リプレイ
レオス・ローラ
さて、まずはオベリスク建立の邪魔からはじめよう。
また後で出番が来るはずだが、今はこの鎧は脱いで隠しておこう。
あからさまに怪しまれるだろうからな。
(素顔を出すのは落ち着かないので、簡素な頭巾やヴェールで頭を覆う。)
パラドクスを使わずとも、体力・筋力には自信がある。力仕事といこう。
こうして働いていると思い出すな。
故郷の村ではよく、鍛錬の合間に力仕事を手伝っていたが…
力を増すごとに出来ることが増えていくのが嬉しかった。
…私がオベリスクに紛れ込ませるのは想いは「望郷」と、故郷を奪われた「怒り」だ。受け止めて見せろ、クロノヴェーダ。
獅子城・羽鳥
連携・アドリブ歓迎
現地の奴隷に似た貫頭衣を着て紛れ込む
ディアボロスで成人男性ならパラドクスなしでも力仕事は大丈夫だ
休憩中は愛想よく雑談に付き合いつつ現地の楽器を《演奏》だ
さりげなく圧政者を茶化す歌を《歌唱》して楽しませ
もし偽神共への疑念を植え付けられたら万々歳かな?
ただし彼等の機嫌を損ねたり、クロノヴェーダに気付かれないように極力注意して他の歌も考えておく
オベリスクに込める願いは
「俺の記憶と大切な人(おそらく夢に現れる女性)を取り戻せるように」
それはディヴィジョン化すらしてない時代や地域かもしれない
可能であればこっそり印を付けておく
後で破壊しやすいように仲間と情報共有しておこう
ノイン・クリーガー
ここがエジプトか。
人々は完全にあの連中を神だと信じきっている。
それはそれで幸せではあるのかもしれないが……
まず現地服を着て地元住人の【演技】をしながら工事に混ざる。
『いぁ~、こんな名誉ある仕事に携われるなんて光栄だな~。マジで神展開来てるよね』
とりあえず作業しながら作業しながら欺瞞と搾取への『怒り』を込めておこう。
可能なら人目を盗んで手抜き工事をやってやるぞ。
『でも神様は凄い力があるのになんで自分で建てないんだろうな?』
それとなく信仰が揺らぐことも漏らしてみようか。
アンネローゼ・ディマンシュ
奴隷のフリですか…
クロノヴェーダの陰謀を防ぐ為にもやらねばならないといけませんわね
現地の服に身を包み、水を配る作業に移りますわ
情報収集として休憩時間を得た奴隷の方々に水を配りながら世間話の様に各地の話を聞き出していきますわ
どの都市がどの方角にあるか把握できるだけでも大きな情報源になりますわ
ついでにパラドクスでない歌唱を披露
何せわたくしの音楽技術は歌唱も演奏も優れたもの(両技能とも技能レベル10)
肉体労働で疲れているでしょうから、バラード調の歌を披露してみましょう
さて、わたくしが願うのは『誇り』
理不尽に虐げられても砕けない矜持こそがわたくしの願いですわ
ヒカル・クローシィ
アドリブ連携歓迎
奴隷のフリですね。
まあ、何とかなると思いマース!
現地の服を調達して、工事に混ざりますヨ。
力ならそれなりに自信はあります。
まあ、気づかれない程度に手抜きはします。
後で崩しやすいようにちょっとだけ、隙間を作っておくトカ。
出来そうならやってみたいデス。
建立を手伝いつつ、込める思いはかつての日常への「回帰」デス。
軍人になるはずでした。その日常を、自分は取り戻したい。
だから、今を頑張りマス。
「さあ、オベリスクを台座に組み込むまでに後少しだ! 皆、力を合わせていこう!」
「おおー!」
朝から元気の良い声が砂漠の中で大きく響き渡る。どの人々の表情も誇りに満ちていて、この仕事が彼等の深い信仰によって行われている事が手に取る様に分かった。
(「ここがエジプトか。人々は完全にあの連中を神だと信じきっている。それはそれで幸せではあるのかもしれないが……」)
そう思うのは、現地服を着て、紛れ込んでいるノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)。
兵士である彼にとって、力仕事は難しい事ではない。周りの人達と合わせて作業していった。
「いぁ~、こんな名誉ある仕事に携われるなんて光栄だな~。マジで神展開来てるよね」
「ああ、素晴らしい事だ。こんな仕事に関われるなんて幸せな事だよ」
「俺、オベリスクの建設に関われた事を友達に自慢してやるんだ。こんな誇り高い仕事をしている事をね!」
ノインの言葉に、傍で働いている人達は笑顔でそう答える。やはり、彼等にとって、この仕事は誇らしく幸せな事なのだろう。強く揺るぎない信仰を感じる。簡単には揺るがないだろう。
同じく作業に加わっているレオス・ローラ(極光の勇者・g02115)も力仕事はお手の物だ。体力、筋力には自信がある。愛用の鎧は脱いで隠しているのだけれど、素顔を出すのは落ち着かないので、簡素な頭巾とヴェールで隠してはいる。
「君、力が強いなあ。僕もこの光栄な仕事についてるから、もっと頑張らないと!」
「そうだな、一緒に頑張ろう」
隣で働く人の言葉に頷きつつ、レオスも仕事を続ける。
こうして働いていると、昔を思い出す。
(「故郷の村ではよく、鍛錬の合間に力仕事を手伝っていたが……力を増すごとに出来ることが増えていくのが嬉しかった」)
望郷の思いと、それに伴う怒りも心に灯ったのだった。
同様に力仕事に紛れ込んでいるのはヒカル・クローシィ(空飛びし狙撃兵・g05611)。現地の服を調達して紛れ込んでいる。力ならそれなりに自信があるのだ。
(「……軍人になる予定でしたから」)
掛け声と共に、一斉に力を合わせて運ぶオベリスクは頑丈なものだ。
(「成程、少し崩せるなら崩しておきたいと思いましたが、ヒエログリフを人力でやるのではなく、祈りで刻み込むのはそういう事なのですね。では、俺の祈りでしっかりと弱点を刻んで壊しましょう」)
込める願いは決まっている。それが、今を生きるヒカルの原動力だから。
「一旦、休憩しましょう」
女性達が水を持ってやって来る。その中に、アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)も現地服を着て混ざっていた。
人々が休む中、水が女性達によって配られていく。労働していた者達は水を飲みつつ、雑談に興じていた。その中にはノインと獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)も混ざっている。
「お仕事、お疲れ様ですわ。お水は如何ですか?」
「ありがとう」
笑顔で水を配りながら、アンネローゼも雑談も交えていく。
「どちらからいらしたのですか?」
「ここから東にあるオアシスのある村からだ。他の連中も色々な所から来ているよ」
「そうなのですね。完成まで後少しですわ。頑張って下さいませ」
どうやら、バラバラの場所から皆、集められている様である。だから、自分達も紛れ込みやすかったのだろうと、アンネローゼは思った。
もう一つ、アンネローゼがやりたかった事がある。
「わたくしから、皆様へ贈り物を一つ披露致しますわ」
それはパラドクスを使わない歌唱。肉体労働で疲れている皆に贈るものだ。流石に愛用のヴァイオリンはエジプトでは使えないので、現地で手に入れた楽器を演奏しながらバラード調の歌を歌う。それに人々は聞き入っていた。
アンネローゼが歌い終わり礼をすると、割れるような拍手が起こった。
「では、俺からも歌を一つ贈ろうか」
そう声が上がる。建設現場でも働いていた羽鳥だ。休憩しつつ、現地の人達と雑談に興じていた所、自分も披露しようと思っていた歌唱をアンネローゼが披露したので、それに続こうと思ったのだ。
現地の楽器を演奏しながら歌う歌は明るいもの。楽しい気持ちにさせるその歌に、人々は楽しそうな笑顔を浮かべる。
「ありがとう、二人の歌で頑張る力が沸いたよ」
「ああ、素敵な歌だった」
人々は笑顔で拍手をしてくれる。彼等が喜んでくれて、アンネローゼと羽鳥も嬉しい気持ちになった。
現場では後少し、作業が続く。ノイン、レオス、ヒカル、羽鳥は最後の作業に向かう。
そして、少しずつ砂を取り払いながらオベリスクが台座に組み込まれる。その瞬間、人々は歓声を上げた。
後は、祈りでヒエログリフを刻み込むだけ。
炎を纏った少女が現れると、皆に向かって声をかける。
「さあ、みんな、祈って! あなた達の信仰の力で、このオベリスクは完成するのよ!」
少女の言葉に合わせて、皆が神に祈りを捧げる。ディアボロスも祈り、それぞれの願いを刻み込む。
レオスは、『望郷』と、故郷を奪われた『怒り』。
ノインは欺瞞と搾取への『怒り』。
アンネローゼは『誇り』。理不尽に虐げられても砕けない矜持、アンネローゼが持ち続けているものだ。
ヒカルは、かつての日常への『回帰』。軍人になる筈だった、あの日常を取り戻す、今を生きる為の大切な想い。
羽鳥は『羽鳥の記憶と大切な人(おそらく夢に現れる女性)を取り戻せるように』という想いだ。どこにいるかも分からない、大切な人への想いを籠めて。そして、祈りによって、羽鳥なりの印も刻み込む。歌を紡ぐ音符の模様も紛れ込ませた。
ディアボロス達の心を込めた大切な想い。それが、人々の祈りと共に、ヒエログリフに刻み込まれていったのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV4が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携、アドリブ歓迎
俺は護衛の対処を引き受けよう
ミイラが生者を貪ろうとは……
わからんな
騙し討ちを信仰と呼ばせるのか?
【飛翔】で空中戦を挑み
上空から撹乱と、仲間の援護を行う
敵の生態を観察、数や飛行軌道、動作の癖を把握
初撃は瞬速の飛翔で接近
敵が密集する箇所を狙い、早業と不意打ちで強襲
フラッシュ弾を広範囲に浴びせ
隙ができた所へパラドクスの貫通撃を叩き込む
高速で飛び回り、時に緩急や反転を交えて、攻撃や殺到をかわしつつ
銃撃浴びせて、群れの連携を攪乱
隙を看破した相手を狙って撃ち落とし
味方を狙う個体には上空から妨害を行う
特に上方背後の死角を取られぬよう注意
風の音や気配あれば魔力障壁を展開
臨機応変に飛び回ろう
ヒカル・クローシィ
アドリブ連携歓迎
俺たちの祈りは刻んだ。
次はそれを邪魔する者を倒す。それが次の任務。
狙撃、開始。
<常に使う効果>
【飛翔】の効果。
<常にいるところ>
攻撃は常に空中から。常に「空中戦」を挑む。
<パラドクス使用時>
遠距離から全部の武装を敵に向けて一斉発射。敵の数を一気に減らそう。
<通常戦闘方法>
(ライフル銃)による遠距離からの狙撃を徹底する。一撃必中。
狙撃の隙は(小型浮遊砲・A)の機関砲の「砲撃」で軽減する。
<近づかれたら>
(バルディッシュ)をぶん回して敵から距離を離して<通常戦闘方法>に戻る。もしくは、(フルオートショットガン)で「弾幕」を張り、敵をから距離を取り、<通常戦闘方法>に戻る。
アンネローゼ・ディマンシュ
空中戦特化の飛翔するマミーですか
ならばこのパラドクスはどうです?
瞬間、その場にある大地が隆起して杭となって再成形され上空のマミーへとバルカン砲の如く打ち出されていく
このパラドクスは大地の豊穣を増幅させるもの
必然的にこの場の様な大地があるならばそれらに働きかけて武器とすることも可能なのですわ!
敵の攻撃は隆起した大地で防壁を作り、そこから杭のバルカン砲を打ち出して迎撃していきますわ
更に浄化能力をも付与して杭が着弾した際着弾部位から広がるように存在を浄滅させて行きますわ
そこに【清廉なる情欲】を用いて魅了攻撃を叩き込み、飛翔能力を狂わせて杭の回避を困難にさせて行きますわ
オベリスクの完成。その時、先導していた少女が笑みを浮かべた。
「あなた達には生贄になってもらう。光栄に思うといいわ」
人々に向かって鷲のウカープ達が向かった時、上空から強力な光が射した。その光と共に、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が、密集している所を狙って、自らの天使の翼を羽ばたかせながら、無数の光の輪を出現させると、ウカープ達に向かって放つ。
エトヴァは、他のディアボロス達がオベリスクの建設をしている時に、上空からウカープ達や火祭のオノフリアの動きを観察していた。ウカープ達が人々をいつでも襲えるように待機している場所の確認も済ませている。
「援護しマス!」
同じく飛翔したヒカル・クローシィ(空飛びし狙撃兵・g05611)が、傍に接近した。
「向こうにも、この鳥のミイラが密集している所がある。そちらを頼めるか?」
「分かりマシタ。そちらはお任せシマス!」
ヒカルはエトヴァに教えられた方向に高速飛行で向かう。確かに、ウカープ達が密集している所があった。
ライフル銃、小型浮遊砲・A、フルオートショットガンを全てウカープ達に向ける。
「一斉発射!」
全ての銃弾が一気にウカープ達に降り注ぐ。飛行していたウカープ達は撃ち抜かれて落下したもの以外は飛散した。
しかし、飛散したウカープ達が円を描くように飛び回ると、おぞましい鳴き声を上げる。それに、ヒカルの意識はくらりと、遠くなる。
「危ないですわ!」
ヒカルに襲い掛かろうとしたウカープを、砂が隆起して杭となった物が貫いた。攻撃したのは、アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)。彼女の手にかかれば、大地は恵みにも武器にも変わるのだ。
「助かりマシタ!」
ヒカルは感謝の言葉を伝えると、再び飛翔して、機関砲で砲撃しながらライフル銃で狙撃し、ウカープを撃ち落としていく。
エトヴァも緩急自在に飛び回り回り、ウカープ達の動きを錯乱させながら、時に魔力障壁を展開して攻撃を防ぎつつ、隙を見せたものには小型拳銃を用いて撃ち落していった。
アンネローゼはウカープの攻撃を砂の防壁で回避しながら、上空で飛び回るエトヴァとヒカルの動きを見る。また、それによって飛散したり攻撃に回ったりするウカープの様子も観察した。
「お二人共空中戦ですわね。しかし、相手も錯乱している様子……。お二人の攻撃から逃れたものを狙って迎撃していきますわ!」
アンネローゼの杭は自由自在。彼女の意思一つで動かせる。
飛び回る光の輪と銃弾の雨、そして、地上から打ち出される杭。逃げ場を失ったウカープ達は上空から撃ち落され、地上からは貫かれていく。やがて、空を飛び回る鷲のミイラは全て姿を消した。
「皆、無事か?」
「ハイ、お疲れ様デシタ」
アンネローゼの元に、エトヴァとヒカルが降りて来る。もう一度上空を確認するが、何もいない事に安堵の息をつく。
「一先ず、邪魔者の一旦は片付きましたわ」
「……後は、火の女の子と」
「オベリスクの破壊デスネ」
混乱する人々と立ちそびえる巨大なオベリスク。だが、もうオベリスクの破壊を邪魔する相手は一人しかいない。破壊するチャンスの到来だ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
獅子城・羽鳥
正史でも人間を生贄に捧げた風習は考え物なのに
クロノヴェーダ共への生贄まで許してたまるか
こんな物、さっさと壊すぞ
連携・アドリブ歓迎
味方の不利になる行動はしない
一般人の安全最優先
常に残留効果と《臨機応変・幸運》活用
一般人が残ってたらプラチナチケット+友達催眠で避難を呼び掛け
活性治癒発生
敵が残ってる場合は後述の技能併用でパラドクスで迎撃
俺の音符の目印に仲間の「怒り」二人分と「望郷」「誇り」「回帰」だな
パラドクスで現れる戦乙女は、俺の夢に現れる女性の面影がある気がする
ここは《光遣い》で仲間の分も弱点を照らして叩き込む
《地形の利用・投擲・貫通撃・制圧射撃・爆破》駆使して、弱点中心に周囲を巻き込んで破壊だ
ノイン・クリーガー
はいはい生け贄ね。
いい趣味してるな、まったく。
事をはじめる前にプラチナチケットと友達催眠を使って一般人に呼び掛ける。
『俺年長者だし1番頑張ったから1番に生け贄になる権利あるから。
皆はそっちに行ってもうちょっと下がって列になって順番を待ってね』
列ができたら生け贄を装いオベリスクへ歩み、列の反対側の弱点部分にプラスチック爆薬をセットして【爆破】すると同時に【避難勧告】を行う。
これで一般人を爆発に巻き込まず、迅速に避難させられるはず。
生贄と言われた人々が混乱している。誇り高き仕事につけた事には感謝しているが、生贄に関する話に関しては、彼等は聞いていない。いきなり生死が関わると混乱をきたすのは当然だろう。
「俺年長者だし1番頑張ったから1番に生け贄になる権利あるから。皆はそっちに行ってもうちょっと下がって列になって順番を待ってね」
ノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)は、そう言いつつ、友達催眠とプラチナチケットの効果を存分に生かして、混乱している人々を遠ざける。とにかく20メートルはあるオベリスクを破壊するのである。かなり離れて貰わなければならない。人々を上手く言いくるめたり、説得したり、なだめたりしながら、ノインは人々を現場から遠ざけていく。
ノインが人々の避難誘導をしてくれているので、獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)は、オベリスクを見上げて弱点となる部分を探す事にした。ヒエログリフには、羽鳥と仲間達の刻んだものがある筈だ。近しい者同士とは言い難いが、共にオベリスクを建設した者同士、少しは絆がある筈だ。それならば、と他の人の刻んだものも探す。
(「あった、俺の音符だ」)
最も強く光っているのは、羽鳥が刻み込んだ音符の模様。
(「確か、他のディアボロスが刻んだのは『怒り』、『望郷』、『誇り』、『回帰
』……」)
ヒエログリフの文字を辿りながら見ていくと、他の文字も見えてきた。
「……よし」
音符の模様を中心として、刻み込まれた言葉を羽鳥は光らせる。これでノインにも他の弱点も合わせて分かる筈だ。
「ちょっと、あなた、オベリスクに何をしてるのよ! ああ、生贄も逃げていくし……とにかくまずはオベリスク、オベリスクよ!」
少女……火祭のオノフリアが炎を纏わせて羽鳥に襲い掛かって来た。
「やっぱり来たか……!」
それでも、ウカープ達は仲間達が排除してくれている。羽鳥はサブマシンガンでオノフリアを牽制した。
ノインも飛行を利用してオベリスクに引き返すと人々を引き離した反対側のオベリスクにプラスチック爆弾を仕掛け爆破させる。爆破音と共に避難勧告も合わせて更に人々を遠ざける。とりあえず、これで人々は巻き込まれないだろう。
ただ、爆破の音を聞きつけたオノフリアがノインにも向かう。
「オベリスクに何をするつもりなの!」
近寄って来るオノフリアに、ノインもショットガンで牽制をした。
オノフリアの意識がノインに向かった所で、羽鳥は夢の中で現れる女性の面影を残す戦乙女の幻影を出現させると、まずは自分の付けた印である音符を狙って巨大な槍を突き立て破壊した。
「この……!」
再び、オノフリアの意識が羽鳥に向かう。
「オベリスクの弱点は、光っている所だ!」
「分かった!」
羽鳥がオノフリアを牽制している間に、ノインは飛行の力も用いながら、強烈な威力の拳を放つ。ひび割れた所を更に拳や蹴りを叩き込み、オベリスクにヒビを入れていった。
「さあ、次だ、次!」
それを羽鳥が光らせてくれた場所にも拳や蹴りを叩き込んで更にオベリスクにヒビを入れる。羽鳥の放った巨大な槍もあり、オベリスクはバラバラと崩れ始めた。破壊するまで、後少し――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV6になった!
ノイン・クリーガー
『何をするつもりと言われてもな…。
見ての通り【破壊】だよ。わからんかね?
お前さんこそ生け贄なんぞ得てどうする気だね?』
返答は聞かず、PzK43Sinの【砲撃】を脆くなった部分に撃ち込み【粉砕】する。
あともう少し。この一発で最後だ。
「オベリスクが……オベリスクにヒビが……」
オノフリアは青い顔になっている。そんな事は素知らぬ顔でノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)は返した。
「何をするつもりと言われてもな……。見ての通り『破壊』だよ。わからんかね? お前さんこそ生け贄なんぞ得てどうする気だね?」
「生贄はオベリスクの完成の為に……そのオベリスクが……」
返答しつつもオノフリアは放心状態の様である。
そんなオノフリアの事など、ノインは気にも止めない。元々、返事も聞くつもりも無いのだから。やる事は一つだけ。オベリスクを破壊する事のみだ。
構えるのはPzK43Sin。個人携帯用の対戦車用ロケットのコピー品。そのロケットの砲撃を、ヒビが入って脆くなった部分を狙って次々と撃ち込む。
「オベリスクに……オベリスクに手を出すな!」
オノフリアの炎が襲って来るが、それをかわしつつ、ノインの砲撃は止まらない。瓦礫と化して崩れ落ちていくオベリスク。時には大きな塊として、時には粉々の姿へと化して落下していく。もう、20メートルもあった巨大で神聖なオベリスクは見る影もない。
「あともう少し。この一発で最後だ」
ノインのロケットによる砲撃が、オベリスクの核となる部分を撃ち砕いた。それを合図にしたように、ヒビ割れたオベリスクは無残に崩れ落ち、見る影もない姿へと変わったのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携、アドリブ歓迎
生贄を必要とするオベリスクとは
随分と不完全なものなのだな
CCTSより。
請けた任務はこなそう
援護する
【飛翔】し戦う
スピードを生かして動き回り撹乱
立体的な攻撃を仕掛ける
火を使うのはあなただけの特権ではないよ
ジンが離れた隙に
クロスボウに塗料を籠めた矢をつがえ二連
貫通撃に次いで爆破を誘い
まずは足止めを
すぐ様反転し高速で離脱、ジンが追ってきたら壁にでも激突させよう
ジンの翼が掠めても魔力障壁で弾き、深手を避ける
一対一に持ち込ませないよう、仲間と連携し
死角から射撃を加える
接近の気配あればフラッシュ弾を放ち
隙を作らせて味方の攻撃に繋げよう
排斥力強化は、ディヴィジョン間の干渉を警戒しての事か…
獅子城・羽鳥
少女の外見程度で惑わされる復讐者などいないから覚悟しとけ、偽神
連携・アドリブ歓迎
残留効果活用
可能なら味方を援護し、不利になる行動はしない
常に《臨機応変・早業・幸運》活用
飛翔と光学迷彩、《地形の利用》で死角から《不意打ち》
内蔵火器や短槍で《気絶攻撃・投擲・貫通撃・制圧射撃・爆破》併用して《暗殺》するつもりの威力を叩き込み《一撃離脱・ダッシュ》
近接武器による《フェイント》も時々混ぜて撹乱を狙う
反撃は避け切れないなら武器で受け止め
《早業・捕縛》のレベルが足りない分を残留効果と《忍耐力・情熱(怒りと、オベリスクに刻んだ願い)》でカバー
古代エジプトは詳しくなくとも、排斥力の排斥の為の積み重ねだな
ヒカル・クローシィ
(口調はキャラ頁一言参照お願い致します。)
アドリブ連携歓迎
――今回最後のミッションだな。狙撃、開始。
<常に使う効果>
【飛翔】の効果。
<常にいるところ>
攻撃は常に空中から。常に「空中戦」を挑む。
<パラドクス使用時>
遠距離から使用。絶対に外してやるものか!
<通常戦闘方法>
(ライフル銃)による遠距離からの狙撃を徹底する。一撃必中。
狙撃の隙は(小型浮遊砲・A)の機関砲の「砲撃」で軽減する。
<近づかれたら>
(バルディッシュ)をぶん回して敵から距離を離して<通常戦闘方法>に戻る。もしくは、(フルオートショットガン)で「弾幕」を張り、敵から距離を取り、<通常戦闘方法>に戻る。
ノイン・クリーガー
『お前さんには悪いがこれがCCTSの仕事だ。……死んでもらう』
戦闘の動乱に乗じ、邪眼の視界に入らないように【忍び足】で背後から隙を突いてワイヤーショットでオノフリアを【捕縛】して引き寄せ、ファイティングカランビットによる【斬撃】で【暗殺】する。
タールの爪や火の鳥は【地形の利用】で遮蔽する。
オベリスクの残骸を盾にできるならする。
[コードネーム]
コードネームを持つ仲間はコードネームで呼ぶ。
ヒカル:『スナイパー』
自分:『ゴースト』
アンネローゼ・ディマンシュ
さぁ、処刑の時ですわ
火の鳥のジンに対しては大地を大量の水へと変換して消火していきますわ
水とは古来からこのような砂漠地帯では恵みとして崇められていた存在
そして大地と水とは切っても切れない関係性が神話学においても地質学においても示されていますわ
ならば、大地を水へと変えてそれを増幅させるこの御業は可能なのですわ
【浄化】の力を水へと込め、火の鳥のジンのエネルギー体を丸ごと浄化していきますわ
消化の際に出る水蒸気を目眩ましとして上空へと飛翔
クロノヴェーダがわたくしを見失って探そうとしたときに上空から呼び出した水を結晶化させた杭を撃ち込んでいきますわ
「あああー! オベリスクは壊れるし、生贄も逃げちゃうし! 部下もあっさり負けちゃうし!! 聖なる儀式が全部台無し!! もう、全部、あなた達のせいなんだから!!」
火祭のオノフリアは大変ご立腹の様である。それはそうだろう。大事な儀式を任されて、こうも滅茶苦茶にされては話にならない。
「……まあ、オベリスクの破壊に関してはこちらの事情もあるが、頑張って働いてくれた人々を生贄にするものを『聖なる儀式』と言うのはどうかと思うけどね」
「そうですわ。あの方々は誇りを持って仕事をされていたのです。あんな信仰心の高い方々を生贄にするなんて許せませんわ!」
オノフリアの言う『聖なる儀式』に、苦い顔を浮かべるのは、獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)とアンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)。二人は働く人々の前で歌を披露している。その時の笑顔を思い浮かべると、あの誇り高き人々を『生贄』としようとしていた、オノフリアを許す事は出来ない。
「生贄を必要とするオベリスクとは、随分と不完全なものなのだな」
最初に動いたのはエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)。自らはそっと飛翔し、オノフリアの視線が羽鳥とアンネローゼに向いている事を利用して、死角を狙う。
「火を使うのはあなただけの特権ではないよ」
特注のクロスボウの鏃に、魔力媒体の塗料を籠めて放つ。一射と共に黄金の魔力媒体を撒き、二射と共に炎を生みだし、オノフリアに襲い掛かった。その二つが同時に着弾、光煌めく爆発を引き起こした。
「……ごほっ、この程度の爆発でやられないわ。ジン、行くのよ!」
火の鳥の姿を持つジンを大型化させると、反転高速離脱をしているエトヴァに向かって放つ。
「そう思い通りにはさせませんわ」
エトヴァの後ろで大量の水が吹き上がる。大量の水を放ったのはアンネローゼだ。大量の水蒸気に混ざって、アンネローゼがエトヴァの傍に寄る。
「助かった、ありがとう」
「共に戦う仲間のピンチを救うのは当然ですわ。それに、本番はこれからですの」
お礼を告げるエトヴァに、にっこりと微笑むアンネローゼ。そして、上空から水の結晶で作り出した杭をオノフリアに向かって撃ち込んでいく。
「くっ! ジン、あそこよ!」
再びジンが現れると、攻撃された方向にいるアンネローゼを見つけた。だが、襲い来る火の鳥は、再び大量の水によって水蒸気と化す。
(「これだけの水蒸気……紛れ込んで隠れるには最適だ。アンネローゼに感謝を。――狙撃開始」)
ライフル銃を構えたヒカル・クローシィ(空飛びし狙撃兵・g05611)は、水蒸気に紛れてオノフリアを正確に狙撃する。
「……! どこから銃弾が!」
空を見上げたオノフリアの足元に、ニードルガンとサブマシンガンが放たれる。
「足元がお留守になってるよ」
にっと笑う羽鳥。
「こちらとしては隙を見せてくれる方がありがたいけどね」
次は飛翔で接近してきたエトヴァのクロスボウが放たれた。
「チャンスだ、スナイパー!」
忍び足で、オノフリアへの攻撃を伺っていたノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)が
声を上げる。今、声を上げてもオノフリアは羽鳥とエトヴァの銃撃とクロスボウの攻撃に気を取られているから大丈夫と判断したからだ。
「了解! この一撃は外さん!! 何があっても!!」
ヒカルが放った弾丸はオノフリアを追撃する。それに気が付いたオノフリアが避けようとするが、この弾丸は彼女を逃がしたりしない。追尾し撃ち貫いた。
「……!! そこね!!」
オノフリアはタール化した魔獣の爪を具現化させる。通常、考えれば飛行状態のヒカルには攻撃は当たらない。だが、彼女はアヴァタール級のクロノヴェーダ。考えがある。彼女が狙うのはオベリスクの破片。それを思いっ切り引っかいた。それと共にタールが燃え上がって空まで立ち昇る。
「スナイパー、そこから離れろ!!」
「……!!」
ノインの声を受け、ヒカルは差し迫る炎をバルディッシュで振り払いながら離脱した。
(「あのタール化した爪はやっかいだ。だが、こちらには心強い味方が大勢いる。どこかで一撃必殺のチャンスを狙うしかない」)
ノインの攻撃は近接攻撃だ。直ぐに反撃を喰らう恐れがあるからだ。だが、心強い味方が四名もいる。必ずチャンスは訪れるだろう。
「杭を再び撃ち込みますわよ」
「こちらももう一発」
アンネローゼの水の結晶による杭が空からオノフリアに降り注ぐ。さらに、追撃してエトヴァの二射が爆発を起こした。
上空からの攻撃に耐えているオノフリアに接敵する影が一つ。羽鳥だ。彼は砂の色に似た霧を纏い、一気にオノフリアに襲い掛かった。ニードルガン、サブマシンガン、砲撃に短槍が全てオノフリアを撃ち貫く。
「もう一発!」
よろめくオノフリアにヒカルの狙撃が襲い掛かり、彼女は更に大きく傾いた。
待っていたチャンス。ノインは素早くオノフリアの背後に回るとワイヤーショットで彼女を捕縛し引き寄せ、三日月状に湾曲した改良ナイフ、ファイティングカランビットで容赦なく斬りつけた。
「……!」
そのまま崩れ落ちるオノフリア。息をしていない事は今まで手の内にいたノインが一番良く知っている。
……こうして無事、オベリスクと儀式の破壊に成功したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】がLV2になった!
【凌駕率アップ】がLV2になった!