シャルル7世とお話をしませんか(作者 花々実コノネ
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#最終人類史(新宿島)  #シャルル7世と話をしよう  #火刑戦旗ラ・ピュセル  #シャルル7世  #ジャンヌ・ダルク 

 毎月様々な提案があげられる攻略旅団だが、今回は『シャルル7世から話を聞きたい』、という提案が実行されることとなった。
 久住・野乃はにこにこ手を振り回して案内する。
「シャルル7世とお話ができますよー」
 といっても、ディヴィジョンに関する情報については、最初に現地ディアボロスを救出した際に、シャルル7世だけでなく他の火刑戦旗ラ・ピュセル出身のディアボロスからも聴取を行っている。
 そして、彼らがディヴィジョンを攻略していく上で必要そうな情報を隠していたり、伝え忘れたりといったことは一切無い。
 そのため、攻略に直接的に影響するような新情報を得る場ではなく、得られることも無いだろう。
「私の話が役立つかどうかは不明だが……」
 シャルル・ヴァロワ(人間のガーディアンナイト・g10157)にそう言われても、野乃の元気は衰えない。
「でもでも、お話をする中で、過去の出来事とか、今まで出ている情報を新たな目で見直したり、別の解釈が出来たりするかもしれないです。それに、攻略旅団の提案ですから、なにかピーンとひらめいたり、発見できたり、なんてこともあるかもしれません。それに、みんなでいろいろお話をするのはきっと楽しいですっ」
「ではどこか手ごろな会議室でも借りるとしようか」
 新宿島ならば、そういう場所には事欠かないだろうと言うシャルルに、野乃はぶんぶんと首を振る。
「そんなの寂しいです。せっかくの機会なんですからイベントを企画して、みんなで楽しく過ごしましょう! たとえば……みんなでキツネ着ぐるみを着て、炎天下できつねうどんを食べる大会なんてどうでしょう! ……あ、でももしかして、お箸持つの難しいですか?」
 野乃の視線はシャルルの手枷に向けられる。
「いや、枷があってもそれなりに動けるようになっているが……催しについては有志の提案を待つとしよう。私としても、たまには息抜きで皆と楽しい時間を持ちたい」
 さらりと野乃の提案を退けると、ではその前に、とシャルルは話し出した。

「催しの前に、私が知ることを再確認のために話しておくとしよう。私達が皆に救出してもらい、最終人類史に来るまでの経緯については、歴史書にも記載してあるので、あらかじめ確認をしておいて欲しい」

「私が主に知るジャンヌ・ダルクは『断片の王』であるという記憶を封じ、ディアボロスの味方として振る舞っていた時期となる。そのため『断片の王であるジャンヌ・ダルク』については、一緒に捕まっていたディアボロス達と同程度しか知らぬ」

「そもそも、私が生まれ育ったディヴィジョン『火刑戦旗ラ・ピュセル』自体が、クロノヴェーダによる歴史改竄で生まれたものだ。例えばフランス以外の他国が存在しないことや、地理的な不自然さなどを、私でさえディアボロスになるまで意識できていなかった。これは歴史改竄と排斥力の影響だろう」

「断片の王ジャンヌ・ダルクによる歴史改竄が一通り完了した状態となったのが、最終人類史での2021年8月、火刑戦旗ラ・ピュセルでの1431年8月……《七曜の戦》《戴冠の戦》に至る、基準時間軸の戦いの開始時なのだろう」

「それよりも前の記憶については、私や他のディアボロスも《そのような出来事があったと認識している》が、本当に起きた出来事であるのか、断言するのは難しい。最終人類史に来てから、世界五分前仮説という学説も調べたが、これに近い状態なのかもしれないとも考察される」

 最終人類史に来てから勉強したことも交えて話し終えるとシャルル7世は、
「皆の意見も是非聞いてみたい。話をするのを楽しみにさせてもらおう」
 そう言って厳めしい表情を緩めた。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【強運の加護】
2
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【勝利の凱歌】
2
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【避難勧告】
1
周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く。範囲内の一般人は、その地域から脱出を始める。効果LVが高い程、避難が素早く完了する。
【プラチナチケット】
2
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【温熱適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、気温摂氏80度までの暑さなら快適に過ごせる世界に変わる。
【口福の伝道者】
2
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【おいしくなあれ】
1
周囲の食べ物の味が向上する。栄養などはそのまま。効果LVが高いほど美味しくなる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【クリーニング】
2
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【アイスクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【能力値アップ】LV4 / 【命中アップ】LV4 / 【ダメージアップ】LV6 / 【ガードアップ】LV2 / 【凌駕率アップ】LV2 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【アクティベイト】LV1 / 【リザレクション】LV3(最大) / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV3 / 【ダブル】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

花々実コノネ
 シャルル7世とお話をしませんか、という題名そのままのシナリオです。
 攻略に重要な情報を入手しよう、というようなシナリオではないので、楽しくシャルル7世との交流をお楽しみいただければと思います。

 まずは①の選択肢でいただいたプレイングから、どんな会場で話をするのかを決めます。場所は『最終人類史の東京23区』です。
 普通に会場をセッティングすることもできますが、最終人類史の一般人の方も協力してくれますので、素敵なイベントのご提案、お待ちしています。

 ①が遊び系のイベントの場合は、②でみんなで楽しみましょう。シャルル7世そっちのけで遊んでいただいて構いません。
 普通に会場を借りて話をする場合などは②にプレイングがかけられないので、この選択肢は飛ばします。

 ③でシャルル7世と話したら、依頼完了です。
 質問は複数あって構いませんが、話の内容を1つに絞っているプレイングを優先で採用いたします。

 ではでは、ご参加お待ちしております。
42

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
夏だし、ビーチパーティーをやりたいなあと思う

23区の砂浜を貸しきりにして、軽装が推奨だな
以前にレースをやったお台場海浜公園が有力候補かな
東京もほんと暑くなったし、水着で泳いでもオッケーということで
せっかくなので、シャルル7世にも息抜きしてほしいし、ディアボロスの皆にも休暇を
皆で飲んだり食べたり、親睦会
ビーチバレーとかビーチフラッグの軽いスポーツもいいかな

夜は花火をやろう
火刑戦旗出身のディアボロスにとって、火は、戦乱のイメージがきっと強いのだと思う
だからこそ、平和な世だからこそできる平和な火を眺めたい……

会場準備には、海岸の手配と
設営はテントとビーチチェアーとパラソル
バーベキュー用のコンロや、氷水を入れたドリンククーラー
果物冷やすのもいいよな……スイカとか、スイカとか……割る?

飲食物と花火の支度と
打ち上げ花火やるなら許可と業者さんの手配も
一般の方々もご協力くださるなら、ご当地グルメの屋台を頼むのもいいな

昨夏は、七曜の戦前で、シャルル7世も来たばかり……
今年は、最終人類史の夏を感じてほしいな


「お待ちかねのイベント案ですよー」
 シャルル・ヴァロワの前に、久住・野乃がイベント案をまとめたメモを広げてみせた。
 その1:大型プール施設でウォータースライダーや流水プールで夏満喫ツアー。
「ウォータースライダーでバッシャーンって水飛沫をあげたら、きっと気持ちいいですよー」
 その2:水着コンテストのプレイベント。
「可愛かったり、恰好良かったり、楽しかったりで、ディアボロスさんの水着はとっても見応えがありますよー」
 その3:砂浜を貸し切ってのビーチパーティ。
「泳いで、飲んで食べての親睦会、スポーツして、夜には花火です」
 1枚1枚に目を通し、ふむ、とシャルル7世は考える。
 どれもこの時季にぴったりのイベントだ。
 その中からシャルル7世は、
「折角の機会だ。様々な人と多く触れ合えそうなイベントが良いだろう」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)発案のビーチパーティを選択した。

●ただいま準備中
「お台場海浜公園を中心に、付近の砂浜の貸し切り許可は取れた。打ち上げ花火も許可が取れたから業者さんを手配しないと……」
 手元のメモを確認しながら、エトヴァはビーチパーティの準備に駆けまわる。
「わーい、パーティですねっ」
「ビーチスポーツの用品については提供の申し出があったから良いとして……待機所のテントはどこに設置するのが良いだろう……」
「おいしいものとか、ありますか?」
「ああ。こちらでもある程度飲食物は準備するし、一般の人から屋台を出したいという申請が山ほど届いているから、それを審査して結果を通知して……」
「楽しみですねっ」
 能天気ににこにこしている野乃に、エトヴァはメモから顔をあげ。
「そうだな、楽しみだ」
 曇りない笑顔でそう答えた。

●ビーチパーティ開催のお知らせ
「お台場海浜公園を中心に、付近の砂浜を貸し切ってのビーチパーティを開催することとなった。海辺でのイベントだから、気軽に軽装で来てほしい。せっかくなので、シャルル7世にも息抜きをしてほしいし、ディアボロスの皆にも良い休暇となってくれるといいと思っている」

「東京もほんと暑くなったし、水着で泳いでもオッケーということで。水着コンテストに参加する人は、事前に皆の反応を見るのも良いかもしれない」

「テント、ビーチチェアーとパラソルは設置済みだ。ビーチ用品の店もあるから、手ぶらで来ても大丈夫なぐらいだ」

「ビーチバレー、ビーチフラッグ、ビーチテニスが出来るようになっているが、その他にやりたいものがあれば、自分たちで持ち込んでくれ」

「バーベキュー用のコンロ、それと食材もある程度用意してある。氷水を入れたドリンククーラーや冷やした果物などもあるから自由に食べてもらって良い」

「ご当地グルメを中心に、一般の人が多くの屋台を出してくれる予定だ。冷たいものだと、クラフトコーラとジンジャエール、カラフルなスムージーアイスバー、ふんわりかき氷……食事なら、ハンバーガー、ロコモコ、ガーリックシュリンプ、焼きそば……他にもいろいろだ。ディアボロスの皆が食べてくれたら、きっと喜ばれると思う」

「手持ち花火と打ち上げ花火を用意したから、夜は花火をやろう。火刑戦旗出身のディアボロスにとって、火は、戦乱のイメージがきっと強いのだと思う。平和な世だからこそできる平和な火を眺めたい」

「パーティにはシャルル7世も参加しているから、興味があれば一緒に楽しむのも良いだろう。ゆっくりシャルル7世と話をする機会については、打ち上げ花火の前に時間を設けた。もちろん、それ以外のときに普通に会話するのは構わないが、情報についてはこの時間にやり取りをするようにしてもらえればと思う」

「……こんなところかな? あ、もう1つ。スイカ割りはどうだろう」
 エトヴァが確認するように視線を向けると、シャルル7世は頷いた。
「良いと思う。私も参加してみたいものだ」
「割る?」
 シャルル7世が手枷でスイカを粉砕している様子が脳裏に浮かび、いやいやそんなことはとエトヴァはその光景を振り払った。

 遊んで、はしゃいで、食べて、笑って。
 最終人類史の真夏の太陽の下、ビーチパーティを始めよう。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!

 選択肢の説明。

 ②……イベントを楽しみましょう! 仲間うちで遊んでいただいても、シャルル7世と絡んでいただいても、どちらでも。おひとり参加の方は、他の方といっしょに描写する場合がありますので、ひとりが良い、という方はプレイングに明記してくださいね。
 シャルル7世から情報を得るための会話については②では扱いません。
 やれることは多いですが、メイン1つとサブ1つくらいまでにしておくのがお勧めです。
 打ち上げ花火の前に③が入るため、②は手持ち花火まで、でお願いします。
 しばらく受付して、そろそろかなとなりましたら、マスターページにて締め切り告知いたします。

 ③……シャルル7世と情報について話をする選択肢です。この選択肢につきましては、成功数を大きく上回る採用はいたしません。話を終えたら、打ち上げ花火ドーンとなる予定です。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【盛夏】6名
チームの仲間と、シャルルさんをお誘いしたく
ふふ、年上らしい所を見せ……られるだろうか?

青のサーフパンツに白パーカーを羽織り、麦わら帽子
本格的な夏到来だな
陽射しを仰げば、潮風に、暑さも今は心地よい
皆の水着姿が新鮮で、笑み零れる

ビーチパラソルの下に、おすすめのグルメを持ち寄ろう
屋台を巡って悩み顔
定番系……何があるだろ?
……荷物持ちは任せて!
こそっとスイカ冷やしとこ
それじゃあ、真夏の海に乾杯!
うどんからヴルストまでカラフルだ
それも美味しそう。一口くださいな

食後には、秘密兵器登場
ひんやりスイカを抱えて
スイカ割りってやってみたかったんだ
やった事ある方いる?
一番手はテテルさんだな

シャルルさんもよければ挑戦を
ついに手枷武闘術が拝見できる……のか!?

目隠ししてぐるぐる回る……と
リードの声を聞きながら、ここだ!と定めて棒を振り下ろす!
……なんで逆方向!?
仲間の挑戦中は、あっち、こっち、もうちょっと右!と声をかけ
クダ吉さんの声に和んで
見事スイカが割れたら拍手と歓声を
甘い果実を堪能し、夏を味わおう


ビメステロ・グリーズ
【盛夏】
おにーさん(テテル)が働いてる会社の人達と遊びに来たよ!
お兄さん(年上の人)がいっぱい!嬉しいな、ふっふー
シャルル7世さんってラ・ピュセルのえらい人だっけ?
お話しできるの楽しみだなー
あっ、狐さんも居る!

ハーフパンツの黒に紫の模様が入った水着
上には白い長袖のTシャツを着てるよ
ビーチサンダルっていうのも買ってもらった
履き心地が面白いの!

おにーさんが食べ物選んでいいよって言って屋台に連れてきてくれたの!
いい香りがいっぱい
(屋台前をうろうろ、ちょろちょろ)
どれも美味しそう!んー…
わぁ、これなに?たまご美味しそう!
と、上に卵を乗せて半分にして焼いているお好み焼きをチョイス
あとすっごく暑いから氷食べたい!
と、カキ氷もおねだり

そんな感じでおにーさんがいっぱい食べ物持ってもらってみんなと合流
シェアしてくれるの?わーい!

スイカ割りって遊びでは一生懸命応援
ウソでもホントでも、右、右!とかあがる声を繰り返して盛り上がる
シャルルさんがどうやって割るのか興味しんしん!
わー、かっこいー!ときゃっきゃして拍手


テテル・グリーズ
【盛夏】
いつも世話になってる会社の集まりに従兄弟のビメ(ビメステロ)を連れて参加
ひとりでビーチパーティってガラでもねーしな
アロハ柄の派手な水着着て何言ってんだって?ハハハ!
(上半身は何も着ていないので、小さい傷がいっぱいの体が丸見え)

シャルル7世にも声かけンの?
王様相手にどう接したらいいもんか
遜るのもなんかちげーと思うんだよな
ま、いつもどおりでいいか!

まずは食事をしようってコトで、ビメ連れて屋台に行く
好きに食べ物選んでいいと言えばはしゃぐちびっこを見ながらのんびり歩いていくぜ
お、全部ビメに選ばせるつもりだったがフランクフルトは外せねーな!

皆と合流したら乾杯!俺様は勿論ビール!
ビメはジュースにしとけよ?
愉快なグルメを勧められてサンキュな!と笑ったり
人見知りせず皆に話しに行く従兄弟を温かく見守ったり

スイカ割り経験はないが一番手をやる
皆の誘導を受けながら、思いっきり惑わせられつつも覚悟を決めてある場所で振り下ろす(結果お任せ)

シャルル7世が割るときにゃ
おっさーん、決めたれー!と大声で応援するぜ


文月・雪人
【盛夏】
の皆と参加だよ
※アドリブ大歓迎

竹模様のサーフパンツに
クダ吉にそっくりな、白いキツネの着ぐるみパーカーを着て
用意した食べ物はきつねうどん!

にゃふふ、折角だし野乃の言ってた
『キツネ着ぐるみを着て、炎天下できつねうどん』も混ぜてみた!
混ぜるな危険?大丈夫大丈夫
冷やしうどんもめっちゃ美味しいよ♪
シャルルも皆も、是非是非食べてみて!

クダ吉は、ぐるぐるソーセージに興味津々な様子
乾杯には何がいいかな
暑い夏ならやっぱりビール?(強くはないけど好き
皆で持ち寄った美味しい食べ物にもほら、めっちゃ合いそうだ♪

そしてお待ちかねのスイカ割り!
クダ吉と一緒に皆を応援するよ
こーん(右)!
こんこーん(もうちょい左)!
役に立ってるかどうかはさておいて
盛り上げ役にはなってる、のかな?

俺の番になったら…クダ吉もやってみたい?
じゃあ目隠しして、ぐるぐるして、だだっと走…
おーい、そっちはキツネうどんの屋台だってばー!?
…まあいいか

美味しいものをたくさん食べて
皆と一緒にわいわい遊んで
にゃふふ、新宿島の夏はやっぱり楽しいね♪


一角・實生
【盛夏】
黒色ラッシュガード+サーフパンツの低露出水着姿

最高のビーチパーティ日和だね
熱気を帯びた翼をぱたぱたと動かして

さて、俺は皆でシェアできたり定番だったりのグルメを調達しよう
たこ焼き、いか焼き、フライドポテト……
これは……肉巻き、おにぎり。よし即決
あれこれ買い進めた結果
持てるか……いやちょっと無、うわっ
ヒンメルグリッツァさん、頼む……!

皆と合流したら見せあうと同時にセッティング
冷やしうどん美味しそうだね
ああ、かき氷もいいなあ
ん。シュトローマーさん素早い
その美味しそうなのも後で貰うよ?

俺はビールで乾杯
みんな、飲み物はまわったかな

スイカ割りを間近で見るのも初めて
俺はスマホで撮影係をしよう
うん。シャルルさんも是非
これは白熱したスイカ割りになりそうだ
正しい位置を呼びかけつつ、順調過ぎる仲間には
あれ、そっちは……
と惑わせる
外した姿や屋台に向かうクダ吉さんもしっかり撮影
はは、これも醍醐味だろ
耳に届いた『おっさん』には笑ってしまうかも

皆で食べるとまた格別だね
幸せそうな皆の横顔も撮影しておくよ


マティアス・シュトローマー
【盛夏】
今年初の海!
皆と遊べるのもシャルル7世に会えるのも楽しみだなー

服装はカモフラージュ柄のシャツにサーフパンツ。スポーツサンダルを履いて砂浜でも動きやすく

屋台を巡って持ってきたのはコレ
ブラートヴルストシュネッケン!
日本では何故かソーセージマルメターノ、なんてイタリア風の名前で呼ばれているらしい
テテルとビメステロもどうぞ
定番は誰かが持ち込んでくれる事を見込んでのチョイスだったけど、正解だったみたいだ
實生なら全部抑えてくれると思ってた!(フライトポテトいただき!)
雪人のきつねうどんは……お、冷たい!
こんな日には持ってこいだね

さすがエトヴァ、準備も完璧!
スイカ割り歴二回の俺がビーチ中の歓声を集めてみせる……!

右右右! そこで後ろに下がって――
挑戦中の仲間には逆の位置をリードで教え、場を盛り上げよう
シャルル7世の番ではつい正しい位置を叫んで応援してしまったり(手枷武闘術と聞いて姿勢を正す)
そうそう、真っ直ぐ! 行けー!

くっ、俺の番まで回って来さえすれば……
なんて言葉とは裏腹に拍手は全力で!


 空は青く。
 太陽に照らされた砂浜は白く。
「本格的な夏到来だな」
 蒼天色のサーフパンツに白のパーカー、麦わら帽子という夏の軽装で空を仰ぐエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)の目が、眩しく細められる。
 照りつける陽射しは強いけれど、潮の香りを含んだ風は心地よい。
「皆と遊べるのもシャルル7世に会えるのも楽しみだなー」
 今年初の海! と張り切るマティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)は、カモフラージュ柄のシャツにサーフパンツを身に着け、足元は砂浜でも動きやすいようにスポーツサンダルを履いている。
「今日はよろしく! ふっふー、お兄さんがいっぱい! 嬉しいな」
 ビメステロ・グリーズ(ボクの道を歩む騎士・g08499)はぴょんと跳ねた。そのジャンプを受け止める、テテル・グリーズ(まがいもの・g08976)に買ってもらったビーチサンダルの弾力が面白くて、もっともっと跳ねたくなるけれど。
「ビメ、はしゃぎ過ぎて会社の人に迷惑かけんなよ」
 テテルに注意されて、ビメステロはえへっと笑った。
「うん。おにーさん、連れて来てくれてありがとう!」
 ビーチで遊ぶと聞いたから、ビメステロは黒に紫の模様が入ったハーフパンツの水着に、白い長袖のTシャツを着て、日焼け対策もばっちりと。
「まあ、ひとりでビーチパーティってガラでもねーしな」
 ハハハと笑うテテルは、夏に映えるアロハ柄の派手な水着姿。むき出しの上半身には小さな傷痕が幾つも見えて、これまで辿ってきた過去を思わせる。
「あっ、狐さんも居る!」
 ビメステロの目が捉えたのは、文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)のクダギツネ『クダ吉』だ。クダ吉はちらっとビメステロを見ると、何食わぬ顔で背筋をぴんと姿勢よく、雪人の隣に寄り添った。
 そんなクダ吉を可愛くてたまらないように撫でる雪人は、竹模様の和の雰囲気のあるサーフパンツに、クダ吉にそっくりな、白いキツネの着ぐるみパーカーを着て。
「今日は良く晴れて、最高のビーチパーティ日和だね。こんな日に、皆と出かけることが出来て良かった」
 そう言って一角・實生(深い潭・g00995)は陽を受けて輝く海辺を眺めた。黒のラッシュガードにサーフパンツという、露出を抑えた水着姿の實生の背には白い翼。
 大きな翼をはたりと動かせば、爽やかな空気の流れが熱気を散らしていった。

 海沿いに並ぶビーチパラソル。
 カラフルなその色彩がいかにも夏の海らしくて、それだけでも気分があがる。
 その中の幾つかを借りて、一行は持ち寄りパーティのための準備を開始した。
「ビメ、買い出しに行こう」
 テテルはビメステロを誘って屋台へと連れて行った。
「好きに食べ物選んでいいぜ」
「ほんと! わーい、どれも美味しそう!」
 ずらりと並ぶ屋台では、定番から変わり種まで、様々なものが売られている。
 甘い香り、香ばしい匂い、バターの匂い、フルーティな香り……。いい匂いに誘われて、うろうろちょろちょろしていたビメステロは、ソースの香る屋台の前で足を止めた。
「わぁ、これなに? たまご美味しそう!」
 上にのせた玉子をへらでトントンと軽く潰して、ソースをたっぷり塗って半分にしたお好み焼きに、ビメステロの目は釘づけ。
「これにする!」
「いいんじゃねーか。おっと、フランクフルト発見!」
 ビメステロに好きなものを選ばせながら、これは外せないとテテルはフランクフルトをゲット。スパイスと肉の焼ける匂いがたまらない。
 そうしているうちにも、食べたいものを見つけたビメステロが、屋台の前で手招きしてくる。
「おにーさん、かき氷食べたい! 今日すっごく暑いから」
「分かった分かった、すぐ行くから」
 フランクフルトの上にたっぷりとマスタードとケチャップをかけると、テテルはビメステロの待つかき氷の屋台へと大またに歩いていった。

「皆が食べる定番系……何があるだろ?」
 エトヴァは屋台を巡って悩み顔。
 りんご飴、焼きとうもろこし? チョコバナナ、きゅうりの一本漬け? ケバブ、トルネードポテト、トルコアイス……?
 何にすれば良いかと考え込むエトヴァの耳に、
「うわっ。ヒンメルグリッツァさん、頼む……!」
 助けを求める實生の声が届いた。
「どうし……おっ、と……」
 ぐらりと崩れかけていた實生の持つ包みを、エトヴァは素早く支える。
「助かったよ。ちょっと買いすぎた」
 積み上がっている中身は、たこ焼き、いか焼き、フライドポテト……皆でシェアできたり定番だったりのグルメの数々だ。
「戻ろうかと思ったところに肉巻きおにぎりを見つけてさ。これは好きな人多いだろうとつい即決したらこの始末で……」
 持てるか、と思ったが買い物しながらでは無理があったようだ。
「もう少し買いたいものがあるんだが、限界かな」
「そういうことなら、荷物持ちは任せてくれ」
 戻ろうとする實生から、エトヴァは荷物を受け取って代わりに持つ。
「助かるよ。でも、良いのか?」
「ああ。何を買おうか迷っていたところだからちょうど良い」
 實生が選び、エトヴァが持つ。2人は効率よく屋台で飲食物を買い進めていった。

 それぞれが料理を持ち寄ったら、ビーチパーティの始まりだ。
「乾杯には何がいいかな。暑い夏ならやっぱりビール?」
 雪人は良い笑顔でビールを手に取った。アルコールに強いわけではないけれど、こんな暑い日に飲むビールは最高。それに、皆が持ち寄った屋台の料理にもきっとぴったりだ。
「俺様も勿論ビール! ビメはジュースにしとけよ?」
 テテルに言われ、ビメステロはえーっと声をあげる。
「ボクはかき氷で乾杯したいな」
「それは飲み物じゃないだろ。ほら」
 テテルはビメステロの手にジュースを持たせてやった。
「俺もジュースかな」
 早くビールが飲める歳になりたいよと言いながら、マティアスもジュースのカップを取る。
「みんな、飲み物はまわったかな」
 ビールを手に、實生は皆を見回して確認する。うん、大丈夫だ。
「それじゃあ……真夏の海に乾杯!」
 エトヴァがビールを持つ手を高く掲げると、皆も合わせて飲み物を掲げた。
「乾杯!」

 乾杯が終わると、持ち寄った食べ物を皆で囲む。
 屋台を巡って持ってきたのはコレ! とマティアスが出したのは、長いソーセージをかたつむりのようにぐるぐる巻いて調理したもの。
「ブラートヴルストシュネッケン! 日本では何故かソーセージマルメターノ、なんてイタリア風の名前で呼ばれているらしいけどね」
 大げさなくらいにイタリア語っぽく発音して、マティアスは笑った。
 うずまきを辿っているのか、ソーセージを見ているクダ吉の首もぐるぐる振れている。その様子に笑いそうになりながら、
「マルメターノに興味あるの? 少しもらおうか♪」
 雪人はブラートヴルストシュネッケンを皿に取り分けた。
「テテルとビメステロもどうぞ」
 マティアスに勧められ、
「お、いいのか? サンキュな!」
「シェアしてくれるの? わーい!」
 テテルとビメステロもぐるぐるソーセージにかぶりつく。
「定番は誰かが持ち込んでくれる事を見込んでのチョイスだったけど、正解だったみたいだ。實生なら全部抑えてくれると思ってた!」
 マティアスはずらりと並ぶ、ザ・屋台とでも言うべき定番を見渡し……次の瞬間、しゅたっとフライドポテトをつまんで口へと運ぶ。
「ヒンメルグリッツァさんが手伝ってくれたから沢山……ん、シュトローマーさん素早い」
 説明する前にもぐもぐしているマティアスに、實生は目を瞠る。
「かき氷もカラフルで美味しそう。一口くださいな」
 タコ焼きをはふはふ食べ終えたエトヴァが、冷たいものを求めてそう言うと、
「一口と言わずに、たくさん食べて。お好み焼きもフランクフルトもあるよ」
 ビメステロがどうぞとエトヴァにかき氷を差し出した。その様子を、テテルは肉巻きおにぎりをぱくつきながら温かく見守る。
「今日は暑いからかき氷もいいなあ。文月さんのそれは何?」
 實生に聞かれ、雪人はにゃふふと笑った。
「折角だし野乃の言ってた『キツネ着ぐるみを着て、炎天下できつねうどん』も混ぜてみた!」
 えっ。
 まさか、野乃が提案したという我慢大会もどきを?
 そんな動揺が走る。
「それって、混ぜるな危険、なんじゃ……」
 さりげなーく距離を取ろうとするマティアスに、キツネ着ぐるみパーカー姿の雪人は大丈夫大丈夫と笑ってきつねうどんをばーんと出した。
「冷やしきつねうどん。めっちゃ美味しいよ♪」
 冷やし? とマティアスは丼に手を当てる。
「……お、冷たい! こんな日には持ってこいだね」
「夏はやっぱり冷やしきつねうどんが一番。是非是非食べてみて! ――よかったらシャルルもどうぞ」
 通りかかったシャルル7世にも、雪人ははいときつねうどんを差し出した。
「シャルル7世さんってラ・ピュセルのえらい人だっけ?」
 ビメステロが小声でテテルに尋ねる。
「フランス国王だとよ。王様相手にどう接したらいいもんか……」
 遜るのもなにか違うしと思いつつ眺めるシャルル7世は、台を探して丼をのせると、案外器用に箸を操って、きつねうどんを啜っていた。
「きつねうどんは食したことがあるが、冷たい種類もあるのだな」
「お揚げがじゅわっと冷たくて、麺のコシも増して、美味しいよね♪」
 雪人もごく普通に会話しているし、
「ま、いつもどおりでいいか!」
「そだね」
 テテルの言葉に、ビメステロも頷いた。

 屋台の食べ物でお腹が満たされたころを見計らい、エトヴァが秘密兵器を投入した。
 抱えてきた秘密兵器は、ひんやりスイカ。
 夏、砂浜、となればやはりコレだろう。
「スイカ割りってやってみたかったんだ。やった事ある方いる?」
 エトヴァが見回すと、はーいとマティアスが手をあげる。
「さすがエトヴァ、準備も完璧! スイカ割り歴2回の俺がビーチ中の歓声を集めてみせる……!」
「2回……うん、頼もしい、かな??」
 絶妙な経験回数に、エトヴァは首を傾げた。
「俺はスイカ割りを間近で見るのも初めてだ。折角だから撮影係をしようかな」
 實生は皆の雄姿をバッチリおさめるべく、スマートフォンを取り出してスタンバイ。
「スイカ割り経験はないが一番手をやろう」
 さっと上がった手はテテル。
「よし、一番手はテテルさんだな」
 目隠したテテルがスイカはいずこと足を踏み出す。
「おにーさん、右、右!」
 ビメステロの声を捉えてテテルは右へ。
「もっと左、いや少し行き過ぎ……そう、そっちだ」
 エトヴァの声に、左へ右へ。
「こーん!」
「……どっちだ?」
 クダ吉からの応援に戸惑って。
 虚実入り乱れる声の中、ここだと覚悟を決めて棒を振り下ろせば。
 スイカを捉えた棒からビシッと確かな手応えが伝わり、拍手が聞こえてきた。
 二番手はエトヴァ。
 目隠しをしてぐるぐる回って、スタート。
 右、左、と聞こえてくる声のどれが本当だろうか。これかな、と思う指示に従って向きを変えながらエトヴァは進む。
「こんこーん!」
 笑みを誘われるクダ吉の応援は、たぶん正しい方向を教えてくれていると思うけれど……どっちだ?
「そのまま、あとちょっと!」
 ビメステロの応援に、これはいい線いっているのでは、と思いかけたところに。
「……いやそれはちょっとまずいんじゃないか」
 ふと聞こえた實生の呟きに足が止まる。確かさっきも、實生は正しい位置を呼びかけていたはず。
「まずい……のか?」
 スイカまであと少しというところでエトヴァは悩み出す。
「こーん、こーん!」
「エトヴァ、そこで後ろに下がって!」
「う、後ろ……?」
 マティアスの指示は予想外。一体自分はどういう状態になっているのだろう。
「左―!」
「右右右!」
 リードの声に翻弄されながら、エトヴァはここだ! と定めて棒を振り下ろす!
 さくっと砂の感触がした。どうやら外したようだと目隠しを取り……スイカはどこ?
 背後でわっと上がった笑い声に振り返れば、
「……なんで逆方向!?」
 無傷のスイカがつやつやと陽を照り返して鎮座していた。
「次は僕の番だね」
 棒を渡された雪人が立ち上がろうとした膝に、クダ吉がちょんと前脚をのせてきた。
「クダ吉もやってみたい? じゃあ目隠しして……」
 目隠しを巻きつけて、棒は持てないからそのままで、ぐるぐるぐる。
「さあ、頑張って」
 雪人の声を受け、クダ吉はだだっと走り出す。目指すは……、
「おーい、そっちはきつねうどんの屋台だってばー!?」
 冷たいお揚げのご馳走へ。
 遠ざかってゆくクダ吉を撮影しながら、實生が笑う。
「はは、これも醍醐味だろ」
 楽しそうだから、まあいいか。そう思って雪人はクダ吉の白い背を見送った。

 スイカ割りを見物していたシャルル7世を、エトヴァと實生が誘う。
「シャルルさんもよければ挑戦してくださいだ」
「うん。シャルルさんも是非」
「そうだな、参加させていただこう」
 興味を持ったらしく、シャルル7世は頷いた。
 棒へと伸ばそうとした手をエトヴァはつい見てしまう。
「どうかしたのか」
「あ、いや……ついに手枷武闘術が拝見できる……のかと考えてしまっていた。そうだな、棒がないと位置的に割るのが難しい」
 シャルル7世はふむと考え、手を戻した。
「余興なのだから割れないのも一興だろう。やってみよう」
「良い、のか……?」
 言い出したエトヴァのほうが動揺してしまうが、シャルル7世は何も持たずに目隠しだけをしてもらうと、さきほど見ていたのを真似てぐるぐると回った。
「いざ」
「わー、かっこいー!」
 ビメステロがきゃっきゃと拍手する。
「もっと左だよー」
「こんこん」
「もう少しだけ身体を右に……そう、その感じでいってくださいだ」
 何も持たず、ずんずんと足を進めるその姿は迫力さえ感じさせて、
「そうそう、真っ直ぐ! 行けー!」
 これまで反対の位置を教え続けてきたマティアスまでも、正しい位置を叫んだ。
「そこだ。おっさーん、決めたれー!」
「おっさん……」
 テテルの呼びかけに、撮影中の實生はつい笑ってしまう。
 シャルル7世は身をかがめるようにして、迷いなく手を振り下ろした。
 手枷がヒットしたスイカは真っ二つ。
 応援していた皆から拍手と歓声があがる。
「くっ、俺の番まで回って来さえすれば……」
 口ではそんなことを言いながら、マティアスは全力で拍手を贈った。

 割れたスイカは切り分けて、甘く水気たっぷりの果実を堪能する。
「皆で食べるとまた格別だね」
 實生はスイカにかぶりつく幸せそうな皆の横顔も撮影しておいた。
「にゃふふ、新宿島の夏はやっぱり楽しいね♪」
 雪人に撫でられて、おかわりのきつねうどんをもらっていたクダ吉が、こんと鳴く。
 楽しいのは新宿島だから?
 夏だから?
 それともこうして皆で過ごせているから?
 たくさんの楽しいを胸に、ビーチパーティは続くのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【アイスクラフト】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

ポーリーン・フォレット
シャルル7世もディアボロスの皆も新宿島の皆もとっても楽しそうね!
私、おばあちゃんだから若い人たちの集うお祭りに参加するのは
お邪魔になっちゃいそうで遠慮していたのだけども
折角ですから今日はアイリーンと一緒に楽しませて頂くわね!
素敵な催しをどうもありがとう
若い人たちが楽しんでいる様子を見るだけで私も若返ったような気分よ

あらアイリーン、気になる屋台があるの?
ふふ、遠慮しなくていいのよ?あの綿あめが気になるのね?
実は私もなのよ!すみませーん、こちらの綿あめを2つ下さいな♪
甘くてフワフワね!面白いわぁ~
フワフワだからおばあちゃんの歯や顎にも優しいのが嬉しいわね!
見た目も綺麗なりんご飴もアイリーンに!
こちらはちょっと硬そうだから私は遠慮しておくわね
どう?美味しい?ふふ、いい笑顔♪気に入ったみたいね!

こんなに人が多く集まる賑やかな場所なんて何十年ぶり…
ううん、初めてかも?
流石にちょっと疲れちゃったから一休み
皆の楽しそうな様子を眺めさせて貰うわね

お邪魔じゃなければ他のお一人様の子と一緒でも嬉しいわ♪


 海風がビーチパーティを楽しむ人々の声をのせて吹き過ぎてゆく。
 ディアボロスはもちろんのこと、一般の人々もまた楽しそうだ。
 夏、そしてイベント。
 暑ささえも、ビーチパーティを盛り上げるための要素のようだ。
「アイリーン、見て。シャルル7世がスイカを割ったわ」
 砂浜でのスイカ割りを見ていたポーリーン・フォレット(エルフのおばあちゃん・g06164)は、胸の前で手を組み合わせた。
「シャルル7世もディアボロスの皆も新宿島の皆もとっても楽しそうね!」
 自分はおばあちゃんだから、若い人たちの集うお祭りに参加するのはお邪魔ではないかと遠慮する気持ちも正直あった。けれど折角だからとアイリーンを連れてやってきてよかったと思う。
 若い人たちが楽しんでいる様子を見ているだけでも、気分が若やぐ。
 ね、と同意を求めるように見上げると、アイリーンの顔は屋台のほうに向いていた。
「あらアイリーン、気になる屋台があるの?」
 そう聞かれて、アイリーンは顔の向きをポーリーンへと戻す。
「ふふ、遠慮しなくていいのよ? あの綿あめが気になるのね? 実は私もなのよ!」
 行きましょと、ポーリーンはアイリーンが見ていた方向にある綿あめの屋台へと向かった。
「すみませーん、こちらの綿あめを2つ下さいな♪」
 白くてふわふわな綿あめを、ポーリーンに1つ。アイリーンに1つ。
 そっと含めば、繊細なあめは口内に甘く溶ける。
「おばあちゃんの歯や顎にも優しいのが嬉しいわね!」
 隣の屋台にはりんご飴。こちらはちょっと硬そうだから、ポーリーンは遠慮してアイリーンだけに。
「どう? 美味しい?」
 尋ねてみるとアイリーンは、にこりと笑った。
「ふふ、いい笑顔♪ 気に入ったみたいね!」
 それに綺麗なりんご飴はアイリーンに良く似合う。
 甘い幸せを手に海辺のそぞろ歩き。
「こんなに人が多く集まる賑やかな場所なんて何十年ぶり……ううん、初めてかも?」
 人の多さにさすがにちょっと疲れたので、パラソルの下で一休み。
 ポーリーンは楽しそうな皆の様子を目を細めて眺めながら、縁に花が飾られたジュースの氷をストローでからからと鳴らした。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【温熱適応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!

一騎塚・喜一
先ずは素晴らしいイベントのご提案と準備に感謝を述べさせて頂きます
お疲れ様でした、そしてありがとうございます
一般の方々と触れ合える機会は新宿島で暮らす者の一人として、とても嬉しいものですから

…と、前置きはこの辺にして
今回は屋台巡りを存分に楽しませて頂きつつ一般の方々と色々お話しも出来たら嬉しいな、と思いまして!
新宿島に来て間もなくは様々な事象に驚いてばかりの日々でしたが
一番の衝撃は食事と行っても過言ではありませんでした
とにかく美味しくて、見た目も美しく、栄養も豊富
おかげさまで新宿島に来てから身長が10cm近く伸びました
こんな時代が、世界があるものなのだという感激は今なお続いております
そんなわけで!事前に一杯運動してバッチリお腹を空かせてまいりました!
定番のものから変わり種まで、全屋台を制覇するつもりで食べまくります!

うーん、さすがに一人で食べきるのは厳しいかも?
ご迷惑でなければ半分こ出来そうなものは一般人の方々とシェアしつつ完食を目指します
さて、お腹いっぱい食べたら少し休んで鍛錬再開です!


「素晴らしいイベントのご提案と準備をお疲れ様でした、そしてありがとうございます」
 一般の方々と触れ合える機会は新宿島で暮らす者の一人として、とても嬉しいもの。今回のイベントの企画を立てたエトヴァへと、そう感謝の言葉を述べたあと、一騎塚・喜一(一騎刀閃・g04498)は屋台の並ぶ通りを歩いた。
「焼き鳥バーガーいかがっすかー」
「鈴カステラ焼きたてですよー」
 屋台の呼び込みを聞きながら、喜一は新宿島に来たばかりのことを思い出す。
 それまでいた世界との違いに驚いてばかりだったが、中でも一番の衝撃は食事だった。
 とにかく美味しくて、見た目も美しく、栄養も豊富。
 新宿島に来てから身長が10cm近く伸びたのも、食事の力なのかもしれない。
「ディアボロスさん、おでんコロッケ食べてみませんか?」
「美味しそうですね。いただきます」
 差し出されるご当地グルメに、喜一は舌鼓を打つ。ディアボロスが美味しく食べれば、一般人はそれだけで喜んでくれる。だから今日はたくさん食べられるように、喜一は事前に一杯運動してバッチリお腹を空かせてきたのだ。
「あの、焼きそばどうですか……」
 中学生ががんばって作っている焼きそば。これは食べねばならないだろう。
 再開された学校の話を聞きながら、喜一は焼きそばを口に運ぶ。そうしているところにも、
「うち、近くでジェラートやってるんですよ。お気に召したら今後もぜひ」
「わらび餅はお好きですか?」
 あちらからもこちらからも声がかけられる。
 定番のものから変わり種まで、全屋台を制覇するつもりで食べまくる。そんな覚悟をしてきたものの、さすがに一人で食べきるのは……厳しい。
「ご迷惑でなければ半分こしませんか」
 提案してみると、並んでいた女子高生がきゃあっと笑い崩れた。
「写真写真!」
 喜一がたこ焼きをシェアしている様子を、ぱしゃりぱしゃりと撮っている子たちはとても楽しそうで。
 こうして笑っていてくれる人々のためにも、これからも鍛錬をしていかなければ。そう誓いつつ、喜一は周囲の人々と分け合いながら、屋台を食べ進めてゆくのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!

百部・小太郎
ハニィ殿(g00897)と一緒に参加
夏!海!浜!と来れば遊泳にございましょう
鍛錬外の海遊びなどとんと存じませぬがな!

(心頭滅却すれば火も涼し。煩悩退散煩悩退散)
南無南無祈りつつショーパン水着で正座
や。それがしとて神仏の類であるまいし
好いた女子の水着を見れば動揺しますとも……
しますとも!!

「……良く似合ってございましゅる」
失礼、噛み申した

そして日焼け止めオイルを塗り合う手筈になっているのでございまするが
……ここが死地にございまするかな?
「肉眼ではなく心の眼で視れば問題無わわわわ……!」
無理!さらば平常心……!!

尚、塗られる側はそれはそれで滅茶苦茶擽ったがりまする

「それがしは煩悩に塗れた俗物……」
虚ろな目で持って来た、(ギリギリ)2人乗れるビーチボートに揺られつつ
されどハニィ殿が来たら目一杯一緒に遊びまする
「?おや……ハニィ殿は気付いてらっしゃるとばかり」

ふと漏れた彼女の不安にはからりと笑って
「それがしは、ハニィ殿"が"好きなので。かわりは効きませぬ」
至極当然に揺れず迷わず。故、ご安心あれと


ハニエル・フェニックス
小太郎君(g02146)と参加!
大丈夫だよ小太郎君、海の遊び方なら私が教えてあげるから!

まずは水着に着替えて来よう!
とゆー事でお待たせ!
ふふーん、どう?
これ、去年小太郎君に貰った帽子だよ。
でしょでしょ、似合うでしょ?
うん、小太郎君もバッチリだね!
早速泳ぎに……行く前に、日焼け止め塗らなきゃ!
小太郎君、リラックスリラックス!
肉眼でしっかり見てくれないと、かえって変な所触っちゃうかもよー?
なんて照れ隠しにちょっとからかっちゃったりしながら。
次は小太郎君にも塗ってあげるね!
もー、暴れちゃダメだよ。
我慢しないと上から乗って押さえつけちゃうんだから!
ちゃーんと全身塗ってあげるね☆

小太郎君のボートの所までたどり着いたら、遠慮なく隣に乗り込んじゃう!
あはは、海に来てまで落ち込むのは無し無し!
私はね、むしろそう言う……ぼんのー?的な目で見られる方が安心なんだよね。
小太郎君は結構年上だもん、私より大人の女の人に取られないか心配しちゃう。
だから私の事、ずーっと見ててよね!
さ、遊ぼう!
思い出いっぱい作ろうね!


 夏! 海! 浜!
「と来れば遊泳にございましょう」
 当然のように結論づけた百部・小太郎(犬侍・g02146)の顔を、ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)が見上げる。
「小太郎君は泳ぎたいの?」
「泳ぎたいというわけではございませぬが、鍛錬外の海遊びなどとんと存じませぬ故に」
 素潜り、遠泳、心身を鍛えるための鍛錬が小太郎の脳裏に浮かぶ。
「そうなんだ。でも大丈夫だよ小太郎君、海の遊び方なら私が教えてあげるから!」
 海には楽しい遊びがいっぱい、とハニエルは請け合う。
「まずは水着に着替えて来るね!」
 ちょっと待ってて、と走っていったハニエルは、やがて水着姿で戻ってきた。
「お待たせ! ふふーん、どう? これ、去年小太郎君に貰った帽子だよ」
 ほら、と身体を傾けて見せるハニエルの頭には、つば広の白い麦わら帽子。白薔薇で飾られた帽子は清楚な佇まいで、ハニエルに良く似合っている……が、小太郎の視線は帽子よりも下へといきがちで。
 白を主体とした水着、水着を飾る金のアクセサリーチェーン。その輝きにも負けないハニエル……。
(「心頭滅却すれば火も涼し。煩悩退散煩悩退散」)
 小太郎とて神仏の類であるまいし、好きな女の子の水着を見れば動揺するのも当然というもの。
「小太郎君?」
 突然、南無南無祈りつつショーパン水着で正座を始めた小太郎に、ハニエルは驚いて目を大きく開いた。
「なんかおかしかったかな……?」
 心配そうに水着をつまむハニエルに、小太郎は煩悩を振り落とすように首を振る。
「……良く似合ってございましゅる――失礼、噛み申した」
「でしょでしょ、似合うでしょ?」
 必死に絞り出された小太郎の誉め言葉に、ハニエルは嬉しくてたまらない様子でくるっと回った。
「小太郎君もバッチリだね! 早速泳ぎに……行く前に、日焼け止め塗らなきゃ!」
「確かにこの日差し、対策せねば甚大な影響を及ぼしかねませぬな」
 さもあらんと小太郎は頷いたのだが。
「はい、お願い。後で小太郎君にも塗ってあげるからね」
 ハニエルから日焼け止めオイルを渡されて硬直した。
「……ももももしや、ハニィ殿とそれがしで日焼け止めオイルを塗り合うと?」
「だって自分だとちゃんと塗れないでしょ」
 当然のようにハニエルは答えるが、小太郎の手の中で日焼け止めオイルががくがくと揺れる。
「……ここが死地にございまするかな?」
 恐らく自分は心の臓が破裂して、ここで息絶えるに違いない。
「焼けちゃう前に、早く早くー」
 だがそれでもハニエルの肌を守らねばと、小太郎はぐっと全身に力を入れてオイルの蓋を取った。
「小太郎君、リラックスリラックス!」
 そう言われても、リラックスなど出来ようもなく。
「肉眼ではなく心の眼で視れば問題無……!」
 目を閉じた小太郎を、ハニエルは照れ隠しにちょっとからかってみる。
「小太郎君、肉眼でしっかり見てくれないと、かえって変な所触っちゃうかもよー?」
「わわわわ……」
 さらば平常心。
 物凄い速度で百面相を繰り広げながらも、小太郎はハニエルに日焼け止めオイルを塗り広げた。
「次は小太郎君にも塗ってあげるね!」
 お返しに、とハニエルがオイルを垂らした手で小太郎に触れる。
「うおっこれは擽った、く……っ」
「もー、暴れちゃダメだよ。我慢しないと上から乗って押さえつけちゃうんだから!」
 水着姿で上からっ?
 身をこわばらせる小太郎に、
「ちゃーんと全身塗ってあげるね☆」
 ハニエルは可愛らしく囁きかけた。

 ビーチボートに揺られながら、小太郎は虚ろな目で呟いた。
「それがしは煩悩に塗れた俗物……」
 どよーんと沈み込んでいた小太郎のボートに、ハニエルが乗り込んできた。
「あはは、海に来てまで落ち込むのは無し無し!」
 そう言って明るく笑ってくれるハニエルに、小太郎の気分も上向いてくる。
「精神的な修養もしていたつもりでございまするが、まだまだでございましたなぁ」
 恥じる小太郎にハニエルは、んーと口唇に指を当てた。
「私はね、むしろそう言う……ぼんのー? 的な目で見られる方が安心なんだよね。だって、小太郎君は結構年上だもん、私より大人の女の人に取られないか心配しちゃう」
 小太郎と同じ年頃の女性は魅力的だし、自分なんて子どもにしか見えないんじゃないか。そんな風に思ってしまうから、ちゃんと自分を女性として意識してくれている様子が見えると、ほっとする……。
「? おや……ハニィ殿は気付いてらっしゃるとばかり」
 ふと漏れたハニエルの不安に、小太郎は意外そうな顔をした。
「それがしは、ハニィ殿"が"好きなので。かわりは効きませぬ」
 からりと笑う小太郎は、揺れず惑わず。
「だったら私の事、ずーっと見ててね!」
「至極当然でござりまする。故、ご安心あれ」
 小太郎の揺るぎなさに、ハニエルに天使の笑顔が花開く。
「うん。さ、遊ぼう! 思い出いっぱい作ろうね!」
「存分に遊びまするよ」
 2人がやっと乗れるサイズのボートで寄り添う小太郎とハニエルに、夏の太陽はおしげもなく陽光を投げかけるのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【アクティベイト】LV1が発生!

大崎・朔太郎
【安らぎの館】で参加
スイカ割りですか、
実際やるのは用意がめんどいから中々機会が無いですからね。
皆が付ける用のマスクは交換して使うから用意しておいてくれと聞いてたので…と、
博多のせんべいのアイマスクを出す。何かファンの方に貰ったので。

やる時は一応剣術は大昔に軽く教わってたので、
それを思い出して皆の声に合わせて木刀で真っすぐ振り下ろす。
声はわちゃわちゃして聞こえ辛そうですが
当たればラッキーという事で。

誘導役の時は何回かに一回嘘を交えるかな、
真っすぐ誘導され過ぎると逆につまらないですし。
試しに【誘惑】ボイスでもやってみたり。

皆のマスクには出来るだけリアクションしない、出来るだけ。
シャルル七世のスイカ割りが要素満載過ぎてシュール過ぎても我慢。

しかし皆で何個も割ってたら結構なスイカを処理しないと
行けないですね。洗って他の果実と一緒に中身くり抜いて
サイダーの中にぶち込んでフルーポンチもどきでも作ってみます?
それ飲みながら食べ物でも買って楽しみますか。
(誰の目隠しとスイカ割りの結果はお任せします)


遠原・いぶき
【安らぎの館】計4人
アドリブ◎
アイマスクとスイカ割りの結果はお任せ

スイカ割りやるなら目隠しにタオルでも良いけど
絵面が面白いアイマスクを使いたいな
俺が持ってきたのはキラキラ少女漫画眼ぽいの
誰が付けても隙間が無いようバンドは強めにしておこう
ちなみに俺はどんなアイマスクでも面白がって付けるぜ

皆を誘導する時は聞き取りやすい声を出す意識を
腹から声出す感覚で!左右前後の方向指示する!!
意地悪で、【演技】で嘘だと悟られないようたまに間違った指示を出すかもしれない
俺の番になったら周りの皆の声を聞きつつ…
って声多すぎて誰に従えば良いのかわからないな!?
余裕は見せても内心焦ってるかも
ここか?いくぞ、あったれーっ!!!と渾身の一撃

シャルル(7世)も参加するのか?
なら臣下の如く跪いて棒を差し出し…枷で1人で持ちにくいならサポート
俺達のアイマスクどれか付けてもらって
どんなに面白い図でも笑いは堪えて
いや途中で爆発するかもしれない

フルーツポンチ作りは賛成!
遊んだ後は美味しい物を食べてのんびりしような


アルラトゥ・クリム
【安らぎの館】計4名
アドリブ絡み歓迎
どのアイマスクかはお任せ

スイカ割りかあ…確か王様(シャルル7世)もちょっとやりたそうだったよね
ダメ元で誘ってみよう

目隠しは各自持ち寄りのアイマスク
私は某赤い彗星のモノアイ柄の奴持って行こう
アイマスク姿は全員の分写真に撮る。勿論王様の分も!

さて…私結構、剣と銃には自信あるんだよね
最初からスイカの位置が分かってたら、目隠しや多少回った程度じゃ惑わされそうに無いから
私の番だけ、スイカは目隠しして回った後に設置して貰おう
最初に摺り足で少し進み出た後は、あえて皆の声の真偽の看破をしようとはせず
適当に拾った声に従って移動し、勘と偶然と運に任せて棒を振り下ろす!
(結果はお任せします)

皆を誘導する時は、ホントの事を言う…けど皆の声が混じって分かんないかも
てかまず足下注意だよ!

朔太郎さんが色々果物用意してたから、私も白玉作って来たんだよね
これでフルーツ白玉ポンチだ!
王様はスプーンじゃ食べ辛いだろから、レンゲを渡そう
器が支え辛そうなら、そっちも私が持ったげて…う、身長差…


花園・翠
【安らぎの館】

みんなとシャルル7世も誘ってスイカ割り
どのアイマスクを引くかとスイカ割りの結果はお任せ
用意したのは普通の…と思いきや中に保冷ゲルが入った目元スッキリアイマスク
さっきまでスイカと一緒に冷やしておいたからキンキンに冷えてるぞ

みんなのアイマスク姿は面白くても我慢
吹き出しそうになったらそっと目を逸らしてぷるぷる
方向指示は真面目なのでマトモだが、元々そんなに大声を出すタイプではないので聞こえるか怪しい
スイカ割りは視界が塞がれるからほぼ運ゲーなのが辛いところだな…眼鏡も外さないといけないし。みんなの声だけが頼りか
真面目なガチゲーマーはスイカ割りも真剣勝負
…たとえアイマスクがヘンテコだったとしても
みんなの声は素直なので嘘でも本当でも割と言うことを聞く
結果事故ったら…ごめん

フルーツポンチは確かに美味しそうだな
僕は料理下手だけれど、ソーダにぶちこむだけなら出来るかもしれない(※本当にぶちこむだけ)
…でもこれ、シャルル7世はどう食べるんだろうか…?(取り合えず太めのストローを容器に差しておく)


 青い海。
 白い砂浜。
 ……と来たら、やっぱり。

「この辺でいいかな」
 花園・翠(見護る者・g02726)はスイカを置くためのシートを砂浜に広げた。
 あまりシートを広く取ってしまうと、シートの感触が手掛かりになってしまう。かといって狭くすれば、割れたスイカが砂まみれになりかねない。
 みんなどれくらいの勢いで割るのだろうかと、翠は集まっている面々を見渡した。
「確か王様もちょっとスイカ割りやりたそうだったよね。ダメ元で誘ってくる」
 アルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)がシャルル7世を誘いに行っている間に、他の皆はスイカ割りの準備を整える。
「スイカはよく見かけますけれど、実際やるのは用意や後片付けがめんどいから、中々機会が無いですからね」
 海でのイベントごとでもなければ、スイカ割りをする機会はないから、と大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)は持参した道具をアイテムポケットから取り出した。
 スイカの他に必要なのは、割るための棒、そして目隠し。
 前が見えなければ良いから、目隠しは適当なタオルや手ぬぐいなどが使われることが多いけれど、
「スイカ割りやるなら絵面が面白いアイマスクを使いたいな」
 今回はそんな遠原・いぶき(開幕ベルは鳴り響く・g01339)の提案から、皆それぞれにアイマスクを準備してきた。誰の用意したアイマスクが当たるかは、くじ引きの結果次第だ。
「みんなー、王様誘ってきたよ」
 戻ってきたアルラトゥが、皆に向かって大きく手を振る。その後ろからやってきたシャルル7世は、【安らぎの館】のメンバーたちに軽く頭を下げて挨拶をした。
「棒でスイカを割るのは初めてだが、よろしく頼む」
「……え?」
 棒以外の何でスイカを割ったことがあるんだろう。朔太郎の視線がちらっとシャルル7世の手の辺りに向けられ、そして逸らされる。うん、考えるのはやめよう。
「じゃあ順番決めて、早速開始かな。じゃーんけん……」
 ぽん、というアルラトゥの掛け声で、シャルル7世もちゃんとタイミングをあわせて手を出す。新宿島に流れ着いてもうすぐ1年。最終人類史についての知識も、かなり蓄積されているのだろう。
 何度がじゃんけんを繰り返して、朔太郎、いぶき、翠、シャルル7世、アルラトゥの順となった。
「はい、お楽しみのアイマスクくじを引いてくれ」
 いぶきはくじの入った箱をがたがたと音を立てながら揺すった。
「こん中の紙に誰が持ってきたアイマスクをつけるか書いてあるから、問答無用で従えよ」
 どんなアイマスクがあるのかはまだ秘密。
 引いたくじを各自確認して。
 さあ、スイカ割りを始めよう。

 一番手、朔太郎。
 引いたアイマスクは、翠のもの。
「あれ、なんか普通ですね」
 黒のシンプルなアイマスクを翠から受け取り装着する……と、目元に冷やっと爽快感。
「さっきまでスイカと一緒に冷やしておいたからキンキンに冷えてるぞ」
 緑が用意したのは、保冷ゲルが入った目元スッキリアイマスク。この暑さの中では有難い……いや、結構冷たい。
「普通だけど、一応撮っておこうかな」
 アルラトゥがアイマスク姿を写真におさめ終わると、朔太郎はぐるぐる回って棒を構えた。
 皆の声が重なって聞こえてくる。
 翠の声が微かに聞こえるが、どちらと言っているのかよく分からない。
 最も聞きやすいのはいぶきの声だ。
「そんな方向にスイカはないぜ。ぐっと左に回り込め!」
 腹から出ている声は他の皆の声を圧して届く。それを頼りに進んでいけば、
「左、やっぱ右!」
 そんなことを言い出して。
「どっちです?」
 方向を見失いつつも、朔太郎はここだと思うところで棒を振り下ろした。
 昔教わっていた剣術を思い出しながら、まっすぐきれいに棒は……スイカを叩く。
 朔太郎のスイカ割り、結果は――お見事!

 二番手、いぶき。
「はい、これどうぞ」
 アルラトゥから渡された目隠しは、モノアイ柄。
「恰好良いな、コレ。3倍速く動けそうだ」
 アイマスクをつけて、どうだとポーズをとるいぶきをアルラトゥはカメラにおさめる。
「いくぜ」
 棒を手に、いぶきは猛スピードで回転する。砂を蹴散らすいぶきへと、アルラトゥの注意が飛んだ。
「速いのはいいけど、まず足下注意だよ!」
 さあ、スイカはどこだ。
 皆の声が右だ左だと聞こえてくる。
(「声多すぎ!」)
 誰に従えば良いのか分からないが、おたおたはしていられない。余裕を装って、ずんずんと進む。
「あと2歩ってとこかな」
「ここか?」
 1歩、2歩。
 いぶきは高々と棒を振り上げる。
「いくぞ、あったれーっ!!!」
 渾身の一撃。
「やったか!」
 アイマスクをむしりとったいぶきの目に映ったのは、粉々に砕けているスイカ。
 豪快なスイカ割り、結果は――粉砕!

 三番手、翠。
「ほらよ」
 いぶきから渡されたマスクには、少女漫画っぽい目が描かれていた。
「これをつけるのか……」
 眼鏡を外してしっかりしたバンドを頭に回す。どうかなと皆のいる方向へ顔を向けると、
「ん、なんか似合ってるかも」
 アイマスク姿を撮影しているアルラトゥの声が、ちょっと笑っている。
「スイカ割りは視界が塞がれるからほぼ運ゲーなのが辛いところだな……」
 挑まれたゲームはクリアしたいが、攻略するにはみんなの声だけが頼りだ。
 真剣そのものの翠だが、その顔面ではキラキラお星さまが飛ぶ目が輝いている。
 ぐるぐる回ってスタンバイ。みんなの指示が聞こえてくる。
「右だよ」
「左だ」
「その方向でいきましょう」
 聞こえてくる指示に、翠は素直に従って右へ左へ。
 よしここだ。思いっきり棒を振り上げたとき、スイカがあると思われる場所から声がした。
「翠君、僕はスイカじゃないです!」
 はっと手を止めた結果は――セーフ!

 四番手、シャルル。
 いぶきはシャルル7世に臣下の如く跪いて棒を差し出した後、皆のアイマスクを後ろ手に重ねて聞く。
「1から4のどれかの数字を言ってくれ」
「1にしよう」
「俺のだな」
 一番上にあったキラキラお目目のアイマスクを、いぶきはシャルル7世に装着した。
 やたら良い姿勢も、キラキラアイマスクも、手枷ごしに持っている棒もシュールだ。けれど皆、リアクションはせずに堪える。
「ではスイカの方向を教えてもらおうか」
 悠然と尋ねると、シャルル7世は指示に従ってスイカを目指した。
 なんというか……嘘を教えにくい。
 朔太郎といぶきは間に何回か違う方向をまじえたりもするが、翠とアルラトゥは正しい位置を伝え。
 シャルル7世がすっと振り下ろした棒はきれいにスイカに当たり――ぴしっとひびを入れた。

 ラストはアルラトゥ。
「私結構、剣と銃には自信あるんだよね。スイカは目隠しして回った後に設置して貰えるかな」
 目隠しや多少回った程度じゃ惑わされそうに無いからと頼みながら、アルラトゥは朔太郎の用意したアイマスクを……。
「何これ、すっごい垂れ目」
 八の地眉、丸っこい垂れ目。ユーモラスなアイマスクをつけて、アルラトゥは皆のほうに顔を向けた。
「……っ」
 素早く目を逸らした翠の肩がぷるぷると震える。
「ファンの方に貰ったんです。博多のせんべいのアイマスクなんだそうですよ」
「せんべいのアイマスク!?」
 朔太郎の説明に、堪えきれなかったいぶきが吹き出した。
「ま、なんでもいいけどね」
 自分では見えないし、とアルラトゥはぐるぐる回転する。その間に翠がこっそりとスイカをセッティングした。
 回り終えたアルラトゥは、最初に砂の感触を確かめるように摺り足で少し進み出た。
「左だ」
「逆方向ですよ」
「もっと右に」
 聞こえてくる皆の声。あえて皆の声の真偽の看破をしようとはせず、アルラトゥは適当に拾った声に従って進む。
 多分こっち、なんとなくこのまま……。
 勘と偶然と運に任せて棒を振り下ろす。
 アルラトゥはのスイカ割り、結果は――無欲の勝利!

「しかし結構割れましたね」
 朔太郎は割れたスイカを集め、さっと水洗いした。
 スイカを適当なサイズに切り……切る必要がないほど砕けているものもあるがそれはそれとして。他の果実もくり抜いてゆく。
「何を作るんだ?」
 興味をもったいぶきが、朔太郎の手元をのぞき込む。
「サイダーの中にぶち込んだら、フルーツボンチもどきになりませんかね。それ飲みながら食べ物でも買って、楽しみませんか」
「賛成! 遊んだ後は美味しい物を食べてのんびりしたいな」
 何か食べものを見繕ってくるかと、いぶきは屋台のほうへと歩いていった。
「私、白玉作って来たんだよね。入れてみる?」
 これでフルーツ白玉ポンチになると、アルラトゥは白玉を投入。
「僕は料理下手だけれど、サイダーをぶちこむだけなら出来る……かもしれない」
 果物と白玉が入っているところに、翠はサイダーを注ぎ込んだ。うん、さすがにこれなら出来る。
「……でもこれ、シャルル7世はどう食べるんだろうか…?」
 ちょっと考え、翠は取り合えず太めのストローを容器に差しておいた。少なくともこれでサイダー部分は飲めるだろう。
「中身はスプーン……じゃ食べ辛いだろうから、レンゲでどう?」
 器を支えるのも難しそうだからと、アルラトゥは代わりに持ってやり……。
「う、身長差……」
 20cm以上ある差を痛感しつつ、アルラトゥはシャルル7世が取り易そうな位置まで、器をもう少し高く持ち上げ直したのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

音羽・華楠
【博物館】
総人数12人

格好は2023年の水着コンテストで着た水着で。
……行こうと思ったんですが、胸がきつくなってて着れませんでしたっ。
なので水着じゃなくてアロハシャツにショートパンツです。
陽射し対策に麦わら帽子とサングラスも着けて……うん、怪しい風袋ですね……。

ともかく、旅団の皆さんと一緒に浜辺でバーベキュー、楽しんでいきましょう!
さて、私イチオシのバーベキューの食材はこれ――

――鰻です!

蒲焼きにしていきますよー。
乎乎那さんが持ってきてくれた備長炭もあるので、きっと美味しく焼けるはず……。
……まぁ、バーベキューで鰻ってあまり一般的じゃないかもしれませんが、今の時期、鰻は夏バテ防止によく食べられますし、良いかなーと。
焼き上がりに時間が掛かるかもしれませんが……。
あぁ……食欲をそそる良い匂いです……。
後でシャルル7世陛下にも持っていきましょう。

鰻の蒲焼きを皆さんに配ったり、皆さんのオススメの食材に舌鼓を打ったりしつつ、海でも泳ぎたかったなとそちらを眺めたり。
今年の水着の完成まで我慢我慢……。


フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、絡みok
※【博物館】同行、ユリウスも同行

お台場ビーチでパーティですか。
折角の機会ですし、目一杯楽しむとしましょう。
あ、日焼け止めも忘れずにですね。

パーティには水着(23年水着コン、青色ビキニの装い)で参戦です。
着替えに普段着も用意します。

今年の水着はまだ秘密ですよ?

バーベキューとなると、食材がちゃんと焼けているかの確認は必要ですね。
食中毒は危険です。
もし調理の手助けが必要なら手伝います。

私はお肉も野菜も魚介類もバランス良く調達です。
調味料は、どうしても味が薄いなら塩バター辺りを、で良いですか。
飲み物は麦茶を頂きます。

食事中は、皆様と楽しく談笑しつつ、ユリウスにも食材のお裾分け。
ユリウスにはお魚の方が良いでしょうか?
ある程度冷ました方が良さそうなら待ちですね。

食後は、一休みしてからのんびり海水浴、でしょうか。
マッタリと海に浮かんで、空を眺めるのも気持ち良さそうです。
あ、ユリウスは、花火でも海水浴でも、気が向いた方で良いですよ?

浜辺に上がった後は、花火の後片付けを手伝いましょう。


薬袋・明莉
【博物館】

BBQを満喫
焼き網の前で鍋奉行ならぬ網奉行と化す
「そっちのホタテはもうちょい育てとけよー」
「肉行き渡ってない奴いるー?」
「オラ野菜も食え育ち盛りども」


シャルル陛下相手にも変わらず甲斐甲斐しく世話を焼く
「オッサンも食ってるかー?欲しいのあったら遠慮なく取れよ、網の上戦場だから」


持ち込み食材
マシュマロ
牛ロース
牛タン
玉ねぎ
トウモロコシ
そして缶ビール
「BBQ といえばこれを忘れちゃいけねえだろ?キンキンに冷やしたのあるから大人組で飲もうぜー」


食後のお楽しみは花火
「俺が遊ぶのはススキ花火
ただのススキじゃねえぜ!なんと、七色変化!
どうだ凄かろ?」
映画で見た魔法の杖に見立ててブンブン振り回す(勿論人がいないとこに向けて)
アドリブ絡み歓迎


イツカ・ユメ
【博物館】
水着:https://tw7.t-walker.jp/gallery/?id=182820
モーラットのキットも一緒に、お友達とビーチパーティーだよ♪

人数が多いから、食材すぐに無くなっちゃうかも?
よーし、わたしは鉄板の方で焼きそば作るよー!
お肉とキャベツたっぷり!
ソースと青海苔の香りは正義!
紅生姜はお好みで!
…シャルル7世さんも食べる?
ラ・ピュセルには、こんな食べ物は無かったんじゃないかな?

準備ができたら、バーベキューだね!
未成年さんもいるので、今日はジュースで乾杯♪
夏の暑さにも、この先もクロノヴェーダとの戦いに負けない為にも、
しっかり食べておくのは大事だからね。
じゃんじゃんお肉を並べて、焼けたら片っ端からお腹の中へ。
ふふり、こーゆーのは早い者勝ちだよ♪


お腹いっぱいになったら、ビーチで遊んだりして。
キットは、他のサーヴァントの子達と遊んでくる?
あ、花火もいいね、やりたーい♪
線香花火って、癒されるよね……ずっと見ていたくなっちゃう。
これからの夏も、皆でいっぱい遊びたいな。


シル・ウィンディア
【博物館】の皆と一緒に遊びに来たよ。
ふむふむ、バーベキューもできるのかぁ。せっかくだから楽しもうかっ♪

ビーチだから、水着の上にTシャツとホットパンツ、そしてサンダルで参加しようかな。

バーベキューなら、ええと、お肉にお野菜、魚介類も必要か。
みんなはどんなものをとるの?
わたしは魚介を中心にしようかなーって思っているけど。
取ってくるものは、ホタテ、イカ、エビと一般的なものを。
味付け用にお醤油にバター、レモンも用意しておこっと。

あ、釣りした人の成果も待ってるねー。
成果があったらがんばって捌いていくよ。
ふふ、花嫁修業にもなるしね~。

あ、鰻が美味しそう…。プロだ、プロがいる…。

出来たら、飲み物をもって乾杯してから
みんなでいただきますっ♪

ねね、そのお肉頂戴ー。
とか、
あ、お野菜食べないとだめだよー
とか、そういう他愛無いことで楽しんでいきたいね。

食べ終わったら、花火やろっか?
線香花火を手にもって火をつけて…。

このちろちろっていう柔らかい灯っていいよね。
落ち着いちゃうよね~。とっても素敵っ♪


飛鳥・遊里
【博物館】

浜辺でバーベキュー…せっかくだし材料は現地調達してみるかな
服装はもちろん釣り人スタイル。釣り竿含む釣り道具は、すべて自分のお手製だ
ガジェッティアが最新鋭の技術を躊躇なく注ぎこんだらどうなるか、刮目せよ…!
大人げない?逆だ、逆。大人だからこそ、こういう時は、はっちゃけなきゃいけないんだよ

とりあえず、大物狙いで行ってみるかな。あんまり大きいと調理の時に困りそうだけど…
そこはまあ、調理班に期待するとしよう。俺はただひたすら皆の食事を豪華にすることだけを考える!
一応、釣れた魚の大きさとか種類は記録しておこう。こういう小さなことでも立派な思い出だ

食事のあとは定番の花火とか?
ここでも俺がガジェッティアの謎技術を駆使した花火を提供してみようと思う
まあ、火薬の配合とかをちょっと変えるぐらいだけどな…さすがにマジモンのロケットエンジンを付けた
ロケット花火とかは自重しておこう…

はしゃぎすぎじゃないかって?いいんだよ、やりたいことやってこそ、心の底から楽しめるんだから


弔焼月・咲菜
【博物館】
*アドリブ・連携歓迎
2023年のスカートタイプの水着を着用

天気は良好、風向きも申し分ない。…絶好の釣り日和じゃないか……釣り人の血が騒ぐって物さね…。
と言うわけで…釣りは任せたぞ遊里…いや、釣り担当なんて1人いれば十分だろ…?あまり何人も釣りに回ったって意味ないだろ?だからお前が釣り上げた大物を俺が捌いて加工&調理して産地直送するからよ…ガンガン大物釣ってくれ…。これで俺は釣れなかった時の責任をお前に全投げして逃げることができるんでね…

わざわざ愛用の出刃包丁とまな板持ってきたんだ…まじで頼むぜ…
釣れた魚を片っ端から捌いて串に刺して焼きやすいようにしていく。…あれ?これ結局焼きやすいかどうかって捌いてる俺にかかってる?…責任から逃れられてねぇじゃん…めんどくさ…

食事後は海に身を投げ出しながら、みんなが花火をやっている場面をスマホで撮影しておこうかな…隠し撮りは得意なんだ…残念だったな…


ジーク・ヴォルフレア
【博物館】
熱い…溶ける…。

BBQという事で、こんなものを持ってきたよ…
おにぎり…原産地はすぐ近くのコンビニ産…。
ほら、肉とか野菜とか焼いている横で焼きおにぎりを焼いて食べるってよくある話でしょ…?別に手作りじゃなくて、コンビニ産のおにぎりでも十分美味しいと思うんだよね…

えーと…まずはおにぎりをこんな感じでアルミホイルで絡んで…
んで、このホイルで絡んだおにぎりを…燃えている炭の端の方に投げ入れて…これで放置する…
…これ大丈夫?焦げない?流石に焦げない?作り方はこれであっているはずなんだけど…ちょっと心配だから頻繁にひっくり返したり、場所を移動させたりしながらおにぎりを焼いていくよ…おかしいな、ネットだとこの方法であっているはずなんだけど…

………えっ、これ『焼きおにぎり』の作り方じゃなくて『焼き芋』の作り方…?
…まあ、美味しいからいいか…


アオイ・ダイアログ
【博物館】の皆さんと
アドリブ歓迎

ビーチでバーベキューですと!
大人数でやるバーベキューは格別な味がしますもんね、大歓迎です🎵

サマードレスに麦わら帽子で参戦しましょう
油跳ねに対する背水の陣です!
まぁどうせ一瞬で綺麗に出来るんですけど

串焼きのお肉とかこういうのじゃないとなかなか食べようとはならないですよねー
ジャンクな風味が食欲をそそります🎵
とうもろこしやエビも美味しそうです!
奉行するだけあって明莉さん焼くの上手ですねぇ
あ、イツカさん焼きそば私にもくださーい

バーベキューで鰻!?
贅沢な、でも憧れます!
ああ、タレのいい匂いが!

後は冷えたメロンソーダ……そしてチョコミントアイスがあれば言うことはありませんね!
当然チョコミントアイスは沢山持参してるので欲しい方は遠慮なくどうぞー🎵

花火、儚くも力強くて素敵ですよねぇ
私も線香花火にします、風情が一番感じられますしね
小さいのに力強く、けれど儚く落ちるこの光景がどうしてこうも美しく感じるんでしょうね

……うん、やっぱり派手なのもいいですね!
七色花火すごい!


真紅堂・乎乎那
【博物館】
アドリブ連携歓迎にて。
黒の水着の上に白のTシャツを着て行こう。
コンロとしか聞いてなかったから念のため炭火焼きセットを持って行くか。
ガスコンロかもしれない。バーベキューと言えば……炭火だよ!(迫真)
備長炭で焼けば何でも美味い!既に炭火だったら、それはそれで良し。

……火力を見ておこう。団扇であおいだり炭を足したりだな。
この点は面倒だが結構楽しいんだ、これが。

何でも美味いし、食べるんだが……エリンギを選ぼう。
純白のボディーを引き裂いて、バターと一緒にアルミホイルに包んで焼くだけだ。
他の調味料は後で味に飽きたらつけてゆく。美味いものはそのままでも美味い。
玉葱も良いな。豪快に輪切りで良いだろう。そのままでも甘くて美味いんだコレが。
デリィシャスだよ。デェリィシャス。

しかし、新宿島に流れ着いて数年……味覚が完全に現代日本人のそれになってしまった気がするな。
まぁ、いいや。


イザーリン・モノリスハイト
【博物館】
夏です!海です!やばいです!暑いのです!暑すぎて温度計が熱暴走しそうなレベルです!?

さて、ビーチでバーベキューとの事でしたが…肉野菜魚は流石に皆さんが持ってきてくれているでしょう。
そこで!ワタシは海に素潜りして貝類を
狙おうと思います!素潜りした事ないけどきっと大丈夫でしょう!多分ヤ・ウマトでの海戦となんら変わりはありません!…多分!

陸に戻ったら、持参したお米を片手に焼けた肉を片っ端から食べて腹の中に入れていくのです!
こう言うのは早い者勝ちです!食べられない人がいても、それは自業自得という物なのです!……と言いつつ空気は読んで節度は持って食べますよ?

食後は花火をすると聞いたので、こんな物を持ってきてみましたよ。
ジャーン!ワタシお手製の自爆花火です!見た目は普通のネズミ花火ですが、この中の1つがなんと綺麗に大爆発します!
はい、という事でね、ワタシはこの一番左端にあるこれを…どぎゃぁぁぁっ!(自爆)


覚理・常世
【博物館】
海なんて久しぶりにやってきたな…新宿島に流れ着いた時以来か?懐かしいじゃないか…なっ、ツエー。
【(つい最近じゃないか…なんの感傷もわかねぇよ…)】

網の周りはは常に戦場…あたしは遠巻きに見物させてもらうとするよ。
みんながバーベキューに集まってどんちゃんやっているところを少し離れた位置から遠巻きに眺めている…と見せかけて食い物はちゃっかりツエーに取って来させて缶ジュース片手にがっつくよ。大丈夫だツエー。お前には肉体強化のバフをかけているからちょっとやそっとの力で押し出されるなんて事はないはずだ。使い魔とサーヴァントは使い様だよ…さっさと行け。
【(毎度毎度サーヴァント使いが荒すぎるんだよ!弁護士を!弁護士を呼べ!)】

花火まであるとは、用意周到じゃないか。あたしはこの線香花火をやってみよう。目指せ最後まで!…あ、瞬殺された。虚し…。
…ねぇ自爆ってそんなエンターテイメント感覚でするような物だったっけ?あ、イザリが自爆した…。



 気持ちよく晴れ渡った空はどこまでも青く。
 太陽は燦々と世界を明るく照らす。
 海風を楽しむように、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)は大きく腕を広げた。
「絶好のビーチ日和だね。せっかくだから楽しもうかっ♪」
 ビーチパーティということだから、シルは水着の上にTシャツとホットパンツ、足元はサンダルという海らしい服装をしてきた。
「夏です! 海です!」
 そして、とイザーリン・モノリスハイト(ハマルティア・ジャンク・レイヴン・g07500)は続ける。
「やばいです! 暑いのです! 暑すぎて温度計が熱暴走しそうなレベルです!?」
「暑い……溶ける……」
 こちらをバーベキューにしようとでもしているかのような熱気に、ジーク・ヴォルフレア(stratosphere Eule・g07124)は呻く。
「新宿島の夏は強烈ですからね。あまりきついようなら無理せず、温熱適応を使ってくださいね。良かったら、日焼け止めもありますよ。……ユリウスも大丈夫ですか?」
 フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)にのぞき込まれて、ダンジョンペンギンの『ユリウス』は元気にしゅたっと手をあげた。
「海なんて久しぶりにやってきたな……」
 覚理・常世(現代版なんか凄い魔女・g06782)はふっと息を吐く。
「新宿島に流れ着いた時以来か? 懐かしいじゃないか……なっ、ツエー」
 常世に同意を求められた、メーラーデーモン『ツエー』はわずかに目を細める。その視線は雄弁に、
「つい最近じゃないか……なんの感傷もわかねぇよ……」
 と語っていた。

 ビーチパーティということで、集まった面々は海に似合いの服装をしてきている。
 弔焼月・咲菜(葬不送動の報復者・g01723)も白地にネイビー、カーマインの差し色が印象的なスカートタイプの水着姿。これは昨年の水着コンテストに参加した際に仕立てたものだ。
 強い日差しを白い日傘で受け止めているイツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)の服装は、白のビキニに大きめフリルをあしらった水着。
 フィーナが身にまとう、夏の海を切り取ったような色合いのホルターネックビキニもまた、昨年の水着コンテストで着た水着だ。
 今年のコンテスト用の水着も決めてあるが、それは当日のお楽しみ。
「私も去年の水着コンテストで着た水着で来ようと思ってたんですけど」
 そう言う音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)は、水着ではなくアロハシャツにショートパンツという恰好に、陽射し対策に麦わら帽子をかぶりサングラスをかけている。
 このイベントのために昨年の水着を出してみたのだが、成長著しい胸がぎゅむっとはみ出てしまい、断念せざるを得なかったのだ。
「でも今年用に水着を仕立てますから、水着コンテストに乞うご期待ですよっ」
 今年もまた水着コンテスト当日には、ディアボロスのまとう様々な水着が人々の目を楽しませることだろう。


 海辺では波と戯れる人々の姿。
 屋台には人が並び、ビーチスポーツに興じる声が届く。
 何をしようか迷ってしまうが、まずは……腹ごしらえから。
「ビーチでバーベキュー! 大人数でやるバーベキューは格別な味がしますもんね」
 アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)は服装もバーベキューのために選んできた。サマードレスに麦わら帽子で参戦だ。
「油跳ねに対する背水の陣です! ……まぁどうせ一瞬で綺麗に出来るんですけど」
 残留効果クリーニングの力は偉大だけれど、跳ねを気にせず楽しめるならそれが一番。
「一応、炭で焼くようにはなっているんだな」
 黒の水着の上に白のTシャツ、というラフな格好でやってきた真紅堂・乎乎那(埋火の魔創剣士・g02399)は、まっさきにバーベキューの設備をチェックし、用意されている炭を確かめた。
「黒炭か。これでも良いがやはりここは……」
 アイテムポケットから取り出したるは備長炭。煙やにおいがほとんどなく安定した火力を生み出す炭だが、初心者には火つけが難しい。
「バーベキューと言えば……炭火だよ! 備長炭で焼けば何でも美味い!」
 乎乎那は手慣れた様子で炭コンロに、備長炭を組み上げていった。
「火は乎乎那さんに任せておけば大丈夫そうだね。わたしたちは食材を用意しようか」
「そうだな。俺はせっかくだから現地調達してみるよ」
 シルの言葉に、飛鳥・遊里(リサイクラー・g00512)は釣り道具を取り出して見せた。服装もすっかり釣り人スタイルで、大物を釣り上げる気満々だ。
「ワタシは海に素潜りして貝類を狙ってきます!」
 肉野菜魚は皆が持ってきてくれるだろうから自分は貝類を、とイザーリンは意気込む。
「素潜り……イザリにそんな特技が……」
 ほうと見直すジークに、イザーリンは胸を張り、
「特技ではないです! 素潜りした事ないけどきっと大丈夫でしょう!」
 あっけらかんと言い放つ。
「きっと……?」
「ええ! 多分ヤ・ウマトでの海戦となんら変わりはありません!」
「多分……?」
「はい、多分!」
 実に前向きに、イザーリンは海へと走っていった。
「成果を待ってるねー」
 シルはひらひらと手を振って、現地調達組を見送った。
「俺もいろいろ食材持ってきてるぜ」
 薬袋・明莉(情熱のアーティスト・g02002)は持参してきた食材を並べる。
 デザートになるマシュマロ、甘みのある玉ねぎやトウモロコシ、厳選した牛ロースと牛タン、などなど。
「良い肉だ。それを備長炭で焼いたらどんなに旨くなるか楽しみだ」
「おう、焼き加減ばっちりに仕上げてやるぜ」
 炭の準備をしている乎乎那に明莉は請け合った。
「12人いるともっと食材欲しいよね。取りに行ってくる」
「私もご一緒しますよ」
 シルとフィーナは、用意されているバーベキュー用の食材のもとへと。
「バーベキューなら、ええと、お肉にお野菜、魚介類も必要か。フィーナさんはどんなものをとるの? わたしは魚介を中心にしようかなーって思っているけど」
「お肉も野菜も魚介類もバランス良く調達したいですから、シルさんが魚介中心なら、私はそのほかのものを取りますね」
「りょーかい」
 シルはホタテ、イカ、エビなどを選び、フィーナは肉や野菜を選び。
「味付けは、お醤油にバター、レモンも用意しておこっと」
「塩バターでちょっと味付けするのも良さそうですね」
「うん、いいねっ」
 手にしたバットはすぐに食材でいっぱいになっていった。


「天気は良好、風向きも申し分ない。……絶好の釣り日和じゃないか……釣り人の血が騒ぐって物さね……」
 風向きをはかっていた咲菜は、遊里を振り返った。
「と言うわけで……釣りは任せたぞ遊里」
「釣るんじゃないのかよ」
 思わずつっこむ遊里に、咲菜は何を言うんだとばかりに肩をすくめる。
「……いや、釣り担当なんて1人いれば十分だろ……? あまり何人も釣りに回ったって意味がない。多く獲れすぎでも困るだけだ」
「それもそうだが……」
「だからお前が釣り上げた大物を俺が捌いて加工&調理して産地直送するからよ……ガンガン大物釣ってくれ……」
 そう言われれば遊里としても受けるしかない。
「わかった。とりあえず、大物狙いで行ってみるかな。あんまり大きいと調理の時に困るかと思ってたけど、そこは任せてもいいんだな」
「ああ、決まりだ……これで俺は釣れなかった時の責任をお前に全投げして逃げることができるんでね……」
 咲菜の言葉に目を剥きかけた遊里だが、よし、とばかりに釣り道具をセッティングしてゆく。釣り竿含む釣り道具は、すべて遊里のお手製だ。
 まずは小魚を釣り、それを餌に大物を狙う。
「俺はただひたすら皆の食事を豪華にすることだけを考える!」
 大人げなく、いや、大人だからこそ、こういう時は、はっちゃけなきゃいけないのだ。
「ガジェッティアが最新鋭の技術を躊躇なく注ぎこんだらどうなるか、刮目せよ……!
 遊里に応えるように、ググーッっと竿が引き込まれた。


 炭おこしも無事に完了し、食材も続々と集まってくる。
「多分、砂出しできてると思います! ……多分」
 ホンビノスは砂出し不要だからそのままで。アサリとハマグリはお湯を使って急速砂出しをして。獲れたての貝をイザーリンは差し出した。
「もうちょっと時間が欲しかったな」
 そう言いながらも遊里の釣果は十分。遊里が釣り上げたスズキとカレイを、咲菜は持参してきた愛用の出刃包丁とまな板を使って、さばいてゆく。
「用意してきた道具が無駄にならなくて良かったぜ」
 バーベキューで焼きやすいように、火が通りやすいように。
 キッチンで調理するのとは違う配慮が必要で、咲菜ははたっと気づいた。
「……あれ? これ焼きやすいかどうかって捌いてる俺にかかってる?」
 責任をすべて遊里に全投げしたはずなのに、これでは結局責任から逃れられてはいない。
「……めんどくさ……」
 ぼやきながらも、咲菜の手は的確に動く。
「わたしも捌くね」
「じゃあこの大物いってみるか?」
 包丁を手にするシルの前に、遊里は本日一番の大物をどんと置く。
「うん、がんばる! 花嫁修業にもなるしね~」
 遊里が釣りをするのなら、自分はそれを上手に調理できるようになりたい。手際よくさばいている咲菜の手元をじっと観察すると、シルは思い切って包丁を入れた。

「そろそろだな」
 じっと炭を見極めていた明莉が、十分に熱せられた網に食材をのせた。じゅう、と小気味よい音があがり、食材が焼けてゆく。
「人数が多いから、食材すぐに無くなっちゃうかも?」
 そう危ぶんだイツカは、ざくざくとキャベツを刻むと、
「よーし、わたしは鉄板の方で焼きそば作るよー!」
 お肉たっぷりキャベツたっぷり、麺をどーんと投入して焼きそば作り。
 バーベキューの食材が焼き上がるまでの間を、焼きそばがもたせてくれるだろう。
「こんなものを持ってきたけど……」
 ジークが出したのは、
「おにぎり……原産地はすぐ近くのコンビニ産……」
 そのパッケージをはがして、アルミホイルで包み込む。
「ほら、肉とか野菜とか焼いている横で焼きおにぎりを焼いて食べるってよくある話でしょ……?」
 手作りではないけれど、コンビニ産のおにぎりでも十分美味しいはずだ。
 おにぎりをすっぽりと包んだら、それをコンロの網の隙間から、燃えている炭の端の方に投げ入れ……た途端、明莉の手のトングがそれを掴み上げた。
「え……?」
「っぶねえ、溶けるぞ」
 網奉行の目はジークの動きを見逃さない。備長炭の熱はかなりのもの。普通のアルミホイルでは耐えられずに溶けて穴が空いてしまう恐れがある。
「包むんならせめてこっちな」
 明莉から渡されたバーベキュー用の分厚いアルミシートに、ジークは改めておにぎりを包み直した。それをころんとコンロの端に落として、しばらく放置する。
「……これ大丈夫? 焦げない? 流石に焦げない?」
 燃える炭火はいかにも熱そうで、不安になってきたジークはおにぎりをつついてひっくり返した。それでも心配で、今度は転がして位置を変える。
 ころ……ころん……ころ、ころん……。
「作り方はこれであっているはずなんだけど……」
 ちらり、とジークは携帯の画面で作り方を確認する。
 うん、ちゃんと作り方はあっている。この通りにやれば、ほくほくの焼き芋の出来上がり……焼き芋?
「……えっ、これ『焼きおにぎり』の作り方じゃなくて『焼き芋』の作り方……?」
 ジークは思わず炭火の中の包みを見直した。


 食材が程よく焼けたら、バーベキューパーティの始まりだ。
「夏の暑さにも、この先もクロノヴェーダとの戦いに負けない為にも、しっかり食べておくのは大事だからね。さあみんな、乾杯しよう♪」
 イツカは飲み物をみんなに配って回る。
「はい、ジュースで良かったかな?」
 バーベキューコンロから少し離れたところにいる常世にも、イツカはジュースを渡した。
「私は麦茶をいただきますね。ユリウスは何にします?」
 フィーナはユリウスにも、乾杯のための飲み物を持たせてやる。
「バーベキューといえばこれを忘れちゃいけねえだろ?」
 そう言って明莉が高く掲げたのは缶ビール。
「キンキンに冷やしたのあるから大人組で飲もうぜー」
 みんなの手に、思い思いの飲み物が行き渡ると、全員で声を揃えて、
「乾杯!」
 そして、
「いただきますっ♪」

「じゃんじゃんお肉を並べるよー」
 肉、肉、肉。イツカは網にどんどん肉をのせてゆく。もちろんのせるだけではく、焼けたかどうかというタイミングで、片っ端からお腹の中へ。
「そこ! 肉をあげるのが10秒早い!」
 明莉に注意されて、イツカはふふりと笑った。
「これくらいだいじょーぶ。、こーゆーのは早い者勝ちだよ♪」
 そしてまた肉へと伸ばしたその箸の先で、さっとイザーリンが肉をさらう。
「そう! こう言うのは早い者勝ちです!食べられない人がいても、それは自業自得という物なのです!」
 ぱくり。
 持参したごはんを片手に肉を頬張り、もぐもぐと。
「米と肉の組み合わせは最高です!」
「あー! わたしも負けないんだから」
 イツカは急いで肉に目を走らせた。
 お腹をこわしたら大変と、フィーナも注意を添える。
「しっかり焼かないと、食中毒が怖いですよ」
「気を付けます! でも食べます!」
 さっきよりも少しだけ待って、イザーリンは肉を取った。
「オラ野菜も食え育ち盛りども」
 明莉の声が飛ぶ。
「さすがお肉人気はすごいですね」
 お肉争奪戦を見守りながら、華楠は焼き野菜を口へと運んだ。食べればかぼちゃの甘味が広がる。
「串焼きのお肉とか、こういうのじゃないとなかなか食べようとはならないですよねー。ジャンクな風味が食欲をそそります♪」
 ダイナミックな肉串、香ばしいとうもろこし、冷めるのも待たずにアチチと剥くエビ。みんなでわいわいしながら楽しむ非日常の味覚を、アオイはたっぷりと堪能する。
 ジークはおそらく焼き上がったと思われるおにぎりを、慎重に取り出すと、そっと周囲のアルミシートを取り除いた。
「……どう?」
 開けると、ふわっと良い匂いの湯気がたちのぼった。
 周囲はこんがりと焦げ目がつき、割ればふんわりしたごはん、その中からほっくりした鮭が顔を出す。
 焼き芋の作り方で出来上がった焼きおにぎり。
「……まあ、美味しいからいいか……」
 そのまま食べるよりもおいしくなったおにぎりを、ジークは味わった。
「焼きおにぎり用に、こっち側、炭を減らしてあるからな」
 乎乎那は皆の焼きたいものによって、炭を足したり、団扇で扇いだりと、こまめに火力を調節する。作業としては面倒だけれど、それで食材がうまく焼けてゆくのを見るのは結構楽しい。そして肉を焼きたい人が多いのが、ちょっと笑える。
 もちろん肉も獲れたての貝や魚も、何でも美味しいけれど……と、乎乎那はエリンギを手に取った。純白のボディーを引き裂いて、バターと一緒にアルミホイルに包んで網の上へ。ただそれだけでも、自身の水分で蒸しあがったエリンギはとても美味しい。
 玉ねぎは豪快に輪切りにして、じっくりと焼く。そのまま食べても、熱で甘味が増されて美味しい。何もつけなくてもそのままで十分だけれど、気分次第で他の調味料をちょっと垂らして味変をするのも面白い。
「デリィシャスだよ。デェリィシャス」
 これも備長炭のなせる業。満足しつつも、乎乎那はふと思う。
(「新宿島に流れ着いて数年……味覚が完全に現代日本人のそれになってしまった気がするな」)
 知らないうちに随分この世界に馴染んだものだが……まぁ、いいや。
 乎乎那は箸ではさんだ焼き野菜を、口へと運んだ。

「肉行き渡ってない奴いるー?」
 ジャストな焼き加減の肉をトングに挟み、明莉が呼びかけると、
「はいはーい! そのお肉頂戴ー」
 シルが片手をあげ、もう片手に持っている皿を出した。
「あ、俺も」
 その隣から遊里が出した皿にも明莉が肉をのせると、
「お野菜も食べないとだめだよー」
 シルはふふっと笑ってそこに焼き野菜をちょんと添えた。
「そっちのホタテはもうちょい育てとけよー。あ、イカ食べたい奴はいるか」
 固くなってしまう前に、とひょいとイカを網から取り上げる明莉の素早さに、アオイが感心した目を向ける。
「奉行するだけあって明莉さん焼くの上手ですねぇ」
「せっかくなんだから、一番美味い状態で食べてやらないと、食材に悪いだろう。おっと、スズキが焼き上がったぞー」
「ではいただきますね」
 フィーナは焼き上がったスズキを皿に取ると、ほんの少し塩バターを添えた。熱で溶けたバターが、良い感じにスズキに絡む。
「新鮮なお魚は美味しいですね……あら」
 ちょんと肘に触れてくるユリウスに気付いて、フィーナは身をかがめた。
「ユリウスもお魚食べたいですか? でも熱いですから冷めるまで……待てません?」
 じっと見上げてくるユリウスに微笑むと、フィーナは箸に一口取った焼き魚にふーふーと息を吹きかけて冷まし。
「はい、どうぞ」
 大きく開けたユリウスの口に入れてやった。

「さあ、私イチオシのバーベキューの食材、いきますよ!」
 本日のメインイベント、とばかりに華楠が網に載せたのはなんと。
「――鰻です!」
 そのインパクトに、皆からおおと息が漏れる。
「バーベキューで鰻!? 贅沢な、でも憧れます!」
 アオイの目はもう釘付けだ。
「さあ、蒲焼きにしていきますよー。乎乎那さんが持ってきてくれた備長炭もあるので、きっと美味しく焼けるはずです」
 備長炭は鰻を焼くにはもってこい。そう、ここで鰻を焼くのはもう運命なのだ。
 串を打ってある鰻を、華楠はくるくると返し、たれにくぐらせ、香ばしく焼いてゆく。
「鰻が美味しそう……。プロだ、プロがいる……」
 まるで鰻屋さんのようだと、シルは華楠の手つきに見入った。
「バーベキューで鰻ってあまり一般的じゃないかもしれませんが、今の時期、鰻は夏バテ防止によく食べられますし、良いかなーと」
 鰻から垂れたたれが、炭に当たってじゅっと音を立てる。
 ぱたぱたと団扇をあおげば、食欲をそそる良い匂いが漂い、たまらない。
「ああ、タレのいい匂いが!」
 もう待てないと、アオイは皿を抱えてにじり寄る。
「お待たせしました。焼き上がりましたよ」
 競うように出される皿へと、華楠は焼き上がった順から鰻をのせていった。その中には、ツエーの差し出す皿もあった。
「はい、どうぞ」
 華楠に鰻をのせてもらうと、ツエーはとことこと常世のもとへと運んでゆく。実はさっきからずっと、ツエーはこうして常世のところに焼き上がったバーベキューを運び続けていたのだ。
「鰻か。ツエー、よくやった」
 皆がバーベキューに興じているのを、常世は少し離れた位置から遠巻きに眺めている……と見せかけて、その実、食べ物はちゃっかりツエーに取って来させていた。
「美味い! バーベキューで鰻なんて焼けるのか」
 さっきの肉も美味かったが、鰻はやっぱり特別だ。
 がっついて食べると、常世は缶ジュースをぐびり。そして、
「おかわり! 今度は魚がいいかな」
 と皿を突き出した。あんぐりとツエーは口を開ける。
「大丈夫だツエー。お前はちょっとやそっとの力で押し出されるなんて事はないはずだ。使い魔とサーヴァントは使い様……」
 常世の言い草に、ツエーはばんばんと砂浜を叩いた。
「毎度毎度サーヴァント使いが荒すぎるんだよ! 弁護士を! 弁護士を呼べ!」
 そんな声が聞こえてきそうなツエーへと、
「さっさと行け」
 常世は皿を持たせると、ほらほらと手で追いやった。

 そんなやり取りがされているのを知る由もなく、バーベキューは続いていた。
「あ、イツカさん焼きそば私にもくださーい」
「はーい。どんどん食べて。ソースと青海苔の香りは正義! 紅生姜はお好みで!」
 焼きそばを盛った皿をアオイへと差し出したイツカは、砂浜を歩いているシャルル7世に気が付いた。
「シャルル7世さん、焼きそば食べる? ラ・ピュセルには、こんな食べ物は無かったんじゃないかな?」
「そうだな。こちらに来てから食の幅はかなり広がった」
 焼きそばを受け取ったシャルル7世は、皿を置く場所を目で探した。手枷があるため、片手で皿を持って食べるという動作は難しい。
「あ、私持ちますよー」
 アオイが皿を支えると、シャルル7世は礼を言って焼きそばを食べた。
「オッサン食ってるかー? 欲しいのあったら遠慮なく取れよ、網の上戦場だから」
 食材をひっくり返しながら、明莉も呼びかける。
「そうだ。鰻食べませんか? 美味しく焼けてますよ」
 華楠が差し出した串を、シャルル7世は物珍しそうに受け取った。じっくりと観察してから鰻を味わう。
「ほう、これはなかなか」
「でしょう? 鰻はこの時季の風物詩なんです」
 華楠はにこにこと、土用丑にまつわる話をシャルル7世に話して聞かせた。


 バーベキューを満喫したあとは、のんびりタイム。
「食後は冷えたメロンソーダ……そしてチョコミントアイスがあれば言うことはありませんね! 当然チョコミントアイスは沢山持参してるので欲しい方は遠慮なくどうぞー♪」
 アオイは真っ先に自分でチョコミントアイスを食べながら、皆にも呼びかけた。
「本格的な夏ですねえ」
 フィーナはまったりと海に浮かんで、空を眺める。
 刻逆があってから、もうすぐ3年。月日の流れはびっくりするほどに速い。
 視線を砂浜へと移せば、そこではユリウスがイツカのモーラット・コミュの『キット』と追いかけっこをするように遊んでいる。
 そちらに向けて、イツカが両手に掬った海の水を、ぱしゃっと飛ばすのも見えた。
(「私も海で泳ぎたかったな……」)
 華楠は恨めしげに、自分のアロハシャツを見やる。残念。でもあともう少しすれば、今年の水着が完成する。
 それまで我慢我慢と、華楠は自分に言い聞かせた。


 日が暮れると暑さも幾分和らいでくる。
「ね、花火やろっか?」
 シルが手にした線香花火を見せて皆を誘った。
「あ、花火もいいね、やりたーい♪」
 イツカがさっそく花火を受け取った。
「私も線香花火にします、風情が一番感じられますしね」
 アオイも線香花火を選び、3人輪になって花火に火をつける。
 燃える炎は球となり、ばちばちと火花を咲かせ。
「このちろちろっていう柔らかい灯っていいよね」
 手を揺らさないようにしながら、シルは線香花火を見つめた。イツカもじっと火の花に見入る。
「線香花火って、癒されるよね……ずっと見ていたくなっちゃう」
「うん、落ち着いちゃうよね~。とっても素敵っ♪」
「儚くも力強くて素敵ですよねぇ。小さいのに力強く、けれど儚く落ちるこの光景がどうしてこうも美しく感じるんでしょうね」
 燃えて、そして落ちるまでをアオイはしんみりと眺めた。
 対して明莉の手から伸びる光の尾は、華やかなススキ花火。
「ただのススキじゃねえぜ! なんと、七色変化!」
 どうだ凄かろと、明莉は映画で見た魔法の杖に見立ててススキ花火をブンブンと振り回した。光の残像が本物の魔法のように、世界を美しく彩る。
「やっぱり派手なのもいいですね! 七色花火すごい!」
 アオイがぱちぱちと拍手する。
「見よ、ガジェッティアの謎技術!」
 さすがに、本物のロケットエンジンを付けたロケット花火こそ自重したが、火薬の配合を工夫した遊里の花火は色とりどりの炎を吹きあげ、くるくる回る。
 はしゃぎすぎ? いやこれでいい。やりたいことをやってこそ、心の底から楽しめるのだから。
 そんな花火の様子を、咲菜は海に身を投げ出しながらこっそりと、スマートフォンで隠し撮りしておいた。いつか……映像を見て、この夏の日を懐かしく思い出す日が来るのだろうか。
「あ、落ちた。瞬殺だ……虚し……」
 あっという間に線香花火の火球を落としてしまい、がっくりする常世へと、
「ジャーン! こんな物を持ってきてみました。ワタシお手製の自爆花火です!」
 イザーリンが得意げに見せたのは、ネズミ花火。
「見た目は普通のネズミ花火ですが、この中の1つがなんと綺麗に大爆発します!」
「……ねぇ自爆ってそんなエンターテイメント感覚でするような物だったっけ?」
 なんか違う気がしてならない常世をよそに、
「はい、という事でね、ワタシはこの一番左端にあるこれを……」
 イザーリンはそのうちの1つに火をつけ、そして。
「……どぎゃぁぁぁっ!」
 どっかん。
「……あ、イザリが自爆した……」
 呟いた常世の横で、ツエーが見ていられないとばかりに目を覆った。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【狐変身】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
【強運の加護】LV2が発生!
【クリーニング】がLV2になった!
【飛翔】がLV2になった!
【防衛ライン】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【リザレクション】LV3(最大)が発生!
【ドレイン】がLV3になった!
【命中アップ】がLV3になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!

ミシェル・ロメ
シャルル7世……いえ、陛下
新宿島の夏を楽しんでいただけているようで何よりです

ところで、その手枷は今も外れないのでしょうか?
いえ、見てて何だか不自由そうだったから、つい……
救出した他の人質の手枷は問題なく外れているのに
陛下の枷にのみ何らかの呪いが掛けられているのか、それとも……
もしかしたら今もご自身を責めて、自らを戒めているのではないかと、ちょっと気になって

以前から、ずっと考えていたんです
僕たちの力の源、「復讐心」って何だろう? って
ナポレオンは言っていました。怒りのままに全ての敵を滅ぼしても早晩行き詰まる、と

一方でキマイラウィッチたちも、同じ「復讐心」を抱いて戦っている
だけど彼女達の言う「復讐」は僕たちのそれとは違う
相手を欺き罠に嵌め、責任転嫁で被害者面をする
怒りの炎を燃やすため、不幸と言う名の薪をくべるように

ジャンヌの本性を見抜けなかったことを悔いているなら、どうか気になさらないで
少なくとも僕は「今ここにある幸せ」を守るために戦っているつもりです
共に戦いましょう。人々の笑顔を守るために


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
シャルルさんに自己紹介と挨拶を
堅苦しくない感じで、アイスティーを差し出そう

先程はお見事だった
あらためて、エトヴァという。よろしく頼む

ラ・ピュセルは、仕組まれた復讐の生産と……復讐の再利用を行う特異性がある
復讐が復讐を呼ぶ、とは言ったものだな……
依代を利用した、魔女化の儀式や手順の片鱗を知ることはできたが
実際、復讐の再利用……そんなことは可能なのだろうか
まるで、怨念が取り憑くようだなと感じたが……
神秘的だが、無駄がないというか
オカルト的でありつつ、したたかだなとも思う
科学技術や現代的な視点ではどう見えるのだろう

個人的には……
差し支えなければ、聞いてみたい
王様という立場、さらに復讐者達を率いて戦っていたのは
大変な重責があったのではないかと思うんだ
あなたは、どんな事を考えていたのだろう……?
不安になったり、自信を無くしたことはないのだろうか……と
やるしかなかったのはわかっているからこそ

話が終われば一礼か握手を

花火、楽しもう
こんな機会がまたあるといいな
俺達も、ただ一人のディアボロスなのだから……


音羽・華楠
シャルル7世陛下、先程はお粗末様でした。
鰻、お口に合ったのなら何よりです。

さて、ここからはお尋ねしたいことが。
――ジャンヌ・ダルクが断片の王としての、歴史侵略者としての記憶と姿を封じてた時、それでもシャルル7世陛下たちは彼女が邪悪な存在だと看破して火刑に処したと聞いてますが……。
ジャンヌが邪悪な存在だと確信した、そこまではいかなくても、特に疑いを強めた出来事はありませんでしたか?

当時のジャンヌは、自分自身さえも断片の王であることを、歴史侵略者であることを忘れてたはずです。
それでもやってしまった邪悪な……歴史侵略者的な行いがあるなら、それは彼女にとって抑え難い、歴史侵略者としてのジャンヌの本質に由来する行動だったんじゃないかと推測します。
それは、断片の王であることを、歴史侵略者であることを思い出した今の彼女も、土壇場で引きずられる部分ではないかと思うんですよ。

それを知ることが出来れば、彼女の企みを先読みしたり、いざという時に行動を制限出来たりするかもしれません。

如何でしょうか?


 照りつけていた陽が落ちると、暑さも落ち着いてきた。
 海岸で手持ち花火に興じている人々の声を、風が海へと運んでゆく。
 打ち上げ花火の時間を待つ人々、その中に用意されたテーブルについているシャルル7世の姿を見つけた、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)はさくさくと砂を踏んで近づき、声をかけた。
「シャルル7世陛下、先程はお粗末様でした。鰻、お口に合ったのなら何よりです」
「ああ。食味が良く栄養価が高いとは、この夏を乗り切るのに良い食品だ。見事な焼き加減だったが、焼くのにも技術が必要なのだろうな」
「ええ。串打ち3年・裂き8年・焼き一生、なんて言葉がある通り、奥が深いんです」
 そんな話をしているところに、今度はエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)がやってきた。
「先程はお見事なスイカ割りだった。あらためて、エトヴァという。よろしく頼む」
 良く冷えたアイスティーを差し出し、自己紹介と挨拶をする。シャルル7世はありがとうとアイスティーを受け取ると、仄かに含羞をみせた。
「少し熱くなり過ぎたようだ。あれはなかなかに盛り上がる遊戯だな」
 そんなシャルル7世の傍らで、ミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)は穏やかに微笑んだ。
「シャルル7世……いえ、陛下。新宿島の夏を楽しんでいただけているようで何よりです」
「そうだな。こうして皆と触れ合える場を設けて貰えたことに感謝している」
 それで、とシャルル7世は促す。
「私に聞きたいことがあると聞いている。役立つかどうかは分からぬが、知る限りは答えよう」

 せっかくの機会だから、と質問の口火を切ったのはエトヴァだった。
 気にかかっていることは、ラ・ピュセルの特徴でもある『復讐』について。
「ラ・ピュセルは、仕組まれた復讐の生産と……復讐の再利用を行う特異性がある。復讐が復讐を呼ぶ、とは言ったものだな……依代を利用した、魔女化の儀式や手順の片鱗を知ることはできたが、実際、復讐の再利用……そんなことは可能なのだろうか」
 その問いかけにシャルル7世は、わからない、と首を振った。
「我らラ・ピュセルのディアボロスは、キマイラウィッチの最初の復讐で敗北した。もし、我らが、キマイラウィッチの最初の復讐を撃破できていたのならば、そこから更に強化されたのかどうかを確認することも出来たのだろうが……」
 その時間を稼ぐことはできなかった、と語るシャルル7世の言葉は苦い。
「そうか……。これまでキマイラウィッチと対してきて、まるで、怨念が取り憑くようだなと感じた。神秘的だが、無駄がないというか……オカルト的でありつつ、したたかだなとも思う。科学技術や現代的な視点ではどう見えるのだろう」
 次の質問にも、シャルル7世は首を振る。
「科学技術や現代的な視点で、クロノヴェーダの能力を解析する事は難しい。最も正解に近いものがあるとすれば、それはおそらく、ディアボロスの直感なのではないかと思う」
 何かおかしいと感じること、引っかかること、気になること。
 何もかもが分からなかった刻逆以来、確かにそれを頼りにディアボロスはここまで進んできている。

「直感ですか……」
 では、と華楠は問う。
「ジャンヌ・ダルクが断片の王としての、歴史侵略者としての記憶と姿を封じてた時、それでもシャルル7世陛下たちは彼女が邪悪な存在だと看破して火刑に処したと聞いてます。ジャンヌが邪悪な存在だと確信した、そこまではいかなくても、特に疑いを強めた出来事はありませんでしたか?」
 当時のジャンヌは、自分自身さえも断片の王であることを、歴史侵略者であることを忘れていたはず。それでもやってしまった邪悪な行いがあるなら、それは彼女にとって抑え難い、歴史侵略者としてのジャンヌの本質に由来する行動だったのではないか。
 もしそうであるなら、断片の王であることを、歴史侵略者であることを思い出した今の彼女も、土壇場で引きずられる部分ではないかと、華楠は推測する。
 如何でしょうかという華楠からの質問に対し、シャルル7世はしばらく考えていたが、
「明白には、無かったと思う」
 と首を振った。
「ジャンヌが邪悪な存在であるのが明らかとなったのは、火炙りにされたジャンヌが火刑台で化け物に変わってからなのだ」
 それまでは彼女に怪しい行動は見られなかった、とシャルル7世は当時のことを思い出しながら答えた。
「では、当時の言動を解析しても、断片の王であるジャンヌの企みを先取りしたり制限することは難しいということですね……」
「ああ。だが、ディアボロスの中には、理性とは別の部分で、ジャンヌに嫌悪感を持っていた者が少なくなかった」
「嫌悪感?」
 首を傾げる華楠に、シャルル7世はその頃のディアボロスがジャンヌにみせた芳しくない反応を話し、続けた。
「当時は活躍するジャンヌへの嫉妬であると戒めていたが……あれは、ディアボロスの本能であったのかもしれない」
 今思えば。だが必要な情報が与えられなくとも決断せねばならないときはやってくる。その立場にいたシャルル7世には大変な重責があったのではないかとエトヴァは推し量り……そして気になったことを尋ねてみる。
「もし……差し支えなければ教えてほしい。ラ・ピュセルのディアボロスたちを率いて戦っていたとき、あなたは、どんな事を考えていたのだろう……? 不安になったり、自信を無くしたことはないのだろうか」
 やるしかなかったのはわかっているからこそ、聞いてみたい。
 エトヴァからの問いかけに、これまで正面を向いて話していたシャルル7世の視線が下がった。
「まずは、悔恨だな。魔女の脅威を打倒したと思った時、人々の不安を取り除くため、超常の力を使う『ジャンヌ・ダルク』を処刑することを認めてしまった」
 ジャンヌの力は魔女をも超える、その力がある限り人々は安心して暮らせないと言われてしまえば、認めざるを得なかった。だがその選択が悲劇の幕を開けてしまったのだ。
「今思えば、その民衆の思いも、キマイラウィッチに操られていたのかもしれない。だとすれば……」
 そこで顔を上げ、シャルル7世は暗い夜空を見上げる。
「力でも策略でも全ての面で、我らはキマイラウィッチに破れていたのだろう」
 癒えない傷の痛みを噛み締めるように。

「ところで陛下、その手枷は今も外れないのでしょうか?」
 ミシェルの目はシャルル7世にかけられた手枷に向けられていた。ある程度のことはこなしているようだが、やはり不自由そうで気になっていた。それがふと口をついたのだ。
「救出した他の人質の手枷は問題なく外れているのに、陛下の枷にのみ何らかの呪いが掛けられているのでしょうか」
「ああ。これは私にかけられた呪いだ。徐々に解いてはいるが、まだ外せるところまでは到達していないようだ」
 シャルル7世は枷のかかった手を持ち上げて、もう馴染んできさえしている縛めを示した。
「そうですか。もしかしたら……陛下は今もご自身を責めて、自らを戒めているのではないかと、ちょっと気になって」
 思わぬことを言われたのか、シャルル7世の目がわずかに見開かれる。それに構わず、ミシェルは続ける。
「以前から、ずっと考えていたんです。僕たちの力の源、『復讐心』って何だろう? って。ナポレオンは言っていました。怒りのままに全ての敵を滅ぼしても早晩行き詰まる、と」
 ――お前達が、全てのクロノヴェーダを滅ぼしたとしても、力の源たる『復讐心』を失い、弱体化するであろう――。
 ミシェルだけでなく、多くのディアボロスたちの耳にもナポレオンの言葉は残っていることだろう。
「キマイラウィッチも、同じように『復讐心』を抱いて戦っています。だけど彼女達の言う『復讐』は僕たちのそれとは違います。彼女達は相手を欺き罠に嵌め、責任転嫁で被害者面をする……怒りの炎を燃やすため、不幸と言う名の薪をくべるように」
 どろどろと溢れ、すべてを呑み込もうとするキマイラウィッチの復讐。その始まりが自らの選択にある。そう思い続ける悔恨は、知らず知らずのうちに心身を縛り付けることだろう。
「陛下……ジャンヌの本性を見抜けなかったことを悔いているなら、どうか気になさらないで」
 許されてはいけないと――そんな風に自分を責め苛まないで。
 想いをこめてミシェルはシャルル7世の手枷にそっと触れ、そしてその目を見上げる。
「少なくとも僕は『今ここにある幸せ』を守るために戦っているつもりです。共に戦いましょう。人々の笑顔を守るために」
 自責の念に囚われて罰を受け続けるのではなく、この世界にある幸せを守ることを目指そうと。そう訴えかけるミシェルに、
「確かにその通りだ」
 シャルル7世は深く頷いた。
「過去の謬りは今を生きる者のため尽力することで償おう」
 力強く誓うその言葉を受けて、シャルル7世を縛り付けていた呪いがするすると解けてゆく。最後に残った手枷は自分では外せない。その手をシャルル7世はミシェルへと差し出した。
「頼む」
「失礼いたします」
 ミシェルの震える手が手枷を外した……その瞬間。
 打ち上げ花火が天空に大輪の花を咲かせた。
 1つではなく、次々に。
 夜空を彩る炎の花。その光は地上までもを明るく照らす。
「花火、楽しもう。これは戦いの火ではなく、平和な世だからこそできる平和な火だ」
 花火の音が祝砲のごとく鳴り響く中、エトヴァは自由になったシャルルへと手を伸べて、固い握手をかわすのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
【命中アップ】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2024年08月03日

シャルル7世と話をしよう

 攻略旅団の提案により、火刑戦旗ラ・ピュセル出身である『シャルル7世』と改めて話をする為のイベントを行う事になりました。
 シャルル7世は、最終人類史に来てから、最新の科学や技術に関する勉強などを始めているようです。
 現代の視点で、火刑戦旗ラ・ピュセルについての考察などを行う事ができるかもしれません。
 イベント会場は、最終人類史の東京23区であれば、どこでも構いません。折角なので、楽しめるイベント企画を立案しても良いと思います。

 一般的な情報については、新宿島の専門家の方々がシャルル7世や他の火刑戦旗ラ・ピュセル出身のディアボロス達から話を聞いて確認しているので、ディアボロスならではの視点で話をしてみるのが良いかもしれません。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#最終人類史(新宿島)
🔒
#シャルル7世と話をしよう
🔒
#火刑戦旗ラ・ピュセル
🔒
#シャルル7世
🔒
#ジャンヌ・ダルク


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選択肢『イベント会場の準備』のルール

 シャルル7世との会談の会場となる場所を準備し、必要ならばイベントの企画などを行います。
 会場は、最終人類史の東京23区で選定するようにしてください。
 シャルル7世が持つ知識は、火刑戦旗ラ・ピュセルから最終人類史に来ている、他のディアボロスと大差はありませんので、話を聞くだけでは無く、何か楽しいイベントを行っても良いでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『イベントを楽しむ』のルール

 せっかくの機会なので、イベントを楽しみます。
 シャルル7世とイベントを楽しんでも良いですし、友達や恋人と楽しんでも良いでしょう。
 イベントの内容は、企画次第ですので、リプレイを確認してください。

 この選択肢は、企画されたイベント次第となりますので、イベント内容によっては、全く扱わなくてもOKです。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『【攻略旅団】シャルル7世と話をする』のルール

 シャルル7世と話をします。
 一般的な知識については、すでに、専門家が聴取を行って取りまとめているので、公式の記録に残らないような個人的な情報などについて、話をするのが良いかもしれません。
 勿論、既に、取りまとめられた情報を、再確認するような会話を行っても問題ありません。
 シャルル7世は、現代の文化や技術に関する勉強も積極的に行っているので、最終人類史出身のディアボロスと同程度の現代知識をもっていると考えて、会話を行う事ができるでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。