妖刀に魅入られる前に(作者 彌厘
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#平安鬼妖地獄変  #妖刀を授ける鬼  #妖刀 

●妖刀を授けし者
「あ……。ううっ……」
 道端に折り重なる二つの遺体。それを前に青年武士は無意味な音を発しながら膝をついた。彼が握っていた折れた刀が地に落ちる。
 泣き崩れる武士を見て彼女は微笑みながらゆっくりと歩み寄った。
「可哀想に。その二人はお前の家族か?」
「う……あ、あああああ!」
 家族と聞いて彼は絶叫した。どうやら彼女の推測は当たったようだ。
「それはさぞ悔しいだろうな。武士でありながら家族を守れず、仇を討つどころか傷一つ付けられないまま鬼に逃げられるなんて」
 悪意ある彼女の言葉に顔を上げた武士は憎悪のこもった目でこちらをにらんだ。
 それを見て彼女はさらに笑みを深める。
「復讐したいだろう? でも弱いお前では一生かかっても不可能よ。だから」
 彼女は一振りの刀を彼に向かって差し出した。
「この刀をお前に与えよう。この妖刀さえあれば、お前でも復讐を果たせるだろう」
「……妖刀? お前は、一体……?」
 青年の疑問には答えず微笑んだまま妖刀を鞘から少し抜いて見せる。そこからのぞく刃を見れば刀に込められたまがまがしい力がどれ程のものかわかっただろう。
 武士は半信半疑の表情で刀をじっと見つめた。しかし彼の瞳から憎悪の炎が消えることはない。やがておもむろに妖刀の柄を握った。
「な、なんだこれは?!」
 彼の体は黒いもやに覆われ妖刀にその身を支配されたのだった。

●新宿駅グランドターミナルにて
 シェスト・ツリュクベコメン(サイボーグの殲滅機兵・g03339)は集まった復讐者たちに仏頂面で依頼の説明を始めた。
「今回は平安鬼妖地獄変での任務だ。攻略旅団の活躍によりこれまでこのディヴィジョンで度々現れていた『妖刀・縁斬り』について、それを武士に授けている存在が判明した。かかわっていた者はご苦労だった」
 それは三本の妖刀を操る女性の鬼でジェネラル級クロノヴェーダの『天の魔焰』立烏帽子だ。
「そこでお前たちには立烏帽子が目を付けた武士に奴より先に接触し武士を保護。その後に立烏帽子を撃退してほしい。そうすれば武士のクロノヴェーダ化を防ぐことができる」
 とは言え立烏帽子はジェネラル級。そう簡単に討伐出来る相手ではない。

「まずは武士に先に接触する。彼は鬼に目の前で両親を殺され取り乱している。彼を落ち着けて妖刀の誘惑に乗らないようにさせるのも任務の内だ」
 今彼を立ち直らせなければ今回の依頼が達成された後にまた他の鬼や妖怪につけこまれてしまう可能性がある。それを避けるためにも彼への説得は必須だ。
「間もなく立烏帽子がやって来るだろう。敵はジェネラル級だということもあり、今までのクロノヴェーダとは一味違う。戦おうとするな。奴の一撃を耐えて見せろ」
 立烏帽子は復讐者たちを邪魔者と判断し攻撃を仕掛けてくる。その攻撃は非常に強力であるため何の対策もなければ復讐者と言えど重傷を負うことになるだろう。だからこそそれを耐え抜けば立烏帽子の興味を引き一目置かれることとなる。この時に相手をうまく挑発できればさらに注目を集めて決戦への布石とできるかもしれない。
「そうなれば奴は配下のクロノヴェーダに後を任せて撤退する。配下はトループス級が『金棒鬼』、アヴァタール級が『妖刀・縁斬り』だ。こいつらを倒し武士を守り切ることができれば任務達成だ」

 シェストはいつも以上に険しい表情で復讐者たちに向き直る。
「立烏帽子は縁斬りを増やす特殊能力を持っているらしい。これを放置すれば多くの武士がクロノヴェーダとなってしまうだろう。それを止められるのは復讐者だけだ」
 目を閉じ一つ息を吐く。
「……敵は強力だ。決して気を抜かず侮らず、最善の策で任務に臨め。無策で挑めば無事では済まんぞ」
 時先案内人はそう念を押すと復讐者たちを見送った。

●何故
 両親は商人だった。商人の息子が武士になるなんてと散々反対されたがそれでも諦めなかった。鬼や妖怪の被害が後を絶たないご時世だから店も両親も守りたかったのだ。人一倍努力してようやく武士になった。
 だというのにこれはなんだ。
 何故目の前にいた両親が惨殺されたのだ。何故鬼に俺の刀を軽々と受け止められその上折られたのだ。何故鬼は俺だけ殺さず逃げ出したのだ。
 俺の何が悪かったのだ。両親に行商を辞めるように言わなかったことか。武士になれば両親を守れると傲慢にも考えたことか。
 何一つわからぬままごみのように道端に打ち捨てられた両親の遺体をただ呆然と見つめ続けた。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【怪力無双】
2
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【神速反応】
1
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【勝利の凱歌】
2
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。
【活性治癒】
2
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【建物復元】
1
周囲が破壊を拒む世界となり、ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の建造物が破壊されにくくなり、「効果LV日」以内に破壊された建物は家財なども含め破壊される前の状態に戻る。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV3 / 【反撃アップ】LV2 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【ドレイン】LV2 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV2

●マスターより

彌厘
 今回は平安鬼妖地獄変での依頼です。
 選択肢①のみ心情で、他は純戦かなと思いますがちょっとくらいなら心情を書いて頂いても構いません。
 選択肢②は工夫しなければ成功しづらいと思います。残留効果や技能などをうまく使って敵の攻撃を耐えて下さい。
 ③④は普通の戦闘です。
 それでは、素敵なプレイングお待ちしております!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


赤上・イズル
■アドリブ・絡み歓迎

ついに…妖刀を人々に渡していた奴が分かりましたか…
これ以上犠牲者を出させるわけにはいきません
なんとしても食い止めましょう、マリコさん

モーラットのマリコさんに意思を語り青年武士の元へ

初めまして、俺は赤上イズルと申します
見る所ご家族でしょうか…
さぞ無念でしょう…俺も…唯一の肉親だった妹を失ったので痛いくらい貴方の気持ちが分かります

ですが気持ちを強く持ってください
心の弱みに鬼は付け込みます
鬼の言葉には耳を傾けてはいけません
貴方は武士として正しく信念を貫いて頂きたい
その姿がこの地に生きる民達の希望になります
きっとご家族もそう願っているでしょう

落ち着いてくれたらご遺体を共に埋葬したい


神雫・イカリ
「心の弱みにつけ込んで闇に堕とす、か。やらせねぇよ」

パラドクスによる【飛翔】の効果を使用。背中の天使の翼で、最大限の速さで駆けつける

守りたかったものを守れない痛みと悔しさ。かつての自分にも覚えがある。だが、だからこそ、伝えなければいけない。

「守ろうとした時点で、お前さんはもう十分に強かった。力が足りないことと弱いことはイコールじゃねェ」

起きてしまったことは変えられない。嘆いていても始まらない。立ち上がるまでに時間が掛かるというのなら

「今は俺たちディアボロスが、その力になってやるよ…!」

※アドリブ連携お任せします


●天使と悪魔
 パラドクストレインが平安鬼妖地獄変に着いた途端に神雫・イカリ(天魔の電霊・g03598)は背中から生える白い天使の翼で羽ばたいた。
(「心の弱みにつけ込んで闇に堕とす、か。やらせねぇよ」)
 普段はあまりやる気のないイカリだが今回ばかりは違った。件の鬼よりも早く武士の元へとたどり着くために文字通り飛んで行ったのである。
 その青年武士は返り血を拭いもせず呆然と道端に立ち尽くしていた。
 周囲には誰もいない。遺体以外は。
「おい、お前さん」
 イカリが声をかけても彼はこちらを見ることすらなかった。ただ遺体を見ながら無意味な音を発するだけだ。
 そこにサーヴァントのモーラット・コミュ『マリコさん』を連れた赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)がデーモンの魔力の翼で合流した。
「初めまして、俺は赤上イズルと申します」
 穏やかに話しかけるもやはり武士に反応はない。
(「これ以上妖刀の犠牲者を出させるわけにはいかない。なんとしても食い止めなければ」)
 イズルは遺体へと目を移した。体の一部や頭がつぶされているがかろうじて顔は判別できる。
「見る所ご家族でしょうか……」
 武士の体がびくりと震えた。
「……そう、だ。父さん、母さん……!」
 武士はそう言うと膝から崩れ落ちた。握りしめていた折れた刀も地面に落ちる。
 イズルもそのそばに片膝をついた。
「さぞ無念でしょう……。俺も……唯一の肉親だった妹を失ったので痛いくらい貴方の気持ちが分かります」
 イズルだけではない。イカリやほとんどの復讐者は大切な人を亡くして新宿島にたどり着いている。それ故に武士の心に寄り添える者は多いだろう。
「ですが気持ちを強く持ってください。心の弱みに鬼は付け込みます。鬼の言葉に耳を傾けてはいけません。貴方には武士として正しく信念を貫いて頂きたい。その姿がこの地に生きる民達の希望になります。きっとご家族もそう願っているでしょう」
「……俺は、そんな立派な人間じゃない。ただ家族を守りたくて武士になったんだ。だが……俺の刀は鬼に傷一つ付けられなかった! 今までしてきたことはすべて無駄だったんだ! こんな弱い人間が、誰かの希望になんて……なれるはずがないだろう?!」
 彼の涙ながらの悲痛な叫びを聞いてイカリも口を開く。彼の悔いがわかるからこそ伝えねばならないことがあった。
「守ろうとした時点で、お前さんはもう十分に強かった。力が足りないことと弱いことはイコールじゃねェ」
 力が足りないのならばさらに努力して力を付ければいいのだ。鬼から逃げずに立ち向かえる心の強さがすでにあるのだから。
 それでも武士は首を横に振る。
「だが、俺の守りたかったものはもう……ないんだ!」
 イズルとイカリも根気強く語りかける。
「ご家族以外にも、大切な人がいるのではないですか? 武士の仲間や友だち。まだ守れる人はいます」
「起きてしまったことは変えられない。だが嘆いていても始まらないだろう? 立ち上がるまでに時間がかかるんなら、今は俺たちディアボロスが、その力になってやるよ……!」
 そして二人はそう言うと道を開けた。そこには三人の復讐者たちが追い付いてきていた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

花塚・夜壱
大事な存在を、目の前で失う悲しみや、痛み……。
その気持ちを、分かってやる事はできないだろう。
苦痛や悲しみは、個々のものだ。
俺が彼と同じ事を経験しても、同じ気持ちは共有できない様に思う。

そんな彼に、俺にも出来る事があるんだろうか。
それでも、何もせずにはいられないな。俺の自己満足かもしれないが。

まずは、座り込む彼の手を握りたい。
彼と同じ目線に屈み、目を見て「君は悪くない」と伝えなければ。
自身を責めてはいけない、追い詰めないで欲しい。
彼にもまだ、危険を迫っている事を素早く伝える。
「君が両親を守りたかったように、両親にとっても、君は守るべき存在だ。
今はここを離れてくれ、……生きるんだ」


ツィルニトラ・プリルヴィッツ
ねえ、目を閉じさせてあげて
このまま野晒しは、二人が余りにも可哀そうよ

動けないなら代行
遺体回収の●戦闘知識で出来る限り整え

聞かせてくれる?
貴方達の事、この場所で何があったのか

安心感与える●演技で感情の強張り解し

貴方達は何も悪くない
ご両親は真面目に商いをして、貴方は手に刀の蛸が出来るまで頑張っていたじゃない

だから、自分を許してあげて
貴方は何も悪くない、泣いてもいいの
…顔は隠してあげる

彼の気が済むまで抱きすくめ、竜翼で覆い隠し


力の誘惑に気を付けて
正体は詐欺師の如く弱った心に付けこむ貴方の敵の一味よ

私?
神と祈りと信仰は、私欲でなく生者と死に往く人の為に
魔法の竜神として、貴方達の敵を取ってあげるわ!


上桂・夜露
「武士の力、というものは雨雲のようなものでして」
雲や雨は、稲や作物、あるいは草木を育み、また川の水になり、人や獣を潤わせる力を持ちますが、雨はどこに降るか選べるわけではなく。
故に、渇いた人、枯れかけた草木の元に、必ずしも降ることができるとは限らぬわけです。

ですが、雲も雨も、不要と誹る人はいないでしょう。貴方様の力もそれと同じで。偶々、巡り合わせが悪く、ご両親が襲われた場に居なかったとしても、その力を得た経緯、そして力そのものは無駄ではないのです。

そして。
「貴方様は守るためではなく、復讐のために力を得たのですか?過ぎた雨雲が嵐となり、木々を傷つけ、人に疎まれるように、力に溺れたいと思いますか?」


●誰が悪いのか
 イカリとイズルが道を開けると真っ先に動いたのはツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)だった。
「ねえ、目を閉じさせてあげて。このままは、二人が可哀想よ」
 ツィルニトラはそう言って武士と彼の両親の遺体のそばへと歩み寄る。
 彼女の言葉に従い青年武士は震える手で二人の見開かれたままだった瞼を閉じさせた。
(「本当なら、遺体の埋葬もしたかったけど」)
 武士を狙う鬼はすぐ近くまで迫っているのだ。それをしている時間はない。埋葬はすべてが終わってからでもできる。今は生きている彼を優先すべきだろう。
「話は聞かせてもらったわ。あなたたちは何も悪くない。ご両親は真面目に商いをして、あなたは手に刀のタコが出来るまで頑張っていたじゃない」
 その武士の武骨な手を花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)が握った。
(「大事な存在を、目の前で失う悲しみや、痛み……。その気持ちを、わかってやる事はできないだろう。苦痛や悲しみは、個々のものだ。俺が彼と同じ事を経験しても、同じ気持ちは共有できない様に思う」)
 家族を想う気持ちの深さは人それぞれに違う。想いが深ければ悲しみや痛みも深くなるだろう。そして痛みや悲しみにどれだけ耐えられるかも個人によって差がある。価値観も違う者同士が全く同じように感じることなど早々ない。
(「そんな彼に、俺にも出来る事があるんだろうか。……それでも、何もせずにはいられないな。俺の自己満足かもしれないが」)
 夜壱は迷いながらもしゃがんで武士に目線を合わせた。しっかりと彼の目を見据える。
「……彼女の言う通りだ。君は悪くない。自身を責めてはいけない、追い詰めないで欲しい」
「武士の力、というものは雨雲のようなものでして」
 上桂・夜露(久刀・g05745)は皆から少し離れた所で冷静に周囲を警戒しながら言う。
「雲や雨は、稲や作物、あるいは草木を育み、また川の水になり、人や獣を潤わせる力を持ちますが、雨はどこに降るか選べるわけではなく。故に、渇いた人、枯れかけた草木の元に、必ずしも降ることができるとは限らぬわけです」
 突然の天候の話に武士は怪訝な表情で夜露を見つめた。
 彼女はマイペースに話を続ける。
「ですが、雲も雨も、不要とそしる人はいないでしょう。あなた様の力もそれと同じで。ご両親が襲われた時に力が及ばずとも、その力を得た経緯、そして力そのものは無駄ではないのです」
 つまり誰も悪くはないのだ。被害者である彼らが悪いと断じる者などいるはずもなかった。
 それでも武士の表情は晴れない。
「だが、守るために手にした力で守れぬなど……!」
 そんな彼をツィルニトラが抱きしめた。
「自分を許してあげて。あなたは何も悪くない、泣いてもいいの。……顔は隠してあげる」
 相手を安心させるため努めて穏やかに言うとドラゴニアンの翼で武士の顔を覆い隠した。
 するとわずかな間を置いて押し殺したすすり泣く声が聞こえる。しかしそれは長くは続かず数十秒で青年武士は顔を上げた。目は赤くはれていたが暗い影は消えていた。
「……すまない。みっともない所を見せた」
 その表情はもう妖刀の誘惑に負けはしないことを物語っていた。だが鬼が彼を狙っていることに変わりはない。
 夜壱が真剣な表情で言う。
「ここに鬼が向かってきている。君が両親を守りたかったように、両親にとっても、君は守るべき存在だ。
今はここを離れてくれ」
「――それは困るよ」
 その声は武士の声でなければ復讐者たちの声でもなかった。
 声のした方を見ればいつの間にか道のど真ん中に女性が立っていた。巫女装束に身を包み天辺を曲げない烏帽子を頭に乗せている。腰には三本の刀を差し額には三本の角。
 彼女がジェネラル級クロノヴェーダ『天の魔焰』立烏帽子だ。
 立烏帽子は先のセリフとは裏腹に微笑みながら品定めする様にこちらを眺めている。
「その男はアタシが先に目をつけていたんだ。それなのに横やりを入れて立ち直らせるなんて、野暮なことをしてくれたね」
 その鬼の立ち居振る舞いには余裕すら感じられた。
 実力が違う。下手に攻撃を仕掛けようものなら一瞬の内に斬り捨てられるだろう。復讐者たちの直感がそう告げている。
「野暮な奴らには、仕置きが必要だね」
 時先案内人の話ではこの鬼をうまく挑発できれば後々の決戦へとつながるらしい。だがそれも命あっての物種だ。敵の攻撃を防ぐことを最優先に考えるべきだろう。幸い立烏帽子は今のところ武士に攻撃を仕掛ける様子はない。おかげで残留効果や技能などを駆使して自分自身を守ることだけを考えることができる。
 立烏帽子は三本ある刀の内の一本に手を伸ばした。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!

赤上・イズル
人々に妖刀を与えていたのはあなたですね
ようやくお目にかかれました
俺は赤上イズルと申します。以後お見知りおきを
…あなたと対峙する者です

あたなに妖刀を与えられ、妖刀に身も心も奪われた者達は俺達が討ちました
彼らを討った者として…、無念の内に塵と帰った者達に報いる為にもあなたを赦す訳にはいきません

常にいつでも刀を抜けるよう鍔と柄に手をかけつつ【精神集中】し【戦闘知識】を総動員させて相手の動きを注視
その構えはパラドクス【日輪】の構え
【士気高揚】で向上した【勇気】で一歩も引かぬ姿勢

抜刀し【日輪】で攻撃
相手の攻撃には【ガードアップ】で耐える

これまで犠牲になった方々を思えばこれしきの事…!耐え抜いてみせる!


ツィルニトラ・プリルヴィッツ
野暮だなんて心外ね
趣味が悪くて反吐が出そう、とでも返しましょうか?

(実力差は歴然。繰り出す戦法が不明な以上、刀用いた斬撃と予想してその一太刀の防御に全霊を掛けるしかない…!)

…文句があるなら黙らせてみなさい

視線や技の際の体重移動、手足の動きを【竜神の眼】と●戦闘知識を用いて●観察
相手の太刀筋の狙いを●看破

そして背の竜翼を【千変竜体】で竜の剛腕に瞬時に●肉体改造し●不意打ち
【怪力無双】の竜の爪の●強打で迫る刃を受け止める!
例え爪が砕かれても、槍斧の防御の二段構えよ

私達が健在な限り、貴方の趣向を邪魔し続けるわ
不快なら見物してないで同じ舞台に上がりなさい
相手取る自信はあるのでしょう?
(不敵な●演技)


●立烏帽子の一振り
 立烏帽子の前に進み出たのは赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)だった。
「人々に妖刀を与えていたのはあなたですね。ようやくお目にかかれました」
 いつも通りの丁寧な口調ながらその心の内には並々ならぬ想いがあった。
「いかにも。アタシが武士たちに妖刀を授けている立烏帽子さ」
「俺は赤上イズルと申します。以後お見知りおきを。……あなたと対峙する者です」
「ほう。対峙とは、ずいぶん大きく出たね」
 立烏帽子は刀の柄をなでながら微笑む。
 イズルも愛刀の『陽炎一文字』のつばと柄に手を掛ける。
「あなたに妖刀を与えられ、妖刀に身も心も奪われた者たちは俺たちが討ちました。彼らを討った者として……無念の内に塵と帰った者たちに報いるためにもあなたを許す訳にはいきません」
 イズルの強い意志のこもった言葉を聞いて鬼はその顔から笑みを消した。
「アタシの妖刀を討った? お前たちが? ……そう。どこまでも、野暮な連中だね」
 顔をしかめて若干苛立った様子を見せた。
 ツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)が武士から離れて立ち上がりイズルの隣に並ぶ。
「野暮だなんて心外ね。趣味が悪くて反吐が出そう、とでも返しましょうか?」
 強気に振舞いながらも内心では冷や汗をかいていた。
(「実力差は歴然。繰り出す戦法が不明な以上、刀用いた斬撃と予想してその一太刀の防御に全霊を掛けるしかない……!」)
 立烏帽子は舌打ちして刀の柄を握る。
「うるさいハエね。アタシより弱いくせに」
「……文句があるなら黙らせてみなさい」
 そう言って相手をにらみ据え立烏帽子の一挙手一投足を注意深く観察した。視線や体重移動、手足の動きなどから攻撃の来る瞬間を予測する。
 イズルも集中して敵を注視しながらいつでも刀を抜けるように構えた。
 立烏帽子は二人に向かって侮蔑のまなざしを送りながら笑って見せる。
「そんなに死にたいなら、お望みどおりに殺してあげるよ!」
 彼女は刀の柄をしっかりと握り戦闘態勢となった。
「三明の剣が一振り。大通連!」
 叫んで刀を抜けばそれは無数の妖刀へと分裂。復讐者たちの頭上へと舞い上がると剣の豪雨となり降り注ぐ。
 立烏帽子に攻撃を仕掛ける隙はない。無数の妖刀をまともに食らえば無事では済まないだろう。かといって回避しようにも数が多すぎる。そう考えたイズルとツィルニトラは妖刀を打ち落とすことだけに集中することにした。
(「これまで犠牲になった方々を思えばこれしきの事……! 耐え抜いてみせる!」)
 イズルはそう決意すると陽炎一文字を抜刀。同時にパラドクスを発動させる。周囲の砂を舞い上げ斬撃波のように上空の妖刀へと放つ。
 それで数本の妖刀の軌道がそれた。しかし妖刀はまだ大量にある。
 イズルの急所へと降る妖刀は陽炎一文字で直接切り払う。
 一方ツィルニトラもすぐにパラドクスを発動。その力でドラゴニアンの翼を竜の腕に変えその爪で数本の妖刀を破壊する。さらに元からある人間の腕で『黒竜の槍斧』を薙ぎ降ってくる妖刀を払いのけた。
 だがそれでも二人は無数にある妖刀を払いきれなかった。それらは二人の体のあちらこちらに傷を作る。
 しかし彼らは残留効果で防御力や能力値が強化されている。それに加えて急所を狙う妖刀は打ち落とせたため大きな怪我には至らなかった。
「……へえ。アタシの大通連を受けても死なないなんて、意外とやるじゃない」
 そんな二人を見て立烏帽子は見下しながらも称賛の言葉を送った。
 ツィルニトラは傷の痛みを感じながらも不敵に笑って見せる。
「私たちが健在な限り、あなたの趣向を邪魔し続けるわ。不快なら見物してないで同じ舞台に上がりなさい。相手取る自信はあるのでしょう?」
 鬼は再び舌打ちして踵を返した。
「……考えてやってもいいわ。こいつらを倒せたら、だけどね」
 立烏帽子がそう言うと彼女と復讐者たちの間に鬼たちが割り込んできた。
 それは金棒を持った屈強な鬼たちと元は武士だった『妖刀・縁斬り』である。
 念のため背後を確認したが青年武士は無事だった。もっと前に妖刀を与えた武士なのだろう。
 気づけば立烏帽子は姿を消していた。
 代わりに金棒鬼たちがこちらへと向かってくる。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【建物復元】LV1が発生!
【怪力無双】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!

赤上・イズル
■アドリブ・絡み歓迎

…すでに犠牲者が出ていたのですね…

姿を消した立烏帽子に苦々しく思いつつも目の前の敵を見据える
そうしつつ後ろにいるだろう青年に振り向かずに声をかける

これが妖刀を手にした者の末路です
力とは身に余ってはいけないのです
己が成せる度合いで成せる事をするのです
あなたにもまだ成せる事があるはず…
さぁここから一旦引いてください。ご遺体は後ほど共に埋葬しましょう

そういい鬼棍棒に向き合いパラドクス【神速】の構え

我が神速の剣技で痛みを感じる間もなく葬りさってあげましょう…いざ!

深呼吸し【精神集中】…残留効果の【怪力無双】を上乗せし抜刀
【神速反応】にて【残像】を残しつつ相手に切り込む


神雫・イカリ
「さァて、言ったよな。今は俺たちがお前さんの力になるって。こっから無事に帰るぞ」

武士に声をかけ、そして腰にベルトを巻く。

「…変身!」
ネメシスモード発動、己の身を天魔を司るアーマーに包む

「まずは雑魚から潰す!」

愛剣《ギガンティア》と愛刀《白夜》を両手に構え、駆け抜ける

【斬撃】を連続で叩き込み、金棒鬼のパワー押しに対してスピードを上げて対応する

【飛翔】【グラップル】【残像】を駆使して立体起動、撹乱しつつ隙を見てパラドクス発動

「魂に剣を、肉体に勇気を。刃に宿りし永遠の想いで、悉くを斬り伏せろ! ヒロイック・ザンバー!!」

【貫通撃】により、仮に防御されたとしてもその上から叩き切る

※アドリブ連携歓迎です


ツィルニトラ・プリルヴィッツ
ご両親の傍にいてあげて!
あの鬼達は私達が食い止めるわ

(遺体を抱えて逃げるのは困難。置いて逃げたら…あの武士の人は二度と立ち直れなくなってしまうわ)

さあ、ここは通さないわ
魔法の竜神が相手をしてあげる

(当然の如く竜神云々かんぬんを鬼達に失笑され)

立烏帽子相手に凌ぐのが精一杯、確かに名前負けにも程があるわね
けれど…

槍斧に装着した戦旗翻し【灰燼竜炎】
巨体の鬼の進撃遮るが如く炎の壁生み出し

救い求める人の為、神として戦う
力の有無じゃない、覚悟の為の名乗りよ!

炎を強行突破し焼け爛れた鬼を迎撃
【飛翔】し炎纏う槍斧で斬り捨て

炎迂回しようと後退されれば、炎の壁を収束させ巨大な火炎の竜に
ブレスで纏めて焼き尽くすわ


●鬼の目にも涙
 姿を消した立烏帽子のいた場所を赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)はにらんだ。そして人型の黒いもやである縁斬りを目にして苦々しげにつぶやく。
「……すでに犠牲者が出ていたのですね……」
 イズルは縁斬りを見たまま自身の後方で事態を飲み込めていない青年武士へと声をかける。
「あれが妖刀を手にした者の末路です」
「妖刀……? 先程の鬼が授けているという?」
「ええ。力とは身に余ってはいけないのです。己が成せる度合いで成せる事をするのです」
「……それは、心得ているつもりだ」
 武士のしっかりとした返答にイズルは安堵した。そして向かってくる金棒鬼へと意識を集中する。
 神雫・イカリ(天魔の電霊・g03598)は武士の肩を優しく叩いて前に出た。
「さァて、言ったよな。今は俺たちがお前さんの力になるって。こっから無事に帰るぞ」
 ツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)はちらっと振り返って言う。
「ご両親のそばにいてあげて! あの鬼達は私たちが食い止めるわ」
(「遺体を抱えて逃げるのは困難。置いて逃げたら……あの武士の人は二度と立ち直れなくなってしまうかもしれない」)
 それに鬼に挟み撃ちにされないとも限らない。そばにいさせた方がむしろ安全だろう。
 一方立烏帽子の攻撃に耐えるという人知を超えた力を目の当たりにした武士は困惑顔で尋ねる。
「君たちは一体、何者なんだ……?」
 ツィルニトラはそれに笑って答える。
「私は魔法の竜神よ。あの程度の鬼ならここは通さないわ」
 すると金棒鬼たちはゲラゲラ笑い出した。
「立烏帽子様の攻撃に手も足も出なかった奴が、神だってよ!」
「冗談だろ?」
 鬼たちの反応に思わずため息が漏れる。
「立烏帽子相手にしのぐのが精一杯、確かに名前負けにも程があるわね」
 そもそも彼女は刻逆の影響で記憶がない。そのため自分を竜神だと思い込んでいるが本当はごく普通の日本人である。
「けれど……」
 パラドクスの力でツィルニトラの黒竜の槍斧に旗がたなびく。それを振れば巨大な竜の形をした炎の壁が彼女たちと鬼たちの間に立ちはだかった。
「救い求める人のため、神として戦う。力の有無じゃない、覚悟のための名乗りよ!」
「雑魚の言うことなんて、気にする必要ないけどな。……変身!」
 イカリはネメシス形態へと変わると全身アーマー《天魔電鎧 ネフィリム》をまとい大剣《天魔境刀 ギガンティア》と日本刀の機巧霊刀《白夜》を携えた。そして天使の翼で飛翔して炎の竜を飛び越える。竜の前で立ち往生している鬼の最後尾に向かって急降下しながらパラドクスを発動した。
「魂に剣を、肉体に勇気を。刃に宿りし永遠の想いで、ことごとくを斬り伏せろ! ヒロイック・ザンバー!」
 情熱を宿したギガンティアと白夜の光の刃で鬼を貫いた。
「このっ……!」
 それに気づいた他の鬼が自身の手を巨大化させてイカリに殴りかかる。
 しかしそのせいで鬼たちはイカリに気を取られ炎の竜への警戒を怠った。
 竜は口から炎のブレスを吐き出し鬼たちを焼き払う。
「ぎゃああ?!」
 さらにブレスから逃れた鬼たちにイズルが肉薄。陽炎一文字を抜いたと同時に鬼たちを残像を残す程の素早さで切り刻み納刀する。彼の周囲に鬼だった肉塊が散らばった。
「こ、こいつら……!」
 復讐者たちの想定外の強さに残り少ない金棒鬼たちは二の足を踏み始めた。しかし立烏帽子と自分たちの後ろに控える縁斬りの手前逃げることはできない。注意深くこちらの様子をうかがっている。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【神速反応】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!

塞河・みやび
鬼は進退窮まっておるようなのじゃ。
でも破れかぶれは怖いのじゃ!
【撹乱】しながら戦いたいのじゃー。

ここはみやびちゃんミニオンを使うのじゃ。
ミニみやびちゃん達を【召喚】し、【号令】により敵に対して突撃させるのじゃ~。
金棒で戦うなら、体にひっつかれると困ると思うのじゃ!
叩き付けも連発するのは大変だろうし、わちゃわちゃ数で攻められたらとっても困ると思うのじゃ~。

あとは【臨機応変】にやるのじゃ。
ミニみやびちゃんに対応しているスキをつき、術符を【投擲】して攻撃するか。
または、ミニみやびちゃん自体を【オーラ操作】して攻撃するか。
攻撃は【火炎使い】な感じで、術符やミニみやびちゃんを炎と化して敵を焼くのじゃ!


●みやびちゃんミニオン
 炎の竜を警戒して距離を置く金棒鬼たち。
 遅れてやって来た塞河・みやび(さいかわみやびちゃん・g04329)はそれを物陰から眺めていた。
(「鬼は進退窮まっておるようなのじゃ。でも破れかぶれは怖いのじゃ!」)
 そこでみやびはパラドクスで彼女自身を小型化した存在『みやびちゃんミニオン』を召喚した。
「皆の者、突撃なのじゃ!」
「なのじゃ!」
 みやびの号令に従ってミニオンたちは金棒鬼たちに向かっていく。
「なんだこいつら?!」
「クソッ! 邪魔だ、鬱陶しい!」
 足元をうろうろされるだけでも気が散る上に鬼の体に跳びついて離れないのだ。動きにくい事この上ない。
 その隙にみやび自身も敵に接近。もしもの時のために自作していた『即席符術カード』に炎のオーラを具現化させた『あつあつオーラ』を宿し鬼たちへと放った。
「ぎゃああ!」
 炎の竜を恐れた鬼たちは結局符によって焼却されたのだった。
「みやびちゃんたちの勝利なのじゃ!」
「なのじゃー!」
「なのじゃ?」
 すべての金棒鬼が消えると今まで静かだった妖刀・縁斬りがゆらりと不気味に揺れる。
「……鬼」
「鬼はもう倒したのじゃ」
「鬼を倒した鬼」
「何を言うておる。みやびちゃんは鬼ではない、妖狐じゃ!」
 姿がよく見えるようにと両腕を広げて見せる。
 しかし彼にはもう聞こえていないし見えていないようだ。
「鬼。鬼は殺す。殺す殺す殺す!」
「……やれやれ、会話はできぬようじゃな」
 彼はもう人に戻ることはないだろう。彼を妖刀から解放するには討伐するより他にない。
 我を忘れた縁斬りが復讐者たちに襲いかかる。
成功🔵​🔵​🔴​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!

赤上・イズル
■アドリブ絡み歓迎

…鬼を倒すという想いだけが残っているのですね
あなたの鬼狩人としての最期の執念…見届けさせて頂きました

この不肖赤上イズル、あなたを鬼狩人の武士としてお相手いたしましょう

いざ、参ります!

鬼を倒すというその一念に彼を一人の武士として対峙

これまで討ってきた妖刀・縁切りと化した鬼狩人達への想いが過る
同じ不幸を起こさせはしないと誓い願ったが叶わなかった己の未熟さ…
しかし立ち止まるわけにはいかない

必ず…あなたの想いも連れて行きます
その想いと共に『天の魔焰』立烏帽子を討ちます…!

奥義・紅蓮雀!

深く踏み込み炎を纏わせた刀を振るいパラドクス【紅蓮雀】を放つ
クロノヴェーダへの怒りを心に静かに湛える


白水・蛍
連携、アドリブ歓迎

……我々がせめて終わらせてあげましょう。
どうか安らかに。

味方との連携を密に動きましょう。
戦闘開始時にパラドクスを使用。この身に英雄の一撃を降ろして、敵に斬りかかりましょう。

その後は接近戦を挑みます。「ブレイドハープ」で斬りかかりつつ、片手は<演奏>で、音の魔力を敵にぶつけて攻撃します。
また、<演奏>で動かせるようにしている「刀琴弦」で<不意打ち・捕縛>を試みます。捕縛できればその隙に味方に攻撃を促す事も出来るでしょうから。

敵の土俵に付きあう事になりましょうけど、負けません。
傷を負っても退きませんわ。
貴方を安らかに終わらせる。その為の戦いなのですから!


塞河・みやび
話にならんのでは仕方ないのじゃ~。
しかし剣で語る、という洒落た言い回しもあるし。
これはこれで表現の形かもしれないのじゃ。

ここは語りたいことを語らせてやるのも一興。
つまり、振るいたいだけ刀を振るわせてやるのじゃー。

みやびちゃんファイアを使うのじゃ!
狐火を灯して幻を見せる……ちょうど先程、炎の中に消えた鬼がいるし、炎を纏って復活する感じがいいと思うのじゃ。
幻と戦わせて、消耗させ、妄執を弱め、隙を作るのじゃ。
幻のついでに斬られないよう、幻にはうまく【挑発】する【演技】をさせてやるよう頑張るのじゃ!

あと狐火を【オーラ操作】して【浄化】の【光使い】な、浄めの炎として妖気を祓ってやるのよさげ手なのじゃー。


リューロボロス・リンドラゴ
……ふん、鬼に恨みがあるか。
良かろう、縁斬りに憑かれし武士の成れの果てよ。
我は龍、我こそはドラゴン!
貴様の怒りも絶望も、我らが受け止め、いずれクロノヴェーダ共に叩き返してくれようぞ。
故に今は眠るがいい!

一撃離脱と戦闘知識で間合いをはかりつつ戦おうぞ。
近づかれようとも衝撃波と風の力で吹き飛ばしてくれるわ!
怨嗟響吼波に対しては、そちらが波のように広がりゆく攻撃なら、こちらは一点突破の突撃よ!
我が大衝角にて念波を超えて、ぬしを貫いてくれようぞ!
怒りを抱きしは我らディアボロスも変わらぬ。
その上で我らは希望を抱いてここにいる。
絶望で足を止めれるなどと思うてくれるな!


ツィルニトラ・プリルヴィッツ
(以前戦った縁斬りと彼の涙を想起し目を伏せる。魂も含めて人を救うのが信仰集める神ならば、倒す事しか出来ぬ神名乗る己は何なのか)

けれど…これ以上、悲しみを増やす訳には行かないの
その鬼狩り、魔法の竜神が終わりを告げる!


【虚構爪】の竜の四肢と熊手の如き爪で近接戦
虚偽に貶める爪で刀と切り結び、妖刀のクロノヴェーダの力を徐々に解体し弱体化させてゆくわ

相手が威力重視の斬撃を狙うと看破すれば防御に専念
【神速反応】にて十手の如く爪で刀を絡め取って拘束

その刀、手放せないのでしょう
だけどその無念、私達が預かるわ
だから…!

【怪力無双】で宙へと放り投げ
【飛翔】し追撃し爪を一閃

もう、苦しまなくてもいいのよ…っ!


桐生・椿 (サポート)
あーしも戦わせてもらうからね! もうイツメンなくすの絶対やだ! 皆がイツメンなくすのも、皆が傷つくのもやだ!

そこら辺にあるもの、落っこちてるもの(現代ならチャリとか看板とか)引っ掴んで、エイシャオラァ! って敵をぶん殴るよ!
あざまるで突進もいいね。いっけえ! あざまるーっ!
しっぽで敵を貫いたあとは、しっぽの毛繕いしなくちゃね。実はこの毛並みオキニなんだ。

基本的にはあーしの攻撃が誰かの技への繋ぎになれるように動きたいかな。みんなが動きやすいように、全力でサポートしたいってかんじ。
絶対笑って帰るんだ、みんなが全部を取り返すために! あーし絶対諦めないかんな!


●苦しみが終わる時
 塞河・みやび(さいかわみやびちゃん・g04329)はため息交じりに言う。
「話にならんのでは仕方ないのじゃー。しかし剣で語る、という洒落た言い回しもあるし。これはこれで表現の形かもしれないのじゃ」
 赤上・イズル(陽炎の刃・g04960)とツィルニトラ・プリルヴィッツ(自称/捏造 魔法竜神・g02012)は以前に戦った縁斬りを思い出していた。
(「同じ不幸を起こさせはしないと誓い願ったが叶わなかった己の未熟さ……。しかし妖刀に支配されても残っていた、彼の鬼を倒すという最期の想いのためにも、立ち止まるわけにはいかない」)
(「魂も含めて人を救うのが信仰を集める神ならば、倒す事でしか彼を救えないのに神を名乗る私は何なのか。自分の無力さが嫌になるわ。けれど……これ以上、悲しみを増やす訳には行かないの」)
 それぞれの歯がゆい思いが決意へと変わる。
「あなたの鬼狩人としての最期の執念……見届けさせて頂きました。この不肖赤上イズル、あなたを鬼狩人の武士としてお相手いたしましょう」
「その鬼狩り、魔法の竜神が終わりを告げる!」
 白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)と共に遅れて駆けつけたリューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)はあまり縁斬りの事情に明るくない。それでも人がゆがめられた者である事は聞き及んでいる。
「……ふん、鬼に恨みがあるか。よかろう、縁斬りに憑かれし武士の成れの果てよ。貴様の怒りも絶望も、我らが受け止め、いずれクロノヴェーダ共に叩き返してくれようぞ。故に今は眠るがいい!」
 蛍もうなずき片刃の刀身の『ブレイドハープ―詠唱―』を構える。
「……我々がせめて終わらせてあげましょう。どうか安らかに」
 支援要請を受けてやって来た桐生・椿(あげぽよ妖狐のバウンサー・g03488)もデコレーションを施した槍『ゆめかわランス』を握りしめて言う。
「あーしも戦わせてもらうからね! 皆が傷つくのは嫌だから!」
 まず最初に動いたのは蛍だった。彼女は伝承詩を歌いながら縁切りに向かって走り出す。
 その背後からみやびが生み出した狐火が敵へと放たれる。
「ここは語りたいことを語らせてやるのも一興。つまり、振るいたいだけ刀を振るわせてやるのじゃー。みやびちゃんファイアー! なのじゃ♪」
 それは縁斬りのトラウマである鬼が復活したような幻影を見せて彼を精神的に追い詰めた。
「死して生まれ変われ。無限を象るは竜である。竜王螺旋大衝角!」
 さらにリューロボロスがその身を回転させて風と砂をまとうとそれは巨竜の角のような螺旋となる。その螺旋と共に敵へとすさまじい勢いで突撃した。
 狐火に気を取られていた縁斬りに巨大な角が直撃する。その直後に蛍のまるで英雄のような華麗な一撃も決まった。
 確実に縁斬りにダメージが入ってはいるもののそれでも彼は怯まない。
「鬼がぁああ!」
 怨嗟の咆哮が念波となり狐火を消し去り蛍とリューロボロスを襲う。狐火のおかげでみやびは攻撃対象にならなかった。
「くっ……! これしきの事で、負けはしません……! あなたを安らかに終わらせる。そのための戦いなのですから!」
 蛍は攻撃への対策がなかったためまともに念波を食らってしまう。残留効果で防御力が上がっていなければ動けなくなっていたかもしれない。傷を負いながらも何とかその両足で地面を踏みしめ相手を見据える。
 リューロボロスは回転の力で起こした風と衝撃波で念波を相殺した。
「怒りを抱きしは我らディアボロスも変わらぬ。その上で我らは希望を抱いてここにいる。絶望で足を止められるなどと思うてくれるな!」
 仲間たちが縁斬りの注意を引きつけている隙に椿は自身のサーヴァントの無双馬『あざまる』にまたがった。
「いっけえ! あざまるーっ!」
 カラフルな装飾がされた黒馬は戦場を駆け縁斬りの大地を両断する一閃を回避。そのままの勢いで敵へと突進した。
「絶対皆で笑って帰るんだ!」
 通り過ぎ様にゆめかわランスで縁斬りを貫いた。
「とどめは頼んだよ!」
 そしてあざまるの影から手足をまがまがしい竜のそれに改造したツィルニトラが躍り出る。その強靭な竜の爪で相手を解体するかの如く切りかかった。
「おのれ、鬼めぇ!」
 爪で切り裂かれながらも斬撃波を妖刀から放とうとした縁斬り。
 その直前に妖刀の刃をツィルニトラの爪が十手の要領でからめ取る。
「この刀、手放せないのでしょう。だけどその無念、私たちが預かるわ。だから……!」
 その身に炎の鳥のようなパラドクスの力をまとったイズルが縁斬りの目の前に迫る。
「必ず……あなたの想いも連れて行きます。その想いと共に『天の魔焰』立烏帽子を討ちます……!」
 クロノヴェーダへの静かな怒りがより一層パラドクスの力を強固なものへと変える。
「もう、苦しまなくてもいいのよ……っ!」
 縁切りはツィルニトラの怪力で妖刀をからめ取られ動揺した。そのためにイズルの攻撃への反応が遅れてしまう。回避が間に合わない。
「九字切流奥義・紅蓮雀!」
 陽炎一文字の一閃が見事に妖刀を解体した。バラバラになった刃が地面に散らばる。唯一形を保っていた柄もぼとりと落ちて地面を転がった。
 妖刀の力を失くした黒いもやは最早人の形を保つことができない。消えゆくわずか一瞬。
「――頼む」
 そう聞こえた気がした。
 こうして復讐者たちは妖刀・縁斬りを倒した。これで立烏帽子も彼らを見逃すことができなくなっただろう。
 復讐者たちは新宿島への帰還前に青年武士を手伝い彼の両親を弔った。
「俺が守りたかったのは両親と家だから、家業を継ごうと思っている。刀の修行も続けて、いつか君たちのように誰かを守れるようになりたいと思っているよ。……本当に、世話になった。有難う」
 最後にはぎこちないながらも笑顔を見せてくれた。
 彼のためにも必ず立烏帽子を討とう。復讐者たちは改めてそう誓ったのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【活性治癒】LV2が発生!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
【照明】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
【反撃アップ】LV2が発生!
【ロストエナジー】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2021年12月23日

妖刀を授ける鬼

 攻略旅団の調査・探索提案に基づき、妖刀の鬼狩人となる武士に、妖刀を与えている存在の探索を行います。
 武士に妖刀を授けているのは、『天の魔焰』立烏帽子 という名の鬼であるようです。
 彼女は『妖怪の圧倒的な力の前に心を折られた武士』に、『妖怪を倒すことが出来る妖刀』という力を授け『妖刀・縁斬り』に変えています。
 彼女が狙っている武士に、彼女よりも先に接触して身柄を確保、やってくる『天の魔焰』立烏帽子を迎え撃ち、撃退しましょう。

 『天の魔焰』立烏帽子は、平安鬼妖地獄変のジェネラル級クロノヴェーダの一体で、現時点で撃破するのは難しいですが、ディアボロスが、彼女の強力な一撃を耐え抜く事ができれば、呼び出した配下に後を任せて撤退するようです。

 多くの武士を彼女の魔の手から救い、『天の魔焰』立烏帽子を挑発することが出来れば、彼女と決戦し、彼女が引き起こす妖刀の事件を終息させることが出来るかもしれません。


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🔒
#平安鬼妖地獄変
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#妖刀を授ける鬼
🔒
#妖刀


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選択肢『重要人物を確保せよ』のルール

 オープニングで解説された『事件に関わる重要人物』を救出するなどして、身柄を確保します。
 この重要人物を確保する事で、事件の詳細な情報や、有利な情報を得ることが出来ます。
 身柄を確保する為に、本人を説得しなければならない場合もあるようです。
 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『攻撃に耐え抜け(立烏帽子)』のルール

敵の強力な攻撃に耐え抜く選択肢です。
なんらかの理由で反撃が不可能(或いは反撃すべきでは無い)状況であったり、反撃が不可能な攻撃を耐え抜きます。
攻撃を耐える事で、敵の注意を引く、人質を解放する隙を作る等の効果を期待できます。
強力な攻撃を防御する為の方法を工夫したり、攻撃を受けても耐え抜く強い覚悟を示す事で、攻撃に耐え抜くことが出来るでしょう。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『金棒鬼』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『妖刀・縁斬り』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「狐門・玲愛」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。