リプレイ
ラキア・ムーン
まさかまた取引を行う事になろうとはな
正直次会う時は殴り合いだと思っていたんだが、全くもって状況とは予想できんものだ
さて、広告か
相手が興味を持ちそうかつ、取引を匂わせる内容だと……いいのか?
ま、やってみるだけだな
まずは広告だが、次を匂わせる感じかつ前回の取引も引用してビジュアルを作ろう
やりたくは無いが、実際に相対した私が巨大心臓の心臓傍らに立ち写真を撮影
これで前回の取引を連想させよう
それから「千成瓢箪陣」「一期一振(残骸)」「千早城改(破損中)」「安土城跡地」の写真を用意し、トランプ大のカードに印刷
その4枚は見せるように構え、ポーカーのカード交換を連想させる写真も撮ろう
意図としては天正大戦国奪還戦の戦果の紹介、それを元手に更なる取引を連想させるような感じに
厳密には奪還戦で得た物では無いが、それは相手には判断できまい
後はシンプルに『What's the Next Deal』とかそんな感じの文言を入れ、前回と同じように現物での取引を持ち掛ける意思を示す
紙面デザインはプロに任せる!
アドリブ等歓迎
一里塚・燐寧
フーディーニの行方を探ったら驚きの展開になったもんだねぇ
ま、断片の王アル・カポネがいるアルカトラズ島はサンフランシスコの海に浮かんでるワケで、今マッコイとフーディーニを殴り倒すにはこっちが不利すぎる場所なのも道理だよぉ
会談に応じてくれる可能性があるだけラッキーと思って、チャンスを掴み取りに行くしかないねぇ
リアル・マッコイは『お客様』と面識があることが確定してて、あたし達が接触できる今のところ唯一のジェネラル級
態々あいつとまた話すなら、あのイレギュラーな化け物の正体やワイズガイとの取引内容を深く掘り下げたいと思うんだよねぇ
で、ついでにフーディーニも連れてきてくれるように広告を組むなら……
キングアーサー奪還戦や最近の予兆で目にした『お客様』の絵を(キモすぎないようにデフォルメした姿で)広告として雑誌に載せるよぉ
アンクル・サムの募兵ポスターみたく、読み手を指さすポーズで「I WANT YOU」の文字を入れる
そしてマッコイを象徴するウィスキーの瓶と、フーディーニの拘束具の絵を添えて符牒にしよっか
●メッセージ
「フーディーニの行方を探ったら驚きの展開になったもんだねぇ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)の、しみじみとした呟きが会議室に響く。
まったくだ、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)は腕組み、目を伏せ――首肯する。
リアル・マッコイと、フーディーニ。
空想科学コーサノストラのジェネラル級としては早々に名を知り、マッコイとは数度ディアボロスは交渉しているが。
「まさかまた取引を行う事になろうとはな――正直次会う時は殴り合いだと思っていたんだが、全くもって状況とは予想できんものだ」
「ま、断片の王アル・カポネがいるアルカトラズ島はサンフランシスコの海に浮かんでるワケで、今マッコイとフーディーニを殴り倒すにはこっちが不利すぎる場所なのも道理だよぉ」
二人は、状況をシビアに見ている。
所在が明らかな有力ジェネラル級ワイズガイを手っ取り早く――決着への刻限も迫る今、一番わかりやすい展開を迎えるための手がかりを攻略旅団に持ち込んだ結果、会談の可能性を見出すことになろうとは。
「会談に応じてくれる可能性があるだけラッキーと思って、チャンスを掴み取りに行くしかないねぇ」
燐寧の言う通り。
何を求めていくか、という問題はあるが、対面できるというのはアドバンテージだ。
そのためにはまず雑誌に載せる広告を考えねばならない、が。
「さて、広告か。相手が興味を持ちそうかつ、取引を匂わせる内容だと……いいのか? ――ま、やってみるだけだな」
ラキアが困ったようにこめかみを叩きつつ、「取引に使えるもの……」と呟きつつ、案を紙に書きだしていく。
それを眺めながら、燐寧はうーんと唸る。
「リアル・マッコイは『お客様』と面識があることが確定してて、あたし達が接触できる今のところ唯一のジェネラル級……」
そうして用意された紙に、デフォルメした『お客様』を描いてみる。
あんまり詳細に描くとキモい――もとい人を選ぶからぁ、と呟き。
「態々あいつとまた話すなら、あのイレギュラーな化け物の正体やワイズガイとの取引内容を深く掘り下げたいと思うんだよねぇ――で、ついでにフーディーニも連れてきてくれるように広告を組むなら……」
イメージは、アンクル・サムの募兵ポスター。
「そしてマッコイを象徴するウィスキーの瓶と、フーディーニの拘束具の絵を添えて符牒にしよっか」
「ふむ」
ラキアが顔を上げる。彼女がリストアップしたのは、天正大戦国奪還戦の戦果――と見えるだろう、クロノ・オブジェクト。
「なるほどぉ、取引材料だねぇ」
燐寧がリストを眺めて、うんうんと頷くのを見、ラキアは溜息を吐く。
「ブラフで済めば良いが、カードはこれでいこう……あとは、気は進まないが、私が顔を出そう――全体のデザイン統合はプロの手に任せる」
斯くて、二つの広告がディアボロス株式会社の発行する雑誌に載る。
ひとつは、アンクル・サム――アメリカを擬人化したキャラが白い歯を見せて笑い、『I WANT YOU』と読者に指を突きつけている。
その周囲には、奇妙な、未確認生物のようなキャラクター。拘束されたフーディーニをコミカルに描いたイラストが配置されていた。
片隅には、協賛のような洒落を効かせて、ウィスキーの瓶。マッコイをもじったロゴ入りだ。
もうひとつ、その隣に並んだ広告は、ラキアが巨大神像の心臓の横に立つ写真。その姿は軽く加工されているが、マッコイが見れば、彼女だと一目でわかるだろう。
彼女の写真のやや下には、トランプの意匠。ポーカーの手札のように、「千成瓢箪陣」「一期一振」「千早城改」「安土城」の写真が使われている。
堂々と太い書体で、『What's the Next Deal』と描けば――意図は通じよう。
ただの読者には風変わりな広告に見えようが、マッコイならば、天正大戦国奪還戦の戦果であると伝わるはずだ。
そして、以前と同じく、商談を望む――ということも。
果たして読者の反応は良かった。
広告を載せ、暫く後――出版社宛に、『サンフランシスコのゴールデン・ゲート・シアターで行われる、マジックショー』の招待状が送られてきた。
ご丁寧に、VIP席である。
これで堂々と――ワイズガイに咎められることなく、サンフランシスコに入ることができる。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
ラキア・ムーン
もとより友好的にする気なんざないさ
武力による殴り合いが、互いの利かけた交渉という戦いに変わっただけだ
気を引き締めるのは当然だ
テーマはメリハリ
あくまで此方も此方も交渉をしに、此方の立場を貫くという意思も込めて服装は最終人類史基準に
パンツスタイルのスーツをセレクト
その上で、悪目立ちし過ぎないように後ろから見た時のシルエットはこの年代に合わせる
ウールツイードのロングコートにクロッシュハットを被り、シルエットは1920年代風に近付ける
馴染ませる努力もするという事を見せ、交渉のすり合わせを連想させよう
また交渉に使用するサンプルや資料はアタッシュケースに入れ、厳重にする事で交渉に力を入れてる風に装おう
準備が整ったらサンフランシスコへ訪問
ゴールデン・ゲート・シアターへ赴き招待状を見せ正面から堂々と交渉に向かおう
とはいえ最初からピリピリしていても仕方あるまい
オペラグラス等必要なら使用し、折角のVIP席でのマジックショーを楽しませて貰おう
コートとハットは、交渉に移るまでは脱がないでおこう
アドリブ連携等歓迎
一里塚・燐寧
フーディーニは割と形式に凝るみたいだねぇ
ロゴ・トゥム・ヘレと喋ってた時の気取った態度を思えば、ちょっと納得しちゃうよぉ
あたし達もこのフンイキに馴染みつつ、吞まれない……そんな態度を見せる必要があるかなぁ?
狂騒の20年代らしく、ストレートドレスを土台にしたフラッパースタイルで現地に向かうよぉ
長めの髪は結った上で結び目を帽子の中に隠して、活動的なショートカットに見えるように
こーゆー服装は今見ると単にオシャレなだけでも、この時代には自立した女の子が昔ながらの規範から抜け出した強い姿を象徴してた
ムードを合わせつつ、言いなりになるワケじゃないってスタンスを示すのにも丁度いいでしょ?
媚びないクールな微笑と共にチケットを見せ現地入りしよう
前の交渉は船上アポなし訪問だったけど今回は準備万端の敵地
ショーの鑑賞中うっかり盗まれないように、可能なら交渉材料の容器は【アイテムポケット】に隠しておくよぉ
手品の内容からフーディーニの能力が窺えないかも気にかけておこう
ショーが終わってもVIP席に留まり、案内を促すよぉ
●華に棘
サンフラシスコの中心部に存在する、ゴールデン・ゲート・シアター。
まだ真新しさを醸し出す劇場は、都市の中でもピカピカに輝く娯楽の象徴であった。
交渉のために訪れたディアボロス達は――サンフランシスコの一般人達の動きや、ワイズガイの気配を探るようなけぶりも見せず、まっすぐに劇場に向かう。
毅然とした、客人である、という態度で。
なれど余計な迎合はせぬと解る姿勢を保つ。
(「もとより友好的にする気なんざないさ――」)
ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)は目を鋭くして、劇場を見つめる。
パンツスタイルのスーツに身を包んだラキアは、この時代に合わせるために、アウターにウールツイードのロングコート、クロッシュハットを取り合わせている。
重厚なアタッシュケースを手に佇む。
「武力による殴り合いが、互いの利かけた交渉という戦いに変わっただけだ――気を引き締めるのは当然だ」
「敵陣の真ん中でもあるしねぇ」
そう言って、きゃらと笑う一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、フラッパースタイル――ラキアと比べると華やかさに寄せた、ストレートドレスだ。
髪を括って帽子で隠し、活動的な女性――新しい在り方、を周囲に喧伝するスタイルをとる。
概ねシルエットは似ているが、観劇を楽しむサイドとしてのドレスアップを担っている。
「ムードを合わせつつ、言いなりになるワケじゃないってスタンスを示すのにも丁度いいでしょ?」
ウインクひとつ。ふむ、とその姿を一瞥したラキアが零す。
「合わせて、バランスがとれているな」
ラキアが交渉人。燐寧が客人。とはいえ、甘いだけの客ではない――時代に即する知識と良識を持ちつつ、敵対する意識は忘れない、と服装からアピールしている。
それにしても――チケットを口元に寄せ、燐寧が微笑む。
「フーディーニは割と形式に凝るみたいだねぇ――ロゴ・トゥム・ヘレと喋ってた時の気取った態度を思えば、ちょっと納得しちゃうよぉ」
呟き――こつんと踵を揃え、居ずまいを正して、ラキアへ目配せする。
彼女は浅く頷く。
「さて、どうなることやら……では、行くか」
「ふふふ、何を見せてくれるかなぁ」
媚びないクールな微笑を浮かべ――燐寧は、係員にチケットを堂々と差し出した。
荷物は一切預けず――二人はVIP用の上階に案内された。
すべてを見下ろせる特等席は、同時に他の客から見られる心配も少ない。ゆったりとしたソファに腰掛けた。
劇場にいるのは一般人が多そうである――無論、何かあれば、ぞろぞろとワイズガイが出てくるのだろう。
「最初からピリピリしていても仕方あるまい」
「やっぱり、すぐに商談、ってわけでもないかぁ」
コートも帽子も預けず身につけたままだが、ラキアはステージへと、素直に目を向け、
「フーディーニの脱出ショー……ではないようだな」
失望でも無く、淡淡と囁く。
「ちぇっ」
フーディーニの能力でも窺えるかと思ったのにと燐寧は嘯きながら、ゆったりと観劇する――。
ステージには、一般人であろう華やかな美女が立ち、脱出マジックを披露している。箱に入ったはずが、消え失せ――サイドステージから現れる、というような一幕。
動揺の声と、歓声は盛大に。観客達の反応も上々の様子だ。
いくつかの脱出劇が繰り広げられたのを見届け――階下の拍手が収まった頃。
ふぅ、と息を吐いて、燐寧は再びクールな微笑を浮かべた。
「あたし達はこれからが本番だからねぇ」
リアル・マッコイと――恐らく、脱出王フーディーニ。
二人の訪れを、待つ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【未来予測】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV2が発生!
●会談の始まり
VIP席で待っていたディアボロスの元に支配人が現れ、「ご案内いたします」と来――別室を訪れる。
重厚なドアの向こう、リアル・マッコイがいるらしい。
支配人が慎重な様子でノックし、声をかけ、扉を開く――そこには、葉巻を楽しむマッコイと、その傍らには一般人の美女がいた。
ゆったりとしたソファに隣がけ、ウイスキーを注いだり、微笑を浮かべている。
じろじろと見渡すまでも無く、フーディーニの姿はそこになかった。
「よぉ、気にせず椅子にかけな」
マッコイはにやりと――あの怪人顔でありながら、にやりとしたなと解る口調で、告げる。
ディアボロスが席に着けば、やはりその近くに美女が来て、飲み物はどうだなんやと声をかけてくる。
ほどほど落ち着いたところで、マッコイの方から切り出してくる。
「さて、今回の用事とやらを聞かせてもらおうか。広告にあった商品を持ってきていないのだから、商談という訳ではないのだろう?」
態度は、背もたれに深くもたれ、やや尊大に――。
こちらの出方を尋ねて、きた。
ラキア・ムーン
席に着き、落ち着いて話す
相手や場の雰囲気に呑まれないよう、まずは此方の意図をはっきりと伝えて理解を願おう
確かに、前回とは違いその場で即決の商談は難しいだろう
だから、商談前の営業……と考えて頂きたい
その前提で、此処に現物がない事の言い訳をさせて貰う
持ってきていないのは、色々と理由がある
先ず第一に、物理的な大きさだ
広告にあった2つの城関連のクロノオブジェクトに関しては、背負ってくる訳にもいくまい
その代わり詳細写真と研究レポート、起動方法の検討資料を持ってきている
そして残り2つについては、機能は分かっているがまだ研究中だ
平行して行っている都合、現物の持ち込みが出来なかった
先ずは広告に出した物品について持ち込めなかった理由を話し、まずは相手を交渉のテーブルに乗る気にさせる
千成瓢箪陣と一期一振についてはブラフを交え、持ち込めなかった理由付けを行おう
それと広告に載せられなかった内容もある
情報に過ぎないし、そちらが価値が見出すかは分からなかったしな
情報(ヘルヴィム)についても匂わせ、相手の興味を引こう
●探り合い
ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)は促されるまま席に着き……頃合いを見て、リアル・マッコイをしかと見つめ――口を開く。
「確かに、前回とは違いその場で即決の商談は難しいだろう。だから、商談前の営業……と考えて頂きたい」
その様子は落ち着き、この場の雰囲気に流されることなく凜然としていた。
「その前提で、此処に現物がない事の言い訳をさせて貰う」
「ほぅ?」
マッコイは深く腰掛けた姿勢のまま、ラキアの言葉を待つ。
「持ってきていないのは、色々と理由がある。先ず第一に、物理的な大きさだ。広告にあった2つの城関連のクロノオブジェクトに関しては、背負ってくる訳にもいくまい――その代わり詳細写真と研究レポート、起動方法の検討資料を持ってきている」
アタッシュケースを指し示し、彼女は目を細める。
マッコイの様子はまだ変化もない――が、以前のやりとりの記憶もあるので、ラキアも落ち着いていた。
「そして残り2つについては、機能は分かっているがまだ研究中だ。平行して行っている都合、現物の持ち込みが出来なかった」
淡淡と、広告で見せた品が此所に無い理由を告げる。
そういって軽く、新しく手に入れた天正大戦国のクロノ・オブジェクトの話をちらつかせた後、もうひとつ情報がある、と囁いた。
「……それと広告に載せられなかった内容もある。情報に過ぎないし、そちらが価値が見出すかは分からなかったしな」
以上だ、ラキアは告げる。
今のところのカードは開示したと眼差しを向けられたマッコイは、一拍おくように、葉巻を深く味わい――ふむ、と低く零す。
「では、まずは、運び込む方法について検討するか――最終的に運び込めないとなっちゃ、検討の価値もねぇ」
そう応じた。
ラキアが……本格的なものはまだ見せず、先にちらりと出したそれに一瞥をくれ、
「資料もしっかりしてると見た。まったくのホラだとは思ってねぇ。写真も精度ははっきりしてる。けどな……」
浅く笑う。
「現物が無ければ、本物かどうか判らねぇ」
――そうだろうな、とラキアは内心で頷く。
だが、マッコイを見つめたまま、動じず、次の言葉をただ待つ。
「ディアボロスのディヴィジョンでは、この程度のフェイク画像を作り出すのは可能だろ?」
そいつは凄えと思うがな、こういう時にゃ悪く出るな、と男は嘯く。
コーサノストラの時代とてフェイク写真の類は作れたのだから、それらの疑いについても妥当だろう――。
「折角お持ちいただいたんだ、資料は精査させてもらうが――まずは現物、これがなきゃ、信用は難しい」
それも解っている――ラキアは瞬きで応じる。
「そして、お前らの……ディアボロスの望む対価はなんだ? こっちが支払えるもんじゃなきゃ、まず商談にならねぇ」
休ませていた葉巻を咥え直し、マッコイは続けた。
「正直、俺達の間に信頼はねぇ。取引の方法も、キッチリしとかなきゃな」
寝首を掻かれる可能性は互いにあるわけだ、と言外に告げ、マッコイはボールを投げ返す。
「いい提案を頼むぜ?」
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【未来予測】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
ラキア・ムーン
ここからは慎重に、丁寧に話を擦り合わせていかねばならんな
まず此方が求める対価は、一応3つ程候補を考えた
優先度の高い順から提案するので、可否と希望の対価
追加が必要ならそれも教えて欲しい
第1
コーサノストラは最終目標を何処に定めているか
原則全てのディヴィジョンは他のを滅ぼし、最終勝者になるのが目的だ
その原則を前提とし、我々復讐者も戦ってきた
今残っている所は異端なものも多い
方針が分かれば、対応も変わる……やもしれん
第2
リグ・ヴェーダとの戦いの際に前と同じような不干渉の取引をしたい
宇宙に逃げそうな奴等を許す気はない
故に、やる時は奴等だけに集中したい
第3
お客様について新規に話せる事はあるか
又は取り次ぎをお願いしたい
これに関しては、そちらも制約があるんだったか?
だから優先度は低い
どうだろう?
持込に関しては、大型の物はパラドクストレインで持込になる
または、そちらがUFOで指定地点まで取りに来るのでも構わん
他に出せる物とすれば、エンジェルシップや天使共が好きそうな小話くらいか
と話して、相手にボールを返そう
一里塚・燐寧
ほい、次はこっちの番だねぇ
……あっそーだ。今のうちに聞いときたいんだけど、フーディーニくんは今日は来てないのぉ?
抜け目ない船長のことだしさ、てっきりあたし達が騙し討ちした時のために『脱出』の手配をしてるのかなって
前回もフーディーニが不在の状態で脱出の手配が済んでいた……ってことは知らないフリで、冗談めかして彼がいるか聞いてみるよぉ
結果がどうあれ続けて本題に入ろう
こっちの要求は至極シンプルだよぉ
『お客様』――キングアーサーに来たときに一緒にいた変な奴から、『禁じられてる』話の中身を聞かせてほしいの
あいつ……或いは"あいつら"かなぁ
どっちにせよ、ここに連れてきてないなら聞かれる心配はないでしょ?
信用がないのは知ってるけど、それでも前回『お客様』の話題を全否定はしなかったよねぇ
あの時、クレバーな判断だなって思ったの
断片の王すら抗えるか判らない相手に対して、自分達の運命を奪い返すなら……奇貨は置くべきだよぉ
あたし達に『お客様』の見過ごせない情報を与えて、互いに潰し合わせるチャンスを買うためにねぇ
●次
リアル・マッコイの言葉に、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)がゆっくりと頷く。
「ほい、次はこっちの番だねぇ……あっそーだ。今のうちに聞いときたいんだけど、フーディーニくんは今日は来てないのぉ?」
すぅっと細めた微笑みの眼差しで、マッコイの様子を窺いながら。
「抜け目ない船長のことだしさ、てっきりあたし達が騙し討ちした時のために『脱出』の手配をしてるのかなって」
探る言葉に、マッコイは――輝くサイバーアイを片方、閉ざしてみせる。
「おもてなしの脱出ショーは、フーディーニの演出だ」
さらりと燐寧の言葉を流して、
「今も、彼は裏で『脱出』の準備をしている所さ――何があろうと、この俺は安全というわけだ」
事も無げに、嘯く。
「へぇ、本番のショーはこれからかもしれないってことぉ?」
それに冗談で返せば、マッコイも声を立てて笑う。
「そうならないようにしたいところだ、お互いにな――で、どうだい、纏まったか」
葉巻を手に、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)へ問いかける。テーブルに視線を落とし、暫し真剣に思考を巡らせていた彼女は、抑揚に「ああ」と応じる。
「まず此方が求める対価は、一応3つ程候補を考えた――優先度の高い順から提案するので、可否と希望の対価、追加が必要ならそれも教えて欲しい」
ちらりとラキアは燐寧を見た。
「あたしの意見は後にするよぉ、お先にどうぞ」
「――そうか。では」
こほんと咳払いをひとつ。ラキアはつらつらと、語り始めた。
第一案。
コーサノストラは最終目標を何処に定めているか――。
「原則全てのディヴィジョンは他のを滅ぼし、最終勝者になるのが目的だ、その原則を前提とし、我々復讐者も戦ってきた――今残っている所は異端なものも多い」
ラキアはひと息、間を置いて続ける。
「方針が分かれば、対応も変わる……やもしれん」
第二案。
リグ・ヴェーダとの戦いの際に、前と同じような不干渉の取引。
「宇宙に逃げそうな奴等を許す気はない――故に、やる時は奴等だけに集中したい」
横から邪魔してくれるな、というシンプルな取引だと、彼女は言い切る。
第三案。
お客様について新規に話せる事はあるか――又は取り次ぎ。
「これに関しては、そちらも制約があるんだったか? だから優先度は低い」
ラキアは、告げ――マッコイをじっと見つめた。
「どうだろう? 持込に関しては、大型の物はパラドクストレインで持込になる――または、そちらがUFOで指定地点まで取りに来るのでも構わん」
そちらが言い値で取引可能やもしれんと匂わせると、マッコイは肩を竦めた。
「おいおい、対価も用意せずに、要求だけ並べるのかい」
「可否次第といったが?」
ラキアは表情も変えずに告げる。相手に商品を選べ、というのは、現時点の取引としては不平等ではある――お互いに。
仕方ねぇな、とマッコイは息を吐き、
「運び込むつもりがあるというのならば、そうだな、バンクーバーの港に運び込むという方法もあるのでは?」
そう提案してきた。
「バンクーバーは、ディアボロスの勢力圏と我らの勢力圏の中間といえる場所であるし、港もある。海路で運び込むならば、大きさの制限はほぼ無いのでは?」
「……海路か」
ラキアが反復する。
「ディアボロスは巨大な船で、巨大な物を海上輸送したと聴いたからな」
マッコイは低く囁き、二人を試すようにゆっくり見やり、告げる。
「運び込んだ物を、こちらで確認した上でならば、互いにとって有益な商取引ができる事だろう」
「――ふむ」
つまり、どうするかは結局『商品を見てから』ということだ。
応じるにふさわしいモノを、予め担保せねば、商人は納得しない――と。
「で……そっちのお嬢さんの話も訊いとこうか」
葉巻を再び一服し――マッコイは燐寧へ、視線を向けた。
第三案と同じなんだけどねぇ、と彼女は静かに笑う。
「あたしが要求したいのは、『お客様』――キングアーサーに来たときに一緒にいた変な奴から、『禁じられてる』話の中身を聞かせてほしい――あいつ……或いは『あいつら』かなぁ」
あいつらを指し示す相手はわかるでしょ、と燐寧はわざと声を潜めて、笑い。
「どっちにせよ、ここに連れてきてないなら聞かれる心配はないでしょ?」
「まあ、そいつも対価次第だな」
マッコイは言う。
わかってるよぉ、と燐寧もひととき目を伏せる。
「信用がないのは知ってるけど、それでも前回『お客様』の話題を全否定はしなかったよねぇ。あの時、クレバーな判断だなって思ったの」
「ほう?」
帽子の鍔を軽く直して、マッコイは続きを促す。
「断片の王すら抗えるか判らない相手に対して、自分達の運命を奪い返すなら……奇貨は置くべきだよぉ――あたし達に『お客様』の見過ごせない情報を与えて、互いに潰し合わせるチャンスを買うためにねぇ」
燐寧は、ふふ、と不敵に笑う。
油断ならぬ――対等な客となるべく振る舞うように。
はぁ、とマッコイは笑みとも嘆息ともつかぬ一声で、仕方ねぇと寄越してきた。
「どうやら、ディアボロスはお客様に興味津々のようだな――折角だから、一つサービスしておくか」
二人の目が、同時にマッコイを捉え。
その眼差しの鋭さに、ワイズガイは浅く笑った――対価がないのだから、核心の情報は手に入らぬと解ってはいても、新たな情報の可能性に、反応してしまうのは仕方ない。
「コーサノストラにやってきた『お客様』のお仲間は、『南極』にもいるらしい。もっとも、この二者は、道を違えたようだがね」
「……へぇ」
燐寧は顎に触れて、呟く――全く考えていなかったことではない、が。
しかし、二人が此所で新たな思案に耽る時間はなかった。
マッコイが手を叩き――接待役の美女達が再び部屋に入って来た。
「さて、今日の会談は終わりだ。次こそ、対価を用意してから、だ」
勿論、次なんて無い、ということもあるだろうな。
マッコイは嘯いて――どうするかはそちら次第だ、ときっぱり告げた。
「ああ、こちらも持ち帰って相談できるのは有り難い」
ラキアは言って、さっと立ち上がる。次に、こうして戦うこともなくあっさり行き、帰るやりとりとなるのか――。
燐寧も同じく立ち上がり、言外の言葉を拾って頷いた。
(「攻略旅団次第だよねぇ」)
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】がLV3になった!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV5になった!