リプレイ
カイ・オーベルト
アドリブ、連携希望
任務了解、だ。決戦の前に可能な限り敵戦力を削っておこう
遠距離からの「砲撃」で打撃を与える
【キャノンストーム】で、上空に打ち上げた砲弾を無数に分裂させ、敵軍の頭上から雨の如く降り注がせる。
炸裂する砲弾の起こす爆煙と土煙で敵を「撹乱」し、回避を困難にさせる
砲弾発射後は即座に位置を変える。「一撃離脱」し反撃に備える
「地形の利用」。遮蔽物があれば身を隠し破壊光線を遮る
身を隠す物が無ければ地に伏せて被弾面積を減らし、被害を最小限に
敵群に充分な被害を与えたら迅速に撤退する
渦中・浪刃
※連携・アドリブ歓迎
新宿島までも狙うとは随分と強欲なことだ
勢力を削ぐことも勿論ですが
守る為に力を尽くさねばなりませんね
全てを失った私を救い上げてくれた友人の為にも
【飛翔】で敵の頭上を高速で飛び回る
[観察・情報収集・計略]を活かし、敵陣の崩せそうな箇所を[看破]
片影を[投擲]しながら急接近
片影ではあの堅い装甲に傷一つ付けられぬでしょうが、防ぐ価値もない攻撃だと思わせれば上々
【双翼魔弾】で敵を射抜く
すぐさま急上昇、再び崩せそうな箇所へ急降下し【双翼魔弾】
一体でも多く削りましょう
敵の攻撃は飛行軌道を素早く変えて避ける
頃合いを見て撤退
大切なものを守り通し、そして…必ず取り戻す
その為にも今は退きましょう
守都・幸児
大江山も、長岡京も
平安鬼妖地獄変の石ころ一つだって
てめえらにくれてやるもんか
俺の使う技は「満」
闇の礫を敵軍にぶつけてやる
全身が鋼で出来てる連中でも
動くなら関節の隙間はどっかにあるだろうよ
礫は闇だ
闇は隙間の影を見つけて入り込んで
敵を外から中から穿つ【貫通撃】になるはずだ
いろんな方向から攻撃して
敵軍をかき回し【撹乱】してやる
距離があっても油断しねえで敵の動きをよく見とく
囲まれそうになったらすぐ撤退するぞ
長岡京の皆とはいろんなことをした
ディアボロスも陰陽師もならず者も
皆で土を掘って耕して水と食料確保して
皆が頑張って石垣積み上げて
立派ないい門も作ったんだ
てめえらにあの門は通らせねえ
※連携、アドリブ歓迎
アンネローゼ・ディマンシュ
両足に見えざる重力の波動を付与し、そこから時空間を捻じ曲げて光弾を時空の歪みに飲み込んで防いでいきますわ
時空の歪みをわたくしの周囲の空間全方位に展開し、そこから反撃として上段蹴りを放ちますわ
重力を限界まで集束した両足に触れた天魔武者は、ただ捻じ曲がるだけでなく『因果律』ごと重力崩壊に巻き込まれ存在ごと消滅していく
更に逆説連鎖戦と一般法則破壊に重力操作と時空歪曲を起こして組み合わせ、高度な機動戦を挑んでいきますわ
ジェネラル級が出てきた場合は即座に撤退
時空間を捻じ曲げた時空の歪みを盾とし、飛翔等残留効果を組み合わせて迅速に撤退していきますわ
葛葉・狐狛
繰り返しの出陣も本戦の下ごしらえだからしっかりしないとね。
お気に入りのチョコ菓子[忌乃狐の山]をレーション代わりに囓りつつ、戦場に立つさ。
しかしまぁ、戦国ディヴィジョンは随分と武将の時期に幅があるんだねぇ。
撤退の合図は事前にメンバの間で共有。
仕掛ける前に、【偵察】するよ。有利な位置から仕掛けられるように味方に連携していくさ。
状況整ったら強襲戦開始。もしも向こうが名乗りを上げるなら、見栄えのしそうなご同道に呼応を促すかね。
実際の戦闘では【光使い】からの【馬鳥招来】で数を削るさ。
重傷者を増やせりゃそれでいい。
こっちに怪我人が出たら引っ張るなり担ぐなり撤退支援。自分が深傷の場合は速やかに後退するさ。
ファルディゴール・バレットレイン
無双馬オロバスに乗り、駆ける
多くの願い、多くの力が必要と聞いた
ならば、俺もまた力となろう
撃破できそうな敵を優先して馬上から馬上槍にて攻撃し、敵の数を減らしていくように努めよう。一撃離脱を心がけてな。
戦場からの撤退は同じ戦場へ訪れた者たちに続くつもりだ。
殿がいないなら、そちらを優先して務める。
宿氷砕華にて相手の攻撃に対処したいものだが……
軍勢を押し留めることは長く行うことは無理だろうから
せめて死地を歩むお前たちへ、告ぐ
その歩みを遮るものは数多く現れるだろう
故に、故に――
心せよ。抗うもの、怒るもの。強く願い、祈る者。
どれもが戦力に全力を持って立ち向かうのだと。
墓所騒がせるのなら、俺もまた容赦しない
筧・勢理
(連携アドリブ歓迎・残留効果はできるだけ利用する)
大砲じゃん。ビームじゃん。
話には聞いてたけどスゴいねー戦国ロボ
周囲のディアボロスと声を掛け合い、情報を共有
基本は【飛翔】しての戦況観察と【双翼魔弾】での援護射撃
(魔弾は翼から生成される。青緑色の光弾)
自分の攻撃で撃破可能な敵個体を狙い撃破>敵の密集している部分に魔弾を撃ち込んで敵を足止め、の順に優先
飛び回るのと弾撃ち込むので、相手がびっくりしたり混乱したりしてくれればイイ感じー
敵・味方の消耗度合いを把握し、無理しすぎない所で撤収を提案
(実際の撤退は周囲と合わせる)
撃破した敵の数は数えておく
その数だけ、後でめめちゃん(ライフル)をデコるんだもんね
エレナ・バークリー
ドーラ(g07201)と
来ましたね、天魔武者の木偶の坊。そう簡単に城攻めを為せるとは思わない事です。この大江山を私達が拠点としたらどうなるか、教えてあげます。
周囲の物資から、砦の比較的外側に敵の砲撃を防ぐ堅固な「拠点構築」を施工。
掩蔽壕で敵の砲撃を凌ぎ、「不意打ち」「全力魔法」「連続魔法」「計略」「薙ぎ払い」「衝撃波」の『氾濫の夜叉海嘯』で敵を押し流します。予想外の攻撃に「撹乱」してください。
水は高きより低きに流れる。パラドクスでも同じ事。守備側の有利を最大限に活かします。
敵が混乱しているうちに、ドーラの支援で「突撃」して至近からの『夜叉海嘯』。
「臨機応変」に「一撃離脱」して砦の奥へ誘います。
伏見・しろがね
アドリブ・連携可
「伏見の鬼斬り稲荷とはわらわのことじゃ」
クダギツネ『くろがね』を連れた老獪な女狐の鬼狩人じゃ。
日本刀(小狐丸白銀)を持っておれば刀術の使い手と思われるかも知れんが、腕前はせいぜい一般人の達人並み、刀を専門とする復讐者と比ぶれば見劣りするレベルじゃ。
実のところわらわは狐らしく搦手を使う方が得意でな。
戦闘は刀術(【斬撃】)、狐火(幻術)、クダギツネ、九尾(【貫通撃】)、ハッタリ(【挑発】)、騙し討ち(【フェイント】)を組み合わせた、狐らしい戦い方(【不意討ち】)をするのじゃよ。
パンドラ・クロゥフィボーグ
エレナ(g00090)と
「これが天魔武者…。なんだか不気味だけれど、ここは通さないわよ!」
拠点構築を、【氷雪使い】によって氷の壁を生み出し補強しつつ援護
エレナのパラドクスで攪乱された敵軍に向けて、自分もパラドクスを発動
「ここまでご苦労さま。ご褒美にアイスの雨を降らせてあげるわ! ―――それは摩訶不思議なる夏の美味。しかして、油断せし者に牙を剝く赤褐の槍。金剛すら凌駕する想いで敵を貫け! ストラーニィ・ヴォストーク・マロージェニェ!」
足止めされたところに【全力魔法】で氷槍を叩き込む!
「前衛は任せたわよ、エレナ!」
突撃する相棒を守るように、【オーラ操作】で氷槍を操って放つ
奉利・聖
…やれやれ、水着コンテストに戦争に…忙しい夏です
しかし重要な戦となれば、敗北するなどあってはならないこと
全力を尽くし、ゴミどもを消し飛ばしてやりましょう
差し当たってまずは……お前だ
いいでしょう、撃ち込んできなさい
──魔力リリース、魔法式展開…詠唱開始
あらゆる害悪を跳ね除け、楽園を護りし殉教者の願いを此処に
マジックシールドact4……この障壁は、反射の力を持つ
跳ね返れ、そしてその害悪は…報復としてお前たちが受けるんだ
秩序を乱そうとするのなら、相応の罰が下ると思い知るんだな
…まだ壊れてないなら、追撃して潰しておこう
ここまでやれば十分…一度退いて、次の戦場へ行きましょう
大江山の砦を目指して大筒入道の大群が進む光景はさながら赤い大蛇が蠢くようだ。その目立つ色彩を目がけ、カイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)は砲撃準備を整える。
任務は決戦の前にあれらの戦力を削ること――それも、できるだけ多くを。
「了解、だ。目標は補足済み。いつでも撃てる」
「こちらも準備万端。オロバスはいつでもゆける」
ファルディゴール・バレットレイン(凍壁の鉾・g00078)が応え、葛葉・狐狛(狐憑き・g00840)も頷いた。軽く鳴る小腹をなだめるためにレーション代わりの『忌乃狐の山』を齧りつつ、偵察の結果を伝える。
「どうやら相手は砦を落とすことで頭がいっぱい。まだこちらの接近には気が付いていないようだ」
「なら、いくか」
守都・幸児(祥雲・g03876)の横顔には決意しかない。
「大江山も、長岡京も……それどころか、平安鬼妖地獄変の石ころ一つだってくれてやるものか。思いっきり引っ掻き回してやるぞ」
「なんでも新宿島まで狙っているようですからね。天魔武者風情が分をわきまえてもらわねば」
渦中・浪刃(渦隠・g02250)と筧・勢理(パニッシュメントスタンド・g00706)は空から敵軍勢の要所を探るべく戦場を鳥瞰する。
「こうして空から見下ろすと壮観だわースゴいね、戦国ロボ」
額に手をかざした勢理が思わず言った。
「――敵襲か!?」
空を見上げる敵がこちらの存在を知るのと、アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)たちが突撃するのとが同時であった。
「はッ――」
アンネローゼの蹴りが天魔武者を穿ち、時空の歪みへ引きずり込むかの如き様相で消滅させる。数多の魔光砲を躱すさまは、まるでアンネローゼがもたらす歪曲空間に飲み込まれてゆくかのような光景にも見えた。
「いこう、オロバス」
これまでに受けた多くの願い、多くの力を求める者たちのためにこそファルディゴールは戦場を駆ける。
「そんなもの効かぬわ!」
迫る馬上槍を甲冑で受け止める天魔武者はしかし、襲いかかる氷の礫に言葉を失った。
「な、なんだこれは!?」
「死地を歩むお前たちへ、告ぐ」
馬上のファルディゴールが厳かに言った。
「その歩みを遮るものは数多く現れるだろう。故に、故に――心せよ」
「ぐあ、ああッ!」
まるで言葉そのものが氷華を育てる滋養のように。礫はやがて華となり、さらには砕けて敵を裂く為の刃となる。
泣き面に蜂という言葉があるが、突然の氷刃に襲われた天魔武者をさらなる不幸が襲った。それは幻惑の狐火である。含み笑う伏見・しろがね(鬼斬り稲荷🦊・g01292)の与える妖しき炎群は敵を取り囲み、判断力を奪い去る。
「なッ……」
敵だと思っていたのは崖に立つ木々だ。愚かにも惑わされ、足場を失う天魔武者をしろがねは呆れたように眺めやった。
「伏見の鬼斬り稲荷とはわらわのことじゃ。覚えておくがよい」
「くそ、立て直せ!」
全く、数が多いというのは戦力としては単純だが手強い。パンドラ・クロゥフィボーグ(血の神たる少女『緋血の継ぎ手』・g07201)は軽く舌を打ち、エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)は砦を背に彼らを迎え撃った。
「来ましたね、天魔武者の木偶の坊」
「これが天魔武者……。なんだか不気味だけれど、ここは通さないわよ!」
惜しむらくは戦いの最中に拠点構築を行うだけの余裕がないことか。もっとも、敵のパラドクスを防げるほどの強固な盾として使うには不足であったかもしれないが。
「さすがに掩蔽壕を設えるのは無理でしたが、ここは砦です。圧倒的に守る方が優位!」
「ぬおッ――」
突如として出現した大瀑布が天魔武者を山裾に向かって押し流す。なにしろきちんと計略して死角から狙ったのだ。びっくりもするだろう。
「いまですよ、ドーラ!」
「わかってるわ!」
構築するはずだった拠点の代わりに砦外周部を氷雪で覆いながら、パンドラは攪乱されている天魔武者を目がけてとっておきの魔術を繰り出した。
「ここまでご苦労さま。ご褒美にアイスの雨を降らせてあげるわ! ―――それは摩訶不思議なる夏の美味。しかして、油断せし者に牙を剝く赤褐の槍。金剛すら凌駕する想いで敵を貫け! ストラーニィ・ヴォストーク・マロージェニェ!」
それは氷の槍かつ美味しいアイスの味わいを絡めた夏にこそ相応しい攻撃であった。
「こ、このようなもので我等天魔武者が……悔しいッ……!!」
「美味しいは正義ってね! 前衛は任せたわよ、エレナ!」
「ええ、目に物を見せてくれますよ」
敵がパンドラの攻撃に気を取られている間にエレナは彼らまでの距離を詰めていた。至近距離から猛烈で、全力で、幾度も押し寄せる海嘯に見舞われた天魔武者たちの陣形が崩れ始める。
「おー、大砲じゃん。あ、あっちはビームじゃん」
天魔武者の反撃模様はまさしく手当たり次第であった。縦横無尽に迸るそれらを、勢理はしっかりと観察していた。
「気を付けて、あいつら闇雲に撃ってくるから予測がつかないよ」
自身は戦場を飛び回りながら、とにかく魔弾を浴びせかける。敵のビームとは異なる青緑色の光弾が流星雨のように降り注いだ。溺れかけていたものには止めを、密集するものには足止めを。
「援護する」
その瞬間をカイは逃さなかった。
狙うは敵上空――発射した砲弾は頂点で無数に分裂し、勢理の魔弾との相乗効果でことごとく逃げ場を与えなかったのである。すさまじい爆煙と土煙が戦場を覆い、敵から視界を奪い去る。たった一瞬が命取りだった。勢理は両手を叩いて歓声を上げる。
「よし! 2体もらった! これでめめちゃんがもっと盛れるよー」
「いい調子ですわね」
動きを読ませぬ軌道で空中を飛び交い、一撃の元に敵を屠るを繰り返していたアンネローゼは見る者を高揚させるような微笑みを浮かべる。
実際のところ、浮足立って統制を失った天魔武者は目の前の敵を場当たり的に攻撃するばかりであった。
奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)は前髪をかき上げてため息をひとつ。
「まったく、忙しい夏ですね。かといってこの状況を見過ごしてもいられない」
ここを通せば、長岡京が落ちる。
それはすなわち戦いの敗北を意味していた。
「させるものかよ」
幸児は勇敢にも戦う。鬼化した両腕が砕け、飛び散る闇の礫が敵の鎧の隙間から入り込んで悪さを始める。
「うぐ、な、あッ……」
ぐっ、と幸児が拳を握るのを合図にして、一気に飛び散った。中からも外からも一斉に突き抜ける礫にやられて倒れる天魔武者たちは知らない。
長岡京の者たちと過ごした復興の日々。ディアボロスも陰陽師もならず者さえも皆で土を掘って畑を耕し、井戸を直して自給自足のための礎をつくったのだ。
「てめえらなんぞにあの門は通らせねえ」
皆で汗みずくになって積み上げた石垣の真ん中に、立派なあれを打ち立てた時の感動はいまもこの胸を熱くさせる。
「だから、無駄だ。てめえらに勝ち目はねえ」
「落ち着け、うろたえるなッ」
幸児があまりにもさまざまな方向へ回り込み、かき乱すような攻撃を行ったので天魔武者は包囲されたと勘違いしたらしい。
「攻めるならここでしょうね」
浪刃はすかさず、片影を混乱の渦中へ投げ込んだ。
「ふん、このようなもの!」
「防ぐ価値もない、ですか? ええその通りでしょうとも」
本命はその羽搏きより襲いかかる魔弾の制裁だ。しかも誘導弾の性質まで持っている。ただでさえ混乱していた天魔武者は浪刃の弾幕に追われるまま、さらに陣形を崩していった。
――守る。
そのためなら力などいくらでも湧いてこよう。全てを失い、何も持たなかった浪刃を救い上げてくれた友人の為にも、決して退かぬと思い知れ。
「さぁて、改めて宣戦布告の頃合いかねえ」
狐狛は有利な山頂側から斬り込むことにする。どうやら名乗りを上げる余裕などないようだが、こちらは準備万端だ。
ファルディゴールが再び声を張り上げる。
「心せよ。抗うもの、怒るもの。強く願い、祈る者」
天魔武者の生気を吸い上げた氷の華が美しく咲いては散り、鋭い刃となって彼らを討った。無双馬オロバスの駆ける蹄の音が勇壮に響き渡る。
「敵に全力を持って立ち向かうどれもが、お前たちの存在を許すまい。墓所を騒がせるとあらば、容赦はしないと心得よ」
「ぐ――」
臍を噛む敵群をカイの砲撃が撃ち据えた。
「やったか?」
大岩に裏手に身を潜め、戦果を窺うカイ。打撃を受けた天魔武者は手負いでありながらもその闘争本能のみに縋って進軍し続ける。
その前に聖が立ち塞がった。
「なるほど、お前が相手か。いいでしょう。全力で消し飛ばしてやりますよ」
不敵にも手招きし、詠唱を始める。大筒型魔光砲がゆっくりと角度を変え、暗い大穴をこちらに向かって突き付けた。充填されるエネルギー。だが、聖の詠唱の方が早い。
「──魔力リリース、魔法式展開……」
それはあらゆるあらゆる害悪を跳ね除け、楽園を護りし殉教者の願いが生み出すもの――マジックシールドact4。
それは希望であり、理想であって、因果応報の理を骨の髄にまで知らしめる。
「なに!?」
「……秩序を乱すつもりならば、それに見合った罰を覚悟しておくんだな」
自らの放った対物砲弾に似た浄化の光に撃ち抜かれ、天魔武者は驚愕しながら斃れていった。
「おのれ!」
仲間の屍を踏み越え、かたき討ちのつもりだろうか飛びかからんとする天魔武者たちをまばゆい光刃が切り裂いた。空に浮かぶ狐狛は軽く首を回し、首尾を確かめる。
「こんなところかな? 無理して怪我人を出すことはないからね」
「撤退ですわね? 承知いたしましたわ」
アンネローゼの蹴りが弧を描き、追い縋る敵を寄せ付けない。浪刃を狙った破壊光線は彼が離脱する速さについていけず、あらぬ方向へと抜けていった。
「ここまでやれば十分でしょう。続きは次の戦場で、ですね」
一度退こう、と促す聖に浪刃が頷いた。
「……必ず、取り戻します。その為にも今は退きましょう」
素早くアサルトキャノンを畳んだカイは、バックパックを背負った身軽な姿で戦場から離脱する。幸児は囲まれる前に飛び退き、そのまま駆け出した。
「ごきげんよう」
アンネローゼは最後にもう一度、鋭い軌跡を描いて天魔武者の懐へ飛び込んで一撃を浴びせてから撤退した。
「撤収だー」
勢理は遅れる者がいないよう、身振りも交えて撤退を促した。
「どうやら潮時のようですね」
エレナはまんまと砦の奥まで誘い込んでやった相手を後目に裏手から逃れる。
「無事ですか、ドーラ?」
「もちろんよ、エレナ!」
パンドラはエレナと並んで山を降りた。その背に氷雪を含む一陣の風を残して撤退を完了する。
殿を担ったファルディゴールは全員が退いたのを確認してからアロバスの馬首をめぐらせた。敵が追ってくる気配はなく、ディアボロスたちは無事に前哨戦という任務を終えて帰還を果たすのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【飛翔】LV3が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV3が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV3が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!