【ラ・ピュセル奪還戦】⑥ヴイーヴル
このシナリオは【火刑戦旗ラ・ピュセル奪還戦】に関連する特別シナリオです。
最終人類史の戦場は、奪還戦が開始するまで攻撃する事は出来ない為、火刑戦旗ラ・ピュセルのフランス全域に散らばるジェネラル級キマイラウィッチに対して、戦闘を仕掛けます。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
また、火刑戦旗ラ・ピュセルの周囲は全て最終人類史の領域である為、今回の奪還戦では他ディヴィジョンからの横やりが入る事はありません。
このシナリオの攻撃対象は【⑥ヴイーヴル】の軍勢です。
ヴイーヴルは、ジル・ド・レへの援軍としてオルレアンに向かっていましたが、ディアボロスに撃退されてブールジュに帰還後、オルレアンに対する防波堤となるブールジュの守備を任されたようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑥ヴイーヴル」の敵残存率を低下させます。
【ラ・ピュセル奪還戦】怨念毒蛇の怨恨詠唱(作者 ナイン高橋)
#火刑戦旗ラ・ピュセル
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●ブールジュ 城壁前 展開するキマイラウィッチ防衛戦力
『シュルルルル……ディアボロスぅ、ディアボロスが来るそうだ』
『なんと!遂にか!シュルルルル……我らの復讐心を満たすとき!』
『シュルルルル……復讐だ!ディアボロスへ必ずや、この報復を受けさせるべき!』
『シュルルルル……例え我らの身が滅びようとも、この怨念の炎は燃え尽きぬ!』
●時先案内人
「皆様、【火刑戦旗ラ・ピュセル奪還戦】が始まりますわ」
アーリヤ・アマミヤ(魔霊ジンキックとパンチ・g03479)が君達を迎える。
断層碑文についに火刑戦旗ラ・ピュセルとの奪還戦が開始される文章が出現した。
「毎回のことですが、実際の奪還戦が開始する前にファーストアタックが可能ですわ」
時先案内人の予知とパラドクストレインによって戦争の開始前に、各戦場に先制攻撃。ファーストアタックを仕掛ける事が出来る。
これに成功すれば奪還戦の前に、相手の戦力を削る事が可能だ。
「今回、この依頼で向かって貰うのはジェネラル級キマイラウィッチ『ヴイーヴル』の軍勢ですわ」
童話の魔女グリム率いるブールジュ方面軍に加わっていたジェネラル級キマイラウィッチの1体だ。
フランスに伝わる怪物の名を持ち、欲深く傲慢な性格を持つ彼女の力は配下のクロノヴェータにも影響を及ぼしている。
童話の魔女グリムの軍勢の先鋒としてブールジュに立て籠り、オルレアンから侵攻するであろうディアボロス迎撃の準備を行っているようだ。
「ここは、ブールジュの城壁の前で兵力を集めているところを襲撃。とにかく敵の数が多いのでやたらめったらと攻撃して敵を混乱させたら、頃合いをみて撤退してくださいませ」
既に敵兵は集まっており、とにかく敵の数が多い。
ここは敵の大軍勢の中に吶喊して、当たるを幸い攻撃して敵を混乱させて撤退する作戦だ。
敵の数が多く全滅させるのは不可能なので、頃合いを見て撤退する必要があるだろう。
敵軍は、戦争準備中なので、ディアボロスが撤退すれば深追いしてこない……はずではある。
「ただ、この戦場の敵は『ディアボロスに対して強い復讐心を持つ』ような個体が多いのですわ」
童話の魔女グリムの軍勢の中でも、復讐心が強く、先陣としてディアボロスを迎撃して死ぬ事を恐れないトループス級たちが集められているようだ。
血気盛んではあるが、1体1体の戦闘力はそこまで高いわけではなさそうだ。
そもそも後方に配置されても、戦闘が始まればディアボロスと戦う為に我先に駆けつけようとするタイプの戦意旺盛な性格のために、かなり前線に置かれている。
ディアボロスの襲撃を今か今かと待ち構える様子だ。
「なので、撤退しようとしてもしつこく追いかけてくる可能性はありますわ」
しかしこれはある意味、利用できる相手の弱点でもあるだろう。
こちらの目的は敵の数を減らすこと。
復讐心を煽って隙を見出す方法があるかもしれない。
「戦う相手は『グリーディラミア』。ヘビと融合したキマイラウィッチですわ」
ヘビの舌や体の揺れをも詠唱の一部とし、感情の赴くまま超速度で魔法を乱射してくる。
体高2m程度、尾を含む全長は5m以上と大型だ。
彼女たちの魔法に対しても何か対策があれば、有利になる場合もあるだろう。
「奪還戦を生き延びたキマイラウィッチは、漂着したディヴィジョンでも復讐対象であるディアボロスを攻撃し続ける事になると思いますわ。厳しい戦いになりますでしょうが、火刑戦旗ラ・ピュセルとの決着をつけるチャンス。頑張って下さいませ」
リプレイ
天破星・巴
アドリブ辻連携歓迎
【心情】
復讐者の諦めの悪さや往生際の抵抗の強さはほかならぬディアボロスが分かっておる。
こっちが攻勢を仕掛けることで復讐心で強化されるとは厄介極まりない存在じゃ。
ここは復讐心が湧きあがらぬように心を折って倒すしかないかのう。
(幼い見かけだが一世紀以上生きているが脳筋思考である)
【基本方針】
仲間と連携を取りつつ一体一体確実に倒し戦力を削っていく
ジェネラル級が出現したら冷静に戦力を分析しつつ速やかに撤退
(POW・SPD・WIZ・平均どのタイプか推察)
脳筋思考ではあるが経験則による直感には自信あり
【トループス級】
わらわの慈悲の拳で極楽に逝かせてあげるのじゃ。
呪詛になどわらわは負けぬ握り潰してくれるのじゃ。
大地と接吻するが良いのじゃ
(掴んで地面に叩きつける)
鬼神変:全ての鬼人が使える基本にして奥義ともいえるパラドクス
力を籠めて殴る「しんぷるいずべすと」じゃ
握り締める。最も怪力が活かせる攻撃じゃ
【ヴイーヴル】
欲深く傲慢な性格と聞くと復讐心も強そうじゃのう
POWに秀でた固体かえ?
白水・蛍
アドリブその他諸々歓迎
……さて、とうとう始まりますか。
死んでも殺す。お互い様ですね。では、参りましょうか。
事前に無双馬のフローレライトと自分を刀琴弦にて繋いで縛っておきます。
そして、フローレライトに騎乗しつつ相手に向かって宣言を。
「我が名は白水蛍!数多の敵を倒し、戦い続けているディアボロス!命を惜しむものは撤退しなさい。そうでないものは命を我に捧げなさい!」
と煽りたおして敵が攻めてくるように仕向けて迫ってきたところでフローレライトを走らせて2人で一緒にパラドクス発動。
魔力の砲撃にて相手を打ち抜きます!どんどん打ち抜いていきますわよ。バラバラに発生させられる砲撃に規則性などない。その身に喰らって倒れなさい!
相手の反撃は花鳥風月や彩歌の羽織で目をさっと隠せばどうにかなるかな?ならない場合はぐっと締め付けられる際にその顔にパラドクスぶっ放せばいいとは思いますけども。
適度に敵を倒したら撤退いたしましょう。撤退時にはさっと殿になりますわ。無双馬の速度舐めてもらっては困りますわよ!
西堂・千衛蔵
アドリブ連携歓迎
復讐に燃える魔女を見ていると、ふと羨ましくなる時がある
自分達は、戦い始めた切欠は復讐心でも、今はそれぞれに戦う理由がある
例えば、自分は新宿島の人々や他のディアボロスに世話になったんで、その恩に報いようとして戦ってる
しかし、奴らはひたすらに自分の復讐心のままに戦って、疑問すら抱かない
それは考えようによっては、悩みの無い生き方かもしれねえ
……赤煙が警告するみたいに鳴いていやがる
「安心しろ相棒、奴らの真似をしたいとはこれっぽっちも思わねえよ」
「かかってきやがれ魔女ども! ディアボロスと貴様ら、どっちの復讐心が強いか勝負だ!」
大声で敵を挑発して城壁から引き離し、一体ずつ撃破しよう
燈篭に刻まれた阿弥陀如来様の”キリーク”の刻印が、呪詛に対抗する力を与えてくれる
その力を信じて、魔女の長く伸びる腕を跳び越えて急降下攻撃だ!
ギリギリまで粘って一体でも多く倒す
十分敵の数を減らすか、ヴィーヴルが出ててきたら、味方に大声で警告して逃げる
敵が追いかけて攻撃してくるなら【防衛ライン】で足止めするぜ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
いつにも増して血気盛んだな
わかるよ。長く貴女がたを見て来た
復讐に飢えているんだろう?
迷彩コートを纏い、可能なら周囲の物陰に潜んで双眼鏡で偵察
城壁の前の敵の動きを把握し、なるべく分断しやすい位置の敵群を見定め狙う
PD通信で味方と連携し、タイミング合わせ攻撃
ただ突っ込むのも何だし、煙幕弾を炸裂させ、視野を撹乱しつつ両手の銃でPD攻撃
仲間と狙いを合わせ
倒せそうな敵>より消耗した敵を目安に数を減らす
敵は多勢、包囲されぬようになるべく一方向に相手取り
仲間の死角を補って立ち回り援護、退路方向を常に確保しておく
ディアボロスが来たぞ!
火刑に処されたい奴からかかってこい!
挑発しつつ
前のめりな攻撃を盾で受け止めて引きつけたり
下がって引き込んで味方側に隙を作る
敵の攻撃には、蛇の頭部に対しタワーシールドを構え、面で刃を防ぎ
負傷は強化コートで軽減し、呪詛は忍耐
戦況を常に観察し把握
敵将の出現にも警戒を
十分な戦果か、誰かが深手を負う前に撤退判断して通信で合図
撤退時は煙幕弾を多方向に炸裂させた隙に撤収だ
●
ブールジュの城壁前に無数のキマイラウィッチたちが蠢いていた。
『シュルルルル……復讐だ!ディアボロスへ必ずや、この報復を受けさせるべき!』
『シュルルルル……例え我らの身が滅びようとも、この怨念の炎は燃え尽きぬ!』
蛇のような舌を鳴らし、ディアボロスへの復讐心を剥き出しにする。
空気は怨念と戦意に満ち、燃え滾るように空気を熱くしていた。。
そこへ、ディアボロスの集団が襲撃を仕掛ける!!
『シュルルルル……!!!ディアボロスだ!ディアボロスが来たぞ!』
『今こそ、復讐の時!!』
トループス級キマイラウィッチ、グリーディラミアたちは騒ぎ立てる。
「復讐者の諦めの悪さや往生際の抵抗の強さはほかならぬディアボロスが分かっておる」
天破星・巴(反逆鬼・g01709)は幼い姿に似合わぬ怪力を振りかざし、戦場中央に躍り出る。
「こっちが攻勢を仕掛けることで復讐心で強化されるとは厄介極まりない存在じゃ。ここは復讐心が湧きあがらぬように心を折って倒すしかないかのう」
巴は目の前のグリーディラミアを確実にその怪力で吹き飛ばし、撃破していく。
『シュルルルル……骨蛇呪撃!』
「ふん!わらわの慈悲の拳で極楽に逝かせてあげるのじゃ」
グリーディラミアは骨と化した右腕の蛇や、露出した骨が蠢めかすと異様なまでに長く伸ばして呪詛にて侵そうと攻撃してくる。
だが巴は鬼神変を発動。右腕を異形へと膨れ上がらせ、凄まじい膂力でトループス級を殴り飛ばす。
「呪詛などわらわに効かぬ! 大地と接吻するが良いのじゃ!」
逆に骨を砕きながら殴りつけ、地面に叩きつける。
彼女の攻撃は単純だが、圧倒的な破壊力で敵を葬る。
だが、トループス級の数は多く、倒しても倒しても新たな敵が復讐心を剥き出しに襲いかかる。
巴は冷静に戦況を見極め、仲間と連携しながら一体ずつ確実に戦力を削いでいく。
「……さて、とうとう始まりますか。死んでも殺す。お互い様ですね。では、参りましょうか」
続くのは白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)。
事前に無双馬のフローレライトと自分を刀琴弦にて繋いで縛っていた彼女は、簡単には振り落とされないようにしたまま優雅に走り抜ける。
「我が名は白水蛍!数多の敵を倒し、戦い続けているディアボロス!命を惜しむものは撤退しなさい。そうでないものは命を我に捧げなさい!」
そして、フローレライトに騎乗しつつ相手に向かって宣言する。
『シュルルルル……ディアボロス、コロス!』
彼女の挑発に、トループス級たちが血気盛んに突進してくる。
蛍は微笑み、フローレライトを疾走させると共にパラドクスを発動する
「我が音に応えて来たれ。これ即ちその身を貫きたる魔力の砲撃!喚来貫星晶魔砲撃(ヨビテキタルハセイショウノツラヌキタルマホウゲキ)」
音に魔力を乗せた無数の魔力塊が敵群へ降り注ぐ。
「どんどん打ち抜いていきますわよ。バラバラに発生させられる砲撃に規則性などない。その身に喰らって倒れなさい!」
騎乗しながらの攻撃は狙いがブレそうだが、そもそもここの敵はとにかく数が多い。
当たるに任せてバラまければ勝手に敵に被弾していく。
『グリーディトランス!!』
全身を蠢かせながら麻痺呪文を詠唱して自らを見る者の動きを縛りつけ、蛇の身体で締め付け攻撃をするパラドクスで反撃してくるグリーディラミア。
蛍はは彩歌の羽織でさっと目を隠し、麻痺の影響を出来る限り減らしつつ、締め付けられれれば至近距離で魔力塊をぶっぱなす。
「急所に当たりやすくなって楽ですね!」
ダメージを顔に出さないようにしながら蛍はフローライトを走らせる。
「復讐に燃える魔女を見ていると、ふと羨ましくなる時がある」
西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)はいつからか一緒にいる小竜の「赤煙」を首に巻き付けながら独りごちる。
そして考える。
自分達は、戦い始めた切欠は復讐心でも、今はそれぞれに戦う理由がある。
例えば、自分は新宿島の人々や他のディアボロスに世話になったんで、その恩に報いようとして戦ってる。
しかし、奴らはひたすらに自分の復讐心のままに戦って、疑問すら抱かない
「それは考えようによっては、悩みの無い生き方かもしれねえ」
その時、赤煙が警告するみたいに鳴いて来る。
「安心しろ相棒、奴らの真似をしたいとはこれっぽっちも思わねえよ」
答えるように千衛蔵は燈篭に鬼火を灯し、敵を挑発する。
「かかってきやがれ魔女ども! ディアボロスと貴様ら、どっちの復讐心が強いか勝負だ!」
彼の声に、トループス級が城壁の周囲から散開し、復讐を果たそうと飛び出してくる。
千衛蔵はそれを狙い、一体ずつ撃破する作戦に出る。
「巻き添えになりたい奴は前に出ろ!」
そう叫ぶと、パラドクスを発動して跳び上がる。
「鬼神空中自爆衝(デモニオ・スイシーダ)!」
硬質化した腕をがトループス級に叩きつけられる。
急降下の衝撃で敵が粉砕され、絶命する。
『シュルルルル……ディアボロス、許さん!!!』
しかしグリーディラミアたちは例え己の身が滅んでもディアボロスへ復讐するという強い怨念を持っていた。
『骨蛇呪撃』
呪詛の刃が飛んでくると、燈篭に刻まれた“キリーク”の刻印が輝き、呪詛を弾く。
「むぅぅん!!その程度、効きはしない!!」
燈篭の“キリーク”が輝き、呪文を弱めると千衛蔵は敵の長く伸びる腕を跳び越えて攻撃を続ける。
彼はギリギリまで粘り、一体でも多く倒すことに全力を尽くす。
「いつにも増して血気盛んだな。わかるよ。長く貴女がたを見て来た。復讐に飢えているんだろう?」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、迷彩コートを纏い、物陰から戦場を偵察していた。
飛び出してきたグリーディラミアたちの動きを双眼鏡で把握し、分断しやすい敵群を見定めると彼も襲撃に参戦する。
パラドクス通信で連携・脱出経路に繋がりやすい場所を仲間に伝えながらも攻撃を仕掛けていく。
「ディアボロスが来たぞ! 火刑に処されたい奴からかかってこい!」
煙幕弾を炸裂させ、視界を撹乱しながら両手の銃で攻撃する。
挑発の言葉も叫び、Wunderfarber-Φ(ヴンダーファルバー・ファイ)を発動。
「――絢爛と、咲き誇れ!」
銃弾が着弾するたび、色彩の花々が戦場を染め、敵の感覚を狂わせる。
仲間の攻撃を受けて倒せそうな敵や消耗した敵を優先的に狙い、数を減らす。
『シュルルルル……ディアボロスめぇぇぇ!!!』
呪詛の刃が襲い掛かると、エトヴァはタワーシールドを構えて面で刃を防ぎ、強化コートで負傷を軽減する。
「流石に呪詛までは防げないか」
そればかりは忍耐で耐え抜く。
エトヴァは常に戦場を観察し、周りが好き放題に暴れていける状況を維持していくのに務めていた。
ディアボロスたちは敵の数を十分に減らし、撤退の判断を下す。
「そろそろ撤退の時期だぜ!」
千衛蔵が大声をあげて撤退を促す。
だが、グリーディラミアとトループス級の復讐心は収まらない。
『シュルルル……! ディアボロスを逃がすな!』
追いすがる蛇身が地面を這い、呪詛の刃が後方から飛んでくる。
「こやつら、復讐心でしつこいのう! だが、わらわが心を折ってくれる!」
巴は冷静に鬼神変で追撃を牽制する。
「これ以上追うなら極楽行きじゃ!」
彼女の怪力が物理的に敵を排除すると、追撃の勢いを弱める。
その隙に千衛蔵が防衛ラインを展開。
白い直線を出現させ、突破に時間を有するようにする。
「退路は確保した。撤収だ!」
エトヴァは複数の色の煙幕弾を多方向に炸裂させ、視界を塞ぐと同時にパラドクス通信によって退路のある色をディアボロスのみに伝える。
「殿は任せてください」
フローレライトに騎乗した蛍はその機動力を活用して殿を務める。
「無双馬の速度舐めてもらっては困りますわよ!」
喚来貫星晶魔砲撃を後方へ放ち、敵群を足止めしながらフローレライトの速度で追撃を振り切る。
「ジェネラル級ヴイーヴル、欲深く傲慢な性格と聞くと復讐心も強そうじゃから出て来るかと思うておったが……」
「顔見せくらいはできるかと思ったんだけどな」
撤退時、巴はそう苦々しくブールジュの城壁を見上げる。
ヴイーヴルはディアボロスの襲撃を聞いても城の中に立てこもっているようだった。
「元より、ここのトループス級は復讐心が強過ぎて戦争になれば後方にいても最前線まで飛び出してしまうような性格のものが集められていました」
「ラ・ピュセルは倒されるのも復讐の力を得るための作戦のひとつだ。今回は傲慢さが表に出たのかもしれないな」
ともあれ、4人は十分以上にトループス級を倒し、敵戦力を削ることに成功したのだった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!