リプレイ
十野・樞
【凪】
野本嬢
ナラク
文月と
パイを投げるとかマスタードとか着ぐるみを着ようとか、何やら物騒な話が聞こえるのは気のせいか
この面々、実はかなりアグレッシブだな…知ってた!
まずは欲望に負け自身用にラム酒入・ブランデー入生チョコを
良い酒置いてるな…いかん、自重自重
レシピより多めに酒投入はお約束
悪ぃ、野本嬢、俺にも生クリーム分けてくれ
後はアルコールなしでチョコムースでも作るか
野本嬢はムースな、果物でも飾るか
ナラク、その手の黄色い調味料は一体…
文月、着ぐるみとは?味見用のあれで酔ったか?
ぶつける用パイは苦めチョコで製作
俺にぶつける予定分は酒入チョコパイで頼むぜ
言い出しっぺの南河嬢も、覚悟はできてるよな?
文月・雪人
【凪】
※アドリブ無茶振り大歓迎!
近所の高校生の話によるとね
『りあじゅうばくはつしろ』と唱えながら
パイを投げ合い邪気を払うとか何とか
大丈夫だよ裕樹
着替えの着ぐるみもちゃんと全員分用意して…え?要らない??
(隙あらば着ぐるみを薦めていく構え!
俺もクダ吉と作ってみよう
ビターチョコのカップにホイップクリーム入れて
外はツヤツヤ中はふわっと滑らかに
仕方ない、樞兄さん用には洋酒も入れておくか
皆のも気になる所
チョコにはちょこっと目が無いよ♪
早速一つ頂いて…辛!?(涙目
ナラクの奴め、こうなりゃパイ投げでリベンジを
緋奈子もどう?
猫型クリームのパイを手に
いざ、勝負!
めっちゃ楽しくて♪
裕樹のクリーニングのありがたさよ
野本・裕樹
【凪】
雪人さん
樞さん
ならくさん
チョコを贈るだけでなくぶつける行事なんですね…!
チョコを湯煎で溶かし、生クリームと混ぜ氷水で冷やす。
クリームはブランデー入りとブランデー無しを準備。
冷やして泡立て、角が立つくらいになったら紙皿に。ぶつける用完成。
焼いたパイ生地の間にチョコクリームを挟み贈る用も完成。
時は来ました…
いざチョコ塗れになって楽しみましょう。
ならくさん、ぶつける方はろしあんしてないですね?良かった。
雪人さん、後で綺麗にしますから着替えの心配は大丈夫ですよ。
樞さんには特製のブランデー入りをお見舞いです!
緋奈子さんもどうです?皆でやると楽しいですよ!
後で人も場所も【クリーニング】しますからね。
狭間・ならく
【凪】
ばれんたいんなー(わかってない)マ、何にしろ祭りはいいモンさ。楽しく浮かれて、ついでに排斥力を下げられるってンだろ。
(モコモコに端末を任せた)
なるほど(端末見てレシピ通りのトリュフ作り)。ユーキ、生クリームちと分けてくれ。
ンじゃこっちのヤツにはカナメの好きそうな酒も入れて、これは少なめにして…コレにマスタード入れよ。あ、でもユーキの分には絶対混ざらねーようにしないとな。
ろしあんだが?(人数^2個)
つまみ食いすンなよユキヒト!
そンでこれを投げる、と(ユーキのを手本に。チョコは渡すがそれはそれ)(パイは投げるものってヒナコも言ってた(言ってない)
隗より始めよって言葉もあるしな。
覚悟しろよ。
●
「ばれんたいんなー」
平安京から来たと主張する異邦人は首を傾げた。
エトランゼかもしれないがエイリアンではないので、現代社会を全てエミュレートしているわけでもないのだ。
彼女はモーラットのモコモコ野郎がピコピコを弄るのを他人事のように眺めている。
「近所の高校生の話によるとね、『りあじゅうばくはつしろ』と唱えながらパイを投げ合い邪気を払うとか何とか」
これは、れっきとした平安出身者である文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)の言葉だそうな。
どうみても現代社会に毒されているが気にしてはいけない。既に手遅れだ。
「チョコを贈るだけでなくぶつける行事なんですね……!」
同じく平安出身の野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)は真っ白だった。
純真過ぎて、将来飲み会で目を離したら大変そうである。
「あ、でもせっかくの衣装が汚れてしまいそうですね。何か術式を……」
「大丈夫だよ裕樹。着替えの着ぐるみもちゃんと全員分用意して……え? 要らない??」
とはいえ流石に純真な裕樹と言えど、雪人の話に流されるばかりではないようだ。
もしかしたら猫耳や犬耳の着ぐるみに対して、自前の耳と尻尾があるから断ったのかもしれないけれど。
「マ、何にしろ祭りはいいモンさ。楽しく浮かれて、ついでに排斥力を下げられるってンだろ」
狭間・ならく(【嘘】・g03437)は思索の内から帰って来た。
お祭りは祀りであり、律令で定められたモノから泰山府君祭まで色々考えてみたが、どうやったら排斥力を突破できるのか判らなかったのだ。
モコモコ野郎が検索結果を出したので仕方なく現実に戻って来たとも言う。
「なるほど。ユーキ、生クリームちと分けてくれ」
「構いませんよ。たくさん作ってますしね」
ナラクはざっくばらんな態度に対して丁寧に頼んだ。
というか裕樹の顔に飛び散ったクリームを掬ったら百合の花が咲いてしまうし量が足りない。かといって混ぜているボウルの中に指を突っ込むのは躊躇われるよね。
「ンじゃこっちのヤツにはカナメの好きそうな酒も入れて、これは少なめにして……コレにマスタード入れよ。あ、でもユーキの分には絶対混ざらねーようにしないとな」
ナラクは端末を見ながらレシピ通りのトリュフ作りを始めた。
よく謎料理が出来上がり『私が作ると奇妙な物が出来る!』と主張する人が居るのだが、そういう人はたいていの場合、土壇場で『隠し味がある方が良いかも』とアレンジするからである。
バイトで人様に食べさせる飯を作ってるナラクはその事を良く知っていた。
それはそれとして、サラリとぶち込まれた会話に戦慄する常識人も存在する。
(「パイを投げるとかマスタードとか着ぐるみを着ようとか、何やら物騒な話が聞こえるのは気のせいか」)
十野・樞(division by zero・g03155)は表情は変えず額に皺を寄せた。
聞かなかった事にしたいのだが、目の前に飛び交う危険な単語を見過ごせない。
「この面々、実はかなりアグレッシブだな……」
「「「何をいまさら」」」
知ってた!
樞の顔は追加で眉がつり上がりそうになるが、汲み取った水に映る自分の顔を見て心を落ち着ける必要を覚えた。
心身疲労を覚えて百薬の長を呑もうと、懐に手を突っ込んだ姿は更にいけない。
ヤの付く自営業な人が、チャカに指を掛けた様にしか見えなかった。
「良い酒置いてるな……いかん、自重自重……」
「あ、そのお酒は面白い香りがしたので売ってもらったんですよ。私は飲めませんが、火打石を思い起こすだろうって」
樞は懐から手を出し、南河・緋奈子(人間の陰陽師・g03255)が用意した何種類かの酒を確認した。
そしていつもの香りがすることで、内容を把握する。
「そうだな。ロマンは重要だ」
「……?」
樞は知っている、比喩表現ではなく本当に火打石の匂いがするだけなのだ。
しかし緋奈子は酒に対する詩的表現として『火打石の如き』という例えを思い浮かべたに違いあるまい。
チョコにはラム種やブランデーを使うからとそのワインは元の棚に戻し、彼女のロマンを壊さないで置く。
現実逃避する意味もあり、レシピより多めに酒投入するのはもはやお約束であった。
「悪ぃ、野本嬢、俺にも生クリーム分けてくれ。ノーマルな方も作っておかないとだが、少しバランスを崩し過ぎた」
「どうぞどうぞ~」
樞は大人向け(主に自分用)に酒を大量に放り込んだが、それはそれとして未成年組の為にまともな物も用意することにした。
チョコムースを作ることで、普通に食べても良し、皆に混ざって投げつけても良しという優れモノである。
「野本嬢のムースは、生の果物でも飾るか。南河嬢の方は干した果実にしよう。……ところでな、ナラク、その手の黄色い調味料は一体……」
「見りゃ判んだろ?」
投げつけられるのはもはや既定路線と諦めもしよう。
しかし、意味は判るが説明して欲しいと思う樞であった。
黄色い危険表示が劣化ウランのデザートではない事に安堵する中で、チョコ製作は着々と進んでいく。
「こんなもんかな? 樞兄さん用には洋酒も入れておくとして……皆のも気になる所」
雪人はビターチョコでカップを作り、中に色々と放り込んだ。
外見はツヤツヤにして、フワっと滑らかに。管狐のクダ吉も味見をして一役買っている。
形状以外は余計な細工はしていないし、他人の為に生クリームを提供して居ない分だけ手早く出来た感じである。
「チョコにはちょこっと目が無いよ♪」
「つまみ食いすンなよユキヒト! つーかもう酔っぱらってんのかよ」
雪人は早速に着ぐるみを着込み、抜き足差し足忍び足で急接近していた。
ナラク気が気が付いた時には、せっかく小分けしていたヤツを食べている。
「……辛!?」
「アホウが。早速やりやがった。せっかくの力作が台無しじゃねえか」
それはナラクが用意したマスタード入りのチョコである。
「贈る用にマスタードということは、ならくさん。ぶつける方は、ろしあんしてないですね? 良かった」
「ろしあんだが? つか愉しむなら両方用意するに決まってんだろ」
裕樹のお手てにチョコンと乗せられたトリフチョコレートが数個ほどラップ済み。
それが複数あるのだが、ナラクが用意した物は小さくまとめたことで結構あった。
と言う事は一人当たり一つか二つはマスタード入りがあるに違いない。
「おにょれナラクの奴め、こうなりゃパイ投げでリベンジを。……もう投げても良いよね樞兄さん?」
「文月、着ぐるみとは? 味見用のあれで酔ったか? 俺のじゃなくて自分が作った方だよな?」
雪人はやはり酒よりも気分に酔うらしい、樞が完成させた時には既に出来上がっていた。
「まあいいが、俺にぶつける予定分は酒入チョコパイで頼むぜ」
「雪人さんには後で綺麗にしますから着替えの心配は大丈夫ですよって伝えたんですけどね」
樞と裕樹は顔を見合わせると思わず苦笑し合った。
酔っ払いに付ける薬はないのだ。
彼が誰かに恋をして、酒以上に夢中にならなければ駄目だろう。
「安心してください。樞さんには特製のブランデー入りをお見舞いですよ♪ いずれにせよ時は来ました……」
裕樹はここで一同を代表し、いざチョコ塗れになって楽しみましょうと笑顔を振りまく。
ラッピングしたチョコパイも用意しているが、ソレはソレ。
「緋奈子さんもどうです? 皆でやると楽しいですよ!」
「そうだね。緋奈子もどう?」
裕樹が投げる用のパイを構えると、雪人も投げる用の猫型クリームパイを取り出した。
「言い出しっぺの南河嬢も、覚悟はできてるよな?」
「隗より始めよって言葉もあるしな。覚悟しろよ」
樞とナラクも参戦し、プレゼント用のチョコは先に渡し合い、お互いに安全地帯にしまってパイを両手に二刀流だ!
もちろん、それぞれに紙皿の上に盛ってあり、ぶつけても痛くないように出来ている。
「あら、あらあらあら……では私も参加せざるを得ませんね。あ、私の方はチョコプリンです」
「「「「あ、ドーモ」」」」
挨拶は大事。
緋奈子が用意したチョコプリンを受け取り、やはり安全地帯に避難させると戦いが始まった。
「いざ尋常に、勝負!」
そこから馬鹿騒ぎが始まった。
偶には良いじゃないかと愉快で痛快な宴が幕を開けた。
ルールは一つ、未成年にはお酒入りを投げるのは禁止。
「後で人も場所もクリーニングしますからね。遠慮はいりませんよ! 散・昇……疾っ!」
「にゃっふっ。めっちゃ楽し♪ クリニーングで祓い給え清め給え! ついでに神の年月は美榊ひとえだで三年だったか七年だったか!」
なんというクリーニングのありがたさよ。
コレが無ければレンタル必要は鰻登りであったかもしれない。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならば踊らねば損だとばかりにパイが飛び交う。
「……へんじょう、びょうどう……ごどうてんりん!」
「六歌仙? いや、これは十王陣か! させん! 今ここにありしは神の血なる般若湯! モロビトの悩み、背負いし罪、業たるダルマ、その全てを彼岸へと追放せよ!」
フルスイングで、二刀流で、あるいは上から急降下する金タライの様に。
時にはバケツサイズのチョコプリンが構えられ、その中からチョコ色に染まった何かが行進を始める。
カオス、まさにカオスの権化!?
後で入ろう、みんなで入ろう、オール入る温泉! いつしか日は楽しく暮れて夜の世界へとブラボーである。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【照明】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
天破星・巴
アドリブ歓迎
新宿島に流れ着いて約半年、全く見知らぬ地で生活し、住民を助け・助けられ、各ディビジョンに赴き事件を解決してきた。
いつも案内をしてくれる南河殿への感謝の気持ちをつたえたいので
彼女の用意した会場で作るわけにはいかなかった
プレゼントは和洋菓子のチョコレート饅頭
「南河殿いつも事前準備ありがとう、状況を丁寧にまとめてくれ必要物資を用意してくれているおかげで事件に行けるのじゃ」
盥に温泉水をパラドクスで出し足湯に浸かりながら香り袋を嗜むなど共通の趣味があるのでこの機会に語らいたいことろ
「何度も顔を合わせているのに直ぐに電車に乗ってしまうので。こうして落ち着いた状況で話すのは初めてじゃな」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【社員旅行】
絡み、アドリブ歓迎
旅団CCTSのメンバーとチョコファウンテンを楽しむ
チョコファウンテンか……見た事はあるのだが
初めて……だな
誰がこんな事を考えたのだろう……
……素晴らしい
皆のおすすめの具材は何だろう
レイさんは焼いたマシュマロ? 面白い食感だな……美味しい
俺は林檎がおすすめかな。交換するのもいいか
ああ、グミも合いそうだな
アンネリーゼさんも沢山食べよう
苺も美味しかったよ
様子に微笑みつつ
雪月さん、俺にも頂けるのか? ありがとう
風花さんも? 嬉しいな
ハート型がお揃いだ
イズルさんとマリコさんの掛け合いに笑んで
チョコの滝行か……オレンジとか、苦味のあるものならどうだろう
頂くものは美味しく食べる
御門・雪月
【社員旅行】連携やアドリブ歓迎します!
人見知りの少年。相棒の陽菜には年相応な態度をとる。
お姉ちゃん(g01985)とその相棒の琥珀さんとは仲が良い。
料理にあまり自信はないですが、スタンダードなハート形のチョコで、レシピ通りに作ったので、味は大丈夫だと思うけど。
チョコファウンテンに夢中な陽菜を気にしつつ、手作りのチョコレートを先輩方に配ります。
「あ、あの、いつもお世話になっているので、そのお礼です!」
「う、受け取ってください!」
最後に一番お世話になっているお姉ちゃんと琥珀さんに
「お姉ちゃん、琥珀さん。いつも、ありがとうございます」
「迷惑をかけてばかりだけど」
「これからも、よろしくお願いします!」
御門・風花
【社員旅行】で参加します。連携やアドリブ歓迎します。
常に無表情でクールに見えるが、マイペースで意外とノリが良い。
弟の雪月を溺愛している。
肩から降りた琥珀も興味深そうに見ている
「チョコファウンテンですか。面白そうですね」
食事が落ち着いたらチョコを皆さんに配ります。
気合が入り過ぎて変なチョコを作らないようにしっかりと琥珀が見張っていたので、美味しいハート型のチョコです。
「いつもお世話になっているお礼です」
「雪月も同じ事を考えていたのですね」
チョコを貰った琥珀が機嫌良さそうにしている中、雪月からチョコを受け取り
「ありがとう」
雪月に優しくチョコを手渡す。
「迷惑じゃない。あなたは私の大切な弟なのだから」
レイ・シャルダン
【社員旅行】
絡み、アドリブ等歓迎です。
旅団の皆さんと一緒にチョコファウンテンを堪能しますね。
すっごーい、これが雑誌等でよく見かけるアレですね。
湧き出るチョコの噴水
これを考えた人は本当に天才ですね…(うっとり)
早速頂い…
えっ雪月君チョコを作って来て…?
ボクは何も用意してない…(女の子なのに)
こ…こほん。
それじゃあ皆さんのチョコフォンデュを変わりに作っちゃおうかなー。
あ…必要無いですか。そうですか。
美味しく頂いちゃいましょう。
あ、ボクのおすすめは焼いたマシュマロです。
そうですね、甘いですよね。
でも一年に一回のイベントですし、受け入れて楽しんでください♪
…アンネリーゼさん…しっぽふりふり…可愛い
赤上・イズル
■【社員旅行】
■アドリブ絡み歓迎
本日は社員旅行です
皆さんでチョコファウンテンを体験しに来ました
が、実は俺は甘いものが苦手なのです
しかし甘いもの苦手をいつかは克服しなければと思っているのも事実です
となればこの度は修業にうってつけではありませんか
…この赤上イズル、受けて立ちます…!
と情熱を燃やすも後ろからモーラットのマリコさんの『そこ情熱を注ぐとこ?』という視線
これがチョコファウンテンですか…
まさにチョコの滝…滝行ですね!
皆に食べ方を教えて貰って恐る恐る口にしてみる
しばらく動きが止まり無言になるもマリコさんのツッコミで再起動するイズル
皆さんから頂きものをしたら感謝を述べそれも有りがたく頂きます
アンネリーゼ・ゾンマーフェルト
【社員旅行】
絡み・アドリブ大歓迎
今日は旅団CCTSの仲間たちと社員旅行よ
ここのところ激戦続きだったから、たまにはこういう日も良いわね
チョコファウンテン? 21世紀にはこんな食べ物もあるのね。
へぇ、フォンデュのように食べればいいと
では試してみましょうか……ん、美味しい
……はっ
あまりに美味しいものだから、思わず食事に熱中しすぎてしまったわ
御門さん達からチョコレートを渡されて我に返ったけど
それまで、狐の耳をだらりと垂らし、尻尾を盛んに振りながら食べる姿を見られていたのではないかしら
はぁ、流石に恥ずかしいわね……いつもは冷静沈着で通しているのだもの
軽く赤面しつつもチョコを受け取って、皆と談笑を続けるわ
安藤・優
【社員旅行】
※アドリブ絡み歓迎
チョコふぁうんてん?とかいうのを旅団のみんなで堪能するんだって、チョコの噴水ってなんだか楽しそうだよね。
このチョコを漬けて食べるんだっけ?なにがいいかなぁ…グミとか美味しいかもしれない。
あ、そういえばイズルの人(g04960)が甘い物苦手なのを克服するんだーとか言ってたな?
折角だしなんか用意しておくかな…はい、「ハバネロ」あげる。(…何で?とか言わない)これにチョコをつければ甘いのと辛いのが良い感じになんかアレするかもしれないよ。…僕はやらないけど。
頂いた物を食べながら、何でもない話をしよう
「…それにしてもいつも冷静な人が尻尾ブンブンしてるの見るのって楽しいよね」
十野・樞
【凪】
クリーニングの有り難みを心底思い知ったぜ
クリーニング前に、ぶつけられた洋酒入りチョコを全部食いきれなかったのが心残りだ
(式神に幾分か横取りされた気が…
落ち着いたところで改めて交換会だ
自分用の酒(大量)入り生チョコは脇に置いておく
成年勢が味見するなら分けるが、全部食い尽くしてくれるなよ?
フルーツ飾ったチョコムースはレシピ通りでまずまずのはず
南河嬢のプリンは滑らかで美味いな
野本嬢や文月、ナラクは俺用はアルコール強めにしてくれたんだな、ありがとうよ
野本嬢のパイはクリームとパイのバランスが良いし
文月のはさすがチョコ好きと言うべき絶品
ナラク…美味いトリュフになぜわざわざマスタードを…(当たり
野本・裕樹
【凪】
楽しかったですね、チョコパイ投げ!
クリーニングで掃除したら、皆でチョコを食べましょう。
緋奈子さんにもチョコパイを、いつもありがとうございます!
緋奈子さんのプリンも絶品でした。
ならくさんのろしあんトリュフ…!
ドキドキしますけど、マスタード入ってないチョコは美味しいです!
これでマスタードさえなければ…ドウシテ…
樞さんはチョコムース、あっフルーツが乗ってます!
トッピング一つでこんなに可愛くなるんですね。
それを作る樞さんを想像すると何だか微笑ましいです。
雪人さんは…このカップはチョコで出来ているんですか?
食べるのが勿体無い…でも食べないのはもっと…!
くっ、いただきます!
お腹も心も満たされますね。
狭間・ならく
【凪】
なんだよ、クリーニングする前のが男前だったゼ(嘘)(からからと)ユーキは無事だったか?
いやヒナコもお疲れさん
ひひひ、悪い予感がしたら食わないのが正解だ
・一箱5種類のトリュフチョコ
6分の1の確率でハズレが入ってる普通のやつ
強めの酒が多く入ってるやつ(カナメ用
猫の尾に見えるピックを刺してあるの(ユキヒト用
砂糖菓子の花が乗っているの(ヒナコ用
ユーキの分だけはホワイトチョコ。色以外同じだが酒抜き
しっかし皆器用なモンだなー。ナラクさんはレシピ通りで手一杯だっての
なんだかんだちゃんと美味いし
ん?
ただの運試しだ、ハズレ引かなきゃ問題ねェ
自分用の無個性なチョコ…はさておき
皆のチョコを口に運び
満足に笑う
文月・雪人
【凪】
クリーニングで着ぐるみもさっぱりしたら
待ってましたのチョコタイム!
緋奈子のプリン
ぷるんとひんやり滑らな食感が心地良くて
疲れた体に沁みるようだよ
裕樹のパイは
サクサク生地にふわふわクリームの優しい甘さがめちゃ美味しい♪
ナラクのは……猫の尻尾可愛い!
大雑把に見えて意外と細やか?
問題は運だけど、日頃の行いか……全部カラシだったらどうしよう(遠い目
今度こそ光明の逸品を食せると信じて
いざ、勝負!(判定お任せします
ロシアンの試練を乗り越えたら
お楽しみの樞兄さんチョコ!
ふわっと広がるこの香り♪
お酒の味は保証付きだね
酔ってるって?キノセイキノセイ♪
新宿島での素敵な出会いに感謝して
今後ともどうぞ宜しくだよ!
●巴の感謝祭
「さて、当日じゃがちゃんと間に合ったの」
チョコ素材から主催者が用意した物か参加者が用意した物を使い会場で造る二パターン、そして会場入り前の段階で全て作って来るパターンがある。
天破星・巴(反逆鬼・g01709)が選んだのは最後のパターンであり、そうした理由があった。
「新宿島に流れ着いて約半年。思えば全く見知らぬ地で生活し、住民を助け・助けられ、各○○○○○○に赴き事件を解決してきたものよ」
巴はこれまでの生活と任務を思い出し、しみじみと振り返った。
住民たちとは持ちつ・持たれつであり、これからも貢献することで互いの為となろう。
とはいえそれでは導き手への思いは返しておらぬと思ったのだ。
「いつも案内をしてくれる南河殿への感謝の気持ちを伝えたいゆえな、こうして自分でこさえる事にした」
そして思ったからには妥協をするのは趣味ではない。
それゆえに会場入り前に製作して持ち込んだという訳である。
「南河殿いつも事前準備ありがとう、状況を丁寧にまとめてくれ必要物資を用意してくれているおかげで事件に行けるのじゃ」
「いえいえ、こちらこそ助かって居ます。予見した者は道を繋ぐので精一杯ですからね」
巴は汚れを落として来た南河・緋奈子(人間の陰陽師・g03255)に挨拶すると、大き目の盥に適温となった温泉水を組み出して足湯に変えた。
先ほどバカ騒ぎがあり、温泉が急遽入用と言う事で造ったのだが、どのみち使うつもりなので慎ましい胸をドンと叩いて請け負ったのである。
なんにせよその上にテーブル、脇に椅子を置けば暖かく話せるという寸法だ。
「中身は『ちょこれーと饅頭』じゃ。和洋菓子というやつかの」
「チョコ餡ですね。最近はメロンパン風の生地とか、カリントウ生地の饅頭とかあるそうですよ。はい、こちらからはチョコプリンをどうぞ」
巴と緋奈子はお互いに懐の巾着を取り出すと、茶色いナニカが入った包みを机の上に並べた。
そして濃いめのお茶を用意して着席。
「ふむ。この香りは茉莉花かの」
「ジャスミンの一種ですね。どうしても現状ですと手に入り易い香りは限られますから」
なお香りの発生源はお茶ではなく、懐に忍ばせた香り袋の話である。
普段はそれほど気になる物ではないが、体面形式だと良く判る。
「わらわが今回用意したのは丹桂じゃの。当代風に言うと金木犀となるか。他の土地に行くと手に入る事もあるが……」
「新宿にもある木か、花由来の植え易い物に限られますからね。パラドクスを使うにせよ、種の入手が大変です」
そして手に入れるのが大変と言うのは、新宿島という土地面積が限られるからだ。
常に植えてあるのは限られた植物で、パラドクスを使って急成長させるとしてもそれなりに時間が掛かるのが面倒だ。
「何度も顔を合わせているのに直ぐに電車に乗ってしまうので。こうして落ち着いた状況で話すのは初めてじゃな」
「そうですね。機会があれば、今度、香合わせでもするのも良いかもしれません」
「今時分の者が香合わせをするかのう」
「そういう時は、他の内容と組み合わせですか……」
そんな感じで巴と緋奈子は互いの作った茶菓子を食べながら、香り袋の話を皮切りに楽しく歓談したという事である。
●CCTSの社員旅行前編、チョコの滝行!
「入場よろしいでしょうか? 本日は社員旅行です」
赤上・イズル(コードネーム:ミラージュ・g04960)は少し緊張気味に会場入りした。
どことなくギコチないのは気のせいだろうか?
「社の皆さんでチョコファウンテンを体験しに来ました」
「どうぞ、ごゆっくり」
イズルは受付のお姉さんに声をかけると、七名分の機材と補給を頼むと事務的に切り出して言った。
何と言うか彼は甘い物が苦手なのである。
ついつい『一番良いのを頼む』と硬い反応を返してしまうのも仕方あるまい。
「予約してみたものの、チョコファウンテンか……見た事はあるのだが……」
しかしそんな彼の様子を見て見ぬフリをする優しさがCCTSにはあった。
事務的な口調に付き合って、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は率先して皆を誘ったのは自分だと、責任の所在を明らかにした。『甘い物が苦手なのに悪いね』というよりは、この期に楽しんで欲しいという風情である。
見本用であったり、他のチームが使っているチョコファウンテンを珍し気に眺め始めた。
「実際に使うのは初めて……だな。誰がこんな事を考えたのだろう
……。……素晴らしい」
「ですよね! すっごーい、これが雑誌等でよく見かけるアレですね」
エトヴァの方は率先して未知であることを晒し仲間を守る意味もあったが、レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は素直に未知の体験を愉しんでいた。
目をキラキラさせて投入するためのチョコレートにかじりつく、もちろん文字通り噛みつくという意味ではなく、『はいはーい! ボクが入れまーす!』という意味である。この初撃は誰にも譲れない!
「あ、準備なら僕が……」
「いーですいーです。ボクがやりたいから! これを考えた人は本当に天才ですね……う、早速頂い……」
おずおずと御門・雪月(魔機使い・g02551)が準備作業をやろうと申し出るのだが、レイは楽しそうに湯煎されたチョコレートを投入していく。
それはトロリと滑らかで、ただ溶かしただけではないことが伺えた。
ヒクヒクと花を動かせば僅かに牛乳の匂い。見れば傍らの冷蔵庫に牛乳が用意してあるので、これで液体的な部分を演出するのだろう。湯煎したチョコレートというよりは、チョコレートシロップというべきか。ウイーン、ズガガガという音がうるさいがそこは御愛嬌である。
「チョコファウンテンを見てるのですか。面白そうですね。ホラ、下からあがって来ましたよ」
「う、うん。面白いよね」
御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)の手がソっと肩に置かれて雪月は頷いた。
振り返らずともそれが誰なのかを間違えることはない。
声でも香水の香りでもなく、そうしてくれる存在がいることを雪月は誰よりも知っている。
チョコレートが湧き出るのを堪能しつつも……雪月は背中を見守ってくれる人を誰よりも暖かく感じていた。
やがて中央で回転する軸に従ってシロップと化したチョコレートシロップが登っては下に垂れていく。
最初こそ泉のようであったが、これだけの連続性を持つとまるで滝のようだ。
「チョコふぁうんてん? チョコの噴水ってなんだか楽しいよね」
「……21世紀にはこんな食べ物もあるのね」
安藤・優(名も無き誰かの代表者・g00472)が無邪気に見つめる中、アンネリーゼ・ゾンマーフェルト(シュタールプロフェート・g06305)は感慨深げにその様子を眺めた。
彼女が生まれた時代はチョコが貴重品であり、育つにつれて次第に普及していたという背景がある。
もっと昔は恋人たちの愛を育む興奮剤として珍重されたと言い、やがて栄養剤として薬局に置かれるようになる頃だ。
「ここのところ激戦続きだったから、たまにはこういう日も良いわね」
チョコがお菓子として一般的になったことくらいはアンネリーゼも知っているが、ここには山ほど存在するのだ。
これに驚き、感慨を抱かねばむしろ不思議なくらいと言えるだろう。
「……まさにチョコの滝……滝行ですね! いつかは克服しなければならないのも井実です。……この赤上イズル、受けて立ちます……!」
一方で、イズルはその様子に修業を思い起こさせ、苦手な甘味に対して熱意を籠らせていた。
となればこの度は修業にうってつけではありませんか、社員旅行で修行できるとは皆に申し訳ない!
あまりの熱意に、モーラットのマリコさんの『そこ情熱を注ぐとこ?』という視線に、途中まで気が付かなかったという。
「そろそろ食べよーよ。お腹空いて来た!」
優はここで空気を読まずに笑顔で意見を述べた。
本当に能天気に喋る事もあれば、あえて空気を読まない事もある。
どっちなのか? まあここでは意味があるまい。みんな楽しみにしているからだ。
それでは実食!
●CCTSの社員旅行後編、尻尾扇風機
「へぇ、フォンデュのように食べればいいと」
「そうです。このように食べるそうですね」
アンネリーゼは風花が両手に串を構えたのを眺めていた。
それは片方を自分で食べて、もう片方は管狐の琥珀に食べさせてあげるためである。
なお、無表情でクールな風花と話しているおかげで、アンネリーゼはペースを乱されている事に気が付かない。
「苺は春の季語でしたね。近代ではハウス栽培もありますし、私たちにはパラドクスもありますが。雪月、陽奈さん」
「あ、ありがとう。お姉ちゃん」
風花は実のところ、マイペースで意外とノリが良い。
既に二刀流がデフォルトである。琥珀に続いて雪月とオラトリオの陽菜に食べさせてあげていた。
「では試してみましょうか……ん、美味しい」
アンネリーゼは風花が通常の三倍のペースでモグモグ合戦をやっているとは気が付かず、それが普通だと思って参戦してしまった。
少し考えて欲しいのだが、食べ物と言う物はサイズが最適解であるかどうか、そして好みの食材かで大きく味わいが違うのだ。好きなお菓子を手に取って、チョコレート塗れにしたらどうなるかは想像に難くない。
「ふまいうまいふまい。他にどんな食べ方があるかな」
「見て見て、クッキーとクッキーでマシュマロ挟んでみたんですよ」
優とレイはCCTSでも年少さんとあってホッコリしていた。
フルーツは当然のこととして、塩気のあるクッキーやら上から下まで全てチャレンジしている。
それどころか、ホワイトチョコの塊をチョコ塗れにするという禁断の裏技まで試してみた。これを越えるとしたら、お菓子の家をミニチュアで作るしかあるまい!
「……それにしてもいつも冷静な人が尻尾ブンブンしてるの見るのって楽しいよね」
「え? おいひいよね……って、ああそうですね。……アンネリーゼさん……しっぽふりふり……可愛い」
「ふう。美味しい……これも面白いわ」
それはそれとして、年少さん達はここで傍らに目を向ける。
見れば誰かさんの、普段は凛々しいと言われる狐耳がだらりと垂れ下がり、尻尾を扇風機の様に盛んに振りながら食べていたのだ。その姿はまるで散歩に行く直前のワンコの様である!
そんな様子に誰かが声を掛けようとしたら、別の誰かが首を振る。
「……むう」
対照的に誰かさん二号は盛んに首を振り、さきほどから一歩も進んでいない。
「イズ……。皆のおすすめの具材は何だろう。俺は林檎がおすすめかな。交換するのもいいか」
ここでエトヴァは場を整える事にした。
自然に皆に話を向けて、緊張を解すと同時にチョコの交換会を始めたのだ。
お勧めの食べ方を教えても良いし、チョコをプレゼントしても良い。社員旅行であり交流会なのだから、どっちでも良いのだと言う。
「交換……。そうですね。いつもお世話になっているお礼です」
「あ、あの、いつもお世話になっているので、そのお礼です! う、受け取ってください!」
ここで真っ先に動いたのは、心の変動が小さい姉とそれに突き動かされた弟である。
姉の言葉が事務的に聞こえないように、また自身の未熟さを隠すかのように大きな声でご挨拶。
「えっ雪月君チョコを作って来て……? 市販じゃなく? ボクは何も用意してない……」
ガーン!?
とレイはショックを受けた。
自分自身で『女の子なのに用意を忘れた』とつぶやくと、まるでみんなから『女の子なのに』と言われたような気がしてズカーンである。告白されてズキューン! だったらどんなに幸せだっただろう。
「交換会……はっ!?」
「こ……こほん」
ここでレイが冷静に成れたのは、誰かさん一号が我が身を振り返って激しいショックを受けた為である。
人間、自分より衝動的な行動を行うと、不思議と冷静に成れる物だ。
「それじゃあ皆さんのチョコフォンデュを変わりに作っちゃおうかなー。あ……必要無いですか。そうですか。で、でも! プレゼントじゃなくて、オススメの食べ方でも良いのですよね!?」
レイは居直った。
既にチョコファウンテンで自分で食べているから、フォンデュを作る必要はないと言われたってめげない!
「あ、ボクのおすすめは焼いたマシュマロです。そうですね、甘いですよね。でもアメリカのバーベキューとかだと一般的なんですよ。キャンプとかマシュマロ祭りです」
誰かさん一号が再起動している間に、とことんまで突っ走ろうという算段である。
少女の動きに触発されて少年の方が連鎖してくれたことにホっと溜息を吐く。
「オススメ? なにがいいかなぁ……グミとか美味しいかもしれない」
「レイさんは焼いたマシュマロ? 面白い食感だな……美味しい。ああ、グミも合いそうだな」
優の言葉に頷きながら、エトヴァはレイの提案から順に試していった。
焼いたマシュマロはデンプン質が溶け出して別物であったし、チョコを付けるとさらに変わる。
グミを突き刺すのに苦労しながらも賞味して、次に首を向けたのは……。
「アンネリーゼさんも沢山食べよう。苺も美味しかったよ……ああ、もう食べたんだね」
(「うぐぐ……。あまりに美味しいものだから、思わず食事に熱中しすぎてしまったわ。はぁ、流石に恥ずかしいわね……いつもは冷静沈着で通しているのだもの」)
エトヴァの言葉にオウム返しに頷きながらアンネリーゼは必至で我を取り戻した。
頭を抱えたくなったが今はその時ではない!
扇風機の様に動き続けていた尻尾がグンニャリしたのを契機に、ギコチナイ笑顔で談笑を続けた。
「雪月さん、俺にも頂けるのか? ありがとう風花さんも? 嬉しいな。ハート型がお揃いだ」
そしてお次は姉弟に辿り着く。
とはいえ御仕舞ではないので、まだまだ交流会は続くのだけどね。
「雪月も同じ事を考えていたのですね。ありがとう」
「うん……偶然、だね」
姉弟は偶然にも同じ、シンプルなハート形であった。
同じ結論とはいえ過程は違う。
姉は気合が入り過ぎないように、お塔とは慣れないからこそ基本のレシピ通りに徹したからだ。
基本に忠実に、そしてリミッターを越えるためにハート型はあったのかもしれない。
「お姉ちゃん、琥珀さん。いつも、ありがとうございます。迷惑をかけてばかりだけど」
「迷惑じゃない。あなたは私の大切な弟なのだから」
そんな風なやり取りの後、二人は頷き合って言葉をつづけた。
「「これからも、よろしくお願いします」」
姉は静かに、弟は元気よく!
今年も姉弟は仲良くなったということです。
(「どうする……もう時間がない。いや、まだ時間はあるが……これ以上の沈黙に絶えられそうにない」)
イズルが七面相を浮かべる中で、『まだやってるの?』と見上げながらマリコさんはパクパク。
相棒の苦手意識など何のその、気にせずに美味しくエンジョイしていたそうです。
「チョコの滝行か……オレンジとか、苦味のあるものならどうだろう。そら、何年か間にハニーマスタードも流行ったことがあるし、異色の組み合わせから徐々に行ったらどうかな?」
「そう、ですね。そうかもしれない。そうだな、そうだな……」
エトヴァの言葉にイズルは希望を見出した。
だだ甘いのがいけないのであれば、まずは苦さや辛さをチョコで緩和するタイプの料理でいったらどうだろうか!?
と男性的に明後日の方向へ結論が飛び火したところで、退路が自然に絶たれた。
「あ、そういえば甘い物苦手なのを克服するんだーとか言ってたよね。はい、コレ。あげる。これにチョコをつければ甘いのと辛いのが良い感じになんかアレするかもしれないよ。……僕はやらないけど」
「ハバネロ……だと。判りました。此処から始めよう……」
優のプレゼントはあんまりだった、しかしイズルは受け入れた。
なんというかマリコさんの突っ込みもあったし、贈られたものを拒否るなんて思考は存在しない。見れば御門姉弟だって待ってるじゃないか。レイちゃんも『一年に一回のイベントですし、受け入れて楽しんでください♪』とにこやかな笑みを浮かべている。
「うおおお……む、思ったほどじゃない? ……いや、これはこれで悪くないようですね……ぐあああ!」
覚悟を完了した赤上の男に二言はない!
不退転の戦鬼と化したイズルは仲間を巻き込まぬ様に、コップにチョコを注ぎ込むとハバネロをベッタリ付けて一気に食した。そして悪魔の様な辛さに意識が飛びそうになり、そのままコップの中のチョコを飲み干すという暴挙に出ることで中和したのである。
「み、みんなのお勧めも頂きます。ただ感想は少し待って欲しいですね。舌と胃が少し焼けていますから」
(「……苦手だった甘さを受け入れたのね。ドキドキはしなかったけれど感動はしたわ」)
その様子にアンネリーゼはクールな笑みを浮かべたのである。
赤面が隠れて助かったともいう。
この後にどんなやり取りがあったか判らない。
いずれにせよ、CCTSのメンバーは日が暮れるまで楽しく過ごしたという事である。
●アフターフェスティバル=凪
「クリーニングの有り難みを心底思い知ったぜ」
凪に焦がれて一の佳い男は身を浮かべた。
まさかあのバカ騒ぎの後、温泉が用意されているとは!
温泉を湧かせたディアボロスに礼を言うと、『構わぬのじゃ、要り様であったからの』と返してくれた。
「ただ、そうだな。クリーニング前に、ぶつけられた洋酒入りチョコを全部食いきれなかったのが心残りだ」
そう言って皆が空けた瓶を見る。
分量的に食い切れていないのは確かであった。
おおかた式神に幾分か横取りされた気がしないでもない。後で桃か櫛の歯でもぶつけて岩で封印しておくことにしよう。
「なんだよ、クリーニングする前のが男前だったゼ。ユーキは無事だったか?」
「はい。楽しかったですね、チョコパイ投げ! それと温泉! 後で余った材料でお礼を差し入れたいと思います」
姐さんは机に肘をついてカラカラと笑い、妹分……と言う訳でもないが優しい笑顔でそれに返した。
「良し。落ち着いたところで改めて交換会だ。しかし温泉から出たばかりだってのに、また着ぐるみか」
「着ぐるみもクリニーングしてもらったからね。でもでも、待ってましたのチョコタイム! いよ、大統領! 新宿一の……」
「その表現は止せ。危険が危ないからな」
「あ、ハイ」
こちらは兄貴分と弟分という風情か、節度を知っている男に対してもう一人はやっぱりネジが飛んでいた。
猫の着ぐるみを着て、ゴロニャンと二十歳には見えない笑顔を浮かべる。
ともあれプレゼントを賞味するのだ、真面目に食べるとしようじゃないか!
「ひひひ、悪い予感がしたら食わないのが正解だ。最初の設計だと6分の1の確率でハズレが入ってる普通のやつだったんだがな」
最初に安全地帯からテーブルへ出されたのは、一箱5種類のトリュフチョコである。
それぞれに形状が違い、プレゼントする相手に対して微妙に形状が違う。
強めの酒が多く入ってる十野・樞(division by zero・g03155)用。
猫の尾に見えるピックを刺してあるの文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)用。
そして狭間・ならく(【嘘】・g03437)自身の物は無個性であった。
此処から少し変えて、砂糖菓子の花が乗っている主催者用。
野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)の文だけはホワイトチョコで、主催者様ともどもお酒は入って居ない。二人はプリティ……じゃなくて、未成年だからね。
「あれは人数に対して二個と読むんだったやつですね。すみません。私が勘違いしたまま手伝ってしまったばかりに」
「いやヒナコもお疲れさん。記号の見間違いってのは良くある話さ。人数毎に二個ならまあ、分量で割ったら言う程でもねえから構わんだろ。多分」
辛いマスタード入りチョコが増えた原因は主催者であった。
手伝って回った時に、人数に対して幾つという記号を読み間違えたらしい。
「何はともあれ、すみません……」
「ひとまずそういう事にしておきませんか? 緋奈子さんにもチョコパイを、いつもありがとうございます! 緋奈子さんのプリンも絶品でした」
うなだれる主催者に一人がこう切り出せば……。
「そうそう。緋奈子のプリン、ぷるんとひんやり滑らな食感が心地良くて、疲れて温泉に入った後の体に沁みるようだよ」
「うむ。南河嬢のプリンは滑らかで美味いな」
他の仲間もこうフォローを入れた。
「ならくさんの『ろしあん』トリュフ……! ドキドキしますけど、マスタード入ってないチョコは美味しいです! マスタードも最初は無ければ……と思ったんですけど意外と……ドウシテ?」
「にゃはは。それは分量の問題だね。二個に絞れば辛い量だけど、半分僕が食べた後で十分割されてるから」
甘辛い、甘じょっぱいというのは意外に美味しい物である。
誰かさんが冗談で仕込んだマスタードは、誰かさん二号がつまみ食いした後で一人当たり二個に分割されたために悪くない……むしろ隠し味になったのである。
「裕樹のパイはサクサク生地にふわふわクリームの優しい甘さがめちゃ美味しい♪ ナラクのは……猫の尻尾可愛い! 大雑把に見えて意外と細やかとか?」
「そうでもねーぞ。……皆器用なモンだなー。ナラクさんはレシピ通りで手一杯だっての。何だかんだちゃんと美味いし」
そんな感じで和やかにチョコレートを食べ続け、口直しにコーヒーやら紅茶やらを飲み干していく。
もちろん大人たちはお酒というのもアリだ。
「しかし、ただの運試しだ、ハズレ引かなきゃ問題ねェ。とか思ったのに全部マイルドになるとはよ。はてさて無個性になっちまったもんだ」
「フフ。酒は罪を洗い流すというがな。Nunc vino pellite curasというやつさ」
最初は苦笑していた女も満足に笑う。
男は笑って酒を傾け意味を少し変えて言葉を投げ、大量の酒入り生チョコをちびりちびり。
お相伴にあずかろうとするお仲間に、全部食い尽くしてくれるなよと笑った。
「ふわっと広がるこの香り♪ お酒の味は保証付きだね」
「マズイ酒を飲むのは拷問だからな。悪酔い保証付きってのは、それ以上悪い話の前触れでしか飲みたくはねえ」
「あとはだだ甘い睦事を脇で聞かされる時とかな」
酔ってるって? キノセイキノセイ♪
新宿島での素敵な出会いに感謝して今後ともどうぞ宜しくと酒臭さを三人の大人組は隠しもしなかった。
「えーあー! 樞さんはチョコムース、あっフルーツが乗ってます! トッピング一つでこんなに可愛くなるんですね」
「おう。野本嬢や文月、ナラクは俺用はアルコール強めにしてくれたんだな、ありがとうよ。野本嬢のパイはクリームとパイのバランスが良いし、文月のはさすがチョコ好きと言うべき絶品だ。ナラクのは……まあなんだ秦江王か変成王の慈悲のたまものだろう」
酒が飲めない若者は寂しくなって、いつもより多く切り出したつもりだった。
しかし飲み過ぎてなくても酔っ払いは酔っ払いである。普段は控えている言葉をマシンガンの用に繰り出して来た。そんな姿に、チョコを素敵に作った本人だなあと厳めしい姿とは裏腹の様子にホッコリする。
「雪人さんは……このカップはチョコで出来ているんですか? 食べるのが勿体無い……でも食べないのはもっと……!」
「にゃはは。結構保つと思うけど、一番おいしいのは今日食べる事かな」
「くっ、いただきます!」
こんな風に笑っていると、お腹も心も満たされますね。
良かったね、良かったね。
もひとつオマケに良かったね。
「そういえば私は未成年なのでお酒は飲めないのですが、こういう時に好きな言葉があるんですよ」
「ほう?」
「どんなどんな?」
「滑っても構わねから言ってみろよ」
「私も、気になります!」
みんな笑顔で笑いながら、主催者は他のチームも含めてこう告げたのである。
「今年もまた、当たり年でありますように」
こうしてバレンタインはバカ騒ぎと共に過ぎ去り、また新しい明日へと続いていくのである。
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