リプレイ
ブランク・ヴァラック
※ 連携・アドリブOK
やれやれ、武装集団が集まると壮観だな
こんなのがなだれ込んでくると、暑苦しいむさ苦しい見苦しいの三重苦になるだろうし、ここらで回れ右してくんねーかなぁ
・・・・・・
愚痴ってられないし、お仕事しちゃいますか
仲間との連携を意識したいな
敵の対物砲弾はオレの魔術で風に巻いて、そのまま敵の方へ押し返せれば上々だ
砲弾っていうくらいだから物理的だろうし
攻撃から仲間を護るのが優先で
ボッチならどうしよう、寂しくて泣くわ
泣きながら最大魔力で巻き込めるだけ巻き込んで吹き飛ばしてやるわ
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
安倍晴明が言うにはあいつらには心があるらしいな。そりゃつまり命があるってことだ。木偶相手かと思ってたが、楽しめそうじゃねぇか。
敵情を偵察して配置を確認してから行動に移す。地形の利用を活用して、見つからないようにある程度近づいてから攻撃を始める。
クナイを早業で投擲して、大筒入道の大砲の中にぶち込む。
粗方投げ終えたら長居はせずにダッシュで戦場を去る。
ま、前哨戦ならこんなもんだろ。本番は大将首も狙わせてもらうぜ。あばよ。
*敵を貶すような発言はしません。
峰谷・恵
「敵は砲撃特化型、ああいう手合いは懐に潜り込むに限る」
可能な限り連携を取る。アドリブOK。
飛翔効果で地面スレスレを飛行し【地形の利用】で起伏に隠れながら敵へ接近、遮蔽物が間にないほど近寄ったら【精神集中】して狙いを定め敵へ【突撃】、敵陣至近距離まで来たらLUSTビームマシンガンの掃射で威嚇と土煙による【撹乱】をしかけ、味方が仕掛ける機会を作り、同時にLUSTビームマシンガンの光弾に混ぜて魔気裂空弾を撃ち込む。
敵の反撃は横っ跳びからの飛翔で敵の側面へ射角を外すように回り込んで回避。避けきれないものはLUSTオーラシールドで防御する。
「硬くて大きいのは結構だけど、テクも無いとね♪」
メルキディア・セデクリエル
アドリブ・連携大歓迎
悠里さんが苦戦したって言う噂の天魔武者、今回のファーストアタックでどれ程なのか確かめてみるわ。
遠距離攻撃する仲間を援護防御するようにベイルマウアーを突き立て、フォートレス・パンツァーを展開。
相手の攻城戦用と言われる砕門砲がどれくらいの威力か試させて貰うわ!
反射できそうならそのまま撃ち返して、反射仕切れない分のエネルギーはうまく反らす。
今は戦火を阻む防人の盾として敵のを討つ……新宿島には絶対にいかせはしないッ!
撤退時は、追い打ちしてきた砲火を城壁で受け止めてエネルギーを溜め込み、オーバーフローで爆発させて目眩ましにするわ。
●
平安鬼妖地獄変奪還戦の魁となるべく、天魔武者の拠点で敵の動向を探るディアボロス達がいた。
「やれやれ、武装集団が集まると壮観だな。こんなのがなだれ込んでくると、暑苦しいむさ苦しい見苦しいの三重苦になるだろうし、ここらで回れ右してくんねーかなぁ……。」
ブランク・ヴァラック(腹黒狐・g05765)がぼやく。
「……さんが苦戦したって言う噂の天魔武者、今回のファーストアタックでどれ程なのか確かめてみるわ。」
メルキディア・セデクリエル(閃機術士のエンジェリアン・g03132)もし霧に敵を観察する。
今回の敵は大筒入道とかいうガッシリした奴らである。
そして外見はどう見ても、ロボットだが。
「安倍晴明が言うには、あいつらには心があるらしいな。そりゃつまり命があるってことだ。木偶相手かと思ってたが、楽しめそうじゃねぇか。」
そう返すのはシューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)である。敵の配置を確認し、シューニャは言った。
「どうやら、攻めるにはチャンスらしいな。敵が態勢を整えないうちに仕掛けよう。」
「ああ。愚痴ってられないし、お仕事しちゃいますか。」
ブランクが応じ、峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)が瞳を光らせていった。
「敵は砲撃特化型、ああいう手合いは懐に潜り込むに限る。チャンスを作ってみるから、狙って。」
お先に、と恵が地面スレスレの低空飛行で飛び出した。
恵の進む先で丈高い草がさわさわと揺れる。十分に敵集団を射程に捉えたところで、恵はLUSTビームマシンガンを手に飛び出した。ビームマシンガンが唸りを上げて掃射され、土埃が敵兵の周囲の地面から濛々と立ち昇った。
敵陣は俄然沸き返り、混乱が起こる。
「すわ、ディアボロスか! 皆の者、敵襲じゃ!」
恵は間髪をいれず、混乱した敵に今度はLUSTビームマシンガンから魔気裂空弾を撃ち込んだ。その一撃は空気を切り裂く音を立てて、ガタイの良い敵兵にクリーンヒットする。
恵はそのまま反撃の赤色破壊光線を横っ飛びに避けた。時間差で届いたもうひと薙ぎをLUSTオーラシールドではじく。
「よし! ラッキー!」
幸先の良い攻撃が敵中に見事に決まった。
そして、その時には、仲間もすでに布陣を完了している。
メルキディアは味方を守護するように壁閃機ベイルマウアーを展開し、パラドクス、フォートレス・パンツァー を起動した。
光り輝く、守護天使の加護を抱く拠点らしきものが出現する。
「さあ、砕門砲がどれくらいの威力か試させて貰うわ!」
フォートレス・パンツァーの眩い光が凝縮されて敵複数に向かう。
同時に、重い音と共に、大筒入道らが魔光砲から巨大な砲弾を発射する。光は一部の砲弾を包みこみ、さらに敵へと到達する。轟音と閃光が周囲を包んだ。
(「なるほど。これは……なかなかやるわね。だけど、負けられないわよ。」)
息をつく間もなく、連携するようにブランクが術を発動する。
――遊ぶ一吹き、荒ぶ二吹き、弄ぶのは凪の終吹き。
途端に風が野を駆け巡った。激しい上昇気流が渦を巻いて天魔武者の一団を襲う。
大音声とともに、大筒型魔光砲がブランクを狙って放たれる。轟音と敵弾の唸りが耳に痛い。反撃のパラドクスを、ブランクは風に巻いて押し返そうとする。
彼もなるべくなら、仲間を護りたかった。特にそれが女性ならなおさら。
「大丈夫かよ?」
「ええ」とメルキディアが応じる。
「ああ。」
シューニャも返事をするが早いかパラドクス・暗爆殺を発動、クナイを手に天魔武者に挑む。
「特注品だ。吹き飛べ!」
戦場を風のように駆け早業でクナイを投擲する。狙いは天魔武者の大砲だった。敵の大筒がグンと動いてこちらを狙う。
「この……! 当たれ!」
砲弾が唸る。片っ端から投げられるクナイは命中すると爆発し、敵のメタリックボディを削った。
敵はなかなか強力だったが、彼等は連携して戦い、決して怯まなかった。
「ボッチでなくてよかった……。」
ブランクはこそっと呟く。
「は?」
「いや、なんでもない。そろそろかな、最後に一発いっとくぜ。」
ブランクは自分の最大魔力で逆渦・天囘乱流を放った。天魔武者の重いボディがひっくり返って鈍い音を立てた。
「撤退の時間を稼ぐわ。」
メルキディアは再び城壁のパラドクスを展開し、そこに、シューニャもありったけクナイを投擲する。
ひと際大きな閃光が戦場に満ちる。
爆発音と敵の呪いの声が上がる戦場をあとに、シューニャが捨て台詞を投げる。
「ま、前哨戦ならこんなもんだろ。本番は大将首も狙わせてもらうぜ。あばよ。」
「硬くて大きいのは結構だけど、テクも無いとね♪」
追いついた恵がそんなことを言った。
まずまずの戦果をあげて、彼等はそのままダッシュで戦場を去った。
追いかけてくる敵はいない。天魔武者達は自分たちの戦争準備で手一杯だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
金刺・鞆
平安の世を正しき御世、正しき時代に取り戻すため、われらはかの清明を討たねばならない。そのためにも、拠点を奪われて退去するようなことは看過できませぬ。
なによりも、この地にはわれらを信じ、支えてくれる民がいる。いぬ、ここは確実に敵勢を削いでいきますよ。
いぬがぱらどくすを発動し、わたくしは呼び出された幻影らを指揮いたします。大砲の狙いを散らすためにも総員散開、矢を放て!
可能であれば大砲やその砲口を狙い、破損に追い込みたいところですが……これはさすがに難しいでしょうか。
味方と標的を揃え、迅速な撃破が叶うよう攻撃してゆきますとも。
わたくし自身が砲火にて倒れる前には一時撤退しましょう。
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
新宿島に……攻めるのは……ダメだね……。
ここで敵軍を拘束しないとダメだね……。
敵の数を減らすために、上空から集団に対して、パラドクスを全力でぶっ放してあげるわね。
敵の攻撃に対しては、大きく動いて回避行動をとり、的を絞らせないようにするわね。
はぁ……本当に……数が多いわね……。
撤退は皆に合わせて行わせてもらうわね。
ただ、撤退時にもパラドクスをぶっ放して、敵の数を少しでも減らしておくわね。
近衛・悠
山名宗全か。大物だな。そいつの名を冠している敵が率いる武者軍団。さぞや精鋭揃いだろう。だが、この平安の地は母親代わりといっていい雅さんの大事な故郷だ。こんな物騒な群れはいらないな。
敵は砲撃特化型か。当たると無事で済まないだろうな。でも強力過ぎるのも問題だ。リピードペインで砲弾をそのままお返ししてやる。ただで返すんじゃないぞ。【毒使い】【呪詛】【貫通撃】【気絶攻撃】付きだ。災厄たっぷりの砲弾、流石にでかい機械武者でも効くだろう。
まあ、返し切れるとは限らないので、【残像】でいつでも回避出来る準備はしておく。
まあ、敵の殲滅が目的じゃないしな。頃合いになったら撤退するぜ。
また別の一画。
金刺・鞆(虚氏の仔・g03964)は『いぬ』と呼ぶモーラット・コミュを連れて、敵陣を睨んでいた。
(「平安の世を正しき御世、正しき時代に取り戻すため、われらはかの清明を討たねばならない。そのためにも、拠点を奪われて退去するようなことは看過できませぬ。」)
来るべき決戦の日に先駆けて、戦に望む鞆の思いは熱い。
「なによりも、この地にはわれらを信じ、支えてくれる民がいる。いぬ、ここは確実に敵勢を削いでいきますよ。」
野に広がる鋼の武者の群れをまずは削るのだ。
「いぬ!」
鞆の声に応じ、サーヴァントがパラドクスを発動する。歴史から抹消された戦友達、あるいは数多のモーラット・コミュの幻影がふわふわと平安の野を埋める。
鞆の声が幻影たちを指揮して凛と響いた。
「総員散開、矢を放て!」
敵集団に向かい、ひゅんと空気を裂いて霰の様に矢が飛んだ。
「敵襲! 敵襲だぞ!」
敵の大きな図体が反撃のために大筒型魔光砲を構え、巨大な対物砲弾が飛んでくる。
(「うむ、さすがに手強いか。だがこちらの攻撃も効いているとみた。」)
傷をものともせず、鞆は周囲の敵を相手取って戦った。
「怯むな! 標的は敵大砲並びにその砲口!」
確かに、狙って身体の一か所に命中させるのは難しいだろうが、攻撃を浴びた敵は明らかに消耗していった。
(「あとは味方と標的を揃えれば
……。」)
鞆はふと上空から接近するベアストリアに気づいた。
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(復讐者は狂気を纏うのか?・g04239)は上空にいた。
冷静沈着、無表情に敵陣を視認する。
(「新宿島に……攻めるのは……ダメだね……。ここで敵軍を拘束しないとダメだね
……。」)
ベアストリアは戦場に鞆を認め、素早く同じ標的を攻撃の対象に定める。
敵もこちらに気付くが、ベアストリアのほうが速かった。
「さぁ……行きなさい……サーカスを……見せてあげましょう……」
スカートが振動して、高機動型誘導反応弾を送り出す。それは複雑な軌道を描いて飛び、手負いの天魔武者の一体を吹き飛ばした。
同時に敵は反撃の砕門砲を轟かせていた。
撃ちだされた敵の巨大砲弾は、大きく旋回するベアストリアの横を飛び去った。
(「幸先いいわね……毎回こうは……いかないかも
……。」)
このあともベアストリアは味方と協力して敵を撃破してゆくが、敵は大軍勢である。
彼女は戦場に蠢くゴツイ敵を眺めて思わずため息をついた。
(「はぁ……本当に……数が多いわね
……。」)
ベアストリアの視界に仲間がもう一人、奮戦しているのが見えた。
近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は豪快な立ち回りを見せていた。彼のパラドクスはリピートベイン……つまり、敵の砲撃を撃ち返していたのだ。
戦場のその一画には土煙がもうもうと上がり、はらはらするような光景が展開されていた。身長2メートルほど、横幅は貫禄たっぷりのガッシリとした大筒入道、対する悠はスラリとした若者だが、敏捷に機械武者相手に立ち回る。
(「敵は砲撃特化型か。当たると無事で済まないだろうな。でも強力過ぎるのも問題だ。」)
悠は撃ち込まれた砲弾を再現し、敵へと放つ。 悠は多くの技能を持っており、それを魔法的にパラドクスに付与することができればと思うが。
(「しかし、なくとも全く問題はない。」)
パラドクスの砲弾が命中すると機械武者の一部が音をたてて吹っ飛んだ。
だが、同時に悠の周囲には次々に敵の反撃が届く。その幾つかは彼の残像を打ち砕いたが。
(「山名宗全か。大物だな。そいつの名を冠している敵が率いる武者軍団。精鋭揃いのようだな。」)
さすがに無傷とはいかなかったが、悠は粘った。彼には、平安の地を守りたい強い理由があったのだ。
(「……この平安の地は母親代わりといっていい人の大事な故郷だ。こんな物騒な群れはいらないな。」)
彼我の技が行き交い、轟音が再び炸裂する――。
ふとみれば、近辺の敵はおおよそ片付けていた。だが、敵は大群で直に新手がこちらに向かってくるだろう。
ベアストリアと鞆が同じことを考えたと見えて、視線を送ってくる。
「まあ、敵の殲滅が目的じゃないしな。頃合いかもしれないな、撤退しよう。」
「いぬ、この辺で撤退しましょう。」
鞆も良いタイミングと同意し、撤退を決める。
「了解……合わせて撤退……させてもらうわ。」
ベアストリアはそう応じると、最後に、その辺に向かってパラドクスを一発ぶっ放した。高機動型誘導反応弾が派手に爆発し、手近の敵を蹴散らした。
反撃は飛んできたが、それきり敵は彼等を追ってはこなかった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【フライトドローン】がLV2になった!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV2になった!
クリアルト・ハイランド
敵を叩くには早いに越したことはないからね
無双馬に騎乗して敵軍の懐に飛び込むよ
光弾を雨に足を止めないよう一気に駆け抜けるね
突撃に最適なルートは事前に把握しておくよ
仕掛けるタイミングも一度砲撃が止んだ所でかな
接近する事が出来たら重槍を振り回して蹴散らしていくよ
眼前の敵陣を倒すまでは攻撃し続けるよ
その後は別部隊の砲撃が来る前に速やかに後退だね
「思う存分戦える状況かな!」
一組撤退すればまた一組。
クリアルト・ハイランド(人間の妖精騎士・g01311)が無双馬に乗って突っ込んでくる。
突撃に最適なルートは事前に偵察済みである。
(「敵を叩くには早いに越したことはないからね
……。」)
今日のクリアルトの目標は迅速さだ。馬上で重槍を構え、一心不乱に敵中へ踊り込む。
「新手じゃ!」
「それっ、蹴散らしてくれる!」
「蹴散らすのはボクのほうだ!」
クリアルトは重槍をふるい、無双馬と一体になって敵中をかける。反撃の光弾が雨あられと降り注ぐが、彼は決して足を止めなかった。戦える限り、標的と定めた敵を倒さぬ限りは突っ走ると決めていた。
金髪を風に預け、重槍を手に疾駆するその姿は美しかったが、同時に勇壮だった。
敵の反撃に少しずつ傷が増えてゆく。時にその血をぬぐい、無双馬を操って、クリアアルトは狙った敵中を駆け抜けた。
最後に、立ちふさがる一体に強烈な槍の一撃を入れ、降る光弾の中、無双馬を操る。
「跳べ!」
サーヴァントは地を蹴り、2メートル余りの、よろめいた敵の体躯を飛び越えた。
目標到達。クリアルトはそのまま撤退する。
「思う存分戦える状況かな!」
成功🔵🔵🔴
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
無堂・理央
あの大筒入道だっけ?ホバー移動してる個体とかも見えるんだけど。
流石はロボクロノヴェーダだね~。
無双馬『クロフサ』に騎乗して突っ込めー!
馬上槍を構えて【ダッシュ】込みの全速力でランスチャージ!
一体屠ったら、そのまま駆け巡って次の敵に突撃ー!
より取り見取りの砲兵祭り、ドンドン貫いて行かないと流石に囲まれちゃうからね!
敵が砲撃主体なら足回りは安定性重視でそこまで機敏には動けないでしょ。
クロフサの脚の速さで撹乱しつつ、ランスチャージを叩き込んで行けば光弾を撃つ暇も与えずに戦っていけるはず。
まぁ、それでも公団の雨あられで厳しくなってきたら、素直に撤退撤退。
敵の数は削りたいけど、今は本番じゃないしね。
一ノ瀬・綾音
対物砲弾とはまたすごいもの持ってきたね。
この大江山の砦を守るってわけじゃないけど……君らをこのままのさばらせるのもなんか違うからね。ここで倒れてもらおうか?
なるべくミッドレンジを維持し、相手を観察。攻撃対象はなるべく離れた存在に。
そして高速詠唱から【水魔法】を放つよ。砲弾が出ていようとお構いなし、むしろ砲弾ごと押し流していく勢いで!
狙いは相手の大筒型魔光砲の口、水を詰まらせるか押し流した砲弾でやられるかどっちになるだろうね?
無理して戦うようなことはせずみんなに合わせて撤退するよ。
また今度遊ぼうね?
そして、この依頼の最後の二人が、突入してくる。
無双馬クロフサの背で、無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)が敵拠点を睨む。
「あの大筒入道だっけ? 面白い移動の仕方してる個体とかも見えるんだけど。流石はロボクロノヴェーダだね~。」
「対物砲弾とはまたすごいもの持ってきたみたいだね。」
一ノ瀬・綾音(星影の描き手・g00868)は新たな敵の装備に呆れたのか、そう言った。
確かにあの天魔武者、ガッシリと視覚に訴えてくるが、それで怖気づく二人でもなかった。
「行こう!」
理央がクロフサに一声かけた。馬上槍を構えて猛然とダッシュ、戦騎疾駆で突撃する。
(「ランスチャージ!」)
攻撃が命中すると敵が砕ける音がする。同時に雷の如き轟音がとどろき、細かな光弾が霰の様に降ってくる。反撃は攻撃と同時、敵を倒したとしても反撃は来る。
(「えーい、選り取りみどりの砲兵祭り、ドンドン行かないと囲まれたくない!」)
理央はクロフサを駆って光弾の中を抜け、当たるを幸い、敵を攻撃して駆け抜けていく。
幸いに、敵は砲撃主体の天魔武者だったため、決して動きは素早くなかったのだ。撃破された個体からの反撃がすぐ後ろにそれてゆく。
一方の綾音はミッドレンジから敵を狙っていく。
(「この大江山の砦を守るってわけじゃないけど……君らをこのままのさばらせるのもなんか違うからね。ここで倒れてもらおうか? 」)
味方の動きを含め、敵陣を観察し、攻撃対象を離れた一体に絞って高速詠唱からパラドクスを発動する。
――怒れる水よ、綾音ちゃんに仇成すものを流しちゃえ!
同時に敵の砲門がこちらを狙う。その魔光砲から打ち出される砲弾にも躊躇せず、綾音は術を放った。魔法陣が閃き、怒涛の水流が砲弾に向かって撃ちだされ、それを押し流した。次の瞬間、天魔武者が弾ける。
(「まず一体、討ち取った!」)
二人の攻撃はうまくかみ合い、意図せぬ連携攻撃で敵武者をガンガン討ち取っていった。
しかし、もちろんそれにも限界はある。
「さーてそろそろ厳しくなってきたね。敵の数も減らせたし、今は本番じゃないからね。」
理央がクロフサと共に光弾を振り切って駆けだす。
綾音も無理して戦うことは最初からしないつもりだった。
成果も前哨戦としては十分だったろう。
「また今度遊ぼうね?」
そう声を投げて戦場を去る。
また今度……その日は近い。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】がLV2になった!
【水源】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!