強烈な反撃で倒されそうになりながらも、前進を止めなかった。
「無敵というのは、幾ら倒されようとも最後に立ち上がる者達の事」
そんな理央がより前に進めるように、後方から白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が援護射撃を送る。
「其即ち、何かに立ち向かう勇者の事」
蛍は理央の、何度行く手を阻まれても突撃していく姿を真の無敵だと表現し、
「貴方ではないのですよ。貴方の様に、与えられた力に満足してふんぞり返るだけの将軍の為にあるわけではないのですよ」
ダブーを、強者として胡座をかいていると否定する。
「……我は不敗であることを望んだ」
そんな彼女の言葉に、ダブーは挑発に乗ったかのように反応し、
「いいだろう。そこまで言うのなら、不敗ではない、ただの我が、お前の相手をしようではないか!」
コンダクタースピアを抜き、理央とクロフサの如き神速で吶喊してくる蛍を迎え撃つ。
「我が身に宿れ英雄の御業!」
この一撃をなんとしても相手に通す。
そんな強い信念をもった捨て身の攻撃を仕掛けた蛍。
「吹き飛べぇ!」
だが、その攻撃はエポレットを握りしめたまま振るわれた拳と、そこから発せられた爆風によって届くことはなかった。
「流石に強い……ですが、最後に立っている者達が勝者です」
確かに攻撃は届かなかったが、今のダブーの攻撃は自分の腕に少なからずダメージが及ぶ。
結果的に痛み分けに終わった攻防だが、仲間を信じる蛍はそれでいいと、満足気に微笑んだ。
「これでようやく対等だな」
シューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)の好戦的な笑みに、ダブーは視線を合わせて笑みを返した。ように見えた。
「てめぇも死ぬことのない戦いなんかじゃ、本気になれなかっただろ?」
蛍との一連の攻防で、戦う楽しさを取り戻したかのように生き生きとするダブーに、
「来いよ、楽しもうぜ」
シューニャは手招きして、さらなる戦いへと誘う。
「使い潰してやるから、お前の力を全て寄越せ!」
喰らったアークデーモンの力を解放することで、右腕が脈打ち、それは巨大な異形に姿を変え、
「うおおおおっ!」
溢れ出す衝動に身を任せ、雄叫びを上げながら腕を振り上げる。
「面白い! 我を倒せるものなら倒してみろ!」
ダブーもまた、重量のあるサーベルを振り上げ、お互いの武器が火花を散らす様にぶつかりあう。
「てめぇが壊した左腕の代金だ。命を置いていきな!」
先程防御で使った左腕は今はまだ動かない。
だからこそ、シューニャは身体をいくら削られようとも、ダブーを押しつぶそうと腕に力を込める。
「悪いが、そうはさせん!」
だが、ダブーもまだまだ力は溢れており、両者の武器はお互い破壊されることもなく、痛み分けに終わった。
「さすがだな……」
シューニャは右腕に痛みを感じながら、肩を動かして疲労を感じさせるダブーを、じっと見つめるのだった。
将としてではなく、一人の戦士としてこの場で戦うダブー。
「どうやら向こうは上手くやってくれたみたいだな」
百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は彼をじっと観察しながら、オベリスクの力が失われたことに安堵していた。
「よし、行くか」
そして、足止めで戦っていたときから彼の動きを見ていた運命は、シューニャとの鍔迫り合いの後に出来た隙を突いて密かに近づいていく。
「むっ!」
ダブーは直感的にその動きを感じ取り、牽制するようにサーベルを振るう。
「その技は見させてもらった。強力だが隙も多い」
だが、運命は余裕を持ってそれを回避すると、
「我ガ身、映ラズ」
古武術の特殊な歩法に自身が持つ力を組み合わせ、再びダブーの意識の外へと身を逃れさせた。
「逃すか!」
それでも視線を離せたのは一瞬のことで、ダブーの目が再び彼の姿を捉える。
「その一瞬があれば、十分だ」
しかし、その間に背後に回り込んでいた運命は、落葉が舞う様にゆったりとした動きで大太刀を振り下ろし、確かな一撃を浴びせるのだった。
少しずつではあるが確実にダメージを負うダブー。
「頼みのオベリスクの力は消え失せたようね!」
ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は、ここがチャンスだと見て、安藤・優(名も無き誰かの代表者・g00472)に視線を送る。
「……まぁオベリスクが無くてもダブーが強いのには変わりないんだけど」
優は油断は禁物だとソラに言い、
「わかってるわ! 折角だから新技のお披露目よ! さぁ、行くわよ優!」
ソラは優の手をとって、ダブーを見下ろせる位置に浮かび上がった。
「それじゃあ、息を合わせて――新技いくよ……!」
そして、優の合図とともに、2人の力を合わせた新しい大技を披露する。
ソラが作り上げる、熱狂と湧然の四元光芒! で生み出された四大元素の魔力を、優の廻天収束砲の魔法陣に収束させ、
「アタシと優のコラボステージ! 消し飛ばされる前に、しっかり目に焼き付けておくのよ!」
ソラの歌声と踊りが特別な星に力を与え、優の魔砲に強大な力として蓄えられていく。
「託されし願いを力に変えて、限界を超えろ!」
その力を限界までコントロールしようと、優は叫びながら力を込め、
「今だけは……ディアボロスも革命淫魔も想いは一つだ! ダブー……お前を倒すという、願いは同じ! 後の事なんて知ったことか!」
目を見開いてダブーの姿を逃さないように捉える。
「此処がアナタのラストステージ! その名前に、消える事のない『1敗』を刻んであげる!」
「お前の不敗も、ここで――終わりだ!!! 四元の絆星、集いて響け! レゾネイトブラスター!!!」
そして、2人の強い想いを載せた強力な光の砲撃が、ダブーとその周囲を飲み込むように放たれるのだった。
「どうかしらダブー! 私達の四元と絆星の廻天響光!」
ソラたちが自信を持って繰り出した新技は、間違いなくダブーにダメージを与えただろう。
「……流石だなディアボロスたち」
だが、ダブーは未だ倒れることはなく、全身にダメージを受けながらもその力は衰えることを知らなかった。
「オベリスクは破壊できたけど……そ、それでも、不敗のダブー、や、やっぱり強いです」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)は、未だに力強く仲間たちを攻撃していくダブーに戦慄する。
「で、でも、みんなで繋いだ勝機、です。こ、ここで決めてみせます!」
しかし、それでも今ここで勝たなければ明日はないと自分を鼓舞して、モーラット・コミュのコダマを腕に抱いた。
「生半可な攻撃ではきっとダメージを与えられません。それなら、ここは一撃にすべてを込め、ます!」
小雪はダブーをやっつけるんだという自分の、仲間の、そして今はここには居ない願いを同じくする人や革命淫魔たちの思いを集め、
「みんなの願いを一つに!」
コダマの身体にその力を注ぎ込んでいく。
「キュ!」
その強い思いをうけたコダマの身体は太陽のように輝き出し、周囲にバチバチとプラズマが弾ける。
「ひ、必殺、コダマ・サンシャイン、です!」
そして、小雪の控えめな言葉とは裏腹に、弾けるように飛び出したコダマは、ダブーに思いっきり体当たりする。
「今度こそ、クロノヴェーダになんて負けません。不敗の名はボク達ディアボロスが引き継ぎます!」
早く消し飛んじゃって欲しいと願う小雪。
「まだだ! まだ我は倒れる訳にはいかない!」
そんな全力の一撃は彼の巨体をぐらつかせるが、その闘志はますます燃え盛る。
「ダブー元帥、ご自身の言葉の通り。ディアボロスとして、私達らしく戦っているのですよ!」
ダブーは自らの『不敗』のからくりが破れたとしても敗れまいと戦うように、自分たちにもそれがある。
エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)はここまでたくさんの仲間達の活躍、協力で戦ってきたのだと強調する。
「皆が作った機会、活かし切ります!」
だからこそ、彼女は今ここで自分がなすべきこと。
仲間たちと協力して彼を討つことに専念するのだ。
「大丈夫……大丈夫よ」
ダブーが放つエポレットボム。
その強力な爆風の脅威にさらされながらも、エヴァは必死に心を落ち着けさせ、軌道を読んで避けていく。
最初は恐怖心から、必要以上に大きく避けたり、反応が遅れ、被弾してしまう。
だが、少しずつ慣れてくると、近づくそれを叩き落としたり、光の槍で吹き飛ばし、体の動きを読ませないようにすることで、ボムの飛ぶ方角を誘導することに成功する。
そうして出来たダブーの隙を突き、生命と世界の象徴たる世界樹の枝を光の槍に変えたエヴァは、
「託された願いを乗せて光の槍の突き刺す貫通の一撃を! 貴方を倒して、元通りにする為の道筋に!」
強い想いを生命の輝きに変えて、彼の肩を貫くのだった。
「ようやく追い詰めました」
少しずつ。少しずつではあるがディアボロスたちに流れが傾いていく中。
ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)は1793年のこの世界だけでも、大陸軍を退けるのだと意気込んで、宙に鍵盤を展開する。
「絶対に見逃すことはできません」
もとより、ダブーに逃走の2文字はなさそうだ。
だが、それでも万が一のことを考え、入り口を塞ぐように動きながら「凱歌」を奏でる。
旋律に乗せ、駆ける幻想の騎士の突撃に対し、一歩も退かないダブー。
「貴方は不敗の名を冠すに相応しい武人なのですね」
形勢が不利になったとは言え、その誇り高き武人の姿が全く陰ることない彼を見上げながら、ソレイユは改めて彼が強敵であることを実感しつつ、
「だからといって、貴方を倒さなくては断片の王ナポレオンには到底届かない。超えてみせます、不敗を!」
彼の、彼らの最後の目標である断片の王を倒すためには、この壁を乗り越えなくてはいけないのだと、ダブーに向かって攻撃を続けるのだった。
「ふぅ……、空気が変わりましたね」
オベリスクの加護を失っても強力な攻撃を繰り出すダブー。
しかし、数多くの仲間たちとの戦いで、少しずつではあるが傷が増えているのをレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は見逃さない。
「そろそろ頃合いですかね~」
そして、不敗の元帥に最初で最後の敗北を届けようとするライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)。
彼女は自らが召喚した鋼の鎧に取り込まれるように、光の粒子となって消えていき、憎悪を滲ませながら、ダブーへと襲い掛かった。
「ボクだってもうひと頑張りしないといけません」
それと時を同じくして、アクロヴァレリアに点火して空を舞うレイ。
「沢山で襲い掛かってすいませんね」
彼女は独り戦う元帥に小さくつぶやいてから、鋼の獣のようにダブーに向かっていき、牽制のためなのか、サーベルやシールドへショットガンを放つが防がれ、反撃を受けているライカに敵の動きの情報を共有すると、
「でも、そうしてでもボク達は勝たないといけない」
その言葉とともに、ライカが隙のできたところへ鎖刃剣を突き刺し、ダブーの守りを崩していく。
「どうかお覚悟を」
そして、その瞬間を狙って、レイは自身とダブーの間に魔法陣を3つ形成し、その間を通す様にただの矢を射た。
「【eins】雷の加護を付与し」
その矢は1の陣を通り、雷の魔力を得る。
「【zwei】雷の矢は、大きく肥大し」
その矢は2の陣を通り、周囲の魔力を集め、太く、鋭く変化する。
「【drei】捩じれ螺旋を描く様に加速し」
その矢は3の陣を通り、螺旋の力が加わって、加速する。
「ただの小さな矢は、必殺の魔弾へと変貌する。貫け、ドンナーランツェ!!!」
その矢は強力な魔力を3重に重ね、ダブーの身体を貫いた。
「うおおっ!」
そしてその攻撃で出来た傷は、彼の身体を蝕み、また1歩、彼の不敗を脅かす。
「さぁダブー将軍、決着をつけようか」
少し幼い天使の姿に変身したアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)。
彼女は長期戦は考えず、ありったけを出し切るようにダブーへと迫る。
「どのような力を使おうとも、我は負けぬ!」
ダブーの力強い攻撃は健在で、間合いを詰めようとする彼女を押し留めるようにサーベルが振り下ろされる。
「地の力でも強い、流石『不敗』!」
アンゼリカは相手の強さを感じて笑顔を浮かべ、
「でもだからこそ、私達は今日お前を超えていく。私達が求めるものは、取り戻したいものはお前の先なんだから」
全力を掌に集め、巨大な光の剣を構築する。
「もっと、もっとだよ……限界を超えてもっと!」
そしてそれは、アンゼリカのフルパワーを超えた力が集まることで、ダブーのサーベルにも負けないほどの大きさとなる。
「勝つのは、私達だーっ!」
「相手にとって不足なし、覚悟しろ!」
放たれるアンゼリカの捨て身の一撃を、真正面から受け止めるダブーのサーベル。
両者は交わり、周囲に激しい光と音を発するのだった。
(「あの戸惑い警戒するそぶりとここまでの消耗……今なら心を揺さぶれそうなの」)
ダブーと対峙し、何度かその耳元から動揺を誘おうとしていたマリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)。
生真面目かつ、そのような言葉をあしらうことに長けている彼には、なかなかその言葉は届かなかったが、
「これのどこが不敗なの?」
アンゼリカとの激突でまばゆい光が周囲を照らした隙に、その脳裏にここまでの戦いの記録を投影しながら、満を持して囁きかける。
「それって、あなただけの思い込みなの」
難攻不落であるはずのパリに潜入され、次々と拠点を落とされ、今や残るは自分独り。
そんな状況を客観的なデータとして突きつけたマリアラーラは、
「1対1の戦いがすべてでは無いのに、私が敗れぬ限り我が軍もまた不敗なら、巣の奥に居るアリさんだって不敗だよ」
と、生涯戦うことの無い生き物に例えて、彼を貶めようと囁いた。
「くだらん……」
だが、それでもダブーは冷静に、彼女の囁きを振り払おうとするが、
「ねぇ、ダブーくん」
そんな彼の反対の耳に、今度は一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)が囁きかける。
「人を燃料に使う道具で強くなって、無敵気取るのは楽しかったぁ?」
燐寧はオベリスクの力に頼り、『不敗』を維持していたことを突き、それがなくなり、自分たちに苦戦していることをあざ笑う。
「まやかしなど我には……」
マリアラーラに続いて囁かれた燐寧の言葉に、ダブーは先程と同じように振り払おうとする。
「まやかしなんかじゃないよぉ!」
だが、燐寧はダブーが精神攻撃に備えた隙を突き、上半身と下半身の装甲の境目にテンペスト・レイザーを突き刺した。
「ぐぉっ!」
突然の痛みに驚くダブー。
「ガリガリ削っていくよぉ!」
燐寧はあわよくばその体を断ち切ろうとチェーンソーを強く握り、彼の身体を蹂躙していく。
「調子に乗るな!」
ダブーは体勢を立て直し、力付くで燐寧の腕とテンペスト・レイザーを引き剥がした。
「他の力に頼ってたのに、自分自身が不敗と勘違いしてるのは、臆病者な貴方だけだよ」
だが、今度はその間隙を縫ってマリアラーラが耳元で囁き、反論を言う間も与えず捲し立てる。
「武人ヅラして、所詮はやることがクロノヴェーダなんだよぉ!」
「ダブーが『不敗』なら、マリアも『不敗』なの。不敗同士が戦うんだから、負けても仕方ないよね?」
ダブーの両側から、燐寧が身体を、マリアラーラが心を攻撃し、彼は2人のペースに巻き込まれて翻弄されていく。
「ぐぅっ!」
まばゆい光が落ち着いたところで、ようやく2人を突き放すことが出来たダブー。
だが、彼は心身共に、大きなダメージを抱えることになった。
ダメージの色が濃くなってきた敵を、ディアボロスたちは休ませない。
ようやく一息つけると考えた彼の懐に、今度は白石・明日香(体亡き者・g02194)が飛び込んでくる。
「ケリをつけましょうかダブー!」
明日香は反射的に振り下ろされる鋭いサーベルの一撃を、残像が残るほどの速度で駆け抜けて躱すと、
「貴方の命はここで終わりよダブー。せめてその魂に安らかな眠りを」
自らの血を、自分が動くのに必要な分だけ残して武器に纏わせ、彼の右腕を捨て身の一撃で斬り落とす。
「それが、狩人として、残された騎士としてのワタシの務め」
腕がサーベルごと地面に落ち、ダブーの叫びはその轟音にかき消された。
「ダブー元帥、どうぞお覚悟を」
それとほぼ同時に、残る左腕を狙ってレイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)が飛び込む。
勝負は一瞬。レイラは腕を切り落とされ、そちらに意識が向いたほんの僅かな時間を縫うように、2人は交錯した。
「自由と希望を望み圧政へと抗う人民の声がある限り、相手が不敗と呼ばれていようとも、不滅と呼ばれていようとも、皇帝だろうとも、私の歩みは止まることはありません」
彼女の指には、みなが安心して暮らせるようにと、マリー王妃の、そしてこの世界に住む人々の願いを込めた銀の針が輝き、
「それが革命家としての私の矜持です」
その言葉とともに、ダブーの左肩のエポレットを素早く縫い付け、彼の左腕が動かないように細工してからその中心に針を突き立てる。
「……その武人としての生き様は憶えておきましょう」
決して相容れることの出来ない相手ではあったが、戦いに身を投じる者として、レイラはダブーに最大限の敬意を示しながら、最後の仕上げを仲間に託した。
明日香とレイラの攻撃で、両腕を失ったダブー。
しかし、シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)の表情には一分の油断もなかった。
「あなたの強さは本物。だって、あのネメシスモードでダメなんだもん」
一度は自分の力の限界をぶつけて、弾き返された相手だ。
たとえ手負いだとはいえ、生半可な攻撃では通用しないだろう。
「……不敗のダブー、あなたにもう一度挑むよ」
銀髪銀目の白銀の天使の姿をとったシルは、そこからさらに姿を変える。
「これが、わたし達ディアボロスを認めてくれたあなたに対して、わたしの最大の敬意」
純白の翼は漆黒の羽となり、黒髪赤目の堕天使へと変貌したシル。
それは、彼女が限界を超え、さらなる力を求めた姿だった。
「さぁ、最後の戦いを始めようか」
放たれる技は、先程『不敗』のバリアでかき消された七芒星精霊収束砲。
「さっきと同じだと思わないでね」
しかし、赤く光る瞳に導かれるように、そこに集まる属性エネルギーは先程とは桁違いの量となっていく。
「……あなたが言った言葉、わたし達が証明して見せるよ」
1対1なら絶対に勝てない。けれど、ディアボロスは1人ではない。
ここまで、みんなが積み重ねてきた力。それをすべて一点に収束させて……、
「全部持っていけーーーっ!!」
この部屋をすべて破壊するのではないかという勢いで、その力を解き放つ。
「ぬおおおおぉぉっ!」
その激しい光の濁流はダブーを包み込み、彼の絶叫をも飲み込んで押し流していった。
わずかな時間の後、光がおさまり、後に残されていたのは全身にひびが入ったダブーの巨体。
「見事なり……ディアボロスたち」
ひび割れがどんどん大きくなる中、彼はシルたちを見つめて敗北を認め、
「力が足りず申し訳ございません。陛下! 大陸軍に勝利を!!!」
ナポレオンへの忠誠と、謝罪の言葉を口にしながら爆散する。
「あなたの強さは絶対に忘れないから……」
シルは紛れもない強敵であったダブーへの敬意と、それに打ち勝ったのだという気持ちを小さく零すのだった。
爆散したダブーの残骸を残し、地下遺跡は音を立てて崩れだす。
「貴方に惜別の涙を流す者は敵にも味方にもいないだろうけど、せめて貴方の死が穏やかでありますように」
彼に涙を流す者は、全て彼より先に逝ってしまったはず。
ならば、死後の世界で穏やかに過ごせることを願い、明日香はその場を後にする。
「さあ、帰ろう! 待っている人たちがいるからね!」
優は、自分たちの帰りを待ち望んでいる革命淫魔たちを思い浮かべ、勝利の宴を楽しもうと考える。
「ロベスピエール様たちに、いろいろ聞きたいこともありますね……」
レイラはそう付け加えて、彼らとの今後も考えなくてはいけないと頭を切り替えるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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最終結果:成功 |
| 完成日 | 2022年10月18日 |
| 宿敵 |
『不敗のダブー』を撃破!
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