天正大戦国、陸奥国の冥海機

 天正大戦国の新たな断片の王『徳川家康』と冥海機『宗谷』が接触したとの情報を元に、天正大戦国と冥海機ヤ・ウマト双方の攻略旅団で調査を行った結果、冥海機ヤ・ウマトと天正大戦国の仙台沖で排斥力が弱まり、境界の霧が発生している事が判明しました。
 境界の霧の発生は、天正大戦国と冥海機ヤ・ウマトの間で、大規模な交流が行われている証左と言えるでしょう。

 天正大戦国内からでは『令制国』の堅固な守りがあるため、現状では海上からでも直接仙台方面へは攻め込めません。
 そこで冥海機ヤ・ウマトの台湾島で新造された潜水輸送艦『みなと』を使って、冥海機ヤ・ウマト内で問題の境界の霧の発生地点へ向かいます。
 仙台沖の境界の霧を抜けて天正大戦国の『陸奥国』へ潜入し、冥海機ヤ・ウマトと天正大戦国がどの程度関わっているかの調査を行って下さい。

 今回の調査で有益な情報を得られれば、今後の攻略旅団の提案次第で『宗谷』を発見する事も出来る筈です。

陸奥国を探れ(作者 メリーさんのアモル
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#冥海機ヤ・ウマト  #天正大戦国、陸奥国の冥海機  #天正大戦国  #宗谷  #陸奥国 


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●陸奥国を探れ
「東北地方の太平洋側……本来の歴史でいう仙台沖で、『天正大戦国』と『冥海機ヤ・ウマト』を繋ぐディヴィジョン境界の霧が発生している事が判明したよ」
 そうディアボロス達に説明を始めるのは時先案内人の有馬・福栄(零式英霊機のボトムマリナー・g09820)だ。
「徳川家康と接触したという冥海機『宗谷』を始めとした、『天正大戦国』と『冥海機ヤ・ウマト』の交流によるものである、と考えるべきだよね」
 当然彼らと敵対しているディアボロスとしてはこのような連携は断ちたいところだ。
「というわけで、まずは調査を行なって欲しいんだよね」
 とはいえ、『天正大戦国』には『令制国』の守りがあり、『天正大戦国』内を通って仙台沖まで向かうことは困難だ。
「そこで『冥海機ヤ・ウマト』側で、ディヴィジョン境界の霧が発生している仙台沖へ向かい、霧を通って『天正大戦国』の仙台沖に移動して欲しいんだ」
 そして、そのために活躍するのが、といい笑顔で言葉を続ける福栄。
「みんなで新たに作った二隻の新造艦艇の片割れ、潜水輸送艦『みなと』だ。これを使って仙台沖まで移動。
 『冥海機ヤ・ウマト』の仙台沖に当たる海域の状況を確認しつつ、境界の霧を通って、『天正大戦国』の仙台沖から『陸奥国』に向かい情報を集めてきて欲しい」
 ちなみに、『令制国』の効果は海上にも及ぶようで、『みなと』を使って『陸奥国』以外を探索する、というわけにはいかないらしい。
「今回の任務は、情報を集める事、偵察任務だよ。戦闘となった場合は退却を優先して撤退してね。潜水輸送艦『みなと』は、クロノオブジェクト化した艦艇だけど、クロノヴェーダに攻撃されれば即撃沈されてしまうから、安全を優先した運営が重要になるよ」

「まずは潜水輸送艦『みなと』を母港である『台湾』から仙台沖まで移動させるよ。潜水状態では速度が出ないし、そもそも第二次大戦期の可潜艦では潜水時間も限られてるから、目的地近くまでは洋上を公開することになるよ」
 特にすることはないけど、可能なら今後の作戦のために残留効果を準備しておきたいね、と福栄は続ける。
「目的地に近づいた後は、隠密を重視して潜水状態で移動するが、潜水状態では得られる情報は多くない。だから、『冥海機ヤ・ウマト』側の仙台沖では『みなと』を拠点にディアボロスが外に出て調査をする事になるよ」
 そして、調査が完了し、ディヴィジョン境界の霧が発生したら、いよいよ『天正大戦国』に向かうことになる。
「ただ、ディヴィジョン境界の霧は海上にしか出ないみたいだ。なので、『天正大戦国』へは浮上してから侵入することになる。
 当然、浮上した状態では隠密性能は大きく下がるから、戦闘しながらの調査を求められる可能性が高いね」
 トループス級を相手取りながら可能な限り情報を集めた上で、指揮官のアヴァタール級を倒して撤退を成功させられれば、作戦は成功となる。

「仙台沖といっても、『冥海機ヤ・ウマト』側には陸地が無いので『海』が広がっているだけだ。『冥海機ヤ・ウマト』側での調査は、陸地を利用出来ないから注意したほうがいいね」
 と福栄が捕捉を入れる。
「それから、潜水艦の航行や計器の見方などは、最終人類史で専門家からレクチャーを受ける事が出来るみたいだよ、必要なら行ってきてね。潜水艦はいいよー」
 とボトムマリナーらしいコメントを残りつつ、福栄は話を締め括った。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【平穏結界】
3
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「18+効果LV」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV2 / 【リザレクション】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【グロリアス】LV2

●マスターより

メリーさんのアモル
 『天正大戦国』と『冥海機ヤ・ウマト』を股にかけた作戦、ドキドキしますね、こんばんは、アモルです。

 各選択肢の解説をさせて頂きます。

●①潜水輸送艦『みなと』、東北へ向かう
 まずは、『みなと』を操り、東北へ向けて浮上航行致します。
 物資の準備、操舵、偵察、思い思いのことをしていただいて構いません。
 次以降の選択肢に備えて、パラドクスの残留効果を発動させておくのも良いでしょう。

●②冥海機ヤ・ウマトの仙台沖の調査
 選択肢①完結後に執筆致します。
 『冥海機ヤ・ウマト』側の仙台沖が近づいてきますと、『みなと』は潜水航行に移行いたします。
 周囲を調査し、ディヴィジョン境界の霧の発生を待ちましょう。
 敵対勢力が移動している可能性もありますので、偵察も重要となります。

●③👾調査探索戦闘『特型駆逐娘』
 選択肢②完結後に執筆致します。
 いよいよ、『天正大戦国』の仙台沖に侵入します。
 ディヴィジョン境界の霧を越える際、浮上航行する必要がある関係上、『みなと』はすぐにトループス級に発見されてしまいます。戦闘し『みなと』を守りながら、調査を進めてください。

●④👿アヴァタール級との決戦『メデューサ』
 選択肢③完結後に執筆致します。
 調査完了後、こちら側の退路を阻む形で、アヴァタール級冥海機が立ちはだかります。
 『みなと』を守りつつ、撃破し、撤退して下さい。

 説明は以上となります。選択肢①から④まで数字の通りの順番に進めて参りますので、迷わずに済むかと思います。
 それでは、偵察いってみましょう!
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


野本・裕樹
これが潜水艦……天正大戦国の千早城のように海底を歩くのではなく名の通り潜水して航行の出来る艦艇。
凄いの一言に尽きますね、人の知恵はこのような物まで作り出せるのかと。

それにしてもこのような形で『陸奥国』へ向かう事になるなんて。
『みなと』の建造に関わった方々には感謝ですね。
『冥海機ヤ・ウマト』と『天正大戦国』、対ディアボロス同盟とも言えるその連携に楔を打ち込めるように尽力したいと思います。

航行中は見張りの役を買って出ましょう、最終人類史でレクチャーを受け見張りに適した船舶用の双眼鏡を持って行きます。
夜間でも使用可能な物が望ましいですね。
艦艇に関して門外漢ではありますが少しでも貢献出来れば。

それから『みなと』の安全には最大限に気を使うべきでしょう。
念の為に『みなと』が【平穏結界】の範囲内に収まるかの確認をしておきたいです。
いずれ発見されるとしても、隠密性を少し高められるでしょうか。
完璧には程遠いかもしれませんが備えておきましょう。


文月・雪人
※アドリブ連携歓迎

成程ね、陸奥国であればディアボロスの手は届かない、交渉の地にはもってこいという訳だ。
でも交流が在ればこそ境界の霧も揺らぐ、ここで調査に出られるのは有難いね。
それが出来るのもこの、潜水輸送艦『みなと』があってこそ。
潜水可能で隠密性にも優れているとは、これまた作戦にぴったりな機能を持っていて。
アイディアを出し合って建造してくれた仲間に大感謝だよ。

【水中適応】の効果も使いつつ、今の内に船の内外の様子を見て回ろう。
クダ吉も興味津々だね、勿論俺もだよ♪

これだけ大きな鉄の塊が、洋上を航行し、海中を泳ぐ。
先日の千早城改造や海中移動のために潜水艦については色々調べたけど、
実物はやっぱり凄いなと。
機能性に溢れたこのフォルム、めっちゃカッコいいよね!!

船底から発着も出来るのだっけ?
今の内に使い方にも慣れておきたいね。
他にも現地で注意するべきことがないか、再確認しておきたい。

見張り役は俺も手伝うよ。
最速でも3~4日、交代要員は多い方が良いよね。
食事も睡眠も確り取って、この先の任務に備えよう。


「成程ね、陸奥国であればディアボロスの手は届かない、交渉の地にはもってこいという訳だ」
 そう言ってクロノヴェーダの判断になるほど、と頷くのは黒い髪に青い瞳がどこかミステリアスな人間のディアボロス、文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)だ。
「でも交流が在ればこそ境界の霧も揺らぐ、ここで調査に出られるのは有難いね。それが出来るのもこの、潜水輸送艦『みなと』があってこそ」
 そう言って、降り立った潜水輸送艦『みなと』の甲板にある欄干を撫でる。
「これが潜水艦……天正大戦国の千早城のように海底を歩くのではなく名の通り潜水して航行の出来る艦艇。凄いの一言に尽きますね、人の知恵はこのような物まで作り出せるのかと」
 そこにもう一人のディアボロスが降り立ち、同じく潜水輸送艦『みなと』に感嘆の声を上げるのは金髪に緑色の瞳が目を惹く妖狐のディアボロス、野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)だ。
「うん。潜水可能で隠密性にも優れているとは、これまた作戦にぴったりな機能を持っていて。アイディアを出し合って建造してくれた仲間に大感謝だよ」
 裕樹の言葉に雪人も頷く。
「はい。『みなと』の建造に関わった方々には感謝ですね」
 それにしても、と裕樹は続ける。
「このような形で『陸奥国』へ向かう事になるなんて。『冥海機ヤ・ウマト』と『天正大戦国』、対ディアボロス同盟とも言えるその連携に楔を打ち込めるように尽力したいと思います」
 裕樹の言葉に雪人も自分も同じ気持ちだ、と頷いた。
 
「さて、今の内に船の内外の様子を見て回ろう」
 と、思い立って雪人は甲板を歩き出す。
 その足元を楽しげに走り回るのは、雪人のサーヴァントであるクダギツネの『クダ吉』だ。
「クダ吉も興味津々だね、勿論俺もだよ♪」
 まず、雪人は欄干に沿って甲板上を歩き、そのフォルムを楽しむ。
「これだけ大きな鉄の塊が、洋上を航行し、海中を泳ぐ」
 そう呟きながら、甲板の先端で雪人は振り返る。
「先日の千早城改造や海中移動のために潜水艦については色々調べたけど、実物はやっぱり凄いなと。機能性に溢れたこのフォルム、めっちゃカッコいいよね!!」
 潜水艦は海中も航行する必要がある関係上、喫水上のビジュアルも普通の艦船とはかなり異なる。雪人にはそのフォルムがとてもかっこよく見えるようだ。
「船底から発着も出来るのだっけ? 今の内に使い方にも慣れておきたいね」
 そう思い立った雪人は甲板を再び欄干に沿って歩き出し、水密扉へと向かう。
 水が内部へ入ってこないようにと二重になっている水密扉を抜けると、そこは潜水艦の艦内。
 確認したところ、『みなと』には甲板側と船底側に水密壁を設けた出撃用ハッチが用意されているようだった。
 特に船底側のハッチは、潜行しててもしていなくても、秘密裡にディアボロスを出撃させることが出来るので、使えるようになっておいた方が良いだろう。
 雪人は使い方を確認し、いつでも使えるように備えておいた。
「他にも現地で注意するべきことがないか、再確認しておきたい」
 そう思い立ち、雪人は艦内をさらに歩き始めた。

 一方その頃、裕樹は最終人類史でレクチャーを受けて借り受けた双眼鏡を持って甲板上の高台に立っていた。
(「艦艇に関して門外漢ではありますが少しでも貢献出来れば」)
 その気持ちから、裕樹は見張りを買って出たのだ。
 ディアボロスの勢力圏を移動するとは言え、冥海機との接触する可能性がないとは言えない。
 そこで早期発見出来れば、見つかる前に潜航し、やり過ごすことも可能なはずだ。見張りの仕事は重要なものである。
(「それから『みなと』の安全には最大限に気を使うべきでしょう」)
 そう考えて、裕樹は【平穏結界】のパラドクス効果を発動させる。
 空間外から中の異常に気付く確率を減少させる【平穏結界】は潜水艦の被発見率を下げるのに有用だろう。
 輸送潜水艦である『みなと』は隠密性を持つため、気付く確率を減少させる効果とは相性が良い。
 特に潜水中であれば、さらにその隠密性を高めることができる。
 が。

「今のままでは、難しいみたいだね」
 再び甲板上に戻ってきた雪人がそんな風に声をかけた。
 雪人がざっと調べたところ、『みなと』はその全長を150m〜180m程度といったところのようだ。軽巡洋艦サイズとして作ったので、実際そんなものだろう。
 だが、【平穏結界】の影響範囲は最初の時点では半径30m程しかない。
 『みなと』全域を覆い隠すには半径90m程必要になる。
 と言うことは、『みなと』を完全に隠し切るためには、【平穏結界】の効果をあと二つ程重ねる必要がありそうだ。
 と雪人は語った。
「あ、それから、見張り役は俺も手伝うよ。最速でも3~4日、交代要員は多い方が良いよね」
 いくらディアボロスと言えども数日間ずっと寝ずの番とはいかない。交代要員は必要だろう。
「食事も睡眠も確り取って、この先の任務に備えよう」
「はい」
 航海は進む。ディアボロス達を乗せて。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【平穏結界】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

●潜航開始
 まもなく仙台沖に到着する。
 『冥海機ヤ・ウマト』側の仙台沖には陸地がないため一面の海ではあるが。
 輸送潜水艦『みなと』はダウントリムをかけて潜航を開始する。
 航行を行うエンジンがディーゼルエンジンから電動エンジンへと切り替わる。

 まずはこの状態から海上の偵察を行う必要があるだろう。
ラキア・ムーン
ふむ、隠密……となるとなかなかに運用が難しいな
とはいえ、使い方と残留効果次第か
平穏結界を重ね、『みなと』の発見確率を更に下げ範囲を拡大
艦を潜航させ、警戒態勢
水中適応を借り受け、船外で周囲の警戒活動をしよう

境界の霧が出るなら、海上か
平穏結界の効果は、ディアボロスの周囲の空間に対するもの
『みなと』を隠しつつ海上の様子を探るなら、誰かは残って海中で警戒する必要があるな
まあ、交代で浮上し海面を監視するのが良いか

海中で警戒する際は、『みなと』全体が平穏結界の効果範囲内に入る様結界位置は注意
待機するなら船体中央付近になるか、その辺りで念の為海中の警戒も常に行っておこう

海上を偵察する際も平穏結界は常時使用し、発見確率を低下
念の為最低限海上の様子が伺える程度に顔だけ出して、移動しながら周囲を偵察しよう
境界の霧が発生しているかどうか、敵がその霧に向かっていたり霧から出て来たリしないか等を確認しよう

霧を確認し安全が確保されそうなら、再度潜って『みなと』まで移動
突入を行っていこうか

アドリブ等歓迎


フィーア・オルリア
うーん、これが新しい艦艇
新しいものはしっかり調査してレビューしていくのが、バズるインフルエンサーのなんかこう……あれ
流行は地道な調査で成り立つのだ

とりあえず、平穏結界重ねがけー
折角作ったのに、早々に爆発オチになったらかわいそうだしね
3つで半径90メートル、直径180メートル
これですっぽり覆えるかな?

『みなと』が潜航したら水中適応を借りて、艦外へ出撃
確か水密壁があるらしいから、出撃は問題ないのかな?
ま、とりあえず水中で警戒行動を取ってよう
完全視界、パラドクス通信が使えるなら借りて使ってしっかり連携を取りながら警戒

『みなと』を任せられるなら、浮上して海上を見に行こうかな
平穏結界は常時発動しつつ、泳いで浮上
顔だけ海面に出して周囲を見ていこう

霧……があったら、そこからディヴィジョン移動が出来ると
うーん、良い感じに見つかればいいんだけどね
ディヴィジョン間の移動が出来るなら、敵にとっても結構重要箇所っぽそうだけど
そういう警備担当者とか、こっち側には居ないのかな?
結構ヤ・ウマトもカツカツ?

連携等歓迎


文月・雪人
※アドリブ連携歓迎

仙台沖、愈々調査の開始だね。
先ずは境界の霧を探す必要がある訳だけど、
海上で境界の霧を捜索する班と、
潜航状態の『みなと』に残って見つからないよう警戒する班と、
仲間と役割を分担して交代しながら行うのが良さそうかな。

船外行動時には【水中適応】【平穏結界】を使用。
海中海面で動き易く目立ち難い色合いのウェットスーツと、
足ヒレも使って推進力を確保する。

【パラドクス通信】で仲間と連絡を取り合いながら、
目立たぬ様に水面から顔だけ出して、油断なく周囲の状況を確認しよう。
【完全視界】でも見通せない霧があれば当たりだろうか。
直ぐに発見できるとは限らないが、境界の霧は敵にとっても重要な場所、
霧の手前と奥と双方に監視している敵がいるかもしれない。
双眼鏡で遠距離も見通しながら、敵の存在に警戒しつつ捜索範囲を広げていこう。

また『みなと』に残って周囲の警戒をする際は、
位置取りに注意しつつ、仲間が重ねてくれた【平穏結界】を有難く使用して、
敵に見つからない様に。

不測の事態にも仲間と連携して対処していこう。


野本・裕樹
仙台沖、ここが『冥海機ヤ・ウマト』と『天正大戦国』を繋ぐ境界。
連携を図ろうとしている先とはいえディヴィジョンに侵入出来る場所となれば、当然警戒しているでしょう。
こちらも気を抜かずに調査をしていきたいですね。

『みなと』には潜航したまま目立たないようにしてもらって……
船外活動の為に【水中適応】を、偵察時の隠密性を高める為に【平穏結界】を使用します。
それから手分けしての調査や『みなと』の安全確認等の連携の為に【パラドクス通信】も準備しておきましょう。
一通り準備を終えたら調査開始です。

周辺は一面の海の筈ではありますが、この海域の冥界機が全て『天正大戦国』側に居るとは思わないでおきましょう。
海上の偵察を行う時は水面から顔だけ出して周囲を観察、もし使えそうならここに来るまで見張りに使っていた双眼鏡を使い遠方まで観察します。


 船が仙台沖に到着する少し前。2人のディアボロスが新たに駆けつけていた。
「うーん、これが新しい艦艇」
 と、降り立った輸送潜水艦『みなと』を見て周りながら呟くのは少し変わり者の妖狐のディアボロス、フィーア・オルリア(大流行・g05428)だ。
(「新しいものはしっかり調査してレビューしていくのが、バズるインフルエンサーのなんかこう……あれ。流行は地道な調査で成り立つのだ」)
 口数少ないながらも、そんなことを考えながら、フィーアは『みなと』を見学していく。
「ふむ、隠密……となるとなかなかに運用が難しいな。とはいえ、使い方と残留効果次第か」
 そう呟きながら、『みなと』の操艦周りを見ているのは銀の髪を纏めたスタイリッシュなデーモンのディアボロス、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
 彼女は、この『みなと』を建造した第二次艦艇建造計画に関わった一人でもある。
 例えば、船底からの出撃は、元は彼女の案だったりする。
 ラキアとフィーアは【平穏結界】の効果を持ち込み、効果を発動する。
「折角作ったのに、早々に爆発オチになったらかわいそうだしね」
 などとフィーアは言うが、割と冗談ではない。初任務でいきなり『みなと』を失うわけにはいかない。
 【平穏結界】の影響範囲が半径90メートルまで広がり、無事『みなと』は【平穏結界】で覆われた。
「よしよし、これですっぽり覆えるかな?」

 そして、間も無く仙台沖。ラキアは『みなと』を潜航させる。
「境界の霧が出るなら、海上か」
 ラキアは時先案内人からの情報を思い出し、そう呟く。
「平穏結界の効果は、ディアボロスの周囲の空間に対するもの。『みなと』を隠しつつ海上の様子を探るなら、誰かは残って海中で警戒する必要があるな」
 幸いこの場には4人もディアボロスがいる。
 なので。
「海上で境界の霧を捜索する班と、潜航状態の『みなと』に残って見つからないよう警戒する班と、仲間と役割を分担して交代しながら行うのが良さそうかな」
 そう提案するのは文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)だ。
「そうだな。交代で浮上し海面を監視するのが良いか」
 その提案にラキアが頷く。
 かくして、話はまとまった。
 四人のディアボロスが『みなと』の艦底の水密壁から飛び出し、海中に移動する。
 事前に準備していた【水中適応】により、水中での活動には何の問題もない。
 雪人は動き易く目立ち難い色合いのウェットスーツと、足ヒレも持ち込んでおり、希望者はこれを着用した。
 さらに【完全視界】の効果も発動し、海中から海面へは光の反射を除けばかなり視界は良好だ。
「ま、私はとりあえず水中で警戒行動を取ってよう」
 とフィーアが言うと。
「なら俺も」
 雪人もまずは水中の警戒を買って出る。

「仙台沖、ここが『冥海機ヤ・ウマト』と『天正大戦国』を繋ぐ境界」
 最初に海面へと顔を出したのは野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)だ。
「連携を図ろうとしている先とはいえディヴィジョンに侵入出来る場所となれば、当然警戒しているでしょう。こちらも気を抜かずに調査をしていきたいですね」
「そうだな。境界の霧が発生しているかどうかだけでなく、敵がその霧に向かっていたり霧から出て来たリしないか等もしっかり確認しよう」
 続いて海面に顔を出したラキアもその言葉に同意する。
「はい。周辺は一面の海の筈ではありますが、この海域の冥界機が全て『天正大戦国』側に居るとは思わないでおきましょう」
 そう言って、双眼鏡も用いて遠方まで油断なく観察する。
「うん、慎重に、敵の存在に警戒しつつ捜索範囲を広げていこう」
 その言葉に【パラドクス通信】の通信機ごしに雪人も同意する。

 海中班と海上班が交互に交代しつつ、捜索範囲を広げることしばし。
 やがてそれは遠方に見えてきた。
「艦艇です」
 双眼鏡越しにそれを発見した裕樹が【パラドクス通信】の通信機に報告する。
 それは、『冥海機ヤ・ウマト』が使っている一般艦艇、所謂「随伴艦」と呼ばれているものであった。
 随伴艦が2隻。
 さらによく見ると、その周囲には10体ほどの冥海機が帯同している。
 いや、主は冥海機であろうから、冥海機10体に随伴艦2隻が帯同している、と形容するべきか。
「誰か、甲板に立っているな……」
 裕樹の報告を受け、同じく双眼鏡でそちらの方向を見たラキアが呟く。
 だが、まだ小さくて双眼鏡でもよく見えない。
「そんなことよりこちらに向かってきているな、念の為、潜るぞ」
 向こうからパラドクス攻撃や支援砲撃が飛んでこないところを見ると、『みなと』やラキア、裕樹達が見つかったわけではなさそうだが。
 ラキアの言葉に裕樹は頷き、2人で海中に潜り、一度『みなと』に合流する。
 しばらくするとその上を随伴艦と冥海機が通り過ぎていく。
 戦闘して沈め、随伴艦を無力化するのは簡単だが、今回の目的は調査なので、全員、顔を見合わせ頷きあい、敵艦を見送ることを選ぶ。
 幸い、【平穏結界】のおかげもあり、『みなと』が発見されることはなかった。
「我々を警戒しているのでしょうか?」
「それなら随伴艦を連れてくるとは思えない。『天正大戦国』へ何かを輸送するのが目的じゃないかな」
 裕樹の疑問に、雪人が答える。
「そうすると、甲板に見えた人影が気になるな、少し見てこよう」
 ラキアは自身に【平穏結界】を発動しつつ再びこっそりと海面に浮かび上がる。
 双眼鏡で甲板を覗き込むとそこに見えたのは。
「着物の……子供?」
 それは簡素な着物を身に纏った子供らしき姿があった。
「もしかしたら、ヒルコかもしれないな」
 『天正大戦国』の作戦によく関わりのある雪人がそう言うと、同じく裕樹も確かに、と頷く。
 ラキアが少し潜って海中から【完全視界】で随伴艦と冥海機の様子を伺っていると、まるで着物の子供を迎え入れるかのように、随伴艦の前に霧が出現する。
「【完全視界】で見通せない霧だ。ディヴィジョン境界の霧が出たぞ」
 ラキアがそう報告しているうちに、ディヴィジョン境界の霧から3体ほどの冥海機が現れる。
(「ヒルコを利用して随伴艦が境界を越えやすいようにしているのか?」)
 ラキアはその様子を見て、そう分析する。
(「いずれにせよ、ディヴィジョン境界の霧から冥海機が出てきた以上、やはり天魔武者と冥海機が何かしらの関係にあるのは間違いなさそうだな」)
 とラキアが考えているうちに、冥海機と帯同する随伴艦艇はディビジョン境界の霧の向こうへと消えていく。
 ディヴィジョン境界の霧から出てきた冥海機は北へ離脱していく。
「敵影はなし」
「よし。ディヴィジョン境界の霧が消えないうちに、『天正大戦国』へ向かおう」
 ラキアがそう報告すると、雪人が頷く。
 『みなと』が浮上し、一同が甲板に立ち、念の為、周囲を警戒する。
 報告通り、敵影はない。目の前にはディヴィジョン境界の霧。
「ディヴィジョン間の移動が出来るなら、敵にとっても結構重要箇所っぽそうだけど、そういう警備担当者とか、こっち側には居ないのかな? 結構ヤ・ウマトもカツカツ?」
 フィーアがその様子に首を傾げる。
「こっちを警戒すると却って、この場所に注意を集めさせると思って、こっち側には戦力を置いていないのかもしれないね」
 雪人が自分の見解を示す。
「だとすると、この先は、敵の警戒網の中か」
 ラキアがその言葉に対し、自分の見解を告げる。
 【平穏結界】は引き続き発動中だが、敵が明確に警戒していれば、どれだけ気付く確率を減らせたとしても発見まで数分と保たないだろう。
 【平穏結界】を三つ重ねても、被発見率が100%なら、低下しても25%に過ぎない。
 ディアボロス達はすぐに戦闘になる可能性を警戒しつつ、ディヴィジョン境界の霧へと突入して行った。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【平穏結界】がLV3になった!
【完全視界】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!

●霧を超えた先
 潜水輸送艦『みなと』がディヴィジョン境界を越え、『天正大戦国』の仙台沖へと侵入する。
 そこに見えたのは、『冥海機ヤ・ウマト』の海軍基地のように整備された陸奥国の荒浜近辺の港湾だった。
「未確認艦船接近! 未確認艦船接近!」
 サイレンの音が鳴り響き、トループス級冥海機『特型駆逐娘』が港湾から飛び出してくる。
 『みなと』を守りつつ、可能な限り情報を集めなくては。
ラキア・ムーン
天正大戦国への輸送艦に、整備された港湾施設か
超大和が戦力の立て直しを狙っているなら、海戦による新たな冥海機の誕生を狙いそうだが
此処を拠点に周囲の令制国へ仕掛け、海戦を発生させるか?
随伴艦が運ぶのが、零式英霊機だとすれば此方に知られる事なく効率的に戦力を増やせるかもしれんが……
ふむ、判断材料が足りんか

水面走行を使用し出撃、《RE》Incarnationを構える
『みなと』が敵の攻撃に巻き込まれないように突出し特型駆逐娘の相手をしよう
港湾施設周囲へと強行突破するようにみせかけ、少しでも此方に敵の注意が来るように仕向ける
ついでに施設も目視で確認し、随伴艦がどの程度あるか見ておこう

【Call:Flame_Edge】起動
穂先に炎の刃を展開
港湾施設を目掛け前進しつつ、槍を『薙ぎ払い』刃を振るう
手近な特型駆逐娘を斬りながら『みなと』と距離を取るように戦闘をしよう

敵が此方に突撃してくるようなら迎え撃ち、私に敵を引き寄せる
槍を構え、ガードアップでダメージを抑えつつ防御
魚雷は当たる前に払い、近接で爆破させよう


「天正大戦国への輸送艦に、整備された港湾施設か。超大和が戦力の立て直しを狙っているなら、海戦による新たな冥海機の誕生を狙いそうだが」
 眼前に広がる『冥海機ヤ・ウマト』を思わせる港湾施設に、そう考察するのはラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「此処を拠点に周囲の令制国へ仕掛け、海戦を発生させるか? 随伴艦が運ぶのが、零式英霊機だとすれば此方に知られる事なく効率的に戦力を増やせるかもしれんが……」
 ラキアは続けて自分の説を続けるが、やはり推測だけでは確定した情報は得られない。
「ふむ、判断材料が足りんか」
 そう判断したラキア。
 そこへ。
「未確認艦船接近! 未確認艦船接近!」
 サイレンの音が鳴り響き、こちらが発見された事が分かる。
「やはり【平穏結界】を以てしても長くは保たなかったか」
 輸送潜水艦『みなと』に緩やかな後退コースを取らせつつ、ディアボロス達はこれより、『みなと』を守り、敵港湾施設を調査する事になる。
 ラキアは突撃槍『《RE》Incarnation』を構えて、【水面歩行】を有効にして、港湾施設に向けて一気に突出。
 迎撃に出てきたトループス級冥海機『特型駆逐娘』の注目を集める。
「焔の刃よ、我が敵を焼き尽くせ」
 発動するはパラドクス『Call:Flame_Edge』。
 長大な炎の刃を自身の得物に形成し、『特型駆逐娘』に向けて斬りかかる。
 対する『特型駆逐娘』もオニカサゴ型海戦装の主砲を撃ちながら突撃し、魚雷による攻撃を敢行しようとする。
 炎の刃と主砲、炎の刃と魚雷が拮抗し、時空が軋みを上げる。
 その拮抗の隙に、ラキアは随伴艦の方へ視線を向ける。
 港湾設備には多数の、と言って良い程の随伴艦艇が係留されている。
 またラキアはそれを盗み見ると同時に、随伴艦艇や港湾設備に服装から『冥海機ヤ・ウマト』の一般人と見られる作業員が多く働いているのを見逃さなかった。
(「『天正大戦国』の一般人らしき姿も見受けられるが、指示を出しているのは『冥海機ヤ・ウマト』側の人員か……」)
 ラキアは僅かな時間に見たその情報を分析しつつも、『特型駆逐娘』の砲撃と魚雷を受けつつ、自身の炎の刃による攻撃も着実に命中させていく。
 ラキアが突出したおかげで、『みなと』は現在安全に後退中だ。
 あと一手か二手、情報を集める時間を取れるだろう。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!

野本・裕樹
海軍基地のように整備された港湾、明らかに『天正大戦国』の物ではありませんね。
彼らの狙いは、此処で何をしようとしているのでしょうか。
『みなと』を守りながらの調査、簡単ではありませんがやりましょう。

使う刀は《雷光刀『雷花』》です、
【グロリアス】で回復しながら前線で『特型駆逐娘』に戦闘を仕掛けます。
雷光で創られた刃で冥海機を薙ぎ払いましょう。
出来るだけ敵の目を引き付け味方の調査の援護と『みなと』に目がいかないように立ち回りたいと思います。

戦闘の合間には可能な限り随伴艦の様子を確認しようとします。
随伴艦を使って何を輸送していたのか……一般人の作業員達が艦から何か運び出していないでしょうか。

それから雪人さんのヒルコ救出がもし本当に実行されそうならば援護を。
敵の引き付け、それが思う様にいかなければディフェンスも行い無事に送り届けたいです。


ラキア・ムーン
ふむ、既にこれだけの随伴艦艇や人員を此方側に引き入れている……か
先程ヤ・ウマト側から随伴艦を此方に引き入れた事を考えるに、この港湾施設に建造設備を作るまでは行っていないようだ
あの艦が台湾島で建造される物と同等だと仮定すると、此処は補給設備兼戦力秘匿の為の秘密基地か?

水面走行で戦闘を継続しながら、基地を観察
天正大戦国側のクロノヴェーダの姿があるか、天正大戦国側の一般人がどのように扱われているかを観察しよう
天正大戦国とヤ・ウマトがどのような協力体制にあるか、推測出来る様な情報を得られるよう情報収集しよう

情報収集はしつつも戦闘は継続
【Call:Sharp_Edge】起動
《RE》Incarnationに魔力の刃を付与
落せそうな特型駆逐娘を優先的に狙い『連撃』を叩き込みグロリアスで回復
継戦能力を維持しつつ、更に突出し『みなと』を完全に安全圏へと移動させよう

敵が距離を取り出したら、敵の有効距離を取らせないよう近接距離を維持
砲撃はガードアップで耐える
本来の有効射程でなければ、耐えきれるさ

アドリブ等歓迎


「ふむ、既にこれだけの随伴艦艇や人員を此方側に引き入れている……か」
 トループス級冥海機『特型駆逐娘』の動向に気を配りつつ、海上を走りながら、自分が目で見たものについて静かに分析するのはラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「先程ヤ・ウマト側から随伴艦を此方に引き入れた事を考えるに、この港湾施設に建造設備を作るまでは行っていないようだ。あの艦が台湾島で建造される物と同等だと仮定すると、此処は補給設備兼戦力秘匿の為の秘密基地か?」
 ならば次に確認したいものは決まった。とラキアが動き出す。
 その前に。
「海軍基地のように整備された港湾、明らかに『天正大戦国』の物ではありませんね。彼らの狙いは、此処で何をしようとしているのでしょうか」
 と言いつつ、ラキアに合流してくるのは野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)だ。
「『みなと』を守りながらの調査、簡単ではありませんがやりましょう」
「港湾部に近接出来る時間は少ない。何を調査するか決めてから臨んだほうがいいぞ。私は天正大戦国側のクロノヴェーダの姿があるかを観察するつもりだ」
「では私はもう少し、随伴艦の様子を確認したいです。随伴艦を使って何を輸送していたのか……一般人の作業員達が艦から何か運び出していないでしょうか」
「分かった。ならば行くぞ」
 ラキアは『《RE》Incarnation』を、裕樹は『雷光刀『雷花』』を、それぞれ得物を構えて、隙あれば後退する潜水輸送艦『みなと』に接近しようとする『特型駆逐娘』達に向けて突撃する。
「燃え上れ、百合車」
「斬り刻む!」
 発動するパラドクスは『Call:Sharp_Edge』と『雷生炎花・百合車』。
 『《RE》Incarnation』に魔力の刃が付与され、『雷光刀『雷花』』は電光の力で刀身を形成し、その刃を延長する。
 魔力の刃と電光の刃。二つの刃が敵陣に向けて振るわれ、その突破口を開く。
 敵の反撃を受けつつも、どんな些細な情報も見逃すまい、と2人は港湾部の様子を伺う。
 最初に目当ての情報を見つけたのは裕樹だった。
 突破口から見える港湾部では先程ディアボロス達が霧を越えていくのを見かけた随伴艦が2隻が港に係留され、物資の運び出しが始まったところだった。
 運び出されているのは資材と工作機械。だが、工作機械の方が多いように思える。
「ふむ……?」
 その様子を共に見ていたラキアは首を傾げる。
「工作機械だと? ただの機械ならば、排斥力の影響を受けて使えなくなるはずだが……」
 だが、ラキアもその考察に時間を使っている暇はない。
 ラキアもまた目当てのものを見つけたのだ。
 というより、それらはよく目立っていた。
 港湾部には多数の天魔武者が集まっており、『竹に雀紋』の旗印を立てて駐屯していたのだ。
 それだけではない。彼らは『冥海機ヤ・ウマト』レベルの技術によって作られたと思われる小型のボートらしきものに乗り込み、こちらへ向けて出航しようとしているではないか。
「まずい、この連中に加え、天魔武者まで戦闘に加わってくれば『みなと』を守り抜くのは難しいぞ」
 調査はこの辺りで切り上げ、撤退に転じた方が良さそうだ。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【通信障害】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV2が発生!

●立ちはだかるは工作艦
「逃しませんよ、ディアボロス」
 ディアボロス全員が潜水輸送艦『みなと』の周囲に集まり、『みなと』の全速でディヴィジョン境界の霧へと離脱を始める。
 だが、その進路を塞ぐように、1体の冥海機が立ち塞がった。
 その名はアヴァタール級冥海機『メデゥーサ』。
 恐らく、アメリカ海軍の艦隊型工作艦「USS メデューサ」から取られた名前だろう。
 『メデゥーサ』は周囲の工作機械らしきマニュピレーターを動かしながら、『みなと』と、そして周囲のディアボロスへ攻撃する機会を伺い始めた。
 彼女を倒さなければ、『みなと』を撤退させる事は出来ないだろう。
ラキア・ムーン
『竹に雀紋』……確か、史実では伊達家と上杉家が使ったんだったか?
デザインで見分けられると聞くが、まあ地理的に見れば伊達家が無難な所か
此処で考察しても答えは出ない……か
なら、アヴァタール級を討伐し此処から離脱させて貰う
得るべき物は得た、立ち塞がるなら容赦はせん

限定解除、形状変換
再誕の槍よ更なる先へ
《RE》Incarnation:Extend、顕現!

工作船……意図があるのか、それとも偶然か
問うても別に答えてはくれんだろう?
水面走行、槍を構えて突撃態勢
のんびりとやり合って、追っ手に追いつかれても困る
初手で一気に詰め、そのままやり合う!
【Call:Breaker_Lance】起動
穂先を拡張、そのまま『突撃』し槍で穿つ!
悪いがこんな所で足止めを食らうわけにはいかん
そして『みなと』もまだ使い道はある、沈められるわけにはいかん!

そのままメデューサの懐へと潜り込んで戦闘を継続
槍を構え、砲火に備えつつ距離を離されないよう注意
形だけ似せた所で、今更私が引くと思ったか?
このまま、海に還るといい!

アドリブ等歓迎


野本・裕樹
資材と工作機械ですか……運び出して天正大戦国で使うつもりならクロノ・オブジェクトでしょうか。
それに『冥海機ヤ・ウマト』レベルの技術によって作られたと思われる小型のボート、これも天正大戦国で動くならクロノ・オブジェクトの可能性が高そうです。
自力で航行出来る冥海機にボートなど不要でしょう、ならばあのボートは……

これ以上の情報収集が困難であれば今は無事に情報を持ち帰る事を優先です、もちろん『みなと』も一緒に。

使う刀は《妖刀『鐵喰』》を変化させた《巨刀『曼殊沙華』》です。
【水面走行】で地上と同様に行動、『曼殊沙華』の間合いまで迫り仕掛けます。
簡単に狙いを定められないように一直線ではなく時折方向を変えながらジグザグに切り込んでいきましょう。
間合いに入ったら《妖刀覚醒・鉄蝕閃》――『曼殊沙華』の大きさと重さで押し切ろうとします。

砲火は『曼殊沙華』で叩き落し、直撃を避ける事を狙いましょう。

立ち塞がるというのなら、押し通るまでです。


フィーア・オルリア
さて、見るべきものは見たし後はお家に帰るだけ
何か良い感じのネタ出しもとい、攻略提案したら
なんか良い感じに予知ってくれるでしょ
うーん、予知ってありがたい……
敵が持ってなくて助かる

という訳で、すたこらさっさと離脱したいんだけど……見逃してはくれないよねー
無駄でも一応聞いてみる!
ダメカナ?ダメだよね!

水面走行で水上に立ってメデューサとバトろう
何か後ろから追っかけて来てるらしいし、速攻で!
ノーパソくん戦技003……実行
風槍形成……そしてシュート!
「念動力」で風槍の軌道を制御し、敵を追尾する「誘導弾」に
しつこく追い掛けるのがこの槍の良い所、流行からは逃げられないのだ

敵が何か光出してきたら、魅了されないように視線逸らそ
うお、まぶし!
そんなに熱い視線を送られて、誤解されると恥ずかしいし……

そして触手に注意
パーカーでガードして麻痺毒の注入を最小限に軽減
帰宅前に体調崩したら勿体無いからね
帰りの船旅もきっちり楽しむのも、バズるインフルエンサーの作法
知らんけど

連携アドリブ歓迎だよ


「『竹に雀紋』……確か、史実では伊達家と上杉家が使ったんだったか? デザインで見分けられると聞くが、まあ地理的に見れば伊達家が無難な所か」
「資材と工作機械ですか……運び出して天正大戦国で使うつもりならクロノ・オブジェクトでしょうか。それに『冥海機ヤ・ウマト』レベルの技術によって作られたと思われる小型のボート、これも天正大戦国で動くならクロノ・オブジェクトの可能性が高そうです。自力で航行出来る冥海機にボートなど不要でしょう、ならばあのボートは……」
 ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)と野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)は輸送潜水艦『みなと』へ戻るルートを取りつつ、それぞれ自分の得た情報について分析する。
「さて、見るべきものは見たし後はお家に帰るだけ」
 その様子を見て、頷くのは『みなと』に残り『みなと』を防衛していたフィーア・オルリア(大流行・g05428)だ。
「という訳で、すたこらさっさと離脱したいんだけど……見逃してはくれないよねー。無駄でも一応聞いてみる! ダメカナ?」
 そう言って、フィーアはアヴァタール級冥海機『メデューサ』に声をかける。
「あなた方にはここで沈んでもらいます。」
「そっか、やっぱダメだよね!」
 律儀に答える『メデューサ』の言葉にフィーアも頷く。
「ふむ、此処で考察しても答えは出ない……か」
 その様子を見て呟くのはラキア。
「なら、アヴァタール級を討伐し此処から離脱させて貰う。得るべき物は得た、立ち塞がるなら容赦はせん」
「えぇ、これ以上の情報収集が困難であれば今は無事に情報を持ち帰る事を優先です、もちろん『みなと』も一緒に」
 その言葉に裕樹も頷く。
 ラキアと裕樹はそれぞれ、突撃槍『《RE》Incarnation:Extend』と試作巨刀『巨刀『曼殊沙華』』を構える。
 フィーアも改めて愛用のノートパソコン『ノーパソくん』を構え戦闘態勢を取る。
「何か後ろから追っかけて来てるらしいし、速攻で!」
 そう言って、フィーアが『ノーパソくん』を操作する。
「のんびりとやり合って、追っ手に追いつかれても困る。初手で一気に詰め、そのままやり合う!」
 それと同時に、ラキアもまた突撃を敢行する。
「戦技ロード……実証開始」
 フィーアの声と操作に呼応し、巨大な風の魔力が渦巻き、槍の形を形成していく。パラドクス『戦技003』だ。
「風槍形成……そしてシュート!」
「廻り紡ぐは破壊者の槍……」
 放たれた風の槍を追いかけるように、ラキアもまたパラドクスを発動する。
 二重螺旋状に回転する炎と風の魔力が槍に宿り、穂先を拡張する形で巨大な槍を形成する。パラドクス『Call:Breaker_Lance』だ。
「来なさい、戦没者達よ」
 突撃してくるラキアに向け、『メデューサ』が薬液を振りまく。
 すると薬液はまるで戦没者を蘇らせたかのように戦死者と沈没した艦船を形成し、砲火を放ち、ラキアを迎撃し始める。
「形だけ似せた所で、今更私が引くと思ったか? このまま、海に還るといい!」
 砲火を炎と風の魔力が宿った『《RE》Incarnation:Extend』で迎撃し、一気に『メデューサ』まで肉薄する。
「工作船……意図があるのか、それとも偶然か。問うても別に答えてはくれんだろう?」
「そうですね、これ以上ディアボロスに与える情報はありません」
 ラキアとフィーア、二本の槍が『メデューサ』を貫いた。
 『メデューサ』は頭部から怪しい光を放ち、フィーアに目眩しを仕掛ける。
「うお、まぶし! そんなに熱い視線を送られて、誤解されると恥ずかしいし……」
 なんてすっとぼけた事を言うフィーアに『メデューサ』はニヤリと笑う。
 怪しい光に魅了効果があるように見せかけて、その本命は目眩しの間に触手から放つ麻痺毒であるからだ。
 だがフィーアはそれを事前に見抜き……というか時先案内人からの情報で知り、触手を迎撃する。
「うーん、予知ってありがたい……。敵が持ってなくて助かる」
 と予知に感謝しつつ。
「帰宅前に体調崩したら勿体無いからね。帰りの船旅もきっちり楽しむのも、バズるインフルエンサーの作法。知らんけど」
 と惚ける。
 その間に『巨刀『曼殊沙華』』を構えた裕樹が大きく『メデューサ』に回り込んでいた。
「しまっ!」
 咄嗟に『メデューサ』は裕樹を迎撃しようと、薬液から戦没者を蘇らせ、砲撃を開始する。
 しかし、ジグザグに走り回り、『巨刀『曼殊沙華』』を振り回す裕樹に有効打は出ず。
「嚙み砕け、「鐵喰」」
 超重量の『巨刀『曼殊沙華』』が『メデューサ』の側面をとって振り下ろされる。
 それは容赦無く『メデューサ』を両断せしめたのだった。

 アヴァタール級が倒れた事で、冥海機の指揮系統に乱れが生じ、追撃部隊に隙が出来る。
 この隙を逃さず、『みなと』は全力で後退。
 ディヴィジョン境界の霧を抜けて、『冥海機ヤ・ウマト』へと離脱。
 仙台沖の海域を離脱して行くのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【エイティーン】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!

最終結果:成功

完成日2024年08月16日