天正大戦国

天魔武者（てんまむしゃ）

戦国時代の鎧武者をモチーフとしたような姿の、機械生命体のクロノヴェーダです。『圧政』により、人間を反抗の気力を持たないような状態にすることでエネルギーを回収できます。
　天正大戦国ではヒルコや反逆の意志を持つ者を『人柱の儀式』に捧げることにより、能力の高い天魔武者を誕生させたり、多数の人間を一度にトループス級に覚醒させたりする手段が確立されています。
　天魔武者の多くは覚醒前の名を名乗りますが、断片の王から史実の武将や英傑の名を与えられる個体も多くいます。

鬼

　日本の伝承に伝わる「鬼」のような姿のクロノヴェーダで、『恐怖』の感情をエネルギーとします。力を見せつけ、敵を恐怖させて打ち倒す事を美徳とし、暴力的かつ威圧的な言動を好みます。
『〇〇鬼』『〇〇童子』といった鬼の名前を名乗る事が多いようですが、当時の人名を名乗る者もいます。

妖怪

　日本の伝承に伝わる「妖怪」の姿のクロノヴェーダで、『忌み嫌われる』ことでエネルギーを得ます。多くの妖怪は、自分の領域で狩りを行い、その恐ろしさを人に知らしめんとします。現代に存在が伝わっていないものも含め、様々な妖怪がいますが、西洋由来の妖怪（ヴァンパイア等）や現代風の妖怪（トイレの花子さん等）は存在しません。妖怪は、名は体を表す傾向が強く、見た目から推測されるような能力、性格をしています。

　攻略旅団から、安房国の『安土城』を攻撃する作戦が提案されました。
　しかし、安房国の令制国の境界を突破する方法が無い為、現時点での襲撃は不可能です。
『安土城』を攻撃するには、移動拠点である『安土城』が、下野国の徳川家康の救援に向かう為に、安房国を出た後に行う必要があるでしょう。

　安房国から下野国に向かうには、安房国→上総国→下総国→常陸国→下野国という経路が予測されています。
　上総国はジェネラル級天魔武者『本多忠勝』が、常陸国はジェネラル級天魔武者『坂東太郎・佐竹義重』という、天正大戦国屈指の猛将が支配している為、狙うならばディアボロス勢力圏である『下総国』しかありません。
　しかし天正大戦国側も、それを予測し、下総国を一気に通過して上総国から常陸国まで移動しようとするはずです。

　上総国から常陸国に向かう為のルートは複数あり、そのルートを特定しなければ、確実に安土城を攻撃する事は難しいでしょう。
　そこで、安土城を襲撃する為の準備作戦として、下総国と上総国の境界地点に、ディアボロスの拠点を設営する作戦を実行します。
　この作戦は、表向きは『上総国や安房国への攻略の準備』と見せかけますが、実際はディアボロスの警戒が厳しい地点を示す事で、安土城の移動ルートを特定・制限する為のものとなります。
　この作戦を成功させ、安土城への襲撃作戦を実行可能にしてください。

　安土城襲撃準備作戦を実行し、 上総国と下総国の境界で安土城を迎撃する準備が完了しましたが、攻略旅団から新たな作戦が提案されました。
　その提案は、横須賀の造船施設で、安土城へ突入可能な航空機を準備するというものです。
　空中移動時は敵からのパラドクス攻撃に耐える必要があり、天空寺院クラスの頑強さと大きさが必要となる為、実現は不可能かに思われたのですが……。
　この攻略旅団の提案を元に調査を行った結果、造船施設のブラックボックスの一つが解除でき、冥海機ヤ・ウマトの秘匿兵器『エンジェルシップ』の建造が可能になりました。
　ブラックボックスのデータによれば『エンジェルシップ』は対蛇亀宇宙リグ・ヴェーダに備え、TOKYOエゼキエル戦争の技術を利用して研究されていた『飛行戦艦』であるようです。
　大量のエネルギーが必要ですが、この秘匿兵器を建造してみて使用に耐えるようであれば、安土城攻略を試してみてください。