ブラックサンタが贈る悪夢のクリスマスプレゼント(作者 天木一
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#火刑戦旗ラ・ピュセル  #🎄ブラックサンタのキマイラクリスマス  #リヨン  #クリスマス2024 

●メリーキマイラクリスマス!
 しんしんと静かな夜に雪が降る。そんな雪の積もる近郊の集落に、ブラックサンタが現れた。
 ブラックサンタは担いだ白い大きな袋をぽいっと集落に投げ入れる。すると中から黒い霧のようなものが漏れ出て広がっていく。
 それは家で眠っている人々の口や鼻から吸い込まれ、悪夢にうなされるように苦しみだす。やがてその姿は獣が混じったように変わり……キマイラウィッチへと変貌していった。
「良い子へのプレゼントは受け取ったかな?」
 ブラックサンタは静かだった集落に女性のうめき声が響き、僅かな時間に変質していったのを感じ取る。そして家からキマイラウィッチへと姿を変えた一般人達が出て来た。
「覚醒できた良い子は、覚醒出来なかった悪い子を殺してしまうんだよ。そうすれば、本当のキマイラウィッチになれるだろうさ」
 まだ成り立てで完全ではないキマイラウィッチにアドバイスを送る。
「ただの人間がクロノヴェーダになれるなんて、大奮発のクリスマスプレゼントだね」
 いいことをしたと自画自賛してブラックサンタはご機嫌に立ち去ろうとする。そこには配下のアヴァタール級が控えていた。
「虐殺が終わったらキマイラウィッチを連れてリヨンに帰還するんだよ」
「はい、承知いたしましたわ!」
「それとディアボロスが来る可能性もあるから注意するように!」
「わかりましたわ。ディアボロスが来るなら早々に連れて立ち去りますわ」
 配下が頷くと、じゃああとはよろしくと手を振ってブラックサンタは去っていった……。

●新宿駅グランドターミナル
「ハロウィンの事件があったから、攻略旅団の提案でリヨン周辺の警戒を強めていたの。その結果、ジェネラル級アークデーモン『聖夜の悪魔』ブラックサンタが、クリスマスのエネルギーを利用して、一般人をキマイラウィッチに覚醒させる作戦を行おうとしている事がわかったわ!」
 東城・リリカ(デーモンのレジェンドウィザード・g01222)がハロウィンに続きクリスマスでも事件が起きることを伝える。
「ハロウィンと同じような作戦だけど、放置すれば新たに大量のキマイラウィッチが誕生してしまうわ。それを阻止する為に、皆にはキマイラウィッチ『翼ある聖歌隊』に覚醒した一般人のいる集落に向かって、彼らが愛する夫や子供、見知った隣人を手にかける前に、説得して倒し救出してもらいたいの」
 悪夢によって無理矢理キマイラウィッチ化された人々はまだ完全にキマイラウィッチと化していない。誰かを手にかける前に止めれば、説得することができるだろう。説得してから倒せば人の姿に戻ることが出来る。

「ブラックサンタは、既に立ち去った後だけど、覚醒したキマイラウィッチを連れ帰る役目を与えられたアヴァタール級『レディ・ディアドラ』が居るわ。皆が翼ある聖歌隊を説得撃破しようとすると、邪魔を仕掛けて来るわ。だけど覚醒したキマイラウィッチが全て倒されるか元に戻されるかすると、こちらが戦いを仕掛けなければ撤退していくわ」
 役目が不可能となれば早々に撤退しようとするようだ。
「攻略旅団から『キマイラウィッチのエネルギー獲得法を研究』したいという提案が行われているから、撤退させる事を条件にアヴァタール級から情報を聞き出したり、救出後の一般人から話を聞いたりして情報を集めてみるのも良いかもしれないわね」
 どのような情報を持っているかはわからないが、試してみる価値はあるかもしれない。
「一般的にディアボロスは『キマイラウィッチに敗れた国王派の残党』という認識がされているようだから、話すならそういう立場で会話を考えるといいかもしれないわ」
 一般人と会話をするなら、そういった立場を自覚して話すのも有用だろう。
「戦いが終わったら人々の心を慰める為にも、クリスマスパーティーを開いてあげてほしいの。家族を殺す、家族に殺される。未遂とはいえそんな恐ろしい事件の記憶をクリスマスに残したくはないわよね。やっぱりクリスマスは楽しい思い出でないと」
 楽しいクリスマスパーティーを演出し、人々に笑顔をもたらしてあげたい。

「ハロウィンの儀式は阻止できなかったけれど、警戒していた今回は間に合ったわ。無理矢理キマイラウィッチにされた人々は心の中で家族を殺す事に抵抗しているのね。それを乗り越えて殺害した時に完全なキマイラウィッチになるのかもしれないわ」
 その抵抗も長くはもたない。故に早々にもっと強く人としての意思を持たせ、撃破して元に戻してやらねばならない。
「せっかくの楽しいクリスマスをこんなことで台無しにはさせはしないわ。ブラックサンタの思惑を阻止して、人々に最高に楽しいクリスマスをプレゼントするのよ!」
 リリカの言葉に頷き、ディアボロス達は本物のサンタのように人々に笑顔を運びに向かった。

●キマイラクリスマスの惨劇
「マ、ママ……」
「やめるんだ! ミレイユ! この子は俺たちの息子だぞ!!」
 キマイラウィッチ『聖歌隊』に変貌してしまった母親が自らの子の首に手をかけ絞め殺そうとしていた。それを必死になって夫が止めようとしているが、キマイラウィッチの力には敵わず引きはがすことができない。
「どうしてしまったんだ! クリスマスには家族三人いっしょに過ごそうと笑っていたじゃないか!」
 夫に必死の説得に妻の心が揺れ、キマイラウィッチの力が弱まる。だがそれも束の間、また少しずつ力が入っていく。
「あ、ああっ声が……殺せと、私に命じるの!!」
 キマイラウィッチが涙を流しながら叫ぶ。抗おうにも抗えない強制力が働いていた。
「悪夢が……そう、この子は私の子……だけど、だけど殺せって、身体が勝手に動くのよぉ……」
 悪夢が現実を蝕むような光景。そんな惨劇が集落のあちこちで起きようとしていた……。


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POW  火炎旋風

技能:風使い/火炎使い/砂使い (各29LV)

炎の嵐を作り出して相手を飲み込みます
(元パラドクス:風熱領域)

SPD  追従する青き炎

技能:空中戦/風使い/火炎使い (各29LV)

相手をどこまでも追いかける青い炎を呼び出して攻撃します。
(元パラドクス:青炎暴風)

WIZ  水没林への誘い

技能:結界術/時間稼ぎ/水使い (各29LV)

相手の周囲を疑似的な水没林へと変えます。その後、相手が水没していると錯覚させて攻撃します。
(元パラドクス:玄武水甲)

特殊ルール この選択肢には、特殊ルールはありません。
👑11

●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【アクティベイト】LV1 / 【先行率アップ】LV2 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

天木一
 こんにちは天木一です。
 ブラックサンタによるキマイラクリスマスを阻止する作戦となります。
 このシナリオでプレイングが採用された方は2024年のクリスマスアイコンフレームをゲットできます。

 ③キマイラウィッチ『翼ある聖歌隊』化された集落の女性達の凶行を止め、説得してから倒すことで元に戻します。女性達は心で抗っているので勇気づけてあげましょう。

 ①『レディ・ディアドラ』や元に戻した一般人との会話になります。必ずしも行う必要はありません。

 ④アヴァタール級『レディ・ディアドラ』との戦闘です。必ずしも倒す必要はありません。

 ②未遂といえ殺す殺されるところだった集落の人々を笑顔にする為、クリスマスパーティーを行い盛り上げます。そうして楽しい記憶でクリスマスを締めくくります。

 それでは、ブラックなキマイラクリスマスではなく、楽しい本物のクリスマスをプレゼントしましょう!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
迷惑極まりない贈り物だな……
アークデーモンが持ち込んだのはTOKYOエゼキエル戦争の手口か
クリスマスへの冒涜も甚だしいな

女性を説得し救出
説得が届いた場合のみ倒し、女性を救い出そう

現場へ急行し
女性の手を子供の首から引き剥がそう

ミレイユさん
……お子さんのお名前は?
貴女が忘れることはないだろう

しっかりして。殺せと言ってるのは、あなたじゃない
それは、あなたの気持ちではない
思い描いていたクリスマスに、あなたと一緒に笑っているのはだれ?
旦那さんの声に耳を澄まして
皆で幸せな食卓を囲んで、聖夜を祝おう
大丈夫、戻れるよ
あなたは負けない
愛する家族の手をとって
悪夢はおしまいにしよう

PDで攻撃し、悪意を浄化
魅了の魔力を宿した桃色の風を敵に放つ
魅了するのは黒い悪意、怨嗟の思念そのものだ
悪意を追い払うあいだ、一瞬、忘れていただければ……
精神を侵した風で、爽やかに悪意を追い払おう

反撃の聖歌には、耳のピアスの音色に耳を澄まし耐える
俺がここで怯んではならないさ

救出が成れば、子には【現の夢】をかけてあげたい


ラズロル・ロンド
一家団欒のクリスマスに家族に家族を殺させるような蛮行はさせてなるものか
すぐさま聖歌隊と家族との間に入り
子供を助けよう
必要ならパラドクスの暴風で聖歌隊を吹飛ばしまずは距離を置く

ミレイユ君には
そんな理不尽に命じる声に従う必要はないっ
抗うんだっ
今手にかけようとしているのは、腹を痛めて産んだ心から愛おしいはずの我が子と愛する旦那さんだろう?
それを思い出して
必ず悪夢の声は僕等が払うから

それから旦那と子供にも
お母さんは一生懸命抵抗している
心の奥底では君達に手をかけたくないと願っている筈だから
本当のお母さんを取り戻す為にも、声をかけて欲しい
まだキマイラウィッチになりきってない今なら、お母さんを取り戻せるよ
僕等にはそれが出来るから信じて声をかけて
聖歌隊を思いとどませるのはきっとかけがえのない家族との絆だろうから

エトヴァと説得の声を双方にかけ
パラドクスを放つ
助けたい者に優しい風が届くように
キマッチ化の黒い霧を暴風で打ち払おう

集落の家を巡り聖歌隊を同じ方法で人に戻していくよ
凄惨なクリスマスなんて迎えさせない


●悪夢の終わり
「迷惑極まりない贈り物だな……」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)はブラックサンタの残した迷惑なプレゼントの起こす惨劇を想い顔をしかめる。
「アークデーモンが持ち込んだのはTOKYOエゼキエル戦争の手口か。クリスマスへの冒涜も甚だしいな」
「一家団欒のクリスマスに家族に家族を殺させるような蛮行はさせてなるものか」
 その隣でラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)も憤ってそんな悲劇を止めるべく、急ぎ最初の惨劇が起こる現場の家屋に乗り込む――。

「やめるんだ! やめてくれミレイユ!!」
「あ、ああ、止められない……誰か、私を止めて………」
 父親が必死に妻を止めようとするが、トループス級『翼ある聖歌隊』となってしまった妻は悪夢に操られるように、涙を流しながらもその手は子供の首から離れない。
「任せてくれ、止めてみせよう」
 そこへ割り込んだエトヴァが手を引き剥がし、その間にラズロルが子供を助け出す。
「もう大丈夫だ」
 安心させるようにラズロルは笑みを見せ、子供を父親に預けた。
「だ……誰?」
「ミレイユさん……お子さんのお名前は? 貴女が忘れることはないだろう」
 苦悶に顔を歪めて問いかけるミレイユに、エトヴァが大切なことを問い返す。
「こ、どもの名前……アルフォンス。ああ、私の可愛い子……うぅううっ殺さないと……」
 ミレイユが子供の名前を呼ぶと、その目に正気の輝きが宿った。しかしすぐに悪夢が殺せと命令してくる……。
「そんな理不尽に命じる声に従う必要はないっ抗うんだっ」
 ラズロルが悪夢をかき消すように力強く声をかける。
「今手にかけようとしているのは、腹を痛めて産んだ心から愛おしいはずの我が子と愛する旦那さんだろう? それを思い出して、必ず悪夢の声は僕等が払うから」
「そう、愛おしい……愛おしいのに、どうして……どうして殺さないといけないの………?」
 ラズロルの言葉にミレイユの心が大きく揺れ動く。それでも悪夢は精神を蝕み、殺人へと誘導しようとする。

「しっかりして。殺せと言ってるのは、あなたじゃない。それは、あなたの気持ちではない」
 苦しむミレイユにエトヴァが悪夢を打ち消すように希望を思い描かせる。
「思い描いていたクリスマスに、あなたと一緒に笑っているのはだれ?」
「わ、わたしの愛しい家族……」
「旦那さんの声に耳を澄まして、皆で幸せな食卓を囲んで、聖夜を祝おう」
 エトヴァが夫の方へと意識を向けさせる。
「お母さんは一生懸命抵抗している。心の奥底では君達に手をかけたくないと願っている筈だから。本当のお母さんを取り戻す為にも、声をかけて欲しい。まだキマイラウィッチになりきってない今なら、お母さんを取り戻せるよ」
「本当にミレイユは元に戻ってくれるのか?」
「僕等にはそれが出来るから信じて声をかけて。聖歌隊を思いとどませるのはきっとかけがえのない家族との絆だろうから」
 妻が姿を変えてしまったことで不安そうな顔をする夫に、自信を持つようにラズロルは目を合わせ家族の言葉が必要なことを伝える。
「わ、わかった!」
「うんっ」
 ラズロルの説明に納得し、夫と子供はミレイユと向かい合い声をかける。
「クリスマスは家族の時間だ。俺とこの子、そしてミレイユ。君と三人で、いっしょに笑顔で過ごそう」
「ママ! ぼくママのこと大好きだよ!」
 必死になって夫と子供が声を投げかける。するとぽろぽろとミレイユの目から涙が零れ落ちた。
「クリスマス……いっしょに、家族で……」
「大丈夫、戻れるよ。あなたは負けない。愛する家族の手をとって、悪夢はおしまいにしよう」
 エトヴァの優しい言葉にミレイユが頷き、強い意志で悪夢に抗う。
「その悪夢を消し去ろう……」
 準備は整ったとエトヴァがパラドクス『サキュバスミスト』を発動し、魅了の魔力を宿した桃色の風を放つ。魅了するのはブラックサンタの贈った黒い悪意――怨嗟の思念そのもの。
「うぅっうああああ!!」
 苦しそうにミレイユがもがき、黒い霧のようなものが身体から漏れ出る。悪夢が抗うように邪悪な聖歌を響かせるが、エトヴァは耳のピアス〈Herzensmusik〉の放つ音色に耳を澄まし耐える。
(「俺がここで怯んではならないさ」)
 顔色一つ変えず、エトヴァは耐えきって黒い霧を切り離していく。
「こんな悪意に満ちたクリスマスプレゼントなんて誰も求めてない。必要なのは家族の温もりだけだ」
 ラズロルもパラドクス『セト・ダフジーロン』を発動し、助けたい者に優しい風が届くように暴風で黒い霧を打ち払う!
「あっ――」
 すると力が抜けたようにミレイユが崩れ落ち、そこにはキマイラウィッチの姿はなく、ミレイユは人の姿に戻っていた。

「わたし……元に戻ったの?」
「ミレイユ!!」
「ママ!」
 夫と子供がミレイユに駆け寄り、三人で抱きしめ合う。
「ママ……」
「ああっごめんなさいアルフォンス!」
 首を絞めたことを謝りミレイユは子供をぎゅっと抱きしめる。
「大丈夫。少し悪い夢を見ていただけだ……」
 エトヴァが【現の夢】を使い、優しい歌声が眠りを誘い、子供に現実を夢だと思い込ませ、心の傷を癒した……。
「さて、まだ悪夢に苦しんでいる人がいる。その全てを救おう」
「そうだね、凄惨なクリスマスなんて迎えさせない。みんなが笑顔でクリスマスを過ごせるようにしよう!」
 優しい涙を流す家族に背を向け、エトヴァとラズロルは次の家に向かい、集落の全ての人々を救っていった……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【現の夢】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

●任務失敗
「え? どうなっていますの? まさかもうディアボロスが来ているというのです?!」
 ブラックサンタに後を任された、アヴァタール級キマイラウィッチ『レディ・ディアドラ』が、集落を覆う黒い霧が晴れていることに気付き、あちこちの家を覗くがそこには人の姿に戻った女性の姿しかなかった。
「しまったですわ……ちょっと暖をとってるあいだに……これでは任務失敗ですわ!」
 そこらの木を燃やしてキマイラウィッチ化が終るのを待っていたレディ・ディアドラは、ディアボロスが来ていることに気付いていなかった。それはディアボロスの説得によって戦闘らしい戦闘もなく、静かに終ったことが原因でもあった。
「……もうどうしようもありませんわね。こうなったら撤退ですわ」
 諦めてレディ・ディアドラは帰還しようとする。しかしその行く手を塞ぐようにディアボロスが姿を見せた――。
ラズロル・ロンド
おやレディ、随分お急ぎの様子で…復讐対象を目の前に逃げてしまうのかい?
挑発を交え少し話をしようと持ち掛けエネルギー獲得法について聞こう
僕、キマイラウィッチに興味深々でね。聞いてみたいと思ってたんだ
とズケズケ聞いてみるよ
研究は多角的に調べたい

先ず一つは僕等復讐対象との戦いで、その胸に復讐心を増幅させるのはやってるよね
それから一般人を殺して一般人が抱く復讐心を得るとか
今回のようにキマイラウィッチ化させて殺人で復讐心を決定づける…
あと、滅びたキマイラウィッチの残滓もエネルギーの一つなのだろうか?
回収してたりするのかな~
クリスマスパワーの「黒い霧」…あれなんかはキマイラウィッチの残滓っぽい
と思い付き交じりのダメ元で聞き、反応を伺おう

情報の出し渋りを見せれば
君、撤退したいんじゃないの?
情報次第では逃がすのもありかもしれないよ?
と揺さぶりをかけ喋りやすくしたり話を合わせ乗せていこう

今は憎きキマッチ感情は抑え
パイプ役に暗躍してた頃の自分を全面に出し
相槌や促しを交えお喋り感覚で情報収集に徹するよ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
撤退と引き換えに情報を得る

ディアドラの進路を塞ごう
逃がすと思うのかい?

集落の人達にあんな真似をするなんて……このまま、貴女を捨て置く訳にはいかない
……だが、今はクリスマスだ
祝福を願う夜に免じて帰らせてやってもいいが……
代わりに面白い話でも聞けるなら、かな

人々を無理やり魔女に覚醒させた、あの黒い霧が怨嗟の思念なら……そのエネルギーはどのように循環するのだろう
魔女が倒れれば、その『復讐心』はジャンヌ女王の下へ戻り、新たな魔女の一部となる
エネルギーが増えてなくならなければ、キマイラウィッチは強くなる一方だ

他種族にも、人間にも、あの黒い怨嗟を植え付けて魔女化しているし
あまつさえ、ドンレミでは、漂着して間もない亜人の無念も回収していたよな。彼らはまだ魔女化していなかったのでは?
得ているのは「人間」から生まれるエネルギーだけではないよな
『復讐心』なら何でもよいのだとしたら……クロノヴェーダとしては、異質なのではないか?
ジャンヌ女王は、全部の仕組みを一人で握っているのかい? 魔女の大釜を掻き回すように


●取引
「おやレディ、随分お急ぎの様子で……復讐対象を目の前に逃げてしまうのかい?」
 ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)が声をかけると、『レディ・ディアドラ』は方向転換する。しかしそこにもディアボロスが立っていた。
「逃がすと思うのかい?」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は逃がさないと行く手を塞いだ。
「ディアボロス!! やっぱりブラックサンタの作戦なんてろくなものじゃなかったわ!」
 元より戦うつもりで来たわけではないディアドラは、配下もおらず単身でディアボロスと相対し冷や汗を流して憤慨する。
「集落の人達にあんな真似をするなんて……このまま、貴女を捨て置く訳にはいかない。……だが、今はクリスマスだ」
 空を見上げれば雪が降り、ホワイトクリスマスを演出している。
「祝福を願う夜に免じて帰らせてやってもいいが……代わりに面白い話でも聞けるなら、かな」
「わたくしから情報を聞き出そうというの? ……本当に帰らせてもらえるなら、考えてあげるわ」
 疑わしく思い警戒しながらも、ディアドラは助かる為に取引に応じる。

「僕、キマイラウィッチに興味深々でね。聞いてみたいと思ってたんだ」
 研究は多角的に調べたいと考えるラズロルがズケズケと質問する。
「先ず一つは僕等復讐対象との戦いで、その胸に復讐心を増幅させるのはやってるよね。それから一般人を殺して一般人が抱く復讐心を得るとか」
 今までキマイラウィッチがやって来たことを挙げる。
「今回のようにキマイラウィッチ化させて殺人で復讐心を決定づける……あと、滅びたキマイラウィッチの残滓もエネルギーの一つなのだろうか? 回収してたりするのかな~」
 ラズロルが思いつくままに喋っているのを、ディアドラは注意深く不意打ちを受けないように距離を取りながら話を聞く。
「クリスマスパワーの「黒い霧」……あれなんかはキマイラウィッチの残滓っぽい」
 そう思いつき交じりのダメ元で聞きラズロルは相手の反応を伺う。
「それは……」
 喋ったら攻撃してくるのではないかと警戒するディアドラは開きかけた口を閉ざす。
「君、撤退したいんじゃないの? 情報次第では逃がすのもありかもしれないよ?」
「本当に喋ったら逃がしてくれますのね?」
「情報次第だよ。本当のことを喋ってくれないとね」
 ラズロルが軽い調子で喋りかけると、胡散臭く思いながらもどちらにしてもこのままでは逃げられないと、ディアドラは口を開いた。
「お前と同じようにいろいろな疑問を持ち、あれこれ聞いてきた者がいましたわ。そいつは話を聞くだけでなく、自分でもいろいろ実験をして、何かを掴んだようですわ」
 ディアドラの言葉を聞き逃さないようにラズロルは口を閉ざして話を促す。
「『畏怖』と『復讐』の違いを調べる為と言って、何人もの人間を殺して実験していたわ。それが、ブラックサンタですわ」
 今回の事件の元凶であるブラックサンタが復讐の力について調べていたのだという。
「クリスマスパワーとやらが知りたいなら、奴を捕まえて聞き出せばいいのですわ!」
 ディアドラは詳しいことは奴から聞けとブラックサンタに丸投げした。

「人々を無理やり魔女に覚醒させた、あの黒い霧が怨嗟の思念なら……そのエネルギーはどのように循環するのだろう」
 エトヴァは循環するエネルギーについて推測する。
「魔女が倒れれば、その『復讐心』はジャンヌ女王の下へ戻り、新たな魔女の一部となる。エネルギーが増えてなくならなければ、キマイラウィッチは強くなる一方だ」
 エネルギーが消耗せずに循環すれば恐ろしいことになるだろう。
「他種族にも、人間にも、あの黒い怨嗟を植え付けて魔女化しているし、あまつさえ、ドンレミでは、漂着して間もない亜人の無念も回収していたよな。彼らはまだ魔女化していなかったのでは?」
 魔女化していなくても、ジャンヌは死した亜人の無念を力として手に入れていると推測を進める。
「得ているのは「人間」から生まれるエネルギーだけではないよな。『復讐心』なら何でもよいのだとしたら……クロノヴェーダとしては、異質なのではないか? ジャンヌ女王は、全部の仕組みを一人で握っているのかい?  魔女の大釜を掻き回すように」
「ふふ、偉大なるジャンヌ様は、世界に満ちる復讐の念を集め束ねて、力に変えるのよ! だからこそ世界を統べるに相応しい御方なの!」
 まるで我が事のようにディアドラはジャンヌを褒め称え、その素晴らしい力に心酔しているようだった。
(「それはまるで……最終人類史の『人類応援度』のようだ。似たようなシステムなのかもしれない……」)
 エトヴァは魔女の復讐のシステムが『人類応援度』と似ていると思えた。

「もう十分喋ったわね。約束は果たしましたわ! わたくしはこれで帰らせてもらいますわ!」
 警戒しながらディアドラはじりじりと後退し、一気に駆け出して集落から姿を消した……。
「……逃げたか、だが得るものはあった」
「ブラックサンタを調べてみる価値はありそうだね」
 エトヴァとラズロルはディアドラが戻ってこないのを確認して、警戒を解いて得た情報を整理する。
「あとはブラックサンタの所為で暗くなったクリスマスを明るくしてあげようか」
「ああ、そうしよう。クリスマスは笑顔で過ごすべきだ」
 陰鬱な空気の残る集落に、明るい笑顔をもたらそうとディアボロス達は楽しいパーティーを企画する――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!

ラズロル・ロンド
さて、気を取り直して…
クリスマスは楽しい思い出いっぱいにしなくちゃね!

お揃いの赤白サンタ服に着替え
エトヴァと協力し家族で楽しく過ごせる準備に取り掛かろう
お母さんは日々の家事が大仕事だろうから色々手伝うよ
ディアボロスパワーで効率化
【クリーニング】で家を綺麗にし
薪割りをして、暖炉に火を焚べ温かくして
料理もお手伝い
【アイテムポケット】に野菜をたっぷり鶏肉に調味料も詰めて持ち込み
お鍋をお借りして、温かポトフを作り
【口福の伝道者】でお先に頂きますして鍋ごと量産だ
1鍋くらいイケる!はず
ケフっとしながら美味しく平らげれば鍋ごと各家へお裾分け
ついでに藁で作ったオーナメントも飾り付けていこう

ミレイユ君には、元に戻れて本当に良かった
子供と旦那さんの声に気付けて抗った
それが貴女の強さだと思う
アルフォンス君と旦那さんの声に力を貰ったと思うし、2人も呼び続けてくれて、ありがとね。
その気持を、大切にしてね

エトヴァの演奏を耳に、僕もクリスマスソングを歌おう
子供も一緒に
家族が温かに穏やかに過ごせますように願いを込めて


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
さあ、クリスマスを存分に楽しんでもらおう
良い思い出で胸がいっぱいになるように

ラズ(g01587)と協力しクリスマスパーティーだ
お揃いの赤白サンタ服に身を包み
アイテムポケットで物資を持ち込もう

ラズがミレイユさんのお手伝いをしている間に、俺は良い子のサンタさんだ
幼子のいる家の枕元に、【浮遊】でお邪魔して、プレゼントを配って回ろう
布袋の中身は、時代にあった素材やレシピの、小さな人形や星型のクッキーなど
子供の笑顔は、いつだって家族を明るくしてくれる

ラズと一緒に、ポトフの鍋を配ろう
各家を巡って、戸口にリースを飾ったり、キャンドルを燈して回って
集落中を飾りつけよう
広場にツリーを立ててみようかな?

メリークリスマス
天のお使いのディアボロスだよ
……シャルル7世の友人なんだ
笑顔で伝え
今日は、頑張っている皆にクリスマスの贈り物を届けにきたよ

ミレイユさん達には
家族の絆を感じたよ
これからも助け合って、仲良く過ごしてな

チェロでクリスマスソングを演奏し歌おう
親しみやすい優しい旋律と詞で
皆にベルや鈴を渡し、歌も楽しもう


●笑顔のメリークリスマス
「さあ、クリスマスを存分に楽しんでもらおう。良い思い出で胸がいっぱいになるように」
「さて、気を取り直して……クリスマスは楽しい思い出いっぱいにしなくちゃね!」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)とラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)がお揃いの赤と白のサンタ服に身を包んで集落に入る。
「まあ、サンタさんよ」
「ほんとだ! サンタさんだー!」
 その姿を見た子供アルフォンスが眠い目をこすってはしゃいで喜び、無邪気な笑顔を見せた。
「お母さんは日々の家事が大仕事だろうから色々手伝うよ」
「いいのですか? それは助かります」
 ラズロルがそう提案すると、母親のミレイユが微笑んだ。
「だいぶ古びて掃除も行き届いていないのですが……」
 ミレイユが恥ずかしそうに汚れた家を案内する。この時代は最終人類史のように掃除に便利な道具も無く、全て人の手でしっかりと磨かねばならず重労働だった。
「任せて、ディアボロスパワーをもってすれば、この程度の掃除楽勝だからね!」
 胸を叩いたラズロルが【クリーニング】を使い、自動的に洗浄殺菌されあっという間に綺麗になっていった。
「まあっ!」
「すごいな……」
 ミレイユと夫のフェルナンが驚いて目を丸くしてその光景を見ていた。
「ラズがミレイユさんのお手伝いをしている間に、俺は良い子のサンタさんだ」
 手伝いは任せ、エトヴァは幼子の居る家に向かい、親から快く許可を得て【浮遊】でふわりと浮かんでお邪魔し、眠っている枕元に気付かれぬようにプレゼントの入った布袋を置いていく。その中身は時代に合った素材やレシピで作った、小さな人形や星型のクッキーといった子供に喜ばれるものだった。
「子供の笑顔は、いつだって家族を明るくしてくれる」
 穏やかに眠る子供の顔を見下ろし、優しく微笑むと起きた時の驚いた顔を想像しながら次の家へと向かう……。

「掃除が終わったら次は料理だね!」
 ラズロルは綺麗になった暖炉にサクサクと割ってきた薪を焚べ、火を強くしてその上に水を張った鍋をかける。
「まあ、料理まで手伝ってくれるの? でもあまり食材は多くないのだけど……」
「大丈夫! 食材はいっぱい持ってきたからね!」
 心配そうなミレイユの前で、【アイテムポケット】からたっぷりの野菜と鶏肉に調味料を次々と取り出した。
「まあっ!」
「それじゃあ体の芯まで温まるポトフを作るよ!」
「それなら私は子供の喜ぶアップルパイを作っておくわ」
 ラズロルの横で貧しくても子供が喜ぶようにと、用意しておいた食材でミレイユはアップルパイを作り始めた……。
 材料を煮込み暫くすると美味しそうな香りが漂ってくる。
「味見はっと……よし、こんなものかな。それじゃあお先に頂きます」
 しっかり味がついているのを確認すると、ラズロルは【口福の伝道者】を使って先に具だくさんのポトフを食べ始める。
「1鍋くらいイケる!はず――」
 ケフっとしながら美味しく鍋を平らげれば、400人前のポトフが鍋ごと出現していた。
「こっちのパイも焼けたわ……ええっ!?」
 所狭しと並ぶ鍋を見てミレイユがぽかんと口を開けて驚愕する。
「いい香りだ。ポトフが完成したようだね」
「美味しくできたよ。1鍋食べられるくらいにね」
 そこへプレゼントを配り終えたエトヴァが戻ってくると、ラズロルは膨れたお腹を撫でて笑った。
「それじゃあ届けに行こうか」
「自慢のポトフをお裾分けしよう!」
 エトヴァとラズロルは大量のポトフの鍋を手分けして集落全ての家に配り始めた。
「ええ?! これを貰えるのかい? ありがたくいただくよ!」
「食べ物が少なくて困ってたの! ありがとう!」
「ははっ、サンタのプレゼントか。嬉しいよ。今日は温かく眠れそうだ」
 人々は二人に感謝して暖かな鍋のプレゼントを笑顔で受け取っていく。
 二人は鍋だけでなく戸口にリースを飾ったり、キャンドルを燈し、藁で作ったオーナメントも飾り付けてクリスマスらしさを演出する。それだけでも魔法をかけたように、集落の人々は温かな気持ちになって笑顔が広がる。
「広場にツリーを立ててみようかな?」
 鍋を配り移動中のエトヴァが殺風景な広場に目を止め、持ち込んだ飾りの残りを使って立っている木にクリスマスツリーの飾りをすることにした……。

「これで全部配れたかな……っていつの間にかツリーが立ってる!」
「なかなか様になっているだろう?」
 驚くラズロルに悪戯が成功したようにエトヴァが笑ってみせた。
「鍋を配る量が多いと思ってたんだよ!」
「凝り始めるとなかなか終わらなくてね。でもいいものができたよ」
 二人が並んで立派に飾り付けられたツリーを見上げると、そこにちらちらと白い雪が積もっていく。
 そうして暫くすると、クリスマスツリーに気付いた集落の人々がほくほくとポトフで温まった体で出て来る。小さな子供も今日は特別だと、眠る時間を過ぎても起きてサンタを見にきていた。
「メリークリスマス。天のお使いのディアボロスだよ……シャルル7世の友人なんだ」
 エトヴァがそう笑顔で伝えて人々の注目を集める。
「今日は、頑張っている皆にクリスマスの贈り物を届けにきたよ」
「サンタさん! プレゼントありがとう!!」
「かわいいお人形さんだいじにするね!」
 寝起きの子供達がプレゼントの入った袋を手に笑顔を見せた。それにエトヴァは笑みを返す。その隣のラズロルが近づいてくるミレイユ家族を見て口を開く。
「ミレイユ君は、元に戻れて本当に良かった。子供と旦那さんの声に気付けて抗った。それが貴女の強さだと思う」
「強さだなんて、私はただ必死だっただけです」
 ラズロルがミレイユに声をかけると、ミレイユはぎゅっと子供を背後から抱きしめる。
「アルフォンス君と旦那さんの声に力を貰ったと思うし、2人も呼び続けてくれて、ありがとね。その気持を、大切にしてね」
「ミレイユさん達には、家族の絆を感じたよ。これからも助け合って、仲良く過ごしてな」
 エトヴァも続けてミレイユ達家族に声をかけた。
「ああ、家族を今まで以上に大事にしていくよ」
「うん!」
 大きく頷き、三人家族で寄り添って守れた温もりを感じていた。

「では、一曲披露しよう」
 エトヴァがチェロを取り出し、有名なクリスマスソングを演奏して歌い始める。それに合わせてラズロルも家族が温かに穏やかに過ごせますようにと願いを込めて一緒に歌い、美しい旋律に楽しげな歌が広場に響く。
「綺麗な音……」
「それに楽しい気分になる歌だな」
 人々は自然と身体を揺らしてメロディに乗っていた。
「さあ、みんなで歌おう」
 笑顔でエトヴァが皆を誘い、ベルや鈴を渡して音を増やし、共に親しみやすい優しい旋律と詞で音楽を紡ぐ。
「あははっ! 楽しいね!」
「うん! もっと歌おう!!」
 子供達は元気いっぱいに歌い、大人達も楽しそうに歌う。そうして歌声は集落中に響き渡り、陰鬱な事件のあったことなど忘れ、ただただ幸せそうな笑顔でクリスマスを過ごした……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年12月24日

🎄ブラックサンタのキマイラクリスマス

 ハロウィンの儀式で多くの一般人をキマイラウィッチ化させた事に味を占めたのか、火刑戦旗ラ・ピュセルのリヨン近郊の都市で、ジェネラル級アークデーモン『聖夜の悪魔』ブラックサンタによる、クリスマスの儀式が行われようとしています。
 ブラックサンタは、クリスマスの夜空を飛び回り、多くの一般人をキマイラウィッチ化しようとしています。
 幸い、攻略旅団が警戒を強めていたことで、キマイラウィッチ化が完全になる前に現場に急行できます。
 ブラックサンタ配下を撃退し、キマイラウィッチにされかけている人々を元に戻してあげましょう。
 敵の撃退後は、救出した一般人と、その家族や友人達の為に、ささやかなクリスマスパーティーを開いてあげましょう。

!🎄クリスマスアイコンフレーム!
 このシナリオでプレイングが採用された方(トレインチケット含)は、2024年のクリスマスアイコンフレームをゲットできます!
 デザインはこちらをご確認ください。
『聖夜の悪魔』ブラックサンタ

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#火刑戦旗ラ・ピュセル
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#リヨン
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選択肢『【攻略旅団】クロノヴェーダとの対話』のルール

 事件の首魁であるアヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と会話を行います(状況によっては、トループス級(👾)との会話も可能です)。
 戦闘を行わず会話に専念する事になりますが、必要な情報が得られるなど、後の行動が有利になる場合があります。
 攻略旅団の提案に沿った情報を得る場合は、その精度が上昇します。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『選択肢で提示された、攻略旅団からの調査・探索依頼関連の情報を収集する。情報を得た場合、その精度が上昇しやすい。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『火刑戦旗ラ・ピュセルのクリスマス』のルール

 キマイラ・ウィッチに支配され、苦しい生活を余儀なくされている火刑戦旗ラ・ピュセルの一般人に、少しでもクリスマスを楽しんでもらえるように、クリスマスパーティーを開いてあげましょう。
 救出する事ができたとしても、キマイラウィッチに覚醒してしまった一般人は精神的に動揺しているので、楽しい思いで、うまくフォローできると良いでしょう。
 キマイラウィッチに覚醒しなかった一般人も、ブラックサンタの影響で悪夢を見ていたり、家族がキマイラウィッチになって襲ってきたのを見てしまったりしているので、やはり、フォローが必要です。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾覚醒直後のトループス級『翼ある聖歌隊』のルール

 クロノヴェーダの策略で無理やりトループス級クロノヴェーダ(👾)に覚醒させられた一般人と戦闘を行います。
 この選択肢がある事件に限り、敵を説得して信頼を勝ち取ることが出来れば、パラドクスで攻撃して撃破する事で、クロノヴェーダだけを撃破し一般人を無傷で取り戻すことが可能です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との戦闘『レディ・ディアドラ』のルール

 事件解決の為に、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破するだけでは事件を解決できないので、戦闘終了後、必要な行動を行ってください。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※このボスの宿敵主は「松中・誠」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。