リプレイ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
さあ、計略の時間だ
人質救出の目があったことは僥倖だ……何もかも、海鳥提督の思い通りにさせる訳にはいかないからな
事前に打ち合わせて、ある程度大筋は合わせておく
仲間割れを装い、散り散りに撤収する演技
村のほうへ向かう過程で、伝令としてやってきた仲間の報せを聞き
撤収するかどうかで揉めてみせる
俺は人質の存在と、ドンレミには攻略価値がない、という理由で撤収を推そう
仲間がほかのディヴィジョンで苦戦しているって?
村には人質がいるらしい、と敵が零していたな
これ以上攻めて、復讐心を強化されても厄介だ……
亜人の戦力化を阻止する目的は、既に達成されている
そこまで危険を冒す戦略的価値はこの村にない!
などと声高に、言い合い
ここまで来て、と言うかもしれないが、もう面倒ごとは御免だぞ
あの海鳥提督とやらとやりあって、こちらも深手を負わされた仲間もいるんだ
こんな場所にいられるか……もう帰らせてもらうぞ
警戒は解ききらないが、あきれた様子で肩を落とし、言い合う演技
葛藤を見せ、仲間割れを装い、引き返していこう
クロエ・アルニティコス
亜人どもを集めていた海鳥提督。
逃すことはあり得ませんが……
災禍を引き起こせばそれだけラ・ピュセルの人間からキマイラウィッチへの復讐の思いも高まるでしょう。
多少の手間で裏をかけるならそれに越したことはありません。
決戦に向かっているように見えるよう、バトラの伝令を受けるまでは堂々とドンレミへと向かいましょう。
バトラがやってきたら話を聞き、納得した顔で受け答えを。
他のディヴィジョン……察するにヤ・ウマトでしょうか。
こちらはこちらの戦いがある、と言いたいところですが……
ジェネラル級一体とディヴィジョン全体の興亡に関わる戦いであれば、優先度はあちらの方が上、ですか。
分かりました。海鳥提督をここで仕留めきれないのは癪ですが、戦術的には重要な土地ではありません。
まずはヤ・ウマトの決戦を急ぎ終わらせ、その後に海鳥提督の足取りは再び追いましょう。
……と、そんな感じで。
会話が終われば道を戻り、撤退したように見せかけます。
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
困難な状況ですが、海鳥提督の撃破と村人達の安全、両方の成果を得られるのならば、策略を打ってみましょう。
最初は、村の近くに集まる仲間達とは合流を遅らせ待機。
【パラドクス通信】使用。仲間と合流する前に通信して作戦を相談、齟齬の無い様に。
無双馬に騎乗して、後方から伝令として合流します。
「報告、緊急であります!」と、慌てた様子で仲間に非常事態を伝え、撤収を促す演技をします。
「現在、他所のディビジョンでの決戦で仲間達が苦戦しています!」
「こんなどうでもいい所は無視して、必要な戦場に戦力を集中させるべきであります!」
そんな風に大声で伝えてみます。
何らかの手段で聞いていたり、読唇術でも使って言葉を読んだりしてくれれば助かるのですが、視覚だけでも慌てている事が分かりやすい様に、身振り手振りを交えて伝えます。
その後、荷物等を回収して完全撤退する様に見せかけその場から立ち去ります。
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
あの用心深い海鳥提督を騙すには、それなりに迫真の演技が求められそうですね
まずは黒マントの斥候らしい装いで森の中からドンレミ村へ向かいます
森の中の移動は出来るだけ低木やあまり大きくない岩の影を経由
前方からは見えず、上空から見れば丸見えかもしれない位置に潜み
本人は隠れているつもりでも、目の良いシャルルには察知できている、と思わしき位置取りを心掛けます
村近くまで来たら、低木の影に隠れつつ双眼鏡で村を観察
人質の存在を確認したら、動揺したように振舞い
見える範囲で人質の位置や人数をメモするなどの情報収集します
敵兵の見回りがくるか、十分情報収集できたら、仲間に連絡するべく撤収します
撤収時は急ぎ重要情報を仲間に伝える為、とばかり
あまり隠密には拘らず速度を重視
仲間と合流した後は人質の状況を伝え、今攻め込むのは時期尚早と主張しましょう
言葉まで聞き取れるかは分かりませんが
フランス語で喋ればわかるかもしれません
偽装撤収したら高所から見ても発見しにくい高木の影に潜み反応を見ます
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
この作戦はドンレミ村の人達を犠牲にすることをよしとしなかったから決行されたもの…
僕も同じ気持ちだから、無碍にはしたくないな。だから今は演じ切ろう
バトラさんからの伝令を受けた後、ドンレミ村はどうでもいいという台詞を聞いた後、怒っている表情と言動を取り、仲間割れを装うよ
声は聞こえないだろうけど、状況にあった台詞を吐けば感情が入って演技もらしくなるはず
村の人達を見捨てるのなら僕だけでも…と足を一歩踏み込んだところでパラドクス通信機を手に取り人質が取られてる、という情報を初めて聞いたかのように動揺して
そんな…だったらもう、どうすればいいんだわからない、八方塞がりだと無力感に囚われるように諦めるようにうなだれる
撤収する時、悔しくて仕方がないと村や敵がいる方向を睨んで拳を強く握り締めて、だけど納得するしか無いと堪えるような素振りを見せつつ仲間と共に帰る、ように見せかける
仲違いしてバラバラに散るという方針なら、走って敵からも仲間達からもどこかへ逃げるような演技で
●ドンレミ村
(あの用心深い海鳥提督を騙すには、それなりに迫真の演技が求められそうですね)
ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)は黒マントを羽織り、斥候らしい装いで、森の中からドンレミ村に向かっていた。
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、何処に潜んでいるのか分からないため、油断は禁物。
森の中の移動は出来るだけ低木や、あまり大きくない岩の影を経由しているものの、何処から監視されているのか分からないため、低木の影に隠れつつ、双眼鏡でドンレミ村を観察した。
どうやら、村人達は広場に集められているらしく、縄で縛られて自由を奪われているようだった。
その事に気づいたソレイユは敵の数を確認しつつ、人質の位置や人数をメモした後、まわりの様子を確認しながら、仲間達のところに向かった。
「報告、緊急であります!」
そんな中、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)が無双馬に騎乗し、慌てた様子で伝令として仲間達と合流した。
事前に、パラドクス通信で連絡を取っていた事もあり、息はピッタリ。
仲間達が深刻な顔をして、バトラに駆け寄ってきたため、物陰に隠れて様子を窺っていた海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダも反応しているようだった。
「現在、他所のディヴィジョンでの決戦で仲間達が苦戦しています! こんなどうでもいい所は無視して、必要な戦場に戦力を集中させるべきであります!」
バトラが酷く慌てた様子で、仲間達に非常事態を伝え、撤収を促す演技をした。
「他所のディヴィジョン……察するにヤ・ウマトでしょうか? こちらはこちらの戦いがある、と言いたいところですが……。要請を無視する訳にもいきませんね」
クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)が言葉を詰まらせ、考えるフリをした。
それと同時に、誰かの視線を感じたため、あえて気づいていないフリをして、悩み考えているように見せつけた。
「いや、ドンレミには攻略価値がない。このまま戦ったとしても、人質になっている村人達にも危険が及ぶ。俺達が手を出さない限り、村人達の安全は保障されているようなものなのだから、ここは撤退すべきだ」
そんな空気を察したエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が、わざと大声を上げて相手の反応を窺った。
これだけ大声を出せば、嫌でも反応するはず。
ここでディアボロスの撤退が、彼らにとってマイナスであれば、人質にしている村人達を利用し、何らかの要求をしてきても、おかしくなかった。
「確かに、ジェネラル級一体とディヴィジョン全体の興亡に関わる戦いであれば、優先度はあちらの方が上、ですしね。……分かりました。海鳥提督をここで仕留めきれないのは癪ですが、戦術的には重要な土地ではありません。まずはヤ・ウマトの決戦を急ぎ終わらせ、その後に海鳥提督の足取りは再び追いましょう」
クロエが苦渋の決断と言わんばかりに、言葉を選びながら返答した。
だが、敵に動きはない。
こちらの様子を窺っているのか、ディアボロス達の会話を遮る者はいなかった。
そのため、敵の意図が分からないものの、油断が出来ない状況にある事は間違いなかった。
「それじゃ、村人達を見捨てるの? 安全が保障されているって言うけど、敵の考えが変わる可能性だってゼロじゃないのに……。まさか、僕達が戦いを終えるまで、敵が村人達に手を出さず、待っていてくれると思っている訳じゃないよね?」
そんな空気を察したニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)が、怒りをあらわにしているフリをしつつ、仲間達に詰め寄った。
「だからと言って、今攻め込むのは時期尚早です。ここで迂闊に攻撃を仕掛ければ、広場に集められた人質達が、どうなるか」
そんな中、ソレイユが姿を現し、いま攻め込む事が、どれだけ危険な事なのか、仲間達に強調した。
「だからこそ、ここは撤退すべきだと思いますが……。それとも、村人達を犠牲にして、敵と戦いますか? ここで撤退すれば、敵も村人達に手出しはしないはず。そんな事をすれば、自分達の身を守るための手札を失う事になるのですから……」
バトラが大声を上げながら、周囲の様子を窺った。
騒ぎを聞きつけ、敵が様子を見に来たのか、先程よりも気配が増えていた。
「それに、これ以上攻めて、復讐心を強化されても厄介だしな……。亜人の戦力化を阻止する目的は、既に達成されている。そこまで危険を冒す戦略的価値はこの村にない!」
エトヴァが声高らかに、キッパリと言い放った。
まわりにいる敵は、自分達の存在が気づかれていないと思い込んでいるのか、少しずつ距離を縮めて、聞き耳を立てているようだった。
(完全に油断しているようだな。いっそ、ここで叩いてしまっても、問題ないように思えるが……)
そんな事を考えながら、あえて気づいていないフリをしつつ、さらにテンションを高めていった。
「だ、だからって、このままでいいの? それが正しい選択なの? 大丈夫、大丈夫って楽観視しているようだけど、本当に思い通りに行くと思っているの? 途中で敵が考えを改める可能性だってあるのに……」
ニルキャスが拳をギュッと握り締め、無力感に囚われて、その場に崩れ落ちた。
瞳には涙が浮かんでおり、それが演技ではない事を物語っているようにも見えた。
まわりで様子を窺っている敵も、ニルキャスの演技に騙されているのか、身を乗り出して、こちらの様子を窺っていた。
(何だかドラマ感覚で様子を窺っている気が……)
クロエが複雑な気持ちになりつつ、気まずい様子で汗を流した。
何となく茶の間でくつろぎながら、ドラマを視聴する奥様感覚で、敵から観られているような気もするため、『いや、そう言うんじゃないんで』と言いたい衝動に襲われたものの、それだけ自分達の会話に真実味があり、説得力があると言う事なので、役を演じ切る事に全力を注いだ。
「とにかく、ここで攻め込むのは得策ではありません。こうしている間も、敵にまわりを囲まれている可能性だってあるのですから、奇襲を受ける前に撤退しましょう」
ソレイユが仲間達に警告しながら、まわりの敵に釘をさした。
その言葉で、まわりにいる敵達もビクッとしたのか、慌ててササッと物陰に身を隠した。
「それに、こうしている間にも、他所のディビジョンで被害が出ているのですから、ここは放っておきましょう。ここにいる敵も、だいぶ力が弱まっているようですし、村人達の安全は保障されたようなものです」
バトラが物陰に隠れている敵にも聞こえるように、わざと大声を上げながら。身振り手振りを交えて訴えた。
実際に、敵側の戦力は削られているため、村人達を人質にしつつ、上手く立ち回らなければ、勝ち目がないような状況だった。
「悪いが、ここまで来て、面倒ごとは御免だぞ。あの海鳥提督とやらとやりあって、こちらも深手を負わされた仲間もいるんだ。こんな場所にいられるか……もう帰らせてもらうぞ」
エトヴァが呆れた様子で肩を落とし、村とは反対側に歩いていった。
他の仲間達も後に続くようにして、エトヴァの後ろをついていった。
「て、敵が目の前にいるのに……帰るなんて……」
ニルキャスが村の方向を見つめて、拳を握り締めた後、自分自身に言い聞かせるように素振りを見せつつ、ゆっくりと踵を返した。
それと同時に、敵の気配がひとつ……また、ひとつと消えていき、先程までピリついていた空気が消し飛んだ。
おそらく、この場にいた敵達が、報告に戻っているのだろう。
村人達も一時的であれ、解放される可能性が高いため、後は襲撃するタイミングを窺うだけである。
「……」
そのドサクサに紛れて、ソレイユが高所から見ても発見しにくい高木の影に潜み、敵の様子を窺うのであった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV2が発生!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【先行率アップ】LV2が発生!
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
さて、敵が此方の意図に気づく前に
村人の安全は確保させて頂きましょう
光学迷彩を使用
高所から察知されにくい遮蔽物の影を経由しながら村へ接近します
敵の気配には常時警戒し、移動する敵に近づきすぎないよう注意
シャルルの姿が村から十分離れたら村の様子を観察
警戒を解いた敵兵が村人を解放し
村人との間に距離が開き
割って入れそうな状況になれば突入します
可能なら仲間とパラドクス通信で連絡を取り、同時に突入できれば幸い
村人を背に庇い、出来るだけ敵から離れた屋内か森の中へ逃げるように声をかけましょう
宙に展開した鍵盤で「白の舞踏」を演奏
村人を襲おうとする敵が居れば、最優先で黒衣の死神に地の底へ引きずり込めと指揮します
泥濘の地も発動し、村人を追おうとする者の足を鈍らせ
その隙に攻撃を仕掛け体力の低い者から集中攻撃で撃破したいところ
反撃には守護の薔薇の茨で急所と指を護ります
しかし今は村人の身の安全が一番大事な場面ですから
村人が狙われる場合は迷わずディフェンスします
貴方達を助けにきました
もう少しの辛抱ですよ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
まずは上手く騙せたようだな
俺は、仲間の奇襲に合わせて村人たちを逃がす
……念には念を
ここまで来て住民たちを巻き込んでは、何にもならないからな
周囲に敵の気配がなくなれば
迷彩コートを纏いなおし、光学迷彩で再び村に接近を
物陰を伝い、仲間とは違う方向から村へ
村の中では、家屋や樹木などの陰を利用し、人質が今どんな様子か双眼鏡で偵察し、PD通信で共有を
人質が解放され、トループス達との距離が離れた頃合で仕掛けよう
奇襲のタイミングは、通信で仲間と合わせる
仲間の奇襲する裏手から人質たちへ接触し
【平穏結界】と防空体制で気取られぬように、人質を戦闘範囲から連れ出すことを優先
静かに……助けに来たよ
慌てないで、安全なほうへ避難しよう。こっちだ
速やかに安全圏へ誘導
その後、戦闘に合流しよう
仲間と逆方向から挟撃できると上出来
両手の銃でPD攻撃
敵の上空の動きにも注意し、村人を狙う敵>逃げる敵がいれば優先
他は仲間と狙いを合わせて、倒せる敵から倒して数を減らす
敵の放つ風の弾丸には、Segenの魔力盾で身を守ろう

ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
シャルルと護衛は離れたか…よし、演技はこれでおしまいだね
光学迷彩を使って村の中まで入って建物から別の建物へ、敵の様子を窺いながら転々と陰に隠れて移動するよ
村人さんは…広場に集められているか。トループスが真面目にやってれば周囲を巡回していそうだから…広場を包囲できるような状態で奇襲を仕掛けられればいいのかな。なるべく仲間の位置と重ならない建物の陰で、奇襲の準備が整うまで待機するよ
配備されてるトループスには常に空を飛んでいるのもいるかな?なら防空体制・パラドクス通信を使って敵の位置を共有するよ
奇襲時はPDサンダーストームを使って敵群に突風と落雷を浴びせて動きを妨害させていく。それで仲間が仕留めやすくできるようにアシストするよ
人質を盾にしようとする奴が現れたら真っ先にそいつに突風落雷を。
敵がいる中で安易に飛翔をするのは危険だと教えてやる、君達にも
ドンレミ村に残った君達を掃討すれば、ひとまずキマイラウィッチはいなくなるね。…シャルル・ド・ラ・セルダ、あいつを逃がしはしない
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
撤収後、残った敵に気付かれない様に村に引き返します。目立たない様に、無双馬は送還しておきます。
【光学迷彩】で姿を隠しながら状況を偵察。仲間と【パラドクス通信】で連絡を取りながら、村人に被害を出さずに奇襲出来る位置取りと機会を探ります。
通信でタイミングを合わせて攻撃を仕掛けます。
【鏡弓陣】による連射弩弓の射撃で矢の雨を降らせながら、無双馬を召喚、騎乗して突入します。
【通信障害】を発動して敵の通信を妨害しておきます。
村内を駆け巡りながら、残っている敵を弩弓の片手撃ちによる騎馬射撃で殲滅してゆきます。村人がいれば、屋内等の安全な場所に避難する様に呼びかけます。
この村の安全を確保しておけば、心置きなく提督との決戦に挑めます。一体たりとも逃さないであります。
クロエ・アルニティコス
さて、後は上手くいっていることを祈るのみですね。
敵に気取られず引き返し、【光学迷彩】で村の近くに潜伏します。
固まっていると敵から発見されやすいでしょうし、他の復讐者とは分散して行動を行います。
村に近い者から【パラドクス通信】で連絡をもらい、敵の気が緩み、人質を解放したところで全員で一斉に奇襲攻撃を仕掛けます。
【テュポーン・ガランサス】を使用、テュポーンを象った植物をの怪物を作り出し、頭部を模した花から噴き出す炎でフェザートルーパーたちを焼き払います。
一撃攻撃を加えた後も、村の住民を保護するのは他の復讐者に任せ、私は絶えず攻撃をし続けます。こうしておけば悪だくみをするのも難しいでしょう。
飛翔しての攻撃をしてくるなら村の施設や住民を巻き込むことを考えずに済みます。
むしろ好都合、風の弾丸を「守護の青薔薇」の結界で防ぎ、加減無しの炎の噴射で焼き尽くし、地へと墜としましょう。
お前たちを一体でも逃せば海鳥提督へと報告に向かうでしょう。一体たりとも逃がしません。
●フェザートルーパー
(……上手く騙せたようだな)
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、迷彩コートを纏いなおして、仲間達とは別の方向から双眼鏡を覗き込み、村人達の様子を窺っていた。
村人達はディアボロス達に見捨てられたと思っているのか、みんな虚ろな表情を浮かべていた。
その事を考えると激しく心が痛んだものの、パラドクス通信で情報を共有しつつ、村人達を助けるタイミングを窺った。
(さて……、敵が此方の意図に気づく前に、村人の安全は確保させて頂きましょうか)
その連絡を受けたソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)が光学迷彩を使用し、高所から察知されにくい遮蔽物の影を経由しながらドンレミ村に接近した。
フェザートルーパー達は完全に油断しており、村人達を家に帰して、警戒を解いていた。
(……よし、これで演技は、おしまい)
そんな中、ニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)が光学迷彩を使って建物から建物に移動し、フェザートルーパー達の様子を窺った。
フェザートルーパー達は、ディアボロス達が撤退したと思い込んでおり、暢気にティーパーティを始めていた。
予想に反して、村人達が家に帰ってしまったものの、フェザートルーパー達は、広場に集まっているため、包囲するのは容易であった。
幸い、フェザートルーパー達は地上に降り立っているため、奇襲を仕掛けるのであれば、今しかないと言う考えが脳裏を過ぎった。
「……静かに。助けに来たよ。慌てないで、安全なほうへ避難しよう。こっちだ」
その間に、エトヴァが平穏結界と防空体制で気配を消しつつ、仲間達が奇襲する裏手から村人達に接触していった。
「あ、あの……」
村人達はエトヴァの言葉に戸惑いを覚えていたものの、この機会を逃したら助かる見込みがないと判断したのか、次々と指示に従った。
ソレイユも、逃げ遅れた村人達を誘導しながら、少しずつ広場に近づいていった。
(後は作戦の成功する事を祈るのみですね)
一方、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は光学迷彩で村の近くに潜伏し、パラドクス通信で仲間達と連絡を取った。
この状況でフェザートルーパー達に、逃げ場はない。
例え、奇襲に気づいたとしても、有利な空で戦う事は困難に思えた。
「それじゃ……、いきますよ」
そのタイミングで、ソレイユが木の上から飛び降り、フェザートルーパー達の前に降り立った。
「「「な、何っ
!?」」」
その事に気づいたフェザートルーパー達が、ビクッと身体を震わせた。
まったく状況を理解していないのか、フリーズ状態。
頭の中で、小さなフェザートルーパー達が、脳内会議を始めたものの、結論が出ないまま、乱闘が始まっているような感じであった。
「……油断しましたね」
そこに追い打ちを掛けるようにして、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)がパラドクス通信で連絡を受け、【鏡弓陣(サジタリィ)】で連射式の弩弓と、地面に突き立てる杭付の銀盾を具現化した後、銀盾を支えに構えた弩弓から矢の雨を放って、フェザートルーパー達を撃ち抜いた。
「て、敵よっ!?」
そこで、ようやく奇襲に気づいたものの、フェザートルーパー達はパニックに陥っており、上手く飛ぶ事さえ出来なかった。
その間に、バトラが無双馬を召喚して騎乗し、突入しながら通信障害で敵の通信を妨害した。
それに合わせて、ニルキャスが【サンダーストーム】を発動させ、突風でフェザートルーパー達の動きを妨害し、雷を落として攻撃した。
「こ、これは一体、どういう事!?」
「アイツ等、退却したはずじゃあ……」
「と、とにかく、村人達を人質にして……」
その事に危機感を覚えたフェザートルーパー達が、身体をフラつかせて飛び上がろうとした。
「一体、何処に行くつもりですか?」
それと同時に、バトラが銀盾の表面を鏡の様に輝かせ、日光を反射させてフェザートルーパー達の目を眩ませた。
「め、目がっ!」
「ちょ、ちょっと、邪魔をしないで!」
「な、何も見えないっ! きゃ、きゃあああ!」
その拍子に、フェザートルーパー達がバランスを崩し、フラフラと飛んで頭をぶつけた。
「迂闊に飛ばない方がいいと思うよ? ぜんぶ纏めて撃ち落とすから……」
ニルキャスがフェザートルーパー達に警告しながら、【サンダーストーム】で雷を落とした。
「な、何よ、それ!」
「こ、この仕返しは、絶対にするから!」
「その時、命乞いをしても、手遅れだから!」
フェザートルーパー達が色々な意味で危機感を覚え、捨て台詞を残して勢いよく飛び上がった。
「人質を取る事が出来なかったので、逃げるのでありますか? そうであるなら、一体たりとも逃さないであります」
その事に気づいたバトラが、連射式の弩弓の片手撃ちによる騎馬射撃で、フェザートルーパー達を撃ち落とした。
「……ちょっ!」
「こ、こういう場合、逃げしてくれるものでしょ!?」
「そ、それなのに、飛び立つ事も許してくれないなんて……」
その一撃を食らったフェザートルーパー達が、恨めしそうな表情を浮かべ、次々と地上に落下した。
「当たり前であります。ここで逃がすような事があれば、後で仕返しをされるのがオチでありますから……」
バトラが落ち着いた様子で、フェザートルーパー達に答えを返した。
「な、何故、それを……!」
「……て、馬鹿っ! そんな訳ないでしょ」
「ただ準備を整えるために一時撤退するだけだから……」
フェザートルーパー達が、ぎこちない笑みを浮かべながら、逃げ出すタイミングを窺った。
「そんな言い訳……、あなたの上司である海鳥提督でも納得しないと思いますよ? まあ、ここから逃げて報告に向かうつもりだったと思いますが……」
それに合わせて、クロエが【テュポーン・ガランサス】を発動させ、スノードロップの種に魔力と一度迎えた死への想いを注ぐ事で急成長させ、ギリシャ神話の怪物『テュポーン』を象った植物の怪物を作り出した。
「こ、こうなったら……」
その事に危機感を覚えたフェザートルーパーが、飛翔しながら風の弾丸を大量に地表に向けて発射した。
「それは、むしろ好都合……」
クロエが守護の青薔薇で魔力による結界を展開した後、傍にいたテュポーンが頭部に見立てた花から加減な死の強烈な炎を吐き出し、風の弾丸ごとフェザートルーパーを焼き払った。
「ぎゃあああ!」
次の瞬間、フェザートルーパー達が悲鳴を響かせ、地面に身体を擦りつけるようにして暴れまわった。
それに合わせて、ソレイユが宙に展開した鍵盤で【幻想独奏曲「白の舞踏」(ダンス・マカブル)】を演奏し、おどろおどろしいワルツを黒衣の死神が現れた。
「と、とにかく、逃げなきゃ!」
「で、でも、この状況で……!」
「いいから、逃げ……きゃあ!」
そのドサクサに紛れて、フェザートルーパー達が逃げようとしたものの、黒衣の死神に捕まって地の底に引きずり込んだ。
「――閃け」
それと同時に、エトヴァが戦いに加わって、【Silberner Blitz(シルベルナー・ブリッツ)】を発動させ、青白い銀に閃く聖なる祈りを込めた弾丸を、両手の銃から目にも留まらぬ速射でフェザートルーパー達を撃ち抜いた。
「せ、せめて、誰か、ひとりでも……」
フェザートルーパー達が風の弾丸を大量に飛ばし、自分の仲間を逃がそうとした。
即座に、エトヴァがSegen(白銀のガントレット)に、白銀の魔力の盾を形成し、風の弾丸を防いだ。
「……残念でしたね。誰ひとりとして、逃がしませんよ」
それに合わせて、ソレイユが泥濘の地も発動させ、フェザートルーパー達の動きを鈍らせ、仲間達と連携を取って、一掃するのであった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV3になった!
【通信障害】LV1が発生!
【植物活性】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV4になった!
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
村人たちへの憂いは晴らしました
後は全力で魔女達を撃ち落とすのみ
海上で攻撃を仕掛けます
低空で飛翔し追撃、海上を移動する海鳥提督達を捕捉したら
取り巻きから撃破していきましょう
そんなに急いで何方まで?
少し私と遊んでいきませんか
宙に展開し鍵盤で「月虹」を演奏
猫の姿にも似た月の化身を喚び、アバドンの蝗へ飛び掛かれと指揮します
羽を噛み砕き、海へを落としてやりましょう
仲間と連携し、体力の低い者を優先狙い
各個撃破で数を減らし、包囲網を形成できれば幸い
あんなに大事だと言っていたドンレミ村を捨てて逃げるなんて
キマイラウィッチもアークデーモンも大したことはありませんね
本当に大事な拠点なら、どんな手を使ってでも死守するでしょうに
人質を取って撤退だなんて、つまらない真似
全く持って、興ざめも良い所ですよ
反撃には守護の青薔薇の茨を展開して急所を守り凌ぎます
負傷は体力に低い敵を撃破してグロリアスで回復しつつ、演奏を継続します
もう逃げ場はありませんよ、シャルル!
決着をつけましょう
クロエ・アルニティコス
下準備は終わりました。
あとは海鳥提督を逃さずに倒すのみ。
早く仕掛け過ぎると村に戻られる危険があり、逆に遅すぎると逃げられる可能性がある。
ここは海上で狙いましょう。戦いづらい地形ではありますが、私たちには【水面走行】【水中適応】があり、水中の移動を上手く使えば接近もしやすいでしょう。
水中を進み、海鳥提督らの進行先に回り込んでから攻撃を仕掛けます。
村の方角から追う復讐者がいれば挟み撃ちにし、進むも退くも私たちを倒さずには難しい状況に追い込みます。
攻撃は【ケートス・サジタリア】を使用。ケートスを象った怪物を作り出し、突進させます。まるで巨大な魚が水面を飛ぶ虫を食らうように、水中から跳ねての体当たりで水上のアバドンの蝗を狙わせましょう。
敵の蠍の針に対しては牙で食らいつこうとこちらへ向かってくる敵をケートスの突進で叩き落して近づかれないようにしつつ、それでも接近してきた者は「守護の赤薔薇」の茨の防壁で蠍の針を防御。
虫は虫らしく……墜ちなさい。
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
後は、禍根をすべて断ち滅ぼす
ドンレミ村の人達にもう手出しが出来なくなるように
奇襲を仕掛けるポイントは『海上』にするよ
島と陸地の真ん中辺りがベストかな?
【寒冷適応】【水中適応】で海中に潜みながら、【防空体制】で敵の位置を探って【パラドクス通信】で仲間と共有するよ。【光学迷彩】とともに海草がある所に隠れるといいかな?
奇襲のタイミングは仲間と合わせて、海中から飛び上がるように≪竜翼外套ゲイルウイング≫の機能と合わせ【飛翔】して護衛を動揺させることを狙うよ
そのまま流れるようにPDブラッディスカイフラッシュを発動
≪魔塵双銃バーストマウザー≫を殺気と竜力で武器型の魔物へと改造して、竜血の高水圧レーザーで両断するように薙ぎ払うよ
群れるほど強化されるというならいっそ群れの中に突っ込む。
空中で回転するように竜血レーザーで薙ぎ払って群れを散らしていくよ
シャルルを逃がさないように、護衛を電光石火で倒していこう
…空を飛んで戦うのは本当に久しぶりだよ
こんな世界でも、海の真ん中は景色がいいんだね
バトラ・ヘロス
村に残した部隊は殲滅しました。何らかの手段で虐殺の指示が出されたとしても、時間は稼げるでしょう。
後は海鳥提督を仕留めるだけであります。
【水中適応】を借りて海中から敵に向かいます。先行する仲間がいれば救援機動力で追いつきます。
【寒冷適応】で海の冷たさに抵抗しつつ、海上から見え辛い深度をとって【光学迷彩】で潜伏。奇襲を狙います。敵に見つからない様に海中を進むのはディアボロスの十八番なのです。
島と陸地の中間付近、進むも戻るも時間がかかる位置で戦闘に持ち込みます。
【パラドクス通信】で仲間と連携。タイミングを合わせて海中から攻撃を仕掛けます。
【氷塞陣】使用。氷の槍と盾を無数に召喚し、敵との間に展開。
無双馬に騎乗し【水上走行】を借りて海面を疾走しつつ、対空攻撃。
張り巡らせ【ガードアップ】した氷の盾で蝗を防ぎながら、氷の槍を射出して敵を貫き凍り付かせてゆきます。
遮蔽物の多い陸地で戦った方が有利だったかもしれませんが、自分達が有利過ぎても相手を追い詰めてしまいます。今は適度な均衡状態を狙うであります。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
最大の懸念だった、ドンレミの人質も無事に解放を終えた……
あとは人々に危害の及ばぬ場所で、海鳥提督を仕留めるだけ
海上で接触を
シャルル達を追い、察知を避けて平穏結界を展開
海洋迷彩コートを纏って光学迷彩し、ドンレミ島から海面付近を飛翔して追跡
バイザーのズーム機能と、防空体制を活用し、なるべく先手で敵影を発見し
水面走行で水面に下りて静かに接近
PD通信で仲間と連携し、タイミングを合わせPD攻撃
戦闘しつつ、敵群の前方へ回り込んでおき逃走阻止、仲間と緩やかな挟撃を
相手が飛行中なら低空から迫り空中戦
逃げ出しそうなら程々に挑発
おや、俺達が撤退したと思ったのかな?
あんな雑魚に人質を任せるなんて……海鳥提督の手腕はお飾りかい?
戦況を観察しつつ把握
狙いを合わせ、一撃で倒せる敵>消耗した敵の順に仕留め
魔力の糸を網と広げて絡め取り
優雅に舞い、切り刻む
敵の攻撃には、牙をタワーシールドで受け流す間に、針を警戒しSegenで防ぐ
コートで身を守り
針が刺されば尾を捕まえて反撃
用心深く狡賢い提督も、海に沈めよう
●空の支配者に従う者達
「下準備は終わりました。あとは海鳥提督を逃さずに倒すのみ」
クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)はドンレミ村にいる村人達の安否を確認した後、海鳥提督を倒すための作戦を話し合った。
ここで問題になったのは、奇襲を仕掛けるタイミングであった。
早く仕掛ければ村に戻られる危険があるものの、逆に仕掛けるのが遅すぎた場合、敵に逃亡される恐れがある。
その事も踏まえた上で、戦う場所は海上に決まった。
『そうだね。禍根をすべて断ち滅ぼさないと……』
ニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)が寒冷適応と水中適応で海中に潜みながら、防空体制で敵の位置を探りつつ、パラドクス通信で仲間達と連絡を取り合った。
光学迷彩のおかげで、今のところ敵には気づかれていない。
この様子では、ドンレミ村で戦いがあった事すら知らないのだろう。
どうやら、敵はドンレミ村を捨て、逃亡を図っているらしく、徐々に速度を上げながら海上を飛んでいた。
『ああ、最大の懸念だった、ドンレミの人質も無事に解放を終えた以上、人々に危害の及ばぬ場所で、海鳥提督を仕留めるだけだ』
そんな中、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)がパラドクス通信で連絡を取りながら、察知を避けて平穏結界を展開した。
それに合わせて、海洋迷彩コートを纏って光学迷彩を施した後、海面付近を飛翔しつつ、バイザーのズーム機能と、防空体制を活用し、敵の追跡を行った。
いまのところ、完全に油断しているため、周囲を警戒すらしていないようだった。
『……でしたら、異変に気付いて、海鳥提督が村に来る前に、仕留めるであります』
バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)が寒冷適応で海の冷たさに抵抗しつつ、水中適応で海中を移動しながら、パラドクス通信で仲間達と連絡を取り合った。
海上から見え辛い深度をとって光学迷彩で潜伏しているおかげもあり、だいぶ近い距離にありながら、敵にはまったく気づかれていなかった。
「そんなに急いで、どちらまで行くのですか? せっかくですから、少し私達と遊んでいきませんか」
そんな中、ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)が海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダを補足し、低空で飛翔しながら一気に距離を縮めていった。
「ば、馬鹿なっ! 何故……、ここが!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが信じられない様子で、チイッと舌打ちした。
「シャルル様、ここは我々が!」
即座に、アバドンの蝗達が行く手を阻むようにして、ディアボロス達に立ちはだかった。
それに合わせて、クロエが水面走行と水中適応を駆使して距離を縮め、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの侵攻先に回り込み、エトヴァと連携を取りつつ挟み撃ちにした。
「ぐぬ、ぬぬぬ」
その事に気づいた海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、悔しそうにギチギチと歯を鳴らした。
「シャルル様は、我々が必ず、お守りしますっ!」
すぐさま、アバドンの蝗達が、壁を作るようにして陣取った。
それと同時に、ニルキャスが竜翼外套ゲイルウイングの機能と合わせて、海中から飛び上がり、そのまま流れるように【Bloody Skyflash(ブラッディスカイフラッシュ)】を発動させ、魔塵双銃バーストマウザーを殺意と竜力で魔道改造を施し、真紅の邪眼が照準に埋め込まれた銃型の魔物に変貌させ、高水圧の竜血をレーザー状に薙ぎ払うようにして発射し、アバドンの蝗達を両断した。
「……んな!?」
アバドンの蝗達は自分が斬られた事さえ気づかず、両目をカッと見開いたまま、次々と海に落下した。
「ええい、罠かっ!」
その事に気づいた海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、怒る狂った様子で全身を激しく震わせた。
「ザコ共は、我々が排除しますっ!」
そんな空気を察したアバドンの蝗達が、蝗の大群を召喚し、耳障りな羽音を響かせ、捨て身の特攻を仕掛けてきた。
「ザコ扱いとは……随分、甘く見られたものですね。まさか、先程の退却が演技ではないと思っているのですか?」
即座に、バトラが【氷塞陣(ファランクス)】を発動させ、氷で出来た槍と盾を無数に召喚し、蝗の大群の特攻を防いだ。
それでも、蝗の大群が突っ込んできたものの、氷で出来た盾が砕けて衝撃を打ち消し、そこに追い打ちを掛けるようにして、氷の槍がアバドンの蝗の身体を貫き、凍結させて粉砕した。
「す、すべて、演技だったと言うのか!? あ、あり得ない!」
その現実を受け入れる事が出来ぬまま、アバドンの蝗達が再び蝗の大群を引き連れ、特攻を仕掛けてきた。
「別に信じなくても構いませんよ。嫌でも分かる事ですから……」
その間に、バトラが無双馬に騎乗し、海面を疾走しながら、周囲に張り巡らせた氷の盾で蝗の攻撃を防ぎつつ、氷の槍でアバドンの蝗達を仕留めていった。
「わ、私達を騙したのね! 何処まで汚い奴らなの! ……許さない!」
アバドンの蝗達が嫌悪感をあらわにしながら、全身を漆黒に染め、群生相の姿に変異した後、殺気立った様子で一斉に襲い掛かってきた。
「別に許してもらおうとは思ってないよ。空を飛んで戦うのは、久しぶりだしね。演技でない事を証明するためにも、全力で戦うつもりだから……」
ニルキャスがアバドンの蝗達に突っ込み、空中で回転するようにして、竜血レーザーで薙ぎ払った。
「うくっ、ぐ……ぎゃあ」
それと同時に、アバドンの蝗達が肉の塊となって、雨の如く海面に降り注いだ。
「そもそも、あんな雑魚に人質を任せるなんて……海鳥提督の手腕は、お飾りかい? 違うんだったら、ここで実力を見せるべきだと思うけど……」
エトヴァが軽く皮肉を言いながら、魔力の糸を網のように広げて絡め取り、優雅に舞って、アバドンの蝗達を切り刻んだ。
「……シャルル様を愚弄するなっ!」
アバドンの蝗達が牙を剥き出し、蠍の針を突き刺そうとした。
「それでも……真実だ」
エトヴァがタワーシールドを構えて、鋭い牙を受け流し、Segen(白銀のガントレット)で蠍の針を防いだ。
「し、真実なモノか! ふざけるなっ!」
アバドンの蝗達が両目を血走らせ、空から急降下してきた。
「虫は虫らしく……墜ちなさい」
それを迎え撃つようにして、クロエがケートスを突進させつつ、守護の赤薔薇で茨の防壁を形成し、アバドンの蝗が放った蠍の針を防いだ。
「ば……ぐわあああ!」
アバドンの蝗がイラついた表情を浮かべた後、ケートスの体当たりを喰らって、為す術もなく宙を舞った。
その巻き添えを喰らってアバドンの蝗達が、バランスを崩して海に落下した。
「うぐ……ぐぐぐ……」
それでも、アバドンの蝗達が耳障りな羽音を響かせ、海から上がってきたものの、翅が濡れているせいで、上手く飛ぶ事が出来なくなっていた。
「それでは、遠くに逃げる事も、シャルルを守る事も出来ませんね」
ソレイユがFonte de la musique(ピアノの鍵盤)を宙に展開し、【幻想ソナタ「月虹」(ゲッコウ)】を演奏した。
次の瞬間、猫の姿にも似た月の化身が姿を現し、アバドンの蝗に飛びかかった。
「じゃ、邪魔よっ!」
すぐさま、アバドンの蝗が牙と蠍の針を使って、月の化身を仕留めようとした。
だが、月の化身が素早く飛び跳ね、逆にアバドンの蝗を返り討ちにした。
「ええい、何をやっている!」
その事に苛立ちを覚えた海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、アバドンの蝗達を叱りつけた。
それに合わせて、アバドンの蝗達が、捨て身の覚悟で特攻を仕掛けてきた。
「キマイラウィッチもアークデーモンも大したことはありませんね。あんなに大事だと言っていたドンレミ村を捨てて逃げた挙句、こんな事になっているのですから……。本当に大事な拠点なら、どんな手を使ってでも死守するでしょうに……。人質を取って撤退だなんて、つまらない真似。全く持って、興ざめも良い所ですよ」
即座に、ソレイユがLa rose des possibilités(守護の青薔薇)が展開し、アバドンの蝗達の攻撃を防いだ。
それと同時に、月の化身が飛びかかり、翅を噛み千切って、アバドンの蝗達を海に落とした。
「もう逃げ場はありませんよ、シャルル! ここで決着をつけましょう」
そう言ってソレイユが、空を見上げるのであった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV2が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎
いつぞやは大変お世話になりましたね
…まあ、貴方が覚えている事は期待しておりませんが
あの時とは違うということを、今この場で証明して差し上げます!
引き続き飛翔しつつ戦います
宙に展開した鍵盤で「福音」を演奏
聖なる光を束ねてダメージ・命中アップの力を込めた破魔の剣と成し、シャルルの周囲を囲むように喚び出し
鍵盤で弾く鐘の音に合わせて、上下左右から刺し貫いてやりましょう
可能なら上下左右から包囲し陸地には向かわせません
仲間と声を掛け合い攻撃タイミングを合わせて挟撃することで、一人への攻撃集中による包囲網一点突破の可能性を潰してしまいたいところです
反撃には守護の青薔薇にガードアップの加護を纏わせ、急所と指を守ります
その攻撃は散々喰らいましたから、そう易々と不意を撃たれてはやりませんよ
ジャンヌ・ダルクの生誕の地であろうが無かろうが、あの地に生きる人々を魔女や亜人の食い物にすることを断じて看過することはできません
自慢の援護射撃も援護する相手が居なければ不発ですね
堕ちてください、シャルル
永遠に
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
ようやく捉えたよ、シャルル
慎重さと狡猾さをもつ、厄介な提督殿だ
この機を逃さず、仕留めきる
【通信障害】は引き続き展開
仲間とパラドクス通信で連携を取り
【飛翔】し空中戦を続行
両手の銃を操り、PD攻撃
周りに遮るものも、増援もない……存分にやり合おう
逃走阻止のため、囲い込める位置取りを
シャルルの素早い動きに追随し、上空での動きを抑え込む
バイザーで視野を確保し、戦況を観察し把握
タワーシールドを構え、矢を防げる態勢を見せて一方的な動きを牽制
縫い留めるように銃弾を撃ち込み、動きを封じていく
海面上、空中の仲間と連携して、立体的包囲の形を取りつつ
互いに隙を作りあい、好機には狙い撃つ
敵の攻撃にはシールドを構え矢を防ぎ、急降下は移動し続け狙いをずらして急所を外す
特に、元々の進行方向へ抜ける動き、間を抜けて回り込む動きを塞ぐ
空での孤立は有利を意味しない
海鳥を二つ名に名乗るならば、その身に刻め
さようならだ。シャルル・ド・ラ・セルダ
……これでもう、ドンレミの人達が苦しむ事はない
皆にお疲れ様だ、と一礼を
エイレーネ・エピケフィシア
愛するクロエ様(g08917)をディフェンスし共闘
偽装撤退の策が成り、人々の安全が確かなものとなった今、援軍を控える必要はありませんね
お待たせしました、クロエ様
海鳥提督を討ち、亜人どもを飼い馴らさんとする悪しき試みに裁きを下しましょう!
【水面走行】状態で上空の水鳥提督と対決
敵の望みは撤退。ある程度こちらをあしらった所で、機を見て離脱を試みるかもしれません
【防空体制】で敵影が視界から出てもすぐ見付けやすいように
敵の動きの変化を察知したら【パラドクス通信】で仲間にも伝え、素早い攻撃で離脱を妨げます
≪神護の長槍≫の穂先から放つ『勝利齎す女神の威光』で攻撃
敵影を追ったり、進行方向を予め指し示すように槍を動かすことで、光を殺傷力を持つサーチライトとして利用
上空の敵を照らして仲間が狙い易くすると共に、ダメージを与えて飛行を妨害し、クロエ様が続けざまに技を当てる好機を作ります
反撃の矢は≪神護の輝盾≫を掲げて防ぎ、迫る兵士は槍で打ち払います
亜人の利用を試みた者はもはや亜人も同然!
絶対に許しはしませんよ!
四葩・ショウ
救援機動力と【飛翔】を最高速度で使って
叶うなら横合いから不意討ちをしかける
視力に優れた魔女だから見つかっちゃうかも、でも
それならそれで、注意を惹ける
――やぁ、海鳥の貴方
わたしのことなんて、わすれちゃった?
降る矢の雨を、揮うレイピアと翻すバトルマントで凌いで
亡霊の手はレイピアで払って
対処しきれない分は
魔力の雨を降らす天使の輪の護りを敷いた二段構えで、凌いでみせる
どれだけ冷静な魔女だって
パラドクスからは逃れられない
誑かすファッシネイト
わたしはしっているよ――
貴方がすばらしい魔女だって
顎を掬い上げるよに手を伸べて
やっと逢いにこれたんだ
わたしの怒りをもっとあじわってよ
撃ち墜とされるとしたって構わないくらい
傷を厭わないで、まよわず攻めかかる
しかける空中戦のままに
飛び回って注意を惹きつけ、仲間が攻撃する隙を作ってみせる
一番負傷した仲間をディフェンスする
追い詰めすぎても貴方はつよくなる、それなら
わざと撃ち墜とされた演技をして、海中へ
【寒冷適応】と【水中適応】で耐えて
一矢報いたって思わせられたらいい
クロエ・アルニティコス
愛するエイレーネ(g08936)をディフェンスし共に闘います
えぇ。ここに至れば海鳥提督自慢の目も意味をなしません。
ラ・ピュセルに流れ着いた亜人どものこれ以上の跳梁を止めるためにも……ここで殺します。共に行きましょう。
【水面走行】を用いて海上で戦闘を行います。
エイレーネと共に他の復讐者と挟撃するよう攻撃を行い、敵が戦場を離脱しづらい状況を作り、それでも離脱の様子があればエイレーネの合図とともに攻撃で妨げられるように。
【ヘカテー・アコニタム】を使用し、空を飛び戦う敵の真下に冥府の門を開き、そこから伸びる腕で引きずり降ろすようにしながら生命力を奪い取ります。
エイレーネの攻撃により敵の動きが鈍れば敵の背後に冥府の門を開き、敵を捕らえ、冥府へと引き摺り込みましょう。
敵の反撃に対しては怨念を宿した矢を「守護の青薔薇」の結界で防ぎ、冥府の門から伸びる腕で移動を阻害して襲い来れぬように。
蹂躙戦記イスカンダルより飛び散った負の遺産。
それを滅ぼし尽くすまで私たちの戦いは終わりません。
お前もここで滅ぼします。
ニルキャス・トーネード
アドリブ連携歓迎です
あんたの最期はこの海が相応しいんだろうね
逃がしはしない、終わりをあげよう
【飛翔】を継続して空中戦に持ち込みよ。遠距離の間合いを維持する事を意識する
向こう側が上手だろうけど、この選択が追い込みすぎず強化させないことにつながる筈
条件は対等、真正面から殺意をぶつける
《魔風双剣シーカーエッジ》を構えてPDコキュートスサイドワインダー発動
放たれた怨念の矢には凍てつく雷を軌道を合わせるように発射して威力の減衰を狙うよ
急降下による接近には引き撃ちをするよう後方に飛び退くように
シャルルが逃走を図るなら【PD通信】で仲間と連携、
逃げる先に凍てつく雷を偏差射撃のように放って妨害しよう
さっき言ったばかりだからね、逃がしはしないと!
ドンレミ村の人達はあんたにとって、ディアボロスを悩ませる都合のいい人質で、エネルギー源でしかなかったんだろうけど…
彼らは守るべき一線なんだ。例え奪還した後に消え去るものだとしても記憶に残る、変わらないものとして
怨嗟とともにラ・ピュセルの海に散れ、海鳥提督
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
連戦と権謀を積み重ねて、ようやくこの局面まで持ってきました。
だからこそ、今仕留めなければ二度目は無いでしょう。必ずここで終わらせるのであります。
配下は全滅させ、援軍は水平線の彼方。【飛翔】しても問題はありません。無双馬に騎乗したまま空中を駆けて仲間と包囲陣形を形成。退路を断ちます。
長槍サリッサと魔力盾スクトゥムを構えて【百槍陣】を使用。槍と盾の複製を無数に具現化させ展開、操作します。
自身の全周囲を覆う様に盾を組み広げるテストゥド陣形を形成。【ガードアップ】の効果を重ね防御を固めながら、騎馬突撃を仕掛けます。
複製の槍群を敵を包囲する様に展開し、自身の突撃刺突とタイミングを合わせて敵を全周囲から刺し貫くであります。逃げ場は与えません。
反撃の羽根矢は、広げた盾の壁で受け止め受け流し、ダメージを軽減して耐え抜きます。
如何に戦略戦術に長けていようとも、今この海上にあるのは単純な力と力の勝負だけです。将軍も兵卒も立場は同じ。さぁ、決着をつけるであります。
エヴァ・フルトクヴィスト
ドンレミにおける巡る戦いも参加させて貰っていましたが。
ドンレミの人々を救い、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの撃破を目指す、偽装撤退の策も最終段階。
いよいよ海鳥提督との決戦ですね。
孤立している将を討つこの機会、逃しはしません!
救援機動力で駆け付けた私の役割は敵の足を一瞬でも止めて。
同じく駆け付けた仲間と連携して。
この作戦を主導してきて力が高まっている味方の攻撃がより当たりやすしますよ!
私達の厄介さを潰そうとしたのは見事でしたが詰めが甘かったですね。
このまま私達に付き合って貰います!
逃げようとする敵の攻撃は精神を集中。
飛翔を用いた加減速で常に身体を動かしながら、蒼炎流星嵐で致命の一撃を迎撃。
そうでないものは致命傷を貰わない様に結界術で反らすも被弾覚悟で受けて。
アイコンタクトを交わしつつ、息を合わせて常に敵の進路を塞ぎ、妨害出来るように追い縋り、動きを妨害していきます。
戦い後は一息。
ラ・ピュセルの攻略、着実に一歩ずつですね。
懸念も色々ありますが、大いなる戦いに向けて頑張っていきたいですね…。
●海鳥提督
「――やぁ、海鳥の貴方。わたしのことなんて、わすれちゃった?」
そんな中、四葩・ショウ(After the Rain・g00878)が救援機動力と飛翔を駆使して、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに不意打ちを仕掛けた。
「……クッ! しまった!」
即座に、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダがオーラ防御を展開し、ギリギリのところで攻撃を防いだ。
だが、余裕はない。
何とかしようとしているものの、思うように身体が動いていないようである。
それでも、ここで負けるつもりがないのか、最低限の動きで体力を温存しているようだった。
「ようやく捉えたよ、シャルル」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が通信障害でディアボロスが望まない通信を妨害しつつ、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの逃げ道を塞いだ。
「……フン! これで追い詰めたつもりか? ……甘いなっ!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、小馬鹿にした様子で鼻を鳴らした。
実際に相手は慎重さと狡猾さをもつ厄介な提督のため、ここで油断は出来なかった。
「いつぞやは大変お世話になりましたね。まあ、貴方が覚えている事は期待しておりませんが……。あの時とは違うということを、今この場で証明して差し上げます!」
ソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)が、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに対して言い放った。
「お前は、昨日食べたパンの形を……いや、そこまで言う必要はないか」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、自嘲気味に笑った。
「随分と余裕ですね。……ですが、わたしとクロエ様がいる限り、あなた達の好きにはさせません」
その間に、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)が、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)と合流し、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダを見上げた。
「勝手に吠えろ。お前達など、怖くない」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、冷たくあしらった。
「怖くない……ですか。自慢の目も意味をなしていない状況で、本当に勝てると思っているのですか? ラ・ピュセルに流れ着いた亜人どもの跳梁を止めるためにも……ここで殺します」
クロエが海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに宣言した後、エイレーネと連携を取りながら、水面走行で海上を移動した。
「……随分と威勢がいいな。まるで亜人扱いだな」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、ディアボロス達を見下した。
「亜人の利用を試みた者は、もはや亜人も同然! 絶対に許しはしませんよ!」
それに合わせて、エイレーネが【勝利齎す女神の威光(アテーナー・ニーケー)】を発動させ、敬虔な信仰が生み出す加護の光明を神護の長槍に纏わせ、その穂先から止めどなく溢れる光の奔流を黄金に輝く破壊光線として撃ち出した。
「……くっ! こんな事なら、あの村の連中を殺しておくべきだったか!」
即座に、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが結界術とオーラ防御を展開し、ダメージを軽減した。
それでも、完全には防ぐ事が出来なかったため、呻き声を上げて後退した。
「ドンレミ村の人達は、あんたにとって、ディアボロスを悩ませる都合のいい人質で、エネルギー源でしかなかったんだろうけど……。彼らは守るべき一線なんだ。例え奪還した後に消え去るものだとしても記憶に残る、変わらないものとしてね。だからと言って、好き勝手に殺していいわけじゃない
そこに追い打ちを掛けるようにして、ニルキャス・トーネード(空葬風月-Carnage Weather・g05173)が魔風双剣シーカーエッジを構え、【Cocytus Sidewinder(コキュートスサイドワインダー)】で空間をX字状に斬り裂き、裂け目からオーロラが尾を引く凍気を内包した地獄の稲妻を発射した。
次の瞬間、地獄の稲妻の着弾地点に赤黒い氷華が炸裂し、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが警戒した様子で間合いを取った。
「あんたの最期は、この海が相応しいんだろうね。……逃がしはしない、終わりをあげよう」
その後を飛翔しながら追いかけ、ニルキャスが海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに空中戦を仕掛けた。
「それは、こっちの台詞だ。みんな纏めて、海の藻屑にしてやろう」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが空を飛びつつ、怨念を宿した矢を放った。
「そんな脅し……、怖くないよ」
ニルキャスが自らの肉体に改造を施し、結界術を展開しながら、真正面から殺気をぶつけ、捨て身の一撃を放った。
「……死ぬ気か。ふざけやがって!」
その一撃を食らった海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、恨み言を吐きつつ後退した。
「孤立している将を討つ、絶好の機会ですからね。そう言った意味でも、逃がすつもりはありません」
エヴァ・フルトクヴィスト(星鏡のヴォルヴァ・g01561)が救援機動力で駆け付け、仲間達と連携を取りつつ、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに視線を送った。
「孤立している……か。まさか、お前達には、そう見えているのか? クク、ククク……、愚かな。本当に何も分かっていないんだな?」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、小馬鹿にした様子で不気味に笑った。
まだ何か策があるのか、まったく怯えていなかった。
「周りに遮るものも、増援もないように見えるが……。まあ、いい。……存分にやり合おう」
エトヴァがパラドクス通信で仲間達と連絡を取りつつ、両手の銃を操りながら、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに空中戦を仕掛け、【Glänzende Meteore-Ⅱ(グレンツェンデ・メテオーレ・ツヴァイ)】を発動させ、膨大な魔力を両手の銃に込め、最高温の青い炎を纏った弾丸を連射した。
「ああ……、そうだな」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが残像を身代わりにしつつ、左肩を押さえてチィッと舌打ちした。
それに合わせて、エトヴァが素早い動きに追随し、上空で動きを抑え込みながら、バイザーで視野を確保しつつ、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダを牽制した。
「連戦と権謀を積み重ねて、ようやくこの局面まで持ってきました。だからこそ、今仕留めなければ二度目は無いでしょう。必ずここで終わらせるのであります」
バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)が無双馬『青縞』に騎乗し、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダに空中戦を仕掛けて包囲した。
「寝言は寝てから言った方がいい。お前達がいくら足掻いたところで、無駄なのだから……」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダがフンと鼻を鳴らし、怨嗟の声を宿した羽根を上空から矢のようにバラ撒いた。
「それは違うであります」
バトラが長槍サリッサと魔力盾スクトゥムを構え、【百盾槍(ファランクス)】を発動させた。
次の瞬間、長槍サリッサと魔力盾スクトゥムの複製が無数の具現化され、怨嗟の声を宿した羽根を弾いて防ぎ、ダメージを軽減させて耐え抜いた。
「思ったよりも、やるようだな。また会う事があれば、面白い戦いが出来そうだ」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが感心しつつも、皮肉混じりの言葉を吐いた。
「まさか、この状況で逃げる事が出来ると思っているのですか? どんな事があろうと、逃げ場は絶対に与えません。如何に戦略戦術に長けていようとも、今この海上にあるのは単純な力と力の勝負だけです。将軍も兵卒も立場は同じ。さぁ、決着をつけるであります」
その間に、バトラが自身の全周囲を覆う様に魔力盾スクトゥムを組み広げ、テストゥド陣形を形成した後、ガードアップの効果を重ねて、防御を固めながら、騎馬突撃を仕掛け、無数に複製した長槍サリッサで包囲し、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダを全周囲から刺し貫いた。
「うぐ……ぐぐぐっ! まだだっ! まだ、動ける!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが血の泡を吐き、気合と根性で何とか耐えた。
(……どうやら、嘘ではないようですね)
エイレーネが水面歩行で防空体制を取りながら、パラドクス通信で連絡を取りつつ、警戒した様子で上空を見上げた。
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダは周囲を警戒しており、まったく隙が無いと言っても大袈裟ではなかった。
「それでも、ここで退くつもりはありませんが……」
すぐさま、エイレーネが再び【勝利齎す女神の威光(アテーナー・ニーケー)】を発動させ、殺傷力を持つサーチライト代わりにして、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの進行方向を指し示した。
「ええい、小賢しいっ! 撃て! 撃ちまくれ!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが巨大なガレー船を召喚し、溢れ出す亡霊の兵士達に指示を出した。
それに合わせて、溢れ出す亡霊の兵士達が、雨の如く大量の矢を放った。
「……」
即座に、エイレーネが神護の輝盾を掲げ、矢を防ぎながら、溢れ出す亡霊の兵士達を神護の長槍で貫いた。
「どれだけ冷静な魔女だって、パラドクスからは逃れられない。わたしはしっているよ――。貴方がすばらしい魔女だって」
その流れに乗るようにして、ショウがレイピアで矢の雨を弾き、バトルマントを翻した。
溢れ出す亡霊の兵士達は殺気立っており、傷つく事も恐れず、突っ込んできた。
それをレイピアで払いつつ、上空を見上げた。
ガレー船は未だに健在ではあるものの、仲間達の攻撃を受けて、落下しつつあるようだ。
「魔女……か」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、再びフンと鼻を鳴らした。
何か言いたいことがあるのか、含みがある反応だった。
「いつまでも余裕でいられると思ったら大間違いですよ? 蹂躙戦記イスカンダルより飛び散った負の遺産。それを滅ぼし尽くすまで私たちの戦いは終わりません。お前も、ここで滅ぼします」
クロエがエイレーネと連携しながら、【ヘカテー・アコニタム】を発動させた。
次の瞬間、冥府の門が開き、そこから無数の腕が伸び、溢れ出す亡霊の兵士達をガレー船ごと引きずり込んだ。
その事に危機感を覚えた亡霊の兵士達が、ガレー船から飛び降りた。
しかし、亡霊の兵士達達は泳ぐ事が出来なかったため、ドボンドボンと音を立てて沈んでいった。
「やっと逢いに、これたんだ。わたしの怒りを、もっとあじわってよ」
それに合わせて、ショウが空を飛び回って、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの注意を引いた。
「……愚かな」
その挑発に乗った海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、ショウに狙いを定めて、素早く矢を放った。
「……うっ」
それと同時に、ショウがわざと撃ち落とされ、海に落下していった。
「ハハハハハッ、無様だなっ! みんな纏めて、逝くがいい!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが高笑いを響かせながら、完全に油断した様子で怨念の矢を放った。
「あんたの好きにはさせない」
ニルキャスが再び【Cocytus Sidewinder(コキュートスサイドワインダー)】で地獄の稲妻を放って、怨念の矢を凍らせた。
「その攻撃は散々喰らいましたから、そう易々と不意を撃たれてはやりませんよ」
続いて、ソレイユが【La rose des possibilités(守護の青薔薇)】にガードアップに加護を纏って、急所と指を守った。
その間に、エヴァが仲間達とアイコンタクトを交わしつつ、息を合わせて海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの進路を塞いで、自由に動き回る事を防いだ。
「せっかくですから、あなたも一緒にどうですか? みんな、待ってますよ?」
そんな中、クロエが怨念を宿した矢を守護の青薔薇の結界で防ぎ、再び【ヘカテー・アコニタム】を発動させ、冥府の門から無数の腕を伸ばした。
「そんなの、お断りだ。……悪いが、アイツ等だけで、冥府を楽しんでもらおうか。お前達も、じきに行くしな」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが軽く皮肉を言いながら、怨念を宿した矢を放った。
だが、クロエには、当たらない。
すべて守護の青薔薇の結界で防がれ、まったくかすりもしなかった。
「……調子に乗るなっ! ザコ共がっ!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが、怨念を宿した矢を放ちながら急降下した。
それに合わせて、エトヴァがタワーシールドを構え、矢を防ぎながら一方的な動きを牽制し立体的包囲の形を取った。
「私達を潰そうとしたのは見事ですが、最後の最後で詰めが甘かったですね。このまま私達に付き合って貰いますよ!」
続いて、エヴァが飛翔を用いた加減速で常に身体を動かしながら、【蒼炎流星嵐】で星の如く尾をひく蒼き炎を無数に撃ち出した。
「まだ分からぬのか! これが、こちらの策である事をっ! その術中にハマッているのが、お前達だと言う事を……! それが何故、分からない! お前達に、逃げ場はない! ……お前達は終わりだっ!」
海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダがオーラ防御と結界術を展開し、火炎激痛耐性で身を守りつつ吠えた。
「終わりなのは、貴方です、シャルル。ジャンヌ・ダルクの生誕の地であろうが無かろうが、あの地に生きる人々を魔女や亜人の食い物にすることを断じて看過することはできません。自慢の援護射撃も援護する相手が居なければ不発ですね。このまま永遠に堕ちてください……、シャルル!」
その間に、ソレイユがFonte de la musique(両手に装着するグローブ型VR楽器)を起動してピアノの鍵盤を宙に展開した後、【幻想ロンド「福音」(ラ・カンパネッラ)】を演奏する事で、聖なる光を束ねてダメージ・命中アップの力を込めた破魔の剣と成し、シャルルの周囲を囲むと、鍵盤で弾く鐘の音に合わせて、上下左右から刺し貫いた。
「うぐ……ぐぐぐ……、こんな事をしても、我らに勝つ事など……ぐはっ!」
次の瞬間、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダが血反吐を吐き、力尽きて勢いをつけながら海面に落下した。
「空での孤立は有利を意味しない。海鳥を二つ名に名乗るならば、その身に刻め。さようならだ。シャルル・ド・ラ・セルダ。……これでもう、ドンレミの人達が苦しむ事はない」
そう言ってエトヴァが上空から海を眺め、海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダの別れを告げた。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV5になった!
【隔離眼】LV1が発生!
【傀儡】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【命中アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV6になった!
【ダブル】がLV3になった!
最終結果:成功 |
完成日 | 2025年01月02日 |
宿敵 |
『海鳥提督シャルル・ド・ラ・セルダ』を撃破!
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