【蹂躙戦記イスカンダル奪還戦】キプロス島攻略戦
このシナリオは【蹂躙戦記イスカンダル奪還戦】に関連する特別シナリオです。
蹂躙戦記イスカンダルのジェネラル級及び、パキスタン、アフガニスタンを強奪しようとしている『蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ』、亜人の配下となっている『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は、【地獄の狩人レライエ】の軍勢です。
『⑩地獄の狩人レライエ』は、TOKYOエゼキエル戦争から漂着したアークデーモンで、キプロス島に集められた漂着した軍勢の管理を行っていたようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑩地獄の狩人レライエ」の敵残存率を低下させます。
【蹂躙戦記イスカンダル奪還戦】土嚢と塹壕を踏み越えて(作者 一条もえる)
#蹂躙戦記イスカンダル
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●『蹂躙戦記イスカンダル』・キプロス島
「間もなくディアボロスどもがやってくるぞ! 応戦の準備を整えよ!」
海岸から少し離れた林の一角に、土嚢がうずたかく積み上げられている。その強固な陣地に籠もり、殲滅銃兵『ラクーン・ブリッツ』どもは今か今かとディアボロスたちを待ち受けていた。
キプロス島にあるのは、このラクーン・ブリッツをはじめとしたゾルダートやマミーなど、異なるディヴィジョンから漂着したクロノヴェーダどもである。
「ディアボロスどもの先陣を撃破したのち、我々はこのキプロス島から撤退する。
その準備が整うまで、敵の侵攻を食い止めるのだ!」
●『最終人類史』・新宿島
「いよいよ決戦、悪い亜人に一泡吹かせるときにゃ!」
ディアボロスたちを前にしたフラーニャ・ポラット(ウェアキャットの亜人スレイヤー・g08918)は、その力強い一言で意気込みを露わにした。
「左様にござる。
イスカンダル大王はイラン高原の決戦、そして『断頭革命グランダルメ』奪還戦において、多くの将を失いました。
しかしながら、イスカンダル大王は『神威断罪ギガントマキア』の力を使い、乾坤一擲の決戦を挑もうとしております。なかでも『ゼウスの雷』は、この新宿島を破壊しうる力を持っております。侮ることはできませぬ」
許・伯隼(人間の無双武人・g03617)の太い眉が、ぐいっとしかめられた。
「各軍の配置は、このようになっておりますな」
伯隼は戦場の絵図を広げ、ひとつひとつを指し示していく。フラーニャがそれを横から覗き込み、一点を指さした。
「みんなに行ってもらいたいのは、ここにゃ!」
指し示されたのは、地中海東部に浮かぶキプロス島である。
「この島では、他のディヴィジョンから漂着したクロノヴェーダを戦力とすべく、訓練が行われておりました。
あちらの思惑としては、その兵力で各軍団の損耗を補い、またなにがしかのジェネラルに率いさせて一軍とするつもりだったのでしょうが……我々の度重なる攻勢がそれを許さず、この地の兵は遊軍となっております。
これを伐ち、イスカンダル大王を滅ぼす一手といたしましょう」
「亜人どもの繁殖力は脅威であり、瞬く間に数を増やします。追い詰めたようであっても、猶予を与えれば勢力を盛り返す恐れもあります。
この機を逃すことなく、彼の地を奪還いたしましょう」
「みんなが頑張ってくれたおかげで、『融合世界アルタン・ウルク』や『蛇亀宇宙リグ・ヴェーダ』がちょっかいをかけてくる心配はないにゃ!
このチャンスに亜人をぶっ飛ばして、歴史を取り戻すにゃ!」
グッと拳を握りしめるフラーニャの傍らで、
「よろしくお願いいたす」
伯隼は深々と拝礼した。
リプレイ
喩・嘉
幸児(g03876)と共に行動する
※アドリブ・連携歓迎
敵は塹壕に篭っているのか
わざわざあいつらに有利な場面に飛び込んでやる義理もない
塹壕の意味もない攻め方をしてやろうか
羽扇を振るって雨雲を呼び「雲行雨計」を使用
敵が潜むあたり一帯に雨を降らせ、その雨音で精神を錯乱させる
敵の行動をよく観察し、攻撃、反撃の前兆などがあれば適宜、幸児に共有
囲まれないようにし、部隊の壊滅を確認したら撤退する
幸児がSPDかWIZで攻撃された場合、ディフェンス
反撃でもダメージを与える
孫・リア
いよいよ亜人達と決着をつける時が来たわね!…………けどここは他のディビジョンから流れ着いたクロノウェーダばかり……自分たちのディビジョンがなくなって慣れない土地で違う種族のクロノウェーダの傘下になるってかなり大変だと思うけど……容赦なくやらせてもらうわよ!
塹壕ね、彼らなら当然の戦略だと思うけど……それは敵に知られてなければよね
塹壕でも空気穴や外を見るための穴があるはずそこからこっそりと……炎で出来た龍達を忍び込ませましょう。
機を見てそのタイミングがきたら……塹壕の中で炎の龍達を大暴れさせちゃいましょう!
勿論塹壕だけじゃなく塹壕の外からの襲撃や私達に気がついて攻撃を仕掛けようとしてる敵に対しても随時対応、ある程度倒したら撤退するわよー!
【アドリブ共闘歓迎】
守都・幸児
喩嘉(g01517)と一緒に行動するぞ
※アドリブ・連携歓迎
他のディヴィジョンから漂着したクロノヴェーダの訓練所か
高野山といい、最近そういうの流行ってんのかな
ゾルダートと戦うのは久しぶりだ
連中はあの塹壕の中だな
喩嘉に同感だぞ、わざわざ俺たちのほうから出向いてやる必要はねえ
塹壕に籠ったこと、後悔させてやろう
俺の使う技は「成」
無数の闇の棘を生やして敵を貫く技だ
喩嘉の降らした雨で敵が錯乱し、動き始めた気配を感じたら
塹壕の内部に向けて一気に棘を生やし貫くぞ
その塹壕がクロノ・オブジェクトかどうかは知らねえが
【ダメージアップ】を乗せたパラドクスの棘なら、連中の装甲まで届くはずだ
安全なはずの塹壕の中が一面棘だらけになりゃ、連中もさらに混乱するだろ
敵の行動をよく観察し、念のため塹壕外からの攻撃も警戒
喩嘉と情報を共有し合いながら囲まれねえように気をつけて
敵の陣形を崩せる場所を狙い、殲滅するまで攻撃を続ける
敵群の殲滅を確認したら急いで撤退するぞ
喩嘉がPOWで攻撃された場合、ディフェンス
反撃でもダメージを与える
「いよいよ亜人たちと決着をつける時が来たわね!」
孫・リア(勇武と炎を胸に秘めて・g03550)は意気揚々とキプロス島に上陸する。得物を握る手にも、力がこもった。
敵は水際での迎撃は試みず、こちらを防御陣地に引き込んでの戦いを目論んでいるようだ。
「それが塹壕ね。彼らゾルダートなら、当然の戦略だわ」
この島に籠もっているのは、主として自らのディヴィジョンを失ったクロノヴェーダどもである。
「高野山といい、最近、そういうの流行ってんのかな?」
守都・幸児(祥雲・g03876)が腕組みしながら首を傾げた。
喩・嘉(瑞鳳・g01517)がそれに答える。
「それだけ、故地を失ったクロノヴェーダが増えてきたということだろう。俺たちの戦いが順調に進んでいるということだ」
幸児の故郷である『平安鬼妖地獄変』も、喩嘉とリアの故郷である『大戦乱群蟲三国志』も、すでにディアボロスの手の内にある。
「なるほど、それもそうだ。ゾルダートと戦うのも、ずいぶん久しぶりだな」
下草を踏みしめて進んでいた幸児が身をかがめ、声をひそめる。
「連中は、あの中だな」
見れば林の中に土嚢が積み上げられている。あれが殲滅銃兵『ラクーン・ブリッツ』どもの籠もる陣地に違いない。
幸児は喩嘉の方を振り返った。
「さて、どうする?」
「わざわざあいつらに有利な場面に飛び込んでやる義理もない。
『微なるかな微なるかな、無形に至る』……塹壕が意味を為さぬ攻め方をしてやろう」
戦の巧みな者が必ず敵を破るのは、敵の守らぬところを攻めるからである。そこに決まった形はない。
「なるほど、同感だ。確かに、俺たちの方から出向いてやる必要はねぇ」
「妙計ね。妥当な戦略とは言っても……それはこちらに知られてなければ、よね」
幸児だけでなくリアも頷き、ふたりは喩嘉を中心にして左右に散った。
「誰かッ!」
などという誰何の声は意味をなさない。喩嘉の姿を認めた敵兵はすぐさま防塁の各所を縦横無尽に駆け回りながら応戦の構えを見せ、腕そのものとなっている火器から銃撃を開始した。
しかし喩嘉は足元で、あるいは背後の木の幹で爆ぜる銃弾にも怯むことなく羽扇を天に差し伸ばし、
「雨よ、天帝の加護ぞあれ!」
と、朗々と声を張り上げた。すると天はたちまちのうちに雲を生じ、塹壕を沈めんばかりの雨を降らせる。
「おおお……ッ?」
わんわんと林に響く雨音は、敵群の襲来を思わせる。恐慌状態に陥った敵兵の中には、所構わず銃を乱射する者さえ現れた。
「落ち着けッ! 目の前の敵に集中しろ!」
多少は戦闘経験が豊富と見える兵が、同胞を殴りつけて正気を取り戻させる。
喩嘉は肩をわずかに銃弾で裂かれながらも、
「幸児! リア!」
さらなる雨で敵兵を混乱に陥れつつ、羽扇を振るった。
「おう!」
「任せて!」
幸児とリアは、この間に土嚢が積まれたところまで接近していた。
「研げよ、棘よ、成し遂げろ!」
幸児が作り出した闇の棘は、地中海に降り注ぐ眩い陽光さえも遮った。棘は周囲を埋め尽くし、四方八方から敵陣を貫く。それらは積み上げられた土嚢さえも易々と貫き、その後ろで機を伺っていた敵兵どもを貫いた。
「ぐが……ッ!」
「くそッ!」
腹を貫かれ、血だか機械油だかわからぬものを吹き出しながら斃れる同胞を尻目に、1体の敵兵が土嚢の隙間に作られた射撃窓から外を窺う。
しかし……。
「さぁ、天を駆け抜けて!」
顔を出した瞬間、炎の小龍が襲いかかってきた。顔面を焼かれた敵兵は顔を抑えながらのたうち回り、絶命する。
「まだまだ。大暴れさせちゃいましょう!」
リアの放った小龍たちは次々と塹壕に飛び込んでいく。龍は自在に風を起こし炎を巻き上げ、塹壕に籠もる敵兵を焼き払っていった。
「おのれ~ッ!」
溢れる水流を踏み越えながら、ラクーン・ブリッツどもは銃器化した腕だけにとどまらず、無数の火器を負って、こちらに狙いを定めてくる。
「喰らうかッ!」
幸児は左右の手に抱えていた『鉄骨』を、仲間たちを庇うようにぬかるんだ地面に突き立てた。激しい金属音を立て、その表面で銃弾が爆ぜる。
「お返しだ!」
すぐさま、闇の棘が敵に襲いかかった。
「その程度で、私の『勇武の炎』を絶やせるとは思わないことね!」
リアの纏う炎は、襲い来る銃弾さえもあらぬ焼き溶かし、あらぬ方向へと弾き返す。
「慣れない土地で、違う種族の配下になるってかなり大変だと思うけど。……容赦なくやらせてもらうわよ!」
敵陣を殲滅するのは今と、リアは土嚢を乗り越えて中へと飛び込む。炎の小龍が舞うたびに、敵兵が倒れていく。
「喩嘉! 援護を頼むぜ!」
「幸児、右だ。左の敵は任せろ」
幸児も飛び込み、ちらりと左の敵兵を見たのち、右から襲い来る敵兵に腕を伸ばす。放たれた棘は塹壕の壁からも地面からも飛び出して、列を作って襲いかかってきた敵群を貫く。
そして左手から迫る敵群には雨が降り注ぎ、錯乱した敵兵は精神の限界を超え、泡を吹いて倒れた。
「頃合いか」
喩嘉が塹壕の中を見渡した。もはや動く敵兵はいない。
しかし、これだけ激しい戦いが敵の耳に届かぬはずはない。ここにもすぐに増援がやってくるだろう。
「そうね。撤退しましょう」
「『決戦』は、これからだからな!」
リアと幸児も汗を拭い、早々に敵陣をあとにした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水源】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!