リプレイ
シル・ウィンディア
【旭日革命軍団】
移動手段を狙ってきたかぁ。
確かに有効な手ではあるよね。なんで狙えるかは気になるけど…。
まずは、ここをしっかり切り抜けないとねっ!
うん、一緒に行くよ。絶対に通さない!
ディフェンスはパラドクストレインを指定。
一発でも多く防いでみせるよっ!
敵の攻撃方向を確認して、そちらへ天翔残影砲を叩き込むよ。
その後は、飛翔で移動を行って、パラドクストレインより目立つようにして動くね。
上下左右、急加減速など、翻弄するような空中戦機動で攪乱を行っていくね。
仕留めたいんでしょ?それならしっかり狙わないとわたしは簡単には落ちないよっ!
敵の攻撃は、手に持った創世の光剣で敵攻撃を物理的に切払えるなら切払って、あとはガードアップの効果で防ぐのみ、だね。
ディフェンスは、自分の残り体力が3割以下になったら停止するよ。
安全圏へ移動を開始。
自身のみの安全を優先に動くけど…。
味方の全員が撃墜の恐れがある場合は、自身が墜落しても、出来る限り打撃を与えつつ少しでも足掻くように行動をするよ。
だから通さないって言ったよね!
湯上・雪華
【旭日革命軍団】
アドリブ、連携歓迎
こちらのアキレス腱を狙ってくるなんて、性格悪いですね
壊されるわけにはいかないので、護りますよ
漸、シルさん、一緒に頑張りましょう
【飛翔】を使っての空中戦です
SPD攻撃をディフェンスします
特にパラドクストレインへのディフェンスを優先します
ディフェンスや反撃には【ガードアップ】で耐えます
致命傷を避けるよう受け流しを試みます
できるだけトレインから離れるように、相手の注意を引くように動きましょう
仲間との距離が離れすぎないようにも気を付けて
敵への嫌がらせのように弾幕攻撃ですね
時間稼ぎであり、囮がメインなんです
やれることをやれるだけやって、派手に目立つように【エアライド】も使って、立ち回りましょう
負傷により体力3割減でディフェンス停止
墜落しそうなら最後まであがきますよ
墜ちながらも地上部隊に攻撃です
トレインが無事に撤退を完了させる、もしくは、増援到着で地上への降下
括毘・漸
【旭日革命軍団】
アドリブ、連携歓迎
ようやっと敵の本拠地に攻め込む手が出てきたというのに出鼻を挫かれるとは!?
このまま指を咥えて攻撃される訳にはいきませんよね。
とりあえず、攻撃の手をパラドクストレインから離します!
パラドクストレインをディフェンス先に指定して敵からの攻撃をこちらで引き受けます。
パラドクストレインから飛び降りて、急落下しながら攻撃を仕掛けてくる敵目掛けて【破軍衝】を放ち、衝撃波による攻撃で注意を此方に向けさせます。
注意を惹けたら、【飛翔】を使用して空を飛びながら、パラドクストレインを守ります。
ディフェンスする際には、【ガードアップ】で耐えたり、攻撃の余波が行かないようにパラドクストレインから離れますが、ディフェンスが間に合わないようであれば【エアライド】で【飛翔】の方向転換や急旋回を補助して、敵からの攻撃をディフェンスします。
ディフェンスした際の反撃も、狙いを定める暇はないと思うので攻撃が来た方向にぶっ放す位にして、防衛に集中します。
揺れるパラドクストレインの中。
「ようやっと敵の本拠地に攻め込む手が出てきたというのに出鼻を挫かれるとは!?」
と、思わず叫ぶのは金髪にオレンジ色の瞳が鮮やかな吸血鬼のディアボロス、括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)だ。
「移動手段を狙ってきたかぁ。確かに有効な手ではあるよね。なんで狙えるかは気になるけど……」
一方、冷静に状況を分析するのは青い髪に大きな青い瞳が特徴な人間のディアボロス、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)。
「こちらのアキレス腱を狙ってくるなんて、性格悪いですね」
その言葉に呟くのは金の瞳にウェーブヘアの漆黒の髪が美しいリターナーのディアボロス、湯上・雪華(悪食も美食への道・g02423)が応じる。
「このまま指を咥えて攻撃される訳にはいきませんよね。とりあえず、攻撃の手をパラドクストレインから離します!」
そう言って、パラドクストレインから飛び出すのは漸。
「えぇ、壊されるわけにはいかないので、護りますよ。漸、シルさん、一緒に頑張りましょう」
「うん、まずは、ここをしっかり切り抜けないとねっ! 一緒に行くよ。絶対に通さない!」
漸の言動に雪華とシルも頷いて、パラドクストレインから飛び出す。
まず飛び出した漸が一気に急降下し、パラドクス『破軍衝』を発動。
拳の一撃と共に強大な衝撃波を打ち出し、トループス級大天使『天雷機獣『ウルズ』』に向けて攻撃を敢行する。
対する『ウルズ』も電気により研ぎ澄まされた牙で漸に反撃を行うが、その程度は問題にならない。
なにせ、漸はただでさえ初手で攻撃を行い注目を集めているにも関わらず、【飛翔】を行い、パラドクストレインの元まで戻ったのだ。
今や敵中で【飛翔】を行う危険性を知らないものはいない。視界が通っていればパラドクスの対象に出来る性質上、飛んでいると言うことは一帯のクロノヴェーダから一斉にパラドクスを打ち込まれても不思議ではないと言うことだ。
「出てきましたね、ディアボロス!」
事実、周囲の『ウルズ』は一斉にそのターゲットを漸へと向けたし、アヴァタール級ヴァンパイアノーブル『無頼商人アクサナ』までもが先ほどまでパラドクストレインを攻撃していたパラドクスで虚空から取り出したロケットランチャーを漸に向ける。
あわや、漸は重傷を負うかと思われたその時、雪華がその間に割り込んで、『アクサナ』に対し、同じパラドクス『破軍衝』で受け止める。
空中をロケットランチャーから撃ち出されたロケットと拳から打ち出された強大な衝撃波がぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
「光よ、我が手に集いて、すべてを撃ち抜く力を……。最大稼働、乱れ撃つよっ!」
同時に飛び出したシルも光の精霊力で、背中に2対の光の翼を展開して、【飛翔】しつつ、ショートチャージの魔力砲撃を連射して撃ち出し、『ウルズ』に向けて攻撃する。
対する『ウルズ』も一斉にエネルギーのリミッターを解除して、強烈な電気を纏いながら、シルに向けて突進を開始する。
シルはその突撃を淡い碧色の刀身を持つショートソード『創世の光剣』で受け止め、致命傷を避けつつ、上下左右に飛翔を始める。
「仕留めたいんでしょ? それならしっかり狙わないとわたしは簡単には落ちないよっ!」
上下左右、急加速急減速を交えた空中軌道で敵の狙いを翻弄させつつ、敵の能動的な突進攻撃を受け止める。
3人はガードアップを重ねて自身の受ける負傷を軽減しつつ、パラドクストレインへ迫る攻撃をある程度受け止める。
「ちぃ、めんどくさいわね、先にディアボロスを落としなさい!」
すると、『アクサナ』の注意がディアボロスに逸れる。
それをいいことに、3人はパラドクストレインから離れる進路を取りつつ飛翔を続ける。
もちろん、注目を集め続けるため、そして、狙いがパラドクストレインに戻った場合に、すぐにパラドクストレインを庇いに戻れるよう、危険な【飛翔】を続けたままで、だ。
パラドクストレインを守るための決死行。
3人は無数のパラドクスによる攻撃を受け止めながら、敵の注意をパラドクストレインから離していく。
しかし、やはり最初に注目を集めたのが良くなかったのだろう、あるいは、能力が高いがために他の2人よりパラドクストレインをディフェンスする機会が多かった事も災いしたかもしれない。ともかく、漸に限界が訪れた。
「ごめん、雪華。ここまでみたいです」
「漸!」
『括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)は重傷を負った』ことで、墜落を始める。
漸を心の拠り所と感じていた、雪華は慌てて漸に手を伸ばしたが、空を切った。
墜落した漸はそのうち新宿島に流れ着くことになるだろう。
そんなことより残る2人のことだ。
実のところ、漸に負けず劣らず、2人の体力もいよいよ残り少ない。まもなく無理しないと決めている領域を越えようとしている。
幸いパラドクストレインからは距離を作ることは出来た。2人は【飛翔】を中止し、敵の少ない地面へ後下し始めた。
その時。
2人はこちらに駆けつけてくる人影が見えた。
ついに救援機動力で駆けつけてきたディアボロス達がやってきたのだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
【エアライド】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV3が発生!
レイラ・イグラーナ
【2】
救援機動力で駆けつけると同時に攻撃開始、パラドクストレインや雪華様、シル様、そして漸様へと追撃がされぬうちに攻撃を始めます。
お疲れさまでした。身を挺しての作戦、お見事です。
こちらは私たちに任せてしばらくお休みください。
銀の針を持ち、敵の間を駆け抜けるようにして【手製奉仕・舞】。銀の針の投擲でウルズたちを貫きます。
地上の敵陣の間を駆けることで、飛翔する皆様を狙っていた先ほどまでと違い、敵全てから視認され集中攻撃を受けることのないように。
この戦いはまずは先駆け、トループス級を殲滅しきらずとも地上で戦いになりパラドクストレインを攻撃できない状況にすればそれで構いません。
まずは回避や地上で注意を引き付けることを優先し、その後に撃破していきます。
皆様が積み上げた【ガードアップ】で身を保護することで雷の牙による反撃から身を守り、足を止めずに駆けることで攻撃が直撃し、深く牙を突き立てられるのを防ぎます。
予想外の反撃でしたが……ここまで来ればやることは変わりません。
殲滅させて頂きます。
救援機動力で駆けつけたディアボロスの1人がパラドクストレイン防衛のために戦い、まだ重傷までは至っていない2人の前に到達し、パラドクスを発動させながら声をかける。
「お疲れさまでした。身を挺しての作戦、お見事です。こちらは私たちに任せてしばらくお休みください」
銀髪に赤い瞳が目を惹くメイド服を着た吸血鬼のディアボロス、レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)だ。
発動したパラドクスは『手製奉仕・舞』。
勇気ある行動に出た仲間達に声をかけ終わった後はすぐさま敵陣に躍り出て、美しき舞いの如く動きで戦場を駆け巡りながら、縦横無尽に「銀の針」を投擲し、攻撃を始める。
先ほどのディアボロス達が【飛翔】で集中攻撃を受けていたのを遠くから確認出来ていたレイラは【飛翔】はせず、敵陣内部を駆け抜けることで敵全てから視認され集中攻撃を受けないように立ち回る。
突如立ち塞がり、そのまま陣地内で暴れ回るレイラにトループス級大天使『天雷機獣『ウルズ』』の注意はそちらに逸れる。
まだ戦えるかも怪しい敵へ追撃をかけるより、今現在攻撃を加えてくる敵を排除したほうが自分達への損害が少ないと『ウルズ』は判断したのだ。
攻撃を受けた『ウルズ』も一斉に電気により研ぎ澄まされた牙を以てレイラを食い千切らんと、攻撃を仕掛ける。
だが、ディアボロス達にはパラドクストレインを守るために行動した勇気ある者達が積み上げてきた【ガードアップ】がある。
レイラの肉体が堅牢になり、受けるダメージを減少させる。
(「この戦いはまずは先駆け、トループス級を殲滅しきらずとも地上で戦いになりパラドクストレインを攻撃できない状況にすればそれで構いません」)
レイラの目的は注目を集め、パラドクストレインとパラドクストレインを守るために戦った勇気ある者達を守ることを目的とする。
それゆえに特定の敵に集中攻撃を行い撃破を狙うのではなく、可能な限り満遍なく敵を攻撃し、その注意をレイラに集めるように立ち回る。
その目論見はしっかりと成功しており、レイラは『ウルズ』達の注意を惹きつけた。
「弾む律動、焦がす熱情。揺蕩う瞳が心意を射貫く」
レイラの攻撃は続く。注意は十分に惹きつけたので、今度はいよいよ殲滅に動き出すタイミングだ。
「予想外の反撃でしたが……ここまで来ればやることは変わりません。殲滅させて頂きます」
パラドクストレインへの攻撃という事態は予想外ではあったが、救援機動力でディアボロス達が到着した以上、もはや敵にはパラドクストレインを狙う余裕などないだろう。
ここからやることはともすれば元の任務とやることは変わらない。トループス級を蹴散らし、アヴァタール級を仕留めるだけだ。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
シル・ウィンディア
【1】
ふぅ、トレインは無事に離脱できた、か…。
あとは、ここをどうにか切り抜けるだけだね。
休んでっていわれても…。
切り抜けるためには、もっと頑張らないとね。
…体力も危険域、それなら、出し惜しみなしっ!
ネメシスモード開放!
銀目銀髪の天使モードに変身。
高速詠唱で隙を減らし、竜雪光風撃を使って攻撃を仕掛けるよ。
狙いは、味方が攻撃した敵から狙っていくね。
すこしでも早く倒して…
グロリアスの効果はまだ少ないけど…。
でも、これで少しでも回復できればっ!!
敵の攻撃は、ガードアップ込みの天使の翼で体を覆って耐えていくよ。
…痛いけど、でも、まだ倒れてあげないから。
反撃も行えるものはしっかり行って、確実にダメージを蓄積させて倒しやすいように敵を削っていくよ。
攻撃中、飛翔は使わずに…。
でも、三次元立体機動は可能だからっ!
ダッシュして近づき、ジャンプ+エアライドの2回ジャンプで攪乱していくよ。
ほらほら、しっかり狙わないと簡単には当てられないからねっ!
…当たっても、簡単には倒れてあげないから。
ふぅ、次はあなたの番だよ
白水・蛍
アドリブその他諸々歓迎
【2】
さて、トレイン及び先行で戦っていた人たちは何とか無事と言うところでしょうか。
では、私が積極的に動く事に致しましょう。
エアレイドを駆使して敵に接近します。敵の死角に回り込んで不意打ち出来ればなおよしですわね。それらの動きも合わせてフェイントも込みで撹乱できれば最上でしょうか。
それを以てパラドクス発動。
華麗な舞と共に相手と切り結び、切り倒しましょう。
SPDの速さを活かし、速さでその首両断、解体して差し上げましょう!
相手の反撃は致命傷さえ避ければよいですわね。
装備で魔力の障壁を張りつつ、動きに影響する部分、死に直結する部分へのダメージを減らします。
また、ガードアップで耐えつつ、攻撃時のグロリアスでHPの回復を図って耐久。
敵の攻撃に対して反撃でパラドクス叩きこんで敵を倒し続けますわ。
最後まで立っている事が出来れば問題ございませんので。
「ふぅ、トレインは無事に離脱できた、か……」
そう呟くのは先ほどまでパラドクストレインを守るために奮闘していた3人のうち1人、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)だ。
「さて、トレイン及び先行で戦っていた人たちは何とか無事と言うところでしょうか」
その隣で、救援機動力で駆けつけてきて、そう状況を分析するのは、黒い髪に黒い瞳の男性のような服装の女性ディアボロス、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)だ。
厳密には1人重傷者が出ているので、無事とは言い難いかもしれないが、死者が出ているわけではないと言う意味では無事かもしれない。
「では、私が積極的に動く事に致しましょう。先行で戦っていた人たちは休んでいてください」
そう言った蛍は空中でジャンプしつつ、令嬢を思わせる華麗な動きで接近し、『七星包丁』でトループス級大天使『天雷機獣『ウルズ』』へ向けて攻撃を仕掛ける。パラドクス『黒麗乱舞』だ。
「速さでその首両断、解体して差し上げましょう!」
対する『ウルズ』も電気により研ぎ澄まされた牙で、蛍に対し襲いかかる。
『七星包丁』による連続斬撃と牙がぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
攻撃の優位は攻撃を仕掛けた蛍の側にある。
蛍は反撃に対しても、死に直結する致命傷を避けるように動き、【ガードアップ】でさらに負傷を軽減する。
さらに【グロリアス】で負傷を回復することで継戦能力を高める。
「休んでっていわれても……」
そんな蛍とレイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)の戦いを背後から見つめてそう呟くのはシルだ。
2人の救援に駆けつけてきたディアボロスがどちらも揃って休め、と言う。
だが。
「ここを切り抜けるためには、もっと頑張らないとね」
シルは大人しく休んでいるつもりなど毛頭なかった。
「……体力も危険域、それなら、出し惜しみなしっ!」
シルに見た目はいつにかネメシス形態となっていた。
銀の瞳に銀の髪、そして大きな純白の翼。
敵はレイラと蛍に意識を集中させている。つまり、隙だらけだ。
「竜よ息吹よ、暁の光よ、凍てつく水よ、吹きすさぶ風よ、我が前の障害を凍てつかせよっ!」
ジャンプと空中ジャンプを組み合わせて三次元的に動きつつ、高速の詠唱により繰り出されるのは光と水と風の三属性を混合した複合精霊魔法。
凍てつく吹雪が『ウルズ』を襲う。
狙うはレイラと蛍が攻撃し、既に負傷している敵。
「すこしでも早く倒して……。グロリアスの効果はまだ少ないけど……。でも、これで少しでも回復できればっ!!」
【グロリアス】は敵を倒せばその回復量を20倍まで膨らませることが出来る。
負傷を負ったシルが確実に今後もこの戦場で継戦するには、確実に敵を倒して【グロリアス】の20倍効果で着実に負傷を回復することが求められた。
とはいえ、逆説連鎖戦においては攻撃と反撃は同時に生じる。
『ウルズ』はエネルギーのリミッターを外し、強烈な電気を纏ながら敵に突進してくる。
シルは【ガードアップ】の効果を纏わせた純白の天使の翼で覆って負傷を軽減する。
「……痛いけど、でも、まだ倒れてあげないから」
そう言ったシルの言葉は決意に満ちていた。
「ほらほら、しっかり狙わないと簡単には当てられないからねっ! ……当たっても、簡単には倒れてあげないから」
ジャンプと【エアライド】の空中ジャンプを組み合わせて撹乱しつつ、シルは能動的な攻撃に備える。
戦いは続き。3人のディアボロスの奮闘により、『ウルズ』は殲滅されたのであった。
「ふぅ、次はあなたの番だよ」
【グロリアス】で着実に負傷を回復したシルが次はアヴァタール級ヴァンパイアノーブル『無頼商人アクサナ』を見つめ、そう告げた。
あとは彼女さえ退ければ、作戦は終了だ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV2が発生!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
【2】の立場で参加
※
救援機動力で駆け付け合流
先行で戦い続ける皆に目礼を
無頼商人アクサナと会話し
ラスプーチンの関与の証拠を集めるとともに情報収集
念のためにボイスレコーダーをセットしておく
おやおや、こんな所にまで出張って、お暇な事だと思ったが
駆け付けてすぐ退散とは、お忙しかったのかな?
まったく、ラスプーチンも愚かなことを
この程度の戦力でどうにかできると、ディアボロスの力を見誤るとは
あれがいい取引先に見えるのかい?
奴を庇うなら揺さぶりを
彼の人望ってどこから来ているのかな
奴は、自分が死んだふりして企んでいた奴だぞ?
また首都を裏切るのではないかな
慌てて使者を送ったようだが……その場しのぎの窮策だ
皇帝陛下も呑気なものだな
隠し事をする部下など持つものではなかろうに
ラスプーチンの関与を知っている前提で話し、そのまま話に乗らせよう
否定しなければそれも証拠、さらに情報を引き出したい
ラスプーチンの関与の確証を得るとともに、ラスプーチンに対するサンクトペテルブルクの反応について探ろう
残ったアヴァタール級ヴァンパイアノーブル『無頼商人アクサナ』とディアボロス達が睨み合う。
お互いがお互いの出方を見合うその光景は1分に一度しか能動的無攻撃を行えない逆説連鎖戦において、よくある光景だ。
そこに救援機動力で駆けつけてきて、先行してきて戦い続けたディアボロス達に目礼するディアボロスが1人。
青い瞳に青い髪が美しい天使のディアボロス、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)だ。
念の為ボイスレコーダーをセットした上で、エトヴァは語りかける。
「おやおや、こんな所にまで出張って、お暇な事だと思ったが、駆け付けてすぐ退散とは、お忙しかったのかな?」
「……」
エトヴァの言葉に『アクサナ』は沈黙を返す。
事実として、彼女は撤退する隙を伺っていた。それを言い当てられたので、返す言葉がなかったのだ。
「まったく、ラスプーチンも愚かなことを。この程度の戦力でどうにかできると、ディアボロスの力を見誤るとは。あれがいい取引先に見えるのかい?」
「ご存知でしたか。えぇ、勿論。ディアボロスの情報をスパイしていたラスプーチン様がこうして作戦を立ててくれたからこそ、我々は逆にディアボロスの移動手段を襲撃し、あと一歩と言うところまで追い込めました」
『アクサナ』は頷く。エトヴァの話術が良かったためだろう。『アクサナ』は作戦立案者が『ラスプーチン』であることを隠そうともしなかった。
(「奴を庇うのか、ならば……」)
エトヴァは想定通りの話の展開になったことを確認しつつ、さらに言葉を続ける。
「彼の人望ってどこから来ているのかな。奴は、自分が死んだふりして企んでいた奴だぞ? また首都を裏切るのではないかな」
「確かに、死んだと言われていましたね。実は生きていて、ディアボロスをスパイしていたとは、やはりいざという時に頼りになるのはラスプーチン様ですね」
少なくとも『アクサナ』はすっかり『ラスプーチン』を信じているらしい。
「慌てて使者を送ったようだが……その場しのぎの窮策だ。皇帝陛下も呑気なものだな。隠し事をする部下など持つものではなかろうに」
「窮策? そうでしょうか? 今回は確かに私の不徳で作戦は失敗に終わりましたが、もしあなた方増援の到着がもう少し遅れていたら、私達は防衛部隊を撃破し、あの憎き移動手段を撃墜せしめていたでしょう。作戦の失敗は私達現場の責任であってラスプーチン様の責任ではありません。口惜しい事です」
『アクサナ』は静かに顔を横に振った。
エトヴァとしては欲しい情報は手に入れた。
これで話は終わりだ。
エトヴァは静かに、後ろで攻撃の隙を伺って待機する4人に合図を送る。
いよいよ、戦いの時だ。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV3になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
アリア・パーハーツ
【旭日革命軍団】
【2】
大事なパラドクストレインに手を出した事、後悔させないと
皆お疲れ様なのだぜ
さあ体力有り余ってるボク様頑張る
SPDディフェンスをせっちゃんへ
念のため、シルさんと蛍さんにも気を配る
仲間の動きに合わせ行動
致命傷でなくてもいい、一つの傷がキッカケを生むのだから
お前の最期を演出できるならば、それで構わない
【能力値アップ】で【命中アップ】を引き立て【ダメージアップ】で強化
パラドクス『紫電一閃』による一撃を確実に
反撃が来れば受け流し【ガードアップ】で耐える
攻撃の手は緩めない
命は大事に、というけどヤられる前にヤるのが信条だからね
手榴弾で[爆破][不意打ち]、硝煙で隙を作れるかな
ライフルによる[制圧射撃]も行い機を作ろう
油断も過信もしない
奇策とて成功しなければ意味をなさない
お前の役目は此処で終わり
…何か、持ち帰ろうとするものがあった?
逃してやるものか
だから寄こせ、その命を
シル・ウィンディア
【旭日革命軍団】
【1】
ふぅ、みんなのおかげで大分回復は出来たかな。
それじゃ、パラドクストレインを狙い撃ちに来たお礼はしっかりさせてもらわないとね。
…覚悟はいいよね。
ネメシスモード、さらに展開。
黒髪赤目の堕天使モードで対峙するよ。
ディフェンスはWIZで雪華さんへ
念の為にしておくことに越したことはないしね。
攻撃を仕掛ける際は、タイミングは合わせていきたいけど…。
でも、悠長に相手の出方を待つのは危険だから、機を見て仕掛けていくよ。
使うパラドクスは六芒星精霊収束砲!
出力は高いから、当たるといたいからねっ!
撃った後は、ダッシュで敵の周りをうごきまわって撹乱行動。
時のは、エアライドも使って三次元立体機動を行っていくね。
敵攻撃や反撃は、黒の翼で体を覆って防御体勢。
積み重ねたガードアップは伊達じゃないんだっ!
敵がかなり弱った状態なら
全力魔法で限界を越えての六芒星精霊収束砲!
さぁ、わたしの全力全開…。
遠慮せずにもってけーーーっ!
終わったらハイタッチしてから帰還だね。
ふぅ、しかし疲れたぁ~。
湯上・雪華
【旭日革命軍団】
【1】
アドリブ、連携歓迎
……切り替えましょう。少し休ませてもらったし、前線に戻りましょうか
お礼参り、しないと。黒幕にもだけど、今この場で、アイツは落とす
蛍さん、シルさん、あーちゃん、行きます
命大事に、行動します
攻撃は受け流すようにして、致命傷を避けて、【ガードアップ】も使いますよ
狙うのはあの首を飛ばす事ができる隙
息を気配を殺して、敵の死角に潜む
殺意を研ぎ澄まして、この状態なら一振りが限界でしょうからね
その時の為に耐えましょう
【命中アップ】【ダメージアップ】【能力値アップ】使って底上げして
全力の一振りでその首、もらい受けます
これが私怨で八つ当たりなのわかってます
けど、護れなかった事実は変わらないんですよ
だから、お礼参り
パラドクストレイン狙った事も含めて
自分自身が一番、許せないけど……
それでも、ここで見逃すなんてしないんですよ
白水・蛍
【旭日革命軍団】
【2】
アドリブその他諸々歓迎
ネメシス使用。フローライトと合体した天使のネメシスに。
雪華をディフェンス
――ん。よし。とりあえずは体力的にも問題なくなったかな。
ではいこう。その命を刈り取ろう。
音が届くのであるなら何処でも届く。ただでさえ彼我の距離はあまり関係ないのだからね。
パラドクス発動。呪いも毒も全てきりはらおう。全て払い除けよう。
報いは受けてもらわないとねえ。
相手の反撃は能力値アップにガードアップで耐える。
呪いも毒も問題はないね。呪いも毒も命を奪うまでには至らないよ。
それではまた明日。お帰りください。
帰る所はまあ……どこだろうね。ロマノフだから……地獄かな?
煉獄かな?地上ではないね。主人の元ではないね。
「ふぅ、みんなのおかげで大分回復は出来たかな」
トループス級大天使『天雷機獣『ウルズ』』との戦いを経て、そう呟くのはシル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)だ。
先ほどの天使のような見た目からさらに違うネメシス形態に変化し、黒いやや露出度高めの服に黒い髪、そして赤い瞳と黒い大きな翼が目を惹く、堕天使のような姿へと変わっている。
「……切り替えましょう。少し休ませてもらったし、前線に戻りましょうか。お礼参り、しないと。黒幕にもだけど、今この場で、アイツは落とす」
そう呟くのは相方が重傷になってしまった湯上・雪華(悪食も美食への道・g02423)だ。
「――ん。よし。とりあえずは体力的にも問題なくなったかな」
パラドクストレイン防衛組であるシルと雪華の様子を見て、そう呟くのは白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)、こちらもネメシスにより、目線を青い薔薇の花が多い、背中に天使のような翼の生えた姿へと変じている。
「大事なパラドクストレインに手を出した事、後悔させないと。皆お疲れ様なのだぜ」
と言うのは、救援機動力で合流してきた紫の瞳と赤髪に焦茶色の肌が美しい人間のディアボロス、アリア・パーハーツ(狂騒・g00278)だ。
「蛍さん、シルさん、あーちゃん、行きます」
「ではいこう。その命を刈り取ろう」
「うん、……覚悟はいいよね」
「さあ体力有り余ってるボク様頑張る」
雪華の言葉に、蛍、シル、アリアが各々返事する。
見れば目の前でアヴァタール級ヴァンパイアノーブル『無頼商人アクサナ』と対話していたディアボロスがこちらに合図を送っている。
戦いを始めて良い、と、そう言う合図だ。
「音が届くのであるなら何処でも届く。ただでさえ彼我の距離はあまり関係ないのだからね」
まず動いたのは蛍。パラドクス『形ある斬撃』を発動し、世界すら騙す「力ある言葉」を発して、『アクサナ』へ攻撃を仕掛ける。
「ちっ、会話に気を取られたところにきましたか」
対する『アクサナ』は様々な呪術が込められた符を展開し、広域に呪いと毒を撒き散らす。
展開される符と「力ある言葉」による具現化した斬撃そのものがぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
会話中も気を抜いていたわけではなかった『アクサナ』だったが、とはいえ、常に意識を張り続けながら会話出来ていたわけではない。
故に攻撃は攻撃側有利で、『アクサナ』に大きな負傷を与える。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ…。六芒星に集いて全てを撃ち抜きし力となれっ!」
その隙を逃さず、シルもまた、パラドクスを発動。
火・水・風・土・光・闇の6属性の属性エネルギーがシルの周囲に出現し、一点に収束していく。
「出力は高いから、当たるといたいからねっ!」
黒い翼に加え二対の青白い魔力翼が展開し、そして、超高出力の砲撃が飛ぶ。
複合精霊魔法パラドクス『六芒星精霊収束砲』だ。
「まだ来ますか、やれやれ、ストックを解放しましょう」
対する『アクサナ』はさらに追加で呪術が込められた符を展開して呪いや毒でシルの砲撃を防ごうとするが、隙だらけの状況から咄嗟に放ったパラドクス程度でシルの高出力砲撃は防ぎきれない。
シルはそこから、敵の攻撃を誘発させるため、ダッシュで『アクサナ』に肉薄し、【エアライド】も交えて空中ジャンプなどを繰り返す。
「くっ、ちょこまかと!」
『アクサナ』は三度、呪術が込められた符を取り出し、シルに向けて攻撃を敢行する。
だが、この時、『アクサナ』に接近していたのは、シルだけではなかった。
「Addio」
それは音もなく忍び寄った死の気配。
姿勢を下げ、シルとシルの大きな翼の影に隠れ、文字通り音もなく接近してきたその死の気配の名前はアリア。
「しまっ!」
アリアの鎖でぶん回す『独鈷杵』の一閃が『アクサナ』へと襲いかかる。
「致命傷でなくてもいい、一つの傷がキッカケを生むのだから。お前の最期を演出できるならば、それで構わない」
アリアにだけ見える光が攻撃を導き、その攻撃は『アクサナ』に深く深く突き刺さった。
「入荷したての、これで!」
『アクサナ』はパラドクストレインの攻撃にも使っていたロケットランチャーを取り出して、アリアに向けて放つが、アリアにだけ見える光に導かれ、攻撃しているアリアには命中せず、明後日の方向へと飛んで行った。
「油断も過信もしない。奇策とて成功しなければ意味をなさない」
そのやり取りの応酬で、1分が経過、再びアリアの攻撃が始まる。
「お前の役目は此処で終わり。……何か、持ち帰ろうとするものがあった? 逃してやるものか。だから寄こせ、その命を」
「くっ、厄介ですね……」
だが、アリアだけに気を取られていられない。
「さぁ、わたしの全力全開……。遠慮せずにもってけーーーっ!」
先程のクリーンヒットのダメージにより隙が生じているところを逃さず、シルが全力で放った『六芒星精霊収束砲』で追撃して来ているからだ。
「こちら、入荷したてでございます! お喰らいあそばせ!」
『アクサナ』が今度は虚空からマシンガンを取り出して弾幕を張る。
厄介なアリアを近づかせず、遠距離から攻撃してくる蛍とシルに備えるためだが、ふと、『アクサナ』は気付く。
さっきまで、4人いたはずではなかったか、と。
「1人いない?」
そう、雪華がいない。
だが、気付くのが遅すぎた。
「貪り喰らえ」
抜刀されるは無銘の『妖刀』。
その『妖刀』に込められた呪詛が解放される。
「しまった、後ろ!?」
『アクサナ』の背後から、その呪詛が襲いかかる。
雪華は負傷を負っており、十分に戦える状態ではなかった。その状態では一振りが限界。
だからずっと待っていた。『アクサナ』のその首を飛ばせる隙を。
「これが私怨で八つ当たりなのわかってます。けど、護れなかった事実は変わらないんですよ」
心の拠り所とまで思っている大切な人、それが墜落する様を、雪華は最も間近で見ていた。
「だから、お礼参り。パラドクストレイン狙った事も含めて」
その怒りが、復讐心が、ディアボロスの、雪華の力となる。
呪詛の一撃が『アクサナ』の首を刎ねる。
「自分自身が一番、許せないけど……、それでも、ここで見逃すなんてしないんですよ」
『妖刀』が納刀される。
首を失った『アクサナ』がどさりと倒れ、地面が血で赤く染まっていく。
ここに、戦いは終わった。
「それではまた明日。お帰りください。帰る所はまあ……どこだろうね。ロマノフだから……地獄かな? 煉獄かな? 地上ではないね。主人の元ではないね」
倒れた『アクサナ』を見下ろして、蛍が呟く。
「ふぅ、しかし疲れたぁ~」
シルが仲間とハイタッチしてから、大きく脱力する。
周囲に敵の気配はない。
パラドクストレインまで戻り、帰ろう、最終人類史に。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!