リプレイ
才内・莉奈
「鬼は必ず…倒す…!」
静かに闘志を燃やす。
危険を顧みず行動しようとする陰陽師の彼に、何とか手助けになれば。
パラドクスを使い敵の動きを封じ込めてみます。
「仕組まれた戦で、死んではいけない…!」
仮初の未来を擦り、村の吊り橋前では、陰陽師が、鬼の群れと交戦していた。
「守ると約束しましたから。せめてこの村は、私が守ります!」
四体斃し、残るは二体のみ。赤鬼を切り倒した勢いを乗せ、鎧青鬼の胴を薙ぎ払う。然し、鬼の分厚い筋肉に阻まれ刃は表面を滑り落ちた。それでも尚、刃を返し袈裟懸けに振り下ろせば。青鬼がニヤリと嗤った。
「なんだ? 蚊でも止まったか?」
刃が小手で捕まれた。押しても引いても一寸たりとも動かない。圧倒的な力量差。鬼は嬲る様にじりりと彼の腕を捻り上げる。陰陽師の顔が苦痛に歪んだ、其の時。
「その身を縛れ……!」
其の絶望を撃ち破る。
青鬼が短い呻き声を上げた。顔に陰陽符が張り付いている。否、其れだけでは無い、肩、腕、胴、腹……、余す処無く全身に張り付き邪を縛る。青鬼は堪らず刃を手放し、符を剥がそうと掻き毟る。
「仕組まれた戦で、死んではいけない……!」
陰陽師の視界に純白の翼が飛び込んできた。
其れは空から舞い降りた、才内・莉奈(翼を持つ陰陽師・g01925)の双翼。危険を省みず戦いに挑む彼の手助けに駆けつけたのだ。絶望の狭間に居た彼の目に、白き狩衣を纏う天女の如く神々しく映った。
「今のうちに、離れましょう……!」
白髪の間から覗く真摯な右目が異論を封じる。踠きながらも、声を頼りに振り下ろされた青鬼の太刀を掻い潜り、二人は間合いを取り直した。
「助かりました。あの符もあなたが? あなたは一体何者ですか?」
「鬼は必ず……倒す……! そう、全ての鬼を討ち倒す者とでも名乗っておきます」
一見可憐な少女だが、只ならぬ闘志と殺意が言葉に滲む。陰陽師は気圧された、此れ程の殺意を孕む理由は尋常では無いと予測が付く。静かに鬼を睨む彼女に、其れ以上の言葉を掛けるのは憚られた。
成功🔵🔵🔴
効果1【傀儡】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
庵泥芽・寿珠
「よ」
片手を挙げてご挨拶
「ジュジュはアンドロメ・ジュジュ。漢字で書くとこう。……よろしくぅ」
お供するよ英雄候補生
え? 危ない?
「まあ見てなって」
戦覇横掃の素振りを事も無げに披露……どうよ、勝てる気がしてきたっしょ?
「ジュジュはね、清源みたいに頑張って修行してきたわけじゃない。偶々、才能があって、この二本の妖刀に呪われちゃったんだ」
努力はね、これからするよ
一杯一杯がんばる
「頼りにしてるし、頼りにしてよね。ジュジュってこれでも天才なんだよ」
これが初陣の者同士、頑張ってみようじゃない
肩を並べて歩く
明るく楽しく歌ったり跳んだりからかってみたり
「道中を楽しもう。今日はいい日だ」
恋南川・姫兎
賢い奴らからみたら、この陰陽師は向こう見ずな馬鹿なのかもしれねぇけどよ
俺、こういう奴嫌いじゃねぇんだよなぁ
こんな良い奴死なせちまう訳にはいかねぇよな
って、訳でその陰陽師に会ってみっか!
あー、待て待て、俺は敵じゃねぇよ
俺もアンタと一緒で鬼をぶっ倒してぇだけさ
なんでかって? 俺もアイツらに大切なもん奪われたからな……
ま、いきなりそんな事言われても信用できねぇよな。
じゃあ、こうしようぜ
アンタは後ろでその不思議な術に専念しろ。俺はそんな術使えねぇから、前に出て敵を潰す。後衛と前衛ってやつだ
で、アンタが俺を信用できねぇと思ったら、後ろから俺ごと攻撃しな
じゃ、そういう事でよろしく
……俺はアンタと信じるぜ
平良・明
私、名前に平ってあるので平氏の分家の分家の分家くらいで誤魔化せませんかね。
麻呂は妖夢院平良明(ようむいんひらよしのあきら)、用務員とお呼び下さい。
故あって助太刀致します……
ええと。清原さん?に、まずは私の装備から香炉を渡しまして。
今この地の気脈にそって新技法の鎮守結界を云々……。とか言いながら、
火と煙は鎮静作用がありますからとりあえず落ち着いてもらいます。
そして、敵が近づいて来たら。装備にある、
マイ式神の泥臥唖拍苦(ディガーパック)を展開して、
前は任せましたぞ!と清原さんを送り出します。
あとは、技能の塹壕掘りを使って隠れる場所を作ったり、
どさくさに紛れて拳銃を撃ったりして援護します。
(共同可)
吉良・雪之丞
律儀で真っすぐな性格ですか
とても好感の持てる方ですね
●行動
他の参加者と共に件の陰陽師の元へ
村を守る為に奮闘している方がいると聞きました
僕達も同様です、手を貸させて頂けませんか?
大丈夫です、腕には多少なりとも自身があります
(必要なら、腰の刀を使って何かしらして見せる)
●キャラ外見補足
着物+黒いだんだら模様の羽織、帽子や兜、鎧は無し、髪は長い後ろ髪を首辺りで結び背に流している、腰には打ち刀と脇差
●対話
命を懸けて戦う理由を聞く
その理由がかつて死んだ身内の仇討ちと言うのなら……
僕は、全力で力になります
仇討ちや身内の為に理不尽に立ち向かう方を見ると、心が、魂が、震えるんです(殺気が漏れ笑顔で誤魔化す)
突如、現れた此の者は何者なのか。
鬼を討つ者と云うなら、敵では無いのか。
言葉が通じるならば、語り合うべきだろうか。
此れは私を惑わせる《罠》では無いか。
此処から離れなければ。疑心に駆られ陰陽師が後方に足を退いた、其の時。
「伏せて下さい――天誅!」
聞き覚えの無い声と共に背を押された。蹌踉る視界には黒と白。間も無く上から吹き降ろす風を感じ、金属の衝突音が響いた。
先程まで陰陽師の頭が有った処に、振り下ろされた赤鬼の棍棒を、少年が打ち刀で受け止めていた。
だんだら模様の羽織がはためき、一つに結われた藍の長髪がサラリと揺れる。
「ったく、油断すんなよ」
赤鬼の頬が不自然に凹凸に歪み吹き飛んだ。
日焼け肌の大男が振り抜いた拳を引き戻し口角を上げる。
年代物のスカジャンにタンクトップという軽装は、身一つで幾千もの戦を渡り歩いた歴戦の証だ。
踏み留まった陰陽師の背に更なる危機が迫る。
「お片付けだよ! そおーれっ」
今度は何かに衝突され踏鞴を踏んだ。その目に女性が怪しい気配を放つ双刀で金棒を受け流し、懐に飛び込み胴を強く薙ぎ払った。
鬼が吹き飛んだのを見送り、彼女はスカートを翻し振り返った。
●会合
「よ。危ないところだったね」
黒と白統一された清楚なセーラー服に身を包んだ少女、庵泥芽・寿珠(白黒紅白・g03154)が意気揚々と片手を挙げた。
「きみが英雄候補生?
ジュジュはアンドロメ・ジュジュ。漢字で書くとこう。……よろしくぅ」
宙に庵泥芽・寿珠と書き、紅の指ぬきグローブに覆われた片手を差出し握手を求めた。然し、其の手は握り返され無かった。
「つれないよね」
嗚呼、無念也とお道化て肩を竦めた。
「あー、待て待て、俺等は敵じゃねぇよ」
恋南川・姫兎(Blood of Boxer・g01448)は、制止を求めて両手を挙げ話し掛けたが、陰陽師は構えを解かず警戒を続ける。
「俺もアンタと一緒で鬼をぶっ倒してぇだけさ。
なんでかって? 俺もアイツらに大切なもん奪われたからな……」
一言では語り尽くせぬ無念。鋼鉄を凌ぐ強度に鍛え抜かれた拳がギリリと音を立てる程、強烈に握り込めた。だが、
「ま、いきなりそんな事言われても信用できねぇよな」
我ながら主張の荒唐無稽さに苦笑するしかない。姫兎はまだ警戒を解かない陰陽師に対し、より良い切り出し方を思案し始めた。
「村を守る為に奮闘している方がいると聞きました、あなたがそうでしょうか。
僕は、吉良・雪之丞です。僕達も同様です、手を貸させて頂けませんか?」
吉良・雪之丞(浪士・g03907)も、打刀を鞘に納め歩み寄った。然し、
「私は清源と申します。助けて頂いた事には礼を言います。ですが、鬼退治は危険を伴います」
決然と言い放たれる否定の言葉。戦いで命を落とす危険性も鑑みて、おいそれと頼むべきではないと、彼に遠慮が生じた様に見える。
「大丈夫です、腕には多少なりとも自信があります」
雪之丞は、腰に帯びた打刀の柄頭をポンと叩いた。先ほど見せた技前を証拠とし追い風を吹かせた積もりだが。
「私の戦いに巻き込む訳にはいきません」
清源は頑なに首を縦に振らなかった。
●こう
「麻呂は妖夢院平良明(ようむいんひらよしのあきら)、用務員とお呼び下さい」
いつの間に居たのだろうか。穴の傍に居た帽子を目深に被った日に焼けた肌の男が名乗り上げた。現代知識の有る者なら斯様に呼ぶ筈だ――『用務員さん』と。其れ程、平素で地味な作業着に身を包む、特徴と無駄の無い男だった。
「故あって助太刀致します……」
帽子の鐔を押さえ軽く会釈をした。帽子に隠れた表情は伺い知れぬが人の好さそうな声がした。
「用務員殿、ですか? 助太刀等無用です」
申し出は断られたが、平良・明(いつも作業着の用務員さん・g03461)の不安が消えた。高名な平を冠する姓には触れられ無かった。緊迫した状況故、姓等、些末な事だった。心の裡で胸を撫で下ろしつつ、未だ息巻く清源に、背負い袋から白煙が昇る手製の呪符巻き香炉を取り出し語り掛けた。
「ええと。清原さん?」
「清源です」
「貴方はそう仰いますが、今この地の気脈にそって、新技法の鎮守結界を……」
「これは……沈香ですか」
結界術と偽り、鎮静作用の有る香で冷静に戻す腹だったが、即座に看破された。平安貴族には、香を身に付け、香を贈り想いを伝える風習が浸透している。清源も都人である、香炉の香りに敏感になろうもの。
「落ち着け、という、事、ですか……」
故に素直に心に響く。趣を凝らした呼び掛けに、清源は唯一人で戦い共闘すら拒絶する、煮え滾った己の態度を恥じ入る様に俯いた。
●ゆえ
「清源さん、あなたが鬼退治に拘る理由を教えて貰えませんか」
「理由、ですか……」
「ひた向きに命を賭す、その覚悟には事情がおありでしょう」
「初めて会う方に語るべき話ではないかもしれませんが、聞いて頂けますでしょうか」
雪之丞に諭されて、彼は少々戸惑いながらも、自らの過去を語り始めた。
清源には仲の良い妹が居た。年が離れていても愛おしく、大層可愛がっていた。
だが、ある日、妹は屋敷の外に遊びに行った儘、戻る事は無かった。幾ら探しても見つからず、両親から彼女は鬼に浚われたと聞かされた。其れ限りであった。
清源は自らの無力を悔い、修行に明け暮れた。
そして、先日の事。
都外の村から命からがら逃げてきた少女が居た。瀕死の深手を負っており既に虫の息であった。その忌の際に居合わせた。
「彼女と約束を交わしました。二度と、鬼に殺される人を出さないと。
私は二度、己の無力さ故に失いました。三度目は、ありません」
清源は悲痛な面持ちで唇を噛んだ。
少女は彼の妹と同じ年場だった。彼は看取りながら、再び妹を失ったかの如く深い喪失感に包まれた。
彼女の願いを叶える事をせめてもの償いとして、覚悟を決めて出陣したという。
「そうですか」
話を聞いた雪之丞は、凪いだ海原の如く穏やかな顔をした。
律儀で実直な性格に、義を重んずる武士道と共通する志を感じ好感を持った。
「それなら僕は、全力で力になります。
仇討ちや身内の為に理不尽に立ち向かう方を見ると、心が、魂が、震えるんです」
只ならぬ気配が生者を貫く。背筋がゾクリと凍り尽いた。其れだけでは無い、凝縮された圧が息をする事すら赦さない。清源は死を覚悟した。
「――どうか、されましたか?」
和やかな雪之丞の声がして、清源は現に引き戻された。一体何だったと云うのか。濃厚な気配は嘘の様に成りを潜めていた。
「いえ、大丈夫です。有難うございます」
清源は息を吐き、へたりかける足を叩きカツを入れた。
年端も行かぬ彼の孕む計り識れない深淵には畏怖を抱かざるを得ない。然し、同時に其の殺意を以ての加勢を得られるなら、頼もしい事この上無いと心が揺れた。
●さい
「ね、ね、ね? 清源は修行好き?」
凍り付く清源の視界を揺れる手が遮る。次いで、丸眼鏡と笑顔がフワリと飛び込んできた。寿珠が覗き込んだのだ。清源は我に返り取り繕う様に頷きを返した。
「術が使えるんだ、一杯修行したんだよね? えらいよね!」
彼女は舞う様に小刻みに身体を揺らしながら明るい声で続ける。
「ジュジュはね、清源みたいに頑張って修行してきたわけじゃない。偶々、才能があって、この二本の妖刀に呪われちゃったんだ」
二刀一対の妖刀『太極・陰陽』の柄頭を交互にトントン。賑々しい彼女とは真逆の色彩を失った異質な二振りだ。
「先程の見事な剣戟はこの刀の呪いの力ですか。お強いんですね」
清源は其の技量に関心した。清楚な女性が大立ち回りをしても、息一つ乱れ無い、隙無き立ち振舞いが出来る力が宿るのであろう。
「そうだよ!
だからね、頼りにしてるし、頼りにしてよね。ジュジュってこれでも天才なんだよ」
誇らし気に胸を張り、眼鏡の銀フレームの端をくいくいっと指の腹で上げた。
「有難うございます。頼もしいです」
豪気な物言い、剽軽な仕草、全ては場を和ませる為の気遣いであろう。清源は心の裡に温かい物が宿るのを感じた。
「だからね! 道中を楽しもう。今日はいい日だ」
程好い返事に寿珠は満面の笑みを浮かべ、清源の肩を抱きポンと叩いた。此度は手を振り払われ無かった。
――命を賭して困難に立ち向かう、其れは何れ『英雄』と呼ばれる者。成功の道の果て、行き着く先は如何なる景色か。
寿珠は直感した、清源は英雄に成ると。彼と肩を並べ歩く、其の道程、努力を積み重ねるであろう日々を彼女は夢想する。今日は其の門出、初陣と心の裡に刻んだ。
清源は苦悩した。
殺意溢れる者、才に恵まれた者、鬼を物ともせぬ気位の者、斯様な肝力を持つ強者が集い討伐を行うなら、私は足手纏いではないかと。此処を任せて去り、全て忘れて都で勉学に勤しむ方が万事纏まるのではと。
●とも
(「賢い奴らからみたら、この陰陽師は向こう見ずな馬鹿なのかもしれねぇけどよ
俺、こういう奴嫌いじゃねぇんだよなぁ」)
姫兎は清源の生き方に少なからず好感を抱いた。此処で無駄死にさせてなるものかと、切り出し方を思案し見守っていた彼は清源の顔が苦悩に歪むのを見過ごさなかった。
「なぁアンタ、何が出来る?」
清顔が顔を上げると、先程の色黒大男の赤茶の眸と目線が交わった。
「式神の召喚と、刀で白兵戦が出来ます」
「じゃ、こうしようぜ。
アンタは後ろでその不思議な術に専念しろ。俺はそんな術使えねぇから、前に出て敵を潰す。後衛と前衛ってやつだ」
姫兎は自身と清源を交互に指差しテキパキ指示を出した。然し、清源は話の意図を計りかねて顎に手を当てた。
「で、アンタが俺を信用できねぇと思ったら、後ろから俺ごと攻撃しな」
「あなたと言う方は……」
清源は男気溢れる決断に息を飲んだ。
今日初めて会った者を信じ全てを預ける、心の篤さに胸を打たれた。
加えて、共に戦う理由を示す気遣いに、目頭が熱くなるのを感じた。
「じゃ、そういう事でよろしく」
一息に言い放ち、姫兎は躊躇いも無く背を向けた。威風堂々とした潔さは紛う事なき漢の証だ。
「……俺はアンタを信じるぜ」
羽織ったスカジャンが追い風を受け翻る。
「……はい!!」
此処まで買われて応えなければ男が廃る。清源は晴れ晴れした顔で二つ返事をした。
●
話が纏まった頃、明は背負い袋から機械式の工事用アーム『泥臥唖拍苦(ディガーパック)』を展開した。
「清原さん、前は任せましたぞ!」
「清源です。任されましょう」
清源は律儀に訂正し、其の前に立つ。
「麻呂はもう一掘り致しましょう。崩れやすい崖っぷちは、掘り応えがありますぞ!」
腕捲りを一つ。吊り橋周りの谷を崩さぬ様方向を計算しながら、明は拠点となる塹壕を掘り進めた。
前方には、少々手傷を負った五体の赤鬼と無傷の青鎧鬼。後方には、谷と吊り橋。
如何に鬼を斃すのか。
如何に清源に功を挙げさせるのか。
策を講ずる必要があるかもしれない。ディアボロス達は思いを巡らせた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
緋薙・紅花
過ぎたる勇は無謀になっちゃいますけど
勇者とは勇気と希望を与える者
まさに彼こそはって感じですね
義を見てせざるは勇無きなり
微力ながらお手伝いしましょう!
清源さんが戦っているところに参戦
自己紹介がてらに≪相伝・使役獣召喚の術≫を披露
いえ、わたし陰陽師ではないんですけどたぶんよく似たもの?
「一緒に戦わせてくれませんか?」
こーゆー時はまっすぐにお願いするのがいいですよね
ちょっとウインクでもしてみましょうか
戦いは清源さんと共闘で
彼の攻撃に合わせてうちの子たちを突撃させます
「わたしの使役獣だけじゃ倒せないのでご助力お願いします!」
と言いつつ、実際はうちの子たちが倒しているんですけど
内緒にしておきましょうね
終之蝶・椿姫
致し方が無いこととは分かっていても、
周りが、それを致し方無しとして静観するしかない現状には憤りを感じんすね
不条理は浮世の常でありんすが、悪意を以て創られた不条理に従う義理はござんせん
「殿方を見惚れさせる手管はお手の物。されども、相手を騙すことに長けているのは、わっちだけではありんせん。見取演舞 壱之型『たそかれ冠者影踏み狐』」
鬼達を【誘惑】して、視線をこちらに誘導させてた上で【捕縛】し、動きを制限しんす
陰陽師様には、パラドクスで完全に動きを止めた、安全な相手への攻撃をお願いするでありんす
「残念でありんすね。今宵は、ぬし様達が不条理に身を委ねる結果と相成りんした」
恋南川・姫兎
さぁて! そんじゃあ、清源と一緒に鬼退治と行こうか!!
清源じゃ力不足っちゃあ、その通りだけどよ。その心意気は汲んでやりてぇしな。
つーわけで清源と連携したぶっ倒すとするか!
前衛で敵の攻撃を掻い潜りながらジャブで応酬。で、清源の式神が攻撃するタイミングで式神とスイッチ。
清源の式神じゃダメージは与えられねぇだろうが、鬼から俺を隠す遮蔽物にはなるだろ。
その隙に俺は死角に回りこんで、そこからもうラッシュだ。
自信をつけさせるのには賛成だが、下手にまた一人で突っ走ってもアブねぇからな。
他の奴と連携するのも大事ってことが清源に伝わればいいんだが。
「なんだ?仲間を呼びやがったのか?
ゴミが幾ら群れようとも、ゴミに変わりはねえ!
一思いに蹴散らしてくれる!」
青鎧鬼が太刀を掲げるのを皮切りに、其の周りを囲んでいた棍棒を持つ赤鬼達が一斉に襲い掛かって来た。
「打合せ通りに」
番傘の陰から聞こえた終之蝶・椿姫(徒花・g00531)の声に頷く一同。
先程の指示通り、清源はディアボロス達の後方で符を構えていた。
(「義を見てせざるは勇無きなり。
微力ながらお手伝いしましょう!」)
合流した緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)は、心の裡で誓い一つ頷いた。
「清源さん、一緒に戦わせてくれませんか?」
正直者には小細工は不要。
正面から緑眸で真直ぐに見詰め頼み込み、おまけに中華風退魔装束の裾から伸びる美脚を強調しながら色香漂う片瞬きを一つ。
「はい。勿論です、此方こそご一緒させて下さい。
……? やや、目に塵でも入りましたか。ご自愛ください」
「あは、へーきです。気を付けます」
然し、清源は動じない。逸れ処か、具合を気遣う始末。
此の時代『片瞬き』は色恋関連無く合図の意味合いだった筈だが、此の鈍さは屹度天然の其れ。初心と愛でるか、愚鈍と蔑まれるかは、紙一重であろう。
不条理は浮世の常。条理は夢の又夢。
花魁として生き、世の裏を見てきた、椿姫の眸は色を失い白く染まる。
黒く染まらぬ。
親に捨てられども希望は絶えず共に有り、貰われ先で助けられ育まれた強き意志。
例え飼われて蹂躙されようとも、悪意を以て創られた不条理に染まる義理は無い。
不条理を致し方無しと静観する此の現の世の習いに、憤らずには居られない。
「清源様、わっちも共にありんす」
ご機嫌に笑む花魁の美姫。無謀とは云え不条理に立ち向かう一片の善意。
其の光を消してはならぬ理由が彼女には解る。
光が無ければ闇は生まれぬ。されど、光無くしては生きられない。あの日々の様に。
「はい、共に討ちましょう」
●左
「わたしの使役獣だけじゃ倒せないのでご助力お願いします!」
「あなたも術士ですか。承知しました、私の式神で助太刀しましょう。急急如律令呪符退魔!」
「それでは、退魔の術をお見せしましょう!」
芝居掛った一礼をして、指を突き出し進路を示す。討つべき敵は其処に在りと。
其れと同時に緋く燃える闘志が彼女の示した指先に溜まり、其処から緋色の小動物が三匹――小鳥、仔猫、瓜坊が飛び出した。
何れも愛い風貌だが、破竹の勢いで赤鬼に飛び掛かる。其の後を清源の符、掌程の人型の式神が追う。
迫力の欠片も無い小動物達を鼻で嗤った赤鬼は金棒を振り上げた。然し、其れは二度と振り下ろされる事は無かった。
「ピピー!」
視界に緋色が写り込むや否や、赤鬼の顔に鋭い痛みが走り、視界に緋が滲んだ。
鬼は何が起きたのか理解し兼ねた。四方や鳥の嘴と爪に寄る一撃とは思うまい。
「があっ、ぐああっ!?」
不可思議な痛みに呻き、顔を搔き纏わりつく気配を振り払う為に悶える。
其処に更なる悲劇が襲った。
鋭く薙ぐが如く重い衝撃が鬼の脛を襲い、堪らず足を取られ体制を崩した。其の足元で力比べに勝利した瓜坊が誇らしげに「ピギッ」と鳴く。
「シャアアアアア!」
更に勇猛果敢に飛び掛かる姿在り。緋猫と人型式神が飛び掛かる。
人型式神が手刀を叩き込み、猫は右手の爪で一閃、更に左爪で一閃、続け様に引っ掻き喉笛を掻っ切り命を浚う。
「――っ!!!」
喉を切られては声も出せず。赤鬼は血煙を上げて倒れた。此処迄、瞬きの間、一瞬の出来事であった。
小さきモノなれど、断じて侮る事無かれ。
恐れ慄き道を開けよ、我等狩人の進路を遮る事無かれ。
「危ない!!」
紅花が声を挙げる。無理もない、小動物達に鬼の金棒が振り下ろされた。苛烈な一撃が三匹諸共、地を割り土煙が立ち込める。赤鬼が勝利を確信しニタリと嗤った。
「ピピ、ピピピーッ!」
鳥の声が静寂を破り、土煙から飛び出した白い影――人型式神が其のにやけ顔に張り付き視界を塞ぐ。
「ぐあっ!? がっ!? がああっ!?」
引き剥がそうと赤鬼が踠く、其の隙に瓜坊と猫は金棒を伝い鬼の身体を駆け上がり肉薄、牙と爪を首に突き立てた。
手練れの狩人達は不意打ちを物ともせず命を狩り尽くす。事を成し終えた三匹は片手を挙げ敬礼し空に溶ける、紅花も心の裡で功績を褒め称えた。
清源の術では、クロノヴェータ討伐は出来ない。戦果は全て彼女の術に寄るもの。
然し、其れは全て清源を想うが為秘密裏で。彼が過ぎたる勇者では無く、勇気と希望を与える者と成るべく、其の志を折らぬ様に取り計らう心優しき気遣い故。
「あなたも陰陽師なのですか?見事な術式ですね」
「いえ、わたし陰陽師ではないんですけどたぶんよく似たもの?」
解り易く例えた積もりだった。然し同時に疑問が芽生えた。
此の時代の陰陽師とディアボロスの陰陽師の技が似ている風に見えた、双方全く違う存在の筈だが如何なる理由か。
清源は彼女の変化を気にも留めず「ほう……」と得心した。
●右
「さぁて! そんじゃあ、清源と一緒に鬼退治と行こうか!!」
「はい、参りましょう。私は後ろに下がらせて頂きます」
恋南川・姫兎(Blood of Boxer・g01448)はバキバキと指を鳴らし、清源は符を構えた。眼前に迫るは二体の赤鬼、棍棒を振り回し舌なめずりをする。
「腕が鳴るぜ。鬼さんこちらとでも言ってやるか」
姫兎は金棒を掻い潜り肉薄しジャブを見舞う。
二体の鬼の攻撃を躱して殴る男の身の丈は鬼と見紛う程の巨体だが、戯れるが如く軽い身の熟しで金棒を空振らせた。全ては相手の力量を探る策、逃れようと隙を晒せば喰らい尽くす、拳の余力を残していた。
「清源、スイッチだ!」
呼び声に姫兎の背に張り付き隠れていた人型式神が飛び出し殴り掛る。此の一撃は有効打には成らないが、赤鬼の視界を塞ぐには十分だ。
その隙に長身を低く沈め、赤鬼の視界から消えた姫兎は、鬼の顎を真下から突き上げた。重厚な拳の一撃は顎を砕き脳を潰し頭をぶち抜く。司令塔を失った身体は地に倒れ込み二度と起上る事は無かった。
「避けて下さい!!」
「ああ、解ってら!」
危機を告げる清源の声。迫る金棒を紙一重で躱し、根性入れて踏み込み拳を叩き込む。
「うがっ!」
鬼は完全に獲ったと慢心していた。然し予想外の反撃に身を退くしかなった。其の隙を二人が見逃す理由は無い。目線を交わし、清源は新たな人型式神を放った。
「急急如律令呪符退魔! 姫兎さん、すいっちです」
先程姫兎がやって見せた動きを真似て人型式神が先陣をきり突撃する。其処に鬼は金棒を振り下ろし叩き潰した。
然し、其れも狙いの内、式神を囮に金棒を掻い潜った姫兎は鬼の背側――死角に回り込み拳を溜め、
「背中がガラ空きだ、油断すんなよ。
“一瞬”で終わっちまうぜ」
鋼鉄を凌ぐと云う強度の拳で殴打! 其の骨の! 髄を! 砕く迄!!!
目視限界を超えた速度で繰り出される苛烈な拳のラッシュに、鬼は堪らず動きを止め呻き声を挙げながら殴られるが儘に身を委ねる。
「っふ。――っし!」
深い吐息を吐き、拳を身体の側面に引き戻す。解放された鬼であったモノが拉げ崩れ落ちた。
永きにわたる時の流れを感じた。
だが此れは一瞬、息つく間も無き刹那の事。神速の拳が鬼を屠る快進撃であった。
「貴方と戦っていると、……少し、寮の事を思い出していました。
私にも共に肩を並べ、学問や術の修行に精を出し、切磋琢磨する友が居ます」
清源は零して空を見上げた。夏の日差しが突き刺さり目を細めた。
隣人に理解されない事を察していた。其れでも発たねばと腹を括った。
然し、腹を決める前に成すべき事が有ったのではないか。置き手紙を読んだ彼等は如何しただろう。
「声をかけるべき、だったでしょうか……」
●前
前方には青鎧鬼を護る様に立ち塞がる赤鬼が一体。
咽る程に甘い蜜の香が戦場を包み、蟲を捉えて奥へと誘う。
其処に咲くのは徒花の椿。
白い眸に星を宿し、妖艶に笑みを浮かべる高嶺の花。
豪華絢爛な衣装に身を包み今か今かと待ち構える。
断じて手折る事無かれ。
「今宵落ちるは花を愛でる其の首でありんす」
舞扇『宵月流華』を手に、豪華絢爛な打掛を翻し舞う。差し詰め、星々が歌う月夜に咲く壱輪の華。
「ぐあ
????」
突然の芸事に赤鬼は目を丸くした。
「こちらへ、お越し」
其の間抜け顔に椿姫はコロコロと鈴の音の様な声で笑い白い繊指で手招きした。
鬼の顔は締まりなく緩み、鼻の下を伸ばし、千鳥足で近づいて来る。
ぐふぐふと助平に笑みながら、美姫を捕まえんと伸ばす手が、打掛に触れようとした時。
其の耳元でクスリと笑う声が聞こえた。――影、踏んだ。
「が、ぐおおお!?」
鬼の目が見開かれた。手が動かない、否、手だけでは無い、腕も、脚も、頭も、身体も、指一本すら動かない。
「殿方を見惚れさせる手管はお手の物。
されども、相手を騙すことに長けているのは、わっちだけではありんせん。
見取演舞 壱之型『たそかれ冠者影踏み狐』」
椿姫は目を細め狐の如く笑んだ。身体を微動たりとも動かせない今であれば、彼が安全に討つ事も出来よう。
「その汚い手を降ろしなさい!」
清源は動きの止まった鬼の背に一太刀浴びせた。
「残念でありんすね。
今宵は、ぬし様達が不条理に身を委ねる結果と相成りんした」
欺かれたと悟った頃はもう遅し。
コンコンと嘲笑うかの如く影が鳴く。成す術も無く赤い巨体は闇に呑み込まれた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【傀儡】がLV2になった!
【水面歩行】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
【ダブル】がLV2になった!
ラウム・マルファス
駒が差し手に反旗を翻す、カ。嫌いじゃないヨ、そーいうノ。
無茶や無謀は良くないと思うケド、多少の助けはできるカナ
敵の足止めしながら、アドバイスでもしておこウ。改竄の影響で忘れてしまうとしても、何か響いてくれるといいネ
「守るものは限定しテ。場所より人がダイジな時は、一旦一緒に逃げるって選択もアリだしネ」
セルフクラフトで壁を作り進路妨害
「相手の動きを観察しテ。直接攻撃は最後の手段。搦め手、罠、使えるものを使うんダ」
羽に隠したナノマシンを飛ばし、敵を拘束する
「敵と味方の動きを見てネ。仕掛けるのは隙がある一瞬だけダヨ。守るためには戦い続けなきゃいけナイ。自分の傷は守るものの傷にも繋がるからネ」
「やァやァ、キミの相手はボクだヨ」
青鎧鬼の前に細身長身の優男、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が立ち塞がり手をひらりと振った。
片手は白衣のポッケに突っ込んだまま、背の黒翼を緩く開き、胡散臭い笑みを浮かべている。
「ゴミが何か喋ってやがる、一人で何が出来るってんだ?」
「コワイコワイ、でも飽きさせないと思うヨ」
悪態を突つく青鎧鬼に、男は肩を竦めた。
「ほう、言うじゃねえか! ゴミの癖によく喋る!」
青鬼は抜刀し減らず口を叩く男に向け駆け出した。
「ココで質問、清源が守りたいモノはなーんダ?」
「私が守りたいものですか。村を、守りたいです」
「守るものは限定しテ。場所より人がダイジな時は、一旦一緒に逃げるって選択もアリだしネ。ダカラ、逃げるヨ」
「えっ、大口を叩いておいて逃げるんですか?」
目を丸くする清源の背を押して退く、退き際に混凝土の立方体を呼び設置しながら。
直ぐに其の塊に鈍い光が走り真っ二つに割れ、青鬼が顔を覗かせた。
「ゴミは初戦ゴミだ、風が吹いたら飛んじまうか? クククッ」
「ボサッとしてると危ないヨ。相手の動きを観察しテ」
冗談混じりの口調とは裏腹に動作は機敏、間合いを読み的確に躱す。加えて、立方体を繰り出し翻弄した。清源も其れに倣って相手を見て身を躱す。
儘ならない格下に青鎧鬼の苛立ちが募り太刀筋に現れ荒々しさが増す。
「直接攻撃は最後の手段。搦め手、罠、使えるものを使うんダ。例えば――」
避け際に身を翻し羽ばたく。変化に気付かず青鎧鬼は踏み込み斬り込んだ。
「何をしたァ! 小癪な!」
身体が動かない。ラウムの黒羽に忍ばせたナノマシンが青鎧鬼に纏わりつき巨体を拘束したのだ。
長くは持たない、然し其れで十分だ。戦友達が赤鬼を斃すべき刻には足りる。
「敵と味方の動きを見てネ。仕掛けるのは隙がある一瞬だけダヨ」
「お見事です! はい。私も少し行ってきます」
清源は言われた通り戦場を見渡し、戦況が動いた隣の戦場に向け駆け出す。
「守るためには戦い続けなきゃいけナイ。自分の傷は守るものの傷にも繋がるからネ」
其の背にラウムは声をかけた。
ディアボロスが去ると彼の記憶は消える。今伝えた事も見せた技も例外では無いだろう。
其れでも願わずに居られない。
駒が差し手に反旗を翻すのは嫌いじゃないから――。
●
ラウムが稼いだ時間でディアボロス達は赤鬼討伐をし終えた。残すは此のアヴァタール級の青鎧鬼のみ。この戦いも大詰めだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
此れ迄、一同は清源を気遣い力を裂いてきた。然し決戦で其の余裕があるのだろうか。
今の彼であれば、頼めば退いてくれるだろう。此れだけの成果をあげている、志が折れる事もない。
最後迄共に戦うか、其れとも退避を頼むか。選択は委ねられる。
ラウム・マルファス
「清源、頼みがあル。キミが一番適任なお仕事ダ」
背後の村を指さし
「村の人たちを安心させてきて欲しイ。戦いが長引いている、不安に思っているはずダ。恐慌を起こしたり、自棄になられても困るしネ。村が残っても、住む人がいなくなってたら意味ないでショ?」
守りたいモノ、ちゃんと見てくるといーヨ
戦闘は、囮とサポートに回ろうカナ
「ボク戦闘苦手だし、ゴミってのも間違いじゃないサ。ま、今からそのゴミにやられるキミは何だろネ?ゴミにしがみつく雑菌カナ?」
挑発して、攻撃が来たら飛翔で避けル
すれ違いざまにナイフで切りつけ、背後から爆薬を積んだドローンをぶつけよウ。音が村まで聞こえても、清源が上手く言ってくれるだろウ
大和・恭弥
赤鬼は皆と清源さんのおかげで倒せたみたいだな
残すは青鬼か…どんな形でも、光のある方へ踏み出せる手伝いをするよ
作戦は他の味方に準拠する
戦闘は主に攻撃陣の援護と足止めを手伝う形で。
撫で斬りは俺の方に気を引き寄せつつ、妖刀や鍛えた速さで出来るだけ見切って、晴彦の「管狐影縛法」で相手の動きを封じてみる
図体の大きい鬼だから、隙をついて影を狙うことはできるはず
【傀儡】で相手の足元や手を狙って動きを鈍らせ、
悔しさや無念の感情が宿った神蝕呪刃でダメージを与えたいな
連携・アドリブは任せるよ
清源さんは村の光なんだ。
幼かった彼女たちの無念は十分果たしたと思う。
生きてこそ、その想いを持ち帰って今度は村に届けてほしい。
緋薙・紅花
残るは青鎧鬼のみ!
このまま突撃…の前に
一回、清源さんとしっかりお話ししましょう
「鬼を倒すだけなら力ある者だけで出来ちゃいます」
「でも村の人を安心させる役目だけはわたしたちではできません」
「あなただから。あなたが勇気ある人だからできるのです」
だからこの場はわたしたちに任せてください
その代わり、アレはきっちりわたしたちが倒しますから!
清源さんを見送ったらわたしも戦闘態勢に
ふふ、やっぱり彼は勇者ですね
さて久しぶりに本気で行きますよ!
ラウムさんや恭弥さんが作ってくれた隙へ
≪秘伝・緋炎陣/刃の舞≫(攻)
鬼を閉じ込めて炎の刃を無数に展開
ふふ、実はとっておきの奥義ですよ?
存分に味わって、消えてください!
「清源、頼みがあル。キミが一番適任なお仕事ダ」
「適任な仕事、ですか」
怪訝そうな清源に、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は黒手袋に包まれた手で吊り橋の対岸を指さし示す。
「村の人たちを安心させてきて欲しイ。
戦いが長引いている、不安に思っているはずダ。恐慌を起こしたり、自棄になられても困るしネ。
村が残っても、住む人がいなくなってたら意味ないでショ?」
護る為に、護りたい物を見てくれば良いと勧める。
此れから戦は佳境を迎え一層過酷な状況になる。其れに陰陽師を巻き込まぬ様、彼の身の安全を相談し考え抜いた末の一手であった。
「待って下さい。
確かに戦いは長引いていますが、未だあの鬼が残っています。
鬼が居る状態でその話を村に知らせては無用の不安を煽るだけではないでしょうか」
清源は顔を曇らせ、此処に居続けたいと強い意志を示し食い下がった。
「鬼を倒すだけなら力ある者だけで出来ちゃいます。
でも村の人を安心させる役目だけはわたしたちではできません」
緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)も追い風を吹かせる。彼とは一度確り話して置く必要が有る、其れが今だと決意して。
「あなただから。あなたが勇気ある人だからできるのです。
だからこの場はわたしたちに任せてください。
その代わり、アレはきっちりわたしたちが倒しますから!」
拳を作り笑んで見せた。照る陽光の如く明るい其の貌は人々の心を照らし安心感を与える。
「そうでしょうか。
私はただの陰陽生、一般人とさして変わりのない名声の無い者です。その様な者を勇者と呼ぶには大仰ではありませんか。
勇気がある者というならば、この場の誰が向かっても同じ結果ではないでしょうか。
何故、私に急にこの様な事を……あなた方は、何かを隠そうとしているのでしょうか」
清源は否定の形に首を振る。そして村行きを勧められる理由を思索し始めた。
青鎧鬼が今迄討伐した赤鬼と力量が違うのは一目瞭然である、強敵ならば加勢を願うのが筋では無いだろうか。
何故、今なのか。語られない真相と図りきれない心の裡に戸惑いを露わにする。
「清源さんは村の光なんだ。
幼かった彼女たちの無念は十分果たしたと思う。
生きてこそ、その想いを持ち帰って今度は村に届けてほしい」
大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)も、清源が光ある道へ踏み出す手伝いの為に説得をと、誠実な態度で真摯に向き合い語り掛けた。
「光かどうかは私には解りかねます。
ですが、此度、鬼に刃を届かせることが出来ました。きっと欠片位は無念を果たしました。
然し、村を護る為には鬼を討伐し尽くさねばなりません。この目ですべての脅威が去った事を確認させて下さい。村に向かうのはその後でも遅くはないでしょう。お願いします」
清源は頭を深々と下げた。其の儘、彼は懇願する様に続けた。
「無論、死ぬ気は全くありません。
理由は解りませんが、任せて欲しいと仰るのなら、私は手を出しません。
約束して頂きました、貴方がたは前に、私は後ろにと。
そう、あなた方の後ろであれば、決着を見届けられるのではありませんか」
彼は頑として譲らなかった。此れにはディアボロス達が折れるしかない。
ディアボロス達は術の効果差の露呈を恐れた。効果差を識り彼に無力感を与える事を恐れた。
決着を見せる事は、悪影響ではないかと配慮して遠ざける決断を下した。
然し、其れは結果として『結末を隠す』という事だ。
事を成し遂げようと立ち向かう者に対して、全てを成し遂げた達成感を奪う事に繋がるのではないか。
陰陽師の信念を折らぬ方法は、彼の術が効かない事を隠すという前提ではあったが、功績を上げさせる事であった。
是までの積み重ねで功績は十分に上げさせた、自分の術が効くと思わせることが出来た。其れはディアボロスの戦いを見せた処で変わる事は無い。
後は、任せて見守る様に頼むだけだったのではないか。
此処に至る迄の情報が少なすぎた、然し、配慮が行き届き過ぎた故の悲しいすれ違いが起きた。
●
「ああ、煩わしいゴミ共め。なんで散らねえ、なんで砕けねえ。くっだらねえ意地張らねえで、とっとと死んどけや!
仕方がねえ、俺様が直々に相手してやるぜ」
金の鬣を振り乱し、般若の形相をした青い顔。頭の側面には鬼の象徴たる鋭い角が伸びる。
今しがた倒した赤鬼よりも一回り太い筋骨隆々の体躯に鋼の和甲冑を纏っている。
身丈程ある太刀を鞘から抜き放って一同と対峙した。
「そうだネ。ボク戦闘苦手だし、ゴミってのも間違いじゃないサ」
ラウムは平時通りの薄っぺらい笑みを浮かべ、役者の如く大袈裟に手を開いて見せる。
「ま、今からそのゴミにやられるキミは何だろネ? ゴミにしがみつく雑菌カナ?」
「ゴミが! 吠えるんじゃねえ!」
斜に構えた態度で挑発するラウムに青鎧鬼は怒りを露わにし突撃してきた。
此処迄は計算通り。其処を空に逃れ刃を躱す心積もりであった。
然し、逆説連鎖戦の法則では攻撃は上空から地上に届き、逆も然りである。詰まる所――。
「――っ!?」
翔んだ処で回避には至らず。ラウムを追い青い巨体が跳ぶ。
「逃がさねえよ! ゴミめ!」
頭上から振り下される大太刀から対抗する術は無い。精々身を反らし致命傷を避ける事位。
「晴彦、ラウムさんを助けるんだ!」
機転を利かせた恭弥がクダギツネ『晴彦』を放つ。竹管から飛び出した獣は青鎧鬼に向け一目散に駆け其の影に牙を立てた。
「んだと? 猪口才な!」
「晴彦、その調子だ! そのまま締め上げるんだ」
青鎧鬼は振り解こうと力を込めるが、晴彦は食らいついて離さない。影の束縛が刃の勢いを削いだが、苛烈な斬撃は止まりきらなかった。更に恭弥が傀儡の力を振るおうとも糸を振り払い凶刃はラウムに迫る。威力が削がれたとはいえタダで喰らうのも癪に障る。其の身に刃が斬り込むのを感じながらラウムは爆薬を積んだドローンを放った。
「ぐおあっ!?」
間近で爆破を喰らった青鎧鬼が藻掻く声を聴き、ラウムは落下しながら口角を上げた。
恭弥はパラドクスでの追撃も考えていた。
然し彼は忘れていた。恭弥と管狐は片一方しか行動できない、管狐に事を任せた今追撃は適わない。
他に出来る事は無かっただろうか。
図体が大きくとも隙があるとは限らない。寧ろこの敵は首領である、巨大な体躯にけ力を溜め込んだ個体だ。更なる対抗策の思案の余地が有っただろう。
恭弥は臍を噛みながら、血を流しながら墜落してきたラウムを地上で受け止めた。
着地に失敗し膝をついた青鎧鬼。其処に紅花が待ち構えていた。
「ラウムさんの犠牲は無駄にはしません!
存分に味わって、消えてください!」
ラウムと恭弥が作り出した此の隙を逃す術は無い。
彼女を包む緋色のオーラが怒りで燃える。熱き波動は未だ立ち上がれぬ青鎧鬼の足元に円陣を顕現させ、其処から半球状の結界が展開された。
「何を味わえってんだ? 酌でもしてくれんのか? ――あぁ、あっつ!」
「熱いですか? これ一応、奥義です!」
彼女は涼しい顔でしれっと言い放った。
軽い言葉とは裏腹に煮え滾る心の裡を現すかの如く結界内の温度が上昇する、否、其れだけでは無い。
其の中に炎の剣が生み出された。一本、二本等という生易しい数では無い。結界中に無数の剣が生成され、その切っ先が青鎧鬼に向けられた。
「これはラウムさんの分、これは恭介さんの分、そしてこれは、今日襲われる筈だった清源さんと村人の分です!!」
「糞が! 斬っても斬っても減りやしねぇ! ぐあっ、あぢい!!」
炎刀は紅花が命じる儘に容赦無く敵を討つ。
青鎧鬼は大太刀で炎の剣を叩き落とし応戦したが、全ては往なしきれない。
大太刀を掻い潜った炎刀が鎧に突き刺さり、重厚な鎧ごと肉を焼いていく。彼女の怒りが晴れる迄、刃の舞は止まらない。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
【傀儡】がLV3になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV3になった!
【ダブル】がLV3になった!
加奈氏・コウキ
妖刀に宿る呪いを解放し放つ『神蝕呪刃』にて攻撃を行う。
敵は『鬼の撫で斬り』による攻撃を行うと予測。
所詮見掛け倒しの雑な攻撃だ。
冷静に動きを見切り、隙を突いてこちらの一撃を見舞ってやる。
「クロノヴェーダは皆殺しだ。例外はない。貴様も、殺す。」
かつて刻逆によって、故郷と家族を存在ごと消された彼は、クロノヴェーダに対して強い恨みを抱き、復讐者と化す。
反面、家族のことを想い、これ以上犠牲になる人々を出したくないという熱い想いも抱いています。
「これ以上、貴様らの犠牲になる人々を出すつもりはない。」
「全て、俺が守る。徹底的にな。」
他の仲間との連携も重視し作戦行動。
●
炎刃に大太刀を振るい続ける青鎧鬼に影がかかった。
夜闇に溶けるが如く漆黒のコートを纏う長身の男、加奈氏・コウキ(妖一刀流皆伝・g04391)が静かに『妖一刀流皆伝乃刀』で斬りつけた。
其の黒刃からは逃れられない濃厚な殺意が湧き出る。呪いの形を持ったが如く刀自体が死の気配を漂わせていた。
「あぁ? なんだゴミかあ」
刃は青鎧鬼に届く前に大太刀で受け止められた。一撃を防がれた男は退いて間合いを取り直す。
青鎧鬼の全身から焦げた匂いが漂い白煙が上がっていた。
「クロノヴェーダは皆殺しだ。例外はない。貴様も、殺す」
「ぐあっははは! ゴミがしゃべったぞ! ゴミはゴミらしく地面に転がってろ!!」
流した黒髪の間から覗く黒い瞳が静かに見据える。其れを一笑し、束縛を纏わりつかせながらも青鎧鬼は次の標的を其の男に定め、大太刀を豪快に振り下す。
暴風の如く吹き荒れる派手な太刀筋、然し雑さがある故読みやすい。
大振りの斬り下ろしを一歩踏み込み半身で躱し、切り返しての斬りあげを身を反らして躱した。
コートの胸部が割けた。完全に躱しきった筈だが、風圧だけ裂けたと言うのか。
「これ以上、貴様らの犠牲になる人々を出すつもりはない」
「けっ! 犠牲なんて大層なものか?
ゴミなんざ、なあ。居ようが、居まいが、大差ねえじゃねえか。所詮、ゴミなんだからよお!!」
「煩い」
冷静に見切り隙を見計らう。――積もりであった。
故郷も流派の仲間も家族も消え去った。掛け替えのない、全ての日常が消え去った。『あの日』刻逆に奪われた光景が脳裏に蘇り、コウキの頭の中でプツリと切れる音がした。
「全て、俺が守る」
黒眸の眼光鋭く殺意を込めて鬼を射貫く。
青鎧鬼の攻撃は刃が届く胴上より足元に隙が出来がちだ。横薙ぎの大太刀を身を沈めて掻い潜りつつ肉薄する。其処で右肩が切り裂かれた、青鎧鬼が刃を返して斬り上げたのだろう。然し、構わず一息に一閃、青鎧鬼の太い胴を斬る。自らの命を刃に流し込み力を増した神をも喰らう呪いの刃が青鬼の鋼の鎧を割り、其れより硬い肉を割る。コウキは重い手応えを感じながら刀を振り抜いた。
「ぐお!? なんだこれは! 入って来んな!! 来るんじゃねえ!!!」
青鎧鬼は体内に流れ込む物に悶えた。異物がじくじくと体内を蝕み腐食する。今まで意識する事が無かった感覚を本能が感じ取る――夜が来る、と。
「――徹底的にな」
コウキは強い決意を込めて言い放ち、深く息を吐いた。言葉は少なくとも刃は雄弁に語る。其の手に握られた刃は又一体新たな命を吸って怪しく光る。
成功🔵🔵🔴
効果1【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
終之蝶・椿姫
今宵、陰陽師様に訪れるはずであった悲しみには祝福を
今宵、ぬし様に訪れるはずであった悦楽には呪詛を
「これにて大詰め。出し惜しみは無しでありんす。見取演舞 弐之型『蠱惑絞首之縄』」
敵を【誘惑】して見惚れさせて、パラドクスにて攻撃を仕掛けんす
番傘で暗器を操る手元を覆い隠しながら、番傘に仕込んだ暗器で【暗殺】攻撃
力があるからこそ、復讐者はこの身に宿る憤りを武器に込められる
然れど、力無き者達は限られた範囲で、怨敵に与えられた偽りの義を振るうしかない
ならば、わっちが抱く「致し方なし」と見捨てた者達へのやるせなさは、如何ともし難いでありんすね
●
「ぐ……、んだっていうんだ? ああ? ここぁ、何処だ?」
闇夜を照らす淡い光。其処は出口か、入口か。
腹から流れる血を其の儘に、ふらふらと歩み寄れば、其処は花街。提灯が照らす夜の街。
「あ? んだ? こりゃ、町? 幻術か? ならば、焼き消してくれる!」
苛立ちを込めて一吹き。青鎧鬼の口から放たれた業火が街を舐め焼き払う。
「ス…クス……クススス
…………」
燃え盛る炎の中より浮かび上がる、くるりくるりと回る豪奢な番傘『飛花落葉』。
コロコロ笑う愛らしい女の笑い声が響き渡る。
「これにて大詰め。出し惜しみは無しでありんす」
身体の前面に回し差した番傘を、優雅に孤を描きつつ担ぐが如くさし直せば白塗りの浮世離れした美しい貌が覗く。
夜に咲く椿の花が艶やかな花魁衣装に身を包む終之蝶・椿姫(徒花・g00531)が優艶に笑みを浮かべた。
「見取演舞 弐之型『蠱惑絞首之縄』」
三枚歯の花魁下駄で音頭を取りトンと踏めば、烏玉の髷に差した簪がシャランと揺れた。
「どうぞ入ってお行きんす」
青鎧鬼に向け番傘を差して、隣にと手で招く。
「雨なんか降ってねえってのに傘か?」
其の誘う手を捕まえようと伸ばされた鬼の手が空をきる。
「っと小癪な、ゴミが! 逃げるんじゃねえ」
「ごめんなし。此の行方は風の吹く儘気の向く儘にありんす。天にも昇れば、地にも落ちんす」
椿姫は一歩、又一歩、退きゆるゆると。苛立つ鬼の手が届かぬ絶妙な位置に逃れ、優美に身を翻し躱し手玉にとる。
高値の華には安易に靡かぬ、散らせる物なら散らして御座い。
蝶よ花よ。舞姫は戯れ気紛れに快楽に楽園へと誘う。
青鎧鬼を番傘に入れ、其の肩に撓垂れ掛り耳元で甘く囁く。
「故に、花魁の誘いは、気をつけてくんなまし」
繊指でついとなぞった鬼の頬がビクリと硬直するのを感じ、彼女はくふりと笑み番傘を閉じた。
「ぐあ!? ああ――っ! っっ!!!」
番傘を下段に降ろし、捻り回して締め上げる。
此の番傘は他人の不幸の上に胡座を掻く者を絡めとり闇に葬る刃と成す暗器。
舞いながら青鎧鬼に放った糸が鬼の四肢に食い込み自由を奪い、呼気を止め命を搾り取る。
「ゴ、ミ……っ、ご…こお………っっっ」
青鎧鬼は息を詰まらせ苦悶の表情を浮かべ泡を吹き始めた。
「是にて終焉でありんす」
椿姫は容赦なく更に一締め。
死の風が吹く。青々と茂る葉をも散らす冷たい気流が吹き抜けて。
ごきり、硬い物が砕ける音と共に、青鎧鬼は地に肉片を撒き散らし、物云わぬゴミに成り果てた。
「今宵ぬし様に訪れるはずであった悦楽には呪詛を」
足元に転がる仇敵の首領を椿姫の黒眸が冷ややかに見据える。
是にて今宵、陰陽師に訪れる筈であった悲しみの結末は回避され祝福すべき決着を迎えた。
此の力は復讐者で在るからこそ。
身に宿る怒りを武器に込め討ち果たせる。
力無き者は力を振るう事すら赦されない。
振り上げた拳は陰謀に呑まれ偽りの結末を迎える。
復讐者と云えど万能では無い。全てを救う事は叶わず。
致し方無しと見捨てた者達へのやるせなさは如何ともし難く。心は行く当ても無く揺蕩う。
赤い花弁の唇で息を吐き、空を見上げる。
雲一つ無き夏空の下、激しく照りつける日差しが色褪せて見えた。
●
「私は村に立ち寄った後陰陽寮に帰ります。この事を報告せねばなりませんので、失礼いたします。
有難う、御座いました」
結果を見届けた清源は深く一礼し踵を返し吊り橋を渡る。此の後、彼が振り返る事は無かった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!