リプレイ
天夜・理星
……えーと、あのですね。
色々、あの……
ごめんなさいなんでもないです。
……仕方ない。
アタシがなんとかするか……
んじゃ開幕海岸にぶっ倒れまーす。
それでその後は…カシエルの信者たちと遭遇するだろうから、眼鏡の良さを説くか。
眼鏡は好きだよ。でもただ好きなんじゃダメだ。度はちゃんと合っているか、そして服との兼ね合い…要はね、映えるかどうかも重要だと思うんですよ。
眼鏡をもっと広める為には、バッチリとキメられるかが勝負!
ほら、その点この眼鏡、機能性もマッチ具合もマジで充実っしょ?
あなたの眼鏡もぴったりキマってるよ…♪
さ、どうかな。
これで信じてもらえた?
一里塚・燐寧
共闘・アレンジ大歓迎
実はさぁ、復讐者になる前は目が悪くてメガネっ子だったんだよねぇ
ここは昔取った杵柄を活かしていこっかな
出撃前に新宿島で赤いフレームで度入りのメガネを調達
【肉体改造】で意図的に近眼になって
髪型はいつものサイドポニーから少し野暮ったいお下げ髪に変更
根っからのオタク系メガネキャラを演じちゃうよぉ
カシエルの信者と遭遇したら
病弱な幼少期に楽しんでたアニメやラノベの知識を活かして話を合わせるねぇ
「いやー、この作品は〇〇ちゃんがステージに立つ時メガネを外すのだけ許せなくてぇ」
「敢えてコンタクトじゃなくてメガネの子って、距離が近いとゆーか、信じられるっ!て思いますよねぇ」
大体こんなノリだよぉ
アイネリス・レナリィ
アドリブ絡み歓迎
この戦いは負ける気がしませんね。
潔く通してもらいましょう。
私は現役眼鏡魔女ですので臆することなく堂々と乗り込みますよ
やましいことなど何もありませんので
カシエルの信者に対しては【情熱】を込めて【浄化】する勢いで圧を掛けていきます
私もあなた達に匹敵する眼鏡力を備えていることは一目瞭然でしょう。
この光るフレーム、そして頭上に燦然と輝く光輪の如き眼鏡が見えている筈です。
世を遍く照らす輝き、瞳を包み込む優しさ、あらゆる人々に似合う美しさ全てを備える物が眼鏡。
おわかりいただけただろうか。
同志である事を主張しながらかっこいいポーズをキメます
真顔で
私が眼鏡信者であることは確定的に明らか。
眉立・人鳥
アドリブ・絡み歓迎
そういう事ならば語らねばなるまい……
無論全ての眼鏡女子が素敵、だが──
俺が特に推せる眼鏡女子はこれやッ!!
黒髪ロング、その美麗かつ清楚さを感じさせられる髪型と眼鏡の相乗効果は強力だ。思わず強力すぎると呟いてしまう程になッ
そしてぱっつん、綺麗に切り揃えられた芸術的なまでの可愛いさを誇る前髪の下に輝くフレームがその娘の魅力を更に引き立たせるッ
見た目通りの印象を持つ優しい真面目っ子もいいが、ここはそこに
茶目っ気という要素を加える事によりその破壊力は限界を越えるのだッ
見ろ!あそこでかっこいいポーズを取ってる真顔の眼鏡っ娘を!
ハチャメチャに可愛いでしょうが!
俺も撮影するぞ、構わないよな
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
へぇ……眼鏡力ね……。
キラリと光る眼鏡。そして、スッと立つその姿は凛としている。
マイクを掴み、伸ばしたケーブルをアンプからスピーカーに繋げる。音量、ゲインを上げ、遠くまで声が届くように大声で!
諸君は眼鏡っ娘を本当に愛しているかしら……?
諸君!眼鏡っ娘を愛しているか!
次第に演説に熱がこもり、光る汗が額から流れる。
眼鏡っ娘とは無限である!
眼鏡を掛けた者が、眼鏡を外したらそれは眼鏡っ娘ではなくなるのか?否!その者は眼鏡っ娘だ!つまり、定義とは無力だ!良心に目覚め、澄んだ心の目で見よ!ジーク・眼鏡っ娘!
ん……?どこでこんなことを覚えたか……?それは……乙女の秘密よ?
(眼鏡キラリン☆レヴォリューション)
ネレッセ・シュナイダー
心情:眼鏡好きなディアボロスだっているという発想は無いのでしょうかこの人達……
実生活においてはいろいろ不便だとは思いますが、眼鏡の位置を直す仕草に格好良さや可愛らしさを感じるのはありますね
ところで貴方達は眼鏡の位置を直す動作として、ブリッジ・両の智・片方の智のどれが可愛さ或いは知的さを表すと考えますか?
自分個人はブリッジが知的さを、智は可愛さを表現すると思うのですよ
分かりますか?
分かってくれますよね?
これが例え伊達であっても変わりませんよね?
実生活における不便さは確かに眼鏡にはありますし裸眼を望む人もいるでしょう
しかしさりげない動作にグッと来るものは確かにあるはずです
アドリブ連携歓迎
御門・風花
連携歓迎です。
家族を奪われ、感情を失った少女。
常に無表情でクールに対応するが、意外とノリがよくマイペースな天然。
常識人なクダキツネの琥珀を連れている。
海岸で信者たちと接触した際は、眼鏡をきらりとさせて
「わたしは、ずっとこの眼鏡を愛用しています」
逆に相手を見通すように見つめて
「この眼鏡をかけた自然体を見て、わたしが眼鏡っ子でないと疑うのですか?」
まだ疑うようなら
「仕方ありませんね。リクエストに応えてあげましょう」
「どんなポーズをとれば、眼鏡の魅力が惹きだせますか?」
「いくらでも撮っていいですよ?」
真顔でノリノリのポーズをとる姿を見て、こっそり気配を消している琥珀が生暖かい目を送っている
●曇りない輝き
二人の眼鏡女子を発見し、カシエル信者達は盛り上がっていた。
「大丈夫ですか? 私が暖かい場所まで運びますよ」
「寒くないか、ブランケットあるぞ」
海岸に流れ着いたよう装い、気が付いてみせた天夜・理星(復讐の王・g02264)と一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、いきなり取り囲まれており、内心戸惑っていた。
「健康的なショートの黒髪に、眼鏡。けしからんボディ……いや、ナイスメガネ」
「文学少女感滲む癖のあるお下げ髪に、おくゆさしさを感じる、眼鏡!」
「……えーと、あのですね。色々、あの……」
「活発そうに見えて、謙虚かっ! このギャップいいな」
「す、すみません。ちょっと、眼鏡がまだ塗れていて良く見えなくて」
「ピンクの髪に、赤いフレームの眼鏡。これは合わせだな」
本当に引いているかもしれない、理星に対し、信者達は少し深呼吸をし落ちつき。
燐寧には、眼鏡クリーナーと曇り止めが直ぐに差し出された。
完全に盛り上がっている彼女達の周りを眺める、ネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)の視線は少し冷たい。
(「眼鏡好きなディアボロスだっているという発想は無いのでしょうか、この人達……」)
それどころか、信者であるか確認する事すら忘れていないだろうか。
「眼鏡はお好きですか?」
そのままユルフワキャラに慣れそうな、信者の女の子がネレッセに声を掛けて来た。
彼女は眼鏡をしてないが、彼らのルールでは良いようだ。
「実生活においてはいろいろ不便だとは思いますが、眼鏡の位置を直す仕草に格好良さや可愛らしさを感じるのはありますね」
「だよねー。だから、ボクの眼鏡はゲーム用だからブルーライトカットで超軽量化にしちゃったんだぁー」
そう無駄にクルリとスカートの裾を翻し、彼女はフレーム無しの眼鏡をかけて見せた。
信者も幅が広い。
と、向こうで盛り上がっていた信者達から歓声があがった。
「天使だ……眼鏡の天使だっ!」
「何にも興味が無さそうに見える眼差し! 心の奥底を覆う眼鏡のベールっ!!」
御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)は、眼鏡の端を持ち上げキラリとさせ、信者達を逆に覗き込むように。
「この眼鏡が何か? わたしは、ずっとこの眼鏡を愛用しています」
見通すように見つめ返してくる風花に、数人の信者が入信しそうになった。
そんな様子に、気配を消し眺めているクダキツネ『琥珀』の生暖かい視線が突き刺さっていた。
そして、もう一人。
「これは、もう女神……」
「いいえ。私は現役眼鏡魔女です」
信者達に臆する事なく堂々と、アイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)は信者達に対し、情熱を込め浄化する勢いの眼差しで、静かな圧を掛けていく。
「綺麗だ……。後光のように、いや魔女だと後光は変か?」
「黒髪ロング、その美麗かつ清楚さを感じさせられる髪型と眼鏡の相乗効果の強力さ。思わずかしずいてしまいそうになる程になッ!」
「クールビューティー。やべぇ、踏まれたい」
「あの眼差しに、俺射貫かれたかも? こんなに素敵な眼鏡女子が……」
「あぁ、無論全ての眼鏡女子が素敵だが、彼女は別格やッ」
何だか信者側に眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)の姿が、極自然に混ざっているような……。
「実は俺、家庭教師とかナースが好きなんだよな。カシエル様だと、ちょっと幼いからさ」
分かると同意しながら、人鳥はそのまま眼鏡……彼女への情熱を語る。
「そして大事なのは、ぱっつん。綺麗に切り揃えられた芸術的なまでの可愛いさを誇る前髪の下に輝くフレームが、その娘の魅力を更に引き立たせるッ!」
「あぁ、その彼女の美しさを損なわないよう着こなされている光フレーム。実に美しい」
「見た目通りの印象を持つ優しい真面目っ子もいいが、ここはそこに茶目っ気という要素を加える事によりその破壊力は限界を越えるのだッ!」
「分かるっ! 知的美女に見えてドジっ子とか、何も無い所で転んで眼鏡が見つけれず顔が急接近するハプニング……!」
しばらく熱狂的信者と人鳥は熱く語り合い、気が付けば堅い握手を交わしていた。
「あ、あの、あなたの眼鏡力を撮らせてください」
緊張した面持ちで、信者は風花とアイネリスを交互に見上げ遠慮がちにカメラを取り出す。
「この眼鏡をかけた自然体を見て、わたしが眼鏡っ子でないと疑うのですか?」
「頭上に燦然と輝く光輪の如き眼鏡が見えている筈です。私が、あなた達に匹敵する眼鏡力を備えていることは一目瞭然でしょう」
Yes!!
「写真をっ……! お姿をよろしいでしょうか? ポーズお願いします!」
「仕方ありませんね。リクエストに応えてあげましょう」
「私が眼鏡信者であることは、確定的に明らか」
一斉にカメラを構える信者達を前に、風花は自然体に、アイネリスは真顔でカッコよくポーズを決める。
「見ろ! あそこでかっこいいポーズを取ってる真顔の眼鏡っ娘を! ハチャメチャに可愛いでしょうが!」
ドヤッと言い切った人鳥は、もうどちら側の人間か分からないぐらい馴染んでいる。
「いくらでも撮っていいですよ?」
真顔だがノリノリでポーズを取る風花に自然と煽られ、カメラのシャッターが、信者達によって、物凄い勢いで連射される。
「どんなポーズをとれば、眼鏡の魅力が惹きだせますか?」
「世を遍く照らす輝き、瞳を包み込む優しさ、あらゆる人々に似合う美しさ全てを備える物が眼鏡。おわかりいただけたでしょうか」
心なしか、彼女達の信者が勝手に増えているような気配さえ感じる。
勿論、最前列には誰よりも前のめりで、バッチリ撮影に参加している人鳥の姿があった。
もし間違って彼の眼鏡が割られることがあったとしても、きっとそれは仕方ないことだろう。
「諸君は眼鏡っ娘を本当に愛しているかしら……?」
いつの間に用意したのか、ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)はマイクを掴み、音量、ゲインを上げ、遠くまで声が届くように大声でシャウトした。
彼女もまた、キラリと光る眼鏡を持ち、その立ち姿は凛としていた。
「諸君! 眼鏡っ娘を愛しているか!」
ベアストリアに煽られるまま、信者達は熱気に包まれていく。
「凄いですよね。先輩達は、ちょっと濃いというか、熱いというか……」
あくまで彼らは別格と、理星と燐寧の眼鏡に萌えていた一団は自分達は違うと主張し、思い出したかのように眼鏡力を問う。
「眼鏡は好きだよ。でもただ好きなんじゃダメだ。度はちゃんと合っているか、そして服との兼ね合い……要はね、映えるかどうかも重要だと思うんですよ」
軽く眼鏡の端を持ち上げ、理星は微笑みかける。
「眼鏡をもっと広める為には、バッチリとキメられるかが勝負! ほら、その点この眼鏡、機能性もマッチ具合もマジで充実っしょ?」
信者は激しく頷く。自分達のようなゲームに電脳に全力な信者にとって、眼鏡は衣服なのだと。
「あなたの眼鏡もぴったりキマってるよ……♪」
「あ、ありがとうございます。あなたみたいな美しい同志に、そう言って頂けると……」
その先の言葉を止めるよう、理星は口を閉じるよう指を立てウインクする。
「さ、それより、どうかな。これで信じてもらえた?」
信者はドキドキしながら、嬉しそうに頷いた。
「眼鏡っ娘とは無限である! 眼鏡を掛けた者が、眼鏡を外したらそれは眼鏡っ娘ではなくなるのか? 否! その者は眼鏡っ娘だ!!」
ベアストリアの演説は熱を帯び、引き付けていく。
いつの間にか、ネレッセの周りに眼鏡女子が集まっていた。
「眼鏡の位置を直す動作として、自分個人はブリッジが知的さを、智は可愛さを表現すると思うのですよ。分かりますか?」
じゃぁ、私は知的なのかな。アタシは可愛いんだー。
熱く迫ってくる他の信者とは雰囲気の違うネレッセが、どうやら気に入ったようだ。
「実生活における不便さは確かに眼鏡にはありますし、裸眼を望む人もいるでしょう。
しかし、さりげない動作にグッと来るものは確かにあるはずです」
「そうだよね。ミオゾーディデ様も、そう言ってたもの」
クールで冷酷に見えるのに、歌う時はとっても素敵なのだと信者の女性は語る。
でも物凄く目が悪く眼鏡を落としてしまえば見えなくて困るので、そういう時は使い魔の猫に予備の眼鏡を渡して貰うのだという。
演説も撮影会も終盤か。
「つまり、定義とは無力だ! 眼鏡を外すことで縮まる距離、それも含んでの眼鏡っ娘」
光る汗が眼鏡のフレームの間を滑り、ベアストリアの熱の入りも最高潮に。
「いやー、この作品はアイドルだからって、ステージに立つ時メガネを外すのだけ許せなくてぇ」
眼鏡キャラが眼鏡外すのは違うよなと、信者もノリノリで。
いつの間にか燐寧も大人しそうな雰囲気から、一転し活き活きとアニメやラノベの知識を披露していく。
「だから、敢えてコンタクトじゃなくてメガネの子って、距離が近いとゆーか、信じられるっ! て思いますよねぇ」
その距離が大事なのだと信者達は萌えた。そして近い。
「良心に目覚め、澄んだ心の目で見よ! ジーク・眼鏡っ娘!」
やりきったベアストリアの汗が輝く。
眼鏡も輝く。
「……チームリーダーのとこに案内するぞ」
盛り上がりの状況が分からない信者が、戸惑ったように声を掛けてきた。
どうやらすっかり、ディアボロス達は同志だと信じて貰えたようだ。
寧ろ、彼らの信者が誕生してしまったような気がする。
ここは台東区秋葉原。だが、心はどこまでも千代田区秋葉原のままであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【フライトドローン】LV2が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
●氷鏡の庭
こちらへどうぞと案内されるままに、ディアボロス達はどこかの貴族の屋敷のような雰囲気のある内装の執務室へと通された。
「君達が新しく漂着した仲間かい?」
ミオゾーディデは館の主といったところだろうか、立派な椅子に腰掛け膝に猫を抱いたまま、爽やかな笑顔で悠然と出迎える。
部屋の中では十人程の執事やメイドが仕え、彼のお世話をしていた。
案内してきた信者が扉を閉め出ていくと、ミオゾーディデの雰囲気が変わる。
「まったく、こんなとこまでディアボロスを案内するなんて、人の信者は役に立たないな。まぁ、来てしまったものは仕方ない。相手をしよう」
眼鏡が煌めく。
途端、一同を軽い浮遊感が襲い、周囲に数式と電子が駆け巡ったかと思うとたちまち世界が凍った。
そこが室内であったとは思えない程、空間も広がっている。
これが、今回の電脳空間。
鏡のような氷柱がいくつも競り上がり、鏡の迷宮に惑わすようにディアボロス達を分断していく。
その氷柱の一つ、一番高い場所よりミオゾーディデが見下ろしながら手を差し出した。
「さぁ、ボクのステージの始まりだ」
氷の結晶が雪のように舞い始め、温度が下がり始める。
それと一緒に執事とメイドが降って来た。
彼らは早着替えの如く服を手に取ると、脱ぎ捨てる。
氷上に降り立った時には、執事とメイドは眼鏡団の姿に戻り襲い掛かって来た。
アンゼリカ・レンブラント
眼鏡じゃない私が眼鏡団を吹っ飛ばそう
かけてないから多分狙ってくる方なのかな
でも狙われるとわかってればやりようはあるっ
絶え間なく動きつつのパラドクスの砲撃をしかけていく
無理はしないけど、【フェイント】をしかけ
眼鏡をかけた仲間の攻撃の呼び水にしたり
【臨機応変】を心掛け動いていこう
眼鏡はトレーニングするときは危ないからねっ
視力もいいし今はかけるつもりはないっ
でも眼鏡かけている人もいいよね
本やドーナツを片手に座る知的な女の子
ツンとしたようでいて実は優しくて包容力に溢れ
時に大胆にぎゅっとしてくれたり
何を言わせるんだか!
気を引く眼鏡団がいればその隙をついて
【呼吸法】で力をためた《天輪輝星》でぶっとばーす!
三笹木・遼太郎
お前達は秋葉原を奪われたというが……
先に簒奪したのはお前達で、オレ達はそれを正当に取り返しただけだ
だからこそ、こう言おう
お前達の秋葉原って、醜くないか?
これに尽きる
信仰や畏怖を集める為に人間を飼い慣らすか搾取する
実に醜い東京だ……
故にオレ達復讐者は正当な人類史を奪還し、再編し直す……
お前達の改竄世界史は、無価値という事だな
そう呷りながら武術の知識や経験を扱ってトループスの群れを捌いていき、たたらを踏んだ所に拳に戦場内を満たす冷気を付与した拳のパラドクスを叩き込み、凍結粉砕していく
●眼鏡を執行します
先程まで、少なくともイケメン執事、美人メイドだった彼らが襲い掛かってくる。
「お前達は秋葉原を奪われたというが……先に簒奪したのはお前達で、オレ達はそれを正当に取り返しただけだ」
仁義なき振る舞いは、何であろう目に余る。
三笹木・遼太郎(黒録真和会若頭補佐・g03159)は、襲い来る巨大眼鏡を白羽取りし言う。
「お前達の秋葉原って、醜くないか?」
問いに対する答えは力任せの巨大眼鏡の強制ギフト。
咄嗟にバールのようなもので受け止め、弾き返す。
同じように降りかかる巨大眼鏡を携えた眼鏡団と対峙するアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)は、拳を構えた。
思った通り、眼鏡じゃない彼女は集中的に狙われる。
何だか巨大眼鏡以外に、明らかにアンゼリカに眼鏡をかけさせようとしている眼鏡団の姿もみられる。
とりあえず、狙ってくれるのならば、誘い込んで叩くだけ。
その拳に裁きの光を集わせ、一気に爆散させる。
星状に光が輝き、眼鏡と眼鏡団を焼き尽くそうとする。
「信仰や畏怖を集める為に人間を飼い慣らすか搾取する。実に醜い東京だ……いや、テメェらの場合は眼鏡か」
押し付けはいただけない。
「故にオレ達復讐者は正当な人類史を奪還し、再編し直す……お前達の改竄世界史は、無価値という事だな」
己の価値を他人に押し付けることは、本当の意味で布教したことにはならない。
戸惑い動きの鈍った眼鏡団に遼太郎は手近な細い氷柱を力任せに圧し折り、迫る眼鏡へフルスイングし叩き割った。
「なぜ眼鏡を受け入れない!?」
「トレーニングするときは危ないからねっ」
それに今は視力もいいしと、普通にアンゼリカが反論を返した。
すると眼鏡団は一瞬沈黙し、そっとアイプロテクターやスポーツメガネを差し出してくる。
「ありが、とう?」
地味に配慮された行動に戸惑いつつ、でもその拳に呼吸法をも用いて裁きの光を集めていく。
「まぁ、眼鏡かけている人もいいよね。本やドーナツを片手に座る知的な女の子」
眼鏡団の眼鏡が輝く。
「分かります。ただ眼鏡は女子だけのものではありません。ミオ様のような、冷たさの中に輝くのもいいんです」
「ツンとしたようでいて実は優しくて包容力に溢れ、時に大胆にぎゅっとしてくれたり……」
力強く同意する眼鏡団に、思わずのってしまい。
「何を言わせるんだか!!」
パラドクス『天輪輝星』が綺麗に決まり、一人の眼鏡団……眼鏡が割れて星となった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【照明】がLV2になった!
【強運の加護】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎
【ヨアケ】で参加。
蛍もいるわね。よろしくね♪
眼鏡じゃなくてごめん
眼鏡団の宿敵主なので責任持って倒させてもらうわよ?
ん?廉也は眼鏡割りたいの?なら敵を凍らせてあげるからその間に割ったらいいよ
んで、運命さん?ナチュラルに嫉妬団化してるって悪口だよね!?一応まだ私嫉妬団に洗脳されたことありませんよ!!確かにカップル羨ましいけど!!
もうあれだ眼鏡かけてなくてごめんだし全部眼鏡団が悪い!
『冷気の支配者』にて眼鏡団周辺の気温だけ下げ《氷雪使い》にて敵を凍らせる。
廉也がある程度眼鏡を割ったのを見計らって【氷雪舞】にて敵頭上に用意していた氷塊から氷の礫を放つ。
五月姫は落ち着こうか?大丈夫??
黒城・廉也
【ヨアケ】
連携・アドリブ歓迎
メガネかけてなくて悪いッスね!
桜さんが視界を奪って、瀧夜盛さんが温度差で撹乱してくれるし、その間に【早業】の【全力魔法】でパラドクスを使って敵を闇の茨で縛るッス。
茨できつく締め付けて攻撃しつつ桜さんの攻撃が当たるように絶対逃がさないッスよ。
茨で眼鏡にかける情熱その物を封じられるなら封じたい所…
敵の大きな眼鏡で襲い掛かってきたら【早業】で回避、できないなら闘気や鉄線で防いで引き離す
洗脳対策に白水さん達が歌ってくれるようだし、魅了なら俺より上手くないと引っ掛かってあげないッスよ。…それにいつも眼鏡の布教する方が身近にいるし。
その眼鏡…割ったらどうなるんスかね?
白水・蛍
アドリブ/連携歓迎
綾音さんと一緒に行動(g00868)
知り合いもたくさんおりますね。桜さん、黒城さん、百鬼さん、五月姫さん。グランさん。
眼鏡かけてないのでヘイトが集まると。良いですね。
綾音さんが【炎魔法】ですか。
では私が<風使い>でその炎を煽りましょう。
温度差が出来れば眼鏡曇りますよね。
隙が出来れば接近戦でその眼鏡割りに行きます。
むしろ眼鏡ごと斬り飛ばしますわ!
私が割らなくとも他の人が、ね。
相手のパラドクスによる精神侵蝕には<歌唱・演奏>とパラドクスによる【勝利の凱歌】で対抗いたします。
勇気を情熱を、清廉を冷静を。己を己と定めるのにあなた方のノイズは必要ございませんの。立ち去りなさいな。
百鬼・運命
【ヨアケ】で参加
人目をはばからずいちゃつく付き合いたての同結社カップルの眉立さんとアイネリスさんを見つつ
「瀧夜盛さんは前から危なかったけど、最近は惚気に当てられて桜さんもちょっとナチュラルに嫉妬団化してるから出来れば嫉妬団が出てくる前に仕留めたいところだな」
もし出てきたら自分も含めて一発で洗脳されかねないからなあ…そのときはツッコミ役の黒城さんが大変だ
眼鏡は普段からかけているし、アイテムでも持っているので、敵の攻撃対象になりにくい事を利用
敵に切り込むのは黒城さんに任せて桜さんや瀧夜盛さんの範囲攻撃から逃れた敵を始末していきます
そのほかチームメンバーと連携しつつ戦闘
アドリブ絡み歓迎
一ノ瀬・綾音
蛍さん(g01398)と
生憎綾音ちゃんは眼鏡じゃないんだよなー。
そして眼鏡かけるようなこともないんだよなー。
『高速詠唱』で【炎魔法】を詠唱して地面の氷に当て、蒸気を出させる。
なるべく相手の前方などを狙い視界塞ぎも並行するよ。
眼鏡って曇るじゃん?こういう蒸気に対応できないじゃん?
ラーメン食べたりするときに邪魔にならない?
…まぁ、そんなこと言うともしかしたら別の場所のディアボロスからフレンドリーファイアとか眼鏡アピール来るかもしれないけど!
相手のパラドクスには「絶対眼鏡になるもんか」っていう心と『勇気』と『情熱』を込めた【勝利の凱歌】で対抗するよ。
グランアレグリア・ヴィクトリアマイル
まぁ…その、なんだ。人の好みは否定しないけど
それを同意させる集団心理は好まん。それはただの押し付けであり、至高であるならばもとよりその者のためになるように動くべきだ。
と、言うわけで…やっちゃいなよ、そんな眼鏡なんか!
眼鏡に反省を促すパラドクスで徹底抗戦させてもらう。
…とはいえ攻撃手段ではなく拘束手段なので倒すのはほかの人に任せるけどね。
散々煽っておいてそのうえで罠にかかりやすくしておくのも忘れません
瀧夜盛・五月姫
【ヨアケ】
アドリブ、連携、歓迎、だよ
メガネ……? なにそれ、姫、しらない。
姫の時代、そんなもの、なかった。
まあ、でも、貴方たちのそれは、“所詮”おしゃれ、だよね。
おしゃれは、人にさせた、時点で、“愚物”、なんだよ。(【挑発】)
氷雪使いがいる、から、姫は【熱波の支配者】。
ほら、焦熱地獄の全てを消し炭にする、炎。
灼熱と冷気、急激な温度差。
その、“無名”は、この温度差に、耐えられる、かな?
あ、ちがう、か。
――あなたたちも一緒に、煤になるんだよ?
あは、あはははは。
御門・風花
【ヨアケ】連携歓迎。
周囲の氷や敵の動きを見ながら、ホルダーから右手でナイフを引き抜き、逆手持ちで構える。
「あちらはやる気のようですね」
近くで隠密している相棒に話しかけ
「琥珀、狐火で援護を。わたしは……」
息を吐いた後、右手のナイフと左手の掌にオーラを集中させる。
「すべて迎え撃つ」
周囲の気の流れを読み取り【神速反応】で敵や氷の動きをスローモーションで捉え、近づいてくる敵や攻撃をオーラを纏わせたナイフで両断し、遠くの敵は左手を向けて掌から衝撃波を放ち纏めて吹き飛ばす。
回避時はエアライドや手足から衝撃波を放ち体勢を立て直す。
「わたしに眼鏡洗脳は無意味です」「破軍衝」「面倒ですね」
「次はあなたの番です」
ネレッセ・シュナイダー
ほうほう、これがミオ……何でしたっけ? その一発芸ですか
見た目は派手ですね
眼鏡をかけているがゆえの自然な動作に感じるものがあるというのは嘘ではありませんよ
ただし、押し付けるな。この一言に尽きますがね!
敵ならば容赦はしない
さっきは我慢してましたけどイライラがもう限界なんですよ、体のいいサンドバッグだ!
先手必勝
【神速反応】で動きを読み、炎流れによるあらゆる攻撃を眼鏡団に叩き込む
敵からの反撃は可能な限り回避しながら更に接近、次の攻撃の準備
刻逆仕掛けてきた分際で被害者気取りの天使の養分なんぞ敵ですらない汚物!
残るはミオ何たらだけだ、出て来い!
アドリブ連携歓迎
●熱波と冷気の狭間
眼鏡団はクルリと振り返り、メガネを光らせポーズを決めた。
「メガネ。それは心の煌めき!」
「愛と真実のメガネ道を貫き」
「私達は、ミオ様のため輝き続ける」
「MGN12!!」
氷上を華麗にスケーティングしながら集合すると、眼鏡団はポーズを決める。
「……あれ、さっき一人倒されたから11じゃ?」
何かに気付いた呟きを横から、仲間が慌てた様子で口を塞いだ。
「メガネ……? なにそれ、姫、しらない」
「……ごめん。メガネじゃないのよね」
この空間以上に冷たい瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)と桜・姫恋(苺姫・g03043)視線が突き刺さる。
「メガネの良さが分からないとは、残念だ」
「メガネかけてなくて悪いッスね!」
「ほうほう、これがミオ……何でしたっけ?」
「ミオゾーディデ様だ!」
「 その一発芸ですか。見た目は派手ですね」
黒城・廉也(後輩サキュバス・g02175)とネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)の言葉に、眼鏡団は翼を広げ次々と舞い上がっていく。
同時に更に複数の氷柱が出現し、ディアボロス達を分断していく。
「眼鏡をかけていないせいか、中々のヘイトが集まっているようですね」
「まぁ…その、なんだ。人の好みは否定しないけど、それを同意させる集団心理は好まん」
「生憎綾音ちゃんは眼鏡じゃないんだよなー。そして眼鏡かけるようなこともないんだよなー」
お前も眼鏡信者にと、メガネを輝かせ白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)とグランアレグリア・ヴィクトリアマイル(大歓声・g05879)に概念を植え付けようとする眼鏡団に向かって、一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)は高速詠唱し、炎魔法で地面の氷を蒸発させていく。
辺りに蒸気が広がり、氷鏡に区切られた空間の視界を塞いでいく。
蒸気に紛れ、鏡に無数の眼鏡団が映り込み分身でもしたかのように、本体が紛れる。
氷柱の合わせ鏡の中で、何体もの眼鏡団が曇った眼鏡を丁寧に磨き上げ、曇り止めを塗る。
その手際は、熟練執事の物。
「いいでしょう。メガネを受け入れないというなら、徹底的に教え込むだけです」
「それはただの押し付けであり、至高であるならばもとよりその者のためになるように動くべきだ」
「どうやら、あなたとは特に話し合いが必要なようだ。メガネの未来について」
だが、グランアレグリアには話すことなどない。
「と、言うわけで…やっちゃいなよ、そんな眼鏡なんか!」
眼鏡団はその磨き上げた眼鏡を氷柱に反射させ、その輝きにディアボロスを包んだ。
電脳空間のあちこちで戦闘の音が響く。
なぜこうなった。百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は、完全に取り残されていた。
眼鏡は普段から掛けており、敵の攻撃対象になりにくいだろうと【ヨアケ】の仲間と挑んだところまでは良かった。
確かに狙い通り、対象外に。だが、まさか一人放置されるとは思いもよらなかった。
仲間も氷鏡の壁の向こう。そして全ての眼鏡団も……。
「……早く、合流しないとな」
「大丈夫です。わたしも、居ます」
眼鏡団が用意したのだろうか、立派なティーセットの用意されたテーブルにつき、紅茶を頂いている御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)の姿があった。
「御門さん、休んでいる場合では……」
「お茶、美味しいです」
何だか、気配を消しているはずのクダギツネ『琥珀』が、物凄く気苦労している姿がはっきり見えるようだ。
「とりあえず、瀧夜盛さんは前から危なかったけど、最近は惚気に当てられて桜さんもちょっとナチュラルに嫉妬団化してるから早くしないと……」
「運命さん? ナチュラルに嫉妬団化してるって悪口だよね!? 一応、まだ、私は嫉妬団に洗脳されたことありませんよ!!」
氷鏡の壁と柱の向こうから聞こえて来た姫恋の声に、聞こえてたんだと苦笑いを浮かべつつ、早く合流せねばと思うのであった。
「確かにカップル羨ましいけど!!」
壁向こうに叫びつつ、姫恋は冷気の支配者の効果を使い、更に眼鏡団周囲の温度を下げていく。
鏡に映り込み本体を捉えにくいが、広範囲に渡る冷気であれば閉じている分隅々まで行き渡る。
「メガネこそ至高の物。叡智の結晶ですわ」
鏡越しに、あるいは突然背後から。音も無く近付いた眼鏡団が、色々な形のメガネを魅せながら囁く。
「姫の時代、そんなもの、なかった」
五月姫の周囲の温度が物凄い勢いで上がっていく。
「まあ、でも、貴方たちのそれは、“所詮”おしゃれ、だよね。おしゃれは、人にさせた、時点で、“愚物”、なんだよ」
挑発しながら、五月姫の乾いた笑いが響く。
熱波と冷気が渦巻き、眼鏡団は激しい温度差に翻弄される。
これでは、曇り止めを使っていたとしても意味が無い。
耐久度の脆くなったメガネ……もとい眼鏡団をパラドクス『エクスペンダブル・コア』で縛る。
「その情熱、縛るッス」
闇の茨が眼鏡団を縛り、そのメガネへの情熱をも封じ込もうと締め付けていく。
動きを奪うように、茨は深く眼鏡団の内へ。
「そのメガネ……割ったらどうなるんスかね?」
拳を作り迫る廉也に、眼鏡団はメガネを輝かせ、精神を蝕もうとする。
顔を覗くように間近で見上げる眼鏡団の姿が、彼の好みの女性のメガネ姿に見えてくる。
「メガネ、掛けてみませんか?」
周囲には、急に廉也が眼鏡団と見つめ合ってるようにしか見えない。
可愛く見えるメガネの誘惑に、茨を緩め手を伸ばしそうになるが、そこへ氷鏡の壁の向こうより蛍の歌と奏でる音が響き、彼の目を覚まさせる。
「魅了なら、俺より上手くないと引っ掛かってあげないッスよ。……それにいつも眼鏡の布教する方が身近にいるし」
ある意味、耐性……慣れは恐ろしい。
とりあえず、まずは一つ。眼鏡団のメガネを割り沈黙させた。
「眼鏡をかけているがゆえの、自然な動作に感じるものがあるというのは嘘ではありませんよ。ただし、押し付けるな。この一言に尽きますがね!」
巨大眼鏡を構えた眼鏡団にネレッセは神速反応し、炎のように自在な動きで距離をつめると、激しい打撃を撃ち込んだ。
「さっきは我慢してましたけどイライラがもう限界なんですよ」
拳が腹部に、胸に顔に決まり、メガネがまた一つ吹っ飛んでいった。
蒸気に抗い迫る眼鏡団に、綾音は問いかける。
「眼鏡って曇るじゃん。こういう時、大変でしょ? ラーメン食べたりするときに邪魔にならない?」
「そんな事はない! 今は曇り止め加工された物もあり、より快適だ!」
ドヤっと先程の曇り止めを取り出すので、綾音は容赦なく弾き飛ばした。
ついでにメガネも弾き飛ばし、粉砕する。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ、メガネ。私のメガネがぁ!!」
「MGN08が倒されたぞ!」
「何! 何てむごい……」
「メガネなし!」
「こんなことをするくらいなら、まずは掛けてみろ! 掛けてから文句が万が一あれば受付よう」
何故か壊れたメガネを囲み憐れむ眼鏡団に、何とも言えない表情を浮かべるしかない。
この様子を見てメガネになろうとは、少なくとも今は思わない。
あまりメガネに関し不穏な事を口にし、思いがけないフレンドリーファイアとか眼鏡アピールが来ないうちに、とりあえず片付けてしまおう。
魔方陣を描き出し、ドラゴンを模した炎の嵐を綾音は放ち、グランアレグリアは
パラドクス『トラップヴァイン』を伸ばし絞め上げていく。
それでもメガネは至高と惑わそうとしてるが、蛍が風使いの力で炎を煽り歌う。
「勇気を情熱を、清廉を冷静を。己を己と定めるのにあなた方のノイズは必要ございませんの。立ち去りなさいな」
声を響かせながら、動けずに居る眼鏡団との距離を詰めると、ブレイドハープを引き抜く疾さで斬り伏せ両断した。
業火の蛇が氷鏡の柱と壁を壊し、燃え上がり。電脳空間の物とは違う雪の結晶が舞う。
それを目印に、駆け付けた運命と風花は直ぐに迎撃態勢に。
残る眼鏡団は、五体。
地上は冷気が漂い、上空には熱気が溢れ、妙な雲海が広がっている。
「氷雪の姫と、豪炎の姫ッス……」
この状況は、二人の力が呼び起こしたようなもの。
「廉也、まだおかわりは在るわよ、割れるメガネ。さぁ、どんどん割っていいのよ」
微笑みながら、姫恋が眼鏡団を凍らせ廉也に向かって落とす。
そこを、すかさず剣〈ナイトメア〉もしくは拳で叩き割る作業が続く。
「なんか、弾みで百鬼さんのメガネを割りそうッスね」
「それは、遠慮しよう」
疑っている訳ではないが、このまま斬り込んでいくのは任せ、運命は後方より眼鏡団を狙う。
「あは、あはははは。その、“無名”は、この温度差に、耐えられる、かな?」
凍らなかった眼鏡団には再び五月姫の操る、焦熱地獄の全てを消し炭にする、業火が蛇のように襲い掛かる。
メガネを普及し護ろうと眼鏡団は、氷上を上空を疾走し逃げ惑う。
この急激な温度差地獄の空間から逃れた敵を見逃さず、運命のロングレンジライフルが火を噴き眼鏡団の翼を狙撃し撃ち落とす。
「琥珀、狐火で援護を。わたしはすべて撃つ」
風花は息を吐いた後、ホルダーから右手でナイフを引き抜き、逆手持ちで構えるとナイフと掌にオーラを集中させ、地を蹴り炎と氷の織り成すステージへ。
更に豪炎の勢いは増していく。
蛍の風が煽り、綾音の炎の竜も加わり、熱気が上がっていく。
氷鏡は完全に曇り、もう姿を映し惑わせられない。
天使の翼は炎に焦がされ、墜落していく。
「――あなたたちも一緒に、煤になるんだよ? あはは!」
「後、何体ッスか?」
慣れた動きでメガネを割りながら、眼鏡団を斬り廉也は振り返る。
「二枚?」
メガネの数え方で返って来た答えに、洗脳を疑ったが問題ない。
上空の二人の姫から逃げるよう、氷上を滑り向かって来た眼鏡団の巨大眼鏡と風花のナイフが競り合う。
「メガネの崇高さ、美しさ、分かるだろう!」
「……わたしに眼鏡洗脳は無意味です」
淡々と切り返す風花に、この術は効かない。もう掛けているから。
しまったと焦る眼鏡団に、魔力を圧縮させた強烈な衝撃波で吹っ飛ばし。
駆け抜けるような華麗な剣捌きで、蛍は巨大眼鏡を弾いた。
そこを廉也の黒の茨と、グランアレグリアのトラップバインが、それぞれ眼鏡団を捕らえ逃さない。
「五月姫は落ち着こうか? 大丈夫??」
「あ、はい」
声を掛けられ、はっとした五月姫は落ち着くよう深呼吸し、炎を収める。
周囲の気温が、一気に下がり眼鏡団の頭上に氷塊が出現する。
「もうあれだ眼鏡かけてなくてごめんだし、全部眼鏡団が悪い!」
姫恋の舞いに合わせ、上空の氷塊はより大きく冷たく、氷の礫を降り注がせ貫き倒した。
後は、ミオゾーディデのみ。
静かに彼が見下ろす中、戦闘で破損した電脳空間がゆっくりと修復されていくのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【フライトドローン】がLV3になった!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
【リザレクション】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
一里塚・燐寧
共闘・アレンジ大歓迎
『白の風花』に曝され
氷雪に襲われると共に呪いを受けるよぉ
大切な人が朧げになって、他の誰かの記憶とドロドロに混じる苦しさに呻いちゃうけど
「……はぁ? 馬鹿にするなよ。あの人の優しさも厳しさも、忘れるわけないでしょ。あの人は――あたしが今を生きてる理由なんだからさぁ!!」
ゆるゆるした態度から豹変して激昂
自分自身の【呪詛】を体内に巡らせ
激しい痛みと引き換えに敵の呪いを破壊するねぇ
その後『呪式:慟刻業刃』を発動
巨大鎖鋸剣に纏う鬼火で氷の勿忘草を溶かし尽くしながら
【フライトドローン】を出現させ
【エアライド】を絡めた跳躍移動の踏み台にし敵に接近
ドローンを跳び降りて回転刃を突き刺すよぉ
黒城・廉也
アドリブ連携歓迎
大切な人を…。ダメ、そんな経験を他の人にさせるわけには行かない。…なんとかしないと。一度全てを忘れた俺の方が…。倒せばなんとかなると思うし、一時的に忘れてもきっと…
【神速反応】と俺の【早業】それに【熱波の支配者】で動きやすい環境を作り、攻撃に備えるッス
隙を見つけたら致命傷にならない程度に突っ込み敵の足止めに
夢魔の魔眼を使い敵の動きを封じ、止めは味方に任せる
味方を認識できなくなっても忘れた人でも攻撃を決めてくれると信じて
また直接視線を合わせる事だけを狙うのではなく鏡の様な氷柱を使い氷柱に視線を向けて不意打ちで視線を合わせる事も狙う
(忘却の庭を受けた場合は名字+さん呼び)
百鬼・運命
さて、厄介な攻撃持ちみたいだし、速攻でかたをつけるように動くかな
初手に相手の口上も無視して、残留効果を駆使し一気に接近、悪鬼粉砕撃から徹底的なインファイトに持ち込む
こういう小細工系の敵には時間を与えると厄介な手を出されるとあえて作戦無しで正面から単純に斬りかかることで敵に圧力をかけ、対応する時間を与えないことで仲間に攻撃する隙を与えず、さらに仲間が攻撃する隙を作る。
精神攻撃は呪術符による自動反撃などで対応。
ついでに問いたいのは一つだけ
「貴様はディヴィジョンという言葉に聞き覚えがあるか?」
反応があれば儲けもの。もし反応がなくて伏せ字になっても相手を戸惑わせて隙くらい作れるはず。
アドリブ絡み大歓迎
桜・姫恋
連携・アドリブ歓迎
私あなたのこと嫌いなの。
似たような技使うしね?
ちょうど新しくできた技試してみたかったし練習相手になってよ
色とりどりの毒蝶の幻覚と桜の花びらの幻覚を作り出し《風使い》と《氷雪使い》を使い風に幻覚を乗せ氷の礫を《氷雪使い》で作りミオゾーディデに向けて飛ばす。
既に記憶のない人にはその忘却の庭は効果あるのかしら?
私自分の過去について何も覚えてないのだからそれを食らったところで失うものなんてないわ!さぁ、あの世へ行きなさい
天夜・理星
んー…。
眼鏡の強要のことを指摘しようとしたんだけどさ。
みんなキレててそれどころじゃないんだ。
だからその…
うん。その目も顔も要らないね?
キレてる様子のみんなを案じながら、誰よりもキレた状態でみんなと一緒に戦う。
想像以上に静かだけど、赦せない以上の何か。
…アタシらしくない気もするけど、まあいっか。
エアライドも駆使して、電脳空間はダッシュとダンスの技能でフィギュアスケートのように滑る。
…勿忘草ごとパラドクス。
両目、顔面共々確実に両断、破壊する。
忘れようにも記憶が落ちてるんで…ああやっぱ、
…何も覚えさせたくないんでしょ。
これがお似合いだよ。
『諦めてよ』、頼むから。
…うん、やっぱ眼鏡は暫くはいいや。
●虚像の箱庭
氷柱の上で脚を組み、まだ高見の見物のような態度を取っていたミオゾーディデに向かって、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)はフライトドローンに乗り急接近すると、パラドクス『悪鬼粉砕撃』を放った。
その強烈な一撃は、ミオゾーディデの居た氷柱をも破壊する。
「このまま、一気に……」
そのまま崩れ落ちていく氷塊の中、インファイトに持ち込もうとすると、使い魔の猫が素早く氷塊を駆け上がり、クルリと宙がえりをした。
すると氷雪の礫と刃が吹雪のように降り注ぎ、襲い掛かる。
その攻撃に対応している間に、ミオゾーディデは翼を広げ、再び距離を取るが、既に一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)がフライトドローンに乗り、その手にチェーンソー剣〈テンペスト・レイザー〉構え周り込んでいる。
「大人しく斬られてねぇ」
向きを変え飛んでくる氷の礫をかわすようエアライドで高く跳び上がり、真上から豪快に振り下ろす。
翼の一部とマントを斬られるも、ミオゾーディデは猫のように静かに氷上へと着地する。
そこを狙うかのように二つの刃が斬り付ける。
「少し騒々しいかな」
咄嗟にミオゾーディデは氷上を後ろ向きに華麗に滑り避けるも、天夜・理星(復讐の王・g02264)も同じように滑り後を追う。
「んー……。眼鏡の強要のことを、指摘しようとしたんだけどさ。みんなキレててそれどころじゃないんだ」
「やれやれ、ボクは別に眼鏡信者ではないんだけどな。ただ彼らが勝手に信望して、集まっただけで……でも、それを切り捨てる事はないだろう」
溜息混じりのミオゾーディデは、ほんの一瞬遠くを見つめた。その前髪の一部を、刃が斬り払う。
妖刀〈六聖剣・紅/激情〉とレイピア〈六聖剣・黄/焦燥〉の二刀を手に、まるで剣舞を踊るかの如く斬り付ける。
「だからその……うん。その目も、顔も、要らないね?」
暴走気味のように見えるキレてる様子の仲間を案じながら、静かに誰よりもより鋭い刃となって斬り込んで。
「私あなたのこと嫌いなの」
似たような技使うしねと、凄み迫りながら桜・姫恋(苺姫・g03043)は笑みを浮かべる。
「ちょうど新しくできた技試してみたかったし練習相手になってよ」
色とりどりの毒蝶の幻覚と桜の花びらの幻が、舞い踊りながら飛んでいく。
その幻の中には、氷雪使いの力を用いて作り出した氷の礫が潜ませ、風使いの力で起こした流れに乗せている。
パラドクス『蝶花〜桜舞〜(チョウカサクラノマイ)』が、艶やかにミオゾーディデに襲い掛かる。
毒蝶の幻影を振り払いながら、ミオゾーディデは大きくマントを翻し、青い氷雪を舞い降らす。
「既に記憶のない人には、その忘却の庭は効果あるのかしら?」
「試してみるか? ここはシミュレーションの場で、あらゆるものは利用すべきだと理解している。人も、ボクもな……」
舞い落ちる青い氷雪は氷上に芽吹き、勿忘草を咲かせ広がり始める。
「私、自分の過去について何も覚えてないのだから、それを食らったところで失うものなんてないわ!」
「君は本当に大切なものは何もないと言いきれるのか。この場にくるまでに、一人でもかけがえのない友や仲間と出会わなかったと?」
その意味に、全員が気付いた時には庭は彼女をものみこもうとしており。
「大切な人を……。ダメ、そんな経験を他の人にさせるわけには……」
なんとかしないとと、黒城・廉也(後輩サキュバス・g02175)は神速反応で前へ飛び出し、姫恋を庭の外へと突き飛ばし、氷鏡を通してミオゾーディデと視線を合わす。
怒りと殺意、そしてありったけの魔力を魔眼に込め、ぶつける。
不意打ちを食らったミオゾーディデの力が途切れ、庭が消えていく。
邪魔をされた怒りからか、廉也とその周りに向けてミオゾーディデは大きく翼を開き、氷の勿忘草を放った。
(「一度全てを忘れた俺の方が……。一時的に忘れてもきっと……」)
廉也は、そのまま攻撃の殆どを受け膝をつき、苦しそうに頭を抱えた。
僅かに花びらを受けた燐寧も苦しそうだ。
氷の勿忘草、それは白の風花。冷たい花べんが奪うのは――認識。
廉也と燐寧の頭の中で、ドロドロと大切な人の顔が解けて消えていく。
「一里塚さん! 黒城さん!」
呪術符による自動反撃で防いだ運命と、攻撃を受けなかった桜姫が二人に駆け寄り。
理星は感情の波となる闘気〈刻源〉を作用させながら、ミオゾーディデに斬りかかる。
「何も、覚えさせたくないんでしょ。これがお似合いだよ。『諦めてよ』、頼むから」
静かな声とは違い、理星の感情の波は激しく。パラドクス『感情斬(ドライヴ)』の刃は、まだ舞っていた花べんを斬り裂き、モノクルを、左肩を深く斬った。
額から血を流し肩を押さえよろめきながら上空へと距離をとるミオゾーディデに、すかさず使い魔が駆け寄り新しいモノクルを渡し掛けさせた。
「さぁ、あの世へ行きなさい」
氷鏡に紛れようとするミオゾーディデを、姫恋の毒蝶の群れが追う。
「先程の答えだが、少々形は違ったようだけど出たようだな」
燐寧は、ゆるゆるした態度は消え激昂していた。
「……はぁ? 馬鹿にするなよ。あの人の優しさも厳しさも、忘れるわけないでしょ」
全てがドロドロに溶ける前に、自分自身の体内に呪詛を巡らせ、その激しい痛みと引き換えに呪いを打ち消したのだ。
「はじめまして?」
頭を押さえながら、廉也は状況を把握しようとする。
敵、勿忘草の天使。
仲間……見回す限り、知ってる気はするが誰だか分からない。
「桃色の髪の美人は……桜さんと一里塚さん? と、天夜さん?」
自信なさ気に問うのは、誰も顔が認識できず区別がつかないから。
「黒城さん、俺のことは分かるか?」
攻撃の流れ弾を塞ぐよう庇ってくれている運命の顔を見上げ、廉也は少し考える。
顔は分からない。溶けてしまったような、モヤがかかったような。だが眼鏡が残った。
「これぐらい大丈夫ッス、運命さん!」
「今、どこで認識したのかな?」
仲間を正確に認識は出来なくても、まだまだ動ける。
安堵する様、軽く言葉を交わし、毒蝶に追われているミオゾーディデの行く手に周り込む。
今度は氷鏡を通さず、直接。
「堕ちろ」
受けた攻撃の分も、パラドクス『夢魔のま魔眼』で射貫き動きを止めたところに、激昂した燐寧が紫の鬼火を纏ったかのように禍々しい気を放つテンペスト・レイザーを手に跳んでくる。
「あの人は――あたしが今を生きてる理由なんだからさぁ!!」
テンペスト・レイザーは、傷口の開いていたミオゾーディデの左肩に突き刺さり。回転する刃が、肉を削ぎながら毒を流し込む。
斬り落とされたミオゾーディデの左腕が、氷を朱く染める。
「まったく、やってくれるじゃないか」
静かに怒りを湛え、ミオゾーディデはそのヒールを強く鳴らし、魔力を放出しマントを広げさせ。
勢いよく、青い氷雪が溢れだした。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】がLV4になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
あら……いい眼鏡ね……指紋で……ベタベタにしてあげる……。
という余裕のある冗談はともかく、僕にはもう何もないから怖いものは無いね。逆に世界を取り返すという情熱を持って挑むよ。
フライトドローンに乗って上から情報収集しつつ皆を援護するようにしようかな。
地形を利用して敵の死角を意識しながら動き、最大火力で【Mjölnir】を撃ち込み、徹底的に嫌がらせするよ。
接近戦をする味方がいるなら、敵の逃げ道を塞ぐように動いて、攻撃をしかけていこうかな。
ここは、臨機応変に動かないとね……。
事が終わって敵の残骸が残っていたら……手袋を外して、眼鏡に指紋をペタペタ付けてあげる。眼鏡塚への供養もありかしら?
アイネリス・レナリィ
アドリブ絡み歓迎
裸眼を許容出来ない眼鏡など所詮は三流……
さて、残るはミオゾーディデのみね。
眼鏡をぞんざいに扱う不届き者を懲らしめるとしましょう。
この勿忘草、何かの呪いのようだけど……
所詮は一時のまやかし
お前を倒してしまえばそれで済む話よ。
鋼メンタルで呪いに動じる事なく攻撃を仕掛けます
槍刃を撃ち込み氷の勿忘草を片端から【爆破】で吹き飛ばして接近、剣刃で斬りに行きましょう
死角からの【不意打ち】、正面からの斬り込みによる囮
二つの動きを切り替えながら攻め、決定的な隙を突き【撫で摩る切先】を放ちます
戦闘後は飛び散った眼鏡を埋葬しましょう。
眼鏡そのものに罪はありませんからね。
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
話せば解る奴らだったじゃねぇか、さっさと解放してやらねぇとな
で、残るはミオゾーディデか
なるほど、その能力……どうやらよっぽど死にたいようだな
欠けらも残さず喰らい尽くす、ただし眼鏡は除く
展開したドローンに強化魔力糸を何重にも張って簡易的な傘にする事で氷の礫と刃の攻撃を軽減するぜ
光学迷彩を使い、乱戦の中に溶け込んで撹乱しよう
神速反応を使いながらチャンスを伺う、間合いに飛び込める隙は逃さねェ……
突撃して一気に至近距離へ、捨て身の一撃になろうが構わん
神魔吸収の顎による貫通撃、存分に味わって貰おうか……
粉砕しろ、その全てを喰らい尽くせ
非常に気に入らねぇ力だが、奪わせて貰うぞ
勿忘草の天使
御門・風花
記憶はあるが感情がなく、記録でしか過去の人物を認識できない今の風花にとって庭園その物が天敵。
白い風花が降り積もる中、走馬灯が過る。頭をなでて褒めてくれた父、優しい言葉をかけてくれた母、幾つもの人影が浮かんで消え、頭上を通り過ぎ、最後に優しそうな男女とその手の中に眠る小さな……!
「いま、私に何をした」
『おねえちゃん』
「私から、何を奪おうとした」
紫電と赤黒い稲妻が迸り【白の風花】を消し飛ばす。両手に二つの魔剣を握った風花が、背中の悪魔の紋章から漆黒の翼を広げたネメシス形態となり立ち上がる。
「お前は、絶対に許さない」
冷気と氷を雷撃で吹き飛ばし突撃、渾身の斬撃を放つ。
戦いの後に
「……必ず取り戻すから」
白水・蛍
アドリブ/連携歓迎
皆さん随分お怒りで……
ひしひしと伝わってきます。
……気持ちは分かりますけどね。
貴女は知るべきでしょう。大事な物を捕られる悲しみを。
全身全霊を込めて皆様を鼓舞しましょう。
この声で、この歌で。この演奏で。
この歌は、この演奏は、人々を勇気づけるためのもの。
人々を鼓舞するためのもの。
私の歌は。【勝利の凱歌】は人々を勇気づけ、
前を向いてほしいとその背を押します。
お前の小手先の技など、この歌に叶うと思いますか?
それにあなたを倒せば全て終わる事ですから。
忘れたところで何もありませんわよ。
我々はお前を倒すだけです。
神話の英雄の如き一撃を、この身に降ろしその身を両断してあげますわ。
一ノ瀬・綾音
忘却の庭――強制的な忘却。そんなもの、怒りしか起きない。
悪いけど。
綾音ちゃんは――いや。『私』は、君と友達になれそうにない。なりたくもない!
寂しいのが苦手で、みんなとの縁を大事にし、友達でいたい私にとって、その技はまさに地雷なんだよ!
一切手加減しない。しようとも思わない。
ネメシス形態も解放し、髪が銀髪になり、声色が変わる。
【エアライド】【フライトドローン】で庭を回避するように空中に退避したら『高速詠唱』から『全力魔法』で【歪曲・星光】をぶっ放す!
お前の欠片の一つも、存在した痕跡すらも残してやるものか。
勿忘草ごと全て飲み込んでくれる!私はお前の存在自体を――拒絶する!
青い氷雪が氷上に勿忘草を咲かせ、一気に広がっていく。氷鏡に花を映り込ませ、合わせ鏡のようにその数を増して。
「なるほど、その能力……どうやらよっぽど死にたいようだな。欠けらも残さず喰らい尽くす、ただし眼鏡は除く」
話せば解る奴らだった。さっさと解放してやらねぇと。
そう、最初に出会った信者達の姿を眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は思い浮かべる。
彼らは、まだ人だ。だが、いつクロノヴェーダになってもおかしくない。助けてあげられるなら、助けたい。
その為には、きっとカシエルを倒さなければならないのだろう。
「お前も眼鏡か。まったく、本当に需要があるとはな。まぁ、少なくとも、仕えてくれた彼らに報いるぐらいは、奪えるだけ奪わせて貰うよ」
「僕にはもう何もないから、怖いものは無いね。逆に世界を取り返してみせるよ」
「この勿忘草、何かの呪いのようだけど……所詮は一時のまやかし。お前を倒してしまえばそれで済む話よ」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)は余裕と情熱を見せながらフライトドローンで上空へ。
眼鏡をぞんざいに扱う不届き者を懲らしめるとしましょうと、アイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)は槍を模した刃〈槍刃〉を撃ち込み、爆破させ吹き飛ばす。
青い花が散った先から、氷鏡に映っていた花が再び埋め尽くし庭を広げていく。
「忘却の庭――強制的な忘却。そんなもの、怒りしか起きない」
「皆さん随分お怒りで……ひしひしと伝わってきます。……気持ちは分かりますけどね」
仲間を一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)を落ちつかせるよう声をかけるも、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)は止めるつもりはない。
「貴女は知るべきでしょう。大事な物を捕られる悲しみを」
「残念だが何もないボクには、理解できそうにない。そして、知るメリットもない」
勿忘草は咲き誇る。
「ボクはカシエル様が望むまま、偶像の役割を預かり真っ当するだけ。これはそう言うゲームだ。その枠の中で動くのだ、だったら好きに楽しまなくては損だろう?」
「悪いけど。綾音ちゃんは――いや。『私』は、君と友達になれそうにない。なりたくもない!」
綾音の髪が銀色に輝き、声色が変わる。
ネメシス形態を解放したのだ。
「寂しいのが苦手で、みんなとの縁を大事にし、友達でいたい私にとって、その技はまさに地雷なんだよ!」
全力で庭を回避するよう、空中に退避していく。
「覚えているか、ここはボクのステージだ」
勿忘草がディアボロス達を飲み込もうと、氷柱にも花を咲かせ一つの箱庭であるかのように、電脳空間中を青い花びらで埋め尽くす。
フライトドローンの上より、ベアストリアのパラドクス『Dämonenkern【Mjölnir】(ミョルニル)』の、超高出力荷電粒子砲が氷柱を壊し、庭に穴を開ける。
青かった花べんが舞い上がり、いつの間にか白へ。
雪のように降り注ぐ白い風花が、御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)の記憶を凍えさせ溶かそうとする。
記録として残る、幾つもの人影が浮かんでその顔が塗り潰されて。
頭をなでて褒めてくれた父の顔が消え、優しい言葉をかけてくれた母の顔が消え……最後に優しそうな男女の腕に抱かれ眠る小さな……。
「いま、私に何をした?」
感情が無いはずの風花の何かが、警鐘を鳴らすように心の奥で叫んでいた。
――おねえちゃん。
浮かんで消えた、声に何かが解かれる。
耳端に響き、花びらを押しとどめようとする蛍の歌声に鼓舞されながら、風花の背に漆黒の悪魔の翼が生えていく。
ネメシス形態へ。
翼が広がると同時に紫電と赤黒い稲妻が迸り、白い花べんを消し飛ばす。
「私から、何を奪おうとした?」
「さぁ、奪えるものを?」
二つの魔剣を手に風花が、跳ぶ。
「お前は、絶対に許さない」
強力な力に、ミオゾーディデの空間が揺らぐ。
「お前の小手先の技など、この歌に叶うと思いますか? それにあなたを倒せば全て終わる事ですから。忘れたところで何もありませんわよ」
仲間が勿忘草に囚われないように。蛍は歌う。
この声で、この歌で。この演奏で。人々を勇気づけ、全身全霊を込めて。
「我々は、お前を倒すだけです」
踏み込むと同時にブレイドハープの一閃が、神話の英雄の如き一撃となって奔る。
咄嗟に天輪で防ぐも、受け止めきれなかった剣閃がミオゾーディデを刻む。
「やれやれ、そうだったな。これは、そういうゲームだ」
ミオゾーディデは翼を広げ飛び上がると、氷鏡の中に紛れ込む。
映り込むいくつもの彼が、マントを翻し勿忘草の庭を広げていく。
「いくら咲かせても、すべて吹っ飛ばせば無意味よ」
アイネリスは次々と剣刃を撃ち込み、氷鏡ごと花を散らしていく。
氷鏡の破片が花びらと一緒に舞う。
いくつもの破片が煌めく中、至近距離へ一気に光学迷彩でつめていた、人鳥が左腕を振りかぶる。
「神魔吸収の顎による貫通撃、存分に味わって貰おうか……」
左腕を覆うように、大型の口と鋭い牙を持つ怪物が現れる。
「粉砕しろ、その全てを喰らい尽くせ。非常に気に入らねぇ力だが、奪わせて貰うぞ
勿忘草の天使」
怪物は腹部に喰らいつき、その血肉ごと奪う。
広がっていた勿忘草の庭が、消えていく。
使い魔の猫の声が響く。
主を助けるよう氷雪の礫と刃を降らせるが、展開させたドローンに強化魔力糸を何重にも張り簡易的な傘にし、人鳥は攻撃を軽減すさせながら後退する。
それと入れ替わるように、鋭い踏み込みと同時にアイネリスが超高速の斬撃を放ち、斬撃の一つが使い魔を断ち。
「出来れば使いたくなかった……魔剣、解放!」
冷気と氷を雷撃で吹き飛ばしながら、風花が紫電を帯びた剣の渾身の一撃でを放ち。
「お前の欠片の一つも、存在した痕跡すらも残してやるものか」
綾音の背に紫の魔力翼が広がり、拳に八属性の力が集まり。
「全て飲み込んでくれる! 私はお前の存在自体を――拒絶する!」
パラドクス『歪曲・究極魔法【星光】(オルタネイティブ・アステル・ディザスター)』が放たれ、黒い砲撃系魔法がミオゾーディデをのみこむ。
氷で出来た勿忘草を盾にするも、耐えきれずミオゾーディデを撃ちぬいた。
頭と半身の一部を残し、ミオゾーディデは倒れていた。
ゆっくりと、電脳空間が綻んでいく。
ペタペタと手袋を外したベアストリアは、ミオゾーディデのモノクルに指紋を付ける。
その下で、ゆくりとミオゾーディデが散っていく。
花びらのように、ハラハラと。
その様子を横目に、眼鏡そのものに罪はありませんからねと、アイネリスは残った眼鏡を集め埋葬することにした。
これで、彼に奪われたものは元に戻るだろう。
だが、風花は浮かんで消えた記録を思い、改めて誓うのだった。
(「……必ず取り戻すから」)
電脳空間は完全に消え去り、元の街の喧噪がディアボロス達を出迎えるのだった。
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