リプレイ
ディアナ・レーヴェ
ただでさえディアボロスを狙ってきている上に、この猛進すぎる戦闘スタイル。
しかも槍投げした丸太は拾いにくるときた!
これって軍師パワーの見せどころじゃない?
落ち着いて敵の動きを観察して誘導して、ばっちり頭上から一撃あててやりましょう!(【Licht fällt】)
やーい、豚さんこーちら!手の鳴る方へ!……ん?猪だっけ??
まあどっちでもいい!
(適当いいつつ――「美味しそうな女のディアボロスがここにいるぞ」と、わざと髪をかきあげて首筋を見せつけるように誘う。食らいついてごらんなさい?)
……あなた達がこうやって女を漁っていられるなんて、今のうちだけなのよ?
亜人の歴史は、もうおしまい。
(なんて強気に構えてはいるけど、万一敵を集めすぎてこっちがピンチになったら本末転倒。仲間の位置を常に見て、連携できるよう、突出しすぎないよう慎重に)
宇佐美・アリス
アドリブOK
他の人達共、積極的に連携していくわよ
所謂、蠱毒の一種よね
趣味の悪い儀式ねぇ
面倒な事になる前に終わらせましょう
ディアナさんのアイデアに乗っかっていくわね
風の妖精さん達を多めに召喚空中で待機してもらって、隙を見せた敵から攻撃してもらう感じね
は~い。
オークさん達〜。
私達と遊ばな〜い♪
昔取った杵柄、セクシーキャラのコスプレした時のポーズなどを参考に誘ってみましょう
(ハート型誘導弾は出しつつもまだ投げない)
攻撃は、概念障壁で弱めた所を念動隔壁のピーター君とシールドで受け流す方向で
真正面から受けないでね
当たらないように逸らせば良いんだから
誘いに乗って十分に引き付けた所で妖精さんに攻撃指示
オークさん、美人局って知ってる?
それじゃ、目標はお任せで、fire〜!
敵が浮足立った所で、私も攻撃に加わりましょう
散々出しておいたハート(型誘導弾)を掴んで、近くの敵からぶつけて行くわね
クロエ・アルニティコス
これまでの戦いで亜人のジェネラル級は大きく数を減らしています。
が、断片の王に準ずる強さの者がわらわらと居れば奪還戦では大きな障害となったでしょう。
先んじて障害を排除するためにも中途半端な阻止ではなく、完全な阻止を目指しましょう。
【ヒュドラ・ヘレボルス】を使用し、ヒュドラを象った植物の怪物を作り出します。
【反撃アップ】の残留効果を残し、敵の攻撃に対して的確に反撃することで勢いを跳ね返します。
ヒュドラの毒のブレスでオーク攻城兵が投擲する丸太を腐らせて威力を弱めるとともに、オーク攻城兵の本隊も毒で体の内外からただれさせます。
逃がして態勢を整えられて別の戦場へ向かわれても、後でまた合流されても面倒です。
ここで皆殺しにしましょう。
敵の勢いを弱めた後は他の復讐者と連携を取って攻撃、複数の敵を攻撃できるパラドクスで弱った敵から順に狙い、数を減らしていきます。
宣言通り、きっちり全滅させてから進みましょう。
これで邪魔をする者はなし。後は玉座へと向かい儀式を阻止するだけです。
足を踏み入れたオリュンピア中心部は、まさに暴力と殺戮の坩堝と化していて。
その中心には、亜人が狂乱化した原因――『アーレスの玉座』が鎮座している。
この『アーレスの玉座』はクロノ・オブジェクト、断片の王『イスカンダル』が切った切り札である。
これは、オリュンピアの儀式を復讐者に妨害されたことを知り、儀式を無理やり完遂させようとイスカンダルがとった強硬手段。
(「これまでの戦いで亜人のジェネラル級は大きく数を減らしています」)
クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)が思う通り、七曜の戦の際にすら用いなかった切り札を使うほどに。
そうせざるを得ないという状況に今、イスカンダルが追い込まれているということであるが。
クロエは、アーレスの加護を受けているという亜人達が殺し合う様子を目にしながらも、改めて思う。
(「が、断片の王に準ずる強さの者がわらわらと居れば奪還戦では大きな障害となったでしょう」)
オリュンピアの儀式は、予選会に赴いたディアボロスが目撃したように、トループス級を戦わせアヴァタール級へ進化させて。
さらにはそのアヴァタール級同士を戦わせてジェネラル級へ進化させる……そんな戦力強化策の一つであることが分かったのだ。
そして奪還戦の気配が近い今、このままイスカンダルの思惑通りには当然させるわけにはいかないから。
――先んじて障害を排除するためにも中途半端な阻止ではなく、完全な阻止を目指しましょう、と。
儀式を、イスカンダルの目論見を、完膚なきまでに叩き潰すべく臨む。
そして、それは勿論。
「所謂、蠱毒の一種よね。趣味の悪い儀式ねぇ」
……面倒な事になる前に終わらせましょう、と。
儀式の目的を知れば、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)も当然同じ気持ち。
いや、狂乱し相手を殺して、ただ一人の勝者を目指す亜人達であるが。
『ディアボロス殺す、絶対に殺す、絶対命令命令命令!』
中には、儀式を妨害するディアボロスを殺さんと特命を受け、向かってくる亜人も。
そして自分達を見つけて迫る、そんな『オーク攻城兵』へと視線を向けて。
(「ただでさえディアボロスを狙ってきている上に、この猛進すぎる戦闘スタイル。しかも槍投げした丸太は拾いにくるときた!」)
ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)は、見たまんま猪突猛進で、しかも投げた丸太は自分で拾いにいくという敵のシュールさを見遣りながらも思う。
「これって軍師パワーの見せどころじゃない?」
そう、今こそ軍師として策を巡らせる腕の見せ所!
落ち着いて敵の動きを観察して誘導して……ばっちり頭上から一撃あててやりましょう! と。
「やーい、豚さんこーちら! 手の鳴る方へ!」
刹那、オーク攻城兵へと煽るように言い放つディアナ。大味な感性が成せる策である。
だが、相手は完全な脳筋。
『な、なんだと!? 誰が豚だと……!』
「……ん? 猪だっけ??」
『どうみても、誇り高き猪だろ!』
簡単に煽られて、むきーっと怒り心頭。
自分達ディアボロスへと容易く意識を向けることができたから。
「まあどっちでもいい!」
『……!』
瞬間、ぷんすかしていたオーク攻城兵が大きく瞳を見開く。
――食らいついてごらんなさい? なんて。
そう言わんばかりに、わざと髪をかきあげてみせて、首筋を見せつけるような仕草をするディアナに誘われて。
美味しそうな女のディアボロスがここにいるぞ、と。
そんな亜人の性質を活かしたディアナのアイデアに、アリスも乗っかることにして。
「は~い。オークさん達〜。私達と遊ばな〜い♪」
昔取った杵柄、セクシーキャラのコスプレした時のポーズなどを参考に誘ってみれば。
『女……! って!?』
空中で待機してもらっていた、多めに召喚していた風の妖精さん達が、隙を見せた敵から攻撃!
妖精小隊突撃が展開され、謎のハートがアリスの周囲に浮かぶ中。
クリスマスローズの種に、魔力と尽きることのない憎悪を注ぎ込んで。
まんまと仲間に誘導されては巨大な槍投げの如く丸太をぶん投げてくるオーク攻城兵の勢いを的確に跳ね返さんと、クロエは戦場に作り出す。
――種子に宿るは我が憎悪、芽吹け『ヒュドラ・ヘレボルス』!
『く、丸太をくらえ……って、があっ!』
種子を急成長させ、ヒュドラを象った植物の怪物を。
まさに、触れただけで生きとし生けるものを絶命させる猛毒を有する、ギリシア神話の怪物のように。
その多数の首から発する強力な毒息をもって、投擲する丸太を腐らせて威力を弱めつつ、敵どもの体を内外から焼け爛れさせんとすれば。
太陽で目を眩ませるように、空へと目掛けて。
ディアナの大型の重キャノンから、真上に打ち上げられていた砲撃が。
――仕掛けは、ひーみーつっ!
『このっ、ディアボロスは殺す殺す殺……、ふぎゃあっ!』
狙い通り、なぜか、いつの間にかに、丸太を拾うべく砲弾の落下位置に来たオーク攻城兵の頭へと直撃!
さらにアリスも、誘いに乗って十分に引き付けたオーク達を見遣りつつ。
「オークさん、美人局って知ってる?」
すかさず妖精さんへと――それじゃ、目標はお任せで、fire〜! と。
そう攻撃指示をすれば、敵を撃ち抜かんと放たれて。
『ぐうっ、うがぁっ!』
『く、ディアボロスは殺す!!』
破城追という名の先端を尖らせただけの丸太を、その腕力でぶん振り回しまくって反撃してくるオーク。
それは単純で力任せだが、だからこそまともにくらえば脅威となりうるも。
「真正面から受けないでね。当たらないように逸らせば良いんだから」
概念障壁で攻撃を弱め、念動隔壁のピーター君とシールドで受け流すように試みつつも。
アリスは周囲に散々出しておいた謎のハート――何故か誘導性能があるというハート型誘導弾を、満を持して掴めば。
浮足立っている敵へと目掛け、アリス自身も攻撃に加わってはハートをぶつけていく。
そしてさらにその誘導弾の効果もあってか、自分達へと懲りずに向かってくる残党を見遣って。
「……あなた達がこうやって女を漁っていられるなんて、今のうちだけなのよ?」
……亜人の歴史は、もうおしまい、って。
強気に構えてはいながらも、万一敵を集めすぎて囲まれたりしたら本末転倒だから。
確りと仲間の位置を常に見て連携を取りながら、突出しすぎないよう慎重に、敵を煽りつつも立ち回るディアナ。
そしてLicht fälltの砲撃がオークの頭に再度派手に直撃し、妖精小隊突撃で敵を誘っては攻撃するアリス達ともタイミングを合わせて。
「逃がして態勢を整えられて別の戦場へ向かわれても、後でまた合流されても面倒です」
クロエが再び齎すのは、クリスマスローズの芽吹き。
弱った敵をまとめて巻き込み、ヒュドラの猛烈な毒の息でオークどもを容赦なく侵していく。
……ここで皆殺しにしましょう、と。
そして、宣言通りに。
『ぐおおぉっ、ディアボロスは殺……ぐ、がはぁッ!』
きっちりとまずは自分達を狙うオーク攻城兵達を、仲間と共に全滅させれば。
「これで邪魔をする者はなし」
クロエが見遣るは、狂乱化した亜人どもが目指す先。
そう、ただ一人の勝者のみが座せるという『アーレスの玉座』の元へ――後は儀式を阻止するだけです、と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【照明】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
外縁部の撃破後に行動
加護が弱い敵を数多く撃破する方針で動く(仲間に合わせ現地調整OK)
グランダルメ奪還戦の余波が如実に出ているのも当然だ
……余所の領土を狙っておいて、ただで済むとは思わない事だな
まさしく、こちらも死に物狂いで掴み取った好機だ
オリュンピアの儀式を潰し、イスカンダルに王手を掛けよう
戦況を観察しつつ把握
同士討ちを起こしているなら、隙や死角を見せている敵を積極的に狙っていこう
味方とパラドクス通信も併用し連携
仲間の背を守り、死角を補える立ち位置を取りつつ
両手の銃でPD攻撃
アーレスの玉座に向かう流れを看破しつつ、狙い撃っていこう
煙幕弾を交え、前へと向かう流れに撹乱を仕掛けつつ
仲間と狙いを合わせ、一撃で倒せる敵>消耗した敵の順を目安に
同士討ちで消耗した個体や、隙だらけの所から優先して狙い、制圧していこう
敵の攻撃には、筋肉による物理攻撃のみならず、精神的影響ごと魔力障壁で緩和しつつ
タワーシールドを構えて、視覚的、威力的にも負傷を防ごう
殺し合い高める、刹那的な存在だな……
ディアナ・レーヴェ
※加護が弱い敵を数多く撃破する方針で!
? ……そう? 殺し合い高めるって、刹那的?
(コクンと首を傾げる。その語気は反論でもない非難でもない、ただふんわりと笑ってなんてことない日々の雑談みたいに)
生き残った方が全部背負ってれば、なんにも刹那にならない気もしない?
大丈夫!
(「……何が『大丈夫』なの?」って心のどこかで冷静な自分が囁いたけれど、今は深く気にしないことにした)
ともあれ!
さて、敵は筋肉なのね? とことんまでに筋肉!
ならば万一掴まれたりすると抜け出られる保証はないし、体格差を活かしてヒラリヒラリとすばしっこく立ち回りましょう。
先行してるエトヴァとはしっかりアイコンタクトして、
その背を守るように位置取っては、彼の狙いに合わせる感じで敵の数を減らしていきたいわ。(【Licht fällt】)
…
ああ、そっかぁー
敵を全滅させちゃったら、私達が背負っていくのね!
(いや、アーレスの光はディアボロスには背負えない。けれど――あくまで「存在」の話として、そう思う)
(そう思ったから、ふわりと笑った)
クロエ・アルニティコス
方針:加護が弱い敵を数多く撃破する
まぁ、少なくともこいつらに何かを背負うつもりはないのではないでしょうか。
奪った相手のことを顧みることがないからこその「蹂躙」でしょう。
マッスルゴブリンズたちの戦いの熱狂に飲まれず、そんなことを話しながら戦闘へと移ります。
【カリュドーンボア・アルテミシア】を使用。カリュドーンの猪を象った植物の怪物を作り出します。
マッスルゴブリンズが殺し合っているところにカリュドーンの猪を突撃させ、轢き潰します。
その後は先んじて目立つカリュドーンの猪に突撃をさせ、エトヴァやディアナら他の復讐者が攻撃する隙を作るようにして戦います。弱っている敵がいればそいつらから狙い、数が多い敵を少しでも早く減らせるようにしましょう。
また、他の復讐者とは背を守り合い、数が多い敵に包囲され死角から攻撃を受けることがないように。
人から奪い、人を殺して産まれるお前たちと平和も理解も共存もあり得ません。悉く殺します。
アーレスの玉座に向かいつつ、道すがらの敵を倒していきましょう。
エイレーネ・エピケフィシア
方針:加護が弱い敵を数多く撃破する
アテーナー様の神官として、わたしは闘いの中の栄光を肯定しますが……戦の惨害からも目を背けません
戦争とは飽くまでも、平和を回復させるための非常の手段であらねばならないのです
戦闘に没頭する敵群に、建物の裏手や茂みの中から密かに接近
攻撃開始時は仲間とタイミングを合わせて一気に火力を重ね、極力相手が態勢を整える前に奇襲で仕留めきるように
攻撃の機が訪れたなら《神護の長槍》を投擲し、『降り注ぐ影の槍』を発動
長槍の周りに多数の幻影の槍が出現し、敵に向かって射出されます
【命中アップ】の加護で狙いを研ぎ澄まし、頭や心臓といった急所を高い確率で貫けるようにしましょう
反撃はどういう内容かよくわかりませんが、どうせ筋肉を使ってくることと、亜人どもとの相互理解など言語道断であることは間違いありませんね
拳足の動きをしっかり観察して《神護の輝盾》でガード
守りを崩そうと力を溜めての一撃や足払いを狙ってきたなら、【エアライド】の二段跳躍で頭上を飛び越えて背後に回り、思い通りにはさせません
七曜の戦でも切らなかったというカードを切った、断片の王イスカンダル。
それが何を意味するのか、現状と照らし合わせれば明確。
「グランダルメ奪還戦の余波が如実に出ているのも当然だ」
そう、後がない悪足掻きである。
だが失敗したはずの儀式を強引にでも成すべく、イスカンダルが投じたのが『アーレスの玉座』。
けれど……余所の領土を狙っておいて、ただで済むとは思わない事だな、と。
当然ながら、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、ディアボロスはそれを許さない。
蹂躙戦記イスカンダルの奪還戦もきっと目前、そしてこれまでの道のりを思えば。
「まさしく、こちらも死に物狂いで掴み取った好機だ」
……オリュンピアの儀式を潰し、イスカンダルに王手を掛けよう。
来たる大きな戦いに向けて、確実に敵の目論見を叩き潰すべく、オリュンピアへと乗り込んだ復讐者であるが。
『何をする止めろ……ブホォ!』
『オラオラオラァ! 勝者は俺だァ!』
『フンフン! 何を言う、お前の力は俺のものォ!』
眼前のマッスルゴブリンズ達が繰り広げているのは、鍛え上げた筋肉による相互対話とは到底思えぬような殴り合い……いや、その様相は完全に殺し合いである。
『戦神アーレスの加護』を受けた相手を殺し、自分の力にする。最後のひとりの勝者となるまで。
聞いてはいたものの、狂乱化した亜人の様を見れば、思わずこう呟きが零れるエトヴァ。
「殺し合い高める、刹那的な存在だな……」
そして、そう聞いてコクンと首を傾げるのは、ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)。
「? ……そう? 殺し合い高めるって、刹那的?」
けれど、ただふんわりと笑って紡ぐその姿を見れば、その柔らかな語気を耳にすれば、わかる。
ディアナが紡いだその言の葉が、反論でもなければ非難でもないことは。
それは、ただ思ったままを口にした、なんてことない日々の雑談みたいなもので。
「生き残った方が全部背負ってれば、なんにも刹那にならない気もしない?」
それから――大丈夫! と。
ひとつ大きく頷いてはみせるものの、心のどこかで冷静な自分が囁く。
(「……何が『大丈夫』なの?」)
だが、それを振り払うかのようにふるりと微か首を振れば、今は深く気にしないことにしたディアナ。
そしてクロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は、そんな声を聞きながらも、改めて殺し合いを繰り広げる亜人どもを見遣って。
「まぁ、少なくともこいつらに何かを背負うつもりはないのではないでしょうか」
マッスルゴブリンズ達の戦いの熱狂に飲まれず、続ける。
……奪った相手のことを顧みることがないからこその「蹂躙」でしょう、と。
眼前の亜人達は今、確かに、『アーレスの玉座』の影響で狂乱化してはいるけれど。
蹂躙戦記に在る彼らの本質をこれまでも数え切れぬほど見てきたから。
そんなことを話しながらも、クロエは迷いなど微塵も見せずに、戦いの渦中へと身を投じんと向かう。
「アテーナー様の神官として、わたしは闘いの中の栄光を肯定しますが……戦の惨害からも目を背けません」
……戦争とは飽くまでも、平和を回復させるための非常の手段であらねばならないのです、と。
今までのように、そう告げる己の英雄エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)と共に並び立って。
導きの魔女は、成すべきことを果たすだけ。
そしてそう長くも話をしている状況でもないから、ともあれ! と気を取り直して。
「さて、敵は筋肉なのね? とことんまでに筋肉!」
ディアナが敵達を見遣れば、まさに筋肉の群れ。
そんな中でも、加護が弱い敵を数多く撃破するべく動く方針で、他の復讐者との意思統一も済ませているから。
(「ならば万一掴まれたりすると抜け出られる保証はないし、体格差を活かしてヒラリヒラリとすばしっこく立ち回りましょう」)
力任せの分かりやすい行動を見切っては決して掴まれぬよう乱戦を潜り抜け、仲間と共に制せんと地を蹴るディアナ。
イスカンダルが切り札を切ってまで成功させようとするオリュンピアの儀式を、そんな悪足掻きを、完膚なきまでに叩き潰すために。
だが、与えられた加護はそれほど強くはなさそうではあるけれど。
『ふんぬふんぬふんぬふんぬ!』
『ぬんぬんぬん!』
我こそが勝者にと、殺し合っているマッスルゴブリンズ達は、眼前の相手しか見えていないようだから。
建物の裏手から密かに接近し、敵どもが態勢を整える前にタイミングを合わせて。
――種子に宿るは我が煩悶、芽吹け『カリュドーンボア・アルテミシア』!
――聖なる槍よ! 悪しき者どもを一人たりとも逃すことなかれ!
『ふんふんふん……なっ!?』
『何、ぐわっ!!』
ヨモギの種に魔力と煩悶の感情を注ぎ、クロエが作り出したギリシャ神話の生物『カリュドーンの猪』を象った植物の怪物が突撃すると同時に。
エイレーネが《神護の長槍》を投擲すれば、その周りに突如として現れた多数の幻影の槍が狙い澄ました敵へと目掛け射出される。
一気に火力を重ね、自然と呼吸を合わせたふたりが仕掛けるは奇襲。
カリュドーンの猪が轢き潰し、頭や心臓などの急所を狙い降り注ぐ影の槍が、完全に虚をつかれたマッスルゴブリンズを貫く。
そしてただでさえ同士討ちを起こしていたというのに、突然の復讐者の乱入にさらに態勢が崩れて。
エトヴァは敵の様子を確りと観察し相手に隙が生じたことを把握しつつ、両手の銃をすかさず構えれば。
「アーレスの玉座に向かう流れを看破しつつ、狙い撃っていこう」
「ええ、敵の数を減らしていきたいわね」
ディアナもそんな彼としっかりアイコンタクトして、パラドクス通信で互いに確認し合いながらも。
――絢爛と、咲き誇れ。
それはまるで、戦場という名のキャンバスに自在に描かれた様々な色彩の花々。
画家の意のままに、着弾と同時に咲き乱れた色彩が煙り感覚を狂わせ、エトヴァの銃撃が敵を攪乱すれば。
――仕掛けは、ひーみーつっ!
死角を補える立ち位置から撃ち出された煙幕弾が炸裂した刹那、真上へと放たれる砲撃。
そしてやはり先程倒したオーク達の時と同様に、なぜか、いつの間にか、に。
『何だ、これはッ!? ふぎゃあ!!』
『くそっ、倒すべき相手が見えな……ぐはっ!?』
太陽で目を眩ませるように上空へと放たれたはずのディアナの砲撃が、マッスルゴブリンズの頭を直撃!
だが、いまだ態勢を整えられぬまま、鍛え上げた筋肉による相互対話や肉体美を誇示する様々なポーズを取りながらも。
筋肉による攻撃を、ぬんぬん、ふんぬふんぬと仕掛けてくる狂乱化した亜人達。
最後まで戦場に立っている者だけに与えられる栄光を手にするべく、『アーレスの玉座』を目指して。
けれど勿論、復讐者がそれを許さない。
連携をはかって、加護が弱めの手負いの敵から狙い、数が多い敵を少しでも早く減らせるように立ち回りながら。
互いに背を守り合い、包囲され死角から攻撃を受けぬようにと補い合いつつも。
(「反撃はどうせ筋肉を使ってくることと、亜人どもとの相互理解など言語道断であることは間違いありませんね」)
『くっ、相手が誰であろうと、あの玉座に至るのはこの俺! ぬんぬんぬんぬん!』
案の定、筋肉による意思疎通をはからんとしてくるマッスルゴブリンズの拳足を見極め、ゴルゴーンの睥睨の図像が描かれた円形の盾で防ぐエイレーネ。
そして別の個体から拳が放たれれば……思い通りにはさせません、と。
空中へと二段跳躍で頭上を飛び越え、背後へと回ってすかさず向けられた強撃を躱す。
眼前の群れは戦神アーレスの加護を受けているというが、だがそんな彼らに負ける気など微塵もしない。
何せエイレーネが神官として奉じる女神は、戦神アーレスに勝利したといわれている知恵と軍略の女神アテーナーなのだから。
戦いの女神の名のもとに、力をもってマッスルゴブリンズをねじ伏せんと、再び長槍を投擲し数多の影の槍をお見舞いしてやって。
エトヴァも、筋肉による物理攻撃のみならず精神的影響ごと緩和するべく戦場に彩るは、金と銀。
黄金の荊の障壁を展開すると同時に、銀色のタワーシールドを構えて、力任せに拳や蹴りを揮ってくる敵の攻撃を凌ぐべく地を踏みしめながらも。
『ただひとりの勝者は俺、俺俺!! ふんぬふんぬふんぬ!!』
狂乱化し殺し合うことで力を高めんとするその姿を見れば、やはり刹那的な存在だと改めて思う。
そうやって殺し合っては力を奪い……そうして得た力を、殺されて奪われる。
ただひとりになるまで眼前で繰り広げられるのは、それの繰り返しなのだから。
いや……それすらも、させやしない。
勝者となった亜人がアヴァタール級となり、ましてやジェネラル級の力をつけるなど、復讐者が許すわけはないから。
だから、勝者は自分達ディアボロスだと――敵を殲滅するべくその力を揮って。
そして仲間と敵を打ち倒していきながらも、ふと……ああ、そっかぁー、と。
ディアナは腑に落ちたように紡ぐ。
「敵を全滅させちゃったら、私達が背負っていくのね!」
いや、アーレスの光はディアボロスには背負えないけれど。
そう、ふわりと笑ったのは――あくまで「存在」の話として、ディアナは思ったから。
そしてクロエもエイレーネと共に容赦なく、再び芽吹かせたカリュドーンの猪で敵を轢き潰していきながらも。
『ふんぬふんぬ……ぐっ、があっ!』
「人から奪い、人を殺して産まれるお前たちと平和も理解も共存もあり得ません」
随分と数を減らしたマッスルゴブリンズの残党へと極めて端的に告げる……悉く殺します、と。
アーレスの玉座へと向かいつつその言葉通り、仲間と連携して――道すがらの敵を全て、地に沈めていきながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【照明】がLV3になった!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!
西堂・千衛蔵
アドリブ連携歓迎
亜人の強化も食い止めたいが、強くなるためとはいえ狂乱させられて亜人同士で食い合うようなやり方も見ていられない
亜人に同情するわけじゃないし、結局戦って殺すのは同じなんだがな
自分は頭が良い方じゃないんでそれ以上のことは言えないが、
「『ディアボロスの手で』奴らに引導を渡してやるぞ!」
アシュラキュクロプスの胸にある阿修羅王の梵字に対抗して、阿弥陀如来の梵字である”キリーク”の刻印を輝かせて挑発する
「かかって来いよ、どうせならディアボロスを倒して強くなりたいだろう!」
勝負は真っ正面から
腕の数ではむこうが有利だが、腕全部合わせた力では決して負けちゃいない
だが、突っ込めば変幻自在の打撃攻撃が待っている
その対策は、
………
……
…
わからん!
自分の頭で考えたって無駄だ
要はジャブで勢いを削がれようがカウンターを当てられようが、前に出て殴ればいいんだ!
6本腕の攻撃を食らった瞬間、赤煙が「ブレス」を吐いてくれる
その勢いを背中に受けて加速し、正拳突きをぶちかます
ディアナ・レーヴェ
ああ、良いところに西堂みーつけた!
私思うんだけどねえ、変幻自在の攻撃っていったって向こうの腕は六本しかないのよ?
――つまり!
七方向から攻撃すれば最後は致命的な一撃を与えられるッ!
(ニッコリ。そう、私はちゃんと頭を使って……あら? これ使ってる?? まあ、いっか!)
という訳で西堂が正拳突きしているのに合わせて支援するようなタイミングで、軽機関銃構えてはちゃめちゃに周囲を駆け回ったり跳ね回ったりしながら怒涛の勢いで撃ちまくるわ! …え? 七方向超えてる? 別にいいでしょ!
(技は【Zählen bis drei】。……何が嘘かって? この私の攻撃は実際ほとんどフェイクに等しいのよ、弾も小さいし駆け回りすぎて狙いだってロクにつけていないんだから!)
凝視で動きを封じられる? えぇ構わないわ! 睨み返すだけ。
機関銃の引き金ひいたままの状態で私が固まるなら、向こうだって真正面からブン殴り辛いでしょう?
だからってモタモタ側面に回り込んでくれるなら、その間に別の仲間がやりにくるだけ!!
ディアボロスを狙うオークの群れも、そして殺し合いをするマッスルゴブリンズも打ち倒せば。
さらに『アーレスの玉座』への道がひらけるけれど。
『俺こそが勝者だ!!』
やはり玉座の近くでも同じように繰り広げられているのは、亜人達の殺し合い。
とはいえ、眼前で暴れまわる敵――『アシュラキュクロプス』はアヴァタール級、先程までの有象無象とは違う強敵。
体高5m程もある単眼六腕の亜人はただでさえ格闘に優れ、凶暴であるという。
そんな亜人が、この儀式を経てジェネラル級の力を得てしまうことは何としても防ぎたいし。
いつものように小竜を首に巻き付けて、乱戦状態の戦場へと身を投じつつ、西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)は思うから。
(「亜人の強化も食い止めたいが、強くなるためとはいえ狂乱させられて亜人同士で食い合うようなやり方も見ていられない」)
断片の王イスカンダルがこのオリュンピアに飛ばした『アーレスの玉座』。
元々狂暴ではあるものの、このクロノ・オブジェクトのせいで狂乱化し殺し合っている眼前の亜人達。
殺した相手から力を奪ってはまた殺し、殺されれば力を奪われる……その有様は壮絶であり、見てはいられないのだけれど。
(「亜人に同情するわけじゃないし、結局戦って殺すのは同じなんだがな」)
……自分は頭が良い方じゃないんでそれ以上のことは言えないが、と。
千衛蔵は頭を使うことは得意ではないからこそ、単眼六腕の亜人へとただ分かりやすく言い放つ。
「『ディアボロスの手で』奴らに引導を渡してやるぞ!」
そして、その声を耳にして。
「ああ、良いところに西堂みーつけた!」
そう彼の元へと駆け寄るのは、外周のトループス級を倒しやって来たディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)。
千衛蔵は敵へと向けた言葉通り、そんなディアナや他の復讐者達と共に、アヴァタール級も撃破するべく。
アシュラキュクロプスの胸にある阿修羅王の梵字に対抗して、阿弥陀如来の梵字である”キリーク”の刻印を輝かせながらも、さらに声を上げる。
「かかって来いよ、どうせならディアボロスを倒して強くなりたいだろう!」
暴れまわっている敵を挑発する言葉で。
そして向けられた千衛蔵の挑発に、容易く乗ってくるアシュラキュクロプス。
『は、どのみち勝者はひとりだ! 相手が何だろうが、全員殺す殺す殺すぅ!!』
そんな敵との勝負は、真っ正面から。
いや、強敵相手に、ひとりで正面から突っ込んでいくのは得策ではないのだけれど。
「腕の数ではむこうが有利だが、腕全部合わせた力では決して負けちゃいない」
千衛蔵は決してひとりで立ち向かうわけではない。共に戦場に立つ復讐者全員の腕の数は、六本どころではないのだから。
とはいっても、正面から突っ込めば、変幻自在の打撃攻撃が待っていることは分かっているから。
「その対策は
、………」
敵から繰り出される打撃への対策を考えてみる千衛蔵。
「…………」
そして考えてみた結果。
「………」
出した結論はというと。
「わからん!」
自分の頭で考えたって無駄だ、ということ!
となれば、やるべきことはシンプル。
「要はジャブで勢いを削がれようがカウンターを当てられようが、前に出て殴ればいいんだ!」
前へ出て敵をぶん殴って倒せばいいという、いたって単純明快な結論である。
そしてそんな力押しで立ち向かわんとする千衛蔵に、「自分は軍師」と主張するディアナは告げる。
「私思うんだけどねえ、変幻自在の攻撃っていったって向こうの腕は六本しかないのよ?」
ということは――つまり!
「七方向から攻撃すれば最後は致命的な一撃を与えられるッ!」
ニッコリ、意気揚々とそう紡ぐディアナ。
そんな彼女は軍師として頭は使うようにしているが……感性が大味なせいか、このように時々脳筋になることもあるのだけれど。
(「そう、私はちゃんと頭を使って……あら? これ使ってる?? まあ、いっか!」)
とりあえず皆で物理的に殴り倒せば無問題!
それに事前に敵の攻撃方法は判明しているから。
『勝者は俺だ!! 立ちふさがる奴は殺す殺す殺ぉす!!』
そう狂乱し喚きながらも、ふっとアシュラキュクロプスが深く腰を落とした姿勢を取ったことを察した刹那。
千衛蔵を打ちのめさんと繰り出されるのは、六本の腕による変幻自在の打撃攻撃。
だがそんな敵が放つ阿修羅六連掌を食らった瞬間。
『オラオラオラァ! 殺すまで殴る……なっ、うがっ!?』
首に巻かれていた赤煙が「ブレス」を吐いてくれれば、一瞬アシュラキュクロプスの動きが止まったから。
その勢いを背中に受けて加速し、前へと出て――ぐっと握り込むは、異形巨大化させた拳。
そして千衛蔵は真正面からぶちかます。アシュラキュクロプスの身へと、凄まじい膂力を乗せた正拳突きを。
『! ぐふぅっ』
そんな強烈な拳をねじ込まれたアシュラキュクロプスは堪らず、微か上体を揺らすけれど。
態勢を整えるべく地に足を踏みしめ、倒れるまでには至らない。
けれど、隙が生じればそれで十分。千衛蔵の正拳突きに合わせて支援するようなタイミングで、ディアナは撃ちまくる。
『なっ、くぅっ!』
クーデター時代から愛用する改良型軽機関銃・MG13-G機関銃を構えてれば、はちゃめちゃに。
周囲を駆け回ったり跳ね回ったりしながら怒涛の勢いで、Eins, zwei, drei ――と。
「……え? 七方向超えてる? 別にいいでしょ!」
3つ数える間くらいは敵を惑わせられる簡単な嘘をつき、砲撃をぶっ放す。
(「……何が嘘かって? この私の攻撃は実際ほとんどフェイクに等しいのよ、弾も小さいし駆け回りすぎて狙いだってロクにつけていないんだから!」)
そうは思いつつもすかさず『Zählen bis drei』を展開して、次の味方に連携を繋ぐために。
『ガッ!! く、この……ッ!』
そして続いて畳みかけるようなふたりの攻撃に、先程よりも明らかに揺らぐアシュラキュクロプスだけれど。
ふいに凝視してきたかと思えば、強烈な念動力によって動きを封じてくるけれど。
「凝視で動きを封じられる? えぇ構わないわ!」
……睨み返すだけ、と。
渾身の力を籠めた拳の一撃で破砕せんと迫る敵を前に、全く怯む様子のないディアナ。
その理由は、今取っている自分の姿。
「機関銃の引き金ひいたままの状態で私が固まるなら、向こうだって真正面からブン殴り辛いでしょう?」
『……! くっ』
それに……だからってモタモタ側面に回り込んでくれるなら、と。
やはり亜人の正面に位置取っては前へと果敢に出続ける千衛蔵や他の仲間の背をその瞳に映しながらも。
頭もちゃんと働かせつつ軍事は頷く――その間に別の仲間がやりにくるだけ!! って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
エイレーネ・エピケフィシア
あの姿のアヴァタール級は、攻略開始当初から確認されていたものですね
偽神の加護を受けて得た力は、過去に戦った個体を優に上回るものと見えます
ですが……カナンの地への進出から奪還戦に至るまでの戦いで、わたし達も強くなりました
その力と、仲間との結束を信じて、必ず勝利しましょう!
仲間が撹乱や挑発で敵の注意を惹き付けた所で痛撃を加え、次の敵視を引き受けます
誰かに注目が集まる度に他の者が死角からの攻撃を行えば、全体の消耗を抑えつつ決着を早められるはずです
『奮い立つ正義の一閃』を発動し、《神護の長槍》の穂先に炎の刃を発現
敵の体の上にΧの字を書くように斜めの軌道で二連斬りを見舞い、短時間に複数の腕を斬って拳の動きを鈍らせましょう
敵に素早く反撃する余裕があれば、二連斬りの後はすぐ防御姿勢に
逆に隙が大きいようなら、最後に振り下ろしを放って両断を狙います
反撃には《神護の輝盾》で対処
手の動きと拳が風を切る音に意識を集中し、可能な限り多くの打撃を弾きましょう
長い旅路の末に至る勝利を、奥の手一つで奪わせるものですか!
宇佐美・アリス
アドリブOK
他の人達と積極的に連携していくわよ
トループスの方は大丈夫そうね?
後はあっちのボスぽいの倒して、この蠱毒を終わらせましょう
水の妖精達を召喚して、ブレスで牽制して貰いつつ、攻撃の隙を伺うわ
他の人達の隙を埋めたり、できた敵の隙に繋げて行くわよ
腕が6本あっても、後ろは死角でしょう?
隙が出来ないなら、妖精さんや他の人達の攻撃に対応してる背側から積極的に攻撃を仕掛けて見ましょうか?
こっちに対応するなら、誰かに背を見せなきゃでしょう
私なんかの相手をしてて良いのかしら?ほらほら、後ろ
無視するなら、攻撃を
しないなら、軽口で煽って、他の人達の攻撃の隙を作るわ
アシュラ名乗るには、顔が2つばかり足りなかったわね?
攻撃はいつものピーター君に概念障壁、シールドの3枚で受け流す方向で
非力な主婦は正面から受け止められないからね
最悪、後ろに飛んで威力を少しでも軽減するよう試みるわ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
クロノヴェーダさえ容易く狂乱させるとは、恐ろしい『遺産』だな
アーレスの玉座には至らせない
何より――
グランダルメの領土と人々に手を出した報い、
イスカンダル大王に受けさせる!
手を抜かず、どんな策も潰し、徹底的に叩きのめすのみだ
戦況を観察しつつ、敵の動きを把握
Wandervogelを演奏し、黄金の甲冑に漆黒の愛馬を駆る騎士を召喚
音色で操り、ランスでの突撃を繰り返す
PD通信で連携を取り
包囲を仕掛け、仲間とともに多方向攻撃となるように駆け回りつつ突撃
時に惹き付け、時に死角を狙い援護し、好機を作りあおう
それは、動乱を駆け抜ける心意気の具現
仲間達の勇気を称え、決して退く事はない
凝視拳には、念動力を魔力障壁で弱めつつ、観察し返す
コートで身を護りつつ
腕のタワーシールドを構え、敵の腕の振りに合わせて受け止め、別方向へ衝撃を受け流すように
……腕が多いな
連撃分は、衝撃にあわせて後退し狙いをずらす
力に踊らされ、利用されるような扱いは、哀れだが……
イスカンダルの奪還を成し遂げるために
止めてみせる!
自分達を狙って襲ってきたオークどもを全て倒してから。
「トループスの方は大丈夫そうね?」
宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)が目を向ければ、殺し合いを繰り広げていたマッスルゴブリンズ達も仲間達によって全て片付けられたようだから。
次に見遣るのは、さらに奥――『アーレスの玉座』へと目指す、体高5m程もあるアヴァタール級。
『ぐぉぉっ、俺こそ勝者に相応しいのだ!』
先に仕掛けた仲間の攻撃を受け、雄たけびのような声を上げながらも尚、暴れまわっているその姿を見遣るアリス。
「後はあっちのボスぽいの倒して、この蠱毒を終わらせましょう」
今度こそこの儀式を、そして断片の王イスカンダルの目論見を、きっちりと潰してやるべく。
エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)も有象無象を叩き伏せれば、咆える亜人へと視線を移して敵を確認する。
「あの姿のアヴァタール級は、攻略開始当初から確認されていたものですね」
だが……偽神の加護を受けて得た力は、過去に戦った個体を優に上回るものと見えます、と。
幾度となく復讐者の前に姿を見せた個体とは、その強さはきっと同じでないことがエイレーネにはわかる。
全て掃討したトループス級もそうであったが、この儀式の場にいる亜人達は『アーレスの玉座』の加護を受けていて。
『殺す殺す殺す! この場にいる奴は全員殴り殺してやる!!』
狂乱化し相手を殺して自分の力にしながら、儀式の勝者となることしか頭にないから。
それに眼前の『アシュラキュクロプス』 は、先程のトループス級と比べても格段に強い存在。
容易に倒せるような相手ではないだろうけれど。
エイレーネは右手に盾、左手に長槍、そしてその身に黄金の鎧を纏って、強敵にも怯むことなどなく相対する。
「ですが……カナンの地への進出から奪還戦に至るまでの戦いで、わたし達も強くなりました」
――その力と、仲間との結束を信じて、必ず勝利しましょう! と。
これまでの道のりで培い、仲間と共に着実に高めてきたその力をもって、戦いに挑む。
そして、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)も、心強い仲間と玉座へと向かいながらも。
「クロノヴェーダさえ容易く狂乱させるとは、恐ろしい『遺産』だな」
狂乱化し殺し合う亜人達を改めて見れば、そう紡ぎ落さずにはいられない。
何より、もしも儀式が完了してしまうことがあれば、新たなジェネラル級が生まれてしまうという。
だが勿論、そうはさせない。アーレスの玉座には至らせない、と。
(「何より――グランダルメの領土と人々に手を出した報い、イスカンダル大王に受けさせる!」)
エトヴァはそう強い意思彩る銀秘める蒼穹で、倒すべき相手を捉える。
……手を抜かず、どんな策も潰し、徹底的に叩きのめすのみだ、と。
そして戦況を観察しつつ、先行して仕掛けた仲間の攻撃に揺らぐ単眼六腕の亜人の動きを把握すれば。
――楽園を征こう。
それは、漆黒の馬に跨り黄金の甲冑を纏う騎士を戦場へと喚ぶ、妙なる調べ。
大地を踏みしめ、音色に乗るように戦場を蹴り、握るランスの華麗なる一突きを騎兵が繰り出せば。
『ぐっ! くそっ!!』
尚いっそう顔を顰める亜人へと攻撃を見舞う騎士がひと振りごとに咲き乱れさせるのは、祝福の花。
そしてそれは、動乱を駆け抜ける心意気の具現――人生は戦いだと、エトヴァが演奏し音色で操る限り。
華麗に戦場を駆ける騎士は、仲間達の勇気を称え、決して退く事はない。
同時に、パラドクス通信で仲間へと合図を送れば。
撹乱や挑発で敵の注意を惹き付けた所で長槍を振りかざし前へと躍り出るエイレーネ。
(「誰かに注目が集まる度に他の者が死角からの攻撃を行えば、全体の消耗を抑えつつ決着を早められるはずです」)
そう痛撃を加え、次の敵視を引き受けるべく、派手にお見舞いするのは。
――義憤の灯よ、我が刃に宿りて道を照らせ。人々を照らす標となれ!
《神護の長槍》の穂先に発現させた巨大な炎の刃で敵を斬り裂く戦技。
相手の巨体の上にΧの字を書くように斜めの軌道で二連斬りを繰り出して。
その燃ゆる切っ先が狙い閃く先は、アシュラキュクロプスの六本の腕。
そして繰り出してくる拳の動きを鈍らせるべく斬りつけ、最後に振り下ろしを放てば。
『なっ、ぐおっ!! ぐぅぅッ』
エイレーネはその奮い立つ正義の一閃をもって、敵の剛腕を容赦なく両断し斬り飛ばす。
さらに燃ゆる炎に続いて放たれるは。
――水の妖精さん、力を貸して。
『ぐぬぅっ……ぶはっ!?』
アリスが召喚した水の妖精達が牽制で繰り出すブレス。
周囲を舞う妖精達が多彩な動きをみせる中、仲間の隙を埋めたり、生じた敵の隙に繋げていったりと、確りと皆と連携しながらも。
「腕が6本あっても、後ろは死角でしょう? あ、でも今は斬り飛ばされて6本じゃないわね」
さらなる隙を作るべく、妖精さんや他の皆の攻撃を何とか凌がんとしているその背側から、アリスも積極的に攻撃を仕掛けてみる。
「私なんかの相手をしてて良いのかしら? ほらほら、後ろ」
『くっ! このッ!!』
(「こっちに対応するなら、誰かに背を見せなきゃでしょう」)
そう軽口で煽ったりもして、他の人達が攻撃する隙を作るために。
そんな復讐者達の猛攻に、筋肉隆々の巨体も耐えられず大きく揺らめくけれど。
『俺がァ!! 玉座に至る勝者だァァァ!!』
エトヴァは自分を凝視するアシュラキュクロプスの視線をいち早く察知し、黄金の荊の障壁を展開して。
動きを封じんと向けられた強烈な念動力を弱め、観察し返すことを試みつつ。
ひらりと翻りその身を守るのは、闇を纏う黒のロングコート。
それでも、渾身の力を籠めた拳の一撃で破砕せんと、複数の腕で殴りかかってくる敵を見遣れば。
「……腕が多いな」
銀色のタワーシールドを構え、相手の腕の振りに合わせて受け止めては別方向へと衝撃を受け流し、強打を貰わぬよう凌いでいく。
そして、深く腰を落とした姿勢を取った相手の様子を見れば、その手の動きと拳が風を切る音に意識を集中させて。
可能な限り多くの打撃を弾くべくエイレーネが掲げるは《神護の輝盾》。
アリスも、大気を乱打し巨大な拳型のエネルギー塊を打ち出してくる敵の攻撃を確りと防ぐべく。
いつものピーター君に概念障壁、シールドの3枚で受け流すよう試みながら。
「非力な主婦は正面から受け止められないからね」
後ろに飛んで威力を少しでも軽減できるように対処していきつつも。
『ぐぬぬうぅっ!』
「アシュラ名乗るには、顔が2つばかり足りなかったわね」
決定打を復讐者に見舞うことができず咆える敵をさらに煽って。
そして攻撃を凌げば、今度は連携をはかり攻勢に転じ、皆で一気に攻め立てる。
『ガッ! ぐっ!!』
「力に踊らされ、利用されるような扱いは、哀れだが……」
エトヴァは再び演奏し、音色で操る騎士の騎槍で繰り返し敵を穿ちながらも。
堪らず崩れ落ちる亜人へと、旋律の衝撃と共に告げる。
――イスカンダルの奪還を成し遂げるために、止めてみせる! と。
そして動きが止まったアシュラキュクロプスへと、エイレーネは狙いすまし繰り出す。
『なっ!! く……、ッ!!』
「長い旅路の末に至る勝利を、奥の手一つで奪わせるものですか!」
燃え盛るその心の如き炎の刃をもって、その首を刎ね上げんと、奮い立つ正義の一閃を。
そして巨体を誇る亜人の骨も身も、灼熱によって焼き清め……完全に浄化し、討ち取るのだった。
断片の王イスカンダルについに王手をかける、来たる大きな戦いの気配を強く感じながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!