天正大戦国

天魔武者（てんまむしゃ）

戦国時代の鎧武者をモチーフとしたような姿の、機械生命体のクロノヴェーダです。『圧政』により、人間を反抗の気力を持たないような状態にすることでエネルギーを回収できます。
　天正大戦国ではヒルコや反逆の意志を持つ者を『人柱の儀式』に捧げることにより、能力の高い天魔武者を誕生させたり、多数の人間を一度にトループス級に覚醒させたりする手段が確立されています。
　天魔武者の多くは覚醒前の名を名乗りますが、断片の王から史実の武将や英傑の名を与えられる個体も多くいます。

鬼

　日本の伝承に伝わる「鬼」のような姿のクロノヴェーダで、『恐怖』の感情をエネルギーとします。力を見せつけ、敵を恐怖させて打ち倒す事を美徳とし、暴力的かつ威圧的な言動を好みます。
『〇〇鬼』『〇〇童子』といった鬼の名前を名乗る事が多いようですが、当時の人名を名乗る者もいます。

妖怪

　日本の伝承に伝わる「妖怪」の姿のクロノヴェーダで、『忌み嫌われる』ことでエネルギーを得ます。多くの妖怪は、自分の領域で狩りを行い、その恐ろしさを人に知らしめんとします。現代に存在が伝わっていないものも含め、様々な妖怪がいますが、西洋由来の妖怪（ヴァンパイア等）や現代風の妖怪（トイレの花子さん等）は存在しません。妖怪は、名は体を表す傾向が強く、見た目から推測されるような能力、性格をしています。

　大阪城の決戦でジェネラル級天魔武者『豊臣秀吉』を撃破したディアボロスは、攻略旅団の方針により、美濃国と隣接する『近江国』の攻略を開始する事となりました。
　美濃国で大規模な改修を行なった移動城砦『千早城改』で、美濃国の関ケ原から近江国へ攻め入ってください。

　近江のジェネラル級天魔武者『明智光秀』は、これまでディアボロスが京都・伊賀方面から侵入していた事で、居城である『坂本城』周辺に戦力を集中しているようで、関ケ原からの侵攻に対しての防衛は手薄となっています。一気に攻め込み、史実の安土城があった近江八幡に向かう事が出来る筈です。


※25年3月1日：『最終人類史のバレンタインデー2025』により、攻略期限が23日延長されました。

　美濃国から侵攻した移動城砦『千早城改』は、近江八幡に到達、史実の安土城のあった敵拠点に迫りました。
　近江八幡の拠点に、安土城の姿は既にありませんが、安土城があったと思われる場所には、『城の土台』のような建築や各種施設などが残っているようです。
　しかし、ディアボロスに奪われる事を恐れたのか、重要施設は破壊され、残る施設なども、クロノヴェーダの手で破壊活動が行われています。
　おそらく、ディアボロスに、安土城の情報を渡さないよう処分を図っているのでしょう。
　この敵拠点に攻め込み、拠点を制圧すると共に、解体作業を行っている敵を撃破し、有益な情報が破棄されるのを阻止してください。
　得られた情報を解析する事で、安土城の攻略時に有利な状況を作る事が出来るかもしれません。
　安土城の拠点を制圧後の千早城改は、琵琶湖対岸にある明智光秀の居城である『坂本城』を目指す事になるでしょう。他の方針や、坂本城攻略時の作戦などについては攻略旅団で提案を行って下さい。

　攻略旅団の方針により拠点化を開始していた、安土城跡地に、明智光秀の移動城『近江坂本城』とその軍勢が現れました。
　明智光秀は、ディアボロスから預けられた伝言に乗り、会談を望んでいるようです。
　明智光秀は『近江坂本城』で琵琶湖を渡って安土城迄移動しているようで、周囲には天魔武者が乗船する船の姿もあります。

　安土城跡地に向かい、明智光秀を迎え入れての会談に臨んでください。

　京都戦線の勝利を受け、攻略旅団から『明智光秀』との再会談を行う事が提案されました。
　光秀側も、尼子軍を撃退した事から、ディアボロスとの交渉の必要性を感じているようで、交渉自体は可能となるようです。
　しかし、光秀側は、京都戦線の敵指揮官の一体であった、ジェネラル級天魔武者『文武両道』細川幽斎の助命を求めている為、交渉を行う上では考慮が必要になるでしょう。

　攻略旅団の提案により行われた『明智光秀』との再会談の結果、明智光秀率いる勢力と一時的同盟が成立。
　天正大戦国の西国の大名達は、ディアボロスと手を結んだ「明智派」と、京都を狙う「尼子派」に二分されることになりました。

　明智軍の手引により、山陰・山陽・九州を勢力下に持つ『尼子氏』に決戦を挑みます。
　明智軍の裏切りにより、北九州の尼子派の大名『龍造寺』は、本拠地である『肥前国村中城』に追い詰められています。
　このまま、明智軍を利用して、龍造寺を滅ぼせば、九州全域をディアボロスの勢力圏に組み入れられるでしょう。

！特殊ルール！
　このシナリオのリプレイ執筆は、龍造寺隆信との決戦を行うシナリオの選択肢『肥前村中城城取合戦 』のクリア後に開始されます。