リプレイ
弐伊原・祈織
さて、決戦の援護と行こうか
光学迷彩を身に纏い、隠れ潜んだ状態から奇襲
白先を振るって騎馬の馬を狙い、返す二の太刀で騎乗した鬼の首をはねとばす
反撃は短刀を投げつけるモノ故に残像を【残像分身現象】で発生させて撹乱
それでも本体の私に短刀が差し向けられるようなら白先と黒後で叩き落とすぞ
そのまま【残像分身現象】で作り出した分身と残像を用いて再び隠密状態に
そこからまた光学迷彩を身に纏って奇襲を仕掛ける一撃離脱離脱によるヒットアンドアウェイ戦術を持って戦っていくぞ
我が恩讐と慟哭、それらは他の復讐者も抱いている
一蓮托生、援軍は阻止させてもらうぞ
狭間・ならく
──ハ、
妖ごときが戦いたくない、死にたくないとは。笑えねェな。
(本当にそうなら──ああ、存在すること自体が、生まれてきたこと自体が間違いだったのだ)(ここに在ることがすでに過ちなのだ)
愚かだな。
(それでも戦うしかないのなら──それもまた致し方ない)
(灼刀を、引き抜く)せめてまともな来世があることでも祈るんだな。
(【呪詛】の込められた刃は、騎乗したままの鬼へも届く──別に刀でなくとも良いのだ、意味など無い)
近付かなければ斬られないと思ったかね。残念だったな(ナラクさんの武器は──不可視。言の刃〈コトノハ〉、『敵意』それ自体なのだ)
ロキシア・グロスビーク
連携アドリブご自由に!
初陣だー!(どんどんぱふぱふ)
僕はロキシア!ゴスロリが似合うとっても可愛い男の娘!
敵の士気は低いみたいだけど僕まだ非力だし…
先輩さん達の援護をしようかな!堅実!
えーと、【飛翔】できるんだよね?
パラドクスの翼で急行して、
敵の迎撃準備が整う前に光の輪を撃つべし撃つべし。
騎馬で湿地帯に屯するのがいけないんだよー?
倒せなくとも落馬なりしてくれれば万々歳さ!
叫びとか怖いしあんまり近づかないようにしよ!
でもモロに喰らっちゃったら仲間に迷惑掛けないよう下がらないとね。
それまでは僕に出来ることを頑張る!
拳銃あるし適宜ぶっ放して敵の行動を邪魔するのもいいかもね?
あとはなんか良い感じに!
無堂・理央
鬼馬軍団、ヤマタノオロチ軍にも援軍出してたんだね~。
確か、京に出てる青行燈にも兵を貸してなかった?
無双馬『クロフサ』に騎乗、クロフサには【飛翔】で空中を駆けて貰うよ。
で、ランチャーを生成して、チャージもそこそこに月を背にファイアー!
敵陣のど真ん中に撃ち込んで、大慌てさせちゃえ。
今回は連射態勢だし、ランチャーのチャージは程々に兎に角撃つべし!撃つべし!撃つべし!撃つべしー!
反撃の短刀は鎧の厚い所で受けてダメージを減らしていこう。
クロフサが狙われても、今の馬鎧は重装備仕様だし、ボクと同じく装甲の厚い所で受け止めれば問題ないない。
他に参戦する人とは可能な範囲で連携するよ。
真崎・冬弥
今を『知っている』のか、前の『覚えている』のか……さて、前者だろうとは思うが
どちらだろうと構わない。今、刻み付けてやる
お前達クロノヴェーダにとっての呪いの言葉、即ち死亡フラグ……『ディアボロスが来たぞ』
……死亡フラグって言葉平安の民が知ってるのツッコミはしないよ。しないってば!
これもクロノヴェーダの仕業だ、赦さねぇ!(理不尽)
将を射んと欲すれば何とやら。
機動力を奪って援軍を断つ
見込めるはずの援軍の供給を断てば、盤面を狂わせるには上等だ
ディアボロスを畏れる心は買うが……
呪詛の蝕みなど意に介さず毒を喰らえど、ただ一太刀の一閃に、全てを研ぎ澄ませ
手足が鈍り動かずとも、ただ目の前の敵を――斬る
連携歓迎
九条・雅
長岡京には関わりが深くてねえ。滅ぼされるのは許容できない。
なので、アンタらはここでお仕舞いだ。ここにアタシ達が来たしね。大将の元へは行かせないよ!!
敵は騎馬隊か。迂闊に地上にいると馬に跳ね飛ばされそうだね。なら【飛翔】で空中へ。空中から全力の【貫通撃】【気絶攻撃】【両断】【吹き飛ばし】をつけた魔弾を叩きつける。
鬼馬ごと吹き飛んでくれれば儲け物だ。可能な限り仲間と連携するよ。
死亡フラグっていうのか?確かフラグって回収される為にあるんだよね?なら消し飛びな!!
ブレロー・ヴェール
騎兵が相手か……正攻法では骨が折れそうだね。
【コウモリ変身】で相手の近くまで飛んで行って変身を解除、目の前に現れて竜吹砲を放ってはコウモリに変身、別の敵の近くまで飛んでいく、といった形で奇襲をかけるとしよう。
変身を解除してる間は【飛翔】で相手の動きに合わせて回避、追走を行うよ。
ほらほら、さっさと逃げないといつまでも追い回して痛い目に合わせるよ。
一ノ瀬・綾音
※アドリブや連携歓迎
……よし、いいこと思いついちゃった。
まぁ落ち着いて。綾音ちゃんに会えた君たちはラッキーだよ。
綾音ちゃん、肉弾戦は相当弱いからね?と意味のない自慢をしながら相手を観察するよ。
なるべく相手が少ない所を狙い、【土魔法】発動、馬ごと流砂に沈んでもらおう!
うん、君は相当ラッキーだ。ディアボロスの中でも相当肉弾戦は弱い綾音ちゃんに会えたからね。
でも君は相当アンラッキーだ。綾音ちゃん、魔法や搦め手は大得意なんだ。
君はこのまま、もう二度と誰にも会えずに絶望したまま沈んでいくんだ。
叫んでもいいよ?ただ、綾音ちゃん強化や加護今ないからね、それが響くかな?(一応最終人類史から耳栓持参)
ユエト・ミナヅキ
アドリブ/連携〇
大妖怪の討伐と、増援の足止めか
決戦の前の露払いの役目、存分に果たさせてもらおう
まずは準備だ
カートリッジ[雷光]を魔導刀に装填
雷の如き速さで戦場を駆け抜ける
相手は馬に自信がありそうだな
突進してくるなら、それに合わせてカウンターを狙う
一足兎びの構えで精神集中
【神速反応】を活かし、紙一重で回避!
すれ違いざまに一刀を振り下ろす
何度も反撃されれば馬鹿でも気付く
臆して下がるようなら、こちらから距離を詰めさせてもらおう
この技の真価はそこにある
天津・凪
故郷たるディビジョンでの決戦の一。そこまで行っていたのですね。
それの助けとなるならば、私は立ち上がりましょう!
ふむふむ、つまりは長時間の足止めになればいいのですね?
でしたのなら、大将がいる方向とは逆に行くように【青龍水計】です!流され溺れてください!
反撃が来ようと、加護や強化はなく…単純に押し流すやつなので!うるさいだけです!
そこで叫んだり、水に流されたりして、迷っててください。
それだけでも、私たちに有利になりますからね!
アシュレイ・ランドル
連携・アドリブ歓迎。
技能や効果、翼による飛行なんかは最大限利用させてもらうね。
使用する剣はお任せだよ。
ヤマタノオロチ討伐に向けた、雑魚処理だね。
敵の群れか……ちょっとわくわくしちゃうね。
大丈夫、仕事はしっかりやらせてもらうよ。
さぁ、一暴れしようか!
翼による飛行【飛翔】【エアライド】<ダッシュ>なんかを利用して、戦場を縦横無尽駆け回り飛び回り、敵に<斬撃>をお見舞いしていくよ。
敵の攻撃は上空に飛んで避けるか、剣で受ける。
もしくは、敵の勢いをこちらの攻撃に利用してしまおうか。
矢木・真輝
※アドリブ歓迎
※技能・効果積極使用
※オーラモード
白露(g05193)と共闘だ。
さーて雑魚戦か。
張り切って準備運動と行こうじゃねぇの。
さっさと終わらせて決戦部隊に合流すんぜ。
「何だこの声……うるっせぇ……な!!」
白露の攻撃を受けて地獄の叫びを発する敵を、最優先で狙って尾で叩き落とす。
万が一俺が動けなくなったときは……まぁ白露が何とかすんだろ。
ふー……。静かになったな。んじゃ帰るか。
御森・白露
真輝殿(g04665)と連携。アドリブ歓迎
なんじゃ、意外と己の事を良く分かっておるではないか。
どの道貴様らに未来など無し。どうせ冥途に赴くのじゃ……派手に送ってやろうではないか!
ゆくぞ真輝殿。まずは我が吹き飛ばす!
【オーラ操作】で刀身に【呪詛】を収束。
【風使い】【氷雪使い】で規模を拡大させた【二ノ刻】で敵の叫びごと纏めて蹴散らしてくれよう。
真輝殿には常に気を配り、動けなくなっていれば敵に【殺気】を飛ばすなり【捨て身の一撃】で割って入るなり、【臨機応変】に対処するぞ。
前哨戦なぞ軽く済ませねばな。なにせ本命がまだ残っておるからのう?
●
「うわ、マジか……」
「だから言ったじゃねぇか、此処にいたらヤバイって!」
「仕方ねぇだろうが! 皆の話が纏まらなかったんだから……!」
『鬼馬軍団』呪術兵達は何処に行くべきか、話し合っている途中で、猟兵達に遭遇し、仲間割れをし始めた。
「まぁ、落ち着いて。綾音ちゃんに会えた君達はラッキーだよ。綾音ちゃん、肉弾戦は相当弱いからね?」
そんな中、一ノ瀬・綾音(星影の描き手・g00868)が呪術兵達に駆け寄り、物凄くイイ笑顔を浮かべた。
「ま、間違いねえ……」
「これは……罠だ! 絶対に、罠だ!」
「ひ、卑怯な奴め! 危うく、肉弾戦を仕掛けて、爆散するところだったぜ!」
呪術兵達がドン引きした様子で、ジリジリと後ろに下がった。
「鬼馬軍団、ヤマタノオロチ軍にも援軍出してたんだね~。確か、京に出てる青行燈にも兵を貸してなかった?」
無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)が、呪術兵達をマジマジと見つめた。
「……当然だ!」
「それだけ俺達は頼りにされているって訳さ」
「だ、だから、帰ってくれねーかな。ほら、お互い怪我をしたくないだろ?」
呪術兵達が苦笑いを浮かべながら、ディアボロス達を追い返そうとした。
「……そいつは無理だ。長岡京には関わりが深くてねえ。滅ぼされるのは許容できない。なので、アンタらはここでお仕舞いだ。ここにアタシ達が来た以上、大将の元へは行かせないよ!!」
九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)が、呪術兵達の逃げ道を塞いだ。
「ほら、見ろ! やっぱり死亡フラグじゃねえか!」
「ま、まだ希望が潰えた訳ではない。コイツ等、見かけだけは、実は弱いという可能性が……」
「いや、ないだろ、それ。俺達と比べて、オーラが違うし……。既に、退路を塞がれ、フルボッコの陣を敷かれているし……」
「ううっ、まだやりたい事が、沢山あるのに……。なんで、こんな事に……! 畜生っ! 俺は運命を呪うぞ! 馬鹿野郎っ!」
呪術兵達が動揺した様子で、ギャーギャーと騒ぎ始めた。
「──ハ、妖ごときが戦いたくない、死にたくないとは。笑えねェな」
狭間・ならく(【嘘】・g03437)が、呪術兵達が冷たい視線を送った。
「うぐぐ……、やるしかねぇのか!」
「で、でも勝てるのか? ここは逃げるべきだろ!」
「どうすれば……どうすればイイんだ……うぐぐぐぐ……」
呪術兵達が頭を抱えて、激しく目を泳がせた。
本音を言えば、逃げ出したい。
だが、現実的に考えて、逃げられる訳がなかった。
「どちらだろうと構わない。お前達クロノヴェーダにとっての呪いの言葉、即ち死亡フラグである『ディアボロス』が来たんだから……」
真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)が、呪術兵達に対して言い放った。
「た、確かに……」
「お前達が存在している以上、俺達に明日はない」
「ならば、やるしかないって事だ。例え負けると分かっていても、何もせず命を落とすよりマシだからな」
呪術兵達が覚悟を決めた様子で、自分自身に気合を入れた。
「……!」
その気持ちに応えるようにして、鬼馬達が興奮気味に地面を蹴った。
「さて、始めるか」
その間に、弐伊原・祈織(黒白二元剣術流祖・『二意天双流』・g01487)が光学迷彩を観に纏い、隠れ潜んだ状態のまま、黒白妖刀『白先』で呪術兵達に奇襲を仕掛けた。
「い、何時の間に!」
「ぼ、防御態勢を取れ!」
呪術兵達が警戒した様子で、ササッと守りを固めた。
「続いて、決戦の前の露払いの役目、存分に果たさせてもらおう」
ユエト・ミナヅキ(weißer Hase・g05751)がカートリッジ[雷光]を六六式強襲魔導刀[雪牙花]に装填し、雷の如き速さで戦場を駆け抜けた。
「お、追えぇぇ!」
「……って、何処! 何処にいるの!?」
「いいから、やれ! とにかく、敵だ! 敵を倒せ!」
その速さについて行く事が出来ず、呪術兵達がパニックに陥った様子で、手当たり次第に攻撃を仕掛けた。
「……」
それに合わせて、ユエトが【一足兎び(イッソクトビ)】で精神を集中させ、神速反応を活かして、紙一重で回避すると、すれ違いざまに一刀を振り下ろした。
「は、速ぇ!」
呪術兵が信じられない様子で、ヒィッと悲鳴を上げた。
その動揺が伝わったのか、鬼馬もジタバタと暴れ始めた。
「初陣だー!」
それと同時に、ロキシア・グロスビーク(啄む嘴・g07258)がノリノリな様子で、呪術兵達に攻撃を仕掛けていった。
「この状況で突っ込んでくるとは、愚かな奴め!」
「よしっ! まずはコイツを狙え! 袋叩きだァ!」
「殺せ! 殺せ! ブチ殺せ! 逃げ道を塞げば、こっちのモンだ!」
呪術兵達がロキシアのまわりを囲み、一斉に攻撃を仕掛けてきた。
「……!」
即座に、ロキシアが飛翔し、ギリギリのところで、呪術兵達の一斉攻撃を回避した。
(今回は、騎兵が相手か……正攻法では骨が折れそうだね)
そんな中、ブレロー・ヴェール(le vengeur du sang・g05009)がコウモリに変身し、呪術兵達のまわりを飛び回った。
「な、なんだ、このコウモリは!」
「ええい、邪魔だ! 退け、退けぇ!」
「コイツ! 普通のコウモリと違うぞ!」
呪術兵達がイラついた様子で、コウモリに化けたブレローを叩き落そうとした。
「吠えろ、蟷螂乙女」
すぐさま、ブレローが変身を解除して元に戻り、【竜吹砲(トロンブロン)】を発動させ、人形「蟷螂乙女」の顎部を展開し、呪術兵達に散弾を発射して奇襲した。
「う、嘘だろ……」
その攻撃をモロに喰らった呪術兵達が、ブクブクと血の泡を吐いた。
「せめて、まともな来世がある事でも祈るんだな」
ならくが灼刀を引き抜き、呪術兵達に迫っていった。
「やっぱり、やるしかねぇ!」
「お、俺達の意地を見せてやる!」
「うおおおおおおおおおおおおおお!」
次の瞬間、呪術兵達が殺気立った様子で、地獄の叫びを上げた。
「さすがに、これはうるさいね。少し静かにしてもらおうか」
ロキシアが【リングスラッシャー:Loxia(リングスラッシャー・ロキシア)
】で生成した天使の翼を羽ばたかせながら、回転する無数の光の輪を放ち、呪術兵達の身体を切り裂いた。
「やっぱ、駄目じゃねーか!」
「誰だよ、コイツ等が弱いって言った奴!」
呪術兵達が涙目になって、再びケンカをし始めた。
「君達は相当ラッキーだ。ディアボロスの中でも相当肉弾戦は弱い綾音ちゃんに会えたからね。でも、君達は相当アンラッキーだ。実は綾音ちゃん、魔法や搦め手は大得意だから。このまま君達は、誰にも会えずに絶望したまま沈んでいくんだ」
そんな中、綾音が【土魔法:暴食なる大地(クイックサンド・グラトニー)】で、呪術兵達を馬ごと流砂に沈ませた。
「「「やっぱり、罠じゃねぇかァァァァァァァ!」」」
呪術兵達がツッコミ混じりに悲鳴を上げ、ブクブクと流砂の中に沈んでいった。
「そもそも、騎馬で湿地帯に屯するのがいけないんだよー?」
そこに追い打ちを掛けるようにして、ロキシアが空を飛びながら、小型拳銃を構え、近くにいた呪術兵を撃ち殺した。
その拍子に、呪術兵が落馬し、パニックに陥った鬼馬が、動揺した様子で逃げ出した。
「……臆して下がるか。ならば、こちらが詰めるだけだ」
すぐさま、ユエトが右掌を前方に出し狙いを定め、義手から風の魔弾を放って、疾風に乗って突撃すると、呪術兵めがけて刀を振り下ろした。
「く、来るなっ!」
「それ以上、近づいたら……」
「ど、とうしよう。何も浮かばない!」
その事に危機感を覚えた呪術兵達が、鬼馬に騎乗したまま、ジリジリと後ろに下がった。
「近付かなければ斬られないと思ったかね。……残念だったな」
ならくが呆れた様子で【神蝕呪華(ノロイ)】を発動させ、呪いを込めた一撃を放って、呪術兵を仕留めた。
「ほらほら、さっさと逃げないと、いつまでも追い回して痛い目に合わせるよ」
それに合わせて、ブレローが飛翔しながら、再び散弾を発射して呪術兵達を追いかけ回した。
「も、もう逃げない!」
「どうせ逃げても、死ぬだけだ」
「だったら、やるだけやって! 全力で逃げる!」
呪術兵達が半ばヤケになりつつ、敵を痺れさせる呪いと、毒を染み込ませた短刀を投げつけた。
「……恐怖で狙いが定まっていないようだな」
即座に、祈織が分身の如く残像を繰り出し、呪術兵達を撹乱すると、黒白妖刀『白先』を振り下ろして、躊躇う事無く斬り捨てた。
「確かフラグって回収される為にあるんだよね? なら消し飛びな!!」
続いて、雅が飛翔して空に舞い上がり、全力の貫通撃を繰り出し、呪術兵の意識を奪って、鬼馬ごと両断して吹き飛ばした。
「ち、畜生! こんなはずじゃ……」
「だから言っただろ! コイツ等とやり合ったら死ぬって!」
「だったら、どうすりゃ良かったんだ! テメエだったら、何とか出来たのか!」
「とにかく、やるぞ! 俺達なら出来る! 俺達は戦士だ! 何も恐れる事はない……!」
呪術兵達が殺気立った様子で、ディアボロス達を睨みつけた。
「ディアボロスを畏れる心は買うが……こうなった以上、すべて斬る!」
その視線に気づいた冬弥が、【秘剣『淡雪』(アワユキ)】を発動させ、目の前にいた呪術兵を斬り捨てた。
その途端、呪術兵が淡雪のように、溶けて消え去った。
「我が恩讐と慟哭、それらは他の復讐者も抱いている。一蓮托生、援軍は阻止させてもらうぞ!」
それと同時に、祈織が【白先無明・不可視なる刃は未来に届く(シロサキムミョウ)】を発動させ、黒白妖刀『白先』を振るって鬼馬を斬りつけ、返す二の太刀で呪術兵の首を刎ね飛ばした。
その拍子に、呪術兵の返り血を浴びたものの、祈織は躊躇う事なく、次の獲物を求めて気配を消した。
「ち、畜生! だから嫌だったんだ」
「でも、仕方がないじゃん。これも運命なんだし……」
「おいおい、それこそ死亡フラグじゃねえか! 余計な事を言うなよっ!」
それを目の当たりにした呪術兵達が、オロオロとした様子でツッコミを入れた。
「どんどん行くよ!」
続いて、理央が無双馬『クロフサ』に騎乗し、【天上からの一撃(サテライト・バスター・ランチャー)】で、長大なエネルギー砲を生成すると、なぜか出ている月を背に高出力砲撃を発射した。
「な、なぜ月が!」
「今は昼間だぞ!?」
「き、奇跡が起こっているというのか」
「「「ぎゃああああああああああああああああ」」」
その攻撃をモロに喰らった呪術兵達が断末魔を響かせ、塵ひとつ残さず消滅した。
「兎に角、撃つべし! 撃つべし! 撃つべし! 撃つべしー!」
そこに追い打ちを掛けるようにして、理央が敵陣のど真ん中に撃ち込み、呪術兵達を恐怖のどん底に突き落とした。
●
「なんじゃ、意外と己の事を良く分かっておるではないか。どの道、貴様らに未来など無し。どうせ冥途に赴くのじゃ……派手に送ってやろうではないか!」
一方、御森・白露(放浪する転寝狐・g05193)は、矢木・真輝(風を奏でる放浪者・g04665)と一緒に、『鬼馬軍団』呪術兵達の足止めをしていた。
「ほら、だから言ったじゃん! 絶対にヤバイって!」
「いや、でも、こうなった以上、やるしかないだろっ!」
「やるって言われても……ねぇ。間違いなく、返り討ちに遭うだろ、この状況……」
呪術兵達が最悪の未来を想像し、気まずい様子で汗を流した。
本音を言えば、このまま逃げ出したいところだが、既に退路は塞がれ、絶体絶命の大ピンチ!
「……大丈夫、そんなに苦しむ事はないと思うから……。でも、無駄な抵抗をすると、狙いが外れて、痛い思いをするかも知れないから注意してね」
そんな空気を察したアシュレイ・ランドル(十星連・拾彩『豪佳剣嵐』・g06991)が、風剣・ウェンティを握り締め、呪術兵達に警告をした。
「……って、ガチでヤル気じゃん!」
「爽やか系なのに、言っている事がヤバイよ!」
「た、確かに……逃がしてくれるような感じでもねーな、コレ」
呪術兵達がアシュレイの顔をマジマジと見つめ、ゴクンと唾を飲み込んだ。
上手く騙す事が出来れば、逃がしてくれそうな気もするが、一歩間違うと死ぬよりも恐ろしい目に遭いそうな感じであった。
「……たくっ! さっさと終わらせて決戦部隊に合流すんぞ」
そんな中、真輝が白露に声を掛け、指の関節を鳴らしながら、呪術兵達に迫っていった。
「うわ、ヤバイよ、これ」
「絶対にヤル気じゃん! 話し合いの余地なしじゃん!」
「ば、馬鹿っ! こんなの見かけだけ……たよね? 嘘でも、そう言ってよ!」
呪術兵達が不安そうな表情を浮かべ、涙目になって悲鳴を上げた。
だが、真輝はイイ笑顔を浮かべており、呪術兵達をフルボッコにする気満々であった。
「とりあえず、大将がいる方向とは逆に行ってもらいましょうか。……と言う訳で、流され溺れてください!」
すぐさま、天津・凪(妖狐の神算軍師・g00326)が、【青龍水計】を発動させ、膨大な流水で呪術兵達を押し流した。
「……って、瞬殺かよ!」
「マ、マズイぞ、この状況! 仲間を呼ぶ余裕もない!」
「つーか、やるしかねぇだろ! 逃げる事も出来ねーんだから!」
それを目の当たりにした呪術兵達が、騎乗している『鬼馬』を走らせ、ディアボロス達に体当たりを仕掛けてきた。
「それじゃ、始めようか!」
アシュレイが飛翔とエアライドとダッシュを駆使して、戦場を縦横無尽に飛び回り、呪術兵達に斬撃を食らわせた。
「コイツ、ガチで強ぇぞ!」
「だったら、こっちは数で対抗だ!」
呪術兵達が動揺した気持ちを誤魔化すようにして、鬼馬を走らせてアシュレイに迫っていった。
「はぁっ!」
それを迎え撃つようにして、アシュレイが【怒涛乱舞(ドトウランブ)】で手元に複数の剣を召喚し、華麗に舞うようにしながら、取っ替え引っ替え剣を変え、呪術兵達を斬り捨てた。
「ゆくぞ、真輝殿。まずは我が吹き飛ばす!」
その流れに乗るようにして、白露がオーラ操作で荒魂・忌椿(妖刀)の刀身に呪詛を収束させた上で、風使いと氷雪使いで規模を拡大させた【月玲燐殿・二ノ刻 繊月・五百重波(ゲツレイリンデン・ニノコク・センゲツ・イオエナミ)】を発動させ、冷気纏う斬撃を幾重にも飛ばし、呪術兵達の身体を斬り刻んだ。
「ぎゃああああああああああああああ!」
それと同時に、呪術兵達が恐怖と絶望の中、心身共に揺さぶる叫びを発した。
「何だ、この声は……うるっせぇ……な!!」
真輝が苛立ちを隠せない様子で、【妖獣の禍魔衣(ケモノノカマエ)】を発動させ、内なる獣のオーラを尾に集中させ、呪術兵を地面に叩きつけた。
「ぐぎゃっ!」
その一撃を喰らった呪術兵が間の抜けた声を上げ、地面に頭から突っ込んで動かなくなった。
「前哨戦なぞ軽く済ませねばな。なにせ本命が、まだ残っておるからのう? そう言う訳で、我等も忙しいのでな。無駄な抵抗は止めるのじゃ」
続いて、白露が荒魂・忌椿についた血を払い、呪術兵達に殺気を飛ばしながら、捨て身の一撃を繰り出した。
「これで、さよならです。もう会う事もないでしょう」
それに合わせて、凪が再び【青龍水計】を発動させ、流水で鬼馬ごと呪術兵達を押し流した。
「ふー……、だいぶ静かになったな。んじゃ、そろそろ帰るか」
そう言って真輝が仲間達と共に、戦線を離脱するのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV2が発生!
【腐食】LV1が発生!
【飛翔】LV3が発生!
【コウモリ変身】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV3が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!