リプレイ
ア・ンデレ
ラズロル・ロンド(g01587)さんと共闘する。
ラズロルさんをディフェンスして戦う。
【水面歩行】の効果で水上でも問題なく戦える。
まずは鬼神変で腕を大きくし、技能「不意打ち」で先制の拳をぶち込む。
「ラズロルちゃん、やっちゃおう。
カバなんてアンデレちゃんたちにかかれば、らくしょうだよ。」
その後はラズロルさんとは逆に位置取り、カバを挟み込む。
口では楽勝とは言ったが、相手はジェネラル級。
しかも、どんな攻撃をしてくるかわからない。
技能「一撃離脱」を使って慎重に相手の反撃を見極めながら戦う。
「アンデレちゃん、きいたことあるよ。カバはバカって。」
ラズロル・ロンド
ア・ンデレちゃん(g01601)と参加
先に水面歩行にパラドクスは発動
戦況を見つつタウエレト・マーへの襲撃道筋が出来た所で向おう
その間、マーの動きを見て何をしているか情報収集
一撃離脱を主に機会を伺う
マーへ回り込むように忍び足で近づく
見付かったらそれで良し
アンデレちゃんは堂々と行くだろうから
僕は援護だ
アンデレちゃんに合わせて蹴りの連撃を見舞う
アンデレちゃんにディフェンスを
無事に帰る為にも危ないと思ったら腕を引いて手助けを
随分用意周到じゃないか
こんな歓迎を受けるなんて思ってなかったよ
この先に何があるのか押し通ってでも見たいね
挑発混じりに言葉を交わそう
アンデレちゃんの言葉には思わず噴きだす
正直だなー
リューロボロス・リンドラゴ
ア・ンデレ(g01601)が突撃する姿が見えたのでな。
幼子の守護竜として助けぬ訳がなかろうよ。
あやつが頼るラズロルとやらの水上歩行、我も借りるぞ。
なに、我も一撃離脱は得意なのでな。
歩を乱すことはせぬよ。
アンデレ達の先制攻撃が決まる・決まらぬに関わらず、極大弾で後衛として支援よ。
火となれば水で相手をしたくなるものだからの。
意識をこちらへ向けられようぞ。
無論、ドラゴンとして幼子の前でカバに負けてはおられぬ。
天候を操り、水害を成すようだが、ハッ、どちらも竜の得意分野よ!
天候予測や風使いの力、熱波による蒸気などを用いて、敵攻撃の予兆を掴むなり、威力や命中を減じるなりして、護る力の足しにしてくれようぞ!
●その者、偉大にして
ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は、水上に展開されたトループス級の様子を伺い、タウエレト・マーを襲撃するタイミングを図っていた。
しかし雪豹神群の動きは、水上での戦闘に卓越している。見に徹しているようでは、いつまでも埒が明かない。
ここで下手に足踏みをするよりは、敵の情報を集める意味も含め、一度タウエレト・マーを叩くべきだと彼は判断した。
「アンデレちゃん、マーの動きが見たいんだ。力を貸してくれるかな?」
「おっけー。ラズロルちゃん、やっちゃおう。カバなんてアンデレちゃんたちにかかれば、らくしょうだよ」
ア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)は、ラズロルの申し出を快諾し、ともにタウエレト・マーを一直線に目指す。
サーフボードのような道具はなくとも、ふたりにはパラドクス効果がある。ディアボロスたちの周囲だけ水面が凪ぎ、地面のようにしっかりと立って動くことが出来た。
「ディアボロスどもが女神様を狙うつもりだ! 逃すな!」
そのあとを、雪豹神群が追う。敵も油断ならない強者揃いだ!
強行突破に敵が虚を突かれた隙を縫う形で、ラズロルとアンデレはタウエレト・マーの戦闘圏内へと到達した。
当の女神は、ディアボロスたちが雪豹神群の包囲網を抜けたことに、少なからず驚いたようである。
「……なるほど、やはり警戒するに値する敵のようですね、ディアボロスは。ですがジェネラル級たるこの私を、そう簡単に抜けるとは思わないことです」
タウエレト・マーはあくまでもディアボロスの進路妨害に徹し、頑として動くつもりはないようだ。
忍び足で死角からの不意打ちを狙っていたラズロルだが、見晴らしのいい水上ではそうもいかない。
「ずいぶん用意周到じゃないか。こんな歓迎を受けるなんて思ってなかったよ」
ラズロルは、わざと軽口を叩いてみせた。
「この先に何があるのか、押し通ってでも見たいね」
「そうはさせません。お前たちの蛮行は、ここで終わるのです!」
「いくなといわれてしたがうほど、アンデレちゃんはおとなしくないぞ」
アンデレはファイティングポーズを取った。片腕が鬼の血によって、めきめきと異形・巨大化し、拳を握りしめる。
「それにアンデレちゃん、きいたことあるよ。カバはバカって」
「なっ……」
「ぷっ! 正直だなー」
思わず噴き出すラズロル。挑発を受けたタウエレト・マーは、ただでさえ赤らんだ顔をさらに怒りに赤くした!
「ナイルの藻屑と消えなさい、ディアボロス!!」
ジェネラル級の闘気がふたりを打つ。位置取りを模索するラズロルを援護するため、アンデレが仕掛けた!
その頃、ふたりの後を追う形で、リューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)が急行していた。
だが彼女は、戦端が開かれる瞬間には間に合わなかった……その理由は、もちろん雪豹神群の妨害である。
「そうやすやすと通すと思うな、ディアボロス!」
「ぬう、ラズロルとやらのおかげで、足場はなんとかなったが、これは……!」
リューロボロスは激しい攻防を繰り広げながら、ままならなさに苛立ちを募らせる。
敵はあくまでも足止めと援護に徹しているため、リューロボロスに効果的な攻撃のチャンスを作らせない。
そも、リューロボロスの目的は、タウエレト・マーとの戦いの応援だ。ここで立ち止まっているヒマはないというのに!
「だが、アンデレも張り切っておるのだ。竜として、組の仲間として、我が足止めされているわけにもいくまい!」
リューロボロスは敵陣突破のチャンスを伺いながら戦い続ける。
やがて遠く……つまりアンデレらが向かった方角から、巨大な岩がぶつかり合うような轟音が響いた……!
轟音の正体は、巨大な質量の激突である。つまり、異形・巨大化したアンデレの拳と、タウエレト・マーの巨体だ。
「アンデレちゃんのこぶしが、はじかれただと」
タウエレト・マーの反撃は、シンプルな体当たりだった。
しかしその体当たりは、カバの体格とパワーを活かした、いわば守護女神の突進。
満身の力を込めたアンデレの拳と打ち合い、さらに彼女に十分なダメージを与えるほどに強烈だ!
(「あれがパラドクスのひとつか……なら、こっちはどうかな!」)
激突の瞬間、すでにラズロルは背後から風の蹴り技を繰り出していた。
逆説連鎖戦において、攻撃と反撃は等価である。タウエレト・マーの巨体を切り裂く風刃に応報したのは……バチバチと火花を散らす、雷で出来た槍の投擲だった!
「挟み撃ちとは、味な真似をしますね。油断ならない相手です」
「チッ……!」
蹴りの連撃はタウエレト・マーに入った。だが、ダメージの程度としては互角、といったところか。
投擲された雷の槍、いわば守護女神の聖槍を浴びたラズロルは、くるくると後方回転して水面に降り立つ。
「アンデレちゃんは、まだやられてないぞ!」
体勢を取り直したアンデレが再び仕掛ける! ラズロルは状況判断し、さらなる追撃ではなくアンデレのディフェンスに回った。再び激突する両者に割り込み、体当たりを身を挺して受けたのだ!
「いってぇ! これは、アンデレちゃんよく踏ん張ったね……!」
「ラズロルちゃん、だいじょうぶ?」
「まだ、なんとかね。けど……ちょっとまずいかな」
ラズロルは、周囲を雪豹神群が取り囲みつつあるのを感じていた。奴らの援護は手強い障害だ。
だが、駆けつけたのは、雪豹神群だけではない。
「そちらが水ならば、我は竜の炎で浴びせてくれようぞ!!」
リューロボロスだ! 『赫焉の竜王極大弾(リンドラゴ・バースト)』の極炎が、タウエレト・マーを襲う!
「さらに新手ですか! 手強い相手ですが、この私の肉体はその程度では倒せませんよ!!」
炎を浴びながら、タウエレト・マーは弾丸めいた勢いで突進! リューロボロスは反撃を受け、水面を転がる。
三連撃を浴びたタウエレト・マーのダメージはなかなかのものだ。ジェネラル級としてのタフネスを鑑みても、有効打と言っていい。
「リューロボロスちゃんだ! そっちも、だいじょうぶ?」
「なに、心配はいらぬ。ドラゴンとして、幼子の前でカバには負けておられぬのでな」
「心強いなあ。けどここは、一度退いたほうがいいかもしれないね」
ラズロルの言葉に、リューロボロスとアンデレは頷く。雪豹神群の援護がある限り、これ以上効果的な攻撃を叩き込むことは不可能だろう。連携があらばこその、現状での最良の結果と見るべきだ。
「覚えておきなさい、ディアボロス。お前たちは、けしてこの先へ辿り着けないのです!」
タウエレト・マーは深追いすることなく、ディアボロスに警告を発した。
「水上の敵さえ蹴散らせれば、奴に反撃を許さぬほどの打撃を与えられるやもしれぬ。この収穫は大きいぞ」
「そうだね。突破した甲斐はあった、かな」
リューロボロスの言葉に、ラズロルは笑う。戦いは、まだ始まったばかりなのだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
フルルズン・イスルーン
手持ちだけだと割とどうしようもないね!
他の人の【浮遊】か【水面歩行】か【フライトドローン】の力を借りて行くぞー!
最悪液体ゴーレムくんで川に乗るのだ!
リキッド・ゴーレムくん!水面を支配せよ!
まずは濁流を観察。見極めて安定して前にいけるルートを採用しようね。
スケートできる程度なら何とかなるはずさ。
進めるように手伝いながら行こっか。
敵が来たら固めてる氷水面の足場ぐらつかせたり、ゴーレムくん水鉄砲で押し流してしまうのだ。
落ちてワニに喰われろ〜。流石に味方の区別はしてる?
しょうがない、氷雪使いで相手の周りを冷して復帰の邪魔してやるのだ。
後はこのゴーレムくんのコアをガッチリと。
命綱だねぇ。
●水上を征け
ラズロルらの吶喊により、タウエレト・マーの戦術は部分的にだが割れた。
そして同時にわかったのは、雪豹神群を蹴散らさない限り、やはり戦いを有利に運ぶのは不可能だということ。
幸い、彼らの戦いが生んだ残留効果により、水上の戦闘は大きく楽になったようだ。
「よし、残留効果を発動してくれたようだね。これなら万全を期して戦えるぞ!」
この展開を読んでいたフルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は、勇んで水上に降り立った。
「それにしても……ふむ、なるほど」
同時にフルルズンは空を見上げる。ホルス神の加護が生み出した嵐は、すぐ頭上で渦巻いていた。
「これは……高度を落としたぐらいじゃどうにもならないか。空と水上を同時に相手するようなことになったら大変だ」
場合によっては浮遊などの手段を考えていたフルルズンだが、こうして水上に立ち、あらためてそれは困難と理解した。
仮に水上を滑る道具があったとしても、少しでも空を飛ぼうとすれば、たちまち牙を剥くのは間違いない。
空へ向かったディアボロスたちの戦いも気になるところだが、フルルズンはまず、自分の戦いに集中した。
「新手のディアボロスか。ここは通さん!」
「おっと、さっそくのご登場だね。ようし、ここはキミに任せたぞ、リキッド・ゴーレムくん!」
フルルズンは襲来した敵をめがけ、液体で構成されたゴーレムを生み出すと、強烈な水鉄砲で押し流そうとした。
「落ちてワニに喰われろ~! いや、さすがに味方の区別はしてるかな? まあいっか!」
「くっ……!」
荒れ狂うナイルの激流もかくやの水の奔流を浴びた雪豹は、体勢を崩してしまった!
フルルズンは冷静に水の流れを読み、より最適なタイミングでとどめの攻撃を叩き込む!
「ようやく掴んだチャンスだからね、押し通らせてもらうよ!」
「お、おのれ……ギャアアア!!」
リキッド・ゴーレムの水の大部分は巨大な拳を形作り、パァン! とハンマーのように叩き落された。
バラバラになった雪豹の残骸が水に飛び散り、沈んでいく。じわりと赤く染まった水面も、激流ですぐに濁り、消えた。
「おお、おっかない。コアをガッチリと掴んでおかないと」
フルルズンは敵を蹴散らすため、さらに前に進む。雪豹神群は、いまだ健在である!
大成功🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
百鬼・運命
動力甲冑に搭乗し、水中戦装備ドローンを合体して水中戦に対応。
榴弾発射機状態のバーサタイルライフルやマルチミサイルポッドから魚雷を発射しつつ交戦
水中とはいえ空間戦闘。ということで【空中戦】技能を応用。水の流れを【観察】し【地形の利用】で有利な位置を取り、アヴォイドで敵の攻撃をかわす等と敵の攻撃をいなして無理せず冷静に堅実に立ち回り、まずは残留効果を積んでいく。
そのため、反撃を受けないようにわざと攻撃を外して土砂を巻き上げて身を隠したり、マルチグレネードを音響弾にして【時間稼ぎ】や【攪乱】と戦闘を行うのは最低限にとどめておく
「さて、何とかならないこともないが…時間がかかりそうだな」
絡みアドリブ歓迎
●水中の戦い
水上で激戦が繰り広げられていた頃、水中でも戦いは行われていた。
動力甲冑を身にまとい、乱気流じみた大河の潮流に身を投じたのは、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)だ。
空中戦の応用を期待した運命だったが、水流の勢いは彼の想像を超えていた。三次元的な戦闘という意味では同じ分類が出来るものの、あまりの激しさに体勢を保ち、敵の先制攻撃を待ち受けるのが精一杯といったところだ。
(「備えなしに水の中に飛び込んでいたら、反撃すら出来なかったかもしれないな」)
運命は水の流れを観察しながら、心のなかでひとりごちる。地形的な意味での有利を取りに行く余裕はあまりなさそうだ。
しかし彼は、敵の先制攻撃を予期した上で、そのためのパラドクス効果を備えていた。
冷静でいることに努めようとしていたことも、白鰐神群の攻撃を耐え抜く一助となった。
敵は甚振るようにあらゆる方角から襲いかかるが、運命は挑発に乗らず、あくまで無理をしないように立ち回ったのだ。
(「さて、なんとかならないこともないが……時間がかかりそうだな」)
彼の分析通り、水中の敵数は予想以上。また、加護により敵の動きも素早く、先制攻撃に対する一撃離脱では必殺とは言いがたい。
運命はけして功を焦らず、各個撃破を意識し、まずは一体の敵に狙いを定めた。
「……そこだ!」
急激な加速を見切り、フェイントと目潰しを織り交ぜた上ですれちがいざまの強烈なカウンターを叩き込む。
自ら突っ込んでくるということは、それだけ受けるダメージも上がるということ。まずは一体、無事に仕留めることが出来た。
だが、水中には不穏なあぶくがいくつも生まれ、強い敵意を四方から感じる。
どのルートもそう簡単には通してくれない。運命は、それを肌身で感じ取っていた……。
成功🔵🔵🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
メルサンク・トトメス
まずはホルスの加護と神託を得て、制空権を取りに行く。
「ホルス神の加護を此処に」(【飛翔】)
セトの暴風を恐れるホルスではない。パラドクスで嵐を乗りこなし、【空中戦】を行う。
新宿島で知った、戦闘機のドックファイトのセオリーに従ってプロフェッサーと編隊を組んで戦う。(【戦闘知識】)
僚機のポジションはプロフェッサーに。
ナスルとの舌戦の中、カマをかけて動揺を誘う(【精神攻撃】【挑発】)。
「教えてくれてありがとう。やっぱりあるんだね、クフ王の時代から1300年後、ラムセス2世の時代に造られるアブシンベル神殿がさ」
神と敵との関係性によっては、神託を受ける際に神に意識を乗っ取られ、口調が変わることもあります
●ホルスの名のもとに
鷹の神ホルス。その加護を受けたアヴァタール級が相手だという。
同じホルス神の加護を謳うパラドクス使いとして、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)がこの敵を見逃すはずもない。
「ホルス神の加護を、此処に」
メルサンクはすぐさまパラドクスを発動、暴風の只中へと矢のようにまっすぐ飛んでいく!
これに対し、『鷲使いのナスル』は、無数の鷲のミイラを生成し、メルサンクへ解き放った。
「加護だと? 誰の加護を賜ると宣った? この私の前で、こともあろうに偉大なるホルス神の名を騙るか!!」
ナスルはホルス神の狂信者であり、メルサンクのパラドクスの存在そのものが逆鱗に触れたらしい。
無数のミイラが、メルサンクと『プロフェッサー』の肉を啄む。だが、メルサンクはまったく勢いを衰えさせない!
「キミこそ、よほど腹が立ったようだね。そんなことをしても、ボクから加護を奪うことは出来ないよ」
「貴様ァ!!」
鷹の神の名のもとに、怒れるエンネアドとメルサンクは、まるで獲物を奪い合う猛禽のように殺し合った。
ミイラの嘴と爪が、メルサンクにいくつもの傷をもたらす。危険なほどのダメージだ。だが……!
「キミにボクは落とせない。これが、その証拠だよ」
「ぐはっ!?」
無数のミイラの包囲網を抜けたメルサンクのアンク杖が、ガツン!! とナスルの頭部を打ちのめした。
メルサンクが受けたダメージも相当のものだが、単純な破壊力で言えば、ナスルも同じだけのダメージを受けている!
上下が逆転した。見下ろすのがメルサンクで、屈辱的に睨みあげるのがナスルだ。
「それにしても、教えてくれてありがたいよ。やっぱりあるんだね、クフ王の時代から1300年後、ラムセス2世の時代に造られるアブシンベル神殿がさ」
メルサンクは動揺を狙いカマをかけたが、ナスルは頭から血を流しながら高らかに笑うのみ。
仮に奴が何をほざいたとしても、それはクロノヴェーダの繰り言だ。メルサンクにもそのつもりはなかった。
「キミのその狂信も何もかも、ボクらは利用し、そして乗り越えさせてもらうよ。神の名のもとにね」
お前たちのやっていることは無意味だと、宣告する。それこそが彼女の挑発の本懐だ。
「いいだろう、思い知らせてやる、愚か者め
……!!」
煮えたぎるような凝視を、メルサンクは無表情で受け止める。
互いの殺意のぶつかりあいに呼応するかのように、嵐はさらに強まる……!
苦戦🔵🔴🔴
一角・實生
するなと言われるとしたくなるもの
隠されると暴きたくなるのは仕方ないと思うんだ
飛翔の効果を使い、極力嵐に真っ向から逆らうような動きは避けて戦うよ
敵もそれを理解して攻撃してくるだろうが体力の消耗を抑える為には必要なこと
戦闘知識を使い狙った部位へ銃弾を撃ちこんでいく
敵の攻撃は白鷲のお守りの障壁で対応するが
受け止めるのではなく嵐の風を利用し往なしていきたい
鷲のミイラが翼を捥がれても尚戦うというのなら、アドウェナで至近距離から破壊・粉砕してしまおう
敵より風上に立った瞬間を空中戦の知識で察知し敵へ肉薄、パラドクスを発動
黒鷲の形をとることもある己の呪詛を送り込むよ
嵐の中逃げ回ろうがその痛みからは逃れられない
●風に乗りて翔べ
少し飛翔しただけで、一角・實生(黒頭鷲・g00995)はすさまじい突風に風をさらわれた。
これでは、仮に水上ルートを選んだとして、低空飛行で移動をこなすというのは無理筋な話だ。
空に浮かんだ以上、そこはナスルの狩場だ。肌感覚として、奴の領域に踏み込んだのだとわかる。
「貴様もか、ディアボロス! 神にあえて逆らおうとする、愚か者ども!」
「するな、と言われるとしたくなるのが人情だ。隠されると暴きたくなるのは、仕方ないと思わないか?」
「ほざけ!!」
すでにホルス神の信徒としての誇りを穢され、強烈な一撃を受けたナスルは、怒気満面で吠えた。
實生は風の流れに逆らうことなく、出来るだけ追い風を受けられるような軌道を選んで飛翔する。
牽制の銃弾は彼方へ飛んでいく。必然、相対距離はじりじりと縮まり、實生は白兵戦を余儀なくされた。
ナスルの動きは幻惑的で、また、海面に獲物が浮かぶのを待つ猛禽類のように執拗だ。
イニシアチブを握られるのはまずい。そう考えた實生は、アドウェナを抜き放ち、風上を取ることで滑空条件を確保。
「痛みを呼び込むお呪いだ。神の加護だけじゃなく、こちらも持っていくといい」
追い風が吹いた瞬間に加速! ぐんぐんと間合いを詰めると、ナスルの放った鷲のミイラが實生を出迎えた。
「死の風に啄まれて滅びよ、ディアボロス!!」
ミイラ渦巻く風の内部は、カーウォッシャーめいた逃れる場所なき死の領域である。
躊躇すれば、逆に死ぬ。實生は一瞬で判断し、被弾を承知でさらに強く、翼をはためかせた。
「何ッ!? 臆さないだと
……!?」
「逃げ回らないのは見上げたものだな。その点だけは利口だ――この痛みからは、逃れられないんだから」
有利を得ているはずのナスルは、實生の冷たい無表情と声音に気圧され、飲まれた。
アドウェナが火を噴く!
すれ違いざまに滑空し抜ける實生、全身のあちこちに傷を負っている……が!
「がぼっ、ごほ
……!!」
超近距離で散弾を浴びたナスルもまた、相応のダメージを受けていた。
呪詛に飲まれた鷲のミイラが、ぼたぼたとレミングスめいて落ちていく。ナイルの恵みは彼らを優しく抱きとめるだろう。
「神の加護と俺の呪い、どちらが上かな」
實生は相変わらずの無表情だ。ダメージは深い。だがそれは、戦いをやめる理由にはならない。
ナスルを蝕む呪詛は、黒鷲めいた形を取っていた。
苦戦🔵🔴🔴
金森・椿
アドリブ・連携歓迎
暴風に挑むには残留効果を重ねなくてはなりませんね。
私も【飛翔】でお手伝いをいたしましょう。
重ねた【飛翔】で出せるだけの速度で、行けるだけの高度を駆使してナスルに空中戦を挑みます。
元から砂漠の嵐のところに砂嵐とあってはもはや見分けも付きません。
そして砂一粒一粒が攻撃とのこと。
ガードアップを盾に持ちうる最大速度による一撃離脱で被害を最小限に抑えるしかありませんね。
この暴風では飛び武器は効果が薄そうですから忍者刀で一太刀浴びせてやります。
神の加護だか知りませんが、クロノヴェーダは切って捨てるのみです!
一里塚・燐寧
共闘・アレンジ大歓迎
ホルスの子分の癖に、ライバルのセトが大好きな嵐を利用するなんてさぁ、きみもテキトーな人だねぇ。
それじゃ、あたしと一緒にテキトーな人同士で楽しく遊ぼっか?
全力の【飛翔】でテイクオフ!
最高速度でぐんぐんとナスルに迫りながら『屠竜技:斬翼閃』を発動
巨大鎖鋸剣≪テンペスト・レイザー≫を手に空中で高速縦回転し
さながら触れるものを斬り刻む殺戮フリスビーになったかのように突き進むよぉ
迎撃に放たれる『死の風よ、啄め』の鷲は
あたし自身が縦回転し続けて生じる円形の剣閃で【薙ぎ払い】ながら【一撃離脱】で突破
そのままナセルに直撃するコースを飛んで行き
最高速を乗せた【捨て身の一撃】を叩き込むよぉ!
アイネリス・レナリィ
アドリブ絡み歓迎
鋼鉄すら貫く、か。
黒鉄の名にかけて、負ける訳には行かないわね……!
その嵐ごと、こちらから貫いてあげるわ。
箒に乗り【飛翔】、開幕から加減なしの全力全速で【空中戦】を挑みます
【逆巻く流星】を発動、【連続魔法】で生成した無数の槍刃を間断なく放ちながらナスルへ突撃
向かって来る羽根の弾丸はバレルロールで回避、余裕があれば剣刃をぶつけ【爆破】し相殺していきましょう
【一撃離脱】で背後を取られないよう飛び回り翻弄
決定的な隙を見つけたら前面にありったけの槍刃を束ね、盾にしながら全速でナスルへ迫り、一気に貫きます
●降り注ぐは死
まるで、地より天を貫く逆巻きの流星めいて、三条の光が風の中へと飛び込んだ。
それらはディアボロスという光である。クロノヴェーダの圧政と支配に抗い、怒りを以て応報せんとする復讐者たち。
「黒鉄の名にかけて、負けるわけにはいきませんね……!」
「ホルスの子分のくせに、ライバルのセトが大好きな嵐を利用するなんてね~。テキトーなアヴァタール級なのかな?」
アイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)と一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、全速力で空を目指す。より正しくは、空を我が物顔で飛ぶナスルのもとを。
「気をつけてください。敵のパラドクスは、砂粒一つ一つが呪いの塊とのこと。元から砂漠の嵐に砂嵐とあっては、見分けもつきません」
その後ろからやや遅れて続く金森・椿(薬売り・g02220)が、ふたりに警告を発した。
「もちろんです。その嵐ごと、こちらから貫いてあげましょう!」
「ま、テキトーなクロノヴェーダ相手には、同じテキトーな人らしく楽しく遊ぶよぉ。ご忠告、ありがとねぇ」
アイネリスは意気込んで、燐寧はにへらと笑って応じた。一見すると、燐寧は緊張感がないように思える。
だが、椿をすらあとに置くほどの躊躇ない全力飛行は、燐寧が本気で戦うことを決めた証だ。
ド、ド、ド……と、巨大なチェーンソー剣『テンペスト・レイザー』が、不穏なアイドリング音を発している。
まるで、嵐の前触れだ。すでに嵐は空を覆っているが、三人はそれを切り裂こうとする、もうひとつの嵐なのだ!
そしてあっという間に、三人とナスルは必殺の距離で相対した。
「新手か! この先には決して通さん、偉大なるホルス神の名にかけて!」
「おー、気合十分だねぇ。じゃ、あたしから行ってみよっかあ」
ド、ド、ド……ドルン! ドルルル、ガルルルルッ!!
テンペスト・レイザーが怪物の雄叫びじみたエグゾーストノートを噴き出す。燐寧は、ぐるぐると空中で高速縦回転!
「死の風よ、啄め……!」
ナスルは鷲のミイラの群れを放つが、それは燐寧とテンペスト・レイザーの高速回転に飲み込まれ、飛行機のジェットエンジンに突っ込んだ哀れな野鳥のようにずたずたに引き裂かれる!
まるで巨大な殺戮フリスビーだ。それに触れることは、死を意味する!!
「な、何
……!?」
「あたしってテキトーだからさぁ、こーゆーのが一番性に合ってるんだよねえ!!」
移動すなわち攻撃! 燐寧は反撃のダメージを一切考慮せず、捨て身の一撃でナスルを轢殺せんとした!
ギャ、ガガガガガガッ!! エンネアドの肉体に食い込む肉厚の鋸刃! 血と肉が飛沫めいて散る! スラッシャー映画も青ざめるほどのゴアじみた風景!
「ぐ、ぎゃあああああ!? こ、この程度で、私のホルス神への信仰は、揺らぎはしないぞ
……!!」
ホルス神の加護なくば、今の一撃でナスルは両断……いや、ミンチと化していただろう。
軌道上からかろうじて逃れたナスルは、さらなる鷲のミイラ、および呪いの砂嵐を起こし、ディアボロスたちを飲み込もうとする。
「あれぇ? すばしっこいなあ。じゃあもういっぺん行ってみよっか!」
燐寧は大きくカーブを描いてコース修正! 回転を維持……いや、さらに加速し続けている! 攻防一体だ!
「そのパラドクス、鋼鉄すら貫くそうね。相手にとって不足なし、よ!」
だが、挑むのは燐寧だけではない。アイネリス、そして……椿!
「互いに動き続けなければいけない以上、燐寧さんのように一撃離脱がベストですね。被害を最小限に抑えねば」
「そうですね。背後を取られないよう、互いにカバーしあいましょう!」
椿の言葉に、アイネリスは頷き、さながら螺旋を描くように猛スピードで飛翔した。
ふたりそれぞれに死角を潰し、アイネリスは無数の槍刃を魔力から生成、椿は立体的軌道で敵を翻弄しながら、忍者刀を縦横無尽に振るい、呪いの砂嵐を切り裂く。
神速の斬撃に遅れて剣閃が稲妻めいた軌道を描くと、密集した砂嵐は蜘蛛の子を散らすように雲散霧消したのだ!
「おのれ、死の風を払うなどと! 許されぬ蛮行と知れ!」
ナスルは槍刃のホーミングを限界速度で振り切りながら、きりもみ回転とともに無数の羽根弾を射出する。
「波打ち、追い立てろ! 呪われた礫さえも貫いて……!」
生成された槍刃と羽根弾がぶつかりあい、相殺されて爆炎めいて花咲く。
さながら戦闘機のバレルロールじみた曲芸的軌道を描くアイネリス。箒に乗り空を駆けるさまは、まさしく魔女!
ディアボロスとナスルは幾度となく、惑星の公転軌道のように周期的にぶつかっては離れ、一進一退の攻防を続けていた。
ひたすらに攻撃に振った燐寧の鋸刃は、常にナスルを脅かしている。それゆえに、ナスルは動きを止めての一網打尽反撃に移ることが出来ない。
加えて、椿のパラドクス効果により、三人はそれぞれに守りが強化されていた。それが、このアウェイの空中戦において、彼女たちのダメージを限りなく抑えていたのだ。
「ええい、これ以上ホルス神の庭を舞うことは私が許さんッ!!」
「……隙を見せたわね!」
アイネリスのメガネのレンズがきらりと光った。瞬間、アイネリスは鋭角的ターンで反転し、全面に槍刃を展開。
自らも『黒鉄の剣刃』を手に、まっすぐにナスルを目指す。ナスルは羽根弾で反撃を試みる……が、その背後、燐寧!
「ほらほら~、バラバラにしちゃうよぉ?」
「挟み撃ちだと……!? 小癪な真似を!」
パラドクスという逆説の超常は、前後への同時反撃を可能とする。が、この位置取りはディアボロスたちの掴んだ好機。
「当たらないようにお願いしますね、燐寧さん!」
「そっちも気をつけてねぇ、巻き込まれたらただじゃすまないよぉ」
ふたりは息のあった連携で角度を調整し、その交錯点にナスルを……捉える!
「があああああッ!?」
前後からの同時斬撃を浴びたナスルは、体勢を崩して独楽のように回転しながら高度を落とした。
それを待ち構えていたのは、椿だ。今こそ守勢から攻勢へ転じる時!
「神の加護だか知りませんが、クロノヴェーダは斬って捨てるのみです!」
活劇的斬撃が、四方、いや八方から切り裂く、切り裂く切り裂く切り裂く!
「加護を受けた私が、このような……! ば、バカな……!」
全身に裂傷を負ったナスルは、血を撒き散らしながら痛みと屈辱に悶え苦しんだ。
ディアボロスたちはさらに連携を重ね、効果を高めていく。徐々に徐々にだが、空の戦いのイニシアチブを握りつつあった!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【飛翔】がLV4になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
ロイド(g00322)と共に
★アドリブ、連携歓迎
水上、いえ、ここは空にしましょう
「ロイド、力を貸してください」
残留効果【飛翔】があればそれを使います
空はパラドクスで呼び出した大きなラーの方が得意でしょう
「ラー、貴方の力をお借りします。さぁ、私の魔術で強化しましょう」
ラーの背中に【騎乗】します
【魔術知識】【天候予測】を駆使して【風使い】で風を操り、【氷雪使い】で空中に水分を含ませて砂嵐を起こさせにくくしましょう
「熱しやすく、冷めやすい。そして、熱い時に急激に冷やせば」
羽根の弾丸が割れれぱ良し、【火炎使い】で炎を付与させた槍で【解体】
もしくは【残像】を起こしながら回避します
「頼りっぱなしですね」
ロイド・テスタメント
主(g00112)と
★アドリブ、連携歓迎
「お気になさらず、主を為ならば」
海の中でも、世界の果てよりも遠くに行こうとも付いていきます
「空の戦いはおまかせ下さい」
パラドクス使用、残留効果【飛翔】で先に飛び上がります
周囲を【偵察】しつつ、ナスルを見付けたら素早く距離を詰めます
仕込みナイフで【フェイント】しつつ、攻撃を誘発して動きを【看破】する
「その翼を剥ぎ取ってやろう!」
魔弾を【連射】で攻撃をして、【暗殺】【空中戦】の要領で素早く死角へ
刀を振って【衝撃波】を放つ、もちろん羽を切り落とす為にな
「たまには沐浴でもしてみてはどうだ?」
カラスの行水程度だろうがな
●たとえ世界の果ての、その先も
「ロイド、力を貸してください」
空の敵へ挑む。そう決めたヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)の申し出に、ロイド・テスタメント(元無へ帰す暗殺者・g00322)は二つ返事で「お任せください」とだけ答えた。
「頼りっぱなしになってしまいますね。苦労をかけます」
「お気になさらず。主がためならば、たとえ海の中でも、空の上でも、世界の果てよりも遠くであろうとも」
ロイドは本気だ。ヴァイスハイトが命ずれば、辿り着けるかどうかはさておき、どこまででも向かうだろう。
それを思えば、死地に踏み込む程度、どうということはない。
ふたりは、残留効果の連鎖によって高まった速度に乗り、ロイドがやや先を行く形でナスルを索敵した。
従僕として、主の先を行き、その道を守るのは当然のこと。
仮にナスルが待ち構えていて、水中戦闘のように先手を打ってきたとしても、ロイドは躊躇なくそうしただろう。
この生命は、主のために。それは、誇張でもジョークでもない。
ディアボロスたちとの連戦により、ナスルは全身におびただしいダメージを受けていた。
特に、おそらく銃撃で爆ぜたと思しき胸部と、殴打による頭部のダメージが痛々しい。
加えて全身いたるところを斬撃で切り裂かれており、生きているのが不思議なほどだ。
「ここから先へは……行かせん……!」
(「狂信か」)
ロイドは心のなかでひとりごちた。
己が忠義に拠って立つように、敵は神への狂信で己を支えている。
クロノヴェーダながら、見事。だが手を抜いてやる理由にはならない。
「その翼を剥ぎ取ってやろう!」
ロイドは悪魔の翼を広げ、魔力を高めながら飛翔。
仕込みナイフでのフェイントを織り交ぜて、敵が羽根弾を撃とうとした瞬間に、高めた魔力を一気に解き放った!
「「堕ちろ!!」」
弾幕が空中で相殺され、バチバチと星々のような瞬きを生む。
ナスルは手応えを感じていた。だが、命中させたはずのロイドがいない。
「どこだ
……!?」
(「こちらだ、クロノヴェーダ」)
ミスディレクションだ。ロイドは自らの攻撃を隠れ蓑に、ナスルの死角を取っていた。
「! そこか!」
再びの双翼魔弾と同時に、ナスルはロイドを認識。羽根弾がやや遅れて放たれる。今度のダメージ程度は敵のほうが大きい!
「ラー、あなたの力をお借りします。さあ、私の魔術で強化しましょう……!」
ロイドの攻撃と一連の動きは、すべてヴァイスハイトの攻撃をより効果的に通すための下準備だった。
太陽の光を集めた巨大な鷹とともに、ヴァイスハイトは翔ぶ。羽根の弾丸が降り注ぐが、ヴァイスハイトは多少の被弾を意に介さずさらに加速!
「ロイドが作ってくれた好機です。逃しはしませんよ」
ラーのはばたきで大気が混ぜられ、局所的にだが冷風を生んだ。
砂漠に非ざる寒波のなか、ナスルは太陽光の化身の直撃を浴びて、光の斬撃で全身をさらに切り裂かれ、焼かれる!
「ほ、ホルス神の加護を受けた私が、偽りの太陽神の力に打ち負けただと
……!?」
「偽り、ですか。盗っ人猛々しいとは、このことなのかもしれませんね」
斬撃は翼にまで及ぶ。体勢を崩し、さらに高度を落とすナスルを、ロイドは冷たく見下ろした。
「たまには沐浴でもしてみてはどうだ? ……もっとも、すぐに滅ぶ貴様では、カラスの行水程度だろうがな」
ナスルの怒号は風に覆い隠される。ヴァイスハイトは彼をねぎらった。
「助かりましたよ、ロイド。よく働いてくれました」
「いえ、空の戦いはお任せください。主のためならば、なんなりと」
敵は生きている。だがその命数、もはやあとわずか。
これまでチェインした効果により、ディアボロスたちの飛行速度も相当なものとなっている。
もはや、ナスルに苦戦することはあるまい。つまりは……あと一息。
道を切り開くための空の戦いは、最終局面に突入した!
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【温熱適応】LV1が発生!
【飛翔】がLV5になった!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
不知火・紘希
キョウちゃん(g04509)と
僕だけじゃこの川は難しいけど、いまなら大丈夫かも…!
仲間の【水面歩行】を借りて、靴のスケート機能を利用するよ。
先にいった仲間の起こす水の流れや、川の様子を観察して、魔法のアートで周りに溶け込んで流れに乗るよ(【光学迷彩】)
よし…キョウちゃん、いくよ!
キョウちゃんの速さと僕の全力ダッシュで勢いをつけて、攻撃を避けながら水上を走り抜けて接近!
観察したタイミングで二手に分かれよう。
僕は実体化させた星を次々と水面に滑らせてぶつけるよ。
敵が近くにいたら、そのまま星に乗って一撃離脱で攻撃してみよう
星に気を取られてる隙に、キョウちゃんにあとは任せたよ!
アドリブ連携歓迎だよ
大和・恭弥
紘希(g04512)と
俺たちを退かせるためだけに川を氾濫させる奴が、神を名乗るに相応しいとは思えないけどな…
今は、コウとこの雪豹達を倒すことに集中しよう。
俺も残留効果の【水面歩行】を借りるよ
これだけ氾濫してれば、波に紛れられるか。敵と戦うのに、気配は潜めるに越したことないな
…わかった。波に乗り遅れるなよ。
攻撃範囲に入るまでは、コウと距離を詰めて、必要ならディフェンス
敵が攻撃してきたら妖刀を抜いて、結界術でダメージを軽減
合図で、コウとは逆に舵を取り、殺気を放って引き付ける
お前達のために、どれだけの人が絶望したか…この一閃で、思い知ればいい。いっそ、存在ごと虚無に返してやる。
アドリブ連携可
●雪豹を破りて
残留効果のおかげで、ディアボロスが水面に足を触れさせると、そこだけが凪いでしっかりとした感触を返してくる。
二度、三度と足踏みしてみた不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、嬉しそうにはにかんだ。
「うん、これならしっかり戦えそうだね、キョウちゃん!」
「そうだな。おまけに水面が荒れているおかげで、波に紛れて攻撃できそうだ」
大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、無表情で頷く。考えるのは、どのように敵を殺すか、だ。
「とにかく、はしゃぎすぎるなよ、コウ。神とやらの下僕とはいえ、相手は集団だ。突出すると痛い目を見るぞ」
「わかってるって! よし……キョウちゃん、いこう!」
「ああ」
きょうだいでありながら、そっけない会話に聞こえる。だが、恭弥なりに、紘希の身を案じているのは本当だ。
だから恭弥は、紘希に先んじる形で駆け出し、雪豹神群の注意を惹きつけることにした。
四方八方から殺気を感じる。向こうは、ここが自分たちのフィールドだと思いこんでいるのだろう。
実際それは正しい。残留効果がなければ、ディアボロスがこのフィールドに適応するのは難しいからだ。
サーフィン用のボードだとか、あるいは灌木を足場として利用すると言った工夫があれば話は別だが、今はパラドクスの力によって、ふたりは対処が可能よなっていた。
「我らの神に歯向かう愚か者め。このナイルに、屍となって沈むがいい!」
「神、か。俺たちを退かせるためだけに川を氾濫させる奴が、神を名乗るにふさわしいとは思えないけどな」
「貴様!」
雪豹神群は、無感情的な恭弥の挑発に苛立った。
その手足がパキパキと、冷気によって氷に覆われる。恭弥は妖刀を抜き、敵の動きに意識を集中させた。
敵の数は、ざっと3体。恭弥は囲まれている。
しかし、密かに合図を出して紘希と別に舵をとっていたため、結果的に紘希がフリーとなっていた。
恭弥の殺気と挑発に引き寄せられた敵は、まんまときょうだいの罠にかかっていたのだ。
「キョウちゃんを囲んだからって、そのまま戦えると思ってる? そうはさせないよ!」
「こんなところに、子供がいただと!?」
姿を現した紘希が、『流れ星に願いを』を発動すると、空中に描かれた魔法のアートが星のように光り輝いた。
それらは実体化した瞬間、流星の如く降り注ぎ、雪豹神群の不意を突いたのだ。
水面を滑らせるように、下から上に放たれた流星を浴びて、敵は怯んだ。紘希に飛びかかることが出来ない!
「ええい、こしゃくな!」
「おい、注意を逸らすな! 奴が……」
その忠告を終える前に、雪豹神群の首が、ずるりとこぼれ落ちた。
「お前たちのために、どれだけの人が絶望したか……思い知れ」
恭弥だ。機を見るに敏、妖刀『藍雪花染』の神速の剣が、空間ごとその首を刎ねていた。
一撃で二体。剣に宿る禍々しい呪詛に蝕まれ、喰われた雪豹神群の屍は、母なる流れに還ることすらなく霧散する。
まるでそれは、冬の夜空に舞う牡丹雪のよう。残る一体の敵も、思わず魅入られかけるほどに、美しかった。
「は、疾い!」
「ようし、もう一発! キョウちゃん、とどめは任せたよ!」
「ああ。その存在ごと、虚無に還してやる」
紘希の追撃を受けた雪豹神群は、禍々しい剣に絶望と恐怖を抱いた。
クロノヴェーダの暴虐が、因果応報する。断末魔の悲鳴を意に介さず、恭弥は無慈悲に縦斬撃を放ち、敵を両断!
「やったぁ! うまくいったね!」
「……これで、女神とやらとの戦いは楽になるだろう。あとは、そちらに任せておけばいいさ」
嬉しそうな紘希の様子に、恭弥はほんのわずかにだが表情を緩めた。
これでもはや、タウエレト・マーとの戦いが邪魔されることはない。ここからが本番だ!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV2が発生!
効果2【アヴォイド】がLV3になった!
【ダブル】がLV2になった!
イシュア・アルミゴス
【アイシャラ】
雪豹は他の参加者に任せて本丸攻めさせてもらうよ
神様いくら自信があってもこんな前に来てちゃ格好の的だよ?
水面歩行で水上に立つ。地形を利用し、ド派手に陽動引き受けようか
天気の変化にご注意を。こっから先は暴風時々隕石に注意ってね!
こういう攻撃はお嫌いかな?
奇襲を受け持った2人に意識が行かないよう視界を塞ぐように川底の地形を
引き上げ敵の頭に落とす。唐突に川底が持ち上がってきたらまあ目線上に
行くでしょ。当たらなくてもそっちに目さえ行けばいいんだ。
おっと仲間に衝撃は行かないように気をつけないとね。
ほらほらどうしたんだい?ちょっと弱気すぎないかい?
逃げるぐらいなら来なきゃいいのに。
ラズロル・ロンド
【アイシャラ】に参加
仲間にディフェンス
雪豹がまだ居たら作戦を邪魔されないよう気を引き
押しとどめ3人で決行してもらう
ネメシス化でも姿は変えず
アンデレちゃんとイシュア君が派手にカバの目を引く間に
モブオーラで潜みシャムス君と手信号でやり取り
散開し別方向からカバに回り込む
水上で目立つだろうけど…モブオーラの力信じるよ
カバが撤退する前に射程距離の確実に当たる所から一発パンッ
とアサシネイトキリング
反撃の雷槍は飛びのいて避けれたら避けよう
こちらに気付いたら
やぁ!また会ったね
お土産受け取ってくれよ
とシャムス君の攻撃が当たるよう気を引く
全てが上手く行くと思わず不足の事態は臨機応変に判断を
生きて帰る事を最優先
ア・ンデレ
【アイシャラ】
ラズロルさんをディフェンス。
雪豹は他の人に任せた。
アンデレは、ネメシスモードによって腕が二本追加で生える。
「ひよわなカバなんてアンデレちゃんだけでじゅうぶんだ。ぼこぼこにしてやる!」
技能「大声」で叫びながら水の上を走って近づく。
大声で目立って気をひく作戦だ。
もし近づけたら3本の腕でカバの体当たりをがっちりと受け止め、残った腕で思いっきり殴る。
「ちからくらべだ。バカなカバのバカぢから、どんなものかみせてみてよ。」
シャムス・ライラ
【アイシャラ】に参加
ここは推し通らせてもらう
仲間と情報共有、連携
雪豹が来ていたらラズ殿に任せて3人で決行
大丈夫なら4人で盤石に
【水面歩行】【地形の利用】【情報収取】で戦闘に有利な位置取り
アンデレ殿とイシュア殿が気を引いてくれている内に
【モブオーラ】を駆使して潜み、ラズ殿と手信号でやり取り
お互いに別方向から回り込む
ラズ殿とタイミングを合わせ、ボウガンでアサシネイトキリング
【精神集中】して【貫通撃】
ボウガンの消音性能は伊達ではない
ラズ殿が気を引いてくれれば、より密かに仕留められる
敵の反撃は【一撃離脱】で回避し
ボウガンの【連撃】で【攪乱】
仲間の攻撃、回避に役立つよう
仲間にディフェンス
アドリブ等歓迎
●破神潮流
別働隊の奮戦により、雪豹神群は取り除かれた。
その隙を逃さず、四人のディアボロスがタウエレト・マーに一気に接近する。
「きれいに片付けてくれたね。これなら、僕が陽動する必要もないや。全力でいこう!」
「うん。チャンスはのがしたくないよね。アンデレちゃん、やっちゃうぞ」
ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)とア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)は、すでに一度奴と戦い、それなりのダメージを受けていた。
しかしその結果としてふたりは、生命の危機に呼応し、ネメシスモードを発動している。
ラズロルの姿はそう変わらないものの、アンデレの肩から生えたもう一対の腕という異形は、その証左だ。
「手はずは……アンデレ殿とイシュア殿が気を引いている間に、私とラズ殿が不意を打つ、でしたね?」
漏れがないよう、改めて作戦を確認するシャムス・ライラ(極夜・g04075)。
そうだねぇ。奴の意識がふたりに行かないように、僕なりにやってみるよ」
イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)はのんびりと頷いた。ジェネラル級が相手とあっても、彼は自然体だ。
「よし。じゃあ、合図は手信号で。一度戦った感じ、かなり破壊力があるからね。ふたりとも、注意を惹くからって、やられないようにね」
「アンデレちゃんは、じょうぶだからもんだいない」
「忠告は聞いておくよ。さて、それじゃあいこうか」
「ご武運を、皆さん。では」
四人は二手に分かれ、タウエレト・マーの接敵圏内に入る。
その瞬間、ジェネラル級の強大なるオーラが、四人を包み込んだ。
雪豹神群の全滅を感じ取っていたタウエレト・マーは、真正面から姿を見せたアンデレとイシュアを訝しむ。
「さきほどのディアボロスですか……そちらは、新手ですね。どうやら、どうしてもこの先へ進みたいと見えます」
「それもあるけど、アンデレちゃんはやられっぱなしがきらいなんだ。おもいしらせてやるぞ」
二対の拳をがつんと叩きつけ、アンデレは戦意を高揚させた。
「ずいぶん自信があるんだねぇ、神様? いくら自信があっても、こんな前に来ちゃ格好の的だよ?」
「そもそもお前たちが、私たちの邪魔をしなければいいのです。その勇気は褒めますが、前に出れば痛い目を見ますよ」
「おやおや、神様らしい上から目線だ。まあ、聞くつもりはないけどね!」
「ひよわなカバなんて、アンデレちゃんとイシュアちゃんだけでじゅうぶんだ。ぼこぼこにしてやる!」
タウエレト・マーは、ふたりの挑発的な態度を訝しんだ。
だが、ディアボロスが何を企てていようと、迎え撃つ側であるタウエレト・マーのやることは変わらない。
「ならば……その生命を以て、神に仇なす愚かさを知りなさい!」
「天気の変化にご注意を。こっから先は、暴風時々隕石に注意ってね!」
猛然と突っ込むアンデレ。一方イシュアは中衛に位置し、パラドクス『地を震わす採掘(アースクエイクマイニング)』を発動した。
ド派手なパラドクスで、タウエレト・マーの注意を惹く算段だ。が、敵の注意を惹くために真正面から攻撃を仕掛けたがために、イシュアはタウエレト・マーの掌から迸る、聖なる水流をまともに喰らってしまう!
「何を企んでいるか知りませんが、母なるナイルの恵みと、この私の神としての力の前では……」
タウエレト・マーは口上の途中で、イシュアの表情を訝しんだ。水流をまともに喰らったにも関わらず、笑っている?
「いや、これでいいんだよ。キミの目が、こっちに来てくれればね」
「何を……」
「ちからくらべだ。バカなカバのバカぢから、どんなものかみせてみてよ」
「!」
アンデレが近づいている! タウエレト・マーは、イシュアの言葉の意味を判ずる間もなく、そちらへの対処を余儀なくされた。
その巨体を拘束し殴りつけようとするアンデレに対し、タウエレト・マーは自ら巨体でぶつかることで反撃する。
ドォン!! とすさまじい衝撃が波を起こし、ただでさえ荒れているナイルの水面を大きく揺らした。
「ぐ……ッ!!」
これは効いた。イシュアが先に敵の注目を惹いたことで、アンデレの鬼神変もまともに叩き込まれたようだ。
「ほらほらどうしたんだい? ちょっと弱気すぎないかい? 逃げるぐらいなら、来なきゃいいのに」
イシュアはなおも減らず口を叩く。たとえそれで追撃を受けたとしても、挑発はやめなかっただろう。
タウエレト・マーは怒りの言葉を返そうとした、が……その時、ラズロルとシャムスが仕掛けた!
「……陽動ですか! 小癪な真似を!」
タウエレト・マーの、怒りに燃える瞳がラズロルを射抜く。だがすでに、ラズロルは射程距離に敵を捉えている。
「やぁ! また会ったね。お土産受け取ってくれよ!」
「くっ!?」
パン、と乾いた銃声。ふたりの陽動は功を奏していたようで、攻撃の直前にその存在に気づいたタウエレト・マーだが、反撃の雷槍は大きく狙いを逸らされてしまった。
致命的一撃を耐え抜くあたりは、さすがはジェネラル級か。ラズロルは飛び退き、雷槍の直撃を躱しながら、冷静に敵の戦力を分析する。
(「ふたりがいてくれなかったら、先に気取られていたのは間違いないな。となると僕も、仕事をしないとね」)
ラズロルの攻撃は、三段連携の第二の布石。別方向からタウエレト・マーを狙うシャムスの攻撃を、確実に通すための先手だ。
「残念だったね。せっかく用意したトループス級もやられちゃったみたいだし、このままだと突破されちゃうんじゃない?」
「黙りなさい! なんとしてでもここは、通しません!」
「そういうこと言われちゃうと、余計に押し通りたくなるんだよね、僕らってさ!」
反撃のダメージは軽く、ラズロルはぺらぺらと言葉をまくしたててタウエレト・マーを挑発した。
イシュアとアンデレの不遜な態度で苛立っていた女神は、その口を黙らせてやろうと、再び雷槍を創り出す。
ラズロルはぞくり、と危機感を覚えた。が、そこで両者の間に割り込むアンデレ!
「アンデレちゃんは、まだまだげんきだぞ!」
「この、小娘……!」
ラズロルをかばいながらの鬼神変が叩き込まれる! 体当たりで反撃するタウエレト・マーだが、思ったほどのダメージを与えられない。追い詰められている証拠だ!
「手が回ってないみたいだねぇ。その図体じゃ当然かな?」
「どいつもこいつも、黙りなさいッ!」
イシュアの嘲笑に暴威を報いようとしたタウエレト・マー……だが、その背に、ボウガンのボルトが突き立った。
「な……!? さらに、伏兵、が
……!?」
「ラズ殿に気を取られていたようですね。ここは、押し通らせてもらいますよ」
反撃の雷槍は、シャムスにかすり傷程度しか与えることが出来なかった。
タウエレト・マーは目を血走らせ、シャムスを睨む。だがそこへ、ラズロル・イシュアの追撃! ダメージが累積していく!
「お、おのれ……! おのれディアボロス、信仰を揺るがす神の敵め! これほどの布陣ですら留められぬとは……!」
「ここが決戦の場でないことは、あなたも承知の上でしょう? 無茶をすれば、痛い目を見ることになりますよ」
「……!」
シャムスの意趣返しに、タウエレト・マーはぶるぶると怒りに拳を震わせた。
だが、これ以上の戦闘は、タウエレト・マーにとっても本意ではない。撤退のときが来ていた。
「……神の罰が、必ずやあなた達を打ち砕くでしょう。覚えていなさい……!」
「月次な捨て台詞ですね」
シャムスは一笑に付した。タウエレト・マーは憎悪の眼差しで四人を睨み、そして姿を消す。
するととたんに嵐は止んだ。どうやら、空の敵と水中の敵も、一緒に姿を消したようだ。
「ふぅ~、なんとかうまくいったね。誰も斃れなくてよかったよ」
「アンデレちゃん、まだやれたんだけどな」
「元気でいいことだね。が、とにかく作戦は成功。コンビネーションの勝利だよ」
「おふたりとも、そしてラズ殿、見事な陽動でした」
シャムスは三人をたたえ、そしてタウエレト・マーが姿を消した方角を見やる。
「いずれ奴との決戦の時も来るやもしれません。が、今は、道が拓けたことを歓びましょう。我々の勝ちです」
ジェネラル級は一筋縄ではいかない。だが、ディアボロスたちは、その連携と機転で見事に奴を追い払った。
この一石は、ディヴィジョン攻略のための大きな布石となるだろう。四人は、今はただ、作戦成功を喜び、お互いを労っていた……。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【モブオーラ】LV2が発生!
【怪力無双】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【フィニッシュ】LV2が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!