モヘンジョダロ郊外、阿修羅王決戦

 モヘンジョダロ郊外で、ジェネラル級アーディティヤ『妄執の阿修羅王』との決戦を行います。
 阿修羅王が率いていた亜人の軍勢は壊滅し、退路の遮断も成功している為、阿修羅王は確実に追い詰められています。
 それでも、ジェネラル級アーディティヤの中でも上位の武力を誇る阿修羅王は、勝利への確信をもって、堂々と戦いを挑んで来るようです。
 攻略旅団の作戦により圧倒的に有利な状況を作る事はできていますが、阿修羅王の単純な武力は侮れません。
 油断せずに勝利を確実なものとしてください。


妄執の阿修羅王

※25年3月1日:『最終人類史のバレンタインデー2025』により、攻略期限が23日延長されました。

闘え、阿修羅王と!(作者 baron
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『申し訳ありません。我らの進軍、止められてしまいました』
『良い! ここはディアボロスの腕前を褒めておくべきところであろうよ!』
 狼狽し、平身低頭する亜人たちに阿修羅王は笑って返した。
 武人である彼は状況を糊塗するよりも重要な事を知っていた。
『この阿修羅王が鍛えたと言っても、元が亜人であれば、ここが限界か』
『退路を断とうと、ディアボロスが小細工しているようだが、この阿修羅王が、事ここに及んで逃げる事などありはしない』
『モヘンジョダロなど、この俺だけでも奪い返せる。ここは後ろを気にするよりも先に前に進むべきだな』
 亜人には亜人の長所がるが、欠点もある。この場合は長所を見込んだが、限界を超えて強くなりはしなかった。
 短所の一つである統制を克服しただけで、それ以上では無かったのだろう。その事を理解した上で、包囲網に関して思案を巡らせた。包囲網が完成する前に攻勢に出れば、あくまで退路を断たれただけであり、突破してから別の場所に行けば良いのだと割り切ったのだ。
『モヘンジョダロのファロスの光を奪い返せば、亜人など幾らでも生み出せる』
『より選別された精鋭の亜人部隊を作れば、必ずやリグ・ヴェーダの栄光に寄与するであろう』
『天空寺院を下げよ。帯同させては進軍の邪魔だ! ぐわぁはっはっは!!!』
 そして補給であり、自分一人なら載せて逃げられるかもしれない天空寺院を伴う事を止めた。
 機動力と攻撃力を一点に絞り、後ろから迫るディアボロスの部隊を置き去りにして、モヘンジョダロを攻め落とす気なのだろう。その判断自体は間違ってはいない。ただし、ディアボロスの部隊など存在せず、ファロスの光も既に破壊しているのだが……。


「モヘンジョダロに攻め寄せていた、ジェネラル級アーディティヤ『妄執の阿修羅王』の軍勢の迎撃に成功した」
 アウグスト・エステルブリッツ(人間の思想家・g08506)が二つの作戦の成功を言祝いだ。
 一つは迎撃作戦、もう一つは退路遮断作戦である。
「阿修羅王軍の主力であった亜人の軍勢は、大きな被害を受け、もはや軍勢としての体は成していない。
 残存の亜人も烏合の衆と化しているので、そこを突破して、阿修羅王に決戦を挑む事が出来る。
 ここで阿修羅王を撃破すれば、モヘンジョダロよりも西方は完全に、ディアボロスの制圧化となるだろう」
 そういってイスカンダルであったように、突き進むことを前提にしたため、敵戦力を残した状態ではないと説明したのである。

「攻略旅団の作戦により、退路を遮断に成功している為、阿修羅王は撤退を選ぶことが出来ないようだ。
 退路を塞がれた阿修羅王は、『ディアボロスを蹴散らせば退路など必要ない』と豪語しているようだが半分は虚勢だろう。
 とはいえ阿修羅王がアーディティヤの中でも屈指の武闘派であるのは間違いない。油断せず確実に撃破する必要がある」
 また攻略旅団からは、リグ・ヴェーダに関する情報収集の提案も出ているので、可能ならば、阿修羅王との会話から情報を引き出してほしいとアウグストは付け加えたのである。

「阿修羅王は、モヘンジョダロを奪還してファロスの光を奪い返し、亜人を量産するという目論見があるようだ。
 モヘンジョダロのファロスの光は既に破壊しているのだが、その情報は阿修羅王には伝わっていないのだろう。
 阿修羅王が率いていた亜人の軍勢は、2か月にわたる防衛戦の敗北により士気を喪失しており、軍勢としては壊滅状態だ」
 クロノヴェーダは種族ごとに長所も短所もあるし、数多くのクロノオブジェクトを保有している。
 だが、彼らは万能ではないし、その総力もおのずと限界があるのだ。リグ・ヴェーダは最有力の勢力の一つだが、阿修羅王の軍勢にも限界はあるし、全てを見通すような力も持っていないのだろう。
「逆に言えば、多少の訓練をしたとはいえ、漂着した亜人の雑兵を率いて2か月間戦い続けたという事は無能ではない。
 阿修羅王の武人……いや武神というべきかもしれないが、何にせよ将としての能力が高いのは間違いないのだろう。
 攻めてきているのも保有している情報での最適解であるのは間違いないしな。油断は禁物だ」
 正しい判断ではあるが、その大前提が間違って居れば意味はないというとも言える。
 敵が間違った情報を元に攻勢をかけている以上、ここで迎撃すれば間違いなく倒せると言う事だとアウグストは断言して皆の相談を見守るのだった。


「阿修羅王様でもディアボロスには勝てない。もうだめだ~」
「これ以上戦えない。どうせ死ぬなら、人間の雌を襲って良い思いをしてから死にたかった」
 亜人たちは目に見えて狼狽えていた。
 数日前は武人然としていたのに、今では野人の如くである。
「軍規違反だと阿修羅王様に殺された奴はバカだと思ったが、あれが正しかったんだな」
「おんな! オンナ!! 女!!!」
 彼らは嘆き悲しみ、最後まで女性を追い求めていたという。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。【怪力無双】3LVまで併用可能。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わり、「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げて運搬可能になる(ただし移動を伴う残留効果は特記なき限り併用できない)。
【悲劇感知】
1
「効果LV×1時間」以内に悲劇が発生する場合、発生する場所に、ディアボロスだけに聞こえる悲劇の内容を示唆する悲しみの歌が流れるようになる。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【一刀両断】
3
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【勝利の凱歌】
1
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【避難勧告】
2
周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く。範囲内の一般人は、その地域から脱出を始める。効果LVが高い程、避難が素早く完了する。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【断末魔動画】
1
原型の残った死体の周囲に、死ぬ直前の「効果LV×1分」に死者が見た情景が動画として表示される世界になる。この映像はディアボロスだけに見える。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【パラドクス通信】
2
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。
【狼変身】
1
周囲が、ディアボロスが狼に変身できる世界に変わる。変身した狼の咆哮は「効果LV×10m」以内の指定した通常の生物を怯えさせ、「効果LV」分の間、行動不能にするが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV4 / 【ダメージアップ】LV7 / 【ガードアップ】LV3 / 【反撃アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV2 / 【ドレイン】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

baron
baronと申します、よろしくお願いしますね。
今回は阿修羅王との決戦となります。

●流れ。
③ → ② → ① → ④ となります。

③烏合の衆との戦い。
亜人たちは統制を失い士気も落ちているので数のわりに有利に戦えます。

②精鋭部隊との戦い。
護衛のアーディティヤと戦います。
クリアせずとも阿修羅王と戦えますが、邪魔して来る分だけ難易度が上がりますのでご注意ください。

①一問一闘!
敵部隊を倒して居れば一つ、合わせて二つ。褒美として質問に答えてくれます。
阿修羅王は正々堂々と戦うタイプで、横道・外道なことはせず虚言を言うタイプではないので信用は置けるでしょう。
攻略旅団の提案による質問であれば、かなりの答えが返ってくると思われます。
他の質問も可能ではありますが、当たり前ながら阿修羅王が知っている範囲ですし、リグ・ヴェーダ屈指の武闘派ゆえの上から目線なので注意は必要です。
(●●という奴は居るか? と聞いて、知って居れば答えるでしょうが、知らなかったり居ても採用されるかも枠なら知りません。また、カーリーは阿修羅王と比べてどのくらいだと聞いても、俺の方が強いと答えるでしょう)

④妄執の阿修羅王との決戦。
リグ・ヴェーダ屈指の武闘派です。なお、武人としてだけでなく、軍指導者としても強いタイプです。
能力値だけならかなり高く、スキル一か所で上回っていても有利に戦えないこともあるのでご注意ください。
特に優れたプレイングはないが悪い所もない期待値なプレイングの場合、能力値によっては普通に善戦が期待値だから善戦判定ということはあります。(良いプレイングなら、プラス修正扱いであったり振り直し扱いであったりランクアップ扱いであったりして、スキルよりも高い判定で戦えます)
127

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


風祭・天
おー…どちゃくそ烏合の衆に成り果ててる感☆ これは天さん、お色気作戦とかで頑張った甲斐がありありのあり、的な?
とは言え、この期に及んで本能のまま色んなところを襲われたら堪らんし。速攻で混乱を拡大させつつ殲滅してやるぜぃ☆

とりあ、烏合の衆をもっと烏合の衆にするには奇襲だよねー☆
ってわけで、緒戦は姿を隠しながらの肆式疆域でゴー☆ 敵の姿は見えないのに大音響で弾幕がいきなし張られたら伏兵だと思って混乱するっしょー☆ これを色んな場所から繰り返して意気阻喪させるのがよきよき☆

ある程度、攻撃が利いてきて…敵が四分五裂しそうになって来たら姿を見せるし☆
モヘンジョダロって暑いにゃー…と、服をパタパタしたら亜人の本能的にはいい感じっしょ? 敵が私を狙って来てくれれば討ち漏らしも少なくなるし、引き付けたところをもっかい肆式疆域で蜂の巣だぜぃ☆

行動時は仲間との連携も重視感☆
とりあ、動きに合わせての援護とかはおけまるだよー☆ ちゃっちゃと私たちの力で殲滅したろうぜぃ☆



 モヘンジョダロ付近にパラドクストレインが降り立ち、その前に立ちふさがる大軍勢を見ていた。
『もう……駄目だああ!? おしまいだあ!』
『ちち、しり、ふともも、あとうなじ!』
 戦場に木霊する兵士たち怒号。
 その中でも亜人のソレはひどいものだった。
「おー……どちゃくそ烏合の衆に成り果ててる感☆ これは天さん、お色気作戦とかで頑張った甲斐がありありのあり、的な?」
 風祭・天(逢佛殺佛・g08672)はその光景を見ながら満足そうに微笑んだ。
 そして目を閉じて、ノールックでも聞こえて来る卑猥な表現に移行した段階で苦笑し直す。
「とは言え、この期に及んで本能のまま色んなところを襲われたら堪らんし。速攻で混乱を拡大させつつ殲滅してやるぜぃ☆」
 当たり前だが亜人の統制が乱れるから性的に挑発しているだけで、別に亜人とくんずほぐれつお願いしたいわけではないのだ。名前が天さんだからと言って目が沢山あったり、餃子が大好きかと言われたら違うのと同じである。
(「とりあ、烏合の衆をもっと烏合の衆にするには奇襲だよねー☆」)
 それはそれとして、作戦行動を開始しよう。
 常日頃から色々マシンガントークする彼女だが、流石に秘匿作戦で多弁するべきではないと知っていた。

 可能な限り隠密裏に近づき、攻撃態勢を整えてから攻撃を開始する。
 そこには数人の仲間が居たが、天は僅かに先行して囮役をこなすことにした。
(「ってわけで、緒戦は姿を隠しながらでゴー☆ 敵の姿は見えないのに大音響で弾幕がいきなし張られたら伏兵だと思って混乱するっしょー☆ これを色んな場所から繰り返して意気阻喪させるのがよきよき☆」)
 天は地形の起伏に隠れ、そこに結界を築いた。
 結界の種類には幾つかあるが、その中でも銃火器を大量に呼び寄せるタイプだ。ベルト式の弾薬補充を参考に、術式で代用することで敵が死ぬまで何時までも撃ち続ける事が可能なように改良して居た。
『ぬわ!? なんだこれは!』
『む。まさか女か!? 女!?」
『誰か隠れているぞ。探せ! ない、女だと!』
 飽和攻撃を受けた亜人たちは次々と倒れていく。
 同時に盛り上がる一部分。今にも死にそうなのに、子孫を残そうと男を見せていた。
『伸びろ!』
(「わおっウタマロ!? こんなんで串刺しとか勘弁だし★」)
 敵は盾に着いたトゲを延ばして天さんの居る辺りまで反撃して来た。
 亜人の本能おそるべしというか、気が付かれて居ない状態で奇襲しても反撃できるのが逆連鎖戦である。
「ばれちった。モヘンジョダロって暑いにゃー……」
 敵が混乱しつつも反撃してきたことで、天さんは服をパタパタしながら敵の前に姿を現した。どうせあの人数から隠れるのは無理だし、反撃も喰らった事もあって痛いの痛いの飛んで行けとか言いながら、囮を引き付けるためのとなったのである。
(「とりあ、動きに合わせての援護とかはおけまるだよー☆ ちゃっちゃと私たちの力で殲滅したろうぜぃ☆」)
 天さんは仲間が隠れて居る辺りをチラ見しながら、スカートを翻して重火器をBANGBANGと撃ち続けるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【避難勧告】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!

エイレーネ・エピケフィシア
愛するクロエ様(g08917)をディフェンスし共闘

阿修羅王を討ち果たせば、漂着した亜人の跋扈は終わります
ファロスの光をモヘンジョダロで打ち砕くべきかは、今後の戦略と天秤にかけて思い悩んだものですが……
イスカンダルでの戦いに真に決着をつけるという意味では、これが最善だったのでしょう
クロエ様。今こそわたし達の望みを果たしましょう!

戦う前から浮足立っているようですが、どんな状況であれ亜人に容赦しません
女性であるわたし達が姿を見せて、敵の頭が蹂躙で一杯になった所で『精霊たちの召喚』を発動
頭上から舞い降りて頭を蹴り折る梟と、足下を這い回り脚に噛みついて体内に毒を巡らす蛇の精霊に攻撃させます
クロエ様の怪物共々、目の前にいるわたし達に気を取られた敵を別方向から攻め立てることで痛撃を見舞いましょう
反撃は≪神護の輝盾≫の腕が通っていない部分で受け止めるか横殴りに弾き、腕を貫かれないように身を護ります

わたし達の青春はずっと、亜人との闘争の中にありました
……戦いの中で紡がれた愛を抱いて、共に先へと進む時ですね


クロエ・アルニティコス
愛するエイレーネ(g08936)をディフェンスし共に戦います

ロマノフを奪還し、ラ・ピュセルでは亜人どもを集めていたジェネラル級を撃破しました。
現状、亜人どもが何かをできるのはここリグ・ヴェーダくらいのものでしょう。
ですがそれもここで最後です。えぇ、共に行きましょう。

亜人どもはどこも変わらない……いえ、亜人の本能がありつつも律せていたセレウコスの配下の方がまだ強敵でしたね。
統制のとれぬ亜人どもは私たちを見れば我先にと襲い来るでしょう。
【ゲーリュオーン・エッジワーシア】を使用し、ゲーリュオーンを象った植物の怪物を作り出します。
ゲーリュオーンの複数の腕で正面から薙ぎ払わせ、エイレーネの操るフクロウと蛇の精霊と共に攻撃を行います。
伸縮自在の魔法の槍による攻撃は三相の杖で払い防御を行います。
お前たちのその武器も飽きるほどに見てきました……通用するとは思わぬことです。

イスカンダルを奪還しても、元の時代に帰ることはありませんでした。
これから、共に未来へ歩むためにも……お前たちを倒し、禍根は残しません。



 先行した仲間とは別に、二人のディアボロスがタイミングを図っていた。
 引きつけられた敵を一気に攻撃して殲滅するためである。
「ロマノフを奪還し、ラ・ピュセルでは亜人どもを集めていたジェネラル級を撃破しました」
 クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は他のデヴィジョンでの成果を述べた。蹂躙戦記が滅んで亜人たちは亡命を始めたが、ロマノフは既になくゴンドワナには居ないしアルタンの世界では食われて存在は消えている。
「現状、亜人どもが何かをできるのはここリグ・ヴェーダくらいのものでしょう。ですがそれもここで最後です」
「阿修羅王を討ち果たせば、漂着した亜人の跋扈は終わります」
 クロエの言葉にエイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)が頷いた。隣接する最後のエリアがこのリグヴェーダであり、ファロスの光無くして繁殖はないのでここで倒せばもはや亜人の命脈は絶てる。
「ファロスの光をモヘンジョダロで打ち砕くべきかは、今後の戦略と天秤にかけて思い悩んだものですが……イスカンダルでの戦いに真に決着をつけるという意味では、これが最善だったのでしょう」
 これより少し前、ファロスの光を囮にカーリーを倒す案が出た。
 セレウコスやラスプーチン並みの強力なジェネラル級であることや、天空寺院を奪える可能性があったのでエイレーネは躊躇ったのだ。最近になって別の天空寺院を奪える可能性が出たので胸を撫でおろしているが、外の世界では使えないそうなので、カーリーが持つ邪仙境式が例外なのかと少しだけ後ろ髪を惹かれていたのある(単に別のクロノオブジェクトの方かもしれないし、新宿で研究できるかもしれないので今は諦めることにしたが)。
「クロエ様。今こそわたし達の望みを果たしましょう!」
「えぇ、共に行きましょう」
 エイレーネが決意を固めるとクロエは微笑んでそれを肯定した。
 もはや分水嶺が過ぎさり、後はこの場に居る者たちを全滅させるだけなのだ。

 ならばもはや遠慮は不要であると、先行して戦い始めた仲間に続いた。
「戦う前から浮足立っているようですが、どんな状況であれ亜人に容赦しません。女神に仕える聖なる獣よ、穢れし者らを狩りたまえ!」
 仲間も姿を出している事だし、エイレーネは亜人の前に姿を出して攻撃を始めた。
 女神アテーナーの知恵に由来する聖獣である梟や蛇を象った精霊を呼び出したのだ。
 いずれも動物の中では知恵者を象徴しており、梟ならば飛行状態から急降下で蹴りを浴びせ、蛇は飛び掛かって毒牙で噛みつくなど生態に由来する技の他、目から破壊光線を出すなども出来た。それが人間大なのである、どれほど強力か言うでもない。
『おんなだ! 女がこんなに!』
『もはや辛抱たまらぬ。どうせ死ぬなら女の元で死ぬぞ!』
 これに対して亜人たちは無駄にマスラオーな感じで逆襲を掛けた。
 訓練された軍隊であるはずなのに、手前勝手に飛び込んでくるため、まるで脅威を感じない。
『おんなだ! この手に女を!』
「汚らわしい! せめて大地に還りなさい!」
 敵が盾に着いたスパイクを延ばしながら突撃してくると、エイレーネは輝く盾で防ぎ跳ね除けたのだ。嫌悪感もあってカウンター気味でシールドバッシュの様に見えたのは不思議でもあるまい。
「亜人どもはどこも変わらない……いえ、亜人の本能がありつつも律せていたセレウコスの配下の方がまだ強敵でしたね。教条主義と本質を理解した者の差でしょうか」
 三々五々に反撃し、せっかく身に着けた規範も隊列もかなぐり捨てている。
 その姿にクロエはなぜなのかを理解した。彼女が仕えるのは魔術の女神であるヘカテーだ。月の中でも老いを司り、経験による練達を重要視しているのもあるだろう。そう、阿修羅王は軍隊として整えただけで、その使い道までは理解していなかったのだ。セレウコスがやったように、大攻勢を仕掛けて誰もが間違いなく攻撃だけに専念できる場で使うべきであっただろう。
「見ての通り、統制のとれぬ亜人どもは私たちを見れば我先にと襲い来るでしょう。ならばこれを迎え討つのみ」
 クロエは仲間達に続いて姿を現し、亜人たちを引きつけながら攻撃した。
 これで敵は逃げることもせずに向かって来るだろう。
 探し出して殺す手間に比べたら、我が身を晒すことなど何でもないと種に感情を魔力を注いでいく。
「種子に宿るは我が嘆き、芽吹けゲーリュオーン・エッジワーシア!」
 クロエはミツマタの種を元に、植物性の怪物を作り上げた。
 急成長して伸びた姿は、三つの胴体と六つの腕を持つ偉業の怪物である。
 肉の身で再現しようとすると難しいが、植物が絡み合って成長するがゆえに相応しかろう。
『女だ、女の臭いが飛び込んで……』
「行きなさい! ゲーリュオーン! お前たちのその武器も飽きるほどに見てきました……通用するとは思わぬことです」
 植物の巨人が腕を延ばすと、六つの腕が敵群を薙ぎ払う。
 敵が繰り出す槍を三つの胴体が絡ませ、にっちもさっちもいかない状態で受け止めたのだ。もちろん反撃ダメージはクロエを傷つけるが、三つ又の杖を掲げて防御しつつ、敵が全滅するまでひたすら攻撃を続けたのである。
「イスカンダルを奪還しても、元の時代に帰ることはありませんでした」
 もし、イスカンダルを倒し蹂躙戦記を終わらせ、亜人の命脈を絶ったら世界が元に戻るだけだった場合。クロエはどうして良いか分からなかったかもしれない。ウェアキャットとして生まれたことに結論が付けられなかったからだ。世界が消えたら、自分も消えるべきかと考えてしまう考え過ぎな所が彼女にはあった。
「これから、共に未来へ歩むためにも……お前たちを倒し、禍根は残しません」
「わたし達の青春はずっと、亜人との闘争の中にありました。……戦いの中で紡がれた愛を抱いて、共に先へと進む時ですね」
 だが、そうは成らなかった。成らなかったのだ!
 それでも世界が続き、人々が助けを求めるからこそクロエは戦えた。傍らに立つエイレーネが居てくれたからこそ、未来に向かって歩いて行けるのだと寄り添ったのである。そして恋人たちは亜人たちが倒れ伏す大地を歩きながら、生き残りが居れば倒そうと探しつつ、残る敵へと向かったのである。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【避難勧告】がLV2になった!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

呉守・晶
連携アドリブ歓迎

ハァ、所詮亜人は亜人だったようだな
まぁこれで阿修羅王を倒せばリグ・ヴェーダで亜人を組織立って扱おうって奴は多分いなくなるだろ
それに阿修羅といえば修羅場の語源になる仏教の大物だ。折角手間をかけて退路も断ったんだ、此処で確実に討ち取ってやる!
その為にも、仲間達が先だってオーク共を片付けたんだ。俺らも阿修羅王の護衛達を手早く片付けねぇとな!

ヴァナラか。亜人に見えなくもない姿だが、まぁ流石に亜人なんとかと一緒にしたら失礼だよな
さて、亜人とどう違うか。阿修羅王の護衛を務める精鋭の力を見せて貰おうか!もっとも、負けるつもりはねぇけどな!

魔晶剣アークイーターを構えて勢いよく突っ込むぞ!
でもって、【未来予測】で一秒先を見ることで敵の攻撃の出掛かりを見切って後の先を取ることで叩き斬ってやる!
仙術で強化した一撃だろうと恐れやしねぇ!それで怯むようなら阿修羅王に挑むなんて出来るわけもねぇしなぁ!
後の先を取ったカウンターで、その一撃を先に潰す勢いで叩き斬っていくぞ!
さぁ、阿修羅王への道を開けな!


夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎

仲間の勢いに乗って、護衛の『ヴァナラ』へも仕掛ける
戦意を昂りに呼応して朱殷の闘気が群狼を作り出し、己も黒龍偃月刀を構えて<精神集中>
張り詰めた空気を断ち切るように、一斉に畳み掛ける

一時とは言え亜人を従軍させた器量だ、この『ナヴァラ』たちは一層の練度を誇るのだろう
一切の油断はないと、これまで磨いた己が武を振るわんと親衛隊の列に切り込めば、【命中アップ】のパラドクスの一閃を叩き込む
それを皮切りに、次々と朱殷の群狼達も容赦なくその牙を穿ち、確実に一体一体を討ち取っていく

「方天画戟」の立ち回りは、長物を扱う身にはよくよく馴染みがある
量産というそれに対して、俺の扱うのは唯一無二の、かつての主に賜った黒龍偃月刀
右腕の大籠手も用い、全身全霊の立ち回りで打ち合う立ち回りで、急所への攻撃を防ぎ、ダメージの軽減を

巨体を足場に、死角に、縦横無尽に間合いを変えて戦線を<撹乱>
戦意の高さを甘く見ず、最後の一体が斃れるまで、容赦なく攻め抜こう

さて、俺たちの戦いは
『阿修羅王』のお眼鏡に適ったかな?



「ハァ、所詮亜人は亜人だったようだな」
 呉守・晶(TSデーモン・g04119)は仲間達が倒した亜人たちの有様を眺めた。女なら幼女でも老婆でも良いという所まで追い詰められ、最後には死ぬ時に女と戦えて嬉しそうな死にざまであったという。溜息を吐いてしまうのも仕方あるまい。
「まぁこれで阿修羅王を倒せばリグ・ヴェーダで亜人を組織立って扱おうって奴は多分いなくなるだろ」
 ファロスの光が無ければ繁殖できないという時点で詰んでいる。
 ディアボロスが破壊したこともあり、この状態からクロノオブジェクトを研究してまで亜人を再編成する意義はもはや見出せまい。戦闘意欲と繁殖力に目を付けたままの阿修羅王が、労力を掛けたから惜しいと思うコンコルド効果を抱くくらいであろう。
「それに阿修羅といえば修羅場の語源になる仏教の大物だ。折角手間をかけて退路も断ったんだ、此処で確実に討ち取ってやる! その為にも、仲間達が先だってオーク共を片付けたんだ。俺らも阿修羅王の護衛達を手早く片付けねぇとな!」
 そう言って晶は敵の本隊へと向かっていった。
 自分も暴れたかったという風情であり、漢として強敵との決戦に対して気合十分ということであろう。
「向こうも気が付いたようだな。全員かどうかはともかく即座に応じている」
 その時、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)が声を掛けた。
 阿修羅王の護衛部隊が自分達の接近に対して迎撃態勢を取ったようだ。
 それどころか必要と有れば、防戦では無く攻撃を選択しそうな気配を感じる。
「一時とは言え亜人を従軍させた器量だ、この『ヴナァラ』たちは一層の練度を誇るのだろう」
 錬晏は戦場に張り詰めた空気に懐かしい物を感じた。
 良い兵士たちの臭い、戦場で向かい合う漢たちの意気。
 戦意の昂りに己も黒き刃の偃月刀を握り締め、何時でも戦えるように油断なく、緊張し過ぎないように整える。
「ヴァナラか。亜人に見えなくもない姿だが、まぁ流石に亜人なんとかと一緒にしたら失礼だよな」
 晶もその意気を感じて肩を回した。
 熱くなる胸の高鳴りに合わせて柄を握り、剣を抜いて笑みを浮かべる。
「さて、亜人とどう違うか。阿修羅王の護衛を務める精鋭の力を見せて貰おうか! もっとも、負けるつもりはねぇけどな!」
 自作の魔晶剣に魔力を注ぎ、仲間と共に走り出した。

 見れば相手方もこちらに合わせ、僅かに一歩、肩を並べていた錬晏が前を行く。
「先行する!」
 錬晏は先行すると同時に、斜めに移動して仲間とタイミングを合わせていた。
 腰を中心に偃月刀を斜めに振えば、黒い刃は龍の如き咆哮を上げる。
「おおお!」
『かかか!』
 ぶつかり合う偃月刀と方天画戟。
 共に正史の三国志には存在しないが、演義としては無くてはならない代物だ。
 それは勇壮であり、同時に強力な武器でもあるからだ。弾け飛ぶのは汗か? それとも血潮か!
「ぬうん! しぃぁぁあああ! ……逃さん」
 錬晏は何度も位置を変え、肩を起点に打ち下ろし、あるいは右の大籠手をも合わせて全身全霊で薙ぎ払う。朱殷の闘気は狼の様に暴れ回り貪り、体勢を崩した敵を呑み込まんと荒々しく命を喰らっていく。
『がっ?! くおあああ!』
「見事。だが、この手の得物は俺にも覚えがある!」
 崩れ落ちた敵はトドメを刺される前に、刃から飛び出ている部分で偃月刀を絡ませ、その隙に抜け出しつつ反撃として突き刺して来た。だが錬晏に油断なく、捻るのではなく敵の巨体を足場に位置を変え、抜け出した敵の後ろに回って後ろを取る事で、相手の突きを振り切ったのだ。
(「故郷は既に無く、歴史は呑み込まれている。だが、俺はここにいる。主との絆、駆け抜けた戦場は確かに存在した。その記憶と経験は、流した血と汗は嘘を吐かん」)
 錬晏は主人より偃月刀を授けられた。
 龍が彫られた見事な刃を初めて見た時より忘れたことはない。無論、その重みもどう動かせばどうなるかも全て体に刻んでいた。宝具とはいえ量産化した武器として振るうだけの相手に、負ける気など欠片も無かったのである。真正の歴史もヂヴィジョンもあるものか。そこには漢たちの生きた歴史がある!
「ひゅー! スゲエじゃねえか。こいつは俺も負けてられねえなあ!」
 晶はその姿を何重にも見ていた。
 未来予測は誰かの行動で幾らでも変わるので、錬晏と敵の反応だけで幾重にも分岐した。だからこそ戦いには使い難いのだが、敵の癖やら特殊な機能を予想するくらいはできる。
『カーカッカ!』
「遅せえ!」
 敵が飛び掛かって来た時、晶は笑って剣を振り上げた。
 まるで判っていたようなカウンター。いや、事実見抜いていた。
 先ほども言ったが未来予測は戦いでは使い難い。だが、先手を譲ると見せて、後の先を取るくらいは何でもない。そして相手の出係を見れば、ガードしながら対抗するくらいは可能なのだ。
「何が筋力だ! 仙術で強化した一撃だろうと恐れやしねぇ! それで怯むようなら阿修羅王に挑むなんて出来るわけもねぇしなぁ!」
 晶は胸の高鳴りに合わせて剣を振り上げ、そしてもう一度力を込めて振り下ろした。心の躍動のままに刃を振り回し、相手を先に叩き潰そうと気力と魔力を込める。
『カー!』
 敵はそれにもかかわらず、得物を振った。
 しかも石突の部分を持ち、まるで方天画戟が枝のようではないか。
 晶は身をひねり、剣で受け流してガードしている。恐るべき威力だが、その本身を受けなければ、ダメージを抑えることは可能なのだ。
「さぁ、阿修羅王への道を開けな!」
「さて、俺たちの戦いは『阿修羅王』のお眼鏡に適ったかな?」
 晶と錬晏は肩を並べて戦場を疾駆し、阿修羅王の元へと向かったのである。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【未来予測】LV1が発生!
【狼変身】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!

エイレーネ・エピケフィシア
愛するクロエ様(g08917)をディフェンスし共闘

この気迫!偽神の軍勢なれど、揮う武威は真実のものですね
流石は剛勇無双を誇る将に随う精鋭、と言うべきでしょうか
欲に乱れた亜人とは格の違う存在……激闘は既に始まっていると心得て臨みましょう

≪神護の長槍≫と≪神護の輝盾≫を手に、前衛に出て敵の前線を抑えにかかります
反撃の負傷が重なり過ぎないように2体攻撃を選択
2人で標的を合わせて敵の陣容を確実に切り崩しましょう

【命中アップ】の導きの下に放つは『敢然たる正義の猛撃』
強烈なシールドバッシュで敵を突き飛ばしてもう1体の敵に衝突させ、姿勢が崩れた所を狙って踏み込み槍で刺突
二体を纏めて串刺しにします
クロエ様より先に動くなら槍で貫いた敵を次撃で仕留めて頂き、後に動くなら怪物の攻撃で生まれた隙に付け込みましょう
敵が振るう拳は、盾の曲面上で手を滑らせるか横殴りに打ち払うことで、剛力を真っ向から受けずに受け流しを狙います
拳が狙いから逸れて敵が姿勢を崩したなら、すかさず再び攻撃を

真なる神々よ、我らに勝利のご加護を!


クロエ・アルニティコス
愛するエイレーネ(g08936)をディフェンスし共に戦います

兵を見れば将の器も知れるというものです。
……できればこちらに都合のいい方の意味で使えると楽だったのですが、そうもいかないようですね。
ですが、神の名を騙る輩など……滅ぼすより他はありません。

後衛で魔術を詠唱、【タロース・オフリス】を使用しタロースを象った植物の怪物を作り出します。
エイレーネと標的を合わせ、反撃による負傷を抑えられる2体攻撃で少数ずつ確実に仕留めていきましょう。

【ダメージアップ】で一撃の威力を上げたタロースの腕により攻撃を行います。
私が先に動く場合は灼熱を纏う掌で掴んだり、抑えつけたりでダメージを与えつつ行動を阻害。後に動く場合は槍に貫かれ動きが取れないところを拳での攻撃で叩き潰します。

反撃の分身による攻撃は厄介ですが……私たちも1人ではありません。背中をエイレーネに任せることで眼前の敵の対処に集中。三相の杖で攻撃を打ち払い、タロースに反撃をさせることで包囲攻撃に対処します。

神々の名を騙る怪物よ、冥府へと墜ちなさい!



「兵を見れば将の器も知れるというものです」
 亜人を打ち破り、タイミングを計って飛び出したクロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)がスピードを落とす。
「……できればこちらに都合のいい方の意味で使えると楽だったのですが、そうもいかないようですね」
 敵部隊は全員が先行した仲間に向かったのではなく、クロエ達にも数名を割いていたのだ。おそらくは向こうが片付くまでの時間稼ぎ。いや、阿修羅王が奇襲を受けない為の心配りだろう。
「この気迫! 偽神の軍勢なれど、揮う武威は真実のものですね」
 エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は槍を構えてクロエの前に立ちつつ、歩調を合わせて即座に連携の構えを取った。
「何者も恐れず、蛮勇に逸らず。そして臨機応変。流石は剛勇無双を誇る将に随う精鋭、と言うべきでしょうか」
 敵の動きを見てエイレーネはそう評した。
 亜人ならば全員が突撃して本陣をがら空きにするか、最後まで陣形を維持して遠距離攻撃に徹してしまうかだろう。
「欲に乱れた亜人とは格の違う存在……激闘は既に始まっていると心得て臨みましょう」
 エイレーネは戦いの女神でもあるアテーナの神官である。
 戦場でこうあるべしとでも言わんばかりの姿を見れば心躍る面もある。対する仲間たちの戦いぶりも見事であり、正々堂々とした戦いには英雄の姿を想起するのかもしれない。
「ですが、神の名を騙る輩など……滅ぼすより他はありません」
 その時、クロエはスンとした表情で正論を述べた。
 どんなにまともな相手でもクロノヴェーダは滅ぼすべき存在だ。
 本物の神ではなく名前と存在を奪った偽者なのだ。倒すべきであろうと主張する。まあ、もしかしたら恋人であるエイレーネが敵に感心するところを見せたので少しばかりスネたのかもしれない。

 とはいえ、ここまで来れば戦いは直ぐだ。
 残る敵は僅か、直衛を砕くべく二人は戦いを始める。
「もうすぐ決戦です。油断なく速やかに倒して参りましょう」
「ええ。暫く前衛を任せますね」
 エイレーネは隙の無いタイプの技を用い、戦場を制しながらクロエを守る。その間にクロエは少数火力型の呪文を唱えることに専念し、確実にトドメを刺すスタイルである。
「無辜の民を害する者よ、伏して裁きを受けなさい!」
 輝く盾を前に飛び込んで、槍を振り抜く前に強打。
 一体をもう一体にぶつけることで態勢を崩し、槍を叩き込む戦法である。
『カ!』
 敵は崩れながらも、僅かな所作で物凄い怪力を引き起こす。
 不十分な動きであるはずなのに、猛烈な勢いで獲物が叩きつけられたのだ!
「はっ! あああ!」
 エイレーネはそれに構うことなく、盾を斜めに局面で敵の攻撃を受け流した。
 そして槍はそのまま敵を串刺しにして、動けないようにしてクロエの来援を待つ。
「種子に宿るは我が憤激、芽吹け『タロース・オフリス』! 行きなさい!」
 球根に魔力と尽きることのない怒りを注いだ。
 クロエの怒りは植物を急成長させ、そして青銅の怪物タロースめいた姿を作り上げる。植物でありながら灼熱の拳を振い、体勢を崩した敵に打ちかかるのだ。
『キエー!』
 動けない敵であるが、自分の毛を元に分身体を作成!
 タロースの攻撃を受けとめて燃え上がり、あるいはクロエに攻撃を掛ける!
「私達は一人ではありません。私に構わずイーコールを燃やしなさいタロース!」
 分身の攻撃をクロエは三つ又の杖で受け止めた。
 その間に植物の怪物を燃え上がらせ、燃える体で分身を抱きすくめ、あるいは腕を延ばして敵本体を焼き払っていった。
「神々の名を騙る怪物よ、冥府へと墜ちなさい!」
「真なる神々よ、我らに勝利のご加護を!」
 そして脱出した敵を負うように、クロエとエイレーネは息を合わせて再度の攻撃!
 残る敵を倒して阿修羅王に迫るのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【悲劇感知】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!


『ワーハッハッハ! 見事! 小賢しいかと思ったが、ディアボロスも悪くは無いな』
 部下たちを突破したディアボロスに阿修羅王は満足そうな笑みを浮かべた。
 卑怯な手を使ったり数で押し込むような真似をしないことで気に入ったのかもしれない。
『我が精鋭たちを打ち破った褒美に話くらいは聞いてやろう。戦士には己を主張する権利もあろう』
『問いたい事でもあるか? 怒りの口上でもあるか? 説法ならば寄せ、それは好かん』 
『無論、何も無ければ戦いでも構わんぞ。それはそれで良い』
 戦いの前に阿修羅王は言葉を投げかけた。
 古代のクシャトリヤの戦いとは、殺し合いだけではなかったのかもしれないと思えるほどだ。
 その姿に恐れはなく、戦いに際して相手の戦法と主張を愉しむ気概があった。
 もちろん、ディアボロスが不甲斐なければ失望して突破していきそうな強さも、その所作の全てから見え隠れしていたのである。
フレデリカ・アルハザード
下らん…その武勇も威信も全てが紛い物だろうに
内心で全否定しながらも、情報収集のために心のなかに留める

まぁ、その腕力に炎は脅威だ
仮にもインド神話の神、アーディティヤを名乗ると言うならば…さぞ、貴様らも新たなアーディティヤが生まれるのには執心するだろうな
貴様も、新たな闘神が生まれるというならば行動は起こすだろう?
そう言いながら阿修羅王の闘争衝動を良い感じに刺激しくすぐりながら、新たなアーディティヤが生まれるならば阿修羅王はどうするか、という形で言葉を引き出していく

蟲将や亜人と違い、貴様らは個の力にリソースを割いたクロノヴェーダ種族
貴様も、本来ならば精鋭揃いのアーディティヤの軍団を率いてみたいんじゃないか?
無論、私達も使えるものは使うだろうが…やはり、同胞が一番しっかり来るというものだろう?
そんな風に戦闘面ーー戦神相手に論理をぶつけ、反応を引き出してみる
アーディティヤの感情エネルギーは信仰…インド神話やこれまでの信仰系クロノヴェーダを考えて推察しながら



 阿修羅王の脇を固めていた護衛のアーディティアは倒れた。
 亜人たちの軍団は壊滅させられ、生き残りのは四散したか、最初から駆けつけられる距離に居ない連中ばかりであった。
『さて褒美として、なんぞ聞きたい事や言いたい事はあるか? なければ死合うとしよう』
 阿修羅王は壊乱した亜人たちの軍団を再統合しようなどとしていない。
 この期に及んで時間稼ぎを行うつもりはないのだろう。
(「下らん……その武勇も威信も全てが紛い物だろうに」)
 フレデリカ・アルハザード(正逆の聖女・g08935)は阿修羅王の剛毅さに憤りを覚えた。
 一から十まで自分の気概で成り立った武将とは違い、クロノヴェーダはあくまで歴史の存在を奪っただけだ。
 高い基礎能力も、学ぶべき生き方もトレース事が出来ると思えば尊敬に値しない。
(「まぁ、その腕力に炎は脅威だ。無駄に怒らせる気はないし、情報の為には我慢しておこう」)
 内心で全否定しながらも、フレデリカは情報収集のために心のなかに留めておいた。ここで文句を言う事に意味はなく、スッキリする以外の価値はない。ペラペラ喋てもらう為には、少しくらいこちらから歩み寄る事も必要だろうと判断したのであった。

 そして似たような意見を持つ仲間と共に阿修羅王へ言葉を投げた。
「仮にもインド神話の神、アーディティヤを名乗ると言うならば……さぞ、貴様らも新たなアーディティヤが生まれるのには執心するだろうな。貴様も、新たな闘神が生まれるというならば行動は起こすだろう?」
『ふむ』
 阿修羅王はまずフレデリカの言葉を聞き、同じような意見の仲間にも話を聞いた。
 その上で軽く頷き、話の続きを促す。
「蟲将や亜人と違い、貴様らは個の力にリソースを割いたクロノヴェーダ種族。貴様も、本来ならば精鋭揃いのアーディティヤの軍団を率いてみたいんじゃないか?」
 フレデリカは阿修羅王の闘争衝動を良い感じに刺激し、くすぐりながら言葉を連ねた。
 新たなアーディティヤが生まれるならば阿修羅王はどうするか、という形で言葉を引き出していく為だった。
「無論、私達も使えるものは使うだろうが……やはり、同胞が一番しっかり来るというものだろう?」
『それはそうだ。全てが許されるのであれば、俺もそうするだろうよ』
 フレデリカともう一人の差は、プラス面とマイナス面の差と言えた。
 彼女は阿修羅王個人の感情と、アーディティヤの有能さを口にして話を連ねた。
 もう一人はそうしなかったマイナス面を語り、そこまでのマイナスを許容せねばならない理由について理論立てて語っている。
『話はそう単純ではないのだ。我等アーディティヤは強い』
 その双方を聞いた上で、フレデリカに大して向き直ったのは阿修羅王の考えた決断がこちらに近いからだろう。
『その強さゆえに、特に力の弱い『トループス級』の数は少ない。それを補うのが、蟲将であり、亜人であったのだ』
(「やはりか。ここまでは答え合わせに過ぎない。此処からだな」)
 阿修羅王の戦闘面ーー戦神相手に論理をぶつけ、反応を引き出してみる。
 そしてアーディティヤの感情エネルギーは信仰であり、インド神話やこれまでの信仰系クロノヴェーダを考えて推察しながら考察した事は正しかったのだ。
『アルタン・ウルクを降して戦力化する事ができたならば、最善であったのだろうが。あれは、我らの手にも余る。滅ぼすしかないのだろうな』
 そこから先の情報を期待した。
 だが、まさかこの話に飛び火するとは思わなかった。
(「まさかアルタンを語るとはな。だが恐れてはない。だが、クロノヴェーダのルールでも支配できないと?」)
 言われてみれば兵としてはアルタンが最適ではある。
 しかし、上の階級の物と切り離せばたいていの場合は従うものだ。
 現に蟲将三国志だって、魏呉蜀の兵は初期から所属があてに成らなかった。
 特に兵の種別が少ない軍は、他から下した連中を使っていたほどだ。
『ここまで言う事もないが、あえて教えてやろう。善神と悪神が番って、多くの信仰を得れば、新たなアーディティヤが生み出す事もできる』
 最後にそう言って、阿修羅王は掌を合わせた。
 音が鳴るのは右手と左手が合わさったからで、片方だけの理由ではない。
 つまり、善神への信仰だけでも悪神への信仰だけでも、アーディティヤは生み出せないのだろう。エネルギー効率も考えたら、亜人や蟲将を配下にした方が良いのは間違いがなさそうである(ア>亜>蟲の力量差があるとしても)。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

エイレーネ・エピケフィシア
我らの眼前には、天空寺院で去ったカーリーの行き先を知り得る者が居ます
ここで手掛りを得られなければ、次はいつ聞き出す機会があるか分かりません
攻略旅団で採択された方針ではありませんが……断片的な情報でも聞き出せないでしょうか

≪神護の長槍≫を儀仗じみて構え、対話の意志と強者への敬意を示します
偽神を悉く嫌う心を今は抑えましょう

阿修羅王よ。あなたは天空寺院に引き返さず生死を賭した戦場に姿を現しました
只管逃げ続けたカーリーとは、全く以て魂の在り方を異にしていると見えます

カーリーの怯懦は女として生まれた者全ての恥です
嗚呼、あの者は夫たるシヴァの聖地・カイラス山にでも帰ったのでしょうか?
或いはさらに遠く、バラナシや山越まで逃げていても驚きはしませんが……

……は、失礼しました
臆病者の去就など案じてはなりませんね
今はただ勇者の武威のみ在ればよいのです
闘いに生きる者同士、刃で語り合うとしましょう

……と、気持ちよく決戦に入る前につい愚痴を口走ってしまったフリを
阿修羅王の反応からカーリーの行き先のヒントを探ります



(「我らの眼前には、天空寺院で去ったカーリーの行き先を知り得る者が居ます」)
 エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は彼方に見え隠れする亜人たちへの怒りを抑えながら思考をまとめた。亜人たちはもはや軍団を形成しえない、数が居たとしても遠過ぎて制御できない。だとしても怒りが収まるわけではないがここで怒りに任せる意味もない。
(「ここで手掛りを得られなければ、次はいつ聞き出す機会があるか分かりません。攻略旅団で採択された方針ではありませんが……断片的な情報でも聞き出せないでしょうか」)
 亜人への怒り以上に必要な事があった。
 何処かへと行ったカーリーの居場所を突き止め、倒さねばならないのである。
(「亜人を、偽神を悉く嫌う心を今は抑えましょう。今は対話の時です、女神も蛮勇を嫌っておられるではないですか」)
 亜人の命運を絶ったとはいえ、生き残りを使い捨ての兵に出来るかもしれない。
 アーディティヤは神を名乗る偽物で、神官である彼女にとって嫌悪の対象である。
 だが、それ以上の為さねばならない時がある。ファロスの光を見逃してでも、カーリーを倒し邪仙境式天空寺院を手に入れようとした時のように。

 その為に槍は儀仗の様に構え、強者へ敬意を示すかのようなポーズを取ったのである。
「阿修羅王よ。あなたは天空寺院に引き返さず生死を賭した戦場に姿を現しました。只管逃げ続けたカーリーとは、全く以て魂の在り方を異にしていると見えます」
『ふっ』
 エイレーネの言葉に阿修羅王は鼻で笑った。
 もちろん彼女を笑ったのではなく、ディアボロスとの決戦を避けたカーリーを笑ったのである。
「カーリーの怯懦は女として生まれた者全ての恥です。嗚呼、あの者は夫たるシヴァの聖地・カイラス山にでも帰ったのでしょうか? 或いはさらに遠く、バラナシや山越まで逃げていても驚きはしませんが……」
『ふ。はははは。ワーッハハハ』
 エイレーネが語る女の話にはあまり興じず、何処までも逃げそうだという話には乗って来た。笑いの琴線が何処にあるのか分からないが、もしかしたら逃走というのは阿修羅王にとっては論外なのかもしれない。
「……は、失礼しました。臆病者の去就など案じてはなりませんね。今はただ勇者の武威のみ在ればよいのです。闘いに生きる者同士、刃で語り合うとしましょう」
 阿修羅王が冷静な思案に入る前にエイレーネはこの話を打ち切った。
 あまり長引かせても他者を貶めることで阿修羅王を持ち上げようとしていると思われても困るからだ。むしろ気分よく語ってもらう為に流れを調整したのである。
『あやつの行先など知らぬし、あやつが俺に告げたことを守る理由もない。だが、その上で推測するならばそうだな……』
 状況を阿修羅王は理解し、それを何とかする知略も有している。
 だが、それを良しとせず、戦いを好む。ただ、必要ならば敵対者にも三つの頭で練った知恵を授ける。
 おそらくは四大阿修羅王の中でも重鎮たる毘摩質多羅阿修羅王に相応する阿修羅王なのだろう。そう名乗ってないのは同じ存在とされる別のインドの神が既に存在でもしているのだろうか? あるいは阿修羅王を一つとすることで効率を良くしたのか?
『先の話にも通じるが、アーディティヤは軽々に増やすことなど出来ぬ。だが、あやつも理が分からぬ愚物ではない。蟲将を集めて戦力を増やそうとでもしているのではないか?』
 カーリーの行き先は知らないし、あくまで推測でしかないと阿修羅王は語る。
 だが、そこには重要な情報は幾つか秘められていた。
(「山越へ? 一息に移動できるというのですか? それとも……他にも蟲将を配置した重要な場所がある?」)
 それが可能であると阿修羅王は確信があるようだ。
 天空寺院ならば山を越える以上のスピードを出せるのか、それとも別の方法でショートカットするのか? 可能性は低いが単に序盤の様に蟲将が守る地があるのかもしれない。いずれにせよ、『知らないし、カーリーが言ったことを守るとは限らない』と告げたという事は、逆説的に阿修羅王の語ることは嘘では無かったという事になる。それこそ彼が知っている事なら真実を教えて貰えたであろうし、知らなかったとしても攻略旅団で集めた情報を元に聞き方を変えて居れば、この男ならば『おそらくはこうだろう』と推測を返してくれた可能性はあった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エイティーン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!


『さて。言葉は尽くした。ならば語るのは戦いのみよ』
『うぬらが用いるのは力か? 技か? それとも通力か? それとも信念か!』
『いずれでも良い。その戦いを見せよ』
 阿修羅王は追い詰められている。だが、勝てば良いと思っているようだ。
 実際に、それだけの力を有しているのだろう。少なくともアーディティヤで上位の戦闘力であるのは間違いあるまい。
『戦え! この阿修羅王とな!』
 そこに悪意なく、蛮勇では無く矜持と自信に満ちた姿があった。
風祭・天
お、戦闘開始? それなら一番槍を付けるのは私かなー☆
ドーモ、風祭天です☆
…ん? や、だって…最期に戦ったかわちぃな女子の名前くらいは知っておきたいっしょー?

奈良のお寺で拝観したのとは違ってムキムキだにゃー☆ は、兎も角…六腕がガチのマでぱおん案件。鍔迫り合い系の動きをしたら変なトコから残り四腕の攻撃が飛んでくるやばばばな感マシマシ☆
そんなハチャメチャに押し潰されん対策として、一撃離脱をメインにゴー☆ その武骨な手、女の子を抱き締めるには血塗れ過ぎるぜぃ☆

さて、使うならとりあ初式抜刀かな☆
緒戦で元気マシマシな阿修羅王に一撃必殺とは流石に私も思ってないし、先ずは攻撃を通すからの未来予知も使いながら相手の動きを掴む、更によきよきな機会を掴めれば、全力でぶった斬る☆ ちな、阿修羅王の反撃は喰らうとあちちでぴえんになりそうだから、驀直去で弾きつつ直撃は避けるぜぃ☆

他の人たちとは攻撃タイミングをズラすとかの連携ありありでゴーゴー☆
つよつよな敵と戦うからには皆で協力せんとねー☆


フレデリカ・アルハザード
さて、それでは死んでもらおうか
修羅道の修羅達の軍勢に対し、空中に挿入した『媒体』に『正逆』を入力し、戦場一帯に蒼穹を展開
ガードアップで炎の修羅の攻撃によるダメージを軽減し、そこから反撃を開始
蒼穹の中と下では風が吹けば莫大な熱量の光熱が放射され、陽光が降り注ぐと同時に膨大な風量の竜巻が真空の刃を大量に撒き散らしながら発生する……風と光を用いて、焔の修羅を不死身であろうとも蹴散らしていき、そこから命中アップとダメージアップ、先行率アップで先手を取り、威力と精度が上昇したパラドクスで一掃していきます

これが我らの英雄譚、という奴だ
それを成せるのは、貴様ら偽神だけではない!

指を鳴らし、陽光が発生すれば風が、風が発生すれば陽光が敵を滅ぼすシステムで炎の修羅諸共阿修羅王を薙ぎ払っていく
優れた指揮とやらも、猛烈な風と光の連撃瀑布を仕掛けられれば、話にならんだろう
この太陽神の風と光の前に、滅されると良い!



「お、戦闘開始? それなら一番槍を付けるのは私かなー☆ ドーモ、風祭天です☆」
『む?』
 阿修羅王に対して一人の少女が駆け出した。
 かっこかわゆく宣戦布告だぜい。
「……ん? や、だって……最期に戦ったかわちぃな女子の名前くらいは知っておきたいっしょー?」
『わーはははは! この阿修羅王に対し言いおるわ! 墓に刻んでやろう!』
 自分を倒した者の名前を知らなければ残念だろう。
 そういう風祭・天(逢佛殺佛・g08672)の言葉に阿修羅王は笑った。剛毅な振る舞いは嫌いではないのだろう。
「さて、それでは死んでもらおうか」
 そのやり取りが終わるや否や、フレデリカ・アルハザード(正逆の聖女・g08935)も参戦した。ただし、奇襲や強襲はしない。空中に『媒介』を挿入し、『正逆』の特性を戦場一体に展開したのだ。
『そちらは名乗らんのか? まあ必要なら先ほど語って居るか。良かろう』
 阿修羅王は先ほどのフレデリカとの会話と、天の名乗りを考えてそうまとめた。
 既に会話をする意味など無く、後は戦うべき状況だ。それゆえに六つの腕を構え、炎を纏って戦闘態勢を整えたのである。
(「奈良のお寺で拝観したのとは違ってムキムキだにゃー☆ は、兎も角……六腕がガチのマでぱおん案件。鍔迫り合い系の動きをしたら変なトコから残り四腕の攻撃が飛んでくるやばばばな感マシマシ☆」)
 その様子を見て天は恐るべき相手であると見抜いた。
 クロノヴェーダの外見はあくまでオマケだが、その六つの腕が本当にパワフルに見えて来る。もし下手を討てば苦戦は免れないと言った風情であった。ちなみに阿修羅王は主に四人居ると言われており、彼女が見たのは少年としての阿修羅王である(羅睺だったかな?)。
(「そんなハチャメチャに押し潰されん対策として、一撃離脱をメインにゴー☆ その武骨な手、女の子を抱き締めるには血塗れ過ぎるぜぃ☆さて、使うならとりあ初式抜刀かな☆」)
 天はまず未来予知を使って『剣戟で殴り合うと仮定して』様子を伺った。
 すると、何をやっても負ける未来が見えて、足取りを変え、構えを変えてようやく一撃離脱の機動戦に勝機を見いだしたのである。
(「お仲間は後手の予定かにゃ? それはそれでアリアリ。つよつよな敵と戦うからには皆で協力せんとねー☆緒戦で元気マシマシな阿修羅王に一撃必殺とは流石に私も思ってないし、よきよきな機会を掴む。……生死悠々として定止なし――!!」)
 天は浮かれ放題の精神性を、突如として改めた。
 彼女が収める捌式抜刀の中でも『基本』とされる型を取ったことで、精神性がプリセットされたのだ。武道における精神改造、あるいは肉体もろとものコントロールで抜刀の構えを取る。
「しゃっ!」
 美しい程に見事な抜刀術。
 一部の流派は基本の先にこそ奥義が来ると言われている。
 天は千変万化の抜刀術でもって、相手の六腕による攻防一体の構えを打ち崩しにかかったのだ。それも走り込んで切り裂くことで、足を止めての打撃戦で殴打されまいとしたのである。
『見事だが、相手が悪かったな』
「うっそーん。とりま、ぴえんだけは勘弁だぜぃ!」
 洗練された一刀が阿修羅王を切裂かんとするが、太い腕から来る手刀がそれに逆行する。炎を纏った豪放な一撃が見舞われ、天をふっ飛ばしたのだ。彼女が重傷にならなかったのは、予めこうなりかねないと予想して、機動戦で軸をずらしていた事、そして直撃だけは避けようと太極図にも似た魔力障壁でガードしたことである。
『来んのか? ならば、こちらから行くぞ!』
「来い!」
 その場に複数人の仲間がいる中で、阿修羅王はフレデリカを目指した。
 パラドクストレインで時間を調整する都合上、ディアボロスの方が先制を取り易い。
 攻撃するとしても誰か一人。ならば先手を譲るかに見せたフレデリカを狙うのはあり得る話だ。そう言った前提条件の中で、フレデリカは先手を譲ることでまず反撃し、そこから入る自分の攻撃で連撃を狙ったのである。
『行け、我が兵どもよ』
 炎で出来た悪鬼達の軍勢。
 それはフレデリカの攻撃を受けたとしても、風が吹けば蘇る悪夢の軍団。
 加えて攻撃と反撃では威力の大前提が異なっている。召喚された炎の軍勢は、たちまちのうちにフレデリカを焼き焦がさんとした。
「優れた指揮とやらも、猛烈な風と光の連撃瀑布を仕掛けられれば、話にならんだろう。この太陽神の風と光の前に、滅されると良い!」
 フレデリカは指を鳴らし、蒼穹の中と下が織りなす莫大な熱量の光で焼き払う。
 それだけで烈風が巻き起こり、真空の刃が敵群を切裂いて行くだろう。
 炎の修羅たちが何度でも蘇るならば、その場を切裂き続ける光熱と真空の刃で攻撃し続けたのである。
『狙いは良い。だが、一つ忘れて居らんか? 俺とお前の、絶対的な戦闘力の差だ』
 蘇る炎の軍勢も、その場を焼き切裂き続ける蒼穹も、共にパラドクスである。
 パラドクスの形容であり、また組み込むスキルや残留効果の差であった。
 ならば二人の能力差で、ほぼ結果が決まるのは当然だろう。反撃から入った事で命中精度は上がっているかもしれないが、攻撃力や体力の差は覆せない。
「くっ……まだだ。これが我らの英雄譚、という奴だ。それを成せるのは、貴様ら偽神だけではない!」
 だがフレデリカは諦めずに攻撃を続行した。
 彼女がパラドクスに織り込んだガードアップで身を守り、自分の攻撃に仲間から借りた先制率アップも合わせて自分の攻撃を掛ける。そして彼女は聖なる力を用いて攻撃したことで、敗北する運命を免れた。もし剣で攻撃しパワーで攻め立てて居たら、天が見た未来の様に完全に押し負けていただろう。
「もしかしなくてもだけど、ラスプーや秀吉といきなり戦ってたらこうなってたのかも☆」
「だからと言って負けるわけにはいかない!」
 かくして二人は正面から戦えば苦戦しかねない状況から、意地で善戦にまで勝敗を引き戻したのであった。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!

エイレーネ・エピケフィシア
愛するクロエ様(g08917)をディフェンスし共闘

阿修羅王よ、我らが力の根源を六つの眼で見定めてご覧なさい
個の強さはアーディティヤはおろか、蟲将や亜人にすら劣りますが……
それでも勝ち抜いて来たことには、相応の理由があります

≪神護の長槍≫と≪神護の輝盾≫を手に前衛を担当
横に顔があろうと正面への視界は常人と大差なし。我が身を盾としてクロエ様の姿を隠し、身を護ります
後衛の動きの視認を阻害し、不意に痛撃を浴びせやすい状況を作りましょう

わたしとクロエ様のどちらかが好機を見つけて攻めたなら、もう一方もすぐさま動きます
盾を構え不動の姿勢のまま『勝利齎す女神の威光』を発動
クロエ様が突然わたしの背後から放った冥炎に聖光を重ねるか、溢れる聖光が敵の視界を覆った隙に冥炎を合わせて貰います
「二発目が来た」と認識しづらい形で一瞬の内に双撃を

反撃の剣は盾で防御
飛び散る炎に飲まれそうな時はクロエ様と共に後退し距離を取ります

魔女の灯す導火が、弱き身にすら英雄の道を歩ませます
――共に在るからこそ、我らは此処に至ったのです


クロエ・アルニティコス
愛するエイレーネ(g08936)をディフェンスし共に戦います

魔術か、信仰か、殺意か。何がお前を殺すものか、好きに解釈をするといいでしょう。いずれにせよ、結果は変わらないのですから。
いきましょう、エイレーネ。あなたの道は私が照らします。

三相の杖に冥府の火を灯し【三界巡る冥府の火】。後衛より冥府の火を放ち阿修羅王を焼きます。
ゲーリュオーンのような姿にアルタン・ウルクとも戦ったことがあるような口ぶり。多数との戦闘は苦手ではなさそう。
周囲を包囲するだけでは優位に戦うのは困難かもしれません。

エイレーネと攻撃のタイミング、そして攻撃する箇所も合わせることで、包囲ではなく同時攻撃、連続攻撃で敵の守りの突破を狙いましょう。
エイレーネの槍が光を放つのに合わせ、炎が光の軌跡に沿うように、あるいは私の炎がエイレーネの光を導くようにして冥府の火を放ちます。

敵が呼び出した炎の軍勢には冥府の火を放ち、炎には炎で相殺を。

一人では成しえぬことも、二人なら越えられる。
お前が私たちをどう評しようと、今日もそうするまでです。



 ディアボロスたちは阿修羅王との決戦に挑んだ。
 その場にいた数名が歩調を合わせ、あるいはタイミングを変えて強敵に挑んだ。
「魔術か、信仰か、殺意か。何がお前を殺すものか、好きに解釈をするといいでしょう。いずれにせよ、結果は変わらないのですから」
 クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は静かに語り掛けて三つ又の杖を構えた。何時でも魔術が使えるように意識を集中させ、自分を守ってくれる恋人と呼吸を合わせるのだ。
「阿修羅王よ、我らが力の根源を六つの眼で見定めてご覧なさい」
 そしてエイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は恋人を守るかのように阿修羅王の前に立ちふさがった。盾で自分よりも恋人を守り、槍で巨漢に立ち向かわんとしている。
「個の強さはアーディティヤはおろか、蟲将や亜人にすら劣りますが……それでも勝ち抜いて来たことには、相応の理由があります」
『言葉での戦いは過ぎた。とっとと掛かって来んか』
 エイレーネの言葉は通じなかったかに見える。
 だが、彼女にはもう一つ目的があった。
 六つ目の目で己を見よと言ったのは、自分に引きつけてクロエから目を反らせる為であった。
(「いきましょう、エイレーネ。あなたの道は私が照らします」)
(「わたしとクロエ様のどちらかが好機を見つけて攻めたなら、もう一方もすぐさま動きまよう」)
 見つめ合ったりなどしない、ただ思い合う恋人たちは互いの目的を交えて一つとなっているのだ。肩を並べようと、前衛と後衛に別れようと大した差では無かった。
(「ゲーリュオーンのような姿にアルタン・ウルクとも戦ったことがあるような口ぶり。多数との戦闘は苦手ではなさそうですね。周囲を包囲するだけでは優位に戦うのは困難かもしれません」)
 クロエは自分が植物から作り上げる怪物の姿を想起した。
 仮に左右から同時に攻め掛かっても、おそらく意味をなさない。
 逆連鎖戦では多少の所作では、相手にも簡単に対処されてしまうのだ。もっと効果的に、幾つもの努力を積み上げてこそ、ようやく勝率をあげられるのだから。
(「横に顔があろうと正面への視界は常人と大差なし。我が身を盾としてクロエ様の姿を隠し、身を護ります。視認を阻害し、息を合わせて共に戦いましょう」)
 エイレーネ達が目論んだことは簡単だ。
 包囲戦に身はないが、縦に並んだ一直線の陣形ならば見難いのではないかとうこと。もちろんメリットもデメリットもあるが、最も重要なのは、この方法は実行し易く、そして失敗し難い事である。何しろどちらかが攻撃の兆候を見せたら、もうひとりが攻撃すれば良いl。そして前に立つ者が後ろの者を守り、可能であれば後ろ者が別の属性で前の者を守れば良いのである。
「アテーナー様! 大神ゼウス様の姫神にして、勝利を齎す女神よ! どうかこの槍に、人々の敵を撃ち破る力をお与えください!」
 エイレーネが朗らかな声から、凛とした詠唱を始めた。
 その色彩はまばゆく、激しく輝く信仰により加護を齎す槍である。
(「冥府の女神にして魔術の女神ヘカテーよ、あなたを信じる者に目をかけて頂けるなら、どうかこの杖に神話の灯火を!」)
 やや遅れてクロエが囁く様に詠唱を開始する。
 その色彩は暗く、黒き冥府の炎で燃え上がる魔術の杖である。
「はああ!」
 エイレーネが繰り出す光の奔流は破壊光線として阿修羅王を撃った。
 盾を構えて身を……いやクロエへの視線を遮りながら戦列で、極太の光で敵を討つ!
『ふん!』
 それに対して阿修羅王の剣が迎え撃つ。
 炎の剣がエイレーネを切裂き、激しく燃やしていったのである。
「あああああ! アテーナーよっ……」
「女神よ! 我が神ヘカテーよ!」
 エイレーネが後方へ飛び、同時に盾を構えて下がる。
 合わせてクロエは魔術を解き放ち、天と地と海を……阿修羅の領地とされる海を焼かんとした。
『征け』
 これに合わせて阿修羅王は炎の軍勢を進ませた。
 クロエを狙ったものだが、まるで寄り添う恋人たちを襲わんとしたかに見える。
「エイレーネ!」
「クロエ様!!」
 炎の剣が切裂き、炎の軍勢が暴れ回る。
 逆連鎖戦ゆえにそれぞれ一瞬であるが、まるで恋人たちがそれぞれを守り合いながら戦ったように見えたかもしれない。
『もしかして俺が戦場を俯瞰できぬと思っておらんか? 縦であろうと意味はない。だが、そうだな。合わせ易いか……ふむ。善神と悪神もこうあるべきなのかもしれんな』
 二人の作戦には意味はなかったようだ。
 だが、その立ち位置と連携には意味があった。
 ゆえに、巡り巡ってそうし易い様に配置となったことで、作戦はそれなりに意味があったのだろう。
「一人では成しえぬことも、二人なら越えられる。お前が私たちをどう評しようと、今日もそうするまでです」
「魔女の灯す導火が、弱き身にすら英雄の道を歩ませます――共に在るからこそ、我らは此処に至ったのです」
 ディアボロス達は連携し、互いに力を合わせて戦って居る。
 クロエとエイレーネはその象徴のような姿であった。
 それは恋人たちであるがゆえに、作戦を話し合い、どうすればタイミングを合わせられるか相談した結果なのかもしれない。

 その事が、互角であったはずの戦いを勝利の側に傾けたのであった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】LV1が発生!

伏見・逸
(連携アドリブ歓迎)(仲間は苗字呼び)
必要に応じ、味方をディフェンス

武人って奴か。嫌いじゃねえよ
俺がそっちのお眼鏡にかなうかは知らんが

周囲の味方と声を掛け合い、敵の動きや状態等の情報を共有
立ち位置は前衛。できるだけ敵に張り付き【禍竜の鋭刃】(長ドスでのシンプルな斬撃)で攻撃
腕の一本や二本斬り落とせれば僥倖、切断できずともこちらに引きつけられれば上等
【命中アップ】【ダメージアップ】の力を借り、出来るだけ効率よく敵の体力を削るが、最優先目標は「味方が攻撃を叩き込む為の隙作り」
敵の攻撃は【ガードアップ】を借りつつ、長ドスや尻尾、翼を使って受け流す
可能な限り攻撃の動きを止めず、敵と距離もとらず、動ける間は細かな負傷は気にせず、敵に張り付き続ける

罪人を灰にする地獄の業火か。そりゃあ怖えなあ。何しろこちとら罪まみれなもんでな
…まあ、燃えてもこの身体が動く間は、灰になるまでは暴れるさ
俺が燃え尽きても、後を託せる奴らはいる

(俺が途中で力尽きるなら、その時が俺が作れる最大の隙だ。
見逃さず、力一杯ぶちこめ)


呉守・晶
連携アドリブ歓迎

まぁなんだ、テメェのような奴は嫌いじゃねぇぞ
ごちゃごちゃ策を弄する奴よりも自分の力に絶対の自信を持つ真っ向勝負を好む武人のが戦う相手として好ましいからな、お前もそうだろう阿修羅王?
それに、だからこそお前に打ち勝ちたいと思うし、その為に全力で挑ませてもらうぞ!

魔晶剣アークイーターの封印を一部解除して巨大な牙と口のような異形の大剣に変異させながら突っ込むぞ!
チッ、流石は帝釈天のライバル的存在の名を持つだけあるな!戦闘神に相応しい実力だな!
【未来予測】を使って一秒先を見ることで可能な限り致命傷を避けながら進むぞ、避けきれないなら左腕や足を盾にして獄炎の斬撃を受けて逸らしてやる。脚を潰されたら【飛翔】で補う!剣持つ右腕が無事で即死しなけりゃそれでいい!
間合いまで踏み込んだら全身全霊を賭けた一撃で叩き斬ってやる!
女如きにだと?俺を女扱いするなぁ!テメェは女に負けるんじゃねぇ、俺達ディアボロスという強敵に負けるんだ!それをその身に刻み込め!喰い破れ、アークイーター!



「まぁなんだ、テメェのような奴は嫌いじゃねぇぞ」
「だな。武人って奴は嫌いじゃねえよ。俺がそっちのお眼鏡にかなうかは知らんが」
 呉守・晶(TSデーモン・g04119)と伏見・逸(禍竜の生き先・g00248)は思わず同じようなことを言って苦笑した。
「ごちゃごちゃ策を弄する奴よりも、自分の力に絶対の自信を持つ真っ向勝負を好む武人のが戦う相手として好ましいからな。お前もそうだろう阿修羅王?」
『当たり前だろう? 血沸き肉躍る戦いこそが俺のもっとも好む処よ』
 晶の言葉に阿修羅王が笑って答えた。
 睨み合いはしているが、顔なんか見なくともお互いにニヤリとしているのが判る。
 後は肩を鳴らすのか指を鳴らすのか、それとも掌に拳を叩きつけるかの差でしかない。
「だからこそお前に打ち勝ちたいと思うし、その為に全力で挑ませてもらうぞ!」
 晶は魔晶剣アークイーターを敵に向けて掲げ、不意打ちなどせぬとばかりに変形させた。
 巨大な牙と口のような異形の大剣に変異させながら見栄を切る。
『掛かって来いと言った!』
(「止めるのは野暮だな。声は掛けるとして、全力を出させてやるのが筋ってもんか」)
 笑って挑戦を受けるチャンピオンのような姿に、逸は自身の有り様を決める。
 正面から突っ込んだら不利なのはわかっているが、虚仮の一念というのもある。
 周囲の仲間の戦い方を見た感じ、少々の工夫ではどうにもならない相手のようだ。むしろここは仲間の好きにさせ、そのフォローに動く方が彼としても正しい様な気がした。それが骨を拾う事になっても……だ。
「味方が再編するまでここで食い止めるぞ。腕の一本か二本、いや時間を寸刻奪えれば十分だ!」
 逸は仲間たちと情報を共有し合い、そして修羅王を倒せるだけの情報を持ち帰る気でいた。
 もちろん本当に腕を切り取瀬れば言う事はないが、逆連鎖戦で巨大なオブジェクト相手以外に、部位攻撃が成功した例は殆どない。むしろ、失敗して上等、それだけの覚悟を決めたということである。
「わーってるよ! ……チッ、流石は帝釈天のライバル的存在の名を持つだけあるな! 戦闘神に相応しい実力だな!」
 晶は垣間見た未来を見ながらそう応えた。
 走りながらルートを変え、構えを入れ替えてから突撃を掛けた。
 未来予測は行動すると直ぐに変わるので戦闘には使い難いが(神速反応ほど難しくはない)、軽く様子を見るくらいはできる。どうやっても苦戦する未来が見え、頑張っても押し返すのが手いっぱい。ならば余計な事は考えず、致命傷だけは避ける戦いを選んだのである!
「――真っ二つにしてやらあ」
 逸は仲間より先に突っ込んで、晶に様子を観させることにした。
 同時に突っ込めば能力がフラットな晶が先に行きそうなものだが、未来予測の為に集中した分だけ逸の方が早い。この手の残留効果を使う時の欠点の一つだが、今は良い方向に働いている。
「そらよ! 俺の腕も足も、尻尾でも何でも持って行きな! 代わりにてめえの腕をいただく!」
『やれるものならば、やってみせろ!』
 逸は研ぎ澄ませた長ドスだけではなく、殴り掛かり、あるいは尻尾も交えて攻撃を続けた。攻撃としてはシンプルに相手の腕めがけて攻撃を掛け、ただ切断するという結果を求めて振り抜いただけだ。その後はただの余禄、相手の攻撃を受け流す形で、出来れば相殺できれば御の字とばかりに叩きつけているだけ。
『カーカッカカ!』
(「罪人を灰にする地獄の業火か。そりゃあ怖えなあ。何しろこちとら罪まみれなもんでな。……まあ、燃えてもこの身体が動く間は、灰になるまでは暴れるさ」)
 叩きこまれる無数の拳が、逸の体を揺らしている。
 炎を纏った正拳、裏拳、あるいは肘打ちの連打を受けてもなお、そこに留まった。
(「俺が途中で力尽きるなら、その時が俺が作れる最大の隙だ。見逃さず、力一杯ぶちこめ」)
 その理由は単純明快、仲間が攻撃をする為に、そこで踏み留まって注意を引きつけたのだ。翼も傷み、尻尾も燃えている。だが、それがどうしたというのだ! それで少しでもダメージが増やせれば良い、仲間の攻撃が通り易くなれば良いと命を懸ける。
「うおおおお!!」
 その時、晶は奇妙な刃を掲げて飛び込んでいた。異形の刃、捕食剣『貪リ喰ラウモノ』それが晶が作り上げ、封印していた絶対的な力だ。何をやっても巧者いひっくり返されるならば、相手の血肉を喰らえるだけ喰らおう。抗えるだけ抗い、どえだけ不利であっても諦めずに勝利を奪おうとする意志の現れであった。
『共に良き闘争心だ。そなたも女如きにしておくのが惜しい程よ』
「女如きにだと? 俺を女扱いするなぁ!」
 その攻撃を受けて、炎の大剣が晶を切裂く。
 すると晶は拳に当たりに行くような格好で刃を避け、またボディーブローで内臓を抉られるくらいならば、肩や腰に命中するのは構わず戦った。既に未来予測と変化しているので役には立たないが、あえて受けたり、致命傷を避けるという意味でならまだ機能しないことはない。相手の行動を通すことで、相手の動きを固定すれば未来は変わらないからだ。
「テメェは女に負けるんじゃねぇ、俺達ディアボロスという強敵に負けるんだ! それをその身に刻み込め! 喰い破れ、アークイーター!」
 晶は剣に込める力を、魔力を最大限に注ぎ込んだ。
 受けられたまま、そのまま押し切る為に、切断するためにこそ全力を奮う。
 未来が変らないからどうした? ならばそれ以上の結果を出して、未来を変えてやるまでだと手痛い反撃を喰らって血を吐きながら刃を一閃させる! 阿修羅王は炎の剣を攻撃にしか使わない、ならば受けるのは腕。その腕を切裂いてやろうと全力で振り抜いたのだ!
「大将! こっちも忘れちゃ困るぜ!」
 そこへ息も絶え絶えになりながら逸が立ち上がる。
 仲間は自分が切裂いた腕に斬撃を重ねたか? それとも別の腕を切裂き動きを止めたか?
 自分が燃え尽きても、後を託せる奴らが居る。なんと贅沢な事だろうと朱に笑う。

 こうして二人は阿修羅王と互角に戦った。
 例え勝利に届かずとも手を延ばす意思が、新宿に居る仲間達を奮わせる意志が戦いの天秤を傾けたのかもしれない。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!


『この俺自ら戦う状況に持ち込み、ここまで追い込んで見せるとはな』
『だが、確信したぞ。能力そのものは俺の方が遥かに上。突破できなくもない』
『お前達にこの俺を止められるか? この俺を倒せるか!』
 阿修羅王は強い。これまでのジェネラル級と比較しても強かった。
 ディアボロスたちが常の力を発揮しても、それだけでは互角、腕の差や得意分野で挑まれれば場合によって苦戦する。
 いつもならばアヴァタール級相手でも普通に戦うだけで勝利し、トループス級ならば余裕を持って倒せるのに、だ。
『我は闘神、阿修羅王。このリグ・ヴェーダにおいても屈指の力を持つと知れ』
『戦いを誉とする者よ挑むが良い。そうで無き者は心せよ』
『戦え! 闘え! この阿修羅王とな!』
 おそるべしはその戦闘力だけではなく、その眼力もまた高い事。
 ただ技を奮うのは当たり前、工夫を重ねただけでも通じまい。
 そこから、いかに積み上げるか、あるいはそれでも良しと心熱く戦うか。
 さて、ディアボロスの新たな戦いや、いかに?
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎

仲間との見事な戦いを繰り広げる『阿修羅王』へ己も向かう
武人としての敬意を抱きつつ、腰を低く、黒龍偃月刀で構えを取って<精神集中>

「復讐者、夏候・錬晏。いざ尋常に!」

名乗りと共に肉薄。昂る戦意に呼応した朱殷の闘気が巨大な怒龍を形成し、咆哮を轟かせる
逆説連鎖戦に距離は関係ないとしても、己に意識を向けさせ、偃月刀での直接の打ち合いに持ち込むと印象付ける

偃月刀の間合いに入った瞬間に【ダメージアップ】を付与したパラドクスを発動
【水源】で得た大量の水で『阿修羅王』を包みこみ、曝濫で圧し潰さんと迫る

反撃の炎で急激に熱せられた水は水蒸気となり一瞬の目くらましになる
大太刀は偃月刀で軌道を逸らし、炎のダメージ自体は重ねた残留効果の【ガードアップ】も用いて踏みとどまれば
水蒸気の死角を突いて懐へ偃月刀で切り込み、【命中アップ】を付与したパラドクスで腕の一本でもへし折る気概を

我らの力を"ここまで"と見切りをつけた時点で、雌雄は決している
重ね、繋げることが、我らの最大の強み
その身に刻むがいい…!


シエルシーシャ・クリスタ
アドリブ・連携は歓迎だよ

割と追い込まれててもこの上機嫌か。何ていうか、脳筋だね。
魔女どもに比べればよっぽどまともに見える……純粋に比較対象が悪いんだけど。
本当に負けるなんて、どうせ考えてもないんだろうね。
お前達はいつもそうだ。自分たちの命に届く格下の刃っていうのを、本気では信じてない。

鬼神変。主に大戦斧を振るい、出来るだけ味方と合わせて攻めよう。
三面六臂のその体を活かす戦い方は当然相当に練り上げてるはず。
でも、胴体は一つしかない。そして腕が飛ぶわけじゃない。
そうである以上、(攻撃や反撃はともかく、受けにおいては)限界は必ずある。
……そう信じて攻めよう。なるべく受け難いように、次が受け難くなるように。
阿修羅王の、攻撃に対応する余裕を削るための攻撃を重ねる。必要なら武器を替えたり、格闘も交える。
自分でも、他の味方でも。誰かが痛撃を叩き込みやすくなるように。

敵の攻撃は出来るだけ武器や盾で受け、熱防壁で軽減して直撃を避けたい。
熱いのには割と慣れてるんだ。直撃じゃなくて余波なら……まあ、何とかね。


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
仲間たちが切り拓いた道、俺も轍を繋ごう

アーディティヤには気持ちの良い者もいるものだ
キマイラウィッチに燻らされた心が洗われるよ
だが、亜人の存在と、亜人がこの国で為した事は看過できないものだ

阿修羅王よ、俺もまた修羅となり戦う者だ
お相手願う

PD通信を展開し、可能なら連携すの一助に
俺は阿修羅王の手傷を広げ、残留効果と共に繋ごう

両手の銃を連射し、PD攻撃
殴り合いでなく申し訳ないが、手数の多さなら銃も悪くはないだろう
敵を観察し、腕の振るい、身動きに応じ動き出す腕や腿の付け根を縫い留めるように跳弾させ
隙を生むことができたなら、銃弾は過たず心臓や頭を狙う
連携できれば、銃弾に手を取らせ仲間の一撃に繋ぐ
残留効果で火力を研ぎ、命中を狙い澄ます

敵の攻撃には、Eis-Spiegelの氷片を自身の周囲に撒くように配置
炎の軍勢の攻撃を阻害し、勢いを削ぎ
向かってくる残りはSegenの魔力盾で防ぎ
死角や急所を狙う一打を警戒し、身はコートで護る

戦いは得てして人を変えてしまうが
貴方とは純粋な戦いができそうだ!



 ジェネラル級アーディティヤ『阿修羅王』にディアボロスが奮戦する中、パラドクストレインで援軍が降り立った。
「みんな凄いな。ソレを受けて立つ阿修羅王も見事だ」
 夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は奮戦する仲間達と強敵を見て、素直な言葉を述べた。武人という言葉を形にしたら、あんな敵になるのだろう。
「仲間たちが切り拓いた道、俺も轍を繋ごう。参戦させてもらうよ」
 そして、血戦を戦い抜く仲間たちにエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)も駆けつける。武人というものを芸術家である彼はそれほど理解はできないかもしれないが、エトヴァには……いや、一部のディアボロスには判り易くする私心があったからだ。
「割と追い込まれててもこの上機嫌か。何ていうか、脳筋だね」
 一歩引いて戦いを垣間見るシエルシーシャ・クリスタ(水妖の巫・g01847)も、呆れこそすれ嫌悪感はそれほど抱いていない。何故ならば、嫌悪感を抱く対象はもっと別にいるからだ。そいつからこそが、判り易い比較対象とも言える。
「魔女どもに比べればよっぽどまともに見える……純粋に比較対象が悪いんだけど」
「アーディティヤには気持ちの良い者もいるものだ。キマイラウィッチに燻らされた心が洗われるよ」
 シエルシーシャとエトヴァは同時に同じ対象を思い浮かべた。
 ラ・ピュッセルでの戦いは心に影しかもたらさない。あの胸くその悪い戦いと比べたら、阿修羅王との戦いは清々しいまである。
「だが、亜人の存在と、亜人がこの国で為した事は看過できないものだ」
 エトヴァは亜人が女性を恐怖に貶め怪我した事、そしてソレを擁護した阿修羅王を許せそうにはない。
「そうだな。相手が誰であれクロノヴェーダは倒すべき存在だ」
 錬晏は仲間達の言葉を肯定した。
 武人と言うものは、いずれ倒すべき存在だ。
 戦い方は尊敬できるものであっても、敵対すれば必ず殺すものなのだから。
「本当に負けるなんて、どうせ考えてもないんだろうね。お前達はいつもそうだ。自分たちの命に届く格下の刃っていうのを、本気では信じてない」
 最後にシエルシーシャはそう呟いた。
 こちらをにらんだ阿修羅王に向けての事か、それともクロノヴェーダそのものに呆れ果てた思いであろうか。

 ともあれ、戦いは始まり、敵も味方も気を緩める様子はない。
「復讐者、夏候・錬晏。いざ尋常に!」
 錬晏は礼をするかのように、腰を低くして偃月刀を構えた。
 黒い刃が肩口に持ち上がり、いつでも切り掛かれるように備えられている。
 そして彼が名乗りを上げ走り始めると同時に、昂る戦意が朱殷の闘気となって巨大な怒龍を形成し、咆哮を轟かせるのだ。
「合わせる。いかに三面六臂で練り上げた武技があろうと!」
「心得た! 共に時を刻み、道を刻むとしよう!」
 シエルシーシャも肩を並べるように飛び出すと、錬晏は言うべきことを口にした。己が目指す流れ、そして後ろにいるエトヴァも含めた、自分たちがやるべきことをシンプルに表したのだ。
「行ってくれ!」
「うおおおお!」
 為すべきことは同じはずだ。
 ゆえにエトヴァも多くを語らず、錬晏も理解しているからこそ彼が使った轍という言葉に道を刻むと掛けたのだ。そして偃月刀を翻し、黒き刃ではなくパラドクスでもって攻撃を行う!
「牽制など不要! 圧し潰す!」
 錬晏が繰り出す攻撃は刃では無く、生み出される圧倒的な水量こそが本命である。
 濁流となって阿修羅王に降り注ぎ、凄まじい水圧で戦う攻防一体の一撃であった。
『そうこなくてはな! わーはははは!』
 阿修羅王はこれを正面から燃える拳で受け止め、炎の剣で偃月刀ごと錬晏を薙ぎ払おうとする。だが、パラフドクスとパラドクスはそのような干渉を行わない。時間軸を合わせて戦い合っているが、逆連鎖戦という僅かな時間では、外見程の相互作用は存在しないからだ。
「ぐっ……。しくじったか。だが、我が身は我が為す事のみ非ず!」
 もし錬晏が見誤ったとしたら、水と炎が水蒸気に成ったり水源がその位置で発生すると思った事だろう。だが、それを除いては全て上手く行っている。ダメージアップやガードアップは上手く水流に載ったし、仲間たちと共に協力し合って押し込むという作戦自体は上手く行っているからだ(見誤っている分が無ければ、もっと上手く行っていた可能性もある)。
「我らの力を"ここまで"と見切りをつけた時点で、雌雄は決している。重ね、繋げることが、我らの最大の強み。その身に刻むがいい……!」
 錬晏はそのまま偃月刀で抑え込む様にして阿修羅王に挑んだ。
 腕一本でもへし折る気概で切りつけ、あるいは仲間の援護へと変えようとしていたのである。
(「三面六臂のその体を活かす戦い方は当然相当に練り上げてるはず。でも、胴体は一つしかない。そして腕が飛ぶわけじゃない。そうである以上、限界は必ずある」)
 そこへシエルシーシャが飛び込んでいった。
 確かにパラドクスを用いた逆連鎖戦では、それほど意味はないのだ。
 頭や腕がいくつあろうと、体は一つ。体勢は攻撃を受ければ、あるいは仕掛ければ揺らぐものである。攻撃や反撃自体は行えているから気が付かないが、少しずつ隙を作り、あるいはフェイントであったり一撃離脱の様な、状況に合わせた工夫と組み合わせれば少しずつ差が出て来るのだ。
(「……そう信じて攻めよう。なるべく受け難いように、次が受け難くなるように」)
 そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない。
 シエルシーシャは曽於事を理解して尚、果敢に攻め立てることにした。
 最後は気力の勝負であり、あるいは先ほど錬晏が口にした『ここまで』で良いと思い込むことの悪癖をつこうとしたのだ。ディアボロスはそれ以上に積み上げ、阿修羅王はここまでで見切る。ならば、互いの工夫に置いてディアボロスが話回るのは当然であろう。例えそれが5%であろうと10%であろうと躊躇う理由はない! 何故ならば、その僅かな差で勝敗が変る事もあるのだから。
「はああ!」
 シエルシーシャは鬼の剛力で武器を叩きつけ、場合によってそれを入れ替えていった。時に大鎌で、時に剣や槌で、間に合わない時はナックルで。重要なのは阿修羅王の余裕を削る事。態勢を立て直す余裕を少しでも削り、隙を作るために攻撃し続けた。
『良いぞ! これぞ戦いだ! 異国のヤクシニよー! もっと楽しませろ!」
(「……それはどうも。熱いのには割と慣れてるんだ。直撃じゃなくて余波なら……まあ、何とかね」)
 阿修羅王の炎を纏う攻撃は強烈だ。
 だがシエルシーシャ自身も火焔使いであり、武器や盾で拳を防げば守れないほどではない。そのまま肉薄して戦う事で、阿修羅王の攻撃を捌いて仲間の為に戦い続けたのだ。
「阿修羅王よ、俺もまた修羅となり戦う者だ。お相手願う」
 そしてエトヴァもその列に加わる。
 仲間達に合わせて両手に構えた銃で射撃を行う事で。
(「殴り合いでなく申し訳ないが、手数の多さなら銃も悪くはないだろう。まずは手足を封じる。可能であれば、急所を! ――踊れ、導け、祈りの下に」)
 エトヴァは二丁の銃で次々に阿修羅王の腕や腿の付け根を狙った。
 仲間とは違う方向で攻めようと跳弾で穿ち、隙が出来たならば急所を狙おうと心臓や目を白銀の弾丸で狙う。それはシエルシーシャが狙った行為の延長であり、それこそがディアボロスたちが繋ぐ思いの重なりなのだ。
『飛礫か。面白い使い方をするものよのう。機会があれば兵に覚えさせるのも良かろう!』
 もちろん阿修羅王はソレを卑怯だなどとは言わない。
 古代では石を投げることも立派な攻撃であり戦術である。
 そして表芸は弓であり、飛び道具が卑怯などという事はない。炎の軍勢を召喚し、回胃込ませてエトヴァを狙いに行くだけのことである。
「そうはいかん!」
 エトヴァはその攻撃に対し、鏡のような氷の欠片を操って防ぎにかかった。
 白銀の籠手に魔力を注いで強固にし、魔力の盾を形成して修羅たちの攻勢に耐えていく。
『わははは! 貴様も我が軍勢に加えてやろう! 死して炎となれい!』
「戦いは得てして人を変えてしまうが、貴方とは純粋な戦いができそうだ!」
 攻め掛かる阿修羅王に、自分を……いや今の勢いこそを守り切ろうとするエトヴァ。
 互角に見える戦いは、結局のところ積み上げた工夫の勝負であり、最後は気力で押し切れるかなのだから。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【水源】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!

クロエ・アルニティコス
愛するエイレーネ(g08936)をディフェンスし共に戦います

言ったはずです。好きに解釈をするといいと。
ただ、これまでの戦いで全てを分かったつもりになるならば……やはり、ここで死ぬのはお前です。

冥府の神衣を纏うネメシス形態に変身し、戦闘を行います。

そうは言ったものの「勝てる」と油断する手合いではないでしょう。
持てる力と技を尽くしましょう。
エイレーネとは常に近くで戦い互いをディフェンス。
受けに回れば力で連携を断たれる可能性もあります。ならばこちらはあちらが力を十全に振るえぬよう、2人で猛攻をかけましょう。
【ヘカテー・アコニタム】を使用。敵の背後へ冥府の門を作り出し、伸びる腕で阿修羅王を掴み、生命力を奪います。
私が先に攻撃を行う場合は伸びる腕で阿修羅王を逃さぬよう掴みエイレーネの攻撃に繋げ、後に攻撃を行う場合は抗う力を削がれた阿修羅王を一気に冥府の門へ引き摺り込みます。
守護の青薔薇の結界で炎の悪鬼から身を守ります。

戦いを誉にはしません。ただ都市と民を守る英雄の隣に立てること、それが私の誉です。


エイレーネ・エピケフィシア
愛するクロエ様(g08917)をディフェンスし共闘

我らは神ならぬ定命の者
短い生涯の中で時に迷いに襲われ、或いは手痛い敗北を喫するでしょう
ですが……人には苦しみの中で己を高め、逆境に打ち勝つ強さが宿っています
――刮目しなさい。これこそ不屈の意志が生み出す力です!

黄金鎧を纏うネメシスを発現
≪オレイカルコスの聖槍≫と≪神威の聖盾≫を手に難敵と再戦を
クロエ様と並び立ち、余力の残る方が弱った方を庇って戦いましょう

槍の穂先に聖なる炎の刃を灯し、放つは『奮い立つ正義の一閃』
クロエ様より先に攻撃する場合は、長大な刃を斜めに振り下ろして複数の腕を同時に斬ります
敵が纏う炎に聖なる炎を重ねて火勢を食い潰し、得物を操る腕を傷つけ、クロエ様の技に抗う力を削ぎにかかります
わたしが後に動く場合は、冥府の腕が敵を捕らえた隙に大上段の一閃!
3つの頭の中心から胴にかけて一息に斬り裂く痛撃を!

業火の太刀とは槍先の刃で打ち合い、炎を払うと共に斬撃の狙いを逸らします

全ては、数多の命を救うために
――神々よ、我らが勝利をご照覧あれ!


呉守・晶
連携アドリブ歓迎

あぁ闘ってやるよ!
俺はまだ動ける、戦えるからなぁ!

ネメシスで髪が伸びてオッドアイと褐色肌になって全身に黄金の魔術紋様が浮かんで魔力の翼が大型化するぜ

阿修羅王、確かに俺達よりお前は強い
だけど、幾らお前が強くとも勝つのは俺達だ!
ただ強いだけの敵なら幾度も戦ってきた。だが、仲間達と繋いだチェインで俺達は個の力を、仲間達と紡ぐ絆の力で乗り越えてきて今此処にいるんだよ!

相手は闘神、同じ攻撃は避けるべきだな。攻め手を変えるか
魔晶剣アークイーターの封印を一部解除して、今度は峰に魔力噴射スラスターを持った巨大な片刃大剣に変異させるぞ
【飛翔】で低空ギリギリを最高速度で飛んで、その上で魔力噴射スラスターを吹かして更に加速して突っ込む!
技量と手数と力で負けるなら、速度で勝負だ!それに文字通り手数が多かろうと味方と連携して当たれば!
味方との連携と【未来予測】で僅かな隙も見逃さずに、味方の攻撃を受けた直後か味方を攻撃した直後を狙って魔力噴射スラスターを全開にして叩き斬る!
斬り裂け、アークイーター!



『良いぞ! これぞ戦いだ! 異国のヤクシニよー! もっと楽しませろ!」
「言ったはずです。好きに解釈をするといいと」
 仲間のディアボロスに放った阿修羅王の言葉に、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は反応した。何処までも傲岸な彼の言葉に思うところはあるのだろう。
「ただ、これまでの戦いで全てを分かったつもりになるならば……やはり、ここで死ぬのはお前です」
 そしてクロエは精神を集中し、復讐者としての力を最大限に燃やし始める。
 それは彼女の神である女神ヘカテーの、冥府の神に由来する神衣と力であった。
「我らは神ならぬ定命の者。短い生涯の中で時に迷いに襲われ、或いは手痛い敗北を喫するでしょう」
 エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)もまた同じく精神を集中させていた。怒りで戦うではなく、世界を取り戻し人々を守るための力を目覚めさせる力。
「ですが……人には苦しみの中で己を高め、逆境に打ち勝つ強さが宿っています。――刮目しなさい。これこそ不屈の意志が生み出す力です!」
 それは苦境を力に変え、知恵を巡らせる為の力だ。
 あるいは人々がディアボロスに託して放つ、逆転の拳。
 天に突き上げたる拳を束ねる黄金の鎧、人々代わって圧政者に放つ力である。
「あぁ闘ってやるよ! 俺はまだ動ける、戦えるからなぁ!」
 また呉守・晶(TSデーモン・g04119)も同じように心を燃やしていた。
 それは勇気であり、克己心であり、反逆とも復讐とも言う。
「阿修羅王、確かに俺達よりお前は強い。だけど、幾らお前が強くとも勝つのは俺達だ!」
 晶の髪の毛が伸び、瞳もそれぞれ色彩が変ってオッドアイとなる。
 肌は褐色であり、その全身に黄金の魔術文様が浮かび始めた。魔力の翼も大型化して、今にも力強く羽ばたかんとしているかのようである。

 ソレは、ソレらはネメシスモードと言われるディアボロス達の最終戦形態である。
 全力を発揮するための力であり、敗北や苦境を力へと返る力だ。
 ソレは世界が、人々が、奪われた歴史が、復讐せよ逆襲せよと届ける力であった!
 三人の娘たちはそれぞれ最後の力を振い、立ち上がって阿修羅王へと挑む!

『素晴らしい。それがお前たちの切り札か? 宝具とも違う? 良かろう、すべては勝ってから考えれば済む話よ!』
 当然ながら、阿修羅王はソレを迎え入れて正面から叩き潰しに掛かる。
 彼の矜持はあくまで闘神であり、そこに敗北への恐れや死への恐れない。
 敗北すれば死するのは当然。逃げ出すとか交渉して生き残るなど言う心算はない。
『察するにこれ以上はあるまい? ならばお前たちを倒せれば俺の勝ち、突破も出来るだろうよ。ならば征くのみ!』
 その考えはシンプルだ。三人の力が切り札ならばこれ以上はない。
 ここで勝てば他のディアボロスも間に合わないだろう。亜人の生き残りが姿を表さぬように。同じ時間を飛び越えることが出来る事を知らなければ、その考えに間違いはないのだ。
「ただ強いだけの敵なら幾度も戦ってきた。だが、仲間達と繋いだチェインで俺達は個の力を、仲間達と紡ぐ絆の力で乗り越えてきて今此処にいるんだよ!」
 その強さを認めてなお、晶は吼えた。
 ここで負けを認めるなどあり得まい。
 もちろん時間を越えて出直せるが、負けを前提に戦う気も無かった。
「そうは言ったものの『勝てる』と油断する手合いではないでしょう。持てる力と技を尽くしましょう」
「共に戦いましょう。全ては、数多の命を救うために――神々よ、我らが勝利をご照覧あれ!」
 クロエとエイレーネは互いの影が重なり合う程に隣り合った。
 もちろん戦えば白兵戦を得意とするエイレーネが前に出るだろう、だが、クロエの心は常に彼女と共にあった。
(「相手は闘神、同じ攻撃は避けるべきだな。攻め手を変えるか。それと……出来るだけ味方と合わせて押し込まなきゃな」)
 晶は魔晶剣アークイーターの封印を解除しているが、その姿を変えた。生命体の顎を思わせる姿から、巨大な片刃の大剣へと変え、チラリと残りの二人を眺めた。もちろん恋人たちが羨ましいとかではなく、未来を垣間見て戦う為である。
「義憤の灯よ、我が刃に宿りて道を照らせ。人々を照らす標となれ!」
 エイレーネは信仰による加護により、神聖なる魔力で炎の刃を作り上げた。
 炎の揺らめきでクロエとの影が重なり合い、心を熱くしながらも戦いに集中する。
 そして炎を噴き上げながら、巨大化するソレを斜めに振り下ろして攻撃を掛けたのだ。突撃することも出来るが、少しでもクロエと共にいて、そして彼女とタイミングを合わせやすくするためである。
「炎には炎を!」
『面白い。やって見せろ!』
 槍から伸びる炎の刃が阿修羅王を切裂かんとする。
 これに対してこちらも炎に全てを集約し、互いに炎で切裂き、あるいは受け流し合いながら炎の剣戟が繰り広げられる!
(「受けに回れば力で連携を断たれる可能性もあります。ならばこちらはあちらが力を十全に振るえぬよう、2人で猛攻をかけましょう」)
 クロエは阿修羅王の背後に冥府の門を作り出した。
 そしてあらゆる生命体の命を奪う腕を無数に伸ばし始めた。
 その数は阿修羅王の業の数であろうか? それとも奪うべき命の数なのか?
『カカカ! 温いわ! 征けい!』
「守護の青薔薇よ!」
 そこへ炎の軍勢がクロエを焼き尽くさんと迫って来た。
 だが、今の彼女はヘカテーの代行者として、力を振う者だ。
 青き薔薇に込めた守りの結界を即座に発動させ、炎の悪鬼を退け阿修羅王の力を奪わんとしている。
「今だ!」
 晶は二人に少し遅れて飛び出した。
 彼(?)としては即座に飛び出したが、未来予測を使った分だけ出遅れたのである。だが、同時にそれは垣間見た未来の結果でもあった。
「魔剣アークイーター、第一封印解除。変異開始、コード切断剣『鋭キ斬リ裂クモノ』っ!」
 晶は低空ギリギリを飛翔し、最高速度で突っ込んでいった。
 アークイーターの力である魔力噴射スラスターを用い、強烈な斬撃を放ったのであった。
「斬り裂け、アークイーター!」
『この一撃さえ防げば、俺の勝ちだ!』
 晶は先ほどまでとパターンを変えていた。
 彼(?)の力はフラットであるが、阿修羅王がパワー型と見抜いてスピード型の力を使ったのである。その差は僅かであるが、ネメシスモードと合わせて未来を変えた。さらに言えば技量も力も手数も負けているならば、最後は速度で勝負。そして何より、仲間と力を合わせることで阿修羅王を妥当したのである。
『まさか、お前ら如きが、この俺を倒して見せるとは。だが、戦いの果てに滅びるならば本望である。ぐわぁはっはっは』
 阿修羅王はその瞬間、己の死を悟った。
 既に炎の剣を振ってはいるが、それ以上の悪あがきなどはしない。
 特に冥途の土産を残すことも、遺言も恨みつらみも無く、ただ戦いの結果を受け容れて散って行ったのであった。
「戦いを誉にはしません。ただ都市と民を守る英雄の隣に立てること、それが私の誉です」
「クロエ様……共に、世界を守り歴史を取り戻しましょう。例えその先に何があろうとも」
 その様子を恋人たちは見守っていた。
 阿修羅王が蘇っても倒せるように。
 いや、その後に新しい敵が現れようとも戦い抜けるように。
「暫くジェネラル級とは戦いたくねえな。だけど……そうも言ってられねえか。帰ったらまた作戦を練らねえとな」
 晶もまた一つの戦いで終わる気はなかった。
 例え阿修羅王の様な強敵がまた出てこようと、ずっと戦い抜くと心に決めていたのである。世界を取り戻し、歴史を取り戻し、人々を……あるいはそれらが大切にする全てのモノを取り戻すために。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【パラドクス通信】がLV2になった!
【一刀両断】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
【命中アップ】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2025年03月03日
宿敵 『妄執の阿修羅王』を撃破!